二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.168 )
日時: 2021/12/15 23:28
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

167話・最悪な修学旅行・・・②
香「ふー、極楽極楽!お風呂は命の洗濯とも言うしね・・・」

零「先生お婆ちゃんみたい!」

香「誰がお婆ちゃんよ!零、ちょっと来なさい!」バシャン!

零「ああ、暴力反対!体罰反対!」

香「女の子なんだからもっと清潔にしなさい!洗い残しだらけじゃない!」

花梨「ハハハ、零ちゃんったら先生に洗ってもらってる!」

神奈「まるで先生がお母さんみたい!」

香「教師は第3の親よ!お母さんだろうとお父さんだろうと先生達は気にしないわ!」

珊瑚「じゃあお母さん、私も!」

香「誰がお母さんよ!」

珊瑚「さっきと言ってることが違う!」

香「親のように見られるのは良いって話よ!私はあなたの親代わりであって、親じゃないから!」

脱衣所
零「先生、なんで私だけ?」

香「髪は女の命!ちゃんと手入れしないとね!あんたの髪だって繊細なんだから!」

零「私、来年で12歳なんですよ!それでも11歳!自分で出来ますよ!」

香「黙って先生の言うこと聞きなさい!」

花梨「もう端から見たら親子じゃん!」

神奈「たしか、先生零ちゃんの着替え手伝ってたよね?」

零「恥ずかしい・・・、なんでパンツを人から掃かされないといけないの?私何歳?」

珊瑚「お母さん、私も!」

香「あなたは自分でやりなさい!あと誰がお母さんよ!」

珊瑚「贔屓!」

栞(岡田)「香先生、そろそろ順番です!」

香「ちょっと待って、あと5分、いや10分頂戴!」

栞(岡田)「他がつっかえてるんです!」

零「先生、長い!」

夕食
零「皆さん、長旅お疲れ様でした!旅館の方が用意してくれた料理です!残さずしっかり食べましょう!そして、くれぐれも隣の人の皿の物は取らないように!取った瞬間、そこで退室してもらいます!なので、決して落としても自分の物は自分で処理してください!それでは手を合わせて下さい!」

パチン!

