二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.253 )
- 日時: 2022/08/27 21:24
- 名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)
251話・文化祭は大騒ぎ・・・⑤
次の日
昌義「それで、どうなった?」
八期「証拠もあるんだし、出店して良いよ!誰が言おうと、火事の原因はDクラスのせいなんだから!僕らのせいなんかじゃない!批判する奴なんて構うな!調理で勝負しろ!」
大樹「さっすが、八期会長!俺達の自由で良いんだな?」
八期「まあ、それでも僕らを批判したりするなら批判する奴らなんて・・・」
明「もしかしてやっちゃうの?」
八期「まあ、殺さない程度に、まあ、何か言われたら全部Dクラスのせいにでもすれば良いよ!勿論手を出す前にね!それでもうるさいなら・・・、皆で・・・こんなつまらない文化祭なんて・・・、ぶち壊す!」
大樹「クラスの皆にはそう伝えとくよ!」
昌義「そのときはDクラスに文句言ってやるぜ!」
杏「まあ、文句は確かに言おう!」
職員室
香「ええっ?!!!!どういう事ですか?」
愛美「残念ながら、あなたのクラスの店は出店停止です!」
香「そんなのあんまりですよ!火事の原因は友子先生のクラスの男子達のせいなんですよ!」
友子「彼らに事実関係を確認しましたが、そんなことはしていないと・・・」
香「ここに証拠もあるんですよ!それでもシラを切るんですか?」
友子「分かりました、あの3人については処分しましょう!ですが、火事が起きる前いわゆる彼らがガソリンを入れる前に誰も居なかったと言うのは如何なものかと思います!」
志穂「確かに、ちゃんと見張りか誰かを入れていれば防げたんじゃないですか?」
尚「そもそも、火事が起こったのは先生のクラスの店であることに変わりはありません!その事実が有る限り、周りはBクラスが火の不始末で迷惑を掛ける生徒達と勘違いされるのですよ!そんな店の食べ物を食べに行こうとするお客は居るでしょうか?」
香「あんたらには放火と言うものが分からないのか?」
友子「はい?」
香「こっちは放火されてんだよ!何が悔しくて出店停止食らわないといけないのよ!そもそも、ガソリン撒くあんたの生徒が問題だろう!あんたらなんてうちの生徒達にぼこぼこにされればいいんだ!こんな会議なんてやっても無駄よ!」
パタン!
友子「火事を起こした人が何を言ってるだか・・・」
尚「本当にあの先生困りますよね・・・」
かおる「いつかうちのクラスまで被害に合うのかって考えたら怖いです!」
栞(小田)「そもそも、何で生徒指導室が無いんですか!生徒指導室さへあれば私達がこんな会議せずに済むのに・・・」
職員室の外
理珠「どうやら出店停止のようです!全面戦争と行きましょう!」
零「OK、来る時間までそこで待機お願い!」
理珠「了解!」
一方
昌義「いらっしゃいませ!」
大樹「意外と来てるな!」
杏「良かった!お客さん来てくれて!」
明「あれは!松居先生!」
杏「まさか、出店停止って言わないよね?」
松居「おい!何で火事を起こしたクラスがこんなところで店開いてんだ?」
昌義「俺らは起こしてねえから!だよな皆?」
全員「うん!」
松居「昨日、誰のせいで隣の屋台が燃えたり、先生が大慌てしたりしたんだ?」
大樹「全部Dクラスの奴らがしでかしたんだ!だよな皆?」
全員「うん!」
松居「お前ら誰の許可を得て店開いてんだ?」
昌義「生徒会長だよ!」
松居「ああっ?その生徒会長はどこに居るんだ?」
大樹「そこ!」←指を指す
松居「お前か!勝手に許可をしたのは?」
八期「許可も何も何にも悪い事してないんだから出店して言いに決まってんだろ!何が悪い!」
松居「昨日起きたことをもう、忘れたのか?」
八期「経緯も分からない人が偉そうに偽善者ぶるな!」
松居「何だと!生意気な奴め!お前らは昨日危ない状況にした!だったら出店停止は当たり前だ!」
八期「こっちは他のクラスに邪魔されて火事に成ったんだよ!だったら出店停止はその切っ掛けを作ったDクラスが出店停止だ!」
松居「火事を起こしたのは紛れもないお前達だ!そもそも、火事を起こされる原因を使ったのもお前達だ!そうされること事態お前らの責任が問われるんだよ!」
八期「はあ?そもそも人を陥れる方が悪いんだろ!こんな意味の無い指導するなら火事の原因作ったDクラスを説教してこいや!この偽善者無能教師!」
松居「何だと!そんなこと言うのはこの口か?減らない口だな!」
ジュー!
松居「あ、アッツ!誰だ?」
ドン!
杏「私達の気持ちを分からないあなたなんかこの世に入りません!」←首を絞めて地面に倒して寝技を掛ける
明「杏!」
昌義「もう、我慢ならねー!皆!Dクラスの屋台潰すぞ!」
Bクラス「オー!」
ピンポンパンポーン!
