二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.188 )
- 日時: 2022/04/13 22:23
- 名前: いくちゃん (ID: 1OHGFOUy)
186話・ライバル登場(前編)
とある休み時間
?「ねえ、そこの君?」
八姫「何?」
?「僕のフィアンセ候補になりなさい!」
八姫「はあ?お断りなんだけど・・・」
?「僕のフィアンセになれば将来お金に困らずに遊んで暮らせるよ!どんな仕事も執事やメイドに任せっぱなしさ!」
八姫「あたし、あんたみたいなタイプ嫌いなんで!」
?「なぜ断る!この僕が君を招待してると言うのに・・・」
八期「何やってんだよ!」
?「何だね君は!君みたいな庶民は帰った帰った!シッシッ!」
八期「嫌がってんだろ!お前が帰れ!」
八姫「あたし、こいつの彼女だから!」
八期「えっ?」
八姫(話を合わせて!)
八期「う、うん・・・」
?「ほー、こんな見た感じ何の取り柄もなさそうなこいつが彼氏?とても弱々しくて泣き虫にしか見えないけど・・・」
八期(大体当たってる)
八姫「それでも、こいつは度胸が座ってるのよ!あんたみたいなウザイ奴でも、正しいと思うことは注意出きるし、被害者を手助けしてくれる!世の中見た目の強さじゃないの!心よ!」
八期「八姫ちゃん・・・」
?「僕に逆らうというのかい?なんたって僕の父親は・・・」
零「そんな我が儘、この学校では通用しないわ!」
愛海「うちのお母さんはそういう権力で守られる人は嫌いだからね!さもないとあんたの方がヤバイわよ!」
?「フッ、今日のところは引き上げるとするか、だが君はきっと僕の魅力に気付いて鞍替えする!断言する!君はそんな奴と幸せになんか成れない!必ず僕の物となる!それでは!」
部室
子「大変だったね!」
グレーテル「そんなウザイ男が居るもんなんだな!」
希「八君カッコいい!」
八期「半分は八姫ちゃんのお陰かな?」
八姫「あんたが居なかったら断れなかったわよ!」
八期「良い影武者に成れた?」
八姫(複雑・・・)
芹「でも、あの男子どこかで見たことあるような・・・」
八期「どこかの御曹司じゃないの?『僕の父親』とか何とか言ってたし・・・」
八姫「そんなの誰だって分かってるわよ!どこの御曹司かって話よ!」
理珠「もしもの時の為に画像を保存しています!現像しますか?」
八姫「お願い!」
写真
八期「誰?」
零「私も分からない!」
町子「皆目検討付きません!」
結「あっ、この人知ってる!」
平江「私も!」
芹「あっ、思い出した!」
希「誰なの?」
芹「たしか名前は永野佑樹で・・・」
結「永野電機の御曹司です!」
平江「主に照明を取り扱っていて、彼自身はアイドルグループを作って、自分達のライブをヒントにステージ照明を改良したりして儲けてるそうです!」
芹「まあ、元々アイドルファンではあったんだけどね」
愛海「どちらにしろ一石二鳥ね!」
八期「それで誰?」
町子「永野電機?山田電機では?」
零「私も分からない!何て言うグループ?」
青奈「これがライブ動画だ!どうやら母親が元アイドルで、ダンス教室を開いてるんだって!」
葉月「うわ!」
八期「女子しか居ない!」
八姫「あんたが言うな!」
希「このグループもほとんど女の子ばっかりじゃない!」
零「何だろう、何か違和感がある」
芹「何?異様な光景とか?」
零「そんなんじゃないの!」
理珠「そう言えば私達が前に出てた大会にも出場していましたね!」
八期「へー、覚えてないや!」
青奈「ライバル位、覚えときなさいよ!」
希「覚えてるとしたら予選敗退って事くらいね!」
一「駆け出しのグループがいきなり1位取れる程甘くないのよ!」
鶴「何々?チーム永野?」
二「いかにも嫌な御曹司付けそうなグループ名だなぁ」
