二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.225 )
日時: 2022/07/03 21:23
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

223話・意外な生徒会長候補
職員室
萌「ああ、面倒臭い!」

友子「何で私達こんなことやってるんでしょうね?」

かおる「仕方無いでしょ!誰一人として、生徒会長やりたくないって、立候補しなかったんだから!」

栞(小田)「そんなにしたくないものですか?私の学生時代は学級委員があまりにも人気で6人位がじゃんけんしてましたよ!」

香「責任感と時間ね!前者だと、生徒会長に対するイメージが重すぎて、自分が仕切れる筈ではないと思う生徒達が多い、後者だと、生徒会の仕事が多すぎて、部活や遊び、他の事に対する費やす時間が少なくなると言う生徒達が多いので、立候補が無いんでしょうね」

愛美「それに、亡くなった生徒は本当に頭も良く運動神経も良い、本当に絵に描いたようなクラスの人気者でしたから!そんな、彼が・・・、どうして?」

志穂「だからって、何でリーダー経験の無いまたは浅い生徒から選出するんですか!普通逆でしょ!」

尚「理事長の方針としては、あくまでここは学校だからって話よ!」

志穂「どう言うことなのよ!?」

尚「失敗を恐れて欲しくないって言ってたわ!」

香「聞いたことあります!失敗は誰にでもあるからこそ、そこからどうやって対策を考えたり、生徒会の仲間を頼ったりと、自立、協調、究明などを持てるように、それに学校だからこそ!我々教師がフォロー出来るのだからこそ!頼れる人を頼る、報告・連絡・相談といったほうれんそうを学ばさせるためでもあると、言ってました!」

愛美「私も、1人だけに責任を押し付けたり、出来ないこと、やったことがないことから逃げない為にも必要だと・・・」

志穂「成る程!確かに、いつかは誰かがやらないといけない時ってあるものね!」

香「それに、調べるって言っても、自分のクラスなんで、40人以下じゃないですか!上から調べていけばすぐですよ!」

志穂「リーダー点がややこしいのよ!5点、4点はともかく3点以下が基本なのよ!」

愛美「別に、数字を斜線すれば早いですよ!それに、班長以外のリーダー格をやってる生徒は省くんですからせいぜい30人前後ですよ!」

尚「1番低い点数だけ残せば良いだけじゃないですか!」

志穂「そうだけど、って言うか、2点以下って今時いるの?」

愛美「いる人は居ますよ!うち1点が6人出てきました!」

かおる「私も2点だけで、12人居るわ!最低はここだから、うちは選出無しね!」

尚「うわあ!うちは、2点10人、1点が2人だわ!」

栞(小田)「今時居るんですね!中1までにリーダー回数少ない生徒達!」

香「まさかとは、思いませんが、0点も居たり?」

愛美「それは無いでしょ!0点ってことは、1度も学級委員はおろか班長すらやってないってことですよ!」

友子「そう言えば席替え直後は班長はいつも取り合いよ!」

香「どんだけ、生徒会が嫌なのよ!」

志穂「それだけじゃないわ!ほら、テストで平均的が良かった班は図書カード貰えるでしょ?」

香「ああ、優秀な班と100点取った生徒だけですよね?」

志穂「班長は班員より2倍貰えるから!しかも、図書カードの使い道は自由だしね!参考書買ったり、漫画買ったり!沢山貯まれば教科書だって買えるし!」

愛美「その分私達の給料から天引きですけどね!」

香「100点なんてそうそう取られませんよ!」

志穂「だから、生徒達にとってはご褒美なのよね!班からの支給は理事長自らだけど・・・」

尚「それに、赤点取ったら1枚没収ですしね!」

香「まあ、そうやって生徒達が勉強を頑張ってくれるなら私達教師からしてみれば本望ですよ!」

愛美「それはそうですね!」

志穂「あの、例えばですよ?」

香「何ですか?」

志穂「仮に、0点が居て、その子が見た目からして、リーダー出来なさそうというか、本人もやりたくなさそうな感じだった場合は・・・?」

香「それは誰であってもやらせるべきでしょ!校則に書いてあるんですよ!」

志穂「でも、理事長ですら怖じ気づく問題児とかだったらどうするんですか?」 

香「ここはあくまで学校です!ならば、忙しい生徒だろうが、手のつけられない問題児だろうが、障害者だろうが、差別はいけません!その生徒の出来る範囲でリーダーと言う役職をやらせるべきだと思います!」

他の先生「おお!」

香「そうでないと、学校の意味がありませんからね!ん?」

愛美「どうされました?星田先生!」

香「いや、なんでもないわ!」

愛美「そうですか」

香(ヤバい、これはヤバい!でも、さっき言った手前報告するしかない!)

