二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.208 )
- 日時: 2022/06/01 18:25
- 名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)
206話・最悪な民泊・・・③
カヤック前
香「八期、危なかったわよ!あの時、あのまま佑樹にオールで殴ろうとしたでしょ!」
八期「はい・・・」
香「確かに佑樹のせいで、転覆したけど、下手したら佑樹に大怪我最悪死んでたかも知れないのよ!そんな事に成ったときあんた佑樹の家族に何て言うの!?」
八期「・・・」
香「確かに佑樹が悪いかもしれないけど、命は元に戻らないの!どれだけ文句を言っても、人殺しにだけには成らないで!分かった?」
八期「はい・・・」
香「さっきも言ったように、先生が絶対何とかするから!さあ、カヤック体験してきなさい!」
八期「はい」
カヤック準備中
渚「どっちが前?私はどっちでもいいけど・・・」
八期「じゃあ僕、前がいい!」
渚「どうぞ」
プカーン
八期「一本で両方付いてるんだね、このオール!」
渚「そうだね、どこまで行く?」
八期「取り敢えず、行ける範囲のギリギリまで!」
渚「行こう!」
遊泳範囲ギリギリ地点
八期「端をゆったり行こう!」
渚「うん」
八期「そーれ!」
渚「そーれ!」
八期「楽しい!」
歩「おっ!息が合ってるね!」
八姫「ああ、誰か囲炉裏ある?」
芹「焼きもち妬くな!」
零「結局いつものメンバーが集まってるね!」
理珠「皆さん、大きな波が近付いて来るので気をつけて下さい!」
全員「えっ?」
八期「それ本当?」
八姫「こんなお天気良いのに?」
歩「でも、佑樹が仕掛けた波起こしで起きた波が私達にってこともない?」
芹「あり得る!皆、固まってると互いのオールで怪我する可能性高いから、船2艘分位離れましょう!」
全員「は~い!」
零「じゃあ、私達はあっちね!」
八期「僕らは取り敢えず後ろ向きに・・・」
八姫「私達はこっち!」
葉月「私らはこのまま停滞」
理珠「はい、その方が良いです」
八期「渚ちゃん、取り敢えず船にしがみつこう!」
渚「OK!」
八姫「結構大きいの来るよ!」
ザバーン!
八期「うおおお!大丈夫?」
渚「何とか、落ちてないよ!」
芹「凄い波ね、嵐が来たみたい!」
零「嵐?ここでライブ?」
芹「アイドルじゃないわよ!」
理珠「全員無事そうですね」
葉月「今のはヤバかったぞ!私、落ちかけた」
歩「ねえ?あそこで2艘ひっくり返ってない?」
八姫「しかも、各1人ずつ船から離れてるわよ!」
芹「助けに行かないと!」
八期「渚ちゃん、行くよ!」
渚「よし、力を合わせて!」
八期・渚「それ、1!2!1!2!」
明「フー、何とか乗れたけど、あれ?杏は?」
歩「大丈夫?」
八姫「手伝ってあげようか?」
明「ありがとう、船押さえてくれる?あと一緒に乗ってた子が!」
一方
夢「杏!杏!」
零「何やってるの?」
夢「友達が流されて・・・」
芹「あなたも流されてるのよ!」
零「友達は他の人に任せて、私達の船に!」
夢「でも、杏が!」
芹「そんなこと言ってる場合じゃないわ!」
零「ほら、私のオール掴んで!私達の船に乗って!」
一方
杏「落ちちゃった!どうしよう!誰か!助けて!」
八期「助けに行くよ!」
渚「もう少し待ってて!」
八期「急げ!急げ!」
渚「私のオール掴んで!」
杏「うん!」
八期「ほら、僕の手を掴んで!」
杏「はい!よいショット!」
八期「大丈夫?」
杏「うん、八期君ありがとう!」
八期「えっ?名前?」
杏「八姫ちゃんと同じ名字じゃん!それに私同じクラスだし・・・」
八期「あっ、そっか!」
渚「怪我とかしてない?」
杏「うん、何とも無いよ!」
香「夢原さん!」
3人「先生!」
香「皆、大丈夫?」
3人「大丈夫です!」
香「良かったわ、私に付いてきて!」
3人「はい!」
浜辺
夢「杏!」
杏「夢ちゃん!」
明「2人共無事で良かった」
杏「皆、助けてくれてありがとう!」
夢・明「ありがとう!」
八期「どういたしまして」
芹「大した事なくて良かった」
零「皆無事が1番!」
香「誰も流されてたりしてないよね?」
一同「全員無事です!」
香「じゃあ、そのままお風呂に入ってね!」
一同「は~い!」
しかし香は知らなかった、自分で投げた佑樹がまだ海をさ迷ってたことを!
