二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.111 )
- 日時: 2021/02/16 21:53
- 名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)
109話・盗撮その後
昼休み
香「は~い、プールは理事長から使用禁止って言われてるので、午後のプール授業は中止よ!だから、通常授業ね!」
全員「は~い!」
Aクラス
八姫「何でプールが使用禁止になったんだろう?」
芹「盗撮魔が出たそうよ!それが原因で、4年生の一部が怪我をしたそうだから・・・」
男子C「それは本当か?」
芹「ええ、詳しくは知らないけど・・・」
女子F「ああ、確か隣の星田先生のクラスの男子だったよ!名前は知らないけど、よく暴れる問題児だって言われてたよ」
男子C「隣のクラスの問題児・・・、あいつか!」
Bクラス
男子D「おい、八期お前盗撮してたんだって?」
八期「してねえよ!」
男子E「でも、盗撮魔が出た挙げ句、お前が原因でプール使用禁止になったんじゃないか!お前のせいなんだろ?この変態!」
八期「違うわ!」
ガラッ!
男子C「おーい、俺の妹を傷つけた野郎はどお前か?」
Bクラス「?」
男子C「お前だよな?俺の妹をプールから突き落とした奴は?」
八期「知らないね!あいつが勝手に落ちただけだよ」
男子C「とぼけるな!さっき保健室で事の状況は聞いてんだよ!しかもあいつ泳げないって言うのに、お前は・・・」
ダン!←八期を殴る
八期「何すんだよ!」
ゴン!←机を突き飛ばす
男子C「お前のせいで、妹は完全な水恐怖症になったんだよ!どうしてくれんだ!」
ダン!
八期「知るか!あいつの自業自得だ!」
男子C「何だと!」
ガシッ!
男子C「ん?」
零「フッ!」←男子Cを殴る
男子C「ああ!」
零「何にも知らないのが、首突っ込んでんじゃねーよ!」
男子C「このアマ!」
ゴン!
男子C「ウウッ!」パタリ
零「ふー!」
Bクラス・あんぐり
香「零!」
零「何ですか?私は事の状況を知らないこいつが八君を襲ったので止めただけです!」
職員室
理「いくら何でもやり過ぎよ!」
零「何ですか?人を助けては駄目何ですか?あのままだと、八君だけでなく周りはおろか教室でさえ・・・」
理「分かったわよ!それで?」
男子C「こいつが原因で妹は・・・、しかも謝罪も無しなんておかしいだろう!」
理「事の状況を説明すると八期は盗撮魔が何かを仕掛けてるところを見た。しかしなんなのか分からなくて、中に入って調べて、カメラを見つけたタイミングであなたの妹に見つかって、盗撮魔の汚名を着せられそうになったの!むしろ彼は被害者!確かに手は出したけど、情状酌量の余地があるわ!それに犯人も捕まえたし、謝罪はきっかけを作った犯人達にさせることに彼女も同意しているわ!」
男子C「それでもあいつは納得出来ないって言ってた!」
零「じゃあ、あんたはどうなのよ?やってもない罪を着せられて怒らない人間がどこにいるの?その立場を考えたことある?あんたは絶対怒らないって言い切れる?なんか言って見なさいよ!」
男子C「む、無理です・・・」
零「こう言うことよ!分かった?」
男子C「は、はい・・・」
零「そしてあんた達?」
男子D・E「はい・・・」
零「根も歯もないこと言って人を傷つけて・・・」
男子D・E「すみませんでした」
こうして盗撮騒動は終わった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.112 )
- 日時: 2021/02/23 18:36
- 名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)
110話・8の夏休み記録
このお話は夏休み期間中のとある話
八期「暑い!」
八姫「暑いね!」
零「夏だもん!」
楓花「零ちゃんと理珠が居て助かったわ!八期ったら、いつも宿題をほったらかして遊ぶから、それに塾の宿題を中心にやって、やった気になって学校の宿題を忘れるくらいだし、ちゃんと計画立ててやりなさい!って言ってもしないし、考えられないし・・・」
