二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.106 )
日時: 2021/02/01 21:58
名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)

104話・予防接種
病院

今日は予防接種に来た

有「ねえ、鶴お姉ちゃん!病院に何しに来たの?僕風邪なんか引いてないよ!」

鶴「これから先引いても大丈夫なようにここに来たの!」

有「?」

看護士「ええっと、岡田さん!」

理・鶴「はい!あっ!」

看護士「ええっと・・・」

理「すみません、この子達もまとめて下さい!」

看護士「ご親戚ですか?」

理「こっちが妹の子達で、こっちがその従兄弟です!」

看護士「分かりました」

ウィーン

愛海「あっ!八期君達!」

理「あなた方も予防接種に?」

楓花「はい!予約は取ってあるので!」

零「予防接種!」

有「予防接種?」

勇気「何だ、お前ら初めてか?」

ゼロ「何々?」

フリー「何するの?」

グレーテル「あれだろ、注射だろ!」

有「注射って?」

ヘンゼル「腕に針を刺すんだよ!」

有「嫌だ!怖いよ!」

鶴「なんてこと言ってんのよ!」

ヘンゼル「いや、本当のことだろう!」

愛海「本当のことでも言い方があるでしょ!」

零「嫌だ!帰りたい!」

鶴「零!お姉ちゃんが何言ってるの?」

零「それでも怖い物は怖い!絶対ヤダ!」

鶴「お姉ちゃんのあなたが弱音なんか吐いてたら弟達に示し付かないじゃない!」

二「ハハハ、大変そうだな!」

一「注射あるあるね!」

八期「零ちゃん!注射なんかそこまで怖くないよ!」

二「よく言うぜ!5歳の時まで泣いて逃げてたくせに!」

一「それはあんたも同じでしょ!」

楓花「いや、一なんか5歳の時、暴れた挙げ句先生の大事なところ蹴ってたからね!」

全員「ええ!」

一「やめてよ!お母さん!」

楓花「まあ、みんな5歳まで泣いたり逃げたりだったわね!お母さん大変たったわ・・・」

鶴「ええっと、理さん・・・」

理「分かってるわ!小さい有、ゼロ、フリー、愛、泉は私が抑えておくから!」

鶴「お願いします!」

理「一応、ちゃんとした姪だしね!そこは伯母として責任を持たないと!」

楓花「はい、みんなうちは人数多いから早めに順番決めとくわよ!」

二「いつもの順番でいいよ!」

一「うんうん!8→2→1→7→5→6→4→3で!」

勇気「それどういう意味?」

四美「ただの行きたい順!二兄と一姉と八期は早めに終わらしたい派!でも2人は年上だからって年下に譲ろうって八期を先に行かす、私やお兄ちゃんは後でも大丈夫派!でも、お兄ちゃんは早めに打っとけって私を先に行かしてくれる」

二「八期!怖がって看護士さんに抱き付くじゃねえぞ!」

一「そうよ!そんなの小学校低学年までよ!二もしてたけど・・・」

二「姉ちゃん、それを言うな!」

鶴「へえ、そんなことしてたんだ・・・」

二「仕方ねえだろ!怖いんだから!」

愛海「そんなに注射が怖いならお姉さんにしがみついて良いのよ!」

八期「えっ?!」

勇気「姉ちゃん?何々言ってんだ?」

一「期待を持つな!愛海ちゃんもからかわない!」

愛海(うー!本気なのに!)

順番が回り・・・
医師「松本さん!」

シャー!

医師「誰からかな?」

八期「零ちゃん行く?」

全員「えっ?」

零・フルフル!

