二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.161 )
- 日時: 2021/11/29 22:35
- 名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)
160話・ハチャメチャ運動会・・・④
6日目この日は6年生の団体競技騎馬戦の日
なのだが・・・
香「ええ、皆に報告です!うちのチームの大将と姫担当の生徒が2日前の部活対抗リレーで怪我をしました!」
全員「えー!」
香「よって、今から臨時で大将と姫をやって暮れる生徒を立候補して欲しいのですが、他薦でも良いので誰かやりたい人?」
零「はい!私姫やります!」
八期「零ちゃん?」
香「分かった、姫は零ね!大将は誰が行く?」
零「先生、他薦が良いなら私八期君を推薦します!」
全員「ええっ!」
零「むしろ彼がやらない限りやりません!」
香「(それ、八期を好きって言ってるようなものよ)八期はどうする?」
八期「ええっと・・・」
大樹「はい!八期が行くくらいなら俺が行きます!」
孝明「いいや、俺が!」
男子達「いや、俺が!俺が!」
香「先生は今八期に聞いています!八期はっきりしなさい!自信が有るか無いかじゃなくてやりたいかどうかで答えなさい!」
八期「正直な気持ちは・・・、や、やりたいです・・・」
香「やりたい?やるの?」
八期「やります!」
香「分かった!頼んだわよ!」
八期「はい!」
こうして零と八期は姫戦&大将戦で姫&大将を勤めることとなった。
騎馬戦
1チーム
女子10騎、男子10騎で騎馬を組む
個人戦
8騎に寄るサバイバル
ただし、必ず1対1で戦う。
相手を選ぶのは自由、
最後まで残った騎の勝ち
合計の帽子を取った数×10倍がボーナスとなる。
1位のチームに100点!
同数なら等分
※小数点以下は切り下げ
団体戦
制限時間は3分
太鼓がなった時点で残った騎が多いチームの勝ち!
1位のチームに200点
同数なら等分
※小数点以下は切り下げ
騎馬戦姫戦&大将戦
姫戦・姫は法被を着る
姫の帽子が取られるか、騎が潰れたら負け!最後まで残った姫の勝利
勝てば500点
大将戦・大将は兜を被る
大将の兜が取られるか、騎が潰れたら負け!最後まで残った大将の勝ち!
勝てば800点
大将&姫戦・大将は兜、姫は法被を着る
大将が1騎になるまたは姫が1騎の時、大将が2騎になっていたら終了!
残りの騎が得点となる。
なお、鉢巻き担当の要が男女各3騎いる
大将・10点 1人
姫・8点 1人
要男子・5点 3人
要女子・3点 3人
男子・2点 6人
女子・1点 6人
合計持ち点・54点
減点方式
残った点数×10倍がボーナスで加算される。
勝てば1000点
香「という感じだから、八期大将戦は頼むわよ!今ならまだ1試合位降りること出来るわよ!どうする?」
八期「先生、やっぱり、最後だけやらせてもらって良いですか?」
香「最後って大将&姫戦の事?」
八期「はい!最後だけでも大将としてやりたいです!」
香「わかったわ!皆!最終戦の大将以外で大将やりたい人?」
こうして八期は最後の対決のみ大将として戦うことを決めた!
しかし、この騎馬戦もただでは終わらないことをこの時誰も思っていなかった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.162 )
- 日時: 2025/12/07 13:12
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
161話・ハチャメチャ運動会・・・⑤
個人戦、団体戦、姫戦、大将戦を終え、
いよいよ最後の対決姫&大将戦!
ここまで全体でAチーム、Bチームが2勝、
他が1勝ずつしている。
香「大樹!」
大樹「はい!」
香「八期のことを絶対落とさないように!」
大樹「分かりました!」
香「あんた達の支えで勝負が決まると思ってなさい!」
大樹「はい!」
持ち場を着き
大樹「よし、先生から大将の土台任された!絶対お前ら落とすなよ!」
敦士「ああ、たとえ大将が八期だろうと大将&姫戦は言わば逃げるが勝ちだしな!」
孝明「ああ、最後まで残ってれば勝ちだ!」
八期「出来れば僕も戦いたくはない」
昌義「なんだよ!兎に角、どんなことが合っても兜だけは守れよ!俺らは出来る限りお前を守るから!」
八期「お願いします!」
大将&姫戦は騎馬を組んだ後、各チームフィールドを半周する。
半周してる体制が整い次第、太鼓の音で勝負スタート!
