二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.123 )
日時: 2021/04/10 20:08
名前: いくちゃん (ID: AwUzQTp7)

121話・役割分担
八姫「とは言っても、自分達で作り、自分達で考えるか・・・、ダンスの振り付けはともかく、歌はどうする?」

希「そういうの、作詞とか作曲って言うよね!作詞は詩が得意な人、作曲は絶対音感を持ってる人といった専門の人でないと無理だよね・・・」

八姫「誰か国語か音楽が得意な人っている?」

芹「国語なら任せて!私いつも国語のテストいつも100点だし!」

子「なら、相当ね!うちのテスト最後に作文あるから、100点取るの本当に難しいもん!」

町子「私、絶対音感持ってますよ!音楽のテストいつも100点です!」

零「それも凄いよね!うちのテストピアノ問題で、複数押し答えられる人少ないもん!」

八姫「確かに、何音押してるかも分からないもんね!大体3音から6音だけど、どの音階かは全くだもん!」

希「提案なんだけど、せっちゃんとまっちゃんには作詞と作曲それぞれに集中してもらって、残りのメンバーで振り付けを考えない?」

八姫「それいい!歌はせっちゃん、曲は町子先輩が作った物だし!」

町子「そうだね!みんなで作るならそれでいいよ!」

芹「私も気にしないわ!」

零「決めることはこれだけでいいかな?」

鶴「歌と振り付けを考えるだけではないわ!」

瑞穂「踊るときの衣装を作る衣装係!」

和「全員の手当てや体調を診る体調管理係!」

滋「みんなの食のケアをする栄養管理係!」

一「歌と振り付け以外の細かいところにも気を遣わないとね!それに体調が悪い、大きな怪我があるのに動かれたら、その後が深刻になることだってある!特にインフルエンザでも、信じず学校に来る八期には要注意!変な感じだったらすぐに誰か止めてね!」

希「変な感じって言ってもな・・・」

零「そうだ!」

ガラガラ

理珠「それで私が・・・」

零「お願いしても良いですか?」

理珠「私が皆さんの体調管理係、構いませんが1つ条件があります!」

零「何?」

理珠「私もこの部に参加させて下さい!」

零「みんな、いい?」

全員「良いよ!」

零「よし、これで体調管理係は決まったね!次は衣装係だけど・・・、誰かお裁縫得意な人いる?」

グレーテル「俺、服くらい作れるぞ!姉御に教えてもらったことあるし!」

零「誰が姉御よ!気安く私のお姉ちゃんを姉御なんて呼ばないでよ!」

グレーテル「なんだよ!歳上の女なんだから姉御って呼んでも良いだろう!」

子「ええっと、これは?」

八期「複雑な家庭事情なんです!本来は零ちゃんと鶴さんが血を分けた実の姉妹なんですが、グレーテルは戸籍状鶴さんと姉妹なんです」

八姫「2人はお母さんが違うんだよね?」

希「本当に複雑・・・、鶴ちゃんの認識としては?」

鶴「零は可愛い私の妹、グレーテルは愛人の従姉妹という認識!」

希「連れ子ではないんだね」

鶴「半分血が繋がってるようなものだから、でも妹という認識はない」

希「親戚なのね・・・」

グレーテル「じゃあ次は栄養管理係だけど、誰が行く?」

零「はい!私が行きます!お姉ちゃんとかに料理教えてもらってるもん!」

グレーテル「大丈夫か?」

零「大丈夫よ!」

八期「零ちゃんの料理美味しいよ!」

八姫「うんうん!」

グレーテル「いや、味じゃなくて栄養とレパートリーだよ!誰かさんの好みに集中しそうで・・・」

一「うちでも合ったよね!早ちゃんと鶴ちゃんにやらすと、二の好きな物に集中するから、肉と野菜は出ても魚料理が全然出ないのよね・・・、だからみんなの好みを理解できる滋ちゃんに変わってもらったのよね!」

