二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.323 )
- 日時: 2023/05/20 20:58
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
321話・大変な合同合宿・・・③
青奈「もうこんなに暗くなったのに、大きな旅館は無いの?」
恵梨香「もう何時間も歩いてるのに何で泊まれないんですか!」
香「皆、あの2人が皆の荷物全部持ってくれるって!」
八期「やったー!」
青奈「嫌よ!嫌よ!」
恵梨香「無理ですよ!2、3人ならともかく、30人分の荷物なんて誰が持てるんですか?」
愛海「誰のせいでこんな夜遅くさ迷ってると思ってるの?」
青奈「はい、そうですよ!私がわるうございました!」
恵梨香「見当たらないんだから仕方ないじゃないですか?」
希「反省してないようね、荷物持たせるわよ!」
2人「やめて!」
愛「零姉疲れた」
零「荷物に紛れて付いてくるからよ!」
愛「眠いよ!もう歩きたくない!」
零「我が儘言わないで!お姉ちゃんも自分の荷物重いんだから!」
香「中洲、村上!あたしの荷物持ちなさい!」
恵梨香「ええっ!?」
青奈「何でですか?」
香「誰のせいでこんな夜中に歩いている?って何度言わせる!」
2人「すみません・・・」
香「ほら、愛!」
愛「うん」
香「よいショット!」←愛をおんぶする
八期「おおっ!」
八姫「いいな、いいな!」
芹「何歳よ!」
杏「なんか癒される・・・」
結「八期お兄さん、私もおんぶしてください!疲れました!」
八期「ええっ!?手塞がってるのに・・・」
結「って、平江が眠い顔で言ってます!」
平江「言ってない!言ってない!それにまだ眠くないから!」
希「ねえ、八君!お姉ちゃん疲れたからおんぶして!」
八期「ええっ、どうしようかな?」
グレーテル「姉の方が甘えてどうする!」
金「普通逆でしょ!」
芹「あんたもきっぱり断りなさい!」
ヘンゼル「疲れたなら俺の背中に・・・」
希「下心見え見えだからヤダ!」
ヘンゼル「ガーン、愛しの妹よ!」
グレーテル「ヤダ!この年で恥い!」
ヘンゼル「ガーン!」
平江「皆さん、あれ見てください!」
芹「ただの動物注意って標識でしょ!」
平江「熊とか出たらどうするんですか!」
香「出ない、出ない!」
八期「熊より不審者とか変質者に気を付けないと!」
葉月「縁起でもないこと言うな!本当に出てきたらどうすんだよ!」
秀喜「お化けや幽霊と、どっちがマシだ?」
八期「どっちも嫌だ!」
明「あたしはお化けや幽霊出てきて欲しいな!」
蓮「正気?」
明「もし出てきたら友達に成るんだ!」
エル「いいね!お友達になろう!」
恵梨香「この2人のメンタルどうなってるんですか?」
八期「2人共O型?」
明「そうだけど?」
エル「なんか関係ある?」
八期「テレビで言ってたんだけど、お化け屋敷入るとA型は怖がり、B型はやっつけ、O型は友達になり、AB型はお化けを連れて来るんだって!」
蓮「何その比較!」
八期「まあ、その前にO型はゴリラとも友達に成れる!こっちの方が先にやった検証!A型とAB型は逃げて、B型は兎に角気が強いからやっつけるよ!」
芹「O型凄いわね!」
愛「私O型だけど、怖い!愛ちゃんボード『ぶるぶる』」
八期「怖いなら、僕に捕まる?」
愛「お願いします!」
杏「私も怖いけど、友達には成りたいかな、というか話せば成れそうな?」
夢「凄いね、私は怖くて逃げちゃうよ!」
和「私は余裕で戦えます!」
恵梨香「本当かなぁ?」
八期「そう言えば、倉木先輩大丈夫?あの人途中で寝てない?」
蓮「確かに、それはあり得るからね!」
恵梨香「蓮先輩がここにいるのも奇跡かもしれませんが・・・」
蓮「失礼ね!皆居るんだから迷子に成るはずないでしょ!」
杏「そうですよね」
明「怖くてあたしらが見張ってるんだから!」
奈々「地元じゃない場所で迷子なんて、落とし物や忘れ物と同じなんですから!」
エル「どういう意味?」
八期「一生見つからない!見つかった方が奇跡ってことだろう!」
葉月「だよな!」
蓮「だからって、私を囲むように歩かないでよ!」
明「知らないよ!迷子になって、見つかった時が骨でした!なんて!」
蓮「それはそれで嫌ね」
香「マジで止めて!私が監督責任取られるから!」
八期「それより倉木先輩は本当に大丈夫なの?」
理珠「大丈夫ですよ!」
八期「おっ、大丈夫なの?」
零「大丈夫ってことは自分の足で歩いているのね!」
理珠「いえ、無事でしたが無事ではありません!」
全員「えっ?」
紫「スヤピー・・・」
理珠「実は、八期が言った頃に、居ないことを私が気付き、先程およそ800m離れた歩道で寝ておりましたので私が担いできました!」
全員「何やってるの!」
香「まあ、無事でよかったわ!こんなところで誰かが帰らぬ人なんて・・・」
恵梨香「そんなことより早く旅館を!」
町子「別にそこら辺のホテルで良いじゃん!」
青奈「また、ラブホ行く気か!」
町子「ラブホの何が悪いのよ!」
愛海「教育上よ!」
杏「ねえ、何か音が聞こえない?」
明「音って?車とかじゃなくて?」
ザザン!ザザン!
