二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.33 )
- 日時: 2020/04/11 18:01
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
33話・アンドロイドの名前
瞳「あっ、君は確か八期君だったね!久しぶり!」
八期「あっ、博士さん!あのときはどうも!」
八姫「誰?」
八期「八姫ちゃんはその時風邪で休んでたから知らないか、僕が痴漢に間違えられた時、助けてくれた人なんだ!」
八姫「へえ、そうなんだ」
瞳「しかし、八期君、電車通学じゃないんだね?」
八期「理事長から、『しばらくは私の車で送ってあげる!』って言ってくれたんです!」
瞳「そりゃ、痴漢に間違えられたんだからな!ほとぼりが覚めるまでは車の方が安心かもな!」
八期「はい!いざとなれば、理事長が守ってくれるので!」
八姫「それでからかって来る子も居ないもんね!」
アンドロイド「かわいいですね、その方はあなたの彼女ですか?」
八期「ち、違うよ!お母さんの遠い親戚なの!だから一緒に住んでるだけ!そういえばこの前はありがとうございました!」
アンドロイド「いいえ、お役に立てて光栄です!」
八期「あの、あなたのお名前は?」
アンドロイド「そうですね・・・、えーと・・・?」
瞳「あっ、そういえばまだつけてなかったや!それに授業中は部室で充電中だったし・・・、良かったら君が名付け親になってくれないか?なんならもらってくれてもいいよ!」
八期「そんな!名前はともかく、あなたの作品を貰うなんて・・・」
瞳「また、作ればいいんだよ!なんならこいつを改造したものをあげるよ!君の記憶はそのままにしてな!そうすれば、君と同じくらいの背丈にもなって、友達にうってつけだろう!別に友達なんて何人いてもいいんだし!なんなら家庭教師とかにも使えるし!それに試したいこともあったしな!」
八期「何ですか?」
瞳「君と同じくらいの背丈から、人の食べ物を食べさせて成長させる!もちろんまるでアンドロイドとは思わせない、人間のように!ちょっと私の実験に付き合ってくれ!この間の貸しってことで!それにロボットと友達なんてあり得ないぞ!」
八期「分かりました、ありがとうございます!」
1週間後
発明部部室
瞳「さあ、出来たぞ!後はこのスイッチを押して!」
アンドロイド「おはようございますマスター!」
瞳「おう、おはよう!言っとくが今日からお前はこの子の家の居候だ!それ以外の行動は基本お前の自由!分からなかったらこの子にでも聞いてみろ!」
アンドロイド「YES、マスター!」
楓花「本当に凄いわね!これには私も興味津々よ!」
八姫「で、八君、名前どうするの?」
八期「そうだな、よし!今日からお前の名前は桜咲理珠だ!」
理珠「YES、マスター!ありがとうございます!とてもいい名前をありがとう!」
八期「ハハハ、でもマスターはちょっとなあ・・・」
瞳「自分でなんて呼んで欲しいか頼めばいいんだよ!」
八期「ハハハ、まるでロボママみたい!じゃあ理珠!僕の名前は松本八期!八期って呼んで!」
理珠「はい、八期!これからもよろしくお願いします!データ上書き!」
瞳「後これ、充電器!プラグは背中にあるから!夜寝る前に充電するといいよ!ちなみに起動時間はMax24時間!まあ、1日は動かせるな!おまけに防水性でお風呂とかも一緒に入れるぞ!」
八姫「そこはいらないのでは?」
瞳「一応、これが説明書!ちなみに人間ぽく作ってるから、車とかには弱いぞ!まあロボットだから多少転けても大丈夫だけどなあ!」
八期「博士さん!ありがとうございます!」
こうして八期にまた新たな友達が出来た。
- Re: ナンバーズ8 ( No.34 )
- 日時: 2020/04/11 22:44
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
34話・ロボットとの生活
楓花「えーと、理珠ちゃんだっけ!あなたに頼みたいことがあるんだけど・・・」
理珠「何でしょうか?お母様!」
楓花「うーん、お母様は堅苦しいなぁ、先生って呼んで!一応学校の先生やってるし!」
理珠「分かりました先生!ご要望は一体?」
楓花「うーん、あなたの仕事は八期の管理、というかお世話をお願いするわ!家庭教師はもちろん、遊び相手にもまあ頭脳系は鶴ちゃんくらいしか勝てるか勝てないかの話だけど!あの子学校では浮いてるからな・・・、とにかくあの子を、八期を守ってあげて!」
理珠「分かりました先生!」
次の日
男子A「この間の痴漢野郎だ!」
ガシッ!
