二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.255 )
日時: 2022/08/24 22:09
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

253話・文化祭は大騒ぎ・・・⑦
次の日
昌義「いらっしゃい!美味しい焼きうどんはどうだ?」

杏「結局、そばは調達出来なかったね!」

明「一昨日の火事と昨日の騒ぎで燃えたり地面に落ちたりと使い物にならなかったもん!さらには他のクラスも巻き込まれてほとんど材料無かったもんね?」

大樹「でも、そしたら八期が焼きうどんで良いならやる?って提案してきて、先輩達から沢山のうどん貰ったんだよな!」

零「見回りの時にうどんが10000玉もあって捌くの無理だからどうにかして?って依頼に『焼きうどんにして貰ったら』って言うアイデアを否定されたんですって!『敵に塩をならぬうどんを送れって言うのか』ってね!本人はそのままにするくらいなら食べて貰った方がうどんも喜ぶって主張したけど・・・」

明「言っちゃ悪いけど、怪我の功名だね!」

杏「そばも屋台も無駄になっちゃったしね・・・、それで先生達は?」

零「取り敢えずDクラスが出店停止!だけど、関係の無い生徒達は文化祭は楽しんで良いって!先生達は私達Bクラスのお手伝い!宣伝や出前、見張りついでに道端で売ってるわ!」

杏・明「へー!」

零「まあ、タダ働きだけどね!後、Dクラスの売り上げは全額うちの売り上げに成ります!」

昌義「おおっ!それは良いな!燃えてきた!」

零「あんたは燃えても周りは燃やさないでね!」

昌義「当たり前だ!それより八期は?」

零「確か一昨日頼まれ事されてたからそれを手伝いに行くって言ってたけど・・・」

その頃の八期は
更衣室
八期「この段ボールの中にある物を着ろと言われて着てみたはいいけど、いや着たくなかったんだけど!でも何やるのか言われてないからな・・・」

なんかの着ぐるみを着る八期

八期「取り敢えず着替えたら体育館に来るように言われてるから行くか!」

ガチャン!

乃愛と会菜が会話をしている場所から離れる八期

八期「あっ、そう言えば一応クラスの一員だからって、チラシ配りも頼まれてたっけ!取り敢えず体育館目指しながら配ろうか!」

愛美「あっ、探しましたよ!友子先生?」

八期「えっ?先生?違いますよ!僕は八期です!」

※着ぐるみを着ていて八期の声は外に聞こえていません

尚「理事長に怒られて、私達までBクラスの宣伝をすることになったんですから!しかもタダ働き!本当に嫌ですよね?」

八期「だから違うって!ってか体育館どっち?教えて下さい!」

愛美「しかも先生は大変ですね、いきなりうどんのマスコットを被る羽目に成って、同情します!」

八期「そうなんだ、だから白かったんだ!香川か!」

尚「さあ、早くBクラスの屋台に行きますよ!」

八期「いや、僕は体育館に!兎に角この2人から逃げよう!」

愛美「ああっ!逃げられた!」

尚「やっぱり、マスコットが苦手なんじゃないですか?」

愛美「でも、早く宣伝してうどんを売りきらないと、罰として残ったうどんを私達で消費しないといけませんよ!」

尚「確かに、あんな量を食べきれなんてフードファイターじゃあるまいし・・・」

愛美「友子先生を追いましょう!」

尚「でも、どこに行ったんでしょうか?」

愛美「見てください!チラシが落ちてます!これを辿れば・・・」

一方その頃
日向「何で居ないのよ!ちゃんと見張ってた?」

乃愛・会菜「うん!」

日向「じゃあ、何で居ないの?」

乃愛「さあ?」

会菜「どこ行ったんだろうね?」

日向「早くしないと、芹姫の思い出となる劇が!」

金「そのうち来るんじゃないのか?」

乃愛「金さん!なぜそう言いきれるのです?」

金「アイツは頼まれた約束を疎かにはしないよ!時間も言ってるんなら、きっとギリギリでも来るはずだよ!」

日向「じゃあ、彼を信じて待ちましょう!そして、彼が迷わないような工夫もこらして置きましょう!」

Aクラス「はい!」

一方
八期「はあ、はあ、はあ、はあ、・・・、チラシ落としたけど、まあいっか!拾って行く人も居るだろうし、って落とさないと走れないし、そもそもこの手じゃ持ちにくい!」

愛美「友子先生!」

尚「待って下さい!」

八期「また来た!体育館に行かないと行けないのに!逃走中か!」

一方
芹(台詞は覚えたけど、大丈夫よね?なんか変な事されないよね?)

