二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.176 )
日時: 2021/12/28 22:48
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

175話・最悪な修学旅行・・・⑩
夕食後事件が

ジリリリリリ!

火事です!火事です!

支配人「皆さん、本館が火事ですので、皆さんまずは外に出て下さい、荷物は持たず命を優先してください!」

従業員A「消火器は?」

従業員B「昨日の騒ぎで全部空です!」

支配人「そんな!」

理「皆、慌てず騒がず!おはしよ!」

数時間後

理「皆、良いニュースと悪いニュースがあるわ!」

香「良いニュースからお願いします」

理「まずは、誰1人怪我人無し、後別館は燃えなかったから、男子も含め皆別館に泊まりましょう!」

栞「理事長、と言うことは?」

理「悪いニュースは本館が建物は残ってるけど、中は全焼、つまり本館で泊まっていた男子達の荷物は全滅と言うことよ!」

男子達「そんな!」

理「文句は捕まった藤野先生と帰った谷口先生と5人の男子達を恨みなさい!」

香&栞の部屋

香「あんた、今日もここね」

八期「お世話になります」

栞「良いんですか?」

香「どうせ、帰っても1人だし、どうせ他の男子にも恨まれてどぎまぎするならここが1番いいわよ!荷物もここでしょ!それに昨日も言ったように息子と一緒に寝るようなものよ!」

八姫「私達も居るんですが?」

葉月「誰がどう寝るんだよ!」

芹「嫌よ!男子と一緒に寝るの!」

八期「何で一緒はダメなの?」

葉月「お前はもう黙れ!」

理珠「私はロボですのでこちらで寝ますが、皆さんは?」

零「私は八君と一緒で良いよ!」

栞「旅館の方から予備の布団貰ってきました!」

香「誰が布団で寝る?」

歩「私は布団で良いよ」

芹「私はベッドがいい!」

八姫「私も!」

葉月「なら私は布団でいいかな?一応大丈夫よね?」

歩「私、気持ち的に女の子寄りだから・・・」

栞「ジェンダー障害って難しいよね」

香「私が零と八期、栞ちゃんが芹ちゃんと八姫ちゃん、葉月ちゃんと歩君が布団ね!」

零「先生と寝るなんて初めて!」

八期「僕は昨日一緒に寝たけど、とても気持ち良かったよ!というか寝たときの記憶ないけど・・・」

香「そりゃ、泣き疲れて、私が抱っこして運んだんだから!」

歩「寝るまでに時間ありますしよ何かゲームします?」

香「まあ、点呼までね!何するの?」

零「じゃあ、八君が考えたとんち掛け算ゲームなんてどう?」

八姫「とんち掛け算ゲーム?」

芹「何それ?」

八期「タンタンのリズムで1人ずつお題を言い合って答えるゲームです!それを九九でやるんです!九九って中には単語になってる物があるから、その九九が出たときはその単語に合った単位も一緒に答えるゲームです!」

香「ふーん、小学2年生辺りに使えそうね・・・」

その後

ガチャン

理「点呼取るわよ!」

香「あっ、理事長!」

点呼終了後

理「昨日のようなことは起きないように!そして万が一のことも起きないように!しっかり見張って下さいね、香先生?」

香「勿論です!」

次の日は何事もなく旅行を満喫して帰った。

八期「ただいま!」

零「ただいま!」

鶴「おがえり・・・、うわーん!零!」

零「お姉ちゃん?どうしたの?」

一「2日延長するわ、旅館が火事になるわって情報聞くわで、今の今まで泣いてたの!」

楓花「相当妹の事が心配だったのね・・・」

鶴「よがっだ、よがっだ!うわーん!」

八期「お土産だよ!」

楓花「八期?」

八期「何?」

楓花「この和菓子買ってくるように言わなかった?」

八期「えっ?言ってたっけ?」

三氏「なんだ、この胡散臭い土産は!」

四美「こんなのどこでも買えるよ!」

健「よし、今度皆で八期達の行った場所に行くか!」

全員「えっ?」

Re: ナンバーズ8 ( No.177 )
日時: 2022/03/12 20:25
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