二「そうだったな・・・」

零「大丈夫!みんなの好みを考えてちゃんと作るよ!贔屓したりしない!」

平江「私達は?」

希「1年生の2人はお手伝い的な琴電屋島良いよね?」

子「そうよね、マネージャー業とか!」

結「どんな感じですか?」

八姫「水の用意とかタオルの用意とか・・・」

八期「でも、1年生だけって言うのも・・・」

青奈「そうよね、私達もやるわ!むしろ年上が見本にならず、誰がやるのよ!」

こうして大体の役割が決まった。

Re: ナンバーズ8 ( No.124 )
日時: 2021/04/14 08:42
名前: いくちゃん (ID: y98v9vkI)

122話・発表会の演劇・・・①
香「11月の文化祭で発表会をします!うちのクラスは多数決の結果演劇だから、どんな劇をするかとか配役とかを決めるわよ!」

全員「はーい!」

香「じゃあ、学級委員の裕太と花梨頼むぞ!」

裕太・花梨「はーい!」

裕太「では、どんな劇をしたいか案を出して下さい!」

花梨「昔話でもおとぎ話でも今人気の漫画でも小説でも何でもいいのでお願いします!できればどのクラスともカブラナイもので・・・」

裕太「じゃあ、神田!」

神田「桃太郎とか?」

八期「それ三氏兄ちゃんの友達のことだ!」

裕太「却下だな」

花梨「珊瑚ちゃん!」

珊瑚「白雪姫!」

八期「元は白雪じゃなかったけど・・・」

花梨「没」

裕太「昌木!」

昌木「おむすびコロリンとか?」

八期「あっ、それ僕やってネズミに会ったよ!」

花梨「摩子ちゃん!」

摩子「シンデレラ!」

八期「舞踏会なら僕も出たね、SP役で!」

裕太「信二!」

信二「金のガチョウとか?」

八期「僕の従姉妹がやってた!」

花梨「里子ちゃん!」

里子「人魚姫!」

八期「琵琶湖で三氏兄ちゃん助けてもらって、今は足もらって歩く練習してる」

裕太「竜太郎!」

竜太郎「浦島太郎!」

八期「今、孫がいるお爺さん」

花梨「神奈ちゃん」

神奈「ヘンゼルとグレーテル」

八期「今、うちに住んでる!」

全員「ええ!」

裕太「智也!」

智也「小人の靴」

八期「ヘンゼルとグレーテルの弟達だ!」

全員「ええ?」

裕太「竜平!」

竜平「猿かに合戦」

八期「イタズラ野郎をお姉ちゃん達が凝らしめたな」

裕太「良輔!」

良輔「マッチ売りの少女とか?」

八期「お兄ちゃん達が助けた!今は僕の知り合い!」

裕太「佑馬!」

佑馬「ブレーメンの音楽隊!」

八期「今、結成されてるよ!」

花梨「星羅ちゃん!」

星羅「かぐや姫」

八期「月家に帰ったけど、戻ってきた」

花梨「奏ちゃん」

奏「人数少なくなるけど鶴の恩返し!」

八期「あっ、それ零ちゃんのお姉さん!」

全員「ええ!」

香「八期黙れ!話が進まない!」

裕太「昌二」

昌二「俺、好きな漫画があるんだけど、それのオリジナルストーリーをやってみたらどうかな?」

竜平「いいんじゃねえの?」

佑馬「たしか、お前の好きな漫画は借金執事が金持ちのお嬢様に拾われる話だったよな!」

昌二「おう、それを俺らで面白くしないか?」

八期「いいね!やりたい!」

香「女子達はそれでいいか?」

全員「はーい!」

香「言っとくけど、健全な物な!変なシチュエーションいれるなよ!」

昌二「分かってますよ!実はこの作品ハーレムなんですよ!」

八期「そうそう!」

昌二「だから、最後のラストはその候補となるヒロイン達から主人公が好きな人を選ぶ!それをお客さん達に予想させる!こんな展開どうですか?」

香「面白そうね!」

全員「賛成!」

昌二「ちなみに選ぶのは、主人公となった人で!」

しかし、この主人公を巡り争いになるなど、この時のクラスは想像もしていなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.125 )
日時: 2021/04/14 11:46
名前: いくちゃん (ID: y98v9vkI)

