二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.376 )
- 日時: 2024/02/12 20:45
- 名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)
374話・クリスマスを巡る揉め事・・・④
芹「これは!」
八姫「酷い!」
葉月「誰がこんなことを・・・」
和「同好会の部室もです!」
恵梨香「だれよ?!こんな酷いことをしたのは?!」
理珠「防犯カメラがあるので、分かると思いますが・・・」
蓮「動機はやっぱりクリスマスよね?」
杏「それより結菜ちゃんの衣装は大丈夫?」
零「こんなこともあろうかと、明ちゃんに持って帰って貰ったわ!」
明「だから、大丈夫!」
希「うちの衣装も、衣装担当が各々の家で作ってたから特に被害はないよ!」
八期「ねえ、1回調べてみたいことがあるんだけど!」
零「どうしたの?」
八期「理珠、念のため盗聴機か隠しカメラ無いか調べて!」
理珠「はい!」
数分後
理珠「私の空間認識で言うと、これだけの数見付けました!」
明「多い!」
エル「しかも、同好会の部室からも!」
夢「盗聴機と隠しカメラが合計20台以上って怖!」
奈々「もしかして一部は着替えを隠し撮りするためとか?」
八期「仮にそうならレベル10もあり得る!それ普通に見れる?」
希「何、映像覗くつもり?」
八期「違うよ!今すぐにでも確認出来るなら、星田先生呼んで確認してからデータ消して壊すんだよ!」
零「いや、八君!壊すのは器物損壊だよ!」
八期「カメラをそんな卑劣な使い方したなら壊したって文句言えないだろ!」
愛海「それでもカメラ自体に罪はないから!」
八期「それに遠隔操作してたら、付け狙われる・・・」
ダダダダダ・・・
男子達「カメラと盗聴機返せ!」
八期「ほら来た!証拠残せなかったら大変だぞ!皆、散らばれ!」
全員「うん!」←盗聴機と隠しカメラを各々持って逃げる
八期「皆!職員室にか星田先生の所へ!」
全員「ハーイ!」
理珠「ここは、私が足止めを!」
ドン!
理珠「あっ!『1人か2人ならまだしもこんな大勢では・・・、でも・・・』」
バタン!←足を引っ掛ける
男子達「嗚呼!」←全員団子状態になる
理珠「あなた達の目的を教えなさい!」
男子A「俺達は是が非でもクリスマスパーティーを復活させたいんだ!」
男子B「そしたらこの盗聴機と隠しカメラで話を聞いてみたら・・・」
男子C「当日に誕生日の人が居るからだって?」
男子D「何でそいつ1人のためにクリスマスが失くなるんだよ!おかしいだろ!」
男子E「そいつのせいで、クリスマスをしないと言うのなら、クリスマスが誕生日の奴を追い出せば良いんだ!」
男子F「ああ、痛め付けて学校に来させなければ良いんだ!」
男子G「あの時のカメラが役に立ったぜ!」
男子H「何なら、アイツの恥ずかしい映像を全国に晒すって脅してやろうぜ!」
理珠「そんな卑劣な行為は許しません!」
男子A「お前ら逃げろ!」
男子達「おおっ!」
理珠「20人以上も居るので無理ですね、それより町子さんが危ない!」
一方
杏「はあはあ・・・」
愛「もう、走れない」
明「ここは1人より3人くらいで固まって行動した方が良いかも!」
男子A「コラ!カメラを返せ!」
明「返せって言われて返すバカが居るか!」
杏「しかもこの中には私達の恥ずかしい姿が写ってるのに!」
愛「そんなもの返すものか!愛ちゃんボード『😡!』」
一方
蓮「やっぱり逃げるなら校舎裏ね!」
奈々「ただ、体力的に男子の方が・・・」
恵梨香「しかも、欲望への執念がヤバイですからね」
男子B「見付けたぞ!」
男子C「盗聴機とカメラ返せ!」
3人「どうしよう?」
一方
紫「怖いよ」
エル「本当に!」
和「正直、意味が違いますけどね」
男子D「さあ、さあ返して貰おうか!」
和「あなた方に返すものなどありません!」
一方
八期「はあはあ、アイツらを捕まえる手段はないの?」
零「理事長に『喧嘩で解決したことある?』って言われて、あまり手を出すのはNGなの!」
希「でも、出していかないと何も出来ないよ!」
男子F「見付けたぞ!」
零「正当防衛なら・・・」
希「良いわよね?」
八期「勿論!」
一方
愛海「欲望への執念のヤバイ男子達は怖いわね」
葉月「本当にアイツらバカだろ!」
芹「女子をなんだと思ってるんでしょうね?」
一方
八姫「町子ちゃん!何でクリスマスはダメなの?」
子「私も気になった!」
町子「だって、その日は私の誕生日だもん!」
八姫「そんなの家族で祝えば・・・」
町子「孤児ですが何か?」
子「施設とかは?」
町子「纏められるから当日に祝って貰ったことは無い!」
八姫「だったら当日だけで良いじゃん!何もイブまでクリスマス無しなんて・・・」
町子「当日の子だけ誕生日祝って貰えて、イブの子はクリスマスなんて不公平じゃない!イブが誕生日の子達だって、当日に祝ってほしい筈だよ!それを無視するの?」
子「確かに、可哀想だけど・・・」
八姫「それに振り回されるこっちの身にも成ってよ!」
男子I「ほら、そいつだって思ってるじゃないか!」
町子「しまった!」
男子I「追い詰めたぞ!」
数人の男子達「お前のせいで・・・」
町子「何?何が言いたいの?」
男子I「お前だけの我が儘で、クリスマスを祝えないなんておかしい!」
男子J「おまえさへ居なければクリスマスが出来るんだ!」
子「何それ?クリスマスのためにまっちゃんを殺す気?」
男子K「刃物や毒で殺されるのが嫌なら社会的抹殺でも良いんだぜ!」←カメラの映像を見せる
八姫「それは・・・」
子「私達の着替え!」
男子K「お前がクリスマスを承諾するならお前自身でデータを消さしてやろう!断るのなら全国にばら蒔くぞ!」
子「そんなの卑怯よ!」
一方
愛←カメラを持ってうずくまる
男子G「畜生!早く渡せ!」
ドン!ドン!
