二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/11/06 17:34
- 名前: 桜 (ID: CFpxvhHi)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584(更新)
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- スキ!スキ!スキー!(その5) ( No.210 )
- 日時: 2024/02/02 17:15
- 名前: 桜 (ID: HBzIqIh1)
「サーヴァント組のキャラデータ」
ほんの少しずつですが、サーヴァント組のキャラデータも載せていきます。初登場して少し経った頃からやればよかったな・・・;
・「断罪の執行人」シャルル=アンリ・サンソン
エージェント直属の「暗殺者」のサーヴァントであり、フランス革命期のムッシュ・ド・パリ
性格は冷静沈着で真面目かつ物事を一歩退いて見て量る天秤の立場を貫く。しかし、その本質は温和かつ心優しい。平和や人間を愛しており、それ故に自身は「人」として振る舞っている。生前には職業が関係したのかフランス革命でフランス国王夫妻も含めた多くの人物を処刑したことから多大な罪悪感を持っており、そのトラウマから「自分が救わなきゃ」という悲しき宿命や思いを抱いている。またどこか抜けている面があり、怪しい影のある緑色のサンタの正体に気付いていないなどかなりの天然。サーヴァントを嗅覚で嗅ぎ分ける能力を持ち、これはマスターの職業故から成り立ったものだと思っているが、当のエージェントはそのスキルを持っておらず不可解な状況にある。エージェント達とは最初は一歩退いた距離だったが徐々にその心を氷解するようになっていく。冤罪は嫌うがどこぞの変態音楽家はもっと嫌い。裸族を見ても動じないタイプ。一人称は僕だが、かしこまった場では私
・「征服王の若き姿」アレキサンダー
エージェント直属の「騎兵」のサーヴァントであり、征服王イスカンダルの少年期の姿。
性格は好奇心旺盛かつ純真でまだ見ぬ可能性に期待を寄せているそれを多く秘めた紅顔の美少年。また「イリアス」を愛読しており、その登場人物であるアキレウスに会いたいと思っている。また王子としての立場から物事を見定めており、エージェントをマスターとしても信頼している。まだ子供の姿かつ誰とでも壁を作らない接し方から仲間達とも打ち解けている。少年期と青年期のイスカンダルとのギャップ差があるのは深く突っ込まない。どういうわけか海を見ることはできず、また「先生」と呼ばれる人物のことをわずかながらに記憶しておりできるなら会いたいと思っている・・・。裸族を見ても動じないタイプ。一人称は僕
・「歩く理性蒸発」アストルフォ
エージェント直属の「騎兵」のサーヴァントであり、シャルルマーニュ十二勇士の一人
性格は明るく明朗快活であり、先をよく読まずにしょっちゅう騒動を起こすトラブルメーカー。しかし、困っている人を放っておけない英雄さもちゃんと兼ね備えており、そのために自身がどうなっていても助けようとする精神を持つ。フレンドリーな性質をしており、仲間達ともすぐに打ち解けた。美少女と見紛う容姿をしているが、実はその性別は男の娘である。しかし、それを知ってもファンは多く、また男性の格好やたまに理性が戻った時の口調はイケメンになるため卒倒するファンも続出している。モードレッド達により召喚されエージェントの元に遣わされた身であるが、どういう経緯で呼ばれたのか知らない。一人称はボク
・「妖弦の円卓騎士」トリスタン
リップ直属の「弓兵」のサーヴァントであり、円卓第十席
性格は穏やかで優しげだが、その実かなりのマイペースでやや自分勝手。常に憂いの表情を秘める美青年だが、主君の前でも居眠りするなど結構空気が読めない。また寝てるのか起きてるのかわからない独特な雰囲気をしており、大半の登場人物達からは本当は妖精のサーヴァントかという疑惑を持つ。また気の多い困った御仁であり、ヒトヅマニアであるため不貞を繰り返すたびチャラ王や生前の同僚のベディから鉄拳制裁を受けることも少なくない。しかし、生前の悲しみに満ちた人生と「悲しみ」故に騎士王の苦しみに寄り添ってあげられなかったことと二人のイゾルデを傷つけてしまった後悔から何があろうとも仲間達の苦しみに寄り添おうとしている。また忠義よりも友愛を優先しており、そのことから悪属性のサーヴァント達とも打ち解けている。生きた人物(同じサーヴァントは憑依不可能)に憑依する能力を持ち、たまにそれを使って遊んだり騒動を起こしたりしている。モードレッド打倒のために敵側に召喚された円卓騎士達の中で彼はある理由で唯一召喚されなかった。そのため、獅子王に変質した騎士王と戦うことや同胞とも対立しなければいけないことに辛く苦しんでいたが、マスターのリップ達の献身的な支えなどにより克服した。リップ同様王ドラにはご執心であり、彼の貞操をもらおうと付け狙っている。サタンに召喚されリップの元に遣わされたというが、その真相は・・・?一人称は私
