二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.238 )
日時: 2022/07/23 11:02
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

236話・運動会準備の事件
今日は運動会前日の為、生徒会も準備のお手伝いをすることになった。

黒川「大体の準備は体育委員がやっているから、お前らは足りない場所を手伝ってくれ!」

生徒会「は~い!」

眞子「歌ちゃんごめんね、いきなり学年代表の代わりを頼んで・・・」

歌「仕方ないよ、会長のせいでしょ!」

眞子「あんまり大きな声で言っちゃダメだよ!会長は流ちゃんのせいだって言うから!」

黒川「ん?松本、なにやってんだ?」

八期「何すればいいのか分かりません!」

黒川「だったら、あっちの体育倉庫で運動会で使うマットとかを運ぶの手伝ってくれ!」

八期「分かりました!」

体育倉庫
体育教師「よし、頼んだぞ!」

八期「手伝いに来ました!」

体育教師「おう、ちょっと待ってろ!ああ、全部持ってたから何にもやること無いわ!」

八期「そんな!」

体育教師「そうだ!職員室に行って、長い机とか運び出すと思うから、そこを手伝ってくれるか?」

八期「分かりました!」

職員室
理「は~い、お願いするわね!」

八期「理事長!何か運ぶものは?」

理「ああ、もう皆持ってってもらっちゃったから、先に行った人達を手伝ってもらえる?」

八期「はい」

前のメンバーに追い付き

八期「僕も持つの手伝う!」

剛「いいって!」

悠人「俺らで十分!むしろ、女子達の方手伝ってこいよ!」

八期「僕も持つの手伝う!」

眞子「いらないわよ!」

恵「私達で十分!」

歌「手伝おうか?」

眞子「歌ちゃん!」

恵「お願い!」

八期「だったら、僕も!」

眞子「あんただけはダメ!」

ドン!ガシャン!

3人「キャアアア」

恵「何すんのよ!」

八期「それはこっちの台詞だ!何が違うんだ!お前らなんて手伝ってやるもんか!」

歌「これどうするの?」

恵「折れちゃったじゃない!」

しばらく歩いていると・・・
八期「なんだこれ?」

テープやらマイクなどの機器類の場所に来た

八期「よし、これをやろう!」

しばらくして・・・
八期「多分、ここが本部だから、延長コードは多分ここだ!そういえばスピーカーの位置は大体ここだったよね?線は分からないからほっとこう!無闇に触って壊したら怒られるしね!それでテープはこの位置でそれから・・・」

恵「あんた何やってるのよ!?」

眞子「そこはまだ、やらなくていいって先生が言ってたのに!」

八期「はあ?そんなの聞いてない!」

恵「今すぐ、やめなさい!」←スピーカーを倒そうとする

八期「やめろ!」

眞子・ラジオを持っていこうとする

八期「やめろ!って!邪魔するな!」

恵「邪魔してるのはあんたよ!」

八期「なんだと!」

剛「おい、何でマイクとかが?」←片付けようとする

悠人「お前勝手に何やってんだよ!」←同じく

八期「やめろ!持ってくな!」

剛「だから、これはまだ・・・」

八期「うるさい!」

悠人「言うこと聞かない奴だな!」

恵「本当、あんた邪魔しかしてないじゃない!」

八期「なんだと!もっペン言ってみろ!」

恵「キャアアア!」

剛「やめろ!落ち着け!」

八期「誰が邪魔しかしてないだ!」

悠人「事実だろ!何にもやらずに、余計な事ばっかして・・・」

八期「誰のせいだと思ってんだ!ああーん!」

ドン!ガシャン!

剛「ああ、ラジオとスピーカーが!」

ドン!ガシャン!←椅子と机も倒れる

八期「もういいよ!どうせ僕が居たって邪魔なんだろ!もう、帰る!知るか!」

剛「これ、どうすんの?」

使い物になら無いラジオ、スピーカー、その他電子機器に椅子と机

夕方
ピンポーン

楓花「はい、あら香先生!」

香「すみません、八期は居ますか?」

楓花「出たがらないと思いますよ!私がさっき叱ったので・・・」

香「取り敢えず理由とかは?」

楓花「あの子の言い分では、仕事すらもらってなかったから、サボりと思われたくないから、出きるだろうでやったら、邪魔者扱いを受けたと・・・」

香「簡単に言うと、出来る仕事がなくて途方にくれ、何が何でもサボりと思われたくないから、本部のセットを自分なりにやってみたところを、まだすることではないところを指摘され、でもやらないとただのサボりと思われるのが嫌だから意地でもその仕事を守りたかったってことですね?」

楓花「はい、そうでしょうね?『やらなかったらただのサボりだ!』って事を強く主張してたので・・・」

香「ここに来たのは別件もありまして・・・」

楓花「えっ?」

香「あの騒ぎで、スピーカーとラジオやら電子機器が壊れたので、誰か貸してもらえないか聞いて回ってるんです!八期に関してはその次いでです!八期には『今度から担当をしっかり決めてからやる』と、伝えておいてください!」

楓花「分かりました」

香「後、怪我とかは?」

楓花「特にありませんよ!」

香「良かった、4日目の午後の部のライブに支障がないのなら出来ますね」

楓花「まあ、よっぽどのことが無い限り本人は絶対出ますよ!」

その後八期は次の日にはけろっとした顔で競技に参加したが、代わりのスピーカーなどは見つからず、ラジオとマイクでやり取りして行う前代未聞の運動会になるとは言うまでもない!

