二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.420 )
- 日時: 2024/05/24 23:50
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
418話・元に戻る切っ掛け
数日後
電話中
理「まったく、いくらなんでもあんな大勢の前で何言やってるの?」
愛海「だって、八期君モテモテだから、あれくらい攻めないと誰かに取られるよ!」
理「零から聞いてみたけど、むしろ引いて嫌いに成るそうよ!」
愛海「ええっ!!!!なんで?男の子ってああいうのが好きなんじゃないの?」
理「『裏がありそうで怖い』んだそうよ!そうやって騙されてお金巻き上げられたり、痴漢冤罪受けたり、海外では空き巣に入られたりするバカな男達が居るのよ!」
愛海「そうなんだ・・・」
理「仮に記憶戻ってもお母さんは反対よ!」
愛海「なんで?もしかして年齢?」
理「あんなだらしない男、婿に来て貰いたくないわ!」
愛海「ええっ?どこがだらしないの?」
理「学力はそこそこ、運動神経は壊滅、人に支えられて貰えないと生きていけない男に何の魅力があるのよ!」
愛海「お母さん考え方古い!」
理「どういう事よ?」
愛海「今時、男の人だって家事をする時代なんだよ!八期君、料理以外は積極的にやってるんだから!」
理「やってるってどうせ適当なんでしょう!適当じゃあやっても意味ないの!」
愛海「文句言ってたら、やってくれるものもやってもらえないよ!指導にも言い方ってのが合ってね!ただ叱り付けるだけじゃ・・・」
理「私が悪かったわ!ってそれとこれとは話が違う!たとえそうでも結婚は認めないから!」
愛海「年が離れてるから?」
理「違う!紐にしか成らなさそうだから!」
愛海「紐?細くも柔らかくもないよ!」
理「普通の紐じゃない!仕事もせずに彼女に仕事させて家で何もせずぐーたらしてる人の事よ!」
愛海「そんな子には見えないな!」
理「どこが?」
愛海「週末皆で掃除してたんだけど、お母さんがやってるのを見て、自分から手伝ってたよ!」
理「う~ん・・・、そうでも!そもそもあなたの事を好きなのかも分からないじゃない!」
愛海「絶対落としてみせるから!」
理「落とさなくて・・・」プチっ!
プープー
理「切れた!厄介な者を好きに成っちゃったわね・・・」
愛海「あっ!零ちゃん!鶴ちゃん!」
零「あっ!愛海ちゃん!」
鶴「理さんとの電話終わったの?」
愛海「うん、それで聞きたいことが合ってさ!」
2人「うん!」
愛海「私って普段何してた?」
2人「はい?」
愛海「私っていつかはお母さんが経営する学校を継ぐわけじゃん!」
零「まだ決まってないけどね」
鶴「継ぐ前提なんだ」
愛海「その為に、何かしらルーティンと言うか、学校経営に関して何かやってた筈なんだけど・・・、それを忘れちゃって・・・」
鶴「私達が校長、零が理事長やってるって事は?」
愛海「えっ?そうなの!」
零「そこは忘れてるんだ・・・」
鶴「たしか、理事長の娘であり、生徒からの意見も欲しいって愛海ちゃんも入ってたよね?」
零「ちょくちょく理事長室や校長室、職員室に生徒会長室を出入りしてたよ」
鶴「そうなんだ・・・」
零「それで今後の学校運営に関する方針とか・・・」
愛海「そう言えば生徒数が増えないんだよね?」
鶴「まあ、年々減ってきたと言うか・・・、内部が減ってきたから希望する生徒も居なくなってきたと言うか・・・」
有「そもそも、ちょっとした出来事で『いじめ』認定されて追い出されるって聞いたら誰も通いたくないよ!」
愛海「この子は誰?」
有「えっ?前会いませんでした?愛海お姉ちゃん?」
愛海「本当に誰?この子居たっけ?」
鶴「私達の弟よ!」
零「まあ、しばらく会ってないしね・・・、仕方無い!」
有「毎日のように会ってるよ!」
零「愛海ちゃん、軽い記憶喪失なの!」
有「何が遭ったの?」
鶴「階段で転んで頭打ったんですって!」
有「そうなんだ・・・」
零「それより話を戻して・・・」
鶴「去年の『絶対命令』も入学希望減少の1つよ!」
有「そりゃそうだよ!文句1つ言えない学校なんて!ましてや生徒会長に逆らったら矯正学校なんて・・・」
愛海「矯正学校って何?」
零「ああ、うちでは人に理不尽に手を出したり、不愉快なことや嫌がらせをしたら『いじめ』と認定して、矯正学校っていう学校で2度と人をいじめないようにするための指導をする学校なの!」
鶴「ただ、未だ誰1人として戻ってきた生徒は居ないわ!ましてやレベル3・4の生徒でも『心の教室』から卒業した生徒は1人も居ない!」
有「どうやったら卒業なの?」
零「放課後『心の教室』の授業前に先生に呼び出されて面接を受けるの!」
有「へー!何聞かれるの?」
零「聞かれると言うか懺悔すると言うか・・・」
有「どういう事?」
零「自分の罪を認め、あの時自分はこうしてれば良かった、ああしてれば良かった、自分は愚かな人間だったって懺悔するの!それが出来た人はレベル2となって反省文を書いた後、最後に指導が入ってやっと『心の教室』から卒業出来るの!」
有「簡単じゃない?」
零「じゃあ、あんた自分の罪を言ってみなさい!」
有「僕何したっけ?」
零「ほら!第一声から自分の罪忘れる人が多いから先に進まないのよ!」
鶴「皆これなの?」
零「まあ3割は意識するけど、『思い返してみると理不尽を受けたのは自分です』って諦められない人が沢山居るから未だ0なの!」
鶴「そりゃ『絶対命令阻止運動』だもんね!」
愛海「そう言う話じゃなくて、『いじめ矯正学校』ってなんかイメージ悪くないかな?」
零「どういう事?」
愛海「もっと柔らかい感じの学校名に変えられないかなって!」
鶴「例えばどんな感じ?」
愛海「『コミュニケーション支援学校』ってどうかな?」
零「その理由は?」
愛海「いじめって、よく『いじめられる方にも原因がある』って言うよね?」
零「でも、いじめる方が悪いでしょ!」
愛海「実はね、『いじめる人にも理由』と言うものがあるの!」
零「どういう事!意味分かんない!」
愛海「家庭環境とか、育て方によって・・・」
零「意味分かんない!自分が嫌な事されたからって自分より弱い奴に手を出すなんて卑怯者じゃん!」
鶴「零!落ち着いて!今はそんな話じゃないでしょ!」
零「でも、お姉ちゃん!」
愛海「だから、『いじめる人』って実は人付き合いが苦手なの!コミュニケーションが下手なの!ほら、世界にもハグやキスが挨拶な国もあるように、ちょっと肩を叩いたりとか頭を撫でたりする事がコミュニケーションだと思う人も多いの!だから、セクハラとかパワハラが失くならないの!」