- Re: ナンバーズ8 ( No.209 )
- 日時: 2022/06/01 21:15
- 名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)
207話・最悪な民泊・・・④
今回の寝室
八期「あっ、歩隣だ!ヤッホー!」
歩「そうだね、まさか2段ベッドとは・・・、正直上が良かったな・・・」
八期「僕はどっちでもいいけど、どちらかと言うと下かな?落ちると痛いだろうし・・・」
歩「ハハハ・・・(まあ、寝場所はランタなんだけどね)」
食堂
零「皆さん、お疲れ様でした!約1名強制送還となりましたが、夕食だからと言って油断しないで下さい!なぜなら、毎回食堂で大変な事が起こってますので!」
全員←苦笑い
零「それでは皆さん自分の物だけを食べて下さいね!いただきます!」
全員「いただきます!」
香「今のところ異常は無しね、お風呂は大丈夫だった?」←やっぱり八期の隣
歩「はい、今回は外風呂とかは無かったので、覗きに行く人なんて居ませんでした!」
香「まあ、そうよね」
零「でも、隣同士ですから濡れ衣着せられる可能性は無いとは言えませんけど・・・、それに外の窓とか!」
香「今回は厳戒態勢で、女子の先生中心に周辺見てたから大丈夫よ!」
芹「ねえ、零!次の予定なんだっけ?」
零「クラス対抗綱取バトルよ!まあ、運動会で言う棒引きみたいなものと思えばいいわ!」
葉月「負けないぞ!」
芹「勿論!」
零「うちのクラスだって!」
理珠「私は力の制御が出来ないので見学です」
香「まあ、アンドロイドは反則だしね」
食事後
体育館
香「はい、これからクラス対抗綱取をします!」
全員「イェーイ!」
香「ルールは場に5本の綱があるから、多く取った方、先に3本取ったチームの勝ちよ!」
全員「は~い!」
香「対戦カードは先生による抽選の結果こうなりました!トーナメントで行います!優勝したクラスにはトロフィーが贈呈されるから頑張ってね!」
全員「オオ!」
1回戦
AvsD
CvsE
FvsH
BvsG
香「一応、負け残りもあります!では、第一試合準備して!」
芹「いきなり、葉月のクラスに当たるなんて」
葉月「クラス対抗だから、友情とか関係無い!目指すは勝利のみ!」
結果
芹「やったー!勝ったー!」
葉月「Aは強いな!」
その後
EクラスとFクラスが勝ち上がり
続いてBクラス対Gクラス
八期「楽しみだけど、緊張する!」
零「私も絶対勝ちたい!」
香「位置について
よーい・・・
はじめ!」
一同「うおおお!」
八期(これだ!)
クラスのメンバーと綱を引く八期
明「あっ、もう行ったよ!」
杏「線越えた、線越えた!」
八期「えっ?本当!(よし、あっちだ!)」
零「皆、これを引っ張って!」
引っ張りきり
Bクラス「やったー!勝ったー!」
ところが
香「えっ?嘘!そうですか・・・」
Bクラス「えっ?」
香「ただいまの結果、3対2で、Gクラスの勝ちです!」
Gクラス「やったー!」
Bクラス「はあ!!!???」
零「おかしい!」
八期「納得行かないぞ!どうなってんだ!」
杏「意味が分かりません!」
香「皆、落ち着いて聞いて、1本だけ、完全に越えて無かったの!」
Bクラス「ええっ!」
八期「そんなわけ無い!」
香「いや、本当に!だから、切り替えて次の試合で勝つことを考えて!」
Bクラス「ええっ!」
沈黙の中で他の試合中
八期「ねえ?あれ!」
零「どうしたの?」
八期「あそこに印が付いてるから、っていうか真ん中のラインを越えて引っ張るって反則じゃない?」
零「ゲーム的におかしいよね」
八期「おい、あれ?反則じゃねーの!止めろよ!おい!」
負け残り
B対H
香「よーい・・・
はじめ!」
八期(もう、何でもいいよ!)