Re: ナンバーズ8 ( No.239 )
日時: 2024/10/03 23:33
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

237話・遠足後の事件
今日は遠足の日
葉月「遅いぞ!お前ら!」

零「ごめん、近くに駐輪場が見つからなくて・・・」

芹「まだ、停めてないの?」

八姫「周り探してもどこも満車よ!」

八期「どこか適当な駐輪場に停めればただなのに・・・」

零「それはダメでしょ!迷惑駐輪よ!」

八期「お父さんがよくやってる!」

理珠「そんなこともあろうかと、先生から駐輪台預かってます!」

八期「ありがとう理珠!」

芹「言っとくけど、迷惑駐輪・放置自転車は迷惑行為で自転車取り上げられるんだからね!」

八期「は~い!」

葉月「下手したら、お前たった一人歩いて帰ることになるんだぞ!」

八期「それは嫌だ!」

乃愛「皆さん、ここはまだ空いてますよ!」

八期「良かった!」

ラックに自転車を掛ける一同

零「ちょっと八君!ちゃんと乗せないと!」

八期「こうすればただになるかなって!」

芹「ケチな男!」

葉月「卑しい!」

零「盗まれても知らないよ!」

八期「鍵さへ持っていけば・・・」

八姫「ほら、ここにちゃんとラックに乗せないと放置自転車として持っていかれるって書いてるよ!」

零「1人歩いて帰る?」

八期「はい、分かりました!」←ちゃんと乗せた

芹「皆、鍵忘れてない?」

全員「大丈夫!」

日向「それにしても良かったですね!丁度埋まりましたよ!」

零「危ない、危ない!」

八期「駅はあっちだよね?」

葉月「あっ!」

芹「どうしたの?」

葉月「ちょっと忘れ物!すぐ終わるから皆は先に行ってて!」

遠足を楽しみ戻ってみると・・・
零「イヤー、楽しかったね!」

八期「バーベキュー満足!」

八姫「皆と一緒だったからなお楽しかった!」

葉月「じゃあ、ここで解散だな!」

芹「さよなら!」

八期「さよなら!」

零「バイバイ!」

八姫「また、明日!」

八期「あれ?」

零「どうしたの?」

八期「僕の自転車がない!」

零「えっ?ちゃんとラック掛けてた?」

八期「掛けたよ!僕の自転車零ちゃんの隣だよ!」

零「そうだよね」

八姫「それに、私の隣でも合ったし、あんたの自転車青かったし・・・」

八期「これ、僕の自転車じゃない!どこ行ったの?」

零「鍵も回して解除するパターンだから違うことは一目瞭然!」

男子A「あちゃー!やっぱ持ってかれたか!」

男子B「だから言ったんだよ!遠くても高くても、有料駐輪場に停めようって!」

男子A「畜生、こんなところまで取りに行くのか?」

男子B「そんなこと言っても金も判子も持ってないから今日は無理だけどな!」

男子A「仕方ない歩いて帰るか!」

八姫「もしかしたら、あんたの自転車持ってかれたんじゃない?」

八期「ええっ?」

八姫「ニュースで聞いたことあるの!駐輪場が一杯で、人の停めてる場所を横取りするって!」

零「1回見てみたら?場所分かる?」

八期「地図があるから場所さへ分かれば大丈夫!2人は先に帰ってて!」

八姫「分かった!」

零「気を付けてね」

放置自転車回収センター
八期「地図によるとここか!」

中に入って自分の自転車を探す八期

八期「あっ!これだ!良かった合ったよ!さあ、これで帰れる!」

自転車で出ようとしたその時

管理人「ハイハイ、そこの君!」

八期「なんだすか?」

管理人「困るよ!勝手に自転車を持っていかれちゃ・・・」

八期「はい?」

管理人「ここは放置自転車回収センター!ここにある自転車は歩道や生活道路など許可されていない場所に置かれた自転車を預かる場所!いわば君の自転車は没収されたの!」

八期「没収?何で?」

管理人「だから、自転車を駐輪スペース以外に放置したから罰として取り上げたの!だから、まずは罰則金を払ってもらわないと!」

八期「何で?」

管理人「何でって、君が道端に自転車を放置したからだよ!」

八期「してない!ちゃんと停めてた!」

管理人「嘘を付くんじゃない!元にここに回収されてる以上罰則金を払って証明の判子を押してもらわないと自転車は返せないんだ!」

八期「何、言ってんだ泥棒!」

管理人「ど、泥棒?だ、誰が泥棒だ!」

八期「泥棒じゃねーか!人がちゃんと停めてた場所からこの自転車持ってたんだろ!泥棒と一緒だろ!それで金払え!アホか!泥棒!」

管理人「なんだと!この自転車は返さん!」

八期「離せ!返せ!泥棒!」

ドン!

