二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.163 )
日時: 2021/12/05 17:22
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

162話・ハチャメチャ運動会・・・⑥
最終日
零「へっへーん!どんなもんよ!」

鶴「零最後ぶっちぎりだったわね!」

零「これで文句無し!」

一「さあ、八期次はあなたの番よ!」

二「てっ言っても最後だけどな!」

三氏「しかも最後だし・・・」

四美「たとえ足が遅くても、順位キープ、確実にゴールを狙いなさい!」

五「お姉ちゃんのように転けないようにね!」

六生「五姉は平地だろ!」

七美「取り敢えず何も起こさず帰ってきなさい」

二「おい、それは・・・」

七美「周り見なよ!こいつ絡みでほとんど点無いじゃない!」

三氏「確かに、マイナスくらい捲ってたもんな・・・」

四美「Bチーム以下が二桁得点、そのBチームは唯一の四桁・・・、逆転不可じゃない?」

一兄「昨日までずっとBチーム以外マイナス点だったんだぞ!」

四輝「こんな泥仕合ってあるんだな・・・」

二「お前なら出来る!騎馬戦の大将もこの鳳のレースも、他の皆は華やかな成績を修めた!お前は俺らの兄弟なら大丈夫!騎馬戦で見事な大将務めたお前なら絶対1位で駆け抜けられる!」

八期「分かった!行ってくる!」

二「頑張れよ!」

召集担当「4250mの障害レースリレーに出る生徒は来てください!まもなく始まります!」

八期「はい!僕です!」

召集担当「どこのクラスの何番目?」

八期「6B8のアンカーです!」

放送「さあまもなくこの学校の鳳レースが始まります!数々の大波乱が起きてきたレースですが、今年は一体どんな結果になるのでしょうか?」

スターター「位置について、よーい・・・」

パン!

放送「さあ、各選手一斉にスタート!横一線で最初の大縄を超えて行きました!ああっと!Eチーム早速転倒失格!結局Aチームが端を切った!まもなく第二走者にバトンタッチ!」

バトンタッチ

放送「さあ、2人目に変わって次は水豪障害!その後は梯子くぐり!その直後に交代なのでバトンタッチに要注意!バトンを落とすとタイムロスになるよ!」

バトンタッチ

放送「さあ3号障害は袋くぐり!足が引っかけたりするとタイムロスになる難しい障害!
おおっと!6年生達は物凄い早業で抜けていくぞ!坂道の手前でバトンタッチだ!」

バトンタッチ

放送「A、C、D、E、G、F、H、B、H、B、A、C、D、F、E、F、Gの順にまもなく大障害跳び箱!高さは160cmだ!さあ、1人ずつ越えて行く先頭、中断、ああっと!ここでCが1人転倒!後ろのDも巻き込まれた!Eはなんとか耐える!直線に出るとまもなくバトンタッチ!」

バトンタッチ

放送「さあ、今度は最初の障害である大縄を逆に飛ぶぞ!回り方に注意!その後バトンタッチだが・・・、ああっと!Hが1人飲み込まれた!Gも1人転倒!やはり今年も波乱のレースだ!」

バトンタッチ!

放送「さあ坂を下って登り、もう一度下って登った先にもう1つの難関160cmの平均台だ!」

放送「ああっと!先頭のAが転倒!その後も3人が巻き込まれた!Gは1人下を潜ったので失格!やはりこの障害は難しいようだ!」

放送「その先には梯子くぐりが待っている!その先でバトンタッチだ!」

バトンタッチ

放送「ここまで残っているのは8チーム!
袋くぐりが終われば坂を下って登って、残り約1000mのアンカー勝負だ!」

バトンタッチ

放送「さあ、バトンがアンカーに渡った!先頭はBチーム!その後A、H、E、F、F、D、Cの順です!」

放送「さあ、8号ゴム跳び!」

八期(よーし、絶対1位でゴールでもまずはこの飛ぶ障害!あいつ、僕の足を・・・)

放送「ああっと!Aがつまづいてバランスを崩す!それに後ろのHが巻き込まれて転倒!続いてネットくぐり!」

八期(よーし、ここを出来るだけ早く・・・、こいつ足を引っ張ろうと・・・)

グニッ!