八姫「夏休みあるあるだね・・・」
真央「そういう八姫もここ来る前はいつも終盤に泣き寝入りだったじゃない!」
一兄「おい!二!虫取行こうぜ!」
二「ええ!ヤダ!気持ち悪い!」
司「お前は女子か!」
グレーテル「虫取?俺も行く!ついていっていいか?」
ヘンゼル「お前女子だろう?虫とか日焼とか大丈夫か?」
グレーテル「見た目は女子でも心は少年だよ!」
一兄「よっしゃ~!お前ら付いてこい!」
兄妹組の男達「おお!」
真央「行ってらっしゃーい!気を付けてね!あと家に持って帰って来ないでよ!」
全員「ええ!」
二「虫のいる部屋で寛げるか!」
3時
一兄「ただいま!」
楓花「おやつの時間だけどスイカ食べる?」
八姫「はい!」
二美「食べます!」
一兄「俺らも!」
ヘンゼル「いただくぜ!」
八期「スイカ嫌い!」
零「どこが嫌いなの?」
八期「種が鬱陶しい!あと、それで種を取ってから食べようとしたら汁が皿に溜まって勿体無いってお父さんに怒られた!だからいらない!」
一「まさかのスイカでトラウマ」
二「そりゃ、種食べたらスイカが出来るって言われたらなぁ、俺も嫌いだ!味は良いんだけどな・・・」
姉弟組はアイス
一「夏はやっぱりアイスだね!」
二「ああ、最高だ!」
八期「カップ無かった」
楓花「アイスキャンディで我慢しなさい!それにあんたの好きなソーダクリームよ!」
七美「ちょっと!そんな汚い食べ方止めて!気持ち悪い!」
八期「仕方ないじゃん!噛めないんだから!」
二「そうだ!そうだ!」
一「その年でアイスをペロペロは・・・」
三氏「あり得ねえ・・・」
二美「ねえ、今度みんなでどこか行こうよ!」
一「行くってどこへ?」
三「潮干狩りなんてどう?」
八期「ええ!嫌だ!」
三「何でよ!潮干狩りめちゃくちゃ楽しいじゃない!」
八期「貝なんて美味しくないもん!まずいもん!身も汁も!」
楓花「うちはみんな貝を食べれません!」
真央「最後の楽しみが台無し」
一兄「潮干狩りがダメなら海にするか?」
鶴「良いわね!水遊びしたいし!」
一兄「それに水着の姉ちゃんとか沢山居るだろうし!」
四輝「それいいなあ!」
五模「海行きてー!」
二美「うわー、キモい!」
三「スケベ!」
六海「気持ち悪い!」
八姫「変態!」
一兄「男なんだから当たり前だろ!なあ二!」
二「ええ!俺は海嫌い!」
八期「ええ!ヤダ!」
一「何でよ!水着のお姉さんが沢山居るわよ!」
八期「着替えるの面倒臭い!」
三氏「下に水着着れば良いじゃん!まさかパンツ忘れるからか?」
八期「違う!帰り!びちょびちょだし、塩も付いてるし、足の砂は落ちないし!」
六海「じゃあ山登りなんてどう?」
八期「嫌だ!」
楓花「登るのが面倒臭いとか言うんじゃないでしょうね?」
八期「降りるのが怖い!」
楓花「そう言えば、保育園の先生から聞いたわ!登るのは早いのに、降りるときは後ろが詰まるくらい遅かったって!」
四美「リフト乗れば良いじゃん!」
八期「高いからヤダ!」←高所恐怖症
八姫「近場だと公園とか・・・」
八期「ええ!」
二「ハブられたり、いじめられたりのトラウマがあるんだよな!」
一「おまけに雲梯や鉄棒が出来なくて、嫌な気分になって良いこと無しでトラウマになってるもの!」
二美「んー、旅行とか行きたいなぁ」
八期「ええ」
二美「旅行の何が嫌なの?」
八期「お風呂は・・・?」
二美「男女別でしょ!」
二「そういうこと言ってるんじゃない!露天風呂となると知らない人と入るから・・・」
二美「嫌なの!」
八期「ええっと・・・」
八姫「もしかして恥ずかしいの!」
八期「・・・」
三「なんだ!赤面って女子か!」
一兄「なんでこいつ、一般的な男子の考えが出てこないんだよ?」
三氏「俺が見てもこいつ変わってるからな!」
四美「お兄ちゃん、それどういうこと?」
三氏「八期!ちょっと外を走ってみて!」
八期「えっ?」
三氏「いいから!」
外
三氏「よーし、位置についてよーい・・・、ドン!」パン!