締め切り後の金曜日
職員室
理「皆さん、この1週間ありがとうございました!これより、後期生徒会長の候補を絞っていきたいと思います!それでは、まずは最低点数が3点以下の生徒が居たクラスの先生はご起立お願いします!」

全体の半分以上が起立

理「やはり、多いですねではその中で、2点以下が居るクラスの先生以外はご着席をお願いします!」

起立した先生の半分以上が着席

理「まだ、多いですね、それでは1点以下の生徒が居たクラスの先生以外はご着席をお願いします」

この時点で10人未満

理「最後に一応聞いておきましょう!0点の生徒が居たクラスの先生以外はご着席お願いします!」

たった1人だけ残る

他の教師(ええっ?嘘!)

理「ええっと、星田先生?」

香「はい」

理「あなたのクラスだけ、1度もリーダーをやっていない生徒が1人でも居たのですか?」

香「はい!その通りです!」

他の教師(ええっ?そうなの!そんな生徒居たんだ!)ざわざわ

理「何人ですか?」

香「1人です!たった1人です!」

他の教師(ええっ!!!!!嘘でしょ!この時期に?)

理「分かりました!ここで名を出すのは本人にとっても不利益に成り得るため、後で理事長室に来てください!」

香「分かりました!」

理事長室
理「それで、誰ですか?」

香「この生徒です!」

理「えっ?嘘ですよね?嘘だと仰って下さい!」

香「残念ながら、私も心配で溜まりません!」

理「ああ、誤魔化して1点と同じ扱いに出来ません?」

香「理事長、あなたが現実逃避しないで下さい!1と0じゃ違いすぎます!それに彼は1度もリーダーをやってないのですよ!」

理「そうだわ!たしか、彼は後期から部長をやるのよね?そうすれば・・・」

香「理事長!あなたが誤魔化していては他の先生方や生徒達に示しが付きません!それに、部長や他の生徒会役員は会長が決まった後で決める為会長が優先されます!」

理「そ、そんな・・・」

香「あなたが校則破ってどうするんですか?!」

理「だって、この校則元々は姪の鶴が考えたのよ!自分が理事長だから、他のリーダーやるのは独裁的になるから、でも、同じ人だけにリーダーを任すのも可哀想だって言って・・・」

香「何を言ってるのですか?どちらにしても、私は担任として、あの子にリーダーの仕事や責任を学ばせるべき、そしてこれはチャンスだと思っています!こうでも言わないとあの子一生リーダーやりませんよ!それで何か合って良いのですか?」

理「それはあの子の人生だし・・・」

香「理事長がそんなんでどうするんですか?!学校は失敗を恐れずに学ばせる場所なんでしょ!」

理「はっ、はい!その通りよ!」

香「だったら、あの子がどれだけ失敗しても、間違っても、私達がフォローすれば良いじゃないですか!生徒の失敗や間違いを正しく指導するのが教師の仕事ですよね?」

理「おっ、仰る通りです・・・」

香「はあー、すみません頭に血が上って・・・」

理「いいえ、私が悪いのよ!むしろそう正しいことを強く主張してくれた方が良いわ!それより、あの子に生徒会長説得出来る?」

香「説明できるも何も、説得するんですよ!その後はあなたにも協力して貰います!」

理「そうね、分かったわ!私も出来るだけやってみるわ!」

次の日の帰りの会
理「ええっと、さよならの挨拶の後、八期は先生の所に来てね!」

八期「はい!」

理「じゃあ、日直さん挨拶して!」

零「それでは皆さん、さようなら!」

全員「さようなら!」

八期「先生何ですか?」

香「八期、単刀直入に言うわね!」

八期(いきなり本題か)

香「あんた、生徒会長に成りなさい!」

八期「えっ?」

零(ええっ?嘘!)

Re: ナンバーズ8 ( No.226 )
日時: 2023/10/31 20:40
名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)

