二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.60 )
- 日時: 2020/04/21 19:33
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
58話・零の新校則
芹「おはよう、みんな!」
葉月「何やってるの?」
茨「あっ、生徒会長!いえ、芹姫!」
七美「校長先生が新しい校則を掲示したの!」
芹「それが?」
七美「その内容が酷すぎて、みんな発狂よ!」
芹「ちょっと、ごめんね!フムフム、ええ!」
葉月「いじめを起こした者は少年院行き?」
芹「しかも、強制転校!」
理珠「他にはドッヂボールと鬼ごっこの禁止もあります!」
葉月「こっちには冗談、ふざけ、ドッキリ、アダ名禁止だって・・・」
歩「滅茶苦茶だよ!」
校長室
理「零!これはとういうこと?」
零「なんですか?理さん?文句でもありますか?」
理「大有りよ!いじめ1つで少年院行きなんて・・・、しかもドッヂボールと鬼ごっこを禁止とはどういうことですか?」
零「いじめになるからよ!あっ、サッカーの鳥かごも禁止にするの忘れてた!ってボールは蹴っちゃダメって校則あるからいっか!」
理「今すぐ撤回しなさい!」
零「嫌です!どんな理由があろうと、いじめはいじめたほうが、100%悪い!理さんはいじめられてる子の気持ちを考えたことありますか?」
理「だからといって、せめて一言くらい報告しなさいよ!」
零「深刻な問題だから、こうするしかなかったの!」
理「今生徒達は混乱してます!今すぐに撤回を!でないとあなたの校長の権利を剥奪しますよ!」
零「良いですよ!その代わり私の校長の権利を剥奪した瞬間、私がこれまで集めたいじめの数々をネットにあげます!そうなると困るのは理さん!あなたですよ!その時私はただの生徒ですからね!私の校則を変えたいのであれば、理さん!あなたが私以上の良いいじめ対策を考え下さい!それがなければ私は撤回しません!」
理「うーん・・・」
理事長室
鶴「どうでした?理さん?」
理「八方塞がり、あの子ちゃんと考えてるわ!流石IQ200!」
一「でも、これは流石にやり過ぎよ!」
二「そうか?俺は零ちゃんの意見に賛成だな!」
飛巫「なんでよ!」
早「そりゃ、二はいじめられてた人だもんね!」
一「ああ・・・」
二「零ちゃんはちゃんと考えてるよ!弱いものの味方だ!いじめられてる方が環境を変えるのではなく、学校自体を変えようとしてる!それにいじめの首謀者を別の学校に追い出した後のことも考えてるよ」
和「でも、少年院はやり過ぎじゃ?」
二「いじめは過剰になれば、暴行罪や傷害罪!零ちゃんはそれを言いたいんだろ!最もだと俺は思うよ!」
如月「でも、ドッヂボールと鬼ごっこの禁止は・・・」
鶴「それはいじめになるからって・・・」
瑞穂「でも、逆に何くそ!と反発精神を持たすためにも必要じゃないですか?」
鶴「それはそうなんだけど、新しいルールを零から預かったわ!どうやら授業では行っていいらしいわ」
一「ええっと、ドッヂボールの新ルール
・同じ人がボールを2回連続で投げない
※ダイレクトに取ったボールや内又は外の人数が2人以下の時は除く
・中外合わせて、同じ人を3回連続で狙わない!
→なおこの時にダイレクトにキャッチしても、投げてない人にボールを渡す。
※残りが2人以下の時は除く
・同じチームの人の体を押さえて盾にした時、その人が当たれば、盾にした人物がアウト!