零「いただきます!」

全員「いただきます!」

香「これで去年のようにはならないから安心して食べなさい八期!」←念には念を入れて八期の隣

八期「はい」

零「良かったね八君!」

八期「うん、美味しい!」

香「どこ行ってきた?」

八期「ほぼ汽車に乗っていました」

香「ずっとそこだけ?他のアトラクションは!まあお前が楽しかったんならいいんだけど・・・」

八期「だって、絶叫系だけは嫌なんです」

香「高所恐怖症?」

八期「高いところもそうですが、宙に浮かびたくないんです」

香「成る程ね、装ってあげようか?」

八期「いいんですか?じゃあお願いします」

零「あっ、お母さん私も!」

香「分かったから待ってて!」

八期「お母さん?」

零「あっ、間違えた!お風呂の時が・・・」

栞(岡田)「香先生!」

香「あっ、危うくお母さんモードに入る所だった!」

八期「先生家ではそうやって子供のご飯装っているんですね?」

香「そうなのよ!5人も子供いるとこれが癖になるのよね・・・」

零「私って、そんなに先生の子供に似てます?」

香「似てる、似てる、そっくりよ!親を困らせる割には無駄に頭良いし!」

八期「先生が居なくて先生の子供大丈夫ですか?」

香「大丈夫よ!旅行中は先生のお姉さんの家で預かってるから!」

八期「先生、お姉さん居たんですか?」

香「何よ、お姉ちゃん居て悪い?兄弟姉妹の1人や2人、誰かしら居るのが当たり前でしょ!」

零「確かにそうですね・・・」

香「ほら、お喋りばかりじゃなくちゃんと食べなさい!後好き嫌いはダメよ!アレルギー以外はね!」

零・八期「は~い」

片付けに近づき
八期「もう、限界・・・」

香「ご飯、何杯お代わりしたのよ!」

零「4、5杯いってたね・・・」

八期「零ちゃんも6杯行ってるじゃん!」

零「私は、器に入れる量も計算して取ってるから!八君計算得意じゃないの?」

八期「おかずに食べさせられてる」

香「どういうこと?」

八期「おかずの味がご飯を進ませる」

香「全く、ペースも考えずにお代わりするからよ!今度から油っこいものと野菜を一緒に食べなさい!絶対違ってくるから!」

八期「はい・・・」

食べ終わり
八期「ごちそうさまでした」

香「帰ったらもう、早く寝るのよ!夜遅くまで起きてたら、朝まで正座なんだから!」←生徒全員に言ってる台詞

八期「勿論です!」

部屋に戻り
八期「あっ、何やってるの?僕も入れて!」

大樹「この回が終わったらな!」

トントン

敦士「あっ、生徒指導の藤野先生だ!」

ガチャ

藤野「お前ら全員居るか?どこか別の部屋にいる奴が居たら就寝時間前に連れ戻してこいよ!点呼取るぞ!
菅野!」

大樹「はい!」

藤野「田中!」

敦士「はい!」

藤野「氏家!」

孝明「はい!」

藤野「葛野」

光太「はい!」

藤野「三村!」

昌義「はい」

藤野「松本!」

八期「はい!」

藤野「後、15分もしたら就寝時間だからな!それまでにちゃんと寝ろよ!でないと朝まで正座だからな!」

全員「は~い!」

ガチャン

八期「朝まで正座は嫌だからもう寝よう!」

大樹「何言ってんだよ!夜はこれからだぜ!」

昌義「おう!俺朝まで起きてやるからな!」

敦士「出た、それ言って最初に寝る奴!」

孝明「何なら俺は今から先生に見つからずに女子の部屋まで行ってやるぜ!」

八期「止めとけ!まず、連絡通路挟んで別棟に居るんだから!それに部屋の鍵だって掛かってるし・・・」

孝明「そう言うと思ったぜ!実は俺彼女いるんだよ!だからそいつの部屋さへ行けば鍵は普通に開いてるから大丈夫なんだよ!」

八期「どこが?先生に見つかったら終わりだよ!」

孝明「捕まらなかったらいいんだよ!」

大樹「おい、たか、俺も付いていくぜ!」

孝明「よし、大樹付いてこい!」

八期「しーらね!」

昌義「俺らはどうする?」

光太「リモコンのこの番組気にならねえか?」

敦士「成人禁止ボタンか!よし、見よう!」

昌義「電気点けてたらバレるから、テレビだけ点けて・・・」

八期(最悪な班じゃん!これを注意しろ?無理!それに部屋は出れないし・・・)

数分後

敦士「まだ服のままかよ!」

光太「そろそろ脱いで欲しいな・・・」

昌義「おい、脱ぎはじめたぞ!」

3人「おお!」

バタン!

藤野「お前ら!」

3人「ヒッ!」プチッ!バサッ!

藤野「全員起きろ!ほら、ほら、ほら、ほら!」←1人1人を蹴る

藤野「寝た振りをするな!全員起きろ!さもないと一発入れるぞ!」

3人「はい!」

藤野「お前ら、分かってるな?夜遅くまで起きてたらどうなるか?」

敦士「フロントで正座・・・」

藤野「そうだ!何も持たずに来い!兎に角部屋から出ろ!」

3人「はい・・・」

藤野「これで全員か?」

光太「いえ、後1人・・・」

藤野「ん?コラ!起きろ!」

八期「何ですか?まだ夜じゃないですか!」

藤野「寝た振りをするな!ずっと起きてただろう!」

八期「はい?」

バチーン!

八期「何するですか?」

藤野「口答えするな!お前もまとめてフロントで朝まで正座だ!」

八期「はい?」

藤野「さっさと来い!」

八期「嫌だ、嫌だ、関係無い!」

藤野「黙れ、連帯責任だ!」←八期を担ぐ

フロント
?「あっ、藤野先生お疲れ様です!」

藤野「辻井先生、すみません、さっきの連中と同じ班員全員も夜遅くまで起きてました!」

八期「寝てた!」

藤野「口答えするな!全員ここに座っとれ!正座でな!」

渋々正座する

藤野「後はお願いします」

辻井「分かりました!」

藤野先生が去って数分後

辻井「コラ!足を崩そうとするな!ちゃんと姿勢を正せ!こうなったのもお前達の自業自得だろう!
逃げ出そうなんて思うなよ!先生達が絶対見つけて捕まえるからな!」

八期(つまりこいつら全員敵か!)