管理人「嗚呼!」

八期「知るかこの泥棒が!お前の自業自得だ!」

次の日
愛美「理事長、大変です!」

理「どうしたの?」

愛美「警察が!」

理「け、警察?!」

理事長室
犬飼「突然、すみません、お宅の生徒さんが放置自転車回収センターの管理人さんに怪我を負わせた傷害の疑いがあるんです!」

理「そんな!うちにそんなことをする愚かな生徒は居ません!きっと何かの間違いです!」

犬飼「お気持ちお察し致します!ですが、何があろうと真実を突き止め、今後の社会を良くするのが我々警察の仕事です!どんな理由であろうが、まずはその加害者に聞いてみないと解決出来ないのです!」

理「分かりました、それでどの生徒ですか?」

犬飼「防犯カメラの映像からこの生徒さんです!」

理「彼が?そんなはずありません!きっと何か理由が!」

犬飼「本人に聞いてみるまで分かりません、呼んでもらえませんか?」

理「良いですが、いくつか条件があります!これを呑んでくれないと彼は警察を恨むと思って下さい!」

犬飼「条件とは?」

理「彼をすぐに捕まえないこと、
  この事は他言厳禁と言うこと、
  彼の話を最後まで聞いてからあなた方の意見を言うこと、
必要によっては彼を懲役刑にしないこと!」

犬飼「最後は裁判所が決めることですが、相手との示談が成立すれば厳重注意で済む可能性もあります!」

理「後、彼は発達障害ですので、長い質問ではなく短い質問を、後、自分の価値観的なものが強いので、そこを頭ごなしにならないで欲しいです!」

犬飼「分かりました」

八期が呼ばれる

八期「失礼します」

理「八期君、昨日何が合ったのか聞かせて?」

八期「・・・」

犬飼「この人の事を知ってるかい?」

八期「僕の自転車を盗んだ人です!」

犬飼「えっ?盗んだって証拠は?」

八期「僕の自転車はここから1キロ先の大型ショッピングセンターの有料駐輪場に停めてたんです!友達と一緒に確認してたのではっきり覚えてます!あの人が僕の自転車をあそこまで運んで、お金を払えと命令したんです!だから、僕は自転車を取り替えしに行っただけです!」

犬飼「それで揉み合いになったのかな?」

八期「はい」

犬飼「でもね、いくら盗んだ人かもしれない人が怪我したからといって、その場を去っちゃダメだよ!」

理「そうね、それはやってはいけない事ね!恐らく、ざまあ見ろ!って気持ちと、自分が犯人扱いされる気持ちが混ざって逃げたのかもしれないけど・・・」

八期「だって、悪いことしてないのに払えって理不尽だもん!ちゃんと停めてたのに・・・」

犬飼「でも、停めてたと言う証拠が無いと、管理人信じられないよ!」

八期「じゃあ、そこに停めてなかったって証拠は?」

犬飼「えっ?」

八期「管理人が勝手に持っていった可能性もありますよね?」

理「待ちなさい!まず、管理人の立場から考えなさい!あなたが管理人だとして、あなたみたいに『駐輪場スペースを横取りされた』って証拠もないのに主張してきたら?率直な気持ちだけを言いなさい!」

八期「本当に停めたのか疑います」

理「そうなると放置自転車の活動の意味が無くなるでしょ!」

八期「だとしても、なんでキチンと停めてる人間が罰金払わないといけないのさ!理不尽過ぎる!何?警察は善良な市民から罰金取って、悪人を無視するの?」

犬飼「君は知らないようだけど、放置自転車は警察じゃなく行政がやってるんだよ!」

八期「だとしてもおかしいじゃん!たった、2、300円の駐輪台が約10倍払うなんておかしな話じゃん!しかも、人に盗まれたのに?」

理「放置自転車活動の仕事を知らないようだけど、管理人と持っていってる人物は別の人間よ!」

八期「何?行政がグルになって自転車盗んでるの?そんな活動止めてしまえ!」

理「分からないかな?盗んだんじゃなく、放置されて邪魔に成ってる自転車を退かして、預かってるだけで・・・」

八期「駐輪場に正しく停めてたのに?そんなの泥棒と同じじゃん!駐輪場から盗んだんだろ?!それを取り返して何が悪い!」

廊下
楓花「星田先生!」

香「松本先生!」

楓花「息子がすみません!」

香「いいえ、同じ立場なら私も多分こうなりますよ!正しく停めて罰金なんてバカげてるわ!」

楓花「そうなんですよ!ましてや法律絡むとなおタチ悪いと言うか、理解しがたいと言うか、これは納得しませんね」

理事長室
八期「僕は全く悪くない!」

犬飼「でも、相手は突き飛ばされて怪我を・・・」

八期「盗まれた自転車を取り替えそうとしたところを邪魔したんだから正当防衛だ!あんたら警察は善良な市民より窃盗をした犯人を見逃すっていうのか?」

犬飼の上司「犬飼!いつまで時間掛かってるんだ?」

犬飼「すみません、子供なので納得してくれないんです!」

上司「タク・・・、仕方ないなあ!」

八期の前に立つ

上司「お前は、放置自転車を勝手に持ち出した挙げ句、管理人に傷害を負わせた!これは立派な犯罪だ!お前には罪を償う理由がある!さあ!来るんだ!」

八期「嫌だ!」

上司「何を言う?」

八期「僕は何も悪くない!泥棒から自転車を取り返しただけだ!」

上司「嘘を付くな!現にお前の自転車が放置自転車回収センターにあると言うことは、駐輪場ではない場所に放置されてた!」

八期「僕はちゃんと駐輪場に停めてた!」

上司「そう思い込んでいるだけなんじゃないか?」

八期「友達と確認取ってる!管理人が盗んだんだ!」

上司「そんな管理人は居ない!」

八期「この無能警察!」

上司「何だと?」

八期「無能じゃないか!善良な市民を捕まえて、泥棒した人間を庇うなんて・・・、
   お前なんか、警察なんか辞めてしまえ!」

上司「何だと!」

犬飼「先輩!ダメですって!」

上司「うるさい!お前は黙ってろ!」

ドン!

