二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.233 )
日時: 2022/07/13 20:16
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

231話・生徒会会議、8の苦手(障害)なこと
黒川「理事長!」

理「どうされした黒川先生?」

黒川「八期の奴、会議をちゃんと聞いてないんです!」

理「言い方間違ってませんか?」

黒川「はい?」

理「恐らく、これが星田先生なら、『話は聞いてるけど覚えてない』だと思います」

黒川「その通りです!」

理「星田先生が、『彼は長い話が苦手』だって、精神科の先生に聞いたと言ってたわ」

黒川「どうすれば?」

理「まあ、普通に言うならメモを取るように言うことですね!」

次の日
黒川「理事長!」

理「どうされましたか?」

黒川「メモを取るように言ったのですが・・・」

回想
黒川「兎に角、会議中はメモを取れ!」

八期「はい」

会議後
黒川「どうだ?」

八期「出来ませんでした」

黒川「何でだ?」

八期「皆、口々に喋るし、早かったので・・・」

黒川「全然出来てないじゃないか!」

回想終わり
黒川「と言う訳です」

理「一言一句メモを取ろうとした結果ね!最初の一言で止まってるわ!」

黒川「どうすれば?」

理「重要な言葉だけ、メモをするように言えばどうかしら?」

次の日
黒川「理事長!」

理「どうだった?」

黒川「それが・・・」

回想
黒川「重要な単語をメモしろよ!」

八期「どう言うのが重要ですか?」

黒川「この一週間は運動会についてだから、運動会に関する単語をメモしろ!」

八期「はい!」

回想終わり
黒川「この通りです!」

理「何のメモかしら?」

黒川「本人もさっぱりだそうです!」

理「そりゃそうよね!これ、運動会の競技名だけね!これじゃあ何がなんだか分からないわ!」

黒川「どうすれば?」

理「こういう時は競技名を分けて、その中で重要な単語をメモするように指示するのです!」

黒川「分かりました!」

理「臨機応変にお願いします!」

黒川「分かりました」

次の日
黒川「理事長!」

理「どうでした?」

黒川「それが・・・」

回想
黒川「今言ったようにやれよ!」

八期「はい!」

会議後

黒川「なんだ!これは?」

八期「追い付けません!」

回想終わり
黒川「全部中途半端!」

理「もう、ダメね!そもそも会議どんな感じに進んでる?」

黒川「ええっと・・・」

回想
恵「今回の運動会で、何か気になることとか、こんなの増やした方が良いとかありませんか?」

八期「ゴールとか中継地点に連写カメラが欲しい!」

恵「却下!他には?」

八期「審判のジャッジの向上!」

恵「却下!」

次の日
眞子「今日は運動会の1ヶ月後の文化祭についてですが、何か案とか、気になる方は?」

八期「はい!ミスコン廃止!コンテスト全面禁止!」

恵「何でよ!人気あるのに・・・」 

八期「やっても意味ないから!」

恵「却下!」

眞子「他には?」

八期「展示禁止!」

剛「何で?」

八期「面白くないし、他の生徒に失礼!」

恵「却下!」

次の日
眞子「ええっと、何かある方は?」

シーン

眞子「会長からは?」

八期「僕の意見を認めてくれるなら言うよ!」

恵「あんたのは全部却下よ!」

八期「何でだよ!」

剛「実現不可だからだよ!」

回想終わり
黒川「揉めない状況を見たことがありません!むしろ長くなる時はアイツが発言する時、短い時は何も言わない時ですね!」

理「そうなのね」

黒川「どうかされました?何か不安でも?」

理「この生徒会最後まで難航するわよ!」

黒川「はあ・・・」

理「前途多難ね」

理の不安は当たっていた!
この後、想像もしない事件が連続して起こることになる。

Re: ナンバーズ8 ( No.234 )
日時: 2022/07/17 10:27
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

