二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.285 )
日時: 2022/10/31 22:02
名前: いくちゃん (ID: r5VGwxxq)

283話・新メンバーは性転換した8の憧れの男子?
?「失礼します!」

八姫「はい!私がこの部の部長だけど・・・」

?「私、このアイドル研究部に入部しようと・・・」

八姫「先に言っておくけど、名誉会長絶対命令だけどそれで良い?」

?「はい!大丈夫です!」

八姫「そう言えばお名前は?」

?「2年Fクラス逢坂恵です!」

八姫「恵ちゃんって言うんだ・・・(その割にはやけに声が低いけど・・・)」

しばらくして
秀喜「よ~し、今日も練習頑張るぞ!」

八期「オオッ!」

零「男子達、気合い入ってる!」

ガラガラ

恵「オオッ!待ってたよ!」

八期「誰?」

八姫「新入部員、絶対命令でも大丈夫だって!」

恵「久しぶりだなぁ八期!秀喜!」

秀喜「えっ?どこかで会った?」

八期「誰だか分かんない!」

恵「ほら、小3の時だよ!覚えてないか?」

秀喜「えっ?お前どうした!」

八期「分かったの?」

秀喜「お前、同じクラスだっただろ!その時はまだ8クラス合って、俺2クラス隣の教室だったから!それにいじめられて逃げる時、いつもコイツに助けられたり、俺のクラスに来てただろ!」

八期「全然、分かんない!」

秀喜「ほら、お前の憧れの!」

八期「松居君!」

恵「そうだよ!やっと思い出したか、松居だよ!松居将吾だよ!」

理珠「私もよく覚えてます!夏休み明け以降、八期はよく松居にくっつく感じに隣にいました!それはまるで同性愛に目覚めた人のように・・・」

八期「いや、憧れだから!」

歩「この人が八期の憧れの人!」

八期「まあ、頭良くて常識人って感じに見てた!」

八姫「ふーん!」

希「そうなんだ!」

芹「まあ、同性でも憧れを感じて好きになる事ってあるわよね!」

零「せっちゃんもあるの?」

芹「ええっ、私は零が憧れかな!」

零「ありがとう!」

町子「私は希ちゃん!」

希「ありがとう!」

八期「それより何でそんな姿に?」

恵「フフフ、今の俺は逢坂恵!性転換したのさ!」

秀喜「お前、まさか!」

恵「取ったよ!」

全員「ええっ!!!!!!」

八期「何を?」

バターン!

秀喜「そこは分かれ!男のシンボルだよ!」

八期「ええっ!!!!!!何で?」

恵「正直、男に飽きた!いや辞めたと言った方がいいか!」

八期「どうして辞めちゃったの?あんなモテてたのに?」

恵「モテるのも良いことばかりじゃないんだぞ!毎日毎日家に沢山の女子達が群がって!母さんも鬱になってしまうし・・・、父さんなんて元々娘が欲しかったとか言ってよ!それが毎日続いたから嫌になって・・・」

秀喜「よくそんな金合ったな!」

恵「親戚のおじさんがそういった手術をしていて・・・」

子「いつ頃から性別を変えたの?」

恵「2年に上がる前です、女子達の黄色い歓声がうるさかったので・・・」

秀喜「お前、陸上部入ってなかったか?」

恵「色々合って辞めたよ!じゃなきゃここに来ないよ!」

子「成る程、性別を変えたからこその差別ね!元々が男だと、女子達から元が男と意識され、男子達からは距離を置かれるか浮いた感じに別物扱いってとこかしら?」

恵「はい!その通りです!」

芹「でも、何でこの部活なんかに?」

恵「切っ掛けは歩に誘われたんです!」

八期「歩が?」

零「歩君?」

歩「うん!先月位から『性転換したら周りからの目が怖い』って相談受けて、それで私のインターセックスの事や、うちの部活にはLGBTの子達が居るし、そういった人を差別しないように勉強しながら部活動をやってるって話したの!」

恵「それで、この間のライブを見て、八期を見つけたり、歩から聞いてたLGBTの人達の歌ってる歌詞を聞いて、自分の姿に悩んだり、自分なりの主張を歌に込めてるのを見て、そしてそれを一緒に共にするこのグループが素敵だと思って、ここなら自分なりに生きていけると思って!」

愛海「成る程!」

グレーテル「確かに、俺もその1人だからな!ただ、悪く言われたことは無いが・・・」

恵「君もか?」

グレーテル「言っとくが、俺は女だ!ちょっとした性同一性障害だ!だが、うちのリーダーは俺を女として見てくれる!」

恵「じゃあ理解がふか・・・」

零「いや、そこまで!男子関係になると途端に理解できない!」

八期「間違った時の恥ずかしさが腹立つ!」

秀喜「まあ、言いたい気持ちは分かる!可愛い女子かと思ったら、実は男って知ったら凹むよな!」

希「あと、上か下かで言うと下に興味があるから、下に付いてた場合は男って認識なところも理解しきれてないあれなんだよね!」

恵「えっ?あれば男じゃないの?」

葉月「知らないのか?ふたなりって言って、性器を2つ持つ人間の事だよ!心が男ならなんの問題もないが、女だったらたまったもんじゃないぞ!」

子「それこそ差別だよね!性器だけで性別を決めるなんて!」

町子「一般的に年が上を行く人はある程度慣れてるけど、若い人は慣れてない人も多いよね!トイレは個室があるからいいんだけど、お風呂となると大揉めね」

愛海「そこの理解がされてないから性の問題は解決しないのよね!」

恵「話変わるけど、八期、今の俺はどう思う?」

八期「正直、嫌だ!だった憧れの人が性転換はビックリだよ!変わるなら髪型だけが良かった!」

恵「つまり、俺みたいな人と一緒に居たいとか、結婚とかは?」

八期「僕は普通の女の子と結婚したい!」

希「正直でこう言うタイプです!」

恵「まあ、あまり期待はしてなかったけど、実際言われるとやや傷付くな・・・」

渚「ただ、世間一般だとそれが普通なんですよね?」

歩「確かに!でも私はそれを自分で覆したいとは思うね」

恵「歩?」

歩「アイドルをしつつグループ内恋愛とかで、私が八期君と付き合ってるって記事が流れて、私は元々男の子ですって、なって皆に驚かれ、でもお互いが好き同士なら同性でもいいんだ!どんな同性の形や異性でも元男子とか、ちょっと変わった女の子でも、愛してくれる人が居るって事を伝えるために!」