176話・旅行のやり直し・・・①
八姫「まさか、同じ場所に一週間も待たずに行くとわね!」

理珠「でも、メンバーは違いますよ!」

芹「何で私達まで?」

葉月「むしろ一緒に行けたことを喜んだ方が良いんじゃない?アイツと遊べたり?」

芹「べ、別に八期と一緒に乗り物に乗るなんて・・・」

葉月「まだ、八期とは言ってないんだけど?」

芹「話の流れよ!」

希「ああ、八君!」

八期「希お姉ちゃん!」

ハグからのキス

青奈「ちょっと何やってんのよ!」

愛海「こんな公然の前で大胆過ぎます!」

子「小さい子だって居るんだよ!」

希「ええっ?別に昔から挨拶代わりにやってるもん!」

零「いつもやってるの?」

八期「うん毎回、外国ではこれが普通って希お姉ちゃん言ってた!」

三氏「まあ、間違いではない」

四美「国の代表がキスする壁画もあるし」

二「何がどうなったらこんな人数になるんだ?」

一「人数が修学旅行と大差無いわね・・・」

楓花「ハーイ、皆集まって!」

香「一応、普通のプライベート旅行ですが、学校関係者も多いので、周りに絶対迷惑掛けないように!むしろこれ以上迷惑掛けるなって話よ!」

七美「何が合ったのよ?」

勇気「さあ?ホテルが火事になったらしいが、詳しくは知らん!」

楓花「皆、あくまでお父さんの仕事で来てるからね!こんなところで騒ぎ起こして遊園地閉園とか止めてよね!」

勇気「そう言えば、前行ったプールの遊園地潰れたんだって!」

七美「最悪じゃん!」

楓花「あと、迷子も止めてよね?まあ、そうならないように、閉園は放送が流れたら入口前に集合よ!分かった?」

全員「ハーイ!」

楓花「じゃあ、皆好きに遊んできて良いわよ!ただし1人では行動しないように!誘拐とかあり得るから!」

全員「ハーイ!」

楓花「お昼はお小遣い渡すから適当に食べなさい!」

全員「ハーイ!」

楓花「それでは概算!」

希「八君!」

八期「希お姉ちゃん!」

希「お姉ちゃんとか一緒に行動しない?」

八期「えっ?」

希「先生から話聞いたけど、この遊園地全然楽しめてないんだって?」

八期「だって、ジェットコースター怖いんだもん!」

希「よ~し、お姉さんが遊園地は楽しさを教えてあげる!」

Re: ナンバーズ8 ( No.178 )
日時: 2022/03/13 16:38
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

