二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.361 )
- 日時: 2023/10/10 20:16
- 名前: いくちゃん (ID: .HkLA/wn)
359話・新ヒロイン登場?(文化祭4日目)
少女「ああ、毎日毎日、男から貢いで貰ってるけど、アイツら私の胸目当てだからな!本当に男ってバカ!
まあ、そりゃ私は可愛い完璧な巨乳美女だからね!
男の惚れる要素沢山持ってるもんね!
家事は出来ないけど!」
男子A「なあなあ、君?」
男子B「可愛いね!俺達と良いことしない?」
少女「『うわ、いかにもチャラそうな奴!でも私は完璧な美少女だから・・・』すみません、私の美貌があなたを勘違いさせちゃって!」
男子A「いやいや、勘違いじゃないよ!」
男子B「今から一緒に・・・」
男子A「おい、どうした?」
男子B「生徒会長が居るんだよ!アイツに見つかったら後が怖ええぞ!」
男子A「た、確かに・・・、あの地獄だけはごめんだからな!」
男子B「ごめん、やっぱ勘違いだったわ!」
少女「あっ、何よ!『良い財布に成ると思ってたのに!それに生徒会長って言ってたわね!』あっ!朝!」
朝「何?亜利紗!」
亜利紗「生徒会長って誰?」
朝「ああ、あそこの松本八期生徒会長の事よ!この学校で唯一絶対命令を認められた人!」
亜利紗「絶対命令を!ズルくない?」
朝「私や他の皆も抗議したけど、撤回してくれなくてね、まあ生徒会長やってる一年間と言う期間限定なんだけどね!」
亜利紗『いや、待てよ!絶対命令を上手く使えば・・・、よし財布以上のものに成ってもらうわ!』
八期「しかし、本当に色々あるな!安全確認も大変だ!」
亜利紗「生徒会長!」
八期「はい!何か用?」
亜利紗「はい!私とデートしませんか?」
八期「はい?仕事中だから断る!」
亜利紗「ちょっと、私に付き合って下さいよ!」
八期「トラブル以外は受け付けるつもりはない!そもそも何で初対面の人とデートなんか?」
亜利紗「そりゃ、私が完璧な美少女で誰もが憧れる巨乳だからですよ!」
八期「はあ?」
亜利紗・プルン
八期「どこが美少女だ?そんなんだったら愛ちゃんとか杏ちゃんとかの方が数京倍美少女だよ!」
亜利紗「はあ?あんなまな板貧乳と比べないで下さいよ!ってかそのまな板貧乳に私は負けるんですか?私の方が断然可愛いじゃないですか!」
八期「まず、自分で自慢する辺りで負けてるよ!真の美人は謙遜するから!むしろ傲慢は性格悪いじゃん!」
亜利紗「キー!『そうだ!』」
八期「なんなんだ?」
亜利紗「会長!」
八期「何?」
亜利紗「あそこに美味しそうなイカ焼きが!」
八期「まるごとのイカは嫌いだ!」
亜利紗「えっ?じゃああのフルーツパフェなんてどうですか?」
八期「キウイとかグレープフルーツ嫌いだからやだ!」
亜利紗「うー!あそこに牛丼売ってますよ!」
八期「食べないものに払うつもりはない!」
亜利紗「『畜生失敗!』あっ、あそこに焼きそばが!」
八期「自分の金で買えよ!僕は食べる気もなければ誰かに奢るつもりもない!」
亜利紗「チッ、ケチな男!」
八期「ケチで悪かったな!余計なものには基本使わないのでね!自分が本気でほしい又はやりたいものは除くが、」
亜利紗「そんな男モテませんよ!」
八期「1人の方が良いんだよ!気を遣わなくて良いから!ましてや見ず知らずのお前に奢るものなど無い!せめてお前が何か奢るならどう価値程度にはお返しするぞ!」
亜利紗「そうですか・・・『何よこの人!女心が分かってないわね!そうだ!』」
八期「見渡す限り異常無し!」
亜利紗「会長どうぞ!」←クレープを食べさせる
八期「えっ?良いの?」
亜利紗「はい!」
八期「ありがとう」
パクっ!
亜利紗「では、払っといてください!」
八期「はあ?」
店員「あの、会長?」
八期「アイツから取れ!分かったな?」
店員「は、はい!分かりました!」
亜利紗「何よ!」
店員「会長からの命令です!あなたが支払って下さい!」
亜利紗「何でよ?食べたのあの人よ!」
八期「持ってきたのはお前だ!払うまで拘束して手も良いぞ!あくまで逃げないようにする事を目的に!」
亜利紗「離しなさいよ!」
店員「だったら、代金を・・・」
亜利紗「私、お金無いわよ!無一文よ!」
八期「嘘付いてるかもしれないから、女子生徒に隅から隅まで調べるように言ってくれ!勿論僕の目の前で!」
亜利紗「何よ!まさかここで服を脱げって言うの?」
数分後
女子生徒「ポケットひっくり返しても小銭1つありません!」
八期「ちっ、本当かよ!」
亜利紗「だから言ったじゃない!」
八期「領収書作って!簡易的に!」
店員「分かりました」
亜利紗「納得しましたか?」
八期「後で1円足りとも払ってもらうからな!」
亜利紗「えっ?『何なのよこの人!』」
八期「何でこんなところで余計な出費を、美味しそうで食べたかったのは事実だが・・・、ってお前は何をやってる?」
亜利紗「会長モテないでしょ?私が彼女に成ってあげますよ!」
八期「お前みたいなタイプは嫌いだ!」
亜利紗「まあまあ、そう言わず私は完璧美少女!それに巨乳ですよ!ほら、柔らかいでしょ!」←八期の腕を掴んで胸を当ててる
八期「そうなの?全然気付かなかったわ!」
亜利紗「ガーン!」
八期「それにお前美女じゃないし!」