次回八期の反撃

Re: ナンバーズ8 ( No.169 )
日時: 2021/12/16 20:19
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

168話・最悪な修学旅行・・・③
敦士「お前らどこで見付かったんだよ?」

孝明「連絡通路!主任の谷口が見張ってた!」

大樹「しかも、通路通って曲がった所に構えてて即確保だよ・・・」

昌義「情けねーな!ちゃんと調べとけよ!」

敦士「男子の先生達は余裕だったけど・・・」

辻井「コラ!私語は慎め!」

3人「はい!」

八期←後ろにあるものを見る

辻井「たく、私語をするってことは反省出来てないな、お前ら相当正座に余裕があるようだな!」

光太「痛いです」

辻井「お前らの自業自得だ!先生の言うことを聞かなかったんだからな!」

グラッ

辻井「ん?何だ?お前、何やってる!?」

八期「喰らえ!」

プシュー!

5人「えっ?」

辻井「嗚呼!」

大樹「八期!」

辻井「貴様!」

ゴンッ!

辻井「ウガッ!」バタン!

八期「このバカ!バカ!バカ!バカ!」

辻井「フゲッ!」

敦士「八期、ありがとう」

大樹「俺らを助けるために・・・」

八期←5人に消化器を向ける

5人「えっ?」

八期「全部お前らのせいだ!」

プシュー!

5人「嗚呼!」

八期「えい!」

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!←それぞれ壁に並べて殴ったり蹴ったり

5人←グテー

男性係員A「何かありましたか?」

八期「逃げよう!」

男性係員A「嗚呼!大変だ!すぐに救急車を!」

八期「よし、先ずは部屋に戻ろう」←物陰に隠れてやり過ごす

数分後

藤野「辻井先生!しっかりして下さい!」←係員から聞いた

教師A「辻井先生!」

藤野「田村先生、他の先生方を!」

田村「はい!うわあ!」

藤野「どうされました?」

田村「さっき連れてきた5人の生徒達も同じ目に・・・」

藤野「嘘だろ?あれ?たしかもう1人いたはずだ!」

教師B「藤野先生!」

藤野「坂本先生、大変です!教師1人と生徒5人が何者かに暴行を・・・」

光太「わ、わ、か・・・」

藤野「何だ?」

光太「ま、つ、も、と、わ、か、つ、き・・・」

藤野「松本?松本はどうした?」

光太「わ、か、つ、き、に、や、ら、れた・・・」

藤野「なんだって!」

田村「藤野先生?」

藤野「松本が鈍器のようなものを持って暴れてるらしい!田村先生は松本を止めるようにと他の先生達に連絡をお願いします!」

田村「分かりました!」

一方
八期「よっしゃ~、この部屋の鍵は開いてた、靴下履いて靴を履いて、消化器と武器になる棒みたいなものを持って・・・、よし、あいつをやっつける!」

プルルル

田村「加藤先生、松本を止めて下さい!」

加藤「えっ?松本を止めろ?」

田村「罰を受けてた生徒の1人なんですが、逃げて何やら鈍器みたいなものを持っているそうです!気を付けて下さい」

加藤「分かりました、見つけたら伝えます、って、ん?あいつ!」

八期「こっちヘ来る」

加藤「待てー!」

八期「オラー!」

加藤(こっちから向かって来る?どういうことだ?)

プシュー!

加藤「うわあ!何だ?」

ゴンッ!

加藤「あっ!」←気絶

八期「あいつの部屋はどこだ?こうなったら片っ端から調べよう!ただ、この階で無いのはたしか、よし、上しかないからな!」

ドンドン!ドンドン!←片っ端から部屋のドアを叩く

八期「藤野のバカはどこだ?出てこい!」

ドンドン!ドンドン!

