二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.148 )
日時: 2021/09/23 23:07
名前: いくちゃん (ID: SGjK60el)

146話・ストーカー
ある日の教室
八姫「じゃあ私はこっちだから!」

零「うん!じゃあまた帰りに!」

芹「社内結婚の夫婦か!」

?「ちょっといい?」

八期「ええっと、誰?」

芹「あなたはC組の眞子ちゃん?どうかしたの?」

眞子「あんたさあ、ここ最近あたしのこと付けてるでしょ!」

八期「えっ?知らないよ!」

眞子「惚けないで!毎日毎日使うあんたの顔を家の前や近所の道で見るんだから!」

芹「ストーカーしてると思っている?」

眞子「そうよ!ストーカーされてるなんて怖いじゃない!何されるか!酷いときは殺されるかもしれないのよ!」

八期「まず、君のこと顔すら見てないんだけど・・・」

眞子「あんたが見てなくても私は見られてるの!」

芹「こう言うのは被害者の意見の方が優先されるから言うことを聞いてあげて!」

八期「どうすれば良いのさ!」

芹「彼女に近づかないってことね!」

八期「近付くも何もこの人の家はおろか誰なのかも分からないのにどう近づけと?」

眞子「じゃあ、あんたが近付いてきたらあたし大声で叫ぶから!」

八期「そんなこと言われても・・・」

眞子「叫ぶから!」

帰り
零「今日はちょっと校長室で用事あるから・・・」

八期「分かった!」

八姫「ごめん、私補修!」

八期「は~い!希お姉ちゃんは大学生だし、町子さん達高校生も授業終わるの遅いからな・・・」

家の前
眞子「キャアアア!」

八期「何?」

眞子「来ないで!来ないで!」

八期「?」

通りすがりの女性「どうかしたの?」

眞子「あそこに私を付けてくるストーカーが!」

八期「はっ?!」

通りすがりの女性「誰?どこにいるの?」

眞子「あのランドセル背負った・・・」

女性「ちょっと君良いかな?」

八期「何ですか?」

女性「この子で合ってる?」

眞子「はい・・・」

女性「君、女の子を付けるなんてダメでしょう!」

八期「はあ?付けてないし!」

女性「じゃあ何でこの子はここでうずくまって怯えてるの?」

八期「知らない!」

眞子「こいつが私のことを毎日付けてくるんです!」

八期「付けてないし!お前頭おかしいんじゃないのか?」

女性「被害者になんてこと言うの?」

犬養「どうかされました?」

女性「この子がこの少年にストーカーをされてるようなんです!」

八期「知らないし!自分の家に帰ってただけだし!」

犬養「じゃあ何でここに?」

八期「この人に呼ばれた!」

女性「はい、確かめるために・・・」

楓花「どうかされました?」

犬養「ああ!松本先生!この子はお宅の?」

楓花「息子とこの制服はうちの生徒ですね!」

犬養「互いに未成年と言うこともありますので・・・」

楓花「勿論、あまり風評を悪くしたくありませんので、学校で対処したいと思います!」

次の日
眞子「私がいつも塾へ行こうとしたときいつもあいつが目の前に現れるんです!最初は偶然かなって思ってたんですが、毎日毎日同じ時間帯に出てくるし、時間を変えてもいつも私の前に出てきて怖くなって・・・」

八期「僕はただ家に帰ってただけだし!なんだ?お前は僕に家に帰るな!って言いたいのか?ああ!お前の自意識過剰だろう!誰がストーカーだ!自分の家に帰ったらダメなのか?」

香「八期抑えて!気持ちは分かるから!」

八期「家に帰るのがストーカー?お前頭おかしいのか!家に帰ったらダメなのか!」

眞子「だからあんたはいつも私の塾に行く時間に現れるから!」

八期「そりゃそうだよ!だってあそこに自分の家があるんだから!そりゃ通るよ!それに見たいテレビとかやらなきゃいけないこととかあるし!」

眞子「じゃあ何で毎日なのよ!毎日毎日必ずいるって偶然?おかしいでしょ!」

八期「おかしいのはお前の心と頭だよ!お前の家なんて知らないのに、どうつけるんだよ!何で自分の家に帰っただけでストーカーなんだよ!おかしいだろ!じゃあマンションの住人はどうなるんだよ!隣の部屋だからってストーカーなのか?ただ偶然その時間に帰ってきただけだろう!」