・「湖上のプリマドンナ」メルトリリス
リップ直属の「アルターエゴ」のサーヴァントであり、桜サイドにおけるメルトリリス
性格は好戦的かつ無慈悲、加虐趣味かつ容赦のない加虐性を持つ性格。構造的な美しさを好み、醜いものを許さない潔癖症。自分が完璧だと自負しており、完璧なのは自分だけでいいというなどプライドが高い。物事を悲観したりつまらないという思いから人間を見下し嫌っているが、それは「美しいものをみたい」という裏返しであり、「少女の願い」から生まれたサーヴァントであるため根底には白馬の王子様願望がある。冷酷の裏には思慮深く理性的で、無慈悲の裏には物事を見極める公正さがあり、加虐趣味には好きになった相手にひたすら干渉する面倒見の良さが関係している。他人には理解を求めないが故に高圧的な態度で自分の愛情こそが正しいと断言している。ドールマニアであり、日本の人形やドールの製造技術を気に入っている。レオンガルフに召喚された1騎目のサーヴァントであるが、彼の方針は自分に反するものであったためハイネスと別々で脱走した先で助けたリップと出会う。彼女が自分と同じ別側面と同じ名前であることから気にかけておりいじめていることもあるが故に「アルブレビト」と呼ぶなど想いを寄せている。また王ドラが擬人化だと美少女と見紛う見た目をしていたことと性格面での意外なギャップから気に入っており彼を「カラクリのアルブレビト」と呼ぶ。それゆえ両名を巡って同じ直属であるトリスタンと度々対立している。本来はこの世界には呼べない存在だが、何らかの形でイレギュラーとして召喚されている。一人称は「私」
今はここまでです。次は他のサーヴァント達も上げれるといいな・・・
「後書き」
今回は雪のお話ですが、タイトルはそれにかけたものなのであまり気にしないで下さい(オイ)
自分も特にスノボに興味があるので練習してできるようになりたいと思いますがなかなかね・・・;個人的に気に入っているシーンは犬ゾリレースのシーン。リアルの稚内でも犬ゾリレースをやっていたそうです。詳しい話は知らないけど。
ロムニキにはホントごめんよって言いたくなるぐらいですOTLでも、慌てるロムニキをまた出したいと思ったり
ロム「作者、それ以上言う覚悟はあるか?Σd(^∀^)(旧アプリ版の最終形態のワイルドソルジャーに変身」
すみませんマジで許してくださいOTL
感想おk
- ビターシュガー・チョコバーボン(その1) ( No.211 )
- 日時: 2024/02/14 17:56
- 名前: 桜 (ID: J0KoWDkF)
今回はバレンタイン話!そしてあの人の・・・!?
つか、同時になんて私も最近まで知らなかったので意外でしたね;
もうすぐバレンタインデー。この日は男女共にワクワクしながら時にはそれで結ばれたりして過ごす日だ。
しかし、一部にとってはそうじゃない人もいる。なぜなら・・・
モードレッド「おい。日本人の男って何もらえたら嬉しいんだ?」
そう問われたガウェインとランスロットは思わず飲んでいたコーヒーを噴き出してしまった。ガウェインは口を拭きながら聞く。
ガウェイン「貴方がそんなこと言うとは・・・もうすぐバレンタインデーですけど、誰にやる気なのですか?」
モードレッド「そんなんじゃねーよバーカ。だがな・・・」
モードレッド「もうすぐ以蔵の誕生日だなーと思って」
ランスロット「肩叩き券でもあげなさい;」
そう、モードレッドはもうすぐ来る以蔵の誕生日のためにプレゼントは何をあげたら喜ぶか円卓男性騎士達に聞こうとしていた。トリスタンも同様なので色々聞きに行って回っていた。
トリスタン「ですが、いつも彼が我ら円卓にお世話になっていますから相応の物でないと気をよくしないでしょう」
ランスロット「こちらが彼に世話になったのではないのか;」
ガウェイン「つか、それは早く言いなさい!プレゼントも選ばなきゃ行けないじゃないですか!それでいつなのですか?」
すると、トリスタンは答えた。
トリスタン「バレンタインデーと同日ですよ。2月14日です」
ガウェイン&ランスロット「えええええーーーーー!!!?」
モードレッド「しんじらんねーよな・・・;」
以蔵の誕生日がバレンタインデーと同日だったと聞いた人達がいつもよりもてんわやんわしていた。MIDICITYにも一人・・・
龍馬「今年こそ・・・以蔵さんに誕生日に告白して超ラブラブなバレンタインを過ごすぜよ!」
お竜「リョーマ、どっちなんだ」
アイオーン達の住むマンションでは龍馬が生前から好意を抱く以蔵の誕生日に彼と結ばれる計画を立てているのだ。それを知ったベディはマスターのアイオーンに聞く。
ベディ「アイオーン様からの誕生日プレゼントは何をするんです?」