希「嫌々、二のネーミングセンスとどっちもどっちだと思う、私達ハーレムヒロインズよ!」
青奈「名乗るの結構恥ずかしいですからね!」
女性陣「そうだ!そうだ!」
二「だって、俺らイレブンヒロインズで、それと同じくらいのグループに付けるとしたらハーレム以外何があるんだよ!それに少しずつ増えてるし・・・」
芹「まあ、そうですね・・・」
ガチャン
佑樹「八姫さんどうですか?僕のグループに入る気になりましたか?」
八姫「成るわけ無いでしょ!あんたみたいな女たらしに!きっとこの子達にも同じ決まり文句で誘惑したんでしょ!」
佑樹「人聞き悪いですね!ですが、そう捉えられてもおかしくないことはやってますので一部認めましょう!ですが、あなたは家で鍛えれば、もっと凄い才能を発揮すると思われます!なぜなら、僕の母は売れっ子のアイドルで、僕もその血が流れています!なので、優秀でないなどあり得ないのです!」
八期「そうか?」
佑樹「はあ?」
八期「お前のライブ見てたけど、あくびが出るほどつまんないわ!」
町子「私も!」
佑樹「何だと!お前らみたいな底辺集団よりは遥かに良いわ!」
八姫「誰が底辺集団ですって?」
佑樹「先に言ったのはそっちだろ!」
八期「僕は感想言ったまでですが?」
佑樹「そんなはず無い!僕らは腕の良いコーチから厳しい指導を受けてきたんだ!それをつまんないだなんて許さん!そんなに言うなら勝負だ!」
八期「嫌だ!」
佑樹「はあ?自分から勝負を捨てる気か?」
八期「やっても意味ないもん!」
佑樹「それは自分達が僕らより上手いから話にならないって言うのか?」
八期「勝負する意味が無いから!」
佑樹「どういう意味だ?」
八期「そのままですが?」
佑樹「生意気言うな!こっちはお前によって貶されたんだぞ!勝負しろ!僕らが凄いと言う証拠を見せてやる」
八期「意味の無いものはやりません!」
佑樹「何!」
八姫「分かった、勝負は受ける!」
八期「えっ?」
八姫「その代わり、商品無しの名誉だけの勝負!勝ち負けだけを決めるだけで、解散とかペナルティ無し!」
佑樹「あなたの顔に免じて、そうしましょう!では、沢山人を集めたいので、文化祭でどうでしょうか?」
八姫「投票なんてやってられないから、拍手の音で決めましょう?」
佑樹「良いでしょう!」
八期「ちょっと、八姫ちゃん!」
こうしてチーム永野と文化祭でライブ勝負となった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.189 )
- 日時: 2022/04/21 11:17
- 名前: いくちゃん (ID: uFFylp.1)
187話・ライバル登場!(後編)
八期「何で受けたんだよ!」
八姫「このグループのリーダー私よ!それに、相手を見ることも勉強!それに、相手が居ないと自分達の弱点とか比べられないしね!良い機会よ!」
芹「そう言うことなら私は賛成!」
子「自分達の実力がどこまでかを見るなら良い提案だね!私も乗るよ!」
八期「僕は絶対嫌だ!」
平江「何で?嫌なんてすか?相手をギャフンと言わせるチャンスですよ!」
結「まさか自信ないとか?」
八期「勝負する意味が無いもん!」
青奈「何が無いのさ!」
愛海「勝負することによって、お互いに相手からの刺激を貰える良い機会じゃない!」
八期「どうせ、負けるよ!」
全員「はあ?!」
香「あんたは勝ちたいの負けたいのどっち?」
八期「勝ちたいことは勝ちたい!でも、こういう場面で勝ったことが1度も無いんだもん!」
全員「えっ?」
芹「1度も無いの?」
八期「個人でもチームでも1度も優勝どころか決勝にも行ってない!」
八姫「そんなの審査員達を黙らせるくらいのパフォーマンスをすれば・・・」
八期「それが分からないのに、どうするんだよ!」