亜利紗「ガーン!美女ですよ!」
八期「それに完璧じゃないだろ!」
亜利紗「ガーン!完璧ですよ!私の何を知ってるんですか?」
八期「完璧超人は、自分の事を完璧何て言わねーよ!真の完璧超人は周りから認められても、自分を謙遜しない人だけ!自分に酔ってる奴はいざというとき痛い目を見るんだよ!」
亜利紗「こんな美少女を振るなんて会長って見る目無いんですね!」
八期「見る目が無いんじゃない!今の状況を基本信じてない!」
亜利紗「はい?」
八期「信じてたとしても半信半疑、まあ2割くらいしか本気にしてないけど!」
亜利紗「少な!」
八期「どうせ、お前も遊びかドッキリか騙し討ちだろ?」
亜利紗「それは私が巨乳だからですか?」
八期「それもあるが、見ず知らずだったら誰でも警戒するのは当たり前だろ!よっぽどのバカじゃない限り!」
亜利紗「胸が理由と言うことは、私の姿に少しは興奮していたんですね!」
八期「はあ?内心呆れてたよ!何?胸当てて男騙すゲームとか流行ってるの?」
亜利紗「ち、違いますよ!ってか呆れてるってどういう事ですか?」
八期「『私の胸大きいでしょ!さあ私の胸に酔いしれなさいバカな男達』とかやって落とすって発想が!もっと他の事でアピール出来ないのかよ?」
亜利紗「そうですよ!何ですか?ダメなんですか?」
八期「そんなバカな発想で落とす人って言ったら詐欺師か殺し屋じゃねーか!怖くて話したくもねーよ!」
亜利紗「何ですって!」
杏「あっ、亜利紗!」
亜利紗「おっ、お姉ちゃん?(これはチャンス!)」
八期「お、お姉ちゃん?ってことは・・・」
杏「うん、その子は夢原亜利紗!私の妹なの!」
八期「小学生?」
杏「中学生だよ!今年入った1年生!」
八期「そうなんだ」
亜利紗「お姉ちゃん、この会長が私に意地悪言ってくるんだよ!」
八期「はあ?言ってないし!」
亜利紗「言ったじゃん!詐欺師とか殺し屋とか!」
八期「・・・」
杏「亜利紗?」
亜利紗「何?お姉ちゃん?」
杏「あんた、十分詐欺師よ!」
亜利紗「えっ?」
理珠「皆さん、犯人はこの人ですか?」
被害者A「ああ、昨日散々奢らせた挙げ句、『面白くない』って言われて、最後はパフェを食い逃げされた!」
被害者B「俺は、コイツに食べるのを我慢してたのに、コイツが食べさせたものを払わされた!」
被害者C「一緒に写真撮ろうとか言って、撮るどころか個人写真撮った後、居なくてぼったくられた!」
八期「どう考えても悪質だよな?」
杏「皆さん、お金は返しますので妹を許してもらえますか?お願いします!」←お金を渡す
被害者A「こんな優しいお姉さんに言われたら・・・」
被害者B「お金戻るし、間接的に握手出来るし!」
被害者C「しかも、一昨日ライブしてた夢原杏ちゃんじゃん!ラッキー!」
八期「あっ、ついでに僕もこれだけ返してくれないかな?」
杏「八期君も?ごめんね!」
亜利紗「何で?何で、私を信じずにこんなダメ男達を・・・」
パチン!
亜利紗「痛、お父さんにもぶたれたこともないのに!」
杏「信頼の差よ!私は何度もあなたに騙されてきたし、八期君は悪いことをしないのは何度も見てる!八期君は自らの意志で人を傷つけたりはしない!その時は何か理由がある!」
亜利紗「でも、会長は『巨乳は詐欺師か殺し屋』だって!」
杏「言うだろうね?世の中そうやって騙される男の人が居る限り!ただの意見でしょ!」
亜利紗「それにこの人私が胸当てても何も反応無いし、失礼よ!」
杏「触る方が失礼よ!むしろなにもされないことに安心しなさい!」
亜利紗「それじゃ女として屈辱よ!」
八期「うるさいな、女の魅力を身体だけだって言ってる奴に本当の幸せなんか来るか!良いように利用されて捨てられるか、詐欺師と言われて塀の中か、良い未来なんて来ないんだよ!」
零「もう、騒がしいけど何揉めてるの?」
林檎「何事ですかって、嗚呼!」
零「どうしたの?」
林檎「あなたは・・・!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.362 )
- 日時: 2023/10/29 15:26
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
林檎「あなたは・・・!」
八期「どうしたの、知り合いかなんか?」
亜利紗「私、あんたなんか知らないんだけど、どちらさん?」
林檎「愛を酷い目に遭わせた最低女!」
全員「ええっ!!!!」
360話・愛の入学辞退の真相
亜利紗「はあ?どういう事?意味分かんないんだけど?私、そんなこと知らないわよ!」
林檎「惚けないで!私は見たんだから!あなたと3人組が愛の入学を勝手に辞退させたことを話してたところ!」
杏「それ本当?」
亜利紗「何で、お姉ちゃんは疑うのよ!」
林檎「廊下で愛が入学したことを悔しがってたじゃない!」
亜利紗「知らないし、そんなに言うなら証拠出しなさいよ!私がそんなこと話してた証拠を!」
林檎「そんなのあるわけ・・・」
零「皆、彼女が白木さんの入学辞退の件に何かしら関わってる事は恐らく本当よ!」
全員「ええっ!!!!」
亜利紗「何ですか!私を共犯みたいに、それに曖昧だし、私を陥れるつもりですか?」
零「あら?私を忘れたのかしら!夢原亜利紗さん?」
亜利紗「えっ?もしかしてあんた!」
