二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.430 )
- 日時: 2024/10/08 23:27
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
428話・2人だけの夜
旅館の看板
芹「あそこに旅館があるわ!」
八期「ええっ?僕らホテル合ったよね?」
芹「こういう時は下手に動かない方が得策よ」
八期「そうだ!最悪、旅館から電話借りて先生に電話してもらえば・・・」
芹「先生の携帯番号知ってるの?」
八期「知らなかった!」
芹「私も知らないからな・・・、ん?」←ガバンを漁る
『気になる彼とのお泊まり用
by母』
芹『何考えてるのよあのオカンは?
娘の事より、まだ見ぬ孫の方が大事なの?』
八期「でも、地図見たら何となくで道分かるんだよな!帰れないことはない!」
芹「足痛めてる私を置いていくつもり?」
八期「でも、先生に無事を伝えないと!」
芹「そんなことしたら日付が変わるわ!下手したらあんた道端で生き絶える可能性もあるのよ!」
八期「頑張れば・・・」
芹「頑張っても、ホテルで寝て私を忘れるのがオチよ!」
八期「そんな気がしてきた!」
芹「分かったらつべこべ言わず黙って泊まるわよ!」
八期「でも、お金が・・・」
芹「さっき持ってなかった?」
八期「謝礼です!」
芹「割り勘にするから!」
八期「仕方ない・・・、いやタクシーは?」
芹「今の時間帯捕まらないわよ!それに、祭りもあって沢山の人が使ってるわよ!」
八期「そんな・・・」
芹「タクシーから降りる時に先生に払ってもらう魂胆でしょ?」
八期「なんで分かったの?」
芹「ケチな男!『なんでこんなの好きに成ったんだろ?』」
八期「すみません・・・」
芹「今日って空いてるお部屋って合ったりします?」
中居「そうですね、すみません!今日花火大会が合ったでしょう!その都合でもう1部屋しか残ってないんです!」
2人「えっ?」
芹「なんでここに来て1部屋なのよ!」
八期「良かった!1部屋はあるんだ!運が良い!」
2人「えっ?」
芹「あんた、1部屋しかないのよ!これじゃ泊まれないじゃない!」小声
八期「えっ?1部屋なら2人くらい余裕だって!空いてて良かったな!」小声
芹『この不感症!』
中居「あの、あなた達高校生?高校生の男女が一緒の部屋はちょっと・・・」
八期「何ですか?なにがダメなんですか?」
芹『あっ!バカ!』
中居「ほら、寝る時ちょっと・・・、襲ったり・・・」
八期「理由もなく襲って何に成るんですか?そんなの警察に捕まる未来しか見えません!」
中居「分かってるなら・・・」
芹『そうだけど、そうじゃない!』
八期「あなたは何を言ってるのですか?一緒に寝るって言ったって、目を瞑って布団被って夢の中ですよ!一体何があるんですか?」
芹『そうよね、純粋な人ならそういう考えだよね?って違う!別の意味で恥ずかしいから止めて!』
中居「ほら、無防備な女の子を見て我慢出来なくなって・・・」
八期「我慢出来ない?トイレですか?それに可愛い女の子を見るって、寝顔だけ見て可愛いと感心する以外何を感じるのですか?」
中居「無防備を良いことに手を出して、襲って・・・」
八期「無防備の人を襲う?バカじゃないですか?なぜ襲うんですか?」
芹『あんたの言ってることは合ってる!合ってるんだけど・・・、会話の台詞が逆!』
八期「それで誰をどんな理由で襲うんですか?説明してください!」
中居『どうしよう!頭がおかしいのは私なのかしら?』
芹「『すみません、あなたの対応に間違いはありません!コイツがピュア過ぎるだけです!本当ピュアって達悪!』あの~・・・」
中居「はい、必要によっては入室をお断りしたいのですが・・・」
八期「なぜですか?何があると言うのですか?説明してください!」
中居『ええっ?私の頭がピンク色なだけ?えっ?えっ?』赤面
芹「あんたは少し黙ってて!」小声
八期「えっ?」
芹「何も言うな!私が対応する!」
中居「あ、あの~・・・」
芹「大丈夫です!私達姉弟ですので!」
中居「は、はあ・・・」
八期「いや、違う・・・」
芹「そうよね?八期!」
八期「いや、兄弟じゃなくて・・・」
芹「姉弟でしょ?」
八期「えっ?だから・・・」
芹「姉弟よね?」
中居「あの、先程から否定されていますが?」
芹「兄弟って言ってるでしょ!」
八期「いや、兄弟じゃないよ!」
中居「ご兄弟ではないと?」
芹『もう!なんで否定するのよ!バカ正直!』
八期「はい、兄弟じゃなくて姉弟です!」
芹「はい?」
八期「姉と弟の姉弟です!」
中居「あっ、ご兄弟?」
八期「姉弟です!」
芹「どっちでも良いわよ!世間一般では姉が居ようが、妹が居ようが『きょうだい』読みなの!」
八期「でも、姉と弟は姉弟、兄と妹は兄妹って読みが正しい読み方なんだよ!」
芹「そんな言葉使ってる人間の方が少ないわよ!」
中居「あの、お部屋をご案内しますので、名簿にお名前を・・・」
八期「はい!」
芹「分かりました!『八期はバカ正直だから、私が合わせないと!』」
名簿
松本八期・15
芹『コイツ!年齢まで正直に書きやがって!』
中居『ん?中学生?』
名簿
松本芹・16
中居『成る程、誕生日がまだなのね!』
芹「あんた、分かってる?」小声
八期「何が?」小声
芹「布団は分けて使うわよ!」小声
八期「そりゃ、布団は1つずつの方が喧嘩に成らないし、一緒じゃ暑苦しいと思うし、布団の取り合いに成るだろうし・・・」小声
芹「『何で健全な解答をするのよ!そうなんだけど、そうなんだけど・・・』兎に角敷居とか立てるわよ!」小声
八期「ああ、僕の寝相が悪いから?」小声
芹『初耳よ!間違ってないんだけど、間違ってないんだけど・・・』
中居「あら、いけないわ!」
2人「えっ?」
中居「布団1組用しかなかったんだわ!」
2人「ええっ!!!!」
芹「最悪よ『はい、一緒に寝ること決定!嬉しいような?悲しいような?』」
八期「暑すぎて眠れなそう!」
中居「こちらの手違いですので、お詫びとして割り引きしておきますね!
