二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.120 )
- 日時: 2021/03/19 08:51
- 名前: いくちゃん (ID: CjSVzq4t)
118話・8の苦手な物
ガチャガチャ
八姫「しかも中から鍵が掛かってる!」
零「完全に入れないわね、きっと八君相当怒ってるわよ」
葉月「あいつ、部室の鍵を持って閉めやがったな!」
零「この部室は理事長室と繋がってるから、入るならそこからだね」
葉月「つまり、理事長室から入らないと部室に入れないのか!」
芹「入りにくいわよ!」
葉月「そもそも何で部室が理事長室と連絡してるんだよ!」
零「仕方ないじゃん、顧問は理事長なんだから!」
芹「何でよ!」
愛海「何してるの?」
零「あっ、愛海お姉ちゃん!」
芹「何?零のお姉ちゃん?」
零「違う、従姉!」
葉月「親も居ないのに!」
零「お母さんは生きてるよ!どこにいるか分からないけど・・・」
八姫「どっちの兄弟?お父さん?」
零「お母さんのお姉さんの子!」
芹「へー、お母さんのお姉さんの子なんだ・・・」
愛海「何?お母さんに用があるの?」
零「違う、部室に直接入れないから・・・」
葉月「今、お母さんって言った?」
愛海「ええ、うちのお母さんここの理事長だし・・・」
3人「理事長の娘!」
芹「ってことは・・・」
零「うん、私理事長の姪!お母さんのお姉さんが理事長!」
話を聞く愛海
愛海「なるほど!私がちょっと説得してくる!」
ガチャン
数分後
芹「どうでした?」
愛海「あなたが謝罪するなら良いって」
芹「ええっ?!私が謝罪?何で?」
楓花「どうしたの?廊下で溜まって・・・」
愛海「あっ、松本先生!八期君が部室に込もって・・・」
昨日の話を聞く
楓花「それは芹ちゃんが悪いわ!」
芹「どこがですか?!」
楓花「ねえ、あなたが八期と初めて揉めた時のこと覚えてる?」
芹「たしか身だしなみを直してなくて・・・」
楓花「あの子はね、見た目の判断という正解の無い答えを答えられないの!」
零「どういうことですか?」
楓花「じゃあ例を出すと、1+1は?」
全員「2!」
楓花「じゃあ、この絵を見て思うことは?」←スマホを見せる
全員答えはバラバラ
楓花「みんな良い評価の人もいれば悪い評価もいた、これが答えの無い問題よ!」
芹「それがどういうことですか?」
楓花「あの子が起こした事件知ってる?」
芹「聞いてます、確か判定に不服が合って・・・」
楓花「そう、人の目視で行うものだったわ!」
芹「はい・・・」
楓花「このアイドル活動も、ダンスとか歌声は人によって感じ方が違う!つまりどれが良いのかなんて測れないの!」
芹「どういうことですか?」
楓花「人によっては良い評価と悪い評価が割れてしまうと言うこと、今回で言うと八期自身はよくても、あなたがダメと言えばダメとなるということね!」
芹「でも、それは・・・」
楓花「極端な話、周りがどれだけ良い評価をしてもあなたがダメと言えばいくら頑張ってもダメ、八期はそれを恐れてる!それにこの部活はバレーボール協会から追放された中で周りに誘われて入ったばかりの部活なの!なのにその部活をいきなり廃部だなんて・・・」
葉月「それは思った!いきなり過ぎるよ」
零「そもそもなぜ先生は八君をアイドル研究部に?」
楓花「歌はあの子が好きなことだから興味を持ってくれると思って、ダンスの方は周りとの協調や信頼、コミュニケーションとか、家族以外の人とも協力できるようにって!このままだと、一人ぼっちに成りかねないしね!」
芹「・・・」
楓花「部活にはその部活でしか学べないこともあるの!だから、仕事に関連するものがある限り、そういった部活に無駄な物など無いの!零ちゃん達のような深い関係の子達でもいい!1人ではなく、人とのコミュニケーションと協調!これがあの子が学べないことだからこそ、この部活で学んで欲しいの!それでアイドルになるかは、また別の話だけど・・・」
芹「八期、昨日はごめんなさい!私もアイドル活動を学ぶために体験させて下さい!」
ガチャガチャ
零「あっ、空いた!」
八姫「良かった!」
キーンコーンカーンコーン!