鶴「成る程!それは一理あるわね!」
愛海「それに『矯正』って『強制』って聞こえて外からは嫌なイメージでしょ!」
鶴「まあ、事実『強制』的だし・・・」
零「それは、『怖い場所だ!』って印象付けさせるため!楽しい場所とか優しい場所なんて言ったら、いじめを犯す生徒が増えるじゃん!」
愛海「でもさ、支援学校と言うことは『あなたは障害者』です!って言われてるみたいじゃない?」
2人「えっ?」
愛海「人をいじめてる人は、きっと頭か心に障害を持ってるのよ!」
零「まあ、一理ある!」
鶴「まあ、レベルMAXは障害者かどうかを調べるための最終手段だしね!」
有「障害者って分かったら?」
零「卒業までレベル4の別教室!隔離されるのよ!そうでないと揉め事しか起きないしね!最初に障害者手帳で障害者だと事前に伝えてた場合は、事が起きてから隔離教室になる。」
鶴「つまり、レベル5以上は障害者予備軍みたいなものなのね!」
零「そうなるよ」
愛海「それでもカウンセリングとかも必要なんでしょう?」
零「うん」
愛海「だったら『支援学校』に変えた方が良いわ!」
鶴「そうね」
愛海「あともっとこの学校の特徴を公にした方が良いわ!」
鶴「どういう事?」
愛海「『いじめを失くそう』を掲げる卒業するのが難しい学校ってね」
零「それは前に愛海ちゃんが言いふらしてたような?」
愛海「えっ?そうなの!」
零「『学校でサバイバル!卒業出来るものならやってみろ!』と言う謳い文句でポスター作って宣伝してたよ!」
鶴「あっ!実はそれ学校周辺1キロ以内にしかポスター貼ってない!」
零「ええっ!!!!」
鶴「悪評広まるのが嫌だって理さんが!実際そんな増えなかったし!」
愛海「今こそ、公にしよう!」
鶴「大丈夫なの?」
愛海「だったら、他にも逆手に取った宣伝をしていきましょう!」
零「だったら生徒会はどうかな?」
愛海「生徒会?」
零「実は、去年から珍しい生徒会長の表彰があってね」
愛海「どんな生徒会長?」
零「影の生徒会長と幻の生徒会長と伝説の生徒会長」
愛海「それにはどんな違いがあるの?」
零「伝説は生徒会長のみ、幻は副会長のみ、影は会長・副会長以外の役員が成れる!」
愛海「どうやったら?」
零「影と幻は生徒会長の代わりを行ったら!伝説は絶対命令を使えた生徒会長のみ!」
愛海「それを宣伝に使うの?」
零「面白くない?表彰されれば進路にも影響するし!」
鶴「待ちなさい!『絶対命令』は危ないでしょ!」
零「大丈夫だよ!2つの試験を超えないと出来ないし、その試験を受ける人も限られてるから滅多に出ない!」
愛海「成る程!それを餌に生徒会に興味を持ってくれるようにするのね!」
零「うんうん!」
愛海「ちなみに、その影とか幻って居るの?」
零「居るよ!影は去年薺ちゃんがやって・・・」
鶴「幻は4年前に美子ちゃんがやってるわ!」
愛海「伝説は?」
零「去年八君がやったんだよ!」
ゴン!
愛海「へー!そうなんだ・・・」
鶴「あの時はビックリしたわよ!零がいきなり『絶対命令使わせよう』なんて言うから・・・」
ドン!
零「だって、あのままだと誰も八君の言うこと聞かずに、また何も出来ない役立たず生徒会長にしかならなかったから!」
愛海「嗚呼!」
鶴「あ、愛海ちゃん?」
零「どうしたの?」
愛海「痛い、痛い!痛い!痛い!いたーい!」
鶴「大丈夫?」
零「布団で横になる?」
愛海『私は何であの子(八期)のことを好きに成ったんだろ?お母さんの言う通り、別に優れていることも無ければ、見た目紐にしか成らなさそうな子だ!
なのに、なのに!何で私はあの子に惚れたんだろ?』
回想
八期「普通に今まで通り過ごして!普通の学校生活通りに!」
愛海『ハッ!』
回想
八期「誰がしたか、分からないのに?人の人生を先生がダメにするんですか?」
愛海『ううっ!』
回想
八期「皆さんは自分のやりたい部活動に打ち込んでください!絶対命令です!」
愛海『あっ!』
回想
八期「部活とは夢の土台」
愛海『ああっ・・・』
回想
八期「自由貰って自由奪わず!」
回想
八期「周りに有無を言わさずに、自分の意見を要求する!それは絶対命令では1番やってはいけない事だ!」
パタリ
岡田姉弟「愛海ちゃん!」
次の日
愛海「おはようございます」
楓花「おはよう!昨日叫んでのたうち回ってたけど大丈夫?」
愛海「全部、思い出しましたよ!」
楓花「良かったじゃない!記憶戻って!」
愛海「ただ、喪失してた時の自分の記憶もうっすら!」
楓花「そうなの・・・」
愛海「もう、恥ずかしくて、恥ずかしくて!」
八期「おはよう!」
楓花「八期おはよう!」
愛海「『最初は何度もいじめに遭っていて可哀想だと思った子!私が、私が助けてあげたらな?学校の先生に成ったらいじめられてる子を助けよう!そう思った切っ掛けを作ってくれた子!』八期君!」
八期「えっ?」
愛海『私が彼を好きに成った理由!
それは絶対命令を決して自分の為だけに使おうとしない誠実な心の持ち主だったから!
むしろそれを使って何人もの生徒達を救おうとした!そして自分が無謀なことを言ってるはゆっくり耳を傾けて、大人の意見を真剣に聞いて考えを改める引き際の良さもある!
純粋無垢で皆と一緒に楽しもうとするところ!その考えに私は付いて行きたいと思ったから!』
ハグ
八期「何?」
愛海「『多分、私は親友が好きな人を好きになって押し殺してたんだと思うこの気持ち!そして消し去りたかった!でも・・・』消せないよ!君は本当に素晴らしくうちの学校で1番誇れる伝説の生徒会長だよ!」
チュッ!
八期「?!」
愛海「八期君!好きだよ!大好き!」
八期「えっ?」
零「ちょっと!」
八姫「朝から何やってるのよ!」
希「ちょっと!私のルーティン取らないで!」
鶴「だから何であなた(希)は居るのよ?!」
朝から騒がしい松本家であった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.421 )
- 日時: 2025/04/20 00:38
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
419話・亜利紗の誘惑大作戦
ある日
亜利紗『私の名前は夢原亜利紗!自分で言うのもなんだけど、完全に美少女だと思う!これは自意識過剰ではなく単なる事実!
だけど私は、美少女であることを花にかけたりしない』
男A「良かったらお茶しない?」
亜利紗『普通の美少女だったら「あんたみたいの興味無いから!」って罵倒する人も居るけど、それは逆効果!だから私は・・・』
亜利紗「ごめんなさい、これから習い事があるの!」ニコッ!