眞子「それが毎日必ずだからおかしいって!」

八期「本当はお前の方が合わせてんじゃねーの?まず僕はお前の姿を見たこともなければお前に危害を加えたこともないし、名前すら昨日初めて知ったよ!」

理「聞く限りでは高橋さんの自意識過剰のせんが高いわね」

眞子「なぜですか!」

香「彼は家に帰っただけなのよ!あなたの家まで付けてきたなら、ストーカーと言えない訳ではない!」

理「それにあそこの近所私も住んでるから!よく松本先生と会うのよ!だって彼女も同じ地域に住んですもの!」

香「そんなに言うならあなた自身が引っ越したらどうかしら?」

眞子「そんな・・・」

香「ただ自宅に帰宅する人をストーカー扱いなんて、名誉棄損よ!下手すればいじめよ!」

眞子「何でですか!」

香「だってそもそも、あなたの方から彼に近付いてるのだから!家から帰った後に塾へ行くのよね?」

眞子「はい・・・、そうですが・・・」

香「たとえ帰り道だったとしても同じ学校で通学路が同じ道なら一緒の道を歩くなんて当たり前よ!それをストーカーって言ったらみんなストーカーじゃない!だからこれはたーたんに彼に会うのが多くなってるだけ!ストーカーなんかじゃない!」

眞子「そんな・・・」

理「それ以上言うとあなたをいじめの首謀者と認定するわよ!」

眞子「そんな・・・」

香「そんなに嫌なら引っ越しなさい!それが嫌なら我慢する!八期は無防備な人に手は出さないから!」

その後高橋家は引っ越しをした

理事長室
理「はあー、疲れた」

香「八期を守るって大変・・・」

零「お疲れ様でした!」

理「もう、下手したら親から叩かれるのよ!」

愛海「でも、家に帰ってきただけでストーカーは酷いよ!」

零「愛海ちゃんの言う通り!あんなものはいじめです!」

愛海「それば言い過ぎ!ただの自意識過剰だと思う、私は・・・」

零「じゃあ家に帰ってきただけでストーカーって言われたい?」

愛海「言われたら怒るね」

理「でも、毎日は出来すぎよ!偶然とは思えないわ!ストーカーされてるって思っても不思議じゃないもの」

愛海「あー、あれは本当に偶然だよ!」

全員「ええ!」

愛海「彼女の塾へ行く時間と部活が終わる時間が大体同じなの!だから多少誤差はあるけど、八期を毎日見るってことになるの!」

理「よく調べたわね!」

愛海「理珠ちゃんが計算してくれた!」

零「これにて一件落着ね!」

理「私はあなたにクビにされそうでヒヤヒヤよ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.149 )
日時: 2021/09/27 23:16
名前: いくちゃん (ID: SGjK60el)

147話・調理実習の事件
帰りの会
香「は~い、来週は家庭科の佐藤先生による調理実習があるから!包丁やコンロを使うからみんな絶対怪我とか火事とか起こさないように、先生の言うことは絶対聞きなさい!」