犬飼「ああ!」

上司「誰が、泥棒を庇ってるだと・・・」

ドン!←頭突き

上司「手を出したな!公務執行妨害で逮捕だ!」

零「させないよ!」

ドン!←横っ飛び

上司「うわっ!」

零「逮捕はあんただ!殺人未遂の現行犯だ!そうよね?犬飼さん?」

上司「おい!犬飼!こんな子供の言うことなんか真に受けるなよ!」

犬飼「いや、先輩!あなたは彼の首を絞めようとしてました!私はこの目でハッキリ見てます!」

上司「何だと?おい!犬飼!この裏切り者!」

八期「さっきは良くもやってくれたな!この無能警官!お前なんて生きてる価値なんて無い!お前みたいな奴は警察失格だ!警察なんて何の意味もない!無くなってしまえ!」

零「八君、ダメ!」

ピー!

香「八期、今手を出すと本当に牢屋に行く事になるわ!落ち着いて!」

八期「は、はい・・・」

香「犬飼巡査、取り敢えずいくつかお願い聞いてもらって良いですか?」

犬飼「はい、分かりました」

香「まず、八期が停めてた駐輪場の防犯カメラの映像を確認して下さい!」

犬飼「はい」

香「本当に八期が停めていれば、八期は無罪!停めていなければ有罪で構いません!八期、ちゃんと停めてたのよね?」

八期「はい、零ちゃんや八姫、芹だって見てますし、隣同士で停めました!」

香「と言うことで確認お願いします!」

犬飼「兎に角、あっちの管轄の府警に連絡を取りますので、しばらくお待ちすることになりますが・・・」

香「構いません!真実を知れるなら・・・、取り敢えず八期と零は授業に戻って!」

2人「はい」

香「そこの人はもう逮捕しといて下さい!」

上司「な、なぜだ?」

香「頭ごなしに追求して、体で分からせる!そんな時代は終わったんです!っていうか、威圧で自白させるなんてなんの解決にもなりません!ただの誘導尋問だわ!それにここにいる皆あなたが八期を殺そうとした所を見てるのですから!」

理「ええっ!」

楓花「息子の気持ちに立てないなんて絶対許さないわ!」

それから6時間後

警察署

婦警「昨日の駐輪場の防犯カメラの映像です!」

楓花「これは・・・」

香「ちゃんと停めてるわね!芹に促されて!」

婦警「早送りします!」

30分後

楓花「誰か来たわ!」

香「男が八期の自転車を移動させて駐輪場所を横取りしたわ!」

楓花「これは動かぬ証拠ですよね?」

上司「ううっ・・・」

楓花「そりゃ、うちの息子いや誰だって盗まれたって思いますよ!あんたらは誰の味方してるんだよ!」

署長「今回の事は誠に申し訳ございませんでした!」

楓花「八期、どうして欲しい?」

八期「コイツを永遠に牢屋へ!」

理「それは裁判所の判断に委ねなさい!」

八期「何?警察って悪い人を逮捕するんだよね?なんで善良な人を捕まえようとしたの?」

署長「本当に申し訳ない!店側とも連携して、駐輪場所の横取りを無くすように徹底する!」

八期「それで僕の罪は?」

署長「勿論、正当防衛の不起訴だ!管理人の人にも、あの男が自転車の駐輪場所を横取りしたことを伝えておく!」

八期「それだけ?」

署長「あと何か?」

八期「散々疑われて悪者扱い受けたんだよ!」

署長「分かった!菓子折りも後で持っていくから!我々警察は善良な市民を守ることを誓うよ!」

その後八期の自転車を勝手に下ろして駐輪場所を横取りする人物が治療費と罰則金を払うこととなった。
更に、これを機に有料駐輪場に防犯カメラの増加と警備員の巡回で横取りを防ぐ運動が出された。
ちなみに、八期を殺害しようとした警察官は、一週間後脱獄後無差別に人を殺して警察官に射殺された。

Re: ナンバーズ8 ( No.240 )
日時: 2022/07/25 21:57
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

