二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.56 )
日時: 2020/04/17 18:02
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

54話・母の過去
理「妹はね、小さい頃から頭が良かった、それも飛び級をして13歳で零、あなたが通っていた学校を卒業したのよ!」

零「えっ?私お母さんが通っていた学校を卒業したの?」

鶴「しかも、10歳で卒業ってお母さんを越えてるよ!」

理「でも、いくら飛び級生とはいえ人間は人間!知らないこと分からないことは当然わからないの」

一「どういうことですか?」

理「あの子はね、襲われて子供を身籠ったの!」

全員「ええ!」

保健の先生「り、理事長!そんなこと子供達に言って良いのですか?」

理「そう言えば、そうね!私が妹に何ガアッタのか話せる内容はここまで!その子供が鶴、あなたよ!」

鶴「それで、お母さんは?」

理「真っ先に私に電話を掛けてきたわ!それを知った私は相手に詰め寄って・・・、後はあなた達の想像に任せるわ・・・」

一・二(何、やったんだろう?)

理「当然、両親も怒ってたわ!相手の方にも責任はとってもらって、まあしばらくは一緒に平穏に暮らしてたらしいんだけど・・・」

鶴「何があったんですか?」

理「相手の不倫よ!しかも子供付!それがヘンゼルとグレーテルね!」

鶴「何それ?」

理「当然、離婚よ!ただ・・・」

鶴「ただ?」

理「妹は、小さい頃から癌に悩まされてて、それで親権は父親の方になったの!」

鶴「そ、そんな!」

理「まあ、どっかで事故ったって聞いたときは清々したけど、まさか記憶喪失とはね!」

鶴「えっ?」

理「書いてあったでしょ!手紙に!もう一度会ったって!」

鶴「た、確かに・・・」

理「本当にとんでもない男に惚れちまったよ、うちの妹は・・・、なんであんなダメ男を選ぶかな?そして、子供も作るかな?人を好きになるって分からないわ!」

鶴「理さんはお母さんのことをどう思っていますか?」

理「可愛い妹よ!どんなに大きくなっても、私の可愛い妹は変わりはないし、それに悪いのはあのダメ男だしね!だから、私は両親と違って、ちょくちょく会ってたのよ!何か助けになることはないかと?でもあなたを旦那が見つけたのは偶然よ!ただ、零を学校に置いていくと言うのは聞いてたわ!私が預かるって言ったから!」

零「じゃあ、お母さんは私のことを・・・」

理「捨ててはないね!そもそも、あのときも手術前だったしね!」

鶴「お母さん・・・」

零「お姉ちゃん!」

鶴「何?」

零「私、決めた!お母さんを絶対見つける!そして私達を一緒にしてくれて、そして素敵なプレゼントをありがとうって言いたい!」

理「あなた、何も恨みとかは?」

零「全くない!全部お父さんが悪いんだ!だから、お姉ちゃんもお母さんを温かく迎える準備をしよう!」

鶴「ええ!そうね、もちろん!」

零「じゃあ、まずは情報収集から・・・」

理「名前も知らないのにどうするの?」

零「あっ、そうだった、理さん!お母さんの名前は?」

理「言うわけないでしょ!個人情報だもの!それに手紙に書いてあるでしょ!合わせる顔がないって・・・」

零「いいじゃないですか!家族なんだから!」
 
その後八期の件はもう一度じゃんけんをする形で、八期が負けて決まった。
もちろん、その場のメンバー全員が見守る形で・・・

Re: ナンバーズ8 ( No.57 )
日時: 2020/04/18 19:32
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

