二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/11/27 17:44
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 逢瀬とサーヴァント召喚の再認識(その4) ( No.592 )
- 日時: 2025/11/19 17:26
- 名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)
ミニッツ「王ドラは食べないの?」
王ドラ「ええ。私がミニッツさんに奢ったものなので」
一方の二人はサーティワンで席に座っていた。ミニッツにアイスを奢った王ドラは美味しそうにアイスを食べる彼女を見て微笑ましく感じる。
ミニッツはアイスを食べている最中にこんなことを聞いてきた。
ミニッツ「トリスタンお兄ちゃん達は一体何がしたかったんだろうね?」
王ドラ「さぁ。私達と一緒に遊びに行きたかったんじゃないですか?」
王ドラは最初こそ気付かなかったが、デックス東京ビーチに入った時からトリスタン達がつけてきてることに気付いていた。加えて先程の男がなぜかパンイチに変わっていた件。それはそれで助かったが、このままでは気が散るのでミニッツにもう少しだけ一緒にいようと提案した。
入りこみ鏡を置かせたのも事態に気付いた王ドラであった。それも含まれたのが原因で自分が考えたデートプランをあまり実行できなかった。ちなみに王ドラが考えたデートプランは・・・
「王ドラが考えたデートプラン」
・東京ジョイポリスの妖屋敷で抱きつくミニッツの肩を組む(王ドラが緊張してしまってできなかった)
・ディッピンドッツのアイスクリームを分け合いっこ(早くトリスタン達から気配を逸らすために注文できなかった)
・カフェグリルビッグシェフでちょっと大人なランチをして(ミニッツの美味しそうに食べる姿に気を取られた)
・ミニッツの好きなキャラクターのペアルック(これは成功した)
・ゲーセンのUFOキャッチャーでミニッツの欲しいウサギのぬいぐるみをGET(目当てのものは取れたが、他にもたくさん取りすぎた)
・冬季限定のイルミネーションの前で改めて再度告白
王ドラ(最後のはまだ失敗してません。それまでなんとか保たなければ・・・)
悶々と悩む王ドラの様子を見たミニッツは彼に声をかけた。
ミニッツ「王ドラ」
王ドラ「なんでしょうか?」
すると、ミニッツの持ってるウサギのぬいぐるみが王ドラのほっぺにチュッと口つけた!
王ドラ「!」
ミニッツ「えへへ、驚いた?なんか王ドラが悩んでそうだから、ちょっとでも元気になれたらなーって」
それで顔が赤くなった王ドラは少しだけ罪悪感を覚えた。
王ドラ(バカですね。デートは二人で作るものだというのに・・・今のは、悪くないな・・・)
トリストラム「それで逃げてきてしまった、というのですか」
一方、嫉妬の騎士は今回の失態をトリストラムに報告していた。それを見た傲慢の騎士は笑う。
傲慢の騎士「あははは!サーヴァント召喚なんて無茶なことをやるからだ」
嫉妬の騎士「・・・」
トリストラム「おやめなさい。嫉妬の騎士、今日はもういいです。下がりなさい」
嫉妬の騎士が引き下がった後、傲慢の騎士も「じゃあ、あちきもこの辺で〜」と部屋から出て行った後にどくりんごが訊ねる。
どくりんご「そういえば、あなたもサーヴァントですよね?やはり彼らと同じく呼ばれたわけではなかったのでしょう?」
トリストラム「・・・」
どくりんご「確かに私達が仕えるあのお方はすごい人なのかもしれませんが、普段から何を考えてるかわからない人です。あの方が寵する理由はもしかしたらあなたを」
すると、トリストラムがガンッと壁を殴りつけた!それにどくりんごは驚く。
トリストラム「・・・そんなものは分かっています。だから、あのお方は私に優しくしてくれる、笑いかけてくれる。出ていきなさい」
どくりんご「・・・」
どくりんごが部屋から出て行った後、トリストラムは赤ワインを飲みつつ月を見ながら呟く。
トリストラム「だからこそ、私はあのお方が執着する兄妹が憎い。あのお方の命で生け捕りに済んだが、あの兄妹を殺せることができたら、私があのお方の一番になれる」
私はあのお方に愛されたいのだ。偽物などではない。本当の愛が欲しいだけだ。
END・・・?