放送「Bクラスの生徒達に報告します!」
ざわざわ
放送「これより、全ての罪を私達に擦り付ける教師達を潰すため職員室に集合!1/3はDクラスを潰し、また1/3は職員室を潰し、残りの1/3で屋台を守ってください!」
ざわざわ
昌義「ヨッシャー、大樹!孝明の敵取るぞ!」
大樹「オオッ!!」
八期「このバカ教師!」
ドン!ドン!ドン!←松居の股間を踏む
職員室
愛美「何?今の放送!」
尚「私達危なくない?」
友子「早く出ましょう!」
零「そうはさせません!全員掛かれ!」
Bクラスの女子達「わー!返せ!私達の屋台を返せ!」
教師達「嗚呼!」
その頃
ドン!←コンロを引っくり返す
朝子「いきなり何するのよ!」
江子「私達に何のようですか?」
昌義「お前らのせいで、俺らは大切な店も仲間も傷付けられたんだよ!」
大樹「孝明の敵だ!全員Dを全滅させろ!全部壊せ!全面戦争だ!」
Bクラスの男子達「ウオオオオ!壊せ!壊せ!」
お客さん達「キャアアア!」
Dクラス「逃げろ!逃げろ!」
大樹「逃がすか!全員捕まえろ!後で懲らしめるんだ!」
Bクラス「ウオオオオ!」
一方
?「何をやってるの?」
松居「長野先生助けて!」
長野「何でBクラスが屋台やってるのよ!出店停止命令出てたでしょ?」
明「あんたも同じこと言うのか?」←後ろから手を回す
長野「キャアアア!」
何人か先生達が来る
香川「コラやめんか!」
八期「うるさい!」
福岡「やめるんだ君達!」
杏「こっちに来ないで!」←熱いヘラを先生に付ける
福岡「ギャアアアア!」
明「近付くな!私達の屋台は絶対守る!」
八期「無能な教師ら、帰れ!」←水を掛ける
一方
ダンダンダンダン!
友子「痛い、痛い!」
愛美「やめなさい!」
零「黙れ!あんたらの痛みより私達の心の傷の方が何京倍も痛いんじゃ!」←ファイルで殴る
ピー!
零「えっ?」
側には理
一方
昌義「お前らのせいで、孝明はなあ!俺達はなあ!」
Dクラス達「ひー!」←何人かぼこぼこ
ピー!
大樹「えっ?」
後ろに香
一方
杏「去れ!2度と来るな!」
八期「この無能偽善者教師!お前らなんて辞めちまえ!」
ピー!
目の前に楓花
ピンポンパンポーン!
理「ええっ、本日の文化祭は中止とします!」
全員「ええっ?!!!!」
理「文句は1年Dクラスの先生とその生徒達に言ってください!」
全員「ええっ?!!!!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.254 )
- 日時: 2022/08/27 21:28
- 名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)
252話・文化祭は大騒ぎ・・・⑥
職員室
理「零、さっきの放送聞いたわよね?今すぐそのバカな教師達を解放しなさい!」
教師陣(ば、バカな教師達?!)
理「あなたの目的は何?文化祭を潰すこと?教師達を亡きものにすること?出店停止を撤回してもらうこと?」
零「出店停止の撤回・・・」
理「こんなことして撤回を求められても怖くて許可なんて出せないわ!むしろ、今後文化祭を廃止にした方がマシよ!」
零「そんな!」
理「当たり前じゃない!あちこち壊された挙げ句、こんなに負傷者が出る文化祭なんて誰がやりたいと思うのよ!楽しい思い出が、悲しいトラウマじゃない!これが毎年続いてみなさいよ!保護者どころか生徒のほとんどが嫌がるわよ!」
友子「そうよ!そうよ!」
愛美「この不良クラス!」
理「あんたらは黙ってなさい!」
友子・愛美「はい!」
理「事情は星田先生から全部聞いたわ!『こうなるかもしれないから止めに入って』ってね!」
教師陣「えっ?」
理「全部あんたらの自業自得でしょ!特に友子先生!」
友子「は、はい!」
理「あなたが、適当に返してBクラスの気持ちを察しなかったからこうなったんでしょ!他の先生方も!」
愛美「でも、火の元から全員離れるのも1つの原因の1つで・・・」
理「そうかもしれないけど、そもそも人を陥れようとする奴の頭がそもそもおかしいでしょ!まずはその生徒を叱って罰を与えるのが先決!めんどくさがって、ただ聞くだけで流したから今大変なことに成ってるんでしょ!」
友子「だって、香先生も言ってましたよ!『教師はどんな時でも生徒を信じるもの』だと・・・」
理「それは決定的証拠が出るまではって話よ!付け加えると本人が否定するなかで・・・」
友子「なら、彼らはやってないんじゃないですか?」
零「決定的証拠あるのに黙れ!」
理「取り敢えず、今回の騒動の修繕費はあなた方に払って貰います!後、友子先生は最終勧告だと思っていて下さい!」
友子「そんな・・・、生徒を守って何が悪いんですか?」
理「守り方が悪いのよ!過保護の親じゃあるまいし!まだ、文句言うなら今すぐに解雇してもいいんですよ?」
