二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.8 )
- 日時: 2019/10/04 23:32
- 名前: いくちゃん (ID: VB7Q11rn)
8話・ヘンゼルとグレーテル・・・?
鶴「えーっと、どちらさん?」
少女「俺だよ、俺!」
八期「オレオレ詐欺?」
少女「そう、今大怪我で金が必要って違う!」
少年「鶴姉ちゃんじゃん!」
鶴「本気であんたら誰?」
少年「本気で覚えてねえの?弟のヘンゼルだよ」
少女「俺は、妹のグレーテル」
鶴「ヘンゼルとグレーテル?そんな弟妹いたかしら?」
ヘンゼル「なんで、覚えてないんだよ!今日は散々だ!」
グレーテル「俺達は命からがら逃げて来て、やっとの思いで、姉御に会えたと思ったのに・・・」
鶴「ちょっと待って、それはどういうこと?」
ヘンゼル「俺達は例え貧しくても一緒に楽しく過ごして来たじゃないですか!」
グレーテル「それを忘れたとでも言うの?」
鶴「待って、私確かお父さんに連れられて・・・、ああヘンゼルとグレーテルね!
あなた達何があったの?」
ヘンゼル「本当に大変だったんだ」
グレーテル「姉御に会えて良かったよ!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.9 )
- 日時: 2019/10/05 14:19
- 名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)
9話・ヘンゼルとグレーテル・・・?
お父さんに連れられて、私は新しいお義母さんと一緒に住むことになった。
お父さんと新しいお義母さんの間に産まれたのがヘンゼルとグレーテルだった。
しかし、貧しい生活だったためお義母さんは物凄く荒れていた。
9年前
鶴(7才)「ただいま」
ヘンゼル(5歳)・グレーテル(3歳)「お姉ちゃん、お帰り!」
鶴「お義母さんは?」
ヘンゼル「かえってないよ」
グレーテル「またどこかほっつき歩いてんじゃない」
そう、新しいお義母さんは私のことなどほったらかしだった
鶴「仕方ないわね、今ご飯作るからね」
幼い子ども3人だけの生活、あり得ない話かもしれないが、私にとっては楽しい生活でもあったしかし、その生活も長く続かなかった
なぜなら私は、飛び級で大学に行くことが決まり、お父さんに連れられ、二人とは離れることになったからだ。
鶴「ここまでが私の記憶だけど、その後
二人は何があったの?」
ヘンゼル「思い出したくないほどひどい経験だよ」
グレーテル「本当、私は人まで殺したんだから」
- Re: ナンバーズ8 ( No.10 )
- 日時: 2019/10/06 15:03
- 名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)
10話・ヘンゼルとグレーテル・・・?
9年前
俺達はなぜここにいるのだろう?
お母さんに車で連れられて大型スーパーに来たが、いつの間にかお母さんの姿はなく、
車もなかった
グレーテル「兄貴?どうする?」
ヘンゼル「これじゃ帰れないし、帰ってもお母さんにまた遠くへ連れて行かれるだけだ、もうこのまま逃げよう」
グレーテル「うん」
何分歩いただろう?
ぐー
グレーテル「お腹すいた」
ヘンゼル「でもお金ないしなあ・・・」
グレーテル「あっ!」
ヘンゼル「どうした?」
グレーテル「あんなところに、お菓子の詰め合わせが!」
ヘンゼル「でも食べていいのか?」
グレーテル「見て、ご自由にだって」
食べていると・・・
お婆さん「これこれ、それは試食用だよ」
グレーテル「ええっ!」
ヘンゼル「俺ら親に捨てられて・・・」
お婆さん「それなら、うちの孫にならないかい?」
グレーテル「なる!」
しかし、この時の俺らは自ら地獄に入ってしまったと思いもしなかった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.11 )
- 日時: 2019/10/08 09:21
- 名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)
11話・ヘンゼルとグレーテル・・・?
なぜこんなことになってしまったのか?
指導者「ほら、さっさと働け!」
社長(またいいかもが手に入った)
俺らはお菓子工場で強制的に働かされてる。
パタリ
指導者「ほら、立ち上がれ!働け!」
牢屋のような部屋
グレーテル「お兄ちゃん、もうこんなところ嫌だ!」
ヘンゼル「でも、逃げるとしてもどこに?」
そんな会話が何度続いただろう
厳しい労働は5年も続いた
そんなある日ついにここを出るきっかけができた
社長「おい!グレーテル、お前にやってもらいたい仕事がある」
グレーテル「おう、なんだよババア!」
パシーン
社長「生意気な奴ね、口には気をつけな!さあ、行くわよ」
釜戸
社長「ここをあんたの担当にする、力仕事ならお前に適してるだろうしね」
グレーテル「死ねババア!」
社長「な、何を・・・」
ドン!かちゃ!
グレーテル「お前ら逃げるぞ!」
こうして俺らはお菓子工場から抜け出した。
- Re: ナンバーズ8 ( No.12 )
- 日時: 2019/10/09 20:50
- 名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)
12話・ヘンゼルとグレーテル・・・?
グレーテル「この後、家に帰ったら家もなくて、今日偶然姉御を見つけたってことよ」
鶴「そんな大変なことが・・・」
八期「本当にヘンゼルとグレーテルだ」
鶴「待って、何か思い出すような・・・、思い出したわ!お父さんの愛人の子達ね!」
希「愛人って・・・」
鶴「だってそうだもん!」
有「お姉ちゃん!」
鶴「あっ、有!ちょうど良かったは!」
グレーテル「この子誰?」
鶴「ああ、弟よ!誕生日にお母さんからもらった!」
ヘンゼル・グレーテル「もらった?!(弟を?!)」
有「この人達は誰?」
鶴「有のお兄さんとお姉さんになる人ってとこかしら・・・」
有「新しいお兄さんとお姉さん?うわーい!」
ヘンゼル・グレーテル(こいつも親に捨てられたか)
鶴「二人共、ちょっと来て!」
ヘンゼル・グレーテル「何?」
鶴「あなた達は大変な経験をしてきたのね、もう大丈夫よ!あなた達は私が絶対守るから!」
ヘンゼル「お姉ちゃん!」
グレーテル「姉御!」
八期「ねえ、僕は一体何のお化けなの?」
希「はい、鏡!」
八期「何これ?」
希「雪女よ」
八期「一お姉ちゃん!」
グレーテル「可愛い」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99