238話・コピー機騒動
恵「まったく、この間は何て事してくれたんですか!」

眞子「学校の評判がた落ちよ!」

八期「はあ?知らねーし、人の駐輪場所を横取りしたやつが悪いんだろ!」

冷子「本来なら生徒会は愚か少年院ですよ!」

黒川「本当に何してくれたんだ!と言いたいところだが、先生も同じ目に合ったからお前の気持ちは分かる!理不尽にお金を払わされるって嫌だよな!」

恵「それで人を傷付ける何て、何を考えてんだか!」

眞子「それで何で生徒会長をクビに成らないの?」

八期「うるさい!黙れ!お前らも一回同じような目に逢ってこい!」

ガラン

香「渡辺!高橋!同じこと言ったら、今度はいじめレベル5にするわよ!」

恵「だって、おかしいじゃないですか!」

眞子「人を傷付けるって、傷害ですよ!下手したら殺人の可能性だって・・・」

香「だからと言って、人を責めたり、ネチネチ文句言ったり、悪い噂を立てるな!あんたらも、同じことをされたら八期の気持ちが分かるわ!きっと、同じことしてるはずだから!」

久「ちゃんと停めてた自転車を没収されたら怒るのも無理無いよね」

剛「俺も、八期と同じ行動とってただろうな」

香「さあ、過ぎたことは一旦忘れて、仕事よ!」

生徒会「は~い!」

香「八期、これをコピー100枚お願いできる?」

八期「コピーですか?」

恵「先生!私がやります!こんな判子も録に押せないのがコピー何て出来るはずありません!」

眞子「ましてや犯罪・・・」

香「ん!?」

眞子「はい、すみません・・・」

香「やってないのに、出来ないと決めつけるのは良くないわ!初めての事は誰だって出来ないのが当たり前だもの!さあ、八期、最初の1枚は先生が教えるから職員室に行くわよ!」

八期「はい!」

職員室
香「という感じにやれば出来るわ!分かった?」

八期「はい!」

香「サイズはここに表記されてるから」

八期「分かりました、片面だけですよね?」

香「ええっ、そうよ!」

八期「ありがとうございます!」

香「終わったら、これらを各100枚ずつお願いね!」

八期「分かりました!」

1枚確認

八期「あれ?おかしいな」

楓花「八期!支えが上がってるわ!これじゃ紙を抑えきれてないじゃない!」

八期「お母さんありがとう!」

楓花「先生よ!」

2枚目ところが

八期「あれ?全然動かない!」

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八期「その間にトイレ行ってこよう」

戻ってみても

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八期「いつまで掛かってるの!」

香「八期、コピー出来た?」

八期「コピー機が全然動きません!」

香「ええっ?紙切れかしら?」

電源を切り確かめてみるも

香「まだ、紙は充分あるのに!」

香がコピーする

ウィーン!ウィーン!

香「動くじゃない!」

八期「さっきは全然動いてなかったんです!」

香「おかしいわね・・・、取り敢えずこれは明日お願いね!」

次の日
八期「よし、紙を確認して!まずは1枚!」

ウィーン!

八期「よし、OK!じゃあ、後99枚を印刷!」

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ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!

八期「なんだよ!早くやれよ!」

楓花「八期、物に当たらない!」

八期「コイツ壊れてるよ!ちっとも動かないもん!」

楓花「本当に?1回電源切るわね」

電源を切ってオンにして再度印刷

ウィーン!ウィーン!

楓花「動くじゃない!」

八期「おかしいよ!何でだよ!」

楓花「1回、電源を切ってもう一度立ち上げれば良いわ!」

黒川「松本!まだか?これだけか?」

次の日
八期「よし、まずは1枚」 

ウィーン!

八期「大丈夫!」

紙も調べ

八期「よし、いけ!」

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八期「何でだよ!いや、待てここは1回電源を切って・・・」

やり直す八期

八期「よし、これで行けるぞ!」

表示
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八期「バカか!コイツは!このポンコツ!」

理「何をやってるの!」

八期「理事長!このコピー機壊れてますよ!新しいのに変えてください!」

理「本当に?」

八期「3日使ってますけど、まともに印刷出来たことありません!」

理「まさか、貸しなさい」

ウィーン!ウィーン!

理「動くじゃない!」

八期「はあ?さっきまでは全然動かなかったんですよ!」

理「じゃあ、何で動くのよ?」

八期「コイツがおかしいんです!」

理「おかしいわ訳ないでしょ!」

八期「コイツ、僕の時だけ意地悪するんです!」

理「あなたの操作が間違ってたんじゃないの?」

黒川「まだ、出来てないのか?」

次の日
八期「はあ、今日こそ確認して、ダメならコイツは壊れてる!いや、最低なコピー機!こんなコピー機壊してやる!」

まずは確認

八期「ここまでは大丈夫ここからだ!」

一つずつ手順を確認して押す八期

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八期「やっぱりダメだ!」

杏「あの、コピー機使いたいんですけど・・・」

八期「何枚刷る?」

杏「100枚だけど・・・」

八期「じゃあ、手順を一緒に見てさせて!コイツ壊れてるから!」

杏「そうなの?」

杏の手順を確認する八期、すると・・・

ウィーン!ウィーン!

八期「はあ!?お前ふざけるなよ!」

ドンドン!ドンドン!ドンドン!ドンドン!

杏「八期君やめて!コピー機が壊れちゃうよ!」

八期「コイツは元々壊れてるんだ!」

杏「私がやって出来たなら、直ったんだよ!だから、私の後に使えばきっと出来るよ!」

しばらく待ち

八期「よし、手順通りにして・・・、いけ!」

表示
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八期「何でだよ!このバカ!ポンコツ!差別!」

ドンドン!ドンドン!ドンドン!ドンドン!

