二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.301 )
日時: 2022/12/10 23:47
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

299話・生徒会vs風紀委員
薺「それで下着部ではなく下着愛好会に成ったのですか?」

八期「校外で活動するからな!誰かの家とか専門の知識を持つ人の家とか練習場所でやることに成ると愛好会だよ!」

芹「でも、外の事情を把握出来るかしら?」

八期「だから、申請しないといけないんだよ!申請しとかないとリストに載らないから、先生達がその責任者と意見交換出来ないだろ!」

歩「でも、影で虐待とか、スパルタな練習、性的暴行とか犯罪に巻き込まれたりとかは?」

八期「部屋を貸してくれる条件に、抜き打ちで隠しカメラを仕掛けると言う条件を付けてそれを飲んでくれないと愛好会の申請は通らないようにする!女の先生が付けるから更衣室の中とかトイレの中に付けることはまず無いよ!」

秀喜「逆にプライバシーの侵害じゃ?」

八期「生徒達には、プライベートゾーンは入るの禁止!って促して、その境界線の部屋の前にもカメラを付けてそこから足を踏み出して画面から消えたらアウト!何かしらの処分を受けて貰う!たとえ所有者の許可を取っても!」

薺「ダメなんですか?」

八期「カメラの死角で何やってるか分からなかったら意味ないだろ!まあ、所有者と一緒に行けばその所有者に問題があるな!」

零「一応、声も録音できるカメラだから、会話の内容次第ね!処分は部活動停止令ってとこかしら!盗みとか働いたら論外だけどね!」

八期「そうやって1ヶ月毎にやり取りをする!部室を提供してくれた所有者にはまあ謝礼とか渡せばいいよ!勿論、さっき言ったプライベートゾーンに連れ込んだ場合はその謝礼は無しになるけど!」

芹「そう、上手く行くかしら?」

八期「やってみないと分からないよ!それに希望を聞いた中で出た答えだよ!」

薺「誰かの家で活動する場合は?」

八期「自分達で撮るんだよ!撮らなかったら、何か揉めても責任取らない!」

芹「策無しってことね・・・」

八期「そうとしか言えないからさあ!」

留「まあ、撮らなかったら撮らなかったで、自業自得ですから!」

秀喜「本当にお前は羨ましいな!」

八期「何が?」

秀喜「絶対お前だけだぞ、絶対命令使ってリーダーやってるの!」

八期「そうかな?ここに絶対命令使って学校をメチャクチャにした人が居るけど・・・」

薺「いつまで引っ張るんですか!?」

秀喜「本当、絶対命令があればどんな嫌なものも消してしまえるから良いよな!例えば宿題とかテストとか!」

芹「うわあ、不真面目!」

秀喜「ちょっとからかっただけだよ!俺はコイツよりは頭良いから!」

歩「でも、全校生徒の7割くらいは思ったことがあるよね?」

葉月「主に勉強嫌いな奴が多いから当たり前なんだろうけど・・・」

八期「宿題やテストは失くす気は無いよ!」

秀喜「お前らしい、やっぱり真面目だな!」

八期「それに失くすと言って、理事長になんて主張すれば良いのさ?」

秀喜「えっ?」

八期「宿題とかテストを失くすと言っても、それの何がいけないとか邪魔とか、僕らの不利益なのか?その理由がないと消せないよ!僕は最もな理由がない限り消すつもりも無ければ、それが消える筈ないと思ってるから!」

零「流石!本当に絶対命令を制御してるわよね!」

八期「そうか、消そうと思えば消せるものがあるのか!」

薺「なんだか、悪役と言うか、悪巧みするキャラみたいに成ってますけど・・・」

八期「そうだ!あれを失くそう!」

薺「あれって何ですか?」

八期「あれを失くせば皆喜ぶし、嫌な思いをすることもない!」

薺「何を失くすんだろ?」

芹「ちなみに聞くけど、理事長に『これを失くす』って命令をするの?」

八期「いいや、頭ごなしに『失くせ!』なんて言わないよ!こうこうこう言う理由があるので要りません!って言って、失くす!」

芹「仮にあんたが失くそうとしてるものが復活することは?」

八期「まあ、一番嫌な所を改善すると言うのなら考えても良いよ!きっと無理だけど!」

次の日
掲示板

ざわざわざわざわ・・・

杏「朝から掲示板の方に人が沢山集まってるね!」

夢「何が合ったんだろ?」

明「杏、大変だよ!」

杏「どうしたの、明ちゃん?」

明「八期が持ち物検査を廃止するって!」

杏・夢「ええっ!!!!」

朝子「絶対命令って、案外役に立つのね!」

心乃枝「使い方次第で人の気持ちも変わるよな!」

春奈「イヤー、マジで持ち物検査困ってたんだよね!」

陽斗「絶対命令ばんざーい!」

全校生徒「持ち物検査が失くなった!ばんざーい!」

和「これは良いんですかね?」

恵梨香「良いじゃん、良いじゃん!持ち物検査なんてプライバシーの侵害だよ!失くなって正解だよ!生徒会長良い仕事する!」

風紀委員(こんなの認められません!抗議です!)

生徒会室
薺「会長!なんて事してくれたんですか!」

八期「何?皆、喜んでるんだから良いじゃん!」

薺「会長がやったことは宿題やテスト失くす事案と同じですよ!」

八期「はあ?全然違うし!」

薺「持ち物検査なんて廃止したら、学校に関係の無い物を持ってくる生徒達が増えますよ!」

八期「現行犯で捕まえれば良いだけだろ!誰も持ち物検査は廃止したが、余計なものを持ってくるな!なんて一言も言ってないぞ!」

薺「お姉ちゃんからもなんか言ってやってよ!」

芹「これは言えない!」

葉月「私も!」

零「少なくとも、歩君も持ち物検査嫌よね?」

歩「あの、トラウマだけは忘れられない!」

秀喜「何?なんか変なものでも取り上げられた?もしくは見せびらかされたりした?」

零「そんなことなら、持ち物検査廃止に賛同しないわよ!」

秀喜・留「?」

ガラガラ

風紀委員「会長!」

薺「風紀委員長の2年Eクラスの紅城あかぎ結菜ゆうなさん!と1年Hクラスの山口朝さん!」

八期「なんだ?ノックもせずに!それでも風紀委員か?」

結菜「なんだとは何ですか?」

八期「礼儀の無い奴の意見は聞きません!」

結菜「どういう事ですか?」

芹「先生に言われてるのよ!『ノックして入らない生徒の意見は聞かなくて良い』って!」

結菜「分かりましたよ!やり直しますよ!」

ドンドン!

