二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.185 )
日時: 2022/04/05 21:55
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

184話・ヒロイン達の駆け引き・・・③
日「はあー、何でいつも空回りするんだろ・・・」

芹「はあー、何で素直になれないんだろ・・・」

日・芹「えっ?あっ!」

日「芹ちゃん?」

芹「ええっと、せ、せ、先輩!」

日「日ね!日先輩よ!」

数分後
芹「ええっ!日先輩って二先輩が好きだけど、想いが伝わってないんですか!」

日「あなたに言われたくないわよ!って言うか声大きい!」

芹「すみません、って私は別にあいつのことなんて!ちょっと困った時に助けて貰ったと言うか、周りではなく先生に伝えて事なき終えたと言うか・・・」

日「つまり、八期君に助けて貰って好きになったのね?」

芹「好きとかそんなんじゃありませんよ!あんなゲームでも真剣にやろうとして、判定にうるさくて運動会メチャクチャにした奴なんて!でも、見てて可哀想と思いましたけど・・・」

日「そんな感情、どうでもいい人だと出ない感情よ!」

芹「そんなことありませんよ!ニュースとかで不幸になった人とか、同情したい所だってありますし!」

日「なんだろうね、それだけじゃないと思うんだよね・・・」

芹「何がですか?」

日「私があいつに好きの感情出すのって!」

芹「えっ?」

日「私きっと、あいつの事が好きじゃなくて、あいつに好きって言わせたい、いや思わせたい!って感情だと思うんだよね!」

芹「はあー」

日「芹ちゃんはない?ほら、周りからちやほやされるけど、ある人物だけには悪印象って人!」

芹「あっ、居ます!私もきっと同じくあいつに好きって思われたいのかも!それにはっきりリーダー向いてないって言われて悪印象だからな・・・、他の生徒からは頼られるけど、あいつだけは物凄く警戒されてると言うか、避けられてると言うか・・・」

日「やっぱり私達って似てるね!」

芹「そうですね!」

日「お互いこんなんだし!」

芹「どこ見て言ってるんですか!」

日「良いじゃん、あいつらそういう目で私達見てないし!」

芹「いえ、むしろ体型以上に悪印象ですからね!」

日「1つの方法とすれば、プライドを捨てることね!」

芹「日先輩出来るんですか?」

日「出来たら今頃こんなんじゃない!」

芹「反面教師として見ますね!」

一方
和「あっ、あなたは町子ちゃん?」

町子「えっと、あなたは?」

和「初めまして、私本田和って言うの!よろしく!」

町子「こちらこそ!」

和「そういえば、お風呂の時、男の子洗ってたけど、親戚?」

町子「いえ、赤の他人です!」

和「とてもそういう風には見えなかったけど!」

町子「菫ちゃんの従兄弟で、希お姉さんを通じて仲が良いんです!」

和「へー、そうなんだ!」

町子「八期君って言って、可愛いんですよ!もう弟にしたいくらい!」

和「町子ちゃんって兄弟は?」

町子「私一人っ子はおろかお父さんに強制労働されてたんで・・・」

和「ゴメン、私が悪かった!」

町子「そこを菫ちゃん、そして一お姉さんと松本家の人達に助けて貰って・・・」

和「本当に良かったね!でも、何で八期君の事を知ってるの?」

町子「彼とは文化祭で知り合ったんです!それで、その時の出し物で、お姉さんの探せ!で色々助けてもらって、最終的には100万円も貰えました!」

和「取ったんだ!」

町子「八期君が教えてくれたこと、そして自分に権利がないからって、私に解答権を渡したこと、まあ、他にも回ってるときのお茶目な一面も可愛かった!将来はあんな子と楽しく暮らせたらななんて!」

和「そんなに好きなんだ・・・」

町子「和先輩は?」

和「なんだろう、私って押しに弱いと言うか、ちょっとした出来事で相手を好きになっちゃうタイプ!だから、今でも自分がなぜ恋してるのかすら分からない」

町子「そうなんですか?」

次回最後の組み合わせ!