男A「行ってらっしゃい!」
亜利紗『私は可愛いだけでなく、優しいの!
それってどういう事か分かる?無敵って事!』
しばらく歩いていると・・・
亜利紗「ん?『あれは!研究部の名誉会長松本八期先輩!うわあ!男1人で散歩って暇かよ!友達居ないの?そう言えば去年の文化祭で全然相手にされなかったのよね!こうなったら私がどれだけ美人なのかを伝えてやるわ!
そう、私は可愛いだけでなく優しい完璧な美少女だからね!』」
八期に追い付き
亜利紗「あっ!先輩!やっぱり八期先輩だ!
『はい、ドーン!これであなたの一生の思い出確定!学校1の美少女と町で偶然、出会う!私に一目惚れしない男なんて居ないわ!良いのよ!身の程を知らず、私に恋をしても!あわよくば、ホテルまで行った事実を取って研究部廃部危機に!』」
八期・ペコリ
亜利紗『えっ?それだけ!そこもっと慌てふためく所でしょ!あっ!もしかして、私の可愛さに驚きすぎて声も出なかったのね!』
八期「あんな可愛い亜利紗が声掛けるなんてあり得ない!」
亜利紗『じゃないと、あの反応は説明付かないもの!
可哀想に、今頃自己嫌悪に陥ってるわね!
仕方ない、先輩だけ特別ですよ!何故なら私は可愛いだけでなく優しい完璧美少女ですもの!』
また追い付き
亜利紗「ちょっと、先輩!無視って酷くないですか?」
八期は素通り
亜利紗『今度は会釈すらない!?私の事見えてないの?私もう死んでるの?
はっ!そうか!分かったわ!きっと幻だと思ったのね!今までが悲惨すぎたから、幸運を信じられなくなったのね!』
八期「こんなところに可愛い亜利紗が居るわけ無い!」
亜利紗『いいわ!私が人生最高の幸せを与えてあげる!』
また追い付き
亜利紗「せんぱーい!どこへ行くんですか?もう!」
八期・スルリ
亜利紗『避けられた?どういう事?幻だと思っているなら、普通避けたりしない筈!まさか、幻の私に触れるのも恐れ多いと言うこと?』
八期「亜利紗に触れるなんてとんでもない!」
亜利紗『八期先輩の中で私と言う存在がそこまで大きいものだったなんて!』
次の日(答え合わせ)
亜利紗「ってことがあったんだよ!」
朝「いや、無いでしょ!まず、あんたあの先輩に嫌われてるから!」
亜利紗「なんでよ!私は完璧美少女なのよ!嫌いに成る要素がどこにあるのよ!」
朝「その自意識過剰な性格と人使いの荒らさ!」
亜利紗「何ですって!」
零「八君!一緒にお昼食べよ!」
八期「良いよ!」
愛「ダメ!お義兄ちゃんは私と一緒に食べるの!」
杏「ハハハ、愛ちゃんに懐かれてるね!」
八期「うん、あっ!そう言えば昨日亜利紗に付け回されてさ!鬱陶しかったよ!」
杏「亜利紗は愛好会のスパイだし、下手な行動や言動すると研究部を壊されるから・・・」
八期「だから、杏ちゃんに言われた通り軽く会釈して後は無視したよ!」
亜利紗『はあ!お姉ちゃんめ!余計なことを・・・!』
朝「そりゃ私らは愛好会からのスパイで呼ばれたらそう思われても仕方無い!」
亜利紗「私はこんな完璧美少女なのに!」
朝「ちょっと探り入れてくるよ!」
亜利紗「お願い!詳しく!」
朝「ハイハイ!」
八期の向かい側に回る朝
朝「あっ!先輩方!」
零「あっ!朝ちゃん!」
八期「なんだ?情報掴むための探りか?まさかこの状況をスキャンダルとか言って新聞部に売るつもりか?」
朝「しませんよ!亜利紗から聞いたんですけど、昨日亜利紗会ったんですよね?」
八期「会ったと言うか、見たと言うか?」
朝「あの日何しに行ったんですか?」
八期「買い物だけど?あの時は行きだな!」
朝「亜利紗が目の前に出てきてどう思いました?」
八期「う~ん、『あっ!亜利紗だ!』」
亜利紗『それだけ?』
朝「他には?」
八期「『亜利紗もお使いか何かか?』位かな!」
亜利紗『お使いって何歳ですか!』
朝「好きに成ったりとか?」
八期「何言ってるの?」
亜利紗『はあ!どういう事よ!』
朝「『ですよね・・・』一目惚れとかしませんでしたか?」
八期「するわけ無いよ!仮にしたとしても普通声掛けるか?用もないのに?」
朝『ですよね!』
亜利紗『ホテルとか誘いなさいよ!』
八期「世の中物騒なのに!ましてやナンパとか意味わかんねーよ!何を目的にやってるのか?」
朝「それは女を口説く為・・・」
八期「お前、ナンパされたいの?」
朝「嫌ですが?」
八期「ほら!ナンパにヒョイヒョイ付いていく女は頭悪い奴か、男を財布にしようとする人任せ位なんだよ!」
朝「『偏見のようで妙に納得!』あっ!驚いたりしませんでした?」
八期「そりゃ多少は驚くよ!」
亜利紗『おおっ!』
八期「普段学校でしか見ない奴の私服で歩く姿!」
亜利紗『私服褒めてくれた!』←違う!
