二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.36 )
- 日時: 2020/04/12 15:49
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
36話・子(ちか)と猫(なえ)
ある日
八期「あっ、あなたは!」
子「ああ、君はこの間の!八期君?だっけ?」
八期「はい、そうです!」
子「私子!子、丑、寅、卯、・・・の子!」
八期「じゃあ、あの時本当にネズミたったんですね!」
八姫「へえ、あの時の遠足の時そんなことあったんだ・・・」
子「君ははじめましてだね!私は子!まあ、落ちてたおにぎりを私が食べたんだけどな!」
八姫「普通落ちてるものを食べますか?」
子「だって、袋に入ってたし・・・」
理珠「だとしても普通は食べません!そもそもバッチいです!」
子「あたしの友人にも言われた!で、誰?」
理珠「私、アンドロイドの桜咲理珠です!」
子「へえ、ロボットなんだ!凄い人間のように見えるのに!」
八期「博士さんという人がそう作ったんです!」
猫「あっ!」←子を見て逃げる
八姫「あの子どうしたんだろう?」
子「ああ、あの子近所に住む猫ちゃん!猫泣き症候群の子なんだけど・・・」
八期「あっ、それ知ってる!一お姉ちゃんと二お兄ちゃんが犬のお巡りさんのところに連れていった話を聞いたことあるから!」
理珠「犬のお巡りさん?犬が警察をやっているのですか?」
八期「違う、違う、確か名字が犬養さんって人だから、犬のお巡りさんって呼ばれてるの!」
3人「なるほど!」
理珠「で、その猫さんに何をしてしまったのですか?」
子「いやー、実は限定商品の売り出し時間を一時間遅く言ってしまって・・・、私兄弟12人いて、全員で並んで!あとから来た猫ちゃんのところでちょうどなくなっちゃったのよ!」
八期「十二支?」
子「ぶっちゃけて言うと、うちの兄弟みんな干支から名前をつけてもらってる!」
理珠「つまり、それ以来、口を聞いてもらっていないと・・・」
子「そうなんだよね、一応近所の頼れるお姉さんっていう感覚で見られてたから・・・」
八期「謝れば、良かったのでは?」
子「私もそうしたよ!なんなら私が買ったのお詫びに渡すって言ったんだ!でも、黙って帰っちゃったんだよ!」
八姫「相当、プライドがあったんでしょうか?」
3人「うーん・・・」
八期「あれ?理珠は?」
一方の理珠
理珠「見つけました!猫さんですよね?」
猫「お姉さん、何ですか?」
理珠「話は子さんから聞きました、あなたのでは気持ちを知りたいのです!教えてもらいませんか?でないと取り返しのつかないことになると、博士に言われたことがあります!」
猫「お姉さん、何?博士って?」
理珠「私を作った人物私はロボです!」
猫「そうなんだ!凄い!」
理珠「話してもらえますか?」
猫「うん、あの時私大切な時間だったのに忘れてたの!だから、近所で頼りになる子お姉さんに聞いたの・・・」
理珠「ところが、間違った時間で買えなかった・・・」
猫「うん、でもお母さんとの約束で、時間を忘れてた自分が悪いって思った、人の買ったものを無理やりに取るのもダメ!順番抜かしもダメ!そういう約束をしてた、だから・・・」
理珠「だから、あんな行動を?」
猫「うん、でも心の奥では子お姉さんのこと憎んでる、だってお姉さんが間違えなかったら買えたのに・・・、でもそもそも自分が忘れてたのが悪いって思っている自分もいる!だからお姉さんを見てるとあの時の光景を思い出して、葛藤してしまうから、避けてた」
理珠「だそうですよ子さん!」
猫「ええ!子お姉さん聞いてたの?」
子「ごめん、ごめん!ポケットの中に理珠さんの手紙があって、手紙内容通りに来たら、途中からだけど、猫ちゃんの気持ち聞こえたよ!」
猫「途中からってどこからですか?」
子「えーっと、あの時大切な〜辺りから!」
猫「それ、最初の最初です!」
子「本当にあの時はごめんね!何でも買ってあげるから!あっでもお姉さんが買えれる範囲のものね!」
猫「だから、ちゃんと時間を覚えてなかった私も悪いんです!いいですよ!」
子「いや、これじゃ私の気が済まないの!」
猫「じゃあ、ケーキ買ってください!」
子「わかった!ケーキ一切れね!」
猫「何を言ってるんですか?ホールに決まってるじゃないですか!」
子「ええ!」
猫「何でも、買える範囲ですよね?ホールでも1000円程度ですから大丈夫ですよね?」
子「わかった!」
こうして子と猫は仲直りをした
めでたし、めでたし、はい、おしまい!
