二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.405 )
- 日時: 2024/04/27 10:18
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
403話・ケチな8
練習デート(1回目)
葉月「おっ!待ったか?」
八期「3時間前に来た!」
葉月「早すぎるわ!あと嘘でも『待ってない』と言え!」
八期「何で?」
葉月「気遣いだよ!お前の言い方だと『俺をこんなに待たせるとは何事だ!』って相手は思うかもしれないぞ!」
八期「でも、遅れるよりは良いじゃん!」
葉月「確かにそうだが・・・、早すぎるのもどうなんだ?」
八期「知らない場所だと道に迷う事だってあるじゃん!だから前もって早く家を出る!」
葉月「そうだが・・・、う~ん・・・、それでどこに連れてってくれるんだ?」
八期「あれ?葉月が連れてってくれるんじゃ?」
葉月「バカ!お前の勉強なのに、なんで私が考えなきゃいけないんだ!」
八期「『こういう場所ではこうするとか、ああいう場所ではああするとか』言ってくれるのかと?」
葉月「あのな、それは普通間違った時に言うことだ!」
八期「ってか、突然の事過ぎて財布中身あまり使いたくないんだよな」
葉月「金欠か?」
八期「元々そんな持ってない!」←中身見せる
葉月「お前、こんなはした金でデート行くつもりだったのか?」
八期「だって、最近お小遣い貰ってないもん!」
葉月「使いすぎたんじゃねーの?」
八期「ちゃんと計算して使ってるよ!ここぞの時しか使わない!」
葉月『これ逆に言うと、私とのデートなんてどうでも良いってことだぞ!そりゃ、私はお前を教える為に誘ったが・・・』
八期「どこ行く?」
葉月「お前が決めろよ!」
八期「だって、もし連れてって嫌な顔されたら・・・」
葉月「『ネガティブ!後の事は考えられてるが・・・』あのな!女と言う生き物は基本好きな男と一緒に居られたらどこでも良いんだ!」
八期「そうなの?でも付き合い立てのカップルは?」
葉月「ああ、まあ初対面だと、その人の好きなものって何なのかを知りたいんだよ!価値観が合うかどうかを調べたくて!」
八期「そうなんだ・・・、じゃああそこ行こうかな!」
葉月『どこ連れていく気だ?』
オモチャ屋
葉月『子供か!』
八期「こう言うの面白そうじゃない?」
葉月『子供か!』
八期「やっぱり、トミカとかプラレールはジオラマや体験ゾーンがあると興奮するよね!」
葉月『子供か!』
八期「あっ!カジノルーレットある!ポーカーとかもコイン使ってやったみたいな!」
葉月『子供か!』
八期「あっ!あそこにゲーム機の体験ゾーンがある!」
葉月「お前は子供か!」
八期「子供だよ!ってか、人類皆子供でしょ!」
葉月「どういう意味だ?」
八期「だって、親から見たら子供はいつまでたっても子供だよ!自分で産んで自分が育てたのだから!」
葉月「どうでもいいわ!なんで中3でこんな場所をうろつかなきゃ行けないんだ!こう言う場所は100歩譲って、子供が出来た夫婦が行く場所だ!」
八期「えっ?」
葉月「もっと別の場所に連れていけ!」
ゲームセンター
八期「わあ!色々あるな!」
葉月『子供か!』
八期「やりたいけど、お金無いんだよな・・・」
葉月『子供か!』
八期「あっ!前のゲームが進化してる!」
葉月『子供か!』
八期「あっ!あの人ジャックポットチャンスだ!僕は出来ないから応援しよう!当たれ!」
葉月「だから、お前は子供か!」
八期「未成年だから十分子供でしょ!」
葉月「そう言うこと言ってるんじゃない!ってかやるつもり無いよな?」
八期「無いね」
葉月「じゃあなんで来た?」
八期「見てるだけでも楽しいから!」
葉月「だったら動画サイトでも見とけ!」
八期「ええっ?」
葉月「誰がこんなところでデートなんてするかよ!別の場所連れていけ!」
古本屋
八期「あっ!この本まだ残ってた!」
葉月『図書館か!』
八期「あっ!あっちにもたしか・・・」
葉月『図書館か!』
八期「ハーレム物は面白いなあ!」
葉月「図書館か!」
八期「えっ?」
葉月「本は売り物だぞ!お前買う気あるか?」
八期「無い!」
葉月「じゃあ、読むなと言いたいが、私も皆もやってるからここは強く言えないな、って違う!」
八期「何が?」
葉月「なんでお前のデート先は全部見て楽しむものばかりなんだよ!」
八期「映画も見るものだけど?」
葉月「そうじゃなくて、こんなのインドアと変わんねーわ!」
八期「インドアですが?」
葉月「お前のデート先は全部マニアック過ぎるんだよ!」
八期「どう言うこと?」
葉月「一部のそのジャンルのマニアしか好きに成らない場所だって言ってるんだよ!」
八期「でも、僕の好きな場所に連れていけって言ったのは葉月だよ!」
葉月「お前、さっきからお金使いたくないからって、無料で楽しめる場所しか来てないだろ?」
八期「うん!」
葉月「しかも、移動も自転車だし!」
八期「うん、節約!」
葉月「ハアー、ガッカリだよ!」
八期「だって、中3はそんなお金持ってないよ!」
葉月「そうかもしれんが・・・、ん?あっ!」
八期「どうしたの?」
葉月『これは!私の好みのBL漫画!』
八期「何それ?」
葉月「お、お前には見せられない!」
八期「なんで?」
葉月「じゃあ、お前はその奥のアダルト本を私の目の前で取ることが出来るか?」
八期「しないね」
葉月「それと一緒だ!」
チーン!