零「まあ、物珍しさはあるよね!」
朝「その後、亜利紗を無視したのは?」
八期「杏ちゃんや研究部のメンバーから、朝や亜利紗がしつこく迫ってくるようなら『全部無視して良い』って言われたから!」
朝「『まあ、そうですよね』亜利紗が近づいて避けたのも?」
八期「しつこく迫って来たから避けただけ!余計なことを言って変に誤解受けて研究部壊されるのも嫌だしね!」
朝「じゃあ、亜利紗に町で会って特別感と言うものは?」
八期「無かったね!むしろ『面倒臭い奴見付けた』かな?」
亜利紗「何ですって!」
杏「一応、あの子『完璧美少女』を謳ってるけど、これについてはどう思う?」
亜利紗『おっ!お姉ちゃん良い質問!初めて役に・・・』
八期「あれが?」
亜利紗『はあ!?』
八期「あんなの杏ちゃんと比べたら月と鼈ジャン!」
朝「それでその鼈は?」
八期「鼈は亜利紗に決まってるだろ!」
亜利紗『はあ?私お姉ちゃんより美人だから!』
八期「あんなのが美人なら朝!お前の方が美人だって!」
朝「えっ?」
亜利紗『えっ?』
八期「亜利紗で美人からお前なんかもっと亜利紗に負けない程美人だ!」
朝「そんな・・・、止めて下さい!セクハラですよ!」
亜利紗『ちょっと!もしもし!朝!』
八期「何でだよ!」
朝「そうやって私を口説こうとするんでしょ!魂胆が見え見えです!」
八期「意味わかんねーよ!なんで女子に『美人』って言っただけでセクハラなんだよ!じゃあお前はブサイクとでも言われたいのか?」
愛「今のは朝ちゃんが悪いね」
朝「なんでですか?」
零「八君は見た目でお世辞も冗談も言わない!全部本心で言ってるの!別にあなたを口説こうとしたわけではない!」
杏「むしろ感想を言ったに過ぎないよね?それでセクハラを訴えるのは失礼だと思うよ!」
朝「あなた達、女子ですか?!」
零「むしろ女の子なら『可愛い』とか『美人』って言われたいのは当たり前じゃん!」
愛「私なんか無愛想で、なかなか言われなかった!」
杏「そりゃ、『可愛いね』って近づいて口説く人は怖いかもしれないけど、ただ見た目や服装が『可愛い』とか『美人』なら、
その人は感想を言ったに過ぎない!」
零「だから、セクハラと訴えるのはむしろ名誉毀損じゃない?」
朝「危機感の無い方がですね!」
愛「ねえそれじゃあ、この中で美人は?」
八期「杏ちゃん!」
3人「えっ?」
零「私は?」
愛「私は?」
八期「2人は美人と言うよりは可愛いが強い!しかも甲乙付けがたい!」
零「あ、ありがとう」
愛「そうなんだ・・・『悪くない』」
杏『美人?私が!?』
亜利紗『私を放ったらかして何盛り上がってるのよ!』
朝「最後に、1つ聞いて良いですか?」
八期「何?」
朝「あの時、亜利紗が告白していたらどうしてましたか?もしくはどう思ってますか?」
亜利紗『朝!良い質問よ!』
八期「そんなことは有り得ない!」
朝・亜利紗『えっ?』
朝「それは亜利紗が告白するとは思えないと言うことですか?」
八期「勿論!」
亜利紗『本気だったらどうするつもりなのよ!』
朝「本気の可能性も・・・」
八期「だとしても信じない!」
亜利紗『はあ?』
八期「世の中物騒だし、結婚詐欺だってある!ましてやあの亜利紗だぞ!絶対、お金を巻き上げるだけ巻き上げて用済みに成ったら捨てて別の男にでも乗り換えるんだろう?」
亜利紗『そんなこと・・・』
杏「有り得るよ!あの子本当に男の子達を誑かしては宿題をやらせるわ、何かしら奢って貰うわと男子を自分の財布のようにしか思ってない!」
亜利紗『お姉!黙れ!』←事実
八期「それに告白って怖いんだよな!本気なのか分からないって言うのが・・・」
朝「なぜ?」
八期「1回中1の時に嘘告白されたこと合って、信じてなかったけど、周りが『騙された!アホだ!』って顔や雰囲気が嫌だった!」
亜利紗『あれ?本当に悲惨な人生送ってる!』
八期「まあ、身だしなみとか注意受けたり、コーディネートも分からないし、見た目と言う見た目がどうすれば良いのか分からないし、それを親に指摘されたら・・・」
朝「されたら?」
八期「元々いじめられてるってのも合って『あっ!僕は嫌われものだから好かれるなんてあり得ないんだ』そう思って生きてる!」
亜利紗『本当に幸運を信じられなく成ってる!』
八期「だから、例えばだよ!ここに居る零ちゃんや杏ちゃん、愛ちゃんに今ここで、別の場所でも告白されてるようなことがあっても絶対信じられない!そうでなくても半信半疑に成ってる!」
亜利紗『えっ?嘘!』
朝「先輩が信じられる状況は?」
八期「そうだな!最高は80超えて人生を終えた時!」
全員『遅!』
八期「最低でも、孫が生まれるまでかな?」
全員『どんだけ人間不信、いや恋愛不信なの?』
八期「やっぱり、僕は自分で告白する方を選ぶかな?まあ、その告白が上手く行かないと思ってるけどね!」
朝「なぜですか?」
八期「そう思って生きていかないとメンタルを制御出来ないからさ!」
朝「成る程!」
その後朝は亜利紗の元へ戻った
朝「どう思った?」
亜利紗「まさか、本当に悲惨な人生を送って、幸運を信じられなくなってたとはね!俄然やる気が出てきたわ!私が幸運の女神に成ってやるわよ!」
朝『人任せな亜利紗に何が出来るんだろ?』
次回は合宿の裏側編!
- Re: ナンバーズ8 ( No.422 )
- 日時: 2024/06/02 18:51
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
420話・合同合宿裏側編・・・①
ランニング中
零「別に競争じゃないんだから自分のペースで走れば良いのにね!」
愛海「そうだね、まあ、負けず嫌いだから!」
零「それで愛海ちゃん?」
愛海「何?」
零「本気で八君の事好きなの?」
希「それを零ちゃんが言うことかな?」
零「希ちゃん!」
希「頑張ってね!あなた達私と一周遅れだから!」
愛海「流石新幹線のぞみ!全然息が上がってない!」
零「それで話戻すけど・・・」
愛海「好きなんだと思うよ!それはきっと零ちゃんと同じ理由!」
零「どう言うこと?」
愛海「最初は、あの子が可哀想に思って助けてあげたい!そんな気持ちだった!それから気になり出して、月日が経ち絶対命令を使う生徒会長になった!」
零「関係ある?」
愛海「大有り!お母さんの陰で見てたけど、あの子は絶対命令を持ちながら、私も皆と同じく私利私欲に溺れて助けを求めてくると思ってた!
だけど、実際は『弱い人を助けたい』、『自分と同じ境遇の人を助けたい』って気持ちが強く、
理事長や先生と言う大人の意見を冷静に聞きながら、どうすれば良いのか臨機応変に解決しようとした!そりゃ伝説の生徒会長って呼ばれるよ!」
零「そうなんだ・・・、それで私と同じって台詞は?」
愛海「えっ?零ちゃんも八期君の事好きじゃないの?」
ダダダダ!