あっ、でも姉弟なら大丈夫そうですね!」
芹『この中居さんは試してるの?』
八期「争うことになると思います」
中居「どうして?」
八期「掛け布団の取り合いです!」
中居「あら、懐かしい!私も昔兄と取り合ってましたわ!オホホホ!」
芹『笑い事じゃないって!』
カポーン!(風呂上がり後)
芹「ちゃんと浴衣着たわね?」
八期「言われた通り!」
芹「一応汚いんだから!寝るなら綺麗な服でないと!」
八期「それで・・・、どうします?」
芹「どうします?って言われてもね・・・」
八期「どっちが良い?」
芹「どっちって?」
八期「掛け布団?それとも敷き布団?」
芹「その二択?だとしてどう寝るのよ?」
八期「敷き布団でのり巻きに成るか?床に枕置いて掛け布団被って寝るか?」
芹「ちなみにあんただったら?」
八期「即答で掛け布団です!」
芹「『どっちも嫌よ!もう、仕方ないわね・・・』
今回だけ一緒に寝てあげるわ!」
八期「今回だけって、前、芹の家で・・・」
芹「旅館の話よ!」
八期「それも修学旅行とかで・・・」
芹「プライベート・・・」
八期「合宿中ですが?」
芹「もうなんでも良いわよ!その代わり背中合わせよ!」
八期「誰が顔向けながら寝るのさ!」
芹『腹立つわね』
八期「寝にくいのに」
芹『そうだけど』
八期「右と左どっち?」
芹「どっちでも良いわ!あんたは?」
八期「右かな」
芹「何で?」
八期「左向きに寝るから!」
芹「逆じゃない?」
八期「えっ?仰向けになると横に成るのは左向きだろ?」
芹「そうね、仰向けで見たらね!分かったわ!仰向けで私は右ね!」
カチッ!
芹「言っとくけど、なにもしないでよね?こっちも向くなよ?」
八期「無理!」
芹「何でよ?」
八期「寝てる時は意識なし!」
芹「分かったわ!寝相の悪さの場合は許すから!」
八期「おやすみ!」
芹「おやすみ!」
数時間後
芹『だから、眠れないんだってば!』
八期・Zzz
芹『だから、何でコイツは女子の隣で普通に寝れるのよ!』
八期・Zzz
芹「少しは襲ってきたらどうなのよ!って言っても、元々真面目な性格で、嫌われものなコイツが人の嫌がることはしないわよね!私が考えすぎなのよね?いや、普通の反応の筈なんだけど・・・」
八期・Zzz
芹「本当は安心するべきなのに、なぜか物足りないと思ってしまう自分が情けない!頭がおかしいんだろうね」
八期・Zzz
芹「こうなったら、他人と無防備な状況に居る時どうなるか教えてやるわ!」
八期・Zzz
芹『わあ、柔らかそうな唇って、私は何を考えて!?』
芹「あんたが悪いんだから!異性と同じ部屋で無防備だとこんなことされるのよ!」
チュッ!
芹『誰も居ないからこそ出来たことね!まあ、コイツは明日に成っても気付かないでしょうけど、学園のマドンナからのキスは特別なものなのよ!』
次の日
道中
八期「そう言えば、昨日芹にキスされる夢を見たんだけど?」
芹「しょ、所詮夢よ!」
八期「だよな!やるなら、零ちゃんか希姉ちゃんかグレーテル辺りが、いや、愛ちゃんとか良かったな!」
芹『腹立つ!私のキスはその4人以下だと!』
この後無事にホテルに戻った2人は・・・
芹「ただいま・・・」←寝不足
八期「先生!戻りました!」
香「あっ、2人とも無事だったのね!」
奈々「お姉ちゃん!また目に隈が!」
青奈「まさか、2人っきりで寝たんじゃないでしょうね?」
八期「僕はホテルに帰ろうって言ったけど、芹が怪我してたから仕方なく・・・」
香「大丈夫なの?」
芹「大したことありませんよ!最寄りの旅館で応急手当はしてもらいましたから!」
葉月「それで、一緒の部屋で寝たのか?」
芹「いや、それは流石に・・・」
八期「いや、部屋が1部屋しか無かったからさあ!全く従業員さんも変なこと言ってなかなか泊めさせてくれなくて・・・」
奈々「当たり前ですよ!そもそも未成年同士は本来泊まってはいけないのよ!」
八期「なんで?」
奈々「そ、それは・・・」
八期「なんでか言ってみろよ!」
愛海「物を壊したりとかしたら弁償出来る?」
八期「物を壊すって、どんちゃん騒ぎするわけ無いのにどう壊すのさ?」
愛海「でも、万が一高そうな壺とかを割ったら・・・」
八期「触らなきゃ良い話でしょ!」
香「未成年だと犯罪に巻き込まれるパターンがいくつかあるの!『自分は大丈夫』と思っていると痛い目見るわよ!知らぬ間に犯罪者に成ってたりするのよ!」
全員「怖い」
葉月「それで、芹は八期と一緒に寝てまた寝不足か!」
芹「だからなんであんたはぐっすり眠れるのよ!」
八期「目瞑ってたらいつの間にか寝てない?」
芹「そうかもしれないけど・・・」
希「そこはなにもされなかったって安心しなさい!」
芹「それはそれで嫌だ!」
零「どっちなのさ?」
- Re: ナンバーズ8 ( No.431 )
- 日時: 2024/10/08 23:27
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
429話・杏・愛・明の決意!