55話・生徒兼教師兼校長

鶴「グレーテル、ごめんなさい」

グレーテル「もう、良いわよ!八期から姉御がどう見てるのか知ったから・・・」

零「お姉ちゃん、勝手に飛び出してごめんなさい!」

鶴「本当に無事で、良かったわ!」

グレーテル「俺もごめん、なんか、あれだよ!妹に姉御取られるんじゃないかって・・・」

二「兄弟あるあるだな!」

楓花「確かに!私もあったな!」

零「あっ、お姉ちゃん!これ見て!」

鶴「おお!これは教員免許!」

零「うん、取ったんだよ!教科は算数・数学!」

鶴「じゃあ、早速理さんに連絡をして、面接の準備をしないと!」

有「?」

零「あっ、有ただいま!見て!ほら!」

有「わあ!赤ちゃん!」

零「これはちょっと遅いけど、お母さんからのバースデープレゼント!貰っちゃった!」

有「えっ、零姉お母さんに会ったの!いいなあ・・・、お母さんに会って妹までもらって・・・」

零「うん!妹のことを託されちゃった!落ち込まないで有!実は・・・、ジャーン!」

有「うわあ、そっくり!」

零「もう1人!こっちはちょっと早いけど有へのバースデープレゼントよ!」

有「やったー!お母さん、零姉、ありがとう!絶対可愛く育てるね!」

鶴「有!お人形じゃないのよ!本物の妹なのよ!」

有「えっ、どういうこと?」

鶴「私も誕生日にお母さんから貰ったわ!赤ちゃんを!」

有「そうなの!」

鶴「その赤ちゃんが有、あなたよ!」

有「ええ!知らなかった!」

鶴「だから、2人共!たとえプレゼントでも妹をこき使うようなことはしないように!お姉ちゃんとの約束だよ!後、あなた達には赤ちゃんを育てるのは早すぎるから、お姉ちゃんと先生が基本お世話します!」

零・有「ええ!」

鶴「妹達に何か合ったとき、正しい対応できないでしょ!特に有!」

有「出来るよ!」

零「いや、絶対出来ない!ここはお姉ちゃんの言うことを聞くわよ!」

有「はーい・・・」

鶴「あなた達の出来ることがあれば、1から教えるから!それでいい?」 

零・有「はーい!」

零「そうだ!名前をつけよう!何がいいかな?」

有「ううん、シンデレラとか?」

零「それ、はしたないって意味だよ!」

二「それに、いるしな・・・」

有「白雪姫!」

零「長いよ!」

一「たしか、白雪が名字で姫が名前の子居たわね・・・」

零「ねえ、八君の好きなキャラクターは何?」

八期「泉と愛かな?」

零「じゃあ、零はこの子を愛(まな)って呼ぶ」

有「じゃあ僕はこの子を泉って呼ぶ!」

こうして2人の命名は愛と泉となった。

そして
面接当日
零「伯母さんとはいえ、緊張するなあ・・・」

楓花「岡田零さん!理事長室へ!」

零「はい!」

トントントン

理「はい、どうぞ!」

零「失礼します!」

理「どうぞお掛けになって下さい」

零「失礼します」

理「お名前は?」

零「岡田零です!」

理「志望動機をお願いします」

零「はい、姉に憧れ、学校の先生という生徒に勉強を教え、新しい人材を作るサポートをするために教師という道を選びました!」

理「なぜ?うちの学校ですか?」

零「姉がいるというのも理由の1つですが、知り合いに困っている人がいるため、勉強だけでなく、それ以外のサポートもしたいと思ったからです!」

理「お姉さんはたしか、生徒兼理事長ですが、別段勉強を前に出て教えているわけではなかったはずですが?」

零「確かにそうです!でも、姉は理事長として、生徒達が過ごせるより良い環境を作り、そして弱いものやいじめに合ってる子などを助けいるため、私もいつか姉のような理事長になってみたいです!」

理「ありがとうございました、最後に何か質問等はございますか?」

零「はい、あの相談なんですが、私生徒と兼業で教師になることは可能ですか?」

理「えっ?それはなぜですか?」

零「私も、姉と一緒の気持ちで同級生達と集団生活をしてみたいです!」

理「ありがとうございました!ご要望の方はこちらで考えて置きますので、結果は後日また!」

零「ありがとうございます」

理「これで面接を終わります!」

零「ありがとうございました!」

1週間後
ピンポーン!