アイオーン「神は・・・ヤツキオペラだ」
ベディ「ヤツキオペラ?」
アイオーン「アルル達の魔導世界に流通しているお酒だ。トラウベンの実からなっている」
ベディ「・・・ほう?」
アイオーン「このヤツキオペラは日本で言う純米酒と同様。つまりさらに嗜むようになる嗜好の捧げ物である!」
ベディ「さらに酒に溺れさせるものではありませんか!!こんなものあげてそうしたいのですか!?」
アイオーン「違う。ただ以蔵がこれを欲していたのだ」
ベディ「は!?」
以蔵『このヤツキオペラ、美味そうやき!』
以蔵『純米酒と同等ぜよ!』
アイオーン「だが、乱麻達に気遣って我慢を続けていたのだ。だから、我が代わりに捧げようと・・・」
ベディ「そんなのしたって意味ないですよ!」
お竜「じゃあ、ベディは?」
ベディ「私はゲイザーのジュースですよ!サンソン殿も好んでいたので以蔵殿も飲めるかと思って・・・」
龍馬「あんなおぞましいものを以蔵さんに捧げないでね!!?」
お竜「それならお竜さんにくれ(よだれ」
アイオーン「気に入ったのか・・・;」
すると、アイオーンはガレスが何やら作っているのを見つける。
アイオーン「ガレス、何をしている?」
ガレス「以蔵さんに誕生日ケーキを作っているんです!リップさんがレシピを教えてくれたので」
お竜「美味しそうだな。食べていいか?」
龍馬「ダメだよ」
一方ポップン界の暗黒烏とも称されるマサムネは今日もいつも通りキビの実家の和菓子店にバイトとして働いていた。
キビ「マサムネ君、そのキビダンゴも持ってきてー」
マサムネ「おう」
マサムネがお客さんから払ったキビダンゴの代金を承った。
マサムネ&キビ「ありがとうございましたー!」
今日は営業終了した後、キビはマサムネから頼まれたのを差し出した。
キビ「じゃあ、約束通りそのキビダンゴはあげるよ」
マサムネ「ありがとな」
キビ「でも、キミが誰かにあげるなんて珍しいね?」
マサムネ「いや、これは幼馴染・・・寿々にあげようかと。好きかなと思ってな」
キビ「えっ!?寿々ちゃんって・・・ということは再会できたんだね!今日獅子兄弟やカネノブ君がシフト入れてないってことは迎えに行ってるの!?」
マサムネ「おう!なんかヤバいのが来てるけどな、まあ話が色々と長くなるんだけどn」
すると、そのキビの実家の和菓子店の窓にパリーンと割るような音が鳴った!寿々姫のサーヴァントである土方歳三の銃弾だ。
土方「マサムネえええええーーーーー!!!」
マサムネ「げぇっ!!?」
キビ「えええええーーーーー!!!?」
その音を聞きつけた寿々姫達はすぐさまドアを開けた!
寿々「土方!何があった・・・あ、これは自分の倫理(ぇ)からじゃなOTL」
キビ「お店ェ・・・」
獅子若「キビすまんかった!!」
すると、土方はマサムネの現状を見て叱責した!
土方「どういうことだこれはぁ!!?そんなみじめに労働とはそれでも義賊・暗黒烏の誠か!!」
マサムネ「だってこの時代じゃ銃は戦闘以外は使えねえし・・・つか、あんたのそれは間違いなくサツ行きだしぃ・・・」
土方「口答えするな!!」
寿々「土方!まあこっちもやっと余波が収まったから会いに来たんじゃが・・・元気そうで安心した」
マサムネ「寿々・・・お前が来るって言うからちょっとワクワクしたんだろうが・・・」
すると、土方はキビを見ながら聞く。
土方「おい、和菓子屋の息子。この男は知らないか?(以蔵の写真を見せる」
キビ「(この人、乱麻ちゃんの護衛の・・・何したの!?)い、いや、知らないかなぁ〜;」
土方「そうか。嘘ついたら拷問で吐いてやったところだぞ」
キビ「OTL」
獅子次(誰か本当のことを話せば良いか?)
カネノブ(こいつの恋愛事情が理由だって言えるわけないだろう;)
その後、マサムネはキビからしばらくは割った窓のガラスの弁償代で給料から引くと言い渡されたことは言うまでもない・・・
[newpage]
審判「一本!勝者、快刀乱麻!」
ポップン学園の体育館では剣道部である乱麻が練習試合で同部員(軽音部との兼部)であるギタケンに勝利していた。いつもよりも殺気めいた雰囲気で。
ギタケン「また一段と強くなったかー!?」
乱麻「たまたま運の巡り合わせだな。いや、それというよりはそろそろアレが近いからな・・・」
すると、誰かがひょこっと体育館に入ってきた。手作りの差し入れを持ってきた乱麻のサーヴァントの以蔵だ。
以蔵「乱麻。また勝ったんじゃなー」
乱麻「以蔵」
以蔵「桐生の奴に通してもらったぜよ。ほら、差し入れやき。他の部員にも作っちょるからみんなで食べとうせ。じゃあの」
以蔵が立ち去った後、剣道部部員の一部がヒソヒソし始めていた。理由は彼に矢印を向けているからだ。
剣道部男性部員A(そういえばバレンタインが以蔵さんの誕生日だったな・・・)
剣道部女性部員(あたし、本命チョコあげちゃおうかなー・・・?)