医師「いや、岡田さんはまだだから・・・」

二「じゃあ、八期の次に零ちゃん行きなよ!今日絶対やるんなら、嫌なものは早めに終えさせた方がいい!八期!お前が注射は大丈夫ってところ見せてやれ!」

鶴「八期君、お願い!」

八期「分かった!」

医師「じゃあ、軽く診察するよ!」

八期「はい」

医師「じゃあ、ちょっとチクッとするけど我慢してね!」

八期←後ろを向いて堪える

医師「はーい、終わりました!軽く揉んどいてね!」

八期「ありがとうございました」

二「どうだ?」

八期「蚊に刺された位の痛さ!」

鶴「なら、痛くないわね!ほら、零!お姉ちゃんとしてお手本見せてきなさい!」

零「ウウッ・・・」

軽く診察し・・・

医師「はい、大丈夫かな?ちょっとチクッとするよ!」

零←姉に訴える

鶴「仕方ないわね」

零←姉に抱き付く

医師「はーい、終わりました」

鶴「終わったわよ!」

理「フフフ!」

鶴「どうしました?理さん!」

理「私の妹そっくり!」

鶴「えっ?お母さんに!」

理「妹は注射が嫌いで!いつも私にしがみつきながらやってたのよ!」

その後ナンバーズを終え・・・
鶴「では、私から!」

理「早めに終えたいのね!」

鶴「怖いのは変わらないので!」

ヘンゼル「いくつになっても慣れねえな!」

グレーテル「そんな打ってたっけ?」

勇気「この名に恥じないように!」

愛海「あんたも5歳まで泣いてたわよ!」

理「愛海だって先生の大事なところ蹴ってたわよ!」

愛海「嘘!」

有・そろーり、そろーり

二「はい?逃げるなよ、有!」

鶴「逃がさないからね!」

零「たく、お兄ちゃんでしょ!」

有「ああっ!痛いよ!ああっ!」

理「まだ、何もしてないわよ!」

医師「困ったな・・・」

愛・泉「フギャー!アアア!」

理「ほら!あなたが泣くから妹達にまで伝染してるじゃない!」

鶴「すみません、うるさくて・・・」

医師「いいえ、この時期は大体こうですし、風物詩みたいなものですから!周りも大体分かってますよ」

取り敢えず全員予防接種はなんとか終えた。

Re: ナンバーズ8 ( No.107 )
日時: 2021/02/03 20:37
名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)

105話・鶴の誕生日(前編)

話は少し遡る

カレンダー
零「あっ!」

有「零姉どうしたの?」

零「有、見て!」

有「?」

零「今日、お姉ちゃんの誕生日だ!」

有「へえ、そうなんだ!」

零「何かあげないと!」

有「じゃあ、鶴姉ちゃんに聞いたら?」

零「それじゃ意味無いわよ!お姉ちゃんをびっくりさせないと!えーと、お小遣いは・・・」

有「僕もお姉ちゃんに何かあげたい!そうだ!」

零「何か思い付いた?」

有「僕らをプレゼントすれば・・・」

零「いや、プレゼントになってないわよ!確かにあんたはお母さんがお姉ちゃんに渡したプレゼントだけど・・・」

八期「どうしたの?」

零「あっ、八君!実は今日お姉ちゃんの誕生日なんだ!」

八期「へー、そうなんだ!だからお姉ちゃんやお兄ちゃん達庭でパーティーの準備してるんだ!」

有「お姉ちゃん、どんなプレゼントだったら喜んでくれるかな?」

八期「う~ん、鶴さんだったら零ちゃん達から貰った物なら何でも喜びそうだけど・・・」

零「もっと、気持ちが込もって、お姉ちゃんが物凄く驚く物を渡したい!八君はお兄さんやお姉さんにいつも何渡してるの?」

八期「ケーキ!」

零・有「ケーキ?」

八期「誕生日ケーキ!自分が1番貰いたいと言えば、絶対ケーキかな!ケーキが無いと誕生日の実感が無いし、何かおもちゃとかが欲しいって訳でもないし・・・」

零「ふーん・・・」

有「そうだ!僕らでケーキを作るのどうかな?」

八期「良いね!きっと鶴さん喜ぶよ!」

零「待って!ケーキって作るの大変よ!ましてや八君不器用なのに出来るの?」

八期「そこは、頼みに行くしかないでしょ!」

零「誰に?まさか松本先生?」

八期「取り敢えず、出掛けようか!」

有「うん!」

零「待って!愛と泉も連れて行く!」

しばらく歩いて・・・

八期「着いた!」

零「ここって?」

有「ケーキ屋さんだ!」

笑「あっ!八期君だ!どうしたの?」

八期「あっ、笑さん!すみません支さんに・・・」

笑「なっちゃんに用だね!分かった、なっちゃん!」

カラン

支「あっ!八期君と零ちゃんと・・・」

零「私の弟の有と妹の愛と泉です!」

勇「私達の店に何の用かな?」

有「ええっと・・・」

零「私達のお姉ちゃん、今日誕生日なんです!」

支「ああ!あの理事長さん今日誕生日なんだ!」

勇「へー、そうなんだ!それでうちの店でケーキを買いに来たのかな?」

八期「いいえ、買いに来たのではありません!作りに来たのです!」

零「えっ?」

支・勇「えっ?」

全員「ええ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.108 )
日時: 2021/02/11 21:52
名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)

