二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.320 )
- 日時: 2023/04/23 17:41
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
318話・ハチャメチャ夏休み旅行(後日談)
部室
零「まさか、まさか!」
芹「これは由々しき問題ね!」
平江「どうしたんですか?」
結「先週の旅行で何かあったんじゃない?」
八姫「まさか、八期と町子ちゃんが・・・」
葉月「ホテルで二人っきりなんて!」
平江「ええっ!!!!どういう事ですか!」
結「リーダーとまっちゃんがホテルで一夜を過ごした!」
愛海「確かにこれは・・・」
子「由々しき問題ね!」
グレーテル「全くだ!何を考えてるんだか」
青奈「絶対ヤってるよ!あの2人!」
芹「いや、あの旅行で二人っきりを楽しんだ先輩方が言います?」
八姫「青奈に至っては論外でしょ!」
青奈「何よ!あんたらもそういう会議してるんでしょ!」
希「あの、ピュアコンビに限って無いから!」
子「でも、ただのホテルじゃなくてラブホよ!口では『何もなかった』って言ってるけど、中は誘惑する物が沢山あるんだよ!」
ガラガラ
町子「あっ、皆何やってるの?」
八期「次のライブの会議?」
愛海「丁度良いわ!」
子「2人とも来て!尋問よ!」
町子「えっ?ちょっと!」
八期「何?」
芹「そもそもなぜホテルで二人っきりに?」
町子「仕方ないじゃない!バスで寝過ごしたんだから!」
八姫「そうじゃなくて!」
葉月「なぜ男女なのに一緒の部屋で過ごしたかですよ!」
町子「何よ!そんなの普通でしょ!皆一緒じゃん!」
子「普通じゃないよ!」
町子「八期君、普通だよね?」
八期「うん!色んな人が一緒に・・・」
希「家族や親戚等は除くわよ!」
八期・町子「えっ?」
愛海「家族や親戚以外の赤の他人は恋人以外は普通一緒の部屋で過ごさないの!」
町子「何で?」
八期「そりゃ、着替えの配慮はあるけどさあ・・・」
愛海「それ以外にもプライバシーと言うものがあって・・・」
八期「そんな人に見せられないものは持って来なきゃ良いじゃん!服以外!」
八姫「あんたの余計な物って見せて良いものなの?」
八期「見てもらいたいものしか入れてない!大勢で注目されるような見せられ方は嫌だけど・・・」
芹「周りから変な目で見られて良いんですか?」
町子「変な目で見る人が変でしょ!」
希「ある意味間違ってない」
芹「でも・・・」
町子「何?何が言いたいの?私達はただ体を休むためにホテルで寝た!その行為に何の間違いがあるの?」
結「2人で寝ることが間違ってるんです!」
町子「何よ、結ちゃんだって平江ちゃんと一緒に寝ない?それと同じよ!」
結「男女、もとい異性はダメでしょ!って話で・・・」
町子「何もなかったんだから良いじゃない!」
子「良くない!」
青奈「仮にお前のお腹に子供も出来てみろ!あたしあんたを突き落とすぞ!」
愛海「青奈!止めて!仮にも仲間でしょ!」
希「しかも話ずれてる!」
町子「寝たら赤ちゃん出来るの?聞いたこと無いわね!」←ある程度の保健知識はある
青奈「コイツの理性が崩壊して、襲われても良いのか?」
八期「何で、何もされてない人を襲わないといけないの?」
青奈「理由が合ったら襲うのか?」
希「襲う違い!誰も殴ったり・蹴ったりの話はしてないよ!」
八期「じゃあ何?」
愛海「そ、それはあれよ、あれ!」
子「言って良いの?」
芹「小学生も居るんですよ!」
希「子作りよ!」←頑張ってぼかした
八期「子作り?」
町子「ああ、成る程!無いわ!」
平江「言いきれるの!」
町子「だって、仮に私が子作りをせがんだとしても、八期君がそれに応じると思う?」
芹「思う!」
グレーテル「コイツだって男なんだし!」
八姫「絶対ヤル!」
葉月「つうか、それ以外あり得なくない?」
希「いや、無いわ!」
零「そうだよね」
愛海「人前で服を脱ぐ人じゃないし・・・」
希「多分、服を着るように促す人間だと思う」
青奈「私は信じられない!なんなら妊娠検査薬を使ってでも・・・」
町子「それは無しじゃない?」
子「何でよ!」
町子「青奈の性格を考えると、信じられるかって100回も1000回でも試そうとするから、もしくは1日1日、ずっと確かめたりしていたちごっこに成るわ!」
青奈「そ、そんなこと・・・」
愛海「あり得る!青奈は都合の悪い時はしつこいもん!」
青奈「愛海!」
希「2人を信じようよ!」
八姫「良いんですか?」
希「本当に何かあったら、私達だって可能性あるし!」
愛海「それもそうだね・・・」
希「それよりも早くこの話を終わらせないと・・・」
妄想
町子「ねぇ、八期君見て!」
八期「何これ?」
町子「大人のおもちゃって言うの!」
八期「へー、どう使うの?」
下を脱ぐ町子
町子「私の下に当てて!」
八期「何で脱いでるの?」
町子「脱いで使うのよ!」
数分後
八期「ああ~あ・・・」
町子「おもらししちゃった!」
八期「どうしよう!」
町子「でも、興奮してない?」
八期「えっ?」
町子「私も脱いでるんだから、脱ぎなさいよ!」
八期「ええっ!!!!」
町子「ほら、固くなってる!」
八期「????」
町子「それを私の所に入れて!」
妄想終わり
零「ああ!そんなのダメよ!せめて、入れるなら私の所に!」
香「何を入れるのよ?」
零「ギャー!!!!」
香「ムッツリ!全部声に出てたわよ!」
零「えっ?」
町子「そんな行動1度も起こしてないから!」
八期「バスローブ着て、何も着てなかったのは事実だけど・・・」
青奈「バスローブで抱き合ったのか?」
八期「抱き合ったと言うか、抱き締めてもらった!」
グレーテル「ほら、何か合ったんじゃねーか!」
希「皆、飛躍し過ぎ!多分、ただ後ろから抱き締めてもらっただけの話じゃない?」
芹「でも、2人ともその・・・。は、は・・・、だ、・・・」
八期「僕は服着てたよ!その日着てた服を着直して!」
八姫「さっき何も着てなかったのは事実って言ってたじゃない!」
八期「それはまっちゃんの話で・・・」
芹「主語が抜けてるのよ!」
香「取り敢えず、何も無かったのね2人共?」
八期・町子「はい!」
香「その言葉信じてるから!まあ、ピュアな2人なら大丈夫と思ってるけど!あっ、皆明日から同好会の皆と合同合宿だからね!」
全員「は~い!」
芹「って、大丈夫ですか?」
零「何が?」
芹「同好会の皆は、私達と同じ部屋に成ったりとか・・・」
香「完全に分けるわよ!ただ、部屋割りは難しいわね・・・」
葉月「どこがですか?男子は男子で固めとけば・・・」
香「それが原因で旅館が潰れるから・・・」
芹「そうなると泊まる旅館無いじゃないですか!」
果たして合同合宿は上手く行くのか?