話は香との電話後まで遡る
杏「と言うわけで、私達は最寄りのホテルで1泊することが決まりました!」
明「まさかこんなことに成るなんて・・・」
愛「ホテルって高いんじゃないかな?」
杏「愛ちゃん、1泊いくらだと思ってる?」
愛「10万円くらい?」
明「どこのスイートホテルさ!ビジネスマン達が気軽に出張も出来ないよ!」
杏「詳しくは分からないけど、3人で1万円オーバー位かな?」
愛「意外と安い愛ちゃんボード『ビックリ!』」
明「でも、中学生からしたら高いのは事実だね!もう、狭くても良いから安いところ泊まろう?」
結局
杏「狭くて安いところ合ったけど・・・」
愛「なんか古いと言うか怖いと言うか・・・」
明「布団、3人敷いてぎゅうぎゅうだね?まあ、女子3人だから文句も揉め事も無いだろうけど・・・」
愛「いや、あるよ!」
明「何が?」
愛「布団の取り合いや、寝相悪くて隣の人蹴ったり殴ったりとか・・・」
明「大丈夫、大丈夫!私寝相良いから!」
杏「私も!」
明「それで並びどうする?」
杏「私はどこでも良いよ!」
愛「私は廊下に近い方!」
左から愛・明・杏
明「取り敢えず明日帰るから早く寝よう!」
2人「うん!」
明「お休み!」
2人「おやすみなさい」
数分後
愛「Zzz、Zzz・・・」
明「・・・(どうしよう!眠れない・・・)」
杏「?・・・、明ちゃん!寝た?」
明「うん!寝たよ!」
杏「起きてるじゃん!寝てる人は返事しないよ!」
明「ちぇー、バレたか・・・」
杏「眠れないの?」
明「まあ、それに同好会を裏切った身だしね!今2人とこう仲良く過ごしてること事態が奇跡に思えるよ!」
杏「何言ってるの?」
明「えっ?」
杏「私は明ちゃんがどんな子にも優しいお人好しな人って分かってるよ!」
明「杏・・・」
杏「明ちゃんは、美麗ちゃんとお友達に成って私達の仲を取り持ちたいんだよね?」
明「うん!でも、もう無理じゃないかな?って!」
愛「それって私の事?」
明「アイアイ?」
杏「起こしちゃった?」
愛「なんか私も寝付けなかった」
明「アイアイ、正直な気持ち美麗と今後ライブは?」
愛「やるつもりはない!私はあの人を絶対許さない!」
明『ですよね・・・』
愛「明さんは美麗の事どう思ってるの?」
明「アイアイの事情聞いた時、正直胸が痛かった!私はこんな人と仲良くなろうとしてるのか?ってね!」
杏「私も美麗ちゃんとはやりたくないなあ・・・、ただ夢ちゃんは美麗ちゃんと仲良くしたいって言ってるし・・・」
明「無理だと思うよ!もう間接的に人殺してるもん!」
愛「エルさんや紫さんも美麗さんと仲良くするために、一緒にライブ出来るためにって、私をユニットに誘ってくれた」
杏「そうなんだ・・・」
明「そんな理由で作ったんだね」
愛「でも、私はあの人を絶対許したくないし、一緒にライブもしたくない!」
明「まあ、多分愛好会でもボチボチユニット作ろう運動が始まると思うよ!」
杏「類は友を呼ぶだね・・・、ねえ?」
明「どうしたの杏?」
杏「2人さへ良ければ私達3人でユニット組まない?」
明「えっ?私愛好会所属ですが?」
愛「私もカルテット結成したばっかなんだけど?」
杏「影のユニットだよ!こっそり作って皆を驚かせちゃおう!」
明「杏は何を目的にするつもり?」
杏「正直順位付けるのとかもうウンザリ!」
明「杏はまだ1位取ってなかったねマンスリーランキング!」
愛「私は上がり下がりが激しいし・・・」
明「私も中間沿いで上位はなかなか、3回くらい1位取ったけど・・・」
杏「もう何がなんだか分からない!」
愛「分かる!あんな酷い人の何が良いのか?」
明「同じ気持ちをもう私達3人なら良いユニット作れるんじゃないかな?」
杏「愛ちゃんと明ちゃんなら大歓迎!」
愛「私も!」
合宿後
研究部部室
ガラガラ
3人「失礼します!」
八期「杏ちゃん、愛ちゃん、明ちゃんじゃん!」
八姫「なんの用?」
希「もしかして私達と一緒に?」
明「それはまたの機会に・・・」
杏「同好会と愛好会の皆には知られたくないの!」
町子「一体何をする気?」
杏「私達・・・」
愛「3人で・・・」
明「ユニットを作ろうと思ってるんだ!」
研究部『・・・・・?』
八姫「勝手に作っとけば?何の報告よ!」
明「そうじゃなくて、私今愛好会所属じゃん?」
町子「そうね」
明「正直、愛好会抜けたいんだけど・・・」
八期「今は、まだ抜けてほしくないんだよな・・・」
八姫「あんたの命令かい!」
八期「美麗権力が強すぎて今のままでは、勝てっこないからね!それに明ちゃんのストッパー役のお陰で同好会が助かってる部分もあるからね!」
芹「そうなの?」
明「主から聞いた話だと、美麗って実は前の学校でも浮いてたんだって!」
八姫「浮いてるってどんな感じ?」
明「何事もやることやることが完璧過ぎて周りが付いていけなかった、自分に出来ることは他の皆も自分と同じ様に努力すればいつか出来るって美麗は信じてるみたいなの!」
子「だから執拗に同好会の皆を勧誘したのね!」
八期「典型的な暴君じゃねーか!」
明「その結果、周りから避けられるように成って、そんな時に私達のライブを見て、真似するように、実際中国の中では小学生時代に初出場で優勝したことがあるくらい歌やダンスも得意だったそうだから・・・」
歩「常に自分が1番ってことを不思議に思って無いのか・・・」