零「ええっ、あなたの入学試験の時にカンニングを見付けて指導した岡田零ですが?」
杏「か、カンニング?やっぱり!してたのね!」
亜利紗「ち、違うわ!わ、私そんなのやってない!あんたが間違ったんでしょ!」
零「いいえ、私は見てたし、いつもの癖で胸ポケットにカメラ仕掛けてたから!あなたが余裕でカンニングしてる姿はバッチリ映ってたにもかかわらずあなたは否定した!しかも、親まで呼んで!」
杏「そんなことしてたの?」
零「結局、親も親よ!『加工したとか』、『プライバシーの侵害』とか言い出して、結局補欠合格で手を打ったんだけどね!」
亜利紗「それで降りた人が居て入れたんだから、合格通知!それが正規のルートでしょ!」
零「それが本当に正規ならね?」
亜利紗「どういう事?」
零「私、白木さんがテスト受けてたこと覚えてたし、補欠の人の数や順位も覚えてた!補欠1位があなたと言うことも、入学辞退の通知を出したのが白木さんの通知しか無かったことも!」
八期「それって?」
零「そう!誰かが成り済まして白木さんの入学辞退の手続きをしたってこと!そんなことするのは白木さんは入学意志があるから、有り得ないとして残るはなんとしてでも合格したい犯人だけよ!もし2位以下なら2人以上は抜けないと入学出来ないもの!」
亜利紗「そんなのでっち上げよ!いくらでも言えるわ!」
零「じゃあ、一緒に調べても良いのよ?ちゃんと記録に残ってるしね!何なら通知の紙の筆跡だって調べても良いわよ!もし白木家の人でなかったら、全くの別人だもの!」
亜利紗「だからって、私が頼んだって証拠は?私が菱田に頼んだって証拠は?」
零「皆、聞いた?」
杏「勿論!」
八期「聞こえなかった」
林檎「バッチリ!」
理珠「最初から録音も出来てます!」
亜利紗「何?何よ!」
林檎「やっぱり、あんたが菱田達に・・・」
亜利紗「どういう事よ?」
零「だって、誰も『菱田さん』って言ってないわよ!」
八期「成る程ね、知ってるのは頼んだ犯人だけってことか!」
零「さあ、聞きましょうか?あなたが白木さんの入学辞退の手続きを頼んでないなら、何で実行犯である菱田さんの名前が出てきたのかしら?」
亜利紗「待ちなさいよ!誰も菱田が犯人だなんて言ってないわよ!」
零「ええっ、でも本人が自供したから!」
亜利紗「はあ?」
林檎「あんたが、愛を!可愛い愛を陥れやがって!」
零「林檎ちゃん!」
林檎「入学仕立ての時にトイレで聞いたよ!菱田が悔しがってた!アイツらはいつも愛をいじめてた3人組だったから!私は先回りして動画を撮って、先生に渡してアイツらを追い出してやったよ!」←胸ぐらを掴む
亜利紗「あんたもバカね!」
林檎「何が?」
亜利紗「本当に助けたいと思うなら、隠し撮りなんかせず、自分で助ければ良いのに、弱虫!」
林檎「あんたね!」
八期「林檎ちゃん離して!」
林檎「えっ?」
八期「手を離すんだ!」
林檎「でも・・・」
八期「絶対命令だ!」
林檎「はい・・・」
亜利紗「フン、客観的に見たらどっちが悪者か・・・」
パチン!
亜利紗「何するのよ!」
杏「これでただの姉妹喧嘩よね?」
八期「うん、勿論!兄弟姉妹の取っ組み合いはよくあることだし!それより、愛ちゃんの入学辞退の件を話してもらわないか?」
亜利紗「フン、誰が!」
杏「こんな悪質な子レベルMAXで良いよ!」
八期「わかった!どう見てもサイコパスだし!」
亜利紗「分かった!話すからそれだけは!」
八期「じゃあ、分かりやすく話せ!」
亜利紗「菱田の方から声掛けてきたのよ!『邪魔な奴居るから入学したいなら私と協力しないか?』って!まさか本当に入学できると思ってなくて・・・」
零「自分の入学の為に人を排除したのね?」
亜利紗「私はカンニングなんてしてないもん!それで要らない奴が排除されて変わったら学校としても・・・」
林檎「愛はいじめられてたのよ!菱田達に!」
八期「お前は排除する人間を間違えた!何も知らずに人の意見に乗って、自分の入学だけのために!」
亜利紗「だから、私は知らなかったのよ!」
林檎「知らなかったで済ますな!愛が入学出来なかったら愛の人生がメチャクチャに成っても良いって言うの?」
亜利紗「良いわよ!どうせ人の人生でしょ!そんなこと知ったこっちゃないわ!私がここに入学出来ればそれで良いのよ!」
八期「なんちゅう自己中だ!」
杏「ごめんね、うちの妹親に甘やかされて育ったから物凄くお嬢様気質で、メチャクチャわがままなの!しかも傲慢で自意識過剰!おまけに自分の事を完璧と思うナルシストで、親も味方にするズル賢さを持ってるの!」
零「よく、こんなのがここに居るね!」
林檎「会長、こんな奴早く飛ばして下さい!」
八期「分かった!勿論・・・」
愛「待って!」
杏「愛ちゃん?」
愛「林檎ちゃん、私怒ってないから!」
全員「ええっ?」
愛「だって、私は今この学校に通えてるじゃん!」
林檎「そうだけど・・・」
愛「授業受けてるじゃん!」
林檎「そうだけど・・・」
愛「部活動出来てるじゃん!」
林檎「そうだけど・・・」
愛「会長や林檎ちゃん、そして沢山の人によって私は守られてる!会長が居なかったら入学出来てないし、林檎ちゃんが居なかったら、学校生活が楽しくなくなってるし、明さんや杏さんに出会ってなかったら部活だって・・・」
林檎「愛?」
