二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.205 )
日時: 2022/05/28 20:49
名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)

203話・最悪な民泊(準備編)
香「は~い、今日は民泊の際のカヌーとカヤックの班とグループを決めます!マジで!」

杏「どういう意味だろ?」

明「なんかやらかしたんじゃない?」

零「5年の林間学校で、当日決めようで、結局ごちゃごちゃになって八君怒ったからな・・・」

香「とは言っても、別に他のクラスと組んでも良いのよね!他の先生達も生徒の自由にしたいって言ってたから!」

ほとんどの生徒「やったー!」

香「一回それで行くけど、仲間外れ無しよ!1人だけ追い出す現象作ったらくじ引きにするからね!カヌーの数から定員は8人ね!今週までに班を決めて先生達に報告!班全員で来るのよ!」

生徒達「は~い!」

放課後
希「中学生達はGW後に民泊か!」

八期「うん、そうなんだ!」

町子「楽しかったな・・・」

八期「ボートとか?」

町子「ううん、その他にもゲームが合ってね、確か夜は綱取、後クラス対抗大縄跳びをやったんだ!いずれも優勝は出来なかったけど楽しかったよ!」

八期「大縄跳びはともかく綱取面白そう!」

芹「私は行く前から憂鬱よ!」

葉月「右に同じく!」

グレーテル「何でだ?楽しい旅行だろ?」

零「何も起きなきゃね!」

八姫「あんたのせいで、どれだけ私達が困ったことか!」

八期「なに?僕は何にも知らないよ!」

葉月「とぼけるな!あんたが暴れてくれたせいで、家の弟妹達の旅行先変わったんだぞ!」

八期「そんなこと言われても僕は知らない!」

芹「何よ!夜中暴れまくったり、食堂壊したり、そんなことも覚えてないって言うの?」

香「皆、落ち着いて!八期、あんたが絡まれた騒ぎで大変な事に成ったの覚えてないか?」

八期「そんなこと言われても僕のせいじゃありません」

香「はあー、覚えてはいるけど自分のせいではないね、確かにあんたは被害者だけど、ホテルの責任者とかはあなたを恨んでるわ!」

八期「何でですか?」

香「食堂自体を壊したのは紛れもないあんただからよ!取り敢えず、何か嫌な事を言われたり、ちょっかい出されたら、すぐ先生に言いなさい!何なら手を上げなさい!私は常にあんたを見てるから!」

零「でも、先生、お風呂はどうするんですか?流石に先生でも見てられませんよね?」

香「歩君、協力して!この子の話相手に成って上げて!一緒に行動すれば、あなたの行動しだいで、状況が変わると思うから!」

歩「分かりました!まあ、元は男ですから!」

零「班はやっぱり私達で組んだ方が良いんじゃない?」

芹「私と、八姫ちゃん、零、渚ちゃん、葉月、八期、理珠さん、歩君」

歩「ちょうど8人だね!」

八姫「カヤックはどうする?」

歩「八期君、渚ちゃんと組んだら?」

八期「えっ?」

歩「嫌?」

八期「僕、ずっと零ちゃんと組むと思ってたから・・・」

香「たまには別の人組みなさい!意外と仲良くなれるわよ!」

八期「ええっと・・・」

香「あんたは身体で、好き嫌いを決めるの?最低ね!そんな人間だと、嫌われるわよ!」

歩「自分の価値観を捨てて、1人の人間として接してみたら?きっと渚ちゃんと仲良く成れるよ!」

八期「分かった」

渚「私も!よろしくね!」

葉月「じゃあ、私は芹と・・・」

零「先生が言うなら私せっちゃんと組みたい!仲良くなりたいし!」

八姫「じゃあ、私は歩組まない?」

歩「いいよ!」

理珠「葉月さん、落ちたら私が何とかします!」

葉月「なんだ!その私が絶対落ちて溺れる言い方は!別に組むけど・・・」

こうしてカヌー&カヤックのグループが決まった!
しかし、やはり一筋縄で行かないのがこの旅行だとは誰も知るよしもない!