明「それに努力のベクトルは本当に違うんだよ!まあお金持ちだからって事で優秀なコーチを付けてるってのもあるけど・・・」
秀喜「まあ聞いていたら、ありがた迷惑ってことだな!」
杏「分かる!私はそこまでプロに成ることは考えてない!」
愛「私も!楽しければそれで良いって感じ!もう誰も信じられない!」
八期「それで3人だけの楽しいライブをしたいのかな?」
3人「うん!」
町子「でも、それだけじゃないって感じね?」
明「やっぱバレるか・・・」
杏「町子さんは鋭いですね」
愛「あの人を見返して、もう2度とステージに立たせないくらいにメンタルをボコボコにする!」
芹「多分だけど、美麗さんの性格考えたら、
『流石私が認めた逸材ね!さっさとうちへ来なさい!そうすればもっと良くなる筈だから!』って言ってきそう・・・」
八期「わあ、目に浮かぶ!」
町子「まあ、一応、グループ以外にもユニット部門やソロ部門もあるから挑戦してみる?」
明「あるんだ!」
杏「ぜひ御願いします!」
愛「愛ちゃんボード『打倒!美麗!』」
芹「待って!両方応募出来るの?」
町子「ルール上はどっちも動画サイトに投稿だから大丈夫!だけど、両方出ることは出来ず、両方予選通過する前提でグループ・ソロ・ユニットの優先順位を予めタイトルと同時に表記しとかないといけないの!」
全員「へー!」
青奈「でも曲は、全部使うのは新曲だろ?」
町子「私の作ったストックが沢山あるからそこから作れば良いよ!作詞は3人から意見聞いてせっちゃん頼むね!」
芹「私が?」
町子「作詞と作曲は素人には無理なの!」
芹「分かったわ!」
予選動画作り中
愛「後は#スクフェスとユニット名だけど・・・」
町子「あっ!思い出した!ユニットは・・・、
1ユニット2~5人まで
1グループ3チーム~10チームまで
全ユニット出ないといけないんだった!」
明「研究部のユニットに出来ません?」
八姫「研究部はユニットやってないから無理よ!」
杏「じゃあ愛好会?」
愛「あの人の傘下みたいだから嫌だ!」
明「私がこっそり同好会の兼業部員なら?」
愛海「かなりグレーゾーンだけど行けるんじゃないかな?」
愛「フォースプリンセスの皆にユニットの大会もやろうって誘わないと・・・」
杏「あっ!」
明「どうしたの?」
杏「私達のユニット名は?」
明「どうしよう?何が良いかな?」
愛「ダメ、思い浮かばない!」
愛海「このままだと不戦敗よ!」
八期「これでどうだ?」
『トリプルエース』
八姫「大丈夫?AAAって居るよ!」
芹「どう見てもAAAのパクりと思われるわよ!」
八期「だって、杏ちゃん、愛ちゃん、明ちゃん!皆名前のイニシャルの頭は『A』じゃん!」
全員「成る程!」
香「時間無いし、これで行って揉めたりあなた達が嫌と言うなら変えましょう!」
3人「はい!」
その後トリプルエースは予選突破した。
ただし、ソロ部門はボロボロの圏外だったのは別の話!
- Re: ナンバーズ8 ( No.432 )
- 日時: 2024/10/08 23:28
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
430話・入れ替わり(前編)
青奈「今日こそ八期に私のこの魅力を伝えるわよ!」
愛海「この間愛ちゃんとバスト入れ換えて今の姿の方が良いって実感したんじゃないの?」
青奈「でも、胸の魅力が・・・」
愛海「諦めなさいよ!人にはその人の好みってものがあるんだから!」
青奈「あっ!博士!」
瞳「おや、青奈さん?」
青奈「好きな男に胸の魅力を伝えるためにはどうすれば良い?」
瞳「そうですね・・・、女に成ってもらうとか?」
青奈「成る程・・・、そうだ!心と体を入れ換える薬とか道具無い?」
愛海「そんな都合の良いものが・・・」
瞳「ありますよ!」
愛海「あるの?!」
瞳「時間制限付ですが!」
青奈「何で毎回時間制限?」
瞳「あくまで、体験を目的に作ってますし、ましてやずっと戻らないなんて嫌でしょ?」
愛海「確かにそうだけど、何でそんなものを?」
瞳「入れ替わりとか女体化、男体化、幼児化、身長の高い人低い人など、皆さん色々願いますよね?」
愛海「まあそうね」
瞳「ですが、別にそうなったからと言って良いことばかりじゃない!男の長所と短所、女の長所と短所、背が高くて困ることや背が低くて起こる良いこと!それを経験する為に24時間と言うお試し版にしてるんです!」
青奈「開発出来ないとかじゃないの?」
瞳「事実ですが、資金的問題でなく、そんな薬があると悪用する人間が沢山出てきますよね?」
2人「確かに!」
瞳「だから、一生の設定は出来ないのです!」
2人「成る程!」
瞳「それで入れ替わりだっけ?」
愛海「別に女体化でも・・・」
青奈「私の体と入れ替えれば・・・」
愛海「多分、男の子だから第一声は『胸の辺りが重い』だと思う」
瞳「この紐だけど・・・」
青奈「どういう仕組み?」
瞳「両端を掴んだ人間が入れ替わる!入れ替わり中は他の人達が触っても入れ替わらないわ!」
青奈「ありがとう!早速使ってくる!」
タッタカタ!
愛海「大丈夫かな?」
中等部校舎
青奈「あっ!八期!」
八期「ん?」
青奈「あっ!」←妻付いて転ける
ドサッ!
八期「あっ!青奈、大丈夫?」
杏「村上先輩大丈夫ですか?」
八期「ん?何だこれ?」←端を持つ
青奈「あっ!それは触っちゃダメ!特に端っこ!」
杏「えっ?これですか?」←端を持つ
シュン!