恵「凄い野望だな!」

渚「私そこまでポジティブに成れない!」

歩「行動あるのみだよ!むしろ、最初は友達すら拒否老としてたし!」

渚「えっ?」

恵「マジで?」

八期「ごめんなさい」

秀喜「いくら苦手でもダメだろ!同じ人間だぞ!」

八期「なんか慣れない、分かっていても・・・」

芹「それは私も!やっぱ下見て決めちゃうことってあるよね!」

子「だからこそ私達は、一緒に過ごすなかでLGBTについて学ばないといけないの!そもそもそういった人の多くは望んで成ったものではないんだから!」

町子「その勉強が難しいのよね、主観的意見と客観的意見を同時に考えても、どう言えば相手を傷付けない言い方や行動を出来るかが難しくて・・・」

八姫「八期自身の見方としては?」

八期「ごめん、ほぼ男子と言う認識で並べ方を工夫している!ただ、状況によって女子と言う認識で並べたりもする!」

香「まあ、最終的な事を言うとお互いの許容範囲ね!どこまで許せるか?これだけは許したくないとか、人によってはどっちでも良いって人も居るし、慣れてる人もいる!皆はどう?」

恵「まあ、間違えても当然とは思ってますが、一番気にするのは合宿などのお風呂ですね!」

渚「私も!」

歩「そこで揉めないのであれば、どっちの認識でも・・・」

香「その辺は大丈夫!」

零「何でですか?」

香「色々合って、混浴になると思うから!」

全員(一部除く)「ええっ!!!!!!嫌だ!」

秀喜「お前も叫ぶのかよ!」

八期「だって、混浴は避けられないのですか?」

香「自分で今までの旅行振り返ってみなさいよ!」

グーの根も出なかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.286 )
日時: 2022/11/01 23:15
名前: いくちゃん (ID: tAwbt3.x)

284話・ニックネームを作ろう
希「あっ、前話そうって言って保留に成ってたんだけど・・・」

町子「先輩禁止の話ですか?」

希「そう、それ!」

八期「どこかのアニメであったね!別シリーズでは1人だけさん付けに悩んでた先輩が居たな・・・」

希「私達先輩はさあ、結構年の離れた子が居るからちゃんとか呼び捨てやニックネームとか読んでたりするけど、特に平ちゃんや結ちゃんと言った最年少コンビがよそよそしいから、それをフォーメーション確認とかで感じて欲しくないんだよね!」