理珠「口に気を付けなさい!この子はやっていません!今度言ったらあなたを投げますよ!」
男子A「ほー、やれるもんならやってみろ!」
理珠「では!」
男子A「えっ?」
理珠「そーれ!」←真上に投げる
男子A「うわああ!」
ぽっ!
理珠「これで懲りましたか?」
男子A「もう・・・、し・ま・せ・ん・・・」
八期「おお!理珠凄い!」
先生「ちょっと、あなた何をやってるの!」
理珠「私は彼の要望に答えただけですが?それにしても怪我もさせてませんし、大丈夫でしょう!」
先生「そういう問題じゃないの!」
理珠「どういう問題ですか?そもそも彼がこの子の悪口を言ったのが原因ですよ!そして彼は私が投げると言ったら、やれるもんならやってみろと言っただから私はその通りにしただけです!これに何か問題は?納得のできる答えをどうぞ!」
先生「うーん(言い返せない!)」
教室
理珠「今日からこのクラスに入ることになりました桜咲理珠です!私の目的はそこの松本八期君の護衛兼世話係です!ですので、彼をいじめるというのであれば、私は容赦はしませんよ!」
全員「こわー・・・!」
理珠「後、私はアンドロイドいわゆるロボットです!それを理解の元、皆さんとの学生生活を送れたらと思います!どうぞよろしくお願いします!」
先生「えーと、席はあちらね!」
トントン
八期「理珠!」
理珠「大丈夫です、昨日のあなたの悩みを聞いて、私は全身全霊をかけてあなたをお守りします!」
八期「ありがとう!でも、やりすぎ注意!見ててヒヤヒヤするものはできるだけ避けて!僕も怖くなるから!」
理珠「分かりました!」
休み時間
芹「アンドロイドが授業を受けるんですって!」
葉月「はじめまして、私松下葉月!」
理珠「はじめまして、私桜咲理珠と彼に名付けられました!」
八姫「でも、何で八君はその名前をつけたの?」
八期「それは、僕の好きなキャラクターからつけたんだ、ちなみに2人だよ!」
葉月「やっぱり!どこかで聞いたことあるな?って思ったらそうだったのね!それってこの子とこの子でしょ!」
八期「うん!」
八姫「八君合意子が好きなの?」
八期「うん、そうだよ!」
八姫(片方はおっぱい大きい・・・)
葉月「ねえ、八期君だっけ?」
八期「うん、えっと松下さん?」
葉月「ええ、この理珠って子の魅力を語ってみて!」
八期「うん、背がちいさくて、小動物のようで、負けず嫌いで、ショートヘアで・・・」
葉月「うんうん、それから・・・?」
八期「なんか妹のように守ってあげたいなあって思うくらい可愛いし、なんと言っても・・・」
葉月「なんと言っても?」
八期「表情変化が激しい事かな!」
葉月←ズコー!
八期「笑顔もそうだけど、ふてくされた顔や泣いた顔、負けず嫌いな顔や怒った顔、どれを見ても可愛いんだ!」
葉月「それだけ?」
八期「うん、他にある?」
葉月「1番の魅力を忘れてない?」
八期「ああ!忘れてた!」
葉月「そうそう!」
八期「嫉妬心を分かったうえでの行動!可愛いよな!恋をすると人は変わるって言うけど、まあ元々可愛いけどな!後きょとん顔!あれが理珠1番の魅力だよ!」
葉月「違う!」
八期「何?」
葉月「何で出てこないの?あんたの目は節穴か?」
八期「えっ?」
葉月「理珠と言えば・・・、おっぱいでしょ!バカ!めちゃくちゃ大きいじゃない!」
八期「えっ?そうなの?」
葉月「あんたは一体どこを見てるのよ!」
八期「顔と性格!それ以外に何があるの?」
八姫(本当におっぱい興味ないんだ!)
