二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.165 )
日時: 2021/12/08 21:19
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

164話・謎のケーキ
ある日のこと
楓花「皆、今日はお婆ちゃんの誕生日をお祝いしに行くからね!」

全員「は~い!」

健「ちゃんと、行く準備とプレゼント用意しろよ!」

全員「は~い!」

姉弟組準備中

プルルルル!

楓花「はい、もしもし?あっ、お母さん?うん、うん、えっ?ケーキ?」

祖母「今届いたよ!ありがとうね、こんな凄いケーキ」

楓花「待って、待って!送ってないよ!」

祖母「ええ、でもあんたの住所書いてるで!」

楓花「今から、取りに行って向かうのに・・・」

祖母「そうなん?まあ、取り敢えずありがとう、待ってるね」

楓花「うん、分かった・・・」

プチッ

楓花「ええ?」

健「どうしたの?」

楓花「健ちゃん、うちのお母さんにケーキ送った?」

健「送ってないよ!ケーキはフーちゃんの担当だろう!」

楓花「そうよね・・・」

真央「どうかした?」

楓花「うちのお母さんに謎のケーキが送られてたんだけど、真央ちゃん知らない?」

真央「知らないよ!フーちゃんのお母さんの所は・・・」

楓花「そうよね・・・」

一「お母さんどうしたの?」

楓花「一、ケーキ送った?」

一「ケーキ?今から取りに行くんだよね?」

楓花「一は違うわよね」

一「ケーキが間違ってうちに送られるとか?」

楓花「違うの!お婆ちゃんの家に今朝届いたって言うの!」

一「ええっ?私知らないよ!ケーキと言えば二だよ!ケーキしかプレゼント考えられないし!」

楓花「二!」

二「何?」

楓花「あんたお婆ちゃん家にケーキ送った?」

二「送ってねーよ!散々、ケーキ買うなって言われて買ってないよ!それにお婆ちゃんのプレゼントは先週の休みに姉ちゃんと一緒に買いに行ったじゃん!しかも手まで繋いでたから恥ずかしかったぞ!」

一「だって、あんたはちょっと目を離すとどっか行くじゃん!」

二「否定できない・・・」

楓花「嘘は付いてなさそうね」

三氏「どうしたの?」

楓花「三氏、ケーキ知らない?」

三氏「無くなったの?昨日冷蔵庫には入ってなかったと思うけど・・・」

二「そっちじゃない!」

一「お婆ちゃん家にケーキが届いてて、誰が送ったかって話してて・・・」

四美「お兄ちゃん、その格好は似合ってないよ!後、ケーキは私知らないよ!」

二「まだ、何も言ってないぞ!」

三氏「テレパシー!」

一「一卵性の不思議ね・・・」

五「みんな集まって何やってるの?」

楓花「五、ケーキ送った?」

五「どんなケーキ?」

楓花「お婆ちゃんへの誕生日ケーキ」

五「知らないよ!後、私六生と一緒にプレゼント買ったから六生も知らないと思う」

二「そりゃそうだろ!家の中は離れてても、外はいつも一緒なんだから・・・」

四美「せめて、トイレは離れてほしい!なんか嫌な誤解受けそう・・・」

六生「どうしたの?」

五「六生、ケーキなんて買ってないよね?」

六生「うん、知らない」

楓花「五でも六生でもないと・・・、七美!」

七美「何?」

楓花「ケーキ送った?」

七美「知らない!どういうこと?」

一「お婆ちゃん家にケーキが届いたんだって」

七美「届けられるの?ケーキって確か崩れやすいし・・・」

四美「アイスケーキなら届けられるよ!」

楓花「そう言えば、そう言ってたような・・・」

七美「って言うか、ケーキって言ったらアイツしかいないでしょ!」

一「二は違うよ!」

七美「もう1人!」

全員「あっ!」

楓花「八期!」

八期「何?」

楓花「あんたさぁ、お婆ちゃん家にケーキ送った?」

八期「えっ?もう届いたの?」

全員「お前か!」

その後
祖母「八君、ありがとうね!って言うかケーキなんて高かったでしょ!そんな無理せんで良いで!」

楓花「八期、あんたも兄弟以外で今後ケーキ禁止!」

八期「ええっ!何で?」

二「今度、俺と姉ちゃんと一緒に買いに行くぞ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.166 )
日時: 2021/12/13 19:27
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