心配な一同であった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.321 )
- 日時: 2023/05/01 07:36
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
319話・大変な合同合宿・・・①
とある場所
恵梨香「ハア、ハア、ハア・・・」
八期「何でここまで歩くの?」
香「仕方無いじゃない!バス移動でどれだけお金と時間取られると思ってるの?」
希「そんな10㎞も無いんだから大丈夫だよ!」
芹「行きはメチャクチャ興奮してたのに・・・」
葉月「電車にだろ!」
杏「まあまあ、取り敢えず着いたんだから良いじゃん!」
和「しかしここは・・・」
愛「寺?」
青奈「誰がこんなところ選んだの?」
香「ええっと、うち色々と変な噂が立ってるからあまり知られていない山奥に逃げ込んで・・・、じゃなく・・・」
零「逃げ込むって・・・」
香「取り敢えず、合宿と言えば修行!だからね!身体だけでなく、精神も鍛えようと思ってね!」
八期「滝行でもするんですか?」
香「まあ、一応あるわよ」
八期「反対!」
香「冷たいまたは痛い以外の文句があるなら言っても良いわよ!」
八期「裸でやるのは嫌だ!」
希「白装束よ!今時ふんどしは古い!」
香「後、エルちゃん希望の座禅が合るの!」
エル「おおっ!1度やってみたかったの!」
平江「座禅って、体勢崩したら『喝!』って打たれる奴ですよね?」
香「そうよ!」
八期「それはそれでやってみたいな!」
香「随分自信ありそうね!」
八期「あぐらなら余裕だと思う」
八姫「えっ?正座じゃないの?」
子「最近はあぐらの方を良く聞くね」
愛海「お寺さんに聞けば良いよ!」
寺に到着
杏「フー!疲れた!」
夢「九ちゃんありがとうね!」
九「大丈夫だよ!それに私自身がやりたくて同好会のマネージャーすることにしたから!」
八期「まさか、九が付いてくるとはな!」
夢「知り合い?」
九「従兄!八期のお父さんの妹が私のお母さん!」
夢「そうなんだ」
八期「杏ちゃんこの部屋だったっけ?」
杏「えっ?」
明「杏!」
愛「私達の部屋はこっちこっち!」
九「ここは私と夢ちゃんのマネージャーの部屋でしょ!」
杏「ああっ!そうだった!間違えちゃった!」
香「はい、各自着替えたら集合よ!」
修行僧A「あの、先生!」
香「はい?」
修行僧A「実は入り口に誰かの荷物があるのですが、心当たりありませんか?」
香「えっ?」
集合場所
香「このカバンは誰のでもない?」
全員「違います!」
香「取り敢えず、開けるわよ」
ジー!←チャックを開ける
愛「スー!スー!」
香「愛!」
愛「あれ、ここどこ?」
香「何処じゃないわよ!何やってるの?」
愛「あれ、零姉は?」
零「居るわよ!」
愛「やったー!零姉の所に着いた!」
香「着いたじゃないわよ!」
愛(ヒー!)
香「何、人の合宿に荷物に紛れて付いてきてるのよ!」
零「そうだよ!何やってるの?」
芹「本当に、親の顔が見てみたいわ!」
零「本当に、誰に似たんだか・・・」
香「あんたでしょう!理事長から聞いたわよ!お姉ちゃんの旅行に荷物に紛れて付いてきたって!」
零「果て、何の事でしょう?私全然記憶ありません!」
八期「5歳の時だよ!あの時お姉さんの旅行に行ってたよね?」
零「何で言うのさ!」
香「記憶にあるじゃない!兎に角、仕方無いから愛も一緒に行動ね」
愛「ハーイ!やったー!零姉と一緒だ!」
香「くれぐれもお姉ちゃん達の邪魔だけは止めてよね!邪魔するならここに置いて帰るからね!」
愛「はーい・・・」
香「じゃあ皆!早速座禅組に行かない?」
八期「行こう行こう!」
零「良いですね!」
明「アッキーもやってみたかった!」
恵梨香(ニシシシ、皆さんに喝!を沢山入れてやるのです!)
香「人数が私と理珠ちゃん含めて32人か・・・」
修行僧B「横に広いので右と左で分かれてやりましょう!」
香「じゃあ、男子は同好会のメンバーの方に!」
男子達「はーい!」
恵梨香(ニシシシ、誰も見てないうちにイタズラしてやりましょう!これでエリリン以外喝!だらけですよ!)
香「言っとくけど、寝てもダメだからね!」
八期「そうなの?」
町子「呼吸の違いで寝てるかどうかが分かるのよ」
八期「へー、知らなかった」
座禅開始
ヘンゼル(ああ、誰だよ!こんなのやろうって言った奴!俺苦手なんだよ!)
修行僧B「喝!」
パシン!
ヘンゼル「いったー!」
青奈(ヒエー、怖い!私そこまでじっとしてられないのよ!)