232話・続々8の苦手な人
ある日八期が次が移動教室なので廊下を歩いていると・・・

八期「なんだこれ?筆箱?」

名前を見ると・・・

八期「麦田 部子もとこか!誰か分からないから職員室にでも届けるか!」

しばらく歩いていると・・・
校舎
女子生徒「ああ!」

八期「あっ、これ?麦田部子さん?」

部子「そうよ!わたくしのよ!早く返しなさい!」

八期「ヤダ!」

部子「何でよ!これはわたくしのなのですよ!返しなさい!」

八期「返して欲しいなら、それなりの台詞があるんじゃないの?」

部子「そんな汚い手で触らないでくれます!早く返しなさい!」

ガラガラ、ポイ!ポチャン←プールに入る

部子「何をするのですか?!」

八期「お前みたいな失礼な奴に返すくらいならあんなもん要らね~よ!そんなに返してほしけりゃ自分で取ってこい!」

部子「なんてことを・・・」←殴りに掛かる

八期「フッ!」←それを止める

部子「キャアアア!」

八期「はあ?何?」

部子「何を触るんですか?」

八期「お前が向かってきたからだろう!」

部子「人の物は触るわ、それを投げるわ、そして私に触るわ!変態!汚らわしい!」

八期「何だと!」

?「なんか大きな叫び声がしたけど?」

?「部子、大丈夫?」

?「委員長何が合ったの?」

部子「朝子さん、千鶴さん、午希ちゃん!」

朝子「ああ!あんたこの間流を別教室に追いやった奴!」

午希「朝子、一応生徒会長だよ!」

部子「この方が私の筆箱を勝手に触って、窓から捨てて、私の体を触ってきたのですわ!」

八期「はあ?全部お前が悪いんだろ!」

朝子「なんかよく分かんないけど、セクハラは許さない!」

八期「何がセクハラだ!こいつが先に手を出してきたから止めただけだよ!」

朝子「問答無用!」

午希「朝子、流石にダメだよ!」

部子(今のうちに・・・)

八期「おい!逃げるな!」

部子「キャアアア!助けて!」

八期「待て~!」

朝子「アイツ止めないと委員長ヤバイよ!待ちなさい!」

午希「ああ!どうすれば?」

千鶴「私はこのまま追い掛けるから、午希ちゃんは先生を呼んで!岡さん!」

部子「はあはあ、はあはあ・・・」

八期「待て~!」

部子(はあ、怖い!誰か!)

八期「おい!全部お前のせいだ!」←胸ぐらを掴む

部子「やめて!離しなさい!」

八期「嫌だ!お前が確たる対応取るまで!」

部子「何でですか?」

朝子「待ちなさい!」

部子(あっ、朝子さん・・・)

朝子「あんた、女の子に何やってるのよ!」

ガシッ!

朝子「えっ?」

パチン!

零「あなたこそ何やってるのよ!」

朝子「何よ、こいつの味方する気?」

零「ええっ勿論!理由も聞かずに手を出す人なんて最低ね!」

朝子「なんですって!こいつはセクハラを・・・」

零「八君がそんなことするわけない!」

朝子「あんたに何が分かるってのよ!」

零「それはこっちの台詞よ!」

千鶴「どうなってるの?」←追い付いた

午希「こっちです!って何があったの?」

友子「コラ!松本君!やめなさい!」

千鶴「先生、早く止めて下さい!」

友子「無理よ!下手したら私クビになるかもしれないの!」

午希「何それ?だったらこのままで良いんですか?」

友子「星田先生!」

香「ハイハイ、全く・・・」

ピー!

部子「あっ、先生!早くこの人を!」

パチン!

友子「えっ?」

部子「何をするんですか?」

香「話は午希さんから聞いた!あんた潔癖症なんだってね?」

部子「そうですが、それでなぜ私が?」

香「大方、何か落として八期が渡そうとした時に、拒否ったり、払う仕草でもしたんでしょ?」

部子「何ですか?やったらダメなのですか?」

香「まずは、全員職員室に来なさい!」

職員室
香「やっぱりね!」

零「八君は落とし物を届けようとしたのよね?なのに、汚い物扱いされた、だから怒ったんだよね?」

友子「だからって、窓から捨てなくても・・・」

八期「拾ってあげたのにありがとう1つなく、文句言うんだぞ!そんな奴に返すか!」

香「どうする?私が取りに行ってもいいけど?」

部子「ええっと・・・」

友子「この子は潔癖症なんです!それを分かってもらえませんか?」

香「分かるわけないわよ!普段から汚物扱いされてる子からしたら!」

友子「そんな!潔癖症も言い訳ですか?」

香「勿論言い訳よ!自分の都合だけで語って、人を傷つける、自己中も同じよ!」

部子「そんな!潔癖症は自己中何ですか?」

香「勘違いしないで、潔癖症の人が自己中ではなく、潔癖症だと言って、人の気持ちも考えずに言葉・表情・動作で傷つける人が自己中なのよ!人の善意を踏みにじり、文句だけ言う人なんて、最低な人間よ!」

理「話は分かりましたが、星田先生やりすぎです!下手したら体罰で訴えられますよ!」

香「一発位で文句言う親がバカなんですよ!一発喝を入れて体で分からす事もあります!勿論、連発は虐待に見えて、いけないと思いますが・・・」

理「分かりました、麦田部子さん、あなたはレベル4です!」

部子「そんな!」

友子「あんまりですよ!被害者ですよ!」

香「どっちが被害者よ!この子は善意を踏みにじられた挙げ句、汚物扱いにセクハラ扱いを掛けられたのよ!」

理「先生方落ち着いて下さい!それにこれは彼の筆箱を捨てる行為を考慮して下げてますよ!本来ならレベル5、別校舎です!」

部子「そんな・・・」

理「星田先生の言葉を借りると、自分に置き換えて考えること!相手の立場に成った時どんな気持ちになるのか、それをあなたには考えてもらうわ!」

部子「わ、分かりました・・・」

友子「待ってください!もううちのクラス、3人目ですよ!」

香「先生の指導不足です!そうやって、恐怖症の人だけを守ってきたからこうなったのです!恐怖症の人だけでなく、恐怖症の人に対して周りの人を不快にさせない言葉を教えるべきです!」