Re: ナンバーズ8 ( No.186 )
日時: 2022/04/11 22:19
名前: いくちゃん (ID: NSVLab2D)

185話・ヒロイン達の駆け引き・・・④
早朝
早「希さん!」

希「わあ!早ちゃんじゃない!」

早「おはようございます」

希「おはよう、良く眠れた?」

早「まあ、ただ・・・」

希「何か合ったの?」

早「起きたら二が目の前に・・・」

希「あっ、それ私も!起きたら八君が隣に居てビックリよ!じゃんけんで負けて、1番遠い窓側だったのに・・・」

早「そうなんですよ!そしたら日ちゃん達にめちゃくちゃ怒られて・・・」

希「私も、特に青奈から文句言われたわ!家ではそんなに根添悪くないのに何でだろう?」

早「不思議ですよね?」

希「早ちゃんはどうなの?幼馴染みの彼氏とは上手く行ってるの?」

早「ぶー!幼馴染みの彼氏?」

希「あれ?違ったっけ?」

早「いや、違わないことはないんですが・・・、彼氏とはほど遠いと言うか、メンバーで争っているというか・・・」

希「ふーん、二、ハーレム状態ね!」

早「一応、本人は重婚する気は無いですよ!1人を選ぶと言ってますが、いかんせん目移りしてる女の子が居るというかなんと言うか・・・」

希「それで、見捨てない早ちゃんも早ちゃんね!」

早「幼馴染みだからこそ分かるんですよ!それに本人は私が1番好きだって表現してくれましたし!」

希「告白でもされたの?」

早「ホワイトデーのお返しのお菓子ですよ!中学校から二は私へのお返しは必ずマカロン!マカロンは特別という意味です!」

希「成る程、早ちゃんはいいね!愛してくれる彼氏が居て・・・」

早「希さんは違うんですか?」

希「私も好きな人は幼馴染みだけど、小さいのよね!きっと年上のお姉さん位しか思ってもらってないわ!」

早「らしくないですね・・・」

希「幼馴染みだもの!そういうところも分かっちゃうものなのよ!」

早「ちなみにその幼馴染みの年齢は?」

希「12歳」

早「ええっ!!ショタコン!」

希「なによ!悪い?7歳差なんて、結婚すればどうってこと無いわよ!」

早「幼馴染みだからこそ、有利な時と不利な時があるんですね!」

希「そうね、少なくとも思い出が深いのが私達のアドバンテージね!」

早「はい!」

希「ラブコメ界のラスボスの力を見せてあげるわ!どんと掛かってきなさい!幼馴染みに他の人より分からない事など無い!」

早「その通りです!」

零「さあ、ご飯でちゅよ!」

娘「まんま!」

八期「ただいま!」

零「あら、お帰りなさい!お風呂にする?ご飯にする?それとも・・・」

八期「お風呂入ってくるよ!」

零「もう!最後まで言わせてよ!」

八期「いや~、帰る家があるっていいね!それに大切な宝も出来て、誇らしいよ!これで仕事も頑張れるし、何より嫌なことも娘の笑顔1つですっからかんだよ!」

零「私は?」

八期「零ちゃんの場合は、笑顔で作ってくれる料理だよ!」

零「ありがとう!用意してるから早く入ってきてね!」

夕食後
零「ねえ、八君?」

八期「何?」

零「子供1人だと寂しくない?」

八期「それはあの子に弟か妹が居たら良いってこと?」

零「分かってるよね?」

八期「まあ、僕も出来れば3人は欲しいって思ってるよ!」

零「じゃあ・・・」

チュンチュン

零「もう!強いよ!あっ!あっ!」

芹「だから、この子はどんな夢見てるのよ!」

愛海「聞いてるこっちが恥ずかしくなるよ!」

一方
滋「いよいよだね!」

二「そうだね」

滋「本当に色々合ったね」

二「頑張ってね!」

滋「頑張って元気な子産むからね!」

二「俺も夫として、見守ってるから!」

滋「何か合ったらお願いね!」

二「俺に出来ることなら、なんでもするよ!」

チュンチュン
滋「ひーひー、ふー!ひーひー、ふー!」

如月「何でラマーズ法?」

和「赤ちゃんでも産むつもり!」

滋「ああ!産まれた!」←寝言

二美「ねえ、なんか匂わない?」

一「ある意味産まれたわね」

日「感心してる場合か!」

飛巫「おまけに破水してるよ!」

鶴「早く二君が起きる前に滋ちゃん起こさないと!」

その後何とか女性陣だけで処理した

ロビー
滋(ああ!なんて夢を!しかも恥ずかしい!)