茨「芹姫!見てください!このドレスを!」

芹(すっ、凄い!これを私が?)

茨「さあ!脱ぎ脱ぎしましょう!」

芹「私園児じゃないから!」

茨「でも、このドレス1人では着れませんよ!」

芹「そうかもしれないけど言い方!」

着替え終わり

日向「芹姫!それでは参りましょう!」

芹「えっ?まさかこの格好で体育館に行くの?」

日向「はい!勿論です!体育館に更衣室はありませんから!」

芹「嫌よ!恥ずかしい!」

日向「水着よりは遥かにマシじゃないかな?」

芹「そう言うこと言ってるんじゃないの!」

日向「でも、そろそろ時間だし・・・」

芹「仕方無いわね!恥ずかしいと言ってもあなたの言う通り水着じゃないからそれはそれでマシね!」

一方
八期「何で、追いかけられてんだろ?誰か助けて!」

?「八君、こっち!」

八期「えっ?」

植木の陰に身を潜める

愛美「あれ?」

尚「どこに行った?」

愛美「ねえ?誰かうどんのゆるキャラを見てない?」

生徒達「知りません!」

尚「あっちかしら?」

八期「フー、助かった!ありがとう希お姉ちゃん!」

希「どういたしまして!何で追いかけられてるの?」

八期「僕も分からない!それより何で希お姉ちゃんは僕が中に入ってるって分かったの?」

希「走ってる時に左腕を振ってたから!そんな走り方するのは八君くらいだよ!」

八期「あっ、そうだ!早く体育館に行かないと!」

希「何?劇でもやるの?あれ?八君のクラスは屋台やってなかった?まっちゃんが言ってたよ!」

八期「代役を頼まれたんだ!」

希「成る程!じゃあ、ここはお姉ちゃんに任せて!」

八期「えっ?」

Re: ナンバーズ8 ( No.256 )
日時: 2022/08/27 22:57
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