希「私から提案!下手に勝ちに行こうとして失敗ばかりして大敗するくらいなら、私達のスタイルを崩さず、いつもの楽しむライブにしましょう!」
八姫「でも、あれだけ啖呵切ってそれじゃ・・・」
希「勝負に持ち込んだのは八姫ちゃんでしょ!それに無理に変えたりすると、自分達の方が迷走して、本来の力を発揮出来なくなるわ!そんな酷い結果で負けるくらいなら、いつものパターン負けた方がマシよ!後は相手を見て考えたら良いわ!それで良いんじゃない八君?」
八期「えっ?」
希「兎に角、まずは相手のパフォーマンスを見て、自分達のパフォーマンスが完璧だと思う位に負けたら文句言っても良いわ!だけど、相手が凄すぎて話にならないほど上手かったら潔く敗けを認める良いわね?」
八期「分かった!」
町子「じゃあ、いつもの通りに作れば良いですね?」
希「そうよ!まっちゃんだけにそんな大きな責任乗せられないもん!」
芹「じゃあ、私も!」
愛海「じゃあ、いつものように皆を楽しませるライブで!」
文化祭当日
佑樹「先攻後攻どっちだ?」
八期「勿論後攻!」
佑樹「良いだろ、俺はどっちでも構わないからな、絶対この客達の目を釘付けにしてやるからな!」
ライブ前
司会「さあ、今日はチーム永野とハーレムヒロインズのライブバトル!投票は皆さんの拍手の大きさで決めたいと思います!間もなく披露となりますので、皆さんもう少々お待ちください!」
舞台裏
佑樹「俺らが凄いってことを見せてやるぞ!ファイト!」
メンバー「オー!」
八姫「皆、勝負は捨てて、楽しむことに集中!勝ちに行こうとしたら負けよ!分かった!」
メンバー「オー!」
チーム永野のライブ
芹「上手いことは上手けど・・・」
子「何か違和感があるよね?」
町子「何か楽しめないと言うか、ときめかないと言うか・・・」
芹「言われてみれば盛り上がりは欠けてるよね」
零「なんか、踊っている女性陣が楽しんでないように見える!」
希「確かに!これが本当に優秀なグループなの?」
ハーレムヒロインズライブ後
八姫「皆、手応えは?」
青奈「私は余裕!」
町子「ミスは無かった!」
八期「自分の中では完璧!」
希「私ミスしちゃったって人」
2、3人手を上げる
香「皆、お疲れ!素晴らしいライブだったわ!」
全員「先生!」
香「相手のグループより良かったわ!」
理珠「相手はミス連発でしたし、大丈夫でしょう!」
司会「さあ、それでは皆さんの拍手を聞いてみましょう!先攻のチーム永野が良かった人拍手」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!
司会「後攻のハーレムヒロインズが良かった人拍手!」
シーン!
司会「と言うわけで、勝ったのはチーム永野です!」
佑樹「当然だ!」
八期「馬鹿野郎!!!!!!!」
きーーーーーん!
八期「ふざけるな!お前らの目は節穴か!」
佑樹「何を言ってんだ!お客さんが決めたことなんだぞ!」
八期「こいつらは全員バカだよ!何にも見てない!だからこんな勝負意味ないんだよ!」
佑樹「負け惜しみか?」
八期「お前、賄賂とか渡しただろう!そうしかあり得ない!」
佑樹「何だと!結果は出たじゃないか!そんなもん渡してない!」
八期「嘘つけ!お前らのパフォーマンスはミス連発とムラが多かった!こっちも多少ミスは合ったがそうであっても、こんな大差で負けるなんてあり得ない!お前らが何か仕組んだか?こいつらが馬鹿かのどっちかだ!」
司会「つまり、何が言いたいのですか?」
八期「こんな対決意味がない!こんな結果認められるか!この馬鹿共が!」
ゴン!キャー!😭
八期「このちゃんと見れないアホ共め!」
八姫「ちょっと!八期!」
芹「結果が不満だからだってお客さんに当たらないで!」
八期「こいつらはバカなんだ!ああーん!ああーん!」
香・ピー!