零(なんて夢をお姉ちゃんに言えない!)

滋・零(あっ、どうも!)ペコリ

通りすがりの親子

零「あっ、赤ちゃん可愛い!私もあんな子欲しいな!」

滋「うんうん、あんな子産みたいな・・・」

零「えっ?」

滋「えっ?」

滋「ええっと、結婚したらね!好きな人と結婚したらあんな可愛い赤ちゃん欲しいなあって!零ちゃんは思わない?」

零「欲しいとは思いますよ!でも、産むのはまた別かな?」

滋「子供だね、女の人はいつかは子供を産むんだよ!」

零「それはいつかはですが・・・」

滋「それに子供って親の遺伝で出来るからね、やっぱり遺伝するなら自分の好きな人だよ!」

零「それは同感です!」

滋「優しくて、頼もしい男の子!」

零「可愛くて支えになりたい男の子!」

滋「えっ?」

零「えっ?」

滋「いやいや、そこは頼もしくて仕事熱心な人じゃない?」

零「いやいや、時代は変わりますよ!今や男の人だって家事をする時代ですから!勿論仕事をするのが大前提ですが、出来ないなら私が一緒に見つけてあげたり・・・」

滋「どんな男と結婚するつもりよ!」

零「家族を大事にする人!世の中お金だけじゃないんです!家族皆で笑顔に暮らせるのならそれで良いんです!」

滋「成る程!ならヒモになっても良いの?」

零「だから、言ったじゃないですか!仕事熱心なのが大前提!私の好きな人は仕事がない事に恐れる人ですから!」

滋「成る程!」

零「でも、出来ればずっと一緒の仕事が良いですかね」

滋「それは確かに!」

鶴「零、滋ちゃん帰るわよ!」

滋・零「は~い!」

その後赤福を食べ、お土産にして帰った。

Re: ナンバーズ8 ( No.187 )
日時: 2022/04/13 08:51
名前: いくちゃん (ID: Zn9JBKpx)