Re: ナンバーズ8 ( No.206 )
日時: 2022/05/30 17:37
名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)

204話・最悪な民泊・・・①
バス移動中
零「おお!海だ!」

香「綺麗ね!」

今日から1泊2日の民泊!カヌーカヤック体験と大縄跳びの対決、夜には綱取がある。

到着
香「は~い、自分の荷物を持ってたら施設の体育館に集合ね!」

生徒達「は~い!」

体育館
香「学年主任の星田です!何人かは分かっていると思いますが、この学年は林間学校、修学旅行、スキー林間で、教師を含め全員がまともに過ごして帰ってきた事がありません!」

一部「ええっ!」

香「今回の旅行こそは何も大きな揉め事無く終わりましょう!と言うかあんたら人を困らす迷惑や悪ふざけするな!あんたらはもう13歳か12歳!特に男子!前回のような犯罪等起こさないように!そして先生方も生徒の意見をしっかり聞くように!そうでないとあなた方の誰かがクビに成りますよ!マジで!実際3人クビ、2人警察に捕まってますから!」

先生達←緊張が走る

香「えーと、まずはカヌーとカヤック体験!2日目はクラス対抗の大縄跳びです!まずは皆さん水着に着替えて集合場所に来て下さい!」

生徒達「は~い!」

集合場所
香「今からカヌー&カヤック体験をしますが、前半組と後半組に分かれてもらいます!」

カヌー
香「は~い、カヌー組は私のところよ!」←必ず八期がいるところ

インストラクター「インストラクターの渡辺です!オールの動かし方について説明します!」

生徒達「はい!」

渡辺「船は定員8人で2列に座って下さい。
前方に向かって、右側の人たちがオールを漕ぐと左に曲がり、左側の人たちが漕ぐと右側に曲がります、そして同時に漕ぐと真っ直ぐ進みます!」

生徒達「は~い!」

渡辺「今回はチームで、競争をしてもらいます!」

生徒達「おお!」

渡辺「賞品とかはないけどね、ルールはあそこの10m先にある吹きを、2つ回って帰ってくること!ただし、8つあるうち隣同士の吹きを回るのは反則だよ!勿論、相手を妨害することもダメだよ!途中転覆したり、10分以内に帰ってこれなかったら失格だよ!」

香「皆、分かった?特にオールとか当てられたからって仕返しとかはしないように!」

生徒達「は~い!」

香「1番早くゴールしたチームの勝ちよ!ただし、後半組も同じレースするから、このグループで1番だったとしても、後半組のタイムによっては優勝出来ないわよ!そうだ!優勝チームは後で船と一緒に写真を撮りましょう!ボートレース優勝の文字を添えて!」

生徒達「おお!」

香「誰か質問はない?」

八期「はい!どうなったらゴールですか?」

渡辺「船の先端が先に浜に付いたらゴール!」

レース前
八期「よ~し頑張るぞ!」

八姫「当然狙うは1位よ!」

佑樹「はっ!1番はこの僕のチームさ!」

八姫「佑樹!」

八期「やってみないとわからないじゃん!」

芹「そうよ!そうよ!」

渚「うわあ!女の子がいっぱい!」

理珠「そんなので勝てるのですか?」

佑樹「こういうレースは体力じゃない!協調性さ!僕らのチームプレーを見てろよ!そうだ!僕らのチームが優勝したら、八姫さん!君には僕のグループに入ってもらおう!」

八姫「優勝できなかったら?」

佑樹「潔く諦める!」

八期「こんなこと言ってるけどどうする?」

八姫「いいわよ!他のチームさへ勝てば余裕でしょ!」

佑樹「いや、僕らのチームが君のチームに勝ったらにしよう!」

八姫「お断りします!」

佑樹「なぜだい?」

八期「お前さっきと言ってること違うぞ!」

芹「そうよ!自分で作ったルールを勝手に変えないでよ!」

佑樹「どうか、この通り!」

八期「いや、普通に考えてみろよ!」

佑樹「なんだい、君は黙ってろ!彼女に聞いてるんだ!」

八期「お前のチームが強いか弱いかはっきり分かってない状況で手を抜けるかよ!」

零「そうよね」

理珠「変更前のルールでも可能性は0ではありません!」

八姫「そっか、コイツの野望を阻止するにはここで1位を取るしかないのね!分かった、やるからには全力で勝負しましょう!それであんたのチームが優勝するならあんたのグループに入る!まあ、負けるつもり無いけど!」

八姫チームvs佑樹チームのバトル成立!
果たして佑樹の野望は叶うのか?
次回予想外のレース展開が!