生徒達「は~い!」

香「まさかとは思わないけど包丁を振り回したりするバカなんて居ないわよね?居たらどうなるか分かってるわね?」

生徒達「居ません!」

香「最悪、全クラス調理実習禁止になるからそれだけはやめてよね!」

生徒達「は~い!」

次の日の調理実習前の授業
佐藤「今回作るのはご飯とお味噌汁です!このクラスは3・4時間目だから、おかずは給食のおかずを一緒に食べましょう!」

生徒達「は~い!」

佐藤「作り方の工程のプリントを渡すから、5人または6人の班で役割り分担を決めてね!」

生徒達「は~い!」

佐藤「後、エプロンと三角巾と一応マスクも忘れずに!マスクは給食セットので良いわ!忘れたら廊下で立ってるだけになるわよ!」

生徒達「は~い!」

調理実習当日
佐藤「みんなエプロン、三角巾、マスクの三点セット忘れてないわね?」

生徒達「は~い!」

佐藤「それでは調理実習を始めるので、班の班長さん!材料を取りに来て!他の人達は必要な器具などを用意して!」

生徒達「は~い!」

八期の班
女子A「光輝、材料頼むね!」

光輝「おお!真矢達は必要な器具頼むぞ!」

真矢「OK!じゃあ、優子と早苗はまな板と包丁を!八期と流星は鍋とお玉用意して!」

班員「は~い!」

用意が終わり
真矢「まず、どうするんだっけ?」

光輝「まず、人参を洗おう!」

早苗「その前に私達が手を洗おう!」

真矢「人参は誰の担当だっけ?」

八期「はい!僕だよ!」

真矢「嫌な予感しかしないけど、頼むわよ」

八期「分かった!」

優子「それで乾燥ワカメは水で戻して水気を切るんだよね?」

真矢「そうよ」

光輝「おい!なんだそれ!」

真矢「どうしたの?」

早苗「うっす!」

八期「だって、五ミリ位って書いてあるし・・・」

光輝「こんなの一ミリもないぞ!もう貸せ!しかも遅いし・・・」

真矢「ご飯は私の担当だから・・・」

しばらくして・・・

佐藤「松本君!君、何もしてないじゃない!」

八期「本来自分のやる仕事を取られて何すれば良いのか分からないんです!」

佐藤「じゃあ、先を読んで次の用意をすれば良いじゃない!ほら、あなたの班員の月島君だって、ご飯を炊くための水を計量カップで計っているわよ!ああやって、周りの状況を見て、次に何をすればいいのか動いていかないと・・・」

八期「分かりました」

味噌汁用の鍋を用意して沸騰させる八期

光輝「八期、何やってんだ?」

八期「先生にアドバイスで、先を読んで次の用意をするようにって言われたから用意した!」

光輝「早すぎるんだよ!そんなの後だ!後!」

八期「じゃあ、消しとく」

光輝「優子、ネギ切れたか?」

優子「OK!」

光輝「早苗、ワカメの水切ったか?」

早苗「もうとっくに!」

光輝「味噌良し!じゃあ作っていくか!」

シャー!←八期が沸かしたお湯を捨てる

カチッ!←そして自分で入れ直して沸騰させる

八期「何やってるのさ!」

光輝「そんな水使えるか!」

シャー!←八期が入れ直す

光輝「何すんだよもったいない!」

八期「それはこっちの台詞だ!」

シャー!←光輝がもう一度入れ直す

光輝「優子、早苗、こいつ止めといて!」

八期「お前!」

沸騰し味噌を入れた瞬間

バシャン!

八期が水を入れ直そうとしたが、光輝がそれを阻止、優子と早苗が止めてるなか八期の腕が届いたものの、光輝がそれを阻止しようとしたが鍋をひっくり返す

早苗・優子「キャアアア!」

光輝「お前!」

ドン!←光輝が八期を殴る

八期「何すんだよ!」

光輝「お前が邪魔してきたんだろう!」

八期「邪魔したのはお前だ!」

ドン!←光輝が八期を押す

パン!←その衝撃で流星にぶつかりさらにご飯の鍋が飛ぶ

5班「ワア!」

真矢「ちょっと!あんた達!」

流星「お前、折角の白飯が台無しじゃねーか!」

ダン!←八期を殴る

八期「うるさい!」

ドン!←流星を突き飛ばす

5班「ああ!」

パリン!←包丁が飛び後ろの窓ガラスが割れる

佐藤「ちょっと!何が合ったの?」

女子B「流星、あんた燃えてない?」

流星「えっ?」

男子A「誰か水!」

男子B「俺にも移った!」

光輝「このやろう!」←八期の体を掴む

八期←必死に抵抗しもがく

ドン!

3班「キャアアア!」

佐藤「やめなさい!やめなさい!」

零「3班のみんな1回、包丁を置いて!これ以上大きな怪我が出ないように!」

3班「分かった!」

零「後、火も止めよう!」

3班「うん!」

光輝「オラ!」

八期←必死に抵抗

ドン!ドン!ドン!←抵抗した挙げ句3班の材料が無駄になる

佐藤「もう!やめなさい!」

ピー!←零が笛を吹く

男子A「流星大丈夫か?」

佐藤「兎に角、そこの2人は廊下に出てなさい!」

光輝「えっ?」

八期「はあ?」

佐藤「出ていきなさい!あんたらなんか危なっかしくて調理実習なんてさせられないわ!でないと力ずくで出すわよ!」

廊下
佐藤「絶対入って来ちゃダメよ!後あんたらは調理実習の点無いから!」

バン!