杏「ねえ、ここって?」
八姫「海じゃない?」
歩「いいね!時間あったら泳がない?」
渚「賛成!」
香「待って!ここは滋賀県!海はないわ!」
全員「あっ、確かに!」
香「湖ならあるけどね!」
八期「じゃあもしかして!」
香「琵琶湖ね!」
零「そう言えば、確か琵琶湖の近くに・・・」
同好会「旅館が!?」
零「合った筈なんだけど・・・」
同好会「本当に!」
零「でもどっちだったかな?」
希「だったら八君!どっちの方向だと思う?」
八期「湖に向かって右じゃない?」
希「よし、左に行こう!」
恵梨香「それ合ってるんですか?」
しばらく歩いて
恵梨香「何分歩きましたか?」
和「追い出される切っ掛け作ったんですから黙って下さい!」
零「あっ、合った!」
青奈「本当だ!やっと見つかったよ!」
蓮「右行ってたら見付からなかったかも!」
希「流石、1/2に弱い子!」
八期「嬉しくない!」
従業員「いらっしゃいませ!」
香「すみません、突然ですが30人位の人数なんてすが、泊まれたりします?」
従業員「少々お待ちください、確認します!」
数分後
従業員「はい!大丈夫ですよ!」
香「良かった!」
青奈「疲れた!」
恵梨香「やっと泊まれる!」
八期「そもそもはお前らのせいだからな!」
恵梨香「何ですか!坊主を・・・」←零に睨まれ何も言えない
従業員「あの、失礼ですがどういう団体さんですか?」
希「それはどういう事ですか?」
従業員「いえ、パッと見中学生が多いなあ、と印象でまさか犯罪か誘拐に巻き込まれてるのではないかと?」
町子(そう思われても仕方無いわよね)
香「ええっと、娘とその友達です!」
全員「えっ?」
香「夏休みなので、中学生達で旅行に来たのですが、未成年だけでは心配じゃないですか!
なので、親の私と成人しているお姉さん達を保護者として同伴してるんです!」
従業員「はあ・・・、あの身分証明とお子さんは?」
香「はい!教員免許です!」
従業員「星田香様ですか・・・、それでお子さんは?」
香「この子娘の九って言うんです!」
九(えっ?ええっ!?)
零の祖母「どうしたの?」
従業員「あっ支配人!」
零「お祖母ちゃん!」
全員「お祖母ちゃん?」
零の祖母「零!久しぶりじゃない!それに大勢で、何しに来たんだい?」
零「実は合宿に来てるんだけど、ホテル断られて・・・」
零の祖母「その子達がその生徒さんかい?」
零「うん!」
零の祖母「この人数くらい余裕じゃよ!」
従業員「あの、支配人?先程この人達は旅行だと・・・」
零の祖母「ん?」
従業員「それに、娘とその友達を連れてきたと・・・」
零の祖母「何を言ってるの?」
従業員「はい?」
零の祖母「この人は嘘なんか付いてないよ!」
従業員「えっ?なぜ分かるんですか?」
零の祖母「何ならDNA鑑定してやってもエエんやで!自信あるよな?」
香「勿論です!」
零の祖母「よく分からずに悪者と決めたらアカン!確証出るまではお客さんや!通してやり!」
零「いいの?」
零の祖母「可愛い孫が友達連れてあそびにきたみたいなもんやのに、断れるかい!あんたに会うのも久し振りやから腕が成るわ!」
零「お祖母ちゃんありがとう!」
こうして合同合宿の場所は零の祖母の民宿に成ったが、実はこの旅館には八期達にとって嫌な刺客が居たのだが、れは少し後の話となる。
- Re: ナンバーズ8 ( No.324 )
- 日時: 2023/05/09 09:24
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
322話・大変な合同合宿・・・④
零の祖母「ほら、ここがあんたらの部屋や!」
八期「広い!」
零「寝っ転がれる!」
希「畳だ!」
恵梨香「あの、ここ1部屋ですか?」
零の祖母「そうやけど?」
蓮「ちょっと、プライバシーは!?」
芹「しかも、男子と寝なきゃいけないじゃない!嫌よ!」
零の祖母「30人も入れる部屋なんかここしか無いわ」
奈々「普通、2から6人くらいの個室で分けるのでは?」
零の祖母「個室は全部埋まってる!運良く、空いてたのが、団体客用に用意してた大部屋だけや!」
香「泊まれるだけありがたいと思いなさい!そもそも誰のせいで夜中に歩くことになったと思ってるの?」
恵梨香「はい・・・」
葉月「でも、先生!倫理的に男女同じ部屋はどうかと思います!」
グレーテル「せめて、男子は男子だけで別の部屋とか?」
零「お祖母ちゃん?」
零の祖母「それも無理や!本当はこの大部屋はあんたらみたいな学生専用に10部屋作っといたんやけど、今日は偶然にも同窓会の団体客が9グループ来て、もうこの部屋しか無いんや!個室は全部埋まってる!」
香「つまり、ギリギリなのね!」
八期「男女が同じ部屋ってそんなダメ?」
恵梨香「当たり前ですよ!何言ってるんですか?!」
町子「えっ?ただ寝るだけだよ!それの何がダメなの?」
杏「それもそうだよね!」
愛「確かに、寝てるだけで何か事件が起こるなんてあり得ない!」
明「いやいや、メチャクチャあり得るよ!」
夢「杏、もっと自分を大事にしたら?」
和「愛さん、襲われても知りませんよ!」
杏・愛「?」
蓮「なんで、そこ?(はてな)なのよ!」
芹「ああ、なんで男女一緒に寝るのが危険と分からない女子が同好会にもいるのよ!」
子「ここまで来ると、ピュアって達悪いな・・・」
愛海「ちーちゃん、諦めないで!」
希「皆心配しないで!」
恵梨香「何が心配じゃないんですか?」
葉月「まさか、八期は人畜無害だから大丈夫って言うんじゃ無いでしょうね?」
希「それもあるけど・・・」
同好会「あるんかい!」
希「八君は私の隣で寝るから安心して!それに入口の近くで寝るから!」
全員「・・・」
蓮「何言ってるの?!」
芹「そうよ!」
愛海「ズルい!」
同好会「えっ?」
青奈「また、八期を独り占めするつもりだな?」
八姫「幼馴染みだからってそうはさせませんよ!」
希「えっ?でも、皆男子と寝るのは抵抗あるんでしょ!私は八君が隣でも大丈夫!さあ八君、お姉さんと抱き合って寝ましょう!」
八期「うん!いいよ!」
零「ダメ!」
芹「不純です!」
希「何が?お互いの同意なんだから!ってか幼馴染みなら普通でしょ!」
夢「それは同性であって、異性は別でしょ!」
希「何が別なの?八君、2人で寝るってどう言うことかな?」
八期「布団入って目瞑って、夢の中でしょ!」
町子「そうだよね!」
杏「それ以外何があるの?」
愛「あるとしても分からない!」
芹「ピュアトリオは黙ってて!」
子「でも、それを言うならLBGTの子達もどうするかよね?」
八期「将吾は元男だしな!」
恵「本名言うな!」
エル「男の子だったの!」
恵「大丈夫、取ってる!」
恵梨香「取ったんですか?」
愛「何を?」
明「聞かない方が良いよ!」
渚「私は女の子なんだけど、付いてるんだよね・・・」
恵梨香「それ絶対男でしょ!」
理珠「ところがどっこい、渚さんはバストが○○cmと同年代の女子平均を軽く越えてます!」
ヘンゼル「そんなあるの?」
秀喜「マジか・・・」
渚「ちょっと、なんで言うん?」
零「どうしたの八君?」
八期「いや、小さいなあって・・・」
全員「えっ?」
青奈「どこが?」
八期「だって人が手を広げた長さより短いよ!」
全員・コケッ!