254話・文化祭は大騒ぎ・・・⑧
日向「たくっ、まだ見つからないの?もうそろそろ本番なのに!」

乃愛・会菜「申し訳ありません!」

金「最悪、最後の場面までに来ればアドリブで何とかすれば誤魔化せると思うけど・・・」

日向「自然体でいかないと賞が・・・」

金「しょうがない・・・」

日向「こんな時に駄洒落を言ってる場合ですか!」

金「そういう事じゃなくて、賞はもう諦めよう!」

乃愛・会菜「えー!」

金「私達の最大の目的は何だ?」

日向「姫に最高の思い出を作らせる・・・、もしかして?」

金「最低でもアイツにキスシーンはやらせる!劇の演技とか言えばきっとやってくれる筈だからな!」

日向「そうですね、私達の目標は姫に最高の文化祭を捧げることです!もう、校舎裏でもゴミ箱でも人1人入れそうな場所をしらみ潰しで終盤前に見つけ出しますよ!」

芹姫守る会「おおっ!」

一方
八期「学校にこんな秘密の通路が合ったなんて!」

希「フフフ、何を隠そうお姉ちゃんが偶然見つけたからこの秘密の通路は私しか知らないのです!だから、先生も知らない!」

八期「凄い!」

希「この通路はまあダクトなんだけど、どの教室にも繋がってるしダクトの割には意外と大きいから中肉中背大人でも通れるよ!」

八期「確かに、マスコット被った僕でも余裕!ところで体育館行けるの?」

希「どの校舎にも繋がってるからな、行けないことは無いよ!それに何回か近道で使ったこともあるから覚えてる!」

スルッと←ズボンが引っ掛かる

八期「希お姉ちゃん!」

希「どうしたの?」

八期「脱げてる!」

希「えっ?ああ!これは別にいっか!」

八期「良くない!」

希「何よ!お姉ちゃんのお尻見たくないの?ってか何回も見てるくせに!」

八期「それはお風呂の時だよ!」

希「ほう、裸と服を着てるときは違うって?」

八期「・・・」

希「成る程、成る程!図星なんだね!ってかお尻好きなくせに!」

八期「隠されてるやつは意味ないと言うか・・・」

希「ほう、生が良いのね!まさか飛び付きたい?それとも触りたい?」

八期「バカじゃないの!そもそも触って何になるの?」

希「狭いからそのままで良いかな?」

八期「無理無理!」

希「ずっと、私のお尻見れるのに?」

八期「知り合いのは・・・」

希「何よ興味ないって?」

八期「違う!イメージが悪く見える・・・」

希「分かったわ、いけるかな?ってかどうなってる?」

八期「パンツが少しずれてる感じ・・・」

希「成る程半分出てる感じか!私のお尻見て興奮しないでよね!」←からかう

八期「・・・」

希「後、良い忘れてたけど、お姉ちゃんと一緒にトイレ行ったんだからね!」

八期「それ何歳の時の話さ!」

一方
劇の方はなんやかんや合って、遂に終盤!

時間稼ぎに紐できつく縛る演出、髪を解いたら気を失う櫛のくだりを入れるも・・・

日向「もう、王子はまだですか!」

紗羅ナレーター「毒リンゴを食べてしまった白雪姫は何日も眠り続け、小人達は白雪姫が助かることを祈り続けていました!」

小人1「白雪姫!」

小人2「本当は生きてるのだろう!そうだと言ってくれ!」

小人3「また、美味しい料理を作ってくれ!」

小人4「あんたの存在が俺達の希望だったのに!」

小人5「誰か、白雪姫を救ってくれ!」

小人6「目を開けてくれ!」

小人7「頼む!誰でも良いから姫を目覚めさせてくれ!」

乃愛「もう、流石に止めきれないよ!」

会菜「でも、まだ王子が・・・」

恵「先輩方!後がつっかえてるんです!早く物語を進めて下さい!このままだとバッドエンドですよ!」

日向「もうちょっと、もうちょっと待って!」

芹←博士瞳の発明!食べたら誰かにキスをされないと起きないリンゴを食べて眠っているため周りの事など分からない

黒川「もう、いい!王子はこの中の男子からの選抜にしよう!」

全員「ええっ!!!!!」

日向「先生!正気ですか?」

黒川「このままバッドエンドで終わるのなら、誰かが代役をやるしかない!Aクラスにやる人がいないのなら仕方無い、ここに居る誰かにやってもらわないと!」

男子達「はい!俺がやります!」

芹姫を守る会「ダメ~!!!!!!」

黒川「まさか、本当にキスをするわけじゃ・・・」

日向(キスをしないと姫は起きないんです!)

一方
希「出口だ!やっとズボンを上げれる!」

八期「はあ、本当に体育館って何で高いところ?」

希「あっ、間違って上に来ちゃったか!」

八期「しかも何で手すり無いの?落ちるよ!」

希「ああ、そもそも位置を間違えた!」

八期「間違いすぎだよ!」

一方下では
男子達「どけどけ!王子様のお通りだ!」

乃愛「フッ!」

日向「そんなに姫の唇を奪うと言うのなら、私達を倒してからにしてください!」

会菜「これでも私達武道を習っておりますので!」

紗羅「ええっと・・・」

複数の男子と芹姫を守る会の乱闘発生!

紗羅「ああ、もうどうにでもなれ!」

一方上では・・・
希「なんか騒がしくなってるね!」

八期「凄い揺れてるよ!一刻もここから離れたい!」

希「でも、下がってどこ行くの?この先戻ってもさっきのダクトから落ちるよ!」

八期「それも嫌だ!」

ゆらゆらゆらゆら・・・

希「なんかこの柱揺れてるような・・・」

八期「揺れてるんだよ!」

希「これは倒れる!そしたら私達危ないかも!」

八期「ええっ!!!!!こんなところで天国に行きたくないよ!」

希「そうだ!八君今マスコット被ってるよね?」

八期「うん!」

希「そのまま、飛び降りて!」

八期「嫌だ!」

希「そんな高く無いわよ!それにマスコットなんだから多少クッションに成るでしょう!これじゃお姉ちゃんがさよならだよ!」

八期「うーん・・・」

希「ほら、あそこのベッドにダイブすれば!」

八期「行くよ!」←覚悟決めた

八期「せーの!」

ピキピキ←セットが割れる音

希「私もヤバい!それ!」←八期に続いてギリギリでジャンプ

八期(こんなところからジャンプなんて嫌だ!)

希「八君!足かお腹で着地ね!」

八期「えっ?(何言ってるのか分からない!)」

日向「わあ!セットが!姫が!」

ドシーン!パリん!