愛「初等部時代はいじめられて嫌われてたけど、中等部に入って、私を助けたくれる、守ってくれる、仲良くしてくれる!そんな人達が沢山出来たから、怒りなんて無いよ!」
林檎「愛・・・」
八期「愛ちゃん・・・」
愛「だから、私は大丈夫だよ!気にしないで!」
亜利紗「ほら、本人もこう言ってますし!」
零「まあ、聞いてる内容からしたら、知らずに共犯ってことに成ってるのかな?それに菱田さん達が主犯って事が発覚したのは飛ばされた直後だからな!あの3人レベル5食らってしばらく出られないし・・・」
亜利紗「じゃあ・・・」
八期「レベル4だな!」
亜利紗「はい?」
八期「愛ちゃんのこともそうだが、その前の僕に対する行為や他にも複数被害者が居ることを考えると大目に見てレベル4が妥当だ!人を悪人扱いする上に、人の気持ちを考えない奴こそ心を勉強させるべきだ!」
亜利紗「そ、そんな!」
杏「自業自得!反省しなさい!」
亜利紗「フーンだ!お父さんかお母さんに・・・」
零「親に文句言っても知らないわよ!悪質なクレーマーはモンスターペアレントとして扱い、子供と引き離すことに成ってるから!それまであなたとお姉さんは最低でも1ヶ月は養護施設で預けられることに成るわ!」
亜利紗「そんな!なんでよ!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.363 )
- 日時: 2023/10/10 21:46
- 名前: いくちゃん (ID: .HkLA/wn)
361話・文化祭デート(4日目・謎ヒロイン)
八期「ああ、酷い目に遭った!」
グレーテル「よっ!」
八期「あっ、グレーテル!」
グレーテル「なんだ?暗い顔して?」
八期「さっき、人として最低な人に振り回されてたから!」
グレーテル「誰だ?」
八期「それは言えない!プライバシー的に!」
グレーテル「ふーん、なあ、八期!」
八期「何?」
グレーテル「お前、時間あるか?」
八期「別に予定はないかな・・・」
グレーテル「じゃあ、俺と付き合ってくれ!」
八期「えっ?告白?!」
グレーテル「そっちじゃない!間違ってはないけど・・・」
八期「どっち?」
グレーテル「兎に角文化祭一緒に回れ!」
八期「命令になってるんだけど?」
グレーテル「良いから行くぞ!」←腕を引っ張る
八期「ああ、引っ張らないで!(強制じゃん!)」
食べ歩き屋台
グレーテル「ううっ・・・」
八期「食べ物が沢山ある屋台の激戦区だ!」
グレーテル「いや、我慢我慢!」
八期「何?グレーテルも節約?」
グレーテル「違うって、『も』って他に誰がいんだよ?」
八期「僕がそれですが?」
グレーテル「お前も食ってねーのかよ!」
八期「いや、別件で奢ったもらった!」
グレーテル「自分の金は?」
八期「本当に必要な時だけ使うって決めてる!」
グレーテル「じゃあ、この文化祭でお前自身が使ったのは?」
八期「スマートボール位かな?」
グレーテル「それ以外は?食べ物は?」
八期「色んな人に奢ってもらった!」
グレーテル「少しは自分で買えよ!」
八期「あんまり使いたくないし・・・、お母さんには『いつでも食べられる』とか『無駄遣いするな』って言われてる」
グレーテル「徹底的なケチだな!」
八期「グレーテルには言われたくない!」
ヘンゼル「おっ、グレーテルに八期じゃん!どうした?」
八期「あっ、ヘンゼル!」
グレーテル「兄貴こそ、何やってんだよ!」
ヘンゼル「何って食べ歩きさ!この学校の屋台の飯旨いぞ!1日ずつ各1店舗1個ずつ買って全制覇してやるんだ!」
八期「お金持ちだね!」
ヘンゼル「小遣いはこの日のために貯めてたと言っても過言じゃないさ!」
グレーテル「本当に兄貴は能天気だな!」
八期「えっ?どういう事?」
ヘンゼル←察する
グレーテル「あんなこと遭ったのに、よくそんなに食べれるな!」
ヘンゼル「あのな、人間食べていかなきゃ生きてられないんだよ!それにお前だってコイツ(八期)んとこの飯食ってんだろ?」
グレーテル「あれは、安全だからね!」
八期「どういう事?この学校の人達が用意したものは危険だと言うこと?」
グレーテル「勿論、どうやって作ってるかは知らないが、怪しい匂いがしてとても食べられるものじゃないよ!」
八期「そんなこと無い!ちゃんと皆、食べる人の気持ちに成って必死に選んで頑張って作ってくるんだよ!」
ヘンゼル「八期、今のコイツの精神は普通じゃない!ここは俺に任せろ!」
八期「えっ?」
ヘンゼル「コイツの事はお前より兄である俺が知ってる!」
八期「ヘンゼル」
ヘンゼル「グレーテル、まだあの工場の出来事を引っ張るつもりか?」
八期「えっ?」
グレーテル「フン!」
ヘンゼル「確かに、俺らはあのお菓子を食べて酷い目に遭ったが、普通の食べ物には毒とかも入ってないし、食べたからと言って強制労働させられるような仕打ちなんて普通は無いんだよ!」
八期「ああ!えっ?そんな風に思って食べてなかったの?」
ヘンゼル「コイツは本当はお菓子とかフルーツを食べたい、友達とシェアしたいと思ってる!だけど、あの工場のトラウマでお菓子を見るだけで強制労働のトラウマが再燃するんだ!その結果他の食べ物まで飛び火して、食べたくても食べられない病気に成っちゃったんだよ!」
八期「なんか、聞いたことある!特定の食べ物しか食べられない人やそもそも食べ物自体口に受け付けられないって!」
