二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.173 )
日時: 2021/12/25 22:54
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

172話・最悪な修学旅行・・・⑦
部屋
芹「あー!ヤバい!寝過ごした!」

食堂
芹「すみません、遅れました!」

栞「あっ、草さんおはよう」

芹「おはようございます!寝過ごしましたが、夜変な音がして、よく眠れなかったんです!本当なんです!信じて下さい!」

零「うん、わかってるよ」

芹「零、じゃあ・・・」

零「さあ、手伝ってね!」

芹「えっ?」

葉月「ガラスの破片気を付けろよ!」

芹「何で起きてすぐに食堂を掃除することになるのよ!」

理珠「昨日の夜のことに関係しておりまして・・・」

田原「松本と藤野先生が争ってね・・・」

零「違います!藤野と谷口が怒らしたんでしょ!香先生が言ってました!」

葉月「って言うか何で私達なのさ!あいつは?」

零「やったら、全てが自分のせいになるから嫌だって!」

芹「それでその八期は?」

栞「香先生があそこで話を聞いてるわ!」

廊下
香「なるほど、ちゃんと寝てたのに、先生に蹴られて起こされたのね・・・」

八期「はい・・・」

香「昨日自分がしたこと覚えてる?」

八期「全部、藤野と谷口が悪いんです!僕は悪くありません!」

香「そうとは限らないわよ」

八期「何でですか!」

香「自分に置き換えて考えてみなさい、仮にあなたが部屋で寝ていて、夜遅くにドンドンと大きな音を立てられたら?」

八期「バカじゃないかって思います・・・」

香「そうよね、人の邪魔をしてるしね!あんたから見たら、先生達のせいで暴れてた、もとい先生達を凝らしめようとしたんだろうけど、他の文句言った生徒からしたら、あなたに起こされた、寝れなかったって思うの!」

八期「でも・・・」

香「先生はあんたの気持ち分かるわ、自分が悪くないのに、疑われて罰を受ける、冤罪をかけられること・・・」

八期「えっ?」

香「実は先生もあんた位、いやもっと下、小学校低学年、私も冤罪をかけられたの!」

八期「ええっ!」

香「たしか、2年生の時だったかしら、当時頭が良かった私は、テストでオール満点を取りまくっててね、それでカンニングを疑われたわ!」

八期「ええっ!?」

栞達「ええっ?!」

香「勿論、私は否定したわ!でも・・・、誰も信じてくれなかっただから・・・」

回想
香(当時8歳)の頃
職員室

ドン!ドン!ドーン!

当時の担任「何をやってるの!」

香「うるさい!お前らみたいな先生なんかいらない!学校なんて失くなれ!オラッ!ああっ!」

ドン!ドン!ドンガラガッシャーン!

先生A「やめなさい!」

香「辞めるのはお前だ!」

先生B「だ、誰か止めて!」

ゴン!パリン!パリン!・・・

回想終わり
香「先生を全員を倒して、職員室を壊したわ!」

栞達「何それ?」

香「勿論お母さんに大目玉を食らったわ!でも、お姉ちゃんは理解したうえで、お母さんに手を出してね・・・、私としては唯一嬉しかった、だって唯一信じてくれたから!」

八期「それで?」

香「私の通ってた学校は私が暴れて1週間後に失くなったわ!」

全員「ええっ?!」

香「ただ、そんなことしても同じだった、変わった学校でも同じように疑われてね、だから私は文句言われないように、必死で勉強したの、そして気付いたら飛び級してた!」

八期「ええっ?先生はなぜ先生に?」

香「あんたみたいな生徒を出さないように、あんたみたいな生徒を守れるように!」

八期「先生・・・」

香「取り敢えず、夜のことは皆に謝らないと!」

八期「・・・」

香「大丈夫、先生がフォローしてあげるから、勿論悪いようにはしないわ!まあ、謝るのは夕方になるけどね!」

田原「先生、片付け終わりました!」

香「皆、ごめんね!皆、お腹空いてる?」

零「はい」

葉月「朝から片付けだもの!」

香「じゃあ、お昼食べに行こうか!栞先生、車借りて来るわね!」

栞「分かった、それより香先生凄いね」

香「何が?」

栞「あれ、ただの作り話でしょ!八期の気持ちに近付けるために考えたんでしょ!まさか職員室で暴れたり、学校を壊すなんて・・・」

香「あれ、全部本当の話よ!」

栞「えっ?」

香「じゃあ、行ってくるわね!」

Re: ナンバーズ8 ( No.174 )
日時: 2021/12/26 22:03
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