結菜「失礼します」

八期「2回はトイレだろ?」

結菜「どっちでも良いじゃないですか?」

八期「それでも風紀委員か?」

結菜「分かりましたよ!やり直しますよ!」

ドンドンドン!

結菜「失礼します!」

八期「何、大きく叩いてんだ!ドアが壊れたらどうする?」

結菜(もう!)

トントントン

結菜「失礼します!」

八期「はい、何の用だ?」

朝「会長!持ち物検査を廃止するとはどういう事ですか?」

結菜「あんた風紀委員に喧嘩売ってる?持ち物検査を失くすとは私達への挑戦状って事ですよね?」

八期「なんだそれ?」

結菜「絶対命令だか、なんだか知りませんが、会長だけの意見だけで、持ち物検査を廃止にすることは止めて欲しいです!」

八期「お前ら、まるで僕が持ち物検査に引っ掛かるのが嫌だから、先生に怒られるのが嫌だからって理由で廃止したって言い草だな!」

結菜「持ち物検査を廃止すると言うことは、そういう事でしょ!誰だって怒られるのは嫌ですから!嫌なら余計なものを持って来なければ良いのです!」

八期「僕が理由もなく廃止なんかするかよ!理由があるから理事長も納得して廃止にしたんだよ!」

朝「では、会長はなぜ持ち物検査を廃止にしたんですか?」

八期「意味が無いからだよ!」

風紀委員「意味がない?」

朝「それはどういう事ですか?」

八期「あんなことやるのに何の意味があるんだよ!意味の無いことやって、誰が得するんだよ!だったら失くした方が良いんだよ!」

結菜「持ち物検査は生徒の風紀の乱れを正すためにあります!生徒が学校に関係の無い物を持ってきてないとか、非行に走ってないとか、それを調べるためにあるのです!それのどこが意味がないと?」

朝「まさか、プライバシーの侵害とか言うんじゃないでしょうね?」

八期「違うよ!じゃあ、仮にお前の鞄の中から煙草とかお酒が入ってたとしよう!」

結菜「そんなの入ってる訳ないじゃないですか!」

八期「例えばの話だよ!僕かよ!」

朝「どういう意味ですか?!」

零「自分も同じ間違いするからよ」

八期「で、仮にお前の鞄の中から煙草とかお酒が入ってたとする!それをお前のじゃないって証明してみろ!」

結菜「そんなの私が『自分のじゃない』って言えば・・・」

八期「そんなんで通じるかよ!そんなので、解決できたら警察も裁判所も無いよ!」

朝「じゃあ、どうすれば?」

八期「だから、廃止するんだよ!」

風紀委員「えっ?」

八期「中に入ってる物全てを自分の所有物とそうでないものを1つ1つ証明できる奴なんて居ねーよ!
それが100%出来るって言うならいくらでも持ち物検査をやって良いよ!確かに生徒の非行を止めたりとかは当たり前だしな!
でも、出来ないのなら持ち物検査なんて何の意味も持たない!」

結菜「どこがですか?」

朝「それに何で100%にこだわるんですか?」

八期「そのせいで、僕はあらぬ疑い受けたんだよ!」

風紀委員「えっ?」

零「2人共、この学校に生徒指導室ってあると思う?」

朝「そりゃ、勿論あるでしょ!学校なんですから!」

結菜「いや、たしか何人かの生徒にメチャクチャに壊されて解散したって言ってたような?」

零「その通りよ!そしてその生徒指導室を壊して、生徒指導を解散させたのが八君、せっちゃん、葉月ちゃん、歩君、金ちゃんそして私を含めたアイドル研究部のメンバー達よ!」

それ以外「ええっ!!!!」

薺「お姉ちゃん達が・・・」

留「生徒指導室を?」

秀喜「壊した?」

結菜「何でそんなことを!」

八期「いらなかったからだよ!喫煙とかやってないのに、勝手に鞄の中に煙草入れられた!それなのにアイツらは未成年喫煙疑って謹慎を言い渡した!
意味分からないから課題を捨てた!そしたらアイツは怒ってきた!そのせいで大事な部活動の大会も無しに成った!その後に真犯人が見つかったよ!何も調べずに犯人扱いする生徒指導なんて生徒指導なんかじゃない!
そんなの要らないだろ?だから壊した!」

結菜「黙って耐えれば良かったのでは?そうすれば大会出れましたよね?」

八期「やってもない罪を認めろって言うのか?ああん?お前らは無実の罪の人間を処罰するのか?ああん?」

結菜「そういう意味では・・・」

八期「どういう意味だよ!」

零『謝って!今のはあなたが悪い!』←カンペを出す

結菜「ごめんなさい、私が間違ってました」

朝「その後大会はどうなったんですか?」

八期「理事長の計らいで出場はしたけど、納得の行く結果には成らなかった!」

結菜「そりゃそうでしょう、喫煙の疑いがかかった学校なんですから!」

八期「そうだよ!だからだよ!なんか運営から審査員特別賞貰ったけど、そんなの、低い点数付けたら文句言われるからって言う措置って、後で感じたよ!審査員信じられなかったよ!生徒指導のあの適当な疑いが無かったら、変な結果に成らなかったんだ!だったらそんな生徒指導も持ち物検査も要らないだろ!
言ってみろよ!持ち物検査の何が意味があるんだ!」

風紀委員「・・・」

八期「無いだろ!自分の身に覚えの無い物非行的な物が合っただけで疑われて、酷い目に合って冤罪で怒られて、大切なものを失って、そこに何の意味がある!
言ってみろ!それでもやると言うのならお前らなんか矯正学校に飛ばすぞ!」

薺「ええっ!!!!」

芹「それはどういう罪?」

八期「冤罪で人を陥れる行為はいじめだ!だからそれを提案する、いや、それを勧める行為事態、人の事を考えられない、人の心なんか持たない最低な人間だ!」

朝「そんなの屁理屈ですよ!」

零「待って!八君にとっては最大のトラウマだから、怒りのピークが達してこんなことを言うの!」

秀喜「つまり、持ち物検査を完全否定してるのか?」

零「うん、それで冤罪受けたら仕方無いよ!」

薺「確かに、自分の所有物と証明するって難しいですよね?」

芹「それに名誉と他にも大切なものが失くなり人間不振までなったらこうなるのも無理無いわ!」

葉月「ただ、八期が言いたいのは、持ち物検査で中身を全部、自分の私物かそうでないものかを正しく正確に分けられる事が出来るか、って事なんだよね?
出来るのであれば持ち物検査認めるんだろ?なあ?」