友子「分かりました・・・」

理「後、岡さんと零は喧嘩両成敗の厳重注意!いじめではないけど・・・」

朝子・零「はい・・・」

これでDクラスの別教室は3人となったが、
この話はまだ終わらない。

Re: ナンバーズ8 ( No.235 )
日時: 2022/07/18 19:47
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

233話・勉強会の後
八姫「何でこの時期に部活じゃなくて勉強会するのよ!」

芹「学生の本分は勉強よ!それにうちのチームリーダーが提案したんじゃない!」

八期「1人だと全然出来ないので・・・」

零「集中力ないもんね・・・」

八期「ごく稀に集中力がアップするけど、どのタイミングで成るかは自分でも分からない!」

八姫「そんなことあるの!」

八期「あくまで、その時の課題を終わらせるまでの期間だけどね!」

全員「ふーん!」

希「おっ!皆やってるね!分からないところがあれば何でもお姉さん達に聞きなさい!」

八姫「あくまで達なんだ!」

子「得意科目バラバラだから!」

愛海「私は全科目OKよ!」

青奈「良いよね、特待生は余裕で!私は毎回赤点ギリギリで苦しんでると言うのに・・・」

希「流石理事長の娘ね!」

愛海「いや、私が勉強好きに成った切っ掛けなんてバカみたいに単純だよ!小さい時にクイズ番組見てて、『こんなテレビに出たい!』って言ったら、お母さんが『それなら日本一賢い人に成らないと無理よ!なんたって、こういうクイズ番組に出てる人は難しい問題や学校では教えてくれない事を必死で学んで、出てるのよ!』って言われて・・・」

希「確かに単純!」

子「あれ?希先輩もそこまで成績良くなかったのでは?」

希「フフフ、幼馴染みのお姉さんがバカなんて八君のイメージには悪いでしょ!あの後必死で勉強してオール90点台!2、3教科は100点よ!」

町子「凄いですね!私なんていつも平均80点台しか取れませんよ!」

グレーテル「町子も十分凄いって!俺なんて、平均30点台・・・」

零「それは低すぎ!」

グレーテル「兄貴の方がもっと酷いぞ!0点いくつあったか?」

零「威張らない!そしてよく進級してきたわね!」

ヘンゼル「補修で巻き返すタイプ!八期は?」

八期「得意教科と不得意教科に差があって、平均は大体50点台!」

八姫「私も!」

希「普通!」

芹「もっと頑張りなさいよ!私なんて70点台よ!」

葉月「相変わらずそこそこ取ってんな、って言うか90点(平均)じゃないんだ・・・」

芹「数学が苦手で・・・、ってか平均60の葉月に言われたくない!」

八期「うーん!」

希「どこが分からないの?」

八期「ここは自分で・・・」

希「得意教科だからって、その負けず嫌いな感情捨てなさい!分からないなら分からないで聞きなさい!」

八期「は~い!」

子「流石、幼馴染み分かってる!」

芹「あっ、そろそろ時間だ!」

零「なんか用事?」

葉月「まさか、またあれか?」

八期「あれって?」

八姫「芹は男子からモテモテだから・・・」

八期「そうなの!」

八姫「気付いてなかったの?」

八期「だって、可愛いと言ったら、零ちゃんか町子さんだから・・・」

零(よし!)

町子「ありがとう!」

希「ふえーん!お姉ちゃんは可愛いくないんだ!」

八期「希お姉ちゃんは可愛いじゃなくて、美しいんだよ!あと優しい!」

希「ありがとう!お礼にキスしてあげる!」

ちゅ!

全員「えっ!」

青奈「何をやってるのですか?」

八姫「あんたも何も思わないの!?」

八期「いつもの事だよ!」

愛海(キス1つを日常で流せるなんて流石幼馴染み!)

八期「あれ?グレーテルは?」

葉月「もしかしてアイツ付けていった?」

一方
芹「ええっと、山田君だよね?」

山田「はい!」

グレーテル「おお!面白い展開だ!」

零「グレーテル!」

葉月「何やってんだ!」

グレーテル「おお!今丁度告白する所だぞ!」

八姫「なら、尚更よ!帰るわよ!」

愛海「人の告白を覗き見なんて悪趣味よ!」

八期「それにどうなるかなんで本人達の自由だしな!」

山田「あなたの事が好きです!付き合って下さい!」

全員「えっ!?」

グレーテル「おい!お前らさっき俺になんて言った?」

芹「えっと・・・、ごめんなさい!」

山田「なぜですか?」

芹「私、好きな人がいて、それにもうこの告白11回目ですよ!」

全員(11回!?)

山田「俺は何度だって諦めない!100回でも1000回でもあなたに告白もプロポーズもします!僕の想いがあなたに届くまで!」

全員(それストーカー!)