・極力全員にボールが回るようにする。
※なおルールは増える可能性もあるため、随時報告する。
だって!」
二「俺は納得だ!俺もこれは何度も経験ある!」
赤穂「鬼ごっこは増え鬼しか認めず、最初の鬼は先生だって!しかも捕まえるのは毎回ランダムで1度選んだ子は、全員コンプリートするまで、選べないんだって・・・」
二「鬼ごっこにも、色々あるよな!足の遅い子がずっと鬼をやらされたり、かといって、タッチしたのにバリアとかいって、鬼を変えさせてくれなかったり・・・、場所の指定がなく、間違った場所に入ったら、勝手に鬼されるか、忘れられるかのどっちかだな!特に女子とやったら、トイレに籠城だよ!」
一「それ、全部やられた?」
二「だから、こうやって訴えてるんだよ!」
理「じゃあ、このままこの校則で行くの?」
二「良いんじゃないですか?」
一「待って!安易に考えるのはダメよ!もしはっきりしないものでいじめって言われたら、関係もないのに少年院行きの可能性も・・・」
鶴「そうね!」
滋「それにドッキリと冗談についても!」
日「それは書いてあるわよ!
ドッキリは、ターゲットも喜ぶものならよし、冗談は殺伐したもの、性的なからかい、そもそも関係のないことは禁止!」
一「具体的にはどういうことかしら?」
二「それは、誰かが自殺したとか死を表すものとか傷関係じゃないの?」
日「そう、考えたほうがいいわよね!」
二「大方、これは八期を助けるためだろうなぁ・・・」
一「ああ、あの子毎日のように大変なことになってるもんね!」
瑞穂「それで、よく引きこもりや自殺になりませんね?」
二「まあ、それはあいつの性格だ!」
日「どういうこと?」
二「あいつは真面目で小心者!って言うか俺と同じで病気以外で休むなんてやってはダメ!って思い、風邪を引いてるなんて信じもしない!」
早「確かに二だ!」
二「あと、あいつは自殺しないんじゃなくて、自殺できないんだ!っていうかそんな勇気すらないよ!
あったらとっくにやってるって!」
一「じゃあ零ちゃんがこんな校則作ったのは八期を助けるためなのね!」
二「恐らく十中八九、いや九分九厘そうだ!」
鶴「でも、何も抑え込めてないよ!どうするの?」
一「理さん!私に考えがあります!このままでは彼女が暴走するため、校則は変えれませんが、彼女を止めることはなんとか出来ます!」
理「どういうことかしら?」
放課後
校長室
トントントン
零「はい!」
理「失礼します」
零「私も納得できるいじめ対策は出来ましたか?」
理「それはまだね、ねえ零?」
零「何ですか?」
理「あなたはいじめはいじめたほうが悪いって思ってる?」
零「当然ですよ!よってたかって1人を集中的にいじめるなんて言語道断です!」
理「じゃあ、なぜいじめられるか?って考えたことある?」
零「えっ、そ、それはないですね・・・、でもだからっていじめる理由なんてないでしょ!」
理「確かに、いじめる理由が理不尽なものもあるかもしれない、でも中にはいじめられてる人にも原因があるかもしれない!」
零「そんなことありませんよ!」
理「じゃあ、1回、あなたが守りたい人のことを1回観察してみてら?きっと分かると思うわ!」
それから1ヶ月零は八期のことを観察してみることにした。
1ヶ月後
理事長室
トントントン
理「どうぞ!」
零「理さん!ごめんなさい!」
理「私に謝ると言うことは、いじめられる方にも理由があると分かったみたいね!」
零「はい、私が助けたいと思っている人には無意識に人に迷惑をかけていることがありました、なのでお願いもあります!」
理「何ですか?」
零「カウンセラーの方を雇って下さい!
いじめる人は何故その人をいじめるのか、どんな理由なのかを知ってから少年院行きを判断したいと思っています!いじめる側、いじめられる側両方が助かる案はこれしか思いつきません!」
理「分かりました!確かにカウンセラーは必要ね!あなたはこれからは?」
零「私はしばらく彼を観察し、そして注意し、彼が上手く学校生活を過ごせるようにサポートしていきます!」
理「頑張りなさい!」
零「はい!」
新校則
1・少年院行きの対象
・容姿やプライバシーなどをからかう
・相手への一方的な嫉妬または嫌がらせ
・人の失敗を何度もネタにする
・一方的に入れて、失敗したら一方的に怒る
・人の注意を複数人で揉み消そうとする
※増える可能性あり
2・アダ名について
基本名前をもじるもの
→言われた本人がOKしない限り呼ばない
- Re: ナンバーズ8 ( No.61 )
- 日時: 2020/04/18 16:18
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
59話・最悪な林間学校・・・?