八期「うん!100%!」

結菜「100%なんて無理ですよ!」

八期「だったら持ち物検査なんか2度とやるな!提案するな!」

朝「何で100%何ですか?無理があります!」

八期「はあ?お前ら疑われても良いのか?それで犯罪者扱いされて、いじめられて、世間から冷たい目で見られたいのか?そこまでそんなどん底に落ちたいのか?変わってるな!」

朝「分かりました!持ち物検査は今後一切しません!」

結菜「山口さん、それを認めたらどうやって非行を見付けるんですか!」

八期「現行犯に決まってんだろ!」

秀喜「その基準は?中に入ってるだけじゃ、持ち物検査のように確認出来ないよな?」

結菜「そうですよ!」

八期「酒なら、開けて口付けた瞬間!煙草なら火を付けた瞬間だよ!」

薺「それ、確実ではありますが、終わってます!阻止することが大事なんですけど・・・」

八期「現行犯ってそんなもんだろ?そんな奴いくらでも捕まってくれた方が良いよ!」

薺「それで良いんですか?」

八期「そんなことより冤罪を失くすことが先決だ!罪の無い人が疑われて処罰なんて溜まったもんじゃない!」

芹「そうだけど・・・」

朝「ドラッグは?」

八期「薬を飲むのなら、あらかじめ担任か職員室の先生に許可取ればば良いんだよ!関係の無い薬と許可を取ってない薬を持ってきたら処罰すれば良いだけさ!」

零「ドラッグはそれが良いわね!」

八期「分かったな!そんなに持ち物検査をやりたいのなら誰も疑われない状況を作ってから言え!そしたら考えてやる!」

風紀委員「はい・・・、失礼しました・・・」

風紀委員の2人は黙って帰るしか無かった。

Re: ナンバーズ8 ( No.302 )
日時: 2022/12/12 22:37
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

300話・8メンバーのメンバーカラー
部室
八姫「は~い、今日もライブの会議ね、何か意見ある人?」

八期「はい!」

八姫「あんたから意見なんて珍しいわね!何?」

八期「グループでやってるけど個性出したいなあと思って・・・」

八姫「どういう意味?何がなんでもしたいの?」

八期「衣装をバラバラにするとか、イメージカラーを付けるとか?」

芹「衣装をバラバラ?あんたどういうつもり?」

青奈「まさか、舞台の上で脱がすの?」

芹「この、変態!」

町子「イメージカラーって言ってるんだから、各々の担当の色を目立たせる衣装を作ろうってことじゃないの?」

零「どっちが変態よ!」

希「成る程、私達各個人のイメージカラーか!作ってみようよ!」

子「イメージというかメンバーカラーだね!」

愛海「私は何が似合ってるかな?」

秀喜「俺は青が良いなあ!」

ヘンゼル「ああ、俺が狙ってたのに!」

歩「うちは赤かな?」

八期「絶対命令!レディファースト!」

男性陣「ええっ!!!!」

八期「だって、女子中心のグループなんだから、先に女性陣から決めて、僕らが合わせる!」

青奈「ありがとうね!」

零「私達から選んで良いの?」

八期「定番の色とかは女性陣の方が良いかなあって!」

理珠「ですが、色にも色々ありまして、微妙な色もありますよ!」

八期「誰が見てもハッキリした色ね!濃さは3段階くらいまで!」

全員「は~い!」

八期「後、僕の独断と偏見入れます!」

葉月「絶対命令で良いじゃん!」

希「基本が相手の判断のため・・・」

八姫「じゃあ、八期?私は何色が似合う?」

八期「八姫ちゃんは黄色だね!」

零「私も思う!」

全員「私も(俺も!)」

八姫「まあ、皆が言うなら・・・」

芹「私は赤がいいなあ!」

町子「あっ!私も赤がいい!」

希「他に赤がいい人?」

シーン!