Eクラスの生徒「うわあ!」

放送「ああっと!Eチームが悶えている!どうした?」

八期(このカーブを抜けたら最後だ!)

放送「さあ、最後を残して6人団子状態!果たして先にゴールするのは誰だ?最終コーナー回って直線に入る!さあいよいよ最後のハードルをジャンプ!」

八期(こいつまただ!)

放送「ああっと!先頭のAチーム転倒!後ろのFも巻き込まれる!そのままBチームゴール!新記録です!しかしこのレースは審議です!」

八期「よっしゃ~!」

Aクラスの生徒「お前!」

放送「ええ、審議の結果Bチームは故意に他の選手の妨害した為失格とします!」

八期「はあ?!」

放送「これによって1位は繰り上げでDチーム・・・」

ガシャーン!

八期「お前!いい加減にしろよ!」

放送「キャアアア!」

Aクラス「お前のせいで・・・」

Hクラス「俺らが被害被って・・・」

ドン!ダン!ドンガラガッシャーン!

キャアアア!

理「みんなやめなさい!」

芹「静まって!」

零「お前ら!」

八姫「良かった、零ちゃん止めて!」

零「反則ばっかりする奴等が文句言うな!」

鶴「零も絡まない!何回テント壊すのよ!」

楓花「こんなときに星田先生は?」

香「お前はどこを見て?」

担当教師「ひー!」

栞(岡田)「だから香先生止まって!」

結果Bチームが優勝したが、結果発表は次の日になりが大ブーイングで一悶着あるなどめちゃくちゃ!
しかもBチーム以外はマイナス点というあり得ない結果となった。

Re: ナンバーズ8 ( No.164 )
日時: 2021/12/06 22:11
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

163話・ハチャメチャ運動会(その後)

理事長室
理「星田先生、呼ばれた理由は分かってますよね?」

香「はい、ただし私もうちの生徒達も誰も悪いとは思ってません!むしろうちは被害者です!」

理「あなたまでそんなこと言うの!今回の運動会で何台救急車呼んだと思ってるの?何人が負傷したと思ってるの?そもそも生徒を止める側のあなたが何で一緒になって審判担当の先生に詰め寄るの?」

香「では、理事長にお聞きします、私より前の先生方はどうやってクビいえ、解雇となったんですか?」

理「それは・・・、八期君にも悪いところがあると・・・」

香「一応、八期の母親である松本先生に聞いてはいますが、ほとんどが八期の思う結果とそぐわない形から、つまり八期の思う原因とは全くネジ曲げられて架空の設定にされたと聞いています!運動会や球技関係に関連するものでもなく!」

理「そ、それは彼の思い違いとか?」

香「それだから、何人も先生が変わるのでは?」

理「今はあなたのクラス以外の先生と生徒が変わってますけどね!」

香「1年担任をして、松本先生とのコミュニケーションを取りつつ彼を見てきましたが、私には彼が人を陥れるような嘘を付くとは思えません!いえあり得ません!」

理「根拠は?」

香「今まで色んな揉め事があり、過去の話も全て聞きました!しかし、どれも、人にちょっかい出されたり、悪口や気に入らない事を言われたから、全て相手に理由があるものばかりでした!まあ、勿論本人が気付いてないのもありましたが、私や零が指摘したときはちゃんと素直に謝っています!」

理「それで?」

香「今回の運動会の出来事は全て八期を陥れようとした生徒を八期が引っ掛からない為に起こした自己防衛です!それに大勢かつ明らかに八期をぼこぼこにしようとしたり、
転けさせようとしたりと悪質でした!
あなたはそれを八期の反則と言うのですか?私は全て注意深く見ていたので八期を守ります!生徒を守るのが教師の責任ですので!」

理「教師としての責任感は良いですが・・・、自分の判定いわゆるセルフジャッジと言うのは如何なものかと思われますが・・・、スポーツでもそういったものは普通通りませんよ!」

香「では、理事長は生徒に間違った事を教えるのですか?今やネットの時代!誤審も集められれば批判の的です!そういった観点から考えても正しい判断をさせる指導をさせるべきでは?」