186話・スキー林間の前
キーンコーンカーンコーン

教室
香「は~い、皆席について!この時間は来年の2月に行くスキー林間の事について話します!」

生徒達「イェーイ!やったー!」

香「その前に、修学旅行で起こった事件の二の舞にならないように、全員消灯時間が過ぎたら、もう外出るな!分かってるわよね?特にそこ5人!」

大樹達「はい・・・」

香「これだけ言って無断外出は即強制送還!勿論外に出てた人のみよ!分かった?」

全員「は~い!」  

職員室
栞「来年スキー林間、普通なら楽しみなのに、憂鬱!」

かおる「そりゃ、あんだけの事件が2回も起きりゃね!」

愛美「しかも、生徒指導の先生皆クビになったし・・・」

友子「しかも内1人警察に捕まったし!」

萌「だから、来年のスキー林間に付いていく生徒指導の先生まだ捕まらないんですって!」

志穂「そりゃ、1つの間違いで人生が終わるって聞いたら誰も怖くて行けないわよ!」

尚「どうにかならないの?」

がらがら

栞「あっ、香先生!」

香「はあー、次の旅行は大丈夫かしら?」

栞「やっぱり、気にしてる?」

香「当たり前よ!私が担任する生徒なんだから!」

尚「あなたの生徒のせいで・・・」

香「違います!うちの生徒が巻き込まれて大変なことになるんです!」

栞「そこは譲れないのね!」

香「譲れないんじゃない!そう言わないと本人怒る」

かおる「何とかならないの?」

香「こっちが聞きたいですよ!あの子は理由の無い限り手は出さない子ですから!」

理「はい、皆さん注目!」

全員理事長の方を向く

理「ええっ、突然ですが臨時でこの学校の生徒指導担当の先生がいらっしゃいました!」

?「臨時講師としてやってきた松村です!生徒達を立派な社会人にするためにも、自分が見本となりかつ生徒達を厳しく指導していきたいと思っています!」

理「彼には来年の6年生達のスキー林間に生徒指導の引率として付いてきてもらいます!6年生の先生方お知り置き下さい」

6年生担任「はい!」

とある休み時間
愛美「松村先生って、噂によるとまだ若いのにエリートなんですって!」

友子「へー、マジで!」

尚「噂によるとまだ30も行ってないんですって!」

栞「若!」

萌「生徒の躾方も上手くてどんなやんちゃな子も、先生相手には敵わなくて、更正したって言うから凄いわよね!」

かおる「何それ?どんな教育してるの?」

栞「香ちゃん凄い先生が来たね?」

香「そうかしら?私から見たら、エリートぶって、私達を見下す生意気な後輩にしか見えなかったわ!」

愛美「そんな言い方しなくても・・・」

香「いくらやんちゃな子を更正させたとしても、元々真面目な子だと、話は変わってくるので、まあ、実際どうなるかは分からないので、様子見と行きましょう」

理事長室
理「と言うわけだから、香先生との連携をお願いします!」

松村「その必要はありません!」

理「えっ?」

松村「前の先生方が頭悪かっただけでしょ?僕はそんな下らないミスは犯しません!ましてや、あの人の指導は間違ってる!」

理「えっ?」

松村「どう考えても、1人の生徒だけを贔屓してるようにしか見えません!」

理「なら掛けをしましょう!このスキー林間、どんなトラブルが合ってもあなたが的確に処理できれば、Bクラスの担任をあなたに任せるわ!ただし、的確に処理できなければその場でクビの可能性もあるわよ!」

松村「良いでしょう!その負の連鎖僕が止めましょう!」

理「あっ、でもトラブルが合ったという前提であって、そもそも普通に過ごせたらこの話は無しよ!」

松村「分かりました、そういう場合僕の出る幕はありませんからね!」

ガチャン

理「そこに居るんでしょ!いつから聞いてた?」

香「何勝手に掛けてるんですか!」

理「あなたを信じてるからよ!正直、あの人は前の学校で物凄くスパルタだって言われてたの、まあ来てもらった後に知ったんだけどね」

香「彼、エリートなんですよね?」

理「エリートであることは確かよ!ただ融通の利かない頭の固い人よ」

香「まあ、起こって欲しくはありませんが、何かあったときに痛い目を見れば良いんですよ!自分のやり方は間違ってるってことに・・・」

次回・ライバル登場?

Re: ナンバーズ8 ( No.188 )
日時: 2022/04/13 22:23
名前: いくちゃん (ID: 1OHGFOUy)

186話・ライバル登場(前編)
とある休み時間
?「ねえ、そこの君?」

八姫「何?」

?「僕のフィアンセ候補になりなさい!」

八姫「はあ?お断りなんだけど・・・」

?「僕のフィアンセになれば将来お金に困らずに遊んで暮らせるよ!どんな仕事も執事やメイドに任せっぱなしさ!」

八姫「あたし、あんたみたいなタイプ嫌いなんで!」

?「なぜ断る!この僕が君を招待してると言うのに・・・」

八期「何やってんだよ!」

?「何だね君は!君みたいな庶民は帰った帰った!シッシッ!」

八期「嫌がってんだろ!お前が帰れ!」

八姫「あたし、こいつの彼女だから!」

八期「えっ?」

八姫(話を合わせて!)

八期「う、うん・・・」

?「ほー、こんな見た感じ何の取り柄もなさそうなこいつが彼氏?とても弱々しくて泣き虫にしか見えないけど・・・」

八期(大体当たってる)

八姫「それでも、こいつは度胸が座ってるのよ!あんたみたいなウザイ奴でも、正しいと思うことは注意出きるし、被害者を手助けしてくれる!世の中見た目の強さじゃないの!心よ!」

八期「八姫ちゃん・・・」

?「僕に逆らうというのかい?なんたって僕の父親は・・・」

零「そんな我が儘、この学校では通用しないわ!」

愛海「うちのお母さんはそういう権力で守られる人は嫌いだからね!さもないとあんたの方がヤバイわよ!」

?「フッ、今日のところは引き上げるとするか、だが君はきっと僕の魅力に気付いて鞍替えする!断言する!君はそんな奴と幸せになんか成れない!必ず僕の物となる!それでは!」