楓花「チャイムが鳴ったってことは、今日はもう尾張ね!また明日頑張りましょう!」
芹「そんな!」
1日無駄にした
- Re: ナンバーズ8 ( No.121 )
- 日時: 2021/04/01 21:57
- 名前: いくちゃん (ID: CjSVzq4t)
119話・愛海の決意
時は夏休み後に戻る
岡田家
愛海「ねえ、お母さん!」
理「何?」
愛海「八期君ってさあ結構守られてるイメージなんだけど・・・」
勇気「あっ、それ俺も思った!っていうか母さん!あいつひいきされてないか?あんだけ事件起こしておいて、何にも無いなんて・・・、それにこの間のプールの時だって・・・」
理「そうね、私も言いたいことはある、でもそれを八期のせいには出来ないの!」
勇気「どういうこと?」
理「零が言うには、彼の言い分を聞くと一概に彼だけが悪い訳ではないし、情状酌量の余地も致し方無いという状況だったりもするし・・・」
勇気「だからって贔屓にも程が・・・」
理「何より・・・」
愛海「理由も無しに人を傷つけたりしないってことよね!」
理「愛海」
愛海「私も零についてはお父さんに言ったことがある、でもお父さんは『彼女は弱い子を守ろうとしているだけ!だからそれをじゃまするな!』って言われた」
勇気「何だよ!それ?」
愛海「私は八期君が特別扱いは受けて無いと思うわ!むしろ相手に傷つけられて、酷い目に合ったから、お詫びを受けたってところかしら?」
勇気「俺はそうは思わないな!それで何人の生徒を失ったと思ってんだよ!学校の評価も落ちるし、あいつが出て行けばいいんだよ!」
愛海「あんたは人の気持ちを分かって無いわね!」
勇気「それは姉ちゃんの方だろう!」
理「ハイハイ、私達が揉めても解決しないわ!いくら姉弟喧嘩でも他人の話で喧嘩はやめて!」
愛海「お母さんはどう思ってるの?」
理「んー、私の本心は勇気の意見かな?」
勇気「よし!」
愛海「はあ?」
理「ただ、実際の行動としては愛海の意見なのよ!」
愛海「良かった」
勇気「何でだよ!父さんか?」
理「いいえ、零よ!」
愛海・勇気「零?」
理「あの子は頭が良いわ!しかし良すぎてね、脅されてるの!」
勇気「脅されてるって?」
愛海「どういうこと?」
理「もし、八期君自身が悪くない事件を彼のせいにしたら、いじめの素の動画をネットに晒すって!」
勇気「脅しじゃん!」
愛海「まあ、致し方無いんじゃない?」
勇気「そんなことしたらうちの学校が!」
愛海「何言ってるの!いじめは本来合ってはならないことよ!」
理「そう、だから彼がきっかけでない事案は彼を守ることを優先しないといけないの!」
勇気「そんな・・・」
愛海「なるほど・・・、(でも何か違和感が・・・)」
次の日
廊下
愛海「あっ、零!」
零「あっ、愛海お姉ちゃん!」
愛海「ちょっと聞きたいことがあるんだけど?」
零「何?」
愛海「あんた、この学校で先生やってる?それも責任者的なポジション?」
零「何でそれを!?あっ!」
愛海「大丈夫!私は理事長の娘!協力するわ!というかあんたの姉が理事長ってのもお父さんから聞いてるし!」
零「伯父さんに?」
愛海「でも、その代わり・・・」
部室
零「ええっと、今日から新しい部員が増えました!」
愛海「愛海です!初めに言っておくけど理事長の娘です!ただ親の権力は使わないことをお母さん達と約束しているので、私の親の権力頼みとかやめてよね?!」
全員「宜しくお願いします!」
愛海(私も八期を全力で守ろう!いじめダメ!絶対!だもんね!)