ドン!
ドン!
ドン!
ドン!ドン!ドン!ドン!ドドドドドドドド・・・
ドドドン!カッ!
ドン!
放送「騎馬戦最終決戦、大将&姫戦スタートしました!」
大樹「正直俺ら狙われてるな!」
敦士「おーい、誰か援護!特に要!」
真「八期か!勝負!」
孝明「あまり手出すな!俺らが上手いこと避ける!」
八期「でも、狙われてる!」
敦士「後ろからも来たぞ!」
八期「う~んと、はい!」
真「フッ!」
葉月「よっしゃ~!」
八期「ああ・・・、ごめん!」
孝明「だから言ったのに・・・」
ピー!
全員「えっ?」
放送「只今、笛がなりました!笛は審議の合図です!一旦勝負を中断します!」
数分後
放送「星田先生より報告です!只今の勝負はBチームの大将の兜が取られましたが、取ったDチームの生徒の帽子は既にありませんでした!よって反則として仕切り直しとします!」
Bチーム「おお!」
他チーム「ええっ!」
葉月「嘘!」
零「先に私が取ってて先生にアピールしたの!」
男子A「良いとこだったのに!」
その後同じ理由で10回もやり直し、しかも対象は全部八期だった
男子B「また、Bのとこかよ!」
大樹「良かった、良かった」
敦士「八期、お前命拾いし過ぎだろ?」
八期「うん、もう何度も負けたかと思った・・・」
孝明「さっきのようになるなよ!兎に角逃げるが勝ちだからな」
八期「あんまり早いのは・・・」
孝明「そうしねーと勝てねーぞ!」
しかし、このパターンが、5回も続いた。
仕切り直し
ドン!
放送「仕切り直しの一戦が始まりました!」
孝明「よし、逃げるぞ!」
大樹「ちょっと待て孝明!」
孝明「どうした?」
大樹「俺の目が狂ってなかったら俺ら物凄く狙われてない?」
昌義「ヤバいぞ!」
香「ねえ、あれ何?八期の騎馬が囲まれてるんだけど・・・」
栞(岡田)「ルールに支障はありませんし・・・」
大樹「八期、俺らは強行突破するつもりだがこんだけの人数を交わしきれない可能性の方が高い!」
孝明「お前はもう兜を守るだけに集中しろ!俺らが絶対お前を守る!」
八期「分かった!」
大樹「ちょっと、早くなるが我慢しろよ!うおおおお!」
真「来たぞ!」
敵の騎馬「八期!」
ドン!
八期「えっ?」
男子C「おら!」
男子D「えい!」
孝明「こいつら八期に暴行を加えてる!」
女子A「えい!」
女子B「たあ!」
敦士「おいおい、女子からも受けてるぜ!」
大樹「八期、耐えろ!兜だけ守れ!」
その後も沢山の騎馬にぼこぼこにされる八期
理珠「八期の騎馬に異変が!」
零「助けに行かないと!」
理珠「ですが、そうはさせてもらえないようです」
女子D「かかれ!」
零「理珠ちゃん、私容赦はしない!」
理珠「はい!」
ドン!
零「何するのよ!」
零も沢山の騎馬から暴行を加えられる
香「零も!大変!今すぐにでも止めないと!」
その時
八期「おら!」
ドン!ドン!ドン!・・・
真「うわあ!」
ダン!←肩を掴んで振り落とす
八期「こいつら全員踏んで行け!」
大樹「分かったよ!」
ゴン!←男子2人の頭をぶつける
男子C「ぐへえ!」
男子D「嗚呼!」
八期「えい!」
バタン!←両手で頭を押し込む
女子A「キャアアア!」
零「おら!」←八期と同じ事をする
理「何よこれ!もう騎馬戦じゃない!」
栞(岡田)「これ、どうなってます?」
八姫「ねえ、なんかあっちヤバくない?」←Aチーム姫
葉月「下手したらこっちまで被害被るわよ!」←Dチーム要
芹「兎に角逃げましょう!」←Aチーム要
八期「待て!」
零「逃がさないわよ!」
3人「やだ!殺されたくない!」
そして
零「はい!せっちゃんと葉月ちゃん捕まえた!」
八期「よっしゃ~!Aチームの姫の帽子取ったぞ!」
香「Bチーム以外全滅ですね」
理「ほとんど全員地面に叩き込まれてるじゃない!何よこの騎馬戦は?」
放送「ええっと、只今の対決は度重なる暴行行為が合った為、Bチームの反則負けとします!」
Bチーム「ええっ!」
八期「ふざけるな!」
Bチーム「そうだ!そうだ!」
八期「全員かかれ!」
Bチーム「おら!」
放送員達「うわあ!」
放送席はBチームによりフルボッコ
理「みんな落ち着いて!もうこんな時に担任の星田先生は?」
審判担当の教師「だから、ちゃんと・・・」
香「嘘つけ!お前のせいでうちの子達が怒ってるのよ!そもそも先に仕掛けたのはあいつらだ!この役立たず!」
栞(岡田)「だから、香先生落ち着いて!」
理・ピー!