部室
子「大変だったね!」

グレーテル「そんなウザイ男が居るもんなんだな!」

希「八君カッコいい!」

八期「半分は八姫ちゃんのお陰かな?」

八姫「あんたが居なかったら断れなかったわよ!」

八期「良い影武者に成れた?」

八姫(複雑・・・)

芹「でも、あの男子どこかで見たことあるような・・・」

八期「どこかの御曹司じゃないの?『僕の父親』とか何とか言ってたし・・・」

八姫「そんなの誰だって分かってるわよ!どこの御曹司かって話よ!」

理珠「もしもの時の為に画像を保存しています!現像しますか?」

八姫「お願い!」

写真

八期「誰?」

零「私も分からない!」

町子「皆目検討付きません!」

結「あっ、この人知ってる!」

平江「私も!」

芹「あっ、思い出した!」

希「誰なの?」

芹「たしか名前は永野佑樹で・・・」

結「永野電機の御曹司です!」

平江「主に照明を取り扱っていて、彼自身はアイドルグループを作って、自分達のライブをヒントにステージ照明を改良したりして儲けてるそうです!」

芹「まあ、元々アイドルファンではあったんだけどね」

愛海「どちらにしろ一石二鳥ね!」

八期「それで誰?」

町子「永野電機?山田電機では?」

零「私も分からない!何て言うグループ?」

青奈「これがライブ動画だ!どうやら母親が元アイドルで、ダンス教室を開いてるんだって!」

葉月「うわ!」

八期「女子しか居ない!」

八姫「あんたが言うな!」

希「このグループもほとんど女の子ばっかりじゃない!」

零「何だろう、何か違和感がある」

芹「何?異様な光景とか?」

零「そんなんじゃないの!」

理珠「そう言えば私達が前に出てた大会にも出場していましたね!」

八期「へー、覚えてないや!」

青奈「ライバル位、覚えときなさいよ!」

希「覚えてるとしたら予選敗退って事くらいね!」

一「駆け出しのグループがいきなり1位取れる程甘くないのよ!」

鶴「何々?チーム永野?」

二「いかにも嫌な御曹司付けそうなグループ名だなぁ」

希「嫌々、二のネーミングセンスとどっちもどっちだと思う、私達ハーレムヒロインズよ!」

青奈「名乗るの結構恥ずかしいですからね!」

女性陣「そうだ!そうだ!」

二「だって、俺らイレブンヒロインズで、それと同じくらいのグループに付けるとしたらハーレム以外何があるんだよ!それに少しずつ増えてるし・・・」

芹「まあ、そうですね・・・」

ガチャン

佑樹「八姫さんどうですか?僕のグループに入る気になりましたか?」

八姫「成るわけ無いでしょ!あんたみたいな女たらしに!きっとこの子達にも同じ決まり文句で誘惑したんでしょ!」

佑樹「人聞き悪いですね!ですが、そう捉えられてもおかしくないことはやってますので一部認めましょう!ですが、あなたは家で鍛えれば、もっと凄い才能を発揮すると思われます!なぜなら、僕の母は売れっ子のアイドルで、僕もその血が流れています!なので、優秀でないなどあり得ないのです!」