剣道部男性部員B(俺の家に来させてモノにするのもアリだなー)
乱麻「手を出したら粛清だ(ドスの効いた声」
剣道部の一部の部員「」
ギタケン(そういうことかー;)←なんとなく察した
バレンタインが以蔵の誕生日でもある日は以蔵に本命チョコをかなりの数(しかも寮に入りきれなくなるほどの数で)で贈っており、それを彼の目に触れぬうちに乱麻と弓弦達で全部食べるのが毎年の恒例であった。その時は以蔵は休暇をもらっており今までは乱麻の誰かのうちの兄の家で泊まっていたが、今年はサンソンがいるエージェント達の屋敷に泊まることになったそうだ。普段から以蔵と仲のいいサンソンならば信頼できると考えたからだ。クルークだったら弓弦がやきもち焼いて怒るので。
乱麻(毎年すまんな以蔵・・・だが、彼ならば信頼できるからだ・・・)
一方ドラえもんズの知恵袋は何らかのチョコを作っていた。以蔵宛のバレンタインチョコだ。
王ドラ「まさかバレンタインと同日だと思いませんでしたが、誕生日プレゼントの襟巻きも兼ねて友チョコを作って差し上げますよ〜!」
キッド「お前の場合、ホモチョコじゃねーか;」
※10秒後
キッドだったもの「」←ケチャップまみれ
王ドラ「友チョコでも綺麗にラッピングする場合があるんです!」←手にはケチャップ
タママ「あはは・・・;でも、以蔵さんにはその方がいいかもですぅ・・・」
すると、王ドラは本命のケロロ宛の他にもチョコがあるのを見つけた。
王ドラ「おや?チョコが二つですか?」
タママ「ち、違うですぅ!ただあいつに・・・日頃の感謝も兼ねて・・・」
王ドラ(根は素直じゃないオタマジャクシですねぇー)
王ドラ、ニヤニヤするのもほどほどにしとけよ・・・;
一方弓弦は想いを寄せるクルークへのチョコを作っていた。この日は彼でも美味しいチョコができるようになったので今回は等身大チョコを作っていた。
弓弦「よし!できた!」
松平「なぁ・・・なんで等身大チョコなんだ・・・;確かに味は以蔵も成長を認めるほどだけど・・・;」
弓弦「せっかく仲良くなれたのでちょっとレベルアップしようかと!」
松平「レベルアップの意味分かってんのか?(面倒くせーことが起こらないよう祈っとこう・・・;」
クー「まだ見て周るのかぁ?」
一方のショッピングセンターではクルークが以蔵への誕生日プレゼント選びで自分のサーヴァントであるランサーのクー・フーリンに付き合ってもらっていた。しかし、クルークとしてはなかなかしっくり来るものが見つからなかった。
クルーク「まだ!もう少し周るんだよ!」
クー「それにしてもなんだかんだ言ってみんな必死になるよなぁ」
クルーク「以蔵さんはみんなにはわかりにくいかもしれないけど、本当は優しいんだよ。剣の腕もすごいしもし江戸時代が今も続いてるなら天子様の護衛も務めれた。粗暴だけど根っこの部分はちゃんとわかってるよ。それにあれぐらいならボクの周囲も一緒だしね」
クルークはイヤミな性格の巻き込まれ体質だが、その分面倒見が良くサーヴァント達にも分け隔てなく接してくれたのも彼のサーヴァントのクーは知っていた。クーはクルークに手を差し伸べる。
クー「もう少し頑張るんだろ?俺も一緒にプレゼント探し頑張ってやるよ」
クルーク「!ありがとう!」
クーもこの主のことは気に入っているので結局は彼を放っておけないのだ・・・
モードレッド「以蔵への誕生日プレゼントもよし!あとは・・・」
すると、自分のマスターであるあいりやましゅましゅ達(+ほわんのサーヴァントであるジャックちゃん)、レイジン達がチョコを作っているのを出くわした!
ほわん「あっ、モーさん!今うち達はチョコ作ってるんだよー」
モードレッド「ふーん。で、あいりはツーストにか」
あいり「そっそんなこと言わないの!本人に当日までバラされたら困るから・・・」
スモモネ「あっ、そういうことだったんすかー。あなたのマスターちゃん、根はすごく可愛い性格してるっす〜v」
すると、モードレッドはスモモネを見てようやく思い出した!
モードレッド「あっ、あの時のオレに感謝チョコあげた変なモモンガ女!?」
スモモネ「そっちの認識だったんすか〜。あれ、あいりちゃんに頼まれたものだったのに〜v」
モードレッド「え゛っ!!?」
モードレッドはあいりの方を見る。どうやら彼女は先程の話を聞いてむすっとしているようだ。
モードレッド「あっ・・・;悪かったな;」
ういうい「次から勘違いはほどほどにするゼヨ」
ララリン「ところでキミは誰かあげたい人はいるのかい?」
ララリンに尋ねられたモードレッドは少し口を黙った後に答える。
モードレッド「父上にはもちろんだが、それ以外に、あげたいわけじゃねーけど・・・」
あいり「いますの!?それなら私に言いなさい!あ、スケコマシの男はダメよ!あなたも嫌いでしょうし、絶対に幸せにはできませんわ!」
ルフユ「あいりちゃん、それは大袈裟だよー;」
モードレッド(あいりにもだが・・・名前ぐらいなら言っていいか・・・)
すると、モードレッドはタママのことを話す。
モードレッド「タママは甘党だから喜ばれるんじゃねーのかと思うんだよ。なんだかんだ言って迷惑もかけてるしな」
あいり「そう。確かにタママは元は巻き込まれた身。それなら詫びにはなりそうですわね」
モードレッド「そうだな・・・喜ぶな」
あいり「つか、相手がタママだったら1ヶ月間宙吊りの刑にしていたところですわ」
モードレッド「ははは、まさか!」
あいりはタママがモードレッドに対して想いを寄せているのは知らないので他の人達はヒヤヒヤしていた。
ジャック(あの顔は無自覚だけどそうだよー)
ヒメコ(宙吊りの相手だよって言うのはやめとこうか;)
デルミン(つか、タママさんはアウトラインなのですね)
タママ、知らない間にモーさんのマスターからも命の危機なう☆
今回はバレンタインデー及び以蔵さんの誕生日
- ビターシュガー・チョコバーボン(その2) ( No.212 )
- 日時: 2024/02/14 17:59
- 名前: 桜 (ID: J0KoWDkF)
なんか企みが・・・
一方のとある場所では魔界のプリンスが何やら会議を開いていた。それは・・・
サタン「お前達。例のバレンタインのチョコ強奪作戦プラン2開始だ」
カービィ大好き組(し つ こ い)
なんと例のバレンタイン騒動の再来を起こそうとしていた(ぇ)理由はカービィ大好き組は来たるバレンタインでメタナイトをぶっ倒してカービィを強奪、サタンはシェゾの首を真っ二つにしてアルルを強奪しようというものだった!