224話・8への説得
香「あんた生徒会長に成りなさい!」

八期「えっ?」

香「そもそも、あんたリーダーを1度でもやったことある?」

八期「ありません、でも後期になったら・・・」

香「部長に成るのは別よ!その前に生徒会長に成っても貰うから!」

八期「そんなの聞いてませんよ!」

香「今、言ったもの!当たり前よ!」

八期「僕には無理です!出来ません!」

香「まだ、やってないのに?言っとくけど、もう決まったのよ!あんたが生徒会長だって!拒否権無し!」

八期「何で勝手に決めたんですか?しかも何で拒否も出来ないんですか?」

香「あんただけだったのよ!1度もリーダーやってないの!」

八期「そんなの探せば他にもわんさか出てきますよ!」

香「誰が生徒会長だけだって、言った!他の子は皆リーダーやってるのよ!」

八期「零ちゃんはやってませんよ!」

香「零は絶対無理なのよ!」

八期「何で?ずるい!」

零「私は校長先生だって、前言ったじゃん!学校のリーダーだよ!」

八期「ああ、でも・・・」

香「つべこべ言わずやりなさい!」

八期「無理です!」

零「そもそも、何で八君、学級委員はおろか班長すらやってないの?立候補くらい、いくらでも出来たよね?」

八期「だって、僕リーダーってタイプじゃないし、皆選出してくれないし・・・」

香「やってないって主張は?」

八期「してますが、『お前だけはダメだ!』って言われてきました。その後も班長だけは早めに決まって、立候補するチャンスすらありませんでした」

香「それで、どうせ出来ないなら選ばれなくてもいいか、って諦めてホットしてたのね?」

八期「何で分かったんですか?」

香「何年担任やってると思ってるの!」

八期「だって、僕みたいなのがリーダーなんて務まりませんよ!身だしなみで怒られるし、忘れ物はするし、宿題やってこない時もあるし、テストで毎回100点取るタイプでもないし・・・」

香「あんたね、リーダーを過剰に捉えすぎよ!リーダーも人間なの!そんな人間そうそう居ないわよ!」

八期「本当ですか?」

香「あのね、先生だって寝坊とか、忘れ物とかするし、時々授業内容間違えたりするし、テストだって、字の間違い起こして訂正もするでしょ!」

八期「はい、確かに・・・」

零「そうだよ!私だってオール満点取ったこと無いよ!」

香「マジで?」

零「美術と国語取れますか?」

香「ああ、あれは本当に上手い人でないと無理ね!」

零「私だって、時々間違ったことするし、寝坊や遅刻だってするよ!リーダーだからといって何でも出来る人じゃないの!」

八期「う~ん・・・」

香「まだ、納得いって無さそうね、この世に完璧な人など居ません!皆、出来ることと出来ないことがあるの!あんただってそうでしょ!兎に角、やったことの無いことなんだから、1度試してみなさいよ!出来る可能性だってあるのよ!」

八期「本当ですか?」

香「そもそも、人間誰だって初めてやることを最初から完璧に出来る人なんて絶対居ないんだから!」

八期「でも・・・」

香「何?まだ何かあるの?」

八期「生徒会長は無理です!」

香「何でよ!?」

八期「だって、生徒会長って言ったら、
   成績はいつもトップクラスの優秀で、
   運動神経も良い文武両道で、
   皆から憧れられる人気者だけど、
   融通が効かないほど頭が固い人で、
   物凄く完璧主義者で、
   自分の思い通りになら無いと許さない人で、
   規律とか校則にうるさい人で、
   独裁的で有無も言わさない人で、
   意見と言い訳の区別が付かない人で、
   金持ちのお嬢様か御坊っちゃんで、
   ちょっと失敗しただけで周りから反感買って孤立して、頼れる人も居なくて、
   関係の無い責任を押し付けられて、
   新部活を全部理不尽に反対して、
   メンタル弱くて、
   弓矢や武道が上手くて、
   完璧超人装ってる割りには実は意外と弱点合ったり、
   見せようともしなければ、それを認めないし、
   自分が悪いことも人のせいにするし、
   なんか、教師より権力強いし、
   時々、親の権力で自分の悪事を揉み消したり、
   やりたい放題にするし、
   自分が生徒会長だからって偉そうにして、他の生徒達を見下して奴隷のように扱うし、
   そんな生徒会長なんかやりたくありません!」

香「誰がそんなのに、成れと言った!」

八期「言ったじゃないですか!」

香「私は生徒会長に成れと言ったが、あんたのイメージの生徒会長をやれとは一言も言ってない!」

零「どんな生徒会長よ!今時見たことも聞いたこともないよ!」

八期「草は自分の非認めなかった!しかも理不尽に部活潰そうとした!」

零「確かに、合ったけど・・・」

香「て言うか、後半クズばっかじゃない!あんたはそんなのに成りたいの?」

八期「嫌です!」

零「だから、先生の言った通り、生徒会長だからといって何でも出来る人じゃないから!」

八期「そうなの?」

零「そもそも生徒会長と言うのは、学校をより良い環境にするために、先生達に自ら意見をして、生徒達の主張を伝える、生徒の意見と教師の意見を上手いこと橋渡しする生徒の代表なの!」

八期「分かんない!」

香「簡単に言うと、教師には教師の考えがある!でも、生徒だって教師に言われるままだと、ただの奴隷でしょ?例えば校則!その中にある訳の分からない校則に縛られて生きていくのはあんたも嫌でしょ?」

