二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.466 )
- 日時: 2025/05/15 23:00
- 名前: いくちゃん (ID: s6U4FeBy)
463話・フェミニスト朝
生徒会室
ガラガラ
男子A「会長!」
薺「はい」
男子B「あっ、下手くそな方か!」
薺「下手くそとはなんですか?」
男子C「お前、人の夢を勝手に決めると言うありがた迷惑で学校を混乱に陥れたくせに!」
薺「はい、そうですよ!あの時は私が悪かったですよ!先輩にも散々叱られた挙げ句、今でも弄られてますよ!」
男子B「こんなのに頼んで大丈夫か?」
薺「信用ありませんね」
男子A「だって女子だし・・・」
男子C「どうせ、女子の方に肩入れするんだろ?」
薺「聞き捨てなりませんね!生徒会長は中立を保たないと行けません!ですから男子の意見だって必ず聞きますよ!」
男子A「聞くだけとか止めてくださいよ」
薺「一休さんですか!それで、何のようですか?」
男子A「風紀委員の山口朝をどうにかしてくれ!」
薺「どう言うことですか?朝さんに何をされたんですか?」
男子C「俺は、アイツと近所に住んでて、行く電車も方向も同じなんだよ!なのに、アイツは俺の事をストーカー扱いしてきたんだぞ!」
薺「時間をずらせば良いのでは?」
男子C「それでもたまに一緒に成ったら先生にチクるんだよ!溜まったもんじゃねーぜ!」
薺「車両は?」
男子C「場所によって乗り換えがスムーズなドアや出口に一番近いドアがが決まってるんだよ!」
男子B「俺もたまに一緒の電車に成るんですが、そのときに『髪を嗅いできた』とか『息を吹き掛けてきた』と触らない痴漢を主張してくるんです!この間なんか見るハラを主張してきましたからね!ちょっと目があっただけですよ?」
薺「それは深刻ね!先輩から『見るハラを主張するならお前が目隠しして生活してみろ』って言われた女子生徒が居たわね・・・」
男子B「なんで女子の方?」
薺「自分が出来ないことを相手が出来るわけ無いってこと!」
男子達「成る程!」
男子A「僕なんか散々ですよ!
倒れてるのを見付けて介抱しようとしたら痴漢と間違えられ、
迷子を連れてきたら誘拐と間違えられ、
落とし物を届けたら泥棒と間違えられ、
これっていじめですよね?」
薺「でも、証拠もなければ私も見たわけでもないし・・・」
男子C「アイツだけが守られるなんて不公平だろ!」
男子A「僕らは別に山口さんを犯人にしたいのではなく、セクハラとか女子生徒だけの主張で解決して欲しくないんです!」
薺「でも、ジロジロ見られたり、他人から付けられてるのは怖いんじゃない?」
男子C「通学路だぞ!同じ時間帯とかたまにあるじゃねーか!」
男子B「見るって、目がある以上は少しは目に入るよ!目を瞑って歩けと言うのか?」
男子A「なんですか?人を助けたらダメなんですか?」
薺「1回本人に聞いてみるよ」
部室
薺「朝ちゃん!ちょっと良いかな?」
朝「なんですか?」
薺「あなた、男子にキツいところ無い?」
朝「どう言うことですか?」
薺「例えば、近所の男子生徒をストーカーと決めつけたり・・・」
朝「それは過去に、私を付け狙ってた男子生徒が居たからですよ!しかも毎日同じ時間帯の同じ電車!
あとで知った話ですが、もう少しで殺されそうだったんですよ!」
薺「えっ?マジで?」
朝「『チクったな』って逆恨みされて!」
薺「他にも、髪を嗅がれたとか、息を吹き掛けられたとか、ジロジロ見られたとか?」
朝「満員電車で息の荒いおじさんに嗅がれたり、息を吹き掛けられたり、怖かったんですから!しかも毎日!」
薺「う~ん・・・」
朝「しかも、なんか知らない人と目が合ったり、胸を見られてたりするんですよ!」
薺「先生に言ったの?」
朝「言ったら『自意識過剰だ』とか、『偶然』だとか、しまいには『文句があるなら電車を使うな』って言われたんです!遠いから電車通学してるのに!」
薺「あと、介抱された人を痴漢扱いしたとか?」
朝「あれは痴漢ですよ!私の体を触ってきたんですから!」
薺「でも、心臓マッサージとか、人工呼吸は触れて当たり前の話よ」
朝「あんなの善意でやってる人なんて居ません!男は皆『チャンスだ触りたい放題だ』って喜んでるんですよ!」
薺「なんでそんな風に思うの?」
朝「だって、私は1回倒れたことがあってその時に体を触られたり、舐められたりされたんです!