店員「ありがとうございました!」
八期「女の子でもそう言うの興味あるの?」
葉月「そう言うのってなんだ?」
八期「その言えない・・・」
葉月「男だろ!」
八期「だってそう言うこと言う男は変態というか嫌われると言うか・・・」
葉月「小学生か!男は皆変態なんだよ!ましてや女子だって男はそういう生き物だって百も承知だ!」
八期「そうなの?」
葉月「『成る程、嫌われすぎてこう言う性知識も鈍感に成ってるんだな!』世の中には女の変態だって居るくらいだ!」
八期「そうなの?」
葉月「そもそも、女が『胸を大きくしたい』と思う気持ちは、好きな男に振り向かれたいって気持ちも少なからずある!」
八期「う~ん・・・」
葉月「『尻フェチで面食いのコイツには分からんか!』男が女を独り占めしたいと思うように、女だって同じ事を考えてるようなものなんだよ!」
八期「へー・・・」
葉月「それにキスとか、好きな人とやりたいだろ?」
八期「そうだね」
葉月「仮にだぞ?」
八期「うん」
葉月「女子に『エッチなこと』したいって言われたらお前はどうする?」
八期「断るだろうな」
葉月「はあ?じゃあ、『ナンバーズ8』のメンバーでも良いよ!その誰かに言われたら?」
八期「誰だろうと断る!」
葉月「なぜだ?」
八期「そんな体も心も傷つける恥ずかしい事をさせたくはないよ!それが好きな人とかじゃない!自分の身近でよく話してくれる人や憧れの人である限り!そんな恥ずかしい事は出来ないと思うし、提案もしないと思う」
葉月「なんでだ?」
八期「だって、そもそも犯罪だし、騙されてる可能性も否定出来ない!客観的に見ていじめに見える!そんなことしたくない!それよりも、知っている人だからこそ、そんなあられもない姿を見せて欲しくないってのが本音かな!」
葉月「お前も男だな!」
八期「どう言うこと?」
葉月「自分で言っただろう!『客観的にいじめに見える!』ってことはお前もこっそり見てるんだろ?」
八期「み、見てないよ!」赤面
葉月「バカ!分かりやすい!」
八期「本当だもん!」
葉月「嘘付け!エロ動画なんて男だけじゃなく女も見るんだよ!」
八期「えっ?そうなの?」
葉月「ああ、だからきっと8のメンバーだって一部のメンバーは・・・」
八期「いやいや、ヘンゼルくらいしかあり得ないって!」
葉月「つまり、女性陣はともかく、秀喜や歩は見てないと?」
八期「あんな真面目な2人があり得ない!」
葉月「バカ、エロ本やエロ動画に真面目もバカも関係無いんだよ!思春期とか成人に成ったら、皆性知識が気になる変態に成るんだから!」
八期「あり得ないって!」
葉月「いつまでその振りが出来るかな?」
しかし、この光景をずっと見ていた人達が居たのを2人は知らない。
- Re: ナンバーズ8 ( No.406 )
- 日時: 2024/04/29 22:41
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
404話・問い詰められる葉月!8の恋愛事情!
部室
青奈「葉月!」
葉月「あっ!青奈!何の用?」
青奈「何の用?じゃないわよ!」
葉月「えっ?私何か青奈の気の触る事した?」
青奈「先週末の話よ!」
葉月「先週末?」
希「葉月ちゃん!」
子「先週末八期君と出掛けてたよね?」
愛海「どこ行ってたの?」
八姫「あんたも八期の事好きなの?」
葉月「あっ!皆さん、八期の事好きなんですか?」
子「そ、そうじゃなくて・・・」
愛海「興味本位と言うか・・・」
八姫「別に、アイツがあんただろうと、誰だろうとデートしてたってどうだって良いわよ!」
葉月『だったら文句言うなよ!』
八姫「どこ行ったのよ!」
葉月「適当にアイツの行きたい場所に付いていっただけだよ!」
希「あの子そんなお金待ってないから、せいぜいオモチャ売場とか古本屋、後ゲームコーナーでメダルゲームを眺めてるだけだったんじゃない?」
葉月「何で分かるんだよ!付いていって無いよな?」
希「私は付いていってないけど、大体いつも三点セット張りに行く場所大体同じだよ!」
葉月「まさか、昨日付いていってたのは?」
八姫・子・愛海・青奈←知らんぷり
葉月「お前らか!」
零「そんなことより葉月ちゃんの気持ちが知りたい!」
青奈「そもそも、どうでも良いと思ってる男と一緒に出掛けたりするわけないわ!きっと何かあるに決まってるわ!」
葉月「まあ、理由がないとあんなことしないよ!」
零「どう言うこと?」
葉月「アイツ、恋愛不信って皆知ってるよな?」
愛海「ええっ・・・」
子「そんなこと言ってたよね?」
青奈「全然なびかないよな!」
葉月「直接本人に聞いてみたら、とんでもない事が分かった!」
零「何が分かったの?」
葉月「アイツの恋愛不信は・・・」
全員「恋愛不信は?」
葉月「ドッキリとか嘘告白とかが原因でなく・・・」
全員「えっ?」
葉月「家族による洗脳的事例って事が分かった!」
零「洗脳的事例?」
子「それって、家族から嫌な風に吹き込まれてるってこと?」
愛海「もしかして、私達の事を悪く言ってるとか?」
希「私、それ知ってる!」
全員「えっ?」
希「私は八君の事本気で好きで、お世話とか一緒に過ごしてるのに、八君のお母さんや一ちゃん達は八君には『嫌々付き合ってるだけ』とかいつも言ってるんだって!」
葉月「希はいつそれを?」
希「小学校中学年の時に初めて言われたかな?
『無理して僕と一緒に過ごさなくて良いよ』って初めて言われた時、その後から、なんか私と一緒に過ごす時、なんかよそよそしいと言うか、申し訳なさそうな顔することが多くなったんだよね!」
子「じゃあ、仮にこの中の誰かが告白したとしても?」
葉月「本人は信じないと言うか半信半疑に成るそうだ!それはたとえ結婚しても、下手したら墓場まで信じない!」
青奈「それは逆に言うと、告白されない限り無理ってこと?」
葉月「そうなるな」
町子「個人的ランキングが気になるね!」
葉月「町子!?」
町子「普通考えたってこんな女の子が一杯居る部活動で、好意を寄せない男の子が居ないって普通あり得ないから!」
青奈「それは当たり前だ!普通の男なら、影で呼んでナンパとか口説き落とすとか・・・」
八姫「アイツにそんな度胸があるとは思えない!」
希「そもそも、恋愛不信の人がナンパとか絶対しないよ!ナンパなんて下手したら迷惑行為なんだから!」
葉月「ってか、大体八期を好きな奴って何人居るの?」
子「ちょっと!」
愛海「何でそんなこと聞くの?」
町子「でも、知ることによってライバルの意識は変わると思いますよ!モヤモヤするよりは分かった方が良いと思います!」
希「そう言うものなの?」
町子「まあ、分かったら分かったで、ギクシャクしてグループ内で揉めることもありますけどね!」
青奈「どっちが良いのよ?!」
町子「どっちにしろ、メリットもデメリットも背負うんですよ!どちらにするかは皆さん次第です」
希「ここは個人の自由にしない?」
葉月「どう言うことですか?」
希「私は、生まれた瞬間から大好き!ずっと一緒に居たいって思ってる!」
青奈「やっぱり、あなたも本気なんですね!私だって、デブで不細工だった私をここまで変えられたのは、八期のお陰なんだから!」
八姫「大きくなりすぎで引かれてる癖に!」
青奈「なんですって!あんただって、八期の事が好きな癖に!」
八姫「わ、私が!?」
子「ここは肯定した方が楽だよ」←小声
八姫「何よ!悪いの?」
希「開き直った」
青奈「そう言う子はどうなの?」
子「わ、私!私は八姫ちゃんのキューピッド、サポート役なの!」
希「へー、そうなんだ!零ちゃんは?」
零「わ、私ですか?」
希「だってよく八君の世話を焼いてるじゃない!私の次に積極的に理解しようとしてるの零ちゃんくらいよ!」
青奈「そうよ!そうよ!好きでない限りそんなこと出来るわね・・・」
零「そ、それは・・・、アアッ!!」←赤面
プシュー!