子「それは私も思った!私達みたいな大きな先輩相手だと、小学生の2人ってだんまりしてると言うか、言いにくそうにしてると言うか・・・」

青奈「輪に入れない八期君みたいに、言いにくそうにしてるもんね!」

結「そうですか?」←現小4

平江「希お姉さんとかではないのですが、八姫さんが何回か有無を言わせてくれない時が合って、そのイメージが付いて・・・」

青奈「やっぱ八期に変わって良かったかも!」

芹「確かに、八姫だと勝つことにこだわりすぎて、『園児のお遊戯じゃないんだから!』って台詞が口癖か!って思ってたくらいだよ!」

八姫「そんな言う?」

八期「言わなきゃ、今頃リーダー変わらん!」

八姫「部長は変わってないから!」

子「それだけじゃないんじゃない?LGBTの子も居るから・・・、認識の違いでその人に失礼か、傷付けることに成るよ!」

愛海「ニックネーム付けるにも、今ではそのあだ名がいじめに成る可能性も有り得るから!」

八期「僕はニックネームなら、名字か名前をもじった呼び方、例えば名字か名前の頭の文字を使った・・・」

希「いるよね!あから始まる人は『あっちゃん』とか『あーちゃん』、『あーたん』とか!それで行くと子ちゃんは『ちーちゃん』なんてどう?」

子「初めて呼ばれたわ!」

芹「私はなぜか『せっちゃん』なんだよね・・・」

八期「じゃあ、葉月ちゃんは『はーちゃん』とか?」

葉月「はあ?」←複雑

零「呼べる?」

八期「呼ばないと思う・・・」

葉月「別にいいけど・・・」

町子「ねえ、ファンサービスの愛称とかどう?名のあるアイドルグループだって、愛称となるニックネームで挨拶してるし!それぞれのニックネームを考えようよ!」

八姫「考えるって・・・」

グレーテル「恥ずかしくないか?」

町子「でも、名前で覚えもらうよりはニックネームの方が覚えやすくない?」

青奈「私、○○ことって自己紹介したい!」

零「まあ、まずせっちゃんとまっちゃんは出来てるでしょ!」

結「平江はヨッシーがあります!」

平江「せめてよっちゃんが良い!ヨッシーじゃゲームの緑の生き物じゃん!」

結「よっちゃんだと、お菓子のキャラクターじゃん!変わんないわよ!」

八期「グレーテルはそのままで良いんじゃない?」

グレーテル「何でだよ!」

八期「ヘンゼルの後か一緒に自己紹介して『ヘンゼルとグレーテルの妹の方、グレーテルです』って!」

希「確かに、グレーテルちゃんはニックネーム作りにくいもんね!後、零ちゃんも!」

零「そうですね、れちゃんなんておかしいですし、発音しにくいし・・・」

八期「グレーテルの後に自己紹介すれば?『グレーテルとは腹違いの姉妹』なんて・・・」

子「会場騒つくわよ!」

愛海「いや、騒つく要素てんこ盛り!」

零「田中はどうする?」

八期「ヒデなんてどう?」

秀喜「芸人か!」

八期「いや、西城秀樹さんを想像して言ったんだけど・・・」

秀喜「だったら、物真似とかしてみようかな?」

希「それ、コール・アンド・レスポンス!」

秀喜「松居はどうする?」

恵「逢坂恵だよ!私は、めぐみんって呼ばれたい!」

秀喜「その声質でめぐみんはどうかと思うぞ!」

八期「うん・・・」

恵「お前ら殺すぞ!」

歩「恵ちゃん、恵ちゃん、可愛い女の子はそんな物騒な事は言わないよ!」

渚「完全に二重人格ね」

八姫「渚ちゃんは遠山渚だからとおちゃんとか?」

渚「お父さんって言われて嫌だ!」

八姫「だよね」

八期「なーさんとか?」

渚「猫じゃないんだから!」

希「たまごっちみたいに渚っち!なんてどう?」

渚「それが1番マシですね!それで良いですよ!」

八期「結ちゃんはゆーちゃんなんてどう?」

結「普通に『ゆう』と言う名前の人が居るのでややこしいので却下です!」

平江「私はゆいゆいって呼んでたりします!」

八期「成る程!じゃあゆいゆい!」

零「八君はそのまま八君だよね?」

八期「それでいいよ!じゃあ八姫ちゃんは八ちゃんとか?」

八姫「嫌だ!」

希「じゃあ、何が良い?」

八姫「かっきーとか?」

全員「かっきー?」

八期「まあ、八姫ちゃんが呼んで欲しいなら・・・」

零「否定はしないよ!」

八姫「これしか思い付かなかったの!」

愛海「私はどうしよう?歩君と一文字違いだし・・・」

歩「私、あまり君呼びは・・・」

希「歩と愛海だから、あゆゆとかあゆちゃんとか・・・」

愛海「じゃあ、歩君があゆゆで私があゆちゃんで!歩君はそれで良い?」

歩「あゆゆ、良いですね!ありがとうございます!」

青奈「そう言えば私は?」

八期「はるはるは?」

青奈「それ、名字も含めてはるがないと意味ないじゃん!」

八姫「じゃあ、青奈のなを崩して、はるにゃとかどう?」

青奈「はるにゃ、良いかも!」

八姫(皮肉のつもりが!)

グレーテル「金はどうする?」

金「私?私は周りからきんちゃんって呼ばれてる!それでいいよ!」

八期「OK、後は、希お姉ちゃんだけだね!」

希「私は勿論、新幹線希よ!」

子「いや、長いし、語呂悪いし・・・」

八期「希お姉ちゃんだから、のぞねー!」

希「弟妹に呼ばれてる!」

八姫「伸ばしてのぞみー!」

希「そのまんまじゃない!」

青奈「のぞミールとか?」

希「そんな芸能人居た!」

零「のぞみんなんてどうですか?」

希「良いかも!」

結果(ニックネームが付いた人のみ)
希→のぞみん

子→ちーちゃん

青奈→はるにゃ

愛海→あゆちゃん

町子→まっちゃん

かなきんちゃん

八期→八君

八姫→カッキー

葉月→はーちゃん

歩→あゆゆ

秀喜→ヒデ

渚→渚っち

恵→めぐみん

芹→せっちゃん

平江→よっちゃん

結→ゆいゆい

希「まあ、ニックネームは決まったけど、直ぐには呼べないよね?」

愛海「抵抗ある人とと無い人も居るしね!」

八期「僕、希お姉ちゃんって呼び方は直せないと思う」

希「お姉ちゃんはそのままであって欲しい!」

零「そうなると希ちゃんの呼び方がお姉ちゃんと2つの呼び方に成ります!」

希「私はお姉ちゃんでも構わないよ!このチームの最年長だし、家でも1番上のお姉ちゃんだし!」

子「ただニックネームは呼べる人は呼んで、基本はさんや君付けなしってルールにしたら?」

町子「それが1番よね!名字呼びもなし!呼び捨てはあり!」

八期「あくまでメンバー間!」

全員「それは異議なし!」

こうしてメンバー間でのニックネームが決まった。
ただ慣れるのには個人差が掛かる。

Re: ナンバーズ8 ( No.287 )
日時: 2022/11/04 21:57
名前: いくちゃん (ID: tAwbt3.x)

285話・変な噂があちこちに
2年Aクラス
八姫「おはよう!」

芹「おはようございます!」

八姫・芹(えっ?何の視線?)

2年Eクラス
葉月「おはよう!」

日向「森田さん!」

金「どうしました?」

乃愛「あなた、姫を裏切るつもりでは無いですよね?」

金「はい?」

2年Bクラス
零「おはよう!」

八期「おはよう!」

ヒューヒュー!

八期「何?」

秀喜「大変だ、お前変な噂たってるぞ!」

八期「えっ?」

明「ねえ、八期って零と何年付き合ってるの?」

杏「明ちゃん!」

八期「ええっと・・・」

零「小4で知り合ったから今で5年目かな?」

全員「ええっ!!!!!!」

零「何?」

明日香「零ちゃん、練習とかじゃなくて恋愛の方で!」

八期「いやいや、付き合ってはいない!むしろ面倒見て貰ってる!迷惑掛けっぱなし!」

零(そういう風に思ってたんだ!嬉しいけど複雑・・・)

香「はい!全員席に座って!後変な噂を流さない!自分が知られたくない情報流されても良い、と言うなら先生が今流すわよ!」

Bクラス「ヒエー!すみませんでした!」

※香は冗談は一切言わないし、ガチでやるので全員逆らえない(八期が間接的に影響してるのもある)
一方
山彦「なあ、希ちゃん!」

希「何山彦?」

山彦「希ちゃんが八期と付き合ってるって本当?」

希「付き合ってるのはアイドル活動だけよ!それ以外は何も!」

山彦「でも、よく一緒に行動してるよな!それに八期とキスしてる所を沢山の人が見てるって言ってたぞ!」

希「あんなもの一種の挨拶よ!外国人とかでは普通だし、毎日やってるし、幼馴染みだし!八君産まれたときから毎日欠かさずやってるし!」

山彦「それは流石に異常だよ!今時いちゃつくカップルでもそんなしないよ!ってかまず産まれてから毎日キスする幼馴染みの男女なんて見たことも聞いたとことも無いって!まさか、そのまま旦那にする気?」