しかも服まで脱がされて!」
薺「そんな!?」
朝「しかもその理由がなんだか分かります?」
薺「なんだったの?」
朝「『口うるさいオカンだったからその腹いせ』って言ってきたんですよ!」
薺「そんな!酷い!でも、誘拐犯と決めつけたのは?」
朝「過去に誘拐されそうになったんですよ!『迷子?おじさんとおうちの人探そうか』って付いていったらどうなったと思います?」
薺「どうなったの?」
朝「3日間その男の人の家で辱しめを受けました」
薺「そんな!」
朝「その後、裸で外に出されて保護、散々でしたよ」
薺「あと、拾った人を泥棒扱いしたのは?」
朝「過去に財布を失くしたんです!鞄の中ですよ!しかもチャックまで閉めて!落ちる筈もないのに!盗られたんですよ!しかもお金は全部抜かれてました!
中は1000円前後ですが、小学生にとっては十分大金ですよ!」
朝「酷い・・・」
朝「だから、僕は怖くなって狙われない男の格好をするように成りました!と言うか、昔から男子は女子に対してスカート捲りなどセクハラが多いんです!
そんな男子達を信じろ?出来るわけ無いでしょ!」
薺「そう言えば愛好会には男子部員も居るんじゃ?」
朝「初めに言ってますし、僕が『女』であることは美麗さんと主さん、あとコーチ陣と一緒に練習してた部員位しか知りません!」
薺「つまり、他の子達には『男』と言う認識を強くさせてるってことね?」
朝「そうでないと私の命が危ないので・・・、でももっと怖いこともあるんです」
薺「何?」
朝「僕が女と知られた時!」
薺「どう言うこと?」
朝「僕は、男と言う形でクラスに溶け込んでいます!ですが、普段の僕は女子生徒の味方と成る言わばクラスの王子、いや騎士のような存在なんです!」
薺「女子生徒にガッカリされていじめられるから?」
朝「違います!僕を女と知った男子達が腹いせに僕を襲って来るんです!この学校に来ても、3回は酷い目に合いました!」
薺「そんな・・・」
朝「その男子達は退学に成りましたが、だから僕は男が嫌いであり、女の子達が安心できる学校を作りたいんです!」
薺「そうなんだ・・・、分かったよ!」
次の日
薺「と言うわけなの!」
男子達「納得出来るか!」
薺「彼女は相当なトラウマを背負ってるの!分かってあげて!」
男子達「無理!」
薺「ってかあなた達は山口さんの性別は・・・」
男子C「女だろ?」
男子B「同じクラスだからな」
男子A「知ってるよ」
薺「仕返ししても何にも成らないからね!あと彼女が女と言うことは言っちゃダメだよ!」
男子C「どうしようかな?」
男子B「アイツこの学校に要らないだろ」
薺「やめてあげて!」
一方その頃
とある廊下
朝「ああ、昨日忘れたくても忘れられないトラウマを思い出して吐き気がしそう・・・、保健室行こうかしら・・・」
はあはあはあはあ・・・
朝「ヤバい、もう歩け・・・」
パタリ
数分後
八期「ん?倒れてる?」
零「朝ちゃんじゃない!」
杏「早く助けないと!」
八期「僕がAEDを・・・」
明「あたしが足早いからあたし行ってくる!」
八期「ええっと、僕は・・・」
零「八君は心臓マッサージお願い!それなら簡単でしょ?」
八期「でも・・・」
零「早く!つべこべ言ってる場合じゃないんだから!」
八期「分かった!」
朝『ん?』
八期「朝!戻ってこい!」
朝『このシルエットは・・・』
八期「朝!生きろ!」
朝『八期先輩?』
パッ!
朝「キャー!」
パチン!
全員「えっ?」
明「AED持ってきたよ!あれ?」
八期「何するんだよ!」
朝「それはこっちの台詞です!何を人の胸を触ってるんですか?」
八期「心臓マッサージだよ!お前倒れてたんだよ!」
朝「私が無防備を良いことにセクハラしたんですね!」
八期「はあ!?」
パチン!
朝「何するんですか?」
零「この恩知らず!」
朝「恩知らず?この人は私の体を・・・」
杏「私達は息がしてない朝ちゃんを助けるために人命救助してただけだよ!」
朝「それに男も入れてたんですか?最低ですね!」
パチン!