感想OK
- 冬の裏山での怪奇現象の調査(その1) ( No.593 )
- 日時: 2025/11/27 17:36
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
今回は新しい敵が登場。すでに出てきた敵をまだ倒せてないんだけどね!!
「小ネタ」秋にボンキュボンに
紅葉が咲く頃。そんな中で気になるものの一つのは・・・
ミニッツ「ミニッツもチュチュお姉ちゃん達みたいにドキドキお胸になりたいなぁ・・・」
そう、ミニッツのは胸が大きくなることだ。巨乳になることに憧れを抱くミニッツはクロスオーバーの世界でも特にチュチュやマシマヒメコ達みたいな巨乳を羨ましがっているのだ。
チュチュ「うーん。ミニッツちゃん、そういうのはもう少し大人になった時に成長するものですよ?」
ミニッツ「でも、ドキドキお胸になりたいなぁ。それに近づく方法はない?」
チュチュ「そうですわね・・・たくさんのものを食べれば、自然と成長するものですわ。たとえば牛乳を飲むとか」
ミニッツ「ミルクパワーかー。クロウお兄ちゃんに頼んで牛乳をもらってくる!」
パラケルスス「では私がその牛乳にもっと成長を作用するものを混ぜましょうか?」
ミニッツ「ホント!?」
パラケルスス「ええ。それを使えば、王ドラ殿とかお兄様が「ミニッツさんに変なもの飲ませるなぁぁぁぁぁー!!!」
女性の胸に限らず、身体を成長させたいなら、できるだけ食べ物の好き嫌いをなくしましょう。あと、ウォーキングとかの軽い運動も必要。
トリストラム「・・・」
とある日の建設途中の遊園地にて。トリストラムはとある人物に伝える。
トリストラム「傲慢も嫉妬も失敗しました。今はあのお方の命令で生かして後にとっておくために待機させてますが・・・」
トリストラム「次は貴方の番です。悪食の騎士」
とある日の撮影現場。人気ミュージシャンの一人でポップン界のウィッシュ☆と呼ばれるケイゴ★は今日の撮影終了後にスマホを見ていた。
ケイゴ★「撮影が終わった後もブログは欠かせないっすねー。まあ俺が原因で色々あったけど・・・ん?」
すると、ケイゴ★は同じく撮影が終わっていたタイマーを見かけた。ケイゴ★が彼に声をかける。
ケイゴ★「タイマーさん!今日のお昼は一緒にいかがっすか?」
タイマー「え?お昼っておそばでしょ?」
ケイゴ★「それでも一緒に食べたいっす。別室とはいえ同じスタジオで撮影してるし!」
タイマー「うーん・・・遠慮しておくよ。僕は少ししてからロケあるしね」
ケイゴ★「そうっすか・・・」
断ったタイマーだが、彼は神妙な面持ちで聞く。
タイマー「ねぇ。キミ、何か知ってることあるの?」
ケイゴ★「え?知ってることってジャスティス★さんのっすか!?それともあのカップル潰しっすか!?ツーストさん達にオシオキされたから、今はやってないっすよ!」
タイマー「後者のは僕のニャミちゃんがキミに取られないで良かったよ・・・!」
すると、タイマーは驚いたような顔をした!
タイマー「なんだよそれ!キミが知ってるはずだ!」
ケイゴ★「えっ!?」
タイマー「呆れた!少しでも知ってるかなーと思ったのに!だって、キミは「はい、そこまで☆」
そんなところをトライクロニカの夢銀河アイドル・シュウ☆ゾーが間に割って入ってきた!