芹「(本当にこの子男?)それよりロボットを生徒にするって凄いわね!」
理珠「私を作った人曰く、人間とロボットが一緒に過ごせるかの実験でもあるそうです!」
芹「そうなんだ・・・」
女子生徒達「桜咲さん!」
こうして理珠も少しずつ学校に慣れていった。
しかしこれで僕へのいじめがなくなった訳ではない!時々理珠の充電を忘れた次の日、理珠が居ないのをいいことにいじめられて居たからだ!
- Re: ナンバーズ8 ( No.35 )
- 日時: 2020/04/12 00:26
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
35話・鍵泥棒
ある日
先生「はあー・・・」
楓花「どうしたんですか?加藤先生!」
加藤先生「最近、うちの3年Bクラスの教室の鍵がなくなるの!もう3回新しいのに変えてるのよ!いい加減犯人誰なのよ!何が目的なの?」
楓花「大変ですね・・・」
加藤先生「本当よ!最近は他のクラスの鍵もなくなってるって言うし・・・」
楓花「そうなんですか?」
教室
加藤先生「と言うわけで、最近教室の鍵がなくなるのという事件から発生しています!心辺りのある生徒はすぐに先生に伝えてください!」
廊下
八姫「芹ちゃん聞いた?鍵泥棒だっけ?」
芹「ええ、3年Bクラスを皮切りに3年生のクラスの一部が被害に遭ってるわ!と言っても起きるの日の間隔はバラバラなのよね・・・」
葉月「だから、いつ誰がどの鍵を持って行ってどこかにやったのかは分からないのか!」
芹「そうなのよ!特にBクラスに至っては3回も変えてるからね!」
理珠「確かに、犯人は一体誰でしょうね?」
ある日
理珠(よし、物陰に隠れて待ち伏せです!犯人を見つけたら取っ捕まえます!誰か来ました!)
八期「何やってるの理珠?」
理珠「わあ!八期!実は教室の鍵を取る鍵泥棒を探しているのです!」
八期「ふーん、そうなんだ・・・」
理珠「八期も来たので見張りは終わります!」
八期「そう」
しかしその日・・・
芹「何でなの!」
八姫「何で私達の教室の鍵がないのよ!」
鍵泥棒は出た
その後も日を追うごとに、バラバラにどこかのクラスの鍵がなくなった。
なお、GクラスとHクラスのみ、1度も被害がない。特に被害が多かったのはやはりBクラスだった。
芹「もう、訳分からない!鍵泥棒は一体誰なの?」
八姫「先生も呆れてるそうだよ!」
葉月「全く、誰が犯人なの?」
理珠「ただ、おかしいのです!」
八姫「何が?」
理珠「普通泥棒なら、鍵を取って中に侵入するのが目的なのに、この鍵泥棒は一切鍵を使うどころか、どこにも侵入してないのです!」
芹「言われてみれば・・・」
葉月「確かに、おかしい!」
八姫「でも、何で?何が目的なの?」
理珠「皆さんは引き続き見張りをお願いします!」
芹「理珠さんは?」
理珠「私は、ちょっと、気になることがあるため、別の場所に行きます!」
3人「?」
理珠移動→物陰に隠れる
理珠「ここなら見つかりません!さあ、犯人今日こそ捕まえて見せます!」
トコトコ・・・
ポイ!
理珠「あれは!」
タッタッタッ!