零「八君的にはどっち?」

八期「僕的には赤は芹ちゃん!」

芹「よし!」

町子「私は?」

八期「赤は赤でも濃い赤の紅!」

町子「微妙過ぎない?」

八期「濃けば濃い程似合ってますよ!」

町子「分かった!」

八期「じゃあ、次は青がいい人!」

希「はい!」

零「はい!」

青奈「はい!」

愛海「はい!」

希「年功序列よ!最年長に譲りなさい!」

零「私が理事長なんですから、偉い人に譲るべきです!」

青奈「私、青奈、青って漢字入ってるんだから私が相応しいわよ!」

愛海「私理事長娘よ!」

全員「関係無い!」

子「もう、喧嘩は止めなよ!みっともない!」

八期「正直言うと、僕もやりたい!」

4人「じゃあ、どうぞ!どうぞ!」

芹「普通、逆じゃない?」

八期「自分で言った手前遠慮します!」

愛海「こうなったらじゃん拳よ!」

青奈「ええっ!!!!」

希「待って!八君に決めてもらうってのもあるわよ!絶対命令なんだし!」

零「一応聞きましょう!」

八期「僕的には青は零ちゃん!」

零「やったー!」

3人「そんな!」

希「お姉ちゃんは?」

八期「水色!」

希「分かった!お姉ちゃんは八君が選んでくれた色にするね!」

青奈「私は?」

八期「灰色!グレーかな?」

青奈以外「フフフ!」

八姫「普段、考え方がグレーだから!」

青奈「なんですって!」

愛海「私は?」

八期「茶色かな?」

愛海「ブラウンか、悪くはないね!」

八期「他の皆は?候補ある?」

結「私は杏!」

平江「私は檸檬色がいいです!」

グレーテル「黒ってダメかな?」

町子「良いんじゃない?黒だって色の仲間だし、真っ黒とかじゃなくて輝かしい黒だったら綺麗に見えるかも!」

葉月「私は緑よりは黄緑だわ!」

希「子はどうする?」

子「私!私は朱色!まっちゃんやせっちゃんに近いけど・・・」

八期「良いんじゃない?」

希「私も思う!金は?」

金「やっぱり金かな?かなだし・・・」

八期「ああ、僕ら男で金・銀・銅やりたかったのに!」

金「そんなに言うなら譲るわよ!」

八期「やったー!」

秀喜「俺達で、金・銀・銅か!」

ヘンゼル「男は輝く存在ってことか?」

八期「青がダメなら金が良いなあって!」 

全員「お前(あんた・君)が金かい!」

零「まあ、そこはリーダーだし!」

希「どっしり構えるなら金が似合ってるよ!」

平江「私も先輩は金額似合います!」

八姫「言っとくけど、部長私だから!」

町子「それでちーちゃんはどうする?」

子「うーん、山吹色かな?光り物は男子に任せるよ!」

歩「うちらはどうしよう?」

渚「何が似合ってる?」

八期「紫系かな?」

歩「紫系か・・・」

理珠「私は?」

八期「紫!」

歩・渚「そのまま?」

恵「私はどうかな?」

八期「将吾も紫系かな?」

恵「俺は逢坂恵だ!」

グレーテル「一人称戻ってるぞ!」

恵「私は逢坂恵なんだからね!」

ヘンゼル「LGBTメンバーは紫系かよ!」

秀喜「具体的には何色だ?」

八期「紺とか藍色とか、菫とか・・・」

歩「じゃあ、私が菫!」

恵「俺が藍!」

グレーテル「だから一人称戻ってるぞ!」

渚「私は残った紺でもいいよ!どれでも良かったし!」

秀喜「八期?俺とヘンゼル先輩だとどっちが銀だ?」

ヘンゼル「おお、言ってくれよ!」

八期「そりゃもちろん、秀喜が銀!」

秀喜「ヨッシャー!」

ヘンゼル「何でだよ!」

八期「銀ってナンバー2ってイメージだし、何より秀喜って相棒とか似合ってそうだなって!」

秀喜「うーん、まあ悪くない!良いだろう!」

ナンバーズ8のメンバーカラー
八期→金

八姫→黄色

子→朱色

グレーテル→黒

芹→赤

零→青

希→水色

青奈→灰色

愛海→茶

金→山吹色

葉月→黄緑

町子→紅

平江→檸檬

結→杏

歩→菫

渚→紺

恵(将吾)→藍色

理珠→紫

秀喜→銀

ヘンゼル→銅

こうして各メンバーカラーは決まった!
しかし

結「これ何色?」

恵「絶対赤と紅の見分け難しいだろ!」

愛海「これをこの色1色に?」

八期「出来ない?」

愛海「全身スーツじゃないんだから!」

八姫「あんたフォーメーションってどうやって決めてる?」

八期「自分の中の仲良さそうな人を離す感じ、言わば位置が鏡みたいな・・・」

葉月「この色だと見映え悪いだろ?」

八期「見映えより、相性の良さを推す!」

逆に揉めることが増えた。

Re: ナンバーズ8 ( No.303 )
日時: 2022/12/14 01:06
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

301話・調理実習の条件
生徒会室
八期「今日は目安箱でも見るか!」

ドバー!

零「多いね!」

芹「ええっと、何々?『女子の体操服をブルマ』に?はあ?」

葉月「これには『ノーパン登校』ってあるぞ!」

秀喜「こっちは『宿題やテスト失くせ』だってよ!」

歩「付け足しで『せめて長期休みに!』だって!」

八期「呆れた物ばっかりだな!」

留「ここぞとばかりに、下心丸出しのお願い出してきますね!」

理珠「ある意味これも絶対命令の悪用ですね!」

八期「間接的にね!理珠筆跡鑑定して先生に報告!」

理珠「分かりました!」

八期「たく、人の絶対命令をなんだと思ってんだ!」

零「ごもっとも!」

八期「こんなの絶対採用しないからな!」

秀喜「心の中ではやってやろうとか思ってたり?」

八期「絶対無い!たく、ブルマの何が良いんだ!後、女子の主張ならともかく・・・」

芹「女子の主張だったら承認してたの?」

八期「アンケートとって半数以上だったら承認してた!何が何だか分からないし!」

薺「まあ、普通ですね・・・、(絶対命令としては普通じゃないけど・・・、まあいっか!だけど、つくづく自分が情けない・・・)」

八期「ん?何だ!?ええっと、『調理実習を復活して欲しい』?」

留「やっと真面な主張が出てきたじゃないですか!それを解決しましょう!私、6年生に上がって調理実習が無かったことが納得いかなかったんです!復活して下さい!」

八期「そうだな、早速理事長に相談しに・・・」

香「あんた、2年前の事忘れてない?」

八期「えっ?先生何ですか?」

香「2年前の事覚えてないの?」

八期「えっ?ええっと・・・」

秀喜「ああ、合ったな!お前のせいで家庭科室が半壊仕掛けた!」

芹「そう聞いてるわよ!しかも当時の家庭科の先生クビになってるし!」

薺「あなたはどれだけ私達後輩達の学校の楽しみを奪うんですか?!」

八期「知らない!知らない!僕じゃない!」

香「あんたならそう答えるわね、じゃあ、あんたが巻き込まれた話ならどうかしら?」

八期「ええっと・・・」

香「心当たり無い?よく思い出して見なさいよ!役立たず扱い受けて調理実習の輪の中に入れなかったとか!」

八期「あっ!」

香「先を読んで用意したつもりが、余計なお世話となって、否定されたりとか?」

八期「あっ!」

香「それで喧嘩して、火事になりかけたとか・・・」

八期「・・・」

香「危なっかしいから、零と一緒に準備室で私達が見るなかで調理実習のやり直ししたの覚えてない?」

八期「思い出しました!7時まで掛かって晩御飯に成りました!」

香「何も悪くないのに廊下立たされたのに腹を立てて、家庭科の先生をぼこぼこに殴ったことも覚えてないの?」

八期「覚えてます、はっきり覚えてます!」

香「それで先生が再起不能でそのまま退職、家庭科室の半壊が理由で、以降調理実習はどの学年も行われていないと言うか、この学年以降は禁止にされてるのよ!」

全員「ええっ!!!!」

芹「それって金ちゃんの学年は・・・」

金「合ったわね!」

留「良いなあ!」

薺「復活は出来ないのですか?」

香「無理でしょ!そもそも、小5の林間の時も、去年の生徒会合宿の時も、揉めて大変なことに成ってるんだから!」

八期「はい・・・」

零「去年は救急搬送されたもんね!しかも、どっちも仕事取られて何にも出来ない状況に成って・・・」

秀喜「ぶっちゃけ、今の状況とさほど変わらない感じが・・・」

芹「話だけ聞いてたらね!」

葉月「だったら、答えは簡単じゃない?絶対命令で調理実習やれば・・・」

香「それはそれでどうかと思うのよね・・・、ほら本人も気難しそうな顔してるし・・・」

葉月「何が不満何だよ!」

八期「出来る自信が・・・」

葉月「どういう事だよ?」

八期「『早くしろ』とか『遅い』とか『下手』だとか文句言われそうで怖い!」

葉月「そのための調理実習だろ!むしろダメで元々だよ!失敗を恐れてたらいつまで立っても出来るかよ!お前だって分かってるだろ!ローマは1日して成らず!
最初から完璧に出来る奴なんてこの世にいない!
だから、勉強するんだろ?」