修行僧C「喝!」
パシン!
青奈「痛い!」
香「Zzz・・・」
修行僧C「喝!」
パシン!
香「あっ、寝ちゃってた!」
零「フフフ!(言った先生が寝てる・・・)」
修行僧C「喝!」
パシン!
零「ヒャー!」
芹(人の事を笑うからよ!)
恵梨香(よし、まずは変顔です!)
恵梨香←変顔をする
平江「ん?ハハハ!」
修行僧C「喝!」
平江「ひゃん!」
結「何その悲鳴!」
町子「可愛い!」
修行僧C「喝!喝!」
パシン!パシン!
結「やっちまった!」
町子「思わず連れた!」
恵梨香(次は、これを・・・)
八期(ん?何をやってる?)
プッ!←ブーブークッション
修行僧B「喝!」
和「キャアアア!」
八期(コイツ!最低だ!)←手の動きが見えてた
青奈「(さっきは痛かったから、他の人にも痛い目を見せてやりましょう!それにさっきの恵梨香ちゃんの変顔で笑ってた人居たし、あっち側の人を!そうだ!)喝!の数で勝つ!」←小声
明「フフフ・・・」
夢「アッハッハッハッハッハ!」
修行僧B「喝!喝!」
パシン!
パシン!
明「しまった!」
夢「アッハッハッハッハッハ!」←ツボにハマった
蓮「ちょっと、笑いすぎよ!」←立ち上がる
菜々「しょうもな!」
修行僧B「喝!喝!」
蓮「なんでよ!」
菜々「私も?おかしくない!」
芹(立っちゃダメでしょ!)
恵梨香(次は適当に・・・)
ポイッ!
杏(ん?頭に違和感、何かな?)
修行僧B「喝!」
パシン!
杏「ええっ!?何で?」←思わず叫んで立ち上がる
グレーテル(ああ、この体勢疲れてきたな・・・)
青奈(そうだ!一気に崩してやりましょう!そ~れ!)
ポン!←グレーテルを押す
グレーテル(えっ?あっ!)
パタン!
愛海「キャア!」
パタン
零「えっ?」
パタン
芹「何?」
パタン
子「あっ!」
パタン
結「えっ?」
パタン
平江「ひゃん!」
パタン!
金「何なの!」
パタン!
八姫「何すんのよ!」
パタン
葉月「誰だ!」
パタン
理珠「キャア!」
パタン
町子「えっ?」
パタン
希「フッ!」←1人耐える
修行僧C「喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!喝!」
パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!パシン!
グレーテル「おい!」
愛海「はあ?」
零「何で?」
芹「おかしくない!」
子「意味わかんない!」
結「いったー!」
平江「ひゃん!」
金「?」
八姫「何するのよ!」
葉月「絶対違うだろ!」
理珠「理解不能」
町子「何で?」
希「私、関係無いじゃない!」
その後もう一発喰らわれる一同だった
一同(意味わかんない!)
八期(アイツ、最低だな!そんな理不尽無いだろ!)
恵梨香(よし、次は・・・)
ポイッ!
愛「?、キャアアア!G!」
ポイッ!
修行僧B「喝!」
パシン!
愛(何で?)
紫「ギャアアア!こっち投げないでよ!」
ポイッ!
修行僧B「喝!」
パシン!
紫「へブッ!」
エル「キャア!こっち来た!」
ポイッ!
修行僧B「喝!」
パシン!
エル「痛いよ!」
青奈「こっち投げてこないでよ!」
修行僧C「喝!」
パシン!
青奈「痛い!今のは違うでしょう!」
グレーテル(なんだよ、おもちゃじゃねーか!驚かせやがって!)
恵梨香(よし、最後は男子達です!)
八期(来る)
ドン
八期(おっと!)←揺れるも体勢を整える
八期(フー、これでよし!)
修行僧B「喝!」
パシン!
フッ!
八期「何なんだよ!さっきから!」
修行僧B「えっ?」
八期「何してくれてんだ!」
修行僧B「えっと、あの・・・」
パシン!パシン!パシン!パシン!・・・
八期「お前の方が喝!なんだよ!この間抜け!」
修行僧B「ちょっと、やめて!」
八期「うるさい!理不尽に人をバカスカ叩きやがって!反省しろ!」
修行僧C「コラ!君止めなさい!」
八期「お前もだ!」
パシン!パシン!パシン!パシン!・・・
修行僧C「ああっ!」
香「八期、止めなさい!」
子「そうだよ!頭はダメだよ!」
蓮「取り敢えず、お坊さんを守りましょう!」
菜々「それが最善ですね」
杏「ダメだよ!」
同好会「ええっ!?」
明「止めるのは八期の方!お坊さんはほっといて!」
和「何でそんな薄情何ですか?」
零「黙って2人の言うこと聞いて!」
夢「ええっ!?これじゃお坊さんが可哀想だよ!」
パシン!パシン!パシン!パシン!・・・
夢「痛い!痛い!」
杏「巻き込まれたくないなら、私達の言うこと聞いて!」
明「でないと、敵と見なされるよ!」
蓮「どうなってるのよ!」
パシン!パシン!パシン!パシン!
恵梨香「ヒエー!何でエリリンに?」
八期「元はお前のせいだろ!」
パシン!パシン!パシン!パシン!
恵梨香「痛い!痛い!やめて下さい!」
八期「うるさい!全部お前のせいだ!」
明「八期、落ち着いて!」
杏「顔はダメだよ!」
零「気持ちは分かるから!」
理珠「恵梨香さんが私達の邪魔をしたんですよね?」
同好会「ええっ!?」
理珠「後、青奈さんも!」
研究部「ん!」
青奈←汗ダラダラ
理珠「全ては私が見ていましたので、落ち着いて!」
修行僧A「何ですか?この騒ぎは?」
修行僧B「兄上!」
修行僧C「取り敢えず、和尚様を・・・」
数分後
和尚「何ですか?この有り様は!しかも、私の可愛い坊主までこんな事に・・・」
香「うちの生徒がすみません・・・」
和尚「こんな有り様に成るのなら退去してもらいます!」
全員「ええっ!?」
八期「コイツが悪いんだろ!理不尽にバカスカ叩いてきたし、どんな教育してんだ!」
和尚「君こそ、どんな教育を受けてるんだい?」
八期「だったら金返せ!」
全員「はっ?」
八期「宿泊費返してくれるなら、出てやるよ!」
修行僧A「そんな・・・」
和尚「分かりました!それで出ていってもらうなら不問にしましょう」
八期「1円足りともな!」
こうして寺から追い出された一同、
しかし、この後寺が燃えたのはまた別の話!