八期「ああ、例えば靴下とか?」

香「合ったのね・・・」

八期「何で、白限定?無かったらどうするのさ!買うお金も無い人は?」

香「と言うように、そういう文句を言いたい時ってあるでしょ!」

八期「はい」

香「そういう生徒達の意見を、代わりに教師にぶつけるのが生徒会長の仕事の1つよ!」

八期「へー、ずっと会社員的な仕事だと思ってた!」

香「まあ、資料整理とかあるけど・・・、兎に角やりなさい!」

八期「ええっ!」

香「何が嫌なのよ!」

八期「出来るか自信ありません、できない未来しか見えません!」

香「本当、ネガティブね!」

零「じゃあ、部長に成るための練習ってことでどうかな?」

八期「えっ?」

零「だって、八君、スクールアイドル研究部の部長に成ることは承諾したよね?」

八期「うん!」

零「生徒会長も部長も、立場は違うけど、リーダーであることに変わりはない!半年だけで良い、リーダーとしての素質を生徒会で学べば良いんだよ!」

香「そうね、それがいいわ!むしろ生徒会長をきっちりやればリーダーなんて出来たようなものよ!」

八期「リーダーの練習・・・」

零「八君、上手く出来るって考えでなく、来年度、どんな部長に成りたいかを考えてやってみたらいいよ!」

八期「どんなリーダーに成りたいか?」

零「八君はどんなリーダーになって皆を引っ張りたい?」

八期「う~ん・・・」

香「まあ、それは生徒会長やってる時に見つければいいわ!やってみて分かることもあるしね!」

八期「分かりました、僕自身のやりたいリーダーを目指して頑張ります!」

香「その生きよ!」

次の全校集会
放送「理事長先生からのお知らせです」

理「はい、皆さん、先生達の作業のなか無事に後期生徒会長が決まりました!では、お呼びしますので、呼ばれた生徒は前に上がって下さい!2年Bクラス、松本八期君!」

八期「はい!」

全員「ええっ!!!!!」

壇上に上がり

理「押し付けと言う理不尽な決め方ですが、あなたにリーダーとしての仕事を教えるのも私達教師の責任です!いつもの儀式ではありませんが、私が引き継ぎの儀式を行いたいと思います!」

八期←左腕を出す

理「では、この腕章をあなたに託します!半年間だけに成りますが、八期生徒会長よろしくお願いします!」

八期「はい、僕の思う生徒会長を目指して頑張ります!」

全員「ええっ!!!!!」

男子達「納得いかねーぞ!」

女子達「だったら私が!」

理「静かに!」

シーン!

理「言いましたよね?誰に決まっても文句を言わないと!それに、そんなに彼にやって欲しくなかったら、2週間前にあなた達の誰かが立候補すれば良かったのです!あなた達が彼に文句を言う理由などありません!今年の後期生徒会長は松本八期君に決定致しました!」

しかし、半年後事がとんでもない方向に行き、何人かの生徒達が追い出されることになる、大事件に成ることなどこの時の生徒達は知るよしもない!

Re: ナンバーズ8 ( No.227 )
日時: 2022/07/11 16:42
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