希「タコのように赤くなって固まっちゃった!」
愛海「どうする?」
子「私に言われても・・・」
希「じゃあまっちゃんは?」
町子「ノーコメントで!」
八姫「あっ!ズルい!」
青奈「逃げたわね!」
町子「だって、個人の自由って言ったのは希お姉さんだよ!どう言おうが私の勝手でしょ!」
希「それはそうね!愛海ちゃんは?」
愛海「わ、私!えっ、ええっと・・・、弟みたいで可愛いなあって思ってるけど・・・」
希「フムフム」
愛海「なんか可哀想で手を差し伸べてあげたいと思いたくなったり・・・」
子「フムフム」
愛海「かと思えば、去年『絶対命令』を使いこなして伝説の生徒会長に成る程格好良く仕事をこなしたり!」
青奈「それって好きって感情じゃないの?」
愛海「何だろう?凄い子とは思うんだけど・・・、好きと言うのか、これが恋なのかってのは・・・、ちょっと・・・」
青奈「曖昧だな!」
葉月「従姉妹だけど、似た者同士だな!」
八姫「下の後輩達はどうなんだろう?」
理珠「私が分析したところによると・・・」
葉月「理珠!居たのかよ!」
理珠「はい!話はそこで最初から聞いておりました!」
葉月「隠れてやるな!最初からここに居ろよ!」
理珠「平江さんは確実に八期に好意があります!結さんはその平江さんを応援する形で一緒に入ったかと!」
青奈「そうなのね!」
町子「ねえ、それってプライバシーの侵害じゃない?」
理珠「結構分かりやすいですよ!」
町子「それって、ナンバーズ8のメンバー全員は少なからず八期君に好意を持っているってこと?!」
理珠「はいその通りです!」
葉月「おいおい・・・」
子「何勝手に私達を数に入れてるの!」
理珠「バレンタインにチョコを渡していませんでしたか?」
子「あれは仲間とか感謝と言うか・・・」
理珠「2月14日に渡していたのに?」
子「いつ渡したって良いでしょう!」
理珠「手作りしたのに?」
子「何渡したって良いじゃん!手作りの方が喜んでくれるし!」
青奈「となると、ここに居ない芹や金にグレーテルも八期に好意があるのね!」
理珠「それだけじゃありません!」
全員「えっ?」
理珠「渚さん、恵さん、歩、秀喜、そして私もです!」
全員「ええっ!!!!」
八姫「ちょっと待ってよ!」
青奈「百歩譲って渚はともかく、恵や歩、秀喜!」
希「挙げ句の果てに理珠ちゃん!あなたも!」
理珠「何ですか?どこの法律にロボットが恋をしてはいけない法律があるんですか?」
町子「無いけど、ビックリよ!」
理珠「私は、八期が私の事をロボットと言う自分の所有物として命令すれば何でも聞いてくれる便利アイテムとしてでなく、大切な物として、1人の仲間として扱ってくれることに感謝してるんです!」
八姫「充電とメンテナンスは怠るけどね!」
理珠「もう自分でやってます!」
八姫「それはどうなの?」
葉月「アイツ、自分が嫌われ者って思われてるけど、実際は変な方向にモテモテじゃねーか!」
八姫「変な方向って何よ!」
葉月「だって、同級生、先輩、後輩、幼馴染み!ここまでは良い!マドンナ、巨乳に孤児に俺っ子!更に何だよ!男にふたなり、ロボット、性転換に女装趣味に、挙げ句の果てに理事長だぞ!漫画のカテゴリーてんこ盛りじゃねーか!」
希「私は誰だろうと負けたくはない!けど、むしろ恋の戦いを楽しみたいと言う自分も居る!」
青奈「あたしだって負けたくはないんで!」
希「でも同好会じゃないけど、これが本当の『仲間だけどライバル!』って言うの面白くない?」
町子「『仲間だけどライバル?』」
理珠「ある意味ではそうですね」
果たして今後の展開はどうなるのか?
つづく!
- Re: ナンバーズ8 ( No.407 )
- 日時: 2025/04/26 10:42
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
405話・愛と松本姉弟
『レインボーヒロインズ』57話後
愛「おはよう!」
林檎「あっ!愛!おはよう!聞いたよ!大変だったね!」
桃子「ご両親が亡くなったって聞いた時は愛も転校するかと思ちゃったよ!」
蜜柑「本当に良かった!良かった!」
林檎「何よ!同好会裏切った人の背中をいつまでも追いかけてる癖に!」
蜜柑「何よ!好きなんだから良いでしょう!」
愛「2人とも喧嘩は止めて!」
桃子「そうだよ!先輩達に何度叱られたか!」
林檎「それで、住む家は見付かったの?」
愛「一応、うちの担任の先生の養子として暮らすことに成った!」
フルーツトリオ「うちの担任の養子!?」
桃子「たしか、松本先生って既婚者で子持ちだよね?」
愛「ビックリしたよ、松本先生は八期先輩のお母さんだったの!」
フルーツトリオ「ええっ!!!!あの伝説の生徒会長のお母さん!?」
愛「先輩にはお兄さんとお姉さんが沢山居てね、皆仲良しなんだ!」
桃子「へー!」
林檎「そうなんだ!」
愛「昨日もね!」
回想
楓花「お風呂誰から入る?」
二「俺入るわ!」
数分後
ガチャン!
一「お待たせ!」
二「このバカ姉!この年にも成って勝手に入ってくるなよ!」
一「良いじゃん、良いじゃん!毎日一緒に入ってるのに!」
二「毎日あんたが勝手に入ってくるんだろ!もう俺ら成人してるんだぞ!」
一「何々?お姉ちゃんの裸に興奮してるの?」
二「違うわ!どこの家にこの年で一緒に入る姉弟が?」
一「えっ?でも、父娘で入る家族もいる時は居るよ!」
二「そっち持ってくるな!」
キャー!キャー!