青奈「ああっ!」
杏(八期)「えっ?目の前に僕が居る」
八期(杏)「えっ?目の前に私だ!」
杏・八期「もしかして?入れ替わった?」
青奈「なんでこうなっちゃうのよ!」
部室
全員「ええっ!!!!」
研究部「八期(君)と・・・」
同好会「杏(ちゃん・さん・先輩)が・・・」
全員「入れ替わった?!」
八期(杏)「どうやらそうみたいなの!」
愛海「皆、文句は青奈に言ってね!」
杏(八期)「おい!何してくれてんだよ!」
青奈「本当は私とあんたで入れ替わりたかったのよ!」
杏(八期)「なんだと!」
ヘンゼル「八期良いなあ、女子と体入れ替えられて!」
杏(八期)「はあ!?」
亜利紗「お姉ちゃんと入れ替わって嬉しいんじゃないですか?」
杏(八期)「はあ!?嫌だよ!」
夢「何よ!そこまで否定しなかくたって良いじゃない!」
杏(八期)「嫌なものは嫌だ!」
恵梨香「じゃあ、誰と入れ替わりたかったですか?」
杏(八期)「誰も嫌だよ!」
恵梨香「はい?」
明「しいてあげるなら誰?」
杏(八期)「歩!」
歩「うち?」
恵「理由は?」
杏(八期)「入れ替わってもあんま支障無さそうだから!」
歩「どういう意味?」
秀喜「そっか、入れ替わったら生活環境変わるもんな!ましてや異性だと尚更だ!」
杏(八期)「杏ちゃんも僕と入れ替わって絶対嫌に決まってるよ!」
八期(杏)「うーん、誰と入れ替わっても嫌だったかな?」
和「まあ、そうですよね!学年や帰る家とか変わりますからその辺が・・・」
八姫「それで青奈はなんで入れ替わろうと?」
青奈「私と入れ替わったらほら、私ナイスバディでしょ?」
零「自分で言うんだ・・・」
青奈「それで、私のナイスバディの魅力に気づいて欲しいな、なんて!」
葉月「八期、何か違和感無いか?」
杏(八期)「言われてみれば・・・」
葉月「どこだ?」
杏(八期)「下かな?」
明「上は?」
杏(八期)「特に何も感じない」
グサッ!
八期(杏)・ズーン!
恵梨香「ちょっと八期先輩!先輩のせいで杏先輩が軽く落ち込んだじゃないですか!」
杏(八期)「えっ?何?どこに落ち込むとこある?」
夢「『杏の胸が小さい』ってバカにして!」
杏(八期)「はっ?いつバカにした?小さいからって何だよ!何か支障あるのか?」
グサッ!グサッ!
愛「今のは夢さんも悪い!」
夢「なんで?」
紫「止め刺しちゃったよ!」
芹「ピュアって達悪!」
夢「あっ!ちょっと!」
杏(八期)「何だよ?」
夢「杏の体なんだよ!勝手に触らないでよ!」
杏(八期)「何だよ?ちょっと背中痒かったから掻いてただけじゃん!」
和「でも、入れ替わった女の子の体をいきなり触るのは・・・」
エル「プライベートゾーンを触られたり見られたりは嫌かな?」
杏(八期)「じゃあ、どうすりゃ良いんだよ!」
夢「なにもしないで!」
杏(八期)「なんでだよ?まったく、こんなこと成るから入れ替わりたくなかったんだよ!」
希「健全」
零「それよりどうする?明日の放課後元に戻るって言っても、明日は元々2人は同じクラスだから席さへ間違えなければ誤魔化せるけど、今日はどうする?」
葉月「こういう場合、入れ替わった相手の家に行くのが定番だが・・・」
八期(杏)「ええっ!!!!嫌だよ!八期君を私の家に入れたくない!」
杏(八期)「そんな否定しなくても・・・」
葉月「お前だって人に見られちゃ嫌なものとかあるだろう?」
杏(八期)「例えば?」
葉月「エロ本とか?」
杏(八期)「持ってるか!」
秀喜「普通の思春期男子は持ってるのが当たり前だぞ!」
杏(八期)「そもそも僕の持ってる奴は人には見せられても、家族だけには見られたくないものだから!」
八姫「なんで逆なのよ?」
愛海「まさか、家族の悪口?」
杏(八期)「違う!絶対理解してくれないから!答えられない!」
希「でもそれを杏ちゃんが勝手に家族に見せてると思ったら?」
杏(八期)「嫌だ!質問責めされたら何も答えられない!」
希「だから、他人の家に行くと言うことはこういう危険が合って入れ替わりたくないのよ!」
八期(杏)「そりゃ、個人的に部屋のこともあるけど・・・」
夢「他にも何かあるの?」
八期(杏)「だって、八期君を家に入れたら・・・」
全員「入れたら?」
八期(杏)「次の日にはうちのマンションが崩落してるよ!」
全員「えっ?」
奈々「それはどういう事ですか?」
八期(杏)「例えば、食事の時、亜利紗ったら私の皿からおかずを横取りするから、それに怒って喧嘩に成って、両親は亜利紗ばかり庇って、テーブルや食器棚が全部引っくり返っちゃうよ!」
全部『うわあ、めちゃくちゃあり得そう・・・』
希「あっ、でも八君は早食いタイプだから・・・」
八期(杏)「食べてる途中に取ってきたりする、しかも嫌いなものを私に押し付けて私の好きなものを奪っていく!」
杏(八期)「最低だな亜利紗?!」
亜利紗「濡れ衣ですよ!私そんなことしません!」
理珠「ビデオが、私に送られてますので、ちゃんと撮ってます!そしてはっきりあなたが取り替えてるのが見えてます!」
亜利紗「まだ使ってたの?卑怯ね!」
八期(杏)「どっちがよ!」
芹「他に心配は?」
八期(杏)「私がお風呂洗って、最後に入るんですが、いつも栓を抜かれて・・・」
亜利紗「忘れてただけよ!」
八期(杏)「毎日?」
八姫「ちなみにそんな場面見たら八期はどうする?」
杏(八期)「亜利紗に洗って入れさせる!それまで入らない!」
八期(杏)「止めて!私が困る!」
朝「他には?」
八期(杏)「私の録ってた番組が消されてたり、別の番組が録られてたり・・・」
希「ウワー、腹を立てた八君が暴れる姿が想像できるわ!」
零「そして壁が壊れ・・・」
芹「床が抜けて・・・」
奈々「柱も倒れて・・・」
結「隣にも二次被害が来て・・・」
夢「マンション崩壊!」
八期(杏)「嫌だよ!目が覚めたら留置所なんて!?」
奈々「ここはやっぱり・・・」
零「杏ちゃんが八君の家に行った方が良いね!」
結局八期の家にお邪魔することに成った杏!
しかし、ここからが大変な事態に成るなどこのときの2人は知らない!