朝「何なんですか!あなた達は?」
杏「朝ちゃんなんか助けなかったら良かったよ!」
零「八君、帰ろう!こんな人の命なんか最初から見捨てとけば良かったのよ!」
朝「ちょっと、この人は私に痴漢を・・・」
零「してない!人命救助よ!」
八期「人命救助を痴漢行為と言うなら・・・、お前ははただのバカだ!お前を助ける価値など無い!」
朝「なんでですか?なんで私の言い分が通らないんですか?それでもあなた方は女子ですか?」
4人はその場を去っていった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.467 )
- 日時: 2025/05/16 22:16
- 名前: いくちゃん (ID: s6U4FeBy)
464話・朝追放
放課後
職員室
朝「失礼します!」
朝の担任「あら?山口さんどうしたの?」
朝「さっき、上級生の男子に体を触られたんです!」
朝の担任「ええっ?」
朝「なのに、一緒に居た上級生の女子生徒は、その男子生徒を庇ったんです!」
朝の担任「それはおかしいわね」
朝「ですよね!先生おかしいですよね」
朝の担任「その生徒の名前分かる?」
朝「はい、知り合いですので!」
八期達が呼ばれ
朝の担任「あなたが、私の生徒にセクハラしたってことで良いのかしら?」
八期「いいえ、セクハラも痴漢もしてません!」
朝「嘘付かないで!前も私のお尻を見た挙げ句、体を触ってきたくせに!」
八期「あれは、お前が壁に挟まったのを助けようとしただけだろ!?」
香「何事ですか?」
朝の担任「星田先生!」
香「セクハラとか、痴漢とか聞こえたけど、夢原、零!何があったのか教えて?」
零「はい!私達が図書室から教室に帰ろうとした時、偶然朝ちゃんが倒れてるのを八期君が見付けたんです!」
杏「だから、私達は彼と一緒に彼女を救おうと心臓マッサージを頼みました」
朝の担任「待って、男子に頼んだの?」
零「はい!私達女子より男子の方が力強いですし、
そうでなくても1人より2人の方が力がより入りますから!」
朝の担任「この子はね、過去に救助と見せ掛けて服を脱がされたり、体を舐め回された過去があるのよ!」
八期「そんなの知るかよ!やったやつがバカなだけだろ!」
朝の担任「この子にとっては男に助けられるのがどれだけトラウマか・・・」
零「ですが、彼の力無しで生きて居られるのも事実!」
杏「八期君が助けたから救われた命かもしれないんですよ!」
朝「男に助けられるくらいなら死んだ方がマシよ!」
八期「なんだ・・・」
ゴン!
朝「何するのよ?!」
零「この恩知らず!また懲りずに、人を悪者にして!しかも今度は先生を味方にして八君を犯罪者にするなんて許さない!私が今殺してやる!」
香「零!止めなさい!」
杏「零ちゃん!落ち着いて!」
零「離して!この子は今『命なんか要らない』って自分から言ったのよ!」
香「だからって、あんたが殺してもあんたが捕まるだけよ!止めなさい!」
杏「怒りたい気持ちは分かる!殺したい気持ちも分かる!でも、どんな理由が合っても人を傷つけたらダメなんだよ!」
朝の担任「なんですか?うちの生徒が悪いと言うのですか?」
香「ええっ!はっきり言ってお宅の生徒の方が悪いですね!」
朝の担任「この子は痴漢された被害者なんですよ!」
香「いいえ、彼女は痴漢をでっち上げた加害者です!むしろ被害者は性犯罪者扱いされたうちの生徒よ!」
朝「本当、分からない人達!私は確実に無闇に触られた!私が嫌だって思えばそれはもう痴漢なのよ!」
杏「それを皆痴漢だって言ったら、私達が周りの人から命を救ってもらえないじゃん!」
朝「そんなもの、全部無防備を良いことに女性にセクハラや痴漢をしてきた男達が悪いんでしょ!」
朝の担任「そうよ!朝はそんな男にセクハラされたから嫌がってるんです!朝が嫌がってるならこれは痴漢です!」
零「違う!人命救助は痴漢じゃない!人命救助を痴漢と言うなら恩を仇で返すってことなのよ!」
八期「それにその場で助けなかったら、助けなかったで『なんで助けなかった?』、『なんで見捨てた?』あんたならそう言うだろ?!」
香「そうね!人命救助を痴漢と言うのなら、それを聞いた男の人達は女性を助けることを戸惑い見て見ぬふりをするでしょう!そしたら朝さんはここに居ない!
そうなったらあなたは絶対文句言ってる筈ですよ?それでも彼女を庇うんですか?」
朝の担任「だったら女子生徒がやれば・・・」
香「仮に八期1人なら?人命救助は時間が経てば経つ程、生命力が一気に落ちていくんです!誰か呼びに言ってる間に救える筈の命が救えなかったら?」
朝の担任「少しは配慮をって話で・・・」
八期「心臓は左胸付近にあるのに配慮もあるか!」
杏「ごもっとも!」
理「もう、さっきから何騒いでるの?廊下まで聞こえてきてるわよ!」
朝の担任「あっ、理事長聞いて下さいよ!うちの生徒が男子生徒から痴漢に遭って嫌な思いしてるのに、星田先生がうちの生徒が悪いって言うんですよ!」
理「星田先生?」
香「違います!うちの生徒は人命救助のために心臓マッサージをしたんです!