愛「楽しそうですね!」
三氏「毎日の風物詩だよ!」
四美「1と2はとっても仲が良いからね!」
数分後
一「お母さん!二が鼻血出して倒れた!」
愛「大変!大変!」
三氏「これもいつもの事だから!」
四美「たしか、二兄は一姉に裸かパジャマで抱き付かれると鼻血出すんだよね!」
五「姉に興奮してるってのはそろそろ本当じゃないのかな?」
六生「本人メチャクチャ否定してるけど!」
八期「それでも喧嘩する時は、お互いが風邪引いた時だもんな!」
楓花「はい、次誰行く?」
三氏「四美兄ちゃんといくか?」
四美「良いよ!行こう!」
愛「三氏お兄さんと四美お姉さんも一緒に入りましたけど?」
五「あの2人は1と2以上に仲が良いからね!」
六生「ああ、見えて一卵性の双子なんだ!」
愛「一卵性!一卵性でも異性が生まれるんですか?」
八期「生まれることは生まれるよ!ただ、片方に障害が残るらしいよ!2人の場合は三氏兄ちゃんの方!」
六生「まあ、それでも兄の本能と言うのがあるのか、妹命のシスコンなんだよな!」
五「本人はあくまでシスコンではなく、『妹を溺愛』してるだけ!とか言ってるけど・・・」
八期「何が違うんだか?まあ、四美姉ちゃんはそんな三氏兄ちゃんが大好きなんだけどね!本人はブラコンを認めてるよ!」
愛「本当に仲が良いんですね!」
三氏「次お風呂どうぞ!」
六生「五姉!」
五「ハイハイ、一緒に行ってあげるよ!」
愛「五お姉さんと六生お兄さんも?」
八期「あの2人は片時も離れないんだよ!」
愛「どう言うことですか?」
八期「小さい頃2人ではじめてのおつかい中の道で、五姉ちゃんは六生兄ちゃんの目の前で人質に取られたんだ!」
愛「それでどうなったんですか?」
八期「一お姉ちゃんと二兄ちゃん、お父さんとお母さんの活躍もあり、犯人は逮捕!でも、目の前でお姉ちゃんを拐われた六生兄ちゃんは、『自分が手を離した事で拐われた』と言う後悔に陥って、以来ずっとよっぽどの事がない限り手を離さないんだ!」
愛「よっぽどの事とは?」
八期「まずは着替え!手を離さないと出来ない!」
愛「あっ、確かに!」
八期「まあ手を離さなくても常に一緒に居るんだけどね!家に居る時はおはようからお休みまでお風呂からトイレまで常に一緒!」
愛「お風呂はともかくトイレまで?」
八期「六生兄ちゃんは『姉弟だから』って誤魔化してるけど、五姉ちゃんは『恐怖症患者だから』って言ってる!」
愛「介護者かな?」
八期「そんな感じ!」
愛『男女なのにこんなに仲が良いんだ!』
回想終わり
愛「って言うくらい仲が良い!」
林檎「逆に仲良すぎるよ!」
桃子「私だって今は弟とは入らないよ!」
蜜柑「入ってたんだ!」
桃子「小学校入るまではね!」
愛「他にも・・・」
回想
二「それで愛ちゃんは、どこで寝るの?」
楓花「良い機会だし、そろそろ部屋も男女で分けたらどうなの?」
一「ええっ!!!!嫌だ!」
三氏「可愛い妹と過ごせないのか?」
六生「五姉が拐われる!」
五「私も弟の温もり感じられない!」
四美「お兄ちゃんとじゃなきゃ嫌!」
二「普通の反応と違いすぎるだろ!姉ちゃんはともかくお前らもか!あと六生は大袈裟だ!」
六生「何で?」
二「仮に五が拐われてみろ?俺らの命もあるかどうか?」
楓花「大体纏められるか、皆殺しよね!」
結局
愛「よろしくお願いします!」
八期「まあ、自分の部屋だと思って寛いで!荷物はまだかもしれないけど!」
愛「こっち半分は?」
八期「あっ、七姉が居た場所!今は喧嘩して矯正学校だから!」
愛「喧嘩って何したんですか?」
八期「生徒会長を巡って!僕は業務を邪魔されたからやり直したいって言ったのに、七姉がそれはわがままかつ不当だ!って言って薺に加担してたから!」
愛「ありましたね!」
八期「本当に不思議だよ!だってあの時僕が意地でも『生徒会長成る』って主張してなかったら愛ちゃんに会うことも無かったし、会えなかったら愛ちゃんこの学校に通えてなかったんだよ!」
愛「本当にそうですね!」
八期「さあ、もう遅いし、寝ようか!」
愛「はい!」
楓花「八期、愛ちゃんをベットで寝かしてあげて!」
八期「えっ?なんで?」
楓花「女の子を雑魚寝さすき?」
八期「七姉のベットあるじゃん!」
楓花「いや、このベットボロボロなのよ!」
八期「なんで僕が降りなきゃいけないのさ!嫌だよ!」
楓花「お兄ちゃんであり、先輩なんだから譲ってあげなよ!」
八期「嫌だよ!ここは僕のベットだよ!」
楓花「なんで退いてくれないの?」
二「母さん、八期はそう言うの嫌いって忘れたのかよ!」
愛「えっ?」
楓花「そう言えばそんないじめ合ったわね!」
二「1人だけ欠けたもの渡されたり、仲間はずれにされたり、決まったものが文句1つで変わったり、これじゃ
あ八期は納得出来ないって!」
愛「じゃあ、私が隣で寝ます」
八期「大丈夫?狭いよ!」
回想終わり
愛「ってことが合って・・・」
桃子「仲良いのレベルを越えてる!」
蜜柑「いや、お風呂よりはマシでしょ!」
林檎「ってか、先輩と同じベットで寝たの?」
愛「そうだけど?」
桃子「それは危なくない?」
愛「何で?愛ちゃんボード『(?_?)』」
林檎「いやいや『(?_?)』じゃないんだよ!もっと自分を大事にして!」
愛「『(?_?)』何で?」
林檎「だって先輩に襲われたり?」
愛「先輩はそんなことしないよ!」
蜜柑「何を根拠にそんなこと言えるの?」
愛「理由がない限り手を出さないって杏さん言ってた!」
桃子「杏ちゃん!ってか理由合っても・・・」
愛「私から手を出さない限りあり得ないから!」
蜜柑『ヘタレなのか?』
林檎「他に何かされたりしてない?」
蜜柑「ほら先輩に抱かれたりとか?」
愛「ああ、そう言えば抱いて貰ったよ!」
桃子「ええっ!!!!」
林檎「遅かった!ってか大丈夫?」
愛「何が?『(?_?)』」
林檎「だって先輩に抱かれたんでしょ!」
愛「うん!」
回想
八期「ねえ、愛ちゃん!」
愛「何ですか?先輩!」
八期「愛ちゃんの事抱いて良い?」
愛「良いですよ!」
回想終わり
桃子「ストップ!何普通にOKしてるの!?」
愛「だって、抱かれるくらいどうってことないよ!」
林檎「それが危ないのに!」
愛「何が?『(?_?)』」
蜜柑「『(?_?)』を出すな!」
愛「だって・・・」
回想
八期「ああ、可愛い、可愛い!」
愛「先輩?」
八期「本当にこうやって抱いてると本当にお人形さんみたい!で可愛い!」
愛「それだと、何も喋らない無機物ですよ」
八期「今時の人形は喋る物も増えたよ!それに人形は手で持てるくらいで良いよ!」
愛「どう言うことですか?」
八期「ペットと同じ!どれだけボロボロに成ろうと、直して、直して、一緒に一生を過ごした人は、その人形にずっと愛情を注いでるってこと!
つまり、その人形が掛け替えの無い存在ってことさ!その場で捨てられたり、置いてきぼりにされるくらいならボロボロに成っても、一緒に居てくれる!