ヘンゼル「俺は気にしないが、グレーテルはまだ軽い症状だよ!本当は食べたい気持ちがあるから!食べようと思えば食べられるよ!」
八期「そうなの?」
ヘンゼル「後は、食べる勇気だけだよ!ほら、甘いやつ以外なら行けないこと無いだろ?フランクフルトやるよ!食べてみな!」
グレーテル「形が嫌!無理!」
ヘンゼル「じゃあ、焼き鳥はどうだ?ほら!」
グレーテル「ありがとう」パクっ
ヘンゼル「どうだ?」
グレーテル「美味しい」
ヘンゼル「だろう!唐揚げはどうだ?アーン!」←爪楊枝で食べさせる
グレーテル「アーン!」
パクっ、モグモグ
グレーテル「美味しい・・・」
ヘンゼル「肉系は大丈夫そうだな!よし、次は主食の麺だ!焼きそば買ってんだよ!」
グレーテル「恥ずかしいから箸貸して!」
ヘンゼル「俺の使ったので良いか?」
グレーテル「兄貴のなら全然気にしない」ズルズル
ヘンゼル「そっか、それでどうだ?」
グレーテル「美味しい」
ヘンゼル「この調子で甘いもの行くか!綿飴はどうだ?」
グレーテル「甘い物って認識の物は無理!」
ヘンゼル「だったら、これは雲だ!空に浮かんでる食べられる雲だ!」
グレーテル「俺はそんな子供騙しに引っ掛かる程精神年齢が幼いのか??」
ヘンゼル「じゃあ、このチョコバナナはどうだ?」
グレーテル「メチャクチャ甘々じゃない!無理に決まってるだろ!」
ヘンゼル「じゃあ、これは食べられる三日月だ!三日月を食べてみろ!」
グレーテル「俺はそんなに幼くない!」
ヘンゼル「じゃあ、このりんご飴はどうだ?」
グレーテル「飴って時点で嫌だ!」
ヘンゼル「じゃあ、飴じゃなくこれは太陽だ!赤く照らす太陽をお前は・・・」
グレーテル「兄貴は俺を何歳だと思ってる!?」←りんご飴を投げ捨てて逃げる
八期「ああ!勿体無い!」
ヘンゼル「精神の病気を治すのは難しいんだよ!」
八期「・・・」
回想(松本家に来た頃)
全員「頂きます!」
数分後
鶴「あら?グレーテル全然箸が進んでないわね?」
グレーテル「要らない!」
鶴「えっ?」
グレーテル「俺、こんなの食べられない!」
八期「美味しいのに?」
一「残すのはダメよ!」
鶴「そうよ!好き嫌いせず食べなさい!」
グレーテル「俺は、食べ物自体食べられないんだ!」←部屋に行く
全員「えっ?」
ヘンゼル「ああ、あんなこと遭ったしな!」
二「あんなことってお菓子工場の事か?」
ヘンゼル「ああ、あそこのお菓子食べた後に、強制労働させられたんだから、しかも中には食べ物の中に覚醒剤とか、動物の力を手に入れる薬を活性化させる薬とか違法薬物入ってた食べ物も合ったから、怖いんだろうな」
楓花「成る程、食べたくても食べられない子なのね!」
ヘンゼル「多分、食べ物が全部お菓子に見えるのかも!ほら、この人参の形!」
七美「ただの星形じゃん!遊び心でしょ!」
二「いや、星とかハートはクッキーに使われる!クッキーと思ったかそれを連想しちゃったんだ!」
一「確かに、型ってクッキーで使う事の方がイメージ強いもんね!」
楓花「でも、食べないと生きていけないわ!後で作り直して、あげないと!」
数十分後
トントン
グレーテル「誰?」
楓花「私よ!」
グレーテル「八期のお母さんか!」
ガチャン
楓花「失礼します」
グレーテル「何持ってきても食べない!食べられたとしても体が受け付けないから!」
グー!
楓花「お腹は正直ね」
グレーテル「今のはお腹が壊れた音だ!」
楓花「じゃあ、病院行く?」
グレーテル「嘘だ!」
楓花「まあ、まずは見るだけ見て!」
グレーテル「えっ?」
トレーのメニュー
・お茶漬け
・肉と野菜の炒め物
・お揚げの味噌汁
グレーテル『なんだろう?これなら行ける!』
その後完食
グレーテル「ご馳走でした」
楓花「はい、お粗末様!」
回想終わり
グレーテル『正直、何もかもがお菓子に見える!味は違うはずなのに、お菓子を食べたらあんな忌々しい事がもう一度・・・』
八期「起こるわけ無いよ!」
グレーテル「八期!」
八期「探したよ!」
グレーテル「えっ?」
八期「食べ物を食べただけで働くなんて事よっぽどのことがない限りあり得ない!たとえ、そんなこと言う奴が居ても僕がさせない!少しずつで良いから、慣れるものから慣れていこう!グレーテルが好きな両立ってある?」
グレーテル「お茶漬けかな?」
八期「ちょっと無理だけど・・・」
グレーテル「なんだよ、期待させといて!」
八期「そうじゃなくて・・・、お茶漬けは出来ないけど、それに近いことは出来るって話で・・・」
グレーテル「えっ?」
食堂
グレーテル「ご飯と味噌汁?」
八期「そう、ご飯の上に味噌汁掛けてたべるの!」
グレーテル「良いのか?」
八期「お父さんには『行儀悪い』って怒られるけど、料理のレシピとしてはあるんだよ!」
グレーテル「何て言うんだ?」
八期「猫まんま!」
ジュルリ
グレーテル「美味しい!」
八期「でしょ!」
カラン!
食堂のおばちゃん「ありがとう!」
グレーテル「俺も知らない料理が他にもあるとは、食べられるものが増えた」
八期「良かった!」
グレーテル「今日は十分楽しめたよ!八期、ありがとうな!」
チュッ!←八期のほっぺに
八期「えっ?」
グレーテル「礼だ!受け取っとけ!」
八期「う、うん・・・」
?「八期君!」
八期「わあ!」
次は誰だ?