友子「わ、分かりました・・・」
一方
香「あんたらは何に怒ってる!」
昌義「コイツらのせいで、火事に成るは孝明が火傷するわ、出店停止になるわ!何もかもめちゃくちゃにされたんだよ!」
大樹「だったら、コイツらの店潰したって同じだろ!」
香「アホンダラ!」
Bクラス「ヒー!」
香「あんたらに被害を与えたのは誰だ?」
昌義「ええっと・・・」
大樹「どいつだ?」
香「お前らだよな?島!斉木!海藤!」
3人「はっ、はい!」
香「犯人はコイツらだけなんだろ?」
Bクラス「はい」
香「だったら、自分に置き換えて考えてみなさい!自分は全く犯罪に手を染めてないのに、同じ会社に所属してたからって、周りから反感買われたらどう思う?悪口とか変な噂をネチネチ言われたり、陰口されたらどう思う?」
Bクラス「あっ!」
香「良い気持ちしないって感じるなら、あんたらはまだ人の心があるわ!あるものは、ちゃんと関係の無い人達1人1人に謝るのよ!」
Bクラスの男子達は1列に並んで、1人ずつ謝った。
香「私からも謝らせてもらうわ!許されないとは思うけど、関係の無いあなた達まで巻き込んでしまって本当にごめんなさい!」
江子「先生が言うのなら、それに原因はあの男子3人が作ったわけなので・・・」
朝子「許しちゃうの?」
江子「逆の立場だった時、私も彼らと同じ行動をしてたと思います!ですので、先生も顔を上げてください!」
香「岩村さん、ありがとう!」
江子「いいえ」
香「それであんたらは許さないわよ!よくも文化祭をめちゃくちゃにしてくれたわね?」
斉木「そんなの知りませんよ!」
香「嘘付け!証拠はあがってんだよ!」←映像を見せる
島「えっ?何で!」
海藤「まさか、撮られてたのか!?」
香「うちのクラスがあんたらを襲ったのも!あんたらの屋台がぶっ壊れたのも全部あんたらのせいなんだからね!」
パチン!パチン!パチン!
香「この痛みはBクラス全員分の痛みと騒動に巻き込まれた生徒達の痛みよ!覚えておきなさい!」
3人「は、はい・・・」
香「あんたらなんかこの学校から今すぐ出ていけ!さあ、早く!」
3人「そ、そんな!」
香「自分達で文化祭を壊したんでしょ!早く責任持って出ていきなさい!2度と校舎に入ってくるな!」
その後この3人はいじめ矯正学校に強制転校となった。
一方
楓花「あなた達は何をやってるの?」
八期「僕らは何も悪くないのに、コイツらが邪魔してくるから追い出してる!」
杏「この人達は最低な人達です!事情も知らずに、禁止なものは禁止だ!と言って私達の屋台を奪う最低な人達です!」
明「だから、私達の屋台を守るために戦ってるんです!」
町子「あの・・・、先生私が行っていいですか?」
楓花「町子ちゃん?」
町子「八期君の説得ですよね?私同じグループなので!先生が行くと火に油を注ぎかねないので・・・」
楓花「そうね、ここで親子関係が悪化するならあなたに任せるわ!頼んだわよ!」
町子「八期君!あなた達は屋台を守ってるの?」
八期「そうだよ!屋台さへ残れば、時間が経てば開店して、また営業出来るから!」
町子「客観的に見て、誰も屋台なんか守れてないよ!」
Bクラス「ええっ?」
八期「何で!?」
町子「だって、お客さんをあんな感じに絞めたり、騒動が合った店に入ろうと思う人はいるかな?私だったら巻き込まれたくないから避ける!自分がお客さんとして入ろうとしたと思って考えてみて!自分達と、同じことをやっている店が合ったとして、そんな店に行きたいと思う?」
八期「怖くて入りたくない!」
町子「じゃあ、火事が合ったと言われたお店に行きたいと思う?」
杏「また、何か起こりそうで嫌だ」
町子「だから、出店停止って事だと思うよ!停止してもしなくても、結果は同じってことで・・・」
八期「でも、僕らは酷い仕打ちを受けて出店停止を食らったんだ!それを僕らのせいになるなんて・・・、おかしいよ!」
町子「ふーん」
八期「えっ?町子さん?」
町子「起きろ!」←松居先生の胸ぐらを掴む
楓花「町子ちゃん?」
町子「火事の原因は何だって?」
松居「Bクラスの火の不始末・・・」
町子「お前、ただ上部だけで判断してないか?」
楓花「どうしたの町子ちゃん?」
町子「話は聞いてんだよ!別のクラスがコンロにガソリン撒いてそれでBクラスの生徒が火傷負ったってな!それをBクラスのせいだって?バカのなのか!ああん!」
松居「ヒー!」
町子「そりゃ殴られてもしょうがないよな?何お前、関係の無い人を犯人扱いする!ちゃんと見てたのか?」
松居「他の先生からの情報で・・・」
町子「ボーッと生きてんじゃねーぞ!結局上部じゃないか!アホンダラ!」
楓花「町子ちゃん?何であんな感じに?」
菫「伯母さん、町子の会社って元々親会社が関係の無い責任を町子の父親の子会社に全部押し付けたのが原因なんです!」