それが人形にとっての幸せだよ!」
愛「深いですね!」
八期「要約すると、大切な人形のように離したくない!誰にもあげたくない程君が可愛いってことさ!」
愛「ありがとうございます!」
八期「それに愛ちゃんがベットから落ちないように!」
回想終わり
愛「ってことが!」
フルーツトリオ「それだけ?」
愛「何を想像したの?」
林檎「だって、一緒に寝たって言うから!」
愛「寝るって言っても、布団被って目を瞑って夢の中だよ!他に何があるの?愛ちゃんボード『(?_?)』」
フルーツトリオ←赤面
桃子「普通の兄妹とか姉弟は一緒の布団でも一緒の部屋でも過ごさないから!」
愛「そうなんだ・・・」
蜜柑「えらい暗くなったね・・・」
林檎「仕方無いよ!義兄弟って、赤の他人から始まるから最初はよそよそしく成るのが当たり前だよ!」
桃子「それに愛は元々一人っ子だし、兄弟姉妹の在り方とか知らないもん!」
愛「そうなんだけど・・・」
桃子「何か、気になることでもあるの?」
愛「あまり、妹と言う体で見られてないような気がするんだよね」
林檎「どう言うこと?」
愛「例えば・・・」
回想
五「八期!次お風呂どうぞ!」
八期「ありがとう!」
カポーン
八期「やっぱり、1人のお風呂は落ち着くな!」
ごそごそ
八期『ん?誰かが洗濯物の整理でもしてるのかな?』
ガチャン
愛「お背中流しに来ました!」
八期「愛ちゃん!」
回想終わり
フルーツトリオ「一緒に入ったの?!」
愛「兄妹なら当たり前なんでしょ?」
林檎「そんな兄妹そうそう居ないよ!」
蜜柑「異性だけでなく、今時同性で一緒は大家族くらいだよ!」
回想
八期「何で入ってきたの?」・赤面
愛「だって、兄弟一緒に入るのが普通なんですよね?でしたら私も!」
八期「いやいや、家が特殊過ぎるだけだから!」
愛「でも、先輩には色々お世話に成りましたし!感謝の意味を込めて!」
八期「どちらかと言うとお礼はお母さんの方じゃないかな?」
愛「お願いします!」
八期「お願いされちゃった!」
結局
愛「どうですか?痒いところありませんか?」
八期「ああ、眠たく成る程気持ちいい!」
愛「終わったら交代してくださいね!」
八期「うん、えっ?」
バシャーン!
愛「それでは私を洗って下さい!」
八期「何で?」
愛「上は下を洗う役目なんですよね?」
八期「誰から聞いたの?」
愛「あなたのお兄さん、お姉さん達が洗いながら言ってました!」
一『お姉ちゃんが弟を隅々まで洗ってあげるわよ!』
三氏『兄ちゃんが責任もって妹の体を洗ってやるからな!』
五『私の方がお姉ちゃんなんだから、弟を綺麗に洗わないと!』
八期「『あれ聞いてたのか!』いや、これはお兄ちゃんお姉ちゃんが勝手に言ってるだけで・・・」
愛「兄としての責任は八期お兄ちゃんには無いの?」
八期「分かった、分かった、仕方ないな・・・、その代わり自分で洗うところは言ってね!」
回想終わり
愛「それで全部洗って貰いました!」
フルーツトリオ「ええっ!!!!」
愛「気持ち良かったな!」
蜜柑「別の意味じゃないよね?」
桃子「いくら仲の良い兄妹でもそこまでしないよ!」
愛「えっ?でもお義兄ちゃんのお姉さん達は・・・」
林檎「相当特殊な人なんだと思う!」
愛「何で嫌がったんだろ?」
蜜柑「そっちの反応が当たり前だから!」
愛「他にも・・・」
回想
一「二、アーン!」
二「自分で食えるわ!」
四美「お兄ちゃん!はい!アーン!」
三氏「四美、ありがとう!」パクっ
五「ほら、六生!アーン!」
パクっ
六生「五姉ありがとう」
ピコン!
愛「先輩!アーン!」
八期「えっ?」
一「何よ!いつもは余裕で食べるくせに!」
三氏「フフフ、恥ずかしがってるな!」
二「おいおい、からかうなよ!」
回想終わり
愛「ってことが合って・・・」
フルーツトリオ「だから、普通あり得ないから!」
愛「そうなの?でも、お兄さんとお姉さん達は・・・」
蜜柑「だから、あの人達が特殊なの!」
桃子「少し仲の良すぎる姉弟・兄妹なの!」
愛「他には・・・」
フルーツトリオ「まだあるの?」
回想
一「二!手伝ってよ!」
二「それは母さんか妹達に言えよ!」
三氏「ほら、四美ばんざーい!」
四美「ばんざーい!」
六生「もう五姉!服が反対!」
五「えっ?こっちが前でしょ!」
六生「そうじゃなくて、裏返しに着てるの!」
五「こう?」←その場で着替える
六生「何で前後反対になるのさ!」
愛「先輩、ばんざーい!してください!」
八期「何で?」
愛「あれ!」
八期「出来ない!出来ない!僕、別の場所で着替えてくるから!」
愛「ああ!逃げられた
愛ちゃんボード『( ;´・ω・`)』」
回想終わり
蜜柑「だから普通の姉弟・兄妹はそんな事しないから!」
愛「でも・・・」
桃子「先輩のお兄さんお姉さん達は特殊なの!」
林檎「そう言えば、愛って八期先輩にチョコ渡してたよね?」
愛「そ、そ、そうだけど・・・」
林檎「愛はさ、妹と彼女どっちに見られたい?」
愛「えっ?」
林檎「実は、普通の兄妹とか姉弟は結婚出来ないんだけど、血が全く繋がってない、連れ子とか養子は結婚出来るんだよ!」
愛「えっ?」
林檎「多分、先輩は妹じゃなくて、1人の女性として見てるからあんな行動に成るんだと思う!」
蜜柑「一緒の布団は?」
林檎「人形?」
愛「えっ?」
林檎「兎に角、先輩は愛を妹じゃなくて、恋愛対象として見てる可能性が高いと思うんだ!妹と思うと、恋愛対象として入れない人の方が多いし!」
愛「そうなんだ!」
林檎「だから、妹と言う扱いよりは、恋愛対象として見られてる方が後々有利じゃない?」
愛「う~ん・・・」
林檎「まあ、兎に角頑張れ!私は愛の恋応援してるから!」
愛「あ、ありがとう林檎ちゃん!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.408 )
- 日時: 2024/05/07 23:01
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
406話・花嫁ヒロイン達
部室
八姫「6月に入ったけど、6月と言えば?」
愛海「梅雨?」
八期「テーマは虫?」
芹「ええっ!嫌よ!」
葉月「もっと他に無いのか?」
子「結婚とかどう?」
希「いいね!」
八期「なんで?」
青奈「6月はジューンブライドって言って、6月の花嫁は1番幸せに成りやすいって言われてるの!」
全員「へー!」