165話・正ヒロインVS対抗ヒロイン

青奈「おはよう!」

八期「おはようございます!」

青奈「元気な挨拶だね!結構、結構!」

八姫「先輩おはようございます」

青奈「最近2人は仲良しだね!お姉さん妬けちゃうな・・・」

八期「美味しく?」

八姫「焼き肉か!」

青奈「まあ、八君ならいくらでも食べられてもいいけどね・・・」

八期「無理無理、食べられない!」

青奈「大きいから?」

八期「人殺しだから!」

その場の人達(ピュア!)

青奈「何で2人は仲良く手を繋いで?」

八期「日課というか決まりというか・・・」

青奈「じゃあ、反対の鵜ではお姉さんが繋いじゃおっかしら?」

青奈、八期の左手を繋ぐ

八姫「何でわざわざ?」

青奈「そりゃ、八期君の事が好きだからよ!」

八姫「嫌われてるのに?」

青奈「嫌われてはいないわよ!ちょっと変貌して驚かれただけよ!そうよね?」

八期「えっ?ええっ・・・と・・・」

八姫「今の八期はあなたのこと引いてますよ!」

青奈「そんなことないわよね?それより下着を取り返してもらったのにお礼も言わずに、ビンタした人の方が嫌われてるんじゃないの?」

八姫「そんな昔の話・・・」

八期「めちゃくちゃ最近ですが?」

八姫「ちゃんと解決したし!あのあと謝った!」

青奈「でも好感度は下がったんじゃないの?だって八君さっき手を繋ぐことは決まりだって言ってたし・・・、つまり八姫ちゃんと手を繋ぐことは親からの命令であり、自分の意思ではないってことじゃない!」