- Re: ナンバーズ8 ( No.433 )
- 日時: 2024/10/08 23:29
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
431話・入れ替わり(後編)
松本家
零「と言うわけでして・・・」
楓花「つまり、夢原さんの中に八期が、八期の体に夢原さんが居るって事?」
一「入れ替わりって存在するんだね!」
二「合ったらダメだろ!」
三氏「元に戻せないのか?」
杏(八期)「入れ替わってから24時間後に戻るらしい!博士の発明は基本体験型だから!」
八期(杏)「本当にそれが幸いだよ!」
杏(八期)「僕も一生他の人の体は嫌だからね!戻れるなら安心だよ!」
一兄「取り敢えず24時間だけ女子の体を楽しみなよ!」
杏(八期)「楽しめるか!!今も混乱してるわ!」
愛「そうなんだ・・・」
杏(八期)「まず、自分を見るってのが鏡以外有り得ないから!」
八期(杏)「そうだね、不思議な感覚!」
五「それより良いの?お家帰らなくて?」
八期(杏)「この姿でですか?」
六生「五姉言葉間違ってるよ!」
五模「そうだね、夢原さんの家に八期が帰るんじゃないのか?」
一兄「ほら、こういう入れ替わりって、お互いの家も入れ替わるとか?」
三「バカね!杏ちゃんは女の子なんだよ!」
二美「自分の部屋を男に荒らされたり、見られたりするのは嫌でしょ?」
八期(杏)「それもあるんですが、マンションが崩壊しそうで・・・」
一「どういう事?」
八期(杏)「うちの妹がちょっかい出して来たら・・・」
全員「ああ、その後どうなるのか想像できる!」
二「絶対、喧嘩が隣の部屋まで飛び火するぞ!」
一「ってか、どうやって親にお泊まりの許可貰ったの?」
愛「『私と一緒にお泊まり』ってことにした!」
四美「なんとか筋は通ってるわね」
楓花「まあ、立ち話も何だからあがって、あがって!」
八期(杏)「お邪魔します!」
一「服は私たちの貸してあげる!」
二「借りるのは杏ちゃんの中に入った八期だけどな!」
一「そうだけど・・・、それよりなんで関係の無い希ちゃんが平然とうちに居るの?」
希「ええっ?良いじゃん!何かあった時役に立つよ!」
二「ここはあんたの別荘かよ!」
杏(八期)「取り敢えず、まずはお風呂にでも行こうかな!」
八期(杏)「ちょっと待って!」
杏(八期)「何?」
八期(杏)「その姿で行くの?」
杏(八期)「いやいや、服は脱ぐよ!」
八期(杏)「そうじゃなくて・・・」
杏(八期)「いや、流石に体は流さないと・・・」
八期(杏)「そういうこと言ってるんじゃなくて・・・」
零「杏ちゃんの姿で入るの?」
杏(八期)「いや、そうするしか無いじゃん!」
一「そうじゃなくて・・・」
四美「間接的に女の子の裸を見ることに成るんだよ!」
杏(八期)「?」
五「鏡見たら、杏ちゃんなんだよ!」
杏(八期)「自分の姿だと思えばそんなこと考えないし、ましてや鏡大体曇るから見えなくない?」
楓花「夢原さん、うちの息子がごめんね!」
グレーテル「お前、不感症にも程があるぞ!」
三「デリカシーの欠片もない!」
鶴「女の子の体を触ったり見たりすることに成るのよ?!」
杏(八期)「そんなこと言われても、入れ替わってるんだから仕方ないじゃん!このまま汚い体で彷徨けって言うの?」
希『正論なんだけどね・・・』
二「お前、普段下をどうやって洗ってる?」
杏(八期)「洗う時以外は極力見ないかな?自分のでも見ようとは思わないね!まあ、だからなんだって話だけど!」
零「兎に角、杏ちゃんからしたら見られるのも触られるのも嫌なの!痴漢と同じ事よ!」
杏(八期)「ええっ?触ったからってなんなの?」
一「自分の体をいきなり触られて嫌な人も居るの!」
杏(八期)「いや、触って何のメリットがあるのさ?」
希『痴漢する人間の気持ち分からないもんね!』
楓花「兎に角、あんたらの体は私達が洗うわ!」
一「二!他の男どもを自分の部屋に戻しておいて!」
二「分かった!お前ら一旦部屋に帰れ!」
男性陣「ええっ!!!!」
二「もしくは誰かの部屋で遊ぼう!」
男性陣「イェーイ!」
四輝「何やる?」
一兄「早く行こうぜ!」
杏(八期)「つまり、お母さん達が洗ってくれるんだね?」
楓花「ええっ、今日だけね!」
杏(八期)「じゃあ、早速・・・」
一「服脱ぐの禁止!」
杏(八期)「なんでさ?服着ながら風呂に入る人なんて居る?」
楓花「もう一辺しか見てない子なんだから!」
杏(八期)「何がダメなのさ?」
楓花「夢原さんは体を触られたくもなければ、見られたくもないの!」
杏(八期)「入れ替わった体で文句言われてもこっちが困るよ!僕は触られたって、体に支障さへなければ大丈夫だし、全裸でそこら辺走り回られなかったら文句言わないし!」
希『男の子には理解しがたいよね・・・』
一「私達が脱衣から着衣まで全部やってあげるから!」
杏(八期)「そんなの小さな子供じゃん!」