ドロッチェ「利害は一致しているからやるけどさ、プラン2やるってことは何かあるのか?」
サタン「入手した情報からその方法を見出せたのでな・・・」
サタンはカービィ大好き組にバレンタインデーが以蔵の誕生日でもあるということを話した!
マルク「なるほど。それならカービィからも誕生日プレゼントでチョコをもらってるはず・・・人斬りのゴロツキのくせにむかつくのサー!!」
マホロア「アノ人斬りはヨクもワルくもウソは吐かナイからネェ。ソンナんダカラ、カービィにキラワれタんジャナイ?」
マルク「いや、お前も人のこと言えねーだろ」
マホロア「ハァーッ!!?コチとらオマエと違ッて愛くるしさで売ッテんダヨバーカ!!(中指立ててる」
マルク「ナウで醜い姿してる奴に言われたくないのサw」
マホロア「ダマらっしゃい!!!」
マルクとマホロアがギャアギャアと喧嘩し始めるのをあえてスルーしたタランザは聞く。
タランザ「で、あの人使ってどうするつもりなのね?」
サタン「それはだな・・・」
そして来たるバレンタインデー(&以蔵の誕生日)大勢の女子達からチョコをもらう人もいれば、男性からもチョコをもらう人もおり、チョコが全くもらえない男もいた。
クルーク「おー、ゼオ、今年もいっぱいチョコもらったね!」
ゼオ「まあな。まあププルからももらえた」
クルーク「ああ、本命からだね!ちゃんと本命チョコだ」
すると、アイオーンは自分の家畜達や美しさに惚れた女子達からもらったチョコを頬張りながら話しかけてきた。
アイオーン「ヴッ!」
クルーク「アイオーン、今年もたくさんもらったんだね・・・しかもシンガンの中ではダントツ」
ゼオ「クロウが嫉妬するだろうなー」
すると、エージェントが何やら急ぎながらにクルーク達に話しかけてきた!
エージェント「お前らごめんだけどうちの奴らをしばらくスマブラ屋敷に頼るよう言ってきて!」
クルーク「どうしたんだい?」
エージェント「実は俺達の住む屋敷がチョコでいっぱいになってたんだよ;それを俺一人で全部食べないといけなくてなあ」
クルーク「ヒュー、モテすぎだな!」
ゼオ(エージェントもそうだが、大半がサンソン宛か)←察した
アイオーン(以蔵はエージェントの屋敷に泊まりに行くと聞いたが・・・ヴッ?ということは以蔵も・・・)
すると、アイレーンが巨大ハート型チョコを持ちながらクルークに話しかけてきた!
アイレーン「クルーク〜。これを受け取るのだ〜」
クルーク「なんで巨大ハートチョコなんだーーーーー!!?」
アイオーン(我が妹、懸命に作ったのだな・・・(しみじみ)
すると、ハッチンと弓弦がチョコを持ちながらクルークに近づいてきた!
ハッチン「クルーク!友チョコだ!みんなにもあげてんだからな!(本当は本命チョコ」
クルーク「あ、ありがとう!さっきのでちょっと抉られかけたから」
弓弦「クルーク君、もしやこれは嫌かい!?(自分の等身大のチョコを見せる」
クルーク「そ、それはびっくりするけどイヤじゃないよ!?でも、今年もくれるなんて思ってなかったから嬉しいかな」
弓弦「!(ちゃんと覚えていてくれたんだ・・・!」
ゼオ(後でまとめてチョコフォンデュにするか)
すると、エージェントは何かを見つける!
エージェント「ん?あのミニロボの大群はなんだ?以蔵を小さくしたような感じ・・・」
すると、以蔵が小さくなったようなミニロボの大群が彼らの方に接近しもらったチョコ全部を強奪した!
大半の全員「!!?」
そして強奪したチョコを持ちながらミニロボの大群はその場を立ち去った・・・
大半の全員(°д°)ポカーン
一方サブローに手作りチョコを渡す予定の夏美はウキウキとしながら彼を探していた。
夏美「ふんふ〜ん♪サブローさん、早く見つけらないかな〜v」
すると、そのチョコが以蔵を模したミニロボの大群に奪われてしまった!
夏美「!!?コラァ!!!」
一方恋人のドラミから本命チョコをもらったキッドがワクワクドキドキしながら箱を開けようとしていた。
キッド「あ、あのへちゃむくれのからでも食べてもいいしな!」
すると、そのチョコを例のミニロボの大群に強奪された!
キッド「!!?てめーらあああああーーーーー!!!」
一方当のメタナイトは今年もカービィから本命チョコをもらっていた。愛しい恋人からのチョコに思わず悶絶するメタナイトだが、その直後にシェゾが来た。
シェゾ「おうおう、カービィから本命チョコもらったんだな?」
メタナイト「あげんぞ;そういうお前はアルルからもらったのだろう?」
シェゾ「図星をいちいち突くよなお前は!?(顔真っ赤&ちゃんともらった」
すると、以蔵のミニロボの大群が二人の前に来た!