八姫「別に、私は八期のことなんてなんとも思ってませんし!あんな弱虫で泣き虫で、誰かに支えられないと生きていけない男のことを誰が好きになるか!」

青奈「じゃあ、八君は私が貰って行きます!」

八姫「ちょっと!それとこれとは話が別よ!」

八期「どこが?」

青奈「何よ!八姫ちゃんは八君のこと好きでもなんでもないんでしょ!そんな人と手を繋ぐなんて意味がないじゃない!八期君の事が好きな私に譲りなさいよ!」

八姫「嫌です!あなたみたいな巨乳お化けに渡すもんですか!」

青奈「だ、誰が巨乳お化けよ!」

八姫「八期はあなたみたいな巨乳になんか興味もなければ引くほど一緒に居るのが嫌なんですよ!そんな嫌な相手と一緒にいる方が八期としては嫌な気分ですよ!」

青奈「言ったわね?」

八姫「そっちこそ!」

愛海「コラコラ、朝から喧嘩はダメでしょ!ましてや青奈!小学生相手に何ムキになってるのよ!」

青奈「恋は戦争なのよ!小学生だろうと関係無いわ!」

愛海「関係あるよ!周りを見てよ!緑のおばちゃんや子供連れのお母さん達があなた達を見てるよ!」

母親A「えっ?あの高校生小学生の男の子が好きなの?」

母親B「ヤダ!もしかしてショタコン?」

おばちゃんA「ハハハ、高校生と小学生の女の子が小学生の男の子を取り合ってるで!」

おばちゃんB「珍しいなぁ、どっちも頑張りや!」

おばちゃんC「青春やな、若いっていいなあ・・・」

八姫「は、恥ずかしい・・・」

青奈「あなたそんなんで恥ずかしがってるの?まだまだ子供ね!」

愛海「堂々としてる青奈の方が特殊だと思う」

青奈「何よ!相手が子供だろうと親父だろうと関係無いわ!好きなものは好きなんだから!」

おばちゃん達←盛り上がる

青奈「だから、大きくなったらお姉さんと結婚しようね!そうしたら私の胸揉み放題・・・、あれ八期君は?」

八姫「あっ、あそこ!」

希「ねぇ、八君?お姉さんと結婚の約束したこと覚えてる?」

八期「全然知らない!」

希「そりゃ、君はまだ3歳だったもの!覚えてないのも無理ないよ!」

青奈「漁夫の利!」

希「そうだ、今度一緒にお風呂入らない?」

3人「ええっ?(何誘ってるの!)」

八期「いいよ!希お姉ちゃんとお風呂は楽しいし!」

3人「承諾した!」

希「(やったー!)そうだよね、昔も一緒に入って頭洗いっこや背中流しっこしたよね!」

青奈「う、羨ましい!」

八姫「どういうこと?」

一「希ちゃんとは家族ぐるみの仲だから・・・」

愛海「それって?」

一「私達と希ちゃん兄弟は幼馴染みよ!」

3人「幼馴染み!」

八姫「もしかして?」

愛海「お風呂も?」

一「よく一緒に入ってたし、希ちゃん八期のこと綺麗に洗って、それが気持ちいいって!」

青奈(意外な所に伏兵ね)

八姫(ラブコメで幼馴染みはラスボス!)

愛海(幼馴染みは1番距離が近い存在!)

希「八君、お姉さんのこと人としてどう思う?」

八期「優しくて、頼りになって美人で好き!」

希「ありがとう!私も八君のこと好き!」

3人(絶対負けたくない!)

Re: ナンバーズ8 ( No.167 )
日時: 2021/12/14 20:47
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

166話・最悪な修学旅行・・・①
ホーム
八期「おお!特急だ!」

零「八君は電車が大好きだもんね!」

八期「僕、特急乗るの初めて!しかも帰りは2階建て車両だし!」

零「上からの眺めは最高だろうね!」

八期「正直下が良かった・・・」

零「仕方ないよ、くじ外したんだからしかも2分の1・・・」

香「みんな順番に乗って、他の人の迷惑にならないように!」

全員「は~い!」

今日から一泊二日の修学旅行!
1日目は某アミューズメントパーク!
2日目は船で島に行き釣りの後、戻って水族館の予定

電車内
八期「おお!出発だ!」

大樹「遊園地楽しみだな!」

孝明「日本で5本の指に入る位有名な場所だからな!」

敦士「絶叫系絶対乗るぞ!」

八期「僕、ジェットコースター嫌い!絶対乗りたくない!」

大樹「なんだよ、弱虫め!」

八期「だって、何回乗っても好きになれない!毎回怖い!」

敦士「怖いなら乗るなよ!なんで乗ってる?」

八期「お父さんが無理矢理乗せるんだよ!男ならジェットコースターの1番前に乗るのが当たり前とかなんとか言って・・・」

大樹「へー、お前父ちゃんに嫌々乗せられてるんだ!」

八期「なんであんなのが楽しいの?」

芹「あれでしょ、怖いもの見たさとか!」←通路を挟んで隣の席

八期「どういうこと?」

八姫「人間怖いものと分かっていても、どれくらい怖いのか見てみたい、体験してみたいってことよ!そういえば八期って高所恐怖症だったわね」

八期「高いところは勿論怖いけど、なんて言うのかな?宙に浮かびたくない、何も持つもの無しに!」

敦士「風を切るのが面白いのに、残念だなぁ・・・」

八期「取り敢えず、どのジェットコースターも絶対乗らないからね!」

理珠「見てください、これがこの遊園地の名物ジェットコースターですよ!」

零「やめて、私乗る気無いから!」

八姫「零も高所恐怖症?」

零「悪い?落ちたりしたらとか、それでもう帰ってこれなかったらとか、そんなこと考えたら高いところなんてだいっ嫌いよ!」

芹「やめてよ!今からそのジェットコースター乗りに行くのに縁起でもない・・・」

八期「零ちゃん、その気持ち分かるよ!宙返りとか、真っ逆さまに落ちるんじゃないかとか、下手したら体ごと飛んでいっちゃうとか、それを考えたらジェットコースターって怖い乗り物だよね!」