- Re: ナンバーズ8 ( No.37 )
- 日時: 2020/04/12 19:20
- 名前: いくちゃん (ID: lOzIrCTU)
37話・芹のプライド
ある休み時間
八期「えーっと、草さんだよね?」
芹「ああ、八期?」
八期「あの、何をやっているのですか?危ないですよ!」
芹「そんなこと分かってるわよ!」
八期「じゃあ、なぜ木になんか登ってるんですか?」
芹「この子が落ちたのよ!」
近くに鳥の巣
八期「なるほど、それで助けたら自分が降りれなくなったってことですか?」
芹「何当ててるのよ!私バカみたいじゃない!確かにバカと煙は高い所が好きっていうけど、私成績良いもんね!」
八期「あの、初めて聞くですけど、バカは風邪を引かないは聞いたことがありますが・・・」
芹「ねえ?」
八期「何ですか?」
芹「降りるから受け止めてくれる?」
八期「無理です!」
芹「何でよ!まさか私が重いと思ってる?」
八期「いいえ、僕力ないから・・・」
芹「どっちも変わらないわよ!」
八期「そんなことせず、僕先生呼んで脚立か何か持って来てもらいますよ!」
芹「嫌よ!そんなことしたら、またか!これで何回目だ?って笑われるわよ!」
八期「いいことしたんですから、そんな気にしなくても・・・」
芹「気にするの!」
八期「先生に言えば・・・」
芹「先生にも飽きられるの!」
八期「じゃあ、最初から誰かに頼めば?」
芹「私周りから何でもできるって思われてるから、そのイメージを崩したくないの!」
八期「・・・」
芹「何よ?」
八期「それ聞いて呆れました!」
芹「何でよ!」
八期「だって、この世の中の全てをできる人なんてどこにもいません!というか全部できる人なんて100%いません!」
芹「そんなはずないでしょ!」
八期「じゃあ、1つ問題です、何でもできる人と言えば神様!そんなに何でもできる全知全能の神様が居たとします!その神様は誰にも持てない大きな石を作れるでしょうか?」
芹「できるんじゃないの?」
八期「普通はそう答えるね!でもさらに考えると、じゃあその誰にも持てない大きな石を神様は持てるのか?って話になるの!」
芹「それがどうしたのよ?」
八期「神様が持てたら、誰にも持てない石になるし、持てなかったら、神様は全知全能じゃないってことになるから!」
芹「それは神様の話でしょ!」
八期「じゃあ、別の問題行くよ!どんなものも切れる刃物とどんな刃物でも絶対に切れない布を両方売っているお店はあるでしょうか?」
芹「売れないに決まってるじゃん!私を舐めないで!矛盾でしょ!あり得ない!」
八期「今、言ったよね!矛盾って!」
芹「えっ?」
八期「だから、世の中には相反するものが絶対に存在する!だから片方は作れてももう片方は強化は可能でも、完璧に作れる訳ではないってことさ!」
芹「あっ!」
八期「まあ、せいぜい頑張っても60%が限界だよ!まあ40%のことが出来れば大したものだけどね!そんな人いるわけないよ!いたらニュース報道だって!」
芹「そうね・・・、って早く助けてよ!もう時間ないから飛び降りるわよ!」
八期「先に言っとくけど、僕が怪我したら責任取って、ちなみに僕は責任取らない!」
芹「何よそれ!」
八期「自分で上って、自分から飛び降りようとしてるから・・・」
芹「分かったわよ!取り敢えず頼むわよ!エイ!」ピョン!