芹「いえ、私の気持ちは揺らぎません!全てお断りします!」

山田「今日のところは引き上げますが、また呼んだときはお願いします!」←何かを見せる

芹「分かりました・・・、でも私の気持ちは揺らぎません!」

山田「いえ、予告する!君はいつか僕のことを欲しくなる!」

希「皆、隠れて!」

壁に引っ付く

山田が通りすぎた後

芹「ふー!」

グレーテル「勿体無い!」

芹「えっグレーテル先輩?」

グレーテル「あんな、イケメンで文武両道で大金持ちのお坊ちゃんそうそういないよ!優良物件だよ!何で断っちゃうの?」

芹「だって、タイプじゃないし、それに私は威圧的な人は苦手なの!」

八期「恋なんて互いの気持ちが一緒でないと結ばれないんだよ!相手の一方的な気持ちで結ばれると思うな!世の中見た目や裕福だけじゃないんだ!それ以上に魅力的なの物が草の想い人にあるんだろ!」

八姫「ねえ?それより告白を何回も断ってるって本当?」

芹「えっ?」

八姫「あっ、ごめん勝手に全部見ちゃって、恥ずかしいよね!でも、それが本当なら私は芹を救いたい!」

希「人を執拗に付け回すのはストーカーも同じよ!勇気を出して話して!」

芹「無理!」

全員「えっ?」

八姫「何で?」

葉月「すまん、あの山田って奴は父親が外交官で物凄く権力が凄いんだ!私達も何回か被害を訴えたが、取り合ってくれなくて・・・」

八姫「そんな酷い!」

希「あれ?八君は!」

零「まさか?」

一方
八期「まだ、遠くには行ってない、かといって、さっきの話が事実とも限らない!だったら確かな言動を聞いてから・・・」

渡り廊下
?「おい!山田まだ芹姫を狙ってるのか?」

山田「おう、鈴木当たり前だよ!あんな原石2度と出てくるか!あんなの1000年に一度の美人だぞ!」

八期「まあ、それは人の好みだからなあ」

鈴木「でも、姫を独り占めすると流石に他の奴らから反感買うぞ!」

山田「大丈夫さ!そんなんで反感買う奴なんて、父さんに何とかしてもらえば・・・」

八期「まあ、ここは被害にあったらだから違う!ただ、権力者の息子と言うのは事実の可能性大だ」

山田「それにああいうタイプは押しに弱い!何度だってアタックすればいつか折れるよ!どんな手を使ってでも・・・」

八期「アイツ・・・!」

山田「まあ、あの子は俺の事を断れない!なぜならこれがあるからな!」

鈴木「何だ?付き合ってる証拠とかか?」

山田「フフフ、弱味だよ!アイツの秘密を取ったのさ!これを盾にすれば、あの子は俺の言うことを聞かざる負えない」

八期「それはどういうことだ!」

山田「あん?」

八期「その写真返せ!」

山田「はあ?お前の物ではないだろ!」

八期「お前みたいな奴が恋なんか来る資格なんて無い!」

山田「おう、やるのか?」

八期「返せ!」

ドン!

山田「威勢が良いのは口だけか?ああん?」

八期「草がお前に惚れることなんて一生無い!諦めろ!」

山田「なんだと!俺様を誰だと思ってる!」

茨「今です!全員掛かれ!」

山田「何だ?」

乃愛「八期さん、ここは私達におまかせ下さい!」

八期「良いの?」

日向「これ以上あなたがやると先生も悲しむと思います!」

会菜「後は私達におまかせを!」

葉月「先生早く!」

茨「芹姫、写真は取り返しました!」

香「皆、ありがとう!さて、山田!話を聞こうか?」

山田「俺様を誰だと思ってる!俺の親父は外交・・・」

パチン!

香「この学校に権力なんて関係無いのよ!あんたみたいな我が儘なんて一生牢獄にでも入ってれば良いんだわ!」

結果山田はいじめレベル7の判決となった。

芹「八期!」

香「八期、今日はよくやった!」

八期「ええ?」

香「あの権力者から芹ちゃんを解放させようとしたんでしょ?」

八期「あんな一方的な片想いが気に食わなかっただけ、まあ、弱味で人の自由を奪おうとした事が許せなかった!」

香「伊藤さん達もありがとうね!」

乃愛「いえ、山田は私達でもての負えない最低な奴だったので、むしろ彼が行動を起こしてくれたので捕まえやすかったです!!」

日向「それに、彼自身が被害者でないなら、事情を話せばなにもしないだろうって葉月から合ったので・・・」

香「確かに、落ち着いてたもんな!」

八期「同じよ気持ちの人なら任せようって思って・・・」

香「成る程!」

芹「何で、頼んでもないのに、あんたに関係無いじゃない!」

八期「関係無くても、それでお前が困ってるのであれば、その呪縛から解放させたいと思った!権力で守られてる奴なんか許したくなかった!それが理由さ!」

芹「八期!」←抱きつく

八期「えっ?」

芹「私を助けてくれてありがとう!本当にありがとう!ああーん!」

八期「別にいいよ」

茨「これで、彼に任せても良いのでは?」

茨の会「そうですね!」

葉月「八期のサポートも忘れずにな!」

茨の会「はい!」

その後、芹は八期に惚れ直したという。
ちなみに脅しの写真はエロ本を拾おうとする芹(28話参照)だったが、交錯中に葉月が奪って破いた。

Re: ナンバーズ8 ( No.236 )
日時: 2022/07/18 22:29
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