- Re: ナンバーズ8 ( No.364 )
- 日時: 2023/10/11 22:08
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
町子「八期君!」
八期「わあ!まっちゃん?」
町子「8のメンバーとデートしてたでしょ?」
八期「デートって訳じゃ・・・」
町子「この写真見て、デートじゃないって言える?」
文化祭で女子メンバーと楽しむ写真
八期「何で撮ってるの?しかも隠し撮りじゃん!盗撮じゃないの?」
町子「ところがどっこい!これをメンバー皆撮ってるからお互い様なの!」
八期「皆、何やってるのさ!」
町子「思い出作り、後で交換するの!」
八期「自分で撮りなよ!」
町子「じゃあやってみて?」
八期「ええっと、無理か!」
町子「さあ、私をエスコートしてね!」
八期「無理!」
362話・文化祭デート(4日目・世話焼きヒロイン)
町子「なんで無理なの?」
八期「人の気持ち読めないから!」
町子「そっか!でもだとしても連れていってくれる?」
八期「連れていってもやらない!」
町子「それじゃ意味なくない?」
八期「強がるくらいなら拒否する!」
町子「『弱虫』ってバカにされても良いの?」
八期「弱虫で結構!」
町子「まあ、逆に言えば、ふざけた遊びはしない真っ当な子って事なんだけどね!」
八期「どういう事?」
町子「世の中には『危険!立ち入り禁止』って書かれているのに、入るおバカさんが居るのよ!入るのを止めようとする人も居るけど、その反論が『弱虫』とかに成るのよ!万引きとかもそう!度胸試に使われるのよね!
本当にバカな話よ!」
八期「バカだね!」
町子「あっ、迷路!覚えてる?」
八期「勿論!確か人生を教えてくれるんですよね?」
町子「そうそう!迷路はすぐにゴールへ抜けるより、迷って迷って、やっとゴールを見付けた時が楽しい!人生も迷ったり、壁にぶつかることもあるけど、それを避けたり壊した先に完成や達成のゴールという目標がある!」
八期「今回は段ボール迷路か!」
町子「まあ、やってみよう!」
数分後
八期「あれ?また行き止まり!」
町子「えっ?さっきここ通った筈よ!」
八期「おかしいな?なかなかゴールに辿り着けない!」
町子「学校の迷路だから、そこまで本格的に作られてないと思ってたけど、思った以上に難しい!」
八期「出られるのかな?もしかして迷子?」
町子「止めてよ!本当にここどこ?」
八期「あれ?閉じ込められた?」
町子「えっ?そっちから来たよね?」
八期「向こうも行けないよ!」
町子「えっ?まさか!八期君、下を見て!」
八期「下?あっ!」
町子「これはお仕置きが必要ね!」
八期「勿論!」
2人「せーの!」
ドン!
生徒A「わあ!」
生徒B「わあ!」
町子「逃げられないよう、ここに居てもらうわよ!」
生徒A「えっ?」
ガチャン
生徒A「て、手錠!」
八期「まっちゃん!コイツも!」
生徒B「止めろ!早く降りろ!」
八期「うるさい!黙れ!」
ガチャン!
生徒B「ああ!」
その後男女合わせて10人がレベル5となった。
そして、段ボール迷路は運営禁止となった。
八期「やった!」
町子「ここが出口!って入口じゃない!」
八期「もういいよ!」
町子「取り敢えず、あの子らはほっといて、口直し行かない?」
八期「うん、でも黒服は呼ばないと!」
町子「それもそうね!『もしもし、迷路の中にいじめた人が柱に捕まってるから片付けといて!』」
恋愛成就で有名な木の周辺
町子「あっ、あれが噂の木よ!」
八期「確か、文化祭のフィナーレの1発目の花火が上がった瞬間にキスしてたカップルは結ばれるんだよね?」
町子「まあ、キスと言っても、唇が限定で、他の場所は場所によって、意味が変わるのよね!」
八期「場所によって違うの?」
町子「私も全部は知らないけど、頬が親愛、おでこが友情って意味らしいよ!」
八期「へー!そう言えば同性でもOKなんだよね?」
町子「あと身内もね!お母さんが生きてたらな・・・」
八期「あっ、生き別れじゃないから出来ないのか!」
町子「八期君は同性カップルはどう思う?」
八期「やっぱり嫌かな?親友とかならまだしも・・・」
町子「自分で言ってたのに、親友を超えた憧れが同性愛だって!」
八期「そうだけど、僕はやろうと思ってないから!人はご勝手にだよ」
町子「自分はやりたくないだけなのね」
八期「人によって好みがあるんだし、同性愛者だから無理です!って言われても大丈夫!」
町子「その理由は良いんだ!」
八期「どっちにしろ好かれてないんだから!」
町子「そっか!」
永春「いらっしゃいアル!」
八期「あっ、ここは四葉さんとこのお店の近くだった!」
寿美鈴「あっ、会長!ちょっとすみません!」
八期「えっ?」
数分後
楓「さあ、始まりましたスリーシスターズ学園料理コンテスト!準決勝第2試合!」
八期「料理コンテスト!ああ!確か、嫌いな物を使った料理だよな・・・」
楓「それでは続いての審査員達の入場です!」
パッ!
八期「あっ、僕も行くのか・・・、何たべさせられるんだ?」
席に座り
楓「さあ、名前は伏せた状態で1品目どうぞ!」
八期「えっ?キウイじゃん!」←1番嫌い
楓「さあ、皆さん、食べられないのであれば残しても構いません!ですが、何も食べずに終わるのは審査出来ませんので、兎に角一皿一皿、挑戦してください!」
八期『システム分かってても意識するよ!でも食べないと・・・』
その後八期は普通のキウイを先に食べて嘔吐して倒れた。
パチッ!
八期「あっ、えっ?」
町子「目が覚めた?」
八期「えっと、審査は?結果は?」
町子「急遽代役使ったけど、八期君が食べた料理を作った人は批判の嵐よ!『嘔吐させるもの作ったのか?』って・・・」
八期「そうなるか・・・」
寿美鈴「会長!お口直しに私達が作ったラーメンチャーハンセットをどうぞ!」
八期「あっ、ありがとう」
町子「食べられる?アーン!」←チャーハンをよそう
八期「ありがとう!」
パクっ!