八期「おい!どこ持ってんだよ!反則だろ!」
試合終了後
香「えーと、3対2で、Hクラスの勝ちです!」
八期「ふざけるな!反則ばっかしやがって!」
零「八君落ち着いて!」
杏「次勝てばいいよ!」
八期「そう言うことじゃないんだよ!こんなめちゃくちゃな勝負があるか!」
その後ビリ決も負けてBクラスは最下位、
優勝はAクラスとなった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.210 )
- 日時: 2022/06/05 11:38
- 名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)
208話・最悪な民泊・・・⑤
香「は~い、全員座って!まあ、なんか言いたげなクラスもあるようですが、綱取は終了です!どうだった?楽しかった?」
Bクラス「楽しくない!めちゃくちゃ!酷い!最悪!
意味分かんない!やり直せ!」
他クラス「楽しかった!」
香「それでは表彰式です!優勝1年Aクラス!」
Aクラス「イェーイ!」
香「Aクラスにはトロフィーを贈呈したいと思います!代表者前に来て!」
芹「はい!」
香「綱取大会優勝Aクラス!おめで・・・」
ドン!パリん!
全員「あっ!」
芹「トロフィーが!」
香「八期!」
八期「こんな反則ばっかのめちゃくちゃなゲームがあるか!やり直さないなら、こんなトロフィーなんてガラクタモ同じだよ!」
Aクラス「おい!お前!」
芹「何してくれるのよ!私達に渡されるトロフィーを!」
八期「反則勝ちで勝って喜ぶなんてお前らバカだ!ずる賢い社会のゴミだよ!」
芹「なんですって!」
八期「他のクラスの奴らも同じだよ!それとそれに気付かない教師達もな!この大馬鹿者!」
全員「おりゃ~!」
愛美「皆、やめなさい!」
友子「皆、喧嘩はやめて!」
かおる「後藤先生、男子の先生方も止めてください!」
後藤「無理ですよ!下手したら僕らクビになりますよ!そうですよね前川先生?」
前川「はい、何をどう止めて良いやら?1つ間違えたら人生が終わります!それだけは避けたいんです!」
愛美「香先生!全員の喧嘩止めてください!前代未聞ですよ!」
香(どうすれば良い?八期は負けたから怒ってるんじゃない、相手に反則されたと思って、負けたと思ってる。正々堂々と勝負して負けたのならあの子は文句を言わない!)
愛美「香先生!」
香(でも、聞いたことがある)
回想
楓花「あっ、香先生!八期についてなんですが・・・」
香「はい!何ですか?」
楓花「あの子は自分の慣れたものや最初に教えて貰ってたルールが絶対だと思う所があるんです!特に、一般的ルールとか、何度もやってきたローカルルール的な事を・・・」
香「例えば?」
楓花「百人一首とか、読み方1つで『嫌だ』とか、『やりにくい!』、後ポーカーでも意味合いが違うと文句を言ったり、一般的ルールにとらわれやすいので、先に言っといて下さい!」
回想終わり
香(ああ!!何であそこに真ん中のテープ貼っといたんだろ・・・、あれ見たら真ん中より先に手を伸ばしてはいけないなんて、棒引きのルールでは一般的だもの・・・、かといって、それを説明するのは・・・)
愛美「香先生!」
後藤「あなただけが頼りなんです!」
前川「早くこの喧嘩を止めてください!」
ピーーーーーーーーー!