234話・八の友人
?「えっ?どういうこと?」

八姫「だから、部長は継続だけどリーダーは辞めたの!」

?「何で?」

八姫「もう、リーダーはクビに成ったって言ったじゃん麻琴!」

麻琴「何で?八姫はこんなに可愛いんだよ!歌も上手いし、リーダーシップあるし!班長ってた時なんか、男子を目で黙らせるほど度胸あるじゃん!」

八姫「それリーダーとしての褒め方?」

麻琴「うん!褒めてる!」

八姫「そんなリーダー居たら嫌でしょ?」

麻琴「そうかな?」

八姫「それに可愛い子だったら芹だってファンクラブ出来るくらい人気者だし、うちには小さい後輩だって居るし・・・」

麻琴「それは別ジャンルだよ!」

八姫「別ジャンル?」

麻琴「草ちゃんは恋人とかそういう人にしたいって意味で人気であって、八姫とこの小さな後輩は若すぎるのよ!そんなまだ小学生だったら初々しくて中学生や高校生と並んだら可愛く見えるに決まってるじゃん!」

八姫「あっ、そう私は芹のようにモテないと・・・」

麻琴「そういう意味では・・・、それより八姫の後釜のリーダーってどんなの?」

八姫「男子よ!男子!」

麻琴「何で、リーダーなんか選出?」

八姫「一言で言うと・・・、役に立たないから!」

麻琴「や、役に立たない?」

八姫「後、リーダー絶対命令なのよね」

麻琴「絶対命令!絶対命令ってあの絶対王政の?」

八姫「うん!」

麻琴「今すぐ辞めるべきよ!」

八姫「ええ?嫌よ!夢を叶えるのに・・・」

麻琴「絶対命令なんて合ったら、夢を叶える前に夢が終わるよ!今すぐ辞めよう!私も行くから!」

八姫「無理だって!よっぽどの理由がない限り辞められないよ!」

麻琴「よっぽどの理由って?」

八姫「体の何かが欠落または動かせなくて体を動かせられない、転校する又は留学することが決まったとかじゃないと・・・」

麻琴「何それ?」

八姫「それなりに意見は聞いてくれるよ!」

麻琴「そんなの信じられない!八姫、絶対命令ってことは最悪体を弄ばれる可能性があるんだよ!そうでなくても着替えを覗かれたって文句言えないかもしれないんだよ!」

八姫「そういうの大丈夫だから」

麻琴「何が大丈夫よ!恥ずかしい思いをした挙げ句、弱味を握られてされるがままなんだよ!それで良いの?」

八姫「本当に大丈夫だから!」

麻琴「何にも分かってない!私も付いていく!」

部室
芹「ええっと・・・」

麻琴「何ですかこの部活はほとんど女子じゃないですか!しかも草ちゃんまで居るし!」

芹「たしか、同じクラスの橋本麻琴さんよね?何しに?」

麻琴「草ちゃん!こんなところは危険だよ!一刻も早く辞めて別の部活行こう!」

芹「待って!どんな理由で?」

麻琴「絶対命令なんて、きっと恥ずかしい思いをさせて、奴隷のように扱う最低で卑劣な行為をするために提案されたんだよ!そんな危ない場所なんか早く出よう!」

葉月「待て!お前はなんか勘違いしてる!」

零「あなたは先入観に捕らわれすぎてるわ!」

麻琴「だって、絶対命令ってことはリーダーに言いように利用されて、自分勝手な解釈で周りを納得させて、反抗したら捨てられる最低な場所じゃないですか!こんなところに大事な友達を置いておけません!」