理「はい!あっ、ああ!只今の勝負はBチームの完全勝利!Bチームの完全勝利!他のチームは暴行行為が合った為、全チーム反則としてペナルティ!」
全員「ええっ!」
Bチーム「よっしゃ~!」
理「よってたかって1人をいじめてるのだから当たり前です!ついでに斉藤先生!あなたも審判不届きで今ここで解雇します!治療費などは後で請求するので覚悟しておいて下さい!」
斉藤先生「そ、そんな・・・」
- Re: ナンバーズ8 ( No.163 )
- 日時: 2021/12/05 17:22
- 名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)
162話・ハチャメチャ運動会・・・⑥
最終日
零「へっへーん!どんなもんよ!」
鶴「零最後ぶっちぎりだったわね!」
零「これで文句無し!」
一「さあ、八期次はあなたの番よ!」
二「てっ言っても最後だけどな!」
三氏「しかも最後だし・・・」
四美「たとえ足が遅くても、順位キープ、確実にゴールを狙いなさい!」
五「お姉ちゃんのように転けないようにね!」
六生「五姉は平地だろ!」
七美「取り敢えず何も起こさず帰ってきなさい」
二「おい、それは・・・」
七美「周り見なよ!こいつ絡みでほとんど点無いじゃない!」
三氏「確かに、マイナスくらい捲ってたもんな・・・」
四美「Bチーム以下が二桁得点、そのBチームは唯一の四桁・・・、逆転不可じゃない?」
一兄「昨日までずっとBチーム以外マイナス点だったんだぞ!」
四輝「こんな泥仕合ってあるんだな・・・」
二「お前なら出来る!騎馬戦の大将もこの鳳のレースも、他の皆は華やかな成績を修めた!お前は俺らの兄弟なら大丈夫!騎馬戦で見事な大将務めたお前なら絶対1位で駆け抜けられる!」
八期「分かった!行ってくる!」
二「頑張れよ!」
召集担当「4250mの障害レースリレーに出る生徒は来てください!まもなく始まります!」
八期「はい!僕です!」
召集担当「どこのクラスの何番目?」
八期「6B8のアンカーです!」
放送「さあまもなくこの学校の鳳レースが始まります!数々の大波乱が起きてきたレースですが、今年は一体どんな結果になるのでしょうか?」
スターター「位置について、よーい・・・」
パン!
放送「さあ、各選手一斉にスタート!横一線で最初の大縄を超えて行きました!ああっと!Eチーム早速転倒失格!結局Aチームが端を切った!まもなく第二走者にバトンタッチ!」
バトンタッチ
放送「さあ、2人目に変わって次は水豪障害!その後は梯子くぐり!その直後に交代なのでバトンタッチに要注意!バトンを落とすとタイムロスになるよ!」
バトンタッチ
放送「さあ3号障害は袋くぐり!足が引っかけたりするとタイムロスになる難しい障害!
おおっと!6年生達は物凄い早業で抜けていくぞ!坂道の手前でバトンタッチだ!」
バトンタッチ
放送「A、C、D、E、G、F、H、B、H、B、A、C、D、F、E、F、Gの順にまもなく大障害跳び箱!高さは160cmだ!さあ、1人ずつ越えて行く先頭、中断、ああっと!ここでCが1人転倒!後ろのDも巻き込まれた!Eはなんとか耐える!直線に出るとまもなくバトンタッチ!」
バトンタッチ
放送「さあ、今度は最初の障害である大縄を逆に飛ぶぞ!回り方に注意!その後バトンタッチだが・・・、ああっと!Hが1人飲み込まれた!Gも1人転倒!やはり今年も波乱のレースだ!」
バトンタッチ!