希「するって言ったらどうする?」

山彦「簿貸すな!」

一方
光「子、あんたあの八期と付き合ってるって本当?」

子「その付き合ってるってどっちの意味?」

光「どっちって?」

子「恋愛かそれ以外のサポート的な事か」

光「恋愛!」

子「無いわ!だって6つ下よ!仮に好きに成ってたら私ショタコンじゃない!」

光「いや、大人に成れば6歳差さんてそこまで開いてないよ!それに付き合ってることは事情でしょ!」

子「恋愛じゃない部活動の練習はね!後たまに勉強も!大丈夫何も無いから!」

光「そうだよね、何かあったら家のお姉ちゃんと同じだしね!」

子「どう言うこと?」

光「うちのお姉ちゃんガチのショタコンと言うか、確実に八期を理想の旦那に育てる気満々!」

子(うちの先輩の意外な事実知ってしまった!)

一方
菫「町子!」

町子「あっ、菫ちゃん!どうしたの?」

菫「あんた、八期事好き?」

町子「うん、好きだよ!可愛いし、可哀想だし、守ってあげたい!そんな感じ!」

菫「ガチで?」

町子「うん、あんな弟居たら良かったなって!」

菫「あっ、そう!」

町子「どうしたの?」

菫「何でもない!」

一方
火野花ほのか「青奈、あんたもうヤったって本当?」

青奈「えっ?何の話?」

火野花「中等部の生徒会長とヤったって噂になってるの!」

青奈「ああ、も、も、勿論事実よ!(全然そんな経験無いんだけどね・・・)」

火野花「その年で!いや、ヤる人は、居るは居るけど、早すぎないか?」

青奈「善は急げよ!人を愛するならば、早めに動かないと遅れを出すの!だったら早いに越したことはない!」

火野花「オオッ!スゲー!」

青奈(ヤバ、見栄張っちゃった、まあいっか!)

放課後
グレーテル「はあ、何なんだよ!」

結「私達が先輩と付き合ってるなんて!」

金「しかも、尾びれに背びれ!絶対命令や、元のグループ名『ハーレムヒロインズ』を勘違いして、既成事実作ってるって勘違いされたし・・・」

平江「既成事実とは?」

金「聞かなくて良いわ!」

グレーテル「そっちの方が良いよ!俺なんて、『お前男と付き合ってるの?珍しい!』とか『愛さへあれば同性愛でも結婚出来るよ!』とか言われて・・・、俺は元々女だ!」

歩「それで私達にも!」

渚「私は何も言われなかった!女の子の認識の方が高いから!」

恵「渚は良いなあ、私は男の娘の認識だった!」

歩「一応、私も男の娘なんだけど・・・」

芹「私は質問責めよ!それに沢山の男子から!何もないって言ってるのにしつこいのよ!」

零「せっちゃん人気あるからな・・・」

八姫「ってかこのグループどう思われてるの?」

町子「八期君が支配してるって思われてる!」

八期「何それ!」

葉月「絶対命令なんだから、そうなる方が普通だよ!」

希「それで、今八君はグループのメンバー全員と付き合ってるってことになってんだ!」

子「恋愛的な意味って付け足さないと、中身が全然違ってくるわよ!」

平江「私は先輩と付き合ってるって設定良いですけどね!」

結「印象悪いわよ!何せ、外野から見たら2股処か10股以上してる浮気者だからね!」

八期「何でそうなるのさ!」

希「そうよ!そうよ!モテてるって発想無いのかしら?」

葉月「コイツだとと無理無いか?」

芹「私もそう思う・・・」

八期「確かに・・・」

他(認めた)

香「馬鹿者!」

八期「えっ?星田先生!」

零「先生、何をそんなに怒ってるんですか?」

香「青奈、八期に謝りなさい!」

八期「何?」

青奈「八期、嘘ついて、できちゃった婚したって言ってごめんなさい!」

八期「何それ!?」

希「分かった、青奈が見栄張って八君と既成事実作ったって言いふらしたのね!」 

香「ほぼ正解よ!」

八姫「最低!」

町子「人として最悪!」

愛海「仮にその情報で八君がいじめられたらどう責任取るのよ!」

青奈「だって、好きだからこそ本当になって欲しい願望が・・・」

香「懲りてないわね、軽はずみの嘘が大きな災いをもたらすって、言われてこなかったの?運良く私が居たから止められたけど、下手したらこの学校終わってたわよ!」

メンバー(どんな風になってたんだろ?)

八姫「それで、八期は変な勘違いを受けてるのか!」

子「私だったら、せめて付き合ってるまでね!彼氏彼女として!」

愛海「それが妥当だと思う!」

希「何か止める方法無いかな?」

八姫「八期、私とデートしてみない?」

全員「えっ?ええっ!!!!!!」

Re: ナンバーズ8 ( No.288 )
日時: 2022/11/05 17:56
名前: いくちゃん (ID: tAwbt3.x)

286話・8コンビのデート
八期「・・・」

八姫(なんてこと言っちゃったんだろ・・・)

回想
芹「疑似デート!」

八姫「元々、私は八期の彼女としていたから、付き合ってるって言えば、誤魔化せるかなって・・・」

香「そんな漫画やドラマじゃないんだし・・・」

希「別件なら良いんじゃないかしら?」

全員「えっ?」

希「だって、八君ってインドアでデートとかしたことないでしょ!更に女の子の扱い方も分からないだろうし、やってみること事態は良いんじゃない?」

青奈「だとして、何で八姫なのよ!」

希「本人が名乗り出たんだから!」

回想終わり
八姫(なぜかデートすることに!)