シェゾ「あれ?これは乱麻っていう二つ結びの娘のところのだよな」
メタナイト「知っているのか?」
シェゾ「話しかけようとしたら避けられてる」
メタナイト「は?随分とヘタレな振る舞いだな・・・」
すると、そのミニロボ達は二人からそれぞれの愛しい恋人からのチョコを奪い取った!
シェゾ「あっ!!お前らあああああーーーーー!!!」
メタナイト「私のカービィからのチョコを返せぇぇぇぇぇーーーーー!!!(大激怒」
一方以蔵はサンソンから野暮用で日程が変更になったと教えられ彼と共にスマブラ屋敷に泊まることになった。
以蔵さんのミニロボは何気に欲しい
- ビターシュガー・チョコバーボン(その3) ( No.213 )
- 日時: 2024/02/14 18:01
- 名前: 桜 (ID: J0KoWDkF)
ギャグ注意
サンソン「急でごめんね、なんかエージェント様の方に野暮用ができたみたいで」
以蔵「急な任務か知らんがえいよ。エージェントの奴はいつも留守にしちょるからな」
サンソン「それは言えるよ」
すると、そんな二人を上からガーンと出現した網のトラップで捕えた!
以蔵「なんじゃあああああーーーーー!!?」
サンソン「なんか敵作動に誤差を起こしたのかな!?」
すると、二人の前にチョコを強奪された被害者達が現れた!その顔はなんだか怒りの形相だった。
以蔵「なんじゃおまんら!?弓弦までもしやクルークにチョコを「奪われたのはこっちなんですよ・・・!!」は!!?」
夏美「あんたがあのミニロボ達にサブローさんへのチョコを奪わせておいてとぼけたようなこと言う気なの!?」
キッド「何も知らない顔してそんなこと聞くとは冗談じゃねーよ・・・!!」
サンソン「なんかやらかしたのかい!?」
以蔵「わしはなんも知らん!!なんっも知らん!!」
すると、メタナイトが縄を持ちながら二人を捕まえた!
メタナイト「隙あり!サンソン共々確保させてもらう!!」
サンソン「僕もーーーーー!!?」
一方、何も知らない龍馬は以蔵に誕生日プレゼントを渡そうと彼のところに向かっていた。
龍馬「お竜さんからも頑張れって言われたし、以蔵さんに誕生日プレゼントを渡してそれから告白しちゃ「ほう?」
すると、土方が以蔵への誕生日プレゼントの沢庵セットを持ちながら言う。
土方「首輪をつけていない犬に今更手懐けると思うか?俺にもそれをかけれるはずだぞ」
龍馬「・・・本当笑えない冗談だよそれ」
すると、そんな二人の前に何かが走ってきていた!
龍馬「ん?」
土方「敵襲か?」
すると、走ってきたのは・・・
どういうわけか意思を持った裸族と化したおもちゃのミニマリオの大群だった!(ぇ)
龍馬「ミニマリオの大群が裸族化したあああああーーーーー!!!?」
土方「公然わいせつ罪でごよ(ry」
二人はミニマリオの大群の裸族の被害に遭ったのを見たサタンはニマニマとそれを高みの見物にしていた。
サタン「まだ奴にはバレるわけには行かないのでなwww」
ギャラク「あとで殺されても知らんぞ;」
一方、三人へのチョコと以蔵への誕生日プレゼントをようやく用意できたモードレッドは先にあいりや騎士王に渡した後、タママにチョコを渡すために歩いていた。
モードレッド「さてと、あとはタママにチョコを渡して以蔵への誕生日プレゼントを・・・(って、オレはタママにチョコを・・・!!?」
そう、あの後に一緒にチョコ作りに参加した彼女だったが、紆余曲折の後に美味しく出来上がったチョコをタママの分まで作っていたのだ!思わず悩んでしまう。
モードレッド(でも、捨てるのはもったいねーなー・・・食べて欲しいのもあるし・・・)
すると、その彼女の近くにカービィが歩いていた!
カービィ「メタ、食べてくれてるかな〜・・・あれっ、モーさん、どうしたの?」
モードレッド「姫。実はな・・・」
モードレッドから今回のバレンタインまでの経緯を話されたカービィは言う。
カービィ「そのチョコをタママにバレずにあげたいの?隠し事はもうダメだと思うよー」
モードレッド「それでもお願いだ!頼むよ」
カービィ「そんなこと言われても・・・あっ、そうだ!」
一方スマブラ屋敷の説教部屋ではサンソン共々縄に縛られた以蔵は米筋を浮かべながら言う。
以蔵「納得がいかん!!どうして言われのない罪で捕らわれないといかんのじゃ!!?」
ハッチン「黙れお前がチョコを奪うよう仕向けさせたくせに!!」
沖田「アイレーン様が相当お怒りですよー」←アイレーンに以蔵への刺客として差し向けられた
サンソン「ちょっと待って下さい!以蔵さんは僕と一緒にいたというアリバイがあります。だから、流石にそんなことは・・・」
すると、そこに事態をゼオ達から聞きつけた王ドラが入って来た!
