二次創作小説(紙ほか)
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- この世界の運命
- 日時: 2015/12/06 15:03
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
三門市人口28万人
ある日この街に異世界への門が開いた
「近界民」(ネイバー)
後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が、
門付近の地域を蹂躙 街は恐怖に包まれた。
こちらの世界とは異なる技術を持つ
近界民には地球上の兵器は効果が薄く、
誰もが都市の壊滅は時間の問題と思いはじめた。
その時、
突如現れた謎の一団が近界民を撃退し こう言った。
「こいつらのことは任せてほしい」
「我々はこの日のためにずっと備えてきた」
※この小説はワールドトリガーの二次小説です。
- Re: この世界の運命〜番外編〜 ( No.581 )
- 日時: 2016/06/12 20:38
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
【太刀川さんとの本気戦闘】
それは今から一年も前の話・・・・。
ある日、ボーダー本部ではこんな会話があったそう。
零「いーやーでーすー!!離してくださいよーー!」
太「離さないぞー!お前がうんと言ってくれるまではなー!」
去年の春、A級に上がって私はそこそこ力をつけていた頃のこと。
偶然会った太刀川さんと途中まで仲良く話していたのだけど
零「誰か〜!!助けて!変質者がいるよーー!」
太「誰が変質者だ!」
零「あなただ!」
太「おー、俺か・・・・。って違う!」
のような、馬鹿みたいな茶番をいつの間にか繰り広げてしまっていた。
出「な、何してるんすか;;太刀川さんと・・・・零?」
零「あ、出水!ちょうど良かった!この変質・・・ゲフンゲフン・・・お宅の迷惑な隊長連れて帰って!!」
太「おい、出水!ちょうど良かった!このアホ・・・ゲフンゲフン・・・お前の同級生引き留めてくれよ!!」
私と太刀川さんは同時に出水に助けを求めた。
零「ちょ、今アホって言いましたよね!?私は太刀川さんよりアホじゃないんですけど!?」
太「俺だって変質者じゃねーし!?ただ聞き分けのないアホ引き留めてただけだ!」
昔はちょっと今より太刀川さんと口喧嘩みたいなものが激しかった。
(今でもたまにある)
零「はあっ!?誰が聞き分けのないアホですか!現役女子高生の腕つかんで、、、変質者以外に何なんですか!」
太「はあっ!?お前がまともに話聞いてくれないから止めただけだろ!腕つかんだのも不可抗力ってやつだ!」
出「ちょ、ちょっと....二人とも落ち着いて・・・;;何でそんなに揉めてんの?」
零「この人が太刀川隊に入れってしつこくしてくるから断ってたの!!」
太「こいつがなかなか太刀川隊に入ってくれないから勧誘してたの!!」
同時に叫んだので出水は聞き取れたのか心配だったけど、ちゃんと聞き取れてたみたい。
出「二人ともそんなことで喧嘩してたのか....」
零、太「「そんなことって何よ!/何だよ!」」
- Re: この世界の運命〜番外編〜 ( No.582 )
- 日時: 2016/06/06 17:53
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
【太刀川さんとの本気戦闘】
出「何でそんなに零はうちの隊に入りたがらないんだよ?」
不思議そうに出水は私に聞いてきた。
零「だって『隊』とかそういうものに縛られるのって好きじゃないんだもん」
太「俺んところは比較的自由だぞ!」
零「えー。太刀川隊は太刀川さんが隊長ってところが不安だから嫌だ〜」
太「なっ・・・・・!(ガーン」
出「でも太刀川さんは零に入ってほしいんでしょ?」
太「まあな。こいつの戦闘力は俺が一番分かってる(キリッ」
零「ま、一番対戦した回数が多いのは太刀川さんですからね」
太「だろ!!」
零「ほとんど全部太刀川さんが無理矢理やらせたやつですけどね」
出「うわ、ひでー太刀川さん」
太「俺はこいつの成長を一番に思って...」
零「自分は戦闘がしたかったからって心の声だだ漏れですけど」
太「うっ....」
サイドエフェクトにより心の中を見透かされた太刀川さんは項垂れている。