225・全員生徒会長、コンプリートへ!
帰宅
八期「ただいま!」

楓花「お帰り、何か言うことあるんじゃない?」

八期「えっ?僕、何かした?」

楓花「お母さんの言い方が悪かったわ!何か責任のあるもの任されたんじゃないの?」

八期「ああ、生徒会長に任命されたこと?」

一「えっ?嘘!」

二「あの八期が?」

三氏「生徒会長に!」

四美「任命!?」

五「されたの?」

六生「信じられない!」

七美「明日、断ってきなさい!」

八期「何でなのさ!って言うか無理だし!」

七美「あんたに生徒会長なんて務まる訳無いでしょ!」

六生「そうだよ!今すぐにでも断れ!」

五「あんた、リーダーとかやったこと無いでしょ!」

四美「初心者が出来る程生徒会長はそんな、甘くない仕事よ!」

三氏「何で引き受けたんだよ!」

二「お前、スクールアイドル研究部の部長どうするんだよ!?」

一「あんたが生徒会長なんて学校の未来が・・・」

零「皆さん!揃いも揃って酷いですね!それでも家族ですか?兄弟ですか?」

鶴「一ちゃん、二君!うちのリーダーの校則どうなってた?」

二「だからだよ!リーダーの掛け持ちは禁止だから、お前部長出来ないぞ!」

鶴「そっちじゃない!生徒会長の立候補が1人も出てこなかった場合!」

一「たしか、リーダー点の少ない人から選ばれて・・・、もしかして!」

鶴「そう!1番低いどころかリーダーを1度もやってなかったわ!」

全員「ええっ!!!!!1度もやってない?!」

鶴「その付けがここで回ってきたのね!ましてや0点かつ1人だけだったから拒否権すら無いのよ!」

楓花「まあ、決まったものはしょうがない!あんたの思う生徒会長をやりなさい!」

八期「うん、分かった!」

七美「ママは反対しないの?」

楓花「反対出来ないわよ!校則に乗っ取ってるんだから!それに、リーダーの責任とか学ばせるのも学校の役目でしょ!」

七美「でも・・・」

五「私も反対!未来が心配!」

一「多分、十中八九出来ないわよ!」

三氏「どう見てもリーダーって感じ無いし・・・」

二「俺も出来れば避けたいわ!」

零「皆さん、分かってないのですか?」

一「何を?零ちゃん!」

零「この半年間八君が生徒会長として過ごせば、松本家全員生徒会長コンプリートなんですよ!」

楓花「そう言えばそうね、私や健ちゃんも生徒会長経験者だし!」

姉弟組「ええっ!!!!!そうなの!」

零「なら、家族として応援するのが普通じゃないですか?」

六生「でも、応援も何も・・・」

五「こいつが生徒会長の仕事出来るかと言うと・・・」

四美「出来ない未来しか見えないよね?」

三氏「そうだよな!」

一「今すぐにでも替えて貰った方が・・・」

楓花「あのね、あんた達!少しは応援したらどうなの?そりゃお母さんだって心配だけど、でも、誰だって初めてやることを最初から完璧に出来る人なんて絶対居ないんだから!一だってそうでしょ!」

一「まあ、確かに・・・」

楓花「二はお姉ちゃんが居なかったら騒動起きてたかもしれないし・・・」

二「マジ、恥い・・・」

楓花「三氏の原動力は四美でしょ!」

三氏「四美のサポート合っての俺だから・・・」

楓花「四美の提案なんて三氏のアドバイス無いと出来なかったし・・・」

四美「そうだよね、障害者の困ったことはその障害者にしか分からなかったし・・・」

楓花「五は何度もドジって六生に助けて貰ったし・・・」

五「あっ、アハハハ・・・」

楓花「六生は五が居ないと何も出来なかったでしょ!」

六生「だって五姉がまた誰かに・・・」

楓花「七美も友達が助けてくれたお陰で務まったんでしょ!」

七美「そうだけど・・・」

楓花「文句言わない!決まったものは変えられないんだから、受け止めなさい!そして、末っ子の八期を信じて、生徒会長を無事勤め終わったら皆でお祝いしましょう!」

八期「お祝いって?」

楓花「松本家全員生徒会長コンプリート!のお祝いよ!」

二「それいいなあ!そんな家族居るのかな?」

一「世界探しても居ないって!ましてやお母さんとお父さんもら合わせて10人よ!3人家族や4人家族でも聞いたこと無いのに・・・」

鶴「それにうちの学校では生徒会の集合写真と歴代生徒会長の肖像写真も残してるから、スリーシススターズ学園の歴史に残るわね!」

三氏「それ聞いたら、なんか応援したくなってきた!」

四美「八期、上手くやろうとするんじゃなくて、生徒の気持ちを考えてやるのよ!」

五「半年後、皆で笑って松本家全員生徒会長コンプリートパーティーを祝おう!」

六生「たった半年だけならお前でも大丈夫だろ!」

楓花「それじゃ、八期生徒会長、半年間お願いします!」

八期「自分の思う生徒会長を出来るように頑張ります!」

七美(フン、絶対失敗して迷惑掛けるだけよ!そんなんだったらやらないで欲しいわ!)

次の日
理「松本八期君、生徒会の仲間と顧問を紹介するわね!この3人が学年代表で、3年の岸本さん、2年の林君、1年の氏家さんよ!」

岸本「3年Cクラスの岸本之子きしもとよしこよ!」

林「2年Gクラスの林久はやしひこです」

氏家「1年Dクラスの氏家流とも、よろしくね!」

八期「松本八期です、よろしくお願いします!」

理「次が先輩になるのかな?庶務の中田先輩と広報の山本先輩よ!」

中田「2年Eクラス、中田剛!分からない事が合ったら何でも頼って!」

山本「2年Fクラス、山本悠人!よろしく!」

理「次が会計の相坂さん!1年生よ」

相坂「1年Dクラスの相坂冷子です!」

理「後はこの子が書記の・・・」

眞子「何で、またあんたこんなところに・・・」

八期「知らね~よ!勝手に押し付けられたんだよ!」

理「高橋眞子さんとは過去に揉めてたわね・・・、最後に副会長の・・・」

けい「マジ、意味分かんない!よりによって何であんたなのさ!この人殺し!」

八期「はあ?殺してなんか無いし!」

けい「あんたのせいで、うちは周りから物凄く批評中傷受けて、家族皆バラバラになったんだから!今は遠い親戚の所で名字変えてお姉ちゃん達と離れて住んでるのよ!どうしてくれるのよ!」