106話・鶴の誕生日(中編)
八期「餅は餅屋って言うでしょ!ケーキのことはケーキ屋だよ!」

支の父「ん?松本さんからケーキの予約が合ったんだが、もう来たのか?」

支「あっ!違うの!」

零「こんにちわ!すみません!ケーキを作りたいんですけど、教えてもらえませんか?」

勇「この子達のお姉さん今日誕生日だから自分達でケーキを作ってプレゼントしたいんだって!」

支の父「ええ!」

支「パパ、ダメ?」

支の父「ダメだよ!まだ営業時間だし・・・、それにうちは人に教えるサービスは・・・」

勇「ダメ?」

零「そうか・・・」

有「お姉ちゃんをびっくりさせたかったな・・・」

支の父「分かった!材料はいくつか持って行っていいから家のキッチンで作りなさい!あと監督はママに頼みなさい!」

支「ありがとう!」

住居のキッチン
支の母「へー、お姉ちゃんの誕生日ケーキを自分達で!」

零・有「はい!」

勇「私もお姉ちゃんに作ってあげたいなぁ・・・」

支の母「作ればいいじゃない!」

勇「じゃあ、今度キッチンと材料貸して!」

支の母「勿論!」

支「出来たら、今度はお姉ちゃんがお返しをする番ね!楽しみ!」

支の母「まずはみんな手を洗いましょう!食べ物を触るんだから清潔でないとね!」

手を洗い終わり

支の母「みんな卵割れる?」

零「初めてです」

有「僕も!」

八期「僕も!」

取り敢えずやってみた

零「あっ!黄身が切れた」

支「それくらい大丈夫!どうせかき混ぜるし!」

八期「あっ!殻が入った!」

勇「細かいのも見逃したらダメだよ!殻は菌が繁殖してて、酷いときは命を落とすからね!」

支の母「どうやら全部取れたようね」

グチャ

有「難しい」

零「有には早過ぎたね・・・」

八期「そう言えば、片手割って難しいって言われてるけど本当かな?」

支「料理をあまりしない人はやらない方がいいかも・・・」

コン、パカッ!

八期「意外と簡単じゃん!」

勇「ねえ、君!左利き?」

八期「右利きだけど!」

支「よく出来たね!」

支の母「両手より上手!」

その後
支の母「そう言えばどんなケーキにするかリクエスト聞いてなかったわね!」

有「リクエスト?」

支「大きさとか形とか!上部の飾り付けに中間層になんのフルーツを入れるかとか!」

零「じゃあ、鶴の形をしたケーキが良いです!」

全員「鶴の形?!」

零「お姉ちゃん、名前が鶴なので」

支「イヤー・・・」

勇「それはちょっと・・・」

支の母「零ちゃん、鶴の形は無理だけど、鶴の絵はどうかな?表面を生クリームで覆ってチョコペンで鶴の絵を描けば・・・」

零「分かりました!」

八期「中身は?」

零「何でも入れちゃう?」

八期「ええ!レモンとキウイは嫌だ!」

支「へー、八期君はレモンとキウイが嫌いなんだ」

八期「だって、レモンは酸っぱいし、キウイは種の粒々が嫌!あと味も美味しくない!」

勇「でも、主役は鶴さんだよ」

零「分かった、レモンとキウイは使わない!そうだ!林檎入れない?」

八期「林檎大好き!」

零「なんなら面白く、こっち側を林檎、反対側を梨にするとか?」

有「ここ何にも無いの!」

零「無し、じゃなくて梨よ!はい、これが梨よ!」

有「青い林檎じゃん!」

八期「見た目はそうだけど、味と食感は全然違うぞ!正直、林檎の方が柔らかいかな」

ガチャン

支の父「あっ!八期君だっけ?君のお母さんが予約してたケーキこの冷蔵庫の中に入れておくよ!お代はもう貰ったしね!後は君のお母さんに伝えておくよ!忘れないようにね!」