楓花「ええっ?」
菫「町子言ってました!そこからお父さんの人格が変わったって・・・、だから、関係の無い責任転嫁に対することには敏感なんです!」
町子「何をどうやったら、彼らが悪いんだよ!どう考えても、人のコンロにガソリン撒く奴が悪いんだろ!そんなことも分んねえのか?」
松居「ええっと・・・」
町子「謝れよ!」
松居「えっ?」
町子「この子達に、自分達の判断ミスです!広報に走るので許してくださいって言えよ!」
理「ちょっと?何!どういう状況!」
楓花「町子ちゃんが自分の過去に照らし合わせて先生を、説教してます」
理「田畑さん、落ち着いて!Bクラスは出店停止を撤回するから・・・」
町子「ああ、良かった!なんて言うと思いますか?」
理「ええっ?!!!!何が不満なの?」
町子「それで、どれだけの信頼を失ったと思ってるんですか?火事1つで、私は悲しい生活を送ってきたんです!誰も信じてくれない、お父さんは変わってしまう!それで私は菫ちゃんが居なかったら死にかけてたんですよ!」
楓花「もしかして、お客の有無かしら?こんな状況だと、お客さんが誰も来なくて出店しても同じってこと?」
町子「その通りです!彼らのやったことは間違いです!ですが、そもそも考えると何も状況を知らない教師達が、止めるのもおかしな話!だって、そもそも人によって起こされた事故で出店出来なくなったんですから!そう考えると可哀想と思わないんですか?そのままで人が来ると思いますか?」
理「分かったわ、我々教師で、Bクラスの屋台の宣伝等を行うわ!その後のアフターケアとかもサポートする!それで良いかしら?」
町子「それで、どうなるかは分かりませんが、私が1番願うのは彼らが普通に屋台を開ける事です!極端にお客さんが少ないのではなく、同種の店と同じ程度の客が来るまたは味で勝負できる環境を整えられる事です!それをこの人達に崩されてるのだから!」
理「あなた随分肩を持つわね」
町子「私はいつでも中立です!よっぽどのことがない限り片寄ることなどありません!片寄っているなら、儲けられる工夫を聞きます!」
理「分かったわ!だからこそ、今日は中止にしたの!とても出来る状態ではないから」
町子「皆は?」
明「取り敢えず明日の準備をしたい」
杏「勝ちにこだわらず自分達の目標を越えるために!」
八期「普通にやって普通に終わりたい!」
町子「分かった!それよりも前にあなたは火傷させた先生に謝ることね!」
杏「えっ?」
町子「いくら、邪魔されてもお客にそんな乱暴はダメ!そう言うときは、頼れる大人を呼ぶこと!例えば理事長とかね!」
杏「はい!」
この後、杏は先生に謝った。
そしてこの日は騒動の片付けと再組み立てとなり、文化祭が1日延びた。
- Re: ナンバーズ8 ( No.255 )
- 日時: 2022/08/24 22:09
- 名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)
253話・文化祭は大騒ぎ・・・⑦
次の日
昌義「いらっしゃい!美味しい焼きうどんはどうだ?」
杏「結局、そばは調達出来なかったね!」
明「一昨日の火事と昨日の騒ぎで燃えたり地面に落ちたりと使い物にならなかったもん!さらには他のクラスも巻き込まれてほとんど材料無かったもんね?」
大樹「でも、そしたら八期が焼きうどんで良いならやる?って提案してきて、先輩達から沢山のうどん貰ったんだよな!」
零「見回りの時にうどんが10000玉もあって捌くの無理だからどうにかして?って依頼に『焼きうどんにして貰ったら』って言うアイデアを否定されたんですって!『敵に塩をならぬうどんを送れって言うのか』ってね!本人はそのままにするくらいなら食べて貰った方がうどんも喜ぶって主張したけど・・・」
明「言っちゃ悪いけど、怪我の功名だね!」
杏「そばも屋台も無駄になっちゃったしね・・・、それで先生達は?」
零「取り敢えずDクラスが出店停止!だけど、関係の無い生徒達は文化祭は楽しんで良いって!先生達は私達Bクラスのお手伝い!宣伝や出前、見張りついでに道端で売ってるわ!」
杏・明「へー!」
零「まあ、タダ働きだけどね!後、Dクラスの売り上げは全額うちの売り上げに成ります!」
昌義「おおっ!それは良いな!燃えてきた!」
零「あんたは燃えても周りは燃やさないでね!」
昌義「当たり前だ!それより八期は?」
零「確か一昨日頼まれ事されてたからそれを手伝いに行くって言ってたけど・・・」
その頃の八期は
更衣室
八期「この段ボールの中にある物を着ろと言われて着てみたはいいけど、いや着たくなかったんだけど!でも何やるのか言われてないからな・・・」
なんかの着ぐるみを着る八期
八期「取り敢えず着替えたら体育館に来るように言われてるから行くか!」
ガチャン!