八期(もうこんなことやりたくない!)

希「よっと!助かった!八君、ありがとう!」

観客「えっ?(上から人が!)」

希「あっ、やっちゃった?」

金「危ない!」

希「えっ?ヤバい!」

証明が落ちてくる

八期「何の音?!」

パーン!←マスコットの頭に当たる

パカッ!←頭が取れる

八期「ああっ!」

チュッ!←八期の唇が芹の唇に重なる

全員「ああっ!!!!!!!」

Re: ナンバーズ8 ( No.257 )
日時: 2022/08/28 21:06
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

255話・文化祭は大騒ぎ・・・⑨
全員「ああっ!!!!!!!」

芹(えっ?何!)←目の前に八期唇に違和感を感じる

芹「何やって・・・(待ちなさい芹、八期が理由も無しにこんなことをやらない!きっと何か理由がある!ここは落ち着いて・・・、そうだ、まだ激の途中だった!ならやることは1つ!)」

芹「あなたが私を助けてくれたのですか?」

八期「えっ?助けた?助けたのかな?」

男子達「コラー!何勝手に姫の唇を奪ってるんだ変態!」

日向「うるさい!あんたらは黙れ!」

芹(何?どうなってるの!?)

ピー!

八期「希お姉ちゃん?」

希「私も笛持っててね!何聞いてみれば、変態はどっちよ!あんたらはただ、自分の欲求を満たしたいだけで、セットが倒れそうに成った時も誰1人助ける素振りも見せなかった!だけどこの八期君を見なさい!彼の周りを見て!セットの破片やゆるキャラの頭が落ちてる!これがどういう意味かわかる?」

男子達「わかるか~!姫の唇を奪った泥棒!」

希「全く、頭の悪い連中ね!このセットが彼女のベッドに倒れてきたのよ!まあ、私が足で、小人の人達が支えようとして折れたから分からないかもしれないけど、その後照明は彼の頭上に落ちた、運良く被り物の頭のお陰で本人は助かってる!でも、彼が居なかったら、その真下の芹ちゃんが大怪我してた可能性があるのよ!」

全員「あっ!」

八期「本当だ!」

芹(今気付いたの?)

希「八期君が身を呈して芹ちゃんを守ったから彼女には傷1つ付いてない!そんな勇敢な人が助けて何が悪いの?!そして、あのキスなんて事故も同じよ!照明が落ちてその衝撃で首が下に行って倒れてしまっただけの事よ!お互い本心じゃない!」

八期「希お姉ちゃん」

芹(確かに、そうですがファーストキスがこんな状況って・・・)

希「兎に角、下心丸出しのあんたらに王子なんてやる資格など無いわ!早くステージから降りなさい!まだ劇は終わってないのよ!」

紗羅「その後不思議な格好をして白雪姫を助けた人物は隣の国の王子だと発覚しました!」

芹「ええっと、あなた隣の国の王子だったのですね?」

八期「はっ、はい!・・・」

乃愛「この通りに読んで!」←カンペを出す

八期「今日は身分を隠すためにこの格好を・・・」

芹「私をあなたの国に連れていってくれませんか?」

八期「勿論、喜んで!僕の妃に成ってください!」

全員「うおおおお!!!!!」

紗羅「こうして、白雪姫は王子と結婚しいつまでも幸せに暮らしましたとさ!」

閉幕!

パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・

その後のAクラス
芹「何を考えてたの?!!!!!」

日向「ええっと、何の事でしょう?」

芹「とぼけないで!林檎を食べた後の記憶が全然無いわ!目が覚めたら八期とキスしてるわ!周り見たら皆が乱闘してるわ、希さんが止めてるわ、全部話すまで帰さないわよ!」

日向「ええっと・・・」

芹「林檎に何の細工をしたの?」

乃愛「すみません、誰かがキスしないと永遠に起きない薬を仕込んでました!」

芹「私を殺す気!」

日向「いえ、リアリティーを求めて・・・」

芹「そんなリアリティー要らないわよ!後、王子の件だけど・・・」

日向「姫の事を考えて、姫が好きな人を王子にすれば姫も良い思い出に成るかな~と!」

乃愛「ほら、文化祭が最高の思い出だったって!」

芹「余計なお世話よ!後嫌われてるわよ!」

会菜「はい!知ってます!」

芹「何で知ってるの?」

金「スキー林間の時に本人から直接!」

紗羅「それにキスすれば気持ち変わるかなって・・・」

芹「私のファーストキスを何してくれてるのよ!」

茨「ほら、好きな人と出来て嬉しいでしょ!」

芹「こんなめちゃくちゃな形で貰いたくなかったわよ!もう少しでアイツを殴るところだったわ!」

金「それはやっちゃダメだろう!」

芹「やってないわよ!踏み止まったわよ!」

ガチャン

八期「ええっと・・・」

芹「あっ、八期!どうしたの?」

八期「なんか、ごめんなさい!」

芹「良いわよ!全部この人達のせいだから!あんたも気を付けなさいよ!この人達あんたを騙して王子にでっち上げようとしてたんだから!」

八期「ええっ!!!!!王子役の話は本当だったの!まさか王子とは思ってなかった!」

芹「全く、ごめんねあんたも私なんかとファーストキスするなんて・・・」

茨「何を言ってるんですか!学園の女神とのファーストキスなんて彼はとても・・・」

芹・ギロッ

茨「すみません・・・」

八期「ええっと・・・」

芹「何、まさかとっくにファーストキスを?」

希「うん、八君のファーストキスは私がとっくに頂いたわよ!」

八期「そうなの!」

希「いや、いつも会うときにキスしてるじゃん!」

八期「あっ、そっか!」

希「他にも居るのね?誰かな?」

八期「秘密だよ!言うなって本人言ってるし!」

希「まあ、聞く気はないけど・・・」

芹(そうなんだ、こいつにとってはファーストじゃないんだ・・・、なんだろうこの悔しい気持ち・・・)

芹「あっ、それより皆は謝りなさい!」

茨「私が代表して!今日は騙して利用しようとして本当にすみませんでした!」

芹姫を守る会「すみませんでした!」

八期「まあ、劇の役にたったのかどうか分からないけど・・・、いいよ」

希「そう言えば屋台の方はいいの?」

八期「別にやること無いし・・・」

芹「見に行くだけ見に行ったら?昨日、一昨日大変だったんでしょ!」

八期「分かった」

屋台に戻る八期
八期「大盛況だね!」

零「これ明日頑張ればクラス売り上げ1位狙えるかも?」

昌義「敦士達も戻ってきたしな!」

敦士「そばも旨いけど、うどんも旨いな!」←昼食に頂いた

次の日
理「発表します!クラス売り上げ1位は・・・」

全員←祈る

理「2年Fクラスです!」

2年Fクラス「やったー!」

他クラス「ええっ!」

昌義「あんな売ったのに?」

明「低コストに抑えたのに?」

杏「1年Dクラスの分を上乗せしたのに?」

香「皆、惜しかったね!」

八期「先生、僕らは本当に1位じゃないんですか?」

香「うん、2位よ!」

1年Bクラス「ええっ!!!!!」

杏「理由は?」

零「何で負けたんですか?」

昌義「Dクラスの分足してもダメだったの?」

香「ええっ、Dクラスの分を足しても追い越せなかった!というか、2年Fクラスの勝因はうどん屋の生徒のお父さんが10000玉持ってきたこと!」

零「それってもしかして?」

香「私達や他の焼きそば店がそこからうどんを仕入れた分、その代金が上乗せされて、余裕のトップってわけ!」

八期「相手が10000玉じゃあ勝てないよ!」

香「その代わり、理事長から食べ物を無駄にしない考え方を評価されてたわよ!だからと言って賞とかは無いけどね!」

八期「そう言ってくれただけで、貢献できたって気持ちに成ります!」

こうして嵐の文化祭は終わった。

Re: ナンバーズ8 ( No.258 )
日時: 2022/08/29 23:21
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