八期「美味しい!パラパラで!」
町子「よかったね!」
八期「でも、僕はお焦げのあるチャーハンも好きだよ!」
町子「ああ、美味しいよね!」
寿美鈴「料理人としてそう言うものは失敗作ですので・・・」
八期「ええっ!美味しいのに!」
町子「見映えの問題じゃないかな?」
八期「僕は美味しかったら・・・」
町子「崩れてたら文句言わない?」
八期「ああ・・・」
町子「1人だけ違う感じだと嫌と思わない?」
八期「はい、そうです」
町子「だから、見た目も大事なの!」
八期「確かに!」ズルズル
町子「人によって捉え方違うのが当たり前だからね!」
八期「白ご飯欲しくなるな!」
町子「頼んで良いよ!私払うから!」
八期「えっ?良いの?でも・・・」
寿美鈴「サービスしますよ!」
八期「それこそ良いの?」
寿美鈴「嘔吐して倒れる程嫌いとは、想定してなかったので・・・」
町子「希ちゃんから聞いたけど、アレルギーではないらしい!」
寿美鈴「そうなんですか?」
町子「ただ、食わず嫌いでもなく食べて嫌いに成った!」
寿美鈴「そうなんですか!」
八期「食わず嫌いしたのは苺だけ!」
寿美鈴「へー!」
八期「ラーメンライス!このスープがご飯に合う!」
寿美鈴「最近そういった方も増えてるんですよね!」
八期「へー、流行ってるんだ!」
寿美鈴「前からやってる人多数居ましたよ!」
八期「あっ、そうなんだ!お父さんに『行儀悪いからするな!』って怒られるけど・・・」
寿美鈴「そういう人も居ますが、私は見逃しますね!その人の好きな食べ方や新たな組み合わせというものを発見できますし!」
八期「本当にお父さんも七美姉もはそれを分かって無いんだよ!新しい物を作るには常識を覆さないと出来ないんだから!」
町子「ただ、本当に見た目汚いのは・・・」
がさがさ
寿美鈴「あら?」
バターン!
八期「あっ、えっ?皆!」
8ヒロイン達「まっちゃんずるい!」
町子「何がずるいよ!皆だって、それぞれ楽しんでたくせに!」
芹「えっ?」
グレーテル「これ?」
零「いつ撮ったの?」
愛海「しかも・・・」
希「ピンポイント!」
理珠「町子さんに頼まれて私が全て撮りました!」
八期「えっ?皆各々が撮ったんじゃ?」
町子「皆が言い逃れ出来ないように!」
ヘンゼル「俺らまで使うなよ!」
秀喜「なんでこんなこと・・・」
渚「ストーカーと間違えられるよ!」
葉月「私は別件だけど・・・」
結「あの後に事件起こるなんて思ってもなかったよ!」
平江「皆も何やってるのさ!」
恵「ってか、『アーン』の奴多くね?」
対象者「止めて!恥ずかしい!」
そんなハチャメチャデート!しかしこれで終わらない。
- Re: ナンバーズ8 ( No.365 )
- 日時: 2023/10/30 21:58
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
香「八期!そろそろ時間じゃない?」
八期「あっ!そうだった!審査員やるんだった!」
零「私もそのサポートに行かないと!」
秀喜「審査員ってなんかコンテストでもやるのか?」
八期「うん、そうだよ!」
芹「ちょっと待ってよ!あんたがやるとあんただけの価値観に成らない?」
零「だから私がサポートするの!」
愛海「でも、ミスコン廃止にしたし、見た目のコンテストは全面的に禁止なんじゃ?」
歩「学校の生徒からの要望で『再現コンテスト』をやりたい!ってなって、八期が審査員をやるかつ点数の幅を大きくしたり、ある程度意見出来るなら認めるって!」
子「それ、皆から批判来ない?」
零「だから、私がサポート役することになったの!」
363話・再現コンテスト(4日目)
莉桜「ハ~イ!ミスコンに代わって開催されます再現コンテストです!」
全員「イェーイ!」
八期「あいつ、格闘大会でも司会やってなかった?」
零「やってくれるだけありがたいよ!」
莉桜「再現コンテストはCMやテレビの企画の一部などを自らモノマネして、その行動を再現するコンテストです!なお、1フレーズであれば、ライブをすることも可能です!ただし!あくまで再現コンテストですので、再現出来ていなければアウトです!」
瞳「はい、このコンテストはクラス対抗ではなく、学年問わず数人の生徒達で何人でも参加可能!ただし、再現する映像を持ってこないと参加出来ません!
そして、審査員はA~Lまでの代表審査員と生徒会長です!」
全員「ブー!ブー!」
瞳「あまりにも酷い抗議は矯正学校行きですよ!」
シーン!
瞳「クラス代表審査員は各10点~-10点で評価した後最高点と最低点を除いた合計点で決めます!
ですが、生徒会長は1人で100点から-100点で評価した後クラス代表との合計を足した点数がそのチームの総合点と成ります!」
全員「ええっ!!!!」
瞳「ただし、生徒会長の意見が偏見や独断的だった場合は理事長ストップが入り、場合によっては生徒会長ではなく生徒会長補佐である岡田零さんが代わりに点数を付けることもあります!」
全員「おおっ!」
瞳「チャンスは1回!皆さん悔いの残らないよう頑張って下さい!」
参加者「ハ~イ!」
莉桜「それでは早速行ってみよう!エントリーNo.1番!再現するのは某バラエティー番組での企画だ!」
某動物番組のチンパンジーとの早食い対決の動画が流れる
※再現シーンは全て割愛
莉桜「さあ、まずは各クラス代表の合計点は?」
瞳「はい、55点です!」
莉桜「それでは会長の評価は?」
瞳「-100点!結果は-45点!いきなり波乱だ!」
審査員B「何で!」
審査員A「再現出来てましたよ?」
八期「どこがだ?全然じゃねーか!」
ストップ!