愛海「逃げた!分かりやす!」
愛海ランニング終了後
愛海「ハー!疲れた」
零「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
愛海「零ちゃん大丈夫?」
香「オーバーワークよ!まったく残り3周からから何も考えずに突っ走って・・・」
愛海『従姉妹同士で同じ人を好きに成る、従姉妹がライバルか・・・』
一方
芹「薺、そっちの練習はどうなの?」
奈々「そっちの練習って、ほとんど一緒にやってるじゃん!」
芹「最近、ユニット出来たよね?」
奈々「私はまだ組んでないけどね!」
芹「それはそうと愛好会の練習はどう思ってる?美麗の事でも良いわよ!」
奈々「愛好会の練習か、杏さんが言うように格差社会なんだよね!そりゃ努力している子だったら合ってるかもしれないけど・・・」
芹「あなたなら合いそうな感じがするけど?」
奈々「まあ、私はソロの適正はある!でも・・・」
芹「でも?」
奈々「私が本当にやりたいのはグループ活動!特にお姉ちゃんとやりたい!」
芹「何ならいくらでも歓迎するわよ!八期だって待ってる!」
奈々「なんか、毎日喧嘩に成りそうで怖い」
芹「まあ、でもあなたみたいなズバズバと的を射る意見を言える人程必要な存在って言ってたわよ!」
奈々「そうなの!でも、同好会も楽しいからしばらくは入ろうとは思わないかな?」
芹「私も皆も待ってるからね!」
奈々「うん!」
バーベキュー(美麗の火事騒動後)
全員「頂きます!」
八姫「あっち、罰ゲームで食事抜きにされたグループみたい!」
秀喜「バラエティー番組であるよな!」
八期「出来もしないのに見栄張るからバチが当たったんだよ!」
和「ですが、あんなライブパフォーマンスが完璧な人が家事まで完璧だと逆に凹みます!」
杏「まあ、明ちゃんはそれが原因でいじめられてたんだどけね!」
恵梨香「そうなんですか?」
金「運動会とか文化祭で1人は居るよね!運動神経良すぎたり、劇で主役を任された人を妬んで大怪我させて出られなくする行為!」
杏「ああ、そう言えば小学校3年生の運動会の時に揉めたな!」
エル「何があったの?」
杏「実はリレーでうちのクラスが2位でアンカーの明ちゃんに回ったんだよ!」
秀喜「俺も覚えてるぞ!」
杏「コーナーで回る時に1位のAクラスランナーに足を掛けられて明ちゃん転けさせられたの!」
和「そうなんですか?」
杏「しかも、Bクラスの皆ほぼ全員見てたから反則だって分かったの!けど、それが認められずうちのクラスが最下位に成ってその年はそのリレーで勝ってたらクラス優勝かつ白組でも勝ってたんだ!」
香「まさかとは言わないけど?」
杏「はい!ご想像通りBクラス全員で先生や足を掛けた生徒やそのクラスに文句言う全面戦争が閉会式の得点発表の時に起こり、うちの担任、当時の体育の先生や校長先生や教頭先生にAクラスの担任など、沢山の先生が辞めました!」
和「地獄絵ですね」
芹「確か、トロフィーも壊されたんじゃなかったっけ?」
八姫「楯も粉々にされた記憶が・・・」
八期「粉々じゃなくて燃やしたんだよ!優勝旗もろとも!」
薺「本当に最悪な運動会でしたよ!」
秀喜「しかも、白組と紅組でも取っ組み合いの喧嘩に成って黒組にも飛び火するわ!保護者も巻き込むは何人か頭打つわ!救急車が100台以上来てたな!」
香「逆にどうやって場をおさめたの?」
秀喜「まず、各々の担任が監督不届きでクビ!完道に足を掛けた生徒は強制転校!優勝旗は服飾同好会が改めて作った!」
エル「服飾同好会凄い!」
明「いや、1年の時も大変だったよ!」
杏「明ちゃん!」
恵梨香「何ですか!裏切り者はあっち行ってくださいよ!シッシッ!」
明「そんなこと言わないでよ!」
八期「何かあったっけ?」
明「かけっこの時に、Bクラスの生徒隣に足引っ掻けられて・・・」
杏「ああ、合ったね・・・」
明「そしたら八期が足引っ掻けてきた生徒を殴って・・・」
八期「殴ってないから!バランス崩して体勢整えようとしたら引っ掻けた奴を押しただけだから!」
明「まあ、それが火種となって八期が先生殴ったよね?」
八期「だって『失格』って言ったから!」
明「その後得点板破壊や記録表を破りに行って・・・」
杏「後は全面戦争だったかな?」
秀喜「ああ、その通りだ!」
紫「スポーツマンシップとはいったい?」
恵梨香「平和な運動会はないんですか?」
香「私や零が来るまである意味この学校荒れてたのね・・・」
杏「結局、その日の分だけやり直しになったな!ただ、やり直しで負けた子がメチャクチャ文句言って、うちのクラスは勝ったけど、後味は悪かった!」
グレーテル「だろうな!本当は勝ってたのに、全記録無駄にされたら・・・」
恵梨香「それで裏切り者は何しに来たんですか?」
明「食べ物を少し分けてもらっても?」
恵梨香「誰が裏切り者なんかに!」
八期「一緒に食べるって言うなら分けてあげるよ!」
恵梨香「はあ?!」
明「それはどういう意味?」
八期「明ちゃんだけあげるって意味だけど?」
明「出来れば全員に・・・」
八期「じゃあ、火事の原因を起こした美麗以外なら!」
夢「薄情者!」
八期「普通だろ!カップ麺あるだけマシだと思え!」
愛「なんだろう?留置場って自由は制限されるけど寝床と食事はちゃんとあるってなんか腹立ってきた!」
和「愛さん!そんなことで暗くならないで下さい!」
青香「なんかすみません・・・」
八期「良いんだよ、君達は何も悪いことしてないのに連帯責任取られたんだから!」
奈々「それは確かに正論!」
赤音「カップ麺より本当に美味しいです!」
主「不本意ですがありがとうございます」
モナ「と言いつつ、さっき夢のおかず貰ってなかったか?」
桃夏「主食が無かったのよ!」
夢「私可哀想だから美麗ちゃんとこ行って来る!」
エル「私も!」
紫「紫ちゃんも行くよ!」
和「私もです!」
青香「お姉ちゃんが行くなら!」
八姫「行っちゃった!」
八期「あんな我が儘に付いていくとは分からんな!」
主「私からしたら、部活動を絶対命令で行ってるのになぜ辞めないのか分からない皆さんの方が謎ですけどね!」
町子「お互い様なのね!」
奈々「不思議であることに変わりはありませんしね!」
藍加「美麗は私の憧れでファンだ!私は彼女のパフォーマンスに見とれてこの世界に入ったようなものだ!」
八姫「美麗って前からライブやってたの?」
主「そうですね!当時はまだ売れてなくて、努力に勤しんでました!そしたら日本のスクフェスの映像を見て、あなた方に憧れてここへ来たそうです!」
八期「ふーん」
芹「興味なさそうね」
八期「だって、全然楽しくないライブだから!」
主「それであなた方はなぜリーダー絶対命令でやっているのに研究部をお辞めに成らないんですか?」
希「だって・・・」
愛海「そうしないと、八期君一人孤立しちゃうもん!」
愛好会「えっ?」
ミカ「それ普通・・・」
黄花「逆じゃない?」
緑「絶対命令を出すから、部員達を困らせて孤立するのでは?」
町子「そう言う悪い使い方を彼はしないの!」
愛好会「えっ?」
金「むしろ、私達は八期が下心や私利私欲で命令しないって信じてるし!」
芹「むしろ指示が下手くそだから頼ってくれるって知ってるもん!」
主「それは逆に人任せに成るのでは?」
零「そうでもない!だって自分に仕事がないことに危機感を覚える子だから!そんな人がグータラすると思う?」
主「自分の出きることだけをする可能性も!」
奈々「それは歪めませんが、『やった事の無い仕事』を提供すれば納得してくれますよ!先輩はちゃんと私達の意見は聞いてくれる人ですから!」
主「奈々さんは研究部関係無いのでは?」
奈々「大有りです!だって、先輩の元で絶対命令の怖さを身に染みましたから!」
モナ「それって奈々が絶対命令を使って失敗したってこと?」
奈々「そうなるね!貰ってないけど、権力を振りかざして周りを黙らせる無言絶対命令ってのをやってしまってね・・・」
恵梨香「そうですね!」
和「合ったなそんなこと・・・」
奈々「だから主さん!あなたもそんなことしてるといつか痛い目を見ますよ!」
主「ご忠告ありがとう!でも、私はあなたみたいな失態は起こさないから!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.423 )
- 日時: 2024/10/08 23:19
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
421話・合同合宿裏側編・・・②
カポーん!