楓花「はい!」

ガチャ

楓花「あっ、理さん!」

理「今日は零の面接の結果を報告しに来たわ!あと更にあるんだけど、まずは零の方ね!」

リビング
理「零、今から結果を報告するわよ!」

零「はい!」

鶴「こっちまで緊張する!」

理「まず、初めに言うと、良いニュースと悪いニュースがあるわ!それも2つずつ!」

零「えっ?」

理「ちなみに1つは結果報告の良いニュースと悪いニュース、もう1つはあとで言うわ!さあ結果報告はどっちから聞く?」

零「良いニュースからお願いします!」

理「分かったわ!良いニュースは・・・、
あなたを・・・、
我が校の・・・、
教師に・・・、
採用します!」

零「えっ?それって?」

理「面接合格よ!」

鶴・零「やったー!」←ハイタッチ

鶴「で、悪いニュースとは?」

理「ただし、担任ではなく、副担任としてやってもらうわ!」

鶴「それは、どういうことですか?」

理「面接の時に言われたの、同級生達と集団生活をしてみたいってね!だから、あなたを生徒兼教師に任命するわ!」

零「やったー!でもなんで副担?」

理「生徒兼だからよ!あなたは算数の授業の時だけ、1年Bクラスの教室で授業をするの、他はあなた自身が授業を受ける!わかった?」

零「はい!それでもう1つの報告は?」

理「あなたに相談があってね、まずは良いニュースと悪いニュース、どっちから聞く?」

零「ここは、悪いニュースから!」

理「実は今日校長先生が亡くなったわ!」

零「ええ!」

理「それで、すぐに代わりの校長先生が見つからないから、あなたに校長先生を頼もうかと・・・」

零「はい!ぜひやらせてもらいます!」

理「ただし、いくつか条件!
  1つ、自分勝手な校則を作らない!
  1つ、他言厳禁!
  1つ、学校としての秩序を守る!
  これは鶴にも言ってるわ!守れなかったら校長の権利を剥奪するわよ!良い?」

零「はい」

理「それで、代わりの校長代理を松本先生!あなたにやって欲しいんです!」

楓花「わ、私?」

理「そのために今日報告しに来たんです!大丈夫です!先生は担任を続けて下さい!基本は私がやるので、いざというときに、出張扱いで、会議とかに出てもらいますが、そんなにはないです」

楓花「分かりました!やらせてもらいます!」

こうして零は生徒兼副担兼校長として学校に通うこととなった。

Re: ナンバーズ8 ( No.58 )
日時: 2020/04/17 23:06
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

56話・零の学校生活
八期・零「行ってきます!」

八姫「あっ、待ってよ!」

理珠「私も!」

グレーテル「俺らも忘れるな!」

道中
歩「おはよう八期!」

芹「おはよう八姫!」

八期・八姫「おはよう!」

葉月「みんなおはよう!あれ?その子は?」

希「八君おはよう!あっ、零ちゃん久しぶり!いつ帰ってきたの?」

八期「希お姉ちゃんおはよう!」

零「希さん、お久しぶりです、
初めまして、岡田零です!え〜と、理事長の姪です!」

芹「私、草芹!」

葉月「私松下葉月!」

歩「私は佐藤歩!あっ、私は男の娘だよ!」

零「へえ、そうなんだ」

町子「あっ、八君!希先輩!」

希「あっ、町子ちゃん!おはよう!」

青奈「おはよう八期君!」

八期「あっ、おはようございます青奈さん!」

子「おはよう!」

八期「おはようございます子さん!」

妬みの視線

4ーB教室
先生「ええ、今日からこのクラスに新しいお友達、転校生が来ました!どうぞ入って!」

零「初めまして、岡田零です!基本はこのクラスの生徒ですが、私は飛び級生で、算数の時間の時のみ、1年生に授業を教えに行きます!ちょっと変わっていますが、どうかご理解頂ければと思っています!よろしくお願いします!」

パチパチパチパチ!

先生「席は松本の隣だな!」

零「八君!よろしく!」

八期「もちろん!」

休み時間
男子A「おい、松本!お前女子に囲まれてニヤニヤしてんじゃねえぞ!生意気な!」

男子B「そうだ!そうだ!どうせ、お前なんかそのうち相手にしてくれないよ!」

零「ちょっと、何やってるの!」

男子A「逃げろ!」

零「八君?大丈夫?」

八期「うん、大丈夫」

帰宅後
零(うーん、グレーテルからは、話は聞いてたけど、八君いじめられ過ぎ!むしろよく我慢してるよね、普通の子なら引きこもりか自殺なのに・・・、まずは様子を見て対策を考えて行こうか!)

ここから零のいじめ対策が始まるが、これが物凄い波乱をもたらすとは、この時誰も思っていなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.59 )
日時: 2020/04/18 11:01
名前: いくちゃん (ID: BRPsD/Gq)