- Re: ナンバーズ8 ( No.322 )
- 日時: 2023/05/02 23:10
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
320話・大変な合同合宿・・・②
恵梨香「ああっ!もう!何でこんな山道を歩かないと行けないんですか?」
青奈「本当に勘弁してよ!誰のせいよ!」
香「あんたらでしょうが!」
恵梨香「いや、会長ですよね?」
青奈「八期が暴れるから!」
零「その切っ掛け作ったの誰よ?」
明「あたしらの邪魔して、よく自分達のせいじゃないって言えたね!」
香「これ以上文句言うなら、全員の荷物待たせるわよ!」
恵梨香「嫌だ!」
青奈「無理よ!」
香「ブーブー文句言うならあんたらが宿探しなさいよ!」
恵梨香(鬼!)
青奈(悪魔!)
香「皆、この2人が皆の荷物持ってくれるって!」
恵梨香「言ってない!言ってない!」
青奈「何で心の声が聞こえるのよ!」
夢「ねぇ、それより何でお坊さんを庇ったらダメだったの?」
奈々「普通ああいう場面はお坊さんを守らないと!」
明「あの場面は、八期の中ではお坊さんを悪魔として見て成敗するって所なの!」
夢「意味わかんない」
杏「そう言う例えなの!自分にも他の人達にも理不尽に叩いてたから、その仕返しと言うか・・・」
零「私達の分も数えていると言うか・・・」
香「人として許せない行為って所ね!」
蓮「それでお坊さんを逃がさないのはどうかと思うわ!」
明「八期にとって悪者を守る行為は共犯と同じ扱いなんだ!」
夢「悪者って・・・」
愛「腹が立ったのは事実!先輩がやってなかったら私がやってた!」
杏「許されない相手を許すのか!って話!奈々ちゃんならこの意味分かるでしょ?」
奈々「ああ、私がやらかした奴ですね!」
夢「分かるの?」
奈々「嫌な目に逢わされた人を庇うなんてあり得ないってのが、会長の考えなんでしょう!まあ、そんな人よっぽどのMでない限りあり得ませんが・・・、私は事情を知らず、それを教えられてもピンと来なくてそれが切っ掛けでレベル3に成りましたからね!」
恵梨香「その後、絶対命令悪用してレベル4だもんね!」
奈々「そうなんですよね、ってコラ!」
紫「じゃあ、どうすることが正解なの?」
杏「ひたすら八期君を止める!」
明「止めてる最中に事情を聞く!」
零「そして、真意を確かめて・・・」
香「状況を確認してから、その場でその加害者を説教する!こうすれば八期の怒りは治まる」
エル「もし、間違いだったら?」
香「大体勘違いなんだけど、その時は八期に事情を説明して謝ることを諭す!自分に非があれば本人は謝るから!」
恵梨香「大変ですね」
和「その大変なことを作り出したのはどこの誰でしたか?」
恵梨香「ええっと・・・」
香「あんたみたいなのがうちの学校の信頼を落とすのよ!」
恵梨香「エリリンがですか?」
葉月「林間学校・修学旅行の食堂破壊の原因は主に八期の班の男子達が八期にちょっかい出してたのが原因!」
芹「教師の躾の仕方が原因!」
零「ってか、男子達がふざけるからだよね?覗き含め?」
秀喜「なんか、すまん!」
明「取り敢えず、エリンギが私達を陥れなかったら、今こんな人気の無い道を歩くことも無かったんだよ!」
杏「そこはマジで反省して!そもそも八期君は自分から面倒事を起こす子じゃないの!」
恵梨香「それは流石に・・・」
香「私や零が来る前から、八期は全部自分から手を出したことはない!全て相手に理由が有り、全てその仕返し!つまり自分から原因は作らないのよ!」
恵梨香「クー・・・」
愛「恵梨香ちゃんのせいで、本当に痛かったんだから!『なんで私が叩かれなきゃいけないの?』って思ったんだから!」
明「アイアイのパターンが普通だよね!お坊さんを守るってことは、『それについて何も思ってないのか?』と言う裏切りも同じだから!」
蓮「裏切り行為なの?」
希「それにしても全然見当たらないよ!」
子「今頃、体力作りやらフォーメーション確認している時間帯なのに・・・」
八姫「青奈と恵梨香ちゃんのせいで!」
青奈「私も悪いの?」
愛海「人を陥れようとした時点で、人として最低だから!」
グレーテル「マジ、お前嫌いだわ!」
町子「最低よね!」
愛海「名誉挽回したいなら何でも良いから宿を探すのね!」
青奈「無理よ!」
明「今日の予定だと、この後何が合った?」
零「うちとしては、お昼後に宿題があって、その後に夕方まで練習だね!」
恵梨香「えっ?」
蓮「宿題?」
芹「夏休みの宿題よ!」
蓮「いやいや、普通合宿には持ってこないんじゃないの?」
葉月「リーダー絶対命令!合宿中に少しでも宿題をやっておこう!って宿題をやる時間があります!」
芹「分からなければ、上級生や先生も居ますから質問し放題ですしね!」
恵梨香「なんで宿題の時間を?会長は勉強熱心な人なんですか?」
香「いや、勉強は好きなものと嫌いなもので、大きく二分する!得意なものには興味を示すが、苦手なものには中々手を付けない!」
希「まあ、このルールは自分が1人で宿題出来ないかつ確実に宿題を終わらせる手段として提案してきたものだからね!」
香「まあ、学生の本文は勉強だし、最低限の学力は身に付ける意味でも、教師としても否定できない事だったから即採用だったよ!」
恵梨香「で、でも蓮先輩!合同合宿とはいえ、研究部は研究部、同好会は同好会で分かれて練習しますから、私達には関係無いのでは?」
蓮「それも、そうね」
明「関係無くない!」
杏「あれ?私が書いたしおりに夏休みの宿題って書いてあったんだけど・・・」
2人「えっ?」
愛「それに、電話やメールで報告来てるよ!合宿1週間前に突然決まったからって!」
和「これの事ですよね?」
奈々「私はお姉ちゃんが、合宿中に宿題をやると言ってたので念のため」
エル「ちゃんと電話来てたよね?」
紫「メールにも書いてあるよ!」
恵梨香「そんな!(忘れた!)」
蓮「聞いてないわよ!(持ってきてないわ!)」←朝寝坊して電話に出ず、メールも見なかった人
香「宿題忘れたら分かってる?放課後居残り補習よ!」
蓮・恵梨香「ええっ!?」
その後この2人は宿題が終わらず補習となるのはまた別の話!