前日
八期「いよいよ、明日から林間学校だね、零ちゃん!」
零「うん、みんなで旅行楽しみだな!」
楓花「ハイハイ、浮かれてないで荷物のチェックよ!」
行くメンバー「はーい!」
当日
芹「皆さん、おはようございます!今日から林間学校ですが怪我もなく、元気に帰って来れるようにしましょう!それでは出発!」
バスに乗って目的の滋賀県近江八幡の下宿に到着した。
香「はーい、みんな!これからクラスで船作りをし、その組み立てた船で競争します!1番早く着いたクラスには良いことが待ってるかも?」
クラスで組み立て中
香「誰か?旗に絵を書いてくれる人はいるか?」
八期「ハイハイ!僕がやります!」
香「おお、じゃあ八期君頼むね!」
ところが
男子「お前何書いてんだよ!」
八期「良いじゃん!これしか書けなかったんだから!」
女子「だからって、汽車はないでしょ!」
八期「こういうのしか書けないし!」
男子「じゃあ、なんで書いた?」
八期「なんの役にも立たなかったから・・・」
香「別に旗の絵は書いた人の自由だ!とにかく船を出して競争するから、前決めた船の班に全員分かれて!」
全員「はーい!」
理珠「先生、まだ決まってないものがあります!2回乗る人を決めてません!」
香「あっ、そうだった!候補は誰?じゃんけんで決めるから!」
じゃんけんぽん!
八期「やったー!僕2回乗れる!」
教頭「よーい、ドン!」
1レース目が終わり・・・
香「2レース目の班に乗り変わって!」
全員「はーい!」
香「あっ、八期君!あなたは降りなさい、インストラクターさん!あの子を下ろして下さい!」
八期「おい!離せよ!僕は2回乗れるんだから!離せ!」
インストラクター「君はさっき乗ったじゃないか!」
八期「違う、2回乗れるんだ!」
下ろされて
八期「何するんだよ!勝手に始めるな!まだ乗ってない!乗せろ!」
香「君はさっき乗ったでしょう!」
八期「僕は元々あっちの班だ!」
香「1回乗ったんだから我慢しなさい!みんな公平よ!」
八期「意味わかんない!」
結果はBクラスが最下位
教頭「というわけで、皆さん船はどうでしたか?」
生徒達「楽しかった!(面白かった!)」
零(あれ八君は?いない!)
- Re: ナンバーズ8 ( No.62 )
- 日時: 2020/04/18 17:19
- 名前: いくちゃん (ID: BRPsD/Gq)
60話・最悪な林間学校・・・?
零(あれ、八君がいない!どこへ行ったのかしら?よし!)←隙を見て探しに行く零
零「八君!どこ?」
一方
香「あれ?」
栞「どうかされました、星田先生?」
香「うちのクラス人数が足りない気が・・・」
理珠「どうかされました先生?」
香「桜咲さん!たしかあなたはアンドロイドね?ねえ、誰か足りない気がするけど・・・」
理珠「八期と零ですね」
香「八期と零・・・、えー!」
その頃
零(あっ、今思えば私無断で来ちゃった!ま、いっか!八君は確実に罰が与えられるなら、私も一緒の方が良いだろうし!それに恐らく船のことね!八君の性格から考えて・・・)
一方
香「八期君!零!どこへ行ったの?」
栞「まさか、生徒が2人も居なくなるなんて!」
香(恐らく零は八期君を探しに行ったんだわ!そしてあとになって無断で来たことに気づいたけど、八期の性格を考え探す方を優先したってところね!)