理「そんな正確な判定をあなたは出来るのですか?」

香「どっちとも取れるようなものに文句は言いませんよ!勿論八期もです!あの子は明らかすぎる判定に文句言いますから!どっちとも言えないのであれば、諦めますよ!」

理「なぜ、そんなに彼の肩を持つのです?」

香「私も過去にいじめを受けてたからです!」

理「えっ?」

香「いじめは最低なことです!理不尽に人を傷つけて、謝られても、また繰り返す、それは球技や遊びなどにも結び付ける、最低かつ卑劣な行為を私は幼なじみ頃受けてきました!」

理「はあ・・・」

香「私が教師を目指したのも、いじめを失くす、そうでなくてもいじめの首謀者を懲らしめる!いじめられている子を守りたい!その想いで教師を目指したんです!そして、彼は私以上の仕打ちを受けていて可哀想なんです!勿論、100%贔屓するわけでははありません!彼に割る事があれば叱り、味方になれるところは味方になる。私はいじめっ子に嫌われても、いじめられっ子に嫌われたくありません!」

理「それがあなたの本心ですか?」

香「勿論、私だっていじめは嫌いですし、いじめっ子は1回いじめられっ子の気持ちをわからせた方がいいんですよ!どんな手を使っても・・・」

理「そんな危ない人に教師は任したくないのですが?」

香「危ないのはどちらでしょう?いじめられっ子ではなく、いじめっ子を守ろうとする人こそ危ない人ではありませんか?」

理「そうとは言ってないわ!」

香「私の意見を否定すると言うことはそう言ってるようなものですよ!」

理「ああ言えばこう言う!」

香「私をクビにしても構いませんが、1年で最大5人も辞めたクラスを他の先生が出来るでしょうか?出来ないでしょうね?だって、辞めて行った方って、八期を味方しなかった方ですから、臨機応変に出来なかったんですね」

理「それはあなたも・・・」

香「確かに、人間ですから1回や2回失敗や間違いがあります!でも、それをどうにも出来なかったから皆さん辞めたんですよね?」

理「あなたの目的は何?」

香「お金とかじゃありません!生徒を守りたい!ただ、それだけです!うちの子達は被害者なので、悪くないので!まあ、私も生徒の為とはいえ頭に血が上ったことは反省しなきゃいけませんが、明らか判定を逃す人も逃す人ですね」

理「分かったわ、あなたの処分は厳重注意だけにしとくから戻って良いわ!後の関係のある先生方には減給処分などにしておくから!あのクラスはあなたしか受け持てないだろうし・・・」

香「ありがとうございます!」

ガチャン

理「ふー、なんか弱味握られてる感じだったわ・・・」

零「理さんが悪いんですよ!私の担任に重い処分を下すなんて言うから!」

理「だって、あの後警察にこっぴどく怒られたの私よ!」

零「星田先生は私の中では正しい判断をしたと思います!」

理「そう?」

零「だって、弱い生徒の味方ですから!」

理「多少、強引というか、過保護というか・・・」

零「私あんないじめられっ子を全力で守る先生になりたいです!星田先生は私の憧れの先生です!」

Re: ナンバーズ8 ( No.165 )
日時: 2021/12/08 21:19
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

164話・謎のケーキ
ある日のこと
楓花「皆、今日はお婆ちゃんの誕生日をお祝いしに行くからね!」

全員「は~い!」

健「ちゃんと、行く準備とプレゼント用意しろよ!」

全員「は~い!」

姉弟組準備中

プルルルル!