ガチャン

生徒A「何だようるせーな!」

八期「黙れ!藤野はどこだ?」

生徒A「知らねーよ!」

ドンドン!ドンドン!

八期「出てこい!藤野!」

教師D「あっ、松本!何やってるんだ!」

八期「うるせー!」

プシュー!

教師D「嗚呼!」

ガン

八期はこれを繰り返してほとんどの男性教師を気絶させた

一方
藤野「たく、どうなってるんだ?」

田村「皆さん、泡を噴いてるような・・・」

教師C「これは泡ではないです」

田村「あなたは福岡先生!」

福岡「消火剤ではないでしょうか?」

藤野「どちらにしろ松本を止めなければ・・・」

福岡「僕、女性の先生方に、応援を頼みに行きます!」

田村「確かに大勢の方が効率良いですが・・・」

福岡「松本の担任は星田先生です!彼女に頼んだ方が止めやすいかと・・・」

藤野「では、お願いします!」

福岡「行ってきます!」

離れた後

とある階
田村「うわあ!先生方!」

藤野「何人か生徒もいるぞ!」

田村「皆気絶してます」

ドンドン!ドンドン!

田村「物凄い物音がしますね」

藤野「近くに松本がいるはずだ!」

バカ藤野!

藤野「何だと!あいつは下の階にいる!」

ドンドン!ドンドン!

八期「バカ藤野!どこだ?」

藤野「俺はここだ!誰がバカだ!教師をバカ呼びするなんて許さん!」

八期「オラー!」

プシュー!ゴンッ!

田村「コラ!やめなさい!」

八期「うるせー!」

プシュー!ドン!

田村「嗚呼」←階段を転げ落ちる

八期「このバカ!バカ!バカ!バカ!」←顔を殴る

藤野「うぐっ!」

八期「この野郎!」

ドン!ドン!ドン!ドン!←お腹を踏む

藤野←気絶かつ嘔吐

八期「よし、次は女子棟だ!」

次回八期の次なるターゲットは誰だ?

Re: ナンバーズ8 ( No.170 )
日時: 2021/12/20 22:18
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

169話・最悪な修学旅行・・・④
トントン、トントン・・・

栞「はい、こんな夜に何?」

花梨「先生!」

栞「何?こんな夜中に外出て、谷口先生に見つかったらフロントで朝まで正座よ!」

珊瑚「さっきから不気味な声と・・・」

神奈「大きな音が何回もして眠れません!」

栞「ええっ?」

ドンドン・・・!嗚呼!

栞「確かにそうね・・・微かだけど・・・」

福岡「あっ、岡田栞先生!」

栞「福岡先生!こんな夜中に慌ててどうしたんですか?」

福岡「星田先生は居ますか?」

栞「今私の隣のベッドで寝ていますよ」

福岡「良かった、八期があっちで暴れてるんですよ!」

栞「分かりました!」

一方
芹「もう、何よこの音!」

八姫「なんか悲鳴も聞こえるし、全然眠れない!」

葉月「何であんたも起きてるの?」

理珠「不審な音がするといざというときに動けるように成っているんです!」

葉月「それはそれでいいけど・・・」

零←唯一寝てる人

芹「こんな状況でよくぐっすり寝れるわね」

八姫「零ちゃん!起きてよ!」

零「もうやめてよ八君!」

八姫「八期じゃないわよ!」

零「私の服を脱がさないでよ!」←寝言

八姫「やってない!」

葉月「どんな夢見てんだよ!」

一方
栞「香ちゃん!起きて!起きてよ!」

香「もう、何よ!」

栞「今、大変なの!」

香「ん?栞ちゃん?」

栞「香ちゃん!起きた?」

香「ああ、怖い夢でも見た!仕方ないわね、ほら隣で一緒に寝よ!」

栞「ああ、違う!」

福岡「星田先生、起きて下さい!」

香「何よ!うるさいわね!久しぶりに深い眠りにつけると思ったのに!」

福岡「八期が暴れてるんです!」

香「はあっ?」バサッ!