放送「さあ坂を下って登り、もう一度下って登った先にもう1つの難関160cmの平均台だ!」
放送「ああっと!先頭のAが転倒!その後も3人が巻き込まれた!Gは1人下を潜ったので失格!やはりこの障害は難しいようだ!」
放送「その先には梯子くぐりが待っている!その先でバトンタッチだ!」
バトンタッチ
放送「ここまで残っているのは8チーム!
袋くぐりが終われば坂を下って登って、残り約1000mのアンカー勝負だ!」
バトンタッチ
放送「さあ、バトンがアンカーに渡った!先頭はBチーム!その後A、H、E、F、F、D、Cの順です!」
放送「さあ、8号ゴム跳び!」
八期(よーし、絶対1位でゴールでもまずはこの飛ぶ障害!あいつ、僕の足を・・・)
放送「ああっと!Aがつまづいてバランスを崩す!それに後ろのHが巻き込まれて転倒!続いてネットくぐり!」
八期(よーし、ここを出来るだけ早く・・・、こいつ足を引っ張ろうと・・・)
グニッ!
Eクラスの生徒「うわあ!」
放送「ああっと!Eチームが悶えている!どうした?」
八期(このカーブを抜けたら最後だ!)
放送「さあ、最後を残して6人団子状態!果たして先にゴールするのは誰だ?最終コーナー回って直線に入る!さあいよいよ最後のハードルをジャンプ!」
八期(こいつまただ!)
放送「ああっと!先頭のAチーム転倒!後ろのFも巻き込まれる!そのままBチームゴール!新記録です!しかしこのレースは審議です!」
八期「よっしゃ~!」
Aクラスの生徒「お前!」
放送「ええ、審議の結果Bチームは故意に他の選手の妨害した為失格とします!」
八期「はあ?!」
放送「これによって1位は繰り上げでDチーム・・・」
ガシャーン!
八期「お前!いい加減にしろよ!」
放送「キャアアア!」
Aクラス「お前のせいで・・・」
Hクラス「俺らが被害被って・・・」
ドン!ダン!ドンガラガッシャーン!
キャアアア!
理「みんなやめなさい!」
芹「静まって!」
零「お前ら!」
八姫「良かった、零ちゃん止めて!」
零「反則ばっかりする奴等が文句言うな!」
鶴「零も絡まない!何回テント壊すのよ!」
楓花「こんなときに星田先生は?」
香「お前はどこを見て?」
担当教師「ひー!」
栞(岡田)「だから香先生止まって!」
結果Bチームが優勝したが、結果発表は次の日になりが大ブーイングで一悶着あるなどめちゃくちゃ!
しかもBチーム以外はマイナス点というあり得ない結果となった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.164 )
- 日時: 2021/12/06 22:11
- 名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)
163話・ハチャメチャ運動会(その後)
理事長室
理「星田先生、呼ばれた理由は分かってますよね?」
香「はい、ただし私もうちの生徒達も誰も悪いとは思ってません!むしろうちは被害者です!」
理「あなたまでそんなこと言うの!今回の運動会で何台救急車呼んだと思ってるの?何人が負傷したと思ってるの?そもそも生徒を止める側のあなたが何で一緒になって審判担当の先生に詰め寄るの?」
香「では、理事長にお聞きします、私より前の先生方はどうやってクビいえ、解雇となったんですか?」
理「それは・・・、八期君にも悪いところがあると・・・」
香「一応、八期の母親である松本先生に聞いてはいますが、ほとんどが八期の思う結果とそぐわない形から、つまり八期の思う原因とは全くネジ曲げられて架空の設定にされたと聞いています!運動会や球技関係に関連するものでもなく!」
理「そ、それは彼の思い違いとか?」
香「それだから、何人も先生が変わるのでは?」
理「今はあなたのクラス以外の先生と生徒が変わってますけどね!」
香「1年担任をして、松本先生とのコミュニケーションを取りつつ彼を見てきましたが、私には彼が人を陥れるような嘘を付くとは思えません!いえあり得ません!」
理「根拠は?」
香「今まで色んな揉め事があり、過去の話も全て聞きました!しかし、どれも、人にちょっかい出されたり、悪口や気に入らない事を言われたから、全て相手に理由があるものばかりでした!まあ、勿論本人が気付いてないのもありましたが、私や零が指摘したときはちゃんと素直に謝っています!」
理「それで?」
香「今回の運動会の出来事は全て八期を陥れようとした生徒を八期が引っ掛からない為に起こした自己防衛です!それに大勢かつ明らかに八期をぼこぼこにしようとしたり、
転けさせようとしたりと悪質でした!