零「うんうん!」

大樹「だから縁起でもないこと言うな!こっちが怖くなる!」

香「ハイハイ、そこのメンバー車内では静かに!」

八期「しかし、暇だな・・・」

大樹「漫画でも読むか!」

芹「止めときなさい、乗り物酔いするわよ」

八期「今、どこまで進んだかな?」

先頭
八期「おお!やっぱり先頭車両はいいね!」

零「何見てるの?」

八期「電車と言えば先頭車両だよ!」

零「へー、そうなんだ」

八期「やっぱり特急は早いな、いくつもの駅を通過して、いくつもの電車を追い抜いて・・・」

零「そりゃ特急だもん!でも、確かに面白いかも!」

八期「ポイントとか、曲がるのかな?その先には何があるのかとか!」

零「そういう見方があるのね!」

香「何やってるの?」

八期「前方の景色を見てます」

香「男の子ね、私も息子と見てみたかったわ」

八期「先生子供って男の子なんですか?」

香「女の子もいるわよ!息子はちょうど真ん中っ子で、上に姉が2人、下に妹が2人居るの!年まではど真ん中って訳じゃないけどね」

八期「そうなったらむしろ奇跡!」

目的地到着遊園地の話は割愛!

遊園地後電車で宿のある駅へ

主任「学年主任の谷口です!皆さんにいくつか注意事項!まず、食事は去年のこともありましたので、自分の盆にあるものしか食べないこと!お風呂は時間を守って入ること!先生方は担任のクラスの時に見張りも兼ねて入って下さい!最後に就寝時間は10時です!30分前から先生が点呼を取ります!10時以降起きていた班は罰としてフロントで朝まで正座してもらいます!あと連帯責任なので、部屋の班全員受けてもらいます!」

生徒「もし、周りがうるさくしていたら?」

谷口「注意しあって下さい!出来るわよね?」

全員「は~い!」

しかし、これが大変な騒動のきっかけだったとは、この時誰も思っていなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.168 )
日時: 2021/12/15 23:28
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

167話・最悪な修学旅行・・・②
香「ふー、極楽極楽!お風呂は命の洗濯とも言うしね・・・」

零「先生お婆ちゃんみたい!」

香「誰がお婆ちゃんよ!零、ちょっと来なさい!」バシャン!

零「ああ、暴力反対!体罰反対!」

香「女の子なんだからもっと清潔にしなさい!洗い残しだらけじゃない!」

花梨「ハハハ、零ちゃんったら先生に洗ってもらってる!」

神奈「まるで先生がお母さんみたい!」

香「教師は第3の親よ!お母さんだろうとお父さんだろうと先生達は気にしないわ!」

珊瑚「じゃあお母さん、私も!」

香「誰がお母さんよ!」

珊瑚「さっきと言ってることが違う!」

香「親のように見られるのは良いって話よ!私はあなたの親代わりであって、親じゃないから!」

脱衣所
零「先生、なんで私だけ?」

香「髪は女の命!ちゃんと手入れしないとね!あんたの髪だって繊細なんだから!」

零「私、来年で12歳なんですよ!それでも11歳!自分で出来ますよ!」

香「黙って先生の言うこと聞きなさい!」

花梨「もう端から見たら親子じゃん!」

神奈「たしか、先生零ちゃんの着替え手伝ってたよね?」

零「恥ずかしい・・・、なんでパンツを人から掃かされないといけないの?私何歳?」

珊瑚「お母さん、私も!」

香「あなたは自分でやりなさい!あと誰がお母さんよ!」

珊瑚「贔屓!」

栞(岡田)「香先生、そろそろ順番です!」

香「ちょっと待って、あと5分、いや10分頂戴!」

栞(岡田)「他がつっかえてるんです!」

零「先生、長い!」

夕食
零「皆さん、長旅お疲れ様でした!旅館の方が用意してくれた料理です!残さずしっかり食べましょう!そして、くれぐれも隣の人の皿の物は取らないように!取った瞬間、そこで退室してもらいます!なので、決して落としても自分の物は自分で処理してください!それでは手を合わせて下さい!」

パチン!