栞「起きた?」

香「なんかの間違いでしょ!お休み!」

福岡「本当なんです!夢じゃないんです!」

香「そんなんじゃない!八期はね人に何かしら理由がない限り人に手は出さないの!何の理由も無しに暴れるなんてね絶対あり得ないの!なんか怒らせることしたんじゃないの?」

栞「それこそ行こうよ!止めないと!」

香「無理、八期が何に怒ってるか分からないと私は動かないようにしてるの!」

福岡「何でですか?」

香「でないと私の信頼が失くなるんだから!」

栞「それだけ?」

香「だってね、頭ごなしに注意してもあの子は聞かない!原因を聞いた中から判断して行かないとあの子は納得しないの!」←起き上がって

福岡「じゃあ、どうすれば?」

香「なんか思い当たる節無いの?八期以外でもいいから関係ありそうなこと言ってみなさいよ!」

福岡「たしか、八期の班が全員フロントで正座の罰を受けてたんですが、係員さんの悲鳴で駆け付けたとき、八期以外は泡だらけというか消火剤だらけでした」

香「何で八期の班が罰を受けたんですか?」

福岡「2人が勝手に女子のいる別館に出入り、残りは部屋で夜遅くまで起きてました」

香「ちょっと待ってて!」←自作のポーズをする

福岡「何、やってるんですか?」

栞「香ちゃんならではの考えるポーズ!ほらよくミステリードラマの探偵役とかがやるでしょ!香ちゃんはああやって、集中して考えを纏めるの」

福岡「大丈夫でしょうか?」

栞「信じるしか無いわ」

数分後

香「見えた!そう言うことね!」

栞「何か分かったの、香ちゃん?」

香「全てでは無いけど、私の推理が正しければ、十中八九原因は罰にあるわね!ねえ、八期の班に罰を受けるように言ったたのは?」

福岡「生徒指導の藤野先生ですけど・・・」

香「まずは藤野を問いたださないと!」

福岡「香先生?」

栞「香ちゃん、めちゃくちゃ怒ってる!普段先輩の先生は呼び捨てにしないのに・・・」

福岡「ええっ?」

香「福岡!藤野の元に案内しなさい!」

福岡「はっ、はい!」

栞「香ちゃんの言うこと聞かないと人生が終わると思って下さい」

福岡「こええ・・・」

香「栞ちゃん、何か合ったら電話して!こっちも何か合ったら電話するから!」

栞「わかった!気を付けて!」

一方
八期「どこだ!」

女性教師A「コラ!こんな夜遅く・・・、しかも女子のいる別館に・・・」

八期「うるさい!」

プシュー!ガン!

女性教師A「嗚呼!」

一方
福岡「た、大変だ!」

香「これは・・・、相当な恨みね・・・」

福岡「感心してる場合じゃないですよ!」

階段
福岡「た、田村先生!大丈夫ですか?」

田村「わ、八期に蹴落とされた・・・」

香「藤野は?生徒指導の藤野は?」←胸ぐらを掴む

田村「多分、この階段を上がった廊下に・・・」

階段を上がった廊下
福岡「うわあ!きたな、じゃなくて藤野先生大丈夫ですか?」

藤野「畜生、あいつ!教師を舐めやがって!絶対許さん!」

香「教師舐めてんのはてめえの方だよ!」

藤野「何だと!新任の癖に生意気な!」

香「あんたちゃんと指導したのか?」

藤野「ああ、勿論だ!6人中2人が無断外出、残りの4人は夜更かし、だからあいつらを処罰したそれの何が間違ってる?」

香「あんた、はなから全員を悪者にしただろう!全員が約束を守ってないことにしただろう!」

藤野「はあ?お前は聞いてなかったのか?連帯責任なんだよ!たとえ普通に寝ていようがなんだろうが、班全体で注意出来なかったあいつらの自業自得なんだ!それの何が間違ってる?」

香「大間違いよ!そんなんだから今、こんな大惨事になってるんでしょ!この大馬鹿者が!あんたなんか教師失格よ!」←胸ぐらを掴み

ドン!←思いっきり壁にぶつける

福岡「ちょっと、香先生!」

香「ああん?お前もやられたいか?」

福岡「いいえ!」

香「兎に角、こいつを放っといて行くわよ!」

福岡「どこに?」

香「決まってるでしょ!八期の所よ!」

福岡「あいつの居場所分かってるんですか?」

香「わからない、でもあいつの次のターゲットなら分かる!」

福岡「誰ですか?」

香「学年主任の谷口よ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.171 )
日時: 2021/12/21 21:05
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

170話・最悪な修学旅行・・・⑤
ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!