123話・文化祭の演劇・・・②
裕太「じゃあまずは主人公だけどやりたい奴?」

男子達「はーい!」

裕太「1、2、3、4・・・、11人もいるな!」

花梨「じゃんけんで決める?」

八期「それで決めよう!」

昌二「待て!演劇は遊びじゃない!それにいい劇をしたクラスは理事長から表彰されるんだ!ここは俺が言う台詞を前に出て1人1人言ってもらってみんなの投票で決めよう!」

八期「やだ!やだ!絶対じゃんけん!」

昌二「表彰されるためには1番上手いのが行かないとダメだ!お前の我が儘なんて聞いてられるか!」

佑馬「お前負けが怖いんだろう?」

八期「違う、怖いのは、別のことだよ!」

良輔「じゃあ早くやろうぜ!」

八期「絶対やだ!じゃんけん!」

香「八期、じゃんけんで決めて下手な人がやることになったら、話が進まなくなるわ!これはみんなで作る物なのよ!」

八期「それでもじゃんけん!」

香「そんなこと言ってるとあんただけ省くわよ!」

八期「分かりました・・・」

結果
裕太「と言うわけで、みんなの投票の結果、主人公は佑馬が務めることになりました!」

佑馬「ヨッシャー!」

花梨「次はヒロイン達ね!」

配役が決まった次の日
香「はい、セットも自分達で作るのよ!絵の得意な人や手先の器用な人を中心に頑張って!危ないと思ったり、どこか分からないところが合ったら先生にいいに来なさい!」

全員「はーい!」

理珠「ここはこれくらいがいいでしょう!」

摩子「桜咲さんがアンドロイドだから助かる!」

星羅「物凄く正確だもんね!」

零「あっ、八君!ほら手伝って!」

八期「やるかよ!」

零「みんなで作っていくのに、八君だけサボっちゃダメだよ!」

八期「あんなんでやる気なんか失せたよ!」

ドン!

香「何物に当たってるのよ!主人公に選ばれなかったからって拗ねないの!」

八期「あんな結果になるからじゃんけんが良かったんだよ!」

香「あれはみんなの気持ちなの!文句言わない!」

八期「めちゃくちゃ文句あるわ!あんなの認めるか!」

零「どうしたら認めるの?」

八期「もう一度じゃんけんで最初から決めて欲しい!」

香「我が儘言うな!」

八期「我が儘じゃない!」

キーンコーンカーンコーン!