一方
零「あっ、いた!八君!」
八期「零ちゃん・・・」
零「コンナトコロデ何やってるの?」
八期「別に、何でも!」
零「何か不満だったの?教えて!」
八期「本当は僕船に2回乗れるはずだったのに、強制的に下ろされた!」
零「そうだったんだ」
八期「そもそも僕は後半組だったんだ!」
零「うん、それは私も覚えてる!私もあれ八君は違うの?って思ったから・・・」
八期「なのに、強制的に下ろされた文句言っても、やり直しさせてくれない!」
零「八君、帰ろう!」
八期「やだ!ひどい人の場所に戻りたくない!」
零「ここにいても、何の意味もないって、八君も分かってるでしょ!大丈夫!先生の罰則は私がなんとかするから!」
八期「本当に?」
零「うん、だって私校長先生だから!あっ!」
八期「そうなの?」
零「あくまで肩書きだけ!この事は誰にも言わないで!」
八期「分かった!」
零「とにかく、私が悪いようにはしないから!一緒に帰ろう!」
香「見つけた!お前ら何やってるんだ!」
零「その言葉、そっくりそのまま返します!何してくれてんですか?」
旅館に戻り・・・
香「全く、無断で勝手にどっかに行って!心配したんだぞ!」
八期「・・・」
香「何だ!その態度は!」
零「そもそも、これは香先生が八君が2回乗れるのが決まったのにも関わらず強制的に下ろしたのが原因です!」
香「あれは、確かに決まったよ!でも参加できなかった生徒が1人居たから、その子とじゃんけんする前にレースが始まったから、その子が乗れない可能性があったから、入れ替えにしようってことになって・・・」
八期「知らない、知らない!」
零「これは事前に決めなかった先生も悪いです!まあ、私達も無断で勝手にどっかに行ったのも事実、なので罰は受けます!」
八期「ええ!」
零「その代わり先生も同じ罰を受けてください、見張りの一貫として・・・」
香「それくらいなら・・・」
零「八君はどう?」
八期「・・・」ムス
零「じゃあ、ジュース一本奢りで!」
八期「それなら!」
香「なんでだ?」
零「自分が撒いた種なんですから、それにジュース一本なんて、安いものですよ!」
というわけで・・・
香「ここのお風呂場の掃除!私は脱衣場を掃除するから!綺麗にするように!」
八期「どれくらいですか?」
香「とにかくみんなが綺麗って思うくらいだ!」
八期「それだと、一生できません!」
香「何でよ!」
零「先生、従業員さんを呼んで来てください!」
香「自分で呼んで来なさいよ!」
しばらくして・・・
従業員「そこは、それくらいでいいでしょう、そんなにしなくていいわよ!」
零「八君それくらいだって!」
八期「でもまだ汚いよ!」
従業員「その汚れは前からちっとも落ちないの!だからそれでいいのよ!それにしてもここまで綺麗にしてくださってありがとうございます!なんなら1番風呂でもどうぞ!」
零「いいんですか?」
従業員「はい、掃除のご褒美です」
零「やったー、八君一緒に入ろう!」
八期「ええ?」
がらがら・・・
香「普通逆でしょ!」
プカーン・・・
零「いい湯だね」
八期「うん・・・、家より断然広いよね!」
零「ああ、思い足すな、お姉ちゃんと初めて行ったお風呂のこと!」
八期「東京の?」
零「うん!ねえ次サウナ行こう!」
八期「うん!」
香「2人共、そろそろみんなが入って来るわよ!(全く、水着は着ているけど・・・、普通一緒に入るかな?まあ、ここだけの掃除だし・・・)」
着替え終わり・・・
零「どう?」
八期「零ちゃん、うまい!」
香「たく、普通は逆でしょ!零、あなたの頭は先生が乾かすわね!」
零「ありがとうございます」
廊下
香「誰もいないわ、今がチャンスよ!変な疑いかけられたら大変だもの!」
自販機の前
香「さあ、ちゃっちゃっと選んじゃって!もうすぐ他の生徒も来るんだから!」
八期「え〜と?」←売店のジュースを見る
キリッ
八期「美味しい!」
香「何で売店のジュースなのよ!」
零「仕方ないじゃないですか!あそこに八君の好きなジュース無かったんですから!」
香「とりあえず、あんたら2人は食事まで部屋に居ときなさい!」
八期・零「はーい!」
しかし、食事の時にまさかあの惨劇になるとは、このときの私は知るよしもなかった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.63 )
- 日時: 2020/04/18 21:58
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
61話・最悪な林間学校・・・?