外
勇気「姉ちゃん・・・」
- Re: ナンバーズ8 ( No.122 )
- 日時: 2021/04/07 21:52
- 名前: いくちゃん (ID: AwUzQTp7)
120話・チームのコンセプト
時は芹が部員に入る日まで遡る
芹「ええっと、草芹です!私は一応60日間の体験入部となりますが、宜しくお願いします」
二「八期不満な顔してるな」
八期「・・・」
鶴「取り敢えず、一応このメンバーでチームになるのかな?」
零「私はせっちゃんが普通に入って欲しいと思ってる」
芹「ありがとう」
一「チームになると言うことは、このメンバーを纏めたりするリーダーを決めないとね!」
零「誰にする?」
八期「ここは1番年上の希お姉ちゃんとか・・・」
鶴「うちの校則では最上級生はリーダーになれません!」
希「そうなの!」
二「それに年齢層の幅が広いから、中等部以下がいいと思うけど・・・」
鶴「それでも最上級生にあたる学年は無理よ!あとリーダーに属する人も駄目よ!
勿論1年生は絶対無理よ」
芹「と言うことは私は無理ですね」
町子「私もダメか・・・」
一「八期やってみない?」
八期「えっ?!無理無理!リーダーなんて僕には無理だよ!零ちゃんは?」
零「私も無理よ!リーダー被るし・・・、私から推薦いいかな?」
鶴「誰?」
零「八姫ちゃん!」
八姫「えっ?私!」
零「だって、八姫ちゃんはせっちゃんの条件を聞いて、みんなを奮い起たせようとしたから!」
八姫「ちょっと待って!私もリーダーって言う柄じゃないし・・・」
零「八姫ちゃん、リーダーだって何でもかんでも出来るわけじゃないし、1番優れてるからとか、最年長だからとかじゃないの!
リーダーというポジションは、場合によって役割が変わってくる!だから、八姫ちゃんが思うリーダー像で行けばいいよ!」
八姫「それが分からないんだけど・・・」
零「この前の姿を見て私が思う八姫ちゃんのリーダー像は、ムードメーカー的なポジティブキングかなぁ?どんな苦境に立たされてもそれを乗り越えようってみんなを励ます感じかな?」
二美「リーダーだと、高確率でセンターだから、1番目立つ場所に立てるわよ!」
八姫「みんな、いいかな?」
八期「いいと思う」
芹「賛成!」
全員「賛成!」
鶴「チームのコンセプトはどうする?」
全員「コンセプト?」
一「どのように曲やダンスを作るかよ!」
零「お姉ちゃん達はどうやってるの?」
日「私達は各一人一人が自分の役割を決めて、作っているわ!」
瑞穂「いわゆる分担作業だよね!」
滋「みんなそれぞれの得意分野を中心にしてるんだよね」
鶴「まとめると、みんなで考えて協力して作る!みんなの考えで新しい物を作ると言うのが私達のコンセプト!」
一「必ず全員の意見を2つ以上は採用するのよね!みんなで作ったって言うのを強調するために!」
鶴「まあ、それはダンスの振り付けだけど、今は各々自分の得意分野が中心になってるけどね!」
零「八姫ちゃんどうする?」
八姫「お姉ちゃんはどうしてるの?」
二美「私はリーダーだから、みんなの意見をまとめて、とにかく喧嘩や争いの仲裁とかやってる!あと、全体の見栄えとかの指示も担当しているわ!」
八姫「ふーん、凄いなあ」
二美「あなたはあなたが思うように、みんなと協力すればいいのよ!」
八姫「じゃあ、私達もみんなで作って行こう!みんなで考えよう!みんなで作り、みんなで披露し、みんなで優勝!」
二「最後スローガンになってるよ」
八姫「私達のコンセプトはみんなの夢を詰め込む!みんなの意見の中から色々と作るってことでどうかな?」
メンバー「賛成!」
八姫「よーし、優勝目指して頑張るぞ!みんな行くぞ!」
メンバー「おお!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.123 )