香「はい、今日はここまでよ!」

部活中
八姫「ねえ、八君?物凄く不機嫌だけど何か合った?」

八期「劇の配役・・・主人公・・・」

八姫「主人公に選ばれなかったの?」

八期「そうだけど、そうじゃない!」

八姫「ええっ?どういうこと?」

グレーテル「八期の奴めちゃくちゃ怒ってるな・・・」

芹「何が合ったの?」

零「簡単に言うとやりたい役に選ばれなかったんです」

青奈「それは我が儘だと思うわ!みんなで決めたことなのに・・・」

希「ねえ、何か特徴なかった?例えば執拗に物凄い主張とか・・・」

零「たしか、じゃんけんで決めたいと・・・」

町子「聞いてきました!」

芹「早!」

町子「率直に言うと、周りが自分を選ぶつもりが無いのに投票にしたから嫌だったと・・・」

全員「?」

希「なるほど!」

愛海「希先輩分かるんですか?」

希「二も同じ経験があるんだけど、つまり周りは最初から八期を選択肢から外して考えているってことよ!」

芹「それはあいつの思い込みじゃあ?」

町子「自分の意見と発表はいつも0票だったって言ってました」

希「で、実際の投票は?」

零「0票でした」

芹「投票数なんて聞いても・・・」

希「零ちゃんから見て八君は全体で何番目に上手いと思った?」

零「一応、私ビデオに収めてます!」

ビデオを見て・・・

希「やっぱり!」

グレーテル「何がやっぱり?」

希「八君以外の男子、ふざけてるわ!気持ちが込もってもなければ、ハキハキしてない!素人の私から見ても明らか!選ばれた子はともかくね!」

零「ということは?」

希「そう!八君は主人公に選ばれなかったことに怒ってるのではなく、真面目にやってた自分よりも、ふざけた奴らに票が入って自分が0票と言うことに怒ってるのよ!」

町子「これって友達贔屓ですよね?」

愛海「確かに、これじゃあ真面目にやってた八君が可哀想だわ!」

零「でも、もう決まっちゃったし・・・」

愛海「私も一緒に行くよ!お母さんの元へ!」

青奈「そもそも、愛海どうやって決めるの?」

愛海「誰でもいいから演劇に詳しい人を連れてくる!そしてその人に見てもらう!そして判断してもらおう!」

零「でも、それで八君は・・・」

八期「良いところと悪いところをその場ではっきり言って!分かりやすく!そんなオーディションならいい!」

愛海「じゃあ、お母さんに言うね!行くよ零!」

零「分かった!」

理事長室
理「そんな我が儘聞いてられません!」

愛海「お母さん、これは我が儘なんかじゃない!」

理「我が儘じゃなかったらなんなのよ!」

愛海「正当な主張よ!そもそも学校のオーディションなんて、友達が多い人が有利、つまり友達贔屓の票が入りやすい!この意味わかる?」

理「ちゃんと正確に選ばれてない無意味な投票ってこと?」

愛海「その通り!そもそも学校なんて素人の集まりよ!迷ったら友達とか好きな人選ぶよ!」

理「分かったわ・・・、まさか全クラスそうするつもり?」

零「うちだけ強制、他は任意で構いません!」

理「分かったわ・・・」

そして1週間後お目当ての人が来てくれることが決まった。

Re: ナンバーズ8 ( No.126 )
日時: 2021/04/14 22:48
名前: いくちゃん (ID: y98v9vkI)

124話・文化祭の演劇・・・③

香「ええっと、理事長の指示により主人公のオーディションのやり直しとなりました」

全員「ええ!」

香「理事長曰く、クラスで決めるとなると友達贔屓が発生してまともに投票する生徒が少ない、適当に決めてる人や個人の好き嫌いで決めているなど公平性がなってないとのことで、今回演技に詳しい人が来ていますのでその人に見てもらいます!
ルールはこの前と一緒ね!
もう決まってもこれ以降の変更は絶対しません!文句無しよ!分かったわね?」

男子達「はーい!」

香「分かった人だけ、こっちの壁に1列に並んで、出席番号順に行くわ!」

他は割愛して八期の番

トントントン

八期「失礼します」

審査員「どうぞ!」

八期「5年B組出席番号◯番!松本八期です!今日はお忙しいなか、本当にありがとうございました!」

演技が終わり

審査員「君は礼儀が正しいね!他の子とは大違いだよ!」

八期「ありがとうございます!」

審査員「演技の方を見ると、良くもなく悪くもなく、真面目で素直な演技だったね!見てて君の真剣さというものと、絶対このキャラクターの気持ちになると言う気持ちが伝わってくる演技だったよ!」