177話・旅行のやり直し・・・②
希「聞いた話によると、園のこっち側には行ってないのよね?」

八期「うん、ずっと汽車に乗ってた!」

希「あっ、これ乗ってみない?」

八期「大丈夫?」

希「むしろどうなってるのか分からない物に乗るものこそ楽しみじゃない?」

八期「ええっ!怖いよ!」

希「やっぱ、早い乗り物は嫌い?」

八期「違う、宙に浮かんだり落ちたりすることが嫌い!」

希「取り敢えず、騙されたと思って乗ってみようよ!もし、絶叫系だったら、後でお姉さんが何か買ってあげるから!」

八期「本当に?じゃあ乗る!」

終わって

希「どうだった?」

八期「なんともなかった!」

希「八君、ビビりすぎ!落ちるかもしれないって時に安全バー下ろすからお姉さん足が痛かったよ!」

八期「ごめん!」

希「あっ、この部屋何かあるんじゃない?」

八期「お化け屋敷か、なんか?」

希「八君はお化け屋敷得意だよね?」

八期「苦手だけど!」

希「ええっ!前のキャンプの時頼もしかったったのにな・・・」

八期「まあ、クイズとかで活躍したけど・・・」

希「取り敢えず入ってみましょう!」

終わり

八期「凄い面白かった!もう1回行きたい!」

希「私も!でも、時間を考えると他のアトラクションとかも乗りたいし・・・、八君は何に乗りたい?」

八期「絶叫系以外なら何でも」

町子「あっ、八期君に希さん!」

八期「町子さんにグレーテルも!」

グレーテル「へっ、端から見たらデートと言うより、弟をあやすお姉ちゃんだなぁ!」

希「そう言う2人は遠目から見ると、遊園地デート楽しむカップルよね!」

町子「あの、あれ乗ってみませんか?」

希「良いね!1列に4人は乗れるし!」

八期「ええっ!でも、なんか登ってるし、あそこの岩場から下りてきてるし、絶叫系じゃないよね?」

希「確かにそう言う水を被るアトラクションってあるけど、大丈夫よ!」

町子「ほら、行こう行こう!」

八期「ああ、町子さん!」

グレーテル「町子って遊園地初めてなんだってよ!」

希「そう言うあなたもそうじゃないの?」

順番が回り

町子「うわあ!ヤッター!1番前だ!」

八期「逆に嫌だ!前来たとき水被るアトラクションに乗せられて怖かったんだから!」

グレーテル「その時どこ乗った?」

八期「1番後ろ」

グレーテル「情けないな、男なら前行けよ!だらしない!」

八期「絶叫系が怖いに男女なんて関係無いよ!」

スタッフ「それでは出発します!」

まもなく入口

八期「ヤバいよ登っていくよ!この先のどこかで物凄く高い場所から落とされるんだよ!」

町子「もうすぐ上りきるんじゃない?」

八期「うわあ!」

バシャン!

希「まだ、大丈夫よ!軽く落ちただけだから!」

グレーテル「お前は怖がりだな!」

八期「怖がりで何が悪いのさ!」

グレーテル「お前、絶対モテねえぞ!」

町子「そうかな?私はそんな男の子も可愛いって思うけど!」

希「そうそう、私が代わりに守ってあげたいって感じにね!」

町子「希さんも分かりますか?」

希「ええっ!時には女の子だって好きな男の子を守りたいって思うことだってあるもの!」

グレーテル「あんたら、ダメ男に尽くすタイプだなぁ!」

町子「そうとは言ってないよ!八期君だからだよ!」

八期「どう言うこと?」

町子「ええっ!ええっとそれは弟みたいで可愛いってこと!ほら、私って孤児だし、家族とか居ないし、お姉ちゃんを頼りにしてる付いてくる弟が欲しいなって、八期君って私の理想に近いから!ハハハ・・・」

希「分かる!私もこんな弟欲しいなあって、変な話、八君って母性本能を擽らせてくれるのよね!」

八期「あっ、もう一回登る!」

町子「おっ、ここからがお待ちかねの?」

グレーテル「行き止まりじゃん!」

八期「えっ帰れないの?閉じ込められたの?」

希「それは無いでしょ!」

ダバー!←床が斜めになる

八期「えっ?うわあ!」

グレーテル「大したことねえじゃん!」

八期「本当だ!全然怖くない!」

グレーテル「そう言って叫んでたの誰だよ?」

八期「あれは驚いてただけ!」

終わり

町子「じゃあ、私達は別の場所に!」

希「気をつけてね!」

八期「またね!」

?「あっ、八期じゃねえか!」

八期・希「えっ?」

Re: ナンバーズ8 ( No.179 )
日時: 2022/03/14 21:46
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