八期「おっと!」
パッ!
八期「ふー、良かった・・・、なんとかキャッチ!」
芹←顔真っ赤
八期「ん?」
芹「キャアアア!」
パシーン!
八期「何すんだよ!」
芹「あんた、どこさわってるのよ!」
八期「はあ?そっちが受け止めるように言ったんだろう!」
芹「だからって、何私の・・・、胸とお尻を触ってるのよ!」
八期「知らない!知らない!受け止めた時に手が偶然そこに言っただけだろう!」
芹「まさか、それを狙って?」
パシーン!
芹「何すんのよ!」
八期「理不尽にも程がある!」
芹「何ですって!お嫁に行けなくなったらどうするのよ!」
八期「そんな性格なら行けるもんも行けんよ!本当に人気者なのか?」
芹「言ったわね?私にはたくさんのファンがいるのよ!」
八期「こんな理不尽な奴のどこがいいんだ?おまえなんか嫌いだ!理不尽なひねくれ者だ!」
芹「何ですって!」
芹のファン「おー、我が女神の身体を触っただけでなく、そんな悪口を言うとは・・・」
その後取っ組み合いの喧嘩となったのは言うまでもない。
職員室
楓花「これは、芹ちゃんが100%悪い!」
芹「なぜですか?八期をひいきするんですか?」
楓花「まず、八期は理由がない限り、人には手を出さない子なの!それは家族みんな分かってるの!」
理「それよりも、助けてもらったにも関わらず、お礼も言わずにいきなりビンタなんて、あなたは恩を仇で返したのよ!そりゃ八期君だって怒るわよ!」
芹「だって、手がお尻に来たからびっくりして・・・」
楓花「あなたが飛んで降りようとするからよ!どう降りるか分からないんだから、手がお尻に来ることだって考えられるわよ!八期はあなたを無事にキャッチすることしか考えてなかったんだから!私でも同じよ!」
芹「ごめんなさい・・・」
楓花「私じゃなくて八期に謝って!」
芹「助けてくれたのに、手を出してごめんなさい」
楓花「いい、八期?」
八期「うん」
次回・芹に天罰が下る
- Re: ナンバーズ8 ( No.38 )
- 日時: 2020/04/12 20:14
- 名前: いくちゃん (ID: lOzIrCTU)
38話・芹のピンチ
次の日
芹「はあ〜、昨日はやっちゃったな・・・、私男女の関係に疎いから、ああいう場面なると思わず取り乱しちゃう・・・ってことを葉月に指摘されてたのよね・・・」
プチ
芹「ん?何かしら?」
確かめる芹
芹(嘘!)←息を殺す
芹「何でこんなときにパンツが・・・!」
芹に伝わる周りの目線
芹(うーん、恥ずかしい、いくらスカートに隠れてるわといえ、ノーパンなんて・・・)
八姫「あっ、芹ちゃん!大丈夫?顔色悪いけど?」
芹「大丈夫よ」
理珠「そういえば、八期に理不尽なことをしたようですね!」
葉月「本当に、男女の関係に疎いんだから!いくらびっくりしたからといって、助けてもらったのにビンタはないよ!」
芹「以後、気をつけます!」
理珠「私の分析によると八期の芹への印象は最低です!本人は口癖のように、何であんなのが人気者なのか分からないと言っております!」