香「全員ストップ!八期!あんたも動くな!」
理「この対決は無かったことにします!」
全員「ええーーー!Σ(Д゚;/)/」
理「私から見ても結果が不公平に思えて仕方ありません!以上!」
佑樹「そ、そんな・・・」
控え室
八期「だから、対決なんて嫌だったんだよ!何で受け入れた!」
八姫「勝負することによって自分達の実力を・・・」
八期「分かるか!なんだ!あの無能集団は!」
八姫「でも、勝負を仕掛けたのはあんたが・・・」
八期「僕は感想言っただけだし、それに断ったし!」
零「待って、八君、もしかして去年の事に関係してる?」
希「なるほど!」
他「えっ?」
希「審査員がお客さんと言っても、学校関係者ばっかりだから、人の好き嫌いで選ばれられるてるって指摘してるのよ」
八期「どうせ、誰も僕が居るから選ぶこともせずに消去法であっちに決まってる!そんなもん何の意味もない!」
青奈「それは一概にそうとは・・・」
八期「分かるよ!あいつら誰1人として、マトモに選んだことなどない無能集団だよ!」
零「それは言い過ぎ!ちゃんと見て選んだ人も1人位居るよ!」
八期「嘘だ!マトモに見てたら僕が何回選ばれてたか!」
グレーテル「そんなに選ばれてないのか?」
八期「クラス内の発表会で僕に手を上げたものは1人も居ないし、班対抗の音読大会でも優勝無しかつ何回かふざけてた奴らが勝ってた」
香「だから、対決を嫌がり、今回の結果が気に食わないのね?」
八期「あいつらより、こっちの方が断然上手かったよ!」
香「でもね、八期これは皆で決めたこと・・・」
八期「大差がおかしいんだよ!100歩譲っても、僅差で負けたなら仕方ないって思うけど、大差はあいつらの頭がおかしいか、永野が賄賂渡したかのどっちかだよ!」
町子「負けるならちゃんと負けたかったんだね!」
希「見た目の判断が苦手な子だもん!」
後にこれを切っ掛けにある伝統行事が潰れるがそれはまた別の話!
- Re: ナンバーズ8 ( No.190 )
- 日時: 2022/04/25 21:48
- 名前: いくちゃん (ID: 1OHGFOUy)
188話・最悪なスキー林間・・・①
雪景色
八期「うおお!真っ白!」
零「沢山積もってるね!」
香「当たり前よ!冬なんだし、北の地域なんだし!」
零「私、スキー初めて!上手く滑れるかな?」
八期「僕も!想像は出来ても実際は・・・」
香「見るとやるとでは大違いよ!それに誰だって初めての事は出来ないんだから!」
理珠「その通りです!」
香「それより先生は、今日こそ大きな事件が起こらずに平和に全員で帰ってきたいわ!」
理珠「この学年の旅行は必ず1回は何か大きな揉め事が起きますしね!」
零「本当、何でだろう?」
八期「そんなこと言われても僕は知らない!」
零「先生は誰かが大怪我して救急車と誰かが揉め事起こして強制送還どっちが良いですか?」
香「やめて!縁起悪い!しかも何かある前提?」
目的地到着
松村「ええっ、生徒指導の松村です!皆さん、林間中は先生達の、スキー授業の際はインストラクターの方の言うことをきっちり聞いてください!さもないと、容赦なく重い罰を与えます!最悪強制送還です!そこのところを肝に銘じて今日から3日間のスキー林間を良いものにしましょう!」
生徒達「ハ~イ!」
香「まずは、各自自分の部屋に荷物を置いて、食堂に集合!昼食の後にスキーをします!」
昼食後
インストラクター「ええっと、今日から3日間この班のインストラクターを勤めます山本です!呼びやすいように山本コーチと呼べば、対応します!」
班員「ハ~イ!」
山本「まずは、片仮名の『ハ』の字を意識して!」
大樹「こうですか?」
八期「こうかな?」
敦士「こうだろ!」
山本「足の広げ方によって早さも変わってくるから!」
しばらく練習した後
山本「よし、皆ある程度出来てきたから、リフトで上まで登って坂の中腹辺りから滑ってみようか?」
班員「はい!」
山本「特に、八期君と昌義君は私がサポートするから!」
2人「はい」
リフトに乗って頂上までところが・・・
八期「おっと、どうすれば良いの?」パタン!
山本「大丈夫?」
八期「大丈夫です」
山本「さあ、皆板を外して、ある程度歩いて傾斜の緩い所から滑って行くよ!」
ポイントに来て
山本「まずは八期君をサポートするね」
八期「お願いします!」
山本「他の子は自分のペースで行っていいけど、あまり遠くへ行かないように!」
班員「ハ~イ!」
滑り終わりまたリフトへ
八期「楽しい!だけど怖い!」
大樹「いやいや、普通逆だろ!」
八期「でも、コツつかめたかも!」
山本「じゃあ次は1人で行ってみる?」
八期「はい、やってみます!」
ところが
八期「ハの字意識、ハの字意識・・・、ああどんどん早くなる!助けて!コーチ!」
ドン!