八期「はっ、はい!」

香「松下さんの言う通りよ!失敗を恐れてたら何にも始まらないわ!」

八期「でも、周りがいちいちうるさいんですよ!結構文句言ってくるし・・・」

香「ならば、スピードに文句を言ったり、決められた作業はその担当が終わるまで一切やらないと言うルールを付ければ良いわ!そうすれば誰一人手を出すことは出来ない!」

秀喜「後、もうお前班長やったら?班長絶対命令とか!」

八期「えっ?班長との掛け持ちは・・・」

香「班長と被るのは良いわよ!2ヶ月に1回変わる班長だけはやむ終えない時はリーダーの掛け持ち可能なのよ!」

八期「そうなんですか?」

零「はい!」

香「何?零!」

零「八君って、調理実習の前日とか何してる?」

八期「前日の準備の確認」

零「それってエプロン、三角巾、タオルの三点セットの準備だけじゃない?」

八期「うん、そうだけど」

零「それだけじゃダメよ!こうなったら、調理実習前日は私とシュミレーションよ!」

八期「えっ?」

零「だから、調理実習の予習よ!松本先生に頼んで、調理実習の練習をして本番に備えておけば、何をすれば良いのか当日すぐに動けるでしょ!」

香「確かに、それが良いわ!」

零「八君って、慎重派だからいちいち確認するでしょう!それで遅くなる!だったら、前日かその前の日に段取りを確認しておけば当日スムーズに行く!そうすればあなたの心配する周りから遅いと思われる心配はない!」

八期「はい・・・」

香「取り敢えず
・スピードに文句を言わない
・段取りをあらかじめ決めておく
・その担当が終わるまで誰も手を出さない
この三点の対策を理事長に報告して調理実習を復活させましょう!」

零「ただ、八君の班はもう絶対命令入れましょう、あらかじめ入れておかないと、本人もやってられません!」

香「それもそうね!それがコイツのためね!」

理事長室
零「という形で調理実習を復活させてください!」

理「これで前みたいなことには成らない?」

零「分かりません!しかし、少なくとも家庭科室が火事に成るような事案は起きないと思います!そういう最悪な事案だけは絶対起こさせません!」

理「じゃあ、取り敢えずそれで1回やってみましょう!これで家庭科室に大きな傷が付く大惨事となれば2度と調理実習はしないわよ!分かったわね?」

零「はい!」

ところがこの調理実習が原因で新たな対策を講じることに成るとはこの時の零も他のメンバーも知るよしもなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.304 )
日時: 2022/12/19 21:33
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