八期「知るか!お前らの自業自得だろ!」

恵「なんですって!」

理「喧嘩はやめなさい!牧野恵まきのけいさん、改め、渡辺恵わたなべけいさんね!最後に顧問の黒川先生よ!」

黒川「よろしく!何か合ったら先生に言えよ!」

理「心配だから、私も一緒に顧問をやるわ!皆、よろしくね!」

生徒会「は~い!」

理「それじゃ、八期生徒会長仕事をお願いします!」

ところがその仕事が後の大事件の始まりの序章だったことをこの時のメンバーは知らない。

Re: ナンバーズ8 ( No.228 )
日時: 2022/07/06 22:52
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

226話・判子の難しさ
月曜日
理「じゃあ、早速生徒会長の仕事としては基本的な物からやっていくわよ!」

八期「お願いします」

理「この書類のこの印って文字の隣に判子を押してね!」

八期「分かりました!」

理「終わったら、職員室に持っていってね!」

それから午後5時

愛美「理事長!」

理「どうされました?岡田愛美先生?」

愛美「書類がまだ来ないんです!」

理「ええっ!?そんなはず無いでしょ長くても30分位で終わる仕事よ!」

生徒会室
トントントン、ガチャン

理「八期、いつまで掛かってるの?」

恵「早く押しなさいよ!」

八期「これはどういう意味?」

冷子「辞書で調べたら!」

八期「調べても、繋げたときに分からないから聞いてるの!」

理「何やってるの?」

之子「理事長先生!良かった」

剛「八期が書類を最初から最後まで読んでるんです!」

悠人「別に読まなくて良いって!言っても『もし、学校に不利なこととか書かれてたら大変だから』、『誤字脱字が合って、間違って伝わってると困るじゃん』って言って聞かないんです!」

理「分かったわ」←一旦理事長室に戻る

戻ってきて
ガチャン!

理「八期!」

八期「はい!」

理「あんた、何やってるの?」

八期「書類を読んでます、何か変なことでも書かれてたら・・・」

理「そんなことしなくて良いわよ!」

八期「何でですか?学校が潰れても良いんですか?」

理「そういう大事な書類はね」

パン!

理「原本と言うものが合って、私が全部管理してるの!」

八期「えっ?」

理「この書類も、私や先生が何回も読み直した!だから、あんたみたいな子供が心配することはないの!」

八期「でも、見落としとか・・・、それで変な会社とかに騙されてたり・・・」

理「もう、どんなテレビ見てるのよ!何か合ったら私が全て責任取るから!余計なことは考えなくて良いの!この書類に判子を押すだけで良いから!今日はもう遅いし、明日お願いね!」

火曜日
理「余計なことは考えず、ただこれを押すことだけ考えなさい!分かったわね!」

八期「はい!」

理「出来たら、職員室にもってくるのよ!」

八期「分かりました」

数分後
八期「何でですか?」

黒川「ちゃんと押せてないじゃないか!」

八期「ちゃんと押しましたよ!」

黒川「どこが?」

理「どうされました?理事長室こっちまで聞こえてきましたよ!」

黒川「理事長見てください!」

理「えっ?ええっ!!!!!何これ!カッスカッスじゃない!」

黒川「それなのにこいつ、ちゃんと押したって・・・」

八期「押してますよ!」

理「あのね、見えるように押さないと押したことに成らないの!何でこんなカッスカッスなの?」

八期「だって、余計なことは考えず、ただ押すことだけ考えなさいって言われたので・・・」

理「(確かに言ったけど・・・)あのね、これじゃ誰のサインか、いつのサインか分からないの!あなたこれ見える?」

八期「微かですが見えます!」

理「見えることは見えるけどね、でもね世の中、目の見にくい人も居るの!そういう人の為にももっと濃いインクで押して!」

八期「無理ですよ!」

理「何でよ?」

八期「だって、何度押してもこれですから!」

理「1回、生徒会室に行きましょう!」

生徒会室
理「合った!これが朱肉のインクよ!」

八期「朱肉のインク?」

理「判子に付けるインクの事よ!掠れたらこのインクをスポンジに塗って、押し直すのよ!これで文字がはっきり見えるわ!今書類用意するから待っててね」

数分後
理「お待たせ!さあ、1枚押してみて!」

トン!