青奈「あんたはEカップですら貧乳というつもりか!?」
希「多分、サイズが分かってないだけ!」
八期「数字で人は分からないよ!」
香「それこそ異常よ!」
子「そこまでして大きくしたくはないね!」
蓮「ただ、重いだけよ!」
町子「男子何人居たっけ?」
八期「歩入れて4人だよ」
子「LGBTの子が歩君含めて3人だから・・・」
グレーテル「まあ、兄貴をどうするかだよな?同好会は端側使ってもらって!」
夢「そうだよね、私達は端で1列に並んで寝た方が良いよね?」
蓮「それが良い打開策ね!」
秀喜「取り敢えずヘンゼルの隣は俺で、その向かいがグレーテルで良いか?」
グレーテル「まあ、兄妹だしな!何なら踏み潰してやるぜ!」
ヘンゼル「止めてくれ!実の兄に向かって!」
香「斜めは?」
秀喜「歩か渚で良いんじゃない?」
渚「私いいかな?」
歩「うちは恵ちゃんの隣行くわ!」
恵「私、秀喜の隣確定?」
秀喜「何だよ!俺と一緒の班だった癖に!」
子「じゃあ、私が歩君の隣行って・・・」
香「後は、八期だけど・・・」
希「皆嫌って言うから、私が行くって言ってるのに!」
零「嫌とは言ってませんよ!それに私だって一時期一緒に寝てましたし!」
町子「私も余裕!何が危ないのか分からない!」
芹「皆さんに危ない目に遭わすくらいなら私が!」
葉月「嫌々行くなよ!」
八姫「そうよ!そうよ!私は大丈夫だけど・・・」←赤面
青奈「顔赤くしながら言ってるじゃない!私は余裕よ!」
愛海「青奈だと、逆セクハラよ!その為にも私が行く!」
結「先輩ばかりズルいです!こう言うのは後輩にも譲るべきですとヨッシーが!」
平江「言ってない!言ってない!」
金「もう、なんで隣行きたいで揉めてるのよ!」
香「もう、そんなに揉めるならじゃんけんかくじで決めなさい!」
結果希と零に挟まれ、向かいに愛海、その両サイドが町子と平江となった。
零の祖母「どうする?食事してからお風呂入る?それとも逆?」
零「お風呂入ってからご飯食べたいよね?」
全員「うん!」
零の祖母「分かった、じゃああんたらがお風呂入ってる間に料理作っとくから、お風呂上がったら食堂来いや!」
全員「ハーイ!」
零の祖母「あっ、でもここのお風呂最近混浴成ったから!」
全員「ええっ!?」
零の祖母「なんか、理から電話合って『混浴にしといて!』って!良からぬ事起きるかもしれないからって!」
零「あっ、あたしだ!」
全員「零!(岡田!・零ちゃん!)」
恵梨香「ええっ!?」
和「なんで男の人と入らないといけないんですか!」
蓮「嫌よ!絶対!」
エル「温泉って男女分かれてるのが普通じゃないの?」
奈々「水着着用の混浴風呂もあるんです!」
希「こんなこともあろうかとジャン!」
子「いや、研究部は皆持ってるって!」
愛海「混浴に成るかもしれないって言われてるしね!」
紫「皆、水着持ってたの?」
芹「持ち物リストにも書いてるし・・・」
葉月「万が一の事だってあるしな!」
零「こっちが基本だもの!」
恵梨香「同好会のリストには書いてないよ!」
杏「あれ?言ってなかったっけ?」
明「混浴に成るかもしれないから水着持ってくるようにって!」
夢「2人は同じクラスだからでしょ!」
愛「あれ?もしかしたら川とかで泳ぐかもしれないって言われたから持ってきたんだけど!」
同好会(水着無いメンバー)「ええっ!」
奈々「お姉ちゃんが念のために持っていくよう言ってましたので!備えあれば憂いなしです!」
同好会(水着無いメンバー)(そんな~!)
香「一応、貸し出しされてるわよ!」
恵梨香「本当ですか?」
香「有料だけど!」
同好会(水着無いメンバー)(ガーン!)