256話・新たなメンバー
部室
希「いや~、文化祭のライブ楽しかったね!」

町子「はい!まさか後夜祭でやれるなんて!」

香「その代わりうちは大変だったよ!火事は起こるわ!食べ物は無駄に成るわ!職員室壊れるわ!止めるのが大変だったわよ!」

零「笛って何人持ってるんですか?」

八期「希お姉ちゃんも持ってたよね?」

希「うん、他にも持ってる子居るの!誰?」

香「はい!私と理事長と松本先生が基本よ!」

零「私も!」

愛海「私も一応!お母さんの代わり!」

町子「私も!」

青奈「何でまっちゃんが持ってて私は渡されてないの?」

香「ちゃんと騒動を止められて、状況を理解した上で判断出来る人に渡されてるの!」

葉月「芹や八姫だと、火に油だしな!」

芹「何よ!」

八姫「止められるよ!」

葉月「理解できてないのに?」

八姫「ブー!」←膨れてる

ガラガラ

?「失礼します!」

八期「あっ、田中君!」

秀喜ひでき「何年の付き合いだよ!どこに敬称付けて呼ぶ同級生が居る!?」

零「居る人は居るでしょ!」

香「あら?田中じゃない!何しに来たの?」

秀喜「八期の、いえ皆さんのライブを見て自分もやってみたいなって思ったんです!」

芹「ってことは入部するの?」

秀喜「今日は見学というか体験入部というか・・・」

香「それで良いじゃない!何もすぐ決められない人の為に体験入部があるんだから!」

秀喜「しっかし、女子が多いなあ!八期女子に囲まれて嬉しいんじゃないのか?」

八期「そ、それは・・・」

希「嬉しいよね!こんな綺麗なお姉さん達に囲まれて嬉しくない男の子なんて居ないわよ!」

子「そうそう、人間なんだから当たり前の気持ちだよ」

秀喜「お姉さんって、この人達先輩じゃないのか?」

希「私大学生!」

町子「私達は高校生だよ!」

零「一貫校だから、一緒にやっても大丈夫なの!」

秀喜「へー!」

香「本当に田中には助けて貰ったわ!」

愛海「何を助けて貰ったんですか?」

香「八期の欠点探し!八期って無意識に授業の時に関係の無いことを口走る事があって、そこを直したら良いって指摘したのは彼だったのよ!私も全然気付かなかったから・・・、以降は私自身も指摘するように成ったけどね!その話は後でって!」

愛海「そんなことが合ったんだ!」

零「その内容に関連付いたことや知っている事、おまけで話したい事を言う気持ちが先走ってああなったと言うのが私の分析」

八期「何で分かったの?」

香「分かって貰う方がおかしいわよ!」

部員達「ハハハハハハハ・・・・・!!!!!」

香「あっ、田中!言っとくけどこのチームリーダー絶対命令よ!」

秀喜「リーダー絶対命令?もしかしてあの絶対王政の?」

香「そう、リーダーの言う通りに動かないといけないの!」

秀喜「そのリーダーは?」

部員達「八期(君)!」

秀喜「ひえー!やベーな八期!端から見たらやりたい放題じゃん!あんなことやこんなことまで出来るって!」

香「あんたは絶対命令使えないわ!」

部員達「だねー!」

秀喜「ええっ?何でだよ!やる気は無いけど・・・」

八期「絶対命令だからってやりたい放題じゃないよ!責任全部背負わされるんだから!」

秀喜「そう言う時は誰かに押し付ければ・・・」←ちょっとからかう

八期「自分が絡んでないときはね!絡んでる時はその人だけに責任押し付けられないよ!可哀想だよ!」

秀喜「真面目だな、でも言っちゃえば着替え覗き放題とか・・・」←まだからかう

八期「そんなのぼこぼこに合って嫌われるよ!」

希「お姉ちゃんは別に良いけど!」

香「希は黙ってなさい!」

八期「それに犯罪だし!」

秀喜「皆、反対しないの?」

八姫「反対はしたけど・・・」

金「そうしないとチームが成り立たなくなるって、先輩グループからの提案で・・・」

零「簡単に言うと、リーダーに仕事を与える為!」

秀喜「そうなんだ!」 

子「これで男子は4人目になるのかしら?」

青奈「八期君含めてね!歩君も一応男の子だし、ヘンゼルは言うまでもないし・・・」

グレーテル「ふたなりの渚をどうとるかだな!」

八期「中性?」

葉月「理科か!」

芹「そんなこと言ったら本人落ち込むわよ!」

渚「男と言われるよりはマシです!」

八期「うちはこういった変わった人が多いし、学年超バラバラだし、女の子多いしなグループ!それでも良い?」

秀喜「まあ、まだ何もやってないからしばらく入ってから決めるよ!」

八期「分かった!」

その後秀喜は1週間後正式に入部した。

Re: ナンバーズ8 ( No.259 )
日時: 2022/08/30 22:50
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