それを見て流石に可哀想に思ったのか出水は
出「じゃあ模擬戦すれば良いじゃないですか」
太、零「「え??」」
出「もし太刀川さんが勝ったら零はうちに入る。零が勝ったらうちには入らない」
太「おお!それ良いな!!」
零「いや!全然良くないですよ!」
太「何で?」
零「だって私の方が絶対弱いじゃないですか!」
太「いやいや、お前前に対戦したとき俺と4対6までいけたじゃねーか」
零「あれは偶然・・・・」
太「偶然だろうがまぐれだろうが俺から4本もとれたんだ」
零「・・・・・・・わかりましたよ」
太刀川さんの説得に乗せられた感じだが、私はこの戦いやっても良いと思う。
だって負けても逃げれば良いし、
それに今日は何となく調子が良いから。
太「え?!マジでやってくれんの!?」
零「はい。でも条件があります」
出「条件・・・?」
零「本気でやってください」
その時の私の目はいつも以上にギンギンで太刀川さんみたいな(格子状じゃないよ?)目をしていたらしい。
零「私も本気で行きますので」
- Re: この世界の運命〜番外編〜 ( No.583 )
- 日時: 2016/06/06 18:11
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
【太刀川さんとの本気戦闘】
急遽決まった私と太刀川さんの本気戦闘はボーダー内を早くも知れわたっていて、観覧席には大勢の人が....。
あまり大人数の前での戦闘は好きじゃないんだけどな・・・。
私が隊に入らない理由の1つとして、ランク戦などで目立ちたくないからだ。
ま、それは今置いといて。
今日のトリガーのカスタマイズは終わった。
1、スコーピオン
2、シールド
3、グラスホッパー
4、アステロイド
5、メテオラ
6、カメレオン
今日はこれでいく。
グラスホッパーは最近はじめて使ってみたばかりだけど、なかなか使いこなせたから大丈夫そう。
太「何本勝負にするんだ?」
零「10本...ですかね」
太「わかった」
よし、いよいよ戦闘開始!
零「トリガー 起動!!」
- Re: この世界の運命〜番外編〜 ( No.584 )
- 日時: 2016/06/06 18:44
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
【太刀川さんとの本気戦闘】
ー1本目ー
零「やっぱり太刀川さんは弧月ですか」
太「お前みたいに器用じゃないからな...!それにこれ1本で充分だしな。お前は・・・・」
零「スコーピオンで行きます。弧月なら太刀川さんとの差がよく分かるんでしょうが、今はそう呑気にできる戦闘じゃないんで」
太「ふっ・・・そうか」
二刀流のスコーピオンで挑む。
右手のスコーピオンで弧月を軽く受け流し、
太「・・・・!」
太刀川さんの懐にグサッと・・・
太「こんなもんじゃ、やられねーな!」
できなかった!!
零「ちぇーっ」
弧月をヒラリヒラリと交わす。
太刀川さんは攻撃の切り返しが早くて、ダメなときは全然追い付けない。
零「〜〜っ!!」
スコーピオン2本で受けるが、太刀川さんの弧月の太刀は止められず...
『緊急脱出』
太刀川 1
桜谷 0
ー2本目ー
今度はスコーピオンとアステロイドで行こう。
零「アステロイド!」
太「くっ!」
シールドで間一髪受け止めた太刀川さん。
でも次はさっきよりも威力は強いよ!
零「アステロイド!」
本当は合成弾使いたいんだけど、太刀川さんはそんな時間も与えてくれそうに無いから...
アステロイドに夢中になってるところを・・・・
零「取らせてもらいます!」
太「うおっ?!」
カキンッ
零「なっ・・・!」
まさか...後もう少しと言うところで止められてしまった。
太「それで終わりか?」
零「ふっ、まさか!」
トンッと私は一瞬で太刀川さんから距離をとった。
太「!!」
次の瞬間、空から大量の雨のようなアステロイドが。
あらかじめ準備しておいたのが役に立った。
太刀川 1
桜谷 1
- Re: この世界の運命 ( No.585 )
- 日時: 2016/06/06 18:45
- 名前: ヤミ (ID: lyEr4srX)
零ちゃん、変質者……ゲフンゲフン…太刀川さんに勝って〜!
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