王ドラ「そうですよ以蔵さんは流石にそんなことしませんよ!」
キッド「王ドラ!生憎だが以蔵を模したミニロボ達がオレのドラミからのチョコを奪いやがったんだぞ!!?」
王ドラ「本当かどうか確認するので写真を貸してください」
キッドからその写真を見せてもらった王ドラは半ば呆れていた。
王ドラ「これはほぼ間違いなく以蔵さんに冤罪をふっかけたようなものですね;」
以蔵「信じてくれちょるか!?」
夏美「信じないの!!」
シェゾ(まあこんな状態でも目を逸らされたしな・・・;)
王ドラ「待ちなさい!エジソンさんかなと思って聞いたらそんなことまでしないと言ってますし、クルルさんかなと思いますし・・・」
すると、王ドラはそのミニロボ達の後ろに貼られていたラベルを見て唖然となった。その後に以蔵やサンソンのロープを解いた。
沖田「ちょっと!勝手なことを・・・!」
王ドラ「この写真の後ろをよく見たらわかると思いますが」
弓弦「えっ?・・・あっ!」
すると、王ドラは以蔵を諭しながら言う
王ドラ「以蔵さん、真犯人が分かりましたので袋叩きできますよ。立ちなさい」
以蔵「!?なんがあるんか!!?」
全員が説教部屋を出て行った後、一枚の写真が落ちていた。その写真には・・・
写真の内容:開発にBeautiful too SATANの名前が書かれた後ろのミニロボ達
一方乱麻は騎士王に以蔵へのたくさんの本命チョコの処理に協力してもらったため今年は早く終われそうだった。
乱麻「ありがとう、騎士王」
騎士王「いえいえ、こちらも美味しいチョコを食べれて嬉しいですよ。それよりも以蔵殿は?」
乱麻「今泊まりに行かせてる。こんな時に不審者が来たら元の子もない」
騎士王「では」
すると、騎士王はチョコを持ちながら言う。
騎士王「あとは私におまかせを。貴女は行きなさい」
乱麻「えっ、いいのか?」
騎士王「せっかくの彼の誕生日なのに、主役がそばにいなくてどうするんだって言えるのですよ」
乱麻「・・・」
乱麻が頭を掻く一方、当の事件の真犯人であるサタンは自分の城でそれを見ながら高笑いする。
サタン「はーはっはっはっ!これは傑作だなぁ!」
マホロア「ミニマリオならぬこれミニイゾーの朝飯前ダナァ」
すると、ドロッチェはサタンに聞く。
ドロッチェ「ところで以蔵には冤罪をふっかけたままでいいのか?」
サタン「良いのだ!誕生日とバレンタインと同日だからと少しむかついた。だからもっとな「おや?」
BGM:きっと来る
すると、その後ろをゆっくりと振り向くと・・・
王ドラ「だから以蔵さんにカービィさんやアルルさん達のチョコを奪ったことを擦り付ける魂胆だと」
サタン&カービィ大好き組「」
なんと王ドラが以蔵とチョコを奪われた被害者達を連れて襲来しに来たのだ!しかもバレンタイン騒動の再来っておま・・・;
シェゾ「アルルから本命チョコが目当てだったのかオッサン・・・!!」
サタン「な、なぜわかったのだ?」
弓弦「そう思うならあんなラベルの書き方しないで下さい。ついでに以蔵さんのミニロボ達は全部倒しましたので」
すると、サタンが何かを落としてしまう!
サタン「あっ!!」
夏美「これは・・・封筒?」
すると、夏美がそれを開ける!
夏美「中身は何かしら?」
タランザ「それは見ちゃダメなのねぇ!!」
沖田「どうせアルルさんかカービィちゃんの盗撮写真だと思いますけど・・・」
夏美が開けた封筒の中身:星柄の女性用の紐付きパンツ
沖田「しっ、下着!!?」
キッド「もしやまさか新たな下着ドロか!!?」
マホロア「違うヨ!!ソレはたまたま風に飛ばされテ・・・」
メタナイト「あー!!私のカービィの下着!!たまたま風に飛ばされて行方不明になっていたが・・・き・さ・ま・ら・はぁぁぁぁぁーーーーー!!!ダークネスイリュージョン!!!」
メタナイトの最後の切り札でカービィ大好き組を一気に倒すが、残りはサタンのみだった。
サタン「ちょっ・・・ちょっと待て今のはちゃんと待ってくれ「問答無用ぶっ飛べえええええーーーーーーー!!」
そう叫んだ以蔵が直後に後ろからサタンに奇襲を仕掛けた!
以蔵「自分達が痴情のもつれでわしを巻き込んだことを、その場で反省しとうせえええええーーーーー!!!」
以蔵の宝具によりサタンは大ダメージを受けた。まるで怒りを溜めていたのを発散するみたいに。
王ドラ「ちょっと今みたいに発散させてあげたいですよねー」
キッド「発散かあれ!!?」
※普段は抑えてるけどうちの以蔵さんは時々これでストレス発散しています
始末剣なう☆
- ビターシュガー・チョコバーボン(その4) ( No.214 )
- 日時: 2024/02/14 18:04
- 名前: 桜 (ID: J0KoWDkF)
そして・・・
一方のタママは歩きながら結局作ったモードレッドへのチョコをどう渡すか悩んでいた。
タママ(どうせもらえるなんて思ってないし・・・;)
すると、カービィが当のモードレッドに抱き抱えられながら声をかけて来た!