全員「えっ?」
香「誰?笛を成らしたのは?」
杏「八期君、ごめんなさい!」
八期「えっ?何で夢原さんが謝るの?」
明「私もごめん、私達が勘違いさせること言ったから!」
八期「えっ?」
杏「さっき零ちゃんに聞いたの」
数分前
零「夢原さん、完道さん!」
明「何?」
杏「もしかして八期君の事?」
零「まずは確認を取りたいの!あの時、綱は私達の陣地の線に来てたのをあなた達は見てたの?」
杏「実は、誰かが『線を越えた!』って・・・」
明「そうそう、私もそれを聞いて皆に叫んだ」
零「つまり、2人共確認はしてなかったのね?」
杏・明「うん!」
零「じゃあ、この騒ぎを止められるのはあなた達よ!」
回想終わり
杏「私達が確認もせずに叫んじゃったから、勘違いしたんだよね?」
明「私達も正直勝ったと思ってた、でも、それは勘違いだったんだよ」
八期「そんな・・・」
零「八君!」
八期「えっ?」
零「あの綱取の時にあなたは確認して去った?それとも仲間を信じて確認せずに別の場所に行った?確認していないのであれば、それは確認してなかった私達の負けなの!」
八期「うわーん!ああーん!」
明「分かるよ、その気持ち!」
杏「後味が悪い負けだもんね!」
香「零・・・」
八期「それでも、あれで最下位は認めない!」
零「でも、先生は真ん中を越して引っ張ってはいけないとは言ってなかったよ!」
八期「真ん中のテープが有る限り、棒引きのルール上真ん中より越すなんて反則だ!」
香「八期、そこは先生が謝るわ!ややこしいことしたわね!次の日の縄跳び頑張りましょう!」
八期「こんなの負けだと思いたくない!」
零「先生、後味が悪いゲームはゲームと言えません!私もこんな形で負けだとは思いたくありません!」
明「私も!」
杏「私も、恐らく、クラスの皆も!」
香「分かったわ!今回の綱取は私達教師の手違いにより無かったことにします!」
全員「ええっ!!!!!」
香「優勝したクラスには申し訳ありませんが、今後はもっと徹底したルールを作った上で行いたいと思います!今回は誠にすみませんでした!」
こうして綱取は、ゲーム自体無かったことに成った。
そして後にセルフジャッジ禁止のルールも追加された。
- Re: ナンバーズ8 ( No.211 )
- 日時: 2022/06/06 22:37
- 名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)
209話・最悪な民泊・・・⑦
次の日
香「皆さん、昨日の綱取は本当に残念でした。先生達も今日の事を反省し、徹底したルールで楽しくフェアな環境で勝負出来るようにしていきます!なので、気を取り直し今回はクラス対抗大縄跳びです!勿論、飛ぶ回数の合計が多かったクラスの勝ちです!チャンスは3回ですが、1・2回目は時間置きに披露、3回目は制限時間以内に跳んだ最多回数を足して、合計回数が多かったクラスの勝ちです!やる跳び方は全員跳び!では今から30分後に1回目の挑戦!Aクラスから順にやっていきます!」
全員「は~い!」
練習中
香「さあ、昨日の鬱憤をここで晴らすわよ!」
Bクラス「オー~!!」
明「まずは誰が縄回す?」
零「普通に考えると力のある男子だよね?」
八期「僕はどっちでもいいけど・・・」
香「あんたは跳びなさい!当てになら無いわ!」
杏「八期君、縄跳び苦手なんだ・・・」
零「大繩が苦手と言うか、恐怖心で入れないところがね!まあ、今日は全員跳びだけど!」
理珠「ですが、これだけの人数だと、3列程に並んで跳ばないと入りませんし、真ん中の人達は縄が見にくくてタイミングが取りにくいかと・・・」
香「そうよね、背丈の問題や、端だと縄が高くなるからその分高く跳ばないといけない人も居るし・・・、って桜咲さん?!」