八期「はい、ありがとうございます!」

そして
零「出来た!」

有「凄い!」

八期「美しい!」

支「時計見てもまだパーティーには早い時間だね!それまでうちのケーキ屋でも見学する?」

零「いいんですか?」

有「やったー!」

みんなが去った後

奏介「ただいま!確か冷蔵庫に飲みかけのジュース合ったな!うわ!ケーキの箱邪魔だな!これをどけて・・・、あれ?反対側だったっけ?」

数時間後
零「そろそろ行かないと!」

八期「フフフ、鶴さんどんな顔するだろう!」

有「きっと、驚くね!」

八期「いや、驚いた拍子に泣くんじゃない?」

零「それは無いよ!」

支「分からないわよ!笑ちゃんとか知さんも妹からのプレゼントに涙してた位だから!」

家の前
鶴「うわ!みんなありがとう!」

二「まあ、良いものじゃないけど・・・」

グレーテル「俺らで姉貴の為に作ったんだ!」

ヘンゼル「朝から大変だったぜ!まあ1週間前の計画の方がもっと大変だったけどな!」

グレーテル「兄貴、ほぼ無計画だったもんな!」

司「見てくださいミス鶴!」

一「でか!」

二「これだから金持ちは・・・」

一兄「どこに使ってるんだ・・・」

二美「凄すぎて、もはや食べにくい・・・」

希「と言うかケーキラッシュね!何個あるのよ!」

早「まったく、二はケーキしか考えられないんだから!」

二「だって、ハズレが薄いもん!」

鶴「大丈夫よ、まだ沢山の人が来るし・・・、なんなら全種類食べるつもりよ!」

楓花「こんなに食べたら糖尿になるわ!これ以上のケーキはデンジャーよ!」

零「えっ?」

ポッ!

パタン!

零←ケーキを落として逃げる

八期「えっ?零ちゃん!」

Re: ナンバーズ8 ( No.109 )
日時: 2021/02/14 14:20
名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)

107話・鶴の誕生日(後編)
鶴「あら?笑ちゃん達じゃない!有も!どうしたのそんなところで・・・」

支「ええっと、零ちゃん達が鶴さんの為の誕生日プレゼントを作るお手伝いをして、私達もお祝いしようとプレゼントを持って・・・」

鶴「ふーん、で零は?」

笑「それが・・・」

公園

キーキーキー

八期「零ちゃん!」

零「八君」

八期「何で逃げたりなんかしたの?」

零「だって、あんなにケーキが合って、しかも大きなケーキも合って、私達のケーキが邪魔になってお姉ちゃんが糖尿病にでもなったら・・・、それにあんなの見せられたら、私のケーキなんて・・・」

八期「大丈夫だよ!」

零「えっ?」

八期「どれだけ大きくて高いケーキでも、最愛の人が気持ちを込めて作ってくれたケーキに勝る物なんて無い!」

零「本当に?」

八期「うん、形や味は負けても、零ちゃんの鶴さんへのおめでとう、ありがとうの気持ちだけはあんなケーキよりも絶対に負けない!鶴さんは喜んで食べてくれるよ!だから戻ろう!」