八期「ハァ・・・」

回想
一兄「俺の妹とデート!」

真央「マジで!」

楓花「あんたが!」

一「インドアで女の子はおろか人の気持ちも分からないあんたがデート!」

希「その練習よ!やる価値はあるでしょ!」

二「希ちゃんは何でいる!」

希「面白そうじゃん!」

楓花「はい!」

八期「えっ?これは!」

楓花「明日のデート代!あんたのお小遣いじゃ全然足りないでしょ!足りなかったら自分でね!ちゃんと計算するのよ!」

三氏「デート言うなら・・・」

四美「ちゃんとした格好で行かないとね!」

八期「えっ?」

四美「お姉ちゃん達が清潔な格好に整えてあげる!」

三氏「デートは見た目も大事なんだからな!」

八期「いやいや・・・」

四美「あんた、見た目の判断苦手なんだし、髪型もコーディネートも全部お姉ちゃん達に任せなさい!」

八期「せめて、明日!」

回想終わり

八期「(まあそんなことより)可愛い!」

八姫・黄色中心のコーディネート

八姫「何、ジロジロ見てるの!」

八期「そもそもデートは八姫ちゃんから言ったんじゃん!」

八姫「(ちょっとした冗談と願望だったけど・・・)決定付けさせたのは希さ、じゃなくて希お姉さんでしょ!」

八期「それもアウトじゃない?」

八姫「何でよ!」

八期「お姉さんも他人行儀だし・・・」

八姫「これも先輩禁止?」

八期「どこかで見てるかもしれないよ!」

八姫「そんなはずあるわけ無いでしょ!」

ピコン!

八姫「えっ?」

八期「あっ、僕の借りてる携帯からだ!」

八姫「誰の借りてるの?」

八期「希お姉ちゃん!お母さんは別件で使うからって希お姉ちゃん自ら貸してくれた!」

メールの文面
『先輩禁止!お姉さんも禁止!お姉ちゃんと呼びなさい!』

八姫「怖!どこから見てるのよ!」

八期「じゃあ、早速自転車で・・・」

八姫「どこまで行くの?」

八期「長田!そこまで行けば電車賃が浮く!」

八姫「自転車の駐輪代金は?」

八期「それと比べたらまだ安い方だよ!たく、何で連絡で倍も掛かるのさ!」

八姫「鉄道会社の違いでしょ!」

ピコン!

八姫「メール来てるわよ」

八期「見なくて良いよ」

プルルルル!

八期「はい!もしもし!」

希「鞄のポケット見て!後メールは毎回確認!電話も毎回出る!今日は私の関係者は皆ちーちゃんの電話番号教えてるから!私以外絶対掛けないから、知らない人は全部切って!それじゃ!」

プチッ!

八期「あっ!交通費!」

八姫「完全に読まれてるわね!ってか自分で出しなさいよ!ケチ!」

最寄り駅
八期「どこ行く?」

八姫「決めてないの?」

八期「誘ったのどっち?」

八姫「それでも普通は男がエスコートするのが当たり前でしょ!」

八期「それで、八姫ちゃん自身が楽しめなかったら?」

八姫「あんたサプライズって知らない?」

八期「サプライズは誕生日か結婚報告位の嬉しい行事じゃない限り嫌だよ!」

八姫「あんたラブコメ好きなんだから、想像しながらとかでもやりなさいよ!」

八期「漫画と現実じゃ違うよ!」

ピコン!

『理想のデートと言ったら、おしゃれなカフェでおしゃべりして、一緒に映画館行って、2人で食事して、最後に綺麗な公園を歩いたり、高いところで夜景見たり、明日は日曜だから遅くても大丈夫!』

八期「そうなんだ・・・」

八姫「成る程、これが一般的なデートか!」

ピコン!

『何なら、ホテルで止まりなさいよ!』

ピコン!

『そんなの不純よ!』

ピコン!

『夜9時には帰ってきなさい!』

八姫「何、メールで喧嘩してるのよ!ってかどこで見てるのよ!」

電車が来る

八姫「あっ!来たわよ」

八期「緑じゃないから嫌だ!」

八姫「ええっ、何でよ!何でも良いでしょう!」

八期「オレンジはパチもんだよ!緑なら緑が来て欲しいよ!」

青奈「乗らなくて良かった!」

希「ねえ、言ったでしょ!」

3本目に乗車

芹「結構待ったね!」

子「そんなに緑が好きなの?」

希「本来の色じゃないと嫌なんだって!」

葉月「どんな理由よ!」

先頭車両

八期「オオッ!」

八姫「空いてるんだし、座ったらどうなの?」

隣の車両
希「昔から先頭車両好きだったんだよね」

愛海「男の子だったら当たり前じゃない?」

難波
八期「カフェってどこ?」

八姫「行ったこと無いの?」

八期「無いし、わかんない!」

ピコン!

『コメダ珈琲行ったでしょ!』

八期「あそこカフェだったの!」

八姫「どんだけ知らないのよ!」

ピコン!

『スターバックス行きなさい!』

八期「スターバックスだって!」

八姫「正直ね、少しは誤魔化したらどうなの?」

八期「メールの音してるのに誤魔化せないよ!あっ!」←左手を引っ張る

八姫「いきなり何するのよ!」

八期「この施設がどれだけ広くて人が多いこと分かって言ってる?離れないように手を繋がないと!」

八姫「それも、そっか!」

物影
青奈「ぐぬぬぬぬ・・・」

零「良いなあ!」

葉月「こんな大勢の尾行聞いたこと無いぞ!」

芹「しかも長距離の尾行って!」

希「でも、皆気になったから来たんでしょ!私はただデートの基本を教えるために尾行してるの!」

グレーテル「1人だけ言い訳が合ってズルい!」

子「何も喋らないわね!デートなら『この後どこ行く?』とか『好きなものは何?』とか話すよ!」

希「あの2人だと無理ね!」

零「なぜですか?」

希「そもそも積極的に会話してる関係じゃないから、何を振れば良いのか分からないのよ!私だったら、八君の好みの話題を振って・・・」

愛海「流石幼馴染み!」

とあるスターバックス
八姫「何飲むの?」

八期「ウーン・・・」

ピコン!