173話・最悪な修学旅行・・・⑧
プー、プップッ!

香「は~い、先生についていきたい子は乗って!」

6人「は~い!」

栞「香先生!」

香「何?栞先生」

栞「元気な子はこの6人だけだった」

香「そうでしょうね、これくらいの数は想定してたわ!むしろ10人以上だったら焦ったわよ!下手したら栞先生にも付いてきてもらうところだったわ!」

栞「他の生徒達は皆寝不足なので・・・」

香「分かりました、ちゃんと寝かした方が良いわ!それに無理に動かして大怪我なんて最悪だもの!理事長に電話しといて!旅行少しだけ延長します!って!この学校の旅行毎回延長するから延滞料金位払ってくれるわよ!じゃあ、行ってきます!夕方頃に帰ってくるね!」

栞「ええっ?そんなに!」

道中
零「先生、何で私は助手席何ですか?」

香「悪い?全員シートベルトしてる?法律違反な上に、してなかったら危険なんだから!」

6人「してます!」

香「今からお昼食べに行くけど何がいい?」

八期「ラーメン、お寿司、焼き肉、ハンバーグ・・・」

香「何れか1つに絞りなさい!」

八期「海鮮料理じゃなければ何でも良いですよ!」

香「じゃあお寿司は!」

零「食べれるものと食べられないものがあるんです」

香「たく、好き嫌いして・・・」

八期「食わず嫌いじゃないですよ!食べて嫌いになってるんです!食わず嫌いしたのは苺だけです!」

葉月「何でだよ!」

歩「甘いのに・・・」

八期「初めてだったから、周りが食べられない雰囲気出してたから、なんかたべにくかった」

芹「ふーん、私は野菜が嫌いかな」

八期「子供!そんなの嫌いなの?」

芹「何よ!魚嫌いのあんたに言われたくない!」

八期「魚は好きだし、タコとかいかとか貝類が嫌いなんだよ!」

葉月「ちなみに理由」

八期「まずい!体が拒否る!」

八姫「そう言えば貝類がダメだから潮干狩り行かないんだったね、芹ちゃんも野菜キラキラなんだ、私も!うちの兄妹は皆野菜苦手!」

八期「野菜って何で皆嫌いなんだろう?」

香「あんたが海の幸が嫌いなのと同じ理由よ!こっちからしたら、何で魚介類が嫌いなのか?って聞きたくなるよ!」

理珠「特に嫌いなのは?」

芹「人参」

八姫「ピーマン」

八期「あり得ない?何で?」

葉月「お前はどうなんだ!」

八期「僕は基本魚は好き、でも秋刀魚とうなぎは嫌い」

芹「高級なのに勿体ない!」

八期「だって嘔吐するんだもん!」

香「うん、食べない方が良い」

八期「後、タコはたこ焼きならイカはイカ焼き!まるごと焼きじゃない方の!エビは天麩羅じゃないとダメ!貝類はほぼ全般!美味しくない!何度も食べても!」

歩「そうかな、私牡蠣とか好きだけど・・・」

八期「ええっ!めちゃくちゃまずいよ!美味しくない!」

香「よーし、全員の好き嫌いを克服できるレストランにしようかしら?」

6人「嫌だ!」

とあるファミリーレストラン
香「着いたわ!」

カラン!

店員「いらっしゃいませ!何名様ですか?」

香「7です」

店員「お席ご案内します」

席に案内され・・・

店員「失礼ですがご家族ですか?」

八期「いいえ、ええっと・・・」モガッ!