杏・愛・明「いい湯だな!」
恵梨香「なんで普通に入れるんですか?!」
杏「ええっ?明ちゃんは敵とかじゃないよ!」
愛「うんうん、仲間、仲間!」
恵梨香「そうじゃなくて・・・」
和「なぜ平然と混浴に入れるのですか?」
希「気持ちいい?」
八期「うん!」
杏「いや、だって・・・」
バシャン!←立ち上がる
明「水着着てるし!」
愛「お義兄ちゃんとはよく一緒に入ってるし!」
全員「えっ?」
エル「一緒に?」
紫「入ってるの!」
明「八期は襲わないにしても・・・」
杏「やっぱり男の子だし・・・」
愛「えっ?兄弟なら普通じゃないの?」
エル「そんな兄弟で入るなんて大家族くらいだよ!水勿体無いから!」
紫「いや、兄妹と姉弟は違うよ!ってか大きくなると姉妹でも入らないよ!だよね?青香ちゃん!」
青香「たしか、浴槽に1回挟まったことあるな!」
八期「ヤバくない?どうやって助かったの?」
紫「お母さんに頼んで、ドラッグストアでローション買ってきてもらって、塗って貰った!」
青香「お姉ちゃんが無理矢理入るから!」
紫「すみません・・・」
青香「恥ずかしくて消防に電話出来なかったんだから!」
和「スッポンポンですからね・・・」
恵梨香「呼んだら呼んだで困る」
愛「消防隊員に女性って居なさそう!」
明「訓練厳しいからな」
杏「男の人のイメージ強いよね」
八期「警察官なら婦人警官居るから良いけど・・・」
町子「今日はそんな話してる場合じゃないんじゃない?」
和「町子さん!」
町子「美麗や主ちゃんは女湯に行ってるし!」
青香「まさか水着着用とは知らなかったんです!」
紫「お姉ちゃんが教えたんだよね?」
紫子「青香ちゃんからメールが着て・・・」
赤音「伝言されていきました!」
トントン
町子「希ちゃん?」
希「青香ちゃん達は愛好会よ!情報漏洩しないように、今の計画は彼女に知られないように!」小声
町子「わかった」
青香「何を話してるんですか?」
希「次のライブについてよ!」
亜利紗「私の初センターライブでしょ?」
杏「私はとっくにセンターで歌ってるんだけどな!」
亜利紗「どうせ、『リーダーだから』って理由でしょ!」
杏「亜利紗だって、新人だからって理由でしょ!」
青香「新人がいきなりセンター!」
赤音「良いんですか?そんなので!」
八期「どっかの誰かさん達が、入ってすぐ出ていったから!」
桃夏「でも、ポットでの新人にセンターを任せるのは・・・」
八期「初センター曲って言っても、歌うのは学校の体育館か校庭だぞ!」
亜利紗「えっ?」
八期「朝の時もそうだっだろう!定期ライブって言って、1ヶ月に1回は休みの日に学校で既存曲でライブやってるんだよ!大会以外でもやっておかないと知名度上がらないから!」
亜利紗「私の初センターは?」
八期「見に来るのは家族か近所の人達くらいだよ!僕だって、大会にポットでの新人出したくないわ!」
黄花「な~んだ!意外と普通じゃない!」
緑「でも、いきなりセンターはきついんじゃない?」
水美「成れさせる為じゃない?」
八期「まあ、それも少しあるが、体験させるなら僕は後ろよりも前にドンと立って楽しくやって欲しいんだ!」
青香「へー!」
藍加「ただの思い出作りじゃない」
八期「そうかもしれない!でも、端で踊るよりもセンターで踊った時の方が決めやすくないか?」
紫子「むしろ断れない状況に陥ります!」
八期「別にやりたくなきゃ『やらない』で良いんだよ!人の勝手なんだから!でも僕が1番大切にしたいのは・・・」
奈々「個性ですよね?」
八期「違う!センターでやったと言う証だよ!」
全員「えっ?」
八期「1度センター経験すれば何かの都合で、もう一度ライブすることに成った時センター経験者だと少し有利だろ?」
青香「確かにそうですが?」
八期「まあ、それは冗談で!」
桃夏「冗談なんかい!」
八期「センターから見た景色と空気を覚えて欲しい!それが僕が大切にして欲しいことかな!」
愛好会「センターから見た景色と空気を覚える」
朝「そう言われると、センターの体験は本当に嬉しかったし、貴重な体験でした!」
亜利紗「愛好会はほとんど美麗しかセンターしないもんね!」
藍加「仕方ないじゃない!愛好会の中では美麗が1番上手いんだから!ダンスとかでは1番上手い人がセンターをやるって決まってるの!」
杏「でも、ずっと同じ人がセンターは面白くないと思うな!」
零「私も!やっぱり推しがセンターでないと見ててもつまんないし、逆に悲しくなってくる!」
亜利紗「そんなんだからお姉ちゃんは人気が伸びないのよ!」
杏「愛好会追い出されて、研究部のスパイやってる人に言われたくない!」
亜利紗「何ですって?」
朝「まあまあ」
明「落ち着いて!こんなところで姉妹喧嘩しないで!」
赤音「愛好会はそれなりに良いところですよ!」
ミカ「皆も来れば良いのに!」
エル「う~ん、方向性が違うから無理!」
紫「紫ちゃんも同じく!」
杏「私はやり方に問題があるから無理!」
青香「なぜ、杏さんはそんなに愛好会が嫌いなんですか?」
杏「私元々勝負事とか嫌いだし、親もメチャクチャな人で、見た目の判断なんかもう何がなんだか分からない!」
亜利紗「お姉ちゃんのセンスの問題でしょ!」
杏「あんたは何も言われないのに、私だけあーだコーダ注文付けられるのよ!差別も良いところだよ!」
亜利紗「私の方がセンス無いって?」
杏「そうだよ!お父さんもお母さんもこの学校の皆も!もう信用出来ない!」
八期「マジその気持ち分かる!この学校の奴らなんか人で決めてるんだから!まともに見てる奴なんかほんの一握りなんだよ!本当何をもってのコンテストだよ!」
青香「もしかして研究部の人達って本気出してないんですか?」
八期「基本出してないね!審査員なんか宛に出来ない!『負けて元々』って思わないとやっていけない!でも、ふざけてやるのも失礼だから真面目に楽しくをもっとうに!周りの意見なんか基本無視!」
町子「歌って踊る私達とそれを聞く皆が楽しめればそれで良いって感じね!」
希「そうでないと、審査員殴っちゃいそうだもん!」
零「言わば格差が一切無いのよねうちは!」
杏「うん!それは本当に感じる!皆平等と言うか・・・」
町子「各々に各々のテーマに沿ったセンター曲が渡される!」
八期「まあ、リーダーの僕は別件で違う曲あるけどね」
愛好会『公平とは?』
和「でも、格差社会でも『自分の手でセンターを取りたい』と言う気持ちで手にした時の達成感は快感ですよ!」
八期「その可能性が圧倒的に0だと思う人間からしたら、むしろ無くなって欲しいくらいだよ!確かに、暴君みたいな努力家には向いていてそれをやることを否定するつもりはないが、僕はそんな場所入りたくないね!基準も分からなければ答えも分からない環境でイライラするだけだから!」
杏「私も!」
青香「愛好会のやり方に否定はしないのですか?」
八期「ああ、僕が嫌なのは美麗が起こした問題の数々だよ!」
藍加「美麗が起こした問題ですって?あの人がそんなことするわけ・・・」
八期「したから僕はアイツが嫌いなんだよ!まあ、ライブもつまんないし、見た目(人柄)も中身もどっちも嫌いだ!」
藍加「証拠はあるのか?」
赤音「藍加さん!先輩ですよ!」
八期「今、こっちもスパイを送り込んでてね!情報は全てあるよ!」
藍加「美麗は悪者じゃないからそんなことあり得ないわ!あなた美麗に逆らうと社会的抹殺を受けるわよ!」
バシャン!