金「八期!」
八期「何?」
金「今度の週末暇?」
八期「ああ、日曜日は図書館に・・・」
零「読んで時間潰すだけでしょ!」
八姫「それを暇って言うのよ!」
金「実は、知り合いに結婚式のコンサルタントの人が居てね・・・」
全員「うんうん・・・」
金「その人が働く結婚式場で体験・見学ができるの!」
全員「おおっ!」
八期「じゃあ、そこでライブのヒントを探しに行こう!」
全員「おおっ!」
当日
担当者「今回当式場をご案内担当させてもらいます!結城です!」
金「結城さん、こんなに大勢で済みません・・・」
夢「結婚式場来たの初めて!」
杏「私は親戚の結婚式以来!」
恵梨香「流石!」
和『ここで花嫁さんの気持ちを学びましょう!』
紫「ううっ」
薺「紫さん!何を泣いてるんですか?」
エル「どうしたの?どこか痛いの?」
紫「青香ちゃんが将来誰かと結婚するのを想像したら寂しくなった!」
秀喜「父親か!」
愛「私バージンロード歩く時どうなるんだろ?」
恵梨香「何言ってるの!バージンロードは花嫁とそのお父さんが歩く場所でしょ!」
夢「待って!愛ちゃんはこの前・・・」
和「両親を亡くしました!」
薺「お父さんはおろか、お母さんも居ません!」
愛「くすん、くすん・・・」
杏「もう、恵梨香ちゃんったら!」
希「ほーら、泣かない!泣かない!」
子「そう言う時は親しい男の人が代役をやるんだよね?」
零「ええっ!お母さんはダメなの?」
愛海「昔からの風習だから無いんじゃ?」
結城「そうでもありませんよ!」
全員「えっ!?」
結城「別にお母さんやご兄弟姉妹、祖父母に伯父(叔父)さんや伯母(叔母)さん、リングボーイやリングガール担当の甥っ子姪っ子、義理のお父さん、親戚でなければ学生時代の恩師や職場の上司、親しい友人と様々です!」
全員「そうなんだ」
結城「ただ、式場によっても変わりますので、事前に確認して下さいね!」
零「私絶対結婚する時はお母さんと歩くよ」
グレーテル「そのお母さんが行方不明だけどな!」
八期「愛ちゃんが結婚する時は、僕が義兄として責任持って送り出すよ!」
愛「えっ?」
八期「ダメかな?」
愛「出来れば避けたいです!」
八期「分かった、お母さんに頼めば良いよ!お母さんは愛ちゃんの担任だからね!」
エル『もしかして?』
紫『愛ちゃんは・・・』
和『八期先輩の事が好きなのでは?』
愛「所詮私は妹か・・・」小声
杏「!?」
結城「次はドレス試着スペースに行きましょう!」
全員「待ってました!」
ドレス試着室
八姫「ウワー!」
子「いっぱいある!」
薺「女の子の憧れですね!」
グレーテル「へー!黒いのもあるんだ!」
芹「どれにしようか迷っちゃう!」
零「どんな式に成るんだろう?」
希「後何年後に結婚出来るかな?」
青奈「私これ!」
愛海「これ着たお母さんとお父さんの顔を見てみたい!」
金「これを着て結婚するのか・・・」
葉月「種類が豊富だな!」
愛「ちゃんとした結婚式出来るかな?誰も居なかったら泣く!」
全員「重い!」
平江「私にはまだ早いかな?」
結「そうね、身長が合ってないもの!」
結城「子供用もありますよ!」
杏「着るだけ着てみたら?良い体験になる筈だとと思うから!」
町子「そうだよね、2人はまだ先かもしれないけど、早くてももう10年切ってるし!そう遠くない未来だと思うよ!」
恵梨香「どう?似合ってる?」
和「私もどうですか?」
理珠「お二人で百合結婚ですか?」
恵梨香・和「何を言うんですか!」
エル「息ピッタリ!」
紫「紫ちゃん妬けちゃうな!」
夢「本当に2人ともお似合いだよ!」
和「それはどっちの意味ですか?」
渚「私も着れた!」
恵「私も!」
歩「なぜかうちまで・・・」
外で待つ男子達に御披露目
秀喜「おおっ!」
ヘンゼル「可愛い!」
八期「似合ってる!似合ってる!」
八姫「他に言うこと無いの?」
青奈「そうよ!そうよ!」
八期「可愛い過ぎて見てられない!」
希「あっ!八君!」
零「逃げないでよ!」
ヘンゼル「それにしても、グレーテル案外似合ってるな!タキシード着るのかと思いきや・・・」
グレーテル「俺は女だ!タキシードよりドレスが着たいに決まってるだろ!」
試食体験
八姫「誰よ!試着体験の後に試食体験にしたのは?」
秀喜「八期!」←指を指す
町子「まあまあ、お上品に食べる練習と思えば・・・」
希「確かにこれは一旦着替えたいね!」
愛海「でも、もう一度着直すのも大変よ!」
零「ある意味ウェディングドレスは一生に1度で良いですね!」
青奈「その言い方だと、ウエディングドレスに文句があるみたいじゃない!」
紫「お腹膨らんで入らないよりは良いんじゃない?」
和「逆のお腹が膨らんで脱げないは考えないんですか?」
恵梨香「その時はそのまま・・・」
結城「お買い求めの際は一着10万以上はしますよ!」
恵梨香「返します!」
杏「あれ?八期君手動いてないね?」
八姫「この間の親戚の結婚式で、ブーケトスのルールが分からないわ、食べてばっかりだわと醜態晒してお父さんに怒られたのよ!」
エル「ブーケトスのルールを間違えることってある?」
薺「あれは独身女性だけが参加する・・・」
八姫「それよ!姉達や従姉妹も参加して連れたのよ!」
全員「成る程!」
希「まあまあ、楽しんで食べよう!」
披露宴会場
結城「さあ、ここが披露宴会場です!」
八姫「ここがカップル憧れの!」
結城「模擬挙式体験できますけど・・・」
子「この人数だと、時間掛かるよね?」
秀喜「八期が選ぶってのは?」
全員「ええっ!!!!」
八期「僕が?」
秀喜「お前以外誰が居るんだよ!」
ヘンゼル「八期が行かないなら、じゃあ俺が代わりに・・・」
八姫「変態!」
子「嫌だ!」
薺「来ないで下さい!」
グレーテル「バカ兄貴!」
芹「引っ込んでて!」
零「もう帰って!」
希「八君とが良いの!」
青奈「誰がお前なんかと!」
愛海「全力で拒否!」
金「あなたとやりたくありません!」
葉月「お前とやるなら八期の方がマシだ!」
結「八期先輩のタキシードが見たいと平江が言ってます!」
平江「なんでそっちなん!事実だけど・・・」
杏「ええっと、ええっと・・・」
町子「どうせ男の子は八期君しか居ないんだから!」
秀喜「パパット決めてやれ!」
夢「待って!反対!皆もそれで良いの?」
希「私はいくらでもwelcome!」
青奈「右に同じく!」
八姫「何?あなたも八期と?」
夢「違うから・・・『杏は渡さない!』」