257話・最悪な生徒会合宿
今日から1泊2日の生徒会合宿!
電車内
八期「生徒会合宿って何やるんだろう?」

剛「山に登ってキャンプ場でバーベキューとカレーを作るんだよ!」

悠人「と言っても、準備から片付けまで全部やるんだけどな!」

恵「あんた山登りで弱音吐くんじゃないわよ!」

八期「吐かないよ!登るのは早いから!降りるのは遅いけど・・・」

黒川「普通逆じゃねーか?」

之子「そういう人もいますよ!」

?「黒川先生、大丈夫でしょうか?」

黒川「山田先生、何がですか?」

山田「彼のお母さんである松本先生と担任の星田先生が言うには彼が1泊以上した旅では必ず何か揉め事が起きると・・・」←保健医

黒川「我々が見ている限り大丈夫ですよ!」

山田「何事もなければ良いのですが・・・」

頂上到着
八期「疲れた!何時間歩いた?」

眞子「たったの2、3時間よ!」

?「本当にきつい!」

恵「歌ちゃんごめんね、代役頼んで!」

歌「まあ、私もみんなのリーダー的な仕事やってみたかったし!」

山田「はい!まずはお昼を頂きますよ!」

昼食後
黒川「さあ、ここからバーベキューとカレー作りだ!ちゃんと協力して安全に気を付けて作るように!」

全員「は~い!」

恵「どうします?」

久「普通に考えるとコンロの組み立てとかは男子、野菜を切るのを女子でやれば良いんじゃない?」

八期(ええっ!!!!!)

悠人「分担するならそれが妥当だよな!皆、それで良いか?」

全員「は~い!」

コンロの用意
八期「ええっと・・・」

剛「あっ、お前はやらなくて良いから!」

八期「えっ?」

悠人「火使うんだぞ!危ないだろ!それに不器用なんだから女子達と野菜切ってこい!」

八期「えっ、でも・・・」

剛「ここにお前がする仕事は無い!危ないから女子達のところ行ってこい!」

八期ええっ・・・

野菜を切る作業
山田「じゃあ、この野菜を一口サイズにお願いね!」

女子達「は~い!」

山田「ん?」

八期が顔を出す

山田「松本君?どうしたの?」

八期「なんか、野菜切ってこい!って言われて・・・」

山田「分かったわ!一緒にやりましょう!手洗ってエプロン着てやってきなさい!」

八期「はい!」

準備が整い
恵「松本?」

眞子「何やってるの?」

八期「コンロの組み立てを追い出されてこっちをやるように言われた!」

女子達「ええっ!!!!!」

八期「何だよ!!」

眞子「だって!あんたのせいで調理実習失くなったのよ!」

恵「それにあんた不器用だし!出来っこないじゃない!」

冷子「そうだよね、包丁で作業するから怖いし・・・」

八期「出来ないことない!」

之子「とりあえずやらせてみたら!」

歌「はい!玉葱!」

八期「なんでよりによってこれなのさ!」

恵「あたしらで分担して決めた結果これが残ってのよ!」

八期「なんだよ!その残り物の押し付けは!」

眞子「文句言うならやらなきゃいいじゃない!」

八期「やだ!」

歌「もう、私がやる!」

八期←じゃがいもに手を取る

恵「ちょっとそれ私の!」

之子「好きにやらせたら!まだこんなに沢山あるんだよ!予定より早く終われば、夕食の時間も長くなるし・・・」

ところが!
恵「何よこれ!」

眞子「ゴツゴツしすぎ!」

歌「身は一体どこに?」

之子「これは芽を取りすぎ!」

八期「だって、芽が残ってると危ないって言うし!」

之子「人参やって!」

眞子「それ私の!」

しばらくして・・・
眞子「終わったわよ!」

恵「遅!」

八期「包丁怖いもん!」←結局1本切る前に眞子が全て終わらせる

眞子「貸しなさい!」

八期「やだ!」

眞子「遅い奴に任せられるか!」

冷子「もう、切るもの無いわよ!」←眞子と共に料理上手

八期「ええっ!!!!!」

眞子「はい!おしまい!後は全部先生がやってくれるわ!」

山田「皆、ありがとうね!ご飯が出来るまでアスレチックで遊んできて良いわよ!」

全員「やったー!」

山田「出来たら呼びに行くからね!」

遊び終わった後

山田「皆、配膳頼むわよ!」

全員「は~い!」

山田「お願いね!は~い、次の人!はい、次の人!」

八期「よいショット!」←食器を運ぶ

恵「ちょっと!後ろがつっかえてるのよ!早く行きなさいよ!」

八期「黙れ!階段狭いし、食器重いし、落としたらダメだし・・・」

眞子「早く行きなさいよ!」

ドン!