- 日時: 2021/04/10 20:08
- 名前: いくちゃん (ID: AwUzQTp7)
121話・役割分担
八姫「とは言っても、自分達で作り、自分達で考えるか・・・、ダンスの振り付けはともかく、歌はどうする?」
希「そういうの、作詞とか作曲って言うよね!作詞は詩が得意な人、作曲は絶対音感を持ってる人といった専門の人でないと無理だよね・・・」
八姫「誰か国語か音楽が得意な人っている?」
芹「国語なら任せて!私いつも国語のテストいつも100点だし!」
子「なら、相当ね!うちのテスト最後に作文あるから、100点取るの本当に難しいもん!」
町子「私、絶対音感持ってますよ!音楽のテストいつも100点です!」
零「それも凄いよね!うちのテストピアノ問題で、複数押し答えられる人少ないもん!」
八姫「確かに、何音押してるかも分からないもんね!大体3音から6音だけど、どの音階かは全くだもん!」
希「提案なんだけど、せっちゃんとまっちゃんには作詞と作曲それぞれに集中してもらって、残りのメンバーで振り付けを考えない?」
八姫「それいい!歌はせっちゃん、曲は町子先輩が作った物だし!」
町子「そうだね!みんなで作るならそれでいいよ!」
芹「私も気にしないわ!」
零「決めることはこれだけでいいかな?」
鶴「歌と振り付けを考えるだけではないわ!」
瑞穂「踊るときの衣装を作る衣装係!」
和「全員の手当てや体調を診る体調管理係!」
滋「みんなの食のケアをする栄養管理係!」
一「歌と振り付け以外の細かいところにも気を遣わないとね!それに体調が悪い、大きな怪我があるのに動かれたら、その後が深刻になることだってある!特にインフルエンザでも、信じず学校に来る八期には要注意!変な感じだったらすぐに誰か止めてね!」
希「変な感じって言ってもな・・・」
零「そうだ!」
ガラガラ
理珠「それで私が・・・」
零「お願いしても良いですか?」
理珠「私が皆さんの体調管理係、構いませんが1つ条件があります!」
零「何?」
理珠「私もこの部に参加させて下さい!」
零「みんな、いい?」
全員「良いよ!」
零「よし、これで体調管理係は決まったね!次は衣装係だけど・・・、誰かお裁縫得意な人いる?」
グレーテル「俺、服くらい作れるぞ!姉御に教えてもらったことあるし!」
零「誰が姉御よ!気安く私のお姉ちゃんを姉御なんて呼ばないでよ!」
グレーテル「なんだよ!歳上の女なんだから姉御って呼んでも良いだろう!」
子「ええっと、これは?」
八期「複雑な家庭事情なんです!本来は零ちゃんと鶴さんが血を分けた実の姉妹なんですが、グレーテルは戸籍状鶴さんと姉妹なんです」
八姫「2人はお母さんが違うんだよね?」
希「本当に複雑・・・、鶴ちゃんの認識としては?」
鶴「零は可愛い私の妹、グレーテルは愛人の従姉妹という認識!」
希「連れ子ではないんだね」
鶴「半分血が繋がってるようなものだから、でも妹という認識はない」
希「親戚なのね・・・」
グレーテル「じゃあ次は栄養管理係だけど、誰が行く?」
零「はい!私が行きます!お姉ちゃんとかに料理教えてもらってるもん!」
グレーテル「大丈夫か?」
零「大丈夫よ!」
八期「零ちゃんの料理美味しいよ!」
八姫「うんうん!」
グレーテル「いや、味じゃなくて栄養とレパートリーだよ!誰かさんの好みに集中しそうで・・・」
一「うちでも合ったよね!早ちゃんと鶴ちゃんにやらすと、二の好きな物に集中するから、肉と野菜は出ても魚料理が全然出ないのよね・・・、だからみんなの好みを理解できる滋ちゃんに変わってもらったのよね!」
二「そうだったな・・・」
零「大丈夫!みんなの好みを考えてちゃんと作るよ!贔屓したりしない!」