葉月「でしょうね、あんなことされたら、好感度下がるのも当たり前ね!」
芹「ハハハ・・・、そうだね・・・」←引き笑い
芹「あっ、でも!せめて少しは赤らめて欲しかったわよ!真顔って何よ!」
八姫「どこに突っ込んでんの?」
葉月「それにしても、さっきから本当に大丈夫?」
芹「大丈夫だから!」
放送「3年生の草芹さん!至急職員室まで!」
芹「あれ、何かしら?」
葉月「また、なんかやった?」
芹「な訳ないでしょ!行って来るね!」
階段
芹(うわあ、やっぱりこの階段気を付けないと・・・)
職員室
芹「失礼します!」
楓花「待ってたわ!」
芹「何のご用ですか?」
楓花「それはこっちの台詞よ!」
芹「えっ?」
楓花「あなたが今困ってるって、聞いてね・・・」
芹「えーっと・・・」
楓花「保健室行く?デリケートな話かもしれないしね!」
芹「は、はい!」
保健室
楓花「さあ、私は女よ!きっと男の先生じゃあ言いにくいことなんじゃないの?」
芹「はい、先生実は・・・」←切れた下着を出す
楓花「なるほど、下着が切れちゃったのね!今理事長に電話して新しいのを買ってきてもらうわ!」
芹「ありがとうございます!でも何で私が下着を掃いていないと分かったんですか?」
楓花「実は、私も今初めて知ったの!」
芹「ええ?じゃあ何で?」
楓花「うちの息子の八期がさっき私のところに来てね、あなたの行動が変だけど、自分が行くとまた揉めそうだから、聞いてあげて!もしかしたらお母さんみたいな人でないと、相談出来ないかも!ってね!」
芹「まさか、あの子?」
楓花「あまり、悪い方向に考えちゃダメよ!あの子はあなたが周りに恥をかかせないために、わざわざ私の元に報告しに来たんだから!むしろ勇気と男気があるわ!そういう人を紳士的な人って言うのよ!」
芹「あっ、はいすみません・・・、友人からそういう癖があると注意を受けてはいるのですが・・・」
楓花「とにかく、あの子にはさりげなく感謝しときなさい!直接行くとあなたも大変なことになるから!」
芹「はい、分かりました!ありがとうございます!」
その後芹は葉月や八姫を通してお菓子を渡したという。
- Re: ナンバーズ8 ( No.39 )
- 日時: 2020/04/13 22:33
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
39話・最近の八期と八姫
学校
八期「あっ、歩!おはよう!」
歩「あっ、八期!おはよう!その人は?」
八期「ああ、アンドロイドの・・・」
理珠「私、八期の護衛兼家庭教師の桜咲理珠です!よろしくお願いします」
歩「あっ、どうも!」
八姫「あっ、芹ちゃん!葉月ちゃん!おはよう!」
葉月「おはよう!八姫ちゃん!」
芹「おはよう!八姫、ちゃんと宿題やって来た?あなた、いつも後回しにして泣き寝入りなんだから・・・」
八姫「今日は大丈夫だよ!」
芹「今日はって、宿題は毎日やるものなのよ!」
八姫「はい、ごめんなさい・・・」
楓花(フフフ、あの子たちにも友達が少しずつ増えて来たわね!)