平江「先生、あそこの宿は?」
香「狭くて却下!」
結「先生、あそこは?」
香「古すぎて却下!」
芹「先生、あそこは?」
香「高そうだから却下!」
八期「先生、あのホテルは?」
香「ホテルでしょ!練習場が無さそうだから却下!」
町子「先生、あのホテルは?設備良いですよ!」
香「ラブホじゃない!なんてとこ推してるのよ!却下!」
希「先生、あそこは?」
香「良さそうね!行きましょう!」
とある旅館
女性スタッフ「いらっしゃいませ」
香「え~っと、今日この人数大丈夫ですか?」
女性スタッフ「凄い人数ですね、何の団体ですか?」
香「学校の部活の合宿です」
女性スタッフ「どちらの学校ですか?」
香「スリーシスターズ学園です」
女性スタッフ「スリーシスターズ学園?少しお待ち下さい」
隣のカウンター
男性スタッフ「いらっしゃいませ」
他校の教師「いきなりですみません!この人数で、空いてる部屋は?」
男性スタッフ「少々お待ち下さい」
八期「あっちも生徒多いなあ!」
杏「何部だろうね?」
女性スタッフ「大変申し訳ございません!本日はこちらの人数では受付が不可能でございまして・・・」
香「そうですか・・・」
男性スタッフ「○○学校吹奏楽部の皆さんですね!ありがとうございます!それではお部屋の方に・・・」
八期「ちょと待て!」
男性スタッフ「どうされましたお客様?」
八期「おい、あんた嘘付いたな!」
女性スタッフ「何を仰るのですか?」
八期「こっちの話聞いてたんだよ!理珠!」
理珠「はい、そちらの学校は今日突然来たのですよね?見た感じ部員の数は明らかに私達より10人以上も多いです!」
男性スタッフ「何が言いたいのですか?」
八期「先に来たこっちが案内されるのが筋ってものだろ!」
明「それはそうだね!」
希「当たり前よ!」
芹「明らかにおかしいわ!」
男性スタッフ「いえ、こちらの方は予約を・・・」
理珠「しておりませんよね?」
八期「どういう事だ?」
零「こっちが先に来たのよ!案内されるのは私達の筈よ!」
男性スタッフ「皆さん、お部屋の方へ!」
八期「行かせねーぞ!」
希「ここは通さない!」
明「案内されるのは私達の方だ!」
杏「この人達が入れるってことは、私達ならもっと余裕ですよね?」
男性スタッフ「ですが、もう決まりましたし・・・」
愛「順番抜かしする気?」
平江「ホテル側が順番抜かしを推奨するなんてあり得ない!」
グレーテル「お前ら帰れ!俺らが先だったんだ!お前らが泊まる筈の部屋はそもそも俺らの泊まる部屋だ!」
支配人「どうされました?」
男性スタッフ「支配人、この方々がこちらのお客様の部屋を横取りしようと・・・」
八期「させようとしてるのはあんたらだろう!」
葉月「そうよ!そうよ!」
金「この女の人が嘘付いたんです!」
女性スタッフ「わ、私は・・・」
八期「おかしいだろう!明らかにこっちが先に来て、こっちの人数が少ない筈なのに、泊まれないなんて、
あっちの人数が多いなら僕らの方が余裕で泊まれるじゃねーか!」
理珠「しかも、あちら側の学校も今日突然やって来てますし!」
八期「どう考えても差別だろう!」
他校の教師「あの、私達別のホテルに行きます!」
男性スタッフ「えっ?」
他校の教師「このまま揉めて、変な噂に成るのも嫌ですし、生徒を巻き込みたくありません!私達が断れば良いんですよね?」
男性スタッフ「ええっと・・・」
他校の教師「皆、別のホテル行くわよ!」
他校の生徒達「は~い!」
支配人「そんな!」
香「皆!出るわよ!」
全員「ええっ!?」
香「ここに居ても、ホテルから嫌がらせを受けるだけよ!そんなことに成るくらいなら、こっちから願い下げよ!」
全員「は~い!」
その後、このホテルは倒産した。
- Re: ナンバーズ8 ( No.323 )
- 日時: 2023/05/20 20:58
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
321話・大変な合同合宿・・・③
青奈「もうこんなに暗くなったのに、大きな旅館は無いの?」
恵梨香「もう何時間も歩いてるのに何で泊まれないんですか!」
香「皆、あの2人が皆の荷物全部持ってくれるって!」
八期「やったー!」
青奈「嫌よ!嫌よ!」
恵梨香「無理ですよ!2、3人ならともかく、30人分の荷物なんて誰が持てるんですか?」
愛海「誰のせいでこんな夜遅くさ迷ってると思ってるの?」
青奈「はい、そうですよ!私がわるうございました!」
恵梨香「見当たらないんだから仕方ないじゃないですか?」
希「反省してないようね、荷物持たせるわよ!」
2人「やめて!」
愛「零姉疲れた」
零「荷物に紛れて付いてくるからよ!」
愛「眠いよ!もう歩きたくない!」
零「我が儘言わないで!お姉ちゃんも自分の荷物重いんだから!」
香「中洲、村上!あたしの荷物持ちなさい!」
恵梨香「ええっ!?」
青奈「何でですか?」
香「誰のせいでこんな夜中に歩いている?って何度言わせる!」
2人「すみません・・・」
香「ほら、愛!」
愛「うん」
香「よいショット!」←愛をおんぶする
八期「おおっ!」
八姫「いいな、いいな!」
芹「何歳よ!」
杏「なんか癒される・・・」
結「八期お兄さん、私もおんぶしてください!疲れました!」
八期「ええっ!?手塞がってるのに・・・」