『カッコ良く然り気無く奢りなさい!(秘密よ!)』

八期「コーヒーなんて飲まないからな・・・、あっ!このソフトクリーム乗ってるのにしよう!」

八姫「ホントあんた子供ね!私は大人らしくブラックコーヒー!」

八期「苦くて残しても知らないよ!」

八姫「あんたより大人だから大丈夫!」

八期「あっ、一緒でお願いします!」

カフェテリアで寛ぐ
八姫「苦!」

八期「ほら、やっぱり!ソフトクリームあげようか?」

八姫「いい!自分で頼んだもの!絶対飲み干してやるわ!」

5分後

八姫「ごめん、少しだけソフトクリームを・・・」

八期「えっ?」←完食

八姫「少しは残しておきなさいよ!」

八期「ちゃんと聞いたじゃん!断ったの誰だよ!」

ピコン!

『静かに!』

八姫「それだけでメールするな!」

町を歩いて
八姫「アニメ系の店が多いわね、オタクが好きそうな店しかない!」

八期「そうだね」

八姫「しかも、あんなヒラヒラしたメイド服で宣伝ってよく着れるわね!私は絶対嫌だわ!」

八期「フフフ、あれは謎だね!」

八姫「着る人の気持ちが分からないって?」

八期「違う、違う!メイド服を着て過ごす人や着なれてる人は謎ヒロインなんだよね!何気に似合う!」

八姫「またハーレムヒロイン?謎って何よ!」

八期「その名の通りミステリアスな性格で孤児が多いから出生も何もかも謎!謎に満ちたヒロインだから謎ヒロイン!」

八姫「ふーん、うちで言うと誰なの?」

八期「グレーテルだね!大人びてるし、メイド服似合うし!」

零「グレーテル良かったわね!メイド服似合うんだって!」

グレーテル「そんなこと言われても嬉しくないわ!」

正午
八姫「お昼どうする?」

八期「ここに来たら行きたかった店があるんだよね!」

八姫「えっ?何々?」

八期「ここの豚骨ラーメン!」

八姫「嫌よ!油油してるのに!」

八期「世界一美味しいよ!」

八姫「味の問題じゃないのよ!もっと、油油してない場所がいい!」

八期「ええっ、どんなの?」

八姫「ファミリーレストラン系の所!」

八期「そんなこと言われても・・・、じゃあそこの王将!餃子とチャーハンが美味しくて・・・」

八姫「にんにく臭いじゃない!」

ピコン!

『口臭ケアも大事よ!』

八期「ええっ・・・」

ピコン!

『この後映画行くんでしょ!』

八期「じゃあ、回転寿司とか?」

八姫「私洋食がいい!なんかセレブ感あるじゃない?それに沢山食べたい!」

八期「焼き肉か串カツどちらにしますか?」

八姫「洋食どこ行った?」

八期「でも、自分で揚げたり、焼いたりって楽しくない?」

八姫「それはそうね・・・、だったら串カツかな!」

串カツの食べ放題の店
八期「ウワー、食べ放題初めて!」

ピコン!

『何回も行ってます!ペース配分間違えて沢山残したこと覚えてないの?』

八姫「これは何のメールよ!」

八期「取り敢えず片っ端から行こう!」

ところが
店員「あのお客様!」

八期「何ですか?」

店員「衣と生地はこの器に入れて自分の席へ!」

八期「あっ、つっこむんじゃないの?」

八姫「一回一回ここでやったら面倒でしょ!」

八期「それも、そっか!すみません」

しかし
店員「あのお客様!」

零「はい!」

町子「何でしょうか?」

グレーテル「こん中突っ込んで串カツ作るんだろ?」

結「先輩方、ここのシステム知らないんですか?」

町子「えっ?こっちが普通じゃない?」

平江「今時、私達でも分かりますよ!」

子「孤児組、無知過ぎ!」

八期「どっち取る?」

八姫「分ける必要ある?」

八期「嫌いなもの入ってたら嫌だ!」

八姫「じゃあ、自分の右手側ね!」

八期「分かった!」

数十分後
八期「ああ、お腹一杯!満足!」

八姫「私も!」

八期「いや、どんだけ食べたの?」

子「何の進展もないよ!」

愛海「食べることに夢中過ぎでしょ!」

希「私だったら・・・」

青奈「その自慢話いらない!」

八姫「あっ食べる?」

八期「何それ?」

八姫「チュロス!」

八期「欲しい!」

八姫「はい!あーん!」

八期・パクッ!

八期「ありがとう」

八姫(意外と恥ずかしい)

映画館前
八姫「何、見よっかな?」

八期「・・・」

八姫「どれも捨てがたいけど、あんた何見たい?」

八期「僕、映画嫌い!」

八姫「何でよ!」

八期「ありきたりだったり、怪奇現象起こったり、人格崩壊とか、後今までのイメージを壊したり、普通に行かなかったりと、短編位が丁度良い!後続き物!映画の前後編はいらないな、待つのがなんか・・・」

八姫「あんたが好きそうなアニメ映画もあるけど!」

八期「レギュラー放送と違って戦闘メインだから嫌だ!日常パートが好き!」

八姫「じゃあ、ジャンプ作品とか・・・」

八期「僕はアクション系大嫌い!やるならラブコメ!」

八姫「じゃあ、これはラブコメよ!」

八期「三角じゃあ面白くない!7分の1いや、9分の1位で争って欲しいな!」

八姫「どんな注文よ!そうだ!ディズニーどう?」

八期「そんなの選ぶならジブリ!」

八姫「ここにないわよ!」

ピコン!

『ここから先の別の映画館で、スクールアイドルシリーズの映画やってるよ!後30分で始まる!』

八期「そこ行こう!」

八姫「ええっ!」

別の映画館
八姫「チケットそれなりにするわね」

八期「これでお願いします!」

係員「障害者割引ですね!」

八姫(あっ、そう言えばコイツ発達障害だった!)