Re: ナンバーズ8 ( No.207 )
日時: 2022/05/30 19:08
名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)

205話・最悪な民泊・・・②
香「さあ、そろそろレース始めるけど再度質問は無い?」

八姫「先生、途中で1人でも落ちたらどうなりますか?」

香「良い質問ね!船には全員乗った状態でゴールしないとゴールではないからね!」

生徒達「は~い!」

香「だから、1人でも落ちたりしたら、助けること!見捨てるのは無しよ!」

生徒達「は~い!」

香「船から全員落ちたら失格よ!」

生徒達「は~い!」

香「他には?」

八期「先生!吹きってどう回るんですか?」

渡辺「オールをうまく動かして回るんだよ」

八期「いえ、そうではなく・・・」

香「それはどう1周するかって事かしら?」

八期「1周すると言うか、半周りとか中途半端な周り方で良いのか?」

香「なるほど、浮きを回るときは必ず1周よ!半周とか3/4位回って次の浮きには行かないでね!ちゃんと1周しないと失格よ!」

生徒達「は~い!」

香「じゃあ、最初のグループ来て!」

第1レース

香「全員乗れた?」

各チーム「は~い!」

香「よーい!・・・・・・・・・、ドン!」

ところが

1号挺
男子A「あれ?浮きもっと近くに無かった?」

男子B「えっ?そんなはず無いだろ?」

2号挺
女子A「ねえ、波強くない?」

女子B「今日晴天よ!」

2号挺「キャアアア!」←転覆

どの船もアクシデント続きで浮きを回れず・・・

萌「第1レースから波乱ですね」

香「何か、何かおかしいわ」

その後も転覆挺続出!毎回8艘中4艘以上が転覆する事態に!ちゃんと浮きを2つを回れたのは2艘だけ!

そして、最終レース
八姫「優勝目指して頑張るぞ!」

八期「待って!」

八姫「何よ!優勝しないと・・・」

八期「相手は佑樹だけだ!それに直接対決!さらに、このレース波乱が起きすぎ!」

零「それは確かにそうね、だったら確実に回って、終わった方が良いわ!」

芹「私もそう思う!」

八姫「分かった、じゃあまずは確実にゴール、佑樹のチームだけには勝つわよ!」

八姫チーム「オー!」

佑樹(ふん、愚かな奴らだ!絶対転覆させてやる!)

香「よーい、・・・・・・・・、ドン!」

八姫「さあ、揃えて真っ直ぐ前進よ!」

葉月「数字書いてるけど、どの浮きを回る?」

八期「8、6!」

八姫「何で?」

八期「まず、8を左側から時計回りに、行って7を通り越して6をまた時計周り、状況によっては人間周りね!」

葉月「人間周りってなんだ!」

零「左周りよ!人間はトラックの上を左周りにしか走らないから!」

理珠「確かに、八期の案の方が最短ルートで回れます!」

芹「ねえ?ちょっと波高くない?」

八期「おっと!確かに!」

歩「絶対おかしいよ!空は晴天なのに、波が荒れてるなんて・・・」

八姫「あれ?浮きは?」

理珠「あそこですね!」

八期「良かった、見えなかったら回れないもん!」

芹「ねえ、私の目が間違ってなかったら、この浮きもっと違うところに無かった?」

八期「そう言うなら、この浮きをオールで支えて回れば良いよ!」

零「そんなことして良かったっけ?」

渚「あっ!」

芹「どうしたの?」

渚「7号挺の目指してた浮きが沈んだ!」

八姫「えっ?見間違いじゃないの?」

八期「ねえ?8番の浮きは?」

八姫チーム「あっ!」

芹「さっきまでここに合ったわよね?」

零「ねえ、あそこ!」

八期「急ごう!」

8番の浮きに近付く八姫チーム

八期「もう、怖いからこの浮き抑えて回るよ!」

八姫チーム「OK!」

芹「どう向くかは分からないけど」

八期が抑えてクリア

八姫「ねえ?」

芹「どうしたの?」

八姫「佑樹のチームおかしくない?1チームだけスムーズと言うか・・・」

八期「理珠、あいつらはどこ狙ってる?」

理珠「5番です!」

八期「急いで5番に行こう!」

八姫「皆!タイミング合わせて!」

全員「1、2!1、2!・・・」

佑樹「ヨッシャー!これを回れば勝ったも同然だ!(まさか、使用人達を使って波と浮きを制御してるなんて分かる訳ない!それに、僕はどこに波が荒れているかも知っている。強いところを避ければ行けるのさ!)」