結「って、平江が眠い顔で言ってます!」
平江「言ってない!言ってない!それにまだ眠くないから!」
希「ねえ、八君!お姉ちゃん疲れたからおんぶして!」
八期「ええっ、どうしようかな?」
グレーテル「姉の方が甘えてどうする!」
金「普通逆でしょ!」
芹「あんたもきっぱり断りなさい!」
ヘンゼル「疲れたなら俺の背中に・・・」
希「下心見え見えだからヤダ!」
ヘンゼル「ガーン、愛しの妹よ!」
グレーテル「ヤダ!この年で恥い!」
ヘンゼル「ガーン!」
平江「皆さん、あれ見てください!」
芹「ただの動物注意って標識でしょ!」
平江「熊とか出たらどうするんですか!」
香「出ない、出ない!」
八期「熊より不審者とか変質者に気を付けないと!」
葉月「縁起でもないこと言うな!本当に出てきたらどうすんだよ!」
秀喜「お化けや幽霊と、どっちがマシだ?」
八期「どっちも嫌だ!」
明「あたしはお化けや幽霊出てきて欲しいな!」
蓮「正気?」
明「もし出てきたら友達に成るんだ!」
エル「いいね!お友達になろう!」
恵梨香「この2人のメンタルどうなってるんですか?」
八期「2人共O型?」
明「そうだけど?」
エル「なんか関係ある?」
八期「テレビで言ってたんだけど、お化け屋敷入るとA型は怖がり、B型はやっつけ、O型は友達になり、AB型はお化けを連れて来るんだって!」
蓮「何その比較!」
八期「まあ、その前にO型はゴリラとも友達に成れる!こっちの方が先にやった検証!A型とAB型は逃げて、B型は兎に角気が強いからやっつけるよ!」
芹「O型凄いわね!」
愛「私O型だけど、怖い!愛ちゃんボード『ぶるぶる』」
八期「怖いなら、僕に捕まる?」
愛「お願いします!」
杏「私も怖いけど、友達には成りたいかな、というか話せば成れそうな?」
夢「凄いね、私は怖くて逃げちゃうよ!」
和「私は余裕で戦えます!」
恵梨香「本当かなぁ?」
八期「そう言えば、倉木先輩大丈夫?あの人途中で寝てない?」
蓮「確かに、それはあり得るからね!」
恵梨香「蓮先輩がここにいるのも奇跡かもしれませんが・・・」
蓮「失礼ね!皆居るんだから迷子に成るはずないでしょ!」
杏「そうですよね」
明「怖くてあたしらが見張ってるんだから!」
奈々「地元じゃない場所で迷子なんて、落とし物や忘れ物と同じなんですから!」
エル「どういう意味?」
八期「一生見つからない!見つかった方が奇跡ってことだろう!」
葉月「だよな!」
蓮「だからって、私を囲むように歩かないでよ!」
明「知らないよ!迷子になって、見つかった時が骨でした!なんて!」
蓮「それはそれで嫌ね」
香「マジで止めて!私が監督責任取られるから!」
八期「それより倉木先輩は本当に大丈夫なの?」
理珠「大丈夫ですよ!」
八期「おっ、大丈夫なの?」
零「大丈夫ってことは自分の足で歩いているのね!」
理珠「いえ、無事でしたが無事ではありません!」
全員「えっ?」
紫「スヤピー・・・」
理珠「実は、八期が言った頃に、居ないことを私が気付き、先程およそ800m離れた歩道で寝ておりましたので私が担いできました!」
全員「何やってるの!」
香「まあ、無事でよかったわ!こんなところで誰かが帰らぬ人なんて・・・」
恵梨香「そんなことより早く旅館を!」
町子「別にそこら辺のホテルで良いじゃん!」
青奈「また、ラブホ行く気か!」
町子「ラブホの何が悪いのよ!」
愛海「教育上よ!」
杏「ねえ、何か音が聞こえない?」
明「音って?車とかじゃなくて?」
ザザン!ザザン!
杏「ねえ、ここって?」
八姫「海じゃない?」
歩「いいね!時間あったら泳がない?」
渚「賛成!」
香「待って!ここは滋賀県!海はないわ!」
全員「あっ、確かに!」
香「湖ならあるけどね!」
八期「じゃあもしかして!」
香「琵琶湖ね!」
零「そう言えば、確か琵琶湖の近くに・・・」
同好会「旅館が!?」
零「合った筈なんだけど・・・」
同好会「本当に!」
零「でもどっちだったかな?」
希「だったら八君!どっちの方向だと思う?」
八期「湖に向かって右じゃない?」
希「よし、左に行こう!」
恵梨香「それ合ってるんですか?」
しばらく歩いて
恵梨香「何分歩きましたか?」
和「追い出される切っ掛け作ったんですから黙って下さい!」
零「あっ、合った!」
青奈「本当だ!やっと見つかったよ!」
蓮「右行ってたら見付からなかったかも!」
希「流石、1/2に弱い子!」
八期「嬉しくない!」
従業員「いらっしゃいませ!」
香「すみません、突然ですが30人位の人数なんてすが、泊まれたりします?」
従業員「少々お待ちください、確認します!」
数分後
従業員「はい!大丈夫ですよ!」
香「良かった!」
青奈「疲れた!」
恵梨香「やっと泊まれる!」
八期「そもそもはお前らのせいだからな!」
恵梨香「何ですか!坊主を・・・」←零に睨まれ何も言えない
従業員「あの、失礼ですがどういう団体さんですか?」
希「それはどういう事ですか?」
従業員「いえ、パッと見中学生が多いなあ、と印象でまさか犯罪か誘拐に巻き込まれてるのではないかと?」
町子(そう思われても仕方無いわよね)
香「ええっと、娘とその友達です!」
全員「えっ?」
香「夏休みなので、中学生達で旅行に来たのですが、未成年だけでは心配じゃないですか!