カービィ「タママー!」
タママ「カービィ?」
カービィ「これ、どっかのあまのじゃくさんからのバレンタインチョコ!あっ、トララじゃないよ?」
モードレッド「・・・」
黙ってタママを見ていたモードレッドは実は事前にカービィから自分が作ったと伏せてカービィに探偵ごっこまがいにチョコを渡すという提案を飲んだのだ。タママは目をキラキラとさせながらそれを受け取る。
タママ「ホントですか?でも、渡されたからには食べるですぅ」
カービィ「ありがとう!実はその子、とっても恥ずかしがり屋さんで人前に姿を現せなくて、だから今から二人でその人を探しに行こうと思ったんだ」
タママ「そうですか。じゃあ、これはその前にモー公にやるですぅ」
そう言ってモードレッドはタママから自作のチョコを渡された!まさかの逆チョコを渡された彼女は驚く。
モードレッド「・・・!」
カービィ「それ、モーさんへの感謝チョコ!?」
タママ「はい。なんだかんだで助けられてるから、その・・・せめて渡さないといけないって思って。あ、それならボクもその人探しに手伝わせてもらっていいですか?」
モードレッド「!!?(そ、それって!」
タママ「せめてボクの前にでも出てこないといけずだし、お礼を言いに行かなきゃ意味がないですよね?」
カービィ「ホント!?じゃあ、一緒に探そ「オレだ!!悪かった!!」モーさんはしばらく隠し事禁止!」
モードレッド「へーい・・・」
その後、タママからの逆チョコ(と思っている)を食べていたモードレッドはカービィから話しかけられた。
カービィ「結局食べるんだね」
モードレッド「ははは、あげねーよ・・・その、本当は渡そうと思ってたんだけど何言えばいいかわかんねーし・・・ありがとな」
カービィ「!」
カービィは嬉しさいっぱいでに笑う一方、タママはモードレッドから渡されたチョコを見ながらドギマギしていた。
タママ(モー公からのチョコ・・・!他にもあげてるって言ったけど、モー公からのチョコ・・・!)
すると、そんなタママに桃華が話しかけてきた。
桃華「タマちゃん、それは誰からのチョコ?」
タママ「モー公からのチョコですぅ。他にもあげてるって言われたけど渡してくれたですぅ。モモッチはもう渡されてるかもしれないけど」
桃華「・・・そうですか」
すると、裏桃華に変貌した彼女はそのチョコを食べた!
タママ「あっ、何をするんですか!?」
裏桃華「別に。美味しそうだと思っただけだ」
タママ「モモッチー!!」
裏桃華は先程の彼の言葉を思い返しながらため息をついていた。
裏桃華(そりゃあ騎士王やあいりにはあげてるけど、他の奴にはあげたところを見たことねーぞ。鈍い奴だ)
弓弦「その・・・さっきはごめんなさい、以蔵さん」
一方以蔵達は今は取り返したチョコを強奪した真犯人が判明したことで弓弦達は以蔵を疑ってしまったのを彼に謝っていた。
以蔵「ほんにな。まさかこのわしを模したミニロボを使うとは思わんかったぜよ」
王ドラ「ホントですね。まさか誕生日がバレンタインと同じなだけで目をつけられたなんて・・・;」
すると、走る音が聞こえた!倒れていたところを復活した龍馬だ!
龍馬「以蔵さん!遅くなってごめんね!キミのためにあれこれ使ってプレゼントを集めて来たよ(七福神のごとく来た船にはかなり集めた以蔵への誕生日プレゼント」
以蔵「ひえ〜〜〜〜〜・・・;」
夏美(この日のために情報収集で西澤家にも訪ね来てたのね・・・;)
以蔵は驚きながらもそのプレゼントを受け取った。
以蔵「そんなプレゼントを集める馬鹿がおるか!・・・じゃが、全部もらうき」
龍馬「!いいのかい!?」
キッド(よかったな龍馬・・・;)
すると、見覚えのある足音が聞こえた。以蔵は小さな花束を持ったその人物を見て驚く。
乱麻「騎士王が行けと言われたのもあるんだが・・・誕生日おめでとう」
以蔵「・・・!」
一方一足早く帰って来た沖田はそれをハンドレッコと一緒に見ていた。
沖田「これは土方さんから鬼電が来る予感がします・・・OTL」
ハンドレッコ「激おこになるだろうねwww」
沖田「変なこと言わないで下さいよ!あっ、今トリスタンさんと天草さんがバレンタインのチョコを持って来て王ドラさんが即座に逃げてます・・・これを見たらどう思うかわかりませんね」
ハンドレッコ「?なんて言ったんだい?」
沖田「なんでもないですよー(そういえばちゃんと受けているのか・・・」
一方・・・
サタン「まさか石積みの刑を3時間もやらされるなんて思わんな;」
マルク「ちょっこれは重いのサ;」
マホロア「しかもメタナイトが即座にススミやがッタシ・・・;」
ドロッチェ「まあ3時間が過ぎたら解放されるらしいからな;」
ギャラク「あっ、雷が来そうになっている・・・」
タランザ「ちょっとそれはヤバいのね〜!!」
石積みの刑を受けている当事者達をモニター越しから見ていたBナイトはため息をつきながら言う。
Bナイト「我にはわからんが、自業自得だな」
おぅぅわぁれぇぇぇー(おわりの意)
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