零「いただきます!」

全員「いただきます!」

香「これで去年のようにはならないから安心して食べなさい八期!」←念には念を入れて八期の隣

八期「はい」

零「良かったね八君!」

八期「うん、美味しい!」

香「どこ行ってきた?」

八期「ほぼ汽車に乗っていました」

香「ずっとそこだけ?他のアトラクションは!まあお前が楽しかったんならいいんだけど・・・」

八期「だって、絶叫系だけは嫌なんです」

香「高所恐怖症?」

八期「高いところもそうですが、宙に浮かびたくないんです」

香「成る程ね、装ってあげようか?」

八期「いいんですか?じゃあお願いします」

零「あっ、お母さん私も!」

香「分かったから待ってて!」

八期「お母さん?」

零「あっ、間違えた!お風呂の時が・・・」

栞(岡田)「香先生!」

香「あっ、危うくお母さんモードに入る所だった!」

八期「先生家ではそうやって子供のご飯装っているんですね?」

香「そうなのよ!5人も子供いるとこれが癖になるのよね・・・」

零「私って、そんなに先生の子供に似てます?」

香「似てる、似てる、そっくりよ!親を困らせる割には無駄に頭良いし!」

八期「先生が居なくて先生の子供大丈夫ですか?」

香「大丈夫よ!旅行中は先生のお姉さんの家で預かってるから!」

八期「先生、お姉さん居たんですか?」

香「何よ、お姉ちゃん居て悪い?兄弟姉妹の1人や2人、誰かしら居るのが当たり前でしょ!」

零「確かにそうですね・・・」

香「ほら、お喋りばかりじゃなくちゃんと食べなさい!後好き嫌いはダメよ!アレルギー以外はね!」

零・八期「は~い」

片付けに近づき
八期「もう、限界・・・」

香「ご飯、何杯お代わりしたのよ!」

零「4、5杯いってたね・・・」

八期「零ちゃんも6杯行ってるじゃん!」

零「私は、器に入れる量も計算して取ってるから!八君計算得意じゃないの?」

八期「おかずに食べさせられてる」

香「どういうこと?」

八期「おかずの味がご飯を進ませる」

香「全く、ペースも考えずにお代わりするからよ!今度から油っこいものと野菜を一緒に食べなさい!絶対違ってくるから!」

八期「はい・・・」

食べ終わり
八期「ごちそうさまでした」

香「帰ったらもう、早く寝るのよ!夜遅くまで起きてたら、朝まで正座なんだから!」←生徒全員に言ってる台詞

八期「勿論です!」

部屋に戻り
八期「あっ、何やってるの?僕も入れて!」

大樹「この回が終わったらな!」

トントン

敦士「あっ、生徒指導の藤野先生だ!」

ガチャ

藤野「お前ら全員居るか?どこか別の部屋にいる奴が居たら就寝時間前に連れ戻してこいよ!点呼取るぞ!
菅野!」

大樹「はい!」

藤野「田中!」

敦士「はい!」

藤野「氏家!」

孝明「はい!」

藤野「葛野」

光太「はい!」

藤野「三村!」

昌義「はい」

藤野「松本!」

八期「はい!」

藤野「後、15分もしたら就寝時間だからな!それまでにちゃんと寝ろよ!でないと朝まで正座だからな!」

全員「は~い!」

ガチャン

八期「朝まで正座は嫌だからもう寝よう!」

大樹「何言ってんだよ!夜はこれからだぜ!」

昌義「おう!俺朝まで起きてやるからな!」

敦士「出た、それ言って最初に寝る奴!」

孝明「何なら俺は今から先生に見つからずに女子の部屋まで行ってやるぜ!」

八期「止めとけ!まず、連絡通路挟んで別棟に居るんだから!それに部屋の鍵だって掛かってるし・・・」

孝明「そう言うと思ったぜ!実は俺彼女いるんだよ!だからそいつの部屋さへ行けば鍵は普通に開いてるから大丈夫なんだよ!」

八期「どこが?先生に見つかったら終わりだよ!」

孝明「捕まらなかったらいいんだよ!」

大樹「おい、たか、俺も付いていくぜ!」

孝明「よし、大樹付いてこい!」

八期「しーらね!」

昌義「俺らはどうする?」

光太「リモコンのこの番組気にならねえか?」

敦士「成人禁止ボタンか!よし、見よう!」

昌義「電気点けてたらバレるから、テレビだけ点けて・・・」

八期(最悪な班じゃん!これを注意しろ?無理!それに部屋は出れないし・・・)