愛「嫌だ!」
明「止めろ!アイアイを蹴るな!」
男子A「うるせーんだよ偽善者が!」
ドン!
明「ううっ!」
杏「明ちゃん!どっちが偽善者よ!」
男子A「何だ?俺らは生徒会がクリスマスを認めてくれないから抗議してるんだぞ!お前らはそれを邪魔してるんじゃないか!」
一方
奈々「こんなもの抗議なんかじゃありません!」
蓮「あんたらのやってることは脅迫よ!女子の弱味に漬け込んで脅す最低な行為よ!」
男子B「いいから渡せよ!」
恵梨香「嫌です!」←うずくまって抵抗する
一方
エル「私達の恥ずかしい姿を撮るなんて許せない!」
和「そんな人達が善人なんて言わないで下さい!」
紫「どう考えてもそっちが偽善者だよ!」
男子D「何だと!」
一方
男子I「さあ?早くしろよ!簡単だろ?『クリスマスを認める』これを言うだけなんだから!」
町子「嫌よ!」
男子J「このあま!自分の我が儘で皆が迷惑してるって思ってないのか!」←殴りにかかる
シュッ!
男子達「えっ?」
香「あんた達こそ、この抗議が人に迷惑掛けてるって分かんないのか?」
男子達「星田だ!」
町子「星田先生!」
香「零から話は聞いた!あんたらの抗議は無効よ!揃いも揃って、アイドル研究部とスクールアイドル同好会の更衣室に隠しカメラを仕掛けてたなんて!」
零「その行為が有る限り!あんたらの文句は受け付けない!恥を知りなさい!」
一方
杏「あん!」
男子A「弱い奴がしゃしゃりでてんじゃねーよ!」
ゴン!
八期「弱くて悪かったな!」
男子A「お前は!」
八期「この人の気持ちを分かろうとしない悪魔!この学校から出ていくのはお前らだ!」
男子A「何だと!」
フッ!
秀喜「八期、助けに来たぜ!」
八期「秀喜ありがとう!」
秀喜「黒服さん!コイツらお願いね!」
一方
恵梨香「止めて!止めて!」
奈々「恵梨香さん・・・」
蓮『コイツら無駄に強い・・・』
男子B「止めだ!」
ゴン!
男子B「誰だ?」
芹「よくもうちの妹に手を出してくれたわね!」
葉月「どう落とし前付けてくれるのかな?」
男子C「うるさい!やっちまえ!」
ゴン!
希「まったく、口先だけね!」
2人「流石!」
一方
男子F「さあ、返して貰おうか?」
フッ!
男子F「誰だ?」
グレーテル「本当バカ!」
男子E「何だと!」
ゴン!
ヘンゼル「世の中クリスマスだけが楽しいんじゃないんだよ!」
金「黒服さん!こっちです!」
こうしてナンバーズ8の面々は男子生徒20人余りを全員牢屋(いじめレベル10)送りにした。
- Re: ナンバーズ8 ( No.377 )
- 日時: 2024/02/13 20:58
- 名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)
375話・クリスマスを巡る揉め事・・・⑤
次の日
町子「皆さん、私の我が儘で・・・」
杏「我が儘なんかじゃないよ!」
明「八期の言う通り!誕生日当日に祝って欲しい気持ちは我が儘なんかじゃない!」
エル「自分に置き換えたらむしろ悲しいよ!寂しいよ!」
蓮「かといって、皆クリスマスを祝いたいのは事実だし、
そんなことよりまた男子生徒居なくなったわね!
この学校周りから元女子校と勘違いされるくらいの比に成って来たわよ!」
愛海「下手したら廃校するのではないかと噂されてます!」
恵梨香「それこそ大丈夫ですか?学校失くなったらエリリン達どうなるんですか?」
香「多分、近所の学校に各々転校ね!」
愛「そんなの嫌だ!愛ちゃんボード
『しょぼーん( ;´・ω・`)』」
青奈「正直思うんだけど、私達が祝うんだったら外部基本関係無くない?普通にクリスマスしてあげたら?」
町子「その雰囲気が嫌なんです!もし仮にクリスマスの装飾で私の誕生日会をしたとしましょう!
そのうち皆クリスマスに話題を変えて私の誕生日と言う考えが消えて、何のためのパーティーか分からなくなるじゃないですか!」
八期「確かに、そんな人に来て欲しくないね!」
町子「そして終盤は話題がクリスマスに成って、私は部屋の隅っこで1人寂しく泣くことに・・・」
八姫「ああ!泣かした!なーかした!」
青奈「うるさい!小学生か!」
芹「ごめん、私も青奈と同意見だったけどまっちゃんの主張聞くと納得だわ」
八期「それにこの問題はクリスマスだけじゃないんだよな!」
秀喜「そうなのか?」
八期「いや、うちの姉弟ゾロ目で生まれたからさあ!