なのに、性犯罪者扱いを受けたんです!おかしな話ですよ!」
朝の担任「胸を触ったのは事実でしょ?だったら痴漢よ!」
香「人命救助を痴漢と言ったら、この先誰も私達女子を助けませんよ!そうなって良いんですか?」
理「たしか、彼の胸ポケットに・・・」
零「これですよね!」
杏「私達のもあるので見て下さい!」
現像後
朝「ほら、私の胸を・・・」
杏「心臓マッサージだよ!心臓の位置は左胸付近なんだから!そこを触るのは当たり前!」
零「これを痴漢って言ったら誰も助けられないじゃん!」
朝の担任「理事長!」
香「理事長?」
理「これは見る限り、適切な処置よね?」
香「ですよね!」
朝の担任「はあ!?」
理「心臓に近い左胸付近以外を彼は触ってないし、何より心臓マッサージをしたのは、零達に頼まれたからよね?
そうでなくても、命を助けてもらっておいて文句言うのは、恩を仇で返す!
つまり、いじめね!」
朝「そ、そんな!」
理「言っとくけど、これは前から合ったからね!それで飛ばされた女子生徒を私は何人も見てきたわ!」
八期「これが人命救助でなくて、痴漢に見えるならお前はバカだ!脳か心が腐ってるんだ!大バカ!」
香「八期!言い過ぎ!」
朝の担任「でも、この子は過去に本当に痴漢に遭って最悪なトラウマが・・・」
理「そうだったとしても、全員が全員そうじゃない!
確かに、あなたが男に助けられたくない理由が痴漢だったとしても、その主張を飲んでしまうと今度は本当に善意で助けようとした男の人が居なくなるの!
そうなると、誰も人を助けなくなるわ!」
朝「でも・・・」
理「悪意があるか無いかで見ると、彼に悪意がないのは明白よ!むしろ助けてもらってお礼が出来ないなんて、あなたは保育園児なの?もしくは赤ちゃん?」
朝「そんなわけ・・・」
理「だったら、さっきから文句ばっかり言ってるのは?助けてくれた恩人に向かって痴漢ですって?聞いて呆れるわ!あなたには一度脳を調べてみる必要があるわね!」
朝「それって?」
理「あなたはいじめレベルMAXよ!ここまで自分の非を認めない生徒は『ドッキリ企画部』以来よ!」
朝「そんな!私は悪くない!私はむしろ被害者!」
理「お願い!」
黒服「はっ!」
朝「離して!何するのよ!どこ触ってるのよ!止めて!ねえ、お願い!嗚呼!」
こうして朝は『コミュニケーション支援学校』に強制転校となった。
朝の担任「理事長酷すぎます!あの子は深い傷を負ってて男を信用出来なくなってるんですよ!それを無視するなんて!」
理「それ以上に無視できないものがあるでしょ?」
朝の担任「なんですか?彼の気持ちとか言うんですか?」
理「彼女の命よ!彼は彼女の命を救うために行動したのに、それを否定してしまったら人命救助そのものが否定されるじゃない!」
朝の担任「だから、同性に任せれば・・・」
理「ひと気が居ない場所だったら?ましてや彼は携帯を持ってないから連絡も出来ない!だったら自分が助けるしかありませんよね?」
朝の担任「ううっ・・・」
理「これ以上言うとあなたも同じ目に遭いますよ?今口を閉じるなら減給程度でおさめておきますが?」
朝の担任「減給?」
理「あなたは男は女を救わなくて言いと仰ったんですよ!それは人助けを否定する!教師がそんなこと生徒に教えることではありません!」
朝の担任「は、はい・・・」
- Re: ナンバーズ8 ( No.468 )
- 日時: 2025/05/19 22:12
- 名前: いくちゃん (ID: s6U4FeBy)
香「皆!そろそろ受験でピリピリする時期だけど、体調管理には気を付けて、風邪を引かないように!