なので、親の私と成人しているお姉さん達を保護者として同伴してるんです!」
従業員「はあ・・・、あの身分証明とお子さんは?」
香「はい!教員免許です!」
従業員「星田香様ですか・・・、それでお子さんは?」
香「この子娘の九って言うんです!」
九(えっ?ええっ!?)
零の祖母「どうしたの?」
従業員「あっ支配人!」
零「お祖母ちゃん!」
全員「お祖母ちゃん?」
零の祖母「零!久しぶりじゃない!それに大勢で、何しに来たんだい?」
零「実は合宿に来てるんだけど、ホテル断られて・・・」
零の祖母「その子達がその生徒さんかい?」
零「うん!」
零の祖母「この人数くらい余裕じゃよ!」
従業員「あの、支配人?先程この人達は旅行だと・・・」
零の祖母「ん?」
従業員「それに、娘とその友達を連れてきたと・・・」
零の祖母「何を言ってるの?」
従業員「はい?」
零の祖母「この人は嘘なんか付いてないよ!」
従業員「えっ?なぜ分かるんですか?」
零の祖母「何ならDNA鑑定してやってもエエんやで!自信あるよな?」
香「勿論です!」
零の祖母「よく分からずに悪者と決めたらアカン!確証出るまではお客さんや!通してやり!」
零「いいの?」
零の祖母「可愛い孫が友達連れてあそびにきたみたいなもんやのに、断れるかい!あんたに会うのも久し振りやから腕が成るわ!」
零「お祖母ちゃんありがとう!」
こうして合同合宿の場所は零の祖母の民宿に成ったが、実はこの旅館には八期達にとって嫌な刺客が居たのだが、れは少し後の話となる。
- Re: ナンバーズ8 ( No.324 )
- 日時: 2023/05/09 09:24
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
322話・大変な合同合宿・・・④
零の祖母「ほら、ここがあんたらの部屋や!」
八期「広い!」
零「寝っ転がれる!」
希「畳だ!」
恵梨香「あの、ここ1部屋ですか?」
零の祖母「そうやけど?」
蓮「ちょっと、プライバシーは!?」
芹「しかも、男子と寝なきゃいけないじゃない!嫌よ!」
零の祖母「30人も入れる部屋なんかここしか無いわ」
奈々「普通、2から6人くらいの個室で分けるのでは?」
零の祖母「個室は全部埋まってる!運良く、空いてたのが、団体客用に用意してた大部屋だけや!」
香「泊まれるだけありがたいと思いなさい!そもそも誰のせいで夜中に歩くことになったと思ってるの?」
恵梨香「はい・・・」
葉月「でも、先生!倫理的に男女同じ部屋はどうかと思います!」
グレーテル「せめて、男子は男子だけで別の部屋とか?」
零「お祖母ちゃん?」
零の祖母「それも無理や!本当はこの大部屋はあんたらみたいな学生専用に10部屋作っといたんやけど、今日は偶然にも同窓会の団体客が9グループ来て、もうこの部屋しか無いんや!個室は全部埋まってる!」
香「つまり、ギリギリなのね!」
八期「男女が同じ部屋ってそんなダメ?」
恵梨香「当たり前ですよ!何言ってるんですか?!」
町子「えっ?ただ寝るだけだよ!それの何がダメなの?」
杏「それもそうだよね!」
愛「確かに、寝てるだけで何か事件が起こるなんてあり得ない!」
明「いやいや、メチャクチャあり得るよ!」
夢「杏、もっと自分を大事にしたら?」
和「愛さん、襲われても知りませんよ!」
杏・愛「?」
蓮「なんで、そこ?(はてな)なのよ!」
芹「ああ、なんで男女一緒に寝るのが危険と分からない女子が同好会にもいるのよ!」
子「ここまで来ると、ピュアって達悪いな・・・」
愛海「ちーちゃん、諦めないで!」
希「皆心配しないで!」
恵梨香「何が心配じゃないんですか?」
葉月「まさか、八期は人畜無害だから大丈夫って言うんじゃ無いでしょうね?」
希「それもあるけど・・・」
同好会「あるんかい!」
希「八君は私の隣で寝るから安心して!それに入口の近くで寝るから!」
全員「・・・」
蓮「何言ってるの?!」
芹「そうよ!」
愛海「ズルい!」
同好会「えっ?」
青奈「また、八期を独り占めするつもりだな?」
八姫「幼馴染みだからってそうはさせませんよ!」
希「えっ?でも、皆男子と寝るのは抵抗あるんでしょ!私は八君が隣でも大丈夫!さあ八君、お姉さんと抱き合って寝ましょう!」
八期「うん!いいよ!」
零「ダメ!」
芹「不純です!」
希「何が?お互いの同意なんだから!ってか幼馴染みなら普通でしょ!」
夢「それは同性であって、異性は別でしょ!」
希「何が別なの?八君、2人で寝るってどう言うことかな?」
八期「布団入って目瞑って、夢の中でしょ!」
町子「そうだよね!」
杏「それ以外何があるの?」
愛「あるとしても分からない!」
芹「ピュアトリオは黙ってて!」
子「でも、それを言うならLBGTの子達もどうするかよね?」
八期「将吾は元男だしな!」
恵「本名言うな!」
エル「男の子だったの!」
恵「大丈夫、取ってる!」
恵梨香「取ったんですか?」
愛「何を?」
明「聞かない方が良いよ!」
渚「私は女の子なんだけど、付いてるんだよね・・・」
恵梨香「それ絶対男でしょ!」
理珠「ところがどっこい、渚さんはバストが○○cmと同年代の女子平均を軽く越えてます!」
ヘンゼル「そんなあるの?」
秀喜「マジか・・・」
渚「ちょっと、なんで言うん?」
零「どうしたの八君?」
八期「いや、小さいなあって・・・」
全員「えっ?」
青奈「どこが?」
八期「だって人が手を広げた長さより短いよ!」
全員・コケッ!