数分後

敦士「まだ服のままかよ!」

光太「そろそろ脱いで欲しいな・・・」

昌義「おい、脱ぎはじめたぞ!」

3人「おお!」

バタン!

藤野「お前ら!」

3人「ヒッ!」プチッ!バサッ!

藤野「全員起きろ!ほら、ほら、ほら、ほら!」←1人1人を蹴る

藤野「寝た振りをするな!全員起きろ!さもないと一発入れるぞ!」

3人「はい!」

藤野「お前ら、分かってるな?夜遅くまで起きてたらどうなるか?」

敦士「フロントで正座・・・」

藤野「そうだ!何も持たずに来い!兎に角部屋から出ろ!」

3人「はい・・・」

藤野「これで全員か?」

光太「いえ、後1人・・・」

藤野「ん?コラ!起きろ!」

八期「何ですか?まだ夜じゃないですか!」

藤野「寝た振りをするな!ずっと起きてただろう!」

八期「はい?」

バチーン!

八期「何するですか?」

藤野「口答えするな!お前もまとめてフロントで朝まで正座だ!」

八期「はい?」

藤野「さっさと来い!」

八期「嫌だ、嫌だ、関係無い!」

藤野「黙れ、連帯責任だ!」←八期を担ぐ

フロント
?「あっ、藤野先生お疲れ様です!」

藤野「辻井先生、すみません、さっきの連中と同じ班員全員も夜遅くまで起きてました!」

八期「寝てた!」

藤野「口答えするな!全員ここに座っとれ!正座でな!」

渋々正座する

藤野「後はお願いします」

辻井「分かりました!」

藤野先生が去って数分後

辻井「コラ!足を崩そうとするな!ちゃんと姿勢を正せ!こうなったのもお前達の自業自得だろう!
逃げ出そうなんて思うなよ!先生達が絶対見つけて捕まえるからな!」

八期(つまりこいつら全員敵か!)

次回八期の反撃

Re: ナンバーズ8 ( No.169 )
日時: 2021/12/16 20:19
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

168話・最悪な修学旅行・・・③
敦士「お前らどこで見付かったんだよ?」

孝明「連絡通路!主任の谷口が見張ってた!」

大樹「しかも、通路通って曲がった所に構えてて即確保だよ・・・」

昌義「情けねーな!ちゃんと調べとけよ!」

敦士「男子の先生達は余裕だったけど・・・」

辻井「コラ!私語は慎め!」

3人「はい!」

八期←後ろにあるものを見る

辻井「たく、私語をするってことは反省出来てないな、お前ら相当正座に余裕があるようだな!」

光太「痛いです」

辻井「お前らの自業自得だ!先生の言うことを聞かなかったんだからな!」

グラッ

辻井「ん?何だ?お前、何やってる!?」

八期「喰らえ!」

プシュー!

5人「えっ?」

辻井「嗚呼!」

大樹「八期!」

辻井「貴様!」

ゴンッ!

辻井「ウガッ!」バタン!

八期「このバカ!バカ!バカ!バカ!」

辻井「フゲッ!」

敦士「八期、ありがとう」

大樹「俺らを助けるために・・・」

八期←5人に消化器を向ける

5人「えっ?」

八期「全部お前らのせいだ!」

プシュー!