理珠「待ちなさい!」
芹「理珠さんが犯人見つけたっぽいわよ!」
葉月「とっちめてやらないと!」
八姫「行こう!」
理珠「捕まえました!」
芹「理珠さん捕まえましたか?」
葉月「さあ、何でこんなことしたのか洗いざらい話して・・・、嘘?」
八姫「あなた・・・」
4人「八期君?」
職員室
楓花「このバカ!自分が何したか分かってるの?」
八期「・・・」
楓花「まあ、あんたじゃないかって予想はしてたけどね!」
理珠「なぜですか?」
楓花「私はこの子の親よ!この子の性格ならこういう探偵的なことは真っ先に食い付いて、自ら犯人探しをするもの!それがなかったと言うことはこの子が自分でやったのではないかってね、現行犯じゃないと取り締まれないから言わなかったけど・・・」
芹「あなた、何でこんなことしたの?」
八期「嫌なやつらは帰って欲しかったから・・・」
4人「えっ?」
楓花「なるほど、鍵を隠した教室にいじめてきた生徒が居たってことね、それでその腹いせいに、その子の教室の鍵を隠したら、教室は開かない→みんな帰る、いじめられない!そう思ったのね?」
八期「うん・・・」
楓花「な訳ないでしょ!バカね!合鍵ってものがあるのよ!それにいじめられてるなら、先生に言いなさいよ!」
八期「だって、なくなった試しがないもん!だったら・・・」
芹「そんなの意味ない!というか、私達にも迷惑がかかってる!」
楓花「八期、1回落ち着いて考えて、あんたの考えがもしうまくいったとします、確かにいじめてきた子はいない!でも、他の子にも迷惑がかかる、分かる?」
八期「そもそもそいつのせいだもん!きっかけはそいつだよ!」
楓花「ああ、話にならない!」
理珠「しかし、今の言い方だと、自分も悪いがその子がきっかけだ、と聞こえますね」
八姫「つまり、悪いことってことは分かってるってこと?」
楓花「そのようだけど、あくまでも自分だけが悪くないってことなのよね!」
芹「っていうか、あんたら2人はいつも一緒に登校じゃなかったの?」
八姫「私はいつもトイレに・・・」
理珠「私はいつも博士のところにメンテナンスを・・・」
楓花「そりゃ、隙があるわね!とにかく八期!もう鍵取りに来るな!困ったらいつでも職員室に来ていいから!周りに迷惑をかけることだけはやめなさい!」
八期「はい、ごめんなさい・・・」
これで鍵泥棒の件は解決した。
- Re: ナンバーズ8 ( No.36 )
- 日時: 2020/04/12 15:49
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
36話・子(ちか)と猫(なえ)
ある日
八期「あっ、あなたは!」
子「ああ、君はこの間の!八期君?だっけ?」
八期「はい、そうです!」
子「私子!子、丑、寅、卯、・・・の子!」
八期「じゃあ、あの時本当にネズミたったんですね!」
八姫「へえ、あの時の遠足の時そんなことあったんだ・・・」
子「君ははじめましてだね!私は子!まあ、落ちてたおにぎりを私が食べたんだけどな!」
八姫「普通落ちてるものを食べますか?」
子「だって、袋に入ってたし・・・」
理珠「だとしても普通は食べません!そもそもバッチいです!」
子「あたしの友人にも言われた!で、誰?」
理珠「私、アンドロイドの桜咲理珠です!」
子「へえ、ロボットなんだ!凄い人間のように見えるのに!」
八期「博士さんという人がそう作ったんです!」
猫「あっ!」←子を見て逃げる
八姫「あの子どうしたんだろう?」
子「ああ、あの子近所に住む猫ちゃん!猫泣き症候群の子なんだけど・・・」
八期「あっ、それ知ってる!一お姉ちゃんと二お兄ちゃんが犬のお巡りさんのところに連れていった話を聞いたことあるから!」
理珠「犬のお巡りさん?犬が警察をやっているのですか?」
八期「違う、違う、確か名字が犬養さんって人だから、犬のお巡りさんって呼ばれてるの!」
3人「なるほど!」
理珠「で、その猫さんに何をしてしまったのですか?」
子「いやー、実は限定商品の売り出し時間を一時間遅く言ってしまって・・・、私兄弟12人いて、全員で並んで!あとから来た猫ちゃんのところでちょうどなくなっちゃったのよ!」