一お姉ちゃんはお正月と被るし、
三氏兄ちゃんはひな祭りだし、
五姉ちゃんはこどもの日だし、
七姉ちゃんは七夕だよ!」
八姫「むしろ奇跡!」
八期「それで、一お姉ちゃんはおせちを引っくり返すわ!鏡餅捨てるわ!」
子「バチ当たるわよ!」
八期「三氏兄ちゃんは雛人形全部燃やしちゃうし・・・」
青奈「呪われるぞ!」
八期「五姉ちゃんは鯉のぼりと兜燃やして・・・」
金「天罰が下るわ!」
八期「七姉ちゃんは笹を燃やした!」
芹「願い叶わなくなるじゃない!」
八期「だから、そういう人達のためにも行事事と誕生日は分けた方が言いと思うんだよね!」
愛海「でも、逆に言うと、ケーキ2個とか、沢山の料理食べた後に更にケーキって成ると、糖尿病かメタボが虫歯に成るよ!」
八期「だったらメインを誕生日にするべきだと思うな!」
奈々「でも、その行事を否定するのは神様や先祖に失礼だと思います!」
八期「でも、誕生日と被った人からしたら、その行事のせいで自分の誕生日が霞むんだよ!そんな悲しい誕生日迎えたいか?」
芹「自分がって成ったら嫌ね・・・」
葉月「むしろ、それ以外の日に生まれた人を羨むな!」
杏「子供の時は、『クリスマスとかお正月に誕生日一緒って良いなあ』って思ってたけど、重なったら重なったで嫌な思いしてるんだね」
明「それにまっちは自分だけでなく、同じ思いをした人達も笑顔にするために言ってるからな・・・」
紫「でも、最近のこの町の子供達は、クリスマスが12月1日から12月23日までの行事って勘違いしてるんだよね!」
和「クリスマスの装飾がその期間だけなのと、イブと当日にクリスマスが出来ないことが原因ですね!」
恵梨香「それってクリスマスと言うよりクリスマス期間じゃん!」
蓮「どこの親も苦肉の策なのよ!」
町子「じゃあ、私達みたいなクリスマス・イブとクリスマス当日生まれの人はいつ祝うのさ!それを教えてよ!」
全員「う~ん」
八期「だから、クリスマスなんてやらなくても良いんじゃないか?って言ってるんだよ!」
愛「私もそう思ってきた!それに親帰って来ないうえに友達も居ないうえ誘われもしなかったから、悲しい思い出しかない!愛ちゃんボード『😭』」
希「そういう悲しい子や、恋人すら居ない一人ぼっちで悲しい大人も居るからな、そのせいで無差別殺人とか遭ったし!」
全員「怖!」
芹「ただ、そうでなくてもクリスマス禁止にしただけで、昨日皆大変だったんだから!」
葉月「どちらかが折れるか譲歩しない限り解決なんて出来ないからな!」
八姫「ましてや今は生徒会長絶対命令!八期が町子を贔屓する以上クリスマスやりたい派の願望は余計にヒートアップしてるからな」
愛海「助奈ちゃんが中等部卒業してチャンスだと思ったからね!」
八期「僕はそれを二兄ちゃんから聞いてる以上クリスマスを認める気はないよ!誕生日の人が可哀想過ぎるから!」
希「あの時の助奈ちゃんの気持ちは私も見てたから痛い程分かる!一年に1度だけしかない主役の日を行事事に潰される虚しさ!」
恵梨香「こうなったら、もう研究部と同好会で分けるという方法は?」
杏「町子さんのお陰で私達は居るようなものだよ!特に和ちゃんと蓮さんは!」
和「そうでしたね」
蓮「私も、感謝しとかないと・・・」
八期「やるなら盛大に祝ってあげたいよ!クリスマスなんか忘れさせるような!」
希「私も!まっちゃんの誕生日を仲間として友達として祝いたい!」
愛海「それにまっちゃんがお世話に成ってる施設の子供達の中でクリスマス・イブとクリスマス当日誕生日の子達も!」
青奈「そもそも、施設に何人くらい居るの?」
町子「成人したら施設を出るから・・・、およそ1800人位かしら?」
恵梨香「2000人近く居るんですか?」
八期「大体12、3人くらいは被ってるな!」
町子「施設の人達も含めると20人前後かしら?」
八期「その人達全員の誕生日を祝いたいんでしょ?」
町子「うん」
八期「僕は勿論協力する!」
零「その考えは折れないんだね?」
八期「僕はクリスマスがでない人よりも誕生日が出来ない人を救いたい!」
香「言っとくけど、大人に成ったらどっちも悲しくなるわよ!」
八期「えっ?」
香「一人暮らしで、誰も居ない、家族も居ない、友達も居ない、そんな環境で感じる自分の誕生日とクリスマス!それ以外の行事!どれだけ寂しいか・・・」
愛海「何かありました?」
香「何人かはマジで感じるから!」
八期「先生は?」
香「過ごしたことあるわよ!まあ、あくまで病院だけどね!」
八期「今は?」
香「今は新しい息子も生まれたし、子供達も居るから幸せよ!」
零「あれ?その息子は?」
香「保育園に預けてるのよ!」
零「あっ、そっか!」
蓮「全然話が進まないじゃない!このままだと、クーデターが起こって学校の校舎自体が壊されるわよ!」
香「それだけは本当に避けたいわ!」
芹「ましてや絶対命令だと、そういう事が冗談では済まされないと思います!」
八期「って言ってもさあ結局は『自分がクリスマスしたい!』って我が儘だろう?」
奈々「それを言ったら『自分の誕生日を祝って!』と言う我が儘でもあるんですよ!」
零「どっちかが我慢しない限り話は平行線だね」
愛海「そりゃ、元は共に我が儘から始まったんだし!てか誕生日だっていつ誰が『祝おう』って言ったのか分からない行事だしね!」
トントントン!
