二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- この世界の運命
- 日時: 2015/12/06 15:03
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
三門市人口28万人
ある日この街に異世界への門が開いた
「近界民」(ネイバー)
後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が、
門付近の地域を蹂躙 街は恐怖に包まれた。
こちらの世界とは異なる技術を持つ
近界民には地球上の兵器は効果が薄く、
誰もが都市の壊滅は時間の問題と思いはじめた。
その時、
突如現れた謎の一団が近界民を撃退し こう言った。
「こいつらのことは任せてほしい」
「我々はこの日のためにずっと備えてきた」
※この小説はワールドトリガーの二次小説です。
- Re: この世界の運命 ( No.766 )
- 日時: 2017/07/27 19:40
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
ク「許さない?・・・ふふ、許さないのは結構だけど、じゃあどうするのかしら?」
零「・・・ここであんたを倒す。
あんたが何人殺したかは知らないけど、それで少しは殺された人も報われるでしょ。」
腕一本取られたにも関わらず、クロイは依然余裕そうだ。
零「アステロイド!」
クロイの斬撃には正直私の腕じゃ耐えられない。
だから、距離を保ちながら射手用トリガーで戦う。
遠距離の斬撃にはグラスホッパーで対応する。
ク「勢いはいいけど、この調子じゃすぐにトリオン切れになっちゃうわよ」
零「無駄口叩く暇はないよ・・・!」
普通より格段に速い超高速斬撃にはシールドを使う。
普通のより速さに重点を置いている分、威力は普通の斬撃より低い。
基地付近のトリオン兵の量が急激に減り始めた。
そろそろ終わり、ということか・・・。
冷静さは失わないよ。
怒りや憎しみは何よりも人の感覚を鈍らせる・・・て何かで聞いたことあるから。
零「これで終わりだよ・・・!!」
全力のメテオラとアステロイドを撃つ。
これで勝負は決まった・・・・はずだった。
零「!!」
気づくと私のトリオン体の胸元を、弧月(?)が貫いていた。
零「な、何で・・・」
私がメテオラを撃った場所には、誰もおらず代わりに後ろから声が聞こえた。
ク「あら、忘れたの?私がどうやって貴方をここまで連れてきたか」
零「そうか・・・ワープトリガー!!」
ク「途中からこの剣のことしか、頭に入ってなかったでしょ。
怒りに我を忘れず戦ったことは凄いけど、やっぱり最初の時より視野は狭まっていたようね」
ま、負けた・・・!?
完全に動きをとらえたと思ったのに・・・!
二『零!こっちは片付いた。太刀川たちも上手く敵を退けたようだ。
俺たちの勝ちだ』
零「!!」
突然耳に入った二宮さんの声に気づかされた。
そう、私は1人で戦っているんじゃないということ。
そして、私たちは守り切ったのだということを。
ク「あーらら。何やってるのかしら、ガロプラの奴ら。
こうもあっさりやられるなんて、恥ずかしくないのかしら」
零「次は・・・・絶対に勝つから・・・それまで待ってなさいよ・・・!!」
クロイはすぐにでも撤退するのかと思えば、こちらに近づき私に刺さった剣を抜いた。
ク「戦いに『次』なんてものはないわ。
貴方は負けた。それが事実よ。
まあ、暇つぶし程度にはなったけどね。
それじゃ、次会う時までに貴方がまだ生きてたら相手になってあげてもいいわ。」
そう、言い去った。
クロイの言う通りだった。
ここが近界なら私は確実に死んでた。
零「・・・・・・・」
もっと、強くなって・・・次は母さんたちの仇を倒す!!
二『零。そこまで迎えに行こうか?』
零『いえ・・・。ベイルアウトして本部に戻るので大丈夫です』
二『?・・・そうか』
零「ベイル・・・・アウト・・・・」
そう粒やくと私のトリオン体は本部へとまっすぐに向かった。
- Re: この世界の運命 ( No.767 )
- 日時: 2017/07/28 18:44
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
ボフン
ボーダー本部に戻ったんだろう。
私の自室兼作戦室のベッドに体が落ちた。
零「アフトクラトルか・・・。強かった」
第二次大規模侵攻でも人型は強かった。
私はまだクロイを倒せるほどの強さがなかった。
自分では強いつもりだったけど、まだまだってことか・・・。
・・・鍛錬が必要だ。
『B級ランク戦スタート!!』
零「!」
リモコンに手が当たったのか、不意にテレビがついた。
そうか、今回は玉狛第二と香取隊、柿崎隊のランク戦。
零「・・・・・・」
少しだけ見よう。
遊真くんの戦い方は参考になるし、三雲くんの作戦にはいつも驚かされる。二宮隊に負けて、どのくらいあの隊が成長できたのかも見たい。
初っ端から隊の合流をせず、遊真くんに突っかかりに行く香取ちゃん。
そして先に合流した三雲くんが遊真くんのフォローに入る。
弱いほうから先に倒す。
三雲くんを狙った香取ちゃんは、何かにつまづいた。
香「!!?」
バランスが崩れたところを千佳ちゃんが狙う。
あれ、でも千佳ちゃんって人が撃てないはずじゃ・・・。
どうして千佳ちゃんが撃てたのかは、香取ちゃんをかばった三浦さんの腕を見て気づいた。
零「鉛弾か!」
香取ちゃんがつまづいた原因はおそらくスパイダー。
トリオン量の少ない(らしい)三雲くんが隊の役に立てる一番の策がスパイダーってことか。
でも、よくスパイダーなんてトリガー知ってたね。あまり人気が無くて全然知られてないのに。
誰かが知恵を貸したのかな。
そして、人が撃てない千佳ちゃんは近距離ではイーグレットと鉛弾を掛け合わせたものを使っている。遠距離ではいまだにアイビスを使っているようだけど。
イーグレットと鉛弾ね。
一度だけ鳩原さんから聞いたことあるなぁ。
人が撃てないから、イーグレットと鉛弾で相手の動きを止めるんだって。
ユズルくんかな、教えたのは。
鳩原さんのトリオン量じゃどのみち使えない策だったみたいだし、あの二人は仲よさそうだしね。
敗戦が部隊に進化を・・・・ね。
確かにこれは強くなってるなー。
スパイダーか。
使ったことないけど、強くなるためには必要なことだ。
よし、訓練室に行ってこよう!
- Re: この世界の運命 ( No.768 )
- 日時: 2017/08/01 03:00
- 名前: 名無 (ID: 6FfG2jNs)
来ない間にいっぱい更新している。
- Re: この世界の運命 ( No.769 )
- 日時: 2017/08/03 17:39
- 名前: ヤミ (ID: 98Nvi69E)
久々に来ましたけど結構進んでたんですね(´⊙ω⊙`)
- Re: この世界の運命 ( No.770 )
- 日時: 2017/08/13 18:45
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
名無さん
お久しぶりです。全然更新できてなくってすみません!
名無さんが来てくださってるのを見て、また創作意欲がわきましたっ!
ありがとうございます!!
ヤミ
お久しぶり!見に来てくれたんだね!
ありがとう!!
これからもちょくちょく見に来てくれると嬉しいな。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155