受験当日に風邪引いたら今までの努力が水の泡に成るんだから、体調悪いと感じたらすぐ保健室へ行くのよ!」
全員「はーい!」
香「特に、現実逃避してインフルで来るアホと無理しすぎてるのに弱音を吐かないバカ達は、毎日職員室で検温してもらうからね!」
八期・知らんぷり←インフルで来たアホ
杏『ハハハ・・・』←無理して来たバカ
零・ダラダラ←弱音を吐かないバカ
香「理珠!必ず連れてきてね?」
理珠「分かりました」
465話・8お見舞いに行かされる
男子更衣室(部室)
八期「ああ、もうなんで毎日検温しなきゃいけないのさ?」
秀喜「インフルで来て、学級閉鎖させたからだろ!」
八期「体温計大嫌い!」
歩「痛いから?」
希「違う!計って本当に熱合ったと知るのが嫌だから!」
秀喜「ってなんで希が居るんだよ?」
希「ええっ、あんたらの裸や下着姿見たってどうも思わないよ!」
歩「こっちが嫌だよ!」
ヘンゼル「逆なら即逮捕なのに!」
希「八君!お客さん!」
八期「えっ?」
金(葉月)「どうも!またお会いしましたね!」
八期「金さん?」
金(葉月)「実は、今日芹姫が病気で欠席しておりまして・・・」
八期「そうなんだ」
金(葉月)「私が親友なので先生に連絡網やプリントを届けるように言われたのですが、突然休養が入りまして・・・」
八期「八姫ちゃんに頼めば?」
金(葉月)「彼女も休みで・・・」
八期「そう言えばそうだった、他の人達は?」
金(葉月)「茨の会のメンバーもインフルや学級閉鎖のクラスやらで宛が居なくて・・・」
八期「用事って?」
金(葉月)「予防接種の予約ですよ!あっ、早く行かないと時間が・・・」
八期「ポストに入れれば良いの?」
金(葉月)「家に入って直接渡して下さい!芹はさみしがり屋なので!そう言えば今日は親御さん居ないので世話もしてあげてください!あとあなた1人の方が芹は喜ぶので、それでは!」
八期「ええっ!大丈夫なのか?」
草家
八期「怖いなあ、道は覚えてたけど・・・」
ピンポーン
ガチャン
芹「はい?えっ?」
八期「よっ!お見舞い頼まれて・・・」
芹「なんであんたなのよ?!」
八期「茨の会の金さんって人に頼まれて・・・」
芹『絶対葉月ね!余計なこと言って・・・』
八期「失礼します」
芹「いや、何ナチュラルに家に入ってるのよ?」
八期「僕が来ればお前が喜ぶって言われて・・・」
芹『葉月め!喜ぶどころか血が上って、余計熱が上がるわ!』
八期「親御さん居ないんだって?」
芹「なんで知ってるのよ?」
八期「それも金さんから・・・」
芹『そう言えば葉月に両親が遠出してるってLINEしたんだった!』
ポトリ
八期「あっ!」
薺「ちょっと!何勝手に人ん家入ってるんですか?」
芹「薺止めなさい!全部葉月が悪いのよ!」
薺「えっ?」
芹「大方、私のメール見た葉月が、八期に行くように伝言したのよ!人まで使ってね!」
薺「いや、なんでそんなこと・・・『まさか?サポート?葉月先輩何を考えて・・・?』」
八期「親御さん居ないのは事実なのか?」
芹「違ったら?」
八期「帰る!僕は簡単な料理しか出来ないから」
芹「『待ちなさい、芹!千載一遇のチャンスよ!それにこれは八期が望んでいるシチュエーション!だったら甘えようかしら?』ええ、そうよ!」
薺「いや、帰ってくるよ!お父さんもお母さんも!」
芹「で、でも親戚のお葬式に行ってるけど、場所は四国なんだよ!だから帰ってくるのは遅くなるかと・・・」
薺「いや、私が居るし!何のために買い出ししてきたのさ?」
芹「薺、1人だと心配でしょ?サポートしてもらったら?」
薺「私より先輩がサポートされる側でしょ!先輩に料理させた方がもっと心配だよ!」
八期「帰って良いか?」
芹「お願い!怖いから居て!😢」
八期「と言っておりますが?」
薺「分かりましたよ、お姉ちゃんがそこまで言うなら・・・」
キッチン
薺「それで先輩は何なら出来るんですか?」
八期「何が?」
薺「料理ですよ!」
八期「ああ、こういう時は冷凍うどん温めて、スープの素で作るうどんだな」
薺「簡単過ぎます!」
八期「溶き卵とネギで味付けするんだ!」
薺「私はそれを料理と言いたくありません!」
八期「汁が余ったらご飯を入れて雑炊にも出来る!」
薺「行儀悪いですよ!」
八期「どこがだよ!言ってみろ!」
薺「取り敢えず先輩はタオルとポカリを持っていって下さい!」
八期「分かった」
トントン
薺「お姉ちゃん、入るよ!」
ガチャン
薺「って何掃除してるの?」
芹「だって、男子入ってくるなら綺麗にしとかないと・・・」
薺「病人がそんなことしなくて良いから!お粥持ってきたよ!」
芹「薺、ありがとう」
薺「お姉ちゃん、アーン」
芹「アーン」
薺・ニヤリ
八期「七草粥じゃないんだな」
薺「確かにうちは春の七草から取りましたけど!」
芹「ごめん、後で食べるから置いといて、今は横に成りたい」
薺「分かった、でも熱は計っておいて、経過を見ておきたいから」
芹「あれ、八期は?」
薺「先輩?」
ガチャン
薺「何やってるんですか?」
八期「体温計は脇に挟むから出といた方が良いだろ?」
薺「『意外と紳士』ご心配なく、うちは口ですから!」
八期「絶対咥えたくねえ!」
薺「どういう意味ですか?」
八期「風邪引いてるやつの描写は口の体温計が多いだろ?ああ言うのには成りたくないんだよ!」
薺「何が嫌なんですか?」
ピピピ
薺「あっ、7度4分まあ大丈夫そうだね!まだ微熱だからお姉ちゃんゆっくり寝てなよ!」
芹「ありがとうそうさせてもらうわ!それより八期!」
八期「何?」
薺「さあ、私は自分の部屋で勉強してようかな?」
ガチャン
八期「薺!」
薺「なんですか?」
八期「ちょっと失礼!」
ピタッ!