零「はい!入って良いよ」
?「あのすみません、失礼します!」
零「ええっと、何のようかな?」
?「さっきから話を聞いてたのですが・・・」
零「あっ、うるさかった?ごめんね!皆ヒートアップしちゃって・・・」
?「いいえ、クレームとかじゃないんです!」
零「じゃあ何?」
?「クリスマスパーティーを私達が主催して良いですか?」
零「えっ?」
- Re: ナンバーズ8 ( No.378 )
- 日時: 2024/02/18 08:25
- 名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)
小「クリスマスパーティーを私達が主催して良いですか?」
零「えっ?」
奈々「あっ、あなた達は?」
蓮「軽音楽部の・・・」
小「2年Dクラスベース兼ボーカル担当の岩村小です!この3人は・・・」
岬「ドラム担当の岬です!」
円「ギター担当の円です!」
桜花「キーボード担当の桜花です!」
恵梨香「私達のライブも盛り上がりましたが、軽音楽部のライブも盛り上がってましたよ!」
愛海「そうか、別に私達だけでやらなくても良いのか!」
青奈「じゃあ、早速頼めば・・・」
町子「待って!4人はどこでライブをするつもり?」
全員「えっ?」
岬「勿論、この学校でやるつもりですが?」
町子「私は学校全体を使ってバースデーパーティーをしたいの!それに単純計算で約20人は祝うことになるから・・・」
桜花「私達が別の会場でクリスマスパーティーをやれと言うのですか?」
町子「クリスマスと誕生日、どちらが大切な物なのかは一目瞭然よ!」
岬「そんなの我が儘じゃないですか!勝手に決めないで下さいよ!」
町子「誕生日なんだからこれくらいの我が儘位聞いてよ!」
小「分かりました!」
円「小?」
小「有先生と窪君からそう言われたの!」
376話・クリスマスを巡る揉め事・・・⑥
回想
莉桜「どうやら、アイドル研究部を中心にメンバーの誕生日会をするみたいよ!メンバーの1人がクリスマス当日が誕生日みたいだから!」
寿美鈴「それはメンバーとして誕生日を優先しますね!」
莉桜「その傘下のスクールアイドル同好会ってのも在るけど、こっちも研究部のメンバーにお世話に成ってるからって、クリスマスパーティーはする気無いって!」
朝子「1番手っ取り早いのは研究部と同好会が別のパーティーを各々やってくれたら解決なんだけどね!」
心乃枝「世の中そんなに甘くないわ!」
江子「せめて、私達の中にアイドルやバンドと言った音楽で場を盛り上げてくれるグループやチームが居れば、後は場所さへ確保出来ればクリスマスパーティーが出来そうなのですが・・・」
全員「う~ん・・・」
歩「あっ!」
有「佐々木さんどうかされました?」
歩「小って軽音楽部だったよね?」
小「ええっ!そうだけど・・・、まさか?」
歩「そのまさか!小の居る軽音楽部のバンドでクリスマスパーティーを盛り上げてくれへん?」
小「いやいや、無理無理!うちら人に見せれるようなバンドちゃうで!」
有「いや、岩村さん文化祭で楽しく演奏してたじゃないですか!」
小「あ、あれは好きな人が居ったからと言うか、何と言うか、兎に角うちが代表なんて嫌や!」
流「何言ってんのよ!誰もコンテストでやれなんて言ってないし、兎に角クリスマスパーティーを盛り上げるための演奏よ!そんなに緊張する場面じゃないじゃない!」
小「うちは注目されるのが嫌やねん!歌えるか!」
朝子「何なら私達も一緒に盛り上がりたいわ!」
冷子「そうそう!一緒に歌いましょう!」
楓「だったら楽器欲しいよね?」
心乃枝「それエエやん!タンバリンでもトライアングルでもカスタネットでも、好きな楽器持ってきて足りない時は音楽室から借りて皆で演奏会しようや!」
恵花「だったら学校を会場にしてお祭り騒ぎだ!」
恵子「学校の皆と楽器で騒ぎまくろう!」
部子「お待ちなさい!そんなに騒いだら近所迷惑ですわ!」
春奈「久し振りのクリスマスパーティーって話せば、皆分かってくれるよ!何なら夜通し騒ぎまくろう!」
千桜「不良か酔っぱらいか!もしくは阿波踊りの総踊りか!」
一輝「待って!」
有「一輝君どうしたの?」
一輝「それで向こうは納得するかな?」
寿美鈴「これだけの説得材料が揃って拒否するのですか?」
一輝「まず、『どこでやる』って言った?」
朝子「勿論学校よ、学校!」
一輝「多分、向こうは認めないと思う!」
全員「ええっ!!!!」
一輝「日本だけでクリスマス・イブとクリスマス当日誕生日の人は全国に何人居ると思ってる?」
朝子「100人くらい?」
部子「バカですか?日本の人口は一億人以上居るんですよ!仮に一億と仮定して計算しても割ることの365または366、単純計算でも約10万人以上は居るんですよ!」
悠真「そうか、それくらい被るのか!」
一輝「八期が決めようが、決めないが、この地域だけでもクリスマス・イブとクリスマス当日誕生日の人全員を祝おうとしてる筈だよ!」
愛「つまり、バースデーパーティーの場所を学校にする可能性が高いと?」