零「八君?どこがダメだったの?」
八期「だって、まずアイツ、チンパンジーじゃないし!」
零「チンパンジーは連れてこられないよ!」
八期「そうでなくても、なんでバナナ?」
全員「えっ?」
八期「再現コンテストだよ!映像に映ってた果物ブドウだよ!百歩譲ってチンパンジーは連れてくるのは難しいとしてもブドウは買ってこれただろう?!ブドウとバナナの違いも分からないの?」
零「確かに!」
八期「しかも、最後のコントなんだよ!映像にもないし、ふざけてるだろ!」
莉桜「ごもっともですね!それでは次に行きましょう!続いての挑戦者の方どうぞ!」
某スクールアイドルのライブ披露
瞳「いや、可愛いかったですね!審査員の方点数をどうぞ!」
莉桜「出ました!80点!これは高得点!続きまして、生徒会長の点数は?」
全員「えっ?」
瞳「-80点!?」
莉桜「なんと、全てが消えてしまった0点!」
審査員達「何でよ!」
八期「だって、再現出来てないもん!」
審査員D「どこがですか?歌、ダンス、衣装、全てほぼ完璧に再現・・・」
八期「じゃあ髪はどうした?」
審査員達「髪?」
ストップ!
零「髪を染めるのはNGだし、八君だって意味分からないって言ってたじゃない!」
八期「勿論、髪色は無理かもしれない!」
審査員A「じゃあ、良いじゃないですか!」
八期「でも、髪型は揃えられるだろ!」
審査員達「えっ?」
八期「本物だって髪色は変えられなくても髪型くらいは揃えてるんだよ!これじゃ誰が誰をやってるか分からないじゃん!」
瞳「これは私も激しく同意です!残念!」
参加者達「ええっ!!!!」
莉桜「うちの生徒会長はどうやら辛口です!果たして会長を納得させるグループは現れるのでしょうか?」
続く別のスクールアイドルを再現するユニット
パサッ!
莉桜「あっと、鬘が取れた!」
その後も躍り続ける。
瞳「さあ、結果は!-78点!」
莉桜「さあ、会長は?60点?意外と高評価!」
八期「絶対命令!審査をやり直せ!」
全員「ええっ!!!!」
莉桜「おっと、ここでまさかの審査やり直し要求!」
審査員C「会長どういう事ですか?」
八期「再現としてはほぼほぼ完璧!鬘さへ取れなかったらね!」
瞳「それがこの点数ですか?」
八期「それだけじゃない!僕は鬘取れた子を誉めたい!」
全員「えっ?」
八期「鬘取れても、多分途中で気づいた筈だよ!でも取りに行かなかった!ここで取りに行ってたらマイナスとまでは行かないが10点か20点付けてた!」
莉桜「では、この60点は鬘取らなかった分?」
八期「そうだね!むしろ鬘1つで評価をマイナスにはしたくない!これはどう見てもプラス評価!鬘の件を入れて審査員には-2点~4点の間で点を付けて貰う!」
全員「ええっ!!!!」
八期「それくらいこの再現に価値はある!全員がマイナス点又は合計点がマイナスならプラス評価以外の審査員はもう一度やり直させる!上下の誤差は±2点までだ!」
審査員「そんな!(めんどくさい!)」
瞳「再審査の結果は24点でした!会長の点数を合計して84点!暫定1位です!」
続いてのコンビは美女と野獣のダンスシーンのみを再現
ところが
プツン!←胸のボタンが弾け飛ぶ!
ベル役「大丈夫ですか?」
その後の審査
莉桜「審査員の結果は-100点!さあ生徒会長は?」
瞳「あれ、100点!?」
全員「ええっ!!!!」
ベル役「あのこの評価は?」
八期「1人の人としての評価さ!何ならやり直しても良いくらいだよ!最後にもう一回リベンジしてみない?」
審査員A「それはずるくないですか?」
八期「ずるくない!彼女はボタンが弾け飛んだ後、当たった人に直ぐに謝りに行ったんだよ!ここで無視して再現に集中してたら僕は逆の評価を出してた!」
ベル役「会長!」
八期「ボタン飛んでいくのは不慮の事故だが、それに気付いてその人の安全を確認するのは人として当然の事!だが、『後で』とか『今は再現に集中』とか『まあ、いっか!』で無視する人は人として許せない!そんななか彼女は試合放棄してでも怪我をさせてしまった人の安全を確認した!
そんな事をして彼女の評価を落としたくない!
何なら対策してやり直しをさせるべきだ!2度目はないぞ!」
ベル役「ありがとうございます!」
続いては男子達が某48アイドルを再現
オタク役「どうぞ!はい、どうぞ!」←審査員に飴を渡す
莉桜「さあ、結果は!77点!」
瞳「会長の点数は?-100点!」
ストップ!
八期「だって、気持ち悪くて見てられないもん!後人数揃えろや!」
零「女装で点数減らすのは偏見だよ!これは私が評価します!70点ぐらいかな?」
八期「でも審査員に賄賂(飴)渡してたんだよ!」
零「前言撤回!-50点!」
男子達「ええっ!!!!」
零「審査員に賄賂は反則でしょ!」
続いては某日曜の変身ヒロインシリーズの決めポーズ
莉桜「これは高評価!80点!」
瞳「会長は?何と100点!」
ストップ!
八期「どうしたの零ちゃん?」
零「1人余計な子居たよね?」
八期「でも、一応仲間だから!」
零「再現コンテストだよね?」
八期「はい・・・」
零「私も皆と同じく80点かな?」
莉桜「合計160点!本日の最高得点です!」
続いて某海賊の特殊特技!
男子A「それ!○○○○のピストル!」←前の席の人物に当たるが気付いていない
莉桜「あーっと!審査員全員から-10点、会長は?こちらも-100点!最悪だ!」
零『当たったもんね』
この後謝罪させた。
女装でスクールアイドルを再現
八期「無理!零ちゃんやって!」
零「仕方無いな」
莉桜「会長まさかの丸投げ!」
その後も20組が行い結果は・・・
莉桜「第1回再現コンテスト優勝は?」
瞳「『美女と野獣のダンス』でした!」
八期「完璧!文句無し!」
ベル役「会長のお陰です!」
野獣役「本当にありがとうございました!」
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