芹「みんなお疲れ様でした!今日の晩御飯はお鍋です!残さずしっかり食べましょう!手を合わせて下さい!
いただきます!」
全員「いただきます!」
零「こんなお料理は久しぶり!」
理珠「食べたことあるんですか?」
零「お姉ちゃん達の旅行に付いていって!」
芹「へえ」
零「鞄の中に入ってたんとけど・・・」
零の班「ええ!」
芹「どこ入ってるのよ!」
葉月「鞄の中に入って付いていく人って居るんだ!」
零「まあ、すっぽり入った!まあ伯母さんに怒られたけど・・・」
八姫「そりゃ、そうよ!いいなあ零ちゃんは!」
零「八姫ちゃん達はテレビ局じゃん!」
八期の班
男子A「そろそろ出来上がる頃だな!」
八期「美味しそう!」
男子B「もう取っていいだろう!」
一斉に取る。
八期(よし、熱いから少し冷めるまでご飯止そってこよう!)
しかし
八期(あれ?さっき取ったのに?もう一度取ろうか!)
再度取り
八期「ちょっと、トイレ!」
戻って来ると・・・
八期(あれ?ない!おかしいな?)
再度取り・・・
八期「あっ、飲み物忘れてた!取ってこよう!」
飲み物をいれてる途中・・・
八期「あっ!」
急いで席に戻る八期
八期「おい!勝手に人のもの取るな!返せ!」
男子A「はあ?これは元々俺の席に合ったものだ!」
八期「嘘つけ!取るとこはっきり見たぞ!」
男子B「おい、やめろよ!」
男子C「そうだ!自分の席に戻れ!」
八期「返せよ!っていうかお前らも取ってたじゃないか!」
男子E「はあ?なんだと!」
八期「僕はこの目ではっきり見た!返せ!」
男子A「やめろ!」←八期を押す
ドン!
隣の生徒に当たりドミノ倒しのように複数人が椅子から転げ落ちる。
男子F「何するんだよ!」
八期「知らねえよ!文句はこいつらに言え!」
男子A「お前が人のものを取ろうとするからだろ!」
八期「お前らだろ!」
だん!
八期「何するんだよ!」
男子F「お前が原因だろ!」
八期「はっ?違うし!」
だん!
ドン!
がん!
ドンガラガッシャーン!
香「あっちで何か揉めてますよ!田畑先生!」
田畑「ちょっと、注意してきます!」
女子生徒「キャアアア!」
田畑「コラ!お前ら何やってるんだ!」
八期「お前のせいだろ!」
男子A「勝手に取ろうとしたのはお前だろ!」
男子D「そうだ!人の物取るな泥棒!」
田畑「やめろ!」
全員が静まりかえる
田畑「何で、こんなめちゃくちゃになっている?」
八期「こいつらが人の取ったもの取って来るんです!」
男子A「違う、こいつが俺らの物を取って来るんです!」
田畑「分かった、そこの班は今すぐ出ていけ!」
八期「何でですか?」
田畑「いいから出ていけ!晩飯抜きだ!」
八期「何でだよ!」
田畑「早くでないと、強制的に出すぞ!」
八期「嫌だ!僕は悪くないもん!」
田畑「おとなしくしろ!」←八期を持ち挙げる
廊下
田畑「そこでおとなしく反省しろ!絶対入って来るな!」
バン!
ガチャン!
八期「開けろ!」
ドンドンドン!バンバンバン!
ガチャン
田畑「うるさい!ドンドンドンするな!」
ガチャン!
反対側のドアから入ろうとする八期
バン
田畑「コラ!入って来るな!出ていけ!」
ドン!
ガチャン!
八期「何なんだよ!何なんだよ!」
中では・・・
田畑「これでよし!」
香「そうするんですか?」
田畑「こうでもしないと、入られる可能性もあるので、出るときにまたどければいいでしょう!」→ドアの前に炊飯器などが乗った机を置く
ドン!ドン!
香「大丈夫ですか?」
田畑「大丈夫ですよ!」
ドン!ドン!ドン!ドーン!