一輝「うん」
小「それやったらどこでやるん?」
一輝「小さん!それを聞いてくれない?」
小「直接!?」
一輝「大丈夫!八期なら悪いようにはしないから!それに8のメンバーだっているし!」
流「小!お願いね!」
歩「クリスマスパーティーをやるかはもう小に懸かってるから!」
小「そんなプレッシャー懸けないで!」
一輝「話せば分かってくれる人だから!」
小「本当に?」
一輝「本当!僕が保証する!」
小「じゃあ、行ってくるよ!」
軽音楽部部室
岬「小どうしたの?」
桜花「クリスマスパーティーどうなった?」
円「出来るようになった?」
小「3人とも協力した欲しいの!」
3人「えっ?」
小「私達が頑張ればもしかしたらクリスマスパーティーが出来るかもしれない!だから何も聞かずに付いてきて!」
桜花「なんか知らないけど・・・」
岬「クリスマスパーティーが出来る可能性があるのなら協力するよ」
円「説得には私達が必要なんだね!」
小「うん!」
回想終わり
小「と言うわけですので、学校以外でクリスマスパーティーをやることを許可させてください!後、出来れば場所の提供も出来るのであればお願いします」
香「八期、町子!それで良い?」
八期「僕はまっちゃんの意見に従うだけ、誕生日パーティーを1番したいのはまっちゃんだし、どうしたいのかもまっちゃんの自由だから」
町子「私は学校で自分の、施設の人の中でクリスマス・イブと当日に誕生日の人達の誕生日パーティーが出来たらそれで良い!」
香「だそうよ!」
小「あと場所はどうすれば?近隣住民への配慮もありますし・・・」
香「そうね!どこが良いかしら?」
愛海「だったら、もうあなた達が使ってる学生寮でやったらどうなの?」
小「学生寮ですか?」
愛海「そこなら準備も片付けもその場で出来るでしょ?それに学校から結構離れてるし!」
小「そうですね、場所は問題ありませんね」
零「会長、どうされますか?」
八期「まあ、そこでやるのなら周りに迷惑掛けない程度なら許可する!」
小「ありがとうございます!」
八期「ただし、クリスマスパーティー中は寮の敷地内からは出ないように!外まで出て騒がれたら迷惑かつ危ないだろうし!」
香「それはその通りね!」
小「分かりました、ありがとうございます!言質取りましたよ!」
八期「勿論、今のところ二言はない!ただ周りに迷惑だけは掛けないように!」
小「はい!」
Dクラス
ガラガラ
有「あっ!小さん!」
流「どうだった?」
小「学生寮の中でならクリスマスパーティーOKです!」
全員「ヤッター!」
小「ただし、近隣住民に迷惑を掛けないようパーティー中は敷地内からは出るの禁止!」
全員「ハーイ!『ええっ!!!!』」
こうして、スリーシスターズ学園では、
学校内でバースデーパーティー、
学生寮でクリスマスパーティーをすることに成った。
恵花「9年ぶりのクリスマスパーティーだ!」
恵子「準備だけでワクワクしちゃうよ!」
有「小さんはライブの練習頑張って下さい!」
小「えっ?うち入られへんの?」
そしてこれはしばらく続く恒例行事への一歩だった。
※クリスマスパーティーは『少年教師有』で投稿予定
続きは『レインボーヒロインズ』(36話から)で!
- Re: ナンバーズ8 ( No.379 )
- 日時: 2024/02/28 21:11
- 名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)
女児A「町子お姉さん、今日は私の誕生日祝って貰えるの?」
町子「ええ、そうよ!」
男児A「僕も?」
男児B「私も?」
女児B「あたしも?」
町子「ええっ、今日と明日は学校であなた達のバースデーパーティーライブをするんだから!」
対象の子供達「やったー!」
377話・町子達のバースデーパーティー
八期「ふと思ったんだけど・・・」
秀喜「どうした?」
八期「2日間共に同じ進行でやるの?」
希「本人がそう希望してるんだからそれで良いんじゃない?」
八期「でも、さあ同じことやって楽しい?」
八姫「それはそうね」
芹「だからと言って、別のげか何かをやって、片方だけが面白いになったら、どちらかの子が悲しむわよ!」
子「それに今変えても対応出来るかしら?」
八期「そうなんだよね・・・」
明「だったら私達がくじ引きでいつ出るのか決めるよ!既存の曲なら覚えてるし!」
零「それ良いね!」
八期「時間の許す限りやっていこうか!」
杏「ちょっと待って!私達9人!奇数だよ!」
全員「あっ!」
恵梨香「あっ!でも結菜先輩が居ますよ!」
結菜「私、2日共にステージに上がるので無理です!」
恵梨香「そうなんですか?!」
和「2日続けてやったりもしますし、1日だけと言うのも勿体無いですしね」
エル「最後は皆でやるのは?」
紫「それだと、25日の子が特別感強くて、24日の子が文句言うんじゃないかな?」
愛「じゃあ誰かが2回やるとか?」
蓮「それだと私達が喧嘩になるわ!」
希「まっちゃんが歌うって言うのは?」
夢「空も同じでは?」
希「私、本人から聞いたの!