ウィーン!

紙・バーカ!😜

八期「ふざけるなよ!」

ドンドン!ドンドン!ドンドン!ドンドン!

黒川「松本!何をやってる?」

八期「うるさい!このコピー機が壊れてるんだ!」

黒川「物に当たるんじゃない!」

八期「知るか!お前なんか壊れてしまえ!」←そばにあった辞書でコピー機を殴る

ドーン!

キン!

楓花「えっ?八期!危ない!」

八期「えっ?」

バコーン!

ジリジリジリジリジリジリ!

警報器「火事です!火事です!」

楓花「大丈夫?」←間一髪助かる

八期「お母さん・・・」

黒川「皆さん、早く消火器を!」

理「まったく、何度物に当たるな!って言ったか・・・」

八期「あのコピー機がおかしかったんだ!僕1人の時にだけ、全く動かない!先生達が来たら何事もなかったように動く!僕以外の人では何事もなく動く!あのコピー機が差別したんだ!だったら壊れてるのも一緒だ!こんな変なコピー機を買った人が悪いんだ!あーん!あーん!僕は何にも悪くない!全部コピー機のせいだ!」

理「あんたはもう、コピー機を一切使うな!」

八期「あんな理不尽なコピー機2度と使うか!あーん!あーん!」

黒川「何とかボヤで済んで、壁と一部の机や椅子しか燃えてません!怪我人0です!」

理「それが幸いね・・・」

楓花「理事長・・・」

香「ん?」

理「どうしたの香?」

香「このコピー機の中から光ってるものがあるんですが!」

理「えっ?」

黒川「一度専門の業者に見てもらいましょう!」

次の日
業者「これは遠隔操作されてたね!」

理「遠隔操作!」

業者「つまり、ここではない別の場所からパソコンか何かで、この機械を弄ってたと思うね」

理「ってことは・・・」 

香「八期の言ってた事が正しかったと言うことですね!」

その後犯人が見つかり、その犯人にコピー機やら修繕費を徴収することになった。
その後理は八期に謝ったが、八期はコピー機がトラウマになり、2度とコピー機は使ってない。

Re: ナンバーズ8 ( No.241 )
日時: 2022/08/01 18:43
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

239話・8の家出・・・①
朝礼
香「皆、おはようって、八期どうした?大丈夫か?」

八期「大丈夫です」

香「それならいいけど、1回職員室に来てもらうから、後で放送するわね?」

八期「えっ?」

香「怒ったりしないから!先生はあなたが心配なの!」

八期「はい・・・」

職員室
香「松本先生!」

楓花「はい?もしかして八期ですか?」

香「勿論!何が逢ったんですか?」

楓花「うちの旦那が原因で・・・」

香「えー!」

放送後
香「八期、それは何が逢ったのか話してみて?」

八期「お父さんに『お前みたいな犯罪者なんているか!』って殴られたり、振り回された!」

香「それでこんなに体中にアザが・・・」

八期「僕は犯罪なんて犯してないって言っても『嘘付け!』って・・・、僕は何にも悪くないのに・・・」

香「うん、あんたは悪くない!悪いのはあんたに罪を被らせた輩よ!あんたはただ巻き込まれただけ!教えてくれてありがとう!」

最終下校
希「あれ?八君帰らないの?」

八期「お父さんに『お前みたいな犯罪者なんて帰って来るな!』って言われた!」

青奈「そんなのはったりよ!なんかやらかしたの?」

零「先週のコピー機騒動とその前の自転車騒動で怒られてボコボコにされたんです」

希「可哀想に!今日はお姉ちゃんの家に来る?」

青奈「いや、先輩は近所でしょ!すぐに見つかりますよ!」

子「そうだよ!ましてや幼馴染みだったら真っ先に行きそうな家って特定されるよ!」

八姫「私と零とグレーテルは同じ家だし・・・」

歩「うちは無理!」

葉月「私もダメ!」

愛海「私は良いけど!」

零「愛海ちゃんもダメ!伯母さんの家だと、すぐに特定できる!」

町子「私は・・・」

グレーテル「あれは家なのか?」

町子「はい、施設です!」

葉月「すぐに電話掛かるな・・・」

平江「私の家は大丈夫・・・」

八期「小さい子の家にお邪魔するのは・・・」

青奈「うちは大丈夫よ!いくらでもOKよ!」

愛海「あんたの性格を考えてダメ!」

青奈「何でよ!」

愛海「青奈だと、逆セクハラしそうだから・・・」

青奈「何よ!むしろ良いじゃない!こんなおっぱい大きい女の子と一緒に過ごせるのよ!」

子「ん!ん!」←指を指す

青奈「えっ?」

希「怖かったね!お姉ちゃんが守ってあげるから大丈夫よ!」

八期←希の後ろに隠れる

青奈「何でよ!」

香「私は担任だから、テストとか他の生徒の個人情報とかもあるし・・・、他大丈夫そうな子いる?」

芹「うちは大丈夫かどうかは分からないですけど・・・」

香「じゃあ、草さん頼んでも良い?」

芹「分かりませんよ!」

結局
芹「言っとくけど、あくまで一時預かりだからね!」

八期「はい・・・」

芹「何?意識してるの?」

八期「だって、人の家に上がることは合っても、泊まるのは、お婆ちゃん家以外は初めてだから・・・」

芹(まあ、確かにそうね・・・)