シュウ☆ゾー「やあ、ポップン界のアイドル君達☆」
タイマー「キ、キミ、トライクロニカの・・・!」
シュウ☆ゾー「みんなの夢銀河、シュウ☆ゾーだよ☆確かにケイゴ★君にも非があるかもしれないけど、こんな人が歩いてそうなところで揉めたら、ニャミちゃんにも嫌われるかもね?」
タイマー「なんだって!?」
シュウ☆ゾー「それといい加減、王ドラ君がキミの大切な妹と仲良くするのを認めたら?彼は素直じゃないけど、キミの妹を大切に思ってるような根はいい子だと思うよ」
タイマー「!あなたには関係ありませんよっ」
タイマーが立ち去った後、ケイゴ★は先程の彼の態度について思うところがあった様子だった。
ケイゴ★「?タイマーさんはどうしたんすか?」
シュウ☆ゾー「いや、なんでもないと思うよ?それよりもキミもこれからバラエティトーク番組の撮影があるんじゃないの?白須川解子さんの」
ケイゴ★「あー!そうでした!教えてくれてありがウィッシュ!俺は行きますので!」
走り去るケイゴ★の背中を見たシュウは一人ぼそっと呟く。
シュウ「・・・他意はなかったようだけど、変にトラウマを思い出させたら困るからな」
一方、同じ頃のアムールではトリスタン達がモードレッドから近くの裏山に誘われていた。その内容は・・・
トリスタン「肝試し?」
モードレッド「そうだ!なんかここの近くの裏山に怪奇現象が出たんだそうだ。んで、ボスから調査をしろって」
ルート「なぜ仕事を肝試しに使うんだ!」
チャラ王「おいモーさん・・・幽霊が出たら、殴りは効かないの知ってるよな?」
モードレッド「チャラがそう言うと思ったからぁ〜、ルイージに頼んでオバキュームを貸すって許可したしぃ〜」
裏山での肝試しに思わず戸惑う大半の全員だが、トリ子は反応が違っていた。
トリ子「肝試しの怪奇現象って、やっぱり血まみれとかか?」
リップ「トリ子ちゃん!?」
モードレッド「そこまではないんだが・・・なんか首吊りの紐が端を発して、ポルターガイストとか出てるらしいぜ」
トリ子「首吊りの紐から端を発した怪奇現象!?グロそうだぜ!ついてきていいかしら?」
モードレッド「興味津々だなー。いいぜ、同行させてやる!お前らも来るだろ?」
メルト「トリ子は結構そういうのが好きなのね・・・;」
ルート「トリ子が行きたいというなら」
おぼろ(モイモイ)「おぼろ達も行く!!」
モードレッド「決まりだな!じゃあ、今日の夕方でな!」
そして夕方、季節はすっかり秋から冬の季節にかけているのかどっぷりと夜に近くなった空の下でトリスタン達は例の裏山を見ていた。
- 冬の裏山での怪奇現象の調査(その2) ( No.594 )
- 日時: 2025/11/27 17:39
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
冬のホラー(少し間接的なアレな描写含)
トリスタン「わぁー・・・;おぞましい・・・;」
モードレッド「夕方とはいえ、この時期は冬だからな」
チャラ王「本当にここに入るのか?」
モードレッド「おう!実際に怪奇現象が起きてるからな!やっぱり元を断たないと、その後もどんどん出るんだぜ?」
リップ「やっぱり行こう。なんとかしないと、その怪奇現象が悪化する気がする;」
ルート「えー;まあ、そうだな。いか「こらぁぁぁぁぁー!!!」
後ろからの怒号に全員が振り向くと、そこには腕を組んでいる様子のツーストがいた!