302話・調理実習プチ事件
理「福井先生お願いしますね!」

福井「分かりました!」

理「くれぐれも絶対命令であることをお忘れ無く!特にあの八期と言う生徒には対応を気を付けて下さい!」

福井「はい」

理「もし、仮に星田先生が止めるような事件に成ればあなたクビですからね!?」

福井「はっ、はい!そんなことの無いように努めます!」

調理実習当日
福井「はい、今日はご飯とオムレツ後豚汁を作ろうと思います!」

全員「ハーイ!」

福井「何度も言いますが、火事に成ったり誰かが怪我するような事は絶対無いように!」

全員「ハーイ!」

福井「本当に!マジで!お願い!私の生活が・・・!」

全員「はい・・・、(色んな先生クビに成ったしな・・・)」

福井「それでは班の班長さん!材料を取りに来て!」

班長達「ハーイ!」

福井「ちゃんとプリントにかいてある通りにやるのよ!分からなかったら先生に聞くのよ!後、前に書いてあるルールの通りよ!」

ホワイトボード
・スピードに文句を言わない
・段取りをあらかじめ決めておく
・その担当が終わるまで誰も手を出さない
・班長絶対命令

福井「後、卵を割るときはちゃんと両手で割りなさい!カッコつけて片手割りして酷いことに成ったら減点だからね!」

全員「ハーイ!」

岡田班
杏「調理実習久しぶり!」

明「でも、班全部絶対命令で大丈夫?」

零「大丈夫!この絶対命令はあくまでも指示についての命令だから、先生には通用しないの!後、Bクラス限定のルール!他のクラスは一切無い!」

杏「他のクラスからクレーム起きそう・・・」

零「さあ、喋ってないで、明ちゃんは野菜を切って!杏ちゃんは卵を割って!」

明「OK!」

杏「零ちゃんの指示的確!」

零「適材適所!明ちゃんは実家が飲食店、杏ちゃんは玉子料理が得意でしょ?」

2人「うんうん」

八期班
八期「さあ、取り敢えずレシピの通りやっていこう!」

男子A「なあ、八期今何をしようとしてる?」

八期「えっ?卵を割ろうとしてるけど?」

男子B「お前、それをどう割ろうとしてる?」

八期「左手で割ろうとしてるけど?」

女子A「止めてよ!減点になるじゃない!」

女子B「そうよ!そうよ!」

男子A「お前みたいな不器用が卵の片手割りなんて出来るか!」

八期「出来るよ!何回もやってる!」

男子B「しかも左手・・・」

男子C「お前、普段どっち利きだよ?」

八期「右!」

女子A「じゃあ、やるならせめて右手でしょ!」

女子B「その前にやるな!減点食らったら・・・」

女子C「皆、班長絶対命令だよ、ましてや生徒会長絶対命令だし・・・」

班員達そうだった・・・

コンコン、パカッ!←左手だけで卵を割る

班員達「ええっ!!!!」

八期「何?」

男子A「お前、左手で卵を割れるのか?」

八期「自信無かったらやらないよ!出来るからやってるんだよ!」

男子B「嘘だろ?」

女子A「卵の片手割りってそんな簡単だったっけ?」

福井「松本君!」

八期「何ですか?」

福井「先生は両手で割るように言ったわよね?」

八期「でも、出来るならやって良いんですよね?失敗したら減点なんですから!」

福井「何で片手で割ったりなんかしたの?」

八期「だって、僕片手でしか卵割れませんから!」

福井「はあ?」

八期「両手割りが難しいんです!だったら簡単な片手割りで良いですよね?」

福井「いやいや、どう考えても片手の方が難しいでしょ!しかもあなた利き手と反対の手で割ってたそうね?」

八期「右寄り、左の方が上手いですから!」

福井「えっ?」

八期「多分、感覚では左だと6割、右だと4割の成功率、両手はそれ未満です」

福井「嘘付かないで!そんなことあり得ないわ!」

八期「じゃあ、やってみて良いですか?各10個ずつ調べさせて下さい」

福井「良いわよ!」

結果
両手・10個中2個がまとも

右手・10個中4個がまとも

左手・10個中6個がまとも

※殻が入ったり、黄身が切れてるものが失敗

福井「嘘でしょ!」

男子A「両手めっちゃ下手くそ!」

男子B「4個もめちゃくちゃじゃねーか!」

男子C「両手割りってこんな難しかったっけ?」

理珠「私が見た感じではわざと失敗した感じには見えません!」

女子A「ってことはコイツ両手割り苦手なの?」

理珠「その通りです」

福井「それでも、ちゃんと両手で割って!」

八期「嫌です!僕は左手で割ればちゃんと割れるんです!でないと殻が入って迷惑掛けます!」

福井「あなたが片手割りする事事態が迷惑なのよ!」

八期「どこがですか?綺麗に割れてる上に、殻も入ってませんよ!」

福井「そうじゃなくて、あなたが左手で綺麗に割るから、皆利き手と反対の手で片手割りをする男子達があちらこちらに・・・」

男子D「ヨッシャー、やってやるぞ!」

グチャ!

男子E「八期でも出来たんだ!俺だって出来る!」

バチャ!

男子F「よ~し!(片手割りはそんなに難しくない!)」

バチャ!

男子F「あれ?もう1回!」

グチャ!

福井「どうにかしてよ!」

八期「僕は知りません!あいつらが勝手にやったことでしょ?それにさっきやったように、僕は左手の方が上手く割れるんです!割りやすいようにやらせてください!」

その後八期の真似をして卵を無駄にした班は八期が試しに割った卵を渡されたのは別の話!
勿論、その後しっかり大幅減点喰らったのは言うまでもない!

班に戻り
男子A「班長で良いのか?」

八期「今は会長じゃない!」

男子A「じゃあ、班長!ここどうすれば良い?」

八期「書いてないの?」

男子A「書いてても分からないから聞いてるんだよ!」

八期「ええっと、これは・・・」

トントントントン・・・

八期「はい!出来た!」

男子A「俺の作業は?」

八期「あっ!ごめん!つい全部やっちゃった!」

男子A「頼むぞ!何の為の絶対命令だよ!」

男子B「おい、班長これはどうするんだ?」

八期「ええっと、これはこれを用意して・・・、こうやって・・・、出来た!」

男子A「完成してるぞ!」

八期「あっ!つい・・・」

男子A「なんかお前が全部やってることになってるぞ!」

女子A「班長!ここなんだけど・・・」

八期「ああ、これは・・・」

しばらくして

八期「ほら、出来た!」

女子A「ありがとう!」

女子C「何で完成してるのよ!」

そして結局・・・
福井「ええっと、この班は・・・」

八期「ほとんど僕が作りました!」←ドヤ顔

福井「やり直し!」

八期「ええっ!!!!何で?」

その後、八期以外の班員が放課後居残り実習をしたとは言うまでもない。

調理実習直後の教室
香「はあー・・・」

理珠「一応、一部始終録ってますよ!」

八期「なぜ?」

香「あんたね、皆で協力するって分かってる?」

八期「勿論です!」

香「じゃあ、何で?1人でやったの?」

八期「それは、やり方を教えようと・・・」

香「それで1から10までやったら意味ないでしょ!」

零「先生、すみません!自信付けさせ過ぎました!」

香「それはそうと、自分でも『その担当が終わるまで誰も手を出さない』ってルール分かってなかった?」

八期「聞かれたので、後先生が忙しそうだったので、自信が合ったから・・・」

香「口で説明出来ないの?」

八期「口より実際にやった方が分かると思って・・・」

香「そう言えばあんた説明下手だったわね!しかも後半あなた達は何もしてなかったじゃない!それはどういう事?」

女子A「だって絶対命令ですよ!」

男子A「コイツの指示を聞かなかったらパワハラでいじめ」

女子B「それで飛ばされた人達を何度も見てきました!」

男子B「ただでさへ、俺達のクラス飛ばされてるのに、絶対命令合ったら怖くて手を出せませんよ!」

八期「でも、僕はレシピ通りやるように・・・」

男子C「レシピの内容が分からなかったんだよ!だから、どうすれば良いのか・・・」

香「絶対命令が仇と成ったか!しかも八期は説明下手だし・・・」

理事長室
零「と言う結果に成りました」

理「別の問題起こってるじゃない!」

零「でも、言われた通り家庭科室に傷一つ付けていません!調理実習の復活をお願いします」

理「それはそうだけど、意味がないじゃない!」

香「理事長!」

理「何?」

香「今回は八期の性格が仇となりました!」

理「何?絶対命令があるから周りが縮こまったってこと?」

香「いえ、絶対命令と言われても、彼が自分から指示をするくらいなら、率先してやることです!」

理「どういう事?」

香「簡単に言うと、彼は指示が下手!そもそも誰かに頼るというか、人に命令をしたこと事態無いのです!」

零「そう言えば、アイ活の時も引っ張るというよりは側で聞いて流されてる感じだったような・・・」

香「そう!八期はよっぽどの事がない限り、指示を、命令をしない!多分、環境とか、反抗されたらどうしようという心配が出てくるのが怖いからだと思います!」

理「絶対命令なのに?」

香「絶対命令だから!人を出来るだけ傷つけないように、その気持ちが先に出て来る分、彼は指示をするくらいなら自分が出来るのであれば自分で解決しようとするのです!理珠が録ってたビデオを見てそう思いました!」

理「じゃあどうするの?」

香「彼に、人に命令をする練習をさせたいのですが・・・」

理「そんなのどうやって?」

香「よっぽどの事がない限り、自分が命令しないと行けない状況を作るのです!」

理「どんな状況よ!」

香「それを相談しに来ました!」

理「そんなのあるわけ無いでしょ!」

香「絶対命令が必ず状況を一緒に考えて下さい!」

ガチャン

楓花「話は聞きました!」

香「松本先生!」

楓花「実行の日は夏休み明けですがよろしいでしょうか?」

全員「えっ?」

果たして夏休み明けにどんな練習があるのか?
それは夏休み明けに成るまで分からない。

Re: ナンバーズ8 ( No.305 )
日時: 2025/07/02 22:40
名前: いくちゃん (ID: FCLyGM6a)