香「いえ、娘とその友達で、預かってるんです!」

店員「そうなんですか、失礼致しました、ごゆっくり」

八期「零ちゃん、何でダメなの?」

葉月「修学旅行中ですなんて、他のお客さんが聞いたらびっくりするわよ!」

芹「こんな時間帯にお昼を先生に奢ってもらう小学生なんてどこ行ったって居ないわよ!」

歩「こんなのバレたら大騒ぎだよ!」

八期「そうなの?」

香「少なくとも理事長先生が会見を開くか、取材されるわね」

零「どんな教育してるんですか!ってね!」

八期「ふーん・・・」

香「さあ、何でも好きなものを1つ頼んで良いわよ!その代わり食べきれるものよ!食べ過ぎて残すなんて止めてよね!」

八期「僕は、このチーズハンバーグかな、あっでもチキンも良いし・・・」

零「じゃあ、私がチキン頼むから交換っこしない?」

八期「いいね!」

八姫「八期、唐揚げとか食べたくない?」

八期「唐揚げか・・・」

八姫「1個あげるから、ハンバーグ一口お願い!」

八期「分かった!」

芹「私はステーキにしようかしら?滅多に食べないし・・・」

八期「ステーキもいいな・・・」

芹「あげないから!」

歩「私の一口あげるよ!」

八期「歩、ありがとう!」

葉月「私はチキン南蛮かな」

八期「チキン南蛮・・・」

葉月「もう、一口あげるから、お前のハンバーグよこせ!」

八期「いいよ!」

香「先生はサイコロステーキにするわ」

八期「美味しそう」

香「1個あげるから、ハンバーグ一口ね!そうなると、八期のハンバーグは大きくした方が良いわね」

八期←ボタンガン見

香「ハイハイ、押しなさい」

ポーン!

料理到着後
香「はい、この真ん中のを頂くわ!」

八期「ああ!」

香「サイコロステーキ1個あげるんだから文句言うな!」

葉月「そうそう!」

歩「私はそんなに食べないから端で良いや!」

零「私はこれ!」

香「はい、皆一応手を合わせて」

パン!

香「いただきます!」

6人「いただきます!」

香「ドリンクバーが付いてるのね!何飲もうかしら?」

葉月「八期は混ぜないんだ」

八期「混ぜないね」

零「美味しい!旅行中にこんな美味しい料理が食べられるなんて幸せ!」

芹「零!シー!シー!」

歩「まあ、友達と一緒にレストランで食事の方が珍しいよね?」

八期「うんうん、美味しいだけでなく楽しい!」

零「そう言えば、先生夕方までホテルに帰らないんですよね?」

5人「えっ?」

香「どうせ帰ったって何者する事ないんならあなた達だけでも遊ばせようと思ってね!」

食べ終わり
香「さあ、着いたわ!」

6人「おおっ!」

芹「屋内の公園!」

八姫「屋内の遊具!」

八期「あっちにコロコロマシーンがある!」

零「うわー、凄い!」

八期「僕、ここに住みたい!」

葉月「住むのか?」

香「良いわよ!私はあなたを置いてかえって帰るけど・・・」

八期「それは嫌だ!」

一方その頃
理「ありがとうございました」

タッタッタッタッ・・・

従業員「いらっしゃいませ」

理「すみません、スリーシスターズ学園の者で・・・」

従業員「はい」

理「星田香は居ませんか?」

Re: ナンバーズ8 ( No.175 )
日時: 2021/12/27 21:53
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

174話・最悪な修学旅行・・・⑨

香「ただいま!」

理「お・か・え・り!」

香「り、理事長先生?なぜここに?」

零「理さん、何で?」

理「あなた達が中々帰って来ないから様子を見に来たのよ!たく、3日も帰って来ないなんて・・・」

香「えっ?何言ってるんですか理事長!今日は2日目だけど、ほとんどの生徒が寝不足で動けないからって栞先生に電話するように伝えましたよ!」

理「ええっ、今日の昼にその電話を頂いたわ!」

香「だから、旅行延長で明日釣りの体験に行くんですよ!」

理「その管理者から昨日電話が合って、来てないって言われて今日行くと思うと伝えたら、今日も来なかった、その直後に栞先生から電話が合って、旅行延長、飛んでここに来たわ!」