八期「5番を回るぞ!」

八姫チーム「おお!」

芹「理珠ちゃん、押さえといて!」

理珠「はい!」

佑樹「おい、お前ら反則だぞ!」

八期「誰も浮きを触ってはいけません!なんて言ってないが?」

佑樹「そんなことしたらうちの機械が・・・、あっ!」

八期「皆、聞いた?」

八姫チーム「うん!」

理珠「ばっちり録音しました!」

八期「お前が浮きを動かしてたんだな!」

佑樹「何の事だ?」

八期「しらばっくれるな!浮きは浮いてあるのに機械なんて付けるわけ無いだろ!お前が動かすために機械を付けたことを知らないと機械が壊れるなんて発想無いんだよ!」

佑樹「この野郎!」

ドン!

八期「お前!よくもやったな!」

零「八君、抑えて!無視しなさい!」

八姫「そうよ!後でコイツらが反則したことを言えば勝ちは勝ちよ!」

八期「分かった!」

佑樹「畜生!」

八姫「さあ、みんな!ラストスパートよ!」

八姫チーム「おお!」

佑樹「させるか!」

追い上げようとする佑樹チームところが・・・

佑樹「あっ、間違って波の強い所に!」

カチッ!

理珠「録音完了!」

八期「バカな奴だ!まさに策士策に溺れるだな!」

佑樹「待て!みんな、あいつらの船にしがみつけ!」

佑樹チーム「は~い!」

八姫「ちょっと何するのよ!」

佑樹「お前らも道連れだ!」

次々に八姫チーム船にしがみつく佑樹チーム

八期「やめろ!離せ!」

八姫「皆、もうすぐゴールだよ!」

渚「急げ!急げ!」

しかしゴール手前で

ドボーン←八姫チーム転覆

八姫「そんな!」

零「こんなの無いわよ!」

芹「酷い!」

渚「えっ無効なの?ねえ?」

八期「佑樹!」

佑樹「ヨッシャー!道連れ成功!」

八期「お前、よくもやってくれたな!」

佑樹「お前らが漕ぐのおそ・・・」

ガシッ!

佑樹「えっ?」

香「フッ!」

佑樹「うわあーーーーーー!」 

バシャーン!

佑樹「た、助けて!僕泳げない!」

香「自分で泳いできなさい!」

萌「香先生、今のは虐待ですよ!」

香「ほー、人の邪魔をしてまで1位を取ろうとして、海の中を細工し、結局自分が落ちたからと言って他のチームを巻き添えにした生徒を叱ることのどこが虐待でしょう?なら、あなたならどうしますか?他にも沢山の被害者がいるんですよ!このままだと、皆やり直せと言いかねません!いえ絶対言います!」

萌「でも、生徒を海に投げるのは・・・」

香「ライフジャケット着てるんだから大丈夫でしょ!それよりも殴るよりはマシでしょ!」

萌「どっちもどっちかと・・・」

香「私は言いましたよね?悪ふざけとか犯罪行為をするな!人に迷惑をかけることをするな!とあの子はそれを破ったんです!その罰を受けてもらったに過ぎません!」

萌「でも、これが問題になれば・・・」

香「じゃあ、今日合った転覆事故!全て彼の手によって行われたんですよ!一歩間違えれば沢山の生徒が帰らぬ人なんて成ってる状況にしようとした生徒を庇うと言うのですか?別に私が投げたことはどうぞ言ってくれて構いません!ただし、彼が不正を働いて他の生徒達を溺れさせようとした事実も添えてお伝えください!」

萌「わ、分かりました」

香「皆、色々文句あると思うけど、今回のレースは無かった事にするから!その代わり悪は成敗したからそれで良いかな?」

全員「はい!」

その後佑樹は波に揺られて浜にはあがったが、そのまま強制送還となった。

Re: ナンバーズ8 ( No.208 )
日時: 2022/06/01 18:25
名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)