昌義「おい!何すんだよ!」
八期「ごめん!止まらないから、コーチの所に行くしかなかった」
昌義「俺がサポートされてるんだよ!」
山本「2人共怪我は無いかい?」
八期「大丈夫です!ごめん、三村大丈夫?」
昌義「別に怪我はしてないよ!たく、気を付けろ!」
八期「本当にごめんなさい!」
しかし、本当に最悪な事はこの夜に起こるなど誰も想像していなかった!
そして、また食堂が壊れるなど誰も思っていなかった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.191 )
- 日時: 2022/04/27 22:43
- 名前: いくちゃん (ID: 1OHGFOUy)
189話・最悪なスキー林間・・・②
部屋に戻り
大樹「おっ、このテレビ映るぞ!」
昌義「色んな番組やってるな!」
八期「NHK見れる?」
大樹「どうやら、見れそうだぞ!」
八期「わーい!明日しかみれないお話あるんだよな」
敦士「その前に風呂だろ!」
八期「そっか、よしこうなったら明日は早く入って早く出よう!」
大樹「体はちゃんと洗えよ!」
八期「勿論!」
更衣室
?「よう、大樹!」
大樹「おお、西夏!」
西夏「なあなあ、お前らもやらねえか?」
敦士「なんだよ!」
西夏「そんなこと、お前らだって分かってんだろ!」
?「覗きだよ!覗き!」
昌義「悠人、マジでやんのか?」
西夏「もう、ほとんどの奴が参加決めてるぞ!お前らもやろうぜ!」
八期「僕はやらないよ!後が怖いし、それに見たいテレビあるし!」
西夏「そんなこと言って、本当はお前だって女子の裸見たいんだろ?ああ、言ってみろよ!」
八期「嫌だね、僕は絶対見ないから!」
悠人「お前臆病者だなぁ!だから、お前はいつまでも弱虫なんだよ!」
八期「関係無いね!やめるなら今だよ!先生に見つかっても知らないよ!(後で伝えとこ)」
大樹「たく、空気の読めねえ奴!」
昌義「普段ああなのに、真面目ぶって!」
他の男子達「おーい、早くしろ!」
西夏「おお、待てよ!今行く!」
八期(全く、何やってんだか、知~らない!)
一方女湯
零「ふー、良いお湯!」
芹「もう懲り懲りよ!」
零「どうしたのせっちゃん?」
葉月「リフトに乗ってたら途中で止まってその衝撃で落ちそうになったんだって、何とか芹姫を守る会のメンバーが立ち入り禁止用のネットを持ってきて怪我は無かったけど・・・」
零「それは大変だったね、想像しただけで怖そう・・・」
歩「命あるだけ良かったじゃん!」
芹「良くないわよ!私高い所大嫌いなのよ!寿命が10年縮まったわ!」
八姫「それよりも芹ちゃん、スキー上手かったよね」
芹「まあ、小さい頃少しかじってたから!」
零「へー、私なんて制御出来なかった!もう転ぶことしか頭無かったよ!」
葉月「八姫に至っては雪ダルマに成ってたしな!」
八姫「成ってない!ジー!😒」
葉月「何?」
芹「葉月って普段何食べてる?」
葉月「いや、あんたらと同じものですが?」
八姫「それでこの大きさ?!この野郎!この野郎!」
芹「裏切り者!肉まんお化け!こんなの反則よ!」
葉月「や、やめろ!」
零「わあ、醜い争い!引く~!」
歩「零ちゃんだって女の子なんだから気にしようよ!」
零「ええっ、胸の大きさなんてどうでも良いじゃん!」
八姫「何よ!零だって同じでしょうが!」
零「私葉月ちゃん程無いよ!」
芹「それでもあるにはあるじゃない!」
零「それ、八君が聞いたら引いて呆れるね!」
歩「そうなの?」
零「希お姉さんが言ってた」
3人「何でよ!」
香「何の話してるの?」
零「先生!」
香「何よ?そんな驚いて!」
零「だって、去年の修学旅行で子供のように体を隅々まで洗われて・・・」