薺「ちょっと!どこ触ってるんですか!訴えますよ!」
八期「薺、お前姉の風邪が移ってるんじゃないか?」
薺「移ってませんよ!この通りピンピンして・・・」
ピピピ
9度5分
薺・フィーフィ・・・←下手な口笛
八期「今すぐ寝ろ!」
薺「嫌です!お姉ちゃんが倒れてるのに、私まで倒れて誰がお姉ちゃんを看病するんですか!それに先輩には関係無いですよね?」
八期「確かに関係無いかもしれないが、知ってしまった以上見捨てることは出来ない!それにお前のお姉ちゃんに頼まれたからな!」
薺「えっ?」
回想
芹「八期!」
八期「何?」
芹「今日はありがとう」
八期「いいや、そこまでなにもしてないよ!」
芹「折り入って頼みたいんだけど、薺多分風邪引いてる」
八期「えっ?」
芹「多分私のが移って無理してると思うから!妹の看病お願い!何か言われても『私に頼まれた』って言えば良いから!」
八期「分かった」
回想終わり
八期「と言うわけで、薺!着替えて寝ろ!さもないと後悔するのはお前の姉だぞ」
薺「分かりましたよ・・・、でも着替えは見ないで下さいね!」
八期「そんなに言うならお姉ちゃんとこで着替えろ!あと台所借りるぞ!」
薺「はい・・・」
着替え終わり
薺『ああ、私は何してるんだろ?看病するつもりが自分が看病されるなんて情けない・・・』
トントン
薺「はい」
八期「入るぞ」
薺「どうぞ、今日だけですよ!」
八期「あっ、うどんとご飯とスープの素使わせてもらったよ!」
薺「それってもしかして?」
八期「はい!ネギ玉うどんだ!」
薺「簡単ですね」
八期「熱いから気を付けろよ?」
薺「ええっと・・・」
ポロリ←箸を落とす
薺「あっ!」
八期「そう言えば9度あるんだよな!じゃあお姉ちゃんにやったように『アーン』の方が良いか?
はい、アーン!」
薺・複雑な顔
八期「ごめん、これは僕が悪かった!」
薺『食べますよ!』
八期「どうだ?」
薺『美味しい、冷凍食品だけで簡単に作ったものなのに?』
八期「物足りないならご飯を入れて雑炊を作れば良いよ!スプーンも置いてあるから」
薺『美味しい!美味しすぎる!食欲無い筈なのに箸が止まらない!』
プワー!
八期・ニッコリ
薺「あっ!別に、全部食べないと食べ物に失礼だから食べてあげただけなんですからね!」
八期「雑炊まで美味しそうに食ってた奴が言う台詞かよ!」
薺「取り敢えず、ごちそうさまでした!ありがとうございました!私は寝ますね」
八期「ああ、お休み!僕は帰るよ」
薺「はい、さようなら」
ガチャン
薺『って何で私の方がめちゃくちゃ看病されてるの?めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!あっ、お姉ちゃんの看病に集中してて、自分こんなに疲れてたなんて気付かなかった』
数時間後
薺「ああ、よく寝た・・・、えっ?先輩!?なんで私の部屋に?帰った筈じゃ?」
八期「あん?あっ、寝てたのか!」
薺「どうして私の部屋に?」
八期「あの後、お前が夢にうなされてる声が聞こえて、寝言で『お母さん助けて!行かないで!』って言ってたから帰るに帰れなかったんだよ!」
薺「待って下さい!私が深い眠りに付いたのは1時間後の筈ですよ!30分くらいは眠れませんでしたから!」
芹の母「八期君!娘達をありがとうね!」
薺「お母さん?」
芹の母「もう、洗い物なんてやらなくても良かったのに!しかも食器まで片付けてくれるなんて!」
八期「お母さんに『乾いた食器の上に濡れた食器は置くな』と言われてたので、どこに片付けるのか全く分かりませんでしたよ!」
薺『真面目か!それくらい放といって下さいよ!』
芹の母「放って置いても良かったのに・・・!」
八期「実は、自分もこっそり頂いてたので、食べた者が作った人へのお礼に洗うのがルールですよね?」
芹の母「あなたのお母さんは良い躾されてるのね!」
薺は八期に惚れ直したと言う
その後薺は自分が八期に看病されたことを部員達に弄られるなどこのときの彼女は知らない。
- Re: ナンバーズ8 ( No.469 )
- 日時: 2025/05/27 08:27
- 名前: いくちゃん ◆kAxzoB0n6A (ID: a4Z8mItP)
【質問・ご意見】専用スレッド・12コ目 ( No.20 )
日時: 2020/01/13 15:40
名前: 管理人 ◆FiOOrlVc7Y
あけましておめでとうございます。
管理人です。
本年もよろしくお願いいたします!