57話・岡田姉妹の秘密の密会
トントントン

理「はい、どうぞ!」

?「失礼します」

理「あら、あなた!」

?「久しぶり、お姉ちゃん!」

理「また、私に子供を押し付けて・・・」

妹「それは本当にごめん!」

理「で、今日は何しに来たのかしら?」

妹「実はあるおねがいに来たの!」

理「お願い?」

妹「私をこの学校の教師にしてほしいの!」

理「そんなことだろうと薄々感じていたわ!さしずめ、子供達を近くで見ていたいという理由なんだろうけど・・・」

妹「やっぱり、分かっちゃう・・・」

理「あんな手紙が来たら、こうなるんだと思ってたわ!で、断るって言ってたらどうするの?」

妹「お姉ちゃんなら、断らないと思って来たの!」

理「なるほど、でも教員免許は?」

妹「はい、ここに!担当は算数・数学!」

理「本当に親子ね!あなたの娘も同じ担当よ!」

妹「それは凄い!」

理「言っとくけど、いまあの子達はあなたより上の立場よ!素性を隠したいなら、基本あの子達の言うことを聞くのよ!」

妹「分かったわ!」

そして翌年度の着任式
理「本校に新しく着任することになった先生方のご紹介です!
岡田愛美先生
岡田友子先生
岡田栞先生
岡田尚先生
岡田志穂先生
岡田萌先生
小田萌先生
星田香(かおり)先生
岡田香(かおる)先生
星田かおる先生
小田栞先生
以上11名の新しい先生方が着任することになりました。」

パチパチパチパチ!

鶴達はこの時知らなかった、この中に自分達の実の母親がいるとは・・・!

そして彼女達がそれを知るのはまだ当分先の話である。

Re: ナンバーズ8 ( No.60 )
日時: 2020/04/21 19:33
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

58話・零の新校則
芹「おはよう、みんな!」

葉月「何やってるの?」

茨「あっ、生徒会長!いえ、芹姫!」

七美「校長先生が新しい校則を掲示したの!」

芹「それが?」

七美「その内容が酷すぎて、みんな発狂よ!」

芹「ちょっと、ごめんね!フムフム、ええ!」

葉月「いじめを起こした者は少年院行き?」

芹「しかも、強制転校!」

理珠「他にはドッヂボールと鬼ごっこの禁止もあります!」

葉月「こっちには冗談、ふざけ、ドッキリ、アダ名禁止だって・・・」

歩「滅茶苦茶だよ!」

校長室
理「零!これはとういうこと?」

零「なんですか?理さん?文句でもありますか?」

理「大有りよ!いじめ1つで少年院行きなんて・・・、しかもドッヂボールと鬼ごっこを禁止とはどういうことですか?」

零「いじめになるからよ!あっ、サッカーの鳥かごも禁止にするの忘れてた!ってボールは蹴っちゃダメって校則あるからいっか!」

理「今すぐ撤回しなさい!」

零「嫌です!どんな理由があろうと、いじめはいじめたほうが、100%悪い!理さんはいじめられてる子の気持ちを考えたことありますか?」

理「だからといって、せめて一言くらい報告しなさいよ!」

零「深刻な問題だから、こうするしかなかったの!」

理「今生徒達は混乱してます!今すぐに撤回を!でないとあなたの校長の権利を剥奪しますよ!」

零「良いですよ!その代わり私の校長の権利を剥奪した瞬間、私がこれまで集めたいじめの数々をネットにあげます!そうなると困るのは理さん!あなたですよ!その時私はただの生徒ですからね!私の校則を変えたいのであれば、理さん!あなたが私以上の良いいじめ対策を考え下さい!それがなければ私は撤回しません!」

理「うーん・・・」

理事長室
鶴「どうでした?理さん?」

理「八方塞がり、あの子ちゃんと考えてるわ!流石IQ200!」

一「でも、これは流石にやり過ぎよ!」

二「そうか?俺は零ちゃんの意見に賛成だな!」

飛巫「なんでよ!」

早「そりゃ、二はいじめられてた人だもんね!」

一「ああ・・・」

二「零ちゃんはちゃんと考えてるよ!弱いものの味方だ!いじめられてる方が環境を変えるのではなく、学校自体を変えようとしてる!それにいじめの首謀者を別の学校に追い出した後のことも考えてるよ」

和「でも、少年院はやり過ぎじゃ?」

二「いじめは過剰になれば、暴行罪や傷害罪!零ちゃんはそれを言いたいんだろ!最もだと俺は思うよ!」

如月「でも、ドッヂボールと鬼ごっこの禁止は・・・」

鶴「それはいじめになるからって・・・」

瑞穂「でも、逆に何くそ!と反発精神を持たすためにも必要じゃないですか?」

鶴「それはそうなんだけど、新しいルールを零から預かったわ!どうやら授業では行っていいらしいわ」

一「ええっと、ドッヂボールの新ルール
・同じ人がボールを2回連続で投げない
 ※ダイレクトに取ったボールや内又は外の人数が2人以下の時は除く
・中外合わせて、同じ人を3回連続で狙わない!
→なおこの時にダイレクトにキャッチしても、投げてない人にボールを渡す。
※残りが2人以下の時は除く

・同じチームの人の体を押さえて盾にした時、その人が当たれば、盾にした人物がアウト!