一「お母さん、どう説得するの?」
楓花「どうせ、洗い方適当なくせに!」
杏(八期)「だって分かんないし・・・」
楓花「それにあんたブラジャー着れる」
杏(八期)「えっ?何となくお母さんの着替え何回か見てたし・・・」
楓花「男が普段使わない物を使えるわけ無いでしょ!周りに手伝って貰いなさい!」
杏(八期)「でも脱ぐのは・・・」
楓花「杏ちゃんはたしかシニヨンよね?」
八期(杏)「はい、右側だけ・・・」
杏(八期)「引っ掛かる前にほどけば・・・」
楓花「ほどけるの?それで万が一彼女の毛が抜けたら?髪は女の命なのよ!」
杏(八期)「ううっ・・・」
楓花「皆に手伝って貰いなさい!」
杏(八期)「は~い」
楓花「さあ、これでお風呂に入れるわ!」
杏(八期)「その前にトイレ行かせて!」
八期(杏)「待って!」
杏(八期)「あっ、杏ちゃん先行きたかった?なら・・・」
八期(杏)「そうじゃなくて・・・」
杏(八期)「大丈夫、見られるのが嫌なら上でも向いてるから!」
八姫「そうじゃない!」
鶴「用を足してる時の音を聞かれたくないのよ!」
杏(八期)「音?たったそれだけ?」
一「女の子にとっては音1つでも嫌なの!」
杏(八期)「いやいや、覗かれたり、おならの音を聞かれたりは分かるけど・・・、何?こんなに自由を縛られないといけないの?」
一「配慮してて話で・・・」
杏(八期)「自由を奪ってるじゃん!同じこと杏ちゃんがやったら何も言わないのに、僕がやると配慮しろ?不公平じゃん!普通に生活させてよ!僕はただ普通に過ごしたいだけなんだよ!」
楓花「夢原さんだって入れ替わって戸惑って・・・」
杏(八期)「こっちだって戸惑ってんだよ!自分の意思じゃないんだよ!勝手にこんな体に成ったんだよ!ああ、だから入れ替わりなんか大嫌いなんだ!」
希「客観的に見て、八君に対して皆厳しい!八君だって望んでこんな姿になったんじゃないし、ましてや人のせいだこうなったし、戸惑ってるのは八君だって同じだよ!」
八姫「でも、それだと・・・」
希「八君、トイレする時誰か見張るのはOK?」
杏(八期)「えっ?」
希「私が代わって拭いてあげたりするから!それに、杏ちゃんが自分のプライベートゾーンを見られるのは嫌ってことは理解してるでしょ?」
杏(八期)「それは、まあ・・・」
希「じゃあ、私がやってあげるから!」
ジャー!
希「公平にするため、お互い目隠しをする!制服だから、肌着以外は目を隠しても脱げないことはないよね?」
スルッ
杏(八期)「大丈夫!」
八期(杏)「なんとか脱げました!」
希「プライベートゾーンをお互いに見ないように、水着着よか?」
八期(杏)「そうですね」
杏(八期)「賛成!」
ジャー!
希「八君の体を私が、杏ちゃんの体は愛ちゃんお願いね!」
愛「は~い、愛ちゃんボード『キリリ!』」
ゴシゴシ!
希「痒いとこ無い?」
八期(杏)「大丈夫です!」
愛「気持ちいい?」
杏(八期)「うん気持ちいい!」
カポーん!
八期の部屋
八期(杏)「愛ちゃんもここ使ってるんだ!」
愛「うん!頼もしい!」
杏(八期)「そうかな?」
愛「怖い夢見た時潜り込める!それでなんで希先輩も?」
希「私の寝る場所は毎回八君の隣って決まってるのよ!」
八期(杏)『別の意味「暑苦しくて」て眠れなさそう・・・』
次の日
3時間目前の休憩時間
杏(八期)「杏ちゃん、僕はどこで着替えれば?」
明「ここは真っ先に聞きにくるんだ!」
杏(八期)「だって犯罪だし・・・」
八期(杏)「兎に角誰も居ない場所で!」
明「職員室は?」
八期(杏)「聞いてみよう!」
放課後
ビュン!
八期「はあ~・・・」
杏「やっと戻った!」
八期「もう二度と入れ替わりたくない!」
杏「私も!」
その後青奈が2人から奢らされるのはまた別の話!
- Re: ナンバーズ8 ( No.434 )
- 日時: 2024/10/11 18:41
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
432話·逆襲のユニット·トリプルエース
愛好会
美麗「青香、赤音、黄花!各々ユニットコンテスト一次予選通過おめでとう!」
赤音「ありがとうございます!」
藍香「美麗に教えてもらっているのだから、一次くらい簡単に超えるなんて当たり前よ!」
青香「そう言いつつも、ライブ終了直後から結果発表まで震えてたくせに!」
藍香「あんたらのユニットはギリギリだったじゃない!」
ミカ「何よ?予選通過したんだから良いでしょ!」
桃夏「まあまあ、落ち着いて・・・」
緑「どうやら全ユニット予選通過出来たのはうちら愛好会だけね!」
青香「そうなんだ・・・」
蓮「凄いじゃない!」
藍香「何言ってるの?勝負はこれからよ!」
青香「そうだね、たとえ同じグループでもユニット対抗戦は負けないよ!」
赤音「私達だって!」
黄花「優勝するのは私達のユニットよ!」
バタン!