あなたはそれを八期の反則と言うのですか?私は全て注意深く見ていたので八期を守ります!生徒を守るのが教師の責任ですので!」
理「教師としての責任感は良いですが・・・、自分の判定いわゆるセルフジャッジと言うのは如何なものかと思われますが・・・、スポーツでもそういったものは普通通りませんよ!」
香「では、理事長は生徒に間違った事を教えるのですか?今やネットの時代!誤審も集められれば批判の的です!そういった観点から考えても正しい判断をさせる指導をさせるべきでは?」
理「そんな正確な判定をあなたは出来るのですか?」
香「どっちとも取れるようなものに文句は言いませんよ!勿論八期もです!あの子は明らかすぎる判定に文句言いますから!どっちとも言えないのであれば、諦めますよ!」
理「なぜ、そんなに彼の肩を持つのです?」
香「私も過去にいじめを受けてたからです!」
理「えっ?」
香「いじめは最低なことです!理不尽に人を傷つけて、謝られても、また繰り返す、それは球技や遊びなどにも結び付ける、最低かつ卑劣な行為を私は幼なじみ頃受けてきました!」
理「はあ・・・」
香「私が教師を目指したのも、いじめを失くす、そうでなくてもいじめの首謀者を懲らしめる!いじめられている子を守りたい!その想いで教師を目指したんです!そして、彼は私以上の仕打ちを受けていて可哀想なんです!勿論、100%贔屓するわけでははありません!彼に割る事があれば叱り、味方になれるところは味方になる。私はいじめっ子に嫌われても、いじめられっ子に嫌われたくありません!」
理「それがあなたの本心ですか?」
香「勿論、私だっていじめは嫌いですし、いじめっ子は1回いじめられっ子の気持ちをわからせた方がいいんですよ!どんな手を使っても・・・」
理「そんな危ない人に教師は任したくないのですが?」
香「危ないのはどちらでしょう?いじめられっ子ではなく、いじめっ子を守ろうとする人こそ危ない人ではありませんか?」
理「そうとは言ってないわ!」
香「私の意見を否定すると言うことはそう言ってるようなものですよ!」
理「ああ言えばこう言う!」
香「私をクビにしても構いませんが、1年で最大5人も辞めたクラスを他の先生が出来るでしょうか?出来ないでしょうね?だって、辞めて行った方って、八期を味方しなかった方ですから、臨機応変に出来なかったんですね」
理「それはあなたも・・・」
香「確かに、人間ですから1回や2回失敗や間違いがあります!でも、それをどうにも出来なかったから皆さん辞めたんですよね?」
理「あなたの目的は何?」
香「お金とかじゃありません!生徒を守りたい!ただ、それだけです!うちの子達は被害者なので、悪くないので!まあ、私も生徒の為とはいえ頭に血が上ったことは反省しなきゃいけませんが、明らか判定を逃す人も逃す人ですね」
理「分かったわ、あなたの処分は厳重注意だけにしとくから戻って良いわ!後の関係のある先生方には減給処分などにしておくから!あのクラスはあなたしか受け持てないだろうし・・・」
香「ありがとうございます!」
ガチャン
理「ふー、なんか弱味握られてる感じだったわ・・・」
零「理さんが悪いんですよ!私の担任に重い処分を下すなんて言うから!」
理「だって、あの後警察にこっぴどく怒られたの私よ!」
零「星田先生は私の中では正しい判断をしたと思います!」
理「そう?」
零「だって、弱い生徒の味方ですから!」
理「多少、強引というか、過保護というか・・・」
零「私あんないじめられっ子を全力で守る先生になりたいです!星田先生は私の憧れの先生です!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.165 )
- 日時: 2021/12/08 21:19
- 名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)
164話・謎のケーキ
ある日のこと
楓花「皆、今日はお婆ちゃんの誕生日をお祝いしに行くからね!」
全員「は~い!」
健「ちゃんと、行く準備とプレゼント用意しろよ!」
全員「は~い!」
姉弟組準備中
プルルルル!