乃愛と会菜が会話をしている場所から離れる八期
八期「あっ、そう言えば一応クラスの一員だからって、チラシ配りも頼まれてたっけ!取り敢えず体育館目指しながら配ろうか!」
愛美「あっ、探しましたよ!友子先生?」
八期「えっ?先生?違いますよ!僕は八期です!」
※着ぐるみを着ていて八期の声は外に聞こえていません
尚「理事長に怒られて、私達までBクラスの宣伝をすることになったんですから!しかもタダ働き!本当に嫌ですよね?」
八期「だから違うって!ってか体育館どっち?教えて下さい!」
愛美「しかも先生は大変ですね、いきなりうどんのマスコットを被る羽目に成って、同情します!」
八期「そうなんだ、だから白かったんだ!香川か!」
尚「さあ、早くBクラスの屋台に行きますよ!」
八期「いや、僕は体育館に!兎に角この2人から逃げよう!」
愛美「ああっ!逃げられた!」
尚「やっぱり、マスコットが苦手なんじゃないですか?」
愛美「でも、早く宣伝してうどんを売りきらないと、罰として残ったうどんを私達で消費しないといけませんよ!」
尚「確かに、あんな量を食べきれなんてフードファイターじゃあるまいし・・・」
愛美「友子先生を追いましょう!」
尚「でも、どこに行ったんでしょうか?」
愛美「見てください!チラシが落ちてます!これを辿れば・・・」
一方その頃
日向「何で居ないのよ!ちゃんと見張ってた?」
乃愛・会菜「うん!」
日向「じゃあ、何で居ないの?」
乃愛「さあ?」
会菜「どこ行ったんだろうね?」
日向「早くしないと、芹姫の思い出となる劇が!」
金「そのうち来るんじゃないのか?」
乃愛「金さん!なぜそう言いきれるのです?」
金「アイツは頼まれた約束を疎かにはしないよ!時間も言ってるんなら、きっとギリギリでも来るはずだよ!」
日向「じゃあ、彼を信じて待ちましょう!そして、彼が迷わないような工夫もこらして置きましょう!」
Aクラス「はい!」
一方
八期「はあ、はあ、はあ、はあ、・・・、チラシ落としたけど、まあいっか!拾って行く人も居るだろうし、って落とさないと走れないし、そもそもこの手じゃ持ちにくい!」
愛美「友子先生!」
尚「待って下さい!」
八期「また来た!体育館に行かないと行けないのに!逃走中か!」
一方
芹(台詞は覚えたけど、大丈夫よね?なんか変な事されないよね?)
茨「芹姫!見てください!このドレスを!」
芹(すっ、凄い!これを私が?)
茨「さあ!脱ぎ脱ぎしましょう!」
芹「私園児じゃないから!」
茨「でも、このドレス1人では着れませんよ!」
芹「そうかもしれないけど言い方!」
着替え終わり
日向「芹姫!それでは参りましょう!」
芹「えっ?まさかこの格好で体育館に行くの?」
日向「はい!勿論です!体育館に更衣室はありませんから!」
芹「嫌よ!恥ずかしい!」
日向「水着よりは遥かにマシじゃないかな?」
芹「そう言うこと言ってるんじゃないの!」
日向「でも、そろそろ時間だし・・・」
芹「仕方無いわね!恥ずかしいと言ってもあなたの言う通り水着じゃないからそれはそれでマシね!」
一方
八期「何で、追いかけられてんだろ?誰か助けて!」
?「八君、こっち!」
八期「えっ?」
植木の陰に身を潜める
愛美「あれ?」
尚「どこに行った?」
愛美「ねえ?誰かうどんのゆるキャラを見てない?」
生徒達「知りません!」
尚「あっちかしら?」
八期「フー、助かった!ありがとう希お姉ちゃん!」
希「どういたしまして!何で追いかけられてるの?」
八期「僕も分からない!それより何で希お姉ちゃんは僕が中に入ってるって分かったの?」
希「走ってる時に左腕を振ってたから!そんな走り方するのは八君くらいだよ!」
八期「あっ、そうだ!早く体育館に行かないと!」
希「何?劇でもやるの?あれ?八君のクラスは屋台やってなかった?まっちゃんが言ってたよ!」
八期「代役を頼まれたんだ!」
希「成る程!じゃあ、ここはお姉ちゃんに任せて!」
八期「えっ?」
- Re: ナンバーズ8 ( No.256 )
- 日時: 2022/08/27 22:57
- 名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)