八期「どこだ!」

ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!

八期「出てこい!」

女子A「うるさい!」

八期「黙れ!」

香&栞の部屋
花梨「先生!」

栞「ちょっと待って!でも出ていったらダメよ!絶対危ないから!」

プルルルル

香「もしもし?」

栞「香ちゃん!八期君こっちに来てるわよ!どこにいるの?」

香「男子のいる本館よ!どうやら連絡通路が2本あるから擦れ違ったようね」

栞「早く来て!あの子止めないと私達皆怖くて眠れないわ!後、物凄くドアを大きく叩いてるけど、どうすれば良い?」

香「八期にノックされても出ないで!こっちから何も言わない限り、手は絶対出さない!むしろ怒ったりすると、何するかわからないから、兎に角なにもしない!先生達にはノックをしないことを伝えて!」

栞「わかった!メールしとく!後、3人は私が預かっとく!」

香「OK!」

福岡「八期は?」

香「今、私達の部屋の廊下にいるわ!」

福岡「早く行かないと!」

香「そうしたいけど、あの子を納得させる止め方を考えておかないと・・・」

福岡「そんなことしたら、他の生徒達が!」

香「言ったでしょ!こっちからなにもしない限り何もしない子だから!ただ、多分だけど、あの子にとって教師全員を敵と認識してるのよね、でないと男性の先生達が福岡先生以外皆のびてるなんて有り得ないわ!」

福岡「なんか複雑です」

香「取り敢えず、先生は何もしないで下さい!八期は私が止めるので!」

福岡「ええっ?」

香「八期は私の担任ですから!」

一方
ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!

芹「うるさい!」

八姫「怖い!」

葉月「これ出ていいの?」

理珠「先生からの報告で出ない方が良いと、後先生はノックせずに入ってくると!」

芹「こんな最悪な状況でこの子は何でぐっすり寝れるの?」

八姫「零ちゃん!起きてよ!八期止めて!あなたならなんとか出来るでしょ!」

零「もう、八君!そんなことしたら、赤ちゃん出来ちゃうよ!」←寝言

葉月「だから、こいつはどんな夢を見てるんだ!」

芹「こんな状況で赤ちゃんって・・・」

理珠「一応、録音しましたがどうしますか?」

葉月「流石に本人卒倒するから消しなさい!」

ドーン!

八姫「ねえ、凄い音がしたけど?」

数分前
谷口「あなた、どういうつもり?夜更かしだけでなく、皆に迷惑かけて、強制送還だけで済まないと思いなさい!」

八期「このアホ教師!」

谷口「何ですって!」

八期「おらっ!」

谷口「ふっ!」

コロコロ←空の消化器

谷口「あっ!」

八期「おらっ!お前のせいで、お前のせいで!」←先生を馬乗り

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

谷口「嗚呼!」

葉月「た、大変!谷口先生が八期に襲われてる!」

芹「嘘でしょ!こんな真夜中に、こんな廊下で・・・、って言うかあいつ守備範囲広すぎ・・・、うっ!」

八姫「芹ちゃん?」

葉月「たくっ、何を想像してるんだ!」

零「八君が人前で服脱ぐわけないでしょ!」

2人「えっ?」

理珠「寝言です」

葉月「どんな寝言よ!」

八姫「絶対起きてるでしょ!」

葉月「それより芹は鼻血出して倒れてるよ!」

八姫「そんなことより先生助けない?」

理珠「たしか、八期は何も理由がない限り人に手は出さないのでは?」

葉月「確かに、そう聞いてるし、事実だ!」

八姫「じゃあ何で?」

香「八期!」

福岡「谷口先生!」

八期「バカ!バカ!バカ!バカ!」

福岡「どうします?」

香「福岡、耳塞いで!」

福岡「ええっ?はい!」

ピー!!!!!!!!