178話・旅行のやり直し・・・③
健「あっ、八期じゃないか!」

八期・希「えっ?」

八期「げっ!お父さん!」

希「今日はありがとうございます!ついでに瑞穂まで誘ってくれて・・・」

健「大勢の方が楽しいし、それにしても君たちが来るとこいつも二も喜ぶしな!で、父親に向かってげっ!とはなんだ!」

八期「だって、お父さん無理やりジェットコースターとか乗せるんだもん!」

健「何言ってんだ情けない!お前はそれでも男か?」

八期「今まで散々乗せられたけど、全文怖かったし、何にも面白くないし!」

健「遊園地と言えばジェットコースターは当たり前だろ!」

久美子「健兄、何やってるの?」

八期「くー叔母さん!」

久美子「ああ、八君に希ちゃん!そうだ!今から私達ある乗り物に乗る場面を撮影するんだけだど一緒に来る?」

希「はい!」

八期「ジェットコースターじゃなければ・・・」

希「ええっテレビに出られるチャンスだよ!」

健「お前が思ってる1回転する乗り物じゃないから付いてこい!」

渋々付いていく八期

健「ここだ!」

八期「嫌だ!嫌だ!」

健「並んでから言うなよ!」

八期「勝手に入れたんじゃん!」

健「男なら1番前だ!」

八期「嫌だ!真ん中か、せめて2番目!」

健「スリル満点で楽しいぞ!」

八期「落ちて怪我して楽しくないよ!」

希「ネガティブ!」

久美子「そんな不屈に成らないの!」

八期「だから、お父さんと遊園地行きたくないんだよ!そもそもジェットコースターなんて失くなれば良いのに!」

順番を回り

健「ほら、1番前に座れ!」

八期「やだやだ!絶対乗らない!」

久美子「後ろつっかえるんだけど・・・」

希「そんな、無理矢理乗せなくても・・・」

健「これは度胸試しでもあるんだ!」

八期「知らないよ!何度乗っても楽しくない!怖い!こんな乗り物いらない!」

希「ねえ、八君?」

八期「何?」

希「お姉ちゃんと1番前に乗る?」

八期「えっ?」

希「お父さんの隣が嫌なら、お姉ちゃんが隣に座ってあげる!大丈夫!ジェットコースターが怖くならない裏技を教えてあげるから!」

希の説得により

係員「それでは皆さんどうぞ楽しんできてください!」

八期「楽しめるか!」

健「つっこむな!」

希「まあまあ」

上りはじめ

希「わあ、八君見て高いから色んな物が見えて、皆小さく見えるよ!」

八期「・・・」

希「ねえ、なんか喋ってよ!」

八期「これ、2回上るよね?」

希「良かったじゃん!2回楽しめるよ!」

八期「こんなのただの地獄だ!」

希「頭を下げれば怖くないよ!」

八期「そんなの知って・・・」

希「うわあ!気持ちいい!八君あっちの景色見える?」

八期「もう、やだー!」

2回目

希「凄かったね!」

八期「もう2度と味わいたくない!」

希「良い景色なのになあ・・・」

八期「見てる暇無い!誰だよこんなの考えた奴!いじめだろ!」

希「それは八君の思い込み!嫌いなだけでしょ!」

八期「じゃあ何で、嫌々乗せてくるのさ!うんざりだーーーーーーーー!」

希「イイェーーーーーイ!!!!」

健「どうだ?楽しかっただろう?」

八期「どこがさ!頭おかしいんじゃないの!」

希「あれ?ねえ八君?」

八期「何?」

健「八期、お前唇切れてるぞ!」

久美子「ある意味怪我ね!」

八期「ジェットコースターなんて2度と乗るもんか!全部失くなれ!」

後日この映像が全国放送されるとは知らない八期だった

愛海「あっ、八期君に希ちゃん!何が合ったの?」

希「ジェットコースターにうんざりしてます」

八期「何で、こんな危ない乗り物があるのさ!」

愛海「お化け屋敷と同じ、怖いもの見たさよ!人間恐怖を感じたい人も居るのよ!」

健「あっ、そう言えばこの下にシューティングゲームあるんだった!愛海ちゃんもやるかい?」

愛海「やります!やります!」

シューティングゲーム
健「ルールは至ってシンプル!銃で丸い的に光線を当てるだけ!」

愛海「なんなら得点が低い人は罰ゲームなんてどうですか?」

八期「ええ、やだ!」

希「賛成!」

結果
八期「あの機械絶対おかしい!ちゃんと当てただろう!」

楓花「どうしたの八期は?」

希「お父さんに無理矢理ジェットコースター乗せられて、唇切るわ、シューティングゲームで機械が反応せず0点で終わるわ、罰ゲーム拒否ってたのに、対象になるわの踏んだり蹴ったりです」

愛海「お昼、私が奢るから機嫌直して!」

八期「もう1回!」

その後8回も付き合わされる希と愛海だった。

Re: ナンバーズ8 ( No.180 )
日時: 2022/03/20 16:07
名前: いくちゃん (ID: pyCNEaEv)

179話・旅行のやり直し・・・③
愛美「空いてたから良かったものの・・・」

希「楽しかったのは事実じゃない?」

八期「美味しい!」

希(八君の顔を見てる顔がおいしい!)

愛海「何?にやけてるの?」

希「別に!」

愛美「あと、そこでこそこそご飯食べてる人達!」

4人・ビクッ!