まずは、前スレの回答からスタートします。
>>1197
この理由で納得、というのは何を要求されているのでしょうか?
ヨモツカミ氏がやったことというのは、
不特定多数の人物になりすまして書き込みをしていたという事しか知りません。
- Re: ナンバーズ8 ( No.470 )
- 日時: 2025/05/26 22:55
- 名前: いくちゃん (ID: s6U4FeBy)
466話・トリプルエースの対策会議(準決勝)
八期「トリプルエース、まずは準決勝進出おめでとう!」
愛「ありがとうお義兄ちゃん!」
八姫「しかも、全部トップ通過って!凄いわね」
明「そんなこと無いよ!あたしらは八期の言う通りただライブを楽しんでただけだって!」
杏「それに町子さんや草ちゃんが作ってくれた歌や希さん達が考えてくれた振り付けが良かったんですよ!」
町子「何言ってるの?私達はあなた達をサポートしただけ!」
芹「この大会の結果は明らかにあなた達の実力よ!」
希「そうよ!もっと自信持って!」
杏「その言葉そっくりそのまお返しします」
希「えっ?」
香「うちは、たとえ上位でも何人かは心から喜んでないでしょ!
『嘘?あり得ない!』とか、
『審査員の見間違い』とか、言ってるくせに!」
子「ただ、次の準決勝&決勝が難しいんだよね?」
葉月「準決勝がロックバージョン、決勝がフルコーラスって、フィギュアスケートか!」
八姫「しかも2曲覚えとかないといけないのよね!決勝は準決勝の次の日だから!」
結「ステージはドームですが、準決勝と決勝で形が違うようですね」
秀喜「しかもマイナス点が出てくるから、どのユニットにも逆転のチャンスがあるから予選1位のお前らでもウカウカ出来ないな!」
青奈「マイナス!?どんなルールなのよ?」
愛海「まずは準決勝を見てみようか!」
香「ええっと、ステージに3つの立ち位置の印があり、各々半径2メートル離れてる。そこの立ち位置の目線にカメラがあり、目線を向けないといけない!ただし、目線タイムは歌ってる時に限る」
八期「つまり、カメラに向かって歌うのか・・・」
芹「待って、目線を向けるノルマタイムも書いてあるわ!」
杏「そのノルマは?」
芹「1台につき各30秒ですって!」
トリプルエース「1台につき各30秒!?」
葉月「歌は、ロックバージョンだから、Aメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→ラストサビだけど→・・・」
町子「規定の時間は5分以内だそうよ!だから、歌自体は4分半が最長かしらね!」
八期「つまり、270秒の間に3つのカメラに1人30秒は目線を向けて映らないといけないのか!」
町子「一見簡単そうに見えて難しいのよね」
希「しかも、規定の秒数を1人でも超えなかったら1秒につき100点減点だって」
全員「厳しい!」
希「コンマも少数第2位まで取るみたいよ!」
八期「だから、1秒につき100点減点なんだ・・・」
子「あっ、でも人数で違うみたい!