八期「ハッ!」

香「八期?」

八期「・・・」←振り向く

香「何が合ったの?もしかしてちゃんと寝てたのに、強制的に起こされた?」

八期・コクッ!

香「やっぱり、それで自分を連れ出した藤野と連帯責任通告をした谷口を懲らしめてたのね?」

八期「・・・」

香「大丈夫、先生はあんたの気持ち分かるから!あんたは真面目に過ごしてたのに悪者にされたのよね?あなたは先生が絶対守る!大丈夫、悪いようにしないわ!」

八期「ああーん、ううっ・・・、うわあーん、あーんあんあん・・・」

香「ハイハイ、先生はあんたの味方だから・・・」

数分後

香「あっ、流石に寝ましたね!」

福岡「そりゃ、今4時ですよ!」

香「それにあれだけ暴れたら眠くもなるか!」

福岡「どうするですか?」

香「福岡、八期の班の部屋からこの子の荷物一式私の部屋に運んどいて!」

福岡「えっ?」

香「この子私のベッドで寝かすわ!その時に着替えやらなんやら無かったら困るでしょ!本人寝たし、私ももう疲れたのよ頼む!今度何かお昼かなんか奢るから!」

福岡「分かりました、で届ける際は?」

香「ドアの隣にでも置いといて!栞ちゃんも寝てると思うし、起きたら私が預かっとくわ!」

香&栞の部屋
ガチャン

栞「お帰り!えっ?」

香「この子私のベッドで寝かすから!一応、福岡先生が八期の荷物一式届けに来るから、ドアの隣に合ったら中に入れといて!」

栞「いやいや、私のベッドにさっきの女子生徒達が・・・」

香「一緒に寝れば良いだけの話よ!」

栞「それはそれで問題では?」

香「何よ!小学生よ!息子と一緒に寝るようなものよ!それに教師は第3の親だしね!さあ、3時間位しかないけどぐっすり寝るわよ!」

栞「そうですね!少しの時間でも寝ておかないと!」

しかし、先生達は知らなかった!この事件のせいで、この後まさかな展開になっていたなど!

Re: ナンバーズ8 ( No.172 )
日時: 2021/12/22 21:58
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