八期「十二支?」
子「ぶっちゃけて言うと、うちの兄弟みんな干支から名前をつけてもらってる!」
理珠「つまり、それ以来、口を聞いてもらっていないと・・・」
子「そうなんだよね、一応近所の頼れるお姉さんっていう感覚で見られてたから・・・」
八期「謝れば、良かったのでは?」
子「私もそうしたよ!なんなら私が買ったのお詫びに渡すって言ったんだ!でも、黙って帰っちゃったんだよ!」
八姫「相当、プライドがあったんでしょうか?」
3人「うーん・・・」
八期「あれ?理珠は?」
一方の理珠
理珠「見つけました!猫さんですよね?」
猫「お姉さん、何ですか?」
理珠「話は子さんから聞きました、あなたのでは気持ちを知りたいのです!教えてもらいませんか?でないと取り返しのつかないことになると、博士に言われたことがあります!」
猫「お姉さん、何?博士って?」
理珠「私を作った人物私はロボです!」
猫「そうなんだ!凄い!」
理珠「話してもらえますか?」
猫「うん、あの時私大切な時間だったのに忘れてたの!だから、近所で頼りになる子お姉さんに聞いたの・・・」
理珠「ところが、間違った時間で買えなかった・・・」
猫「うん、でもお母さんとの約束で、時間を忘れてた自分が悪いって思った、人の買ったものを無理やりに取るのもダメ!順番抜かしもダメ!そういう約束をしてた、だから・・・」
理珠「だから、あんな行動を?」
猫「うん、でも心の奥では子お姉さんのこと憎んでる、だってお姉さんが間違えなかったら買えたのに・・・、でもそもそも自分が忘れてたのが悪いって思っている自分もいる!だからお姉さんを見てるとあの時の光景を思い出して、葛藤してしまうから、避けてた」
理珠「だそうですよ子さん!」
猫「ええ!子お姉さん聞いてたの?」
子「ごめん、ごめん!ポケットの中に理珠さんの手紙があって、手紙内容通りに来たら、途中からだけど、猫ちゃんの気持ち聞こえたよ!」
猫「途中からってどこからですか?」
子「えーっと、あの時大切な〜辺りから!」
猫「それ、最初の最初です!」
子「本当にあの時はごめんね!何でも買ってあげるから!あっでもお姉さんが買えれる範囲のものね!」
猫「だから、ちゃんと時間を覚えてなかった私も悪いんです!いいですよ!」
子「いや、これじゃ私の気が済まないの!」
猫「じゃあ、ケーキ買ってください!」
子「わかった!ケーキ一切れね!」
猫「何を言ってるんですか?ホールに決まってるじゃないですか!」
子「ええ!」
猫「何でも、買える範囲ですよね?ホールでも1000円程度ですから大丈夫ですよね?」
子「わかった!」
こうして子と猫は仲直りをした
めでたし、めでたし、はい、おしまい!
- Re: ナンバーズ8 ( No.37 )
- 日時: 2020/04/12 19:20
- 名前: いくちゃん (ID: lOzIrCTU)
37話・芹のプライド
ある休み時間
八期「えーっと、草さんだよね?」
芹「ああ、八期?」
八期「あの、何をやっているのですか?危ないですよ!」
芹「そんなこと分かってるわよ!」
八期「じゃあ、なぜ木になんか登ってるんですか?」
芹「この子が落ちたのよ!」
近くに鳥の巣
八期「なるほど、それで助けたら自分が降りれなくなったってことですか?」
芹「何当ててるのよ!私バカみたいじゃない!確かにバカと煙は高い所が好きっていうけど、私成績良いもんね!」
八期「あの、初めて聞くですけど、バカは風邪を引かないは聞いたことがありますが・・・」
芹「ねえ?」
八期「何ですか?」
芹「降りるから受け止めてくれる?」
八期「無理です!」
芹「何でよ!まさか私が重いと思ってる?」
八期「いいえ、僕力ないから・・・」
芹「どっちも変わらないわよ!」
八期「そんなことせず、僕先生呼んで脚立か何か持って来てもらいますよ!」
芹「嫌よ!そんなことしたら、またか!これで何回目だ?って笑われるわよ!」
八期「いいことしたんですから、そんな気にしなくても・・・」
芹「気にするの!」