八期「お前のせいだぞ!」

光輝「お前だろ!」

八期「お前が人の仕事とるからだ!」

光輝「お前だろ!」

バン!

佐藤「うるさい!」

八期「うるさいのはどっちだ!」

ドン!

佐藤「ちょっと!」

生徒達「えっ?」

八期「誰がうるさいだ!誰のせいだって!」

ドン!ドン!ドン!←先生のお腹を蹴る

佐藤「うっ!や、や、やめな、・・・、あっ!」

早苗「八期やめなさい!」

八期「うるせー!」

ドン!

八期「オラ!」

ドン!ドン!ドン!←先生の顔を殴る

流星「八期やめろ!」

八期「お前のせいだろ!」

ドン!ガシャン!←4班も巻き添え

女子C「誰か先生!」

ピー!

香「全員、止まりなさい!」

栞「佐藤先生!」

理「完全に気絶してるわ・・・」

香「取り敢えず全員教室に戻りなさい!調理実習は中止です!」

全員「ええ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.150 )
日時: 2021/10/03 09:18
名前: いくちゃん (ID: SGjK60el)

148話・居残り調理実習

その日の放課後

香「はい、佐藤先生曰く、あなた達が最後のクラスだったので、このまま調理実習の点が無いのは不公平だし、みんなも嫌でしょ、だから、被害がなく点が付いてる1班と2班以外の班がこの放課後で居残りで調理実習をやり直します!」

理「怪我をした佐藤先生の代わりに私と松本先生と星田先生で見張るから!同じことが起きないように!」

香「だけど、6班は騒動の発端となった光輝は0点、間違って被害者の八期に手を出して混乱を起こした流星は減点ね!後、八期は念のため準備室来なさい!もう少しで家庭科室が火事になりそうだったんだから!後1人じゃ可哀想だから、零も来て!」