『当日に自分で自分を祝うための歌を皆の前で歌いたい』って!」
八期「だったら、まっちゃんを最後にして、レインボーをじゃんけんかくじ引き等で順番決めて貰うか!」
くじ引きの結果
1日目 2日目
1・恵梨香 1・エル
2・和 2・明
3・奈々 3・愛
4・紫 4・杏
5・蓮 5・町子
希「このプログラム、本人に報告しとくね」
八期「ありがとう!」
数分後
町子「さあ、皆着いたよ!」
鈴夏「皆、慌てず走らず、自分の名札が書いてある席に座るのよ!」
子供達「ハーイ!」
芹「今日が誕生日だって言う子はお姉さん達の近くに来て!」
葉月「お誕生日席だから特別だぞ!」
対象の子供達「わーい!」
ブー!
夢「ええっ、皆さん今日はお忙しいなか、集まって頂きありがとうございます!これより本日は日頃行事事で影が薄くなり、忘れ去られてしまった人達に向けて、本日は盛大にお祝いしたいと思います!
本日お誕生日の方々本当におめでとうございます!」
子供達「ありがとうございます!」
夢「それでは早速ですが、お祝いの歌を届けます!」
♪~!
ドドレドソファ!
ドドレドファミ ドドレドソファ
ドドラファファミレド ドドレドソファ!
ドドレドソファ!
※これを人数分行った。
夢「皆さん本当におめでとうございます!」
パン!パン!パン!パン!
全員「お誕生日おめでとう!」
夢「それでは皆さんのお誕生日をお祝いすると共にこの場を盛り上げるため、ささやかですが私達アイドル研究部とスクールアイドル同好会に寄るライブのプレゼントです!まずはスクールアイドル同好会から中洲恵梨香ちゃんです!」
その後1日目のメンバーを終え
夢「続きましては、私達の仲間に成るかもしれない、今日が人生初ライブの紅城結菜ちゃんです!」
観客『可愛い!』
ライブ後
夢「以上、スクールアイドル同好会の皆さんのライブでした!スクールアイドル同好会の皆さん素晴らしいパフォーマンスありがとうございました!」
観客「ありがとうございました」
夢「続きましてはアイドル研究部が結成したグループ! ナンバーズ8のライブです!」
ライブ後
夢「ナンバーズ8の皆さんありがとうございました!」
観客「ありがとうございました!」
夢「そして皆さん、本日は本当におめでとうございます!また来年も同じ日に来てくれますか?」
全員「ハーイ!」
夢「明日も来てくれるかな?」
全員「良いとも!」
次の日
冒頭からハッピーバースデーの歌を流し・・・
夢「皆さん、本日はお誕生日おめでとうございます!そして本日もお集まり頂き誠にありがとうございます!本日のトップバッターはスクールアイドル同好会の体験入部の新人に成るかもしれないこの方のライブからです!」
ライブ後
夢「ありがとうございました!今一度大きな拍手をお願いします!」
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・
夢「続きまして、現スクールアイドル同好会のメンバーに寄るソロライブです!本日のトップバッターはエル・グリーンさんです!」
エル「どうも初めまして!こんにちわ!エル・グリーンだよ!皆、私と一緒に歌って踊らない?私と一緒に歌って踊りたいお友達は元気良く手を上げて!」
観客「ハーイ!」
エル「じゃあ、今日が誕生日だって言うお友達!
皆ステージに上がって一緒に歌って踊ろう!」
対象者「やったー!」
その後明・愛・杏の3人も子供達を巻き込んでライブをした。
夢「さあ、続いてはソロライブ最後に成ります!本日の主役!田畑町子さんです!」
観客「ヒューヒュー!」
ライブ後
町子「このままグループライブ行っちゃうよ!」
8のメンバー「イェーイ!」
ライブ後
町子「皆、今日は本当にありがとう!そして皆もお誕生日おめでとう!」
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・
町子「私ね、孤児だから、親居ないから、祝ってくれる友達も居なかったから、もう一生誰にも祝われないとか、パーティー1つ出来ない、私の誕生日なんて誰も覚えてくれないって思ってた」
うんうん
町子「でも、ダメ元で頼んでみたら、それを理解してくれた最高の仲間達が居て本当に嬉しい!」
全員「イェーイ!」
町子「そして、何より同じ事を思ってたのが、私だけじゃないってことを知って、同じ境遇の皆とこうやって楽しくバースデーパーティーが出来て本当に嬉しい!」
全員「イェーイ!」
町子「このパーティーの事は一生忘れないし、皆の誕生日を祝うことだって絶対忘れない!だからこれからも私達と一緒に皆の誕生日祝おう!」
全員「イェーイ!」
カチャ!←電気が全て消える
町子「えっ?停電?」
夢「嘘!どう言うこと?」
町子「皆、慌てず騒がずにね!」
パッ!
町子「えっ?何この光?」
八姫「町子後ろを見なさい!」
町子「後ろ?」
スクリーン
『Happy!Birthday!
Dear...MACIKO!』
町子「えっ?どう言うこと?」
♪
ドドレドソファ!
町子「えっ?」
夢「何?」
ドドレドファミ ドドレドソファ
ドドラファファミレド ドドレドソファ!
ナンバーズ8「ハッピーバースデートゥーユー!」
レインボーヒロインズ「ハッピーバースデートゥーユー!」
八期「ハッピーバースデーディア!」
全員「町子ちゃん!」
香←ケーキを持って来る
町子「えっ?大きなケーキまで!」
全員「ハッピーバースデートゥーユー!