八期「そうか?」

佑樹「はあ?」

八期「お前のライブ見てたけど、あくびが出るほどつまんないわ!」

町子「私も!」

佑樹「何だと!お前らみたいな底辺集団よりは遥かに良いわ!」

八姫「誰が底辺集団ですって?」

佑樹「先に言ったのはそっちだろ!」

八期「僕は感想言ったまでですが?」

佑樹「そんなはず無い!僕らは腕の良いコーチから厳しい指導を受けてきたんだ!それをつまんないだなんて許さん!そんなに言うなら勝負だ!」

八期「嫌だ!」

佑樹「はあ?自分から勝負を捨てる気か?」

八期「やっても意味ないもん!」

佑樹「それは自分達が僕らより上手いから話にならないって言うのか?」

八期「勝負する意味が無いから!」

佑樹「どういう意味だ?」

八期「そのままですが?」

佑樹「生意気言うな!こっちはお前によって貶されたんだぞ!勝負しろ!僕らが凄いと言う証拠を見せてやる」

八期「意味の無いものはやりません!」

佑樹「何!」

八姫「分かった、勝負は受ける!」

八期「えっ?」

八姫「その代わり、商品無しの名誉だけの勝負!勝ち負けだけを決めるだけで、解散とかペナルティ無し!」

佑樹「あなたの顔に免じて、そうしましょう!では、沢山人を集めたいので、文化祭でどうでしょうか?」

八姫「投票なんてやってられないから、拍手の音で決めましょう?」

佑樹「良いでしょう!」

八期「ちょっと、八姫ちゃん!」

こうしてチーム永野と文化祭でライブ勝負となった。

Re: ナンバーズ8 ( No.189 )
日時: 2022/04/21 11:17
名前: いくちゃん (ID: uFFylp.1)

187話・ライバル登場!(後編)
八期「何で受けたんだよ!」

八姫「このグループのリーダー私よ!それに、相手を見ることも勉強!それに、相手が居ないと自分達の弱点とか比べられないしね!良い機会よ!」

芹「そう言うことなら私は賛成!」

子「自分達の実力がどこまでかを見るなら良い提案だね!私も乗るよ!」

八期「僕は絶対嫌だ!」

平江「何で?嫌なんてすか?相手をギャフンと言わせるチャンスですよ!」

結「まさか自信ないとか?」

八期「勝負する意味が無いもん!」

青奈「何が無いのさ!」

愛海「勝負することによって、お互いに相手からの刺激を貰える良い機会じゃない!」

八期「どうせ、負けるよ!」

全員「はあ?!」

香「あんたは勝ちたいの負けたいのどっち?」

八期「勝ちたいことは勝ちたい!でも、こういう場面で勝ったことが1度も無いんだもん!」

全員「えっ?」

芹「1度も無いの?」

八期「個人でもチームでも1度も優勝どころか決勝にも行ってない!」

八姫「そんなの審査員達を黙らせるくらいのパフォーマンスをすれば・・・」

八期「それが分からないのに、どうするんだよ!」

希「私から提案!下手に勝ちに行こうとして失敗ばかりして大敗するくらいなら、私達のスタイルを崩さず、いつもの楽しむライブにしましょう!」

八姫「でも、あれだけ啖呵切ってそれじゃ・・・」

希「勝負に持ち込んだのは八姫ちゃんでしょ!それに無理に変えたりすると、自分達の方が迷走して、本来の力を発揮出来なくなるわ!そんな酷い結果で負けるくらいなら、いつものパターン負けた方がマシよ!後は相手を見て考えたら良いわ!それで良いんじゃない八君?」

八期「えっ?」

希「兎に角、まずは相手のパフォーマンスを見て、自分達のパフォーマンスが完璧だと思う位に負けたら文句言っても良いわ!だけど、相手が凄すぎて話にならないほど上手かったら潔く敗けを認める良いわね?」

八期「分かった!」

町子「じゃあ、いつもの通りに作れば良いですね?」

希「そうよ!まっちゃんだけにそんな大きな責任乗せられないもん!」

芹「じゃあ、私も!」

愛海「じゃあ、いつものように皆を楽しませるライブで!」

文化祭当日
佑樹「先攻後攻どっちだ?」

八期「勿論後攻!」

佑樹「良いだろ、俺はどっちでも構わないからな、絶対この客達の目を釘付けにしてやるからな!」

ライブ前
司会「さあ、今日はチーム永野とハーレムヒロインズのライブバトル!投票は皆さんの拍手の大きさで決めたいと思います!間もなく披露となりますので、皆さんもう少々お待ちください!」