香「えっ?何で昨日何ですか?」

栞「香先生、今日何曜日だと思ってる?」

香「今日は金曜日でしょ!」

田原「今、一部の生徒がドラえもんで盛り上がってます!」

香「なら、おかしくないじゃない!何がおかしいの?」

理「あなたまだ、寝ぼけてるの!」

栞「今はコナンで盛り上がってるわ!」

理「えっ?今日土曜日?嘘でしょ!」

福岡「どうやら、一昨日、いえ昨日の騒ぎで、寝不足となり、全員が1日丸々寝てたそうです!」

田原「それで、今日泊まるはずだった人にもキャンセルさせざる負えなくて・・・」

香「ええっ!」

理「なにが合ったのか洗いざらい話してもらおうかしら?」

香「いいですが、ホールに生徒達集めてもらって良いですか?話はその後で、そうでないと話しにくいので・・・」

理「分かったわ、取り敢えず民泊の管理者には私が謝って、明日行くとこになったから、後水族館に館長さんにも!」

香「ありがとうございます」

ホテル内のホール
八期「皆さん、昨日は大きな叫び声と大きな音でドアを叩いて皆の睡眠を妨げてすみませんでした!」

大輔「納得行かねーぞ!」

早矢香「最低!」

他の生徒達・ガヤガヤ・・・

香「静かに!あんた達、前に出なさい!」

大樹「俺達が先生の言うことを聞かずに、夜中に女子のいる別館に行ってました」

敦士「俺達はずっと夜遅くまで起きていました、すみませんでした!俺達が先生の言うことを聞いていれば、こんなことは起こっていませんでした!」

5人「全て俺達が悪かったです!皆には沢山の迷惑を掛けました!すみませんでした!」

香「八期、これで良いでしょう!そもそもの原因はこの5人、あなたはむしろまきこまれた方よ!」

八期「先生、ありがとうございます」

香「という訳だから、八期が夜中暴れてた原因はこのバカ5人のせいだから!恨むなら、文句を言うなら、この5人にいくらでもぶつけなさい!取り敢えず、あんたら5人は強制送還よ!分かってるわね」

5人「はい・・・」

谷口「待って下さい」

香「何でしょうか?」

谷口「彼も強制送還ではないですか?私達教師に手を出し、大怪我をさせ、関係のない生徒にまで手を出し、朝御飯まで無駄にした!そんな危なっかしい生徒と旅行したくありません!」

八期「ううっ・・・」

香「八期、抑えて!先生が何とかするから・・・、
それはご自分の言ったことを理解して言ってるのですか?」

谷口「はい?」

香「この大惨事が起こったきっかけはあなたが班の連帯責任にしたからではないでしょうか?」

谷口「何を言ってるの!連帯責任なんて集団行動するなかでは当たり前よ!互いが互いを注意し合って、行動を取らせることを学ばせないと・・・」

香「確かに、集団行動をする上では必要かもしれません、しかし、それは人の性格を理解した上で言ってるのですか?」

谷口「はい?」

香「人には個性というものがあります!真面目な子もいればやんちゃな子もいる、気弱で大人しい子もいれば、リーダーシップをとって纏める子もいる!でも、その中には相手によって言い出せない、口を出せない人だって居ます!そういう人は果たして、注意出来たでしょうか?何度言っても聞かない人を子供の力でどう解決すれば良いのでしょうか?
結局、あなたのやったことは、あなた自身が楽をしたかっただけなんじゃないですか?」

谷口「はあ?新人のくせに生意気な口の聞き方ですね?」

香「元はあんたが連帯責任なんて言ったからこんなことになったんだろ!」

谷口「私が悪いって言うの?」

香「ああ!100%とは言わないけど、悪いよ!最悪だよ!あんたは最低な教師だ!」

谷口「何ですって!」

香「あんたのせいで、真面目に過ごしてたうちの生徒が冤罪喰らったんでしょう!それでこんな大惨事にまで発展したんだろう!そんな文句言う前にお前は自分の失敗を認めろ!八期に謝れ!皆に謝れ!」

谷口「はあ?誰が!」

香「あんたに教師も生徒指導も向いてない!自分が正しいと思うならこんな仕事辞めろ!」

谷口「あんた!」

パチン!