カッスカッス

八期「掠れてます」

理「そんなはず無いでしょ!」

トン!←別の場所に置く

理「えっ?ねぇ、八期この蓋どうしてた?」

八期「ずっと開けっ放しでした!」

理「だからよ!開けっ放しにするから乾いちゃったのよ!朱肉のインク使わない時は絶対閉めといてよね!」

八期「分かりました」

理「多めに刷ってあるから、後は頼むわ!さっきのインク塗ればきっと綺麗に押せるわ!」

八期「はい、分かりました」

数分後
八期「出来ました!」

理「今度は大丈夫そうね、ありがとう!今日は帰って良いわよ」

理事長室
理「ふー、香もこんな感じなのかしら?本当に大変ね・・・」

トントントン

黒川「失礼します」

理「はい、どうぞ!」

黒川「理事長、申し訳ない話なんですが・・・」

理「何?何があったの?」

愛美「八期が押した書類なんですけど・・・」

水曜日
八期「何でまたやり直し?」

理「あんた、インク付けすぎなのよ!どれくらい塗った?」

八期「満遍なく・・・」

理「チョンで良いのよ!チョンで!一番下以外裏に全部インク付いてたんだから!」

之子「だから言ったじゃない!何回も確認してって!」

八期「だって、中々乾かないんだもん!」

理「もしかして、また開けっ放し?」

八期「2回くらいやり直しました」

理「勿体ない!」

八期「本当に乾かないから・・・」

理「今、どんな状態?」

恵「カッスカッスです!」

理「副会長さん、朝来たら確認してくれる?」

恵「私がですか?」

理「そうでもしないと、スタートすら出来ないのよ!」

恵「分かりました」

木曜日
理「今日こそ頼むわよ!本当に時間無いから!」

八期「分かりました」

理「後、失敗したやつは別のグループとして纏めといてね!」

八期「分かりました」

数分後
八期「判子全部押しました!後、これが失敗したものです!」

黒川「おおっ、やっとか!ああ。これくらいは誤差だよ!大丈夫、大丈夫!」

しばらくして・・・
ガチャン

黒川「おーい、松本!」

八期「はい!」

黒川「これ見てどう思う?」

八期「なんとも思いませんが?」

黒川「これ薄くないか?」

八期「薄くないですよ!ちゃんとはっきりしてます!」

黒川「いや、どう見ても薄いって!」

八期「薄くないですよ!」

黒川「おーい、皆!これどう思う?」

恵「薄い」

眞子「見にくいよね?」

冷子「これはダメでは?」

剛「若干薄い」

悠人「はっきり言って薄いだろ!」

黒川「他の役員だって薄いって言ってるんだ!これは薄いんだよ!」

八期「嘘だ!目がおかしいだけなんじゃないんですか?」

恵「何ですって!」

眞子「それはあんたの方だろ!」

黒川「じゃあ、お前が押したはっきりしたやつと比べてみよう!どうだ?」

八期「全然、同じじゃないですか!」

黒川「皆は?」

恵「明らかに右側が薄いよね?」

他「うん!」

八期「はあ?全然同じだよ!」

黒川「じゃあ、これで突き返されたらお前の責任だぞ!良いのか?」

八期「何でですか!」

黒川「じゃあ、やり直すか?」

八期「分かりました」

金曜日
黒川「松本!薄いのがもう2、3枚出てきた!」

八期「はあ?全然大丈夫ですよ!」

黒川「皆は?」

他「薄い!」

八期「絶対目か頭おかしいよ!」

恵「その言葉そっくりそのまま返す!」

八期「これは絶対薄くない!はっきり見えてる!これで薄かったら、全部薄いよ!」

黒川「じゃあ、全部やり直すか?」

八期「何でですか!」

黒川「お前が言ったんだろ!全部薄いって!」

八期「これが薄いと断定するならの話ですよ!濃いです!これを薄いと言う人は頭か目がおかしいんです!」

恵「それはあんたでしょ!」

眞子「いい加減認めたら?」

八期「はあ?お前らの方だろ!バカ!」

恵「誰がバカよ!」

理「何を言い争ってるの?」

黒川「理事長、この判子のインクどう思います?」

理「薄いでしょ!」

八期「なわけありませんよ!1番最初と比べたら全然ですよ!」

理「そりゃ、1番最初のはカッスカッスだったもの当然よ」

八期「なら、これは普通の筈です!」

理「薄いわよ!」

八期「そんなはず無い!他のと比べたってどこの違いもない!そんなんだったら、もっと切れてたやつの方が不採用だよ!」

黒川「あれは誤差の範囲内だって・・・」

八期「だったら、これも同じだろ!誤差の範囲内だよ!何が違うのさ!」

理「全然違うわよ!あなたにはこの違いが分からないの?」

八期「分かんないよ!むしろ、これを不採用する人の事が分からないよ!」

理「もう、分かったわ金輪際あなたに判子は頼まない!」

八期「そんなもん、はっきり見えてる物を否定されるならこっちから願い下げだよ!二度とやるもんか!」

これ以降八期は判子は一切やってない。

Re: ナンバーズ8 ( No.229 )
日時: 2022/07/09 17:59
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