映画終わり
八姫(横でうるさい!声のボリュームじゃなくて、ツッコミがうるさい)

八期(うーん、映画は良かったけど・・・、なんか・・・)

電車内
八姫(このままデートは終わるのか、残念!)

八期(僕だけ楽しんでただけのように思う)

希「って今頃考えている顔よ!」

子「よく分かるわね!」

愛海「ねえ、あの人怪しくない?」

グレーテル「どいつだ?」

町子「私達も臨戦体制取りましょう!」

希「じゃあ、隣の車両に行こう!」

八姫(えっ?何?)

さわさわ

八姫(嘘、本当に居るの!)

さわさわ

八姫(勇気を振り絞って声を・・・、駄目だ、声が出ない!何で?そうだ!)←八期の腕を引っ張る

八期(八姫ちゃん?この顔は何かを訴えてる顔、ん?何か変な腕が・・・)←顔の角度を変える

ガシッ!

八期「痴漢です!この人を捕まえて下さい!」

男「何を言う!俺は何もしてない!」

町子「いいえ、あなたが痴漢してるところは私達も録ってるわよ!」

希「皆さん、この男を捕まえて下さい!」

零「誰か、車掌さん呼んで!」

次の駅で痴漢を捕まえた!

八姫「皆、ありがとう、そして八期も!」

八期「たく、わかんねーな!」

芹「何が分かんないの?」

八期「痴漢が!」

青奈「痴漢されて叫ぶことが?」

八期「痴漢する意味が!痴漢したからって何になるんだって話だよ!むしろ痴漢したら刑務所入るって分からないのか?」

愛海「上手いけど、論点ずれてる」

希「こう言う子なのよ!」

八期「ねえ?」

八姫「何?」

八期「八姫ちゃんのやりたい事ってある?」

八姫「えっ?」

八期「八姫ちゃんとデートしてたけど、楽しんでるように見えなかったから、僕だけ楽しんでバカみたいだったから・・・」

八姫「まだ、開いてるかどうか分からないけど・・・」

ゲームセンター
八姫「私の理想のデートって言ったらクレーンゲームよ!」

八期「僕は絶対ヤダな、取れる可能性少ないし・・・」

八姫「あんたクレーンゲームがUFOキャッチャーだけって思ってるから面白くないのよ!後、取れないって決めつけてるから!クレーンゲームってのはね何度も何度も挑戦して、やっと取れた時の感動が良いのよ!おっ、これやってみない?」

八期「これは?」

八姫「周りにアームあるでしょ、ルーレットを止めて光ったアームだけ降りるから、場所によって景品の取れる数が違うけど、美味しいお菓子取りましょう!」

八期「たしか、こういうタイミング合わせるゲームやったことあるな!」

八姫「協力して大量ゲットよ!」

8回目

ドバー!

八期「ヨッシャー!」

八姫「やったー!ナイスよ八君!」

八期「いや、八姫ちゃんの声のタイミングもバッチし!」

八姫「他、行ってみましょう!」

八期「これもクレーンゲームなの?」

八姫「クレーンがあるじゃない!この大当たりが落ちるまで挑戦よ!」

10回目

ドバー!

八期「キター!」

八姫「やったー!」

変わったUFOキャッチャー
八期「アームないよ!」

八姫「上から押し込むのよ!横で見てるから頼んだわよ!失敗したら交代ね!」

100円で3プレイ出来、500円で8個取った。

八姫「大量よ!」

八期「スゲー、楽しい!あっ!あれは!」

八姫「あの人形欲しいの?」

八期「うん!」

八姫「よし、じゃあ私が取るわよ!」

6回目で取る

八姫「よし!」

八期「ありがとう!わあ、りな可愛い!」

八姫「りなって?」

八期「この人形の名前!りな会いたかったよ!」

八姫「そ、そうなんだ!」

帰宅
八期・八姫「ただいま!」

楓花「お帰りなさい!わあ何その景品!」

八期「八姫ちゃんクレーンゲーム上手くて・・・」

八姫「八期の指示も良かったのよ!」

そして夜
八期「りな!お前の事は絶対離さないからな!可愛い!可愛い!」

八姫(たく、オタクか!取らなきゃ良かった!)

カッコいい姿も見れたが、最後に人形にメロメロの八期を見て人形に嫉妬する八姫なのであった!

八姫「別に人形に嫉妬なんかしてない!」

Re: ナンバーズ8 ( No.289 )
日時: 2022/11/08 21:56
名前: いくちゃん (ID: tAwbt3.x)

287話・薺の失敗(前編)
教室
明「ほら、言わなきゃダメだよ!竹井ちゃん!」

竹井「嫌だよ、怖いよ!」

明「大丈夫だって、絶対命令って言ってるけど、根は真面目で優しいから!八期!」

八期「ん?」

竹井「あの、会長・・・」

八期「どうしたの?」

竹井「実は、困ってることがありまして・・・」

八期「僕が解決出来ることなら協力するけど・・・」

竹井「私、ソフトボール部に所属してたんです!」

八期「うん、それで?」

竹井「だけど、会計兼会長代理の薺さんからボールを飛ばす力を見てゴルフの方が向いてると言ってきて・・・」

八期「それで?」

竹井「ゴルフ部に強制的に転部させられたんです!」

八期「フムフム」

竹井「最初は確かに納得はしてました!ゴルフ部の先輩からも誉められて、でも私が本当にやりたいのはソフトボールなんです!」

八期「だったらやれば?」

竹井「勿論、辞めてソフト部に戻ったんです!そしたら、薺さんが駆け寄って、私にゴルフ部に戻るよう強要してきたんです!しかも、それは私だけじゃないんです!」

八期「ちなみに聞くけど、それを断ると?」

竹井「『私の言うことが聞けないのですか?』とか『私の言う通りにすれば輝かしい未来が待ってる!』とか『私の言う事が聞けないなら部活動を、やる意味などございません!』って返されるんです!」