楓花「はい、もしもし?あっ、お母さん?うん、うん、えっ?ケーキ?」

祖母「今届いたよ!ありがとうね、こんな凄いケーキ」

楓花「待って、待って!送ってないよ!」

祖母「ええ、でもあんたの住所書いてるで!」

楓花「今から、取りに行って向かうのに・・・」

祖母「そうなん?まあ、取り敢えずありがとう、待ってるね」

楓花「うん、分かった・・・」

プチッ

楓花「ええ?」

健「どうしたの?」

楓花「健ちゃん、うちのお母さんにケーキ送った?」

健「送ってないよ!ケーキはフーちゃんの担当だろう!」

楓花「そうよね・・・」

真央「どうかした?」

楓花「うちのお母さんに謎のケーキが送られてたんだけど、真央ちゃん知らない?」

真央「知らないよ!フーちゃんのお母さんの所は・・・」

楓花「そうよね・・・」

一「お母さんどうしたの?」

楓花「一、ケーキ送った?」

一「ケーキ?今から取りに行くんだよね?」

楓花「一は違うわよね」

一「ケーキが間違ってうちに送られるとか?」

楓花「違うの!お婆ちゃんの家に今朝届いたって言うの!」

一「ええっ?私知らないよ!ケーキと言えば二だよ!ケーキしかプレゼント考えられないし!」

楓花「二!」

二「何?」

楓花「あんたお婆ちゃん家にケーキ送った?」

二「送ってねーよ!散々、ケーキ買うなって言われて買ってないよ!それにお婆ちゃんのプレゼントは先週の休みに姉ちゃんと一緒に買いに行ったじゃん!しかも手まで繋いでたから恥ずかしかったぞ!」

一「だって、あんたはちょっと目を離すとどっか行くじゃん!」

二「否定できない・・・」

楓花「嘘は付いてなさそうね」

三氏「どうしたの?」

楓花「三氏、ケーキ知らない?」

三氏「無くなったの?昨日冷蔵庫には入ってなかったと思うけど・・・」

二「そっちじゃない!」

一「お婆ちゃん家にケーキが届いてて、誰が送ったかって話してて・・・」

四美「お兄ちゃん、その格好は似合ってないよ!後、ケーキは私知らないよ!」

二「まだ、何も言ってないぞ!」

三氏「テレパシー!」

一「一卵性の不思議ね・・・」

五「みんな集まって何やってるの?」

楓花「五、ケーキ送った?」

五「どんなケーキ?」

楓花「お婆ちゃんへの誕生日ケーキ」

五「知らないよ!後、私六生と一緒にプレゼント買ったから六生も知らないと思う」

二「そりゃそうだろ!家の中は離れてても、外はいつも一緒なんだから・・・」

四美「せめて、トイレは離れてほしい!なんか嫌な誤解受けそう・・・」

六生「どうしたの?」

五「六生、ケーキなんて買ってないよね?」

六生「うん、知らない」

楓花「五でも六生でもないと・・・、七美!」

七美「何?」

楓花「ケーキ送った?」

七美「知らない!どういうこと?」

一「お婆ちゃん家にケーキが届いたんだって」

七美「届けられるの?ケーキって確か崩れやすいし・・・」

四美「アイスケーキなら届けられるよ!」

楓花「そう言えば、そう言ってたような・・・」

七美「って言うか、ケーキって言ったらアイツしかいないでしょ!」

一「二は違うよ!」

七美「もう1人!」

全員「あっ!」

楓花「八期!」

八期「何?」

楓花「あんたさぁ、お婆ちゃん家にケーキ送った?」

八期「えっ?もう届いたの?」

全員「お前か!」

その後
祖母「八君、ありがとうね!って言うかケーキなんて高かったでしょ!そんな無理せんで良いで!」

楓花「八期、あんたも兄弟以外で今後ケーキ禁止!」

八期「ええっ!何で?」

二「今度、俺と姉ちゃんと一緒に買いに行くぞ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.166 )
日時: 2021/12/13 19:27
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

165話・正ヒロインVS対抗ヒロイン

青奈「おはよう!」

八期「おはようございます!」

青奈「元気な挨拶だね!結構、結構!」

八姫「先輩おはようございます」

青奈「最近2人は仲良しだね!お姉さん妬けちゃうな・・・」

八期「美味しく?」

八姫「焼き肉か!」

青奈「まあ、八君ならいくらでも食べられてもいいけどね・・・」

八期「無理無理、食べられない!」

青奈「大きいから?」

八期「人殺しだから!」

その場の人達(ピュア!)

青奈「何で2人は仲良く手を繋いで?」

八期「日課というか決まりというか・・・」

青奈「じゃあ、反対の鵜ではお姉さんが繋いじゃおっかしら?」

青奈、八期の左手を繋ぐ

八姫「何でわざわざ?」

青奈「そりゃ、八期君の事が好きだからよ!」

八姫「嫌われてるのに?」

青奈「嫌われてはいないわよ!ちょっと変貌して驚かれただけよ!そうよね?」

八期「えっ?ええっ・・・と・・・」

八姫「今の八期はあなたのこと引いてますよ!」

青奈「そんなことないわよね?それより下着を取り返してもらったのにお礼も言わずに、ビンタした人の方が嫌われてるんじゃないの?」

八姫「そんな昔の話・・・」

八期「めちゃくちゃ最近ですが?」

八姫「ちゃんと解決したし!あのあと謝った!」

青奈「でも好感度は下がったんじゃないの?だって八君さっき手を繋ぐことは決まりだって言ってたし・・・、つまり八姫ちゃんと手を繋ぐことは親からの命令であり、自分の意思ではないってことじゃない!」