結城「あの~、時間もありますので・・・」
子「どうやって決める?」
和「だったら、結婚だけにブーケトスで決めませんか?」
青奈「賛成!」
子「良いわね!」
愛海「私も!」
八期「反対!」
全員「ええっ!!!!」
八期「どうせ、『私が先だった!』とか『今ずるした』とか醜い争いになるだけだ!」
杏「八期君が言うと妙に説得力ある」
零「本当にやられて、貧乏くじばっかり引くもの・・・」
八期「ブーケトスするくらないらブーケくじ引きにしたらどうだ?」
全員「ブーケくじ引き?」
八期「僕がブーケに紐結ぶから、ダミーの紐もいくつか入れてくじ引きにする!ブーケを引いた人がやれば良いだろ?」
薺「成る程!」
愛「それは良い考え!」
八姫「ぶっちゃけ、親戚のブーケくじ引きをやってみたかっただけでしょ!」
希「違う!ブーケトスは今はブーケくじ引きに成ってると認識してる」
八期「今もトスしてるの?」
結城「残ってますね!式場によって違いますが・・・」
八期「何も付けないよ!意識したらバレるから!」
零『色なら青、数字なら8を当たりにするからね・・・』
八期「何人でやる?」
和「私達は良いです!」
紫「紫ちゃんも!」
恵梨香「相手が先輩は・・・」
八期「僕も恵梨香とはやりたくなかった!」
恵梨香「なんですって!」
秀喜「同好会含めて17人か!」
杏「理珠ちゃんも入るの?」
理珠「ロボットが結婚出来ない法律はどこに?」
八姫「普通あり得ないから!」
薺「むしろ痛い系のマニアよ!」
八期「全員後ろ向いて!」
秀喜「はい縛り紐!これでくじ引き出来るだろ!」
八期「くくりつけて・・・、輪っかを通して・・・」
ヘンゼル「持つのもあれならテープで止めちまえば?」
八期「ありがとうヘンゼル!」
数分後
八期「1本は結んで、残りはテープで止めてる!全員で引っ張って紐が残った人が当たりね!」
葉月「紐上手く結ばれてませんでした!ってオチだけは止めろよ!」
秀喜「先に俺が引っ張って確認した!」
零「皆、どれにする?」
青奈「こんなのは直感よ!」
愛「真ん中辺り!」
希「ど真ん中でしょ!」
杏「私は残り物で良いよ!」
芹「残り物には福がある作戦ね!」
八期「止めといた方がいいよ!理珠透視できるから!」
杏「じゃあこれ!」
愛「私はこれ!」
薺「お姉ちゃんどうする?薺先選びなさいよ!」
子「私これ!」
薺「じゃあ私はこれ!」
芹「私はこれかな?」
金「私はこれ!」
葉月「私は端だ!」
愛海「私は反対側!」
平江「これが私です!」
結「じゃあ、私はこれ!」
八姫「私こっち!」
町子「私はこれかな?」
グレーテル「これかな?」
零「私はこれにする!」
理珠「では残ったこれが私です!」
八期「じゃあ、行くぞ、いっせーのーで!」
結果
神父「新郎八期!あなたはここに居る金を
病める時も 健やかなる時も
富める時も 貧しき時も
妻として愛し 敬い
慈しむことを誓いますか?」
八期「誓います!」
神父「新婦金!あなたはここに居る八期を
病める時も 健やかなる時も
富める時も 貧しき時も
夫として愛し 敬い
慈しむことを誓いますか?」
金「誓います!」
青奈「クー!」
希「なんだろうこの敗北感・・・」
零『模擬披露宴なのに、模擬披露宴なのに・・・』
バチバチバチバチ・・・
子「八姫ちゃん!焼きもち妬きながら焼き餅焼かないで!」
披露宴後
金「最後に写真まで撮っちゃった!」
八期「練習なのに、メチャクチャ緊張したよ!」
町子「目泳いでたよ!」
金「八期、今日はありがとうね!最高の思い出が出来たよ!」
八期「えっ、どういう意味?」
バッ!
金「キャッ!」
八期「金!」
全員「金!(さん!)」
突然金が連れ去られた!果たして金はどこに?
- Re: ナンバーズ8 ( No.409 )
- 日時: 2024/05/08 22:25
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
407話・天宮家祖母への説得(前編)
松本家
芹「一応、車のナンバープレートを撮って警察に連絡したから後は時間の問題だけど・・・」
町子「何も要求が無いのもおかしいわよね?」
零「金ちゃん大丈夫かな?」
ピンポーン!
八期「はい!」
金の父「開けて!金の父親の将輝!」
八期「えっ?」
楓花「開けて良いわよ!」
ガチャン
将輝「ごめんねリーダー!」
小春「お邪魔します!」
希「すみません、成人の私が居ながら・・・」
将輝「大丈夫、娘は無事だから!」
希「そうですか・・・、えっ?」
愛海「娘が無事?」
青奈「金は戻ってきたの?」
小春「驚かせてごめんなさい、これはうちの母がやった事なの!」
八期「小春さんのお母さんがやったってことは、金から見たら・・・」
全員「お祖母ちゃん?!」
零「どういう事ですか?」
小春「実は私のお母さんは物凄く厳しい方で、勉強やマナーとかうるさくて・・・」
将輝「実は明日お見合いが控えてたんだ!」
芹「お見合いって、金はまだ高1ですよね?」
小春「いわゆる許嫁ってものよ!」
八期「それって?」
小春「向こうが勝手に決めるのよ!私は駆け落ち同然で結婚してるけど・・・、日本舞踊の教室をやることで家には帰らせてもらってる!」
将輝「なんか、お義母さんは代々続いてきた日本舞踊のを受け継いで欲しかったんだけど、娘4人中誰も受け継いでくれなくて・・・」
子「でも、なぜ金さんに白羽の矢が?」
グレーテル「そもそも金をどうするつもりなんだ?」
小春「あの子を強制的にでも日本舞踊をやらせるつもりよ!上の子達は皆向いてなかったそうだから!4人の中でもそこそこ上手かったのは金なのよ!」
芹「それで孫娘を自分の手で育てようと・・・」
小春「昨日電話で、『金を日本舞踊の稽古に専念させる』って本人に直接電話してたわ!金は嫌がってたけど・・・」
八期「何それ!メチャクチャじゃん!」
小春「私も将来の夢は『子供の自由』って何度も主張してきた!でも、あの人は一切『娘の誰か1人を自分の後継者として育てる』と聞かなかった。
反抗しても『娘達に日本舞踊を教えてこなかった』って理由で私に責任転嫁する!そんな人なの・・・」
将輝「あの人、俺みたいなバカには相手しないと言うか、いつも『あなたがバカだからこうなったんです』って取りつく暇もないよ!」
楓花「取りつく島ね!」
八期「もしかして金のあの顔は・・・」
零「どの顔?」