206話・最悪な民泊・・・③
カヤック前
香「八期、危なかったわよ!あの時、あのまま佑樹にオールで殴ろうとしたでしょ!」

八期「はい・・・」

香「確かに佑樹のせいで、転覆したけど、下手したら佑樹に大怪我最悪死んでたかも知れないのよ!そんな事に成ったときあんた佑樹の家族に何て言うの!?」

八期「・・・」

香「確かに佑樹が悪いかもしれないけど、命は元に戻らないの!どれだけ文句を言っても、人殺しにだけには成らないで!分かった?」

八期「はい・・・」

香「さっきも言ったように、先生が絶対何とかするから!さあ、カヤック体験してきなさい!」

八期「はい」

カヤック準備中

渚「どっちが前?私はどっちでもいいけど・・・」

八期「じゃあ僕、前がいい!」

渚「どうぞ」

プカーン

八期「一本で両方付いてるんだね、このオール!」

渚「そうだね、どこまで行く?」

八期「取り敢えず、行ける範囲のギリギリまで!」

渚「行こう!」

遊泳範囲ギリギリ地点
八期「端をゆったり行こう!」

渚「うん」

八期「そーれ!」

渚「そーれ!」

八期「楽しい!」

歩「おっ!息が合ってるね!」 

八姫「ああ、誰か囲炉裏ある?」

芹「焼きもち妬くな!」

零「結局いつものメンバーが集まってるね!」

理珠「皆さん、大きな波が近付いて来るので気をつけて下さい!」

全員「えっ?」

八期「それ本当?」

八姫「こんなお天気良いのに?」

歩「でも、佑樹が仕掛けた波起こしで起きた波が私達にってこともない?」

芹「あり得る!皆、固まってると互いのオールで怪我する可能性高いから、船2艘分位離れましょう!」

全員「は~い!」

零「じゃあ、私達はあっちね!」

八期「僕らは取り敢えず後ろ向きに・・・」

八姫「私達はこっち!」

葉月「私らはこのまま停滞」

理珠「はい、その方が良いです」

八期「渚ちゃん、取り敢えず船にしがみつこう!」

渚「OK!」

八姫「結構大きいの来るよ!」

ザバーン!

八期「うおおお!大丈夫?」

渚「何とか、落ちてないよ!」

芹「凄い波ね、嵐が来たみたい!」

零「嵐?ここでライブ?」

芹「アイドルじゃないわよ!」

理珠「全員無事そうですね」

葉月「今のはヤバかったぞ!私、落ちかけた」

歩「ねえ?あそこで2艘ひっくり返ってない?」

八姫「しかも、各1人ずつ船から離れてるわよ!」

芹「助けに行かないと!」

八期「渚ちゃん、行くよ!」

渚「よし、力を合わせて!」

八期・渚「それ、1!2!1!2!」

明「フー、何とか乗れたけど、あれ?杏は?」

歩「大丈夫?」

八姫「手伝ってあげようか?」

明「ありがとう、船押さえてくれる?あと一緒に乗ってた子が!」

一方
夢「杏!杏!」

零「何やってるの?」

夢「友達が流されて・・・」

芹「あなたも流されてるのよ!」

零「友達は他の人に任せて、私達の船に!」

夢「でも、杏が!」

芹「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」

零「ほら、私のオール掴んで!私達の船に乗って!」

一方
杏「落ちちゃった!どうしよう!誰か!助けて!」

八期「助けに行くよ!」

渚「もう少し待ってて!」

八期「急げ!急げ!」

渚「私のオール掴んで!」

杏「うん!」

八期「ほら、僕の手を掴んで!」

杏「はい!よいショット!」

八期「大丈夫?」

杏「うん、八期君ありがとう!」

八期「えっ?名前?」

杏「八姫ちゃんと同じ名字じゃん!それに私同じクラスだし・・・」

八期「あっ、そっか!」

渚「怪我とかしてない?」

杏「うん、何とも無いよ!」

香「夢原さん!」

3人「先生!」

香「皆、大丈夫?」

3人「大丈夫です!」

香「良かったわ、私に付いてきて!」

3人「はい!」

浜辺
夢「杏!」

杏「夢ちゃん!」

明「2人共無事で良かった」

杏「皆、助けてくれてありがとう!」

夢・明「ありがとう!」

八期「どういたしまして」

芹「大した事なくて良かった」

零「皆無事が1番!」

香「誰も流されてたりしてないよね?」

一同「全員無事です!」

香「じゃあ、そのままお風呂に入ってね!」

一同「は~い!」

しかし香は知らなかった、自分で投げた佑樹がまだ海をさ迷ってたことを!