227話・理事長の不満
部室
八期「はあー!」

希「おっ、どうした生徒会長?何か嫌なことでも合った?」

八期「ありまくりだよ!ちゃんと判子押したのに、ちゃんとはっきり見えるのに、他の方が切れておかしいのに、よくあれを薄いと言いきれるな!バカだろ!」

香「こらこら、仮にも理事長相手に喧嘩売るのはダメでしょ!」

八期「だって、おかしいもん!あれが何で薄いのさ!それでもうやるな?二度とやるもんか!そんなに文句あるなら自分でやれ!」

芹「ちょっと、それは流石に・・・」

香「ハイハイ、見た目の判断苦手だもんね!分かるよ!その気持ち!」

八期←おさまる

葉月「上手い!」

八姫「流石担任の先生!」

香「言っとくけど、さっき理事長に苦言言われてきたのよ!」

回想
理「星田先生!何ですか?あの生意気!言うこと聞かないし!口答えするし!」

香「はっきり説明できてない理事長にも非があるのでは?」

理「私はちゃんと説明・・・」

香「先週の月・火・水は?」

理「そうね、出来てなかったわ、って月は・・・」

香「注意事項的にも必要かと!」

理「まさか、全部読むなんてあり得ないわよ!」

香「多分、八期にとって生徒会長は物凄く重い責任を持つというイメージが合ったんでしょう!」

理「だからって・・・」

香「右も左もわからない初心者ですよ!ダメで元々じゃないですか!」

理「あんな勘違いしたのはあの子が初めてよ!」

香「だったら、そんな考え方をする生徒も居るってことが分かったってことで!」

理「それで、判子について、私にも逆らってきたのよ!」

香「あれはあなたが全面悪いですね」

理「なぜですか?」

香「あの子にとって一番苦手なのが、見た目の判断なんですよ!ほら、演劇のオーディションで揉めたこと覚えてません?」

理「それとこれとは別でしょ!」

香「あんなどっちとも捉えられる物、あの子に分かりっこありませんよ!」

理「じゃあ、あなたはあれで通ると言うのですか?」

香「じゃあ、あなたはあれがどういう理由で薄いか、説明できますか?『薄い』って単語を使わずに説明してください!」

理「あれだと、はっきり文字が見えてないのよ!」

香「そうでしょうか?私にははっきり見えますよ!」

理「そういう意味ではなくて・・・」

香「どういう意味ですか?」

理「ああ、もう!」

香「パッと見て、正常の物と比較しても大差ありません!これなら全員とは言いませんが、半分位ははっきり見えると言うでしょう!色の感覚なんて人それぞれですから!」

理「あなたはあの子の味方をするの?」

香「別に八期だけを味方にするつもりはありません!私はいつも臨機応変です!ですが、今回はハッキリしたものを掲示していない理事長が悪いと私は思います!今後同じ事があると、次の人も大変ですし、資源も時間も無駄に成りますよ!」

理「分かったわよ!今後どうするか対策練ります!」

回想終わり
香「大変だった!」

芹「先生勇気ありません?」

葉月「理事長相手に、よく口答えしましたね?」

香「理事長だからと言って、偉そうにするだけじゃないわよ!より良い学校を作るための言わば総監督なんだから!理事長が何かを怠ると、学校経営は傾く、私はそうならないように、1つずつ、助言と意見をしただけだから!」

芹・葉月「へー!」

香「それで八期?判子なんだけど・・・」

八期「周りがうるさいので2度とやりません!」

葉月「完全にトラウマだな!」

芹「判子嫌いになる人なんて初めて見た!」

理事長室
楓花「どうされました理事長?」

理「私って、生徒の事あまり見れてないのかしら?」

楓花「はい?」

理「さっき、八期の態度に対して香に文句言ったんだけど・・・」

楓花「えっ?」

理「香には頭が下がるわ、むしろ、私が叱られたわ!流石あの子の担任ね!」

楓花「まさか、それでクビとか?」

理「無いわよ!あの子がこの学校卒業するまで、ずっとあの子が担任よ!でないと、この学校終わる!」

楓花「はあ・・・」

八期の理解者で担任の香には頭が下がる理事長・理だった。


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