芹「あっ、八期!また鍵どこか人が入れない場所とかに投げつけるんじゃないわよ!」
八期「さすがに、やってないよ!っというか出来ないよ!」
葉月「それ、見てなかったらやるつもりね!」
八期「そういう・・・、意味では・・・」
理珠「大丈夫です!そうならないように私も付いていますし!それに鍵は理事長室に移動となり、入口付近にはカメラも付けて、誰が取りに来たか分かるようになってるそうなので、鍵の紛失は無くなるかと、どこかに落とさない限りですが・・・」
芹「それなら大丈夫そうね!」
下校時間
八期「あっ、草さんに松下さん!」
葉月「何?あんたらもこっちなの?」
八姫「うん、そうだよ!」
芹「ちなみに駅は?」
八期「ここまで」←定期を見せる
芹「見事に同じ!」
葉月「私も!」
理珠「偶然ですね!」
歩「私も!」
※帰りのみ、理事長や母親の都合で電車
ホーム
芹「ちょっと!あんまりホームから身を乗り出すと危ないわよ!」
八期「だって、電車が来る光を見たいんだもん!それに来るまでに引っ込めればいいわけだし・・・」
歩「八期って電車が好きなんだね!」
八期「うん!」
葉月「そう言えば、歩は・・・」
歩「うん、私実は男なんだ!でも、自分の性別がはっきりしないインターセックスなんだ!」
芹「せっ、セックス!」
葉月「芹、落ち着いて!これじゃあなた変態よ!」
芹「葉月ありがとう・・・」
グレーテル「俺とは反対なんだよな!」
八期「グレーテル!」
グレーテル「俺は大西グレーテル!ドイツ人の母と日本人の父から生まれたハーフ!一人称は俺だけど、女よ!」
八期「最初は僕もびっくりしたなあ・・・、だってお風呂に入ったら、グレーテルが入ってて、なかったからさぁ・・・」
芹「一緒に入ったの?」
グレーテル「2年前の話さ、それにこいつなんて、弟みたいなもんだよ!」
八期「いや、僕が入って来たとき、女の子のような悲鳴あげてたじゃん!」
グレーテル「いや、あれはびっくりしてって・・・、俺は元々女だ!」
芹「ねえ、八姫?」
八姫「何?」
芹「今日、あなたの家に行っていい?」
八姫「別にいいけど、何で?」
芹「あなたの宿題を終わらせるために!」
八姫「ええっと・・・」
理珠「では、私が先生にメールをしておきます!」
八姫「ああ、勝手に答えないで!」
八期「いいじゃん!来てもらえば!」
芹「あなたには聞いてないわよ!」
八期「だって、八姫ちゃん、僕と同じ家に住んでるもん!」
芹・葉月「ええ!」
グレーテル「あ、俺も!居候だけど・・・」
理珠「私もです!」
芹「一緒に住んでるって大丈夫なの?」
八姫「部屋は別だよ!」
芹「そんなの当たり前よ!」
葉月「芹、動揺し過ぎ!」
帰宅
八期・八姫「ただいま!」
芹・葉月「お邪魔します!」
一「あっ、お帰り!何友達連れてきたの?珍しいわね、あんたが友達を家に招くなんて!」
芹「ちょっと、宿題を教えに・・・」
一「じゃあ、リビング使っていいよ!どうせならこいつも一緒に教えてやって!」
リビング
八期「こういうの初めてだな!」
芹「そうなんだ!」
ガチャ
希「お邪魔します!」
八期「あっ、希お姉さん!」
希「八君!こんにちは!なんならお姉さんが宿題を見てあげよう!」
八期「うわーい、ありがとう!」
芹(何この人?先輩だと思うけど・・・)
希「もう、違うじゃない!ここはこうしてこうするのよ!」
八期「ほお・・・、ありがとう!」
芹(あれ?何なんか心にチクッと刺さる気持ち・・・)
八期「希お姉さん凄いね!」
希「ふふん、こんな小3の簡単な問題なんてこの新幹線希様にかかれば朝飯前よ!」
一「じゃあ、せめて自分の今のレベルの問題クリアして!採点したけど全滅よ!」
希「えっ?嘘!」
一「少し嘘、2割しか正解してない!」
希「逆の方が良かった!」
一「ハイハイ、現実逃避しないで!」
芹(あの人、なんか怪しい・・・、って何のこと?別に事件とか起きてないし、何言ってるのあたし?えっ、私どうしちゃったの?)