Re: ナンバーズ8 ( No.209 )
日時: 2022/06/01 21:15
名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)

207話・最悪な民泊・・・④
今回の寝室
八期「あっ、歩隣だ!ヤッホー!」

歩「そうだね、まさか2段ベッドとは・・・、正直上が良かったな・・・」

八期「僕はどっちでもいいけど、どちらかと言うと下かな?落ちると痛いだろうし・・・」

歩「ハハハ・・・(まあ、寝場所はランタなんだけどね)」

食堂
零「皆さん、お疲れ様でした!約1名強制送還となりましたが、夕食だからと言って油断しないで下さい!なぜなら、毎回食堂で大変な事が起こってますので!」

全員←苦笑い

零「それでは皆さん自分の物だけを食べて下さいね!いただきます!」

全員「いただきます!」

香「今のところ異常は無しね、お風呂は大丈夫だった?」←やっぱり八期の隣

歩「はい、今回は外風呂とかは無かったので、覗きに行く人なんて居ませんでした!」

香「まあ、そうよね」

零「でも、隣同士ですから濡れ衣着せられる可能性は無いとは言えませんけど・・・、それに外の窓とか!」

香「今回は厳戒態勢で、女子の先生中心に周辺見てたから大丈夫よ!」

芹「ねえ、零!次の予定なんだっけ?」

零「クラス対抗綱取バトルよ!まあ、運動会で言う棒引きみたいなものと思えばいいわ!」

葉月「負けないぞ!」

芹「勿論!」

零「うちのクラスだって!」

理珠「私は力の制御が出来ないので見学です」

香「まあ、アンドロイドは反則だしね」

食事後
体育館
香「はい、これからクラス対抗綱取をします!」

全員「イェーイ!」

香「ルールは場に5本の綱があるから、多く取った方、先に3本取ったチームの勝ちよ!」

全員「は~い!」

香「対戦カードは先生による抽選の結果こうなりました!トーナメントで行います!優勝したクラスにはトロフィーが贈呈されるから頑張ってね!」

全員「オオ!」

1回戦
AvsD

CvsE

FvsH

BvsG

香「一応、負け残りもあります!では、第一試合準備して!」

芹「いきなり、葉月のクラスに当たるなんて」

葉月「クラス対抗だから、友情とか関係無い!目指すは勝利のみ!」

結果
芹「やったー!勝ったー!」

葉月「Aは強いな!」

その後
EクラスとFクラスが勝ち上がり

続いてBクラス対Gクラス

八期「楽しみだけど、緊張する!」

零「私も絶対勝ちたい!」

香「位置について
  よーい・・・
  はじめ!」

一同「うおおお!」

八期(これだ!)

クラスのメンバーと綱を引く八期

明「あっ、もう行ったよ!」

杏「線越えた、線越えた!」

八期「えっ?本当!(よし、あっちだ!)」

零「皆、これを引っ張って!」

引っ張りきり

Bクラス「やったー!勝ったー!」

ところが
香「えっ?嘘!そうですか・・・」

Bクラス「えっ?」

香「ただいまの結果、3対2で、Gクラスの勝ちです!」

Gクラス「やったー!」

Bクラス「はあ!!!???」

零「おかしい!」

八期「納得行かないぞ!どうなってんだ!」

杏「意味が分かりません!」

香「皆、落ち着いて聞いて、1本だけ、完全に越えて無かったの!」

Bクラス「ええっ!」

八期「そんなわけ無い!」

香「いや、本当に!だから、切り替えて次の試合で勝つことを考えて!」

Bクラス「ええっ!」

沈黙の中で他の試合中
八期「ねえ?あれ!」

零「どうしたの?」

八期「あそこに印が付いてるから、っていうか真ん中のラインを越えて引っ張るって反則じゃない?」

零「ゲーム的におかしいよね」

八期「おい、あれ?反則じゃねーの!止めろよ!おい!」

負け残り
B対H

香「よーい・・・
  はじめ!」

八期(もう、何でもいいよ!)

八期「おい!どこ持ってんだよ!反則だろ!」

試合終了後

香「えーと、3対2で、Hクラスの勝ちです!」

八期「ふざけるな!反則ばっかしやがって!」

零「八君落ち着いて!」

杏「次勝てばいいよ!」

八期「そう言うことじゃないんだよ!こんなめちゃくちゃな勝負があるか!」

その後ビリ決も負けてBクラスは最下位、
優勝はAクラスとなった。


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