ツースト「あそこの裏山は立ち入り禁止の区域になってんだぞ!入るつもりなのかお前ら!」
リップ「ツーストさん!?」
モードレッド「ちゃんと許可もらってんだから心配ねーよ。それにこいつらは協力者だよ。約1名はなんかワクワクしてるし」
ツースト「約1名?」
ツーストはモードレッドに指を指されたトリ子の姿を見た。
トリ子「あ?なんだよテメェ」
ツースト「(この子が例の妖精騎士トリスタンか。確かに口は悪いし、態度も悪そうなんだが・・・)いや、なんでもねーよ」
リップ「トリ子ちゃん;」
モードレッド「それよりもお前、オレらに注意してきたのはそれだけじゃねーだろ?誰かに頼みを受けたか?」
ツースト「・・・察しだけはいいんだな、お前は」
ツースト「そうだよ!ネスやナーサリー達子供組を中心にお化け屋敷作りたいから、その地縛霊狩りしてくれってクルークの奴に頼まれたんだ!しかも、俺がおざなりにやろうとしたら、「ちゃんとやってくれなかったら、あいりの部屋にG投げつけて、それをツーストのせいにするからね?むしろ殺らないし、バレて問い詰められたとしてもすっとぼけるからね」と脅されたんだぞ!!あんなか弱そうな優等生の顔してアイドルを脅迫したからここに来たんだろうが!!(半泣き」
モードレッド「うわー;あいりのサーヴァントであるオレが青ざめる案件なんだけどな;」
事実を知ったリップ達は顔を合わせながら、ツーストに訊ねる。
リップ「それなら、アタシ達と一緒に行かない?ほら、男子が少ないし」
チャラ王「別に行かなくてもいいっすよ。まあ、でかい代償が来るから言えませんけどー」
ツースト「本当かお前ら!」
ルート「ああ。ただし、地縛霊狩りはほどほどにしておけ。祟りが来るからな」
メルト「私達サーヴァントじゃなくても、意外と死霊って怖かったりするのよー」
ツースト「あ、ああ・・・;(サーヴァント達に言われると、余計に重みを感じるんだが・・・」
モードレッド「じゃあ、決まりだ!行くぞ!」
トリスタン達がモードレッドの案内によって裏山の中に入ると、中には外よりもおぞましくて暗い空間が広がっていた。
チャラ王「うわー;出そうだよあれ;」
リップ「笑えないんだけど・・・;」
すると、トリ子がリップの肩をポンと叩いた!
トリ子「おい雑魚ども、あそこ見てみろよ!」
トリ子「木の枝にロープが繋がってるぜ!」
リップ&チャラ王「ぎゃあああああー!!!」
トリ子が見せてきたある意味ショッキングな光景に二人は叫び、それを聞いたトリスタンは少し顔が青ざめていた。
トリスタン「貴女という人は・・・;もしや、こういうのが好みなのですか?」
トリ子「おう!つか,ホラー全般は好きだし!特にスプラッタホラーとか!ここにはそれほどじゃないのが残念だけど!」
ツースト「変なワクワクはやめてくれ・・・;泣いちゃう俺が」
トリ子がホラーものが好きなことに大半の全員が引く中、モードレッドはそのロープをじっと見ながら言う。
モードレッド「あー・・・これは元じゃねーな。もっと奥に行けたら、あるかもしれねーけど」
おぼろ(モイモイ)「奥に同じのがあるの!?」
モードレッド「そうだ、奥に。多分ここからまっすぐなんだけど・・・ん?」
すると、あそこの茂みからガサッと音がした!
トリ子「誰かいるの?」
リップ「きゃあっ!!(トリ子に抱きつく」
チャラ王「ひぃっ!!」
トリスタン「&☆%々:<×#@∀♪○〜!!?(同じくトリ子に抱きつく」
ルート「おい変な叫びをあげるな;」
メルト「つか、女に抱きつくなんて最低よトリ!」
おぼろ(モイモイ)「そっちー!?」
ツースト「け、獣か何かじゃねーのか?」
モードレッド「つか、なんだかんだで打ち解け合ってんなお前ら」
その茂みから現れたのはツーストのお目当ての地縛霊数体だった!