香「待って!橋本さん、そんな部活合ったら真っ先に理事長の方が動いてる!」

麻琴「先生もなんか言ったらどうなんですか?こんなこと認められないとかなんとか!」

香「そんなに心配なら見学したら?確かに絶対命令と聞くと嫌なイメージはあるけど、聞くよりも見た方が早いわ!」

麻琴「分かりました!もし酷いようなら他の先生にも言いますからね!」

香「勿論構わない!」

明日香「あの、先生!」

香「どうしたの、新島さん?」

明日香「絶対命令とは?」

香「リーダー絶対命令だけど、マネージャーは関係無いから!あくまでライブの意見交換の時だけだから!」

明日香「でも、それだと・・・」

零「大丈夫だよ!明日香ちゃんが思ってる感じには成らないから!は~い、皆次のライブの会議始めるよ!」

全員集まり
八姫「部長の八姫よ!今回のテーマはズバリ恋愛よ!何か意見は?」

希「幼馴染みの恋が良い!」

子「王道はすれ違う恋だと思う!」

青奈「ちょっと大人な恋!」

町子「運命的とか、奇跡的な恋とか?」

ヘンゼル「禁断恋愛!」

歩「じゃあ同性愛入れてみる?」

全員「ええっ!」

八姫「ちょっと先輩ばっかりだから後輩以下!」

芹「私だったら、好きな人に片想いするけど、消極的で言えない子とか?」

全員「ああ!」

零「わ、私は好きな人と家族に成りたいなぁって感じ・・・」

ヘンゼル「妄想か!」

渚「はい!女の子だけど、あれが合ってそれを打ち明けられない!」

八姫「ああ!何かしら言えない秘密があるね!」

子「やっぱりそれが良いんじゃないかな?私達ってLGBTの子と一緒にやってるグループだし・・・」

八期「僕は出来れば定番で行きたい!」

歩・渚「ええっ!」

八期「だが、聞いた話によると、渚みたいな人を救う意味でも渚の意見を採用したい自分もいる!」

全員「おお!」

八期「もし、出来るなら2曲とか出来る?」

八姫「無理でしょ!ライブで披露するのは1曲よ!」

八期「だよね・・・、定番もやりたい!」

八姫「ちなみに誰のやりたいの?」

八期「零ちゃん発案の好きな人と家族に成れたら・・・」

零「ええっ!やめて!恥ずかしい!」

芹「自分で言ったんでしょ!」

香「一曲運動会でやれば?」

希「そうか!午後の部の最初に私達でライブしよう!」

八期「だったらもっと運動会らしい曲が良い!」

愛海「だったらその1ヶ月後の文化祭ね!それなら別にどんな曲でも良いし!」

全員「賛成!」

麻琴「あれ?」

2日目
八姫「今日は振り付け考えようか!」

八期「言っとくけど、勝ちに行く考え無しで!楽しむ事重視だよ!難しい物よりも楽しい方!簡単な振り付けよりも楽しい方!」

全員「は~い!」

八期「後、せめて移動させたいから、その場で踊れるだけの振り付け無し!何人かで協力する振り付けを!」

全員「は~い!」

3日目
町子「うーん、恋愛となると・・・」

八期「高めの音程が良いと思う」

町子「そう?」

八期「低めは失恋じゃないかな?」

八姫「高めの曲が好きなだけでしょ!」

八期「バレた!」

希「でも、高めの曲の方が楽しみやすいよ!」

町子「一旦高め設定にして、せっちゃんと合わせるね!」

八期「分かった!」

芹「あの・・・」

希「どうしたの?」

芹「家族に成りたいと考える人の気持ちが分からなくて・・・」

八期「僕に言われても・・・」

町子「私に至っては家族なんて・・・」

希「まっちゃん重い!」

香「どうしたの?」

芹「作詞が行き詰まって・・・、好きな人と家族に成りたい人ってどんな気持ちですか?」

香「零に聞いたら!」

5人「えっ?」

香「取り敢えず聞いてみなさいよ!それに八期、センターは?」

八期「零ちゃんです!零ちゃんの案なんで・・・」

一方
沙也佳「歩ちゃんって男の子だったんだ!」

歩「うん!」

沙也佳「それで渚ちゃんは女の子なのに、付いてるんだね?」

渚「うん!」

優愛「恋愛とはいえ、隠し事の恋だから・・・」

愛海「Aメロは高めだけどサビに行くほど低くかしんみりするとか?」

グレーテル「それだったら、サビ手前でしんみりさせて、一気に上げる方が盛り上がらないか?」

沙也佳「待って!だとするとそうなるとBメロが重い文章で、サビが吹っ切れた感じじゃないと成り立たない!」

4日目
希「1・2・3・4、5・6・7・8!八君!手を誤魔化さない!」

八期「はい!」

希「平江ちゃん遅れてる!」

平江「はい!」

希「青奈は早くなってる!」

青奈「はい!」

希「そこまで!」

沙也佳「皆さん、お疲れさまです!」

明日香「水分補給です!」

八期「ありがとう!」

麻琴「先生、なぜ彼は威張らないんですか?手を出さないのですか?他の人たちを女として見てないのですか?」

香「女の子として見てるからよ!」

麻琴「えっ?」

香「女の子として見てるから、嫌われたくないとか、やったら反感買う、気持ち悪がられる、やることははんさとか失礼って分かってるから八期はなにもしないの!」

麻琴「それでいいんですか?」

香「何もないのが平和ってことよ!」

麻琴「女として悔しくないんですか?」

香「あなたは友達どうあって欲しいの?」

麻琴「元気に笑顔で何事もなくアイドルと言う道を進んで欲しい!」

香「なら、それで良いじゃない!」

麻琴「でも・・・」

香「八期はね、周りから嫌われているの!」

麻琴「えっ?」

香「彼にとってここは、自分を分かってくれる唯一の場所!だからこそこの人達だけには嫌われたくない!だから、手を出したりしないし、奴隷のように扱う事もない!むしろ八期は私にこう言ってきたわ!」