254話・文化祭は大騒ぎ・・・⑧
日向「たくっ、まだ見つからないの?もうそろそろ本番なのに!」
乃愛・会菜「申し訳ありません!」
金「最悪、最後の場面までに来ればアドリブで何とかすれば誤魔化せると思うけど・・・」
日向「自然体でいかないと賞が・・・」
金「しょうがない・・・」
日向「こんな時に駄洒落を言ってる場合ですか!」
金「そういう事じゃなくて、賞はもう諦めよう!」
乃愛・会菜「えー!」
金「私達の最大の目的は何だ?」
日向「姫に最高の思い出を作らせる・・・、もしかして?」
金「最低でもアイツにキスシーンはやらせる!劇の演技とか言えばきっとやってくれる筈だからな!」
日向「そうですね、私達の目標は姫に最高の文化祭を捧げることです!もう、校舎裏でもゴミ箱でも人1人入れそうな場所をしらみ潰しで終盤前に見つけ出しますよ!」
芹姫守る会「おおっ!」
一方
八期「学校にこんな秘密の通路が合ったなんて!」
希「フフフ、何を隠そうお姉ちゃんが偶然見つけたからこの秘密の通路は私しか知らないのです!だから、先生も知らない!」
八期「凄い!」
希「この通路はまあダクトなんだけど、どの教室にも繋がってるしダクトの割には意外と大きいから中肉中背大人でも通れるよ!」
八期「確かに、マスコット被った僕でも余裕!ところで体育館行けるの?」
希「どの校舎にも繋がってるからな、行けないことは無いよ!それに何回か近道で使ったこともあるから覚えてる!」
スルッと←ズボンが引っ掛かる
八期「希お姉ちゃん!」
希「どうしたの?」
八期「脱げてる!」
希「えっ?ああ!これは別にいっか!」
八期「良くない!」
希「何よ!お姉ちゃんのお尻見たくないの?ってか何回も見てるくせに!」
八期「それはお風呂の時だよ!」
希「ほう、裸と服を着てるときは違うって?」
八期「・・・」
希「成る程、成る程!図星なんだね!ってかお尻好きなくせに!」
八期「隠されてるやつは意味ないと言うか・・・」
希「ほう、生が良いのね!まさか飛び付きたい?それとも触りたい?」
八期「バカじゃないの!そもそも触って何になるの?」
希「狭いからそのままで良いかな?」
八期「無理無理!」
希「ずっと、私のお尻見れるのに?」
八期「知り合いのは・・・」
希「何よ興味ないって?」
八期「違う!イメージが悪く見える・・・」
希「分かったわ、いけるかな?ってかどうなってる?」
八期「パンツが少しずれてる感じ・・・」
希「成る程半分出てる感じか!私のお尻見て興奮しないでよね!」←からかう
八期「・・・」
希「後、良い忘れてたけど、お姉ちゃんと一緒にトイレ行ったんだからね!」
八期「それ何歳の時の話さ!」
一方
劇の方はなんやかんや合って、遂に終盤!
時間稼ぎに紐できつく縛る演出、髪を解いたら気を失う櫛のくだりを入れるも・・・
日向「もう、王子はまだですか!」
紗羅「毒リンゴを食べてしまった白雪姫は何日も眠り続け、小人達は白雪姫が助かることを祈り続けていました!」
小人1「白雪姫!」
小人2「本当は生きてるのだろう!そうだと言ってくれ!」
小人3「また、美味しい料理を作ってくれ!」
小人4「あんたの存在が俺達の希望だったのに!」
小人5「誰か、白雪姫を救ってくれ!」
小人6「目を開けてくれ!」
小人7「頼む!誰でも良いから姫を目覚めさせてくれ!」
乃愛「もう、流石に止めきれないよ!」
会菜「でも、まだ王子が・・・」
恵「先輩方!後がつっかえてるんです!早く物語を進めて下さい!このままだとバッドエンドですよ!」
日向「もうちょっと、もうちょっと待って!」
芹←博士瞳の発明!食べたら誰かにキスをされないと起きないリンゴを食べて眠っているため周りの事など分からない
黒川「もう、いい!王子はこの中の男子からの選抜にしよう!」
全員「ええっ!!!!!」
日向「先生!正気ですか?」
黒川「このままバッドエンドで終わるのなら、誰かが代役をやるしかない!Aクラスにやる人がいないのなら仕方無い、ここに居る誰かにやってもらわないと!」
男子達「はい!俺がやります!」
芹姫を守る会「ダメ~!!!!!!」
黒川「まさか、本当にキスをするわけじゃ・・・」
日向(キスをしないと姫は起きないんです!)