和「分かれてない温泉って?」
零の祖母「あることはあるよ!混浴を挟んで!」
恵梨香「じゃあ、私そっち行きます!だよねのど子?」
和「うんうん、流石に水着着用とはいえ男の人と入るのは・・・」
蓮「私も混浴は避けるわ!だって、私のスタイルに鼻血出す男性客が居たら困るもの!」
八期「そうかな?僕は引くけど!」
蓮「なんですって!」
エル「蓮ちゃん抑えて!」
紫「紫ちゃんもお金無いから水着は借りれないなあ」
夢「ううっ、私もレンタル料は惜しい、今月夏休みだからって使いすぎたから!」
杏「計画的に使わないからだよ!」
明「じゃあ、アッキー達は混浴楽しんでこよう!行くよアイアイ、杏!」
愛「うん!」
杏「楽しみ!」
同好会「なんで?」
グレーテル「あっ、秀喜!」
秀喜「?」
グレーテル「うちの兄貴がセクハラか痴漢しないよう、男湯に引っぱといて!」
ヘンゼル「おい、愛しの妹よ!なぜだ?そんなに信用無いか?」
グレーテル「無い!そんなに文句言うなら周りのメンバーに聞いてみろ!」
女性陣「嫌だ!」
ヘンゼル「ガーン!」
グレーテル「じゃあ、頼んだぞ!」
香「さあ、お風呂の準備するわよ!」
?「まさかこんなところで会えるとはな、よしよし、あの時の仕返しだ!お前も道連れにしてやる!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.325 )
- 日時: 2023/05/09 23:00
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
323話・大変な合同合宿・・・⑤
大部屋
従業員「すみません、松本八期様は?」
八期「はい?」
従業員「お電話が掛かっております!」
八期「えっ?」
杏「取り敢えず行ってみたら?」
八期「うん!」←寝間着やタオルを持って
フロント
八期「誰だ?お父さんやお母さんなら先生に掛ける筈だし・・・」
従業員「こちらの電話です!」
八期「はい、もしもし!」
ツー!ツー!ツー!ツー!
八期「切れてますよ!」
従業員「変ですね、さっきまでは繋がってたんですが、イタズラでしょうか?」
八期「行って良いですか?」
従業員「はい、こちらこそお手数すみません」
八期「なんだったんだ?」
男湯(暖簾)
八期「ええっと、ここだね!」
?「よし、ターゲット入った!」
パッと!
女湯(暖簾)
?「よし、後は男湯の脱衣所から混浴暖簾を逆に変えとけば・・・」←先回り
混浴露天風呂(水着着用)
八期「こっちだな!」
パッと!
女湯露天風呂
?「よし、あの時は散々転けにしてくれたからなあ!お前も地獄を味わうと良い!」
一方
香「あれ?八期は?」
杏「さっき電話が掛かってきたって従業員さんに言われて出ていきました!電話が終わったらそのままお風呂に直行するって言ってましたよ!」
香「電話?彼の両親だったら、私に掛けて来る筈なのに・・・」
零「何か嫌な予感がしますね」
明「臨戦体勢取っといた方が良い?」
愛海「嫌な予感しかしないわよ!」
希「杏ちゃんもお願い!」
杏「分かった!」
一方
八期「イヤー、一人風呂は最高!水着着用も案外悪くないね!気にしなくて良いから!何とは言わないけど!それより広いな、泳いじゃおっかな!まあ、そこまで広くないから付し浮きくらい・・・」
ガラガラ
愛「あっ!」
八期「あっ!」
愛「先輩、先入ってたんですね!」
八期「愛ちゃんそうだよ!それにしても可愛いね!その水着」
愛「ありがとうございます、でも恥ずかしいかな・・・」
八期「似合ってるよ!それにしても水着も良いね!」
愛「そうですか?」
八期「ほら、デリケートゾーンが隠れるから!普通湯船にタオルは入れてはいけないルールだから!」
愛「それはそうですね!安心です!隠す必要無いので!」
八期「しかし、風呂はともかく洗面台まで外にあるとは・・・」
愛「珍しいですね、冬とか大丈夫かな?」
八期「フフフ」
愛「どうしました?私の顔に何か付いてますか?」
八期「いや、愛ちゃんの顔、間近で見たらメチャクチャ可愛いなあって!」
愛「止めてくださいよ!」
八期「良いじゃん、褒めてるんだよ!ましてやそれを隠すなんて勿体ない!」
愛「こうやって普通に見せれるのは同好会の皆と先輩達位ですよ!」
八期「もっと、奥言ってみない!」
愛「良いですね!愛ちゃんボード『楽しみ』」
しばらくして
ガラガラ
愛「あっ、他にも誰か来たみたいですよ!」
八期「遅いなあ、誰だ?」
恵梨香「ああ、早くこの湯船に飛び込みたい!」
和「もう恵梨香さん!そんなことしちゃ、メ!ですよ!」
紫「おおっ!気持ちよさそうなお風呂だ!紫ちゃんここで寝る!」
夢「寝たらダメですよ!窒息します!」
エル「早速入ろう!」
蓮「エル!湯船にタオルは入れたらダメよ!」
和「その前に掛け湯をしませんと!」
八期・愛「えっ?なんで?!」
八期「愛ちゃんが入った時暖簾は?」
愛「混浴でした!」
八期「だよね?僕も確認した!」
愛「じゃあなんで同好会(水着無しメンバー)がここに来てるの?」
八期「ヤバイよ、6年のスキー林間思い出すよ!あの時は身動き出来ずやり過ごそうとしたけど、結局出来ず・・・」
愛「先輩、私が先輩を絶対守ります!」
八期「情けないけど、ごめん!ありがとう!」
愛「大丈夫です!たとえ見付かっても私が必ず弁護します!」
八期「OK、愛ちゃんを信じるよ!」
恵梨香「あれ?そこに居るの・・・」
愛(ヤバイ、見付かった!せめて先輩を隠さないと!)