回想
八期「先生!」

香「なに?」

八期「僕が間違っていることは指摘とか、なぜダメなのかを教えて下さい!お願いします」

香「教えていいの?」

八期「教えてくれないと分からないものが多いので!」

香「分かったわ!」

回想終わり
香「何かあったら、私が指摘できる!だから、この部はリーダー絶対命令でも大丈夫なの!」

麻琴「・・・」

次の日
麻琴「頼もう!」

八期「道場破りか!」

麻琴「私もこの部活に入る!」

全員「ええっ!!」

麻琴「ただし、マネージャーとして!」

新たなマネージャーが増えた。

Re: ナンバーズ8 ( No.237 )
日時: 2022/07/19 22:07
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

235話・続続々8の苦手な人
またある日の休み時間
八期「えっ?!」

女子生徒←倒れてる

八期「もしもし!大丈夫?」

軽く揺するが反応無し

八期「えっ?大丈夫だよね?ええっ!!どうしよう?」

辺りを見回しても誰一人通る気配もない

八期「こんなところに放って置くのも・・・、もし手遅れとかなったら・・・、誰も居ないから仕方ない!」

八期は女子生徒を保健室に連れていくことにしたが・・・

八期「どこ持てばいいんだ?」

取り敢えずお姫様抱っこを試みるも上がらず失敗

八期「この体制だと難しい」

おんぶを試みるも失敗

八期「やっぱり抱っこの方が持ちやすいか!」

体制を整えるため肩を持って姿勢を正す

八期「よいショット!(正直重い!保健室まで落とさずに行けるかな?いや、行くしかない!)」←抱っこで運ぶ

女子生徒「えっ?」←気が付く

八期「よりによって何で遠いんだ!」

女子生徒「キャアアア!」

八期「あっ、起きたか!寝とけ!今、保健室に運ぶから、何なら職員室でもいいぞ!」

女子生徒「やめて!降ろして!」

八期「自分で歩けるならな!」

女子生徒「歩けます!歩けます!」

八期「じゃあ、10歩歩いてみて!」

女子生徒「こんなの・・・」←立つことすらままならない

八期「はい、ダメ!」

女子生徒「もう1回!」

八期「じゃあ、4歩、手持ってあげる!」

女子生徒「分かった」

しかし2歩歩くのが限界

八期「はい、もうダメ!最悪職員室まで我慢な!」

女子生徒「やめて!離して!降ろして!ってば」

八期「文句は自分で歩けてから言え!一歩も歩けないのが無理するな!」

?「あっ、わか!」

わかあゆむ、助けてよ!私男の人に連れ去られる!」

歩「そこの人待って!」

八期「待つか!」

歩「待ってよ!その子嫌がってるじゃん!」

八期「そんなの知るか!」

歩「どこに連れていく気ですか?」

八期「保健室だ!」

歩・小「ほっ、保健室!?」

歩「ここは通させません!」←校舎の入口を塞ぐ

八期「どけ!」

歩「なら、この子は私が運びます!」

八期「ダメだ!」

歩「何でですか?」

八期「お前じゃ、後が怖い!」

歩「まさか、私が非力だから小を落とすと言ってるのですか?」

八期「そんなこと誰も言ってない!」

歩「言ってるようなものじゃないですか!あっ、朝子!助けてよ!」

朝子←首を振る

歩「江子ちゃん!従姉妹でしょ!助けて!」

江子←その場を去る

小「嘘?何で?」

歩「あっ、春奈!ちょうど良かった!小を助けてあげて!」

春奈「嫌よ!あいつに関わるといじめ扱い受けるんだから!」

歩「あいつって?」

春奈「そこの小を抱っこしてる奴!それで刹那別教室になったし!」

歩「ええっ!!あれ?小は?」

春奈「あんたがよそ見してる間に・・・」

歩「ああっ!小を返して!」

八期「うざい奴だな!」

小「だから、私を降ろしてよ!」

八期「うるさい!お前は黙って寝とけ!」←走り出す

小「ああ!誰か!見捨てないで助けてよ!」

八期「今、助けてやるってのに・・・」

小「あんたは黙れ!早く降ろせ!」

友子「そこまでよ!」

八期「何なんですか?退いてください!急いでるんです!」

友子「うちの生徒が嫌がってるのに、何をやってるの?さあ、早く私に返しなさい!」

八期「嫌です!」

友子「何でよ!」

八期「何が返せだ!何も分かってない無能教師!」

友子「何ですって!」

歩「やっと追い付いた!友子先生!その子を捕らえて!」

友子「そうはしたいけど、ちょっと無理!下手したら私が大変なことに・・・」

歩「ええっ!!じゃあ、小がどうなってもいいんですか?」

小(あっ、ヤバ!)