前から見る一同
全員「ハハハ!」←一部失笑
三氏「こいつ半分女子だわ!」
四美「なんで左!」
一「腕の振り方!」
五「足の出し方!」
楓花「完全に女の子走りじゃない!」
二「正確に言うと左半分女子だな!」
家に戻り
楓花「ねえ、プール行かない?」
八期「ええ!でも、着替えが・・・」
楓花「希ちゃんとかも誘おうかな?って思ってたんだけど?」
一「希ちゃん!」
八期「希お姉ちゃん!」
楓花「鶴ちゃん達も行くわよね?」
鶴「はい、勿論!」
零「うん、行きたい!」
二「マジで!じゃあ行こうかな?いや、絶対行く!」
八期「みんなでプール行きたい!」
二美「目の色が変わったね、あの2人!」
一「基本、家族以外の仲の良い人と楽しみたいだけだから!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.113 )
- 日時: 2021/02/23 23:07
- 名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)
111話・給食の事件(行き)
僕らの学校では、半分に分けて、給食の配膳担当が決まっている。
まあ、ほとんどの小学校がそうだと思うが・・・
八期「うわー、今週は(大)のおかずか!あれ1番重いもんなぁ・・・」
零「でも、みんな平等に運んでるんだから、文句言わない!」
八期「は~い!」
香「当番のみんな2列に並んで準備して!」
当番担当「は~い!」
給食室
担当「はい、重いから気を付けてね!慌てず、ゆっくりで良いからね!」
八期・零「はい!」
廊下
八期「重い!」
零「私も同じだよ!絶対落としたらダメだよ!」
八期「当たり前だよ!教室の台に乗せるまで絶対落とさないし下ろさない!」
ドン!
八期「あっ!」
零「えっ?」
バターン!
零「ああ!」
八期「何すんだよ!」
男子A「遅ーんだよ!」
八姫「加藤君、何やってるの!」
加藤「こいつがちんたら歩いてるから・・・」
ドン!
加藤「おっ!」
ガラン!
八姫「キャアア!」
ガチャン!
芹「何?」
カランカラン・・・
ガチャン!
パリン、パリン・・・
栞「何?何が合ったのって・・・、ええ!」
加藤「こいつが!」
八期「全部、お前が悪いんだろう!知るか!フン!」
パーン←空の容器を叩きつける
零「ちょっと、八君!」
八姫「これどうするの?」
芹「うちのクラスの給食、食器も全部全滅よ!」
加藤「畜生!」←走って八期を追い掛ける
栞「待ちなさい!加藤君!」
5ーB教室
香「あら?どうしたの?手ぶらで・・・」
八期「知らない!」
生徒A「シチュー無し?」
ガラン!
加藤「おい!」
八期「?」
加藤「よくも俺らの給食を!」
ドン!
八期「何すんだよ!」
ドン!
ガシャン!
香「コラ!止めなさい!」←八期を止める
零「あれはあんたが悪いんでしょ!」
ドン!