恵「ワッ!」

八期「あっ!」

ガシャーン!←食器が落ちる

山田「ちょっと!高橋さん!遅いからって人を押さない!」

眞子「こっちだって限界なんですよ!」

八期「なんなんだよ!」

ドン!

眞子「ちょっと、どこ行くのよ!」

八期「知るか!お前が洗って運べ!」

山田「高橋さんのせいだもの!」

恵「私も手伝うよ!」

夕食の準備完了
黒川「よし、皆揃ったな!テーブルクロス敷いといたぞ!」

之子「綺麗なテーブルクロスですね!」

黒川「この日の為に買っておいたのさ!出来たら来年の生徒会にも使ってほしいな!」

久「良いですね!」

八期「あの・・・」

山田「どうしたの?」

八期「僕の分がありませんが・・・」

黒川「お前の分があるわけ無いだろ!」

八期「えっ?」

黒川「言ったよな?皆で協力するようにって!」

八期「はい」

黒川「お前は何をした?」

八期「野菜切ってましたよ!」

眞子「1本も出来てなかったじゃない!」

黒川「なんでコンロから離れた?」

八期「だって、そこの3人に邪魔者扱いされたんです!」

黒川「嘘を付け!お前が勝手に逃げただけだろ!食器一つ運んでもない奴に出す飯なんて無い!」

フッ!←テーブルクロスを引っ張る八期

ドンガラカッシャン!

全員「嗚呼!」

黒川「松本!お前自分がやったこと分かってんのか?」

八期「お前こそ僕がどんな仕打ち受けてたなんか知らないくせに、差別するな!エイ!」←皿を投げる

黒川「お前!教師に向かって!」

八期「うるさい!」

ドン!←黒川教師を突き飛ばす

ガシャーン!←コンロが倒れる!

黒川「アッチ~!アッツ!松本!」

ドン!←八期を殴る

ガシャーン!←バーベキューの具材が地面に落ちる

全員「嗚呼!」

悠人「バーベキューの具材が!」

之子「先生止まってください!」

剛「八期やめろ!」

八期「うるさい!邪魔者扱いしたのはお前らだろ!」

ドン!←剛を押す

ガシャーン!←カレー鍋がひっくり返る

恵「カレーが!」

黒川「お前!」

ドン!←八期を殴る

ガシャーン!←八期がぶつかって釜が倒れる

黒川「お前!食べ物を無駄にしやがって!」

八期「誰のせいだと思ってるんだ!」

黒川「それはこっちの台詞だ!」

ゴン!←八期の顔面を殴る

ダン!←石に顔面を強打

八期「いってーな!」

山田「待って!松本君!」

八期「えっ?」

久「八期、お前頭から・・・」

八期「嘘?」←手を見て血が出てることに気付く

黒川「これはヤバい!救急車だ!救急車!」

山田「松本君、簡単な応急手当をするからね!じっとしてて!」

救急車が到着
山田「私が付き添います!」

救急隊員「分かりました」

ピーポーピーポー・・・

プルルルル、プルルルル・・・

黒川「はい、黒川です?」

理「話は、保健医の山田先生から全て聞いたわ!黒川先生、あなたは今すぐクビです!」

黒川「そ、そんな!」

理「明日、警察が向かいますので逮捕されといて下さい!」

黒川「そ、そんな!生徒達は?」

理「もう、あなたは教師でないのですから赤の他人です!私の生徒に何も声をかけないように!それでは!」

ガチャン!

黒川「マジかよ・・・」

その後黒川はその場で逮捕となった

キャンプ場の管理人「あの、君達に学校の先生から電話が・・・」

恵「もしもし!」

理「もしもし!渡辺さんね?」

恵「はい!」

理「今すぐ下山しなさい!」

恵「えっ?」

理「荷物持って、今すぐ自分達だけで下山しなさい!」

恵「あの、顧問の黒川先生は?」

理「さっきクビにした!山田先生も八期の付き添いで戻れないから、自分達で来た道を戻るのね!戻るだけなら簡単でしょ!誰にも頼らずね、それじゃ!」

眞子「なんて?」

恵「先生無しで、自分達で下山してくるようにって!」

生徒会メンバー「ええっ!!!!!」


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