八期「連れ去られる前の暗い顔!あれはこれからお婆ちゃんの所に連れてかれる事を知って寂しかったんだと思う」
小春「実はあの子の自由も今日の夕方までだったの!」
全員「ええっ!!!!」
青奈「じゃあ、結婚式場に私らを誘ったのも?」
愛海「思い出作りだったかもしれないわね」
八姫「でも、お見合いだったら嫌いな相手なら断れるんじゃ?」
小春「断れないのよ!」
全員「ええっ!!!!」
小春「幼少期から年に1度会って、デートやら何やらをするんだけど、高校入ってから月1で会い、20に成ったら週一よ!」
全員「ええっ!!!!」
小春「お見合いから逃げる方法は結婚するか自害するしかないの!」
町子「なんで断れないんですか?」
小春「うちの母は凄いエリート街道かつ大金持ちの坊っちゃんをどうにか口説いて、『将来の安定』の為って言って連れてくるの!勿論日本舞踊に興味のある人だけどね!」
八期「なんでそんな?」
小春「うちの家系は皆代々将来の夢も、結婚相手も、決まってた!ましてや友達も決められてきたらしいわ!私はそんなこと無かったけど・・・」
楓花「小春ちゃんはなんで大丈夫だったの?」
小春「お父さんが寛大と言うか、『その考えはもう古い』って宥めてたの!お父さんの実家からの援助が凄すぎてお母さんはお父さんの実家には逆らえなかったから・・・」
楓花「そうだったんだ・・・」
八期「連れていって下さい!」
将輝「えっ?」
八期「僕らをあなたのお母さんの元へ連れていって下さい!」
楓花「行ってどうするの?」
八期「『自由を縛るな』って言ってやるんだ!人の夢も人生も奪うなんて許さない!」
楓花「あんた、どっちかって言うと人に敷いて貰った線路の上を走ってるだけだからね!」
八期「えっ?」
秀喜「それは言えてるな!」
零「言われなきゃ分からない子だから!」
町子「特に希お姉さんか、星田先生!」
楓花「スクールアイドル活動だって、自分からやるって言ったわけでなく、お母さんが見せて『やってみたい』って成ったんでしょ?」
八期「確かに・・・」
楓花「あんたみたいに、誰かに道作って貰わないと生きていけない人も居るのよ!」
八期「そうだけど、金は自分の将来を勝手に決められ、結婚相手も決められるってそんなのおかしいよ!」
楓花「うちはうち、よそはよそ!家庭によって色々事情があるの!」
八期「でも、こんなのおかしいよ!」
将輝「リーダー!これは俺らだっておかしいと思ってる!」
小春「それに、連れていかれたらあの人一生自分の敷地から学校以外は外に出さなくなるわ!門限も付けるし、厳しいし!そんな中であの子を苦しませたくはない!」
楓花「ただ、コイツ行かすと下手したらあなたのお母さん殺される可能性あるよ!手を出す可能性高いから!」
将輝「いくらでも構わないよ!」
小春「右に同じく!」
楓花「良いの?」
小春「むしろ親子の縁切りたいくらいだよ!」
将輝「こんな古い仕来たり失くしてやりたい!」
楓花「でも、家から犯罪者出したくないのよね!」
杏「でも、八期は相手から手を出さない限り手は出しませんよ!」
楓花「逆に言うと、いきなり相手から出したら話し合いにも成らないじゃない」
理珠「金に付けた発信器の場所が分かりました!」
八期「理珠、本当に?」
理珠「はい!この住所です!」
将輝「ここは・・・」
小春「お母さんがやってる日本舞踊の教室だわ!別荘としても使ってるから、明日ここでお見合いをやる筈よ!」
将輝「明日連れていってあげるよ!皆で行こう!」
楓花「心配だから私も行くわ!」
一方その頃
金の祖母「金!あなた分かっていますか?あなたは今日から日本舞踊だけに専念しなさい!訳の分からない部活動や友達など入りません!むしろ邪魔な存在です!」
金「そ、そんな・・・」
バチン!←鞭を振るう
金の祖母「口答えは許しません!今日からは私の言ったことには必ず『はい!』と答えなさい!」
金「えっ?そんな・・・」
バチン!
金の祖母「はい!です!」
金「はい・・・」
金の祖母「あなたが目指すのは、日本一綺麗な踊り子です!そして、結婚相手も不自由の無いよう大金持ちの坊っちゃんを私が呼んでおりますので安心して下さい!」
金『ええっ、ヤダ!』
バチン!
金の祖母「なんですか!その不満そうな顔は?お金さへあればあなたは日本舞踊だけに集中していれば宜しいのです!これであなたは人生薔薇色なんですよ!分かりましたか?」
金「・・・」
バチン
金「はい」
金の祖母「まったく、返事もまともに出来ないなんてお仕置きです!」←金を掴む
蔵
金「キャー!」
金の祖母「森田家の後継者と言うことを自覚するまでそこで反省していなさい!」
バタン!←扉を閉める
ガタン!←鍵を掛ける
金「暗!なんで私がこんなことを・・・、お父さん、お母さん!お姉ちゃん、お兄ちゃん!土則・・・、八期・・・、皆!
『なんで私は将来の夢も結婚相手も決められないといけないの?私に選択権は無いの?日本舞踊とかどうでも良いよ!ってか・・・』」
回想(一週間前)
金「えっ?お祖母ちゃんのところで暮らす?」
金の祖母「はい!あなたは来週から日本舞踊の師範に成るための勉強して貰います!」
金「そんなの無理だよ!」
金の祖母「これはもう決まった事よ!それに週末にはあなたの未来の夫になる方とお見合いすることに成ってるから!」
金「お見合いって何?私まだ15だよ!」
金の祖母「法改正で今は無理ですが、昔は家の家系は女は16になると結婚すら習わしです!」
金「お姉ちゃん達は結婚してないじゃん!」
金の祖母「素質のあるあなたにしか言ってません!二言は言わせませんよ!後、家に来たら学校以外は外出禁止ですので!」
金「そんな!」
金の祖母「私の言うことは全て『はい』です!良いですね?」
金「えっ?」
金の祖母「返事も出来ないのですか?」
金「はい!」
金の祖母「では、週末に付き人を派遣しますので待っていて下さい!」
金「待って!お婆ちゃんの家は入ったら2度と出られないんだよね?」
金の祖母「当たり前じゃないですか!」
金「最後に、今まで友達に成った人達に挨拶させて!」
金の祖母「分かりました!土曜日の夕方まで待ちましょう!」
金「ありがとう」
回想終わり
金『お婆ちゃんの言うことは絶対?そんなの嫌だよ!もういっそ殺しちゃおっかな?ダメダメ!てか勘良いから返り討ちに合う!』
金「八期・・・、皆・・・、助けて・・・!」
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