ミカ「藍加!」
2人は出ていった
赤音「確かに、あの人は破天荒で我が儘ですが、人を傷つける行為はしませんよね?」
町子「そうとは限らないわよ!良かれと思ってやったことがその人にとってはお節介とか、して欲しくなかったことだったりするから!」
ミカ「こんな人達と話しても無駄よ!美麗の凄さをこの人達は一生分かろうとしないから」
八期「ああ、一生分からないだろうな!あんな酷いことしたら!」
桃夏「皆、もう出ましょう!ここに居ると虫の居所が悪くなるから!」
愛好会のメンバーのほとんどが上がった
紫「あれ?青香ちゃんは出ないの?」
青香「私はお姉ちゃんと一緒に出るつもりだから!」
紫子「私は青香ちゃんと出ようかなって?」
町子「その顔、美麗の裏の顔を知ってるって感じね?」
青香「私、知ってるんです!同好会や研究部の人達が練習の邪魔をされたこと!」
紫子「私達も正直心が痛かったです!だから何回か『監視員は止めましょう』っ言ったんです!でも、あの人は一億円を引き合いに出して私達を黙らせたんです!」
零「今の話は本当の事?」
青香「本当ですよ!それにそうでないとわざとお姉ちゃんのライブ会場前で私は行きませんから!」
エル「繋がりが合ったって事だね」
青香「こっそりですよ!まあ、本音はお姉ちゃんのライブを妹として見たかっただけなんですけど!」
恵梨香「妨害とか関係無い!」
紫「それで紫ちゃん達がライブ最後まで出来たんだから良いじゃん!」
次回・『美麗歓迎隊』と『美麗追放隊』各々の作戦会議!
- Re: ナンバーズ8 ( No.424 )
- 日時: 2024/10/08 23:20
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
422話・合同合宿裏側編・・・③
夢「皆、分かってる?」
エル「うん!」
和「はい」
紫「美麗ちゃんをどう迎えるか?そしてどう説得するかだね!」
恵梨香「なんでエリリンまで?」
エル「恵梨香ちゃんだってフォース・プリンセスの仲間じゃん!」
恵梨香「ですが、エリリンマジで美麗とはやりたくないんですよ!」
夢「ええっ!!!!同じスクールアイドルだよ!」
恵梨香「同じスクールアイドルと言うならそれまでやって来た仕打ちを思い出して下さいよ!散々邪魔されたんですよ!それでソロトーナメントもボロボロ!せめて百歩譲っても愛好会でずっと過ごして欲しいですよ!」
夢「愛好会停滞は良いんだ・・・」
和「美麗さんのライブはある程度認めてるんですね!」
恵梨香「認めてる訳じゃないよ!倒したい相手が出てくると俄然やる気が出るんだよ!」
紫「そう言う意味のライバル意識は必要かもね」
恵梨香「それはそうと、あい子はともかく杏先輩も居ませんよ!どう言うことですか?」
エル「愛ちゃんは・・・」
紫「頑なに断られて・・・」
夢「杏も誘ったんだけど『嫌だ!』って言われて・・・」
奈々「愛さんは仕方ありませんよね、あんなこと合ったら・・・、でも杏さんはなぜ?」
夢「『美麗ちゃんのせいで、両親の態度が戻ったから!』だって!」
恵梨香「あい子と比べたらしょうもないですが・・・」
和「杏さんにとっては大変な話なんですよね・・・」
夢「あと『愛ちゃんの気持ちが分かるから一緒にやるのは嫌だ』だって!」
恵梨香「エリリンも否定したのになんで連れてこられたんでしょうね?」
夢「そう言えば噂によると研究部が美麗ちゃんをこの学校から追い出そうとする計画をしてるって聞いたんだけど・・・」
紫「あっ、それ本当だよ!さっき別の部屋で集まってたよ!」
和「愛さんも一緒行ってました!」
夢『絶対美麗ちゃんを守る!』
一方その頃
八期「それで零ちゃん、理珠!例の物は?」
零「私のパソコンのフォルダに保存中よ!」
理珠「愛好会に居るスパイ2人のお陰です!」
愛海「和ちゃんはもう同好会に戻ったから1人は難しく成ったんじゃない?」
八期「あっ、もう1人居るよ!」
8メンバー「えっ?」
八期「もう1人新しい子に頼んどいた!」
希「誰に頼んだの?」
八期「情報漏洩で美麗や主にバレたくないので秘密!」
町子「兎に角美麗は追い出すつもりなのね?」
八期「これは愛ちゃんの頼みでもある!」
愛「あんな人、この世から居なくなって欲しい!けど、殺せる勇気すら無い・・・」
香「いくらご両親を亡くしたからと言って殺人はダメ!それで両親が戻ってくるの?そして、喜ぶと思う?」
八期「喜ばないけど、『お前があそこであんな事するから殺されんだよ』くらいは思ってるんじゃない?」
芹「それでも喜びはしないわよ!むしろ後悔するわ!」
八期「本当にいじめ矯正学校あって良かったね!」
愛海「八期君!今は『コミュニケーション支援学校』に私が変えたから!『いじめ矯正』はイメージ悪いし・・・」
香「まあ、多少は丸くなったわね!」
葉月「遠回しに『あんたは精神障害者』って言われてるみたいだな!」
香「言っとくけど、八期は発達障害って言う精神障害者よ!」
8メンバー「えっ?」
香「八期のお母さんである松本先生から聞いたわ!」
八期「へー!そうなんだ・・・」
希「私も知らなかった」
葉月「感動薄いな!」
八期「実感無いし!」
香「まあ、仮に、コイツが何かいじめ犯してもせいぜいレベル4までだから!」
芹「そうなんですか?」
香「そもそも別教室の意味は障害者とそうでない人を分ける境界線なの!」
零「そうだったんだ!私ずっと、いじめっこといじめられっ子を離すための教室だと思ってた!」
香「本当に分ける時はレベル5よ!それに障害者の場合、知的障害など自分の意思じゃない時や言語障害とか言い方がキツくて多くの人に誤解を与える人も居るから、障害者と健常者じゃ全然違うでしょ!」
8メンバー「確かに!」
香「だから精神障害者は手帳を提示すれば、仮にいじめ騒動の加害者になっても教室隔離のレベル4まで!」
8メンバー「へー!」
香「ちなみに最高のMAXの強制検査あるじゃん?」
秀喜「ありますね!」
香「あれは、精神科で精神障害者かどうかを調べて障害があればレベル4!障害でなければレベル7よ!そもそもレベル8以上って基本無いのよ!」
八期「そうだったんですか?」
香「犯罪は別よ!覗きとか痴漢・セクハラは完全な犯罪なんだから!それは1発レベル9!