- Re: ナンバーズ8 ( No.40 )
- 日時: 2020/04/13 23:28
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
40話・本物
八姫「はー、終わった!」
理珠「ここで休憩でもしませんか?」
葉月「っていうか、何か話題ないの?」
八期「うーん、僕スクールアイドルに興味があるんだけど・・・」
葉月「えっ?スクールアイドル!私も好きなの!」
八姫「私もだよ!」
芹「私は知らないな、どういうのなの?」
八期「魅力はやっぱり本物が踊る姿かな?」
葉月「分かる、他の人達が真似たやつよりも本物の方が断然きれいだもん!」
八姫「それに、感激しちゃうもんね!」
歩「私も想像できないな・・・」
八期「簡単に言うと、本物がリンクするんだよ!その姿はまるで画面から飛び出したように・・・」
芹「それって、3Dか何か?」
葉月「違うわよ!」
八姫「3Dどころじゃないよね?」
八期「うん、3Dでもない、人形でもない、別人でもない!」
葉月「そうそう、本当に本物がそこにいるって錯覚しちゃうのよね・・・」
八姫「そうそう!本当は1つなのに、2つで1つみたいな・・・」
八期・葉月「えっ?」
八姫「私何か、変なこと言った?」
葉月「2つで1つじゃなくて・・・」
八期「元々、1つでしょ!」
八姫「ええ?そうだったけ?」
葉月「そうよ!」
八期「それよりも、僕はいつか本物に会ってみたいな!」
八姫「何言ってるの?八君、いつでも会えるじゃない!」
八期・葉月「はあ?会えないよ!」
葉月「っていうか、一生会えないよ!」
八期「そんなことないよ!会う確率は低いけど・・・、いつか会って本当はハグとかしてみたいな・・・」
葉月・八姫「無理よ!」
八期「そうだよね、せめて握手だよね!」
葉月・八姫「それも無理!」
八期「もしかして、握手会とかやってない?なら無理か・・・」
理珠「皆さんはどういった人が好きですか?」
葉月「私はえりかな?みんなをまとめるお姉さんって感じがするし・・・」
八姫「私はあゆむちゃんかな?主人公の中では1番可愛いし・・・」
八期「僕は2人の組み合わせが好きなんだよな」
葉月「ああ、カップリングってやつね!誰と誰?」
八期「ミューズなら、のぞにこ、ほのこと、りんぱな、アクアならちかなん、よしりこ、黒澤姉妹だね!」
葉月「私はようちか、かなまり、よしまるかな!」
八姫「ああ、はなまるちゃん可愛いよね!1人一人称がおらで、語尾にずらーって付けて話す子!」
八期「まあ、本物は背高いけどね!」
葉月「はあ?はなまるは背低いわよ!」
八期「えっ、本物は高いんだよ!確かダイヤやかなんと同じくらいの身長だったよ!」
葉月「そんな高くないわよ!それに1年生達は2年生よりも低いわよ!」
八姫「八君の言ってるのは中の人の話だよ!」
八期「そうだよ!だから、本物は高いって言ってるじゃん!」
葉月・八姫「えっ?どういうこと?」
八期「えっ、2人は何を本物と思ったの?」
葉月「いや、絵しかないでしょ!あれが動いてるというか、始まりは絵なんだから!」
八姫「いやいや、その絵と中の人が一体化するんだから、2つで1つだよ!」
八期「何言ってるのさ、どうやったって、絵と話すことはなければ、声だってキャストさんなんだからさぁ、キャストが本物と言わなきゃ何が本物なのさ!映像のメンバーなんて文字通りの絵に書いた餅だよ!キャストさんが本物だよ!」
芹「ねえ、そのキャストさんの写真とかある?」
八期「これだよ!」
芹「うわあ、そっくり!」
八期「だから、そっくりじゃないよ!この人が本人なんだから、この人の声がこのキャラクターの声なの!」
葉月「これは、私も同感ね、キャストと絵を見比べて似てるって言うのはキャストさんに失礼よ!」
八期「むしろ、これを見て似てるって言うのは人のアルバムを見て似てるって言ってるようなもんだよ!」
八姫「そうそう、キャストさんを見て、後ろにキャラクターの影が見えるという人は完全なるラブライバーね!」
芹「そ、そうなんだ・・・」
八期「ってわけで、キャストさんが本物!」
葉月「違うわよ、絵が本物よ!」
八姫「両方同じだよ!」
葉月「絵が書かれなきゃ、キャストも声あてれないじゃない!」
八期「キャストが声をあてないと、声が聴こえないじゃん!」
その後数分揉めた。
歩「なんか、どうでもよくなってきたね?」
芹「そうね・・・」
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