八期「はい」

零「分かりました」

準備室
香「さあ、私と松本先生で見張るから!2人で協力して作るのよ!」

八期「はい」

零「勿論です!」

香「それにしても、零のエプロン姿可愛いわね!」

零「そうですか?もしかして私いいお嫁さんに成れますか?」

香「それはあなた次第よ!でも楽しみね!どんなお嫁さんになるのかしら?」

零「先生!まるで自分の子供を育てた感じに言わないで下さいよ!」

香「何言ってるのよ!先生だって第3の親よ!自分の教え子が立派に社会を生き抜く姿を見たら、親と同じ位誇らしく思うわ!」

楓花「そうですね!」

八期「お母さんもそうなの?」

楓花「当たり前よ!特に担任となると尚更ね!っていうかお母さんじゃなくて先生でしょう!」

八期「あっ、そうだった、でもお兄ちゃんやお姉ちゃんが間違える気持ち分かる」

零「実際お母さんだもんね!」

楓花「お嫁さんか、零ちゃんがこのまま家に嫁いで、八期の奥さんに成ってくれたら、
私の義理とはいえ、本当に娘に成るのよね!」

零「ええっ!わ、わ、わ、八君の・・・、お、お、お、お嫁さん!」

妄想
結婚式

零「それじゃ、お姉ちゃん行ってくるね!」

鶴「零!いがないで!・・・、ウワーん!」

一「結婚式であんなに泣く人初めて見た!」

二「往生際が悪いシスコンだな・・・」

有「もう、鶴お姉ちゃんったら!見てるこっちが恥ずかしいよ!」

ヘンゼル「そんなこと言って!お前も妹を嫁がせるとき、きっと泣くぞ!」

有「そ、そ、そんなこと無いもん!そ、そ、そ、それに、泉は結婚なんてしないから大丈夫!」

その後
八期「ただいま!」←サラリーマン

零「あっ、八君お帰り!ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」

八期「お風呂で、僕ご飯の前にお風呂入る派だから!」

お風呂上がり

八期「今日も豪華だな」

零「そりゃ腕によりを掛けて作ったから!」

八期「いただきます!美味しい!」

零「ありがとう!あっ、もう口元にご飯粒付いてるよ!もう、生まれてくる娘に顔向け出来ないよ!」

八期「それは確かに恥ずかしい!」

零「あっ、忘れてた!」

八期「何を?もしかして醤油とか?」

零「違う違う!お帰りのキスよ!」

妄想終わり

零「うーん!なんか辛い・・・」

香「ほー、何が辛いのかしら?」

零「はっ!うわあ!キャアアア!どりゃあああ!やー!」

楓花「凄い、零ちゃん!完成しちゃった!」

香「なんか余計な料理も出来上がってるけど、まあいいわ!いざ実食!」

零「どうですか?」

香「グスッ、フエーン!」

楓花「星田先生?」

零「泣くほど酷いですか?!」

香「泣くほど美味しいのよ!そしていつかあんたが未来の旦那にこれを作るって考えたら寂しくて寂しくて・・・」

楓花「想像力豊かですね・・・」

八期「あっ、ウワーん!」

楓花「どうしたの八期?」

八期「結局、僕は何も出来なかった!」

零「あっ、ごめん!」

数分後
楓花「コラ!火をつけたまま離れない!」

八期「だってこの後どうすれば?」

楓花「また、火事になったらどうするの?」

八期「でも・・・」

楓花「兎に角コンロの火を消しなさい!」

八期「でもそうすると・・・」

楓花「5分位ほっといても大丈夫よ!」

香「どうみても先生と生徒じゃなくて、親子の指導ね!」

零「実際親子ですから!」

香「松本先生、八期って不器用ですね」

楓花「ええ、本当に!手先だけでなく、人間関係まで、何もかも不器用!それに料理より自分の身の危険重視だわ!」

零「どういうことですか?」

楓花「何度も何度もレシピ表見てるし、包丁持つときやコンロを使うときはぎこちないし、慎重派なのよ!怪我しない、火傷しない、レシピ通りにちゃんとやる!頭の中はこの3つが渦巻いているから遅くなるの!しかも計量だってピッタリ計ろうとするし!」

零「それで周りから遅いと思われて、仕事を取られて、何者出来なくなり、ああいったことに・・・」

香「あんたも恥ずかしがって、全部取っちゃったけどね!」

零「ああ!言わないで下さい!」

香「たく、何を妄想してたのやら?」

零「やめて!」

香「娘が欲しいとか・・・」

零「いや、それは娘ができる・・・、ああ!」

香「ふーん、親になったら娘が欲しいのね!まあ、父親なら息子とキャッチボール、母親なら娘と料理が憧れだものね!」

零「違うんです!違うんです!」

香「そしてその相手がわか・・・」

零「ああ!ああ!何にも聞こえない!」←耳を塞ぐ

数十分後

八期「出来た!」

楓花「出来たって!遅い!もう7時よ!これが晩御飯になっちゃったじゃない!他の子みんな帰っちゃったわよ!」

香「まあまあ、息子が自分に変わって晩御飯作ってくれたと思えばいいんですよ!
中途半端な時間寄りはマシですよ!」

楓花「まあ、そりゃ自分の息子が作ってくれたならね!」

4人「いただきます!」

香「ん?これは・・・」

楓花「まあ、初めてにしたら上出来かしら?」

零「まあ、見た目はそこそこだね、良くもなく悪くもなく・・・」

楓花「一言で言うなら、完食できないものではない!」

八期「だよね!自分で食べてて味噌汁ちょっと薄いなって思ったけど・・・」

楓花「その為の調理実習よ!」

香「まあ、不味いって訳じゃないのよね、期待し過ぎたからかな・・・」

楓花「零ちゃん、ちょっと!」

零「はい!」

楓花「八期って、自分に自信持ってない子だし、特に料理人とか私のようなお母さんと比較することがあるから、自分が料理が上手い人とは思ってない。でも自分でも食べておいしいか不味いかは分かる、ハッキリしてるのはね!微妙な違いで文句は言わないであげて!だから、本人にとって『完食できる美味しさ』は最高の誉め言葉だから!」

零「分かりました!」

4人「ご馳走さまでした」

香「後片付けは手慣れてるわね!」

八期「いつもやってますから!」

楓花「家では八期と二くらいしかやらないんで!」

香「零は?」

零「私は食器拭きと片付け手伝ってます!」

理「早くしてね!私帰れない!」

ちなみにこの後調理実習は中止となるが、
何年後かにある条件で復活を遂げるがその復活まで1年以上もかかるのはまた別のお話!