八期「成る程・・・」

明「彼女の言った通り、他にも言われた生徒は沢山居るんだ!私運動部の助っ人言ってるから、そんな部員が後を立たなくて・・・」

八期「そんなに強要してくるのかい?」

竹井「疑ってます?」

八期「一度、怒る相手を間違えたこと合って、慎重になってる」

明「まあ、信じろって方が難しいよね?」

八期「いや、半信半疑!多分、彼女の言ってる通りの事が起きてると思うけど、万が一間違いだったら失礼だから!」

明「それもそっか!」

八期「薺は、君の姿を見つけて注意してくるの?」

竹井「はい!自分が転部させた生徒は全員覚えてるそうですよ!結構しつこいので、対象者は全員彼女のやり口を覚えてます!」

八期「一例で良いからいくつか教えてくれる?後端的に紙に書いてくれた方がありがたい!」

竹井「私のように、ボールを飛ばす力がゴルフの方が向いてるって言われる人や足が早いなら陸上部に行くべきだって、スピードスケートからフィギュアスケートに変えた方が良いとか、競泳から飛び込み選手に変えた方が良いとかテニスやバドミントンでシングルからダブルスに変わるようにとか、兎に角向いてないものはやらなくて良いとかなどです!」

八期「成る程わかった、そしたら君に頼みたいことがある!」

竹井「頼みたいこと・・・、まさか囮ですか?」

八期「そのまさかさ!」

放課後
ソフトボール部
薺「竹井さん!」

竹井「はい!なんでしょうか?」

薺「あなた人生を棒に振るつもりですか?」

竹井「何度も言いますが、私はソフトボールがやりたいんです!」

薺「あなたのボールを飛ばす力はゴルフの方が断然向いてます!ゴルフで活躍すれば一億円プレーヤーもゆめじゃないんですよ!」

竹井「それでも私はソフトが好きなんです!ソフトボールの選手になって、女子ソフトをもっと多くの人に広めたいと・・・」

薺「そんなことになると、どれだけあなたは厳しい生活になると思ってるのですか!道具だって無料じゃないんです!それを買うお金だけでも生活費を稼ぐのがやっとですよ!」

竹井「それでも私はソフトボールが好きだから耐えて見せます!」

薺「そんな夢は現実的ではありません!」

八期「そこまでだ!」

薺「会長?」

八期「薺、お前は今何をやってた?」

薺「彼女の将来の事への助言をしてました」

八期「確かに、女子ソフトはマイナースポーツ、生きていくには厳しいとテレビで言ってた」

薺「なら、彼女の考えは間違ってますよね?」

八期「だが、それを言って良いのはお前じゃない!」

竹井・薺「えっ?」

八期「将来の事への心配・夢への否定をして良いのはお前じゃない!竹井さんの両親か顧問の先生だけだ!」

薺「何を言って・・・」

八期「今の竹井さんや他の被害者の気持ちは多分こうだ、『年下の後輩が自分の夢を語るなんて、私の何を分かって言ってるの?好きにやらせなさいよ!』まあこんなところだろ」

竹井「大体合ってます!私より年下で、親でもない先生でもない生意気な後輩なんかに将来を決められたくありません!」

薺「何を言うのですか!私はあなたの輝かしい未来を見据えて、助言を・・・」

八期「薺、お前のやってることは助言なんかじゃない!価値観の押し付けだ!」

薺「えっ?」

八期「そもそも僕はお前に『絶対命令は無い』と言ったよな?」

薺「ええっ無いんですよね?私自身には!」

八期「えっ?」

薺「私はあなたの絶対命令には縛られないってことですよね!だったら、私の思う正しい意見を実行したって良いじゃないですか!それの何が悪いんですか!私の言う通りにすれば皆幸せに・・・」

パチン!

八期「えっ?」

薺「お、お姉ちゃん?」

芹「八期、あんたがやったら暴行又は傷害になるかも知れないから、代わりにぶっといたから、思う存分喝を入れて!容赦なく激飛ばしても良いわ!」

八期「このアホが!お前、よくも僕が生徒会長向いてないって言ってくれたな!」

薺「向いてないじゃないですか!実際!」

八期「それは最初から自分自身が1番分かってんだよ!お前はむしろ分かってない!本当に生徒会長向いてないのはお前だ!」

薺「どこがですか?ちゃんと仕事を正確にこなしてますし・・・」

八期「雑用はお前は本当に上手い!だけど肝心のリーダーシップが欠けてる!」

薺「どこが?」

八期「周りに有無を言わさずに、自分の意見を強要する!それは絶対命令では1番やっては行けないことだ!お前はそれをやってる!お前のやってることは絶対命令の悪用なんだよ!」

薺「私が絶対命令を悪用?そんなわけ無いじゃないですか!」

八期「周りに聞いてやってもいいんだぞ?お前は自分だけの意見で、人の選択の自由を奪って人の道を勝手に作った!それは生徒会長がやる仕事ではない!」

薺「そんなの私の勝手でしょ!生徒を正しい道に進めるのが生徒会長の仕事です!」

八期「あの時、お前から生徒会長の座を取っておいて良かったよ!お前が生徒会長だと、無言の絶対命令でもっと酷いことに成ってただろうからな!」

薺「何ですって!」

八期「黙れ!絶対命令だ!お前はしばらく生徒会室の中で仕事しろ!」

薺「誰がそんな命令・・・」

八期「破ったら、お前の行き先はレベル5とは言わないぞ!その上だってあるんだからな!」

薺「そ、そんな!」

八期「取り敢えず、お前は一旦生徒会室に帰れ!」

芹「薺、生徒会長絶対命令よ!ちゃんと聞かないとお姉ちゃんでも助けられないから!」

薺「わ、分かりました・・・」

八期「今回の件については、薺を勘違いさせたこっちにも非がある!ごめんなさい!」

竹井「いえ、むしろありがとうございました!」

八期「あっ、そうだ!最後に君にも絶対命令!」

竹井「えっ?」

八期「自分の、やりたい夢に向かって頑張ること!」

竹井「はい!ありがとうございます!」

その日の夜
薺「ねえ、私はあなたの代わりを務められないの、栞?」


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