草家
芹「ただいま!」

八期「お邪魔します!」

芹の母「お帰り!あら?可愛い!せっちゃんの彼氏?」

芹「違うから!あっ、お母さんしばらくの間これ、うちに泊まらせて良い?」

芹の母「えっ?何で?もしかして家出かなにか?」

芹「まあ、そんな感じ、お父さんにボコボコに殴られたんですって!」

芹の母「まあ、可哀想に!そんなことなら構わないわよ!こんな可愛い子!何日でも毎日でも良いわよ!」

芹「毎日はコイツの親の方が反対よ!」

芹の母「まあ、毎日というのは冗談で・・・、お名前は?」

八期「松本八期です」

芹の母「八期君ね、固くならず自分の家と思って過ごして良いのよ!」

八期「ありがとうございます」

プルルルル!プルルルル!

芹の母「あら、電話だわ!芹、彼を案内してね!」

芹「ええっ?!どこに?」

芹の母「あなたの部屋に決まってるじゃない!ハイハイ、今行きます!」

芹の部屋
芹「ちょっと待ってね」

八期「?」

芹「心の準備が欲しいの!それに着替えるから!」

八期「どうぞ」

数分後
芹「入っていいわよ」

八期「お邪魔します、うわあ綺麗!」

芹「当然よ!女の子は部屋も綺麗でないと!後、何突っ立ってるの?」

八期「何すればいいか分からないし・・・」

芹「座っていいわよ!後、宿題出されてるはずだから一緒にやるわよ!」

八期「うん」

数十分後
芹「だから、こうなるの!」

八期「成る程!分かりやすい!」

芹「まあ、これくらいは基本よ!まあ、教え方は零とか香先生に教えてもらったけど・・・」

八期「分かりやすかった、ありがとう!」

芹「どういたしまして!」

ガチャン

芹の母「2人共、お風呂出来たわよ!」 

芹「あんたどうする?」

八期「先に入りたいかな?」

芹「へえ、意外!」

八期「そんな珍しい?」

芹「うちの弟達なんて、後でとか1日入らなくても大丈夫とか言って中々入らないから・・・、いつも私や薺が入れるのよね」

八期「薺?」

芹「妹よ!私の可愛い妹!」

八期「へー、兄弟居たんだ!何人兄弟の何番目?」

芹「7人兄弟の1番目よ!あんたは8人の末っ子だったわね」

八期「うん」

芹「あんたって、本当に末っ子気質!」

八期「そんなの分かるの!」

芹「ほら、うちは兄弟多いし、あんた1人で入りたいでしょ!」

八期「まあ、確かに人と入るのは・・・」

芹「なら、さっさと入りなさいよ!後がつっかえるの!」

八期「着替え無いんだけど・・・」

芹「あっ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.242 )
日時: 2022/07/30 16:17
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

240話・8の家出・・・②
芹の母「あっ、ごめんね!八期君!さっきあなたのお母さんから電話が合って、ここに来てもらったの!そしてたらあなたの服とか下着類とか届けて下さったわ!これを使ってね!」

八期「ありがとうございます!」

お風呂場に行くと・・・

ガラン!

?「キャアアア!」←服全部脱いでる

八期「えっ?」バン!

芹「どうかした?」

八期「誰か入ってた!」

?「お姉ちゃん!助けて変質者!」

芹「その声は薺?帰ってたの!いつ?」

薺「さっき玄関でお母さんが立ち話してた!その時!」

芹「なら、ついさっきね!ごめん、八期お風呂はこの子の後ね!」

八期「分かった」

芹「後、薺!今日はお客さん来てるから!まさかあんたが帰ってるなんて私も思ってなかったの!だから、許してあげて!」

薺「お姉ちゃんが言うなら・・・」

数分後
ガラン

薺「ああ、気持ち良かった・・・、ってキャアアア!」

八期「何?」

薺「こっちが聞きたいわよ!何でこんなところに、ずっと入り浸ってたんですか?」

芹「どうしたの?」

八期「だって、草さんがうちはいつもお風呂の取り合いになるから、早めに行っておいた方が良いって!うちも大家族で、ここにスタンバってないとすぐに入れない!」

芹「あんたずっと待ってたの?」

八期「そうでもしないと・・・」

芹「こんなところで待たれたら怖いわよ!覗かれるのではないかって?」

八期「廊下だよ!脱衣所ならともかく!」

薺「もう、お姉ちゃんこの人何?」

芹「ごめん、コイツ発達障害だから、許してあげて!それに覗かれたわけではないでしょ?」

薺「そうだけど・・・」

お風呂に入る八期
八期「人のお風呂って新鮮だなぁ・・・」

お風呂上がり

八期「お風呂ありがとうございました!」

芹の母「いいえ、どういたしまして!ご飯までゆっくり寛いでいてね!」

八期「ありがとうございます」

プルルルル!プルルルル!