町子ちゃんお誕生日おめでとう!」
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!・・・
町子「み、皆・・・、本当にありがとう!大好き!」
香「さあ、吹きなさい!」
町子「せーの!」
フー!
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・
八期「サプライズ成功!どうだった?」
町子「マジで興奮だよ!誰が考えたの?」
研究部&同好会「八期(君)!」
八期「仲間の誕生日なんだからこれくらい盛大にやらないと印象残らないでしょ?」
町子「だから、今日の最初わざと私を省いたんだね?」
八期「僕らの中では今日の主役はまっちゃんだから!」
町子「皆、本当にありがとう!」
全員「どういたしまして!そして改めて本当にお誕生日おめでとう!」
町子「八期君、私の我が儘だけでなく、こんな嬉しいサプライズをしてくれてありがとう!」
八期「いやいや、まっちゃんの驚く顔と喜ぶ顔を見たかったから!」
町子「本当にありがとう!大好き!」
チュッ!
研究部&同好会「ああっ!」
観客「ヒュー!ヒュー!」
こうして12月24日&25日生まれの誕生日会は見事成功し、今後もやっていくことと成った。
- Re: ナンバーズ8 ( No.380 )
- 日時: 2024/02/28 22:55
- 名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)
378話・ナンバーズ(-1)の初詣
5・4・3・2・1!
全員「ハッピーニューイアー!」
二「からの?」
全員「一(お姉)ちゃん!お誕生日おめでとう🎉✨😆✨🎊!」
一「皆ありがとうね!イレブンの皆だけでなく、それ以外の子からも!」
鶴「そりゃ友達だし、仲間だし!」
日「一ちゃんが居てこそのイレブンヒロインズなんだから!」
楓花「ハイハイ!本格的なお祝いは朝になってからにしなさい!」
朝に成ってから盛大に一のバースデーパーティーを行い・・・
1月2日
一「じゃあ、行ってきます!」
弟妹「行ってきます!」
近所の神社
一「2日でも並んでることは並んでるね!」
二「1日にどこか行った奴も居るんじゃない?」
八期「どこに?」
三氏「そりゃ、伊勢神宮とか、浅草寺とか、メジャーな神社に神頼み!」
四美「あとは富士山から初日の出を見に行く人が一泊して帰ってくるってところかしら!」
六生「成る程!」
五「それよりも今年から7人でお参りなんだね?」
一「確かに、いつもは8人横並びで挨拶してからお参りしてたのに・・・」
八期「フン、罰が当たったんだよ!」
三氏「言っておくが、お前が何かしらリーダーやってたらこんな話にも成らなかったんだよ!」
八期「『やってない』って言っても『ダメ』って言われたし!」
四美「だったら『やります』って積極的に言えば・・・」
八期「言っても無視されたもん!」
五「何回?」
八期「1回」
一「諦め早!」
二「その前がその前なんだよ!何度も突き返されたらもう何言ってもダメだって思うだろ?つまり八期だけのせいでなく連帯責任ってことだよ!」
六生「ただ、よく絶対命令が続くな!普通は問題か、取材入ってるぞ!」
八期「そう言えば取材は来てたけど、テレビには映らなかったな!」
一「嘘!?いつ?」
八期「10月の後期入った頃かな?」
二「後期入る前だと運動会が終わった直後だな!」
四美「ネットニュース1つ載ってなかったわよ!」
三氏「今調べても、八期の事はおろか『学校で絶対命令』すら載ってない!」
五「合ったとしても、『パワハラ発覚!』位ね!」
二「そりゃ、八期自身が自分の為に殆ど使わないことと先生や役員達が上手くコイツを扱えてるからだろ!
遠目で見たら普通の学校生活と何ら代わりはないんだから!」
一「あっ、矯正学校の存在のニュースだけは合ったわ!」
三氏「強いて問題点をあげるならこれくらいだもんな!」
四美「それに中身がどうなってるのか分からないしね!七美大丈夫かな?変なことされてないかな?」
八期「たとえ何をされてたって文句言えないよ!人を虐めたんだから!」
一「辛辣ね、薄情者!」
八期「どっちが!」
二「まあまあ、俺達が喧嘩してどうするんだよ!さあ!いよいよいつもの儀式をしよう!」
三氏「儀式って考えたの二兄じゃん!」
四美「それに八期が賛成してやるように・・・」
二「はあ?これは元々姉ちゃんが発案したんだぞ!」
一「えっ?そうだっけ?」
二「『整列!二礼!二拍手!一礼!』って叫んで皆同じ動きしたから・・・、それがなんか楽しかったから次の年に俺が『あれやろう』って提案したんだよ」
一「あっ、なんか思い出したら私だったわ!取り敢えず二が音頭取って!」
二「分かったよ!」
チャリーン!
カランカランカランカラン・・・
二「整列!」
ピシッ!
二「二礼!」
ペコペコ
二「二拍手!」
パン!パン!
二「一礼!」
ペコ!
一「解散!」
四美「さあ、後はおみくじを引くだけね!」
鶴「二君!一ちゃん!」
一・二「鶴ちゃん!」
零「八君!」
八期「零ちゃん!」
一兄「整列!」
ピシッ!
一兄「二礼!」
ペコペコ
一兄「二拍手!」
パン!パン!