・極力全員にボールが回るようにする。

※なおルールは増える可能性もあるため、随時報告する。

だって!」

二「俺は納得だ!俺もこれは何度も経験ある!」

赤穂「鬼ごっこは増え鬼しか認めず、最初の鬼は先生だって!しかも捕まえるのは毎回ランダムで1度選んだ子は、全員コンプリートするまで、選べないんだって・・・」

二「鬼ごっこにも、色々あるよな!足の遅い子がずっと鬼をやらされたり、かといって、タッチしたのにバリアとかいって、鬼を変えさせてくれなかったり・・・、場所の指定がなく、間違った場所に入ったら、勝手に鬼されるか、忘れられるかのどっちかだな!特に女子とやったら、トイレに籠城だよ!」

一「それ、全部やられた?」

二「だから、こうやって訴えてるんだよ!」

理「じゃあ、このままこの校則で行くの?」

二「良いんじゃないですか?」

一「待って!安易に考えるのはダメよ!もしはっきりしないものでいじめって言われたら、関係もないのに少年院行きの可能性も・・・」

鶴「そうね!」

滋「それにドッキリと冗談についても!」

日「それは書いてあるわよ!
  ドッキリは、ターゲットも喜ぶものならよし、冗談は殺伐したもの、性的なからかい、そもそも関係のないことは禁止!」

一「具体的にはどういうことかしら?」

二「それは、誰かが自殺したとか死を表すものとか傷関係じゃないの?」

日「そう、考えたほうがいいわよね!」

二「大方、これは八期を助けるためだろうなぁ・・・」

一「ああ、あの子毎日のように大変なことになってるもんね!」

瑞穂「それで、よく引きこもりや自殺になりませんね?」

二「まあ、それはあいつの性格だ!」

日「どういうこと?」

二「あいつは真面目で小心者!って言うか俺と同じで病気以外で休むなんてやってはダメ!って思い、風邪を引いてるなんて信じもしない!」

早「確かに二だ!」

二「あと、あいつは自殺しないんじゃなくて、自殺できないんだ!っていうかそんな勇気すらないよ!
あったらとっくにやってるって!」

一「じゃあ零ちゃんがこんな校則作ったのは八期を助けるためなのね!」

二「恐らく十中八九、いや九分九厘そうだ!」

鶴「でも、何も抑え込めてないよ!どうするの?」

一「理さん!私に考えがあります!このままでは彼女が暴走するため、校則は変えれませんが、彼女を止めることはなんとか出来ます!」

理「どういうことかしら?」

放課後
校長室
トントントン

零「はい!」

理「失礼します」

零「私も納得できるいじめ対策は出来ましたか?」

理「それはまだね、ねえ零?」

零「何ですか?」

理「あなたはいじめはいじめたほうが悪いって思ってる?」

零「当然ですよ!よってたかって1人を集中的にいじめるなんて言語道断です!」

理「じゃあ、なぜいじめられるか?って考えたことある?」

零「えっ、そ、それはないですね・・・、でもだからっていじめる理由なんてないでしょ!」

理「確かに、いじめる理由が理不尽なものもあるかもしれない、でも中にはいじめられてる人にも原因があるかもしれない!」

零「そんなことありませんよ!」

理「じゃあ、1回、あなたが守りたい人のことを1回観察してみてら?きっと分かると思うわ!」

それから1ヶ月零は八期のことを観察してみることにした。

1ヶ月後
理事長室
トントントン

理「どうぞ!」

零「理さん!ごめんなさい!」

理「私に謝ると言うことは、いじめられる方にも理由があると分かったみたいね!」

零「はい、私が助けたいと思っている人には無意識に人に迷惑をかけていることがありました、なのでお願いもあります!」

理「何ですか?」

零「カウンセラーの方を雇って下さい!
いじめる人は何故その人をいじめるのか、どんな理由なのかを知ってから少年院行きを判断したいと思っています!いじめる側、いじめられる側両方が助かる案はこれしか思いつきません!」

理「分かりました!確かにカウンセラーは必要ね!あなたはこれからは?」

零「私はしばらく彼を観察し、そして注意し、彼が上手く学校生活を過ごせるようにサポートしていきます!」

理「頑張りなさい!」

零「はい!」

新校則
1・少年院行きの対象
・容姿やプライバシーなどをからかう
・相手への一方的な嫉妬または嫌がらせ
・人の失敗を何度もネタにする
・一方的に入れて、失敗したら一方的に怒る
・人の注意を複数人で揉み消そうとする

※増える可能性あり

2・アダ名について
基本名前をもじるもの
→言われた本人がOKしない限り呼ばない


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。