八期「先生に言えば・・・」
芹「先生にも飽きられるの!」
八期「じゃあ、最初から誰かに頼めば?」
芹「私周りから何でもできるって思われてるから、そのイメージを崩したくないの!」
八期「・・・」
芹「何よ?」
八期「それ聞いて呆れました!」
芹「何でよ!」
八期「だって、この世の中の全てをできる人なんてどこにもいません!というか全部できる人なんて100%いません!」
芹「そんなはずないでしょ!」
八期「じゃあ、1つ問題です、何でもできる人と言えば神様!そんなに何でもできる全知全能の神様が居たとします!その神様は誰にも持てない大きな石を作れるでしょうか?」
芹「できるんじゃないの?」
八期「普通はそう答えるね!でもさらに考えると、じゃあその誰にも持てない大きな石を神様は持てるのか?って話になるの!」
芹「それがどうしたのよ?」
八期「神様が持てたら、誰にも持てない石になるし、持てなかったら、神様は全知全能じゃないってことになるから!」
芹「それは神様の話でしょ!」
八期「じゃあ、別の問題行くよ!どんなものも切れる刃物とどんな刃物でも絶対に切れない布を両方売っているお店はあるでしょうか?」
芹「売れないに決まってるじゃん!私を舐めないで!矛盾でしょ!あり得ない!」
八期「今、言ったよね!矛盾って!」
芹「えっ?」
八期「だから、世の中には相反するものが絶対に存在する!だから片方は作れてももう片方は強化は可能でも、完璧に作れる訳ではないってことさ!」
芹「あっ!」
八期「まあ、せいぜい頑張っても60%が限界だよ!まあ40%のことが出来れば大したものだけどね!そんな人いるわけないよ!いたらニュース報道だって!」
芹「そうね・・・、って早く助けてよ!もう時間ないから飛び降りるわよ!」
八期「先に言っとくけど、僕が怪我したら責任取って、ちなみに僕は責任取らない!」
芹「何よそれ!」
八期「自分で上って、自分から飛び降りようとしてるから・・・」
芹「分かったわよ!取り敢えず頼むわよ!エイ!」ピョン!
八期「おっと!」
パッ!
八期「ふー、良かった・・・、なんとかキャッチ!」
芹←顔真っ赤
八期「ん?」
芹「キャアアア!」
パシーン!
八期「何すんだよ!」
芹「あんた、どこさわってるのよ!」
八期「はあ?そっちが受け止めるように言ったんだろう!」
芹「だからって、何私の・・・、胸とお尻を触ってるのよ!」
八期「知らない!知らない!受け止めた時に手が偶然そこに言っただけだろう!」
芹「まさか、それを狙って?」
パシーン!
芹「何すんのよ!」
八期「理不尽にも程がある!」
芹「何ですって!お嫁に行けなくなったらどうするのよ!」
八期「そんな性格なら行けるもんも行けんよ!本当に人気者なのか?」
芹「言ったわね?私にはたくさんのファンがいるのよ!」
八期「こんな理不尽な奴のどこがいいんだ?おまえなんか嫌いだ!理不尽なひねくれ者だ!」
芹「何ですって!」
芹のファン「おー、我が女神の身体を触っただけでなく、そんな悪口を言うとは・・・」
その後取っ組み合いの喧嘩となったのは言うまでもない。
職員室
楓花「これは、芹ちゃんが100%悪い!」
芹「なぜですか?八期をひいきするんですか?」
楓花「まず、八期は理由がない限り、人には手を出さない子なの!それは家族みんな分かってるの!」
理「それよりも、助けてもらったにも関わらず、お礼も言わずにいきなりビンタなんて、あなたは恩を仇で返したのよ!そりゃ八期君だって怒るわよ!」
芹「だって、手がお尻に来たからびっくりして・・・」
楓花「あなたが飛んで降りようとするからよ!どう降りるか分からないんだから、手がお尻に来ることだって考えられるわよ!八期はあなたを無事にキャッチすることしか考えてなかったんだから!私でも同じよ!」
芹「ごめんなさい・・・」
楓花「私じゃなくて八期に謝って!」
芹「助けてくれたのに、手を出してごめんなさい」
楓花「いい、八期?」
八期「うん」
次回・芹に天罰が下る
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