恵梨香「あい子じゃん!」
夢「本当だ!愛ちゃんじゃん!」
和「あら、明さん達と混浴に行ってたのでは?」
愛「何言ってるの?ここが混浴でしょ!」
夢「あれ?見間違ったんじゃないの?ここは女湯だよ!まあ、愛ちゃんは女の子だから間違えても大丈夫なんだけどね!」
愛「嘘!」
八期(なんで!)
蓮「そんなに驚くこと?男湯に間違って入るよりはマシじゃない!」
紫「ましてや、愛ちゃん水着着てるんだから、そこまで恥ずかしくないでしょ!」
愛「そうだね(どうしよう、抜け道が無い!)」
八期(見てはいけないからな、でも後ろ向きだとどういう状況か分からないし、愛ちゃんの背中を見るしかないよ!)
恵梨香「ねえ、あい子?」
愛「何?」
恵梨香「何か隠してる?」
愛「なんでそう思うの?」
和「メチャクチャ挙動不審というか・・・」
蓮「ずっと立っていて怪しいというか・・・」
夢「何か後ろに隠してるよね?」
愛「・・・、ううん、何も隠してないよ!」
紫「今、怪しい間が合ったけど!」
愛「あっ!流れ星!」
恵梨香「えっ?どこどこ!」
エル「見えないよ!」
和「どの方角ですか?」
紫「青香ちゃんと平和に暮らせますように!青香ちゃんと平和に暮らせますように!青香ちゃんと平和に暮らせますように!」
夢「早いからすぐ消えちゃったかな?」
愛「先輩、今のうちに・・・」
八期「愛ちゃんありがとう!」
蓮「へー、とんでもない狼を隠してたのね!」
愛「蓮さん!なんで?!」
蓮「私がそんな子供騙しに引っ掛かるとでも思った?」
愛「見てはいけません先輩!」←八期の目を隠す
恵梨香「子供騙し?」
エル「流れ星は?」
和「狼とは?」
夢「嗚呼、八期!」
愛「違うんです!夢さん!違うんです!」
夢「何が違うのよ!」
愛「八期先輩は女湯を覗きに来たんじゃないんです!」
夢「分かったよ、愛ちゃん!」
愛「分かってくれるんですね」
夢「うん、あなたが脅されているということに!」
愛「えっ?」
恵梨香「あい子、あんたは脅されてるんだね?」
和「最低です!気弱な彼女の事を利用して・・・」
蓮「男の風上にも置けないわね!」
コン!←投げた桶が恵梨香に当たる
恵梨香「ふげっ!」
バシャーン!
和「恵梨香さん!」
夢「本性出したわね!この狼!」
八期「何だと!黙れ!」
愛「先輩、行ってはダメです!落ち着いて下さい!」
蓮「愛ちゃん!その狼から離れるのよ!」
愛「2人共間違ってます!私は脅迫なんてされてません!むしろこっち来ないで!」
夢「なんでよ?愛ちゃん!そっち方が危ないよ!」
蓮「私達が今すぐ、助けてあげ・・・」
コン!コン!
夢「えっ?」←桶が頭に当たる
蓮「なんで?」←同じく
バシャーン!
エル「杏ちゃん!」
紫「明ちゃんも!」
ザバーン!
蓮「何するのよ2人共!」
明「それはこっちの台詞だよ!」
夢「何よ!これから覗きを突き出そうと思ってるのに!」
杏「今、2人を突き出したいよ」
夢「何?私達が何をしたって言うのよ!私達はこの狼が覗きを・・・」
八期「うるさい!」
愛「ダメ!」
バシャーン!
コン!
パチン!
香「この人の気持ちを理解しようとしないわからず屋!」
夢「何よ!この狼から愛ちゃんを助けようとしてるのに!」
杏「何が助けるよ!」
明「アイアイの事そんな信用できない?」
和「どういう意味ですか?」
香「白木さん、事の説明をお願い!」
愛「はい、私達てっきりここが混浴だと思って入ってたのですが、どうやら間違ってたようなんです!それで八期先輩は出るに出られなくなり、隙を作って脱出させようとしたんですが・・・」
香「ありがとう!妙な胸騒ぎがしたと思って、監視カメラ見させて貰ったわ!そしたら怪しい人物が暖簾を変えてたの!」
同好会(水着無しメンバー)「えっ?」
香「顔は分からなかったけど、陥れられた可能性は大なんじゃない?」
夢「何なのよ!」
杏「夢ちゃん!」
夢「私出る!」
奈々「そうはさせません!」
夢「何よ!退いてよ!」
奈々「あなた、このままだと飛ばされますよ!それで良いのですか?」
夢「だって、おかしいじゃん!お風呂覗かれてるのに、それが無罪なんて!」
奈々「自分が会長の立場に成ったとして考えて下さい!」
夢「えっ?」
奈々「自らの意思でなく、誰かが暖簾を動かしたり、従業員が間違ったりして、女湯に入れられた男になったとしてどう思いますか?自分の意思ではないんですよ!」
エル「確かに、意味分からないよね!」
紫「不潤だと思うな・・・」
和「確かにそれは・・・」
奈々「3人分かっていてあなたも蓮さんも恵梨香さんも分かりませんか?分からないと言うのであれば、辞めてもらって結構です!そんな人の気持ちを分からない人と一緒にやりたくありません!」
夢「ああーん、あーん、ああーん、あーん!」
杏「夢ちゃん!よしよし」
香「あなたには人の気持ちを学ばないといけないわね!」
この合宿後夢はいじめレベル4となった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.326 )
- 日時: 2023/05/20 22:20
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
324話・大変な合宿・・・⑥
合宿3日目
香「さあ、真面目にラジオ体操やるのよ!」