歩「小!大丈夫?」

友子「ほら、私にその子を!」

八期「あんただけには託さん!そこを退け!」

友子「何ですって!」

歩「じゃあ、私が・・・」

八期「お前もだ!」

歩「ええっ!!?何でよ!」

香「なら、私なら良いかしら?」

八期「星田先生!」

香「八期、何があったの?」

八期「その前に救急車呼んだ方が良いと思います!」

香「成る程、でもそれは恐らく大丈夫だと思うから、先生にその子を託してくれる?」

八期「はい、お願いします!」

香「彼女を助けようとしたのね!ありがとう!」

友子・歩「えっ?」

香「新田先生!」

新田「はい?ああ!軽い貧血ね!1回保健室のベッドで横になれば良いわ!星田先生彼女を運んでくれる?」

香「はい」

保健室
香「あなた方は揃ってバカなんですか?」

友子「バカって!」

香「バカじゃないですか!人の善意を悪い方向に考えて・・・」

新田「先生、一応病人が寝てるのでお静かに!」

歩「だって、いきなり男子にあんな感じに抱っこされたらビックリしますよ!」

新田「でも、あのまま放って置いたら、誰にも気付かれなかったら、彼女亡くなってましたよ!彼が見つけてここまで連れてこようとしたから良かったものの!」

歩「私は、小を運ぼうと・・・」

八期「お前の言い方、僕があいつに変なことしようとしてましたとかなんとか言って僕を変態扱いするつもりだったんだろ?だから、託したくても託せなかったんだ!」

歩「でも、小だって嫌がって・・・」

八期「アイツは一歩も歩けなかったんだ!2回試したよ!一人で歩けそうにないから運んだ!何が悪いんだ!言ってみろ!何だ?体調不良者は見捨てるのが正解なのか?」

新田「松本くん落ち着いて!」

八期「アイツは倒れてるところ見つけて、運んでやろうと思ったのに、お礼を言わず、ずっと文句言ってきたんだぞ!腹立ったけど、先生に言えば分かってもらえると思って、我慢してたけど限界だよ!アイツは最低女だよ!」

香「八期!」←八期を抱き締める

八期「えっ?」

香「先生は分かってる!分かってるから!あんたは体調不良者を運んだ、だけど途中邪魔をされたそういうことよね?」

八期「はい!」

香「友子先生?どういうことですか?」

友子「私は生徒を助けようと・・・」

香「それは自分の生徒ですよね?あなたは私の生徒を悪い扱いをした!それを私は絶対許しません!この子はただ、彼女を助ける一心だったんです!それを邪魔するなど言語道断!教師はおろか人間失格です!」

友子「はあ?人間失格ですって!」

香「どう考えても人間失格でしょ!これ何回目ですか?!」

友子「それはこっちの台詞よ!あんたの生徒のせいで、うちは3人も別教室なのよ!」

香「それが八期のせいだと?あの子達の自業自得でしょ!」

友子「何ですって!あの子達が悪いと?」

香「悪いですよ!差別!自己中!先入観!人としてやってはいけないことをやらかしすぎです!それを注意出来ないあなたにも責任があります!」

友子「何ですって!だったらそっちだって女の子に手を出さないようにくらいの指導したらどうなんですか?」

香「そんなもの時と場合で違うでしょ!それに八期は何も理由がない限り手は絶対出しません!」

新田「あの、2人共、病人が寝ていて・・・」

友子・香「今、それどころじゃありません!」

新田「ええっ?」

理「もう、何を喧嘩してるのよ!保健室で、しかも先生同士で!」

事情を聞き・・・
理「友子先生?」

友子「はい」

理「スクールポリスって知ってますか?」

友子「学校を守る警察ですよね?」

理「まあ、簡単に言うとね!でもね?」

友子「はい」

理「生徒を疑って良いのは警察だけ!教師はどんな状況であろうと、確固たる証拠が出るまで生徒を信じないといけないのです!」

友子「待って下さい!じゃあ、今回の場合は?」

香「半信半疑よ!自分の生徒を信じ、自分の担当でない生徒も信じる!」

友子「そんなの無理ですよ!」

理「言い方を変えればいいのよ!こう言う場合は『その子に何かあった?後は先生が何とかするから託して』とか?」

香「まあ、八期はあなたを疑ってたと思いますから、拒否するなら『君が運んできたってことを保健の先生または本人に話すから』と言えば、託してたでしょうね!自分を良いように言って欲しかったでしょうし!」

理「友子先生、先生も一緒に心の教室受けてください!」

友子「私も!」

理「あなたのクラスはおろかあなた自身も相手の心を学ぶべきです!でないと、今日のことが毎日のように起きます!下手したらあなたクビですよ!それで良いのですか?」

友子「わ、分かりました・・・」

こうして、Dクラス担任の友子先生と岩村小、佐々木歩はレベル3の心の教室を受けることになった。


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