リップ「地縛霊ー!?」
チャラ王「さっきの俺達の叫び声で嗅ぎつけてきたんだ!!」
それを見たツーストは虫取り網を持って、その地縛霊相手に囲い込む!
ツースト「悪いけど、お前らは一緒に連れていってもらう!!つか、これであいりとの仲にヒビ入れられたくないぃぃぃぃぃー!!!」
ツーストは必死ながらも見事に地縛霊数体を捕獲し、それを見た全員は驚いた。
ルート「本当に地縛霊数体を捕まえたか・・・;」
メルト「びっくりするけど、やるじゃない。愛の力かしら?」
ツーストの必死な顔で地縛霊数体を捕まえた行動に他の仲間からも思わず称賛の言葉を送る中、モードレッドはツーストに訊ねる。
モードレッド「なぁ。今度はオレがオバキュームで捕まえるからさ、そのうちの5体はお前にやるぜ」
ツースト「いらんわそんなん!!」
その数分後、再度奥まで進むと、例の怪奇現象の元を見つけた!
モードレッド「これだな。この裏山で起きた怪奇現象の元の木のロープだよ」
トリ子「あら?さっきよりもいい意味で恐ろしい雰囲気じゃねーか!」
ツースト「なんでこういうのに限って話が合うんだお前らは・・・;」
ツーストが振り向くと、一部の仲間が悪寒と鳥肌を起こしていた!
ツースト「どうしたんだ!?」
リップ「なんかちょっと悪寒が・・・;」
チャラ王「足に震えが・・・;」
トリスタン「もう怖いのです・・・OTL」
モードレッド「どうやら地縛霊の影響を受けてるっぽいな?ルート、お前は平気か?」
ルート「ああ、なんとかな」
メルト「私も大丈夫よ」
おぼろ(モイモイ)「おぼろも・・・」
モードレッド「よし、お前ら三人は向こうでリップ達と休んでろ。あとはこっちでやるから」
トリ子「私には協力しろって?」
ツースト「俺もやるのかよ;」
モードレッド「当たり前だろトリ子はめちゃくちゃ平気だし。それにツーストは地縛霊狩りがあるだろ?やらないなら、あいりはオレがもらうけどな」
ツースト「ぐっ・・・;」
モードレッドは手始めにルイージから貸してくれたオバキュームを使って、地縛霊数体を吸い込ませた!
モードレッド「おっ、いいじゃん!ルイージの奴、こんないいの持ってるんだなー」
ツースト「そりゃあ、ルイージは霊感あるし、ルイージマンションシリーズでは主人公として活躍してるからな(虫取り網をブンブンと振り回してる」
トリ子「おいまた大量に来てるぜ?捕まえろ!」
三人の奮闘によりその木から生まれた地縛霊全員を回収することに成功し、それにより怪奇現象の気配がなくなった!
モードレッド「やったぜ!任務完了だ!」
ツースト「まさか地縛霊が大量に出てくるなんて思わなかったぜ・・・;」←お化け屋敷で必要な地縛霊の数をなんとか捕まえた
トリ子「早速ルート達に報告してやるか!」
その数分後、トリ子達は待機しているルート達のところに戻ってきた!