楓花「はい、もしもし?あっ、お母さん?うん、うん、えっ?ケーキ?」
祖母「今届いたよ!ありがとうね、こんな凄いケーキ」
楓花「待って、待って!送ってないよ!」
祖母「ええ、でもあんたの住所書いてるで!」
楓花「今から、取りに行って向かうのに・・・」
祖母「そうなん?まあ、取り敢えずありがとう、待ってるね」
楓花「うん、分かった・・・」
プチッ
楓花「ええ?」
健「どうしたの?」
楓花「健ちゃん、うちのお母さんにケーキ送った?」
健「送ってないよ!ケーキはフーちゃんの担当だろう!」
楓花「そうよね・・・」
真央「どうかした?」
楓花「うちのお母さんに謎のケーキが送られてたんだけど、真央ちゃん知らない?」
真央「知らないよ!フーちゃんのお母さんの所は・・・」
楓花「そうよね・・・」
一「お母さんどうしたの?」
楓花「一、ケーキ送った?」
一「ケーキ?今から取りに行くんだよね?」
楓花「一は違うわよね」
一「ケーキが間違ってうちに送られるとか?」
楓花「違うの!お婆ちゃんの家に今朝届いたって言うの!」
一「ええっ?私知らないよ!ケーキと言えば二だよ!ケーキしかプレゼント考えられないし!」
楓花「二!」
二「何?」
楓花「あんたお婆ちゃん家にケーキ送った?」
二「送ってねーよ!散々、ケーキ買うなって言われて買ってないよ!それにお婆ちゃんのプレゼントは先週の休みに姉ちゃんと一緒に買いに行ったじゃん!しかも手まで繋いでたから恥ずかしかったぞ!」
一「だって、あんたはちょっと目を離すとどっか行くじゃん!」
二「否定できない・・・」
楓花「嘘は付いてなさそうね」
三氏「どうしたの?」
楓花「三氏、ケーキ知らない?」
三氏「無くなったの?昨日冷蔵庫には入ってなかったと思うけど・・・」
二「そっちじゃない!」
一「お婆ちゃん家にケーキが届いてて、誰が送ったかって話してて・・・」
四美「お兄ちゃん、その格好は似合ってないよ!後、ケーキは私知らないよ!」
二「まだ、何も言ってないぞ!」
三氏「テレパシー!」
一「一卵性の不思議ね・・・」
五「みんな集まって何やってるの?」
楓花「五、ケーキ送った?」
五「どんなケーキ?」
楓花「お婆ちゃんへの誕生日ケーキ」
五「知らないよ!後、私六生と一緒にプレゼント買ったから六生も知らないと思う」
二「そりゃそうだろ!家の中は離れてても、外はいつも一緒なんだから・・・」
四美「せめて、トイレは離れてほしい!なんか嫌な誤解受けそう・・・」
六生「どうしたの?」
五「六生、ケーキなんて買ってないよね?」
六生「うん、知らない」
楓花「五でも六生でもないと・・・、七美!」
七美「何?」
楓花「ケーキ送った?」
七美「知らない!どういうこと?」
一「お婆ちゃん家にケーキが届いたんだって」
七美「届けられるの?ケーキって確か崩れやすいし・・・」
四美「アイスケーキなら届けられるよ!」
楓花「そう言えば、そう言ってたような・・・」
七美「って言うか、ケーキって言ったらアイツしかいないでしょ!」
一「二は違うよ!」
七美「もう1人!」
全員「あっ!」
楓花「八期!」
八期「何?」
楓花「あんたさぁ、お婆ちゃん家にケーキ送った?」
八期「えっ?もう届いたの?」
全員「お前か!」
その後
祖母「八君、ありがとうね!って言うかケーキなんて高かったでしょ!そんな無理せんで良いで!」
楓花「八期、あんたも兄弟以外で今後ケーキ禁止!」
八期「ええっ!何で?」
二「今度、俺と姉ちゃんと一緒に買いに行くぞ!」
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