主「皆さん、大変です!」
結菜「何が合ったんですか?」
主「ユニットライブに明さんが・・・」
蓮「えっ?」
青香「ソロのライブと一緒にエントリーしたんじゃないですか?別に両方やってはいけないルールはありませんし、どっちかも選ぶ権利もありますし・・・」
主「その相手が問題なんですよ!」
赤音「蓮さん、コンビは?」
蓮「初耳よ!まずソロとユニットどっちもエントリー出来るなんて知らなかったわ!明💢!コンビの私を差し置いて誰とユニット組んでるのよ?!」
黄花「ユニットは1グループ2~5人からなので、組んだ相手が1人とは限りませんよ」
蓮「そんなのどうでも良いわ!一体誰と・・・」
主「夢原さんと白木さんです!」
藍香「『トリプルエース』ってパクリじゃない!」
緑「登録は同好会の『レインボーヒロインズ』のミニユニットとしてですね」
蓮「明、何が目的なの?」
美麗「へー、明が杏と愛をユニットに誘ったのね?」
主「いや、逆の可能性もありますよ!」
美麗「別にこの3人がユニット組んでるなんて大きな問題なんかじゃないわ!むしろ好都合よ!」
ミカ「どうしてそんなことが言えるんですか?」
美麗「明はコミュニケーションが上手いから、きっと1番説得の難しい相手から説得しに行ってるのよ!その2人が愛好会に入れば、恵梨香達ももう愛好会に入らざる負えない状況まで追い込まれるわ!」
主「そうなんでしょうか?」
美麗「そうに決まってるわ!」
水美「逆に研究部に勧誘されてるのでは?」
藍香「バカなの?『絶対命令』がある場所にあの優秀な明がいくと思う?」
蓮『いや、明は八期の性格を分かってるから「絶対命令」があっても何とか出来る筈・・・』
現実
町子「どう?私とせっちゃんが作った歌は?」
明「いや、良いね!聞いててウキウキしてくるよ!」
杏「2次予選が9月の末なんて・・・」
愛「振り付けまで考えないと・・・」
八期「ここはこんなのどう?」
明「おっ!それ良い!」
杏「ええっ、何か恥ずかしいな」
明「1つの候補にでも入れておこう!」
愛「うん、そうした方が良い!」
一通り完成後
杏「私達の歌完成したね?」
2人「うん!」
明「しかも、決める時本当に楽しいよ!愛好会なんか全部美麗が決めるんだ!」
愛「完全な独裁国家!」
明「でも、ちゃんと出来てるから文句言えない!」
八期「そうなんだ」
明「それは、ソロコンテストの結果を見れば分かるしね!」
八期「なんか納得いかないな!」
杏「美麗さんが上位であることが?」
八期「違う!3人がベスト10には入れなかったことが!」
明「まあまあ、落ち着いて!そのお陰でユニットに集中出来るんだから!」
愛「打倒!愛好会!」
杏「私達3人のユニットで、優勝しちゃおっか?」
八期「僕らも期待してるよ!」
町子「その心は?」
八期「杏ちゃんは優しいし、
愛ちゃんは可愛いし、
明ちゃんは楽しい!
こんな三拍子揃ったトリオユニット『トリプルエース』くらいだろ?」
明「嬉しいんだけど・・・」
杏「プレッシャーがのし掛かるよ!」
八姫「そもそもうちの部室来て何が目的なの?」
明「目的は2つ!1つは研究部、同好会が凄いと美麗に知ってもらうこと!曲はまっちと芹のだもんね?」
芹「そうね」
町子「2つ目は?」
明「私、病院ライブがしたくて・・・」
子「愛好会では出来ないの?」
明「言ったら『ジジババや死にかけらに聞かすライブなんて無意味』って言われた!」
全員「最低!」
秀喜「アイツ、サイコパスだろ!」
八期「アイツが死んでも誰も悲しむどころか喜ぶんじゃない?」
希「本気で死んで欲しいんだ!」
芹「どういう事?」
零「八君は普段『死ぬ』って言葉を使わずに、『雲の上に行く』とか『この世を去る』みたいに比喩表現するんだけど、本気でいなくなって欲しい人には『死ぬ』をダイレクトに言うの!」
愛海「美麗の生死はともかく、3人は病院ライブがしたいのね?」
明「うん、出来れば2次予選終わった次の休みかな!」
青奈「なんでよ?」
明「スクフェスに出す曲は新曲だから!」
愛「病院ライブは既存の曲とコンテストで使った曲を初披露する形で使いたい!」
八期「まあ、その方が都合良い筈だし!」
杏「あと、私達のソロ曲もやりたい!」
零「良いね!」
平江「あの、運動会でやる研究部と同好会の合同ライブは?」
全員「あっ!忘れてた!!!!」
八期「基本は平江ちゃんがセンター!その前には朝、亜利紗、モナちゃんを出来るだけ前に」
朝「どういう理由ですか?」
八期「それは勿論、研究部・同好会の仲間を強調させるためだよ!」
芹「私としては今年こそ運動会が平和に終わって欲しいのですが?」
八期「知らねーよ!」
愛好会部室
美麗「たとえ身内だろうと、知り合いでも我が愛好会の辞書に『敗北』と言う文字も『負け』を意味する言葉は一切無いわ!だからこそ、ソロはソロ!ユニットはユニットで必ず1位を取るのよ!」
愛好会「はい!」
美麗「絶対よ!」
愛好会「はい!」
美麗「途中で落ちるとか許さないわよ!」
愛好会「はい!」
美麗「それに、蓮とか奈々辺りなら怖いけど、杏や愛辺りだときっと余裕で通過できるわ!
話によると杏はいつも下位を争い、
愛は上がり下がりが激しく、
明は1位を1度も取ってないそうよ!」
藍香「むしろそんなのに負けたら私ら屈辱じゃん!」
ミカ「むしろそんな最弱トリオに負ける筈がないわ!」
一方のトリプルエース
希「1,2,3,4!5,6,7,8!・・・」
八期「おうおう、見てるこっちが踊りたくなるよ!」
愛「本当に?」
八期「本当、文字通りの、優しい・可愛い・楽しいだよ!」
明「本当に?」
八期「このまま3人で結成すれば間違いなく人気出る!」
芹「あんたの目利きは信用できないけど、私もこの3人なら・・・」
零「でも、私もこのユニット好きだな!こんなに可愛いくて明るくて、優しくて楽しいライブはこの3人だからかそ出来るんだと思う!」
2次予選当日
愛好会「あっ!」
青香「お三方でミニユニット組んだんですね?」
明「何か悪いかな?」
青香「いいえ、お互いに頑張りましょう!」
杏「勿論だよ!」
藍香「へっ!どうせ私達3ユニットで表彰台を独占するんだから!覚悟してなさい!」
赤音「私達もあなた方に負けたくはありません!」
愛「大丈夫!私達は勝ち負けとか気にしてないから!自分達とここに来てくれてる全てのファンを楽しませるためのライブだから!あなた達に勝とうとか、負けたくないって気持ちはさらさら無い!」
藍香「何ですって?」
愛「私達が求めてるのは、最後までミス無くこなして周りを笑顔にすることだから!勝負なんてする必要がない!」
藍香「へっ!首洗って待っておくのね!なんたって私達はあの美麗が用意したプロの指導者に教えてもらったのですから!」
ライブ後
チーン!
赤音「嘘って言ってください!」
青奈「これは現実だよ!」
トリプルエース「やったー!」
愛好会は全滅し、トリプルエースは次のステップに進んだ。
次の日トリプルエースは病院ライブを披露し、多くの患者を喜ばせた。
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