芹の母「はい!草です!あっ、八期君のお母さん!はい!分かりました!八期君お母さんからよ!」

八期「はい」

電話を代わり

八期「もしもし」

楓花「八期、草ちゃんとこに居るのね?話は星田先生から聞いてるわ!」

八期「うん・・・」

楓花「まあ、1回お父さんと離れた方が良いって言うのは教師としては賛成ね!でもここからは親として言うわ!」

八期「うん」

楓花「よその家にお世話になるんだから迷惑かけないこと!後、あんたはよその家に行くと寛ぎすぎてお菓子バリバリ食べたり、飲料沢山飲んだりするからそう言うのはやめなさい!後催促も禁止よ!草ちゃんのお母さんから聞かれたものや出されたものだけよ!」

八期「うん、分かった!」

楓花「後、お世話になる以上家でやってるお手伝いとかもやること!分かった?」

八期「分かった!」

楓花「恐らく草ちゃんが居るから大丈夫だろうけど、宿題とか勉強やっておきなさいよ!」

八期「もう、やった!」

楓花「じゃあちゃんとしなさいよ!」

八期「はい!」

楓花「じゃあね」

八期「バイバーイ!」

プチッ

八期「あっ、トイレ行こうかな!」

トイレ

八期「あっ、電気付いてる!だけど、鍵は開いてる!」

トントン!

シーン

八期「誰も居ないのかな?誰かいますか?」

トントン!

八期「じゃあ、誰かが電気付けっぱなしにしたんだ!よし!」

ガチャン

薺「キャアアア!」

八期「居んのかよ!」

バタン!

薺「何するんですか!変態!」

八期「お前が悪いんだろ!反応くらいしろよ!」

薺「他のトイレならお風呂場の隣です!」

八期「そっちにも合ったの!仕方ない・・・」

お風呂場

八期「あっ、ドアも開いてる今だ!」

ガチャン!

芹「えっ?」←お風呂上がり立てなので全裸

八期「あっ!」

芹「見ないで!」

バン!

八期「ドア閉めとけよ!」

数分後

ブーン←ドライヤーの音

八期「あっ、大丈夫だね!」

ガラン!

芹「何で入って来るのよ!」←まだ下着

バン!

八期「パジャマ着てからやれよ!うちの七姉か!」

トイレ言った後

薺「お母さん、あの人何!どういう事なの?」

芹の母「ちょっと預かってるの!」

薺「私のお風呂覗いてきたし・・・」

芹の母「お姉ちゃんも不手際だって言ってたじゃない!」

薺「しかも、私がトイレ中に勝手に入ってきて!」

芹の母「さっき聞こえてきたわよ!またノックされたのに反応無しって!せめてドアか壁を叩きなさいよ!」

薺「ぶー!」

ガチャン

芹「ちょっと!何やってるの?」

八期「あっ、お母さんからお世話になるんだからお手伝いとかもやることって!」

芹「やらなくていいから!」

八期「何で?」

芹「自分でやるわよ!」

芹の母「良く言うわね、いつも勉強があるからとか言ってたたむことはおろか持っていくことすらしないくせに!」

芹「ああ!下着はやめて!っていうか触らないで!」

八期「何で?」

芹「何でって分からないの?」

八期「分からない!ただたたむだけだよ!」

芹「触られるのが嫌なの!」

八期「そんな理由は受け付けません!」

芹「なんでよ!」

薺「あっ、それ私のパンツ!」

八期「えっ?」

薺「何、平然とたたんでるんですか!」

八期「下着1つでうるさいなあ!」

芹の母「あんたらいつもたたまないじゃない!八期君ありがとう!気にせずたたんで!」

八期「はい!」

薺「お母さん!」

芹「ちょっと!それ私のブラよ!」

八期「えっ?」

芹「何?私がブラ付けるのがおかしい?」

八期「早いんじゃないの?」

芹「何ですって!どういう意味よ!」

薺「まさか、お姉ちゃんの胸が壁のように薄いからとか言うんじゃないでしょうね?」

八期「普通二十歳からじゃないの?」

芹「えっ?何でよ!」

八期「だって、こういうのって大人になったら付けるものじゃないの?」

芹の母「ああ!男の子だからブラジャーの事分からないか!」

八期「ブラジャー?」

芹「前に先輩達が話してたでしょ!」

八期「ああ!胸当て!」

芹の母「ある意味合ってるけど・・・」

芹「それじゃ別の物よ!」

芹の母「女の子は思春期になると付けるのよ!ここら辺はもう物で分けといて!違い分からないと思うし・・・」

薺「お母さん!それで良いの?」

芹の母「お手伝いしてもらってるのに叱れないわよ!」

芹(コイツいると別の意味で疲れる!)

ガチャン

?「ただいま!」

芹「あっ、御形ごぎょうお帰り!」

御形「うわあ!母さん、なんて奴家に入れてんだよ!」

芹の母「この子はお姉ちゃんの彼氏で・・・」

芹「違うわよ!」

八期「違います!」

芹の母「あら、そうなの?」

芹(そんな否定しなくても・・・)

御形「コイツは殺人犯なんだぞ!」

芹の母「えっ?」

御形「知らねーのかよ!コイツは放置自転車してたのに、罰則金払わず、静止させようとした管理人を突き飛ばして怪我させて逃げた殺人犯なんだぞ!こんな奴を家に入れるってどういう神経してんだ!」


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