零「理珠ちゃん!何でここに?」
理珠「何を言ってるのですか?私もこのクラスじゃないですか!」
杏「それはそうだけど・・・」
大樹「桜咲ってアンドロイドいわゆるロボットだから、ダメなんじゃないの?」
昌義「そうだよな!」
理珠「私は出てはダメなのでしょうか?」
八期「皆、何言ってるの?理珠だってクラスの仲間だよ!」
杏「そうだけど、なんか私達だけアドバンテージ貰ってると言うか・・・」
八期「なんのアドバンテージにもならないよ!」
Bクラス「えっ?」
八期「そりゃ、綱取だったら、理珠が居たら余裕だったかもしれないけど、大縄跳びは皆で跳ぶんだよ!ロボット1人跳べたからって、1回にもならないんだよ!」
香「た、確かに、そうね」
大樹「それだったら回す役にした方が・・・」
八期「ダメだよ!そんなことさせちゃ!」
昌義「なんだ?それは反則だからか?ロボットは疲れ知らずたからだとかで反則だ!とか言うんじゃないだろうな?」
八期「それも少しあるけど、縄跳びだよ!跳ばないと楽しんだことにならないよ!」
Bクラス「えっ?」
八期「縄跳びは飛ぶ遊び!跳ばずにただただずっと回してるなんてつまらないよ!それに理珠は今のところ何にも参加してないんだよ!強いて言うならカヤック位!でも、1人寂しく!クラスで一致団結するなら、皆で協力して楽しむなら、理珠も仲間に入れようよ!同じクラスだよ!1人楽しめてないんだよ!だから、僕は理珠にこの旅行を楽しんで貰うために、理珠自身が楽しい気持ちを持てるように!」
理珠「八期!」
香「八期、あんた良いこと言うわね!皆、桜咲さんもクラスの一員よ!」
明「そうだよ!スポーツだって、優秀なプレーヤー1人居ただけでは強くない!攻撃と守備、その他諸々が上手く噛み合ったチームが強い!」
杏「うん、私も理珠ちゃんと一緒に縄跳び楽しみたい!」
零「よーし、皆理珠ちゃんも居れて大縄跳び頑張るぞ!」
Bクラス「オー!」
意気込んだは良いものの、1回目3回、2回目5回とショボい結果に・・・
ちなみにトップはCクラス・1回目5回、2回目7回
香「皆、諦めないで!最後は一番多かった回数だから!」
Bクラス「は~い!」
香「は~い、息を合わせて、せーの!」
Bクラス「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15・・・」
香「おお!皆凄い!今暫定トップよ!」
Bクラス「おお!」
大樹「これ優勝行けんじゃない?」
明「ただ油断は禁物!これ以上の回数飛んで引き離すよ!」
しかし
Cクラス「15、16、17・・・」
香「皆、Cクラスが17回跳んだって!」
Bクラス「ええっ!!!!!」
杏「皆、諦めずに頑張ろう!」
Bクラス「おお!」
しかし
ピピーー!
愛美「はい、そこまで!」
八期「ああ、負けた!」
杏「でも、楽しかった!」
大樹「Cの奴ら凄いな!」
零「文句無いよね?」
Bクラス「うん!」
香「皆、お疲れ様、負けたとはいえクラス2位よ!よく頑張ったわ!」
愛美「それでは結果発表です!3位Dクラス合計20回、2位Bクラス23回!そして1位はCクラス29回でした!」
Cクラス「イェーイ!」
パチパチパチパチ・・・
香(今回は何も起こらなそうね!)
女子生徒「あの、先生!」
愛美「はい、井上さん?どうかしましたか?」
井上「Bクラスの桜咲さんってアンドロイド、いわゆるロボットですよね?」
愛美「星田先生?」
香「はい、彼女はロボットですが何か?」
井上「ズルくないですか?」
Bクラス「はぁっ?」
井上「だって、他のクラスは皆ロボットの力を借りずにやっているのにBクラスだけロボットいわゆる機械に頼ってるんですよ!そんなの不公平だと思います!あれは人間では無いのですから!」
ドン!