Re: ナンバーズ8 ( No.151 )
日時: 2021/10/07 20:42
名前: いくちゃん (ID: KzKevu2R)

149話・浴衣着付けの騒動

今日は祭り用の浴衣のレンタルに来た

二「浴衣なんて着なくて良いよな!」

八期「むしろ、私服の方が良い!」

楓花「じゃあ、あんたらはそこで待ってなさい!」

一「いや、ここはお姉ちゃんにどんな浴衣が似合うか見てよ!二が選ぶ物ならなんだって着てあげる!」

一兄「それで、露出多かったり、センスも欠片もないやつ選ばれたら?」

一「そんなの選ばないって私信じてるから!明らかにダサいのは二は選ばないからね!」

理「あら、松本先生達も浴衣のレンタルに?」

愛海「八期君じゃん!それに零ちゃんに鶴ちゃんにグレーテルちゃん達も!」

希「えっ?八君!」

子「えっ、みんな?」

町子「あっ、皆さん!」

芹「嘘でしょ!」

青奈「八期!」

芹「こんな偶然あるんですね・・・」

希「あっ!ねえねえ、去年やったように、八君に浴衣見てもらおうよ!」

青奈「賛成!やろうやろう!」

芹「また、やるんですか!」

愛海「面白そうだね、私も!」

理「愛海、あなたまで?」

子「と言うわけで八期君借ります!」

楓花「良いわよ!ただこの子見た目の判断苦手よ!」

希「大丈夫!」

一「鶴ちゃん、私達も二連れてファッションショーよ!」

鶴「わかった!」

二「おーい!」

着付け場所
青奈「あれ?八期は?」

愛海「着替えを見るわけにはいかないって、そこの壁の椅子で待ってる!」

子「フフフ、紳士ね!」

希「お姉さん達気にしないのにな・・・」

芹「気にして下さい!」

町子「ええっと、浴衣ってたしか下着は・・・」

グレーテル「脱ぐんだろ!」

町子「そうそう!出来た!八期君!」

グレーテル「八期!見ろ俺達の浴衣姿を!」

芹「そこの2人待ちなさい!」

2人には届かず

町子「ねえ、どうかな?」

グレーテル「お世辞無しで頼むぞ!」

八期「紅色、町子さんにピッタリ!グレーテルはなんか詰めてる?」

グレーテル「誰がだ!これはなあ、俺のおっぱいだ!」

八期「!?」

グレーテル「おい、そもそも俺は女だ!」

周りの人達「!!!」

八期「何で顔赤いの2人共・・・」

町子「やっぱりジロジロ見られるのって恥ずかしいなあ・・・」

グレーテル「奇遇だなぁ、俺もだ!」

芹「2人が下着着けてないからでしょう!」

八期「パンツも穿いてないの!ちゃんと穿こうよ!」

グレーテル「もってなんだ!もって!」

八期「靴下はともかく・・・」

町子「上は?」

八期「上って?」

町子「女の子には上にも着けるものが合って・・・」

八期「ああ!白いシャツだね!」

全員・ズコーン!