八期「居たの?」

希「気づいてなかったの?最初から居たわよ!」

青奈「気付いてたなら言いなさいよ!」

芹「私達がバカみたい!」

八姫「だから言ったじゃない!バレるって!」

零「やった時点で同罪よ!」

3人「あんたに言われたくない!」

町子「凄い偶然!皆ここなんだ!」

グレーテル「いや、レストランここくらいしかないだろ!」

子「時間的には偶然じゃない?」

希「ハーレムヒロインズ勢揃いね!」

八期「1人居ないけど?」

葉月「呼んだ?」

子「ねえ、最近この施設にお化け屋敷出来たんだって!行ってみない?」

町子「行きましょう!」

八姫「お化け屋敷?八期がうるさいんだけど・・・」

希「ああ、確かにうるさいわね・・・」

八期「そう?」

葉月「怖がらないとか、研究熱心だとか?」

八姫「そっちの方がどれだけマシか・・・」

お化け屋敷
希「じゃあ、八君先頭で!」

八期「全員いる?」

全員「ハ~イ!」

八期「本当に何も見えない!」

葉月「お化け屋敷だからな」

八期「大体のお化けの出方は上か横、いきなり飛び出してきたりだからな」

子「そうしないと驚かせないし・・・」

芹「キャア!何か落ちてきた!」

八期「どうせ、おもちゃの虫か蒟蒻を糸で垂らしてるだけだろう!」

町子「ああ!」

八期「大丈夫?」

町子「ちょっと妻付いただけ」

八期「気をつけてね、ただでさえ暗いのに、足元をわざと悪くさせてる可能性もあるから!」

希「キャア!何!」

八期「もう、ビックリしたなただの仮面かよ!」

愛海「ちゃんと進めてるのかな?」

八期「暗くて分からない」

グレーテル「下手したら、俺らは同じ場所に立ってぐるぐる回ってたり?」

八姫「止めてよ!」

芹「キャア!怖い!」

八期「大丈夫?」

芹「べ、別に怖くなんかないんだから!」

八期「嘘付け!はっきり怖いって言ってたぞ!」

芹「怖くないったら怖くないの!」

八期「怖いものは怖いで良いじゃん!」

葉月「お前めちゃくちゃ余裕そうだけど・・・」

八期「怖いよ!でも人数が多いから和らいでる!」

芹「キャア!」

八期「今度はなんだ?」

芹「あんた私のお尻触った?」

八期「触れるか!先頭に居て、希お姉ちゃんと手繋いでいるのに!」

希「それ、零ちゃんの手よ!」

八期「えっ?あっ!」

零←無口

町子「さっきから無言だと思ったら、怖くて何も言えなかったのね」

零←取り敢えず八期に抱きつく

八期「零ちゃん、君は絶対僕が守るから!」

希「くすん、お姉ちゃんは守ってくれないんだ!」

八期「希お姉ちゃんもだよ!」

町子「私は・・・」

八期「皆守るよ!」

お化け役の人達(熱いなあ、速く出ていってくれないかな)

八期「おっ、やっと出口だ!」

零「ふえーん!怖かったよ!」

八期「もう大丈夫だよ零ちゃん!」

葉月「ああ、つまんなかった!」

芹「ああ、別の意味で怖かった(誰よ、私の体さわってきたの!)」

愛海「本当にうるさかったね、ツッコミが!」

葉月「いちいち色んな物にツッコミ過ぎなんだよ!」

八姫「これじゃ、お化け屋敷のツッコミ大会よ!」

八期「ねえ、最初に入った人数って何人?」

希「私と八君と八姫ちゃん、葉月ちゃん、芹ちゃん、グレーテルちゃん、まっちゃん、子、愛海ちゃん、青奈の10人よ!」

八期「増えてない?」

全員「あっ!」

結「だから、お母さんとかと一緒に入ろうって言ったじゃない!」

平江「だって・・・」

八期「結ちゃん、平江ちゃん!」

2人「先輩!」

結「先輩達だったんですね」

平江「良かった知らない人達だったら・・・」

葉月「誘拐されてたわね」

芹「じゃあ、私の体を触ってたのもあなた達なの?」

結「えっ?」

平江「私達は誰かさんの携帯の光を追ってたので・・・」

零「まさか本物の?」

グレーテル「出口の影で隠れてんじゃねーぞ兄貴!」

ヘンゼル「バレてたか?」

グレーテル「いくら暗くて顔が分からなくても、兄貴のシルエット位は分かるんだよ!お前だろ、芹に痴漢してたのは!」

ヘンゼル「ええっと・・・」

グレーテル「証拠はあるんだよ!」

ヘンゼル「ごめんなさい!」

その後ヘンゼルは芹にボコボコにされたとは言うまでもない。


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