303話・食堂での揉め事
ある日
食堂を使う八期が空いてる席に座ると・・・

ガタッ!←とある女子生徒が立ち上がって移動する

八期「おい!」

女子A「何ですか?」

八期「何ですか?じゃねーよ!何移動してんだよ!」

女子A「何ですか?移動なんて私の勝手ですよね?」

八期「食べ終わっても無いのにか?」

女子A「頼みすぎたんですよ!」

八期「嘘を付くな!」

女子A「あの、退いてくれません!」

八期「ヤダ!」

女子B「どうしたの?若稲わかな

若稲「あっ、円加まどか!助けてよ!この人が私の邪魔を・・・」

円加「あの、退いてもらえますか?」

八期「ヤダ!」

円加「何ですか?」

八期「コイツ(若稲)が確固たる理由を述べた後、僕に謝罪するまで!」

若稲「はあ?何で私があんたなんかに謝らないといけないのよ!」

八期「お前が理不尽に席を移動するからだろ?」

円加「待って下さい!席の移動の何がダメなんですか!ここは食堂なんですから誰だって移動しますよ!」

八期「違う!コイツは僕が近くに座ると、まだ食べ終わってもいないのに、食器一式持って別の所で食べるからだ!」

円加「はい?残す人くらい居ますよ!」

八期「最初はそう思ったよ!だけど、別の場所でちゃんと食べてる!」

円加「そんなの偶然ではないでしょうか?」

八期「偶然じゃない!僕は今日までに6回同じ事されてるんだよ!しかも6回とも全部!しかも、他の生徒ではやらない!コイツは人を差別してるんだ!」

若稲「誰が差別よ!どこで食べたって私の自由じゃない!」

八期「じゃあ、なぜ僕が近くに来ただけで席を変える?それに何の意味がある!」

若稲「いい加減に退きなさいよ!」

八期「ヤダ!この差別女!」

若稲「なんですって!」

円加「あの、やめてあげてください!」

八期「ヤダ!」

若稲「離せ!」

八期「謝れよ!」

円加「やめて下さい!」←八期を引っ張って勢い余って飛ばす

ドン!ガシャン!←食事中の生徒に当たって料理などがひっくり返る

男子A「お前!何するんだ!」

男子B「俺の昼飯返せ!」

八期「文句はあいつらに言え!僕は知らん!」

円加「若稲、早く逃げて!」

八期「待て!」

円加「ここは行かせません!」

男子C「俺の昼飯返せ!」

ゴン!

八期「何するんだ!」

ドン!

ガシャーン!

食堂のおばちゃん「コラ!喧嘩なら他所でやってくれないか?」

ガチャン!ガシャーン!

八期「止めろ!」

ドン!

男子D「昼飯返せ!」

ガシャーン!

ピー!