平江「私達は?」
希「1年生の2人はお手伝い的な琴電屋島良いよね?」
子「そうよね、マネージャー業とか!」
結「どんな感じですか?」
八姫「水の用意とかタオルの用意とか・・・」
八期「でも、1年生だけって言うのも・・・」
青奈「そうよね、私達もやるわ!むしろ年上が見本にならず、誰がやるのよ!」
こうして大体の役割が決まった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.124 )
- 日時: 2021/04/14 08:42
- 名前: いくちゃん (ID: y98v9vkI)
122話・発表会の演劇・・・①
香「11月の文化祭で発表会をします!うちのクラスは多数決の結果演劇だから、どんな劇をするかとか配役とかを決めるわよ!」
全員「はーい!」
香「じゃあ、学級委員の裕太と花梨頼むぞ!」
裕太・花梨「はーい!」
裕太「では、どんな劇をしたいか案を出して下さい!」
花梨「昔話でもおとぎ話でも今人気の漫画でも小説でも何でもいいのでお願いします!できればどのクラスともカブラナイもので・・・」
裕太「じゃあ、神田!」
神田「桃太郎とか?」
八期「それ三氏兄ちゃんの友達のことだ!」
裕太「却下だな」
花梨「珊瑚ちゃん!」
珊瑚「白雪姫!」
八期「元は白雪じゃなかったけど・・・」
花梨「没」
裕太「昌木!」
昌木「おむすびコロリンとか?」
八期「あっ、それ僕やってネズミに会ったよ!」
花梨「摩子ちゃん!」
摩子「シンデレラ!」
八期「舞踏会なら僕も出たね、SP役で!」
裕太「信二!」
信二「金のガチョウとか?」
八期「僕の従姉妹がやってた!」
花梨「里子ちゃん!」
里子「人魚姫!」
八期「琵琶湖で三氏兄ちゃん助けてもらって、今は足もらって歩く練習してる」
裕太「竜太郎!」
竜太郎「浦島太郎!」
八期「今、孫がいるお爺さん」
花梨「神奈ちゃん」
神奈「ヘンゼルとグレーテル」
八期「今、うちに住んでる!」
全員「ええ!」
裕太「智也!」
智也「小人の靴」
八期「ヘンゼルとグレーテルの弟達だ!」
全員「ええ?」
裕太「竜平!」
竜平「猿かに合戦」
八期「イタズラ野郎をお姉ちゃん達が凝らしめたな」
裕太「良輔!」
良輔「マッチ売りの少女とか?」
八期「お兄ちゃん達が助けた!今は僕の知り合い!」
裕太「佑馬!」
佑馬「ブレーメンの音楽隊!」
八期「今、結成されてるよ!」
花梨「星羅ちゃん!」
星羅「かぐや姫」
八期「月家に帰ったけど、戻ってきた」
花梨「奏ちゃん」
奏「人数少なくなるけど鶴の恩返し!」
八期「あっ、それ零ちゃんのお姉さん!」
全員「ええ!」
香「八期黙れ!話が進まない!」
裕太「昌二」
昌二「俺、好きな漫画があるんだけど、それのオリジナルストーリーをやってみたらどうかな?」
竜平「いいんじゃねえの?」
佑馬「たしか、お前の好きな漫画は借金執事が金持ちのお嬢様に拾われる話だったよな!」
昌二「おう、それを俺らで面白くしないか?」
八期「いいね!やりたい!」
香「女子達はそれでいいか?」
全員「はーい!」
香「言っとくけど、健全な物な!変なシチュエーションいれるなよ!」
昌二「分かってますよ!実はこの作品ハーレムなんですよ!」
八期「そうそう!」
昌二「だから、最後のラストはその候補となるヒロイン達から主人公が好きな人を選ぶ!それをお客さん達に予想させる!こんな展開どうですか?」
香「面白そうね!」
全員「賛成!」
昌二「ちなみに選ぶのは、主人公となった人で!」
しかし、この主人公を巡り争いになるなど、この時のクラスは想像もしていなかった。
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