171話・最悪な修学旅行・・・⑥
栞「ふあああーーー・・・、ああ、まだ寝不足、でも先生として寝坊なんかしてられない!ん?私のベッド濡れてない?」

栞「えっ?ちょっと!」

栞「おっと、いくら何でも皆まだ寝ているもんね、静かに、静かに・・・、(誰よ!おねしょしたのは?何歳なのよ!でも黙っとこう・・・)」

食堂
?「岡田先生おはようございます!」

栞「田原先生、おはようございます!」

田原「イヤー、昨日は大変だったんですてね?」

栞「昨日というより今日ですけど、日付変わってましたし!」

田原「うちの部屋にも何人か生徒達が助け求めて来て、布団にくるまってましたよ!それで怖がってたのか、何人かおねしょしちゃって・・・」

栞「先生!あまりそんなこと言ったらダメですよ!」

田原「そうね、この年でなんて顔から火が出るほど恥ずかしいものね!」

食堂
田原「あら?朝ごはんは?」

栞「変ですね、もう用意されてもおかしくない時間帯なのに・・・」

田原「すみません!朝ごはんは?」

女性従業員「昨日用意しましたが、誰も下りて来なかったので、片付けましたよ!」

2人「えっ?」

田原「何を言っているのですか!私達は昨日来たんですから、朝に居ないのは当たり前じゃないですか!」

栞「そうですよ!生徒達がお腹空かせてやって来るんですから!それにお金だって払ってるんですから、用意して下さい!」

支配人「どうされましたか?」

田原「あなたは支配人?朝ごはんはまだなの?」

支配人「昨日お呼びしましたが、誰も下りて来なかったじゃないですか!」

栞「はあ?私達は昨日来たんですよ!」

支配人「では、延長料金というわけで・・・」

栞「だから、3日も過ごしてません!兎に角、何でもいいので朝ごはん作って下さい!生徒達を空腹で歩かせるんですか?」

田原「今すぐ!持ってきなさい!」←鬼の形相

支配人「は、はい、わ、分かりました!」

田原「たくっ、席も並べられてないじゃない!一体このホテルはどんな教育してるのよ!」

栞「大輔君、おはよう!」

大輔「おはようございます」

栞「早矢香ちゃんおはよう!」

早矢香「おはようございます!」

数十分後

栞「予定時間迫ってるのに、まだ30人も来てない!」

田原「仕方ありませんよ!昨日あんなこと合ったんですから!皆寝不足にでもなってるんでしょ!正確には今日の深夜ですが」

栞「八期君おはよう!」

八期「おはようございます!昨日は失礼しました」

栞「夜のこと?」

八期「部屋を借りたことと荷物を預けてもらったことです!」

葉月「あんた、先生の部屋で寝てたの?」

栞「葉月ちゃんおはよう」

葉月「おはようございます」

八期「起きたら香先生が隣で寝てた!抱き締めるように、後皆おはよう」

八姫「何それ?」

零「フフフ、親子みたい!」

八期「零ちゃんおはようって何で下が体操ズボン?」

零「言えない!」

葉月(言えるわけ無いよな、まさか大きい方を漏らしたなんて・・・)

零「そう言えば先生、私の赤ちゃん知りません?」

栞「赤ちゃん?お人形さんかな?」

零「昨日頑張って元気な女の子産んだんだけどな・・・」

栞「えっ?」

零「八君との子なんだけど知りません?」

栞「八期君?」

八期「知らない!知らない!」

葉月「夢と現実を一緒にするな!」

栞「なーんだ、赤ちゃんを産む夢を見たのね!どんな夢を見てるの!」

田原「岡田先生、ほとんど居ませんが、いる生徒だけでいただきますをしましょう!」

栞「分かりました!それにしても他の先生方も下りてきてませんね」

田原「昨日の今日ですから、そっとしてあげましょう、あっ藤野先生おはようございます!」

藤野「おはようございます!岡田先生、田原先生!ん?」

田原「ああ、すみません!昨日の今日で寝不足の生徒達が多くて、あんなこと合ったので、今日の寝坊は大目に・・・」

藤野「おい!」

八期「はい?」

藤野「何でお前みたいなのがこんなところにいる?」

八期「えっ?おはようございます」

藤野「ああ、おはよう、お前自分がやったこと分かってるのか?」

八期「えっ?」

パチン!

栞「藤野先生!?」

藤野「お前、昨日夜更かししただけでなく、部屋を暴れまわって皆に迷惑かけた癖にそれを覚えてないというのか?お前みたいな奴に食わす飯は無い!出ていけ!」←八期をつまみ出す

バタン!

八期「はっ?」

藤野「昨日は皆大変だったな、取り敢えず食事を取ろう!食べないと元気がでないからな!」

ドーン!パリんパリん・・・

八期「はあ?誰が夜更かししてただ?誰が人に迷惑かけただ!」

藤野「なんだと!お前自分がしたことが分かってるのか?」

八期「それはこっちの台詞だ!おらっ!」←傘を持つ

藤野「この!」

ガシャン!

早矢香「キャアアアア!」

八期「やろう!」

藤野「この!大馬鹿者が!よくも昨日はやってくれたな!」

栞「八期君!止まりなさい!」

田原「藤野先生も抑えて!」

ドンガラガッシャーン!

葉月「ああ、朝ごはんが!」

藤野「捕まえた!」←八期を馬乗りする

八期「ううっ、離せ、エイ!エイ!」

藤野「昨日の仕返しだ!お前よくも教師に歯向かったな!その報いを俺が教えて・・・」

ゴン!

藤野「誰だ?」

香「ふっ!タアッ!」←藤野先生を背負い投げ

藤野「うわあ!」

香「うちの生徒をいじめるなど言語道断よ!あんたに教師なんて100%向いてない!」

警察「確保!暴行傷害及び児童虐待の容疑で現行犯逮捕だ!」

藤野「待て!俺は、俺は何も!おい!離せ!誰か!」

香「大丈夫?八期!」

八期「先生」

香「昨日、何が合ったのか話してくれる?あっちで!」

八期「はい」


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