香「全員動くな!」

しばらくして

香「夢原さん、一部始終見てたって言ってたけど?」

杏「はい、この子と後もう1人女子生徒が居て、その子と揉めてたそうなんです!それで、この子が引き剥がしたら勢い余って・・・」

香「成る程、あなたお名前は?」

円加「葛城円加ですけど・・・」

香「クラスは?」

円加「1年Eクラスです・・・」

香「後、あなたが逃がした生徒を連れて職員室に来てくれる?」

円加「行かないとダメですか?」

香「この騒動を引き起こさせたのはあなたでしょ?」

円加「えっ?私が!」

香「あなたが八期を勢い余って飛ばしたから、余計な人まで巻き込んだんじゃない!」

円加「分かりました・・・」

香「あんたらも、まあ後ろ向いてたり、ご飯食べてたから気付いてないようだけど、八期は故意でも自らの過失で当たった訳でもないわ!取り敢えずあんたらはレベル1ね!」

4人「ええっ!!!!」

香「ちょっと怒られるだけよ!それくらい我慢しなさい!八期にも謝って!」

4人「ごめんなさい」

香「八期、これで良いわよね?」

八期「はい」

香「さあ、何が合ったのか職員室で聞くわよ!」

職員室
若稲「何で私が悪者なのよ!」

八期「理不尽に立ち去るなんて差別だろ!」

若稲「どこに移動したって私の勝手でしょう!」

八期「何で、僕だけなんだよ!おかしいだろ!」

理「普通に聞くと若稲さんの言う通りだけど・・・」

香「八期の言い分を聞くと、そう思われても仕方ありませんよね!」

若稲「どこで食べてたって良いじゃない!」

八期「だったら、その場で食べとけば良いじゃないか!何で、食べてる途中なのに、僕が来たらわざわざ移動するんだよ!意味分かんないよ!」

若稲「単なる偶然でしょう!」

八期「偶然な訳あるか!僕は6回も同じ事されたんだよ!しかも1度も隣とか行ってないぞ!何の理由がある!」

零「先生、彼女と八君が共に食事をする日の防犯カメラ映像持ってきました!」

理「ありがとう!」

若稲「そんなのあるの?!」

愛海「万が一の為に付けといたのよ!それに金銭問題とかもあるしね!」

香「調べて見たら八期の言う通りだったわね!」

若稲「なんですか!絶対命令を持つ生徒会長だからって贔屓するんですか!」

香「だったら、あなたも見る?」

映像を見る

若稲「だから、これはあっちの席の方が良いなあって・・・」

理「別の日の映像を見るとそうでもないし、ましてや日によってバラバラに座ってるし・・・」

若稲「そうそう、同じ席に座れることなんてありませんよ!」

香「そうよね?じゃあ、なぜ八期の時だけ露骨に避けるの?」

若稲「えっ?」

香「あなたが食堂で食事をする姿の映像全て見たけど、移動する時は全て八期が斜めに座ってる時のみだったわ!それはどういう事かしら?」

愛海「客観的に見ても、これは露骨に避けてると捉えられてもおかしくないわよね?」

零「さあ、どんな言い訳があるの?」

若稲「不快だったから・・・」

全員「はっ?」

若稲「不快だったんですよ!ラーメンの残り汁の中にご飯入れて混ぜたりとか・・・、たまにアイスをペロペロ舐めてるのが気持ち悪かったんです!だから避けてたんです」

八期「ハアッ?お前は何を言ってるんだ?」

若稲「私、クチャラーとか本来とは別の食べ方している人とかアイスを舐めてる人が許せないんです!」

円加「若稲はそういうのに敏感なんです!」

八期「意味が分かんない!」

円加「クチャラーに困ってる人が世の中には沢山居るんです!」

香「八期、今回は許してやりなさい!」

八期「ヤダ!レベル5!コイツは人を差別した!」

香「確かに彼女が過剰反応し過ぎたけど・・・」

八期「だって、そんな文句が通るなら、僕にこれから『物を噛んで食べるな!』って言ってるんだぞ!お前がやってみろよ!」

円加「ですから、食べる時の咀嚼音が気になるってことで・・・」

八期「食べ物食べたら音くらい出るわ!じゃあ、逆に音の出ない食べ物言ってみろ?」

零「プリンとかアイスクリームは?」

八期「それは柔らかいからじゃん!大体の食べ物は固いよ!それに汁物だって飲む時には多少音くらい出るよ!その音を出さない方が難しいわ!」

香「じゃあ、あんたは隣で咀嚼音聞かされたり、アイスをペロペロ舐めたり、変わった食べ方してる人見たらどう思う?」

八期「えっ?噛んだら音出るのは当たり前だし、考えたこともありません!
   アイス舐めるのなんか他にもやってる人沢山居るし!自分だけ責められるのはおかしいじゃないですか!
   ましてや本来と変わった食べ方なんて、有名人でもやってれば、料理人だってやってますよ!」

円加「ハア?どこで?」

八期「知らねえのか?新しい物を作るためには、常識から掛け離すやり方をしなければ新しいものは生まれないんだよ!それが変な食べ方とか言うなら、お前は料理人を貶している!」

香「それは言いすぎよ!」

八期「食べ方なんてその人の自由だろ?」

零「お願い!彼女を許してあげて!差別したのは彼女が悪いけど・・・」

愛海「あなたは気にしなくても、気にする人は沢山居るの!」

八期「ただのバカじゃん!」

愛海「バカって・・・、どう言うこと?」

八期「食べ物噛んだら音くらい出るのは当たり前だろ?
   しかも、先生は『食べ物はよく噛んで食べましょう』って言ってるじゃん!
   それをコイツは『噛むな!飲み込め』って言ってるんだぞ!バカじゃねーか!」

愛海「論点はそこじゃないの!なんて言えば良いのかな・・・」

八期「じゃあ、僕はずっとプリンとかゼリーとか柔らかい物を食えっていうのか?栄養的にアウトだろ!」

零「愛海ちゃん、これは一生分かってくれないと思う」

八期「それにアイス舐めてる人なんて5万と居るわ!僕だけを責めるんじゃねー!ってか舐める人には事情ってものがあるんだよ!」

香「何よ?その事情は?」

八期「噛めないから、噛んだら歯を痛めるから!」

愛海「それ多分、知覚過敏!」

八期「大体どこにアイスは舐めてはいけませんなんて法律あるんだよ?それに全員が全員そのまま噛めると思ったら大間違いだぞ!」

香「取り敢えず、若稲さん、八期に謝って!差別したことを謝って!それはあなたがしてはいけないことよ!」

若稲「会長、差別してごめんなさい」

香「ほら、謝ったんだから許してあげなさい!許すのも人間としての義務よ!」

理「彼女はレベル3で良い?八期会長?」

八期「ハアッ?許す?コイツは当たり前の出来事に文句言ったんだぞ!人として終わってるだろ!」

円加「どう言うことですか?」

八期「食べ物はよく噛みなさいって現象を否定し、アイスは舐めるなと否定、当たり前の事をした人間を避けるとか頭おかしいだろ!」

理「おかしいのはあなたよ!」

八期「僕は当たり前の事を当たり前にしかしてませんが?何でそれで避けられるんですか?」

円加「」

理「円加さん、あなたも友達を助けるにも、まずは相手が何に怒ってるのかを理解するべきよ!分からないなら、先生呼んでいいから!そこはあなたが気を付けることよ!」

若稲「もう良いです!私この学校辞めます!」

円加「若稲?」

若稲「私が出ていけば丸く収まるんですよね?全て私の過剰反応だった!私の常識が間違ってた!それで良いですよ!」

円加「若稲、ダメだよ!」

八期「その通りだろ?」

円加「何を言ってるんですか?」

八期「当たり前の事を、生理現象として出る音を出して何が悪い!皆やるんだし、こんなこと当たり前なんだよ!それを分からず文句言う方が頭おかしいんだ!お前なんてレベル5だ!」

円加「そんな!」

理「待ちなさい!それは認めないわ!」

八期「なんでですか?」

理「彼女を一方的に悪い人と認定するのは私としては認めたくないわ!これを認めると、彼女と同じ境遇の人が救えなくなる!」

八期「でも咀嚼音なんて生理現象ですよ!直せと言われてどう直せと?」

理「あなたには一生理解できなくても、咀嚼音1つで不快だと思う人は一定数居るの!
  だから、彼女がこの学校から離れると言うのなら、私の知り合いの学校に転校する形で置かせて!
  その方が彼女の為にも成るわ!」

香「確かに、あんたの言う通り、オリジナルな食べ方をする人もいれば、それが新たな料理に成ることもあるし、
  アイスを舐めないと食べられない人も居る!
  だけど、中にはそれが不快だと思う人も一定数居るってことだけは分かって!」

八期「分かりません!何が不快であるのか?何がダメなのか?いちいち文句言う方が悪いんでしょ?」

香「と言う事らしいから、円加さんうちの生徒会長は多様性重視してるようだから、よっぽど食べ物を粗末にするような行為以外の時は何も言わずに目を瞑ってあげて!それを行っているのは生徒会長だけだとは限らないから!」

円加「はい、すみません!分かりました!」←いじめレベル1

結局、若稲は理事長の計らいで別の学校へ転校することになった。

後輩達が帰った後

香「はあ~・・・」

愛海「どうしたんですか?」

香「いや、だって今まで色んな食堂壊してきたけど、学校の食堂まで壊すとは・・・」

理「本当!2週間後の旅行に向けて先が思いやられるわ!今年は何事もなく終えてきてよね!」

香「それが出来たら苦労しませんよ!ましてや、本校だけでなく他校まで来たらもうお手上げですよ!」

零「それよりも、旅館選びはどうなっていますか?」

理「難航中よ!食堂だけでなく、お風呂まで事件が起きてたら・・・」

香「それですよね!」

果たして旅館選びはどうなるのか?
それはまた次回!そんな旅行の対策会議が生徒会で行われる。


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