香「子供のようにって、あなた子供じゃない!」
零「そんなに小さくありませんよ!」
香「何、言ってるのよ!十分小さいわよ!」
零「どこ見て言ってます?」
香「あんたのお姉ちゃんと比べたら」
零「どこのこと言ってます?」
香「年齢!」
零「当たり前ですよ!せめて体の一部を言ってくださいよ!」
芹・葉月「フフフ!」
零「何で笑うの!」
芹「だって零と先生の喧嘩が・・・」
葉月「まるで親子みたいで微笑ましいなあって!」
香「ありがとう!」
零「そこ、お礼を言う所ではないですよ!」
芹「それより先生はなぜ服を着たまま?」
香「何か合った時の為にね!着てた方が都合が良いの!」
女子A「先生!この敷居の壁の向こう側から物凄く騒がしい音が!」
香「分かったわ、きっと男子達がここを覗こうとあの手この手の作戦を企てそうね」
芹「まさか、八期も?」
葉月「まあ、あいつも男だし、関わってんじゃないの?」
零「私は無いと思う、犯罪と分かっていることには絶対手を染めないから!」
香「理珠ちゃん!」
理珠「お呼びでしょうか?」
葉月「あんた、アンドロイドなのに普通に入ってるわね」
理珠「防水加工されてる肌でして、素材も肌触りも皆さんと変わりありませんよ」
零「葉加瀬さんって人凄い!」
香「透視とか瞬間記憶とか出来る?」
理珠「はい、先程から怪しい感じは合ったので、壁の向こう側の声紋も録音しています!」
香「話が早いわね!何か合ったらお願いね!」
理珠「分かりました!」
一方の男湯
西夏「おい、桶でピラミッド型の台を作れ!」
悠人「それが無理なら人間ビラミッドだ!」
大樹「それ上った奴しか見れないやつ!」
西夏「後で順場変わってやるから!」
悠人「堂々としてたら見つかるぞ!」
敦士「何か隙間とか作れねえかな?」
西夏「それも合ったか!」
悠人「よし、何か隙間を開けれそうな穴を・・・」
グラグラ、バタン!←しきりの壁が倒れる
女子達「キャアー!!!!!!」
男子達「あっ!(見つかった)」
西夏「お前ら、今すぐ逃げろ!」
八期入浴後
八期「いい湯だったな、でも1人の方が良かったな!
さあ、着替えも終わったし先生に報告、報告!」
ドタドタドタドタドタドタ・・・
八期「なんだ?」
西夏「お前ら!早く着替えろ!」
松村「そこまでだ!お前ら一体何をしていた?」
男子達(あっ!これヤバい・・・)←汗ダラダラ
八期(見つかったのか!)
松村「男子全員部屋に戻れ!お前ら夕飯抜きだ!」
男子達「そんな!」
八期「ええっ!」
松村「女湯を覗いた罰だ!当然だ!」
八期(はあ?関係無いのに・・・)
- Re: ナンバーズ8 ( No.192 )
- 日時: 2022/04/27 21:48
- 名前: いくちゃん (ID: 1OHGFOUy)
190話・最悪なスキー林間・・・③
八期「何でだよ!僕は何もしてないし関係無いだろう!」
松村「嘘つけ!そうで無かったしても注意の1つや2つ出来ただろう!」
八期「『やめるなら今だよ!先生に見つかっても知らないよ!』って言ったよ!」
松村「口だけじゃなく行動で示せ!引っ張ってでも止めるべきだ!それをしなかったお前にも非がある!連帯責任だ!分かったな?兎に角部屋に帰れ!」
取り敢えず渋々戻る
八期「あの野郎!意味分かんねえ!頭おかしいだろ!」
大樹「それは俺らもだぞ!何せずっと人間ビラミッドの土台だったんだぞ!」
敦士「俺だって1番下だったんだぞ!」
八期「知るか!お前らが覗きなんかするからこうなったんだぞ!」
放送「えー、スリーシスターズ学園の男子達全員エントランスに集まりなさい!その際荷物は全て纏めて来るように!」
八期「はあ?」
一方
栞「えー、女子の皆に連絡です!我が校の男子達は先程の覗きをしたため、全員強制送還となりました」