5人「嗚呼!」

八期「えい!」

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!←それぞれ壁に並べて殴ったり蹴ったり

5人←グテー

男性係員A「何かありましたか?」

八期「逃げよう!」

男性係員A「嗚呼!大変だ!すぐに救急車を!」

八期「よし、先ずは部屋に戻ろう」←物陰に隠れてやり過ごす

数分後

藤野「辻井先生!しっかりして下さい!」←係員から聞いた

教師A「辻井先生!」

藤野「田村先生、他の先生方を!」

田村「はい!うわあ!」

藤野「どうされました?」

田村「さっき連れてきた5人の生徒達も同じ目に・・・」

藤野「嘘だろ?あれ?たしかもう1人いたはずだ!」

教師B「藤野先生!」

藤野「坂本先生、大変です!教師1人と生徒5人が何者かに暴行を・・・」

光太「わ、わ、か・・・」

藤野「何だ?」

光太「ま、つ、も、と、わ、か、つ、き・・・」

藤野「松本?松本はどうした?」

光太「わ、か、つ、き、に、や、ら、れた・・・」

藤野「なんだって!」

田村「藤野先生?」

藤野「松本が鈍器のようなものを持って暴れてるらしい!田村先生は松本を止めるようにと他の先生達に連絡をお願いします!」

田村「分かりました!」

一方
八期「よっしゃ~、この部屋の鍵は開いてた、靴下履いて靴を履いて、消化器と武器になる棒みたいなものを持って・・・、よし、あいつをやっつける!」

プルルル

田村「加藤先生、松本を止めて下さい!」

加藤「えっ?松本を止めろ?」

田村「罰を受けてた生徒の1人なんですが、逃げて何やら鈍器みたいなものを持っているそうです!気を付けて下さい」

加藤「分かりました、見つけたら伝えます、って、ん?あいつ!」

八期「こっちヘ来る」

加藤「待てー!」

八期「オラー!」

加藤(こっちから向かって来る?どういうことだ?)

プシュー!

加藤「うわあ!何だ?」

ゴンッ!

加藤「あっ!」←気絶

八期「あいつの部屋はどこだ?こうなったら片っ端から調べよう!ただ、この階で無いのはたしか、よし、上しかないからな!」

ドンドン!ドンドン!←片っ端から部屋のドアを叩く

八期「藤野のバカはどこだ?出てこい!」

ドンドン!ドンドン!

ガチャン

生徒A「何だようるせーな!」

八期「黙れ!藤野はどこだ?」

生徒A「知らねーよ!」

ドンドン!ドンドン!

八期「出てこい!藤野!」

教師D「あっ、松本!何やってるんだ!」

八期「うるせー!」

プシュー!

教師D「嗚呼!」

ガン

八期はこれを繰り返してほとんどの男性教師を気絶させた

一方
藤野「たく、どうなってるんだ?」

田村「皆さん、泡を噴いてるような・・・」

教師C「これは泡ではないです」

田村「あなたは福岡先生!」

福岡「消火剤ではないでしょうか?」

藤野「どちらにしろ松本を止めなければ・・・」

福岡「僕、女性の先生方に、応援を頼みに行きます!」

田村「確かに大勢の方が効率良いですが・・・」

福岡「松本の担任は星田先生です!彼女に頼んだ方が止めやすいかと・・・」

藤野「では、お願いします!」

福岡「行ってきます!」

離れた後

とある階
田村「うわあ!先生方!」

藤野「何人か生徒もいるぞ!」

田村「皆気絶してます」

ドンドン!ドンドン!

田村「物凄い物音がしますね」

藤野「近くに松本がいるはずだ!」

バカ藤野!

藤野「何だと!あいつは下の階にいる!」

ドンドン!ドンドン!

八期「バカ藤野!どこだ?」

藤野「俺はここだ!誰がバカだ!教師をバカ呼びするなんて許さん!」

八期「オラー!」

プシュー!ゴンッ!

田村「コラ!やめなさい!」

八期「うるせー!」

プシュー!ドン!

田村「嗚呼」←階段を転げ落ちる

八期「このバカ!バカ!バカ!バカ!」←顔を殴る

藤野「うぐっ!」

八期「この野郎!」

ドン!ドン!ドン!ドン!←お腹を踏む

藤野←気絶かつ嘔吐

八期「よし、次は女子棟だ!」

次回八期の次なるターゲットは誰だ?


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