パリン、パリン、ガチャーン!
女子生徒「キャアアア!」
田畑「何?」
八期「オラー!」
田畑「お前、自分が何したのかわかってるのか?」
八期←ターゲットロックオン!
八期「オリャアアア!」
男子F「何だよ!」
八期「お前のせいだ!」
パッ!
男子F「うわあ!」←椅子から落とされる
その後男子数人で取っ組み合いの喧嘩
周りにも飛び火し、いくつもの鍋がひっくり返る。
田畑「お前、こんなんでただじゃすまない・・・」
だん!だん!だん!
八期「バカ!バカ!バカ!」
田畑「おお、うぉ!あぁ・・・」←顔を殴られる
八期「オラ!誰が悪いって?」←腹と股間を踏む!
田畑←完全に気絶
香「八期君!やめなさい!」
八期「なんだ?こいつの味方か?」
だん!だん!だん!←田畑先生を殴り続ける
零「八君!やめて、話聞いてあげるから!」
八期「オラ!」
零「晩御飯食べさせてあげるから!」
八期「バカ!バカ!バカ!バカ!」
零「先生の処分も考えてあげるから!」
八期←止まる
零「やっと止まった」
その場の人達「えっ?」
話を聞き
香「なるほど、班員が自分がよそった物を勝手に取ったのね!それで取り返そうとして、押されて隣の男子にぶつかり、その男子に殴られ、取っ組み合いの喧嘩、それで自分は悪くないのに追い出されたのが、その男子と先生のせいってとこかしら?」
零「そのようです!」
香「といっても先生も見てないからな・・・」
零「大丈夫です!こんなこともあろうかとあそこに!」←指を指す
零「隠しカメラを置いときました!」
映像を現像
零「あっ!やっぱり八君の言う通りです!これは動かぬ証拠ですね!」
香「そう言えば零、あなた先生の処分を考えるって言ってたけど・・・」
零「この事を理事長に伝えます!何も話を聞かずにツミのない生徒を追い出すなんて言語道断です!八君安心して、落ち着いたら一緒にご飯食べようね!」
八期「うん・・・」
八期がトイレに行ってる最中
中居「ハアー、やっと片付け終わりました!」
香「すみません、うちの生徒が・・・、それでご飯は?」
中居「ああ、全部なくなりましたよ!」
香「えっ?」
- Re: ナンバーズ8 ( No.64 )
- 日時: 2020/04/18 23:21
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
62話・最悪な林間学校・・・?
八期「さあ、晩御飯だ!」
中居「あれ君どうしたの?」
八期「晩御飯を待ってるんです!」
中居「ご飯はもうないわよ!」
八期「えっ?」
中居「だから、ないわよ!あなたが暴れてくれたせいで・・・」
八期「はあ?」
ドン!
八期「もう1回言ってみろ!」
中居「キャアアア!」
従業員「どうしたんですか?ああ!」
八期「誰のせいだって?」
従業員「君!やめなさい!」
八期「早く鍋持ってこい!」
従業員「鍋は全部なくなりました!」
八期「はあ?嘘つけ!持ってこい!なんだ?ここは客に飯も出さない旅館なのか?おい!早く持ってこいって言ってるだろ!おい!」
従業員「だから、もう何も残って無いんです!君が暴れたせいで・・・」
八期「なんだと!」
だん!
中居「キャアアア!」
八期「もう1回言ってみろ!誰のせいだって?」
従業員「ひー!」
栞「どうしたんですか?」
零「八君!何してるの!」
中居「実は、晩御飯はもうないと言ったんてすが・・・」
零「無いんですか?」
中居「はい・・・」
八期「クゥ!」←廊下に駆け出す
零「何もないとは、賄いも全て?」
中居「はい、予備の分も全て・・・、それで彼が暴れたせいでないと言ったら・・・」
零「何てこと言ってくれるんですか!」
中居「えっ?」
零「そりゃ、八君怒りますよ!あの子まだ何にも食べてないのに!」
中居「そんなこと言っても無いものは無いんです!」
零「何でなくなったことを彼のせいにするんですか?」
栞「そっち?」
その頃
八期の班員達「えっ?」
八期「お前らのせいだ!」
八期の班員達「ええ!」
男子A←頭を壁に何度もぶつけられる
男子B「みんな、逃げろ!」
八期「お前らのせいだ!」
男子Bと男子Cの顔面をぶつけさせる八期
男子D「怖ええ!わあ!」
ドン!ドン!ドン!