愛海「取り敢えず下着着けてない2人は戻って!」

青奈「どう!八期、私の浴衣姿は?」

八期「肩の方に何か付いてますよ!取ったらどうですか?」

青奈「あんたがそんなに言うなら・・・」

子「取っちゃダメ!」

愛海「この肩の紐は命と同じくらい大事なものだから!」

八期「鉄で出来てるの?」

芹「そんな重いもの着けるか!」

希「別に刃物から守るための物じゃないわよ!」

八期「じゃ何で?」

希「女の人って胸が大きくなると先っぽが服に擦れるの!だから、擦れる感覚を失くすための、物を着けてるの」

八期「ふーん」

着付け場所
町子「ねえ、誰私のブラ知りませんか?間違って着てません?」

希「まっちやんカップは?」

町子「Bですよ!」

グレーテル「零、間違ってないか?」

零「何で私なんです!」

グレーテル「お前Bだろう!」

零「何で知ってるんですか!」

芹「声大きい!他にもお客さんいるし、男子もいるのに!」

愛←はいはいで零の元へ

零「ああ!愛!そのブラ!」

愛←自分に着ける

零「もう!それは町子さんのでしょう!返しなさい!」

愛・フルフル

グレーテル「お前には10年早い!」

愛海「愛ちゃん、これ着けたい気持ちは分かるけど、あのお姉ちゃんのだから返して」

愛・フルフル

零「我が儘言うな!愛にはまだ早いの!」

愛・フルフル

零「仕方ないわね」

数分後

零「はい!お姉ちゃんの貸してあげるから!」

愛・フルフル

零「何でよ!」

グレーテル「お前じゃあ小さいからじゃねーの?」

青奈「やっぱり愛ちゃんも女の子だから大きいおっぱいに憧れてるかな?」

八姫「ねえ、誰か私のブラ知らない?」

芹「知らないわよ、ってあなたも間違って下着脱いだの?」

八姫「だから、さっき聞いて着替えようと・・・」

愛←八姫のブラを踏んでる

八姫「ああ!それ私のブラ!」

グレーテル「小さいなぁ・・・、むしろ小さい方が良いのか?」

八姫「変なこと言ってないで取り返してよ!」

零「コラ!愛返しなさい!」

愛「ヤーヤー!ヤーヤー!」

零「ヤーヤーじゃないの!これは人の物なの!人の物を勝手に取ったらダメなの!ほら、手を離して!」

愛「ヤーヤー!ヤーヤー!ヤーヤー!」

八期「ほい!町子さん、どっちですか?」

町子「こっちだよ、ありがとう八期君!」

八期「取り敢えず、着替えを・・・」

町子「わかった!ごめんね」

八期「はい!八姫ちゃん!」

パシン!

八期「何すんだよ!」

八姫「それはこっちの台詞よ!何平然と女子の下着を触ってんのよ!」

八期「取り返してあげたのにそんな言い方ないだろ!」

八姫「あんたには頼んでないんだから!触らないでよ!変態!」

八期「何だと!もういっぺん言ってみろ!」

八姫「人の胸目当ての変態!」

八期「お前はありがとうも言えない猿以下め!」

八姫「誰が!猿以下ですって!」

楓花「ちょっと!」

真央「何を喧嘩してるの?」

八期「だって八姫ちゃんがいきなり叩いて・・・」

八姫「八期が私のブラを・・・」

楓花「みんなどういう状況だったの?」

零「ええっと・・・」

町子「私が説明します!愛ちゃんが私と八姫ちゃんのブラを取って自分の物にしようと・・・、それで八期君が取り返してくれたんです!」

楓花「みんな、間違い無い?」

全員「はい!」

真央「なら、八姫が悪いわ!」

八姫「何でよ!」

真央「取り返してくれたのならお礼を言わないと・・・」

八姫「だって、男子に自分の下着を見られたり、触られたりとか嫌じゃん!」

芹「それはそうね!デリカシー無さすぎ!」

愛海「でも、取り返してもらった人にあの態度は酷いよ!」

希「そうだよ!八君は2人が困ってるからと善意でやってるのに・・・」

八期「たかが下着1枚でうるさいんだよ!人が折角取り返してやつたのに!」

八姫「何ですって!」

芹「八期、女子には女子だけの事情があるの!」

八期「はあ?それでお礼1つも言わずに人に手を出すのか?」

楓花「ストップ!兎に角、これは八姫ちゃんが悪いとして、八期!
女の子の物は極力触らないように!」

八期「何で?」

楓花「また、誤解生むわよ!」

真央「八姫も取り返してもらったならありがとうくらい言いなさい!」

八姫「えー・・・」

八期・八姫「フン!」

Re: ナンバーズ8 ( No.152 )
日時: 2021/10/07 21:41
名前: いくちゃん (ID: KzKevu2R)