一兄「一礼!」
ペコ
二美「解散!」
一「何私達の真似?」
一兄「良いじゃん!著作物じゃあるまいし!」
二美「私達も今年から7人ですよ!」
八姫「七斗がね・・・」
八期「知ーらね!」
三「何よ!そんな言い方無いでしょ!」
八期「自業自得だろう!人に任せた挙げ句、人が『やり直したい』という気持ちを奪おうとした結果なんだから!」
一「ごめんね!」
二「コイツ、嫌なことあると辛辣になるから!」
八姫「慣れてます!」
希「あっ、八君達じゃん!」
一「希ちゃん?仮にも同級生なんだから、私で纏めてくれない?」
希「誰で纏めるかは私の勝手じゃん!」
一「そうだけど・・・」
杏「あっ、八期君達!」
明「あっ、本当だ!もしかしてこちらがご兄弟?」
一「初めまして、かな?私が松本兄弟の第一子の長女の一です!」
恵梨香「えっ?お姉さんなんですよね?」
一「そうだけど?」
恵梨香「なのに一なんですか?」
一「何か悪い?『一君』よりも『一ちゃん』の方が可愛いでしょ!」
恵梨香「それは人の勝手のような?」
一「じゃあどっちに付けても良いよね?」
二「それを言うなら、『あきら』の方がビックリだよ!あれ女でも使えるんだな!」
明「あっ、あたし『明』だよ!」
二「身近な所に!」
三氏「意味を込めるから基本男も女も関係無いんだよ!」
二「俺は長男の二!2って書くぞ!」
明「姉の一に弟の二!『1に続け!』何つって!」
二「あっ、名前の由来はそれだよ!」
明「マジで?」
八期「同好会の皆も来てたのか!」
紫「青香ちゃんも居るよ!」
青香「明けましておめでとうございます!」
一兄「おーい!おみくじやるんじゃなかったのか?」
二「おおっ、そうだったな!」
一「あとくじ引き前のくじ引きがあったわよね?」
ナンバーズ以外「くじ引き前のくじ引き?」
二「順番を決めるんですよ!でも今は福引きでお姉ちゃんが1等や特賞当てるから、お姉ちゃんを基準に『いつ?』勝負しに行く方が良いのかのタイミングを計る基準にも成りますよ!」
蓮「お姉さん、運が良いの?」
八期「一お姉ちゃんは101回に1回しか外さない、幸運の女神!」
愛「何それ?愛ちゃんボード『!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚』」
一兄「ただ、今年から7が居ないぞ!」
エル「『なな』って?奈々ちゃんの事」
八姫「違います!私達名前が数字だから!」
奈々「成る程!」
八期「誰か入れる?」
零「私やりたい!」
希「私もやる!」
夢「私達も真似してみない?」
和「良いですね!」
紫「面白そう!」
杏「これから何やるの?」
八期「運気の上がることわざを言って験担ぎで順番を決めます!」
二「序盤から、
先手必勝
→棚からぼた餅
→下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
→犬も歩けば棒に当たる
→捨てる神あれば拾う神あり
→濡れ手で粟
→瓢箪から駒
→残り物には福がある!」
恵梨香「『犬も歩けば棒に当たる』って験担ぎに成るんですか?」
奈々「元々は『でしゃばると思わぬ災いが降り注ぐ』事から注意を促すことわざでしたが、今では逆に『なにもしないよりは何か変わった行動を起こすことで、思わぬ幸運が舞い降りてくる』という意味にも成るそうです」
蓮「それでも『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』はどうなの?」
四美「数の原理だから!」
一「ハーイ!16本あるからね!分かってる?」
全員「OK!取ったよ!」
一「じゃあ、行くわよ!」
八期「その前に、零ちゃんと希お姉ちゃん7番と15番どっちにする?」
零「私、15番!(2人ずつなら、2×8で八君はここね!)」
希「じゃあ私が7番ね!」
一「行くよ!せーの!」
一・二「1・2が出れば?」
全員「先手必勝!」
三氏・四美「3・4が出れば?」
全員「棚からぼた餅!」
五・六生「5・6が出れば?」
全員「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる!」
希・八期「7・8出れば?」
全員「犬も歩けば棒に当たる!」
一兄・二美「9・10ならば?」
全員「捨てる神あれば拾う神あり!」
三・四輝「11・12は?」
全員「濡れ手で粟!」
五模・六海「13・14で?」
全員「瓢箪から駒!」
零・八姫「15・16!」
全員「残り物には福がある!いっせーのーで!」
一「あたし最初だ!」
二「俺は15!」
八期「最後は僕だ!」
八姫「私が8だった!」
その後全員おみくじを引き
一「フフン、大吉!」
二「流石幸運の女神!俺は吉!」
三氏「仲良く・・・」
四美「中吉!」
六生「畜生、凶だ!」
五「まだ良いじゃない!私なんて大凶よ!」
八期「あっ、大吉!」
希「私は末吉!中途半端!」
零「私は半吉!」
八姫「私は小吉!」
杏「あっ、大吉!」
愛「私も!」
明「あたしも!」
蓮「きょ、凶?」
恵梨香「ハハハ、蓮先輩新年早々大変ですねって、『大凶』!」
和「言ってる恵梨香さんの運勢の方が酷い!私は小吉!」
紫「紫ちゃんは中吉!青香ちゃんは?」
青香「私も中吉!」
エル「私は末吉!」
夢「私は半吉!奈々ちゃんは?」
奈々「なぜか『大区』です!」
全員「プリントミス?」
香「皆!明けましておめでとう!今年もよろしくね!」
全員「星田先生!」
香「今年こそ変な事件もなくこのメンバーが欠けること無く過ごしていく一年にするわよ!」
全員「はい!」
先生はこう言ったが、この年はとんでもなく大きな揉め事に巻き込まれることなど、この時は誰も知らない。
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