一方
希「出口だ!やっとズボンを上げれる!」
八期「はあ、本当に体育館って何で高いところ?」
希「あっ、間違って上に来ちゃったか!」
八期「しかも何で手すり無いの?落ちるよ!」
希「ああ、そもそも位置を間違えた!」
八期「間違いすぎだよ!」
一方下では
男子達「どけどけ!王子様のお通りだ!」
乃愛「フッ!」
日向「そんなに姫の唇を奪うと言うのなら、私達を倒してからにしてください!」
会菜「これでも私達武道を習っておりますので!」
紗羅「ええっと・・・」
複数の男子と芹姫を守る会の乱闘発生!
紗羅「ああ、もうどうにでもなれ!」
一方上では・・・
希「なんか騒がしくなってるね!」
八期「凄い揺れてるよ!一刻もここから離れたい!」
希「でも、下がってどこ行くの?この先戻ってもさっきのダクトから落ちるよ!」
八期「それも嫌だ!」
ゆらゆらゆらゆら・・・
希「なんかこの柱揺れてるような・・・」
八期「揺れてるんだよ!」
希「これは倒れる!そしたら私達危ないかも!」
八期「ええっ!!!!!こんなところで天国に行きたくないよ!」
希「そうだ!八君今マスコット被ってるよね?」
八期「うん!」
希「そのまま、飛び降りて!」
八期「嫌だ!」
希「そんな高く無いわよ!それにマスコットなんだから多少クッションに成るでしょう!これじゃお姉ちゃんがさよならだよ!」
八期「うーん・・・」
希「ほら、あそこのベッドにダイブすれば!」
八期「行くよ!」←覚悟決めた
八期「せーの!」
ピキピキ←セットが割れる音
希「私もヤバい!それ!」←八期に続いてギリギリでジャンプ
八期(こんなところからジャンプなんて嫌だ!)
希「八君!足かお腹で着地ね!」
八期「えっ?(何言ってるのか分からない!)」
日向「わあ!セットが!姫が!」
ドシーン!パリん!
八期(もうこんなことやりたくない!)
希「よっと!助かった!八君、ありがとう!」
観客「えっ?(上から人が!)」
希「あっ、やっちゃった?」
金「危ない!」
希「えっ?ヤバい!」
証明が落ちてくる
八期「何の音?!」
パーン!←マスコットの頭に当たる
パカッ!←頭が取れる
八期「ああっ!」
チュッ!←八期の唇が芹の唇に重なる
全員「ああっ!!!!!!!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.257 )
- 日時: 2022/08/28 21:06
- 名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)
255話・文化祭は大騒ぎ・・・⑨
全員「ああっ!!!!!!!」
芹(えっ?何!)←目の前に八期唇に違和感を感じる
芹「何やって・・・(待ちなさい芹、八期が理由も無しにこんなことをやらない!きっと何か理由がある!ここは落ち着いて・・・、そうだ、まだ激の途中だった!ならやることは1つ!)」
芹「あなたが私を助けてくれたのですか?」
八期「えっ?助けた?助けたのかな?」
男子達「コラー!何勝手に姫の唇を奪ってるんだ変態!」
日向「うるさい!あんたらは黙れ!」
芹(何?どうなってるの!?)
ピー!
八期「希お姉ちゃん?」
希「私も笛持っててね!何聞いてみれば、変態はどっちよ!あんたらはただ、自分の欲求を満たしたいだけで、セットが倒れそうに成った時も誰1人助ける素振りも見せなかった!だけどこの八期君を見なさい!彼の周りを見て!セットの破片やゆるキャラの頭が落ちてる!これがどういう意味かわかる?」
男子達「わかるか~!姫の唇を奪った泥棒!」
希「全く、頭の悪い連中ね!このセットが彼女のベッドに倒れてきたのよ!まあ、私が足で、小人の人達が支えようとして折れたから分からないかもしれないけど、その後照明は彼の頭上に落ちた、運良く被り物の頭のお陰で本人は助かってる!でも、彼が居なかったら、その真下の芹ちゃんが大怪我してた可能性があるのよ!」
全員「あっ!」
八期「本当だ!」
芹(今気付いたの?)
希「八期君が身を呈して芹ちゃんを守ったから彼女には傷1つ付いてない!そんな勇敢な人が助けて何が悪いの?!そして、あのキスなんて事故も同じよ!照明が落ちてその衝撃で首が下に行って倒れてしまっただけの事よ!お互い本心じゃない!」
八期「希お姉ちゃん」
芹(確かに、そうですがファーストキスがこんな状況って・・・)
希「兎に角、下心丸出しのあんたらに王子なんてやる資格など無いわ!早くステージから降りなさい!まだ劇は終わってないのよ!」
紗羅「その後不思議な格好をして白雪姫を助けた人物は隣の国の王子だと発覚しました!」
芹「ええっと、あなた隣の国の王子だったのですね?」
八期「はっ、はい!・・・」
乃愛「この通りに読んで!」←カンペを出す
八期「今日は身分を隠すためにこの格好を・・・」
芹「私をあなたの国に連れていってくれませんか?」
八期「勿論、喜んで!僕の妃に成ってください!」
全員「うおおおお!!!!!」
紗羅「こうして、白雪姫は王子と結婚しいつまでも幸せに暮らしましたとさ!」
閉幕!