全員「ハーイ!」
香「やらない人は何度でもやり直させるわよ!」
全員「ハーイ」
香「後、八期は大振りしない!普通にやって!」
八期「はい!」
ラジオ体操終わり
エル「ラジオ体操1つで結構体に来るね!」
子「ってことは今まで真面目にやってなかったってことよ!」
町子「そんな自分が情けない・・・」
金「運動神経が取り柄なのにな・・・」
?「お前、まさかこんなところに居たとはな!」
金「あんたは!祐樹!」
八期「えっ?祐樹?」
香「ああっ!あんた矯正学校からは抜けれない筈でしょ!何でここに居るの?」
祐樹「ふっ、決まってんだろ!脱獄だ!」
愛海「あんた、法律も知らない程バカなの?」
祐樹「松本、一昨日風呂覗いてた割には何で捕まってない?」
八期「まさか、お前が暖簾を変えた犯人だな!」
祐樹「はあ?俺はお前が女湯に入るところを見ただけだが・・・」
理珠「それは嘘です!」
零「お婆ちゃんに頼んで、ここの防犯カメラ全て調べさせてもらったら、あんたが暖簾を変えた犯人ってことは分かってるのよ!」
祐樹「ちっ、バレたら仕方無いなあ!」
八期「何するつもりだ?」
祐樹「ふっ、八期俺と勝負しろ!」
八期「勝負?」
祐樹「俺がなんの御曹司か分かってるだろ?」
八期「知らねーな!どこ?」
零「というか私も知らない!」
杏「私も!」
明「私も!ってか皆知ってる?」
全員「知らない!」
祐樹「永野電機だ!」
八期「山田の間違いじゃないの?」
祐樹「誰が座布団運びだ!」
八期「えっ?そこは生まれながらの貧乏人じゃあ・・・」
八姫「いや、そこはジャンプでしょ!」
希「何でもいいよ!そして山田電機さん!何しに来たの?」
祐樹「永野だって!後、金!お前裏切りやがったな!」
金「何よ!あたしあんたの奴隷じゃないのよ!」
祐樹「知ってんだぞ!お前、八期の下僕になったんだってな!」
金「何それ?」
八期「した覚え無し!」
祐樹「嘘付け!お前の絶対命令!つまり、八期の言うことを全て聞いてるんだろ?」
明「まあ、そもそも学校も絶対命令だしね!」
祐樹「俺とこいつの何が違う!なぜ俺から離れた!」
金「人を自分の所有物と思ってる性格だからよ!」
祐樹「なんだと、それはこいつ(八期)も同じだろ!」
金「全然違う!八期はちゃんと私達の意見を聞いてくれるし、自由にしてくれる!」
祐樹「成る程、単なる人任せか!そりゃ違うな!」
金「人任せなんかじゃない!」
祐樹「人任せだろ!自分が無能だから、何も出来ないから、人を指図して楽してるだけだろ!」
金「それはあんたよ!都合の悪い時だけ人のせいにして、都合が良い時は自分の手柄にして・・・」
奈々「確かに、会長は無能です!」
明「奈々っち?」
奈々「それは、本人が1番分かってます!」
祐樹「何だよ、自覚ありかよ!」
奈々「ですが、この世界で絶対命令を使える人間は八期会長ただ1人!唯一無二の存在と断言します!」
祐樹「なんだと!?」
奈々「あなたは知りませんが、会長はたとえ自分が無能でも、誰よりも生徒の自由を守る、生徒に自由を与えてくれる優しい生徒会長です!」
祐樹「なんだと!」
奈々「あなたみたいな、親の七光りな人間が人の上に立つ等出来っこありません!そもそも誰も付いてきませんよ!」
祐樹「何だと、そこまで言うなら勝負を受けて貰うぞ!拒否権は無しだ!」
零「そんなの一方的じゃない!」
祐樹「そんなに負けるのが怖いか?」
八期「内容も分からないのに、決められるかよ!」
祐樹「おおっ、じゃあ内容を聞いたらやってくれるのか?」
八期「物による!」
祐樹「対決はビーチバレーだ!」
八期「ビーチバレー?」
祐樹「知らないなら、ルールを教えてやろう!2対2で行い、自分のフィールドで3回だけボールを触って相手に返す!ただし、フィールドのラインを越えたり、自分側のネットに当たったら相手の得点だ!ただし、1回以上触ってフィールドに出たら自分のミスだ!」
八期「バレーボールのルール位知ってるよ!」
祐樹「なら、早い!さあ勝負だ!」
八期「それで僕らに何のメリットがあるの?」
祐樹「俺らが勝てば俺らを自由にしろ!お前らは俺らの言いなりだ!お前らが勝ったら、その逆だ!分かったな?」
八期「どうする?」
理珠「一応、録音はしていますが・・・」
祐樹「言っとくが、拒否した瞬間俺らはお前らをこき使うぞ!不戦敗扱いだ!あの地獄から這い上がった俺の気持ちを思い知れ!」
八期「地獄って?」
愛海「ってか、そもそも正式な手続きせず脱獄してきたんでしょ!だったら今すぐに捕まえれば・・・」
祐樹「だから、俺様を誰だと思ってるって聞いたんだ!父さんに頼めば圧力でお前らの学校なんか・・・」
愛海「潰れないでしょ!」
祐樹「フフフ、だが矯正学校の中身を広めると言ったらどうかな?」
八期「どういう事だ?」
祐樹「フフフ、矯正学校の生徒達は可哀想だよな、夢も希望もない生活送って、外部との連絡も取れない、自由の無い学校!そんなことが世間に知られたらただじゃ済まないよな?理事長の娘よ!」
愛海「・・・」
香「八期、その勝負受けなさい!」
八期「えっ?」
香「矯正学校の中身は決して知られてはいけないことよ!そんなことがバレたら学校は終わり!あたしもあんたを受け持つ事が出来なくなるかもしれないわ!」
八期「分かった、勝負は受けよう!」