香「えっ?」

谷口「理事長、なぜ私が?」←ビンタされた

理「谷口先生、あなたに生徒指導は向いていません!罰として、延長料金を立て替えて下さい!断ると言うなら、修繕費も含めますよ!辞めると言うなら、学会には教師の不手際で、大変な旅行になったと報告します!
どうしますか?」

谷口「こ、今回は私の指導のやり方を間違えて、皆さんに多大なご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます!この度はすみませんでした」←土下座

理「後、あなたはそこの5人を連れて学校へ帰って下さい!あなたは生徒指導クビです!」

谷口「は、はい・・・」

谷口先生達が出た後
理「危なかったわよ!」

香「すみません、理事長にこんなことさせて・・・」

理「教師が1番大事にしなきゃいけないのは生徒を守ることだもんね!」

香「勿論です!」

Re: ナンバーズ8 ( No.176 )
日時: 2021/12/28 22:48
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

175話・最悪な修学旅行・・・⑩
夕食後事件が

ジリリリリリ!

火事です!火事です!

支配人「皆さん、本館が火事ですので、皆さんまずは外に出て下さい、荷物は持たず命を優先してください!」

従業員A「消火器は?」

従業員B「昨日の騒ぎで全部空です!」

支配人「そんな!」

理「皆、慌てず騒がず!おはしよ!」

数時間後

理「皆、良いニュースと悪いニュースがあるわ!」

香「良いニュースからお願いします」

理「まずは、誰1人怪我人無し、後別館は燃えなかったから、男子も含め皆別館に泊まりましょう!」

栞「理事長、と言うことは?」

理「悪いニュースは本館が建物は残ってるけど、中は全焼、つまり本館で泊まっていた男子達の荷物は全滅と言うことよ!」

男子達「そんな!」

理「文句は捕まった藤野先生と帰った谷口先生と5人の男子達を恨みなさい!」

香&栞の部屋

香「あんた、今日もここね」

八期「お世話になります」

栞「良いんですか?」

香「どうせ、帰っても1人だし、どうせ他の男子にも恨まれてどぎまぎするならここが1番いいわよ!荷物もここでしょ!それに昨日も言ったように息子と一緒に寝るようなものよ!」

八姫「私達も居るんですが?」

葉月「誰がどう寝るんだよ!」

芹「嫌よ!男子と一緒に寝るの!」

八期「何で一緒はダメなの?」

葉月「お前はもう黙れ!」

理珠「私はロボですのでこちらで寝ますが、皆さんは?」

零「私は八君と一緒で良いよ!」

栞「旅館の方から予備の布団貰ってきました!」

香「誰が布団で寝る?」

歩「私は布団で良いよ」

芹「私はベッドがいい!」

八姫「私も!」

葉月「なら私は布団でいいかな?一応大丈夫よね?」

歩「私、気持ち的に女の子寄りだから・・・」

栞「ジェンダー障害って難しいよね」

香「私が零と八期、栞ちゃんが芹ちゃんと八姫ちゃん、葉月ちゃんと歩君が布団ね!」

零「先生と寝るなんて初めて!」

八期「僕は昨日一緒に寝たけど、とても気持ち良かったよ!というか寝たときの記憶ないけど・・・」

香「そりゃ、泣き疲れて、私が抱っこして運んだんだから!」

歩「寝るまでに時間ありますしよ何かゲームします?」

香「まあ、点呼までね!何するの?」

零「じゃあ、八君が考えたとんち掛け算ゲームなんてどう?」

八姫「とんち掛け算ゲーム?」

芹「何それ?」

八期「タンタンのリズムで1人ずつお題を言い合って答えるゲームです!それを九九でやるんです!九九って中には単語になってる物があるから、その九九が出たときはその単語に合った単位も一緒に答えるゲームです!」