八姫「別に、私は八期のことなんてなんとも思ってませんし!あんな弱虫で泣き虫で、誰かに支えられないと生きていけない男のことを誰が好きになるか!」

青奈「じゃあ、八君は私が貰って行きます!」

八姫「ちょっと!それとこれとは話が別よ!」

八期「どこが?」

青奈「何よ!八姫ちゃんは八君のこと好きでもなんでもないんでしょ!そんな人と手を繋ぐなんて意味がないじゃない!八期君の事が好きな私に譲りなさいよ!」

八姫「嫌です!あなたみたいな巨乳お化けに渡すもんですか!」

青奈「だ、誰が巨乳お化けよ!」

八姫「八期はあなたみたいな巨乳になんか興味もなければ引くほど一緒に居るのが嫌なんですよ!そんな嫌な相手と一緒にいる方が八期としては嫌な気分ですよ!」

青奈「言ったわね?」

八姫「そっちこそ!」

愛海「コラコラ、朝から喧嘩はダメでしょ!ましてや青奈!小学生相手に何ムキになってるのよ!」

青奈「恋は戦争なのよ!小学生だろうと関係無いわ!」

愛海「関係あるよ!周りを見てよ!緑のおばちゃんや子供連れのお母さん達があなた達を見てるよ!」

母親A「えっ?あの高校生小学生の男の子が好きなの?」

母親B「ヤダ!もしかしてショタコン?」

おばちゃんA「ハハハ、高校生と小学生の女の子が小学生の男の子を取り合ってるで!」

おばちゃんB「珍しいなぁ、どっちも頑張りや!」

おばちゃんC「青春やな、若いっていいなあ・・・」

八姫「は、恥ずかしい・・・」

青奈「あなたそんなんで恥ずかしがってるの?まだまだ子供ね!」

愛海「堂々としてる青奈の方が特殊だと思う」

青奈「何よ!相手が子供だろうと親父だろうと関係無いわ!好きなものは好きなんだから!」

おばちゃん達←盛り上がる

青奈「だから、大きくなったらお姉さんと結婚しようね!そうしたら私の胸揉み放題・・・、あれ八期君は?」

八姫「あっ、あそこ!」

希「ねぇ、八君?お姉さんと結婚の約束したこと覚えてる?」

八期「全然知らない!」

希「そりゃ、君はまだ3歳だったもの!覚えてないのも無理ないよ!」

青奈「漁夫の利!」

希「そうだ、今度一緒にお風呂入らない?」

3人「ええっ?(何誘ってるの!)」

八期「いいよ!希お姉ちゃんとお風呂は楽しいし!」

3人「承諾した!」

希「(やったー!)そうだよね、昔も一緒に入って頭洗いっこや背中流しっこしたよね!」

青奈「う、羨ましい!」

八姫「どういうこと?」

一「希ちゃんとは家族ぐるみの仲だから・・・」

愛海「それって?」

一「私達と希ちゃん兄弟は幼馴染みよ!」

3人「幼馴染み!」

八姫「もしかして?」

愛海「お風呂も?」

一「よく一緒に入ってたし、希ちゃん八期のこと綺麗に洗って、それが気持ちいいって!」

青奈(意外な所に伏兵ね)

八姫(ラブコメで幼馴染みはラスボス!)

愛海(幼馴染みは1番距離が近い存在!)

希「八君、お姉さんのこと人としてどう思う?」

八期「優しくて、頼りになって美人で好き!」

希「ありがとう!私も八君のこと好き!」

3人(絶対負けたくない!)