加藤「ウウッ!」
栞「あっ!星田先生!」
香「取り敢えず何が合ったのか聞きましょう!みんな、隣のクラスや校舎回って貰ってきて!」
職員室
香「なるほど、八期達の足が遅くて腹が立って蹴ったと・・・」
加藤「ちんたら歩いて、避けて通ろううとしても通してくれないし・・・」
香「アホンダラ!それで人を蹴るバカがあるか!それで何人に迷惑かけてると思ってんの?」
加藤「こいつのせいで俺らの給食が・・・」
香「あんたが八期を蹴らなかったらこんなこと起こってないわ!まあ、八期!」
八期「はい」
香「まあ、あんたは非力なんだっけ?大のおかず運ぶのが遅くなって、人がつっかえるくらいなら先に行ってもらいなさい!」
芹「先生!」
理珠「2クラス分全滅で・・・、全クラス集めてもとても足りません!」
香「嘘!どうすれば?」
理「仕方ないわね!私が給食センターに電話して2クラス分臨時で頼むわ!だけど、時間がかかることは覚悟して!」
香「分かりました、この時間を授業時間に変更します!」
栞「加藤!お前は廊下で溢れた給食と割れた皿の片付けだ!先生も手伝うから行くぞ!」
と言うわけでうちのクラスとAクラスは5時間目に給食を食べることとなった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.114 )
- 日時: 2021/03/01 21:23
- 名前: いくちゃん (ID: Q19F44xv)
112話・給食の事件と事故(帰り)
数週間後
八期「よいしょっと!」
零「箸はどっち?」
八期「僕で良いよ!」
零「頼んだよ!」
生徒A「うわっ!」
生徒B「やめてよ!」
零「あれは、野村君ね!全く・・・」
タン!ボキッ!
野村「おい!何やってんだよ!」
八期「はあ?それはこっちの台詞だ!お前のせいだろ!しーらね!」
スタスタ
野村「あの野郎!」
トントン
野村「ん?」
零「一部始終はっきり見てたわよ!」
野村「ヒー!」
一方
八期(たく、何やってんだよ!あいつは・・・)
パタッ
八期「あっ!」
ドンガラ、パリん!パリん!←階段をコロッケ落ちる八期
栞「えっ!」
八姫「八期君!」
芹「あんた大丈夫!」
八期「いった~!」
楓花「八期!大丈夫!転げ落ちてたけど!」
八期「大丈夫・・・、いた~・・・」←傷口付近を叩きながらそこら辺を駆け回る
楓花「良かった!あれだけ転げ落ちて、左右の膝と左の肘の擦り傷程度で良かったわよ!骨折とかは無いわよね?」
八期「そんな大きな痛みは無いよ!それよりも食器半分も耐えてるな・・・」
楓花「食器を気にするほど大丈夫そうね!取り敢えず、保健室に行きましょう!」
栞「松本先生!割れた食器は私達が処理しておきます!」
楓花「岡田先生すみません!」
八姫「割れてない大の食器は私が運んでおくよ!」
芹「はい、濡れたハンカチ!痛いけど我慢してね!」
八期「岡田先生、みんなありがとう!」
保健室
保健の先生「階段から落ちたの!」
八期「5、6段くらい転げ落ちましたね!まだその時の記憶がうっすら残ってます」
保健の先生「それでよくこれだけの傷で済んだわね!」
楓花「あと、意外に泣かなかったわね!」
八期「流石にこの年で、怪我して泣くなんて有り得ないよ!」
香「失礼します!」
楓花「あっ!星田先生!何か?」
香「八期、あんたDクラスの箒、壊したでしょ!」
八期「えっ?壊してませんよ!知りません!」
香「まあ、あんたはそう答えるわね!何が合ったの?」
八期「だって、野村が前行ってる人達の足を箒で引っ掛けてたんだ!避けようとしても上に上げる、じゃあ対処方は?踏む以外何があるって言うんですか!」
香「分かったわ!確かに、そもそも箒で人の足を引っ掛ける方が悪いわね!ほら!」
野村「足を引っ掛けにいってごめんなさい」
香「良い?」
八期「はい」
香「どう言えばいいかな?取り敢えずそんな光景見たら、戻って来て良いわ!先生に報告!これを忘れないで!」
八期「はい!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.115 )
- 日時: 2021/03/04 21:12
- 名前: いくちゃん (ID: Q19F44xv)
113話・0のきっかけ
香「あっ!零!」
零「香先生!」
香「零、時間ある?」
零「大丈夫ですよ!」
香「じゃあ、単刀直入に聞くよ!」
零「はい!」
香「あなた、八期のこと好き?」
零「はい?」
香「だって、あなたどんなことが合っても必ず八期の味方になってあの子を庇うからまさかあの子のこと好きなのかなって?」
零「すみません、その答えはお答え出来ません!」
香「別に恋愛的な意味とかでも無いわよ!」
零「と言うことは恋愛的な意味も少しでも含んでいると言うことですね!」
香「まあ、少し気になってるけど・・・」
零「先生が聞きたいことは悪く言えば、私が八君をひいきしてる理由を知りたいと言うことでよろしいですか?」
香「ひいきという言い方はどうかと思うけど、教えて!なんであなたは八期にこだわるのか!」
零「それは先生が来る前、去年のことです」
香「フムフム」
零「私自身もいじめを受けてたんです!」
香「ええ?!」
1年前
教師「は~い、今日は転校生が来たわ!」
生徒達「ええ~!」
教師「入ってきて!」
零「失礼します!