香「ふーん、小学2年生辺りに使えそうね・・・」

その後

ガチャン

理「点呼取るわよ!」

香「あっ、理事長!」

点呼終了後

理「昨日のようなことは起きないように!そして万が一のことも起きないように!しっかり見張って下さいね、香先生?」

香「勿論です!」

次の日は何事もなく旅行を満喫して帰った。

八期「ただいま!」

零「ただいま!」

鶴「おがえり・・・、うわーん!零!」

零「お姉ちゃん?どうしたの?」

一「2日延長するわ、旅館が火事になるわって情報聞くわで、今の今まで泣いてたの!」

楓花「相当妹の事が心配だったのね・・・」

鶴「よがっだ、よがっだ!うわーん!」

八期「お土産だよ!」

楓花「八期?」

八期「何?」

楓花「この和菓子買ってくるように言わなかった?」

八期「えっ?言ってたっけ?」

三氏「なんだ、この胡散臭い土産は!」

四美「こんなのどこでも買えるよ!」

健「よし、今度皆で八期達の行った場所に行くか!」

全員「えっ?」

Re: ナンバーズ8 ( No.177 )
日時: 2022/03/12 20:25
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

176話・旅行のやり直し・・・①
八姫「まさか、同じ場所に一週間も待たずに行くとわね!」

理珠「でも、メンバーは違いますよ!」

芹「何で私達まで?」

葉月「むしろ一緒に行けたことを喜んだ方が良いんじゃない?アイツと遊べたり?」

芹「べ、別に八期と一緒に乗り物に乗るなんて・・・」

葉月「まだ、八期とは言ってないんだけど?」

芹「話の流れよ!」

希「ああ、八君!」

八期「希お姉ちゃん!」

ハグからのキス

青奈「ちょっと何やってんのよ!」

愛海「こんな公然の前で大胆過ぎます!」

子「小さい子だって居るんだよ!」

希「ええっ?別に昔から挨拶代わりにやってるもん!」

零「いつもやってるの?」

八期「うん毎回、外国ではこれが普通って希お姉ちゃん言ってた!」

三氏「まあ、間違いではない」

四美「国の代表がキスする壁画もあるし」

二「何がどうなったらこんな人数になるんだ?」

一「人数が修学旅行と大差無いわね・・・」

楓花「ハーイ、皆集まって!」

香「一応、普通のプライベート旅行ですが、学校関係者も多いので、周りに絶対迷惑掛けないように!むしろこれ以上迷惑掛けるなって話よ!」

七美「何が合ったのよ?」

勇気「さあ?ホテルが火事になったらしいが、詳しくは知らん!」

楓花「皆、あくまでお父さんの仕事で来てるからね!こんなところで騒ぎ起こして遊園地閉園とか止めてよね!」

勇気「そう言えば、前行ったプールの遊園地潰れたんだって!」

七美「最悪じゃん!」

楓花「あと、迷子も止めてよね?まあ、そうならないように、閉園は放送が流れたら入口前に集合よ!分かった?」

全員「ハーイ!」

楓花「じゃあ、皆好きに遊んできて良いわよ!ただし1人では行動しないように!誘拐とかあり得るから!」

全員「ハーイ!」

楓花「お昼はお小遣い渡すから適当に食べなさい!」

全員「ハーイ!」

楓花「それでは概算!」

希「八君!」

八期「希お姉ちゃん!」

希「お姉ちゃんとか一緒に行動しない?」

八期「えっ?」

希「先生から話聞いたけど、この遊園地全然楽しめてないんだって?」

八期「だって、ジェットコースター怖いんだもん!」

希「よ~し、お姉さんが遊園地は楽しさを教えてあげる!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。