150話・お祭り騒動・・・①
グレーテル「八期、まだ膨れてるのか?」

八期「僕は100%悪くない!」

希「まあ、まっちゃんはそれをわかってお礼を言ったもんね」

町子「うん、下着を男の人に見られたり触られるよりかは、この後も下着無しで町を歩くってなるよりはマシだし・・・」

零「それもそうだよね」

八期「何で嫌なの?」

希「それは、八君だって林間学校とかで下着を人に見られたら嫌じゃない?」

八期「まあ、先生に忘れ物で出されたら恥ずかしいけど・・・」

希「それと同じよ!」

八期「パンツじゃないのに?」

希「そう来たか!」

グレーテル・零「どう来た?(んですか?)」

希「まあ、上の服とかだったら私もそんな嫌じゃないしな・・・、ましてやパンツはパンツでもジーパンとかは恥ずかしいと思わないよね!」

グレーテル・零「あああ・・・」

子「でもブラだって、普通に恥ずかしいじゃん!」

愛海「私も八期君くらいの子はそうでもないけど、同じ年代は、ちょっと・・・」

八期「まず、ブラって何?」

全員「えっ?!」

グレーテル「お前、ブラジャーも知らないのか?」

八期「ブラジャー?なんかのスポーツ?」

楓花「ダメだこりゃ!」

希「これは教えるべきか、教えないべきか?」

グレーテル「大体、乳当てで教えられてるもんな!」

愛海「分かりやすく言うとね!」

子「そうそう!ブラジャーの大きさとかで、男子に見つかったら、自分の胸の大きさがどれぐらいあるか妄想されるから嫌なのよ!」

希「分かる!男はおっぱい星人だもんね!」

愛海「うちの弟もそうよ!いつも女性有名人を見てはこの人のバストはこれくらいって感じに!」

八期「それ知って何になるの?」

希「あれよ!胸の大きな人と結婚したいとか・・・」

グレーテル「大きなおっぱい揉みたいとか・・・、そんな妄想すんだろ!」

八期「そんなことして何になるの?」

子「それを言ったら本末転倒だよ!」

八期「まず、人の胸の大きさを妄想?僕には分からない!」

零「そう言えば八君、胸興味無いもんね!」

希「そうだった!」

グレーテル「こいつは本当に男か?」

愛海「ただのお尻好きかもしれないよ!」

楓花「あんまり、そっち系の話やめて!これでも思春期だから!」

年上メンバー「すみません」

八姫side
八姫「本当にあいつ、デリカシー無いんだから!」

芹「たしかに、勝手に下着を触るのわね」

八姫「しかも真顔で!」

二美「でも、八姫も悪いよ!取り返してもらったのにいきなりビンタなんて・・・」

八姫「だって、恥ずかしいじゃん!きっと今頃私の胸の大きさ妄想してるわ!」

一「いや、うちの八期はおっぱい興味無いから、むしろ八姫ちゃんにビンタされたこと恨んでるかも!」

八姫「少しは妄想しなさいよ!」

二「どっちだよ!」

一「女心とはこういうものよ二!妄想されるのは嫌だけど、妄想されないのは自分の胸は妄想できない程小さいのか!ってね」

二「うわ!超どうでもいい!」

二美「それは聞き捨てならない!」

八期side
八期「そんな胸大きい方が良いの?」

希「ここは人による」

町子「八期君は胸が大きい人を魅力的に感じない?」

八期「感じない!むしろ怖い!気持ち悪い!」

グレーテル「お前、全国の巨乳と巨乳好きの男に殺されるぞ!」

愛海「もしかしてお尻が大きい人とか?」

八期「ええ!大きい人なんて嫌だよ!引くよ!」

希「う~ん、もしかして普通の体型が良いとか?」

八期「まあ、仰天テレビに出る人みたいじゃなくて・・・」

楓花「そんなの一握りよ!」

八期「話戻すけど、何で取り返したらダメだったの?」

希「男の人に自分の体型を知られたくないから!」

愛海「人にはプライバシーってのが合って・・・」

八期「下着1つで分かるわけ無いよ!」

子「分からなくても男の人は勝手に妄想するから・・・」

八期「妄想?そんな意味のないことして何になるの?」

楓花「あんたはしなくても、する人は多いの!八姫ちゃんは自分の体型を想像されるのではないかって恐れてたのよ!」

八期「分かんない!体型知ったからって、数字で人は分かるわけ無いのに!」

楓花「あんたみたいな人が沢山居たらこんな揉め事なかったのにね!兎に角、女の子の下着は無闇に触っちゃダメよ!」

八期「洗濯物は?」

楓花「これからは本人に取らせるわ」

町子「八君、私は善意でやったってことは分かってるから!」

楓花「さあ、着いたわ!祭りをおもいっきり楽しみましょう!」


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