井上「キャアアア!」
八期「もっペン言ってみろ!」
香「八期!」
井上「何よ?」
八期「お前、理珠に謝れ!」
井上「離して!離してよ!」
八期「たとえ彼女がロボットだろうと、Bクラスの一員であることは確かなんだよ!」
井上「離しなさいよ!」
八期「離すか!この差別女!理珠に謝れ!」←胸ぐらを掴む
香「八期やめなさい!気持ちは分かったから!」
八期「理珠に謝れ!何が反則だ!ロボット1体居たぐらいで縄跳びの跳んだ回数なんて変わんねーよ!そんなことも分からないのか!アホが!」
零「八君!落ち着いて!」
杏「友達のことを悪く言われて怒ってるんだよね?私も気持ち分かるよ!」
芹「あんた、相手は女の子よ!離しなさい!」
八期「そんなの関係ねー!このバカ野郎!」
理珠「わ、わ、八期・・・」
駆けつける
理珠「八期!止めてください!私は気にしてません!」
八期「そういうことじゃない!こいつは負け惜しみに使ってるんだ!理珠が居るから僕らが2位だってな!理珠を使うことが反則なわけないだろ!だったら、縄跳びの上手い人が居たら反則なのか?どうなんだよ!言ってみろ!」
井上「ひー・・・」←涙目
八期のこの言葉により井上は差別発言で、レベル5に追放となった。
縄跳びの結果も変わら無かった。
ただ、結局最後まで後味の悪い旅行だったが、この最悪な旅行が終わることはない。
- Re: ナンバーズ8 ( No.212 )
- 日時: 2022/06/08 22:24
- 名前: いくちゃん (ID: SjhcWjI.)
210話・寝返り新メンバー
部室
希「で、どうだった民泊?」
芹「どうしたもこうしたもありませんよ!」
葉月「ボート、綱取、縄跳び、全部めちゃくちゃだったよ!」
町子「あれ?零ちゃんは?」
八姫「さっき先生に呼び出されてたよ!」
廊下
香「零、綱取の時はどうやって止めたの?あなたの性格なら、八期を味方すると思ってたのに・・・」
零「確かに、私も納得言ってませんが、自分達が見てないと言うなら根拠も証拠もありません。つまり、審判担当の先生に文句言えない状況と言うことです!」
香「どう言うこと?」
零「はっきり見てたら、先生に文句を言いますが、見てないと言うなら、八君はここで詰まるんです!根は真面目ですから!」
香「なるほど、そういう事ね!」
零「私だって、ずっと八君を贔屓するわけではありませんよ!彼が間違えているなら、私も注意しに行きます!」
香「ごめんね」
零「いえ」
?「すみません」
香「はい、何かしら?」
?「この部に入部したいのですが」
零「どうぞどうぞ!お名前は?」
?「森田金、中2です!」
零「せ、先輩!?」
ガラッ!
希「どうしたの?」
子「その子は?」
香「新しい子よ!今日からここに入部するんですって!」
金「森田金です!」
町子「こういうの初めて?」
金「いいえ、小学校中学年位からやってました」
芹「あなたは!」
八姫「どうしたの?」
芹「この子、ライバルの子よ!」
八期「えっ?どこの?」
芹「ほら、佑樹んとこのグループに居た!」
葉月「ああ!居た!居た!」
理珠「はい、私も記憶しています」
八姫「あんた、佑樹んとこのメンバーなの?」
金「はい」
八姫「こっちのチームに何の用?」
金「私自身で抜けてきたんです!」
全員「ええっ!!!!!」
青奈「何で?」
金「実は、佑樹が民泊から帰ってすぐあっちに飛ばされて、うちのグループは事実上解散したんです!」
八期「まあ、あいつズルしたもんな」
八姫「当然ね!」
金「そもそも私達は寄せ集めと言うか、彼から強制的に入れられたと言うか・・・」
グレーテル「まさか、騙されたとか?」
金「微妙ですが、1つ言うなら、皆アイツにナンパされて入ったんです!」
全員「ええっ!!!!!」
八期「どんな感じでしたか?」
金「練習のきつさは普通で、良い先生に寄る指導で私自身も最初と比べたらレベルアップしてる実感はありました。ただ、アイツの絡み方がエロ親父のようで、やりにくかったです!」
芹「想像しただけで嫌ね」
金「しかも、アイツ酷いんです!私の方が確実に実力があるはずなのに・・・、後から入ってきた新人とか明かに下手な人を前に出したり、私を補欠にしたり・・・」
八姫「文句は言わなかったんですか?」
金「言ったら、『お前みたいな胸に成長を感じないやつなんて、端で踊っとけ!お前がセンターなんて一生無理だ!』って言ってきたんです!」
全員「最低!」
八期「バカじゃねーの!アイツ!」
歩「女の子に対して失礼だよ!」
ヘンゼル「えっ?普通じゃない?」
八期「グレーテル!」
ボコッ!