他にも集団暴行やカツアゲなどと言った弱いものいじめも場合によってはレベル10もあるから!」
理珠「今回、王美麗がやったことは・・・」
八期「まず、部活動妨害行為!」
愛「器物破損!」
町子「自分の大切なものを壊されたんだね!」
芹「何壊されたの?」
八期「オートバージョンのボードだよ!美麗は『そんなものライブに相応しくない』って壊したそうだ!」
子「もう十分やってない?何で飛ばせないの?」
愛海「王家から支援貰う時に『娘の行為は全て許す』って契約書に書いてあったって言ったじゃん!」
葉月「破ったら?」
愛海「支援がなくなり、ここの根も葉もない噂で学校が終わる!」
8メンバー「怖い!」
希「尚更あの美麗って子追い出さないと!」
零「あと強制的な部活勧誘!」
平江「ダメなんですか?」
結「ダメでしょ!勝手に引きずり込むんだから!」
平江「あっ、すみません!間違えました!どんな罪なのかな?って!」
愛海「例えるなら客引きね!店内に客を入れようとする行為!都会では悪質な客引きがあって場所によっては客引き自体を禁止にしてる地域もあるわ!」
平江「へー!知らなかった!」
八期「他には裏で手回しした社会的抹殺だな!」
芹「それって見付けたとしてどんな罪に成るの?」
葉月「むしろ証拠見付けてもどうしようも無いような?」
八期「何とかアイツの口から抹殺命令があったことを言わせて周りに事実として認知させる!」
グレーテル「そんなこと出来るのか?」
零「今のところ無理ね!」
希「やっぱり絶対命令くらい無いと追い出せないんじゃない?」
八期「あんまり使いたくないんだよな!欲しいけど!」
芹「欲しいの?」
八期「美麗を追い出すだけの事だけどね!でも、その為だけってのも変な話と言うか・・・」
葉月「見方によったらただの我が儘だろう!」
八期「そうなんだよね!ってかもう生徒会長はやりたくないし!」
香「あっ、そう」
八期「それに宣言したし、『やらない』って!」
香「別に『気が変わった』って言ってやり直したって良いのよ!そんな人沢山居るし!」
八期「まあ、僕を投票してくれる人すら居ないと思うけど・・・」
愛「私絶対投票します!」
八期「1票だけじゃ焼け石に水だよ!」
芹「私も投票する!」
葉月「私もだな!」
零「それに八君、伝説の生徒会長だよ!きっと沢山の人が投票するよ!」
八期「ええっ?あんまりその肩書き使いたくないな!『絶対命令』のイメージ悪いし、『役立たずの生徒会長』って意味だし!」
香「それ言ってるのあんただけよ!」
八期「ましてや『絶対命令』使えるかどうかも分からないし・・・」
零「伝説の生徒会長に成った人は、もう一度生徒会長に成れば『絶対命令』使えるよ!」
八期「本当に?」
愛海「そもそもあなたは『絶対命令』を使えないと生徒会長出来ないでしょ!」
八期「うん!マジで思う!」
零「それに同世代の子が多い筈だから、理解してる子多いんじゃないかな?」
八期「怖いな」
希「でも、美麗を追い出すには八君の『絶対命令』が重要になる筈だよ!」
八期「だけど、ある程度美麗の悪事を暴いて行かないと使っても意味なさそうなんだよな・・・」
葉月「それを私らやスパイメンバーにやってもらうんだろ?」
愛海「八期君!絶対美麗の悪事を暴いて公表し、この学校から追い出そう!」
愛「お願い!お義兄ちゃん!」
八期「ああ、愛ちゃん、美麗は僕が来年この学校から矯正学校もとい『コミュニケーション支援学校』に追い出してやるよ!」
一方その頃
プルルルル
美麗「はい!」
主「もしもし!聞こえてますか?」
美麗「聞こえてるわよ!何で私だけテントなのよ!」
主「あなたが人の指示を聞かず、出来もしない料理をやって火事を起こさせたからでしょ!」
美麗「連帯責任じゃないの?」
主「研究部部長の巻き添え喰らった関係の無い部員達が可哀想と言うことで、主犯のあなた以外は旅館の部屋で寝ることが許されました!」
美麗「それで電話の内容はそれだけ?」
主「いえ、スパイの朝さんや亜利紗さんの情報によりますと、研究部が私達愛好会を潰そうとしてます!」
美麗「何ですって!大変じゃない!って絶対潰れないけどね!潰そうとするならその前に私が潰せば良いだけの話よ!」
主「ただ、更に情報が!」
美麗「何よ?」
主「こちらは青香さんと紫子さんからの情報なのですが・・・」
美麗「うんうん」
主「同好会の皆さんは、愛好会との中を築いて行きたいと言ってるそうです!」
美麗「どう言うこと?」
主「あなたを同好会に歓迎するまたは、今後とも同じスクールアイドルとしてライバル関係となって競い合う存在となりたいそうです!」
美麗「ふーん、ライバル関係ね!それはそれで悪くないわ!少なくとも私達愛好会を潰そうとする研究部と比べれば!」
主「ですので、美麗!同好会のメンバーを愛好会に連れてこようとする行為は止めにしませんか?」
美麗「いいえ、あの子達は磨けば光る原石なのよ!」
主「ですが、監視員なんていたちごっこなうえに、沢山の生徒が『いじめ』のレッテルを貼られたんですよ!」
美麗「だったら、ライバルに成っても良いから私のパフォーマンスを見せるだけよ!私の方が魅力あるってね!卒業しても諦めるつもりは無いわよ!」
同好会『美麗ちゃんを同じスクールアイドルとして迎える』
研究部『美麗をいつか追い出す!』
愛好会『美麗が凄いってことを研究部と愛好会に認めてもらう!』
果たしてどのチームの想いが報われるのか?
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