トリ子「終わったぜー!」
ルート「なんか嫌な気配がしなくなったかと思えば全部捕まえたか・・・おつかれ」
モードレッド「リップ達は?」
メルト「今休んでるわ。場合によっては思わず寝転んでるわ。地面の上にも関わらずにね」
それを見たトリ子は思わず地面の上で寝転んだトリスタンの頭を撫でながら言う。
トリ子「地縛霊狩ったぜ。見るか?」
トリスタン「嫌です私はもう帰ります!」
チャラ王「ダメだ!!(トリスタンが怖がってたからいい薬になるかと思ったけど、俺まで怖がらせるなんて・・・)クソッタレの地縛霊が!!」
ツースト「チャラ王は大丈夫そうだな。流石ジャンの奴に空手で鍛えられただけある」
リップ「ジャンさんのことを知ってるの?」
ツースト「おう、俺が行ってる行きつけのパティスリー店のオーナーだ!」
リップ「ええー!?」
そんな中、それを空の上から見る人物の姿があった・・・
???「私のご馳走を捕まえるなんて・・・ゆ、許さない・・・」
新たな敵の影が・・・
- 冬の裏山での怪奇現象の調査(その3) ( No.595 )
- 日時: 2025/11/27 17:41
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
その数分後、帰路に着いてる最中のトリスタン達が歩き、その矢先にあそこの茂みで動く何かに気付いた。
トリスタン「ん?あれはなんでしょうか?」
チャラ王「まさか、まだ地縛霊が残ってんのかよ!?」
モードレッド「一応見てやるか・・・」
モードレッドが確かめるべく、その茂みを開いたら・・・
聖剣エクスカリバーが土に刺されてあった(しかも、ご丁寧に綺麗に差し込んでる)
モードレッド「抜くぜぇぇぇぇぇぇー!!」
トリスタン「ずるいですよモードレッドのだけ!」
ツースト「あっ、こら!偽物の可能性があるから」
ツーストがその隣に見たもの:吉祥学園のNW部が作成した月島あいりの写真集Fセット
ツースト「あいり!(川に飛び込むような勢いで飛ぶ」
トリ子「お前もあいつらと似たようなもんじゃねーか!!」
リップ「待って三人とも!罠かもしれないから」
すると、三人の頭上に巨大な檻がガシャーン!と落ちてきた!
モードレッド「罠か!?」
ルート「言わんこっちゃない!」
メルト「とりあえず解放してあげるわ。鍵穴とかのはどれかしら・・・」
その直後、後ろから誰かが現れた!リップ達は振り向く。
???「一人はなんか違うのがかかったとはいえ、ここからは帰さぬぞ・・・!!」
リップ「誰!?」
チャラ王「あっ!その紋章のマーク・・・!」
その人物が弓に着けている紋章は傲慢の騎士と嫉妬の騎士と同じものだった!
チャラ王「あんたもあいつらの仲間か!?」
???「既に邂逅しているようだな?ならば、こちらも名乗らせていただく・・・」
???「私は悪食の騎士だ!」
悪食の騎士を名乗る赤髪のグラマラスな少女を前にルートは聞く。
ルート「こいつらは一人以外は関係ないよな?理由はあるのか?」
悪食の騎士「こいつらが私のご馳走の地縛霊を奪ったからだ!」
メルト「あー、悪食ってそういうことね;」
ツースト「食べられるなら好きに渡してやる!子供組を中心に地縛霊を使ったお化け屋敷を作られるよりもずっといいぞ!」
トリ子「差し出すつもりか!?」
悪食の騎士「え・・・;そいつはなんか大変な目に遭ってるのか?人間界の子供って意外とえげつないな・・・;」
チャラ王「あんたでさえもヤバいと思うほどの所業だったのかよ!?」
悪食の騎士はツーストが大変な目に遭っている内容を聞いて引きつつ、態勢を持ち直しながら話す。
悪食の騎士「まあ良い。あのお方の命令もあるからな、ここで死んでもらう」
リップ「ヤバい!来るわよ!」
戦闘に突入し、リップはお供のヒップをハンマーに変えた後、それを悪食の騎士に振り下ろした!
リップ「ラブピュアハンマー!」
しかし、悪食の騎士はそれを受け止める。受け止めたその左腕はなぜか木に変わっていた。
リップ「木!?」
悪食の騎士「ふふっ」
左腕が一瞬で元の人間の手に戻したのを見たモードレッドは気付いた!