初めまして、私の名前は岡田零です!」←黒板に名前を書く
休み時間
女子A「ねえ、零ちゃん!零ちゃんのれいって令和のれい!令和だかられい?」
零「違うよ、私のれいは令和のれいじゃなくて雨冠に令って書くの!」
女子B「へー、令和のれいとは違うんだ・・・」
零「よく間違えられる!」
八期「そうなんだ・・・」←隣で聞いてる
零「そもそも、私の名前はお母さんが付けた訳じゃ無いんだよね・・・」
女子B「ええ?そうなの?」
女子A「わかった!お父さんでしょ!」
零「お父さんは生まれた時から居ないから違う!」
女子A「じゃあ、誰?」
零「八君のお姉さんだよね!」←八期の方を向く
八期「うん、たしか一お姉ちゃんが零ちゃんのことを拾って・・・、零の理由はたしか・・・」
零「数字の0だよね!八君達はみんな数字だし・・・」
女子A「お母さんは?」
零「さあ?ただ近くにいることだけは分かってる!この間久しぶりに会って妹達もらったから!」
女子達「ええ?妹を貰った!」
男子A「つまり、お前は捨てられたってことか!」
零「えっ?」
男子B「しかも名前は数字の0だってよ!0だけに何も無いってことだな!」
零「なんですって!」
男子A「だってそうだろ!名付けた奴も何にも無い子って名付けたんだろ!それにお前の親が付けたんじゃなければ、何でも良かったんだろう!」
男子B「知ってるか!0に何掛けても0、0を分けても0!つまりお前に分けるものは0!お前に賭けたって何にも無いんだよ!」
零「なんですって!」
ドン!
男子A「何すんだよ!」
八期「人の辛い思いと名前で悪口言ってんじゃねーよ!」
男子B「だってそうだろ!0は何にも無いんだから!」
八期「0だってある!」
男子A「バカだ!0があるだってよ!」
八期「0という数字自体が存在する!そして0は数字の中心!」
男子達「はあ?」
八期「0はプラスにもマイナスにも属さない数字!だから数字のど真ん中!だから数字の中心のように、人を纏められる存在になって欲しいという意味とも取れる!」
男子A「そこまで考える奴居ねえよ!」
ドン!
八期「黙れ!零ちゃんの悪口を言うな!零ちゃんに謝れ!」
男子B「何すんだ!」
教師「何やってるの!」
男子A「こいつが、いきなり・・・」
職員室
教師「何も理由もなしに人に手を出すなんて・・・」
八期「だから、あれは・・・」
教師「言い訳は聞かないわ!」
職員室の外
零「・・・」
その後
女子A「大変よ!私達の担任の先生!昨日突然辞めさせられたって!」
女子B「ええ!嘘!」
回想終わり
零「れい、一お姉さんにつけて貰った大切な名前、一お姉さんは私達の兄弟に入れたかったからという理由でしたが、八君はそれ以上の気持ちを込めてくれました、いえ、私を守ってくれたんです!それを当時の担任と来たら・・・」
香「そんなことが・・・」
零「私はこの経験から彼を守ることを決め、彼が被害者になる事柄については守っていくつもりです!もちろん、彼に非がある時は彼を叱りますがね!ただ、事の発端から考えて行きますので!」
香「あなたは八期を守りたいのね!」
零「はい!クラスメイト及び教師に嫌われているので、私だけでも味方にならないと、彼はこの先楽しい生活送れないと思いますから!」
香「分かった!先生も出来る限り、あなたに協力するわ!」
零「香先生!」
香「だって、教師は第3の親ですもの!」
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