女子達「イェーイ!」
芹「当然よ!」
葉月「当たり前ね!」
零(良いのかな?嫌な予感がする・・・)
エントランス
松村「全員集まったな!」
男子達「・・・」
松村「たく、お前らも思春期だからあんな行動をする気持ちも分からんでもないが、覗きなんて最低かつ卑劣な行為だ!全く情けない!こんなことで林間が終わるなんて・・・」
男子達「・・・」
松村「そんな卑劣なお前らは全員強制送還!このまま帰ってもらう!」
男子達「ええっ!」
松村「お前らのやったことは社会で言う犯罪だ!そんな奴らを置いていけるか!坂田先生、後は頼みましたよ!」
坂田「分かりました、お前ら!早くバスに乗れ!」
男子達「はい・・・」
ぞろぞろ・・・
八期1人ぽつり
坂田「こら!お前も帰るんだよ!」
八期「嫌だ!」
坂田「帰れ!」
八期「僕は何も悪くない!」
坂田「ほら、バスへ行くんだ!」
八期「ヤダ!ヤダ!」
バスの前
運転手「もう全員乗りましたか?」
坂田「まだこいつを入れて最後です!ほら、入れ!」
八期「嫌だ!」
坂田「坂口先生、お願いします!」
坂口「はい!」
強制的に入れられ・・・
パシャん←バスのドアが閉まる
ブルルル・・・
パン!
パリん!
教師達「えっ?」
ぶー!ぶー!ぶー!・・・
坂田「前田先生、何が合ったんでしょうね?」
前田「ドアが空きましたよ」
パシャン←ドアが開く
八期「おら!」
坂田「うわあ、坂口先生!」
前田「運転手さん!大丈夫ですか?」
運転手「あの子に散々殴られました・・・」
坂田「こら!暴れるな!」
八期「おら!」
ドン!ドン!ドン!ドン!←頭突き
坂田「うわあ!」←気絶
前田「やめんか!」
八期「バカやろう!」
ドン!ドン!ドン!ドン!←バスに打ち付ける
八期「はあ、はあ、はあ・・・、うおおおおお!」
食堂
バーン!
女子達「ええっ?」
零「八君?」
女子A「帰りなさいよ変態!」
女子B「こっち来ないで気持ち悪い!」
八期「ああ?なんだと!」
女子A・B「キャアー!」
ガシャン!
八期「おら!」
芹「八期!やめなさい!」
栞「女の子を踏まないの!」
八期「うるせー!」
パリン!パリン!←食器を投げる(ナイフとフォーク以外)
零「2人共!これ以上火に油を注がないで!」
八期「誰が変態だ!誰が覗きだ!もういっぺん言ってみろ!」
女子達←気絶
松村「お前!まだ居たのか!それに理不尽に女子生徒を傷付けて、許さん!」
八期「この大馬鹿野郎が!」
松村「今、なんって言った?」
八期「何度でも言ってやるよ!何も知らない大馬鹿野郎!」
松村「貴様教師に向かって・・・」
八期「おら!」←椅子を振り回す
松村「やめろ!離せ!」
八期「おら!おら!」
松村「やめろ!」
八期「ああん?このバカか教師が!あっ!」←手が滑る
葉月「皆、避けろ!」
バタン!ガシャーン!←炊飯器とスープの鍋が倒れる
八期「松下さん達ごめん、大丈夫?当たってない?」
松村「隙あり!」
八期「ウッ!」
松村「よくも食べ物を粗末にしたな・・・、お前なんか・・・」
ヒョイ!←襟を捕まれる
松村「えっ?」
パチン!←ビンタされる
松村「何をするんだ!親父にもぶたれたこと無いのに!」
ヒョイ!←背負い投げ
松村「嗚呼!」
ドシーン!
香「はい、あんたクビね!解雇処分よ!」
松村「そ、そんな!」
香「理事長と掛してたんでしょ?あんた全然解決出来てないじゃない!あんたも男子達と一緒に帰って!2度と戻ってくるな!分かったな!」
松村「なんだと!」
香「往生際が悪いわね!」
その後松村は星田先生にぼこぼこにされてタクシーで強制帰宅となった。
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