男子D←背中を踏まれる
男子E「ヤバい!」
もう少しで追い付かれそうになったその時!
ガチャ
田畑「なんだ?うるさいなぁ・・・」
八期「あっ!」
田畑「ん?」
八期「お前のせいだ!」
田畑「おい!なんだ?なんだ?」
八期「ああーん!ああーん!ああーん!ああーん!」←また先生の顔面を殴る
田畑←完全に気絶
保健の先生「コラ!やめなさい!」
八期「ああーん!ああーん!ああーん!ああーん!お前のせいだ!」←今度は腹を踏む
零「ああ!どうしよう?」
香「八期!とまれ!」
八期「ああーん!ああーん!ああーん!ああーん!」←まだ殴り続ける
香「八期!晩御飯買って来た!」
八期「えっ?」
香「鍋の材料だ!調理まで時間がかかるから、それまでキャンプファイヤーでもしてきなさい!それから晩御飯を食べよう!それでいいだろう?」
八期「うん・・・」
零「なんとか止まった・・・」
キャンプファイヤー後の肝だめし
芹「えっ、八期ここに入るの?」
零「ここしかないらしいよ!」
理珠「皆さんお化けとかは大丈夫ですか?」
零「怖い!」
葉月「私も少し苦手」
八期「僕も正直怖い、けどみんながいるから大丈夫!」
芹「私は大丈夫よ!」
葉月「嘘つけ!この間の怖い話に涙したのは誰よ!」
肝だめしが終わり・・・
零「さあ、いよいよ八君、晩御飯だよ!」
ガチャ
男子A「美味しいな!」
男子B「あいつに邪魔されて録に食えなかったからな・・・」
男子C「香先生に感謝だな!」
男子D「まあ、あいつが暴れない限りこんなことないか!」
男子E「そうだな、もうなくなるのか早いな!」
田畑「お前ら録に食ってないって聞いてたから好きなだけ食べろ!」
香「田畑先生?何をやってるんですか?」
田畑「ああ、こいつら録に食ってないって聞いたので、食べさせてあげたんです!香先生ごちそうさまです!」
零「おーまーえーら!全員今すぐ帰れ!」
男子達「ええ!」
零「お前らの旅はここで終わりだ!さっさと帰れ!」
田畑「岡田、お前何を言って・・・」
零「あんたはクビだ!帰ったらクビよ!解雇よ!いや除名よ!」
田畑「はっ、はい!」
零「それと今すぐ同じ材料買ってこい!ダッシュで、事故を起こしても違反しても買ってこい!」
田畑「はっ、はい!」
1時間後
零「はい、八君!晩御飯だよ!一杯食べてね!」
八期「いただきます!」
しばらくして・・・
零「どうかした?」
八期「寂しい・・・」
零の班の部屋
トントン
芹「はい!」
香「みんなお腹空いてる?」
芹「もちろん!」
葉月「食べたりない!」
八姫「満足してない!」
香「じゃあ下に来なさい!」
食堂
芹「えっ?これ全部食べていいんですか?」
零「うん、いいよ!ただし八君とお話してあげるのが条件!」
芹「なるほど・・・」
食べ終わり・・・
芹「ハアー・・・」
葉月「もう、お腹一杯!」
零「私も!」
八期「おいしかった!」
香「言っとくが、これ高かったんだぞ!」
全員「ええ!」
理珠「まだ、残っていますが?」
香「残りは雑炊にして、他の生徒達にでも食べさせましょう!」
零「あっ!そう言えば八君部屋に帰ると1人だよね?」
八期「うん」
香「ああ、校長先生と寝ることになったぞ!」
芹「へえ、そうなんだ!」
トントン
八期「失礼します!」
零「待ってたよ!」←校長先生
その他「何でー?」
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