祐樹「よし、お前も誰か1人パートナー付けて準備しろ!勝負は25点マッチの一本勝負だ!」
八期「ただし条件がある!」
祐樹「何だ?今更ハンデ下さいとか言うなよ?」
八期「2対2でなんかやりたくない!」
祐樹「はあ?まさか一対一のサシでやりたいのか?」
八期「6対6、リベロ有り、交代有りの25点マッチ(デュース有り)なら勝負する!」
祐樹「はあ?」
全員「えっ?ええっ!!!!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.327 )
- 日時: 2023/06/04 17:20
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
325話・大変な合宿・・・⑦
蓮「ねえ、本当に大丈夫なの?」
奈々「話が大きくなってると言うか・・・」
恵梨香「なぜ?6対6にしたんでしょうか?」
明「それは多分・・・」
零「明ちゃんも来てくれる?」
明「あたしも?」
夢「そもそも、八期はバレーボール出来るの?」
杏「無理だと思う」
蓮「じゃあ、勝ち目無いじゃない」
杏「序盤でどこまで粘れるかが勝負だね」
夢「?」
芹「なんで6対6なのよ!」
希「正確には12人メンバー入れ替えありの試合だけどね」
明「絶対バレーボール楽しみたいだけでしょ!?」
八期「2対2はなんか嫌だ!」
八姫「どこにこだわり持ってるのよ!」
零「最初にやった時のルールがそのゲームのルールだと思ってるから・・・」
八期「最初は僕のサーブから始めるね」
明「ライトじゃないんだ・・・」
零「楽しみは最後に取っておくタイプだから・・・」
八期「で、明ちゃんはセッター出来る?」
明「出来るよ!バレーボール部の助っ人行って何回かやってるよ!」
八期「よし、最後を攻めの体制に持っていきたいから・・・」
佑樹「おい!言っておくが森田だけは必ず入れろ!裏切り者は俺自身で成敗してやるからよ!」
金「言われなくたって入ってやるわ!むしろ返り討ちにしてあげる!」
1
希 零 明
金 芹 八期
↓
2
金 希 零
芹 八期 明
↓
3
芹 金 希
八期 明 零
↓
4
八期 芹 金
明 零 希
↓
5
明 八期 芹
零 希 金
↓
6
零 明 八期
希 金 芹
リベロ・八姫・葉月
八期「こんな感じだね!」
葉月「お前の方が体力無いんだから、お前がリベロやれよ!」
八期「リベロやるくらいならピンチサーバーの方がマシ!」
零「レシーブが苦手です」
芹「じゃあ、あんたがリベロ付けなさいよ!」
八期「攻めの姿勢を出すために、2人ともフォローマジお願い!」
八姫「情けないリーダー」
希「後ろは任せて!」
佑樹「準備出来たか?」
八期「出来たよって、おい!」
芹「あんたらの仲間がなんでロボなのよ!」
佑樹「頭数足りなかったんだよ!」
金「嘘付け!だったらそこに立ってるあんたの線審を選手に変えて戦いなさいよ!」
佑樹「なんだ?コイツらが俺に贔屓するって言うのか?」
町子「その通りよ!」
佑樹「そんなに言うなら主審はお前らの誰かにやらせていいぞ!」
零「誰にする?先生?」
八期「いや、ここは理珠だ!正確に判定させるならロボの方が良い、理珠!審判お願い!」
理珠「分かりました」
佑樹「よし、やるぞ!お前からのサーブで良いぞ!」
零(フフフ、八君はサーブが得意だからね!これで1セット16点以上取ったことがあるって皆言ってたし!勝ちは見え見えね)
ポンッ!バッ!
全員「えっ?」
八期「やっぱり、1発目入らないな・・・」
零「嘘・・・」
希「最初の1発目だけは必ず外すの!」
零「ええっ!」
佑樹「今度はこっちからだ!そ~れ!」
パン!
芹「それ!」
明「希先輩!」
希「OK!」
パッ!
ゴン!
ピピー!
理珠「ワンタッチ!」
佑樹「畜生!」
明「よ~し、次は私のサーブだ!そ~れ!」
パン!ゴン!プシュー!
ピピー!
理珠「ワンタッチ!」
パン!ゴン!プシュー!
ピピー!
理珠「ワンタッチ!」
明は佑樹の連れてきたロボット残り全部をスクラップにしてしまった!
佑樹チーム1ー6ナンバーズ8
佑樹「こうなったら、交代だ!」
金「最初から人間でやれば良かったのに・・・」
?「久しぶりね!金!」
金「その声は?真麻!」
真麻「まさか、そんな低レベルのグループに入ったなんてね・・・」
秀喜「うわー・・・」
ヘンゼル「あの子らナイスバディだなぁ・・・」
グレーテル「このエロ兄貴!いつまで見てんだ!」
真麻「皆行くわよ!」
佑樹軍団女子「おおっ!」
秀喜「マジか・・・」
ヘンゼル「全員水着かつ巨乳だ!」
佑樹「どうだ!松本参ったか!俺はこんなナイスバディな娘達をおとせるんだよ!」
八姫「あっそう!」
佑樹「お前が言うのかよ!松本は?」
希「メチャクチャ引いてるよ!」
八期←あんぐり
佑樹「悔しがれよ!」
八期「胸が大きいからって何なの?意味ある?」
真麻「そりゃ女性的でしょ?」
八期「そうかな、詐欺師か殺し屋でしょ!」
真麻「な、何だと!胸が大きい方が魅力あるでしょ!」
八期「ただのバカしか見えない!」
真麻「ば、バカ?」
八期「『男なんて胸見せりゃ勝手に落ちる』って思ってる頭が!」
ナンバーズ8「ハハハハハ!」
金「ざまあ見ろ!」
零「スカッとする!」
真麻「キーッ!私達を怒らせたわね!」
パン!