舞台裏
佑樹「俺らが凄いってことを見せてやるぞ!ファイト!」

メンバー「オー!」

八姫「皆、勝負は捨てて、楽しむことに集中!勝ちに行こうとしたら負けよ!分かった!」

メンバー「オー!」

チーム永野のライブ

芹「上手いことは上手けど・・・」

子「何か違和感があるよね?」

町子「何か楽しめないと言うか、ときめかないと言うか・・・」

芹「言われてみれば盛り上がりは欠けてるよね」

零「なんか、踊っている女性陣が楽しんでないように見える!」

希「確かに!これが本当に優秀なグループなの?」

ハーレムヒロインズライブ後
八姫「皆、手応えは?」

青奈「私は余裕!」

町子「ミスは無かった!」

八期「自分の中では完璧!」

希「私ミスしちゃったって人」

2、3人手を上げる

香「皆、お疲れ!素晴らしいライブだったわ!」

全員「先生!」

香「相手のグループより良かったわ!」

理珠「相手はミス連発でしたし、大丈夫でしょう!」

司会「さあ、それでは皆さんの拍手を聞いてみましょう!先攻のチーム永野が良かった人拍手」

パチパチパチパチパチパチパチパチ!

司会「後攻のハーレムヒロインズが良かった人拍手!」

シーン!

司会「と言うわけで、勝ったのはチーム永野です!」

佑樹「当然だ!」

八期「馬鹿野郎!!!!!!!」

きーーーーーん!

八期「ふざけるな!お前らの目は節穴か!」

佑樹「何を言ってんだ!お客さんが決めたことなんだぞ!」

八期「こいつらは全員バカだよ!何にも見てない!だからこんな勝負意味ないんだよ!」

佑樹「負け惜しみか?」

八期「お前、賄賂とか渡しただろう!そうしかあり得ない!」

佑樹「何だと!結果は出たじゃないか!そんなもん渡してない!」

八期「嘘つけ!お前らのパフォーマンスはミス連発とムラが多かった!こっちも多少ミスは合ったがそうであっても、こんな大差で負けるなんてあり得ない!お前らが何か仕組んだか?こいつらが馬鹿かのどっちかだ!」

司会「つまり、何が言いたいのですか?」

八期「こんな対決意味がない!こんな結果認められるか!この馬鹿共が!」

ゴン!キャー!😭

八期「このちゃんと見れないアホ共め!」

八姫「ちょっと!八期!」

芹「結果が不満だからだってお客さんに当たらないで!」

八期「こいつらはバカなんだ!ああーん!ああーん!」

香・ピー!

香「全員ストップ!八期!あんたも動くな!」

理「この対決は無かったことにします!」

全員「ええーーー!Σ(Д゚;/)/」

理「私から見ても結果が不公平に思えて仕方ありません!以上!」

佑樹「そ、そんな・・・」

控え室
八期「だから、対決なんて嫌だったんだよ!何で受け入れた!」

八姫「勝負することによって自分達の実力を・・・」

八期「分かるか!なんだ!あの無能集団は!」

八姫「でも、勝負を仕掛けたのはあんたが・・・」

八期「僕は感想言っただけだし、それに断ったし!」

零「待って、八君、もしかして去年の事に関係してる?」

希「なるほど!」

他「えっ?」

希「審査員がお客さんと言っても、学校関係者ばっかりだから、人の好き嫌いで選ばれられるてるって指摘してるのよ」

八期「どうせ、誰も僕が居るから選ぶこともせずに消去法であっちに決まってる!そんなもん何の意味もない!」

青奈「それは一概にそうとは・・・」

八期「分かるよ!あいつら誰1人として、マトモに選んだことなどない無能集団だよ!」

零「それは言い過ぎ!ちゃんと見て選んだ人も1人位居るよ!」

八期「嘘だ!マトモに見てたら僕が何回選ばれてたか!」

グレーテル「そんなに選ばれてないのか?」

八期「クラス内の発表会で僕に手を上げたものは1人も居ないし、班対抗の音読大会でも優勝無しかつ何回かふざけてた奴らが勝ってた」

香「だから、対決を嫌がり、今回の結果が気に食わないのね?」

八期「あいつらより、こっちの方が断然上手かったよ!」

香「でもね、八期これは皆で決めたこと・・・」

八期「大差がおかしいんだよ!100歩譲っても、僅差で負けたなら仕方ないって思うけど、大差はあいつらの頭がおかしいか、永野が賄賂渡したかのどっちかだよ!」

町子「負けるならちゃんと負けたかったんだね!」

希「見た目の判断が苦手な子だもん!」

後にこれを切っ掛けにある伝統行事が潰れるがそれはまた別の話!


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