モードレッド「あいつ・・・どちらかというと、木でできた人形のようだな。禁術でもやったのか?」
ツースト「そういう禁術なら、クロスから聞いたことがあるが、魔導師達でもあまり使わない奴だな?」
トリスタン「禁術は人を作る意味では禁忌のようなものですからね。気になるのは本当に人形ならば、誰が彼女を作ったのか、ですが」
一方、トリ子は自分のヒールを使って悪魔の騎士を攻撃しようと飛ぶ!
トリ子「仮に木だからってなんだよ!真っ二つに割ってやる!」
悪食の騎士「攻撃は木を使ったやつだけではないのでな」
悪食の騎士は弓を引き、それをリップ達の方に射抜いた!
チャラ王「うわっとぉ!!(素早く回避」
メルト「アナタ、弓使いね!?」
悪食の騎士「ああ、そうだ。私は弓に長けていてな、百発百中の腕前なのだよ」
悪食の騎士が弓で射抜き続ける中、リップはヒップを杖に変えた後に魔法を放った!
リップ「ラブヂカラゼーット!」
それにより、悪食の騎士の矢がハリボテに変わった!
悪食の騎士「これは・・・」
リップ「大人しく身を引いてよね!あと、ここの地縛霊が怖いから食べない方がいいよ!祟りとかで胃が痛くなっちゃう!」
チャラ王「そっちかよ!?」
それを聞いた悪食の騎士はポケットから何かを取り出した!唯一無事だった矢だ。
悪食の騎士「残念だな。そう簡単に負けるわけにはいかないのだよ」
悪食の騎士に放たれた矢は後ろの木に命中し、それをリップ達の方に崩させた!
リップ「え—————」
その直後にどしんと木が落とされ、大半がその衝撃により倒れた!
トリスタン「リップ!みんな!」
悪食の騎士「あれが本当に傲慢の騎士と嫉妬の騎士を負かした奴らか?なんかカッコわ」
トリ子「起きろー!!死んだらいたぶるぞー!!」←唯一木から離れたところにいたため無事
悪食の騎士「約1名が無事だと!?」
トリ子は悪食の騎士を睨みつけながら言う!
トリ子「テメー、私がこれから痛ぶるはずの奴らをよくも!殺してやるよ!」
モードレッド「なんか口悪いけど、真っ当なことを言ってんなあいつ」
ツースト「きっと、根っこはいい子なんだろうな・・・」
それを聞いた悪食の騎士は飛ぶ!
悪食の騎士「やってみろ!私を追いつけるならな!」
トリ子「やってやるよ!」
悪食の騎士「あ、その前に(何らかのスイッチを押す」
バリバリバリ(三人を閉じ込めた檻が雷に包まれた音)
ツースト&トリスタン&モードレッド「」←黒焦げになって気絶
悪食の騎士「証拠隠滅のために目撃者を潰すんだったな」
トリ子「何気に酷いことするんだなオマエ・・・;」
悪食の騎士は飛ぶ中、トリ子はそれを追いかける!
トリ子「待てやコラァ!!」
悪食の騎士「追いつけるならやってみろ!」
攻撃が飛び交う中、一番衝撃が少なかったことで先におぼろが起きた。
おぼろ(モイモイ)「いった〜・・・;あの女、木を壊してくれちゃってぇ;」
おぼろはふと月を見た。その月の色はピンクに見えた。
おぼろ(モイモイ)「・・・」
一方、木を伝いながら飛ぶ悪食の騎士をトリ子が追いかけつつ攻撃を繰り出していた!
トリ子「ちょこまかと避けやがって・・・!」
悪食の騎士「ならば、これはどうだ?」
すると、悪食の騎士は自身の身体を無数の葉っぱに変えたのをトリ子に切りつけた!
トリ子「きゃあああああー!!!」
それにより、大打撃を受けたトリ子を見た悪食の騎士は元の姿に戻ったあと、弓を引いた!
悪食の騎士「もらった!」
しかし、ぴょんっと舞う音が悪食の騎士の矢を石に変えた!