2人だと各40秒でカメラ3台
4人だと各20秒でカメラ5台
5人だと各10秒でカメラ5台」
グレーテル「ちょっと待て!なぜ、偶数人はカメラ1台多いんだ?」
希「あっ、更に真ん中のカメラにメンバー全員がカメラ目線で歌う時間がトータルで10秒必要だって書いてる!」
明「それで、結局トータルの点数は?」
町子「審査員は9人で持ち点は1人100点、ただし、最高点と最低点はカウント無し
それでタイムなんだけど、3人の平均にで換算されるから、あっ、どうやら1人でマイナスは無さそうかも!」
杏「どう言うことですか?」
町子「例えば、7秒、10秒、13秒だったとするじゃない?」
全員「うんうん」
町子「平均は10秒!これでもクリアで差し引き0!」
全員「おおっ!」
町子「つまり、全員がマイナスに集中すると大きく減点されるってことだね」
ヘンゼル「逆に長くしたら?」
町子「それだと下手したら規定に引っ掛かるかもしれないじゃない!規定の時間におさめないと失格なんだよ!」
八姫「長くしても、プラス点には成らなさそうね」
八期「あっ見て!全員が同じ秒数台ならボーナスで300点獲得だって!」
愛「全員が同じ秒数台って?」
八期「つまり、10秒なら10.00~10.99までの間に3人入ってたら良いってことじゃないかな?」
明「つまり、10.99、11.00、11.01だとボーナスは貰えないって事かな?」
杏「出来たらある意味奇跡だけどね」
芹「でも更に真ん中のカメラに全員が揃う映像も加えるのよね?」
町子「それは別みたいだけど、特にボーナスは無さそう!」
明「つまり、カメラ目線をクリアすれば良いってことか!」
杏「でも、移動時間も含めると歌詞も含めて30秒間歌えるかな?」
希「30秒間じゃなくて、30秒以上よ!きっちり30秒で歌いきる人間なんて居ないわよ!」
葉月「ただ、このカメラ、審査員も見てるんだよな」
八期「見てる場所はのはグループと同じだね」
香「それで最大270秒間の間にどう曲を当てはめていくつもり?」
全員「う~ん」
八期「曲はまだ出来てないけど、7秒ルールで勝負したらどうかな?」
全員「7秒ルール?」
杏「どう言うこと?」
八期「Aメロ→Aメロ→Bメロ間で各7秒ずつ分けて歌う!歌詞の切れ目を上手く使って移動すれば、サビに行く前には各カメラはトータルで約21秒歌ったことに成る!」
杏「確かに、計算上はそうなるけど、ずっと同じカメラ向いてた方が楽じゃないかな?」
芹「それだと見てるお客さんからしたらつまらないわよ!やっぱり移動してくれないと面白くないわ!」
杏「そっか!」
八期「移動を差し引くと多分最低でも15秒はあると考えよう!そして、最初のサビで8秒集まって歌って、Cメロで残りの差し引き分を使って、ラストサビで誤差を調節する!」
明「でも、それって想定になるんじゃない?」
八期「だから、練習して整えるんだよ!トリプルエースがやり易い動きでこっちもサポートするから!」
町子「そうね、曲の長さで言い回しも変わってくるだろうし、振り付けも変わってくる」
芹「私達の調節も大事と言うことですね?」
町子「その通り!」
愛「確かに、これは3人では出来ない、研究部の皆さんありがとう!愛ちゃんボード『m(__)m』」
八期「ただ、曲が出来ても完成じゃないんだよな・・・、せめて、規定の秒数を軽く超える、例えばノルマのプラス5秒位を想定出来ないかな?」
明「つまり、33秒位を狙った方が良い?」
八期「そうだね!1台につきそれくらいの余裕があればノルマは達成出来るし、評価もそこまで低くない筈!
だから、ノルマさへ達成しておけば・・・」
全員「確実に決勝へは行ける!」
八期「行けるどころか、余裕のアレだよ!」
明「敢えて言わないんだね」
八期「言ったら意識しちゃうと思うから!変なプレッシャーで落ちほしくないんだ」
愛「分かった!『アレ』で統一しておくよ!」
芹「カメラの減点だけど、1人が1台でもノルマ更新しなかったらマイナスなのよね」
杏「3人、1秒ずつずれたとしたら・・・、300点も引かれるの?」
町子「グループの平均だから100点よ!人数多い方が不利じゃない!」
杏「あっ、そっか!だから平均なんだ」
理珠「ノルマ達成ですと、最大の点数は700点、ボーナスを貰うと1000点です!
なお、減点は最大4000点です!」
八期「4000なんてあるのか?」
秀喜「目線を向けてない場合だろ?向けてると思ってても向けてないって感じで減点されるんだろ?」
杏「じゃあ、立ち位置とか、カメラとか大丈夫かな?」
理珠「運営側も、テープで印を付けたり、マネキンを使ってカメラの位置を調節したり、最新のカメラ目線を表示するカメラを使ってますので、その四角が光ってる秒数で判断するかと思われます」
明「なんでそんなに詳しいの?」
理珠「ロボの私にとっては朝飯前です!必要であればハッキングも出来ます!」
愛「大丈夫なのかな?」
理珠「重要な情報を漏らさなければ良いのです!」
明「あっ、そう!」
八姫「それで、たしか準決勝と決勝の得点を足して、優勝者を決めるんだよね?」
八期「そうなると、準決勝はボーナス含めて最大1000点だな」
愛「なんでこんなルールなんだろう?」
明「それはお客さんを楽しませる、ファンサービスみたいなものだよ!
ずっと同じ立ち位置だと面白くないし、見ててつまらないでしょ?」
愛「確かに」
香「ただ、決勝は更に厳しいことに成ってるわね」
全員「どう言うことですか?」
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