Re: ナンバーズ8 ( No.167 )
日時: 2021/12/14 20:47
名前: いくちゃん (ID: R1HrIXSx)

166話・最悪な修学旅行・・・①
ホーム
八期「おお!特急だ!」

零「八君は電車が大好きだもんね!」

八期「僕、特急乗るの初めて!しかも帰りは2階建て車両だし!」

零「上からの眺めは最高だろうね!」

八期「正直下が良かった・・・」

零「仕方ないよ、くじ外したんだからしかも2分の1・・・」

香「みんな順番に乗って、他の人の迷惑にならないように!」

全員「は~い!」

今日から一泊二日の修学旅行!
1日目は某アミューズメントパーク!
2日目は船で島に行き釣りの後、戻って水族館の予定

電車内
八期「おお!出発だ!」

大樹「遊園地楽しみだな!」

孝明「日本で5本の指に入る位有名な場所だからな!」

敦士「絶叫系絶対乗るぞ!」

八期「僕、ジェットコースター嫌い!絶対乗りたくない!」

大樹「なんだよ、弱虫め!」

八期「だって、何回乗っても好きになれない!毎回怖い!」

敦士「怖いなら乗るなよ!なんで乗ってる?」

八期「お父さんが無理矢理乗せるんだよ!男ならジェットコースターの1番前に乗るのが当たり前とかなんとか言って・・・」

大樹「へー、お前父ちゃんに嫌々乗せられてるんだ!」

八期「なんであんなのが楽しいの?」

芹「あれでしょ、怖いもの見たさとか!」←通路を挟んで隣の席

八期「どういうこと?」

八姫「人間怖いものと分かっていても、どれくらい怖いのか見てみたい、体験してみたいってことよ!そういえば八期って高所恐怖症だったわね」

八期「高いところは勿論怖いけど、なんて言うのかな?宙に浮かびたくない、何も持つもの無しに!」

敦士「風を切るのが面白いのに、残念だなぁ・・・」

八期「取り敢えず、どのジェットコースターも絶対乗らないからね!」

理珠「見てください、これがこの遊園地の名物ジェットコースターですよ!」

零「やめて、私乗る気無いから!」

八姫「零も高所恐怖症?」

零「悪い?落ちたりしたらとか、それでもう帰ってこれなかったらとか、そんなこと考えたら高いところなんてだいっ嫌いよ!」

芹「やめてよ!今からそのジェットコースター乗りに行くのに縁起でもない・・・」

八期「零ちゃん、その気持ち分かるよ!宙返りとか、真っ逆さまに落ちるんじゃないかとか、下手したら体ごと飛んでいっちゃうとか、それを考えたらジェットコースターって怖い乗り物だよね!」

零「うんうん!」

大樹「だから縁起でもないこと言うな!こっちが怖くなる!」

香「ハイハイ、そこのメンバー車内では静かに!」

八期「しかし、暇だな・・・」

大樹「漫画でも読むか!」

芹「止めときなさい、乗り物酔いするわよ」

八期「今、どこまで進んだかな?」

先頭
八期「おお!やっぱり先頭車両はいいね!」

零「何見てるの?」

八期「電車と言えば先頭車両だよ!」

零「へー、そうなんだ」

八期「やっぱり特急は早いな、いくつもの駅を通過して、いくつもの電車を追い抜いて・・・」

零「そりゃ特急だもん!でも、確かに面白いかも!」

八期「ポイントとか、曲がるのかな?その先には何があるのかとか!」

零「そういう見方があるのね!」

香「何やってるの?」

八期「前方の景色を見てます」

香「男の子ね、私も息子と見てみたかったわ」

八期「先生子供って男の子なんですか?」

香「女の子もいるわよ!息子はちょうど真ん中っ子で、上に姉が2人、下に妹が2人居るの!年まではど真ん中って訳じゃないけどね」

八期「そうなったらむしろ奇跡!」

目的地到着遊園地の話は割愛!

遊園地後電車で宿のある駅へ

主任「学年主任の谷口です!皆さんにいくつか注意事項!まず、食事は去年のこともありましたので、自分の盆にあるものしか食べないこと!お風呂は時間を守って入ること!先生方は担任のクラスの時に見張りも兼ねて入って下さい!最後に就寝時間は10時です!30分前から先生が点呼を取ります!10時以降起きていた班は罰としてフロントで朝まで正座してもらいます!あと連帯責任なので、部屋の班全員受けてもらいます!」

生徒「もし、周りがうるさくしていたら?」

谷口「注意しあって下さい!出来るわよね?」

全員「は~い!」

しかし、これが大変な騒動のきっかけだったとは、この時誰も思っていなかった。


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