悪食の騎士「!?」
その直後にトリ子の前に舞い降りた。彼女は傷だらけになりながらも見た。
トリ子「(綺麗そうな女だが・・・)だ、誰だオマエ?」
そう訊ねられた少女はにっこりと笑い、それを見た悪食の騎士は弓を再度引く準備をしながら告げる。
悪食の騎士「誰かは知らぬが、命令を実行すればいいだけだ。跡形もなく倒されろ」
悪食の騎士は弓を引くが、少女がくるっとスピンしたことで矢の動きを止めさせた!
悪食の騎士「なっ!?」
そして少女の靴がカツンと鳴らした後に悪食の騎士は後ろにぶっ飛ばされた!
悪食の騎士「がはっ・・・!!」
少女「・・・」
このままではやられるなと思った悪食の騎士は叫ぶ!
悪食の騎士「余計な邪魔が入ったようだから、今日のところは見逃してやる!次に現れた時は容赦しない!」
悪食の騎士が転移の魔術礼装で立ち去った後、トリ子は足がふらつきながらも少女に歩み寄った。
トリ子「あ・・・なんか知らねーけど、私を助けたんだな・・・こんなこと言うのは癪だけど」
すると、少女はトリ子をぎゅっと抱きしめた!
トリ子「は!?」
少女「ごめんね。もう少し早く助ければよかったんだけど、そうも言ってられないわね。今度はあなたとリップ達が戦って欲しいの」
トリ子「!リップを知ってるのか?」
少女「じゃあねっ」
少女が向こうに立ち去った後、トリ子はぽかーんと呆気に取られた。
トリ子「何なんだ一体・・・」
すると、ガサっと音がした!トリ子を探しにきたおぼろだ。
おぼろ(モイモイ)「よかった、勝ったのね!」
トリ子「おい!ヘボい一寸子のくせして何走ってきたんだ。迷子になっちまうだろ」
おぼろ(モイモイ)「ごめんなさーい」
トリ子は悪い態度だが、その手にはおぼろを優しく包み込んでいた・・・。
- 冬の裏山での怪奇現象の調査(その4) ( No.596 )
- 日時: 2025/11/27 17:43
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
その数分後、ようやく目を覚ましたトリスタン達だが、唯一気絶しなかったトリ子が何かしたと勘付いていた。
チャラ王「トリ子は唯一無事で、悪食の騎士に勝ったか!やるじゃん!」
トリ子「いや、それは私じゃなくて・・・(あの蝶のような女の名前、聞いてなかったな・・・」
ツースト「んで、あの女が傲慢とか嫉妬とか言ってたけど、お前ら、一体何したんだ?」
リップ「いやなんでもないよ!(ただでさえよくわかってないに、あんなめちゃくちゃなのに目をつけられたって知られたら問い詰められる・・・;」
モードレッド(傲慢のはどっかで会ったような気がするが・・・)
すると、トリスタンが何でもないような顔して話す。
トリスタン「ところでツースト殿、これでクルーク殿があいり嬢の部屋にG投げられなくて済みましたね」
ツースト「言うな!!地縛霊が勝手に逃げてもねーのに!!(泣」
おぼろ(モイモイ)「あはは」
一方、天体観測していた王ドラはさっき撮った写真を見て首を傾げていた。
王ドラ「撮れましたが、なぜ月が一瞬だけピンク色になったんですか?」
その一方、トリストラムはとある誰かと通信越しに会話していた。
トリストラム「そうですか。相変わらず、商売だけは上手なのですね・・・」
???「俺はこれでも士族長の一人だからな。だから、街の発展ぐらいは軽いものさ」
トリストラム「そうですか。あまり敵を作らないように」
???「知らないのか?商売上手なほど、敵はついてくるようなものなのだよ」
通信を終わらせた後、トリストラムは窓越しに月を見ていた。
トリストラム(今は元に戻りましたが、なぜ月の色が一瞬だけピンク色に・・・?)
END・・・?
突然現れた謎の少女は・・・?感想OK
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