青奈「あんたはEカップですら貧乳というつもりか!?」
希「多分、サイズが分かってないだけ!」
八期「数字で人は分からないよ!」
香「それこそ異常よ!」
子「そこまでして大きくしたくはないね!」
蓮「ただ、重いだけよ!」
町子「男子何人居たっけ?」
八期「歩入れて4人だよ」
子「LGBTの子が歩君含めて3人だから・・・」
グレーテル「まあ、兄貴をどうするかだよな?同好会は端側使ってもらって!」
夢「そうだよね、私達は端で1列に並んで寝た方が良いよね?」
蓮「それが良い打開策ね!」
秀喜「取り敢えずヘンゼルの隣は俺で、その向かいがグレーテルで良いか?」
グレーテル「まあ、兄妹だしな!何なら踏み潰してやるぜ!」
ヘンゼル「止めてくれ!実の兄に向かって!」
香「斜めは?」
秀喜「歩か渚で良いんじゃない?」
渚「私いいかな?」
歩「うちは恵ちゃんの隣行くわ!」
恵「私、秀喜の隣確定?」
秀喜「何だよ!俺と一緒の班だった癖に!」
子「じゃあ、私が歩君の隣行って・・・」
香「後は、八期だけど・・・」
希「皆嫌って言うから、私が行くって言ってるのに!」
零「嫌とは言ってませんよ!それに私だって一時期一緒に寝てましたし!」
町子「私も余裕!何が危ないのか分からない!」
芹「皆さんに危ない目に遭わすくらいなら私が!」
葉月「嫌々行くなよ!」
八姫「そうよ!そうよ!私は大丈夫だけど・・・」←赤面
青奈「顔赤くしながら言ってるじゃない!私は余裕よ!」
愛海「青奈だと、逆セクハラよ!その為にも私が行く!」
結「先輩ばかりズルいです!こう言うのは後輩にも譲るべきですとヨッシーが!」
平江「言ってない!言ってない!」
金「もう、なんで隣行きたいで揉めてるのよ!」
香「もう、そんなに揉めるならじゃんけんかくじで決めなさい!」
結果希と零に挟まれ、向かいに愛海、その両サイドが町子と平江となった。
零の祖母「どうする?食事してからお風呂入る?それとも逆?」
零「お風呂入ってからご飯食べたいよね?」
全員「うん!」
零の祖母「分かった、じゃああんたらがお風呂入ってる間に料理作っとくから、お風呂上がったら食堂来いや!」
全員「ハーイ!」
零の祖母「あっ、でもここのお風呂最近混浴成ったから!」
全員「ええっ!?」
零の祖母「なんか、理から電話合って『混浴にしといて!』って!良からぬ事起きるかもしれないからって!」
零「あっ、あたしだ!」
全員「零!(岡田!・零ちゃん!)」
恵梨香「ええっ!?」
和「なんで男の人と入らないといけないんですか!」
蓮「嫌よ!絶対!」
エル「温泉って男女分かれてるのが普通じゃないの?」
奈々「水着着用の混浴風呂もあるんです!」
希「こんなこともあろうかとジャン!」
子「いや、研究部は皆持ってるって!」
愛海「混浴に成るかもしれないって言われてるしね!」
紫「皆、水着持ってたの?」
芹「持ち物リストにも書いてるし・・・」
葉月「万が一の事だってあるしな!」
零「こっちが基本だもの!」
恵梨香「同好会のリストには書いてないよ!」
杏「あれ?言ってなかったっけ?」
明「混浴に成るかもしれないから水着持ってくるようにって!」
夢「2人は同じクラスだからでしょ!」
愛「あれ?もしかしたら川とかで泳ぐかもしれないって言われたから持ってきたんだけど!」
同好会(水着無いメンバー)「ええっ!」
奈々「お姉ちゃんが念のために持っていくよう言ってましたので!備えあれば憂いなしです!」
同好会(水着無いメンバー)(そんな~!)
香「一応、貸し出しされてるわよ!」
恵梨香「本当ですか?」
香「有料だけど!」
同好会(水着無いメンバー)(ガーン!)
和「分かれてない温泉って?」
零の祖母「あることはあるよ!混浴を挟んで!」
恵梨香「じゃあ、私そっち行きます!だよねのど子?」
和「うんうん、流石に水着着用とはいえ男の人と入るのは・・・」
蓮「私も混浴は避けるわ!だって、私のスタイルに鼻血出す男性客が居たら困るもの!」
八期「そうかな?僕は引くけど!」
蓮「なんですって!」
エル「蓮ちゃん抑えて!」
紫「紫ちゃんもお金無いから水着は借りれないなあ」
夢「ううっ、私もレンタル料は惜しい、今月夏休みだからって使いすぎたから!」
杏「計画的に使わないからだよ!」
明「じゃあ、アッキー達は混浴楽しんでこよう!行くよアイアイ、杏!」
愛「うん!」
杏「楽しみ!」
同好会「なんで?」
グレーテル「あっ、秀喜!」
秀喜「?」
グレーテル「うちの兄貴がセクハラか痴漢しないよう、男湯に引っぱといて!」
ヘンゼル「おい、愛しの妹よ!なぜだ?そんなに信用無いか?」
グレーテル「無い!そんなに文句言うなら周りのメンバーに聞いてみろ!」
女性陣「嫌だ!」
ヘンゼル「ガーン!」
グレーテル「じゃあ、頼んだぞ!」
香「さあ、お風呂の準備するわよ!」
?「まさかこんなところで会えるとはな、よしよし、あの時の仕返しだ!お前も道連れにしてやる!」
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