グレーテル「タクッ、馬鹿な兄貴だ!」
ヘンゼル←グテー
愛海「それでここの部に移動してきたの?」
金「はい」
八期「でも、すぐ抜けられなかったんですか?もしかして抜けられない理由とかありましたか?」
金「実は、何回か抜けようとしたんです!ただ、退会料が授業料より高くて、誰1人抜けれずに、更に歌もダンスも基本は先生が考えたもので進みますが、佑樹が言った事は絶対と言うことになっていて、本番前に変えられたこともあるんです!」
子「何それ?」
愛海「酷い!」
金「なので、私達はアイツの奴隷のように扱われてたんです!」
結「それって逆らったりしたら?」
金「アイツの家は権力者で、逆らった者は自宅や親戚の家に嫌がらせをされるんです!」
芹「それで、なぜ抜けれたんですか?」
金「それがよく分からないんです」
愛海「うちのお母さんよ!まあ、半分は星田先生のお陰だけどね!」
香「そうでもないわ!理珠ちゃんと八期のお陰よ!」
八期「えっ?僕が?」
香「民泊で、佑樹がズルしたでしょ!それで理珠ちゃんの機能の1つ、録画で証拠を撮っておいて、それを松本先生の妹さんの編集者に送ったの!」
愛海「まあ、普通の学校だったら、権力のある家には逆らわないけど、家はそうはさせない!先に佑樹のやったことが明るみになってアイツの会社の株は駄々下がりでにったから、親も痺れを切らしてアイツを矯正学校に飛ばせたって訳!そしたら、アイドル育成の練習施設の実態も明るみになって、退会費用無しで全員退会出来たのよ!」
全員「へー!」
愛海「後で、分かったんだけど、私達が勝負したじゃん!」
八姫「あったね、そんなこと!」
愛海「ほとんどアイツが金払って雇ったサクラばっかりだったんですって!」
全員「ええっ!!!!!」
八期「ほら、言った通りやる意味無かったじゃん!」
愛海「しかも、常習的にやってて毎回、審査員買収してたんですって!」
八姫「最低じゃん!」
芹「その上、実力じゃなくて体型で決めるなんて!」
八期「呆れた奴だな!聞いてて腹立つよ!」
ヘンゼル「えっ?胸が大きい人が前だったら、華やかじゃん!」
八期「どこがだよ!まず、胸のどこが良いんだよ!」
他「そこまで言う?」
八期「ライブってのはな、歌詞がダンスと上手く合わさることによって、楽しさや面白さがあるんだ!人の体型だけ見るんならダイエット企画だけで十分だよ!」
零「うんうん」
香「まさにその通りね!」
芹「じゃあ、あんただったら、私達を何を重要視して並べる?」
八期「背丈」
全員「背丈?」
八期「このグループは、小学生から大学生までいる!小学生が後ろで大学生が前なんて小学生達が見にくい!
かといって全部を小学生のセンターというのは他の人達からしたら、不公平、でも背丈のバランスを考えないと見栄えが悪くなる!このグループは背丈に気を付けた並べ方でないと意味がない」
八姫「まあ、それはそうね!私も結ちゃん達を気を遣って出来るだけ前から3番目位に位置付けしてるから!」
金「あの、このグループってこのメンバー全員でライブをするんですか?」
八姫「勿論!補欠なんて無い!皆で考えて皆で協力するグループ!それが私達ハーレムヒロインズ!」
金「ダサッ!」
八姫「仕方ないでしょ!こいつの兄が命名して、希先輩がOKしたんだから!」
八期「色々合ったと思いますが、今日からあなたなは僕らの仲間です!どうぞ・・・」
希「末長く」
八期「お願いします!」
八姫「あんた何プロポーズしてるの?」
金「えっ?」
八期「してない!してない!」
香「谷川さん!八期をからかわない!」
希「ごめんね、八君!」
八期「もう!希お姉ちゃん!」
希「後で、お詫びにお菓子買ってあげるから!」
八期「本当に?」
希「うん!」
八期「約束だよ!」
希「勿論!」
他(やっすいなー!)
回想
八期「人の体型を見るんならダイエット企画だけで十分だよ!」
金「なんだろう、この気持ち?」
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