八期「ありがとうございます!」

審査員「今の時点で言えば、君が最高だね!」

八期「ありがとうございます!」

最後に佑馬・・・

審査員「さすが、みんなに認められただけあるね!」

佑馬「はい、そうですよね!」

審査員「とても素晴らしい演技だったよ!言うこと無し!」

佑馬「それだけ練習してきましたから!」

結果発表
審査員「発表する!私が1番良かったと思う人物は・・・」
























































審査員「松本八期君!君だ!」

八期「えっ?」

全員「嘘!」

八期「ありがとうございます!」

審査員「君は演技だけでなく、礼儀正しい!君みたいな綺麗な心を持った子に最高の演技をしてもらいたいね!」

八期「今日はお忙しいなか、本当にありがとうございました!」

佑馬「はあ・・・?」

部室
希「へー、それで主役取れたんだ!」

八期「僕もあの漫画好きだし、僕の思う終わり方をするよ!」

理珠「結末は八期が決めるんです」

町子「面白そう!」

子「楽しみ!」

零「私もヒロインの1人として出ます!」

芹「へー、どんな役?」

零「八君が好きなタイプのヒロインです!」

八期「ジャンルで言ったら昇格ヒロインだね!モブから成り上がったキャラなんだ!」

全員「へー・・・」

次の日
香「さあ、今日も演劇の準備に取り掛かろう!」

ぞろぞろ・・・

香「ちょっと、みんなどこいくの?!」

残った生徒は1/3ほどだった

Re: ナンバーズ8 ( No.127 )
日時: 2021/04/18 11:27
名前: いくちゃん (ID: y98v9vkI)

125話・文化祭の演劇・・・④
零「ちょっと、あんた達!昨日決まったじゃない!先生も文句無しだって!」

佑馬「どうせ、八期が選ばれるように仕組んだんだろう?それこそ贔屓だよ!」

零「違うわ!それに負けたのは審査員の人が言うようにあんたの態度が酷かっただけでしょ!演劇は演技だけじゃないわ!」

佑馬「ふん、俺らは俺らのやりたいようにやる!お前らはお前らのやりたいようにやれ!」

バン!

零「なんなの!自分の態度が悪くて落ちたからって掌返して!」

香「よしなさい!今何考えてる?!」

零「あいつを追い出す、この学校から!」

香「物騒な考えはやめて!ただでさへ、人数減ってるって言うのに・・・」

部室
零「全く、最低な奴でしょ!」

芹「いや、私はその子の気持ち分かるかな?」

零「なんでよ!文句無しだって言ったのに・・・」

青奈「元々はその子が主役だったんだよね?」

子「決まってたやりたかった役を何もやらずに他の子に取られたら私も心の底では腹が立ってるな」

愛海「でも、やり直しのオーディションはみんな納得して決めたのよ!」

希「それでも、文句を言ってた八君が主役に抜擢されたらそう思っても仕方ないと思う」

八姫「うん、私も思う」

零「じゃあどうすれば・・・」

希「こう言うのはどうかしら?」

その後
香「佑馬!」

佑馬「はい、何ですか?」

香「限られた時間で1人で9人も相手するなんて無理がないか?」

佑馬「そ、そんなことは・・・」

香「無理だろ!そこで相談があるの、教室に戻って来なさい!」

佑馬「はい」

教室
香「クラス代表の佑馬、オーディション代表の八期、主人公は2人一役で行うものとする!」

2人「ええ!」

香「9人も相手するお話を1人で出来ないわよ!長くでも1時間程度なのに・・・」

八期「分かりました」

佑馬「仕方ない・・・」

八期「でも、9人だと4対5になりますけど・・・」

香「今から2人でじゃんけんをする、それで勝った方がヒロイン達と最後の選択権のどれかを1つずつ選んでいく分かった?じゃんけんは1人ずつで行うわよ」

2人「はい!」

佑馬(俺、人気ヒロインは絶対取りたいんだよな・・・、やっぱり投票でも人気者だからこいつに取られる可能性も、でも選択権だって欲しいし・・・)

1回戦
香「佑馬の勝ちね!」

佑馬「よし!」

佑馬(よし!これで選択権を・・・、待てよ!こいつが人気ヒロインを取る可能性もある、人気ヒロインだけは絶対取られる訳にはいかない!次のじゃんけんに勝てる保障もない!)

佑馬「人気ヒロイン!」

香「八期は?」

八期「よし、選択権!」

佑馬(畜生!だが、人気ヒロインは取った)

2回戦
佑馬「よし!対抗!」

八期「良かった・・・、昇格!」

3回戦
八期「裏ヒロイン」

佑馬「助太刀ヒロイン」

4回戦
佑馬「分析ヒロイン」

八期「正ヒロイン」

5回戦
八期「未来ヒロイン」

佑馬「謎ヒロイン」

香「はい、全員注目!黒板に書いた通り、2人一役で、ご覧のように各々ヒロインと絡んで最後は八期が選ぶことになったから!もうこれで文句は受け付けません!言う人がいれば、当日学校に入れません!」


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