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・
その後のAクラス
芹「何を考えてたの?!!!!!」
日向「ええっと、何の事でしょう?」
芹「とぼけないで!林檎を食べた後の記憶が全然無いわ!目が覚めたら八期とキスしてるわ!周り見たら皆が乱闘してるわ、希さんが止めてるわ、全部話すまで帰さないわよ!」
日向「ええっと・・・」
芹「林檎に何の細工をしたの?」
乃愛「すみません、誰かがキスしないと永遠に起きない薬を仕込んでました!」
芹「私を殺す気!」
日向「いえ、リアリティーを求めて・・・」
芹「そんなリアリティー要らないわよ!後、王子の件だけど・・・」
日向「姫の事を考えて、姫が好きな人を王子にすれば姫も良い思い出に成るかな~と!」
乃愛「ほら、文化祭が最高の思い出だったって!」
芹「余計なお世話よ!後嫌われてるわよ!」
会菜「はい!知ってます!」
芹「何で知ってるの?」
金「スキー林間の時に本人から直接!」
紗羅「それにキスすれば気持ち変わるかなって・・・」
芹「私のファーストキスを何してくれてるのよ!」
茨「ほら、好きな人と出来て嬉しいでしょ!」
芹「こんなめちゃくちゃな形で貰いたくなかったわよ!もう少しでアイツを殴るところだったわ!」
金「それはやっちゃダメだろう!」
芹「やってないわよ!踏み止まったわよ!」
ガチャン
八期「ええっと・・・」
芹「あっ、八期!どうしたの?」
八期「なんか、ごめんなさい!」
芹「良いわよ!全部この人達のせいだから!あんたも気を付けなさいよ!この人達あんたを騙して王子にでっち上げようとしてたんだから!」
八期「ええっ!!!!!王子役の話は本当だったの!まさか王子とは思ってなかった!」
芹「全く、ごめんねあんたも私なんかとファーストキスするなんて・・・」
茨「何を言ってるんですか!学園の女神とのファーストキスなんて彼はとても・・・」
芹・ギロッ
茨「すみません・・・」
八期「ええっと・・・」
芹「何、まさかとっくにファーストキスを?」
希「うん、八君のファーストキスは私がとっくに頂いたわよ!」
八期「そうなの!」
希「いや、いつも会うときにキスしてるじゃん!」
八期「あっ、そっか!」
希「他にも居るのね?誰かな?」
八期「秘密だよ!言うなって本人言ってるし!」
希「まあ、聞く気はないけど・・・」
芹(そうなんだ、こいつにとってはファーストじゃないんだ・・・、なんだろうこの悔しい気持ち・・・)
芹「あっ、それより皆は謝りなさい!」
茨「私が代表して!今日は騙して利用しようとして本当にすみませんでした!」
芹姫を守る会「すみませんでした!」
八期「まあ、劇の役にたったのかどうか分からないけど・・・、いいよ」
希「そう言えば屋台の方はいいの?」
八期「別にやること無いし・・・」
芹「見に行くだけ見に行ったら?昨日、一昨日大変だったんでしょ!」
八期「分かった」
屋台に戻る八期
八期「大盛況だね!」
零「これ明日頑張ればクラス売り上げ1位狙えるかも?」
昌義「敦士達も戻ってきたしな!」
敦士「そばも旨いけど、うどんも旨いな!」←昼食に頂いた
次の日
理「発表します!クラス売り上げ1位は・・・」
全員←祈る
理「2年Fクラスです!」
2年Fクラス「やったー!」
他クラス「ええっ!」
昌義「あんな売ったのに?」
明「低コストに抑えたのに?」
杏「1年Dクラスの分を上乗せしたのに?」
香「皆、惜しかったね!」
八期「先生、僕らは本当に1位じゃないんですか?」
香「うん、2位よ!」
1年Bクラス「ええっ!!!!!」
杏「理由は?」
零「何で負けたんですか?」
昌義「Dクラスの分足してもダメだったの?」
香「ええっ、Dクラスの分を足しても追い越せなかった!というか、2年Fクラスの勝因はうどん屋の生徒のお父さんが10000玉持ってきたこと!」
零「それってもしかして?」
香「私達や他の焼きそば店がそこからうどんを仕入れた分、その代金が上乗せされて、余裕のトップってわけ!」
八期「相手が10000玉じゃあ勝てないよ!」
香「その代わり、理事長から食べ物を無駄にしない考え方を評価されてたわよ!だからと言って賞とかは無いけどね!」
八期「そう言ってくれただけで、貢献できたって気持ちに成ります!」
こうして嵐の文化祭は終わった。
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