芹「ちょっと!いきなりは無いでしょ!」
真麻「集中してない方が悪いのよ!」
その後あれよこれよで
佑樹軍団24ー9ナンバーズ8
愛「24ー9」
エル「相手のマッチポイント」
蓮「あらあら、相手を怒らしてしまったわね」
杏「ここを切り抜ければ・・・」
和「そう言えば会長はライトが好きだと言ってましたけど、サウスポーなんですか?」
香「八期は右利きよ!それに右で撃ってるし・・・」
八姫「最初に撃てたのがライトなんですって、私のお兄ちゃんが言ってた!」
金「八期、頼むよ!」
八期「そ~れ!」
パン!
佑樹「アウトだ!」
ピピー!
理珠「イン!」
佑樹軍団24ー10ナンバーズ8
恵梨香「でも、大丈夫なんですか?サーブさっき失敗してましたよ!」
杏「ここからが八期君の本領発揮だから!」
八期「そ~れ!」
パン!
佑樹「大丈夫だ!入らない!」
バサッ!←ネットの上を霞める
ポトン!
ピピー!
理珠「イン!」
佑樹「何だと!」
八期「そ~れ!」
佑樹「アウトだ!」
ピピー!
理珠「イン!」
蓮「えっ?」
紫「凄い!」
夢「なんでこんなに上手いの?」
杏「あれ?昨日言わなかった?八期君はサービスが上手いって!」
夢「えっ?バレーのサービスの事だよね?」
杏「バレーボールのサーブって別名サービスって言うの!」
レインボー「こっちのバレー!」
佑樹軍団24ー24ナンバーズ8
佑樹「なんで、コイツこんなにサーブが・・・、クーこうなったら・・・」
希「よし、流石八君!」
零「あと2点、あと2点!」
金「本当にサーブしか取り柄の無い元バレーボール選手!」
八期「よし、決めるぞ!」
佑樹「ちょっと待った!」
八期「なんだ?負け惜しみか?」
佑樹「この試合にはルール違反があるぞ!」
全員「はあ?」
佑樹「お前ら、特に女子達!水着で試合してないじゃないか!」
ナンバーズ8「はあ?」
ヘンゼル「そうだ!そうだ!」
八姫「外野は黙りなさい!」
グレーテル「うるさい、エロ兄貴!」
八期「待てよ!」
佑樹「なんだ?」
八期「それは試合前に言うことだろう!お前はおろか線審1人も指摘しなかったじゃないか!」
芹「そうよ!そうよ!」
金「こじつけじゃない!」
佑樹「コイツらは皆最初から水着でやってたぞ!」
八期「その前にロボット使ってた奴が言えることか?」
希「それもそうだよね!負けそうだから反則ってこじつけにも程がある!」
佑樹「水着じゃないとお前らの負けは決定だぞ!」
八期「そんなルールあるか!」
佑樹「試合放棄と見なすぞ!」
八期「それまでの結果はどうなるんだ!」
希「やってやるわよ!」
零「八君の為、学校の為なら!」
明「『裸に成れ!』よりは遥かにマシだもんね!」
芹「なんで普通にいけるの?」
葉月「あんたも恥ずかしがらずに脱げよ!」
芹「脱いでから言ってくれる?」
葉月←リベロ
金「八期の為ならであって、あんたの為ではないからね!」
零「ほら、後はせっちゃんだけだよ!」
芹(胸小さいから恥ずかしいのに・・・)
佑樹「お前が脱がないなら俺らの勝ちだな!小心者!」
芹(もう、やけくそよ!)
芹「これで、どう!」
八期「よし、これで試合再開だな!」
芹「せめてなにか触れて!」
パン!
佑樹「あっ!」
ピピー!
理珠「ワンタッチ!」
佑樹「いきなりは卑怯だろう!」
八期「お前が言うな!」
理珠「その通りです!そもそもあなたの文句でサーブに時間が掛かったのです!」
佑樹「畜生!」
八期「これで終わりだ!それ!」
真麻「負け続けなんて嫌よ!」
トン!
佑樹「狙うはあの貧乳!」
パン!
ストン!
ピピー!
零「せっちゃん!」
芹「ごめん!」
金「大丈夫?」
希「いつものあなたならあんな球余裕で返せるでしょ!」
佑樹「フフフ、まな板が足引っ張ってるよ!」
八期「まな板?」
佑樹「まな板の様に薄い胸なんか胸じゃねーんだよ!壁、ナイチチ、いや、永遠の0だよ」
佑樹軍団「ハハハハハ!」
芹「クー!」
八期「バカな奴らだ!」
佑樹「何が?」
八期「胸の無い人間がどこに居るよ!居るなら連れてこい!もしくは鏡見ろよ!」
佑樹「お前男に胸があるって・・・」
八期「あるじゃねーか!お前の叩いてるところはなんて言うんだ!」
杏「噛み合ってるようで噛み合ってない」
香「まあ、あの子は純粋だから・・・」
希「八君、あんなおバカ集団はほっときましょう!試合再開よ!」
その後互いに点を取り合い
佑樹軍団30-31ナンバーズ8
芹(確実に)
ポンッ!
真麻「これは・・・」
佑樹「二段だ!それ!」
希「はい!」
金「ライト!」
八期「そ~れ!」
ぱしーん!
ドン!
佑樹「あっ!」
八期「あっ!ごめん!」
ピピー!
佑樹「なにするんだ!」
理珠「試合終了です!」
佑樹「テメー、俺の顔面狙っ・・・」
黒服達登場
佑樹「おい、なにするんだ?」
真麻「何?」
香「じゃあ、後は頼んだよ!」
黒服「ハッ!」
佑樹「覚えてろよ!」
八期「一生忘れとくわ!」
零「あんたが言ったことだしね!ざまあ!」
希「ああ、スカッとした!」
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