鶴「零!」

零「お姉ちゃん?」

鶴「私に凄い物作ってくれたんだって?お姉ちゃん早く食べたいなぁ!」

零「お姉ちゃん!」

鶴「八期君、ありがとう!」

八期「いいえ、むしろケーキしか考えられなくて・・・」

鶴「プレゼントは気持ちが込もっていれば良いのよ!ましてや手作りなんて尚更よ!」

家に戻り
鶴「さあ零達が作ったケーキで蝋燭を立ててみんなに歌って貰おうかな?」

八期「それでお願いします!」

他「えー!」

二「まあ、しゃーねーよな!」

鶴「では・・・、あっ!」

零「うわーん!お姉ちゃんへのケーキが!アーン!アーン!」

支「さっき落としちゃったもんね・・・」

八期「?」

一「どうしたの、八期?」

八期「このケーキ、僕らが作ったケーキじゃないよ!」

零「えっ?」

八期「だって、キウイとグレープフルーツが中に入ってるもん!零ちゃん僕に気を遣って入れなかったから!有!確かもうひとつのケーキは有が持ってたよな?」

有「これ?」

八期「これだ!鶴の絵が書いてある!」←箱を開ける

鶴「凄い!」

二「物凄くリアルだなぁ!」

支「そこはうちのママの腕の見せ所ですから!」

零「良かった、良かった!」

楓花「しかし、所々クリームだらけね!なんのためのクリーム?」

八期「フフフ、それはね!」

トン、トン、トン、・・・

笑「八期君のアイデアだよね!」

八期「こんな綺麗な鶴の絵に蝋燭をさして汚くするのはもったいないから、クリームを鶴さんの歳の数だけのせて、蝋燭を立てる場所をあらかじめ決めておいたのさ!勿論指名は零ちゃんだよ」

鶴「八期君、ありがとう!」

二「よっしゃ~!じゃあ歌おうか!」

ドドレドソミ ドドレドラソ

ドドラファファミレド ドドレドラソ

全員「ハッピーバースデードゥユー
   ハッピーバースデードゥユー
   ハッピーバースデーディア
   鶴ちゃん(お姉ちゃん!)!
   ハッピーバースデードゥユー!」

全員「鶴ちゃん(お姉ちゃん)お誕生日おめでとう!」

パン!パン!パン!パン!・・・

鶴「みんな、ありがとう!」

グレーテル「あっ!姉貴!俺らのケーキも忘れるなよ!」

二「俺が買ってきたケーキも!」

楓花「私が選んだケーキも!って崩れてるけど・・・」

鶴「勿論、1つずつ頂きます!」

一「司君のケーキは大きいうえに、物凄く豪華ね!」

司「そりゃ、最高級の材料を最高のパティシエ達に作らせたから当然さぁ!」

鶴「へー」パクっ

鶴「?」

二「どうしたの、鶴ちゃん?」

鶴「このケーキ、全然美味しくない!」

全員「えー!」

司「そんなはず無いだろう!」

滋「そうかな?」

日「まあ、高級感が高過ぎて食べにくさはあるけど・・・」

笑「私は美味しいと思うけどな!」

楓花「私が選んだケーキは?」

パクっ

鶴「ああ!失礼ですが、なんか気を遣わせてしまいましたね・・・」

楓花「えっ?」

二「俺が買ってきたケーキは?」

パクっ

鶴「美味しい!けど、私好みではないね!」

二「なんかごめん!」

鶴「今度は私の好きなものリサーチしてから買ってね!」

二「はい・・・」

グレーテル「俺らのは?」

パクっ

鶴「!、美味しい!凄いじゃない!」

グレーテル「へへっへーん!ある人物から姉貴の好みはリサーチ済みなんでね!」

三氏「あっ!俺と・・・」

四美「私です!」

グレーテル「バラスな!」

一「いや、大体予想出来た!」

鶴「最後は零達が作ったケーキね!」パクっ

鶴「・・・」

二「鶴ちゃん?」

一「どうしたの?」

鶴「一回、みんな食べてみて!」

全員・パクっ

一「ああ!」

二「まあ、美味しいなぁ!」

八期「最高に美味しい!」

支「自分たちで作ったんだから当たり前よ!」

楓花「へー、上手じゃない!まあお店にはまだまだだけど!」

司「へっ!こんなのと比べればうちのパティシエの方がもっと美味しいぜ!」

パシーン!

司「えっ?」

鶴「うちの妹達が私の為に気持ちを込めて作ったケーキにいちゃもんつけないでくれる!」

司「?!」

鶴「確かに、一流のパティシエと比べたらまだまだかもしれない!でも、一流のパティシエよりも私への気持ちは千倍も万倍、いや、億、兆、いやもっと無量大数倍も違うわ!」

一「鶴ちゃん!それは大袈裟!」

二「ただの姉バカじゃん!」

鶴「零、有ありがとう!もう・・・、ウウッ・・・」

楓花「感動の涙が出るほど気持ちが込もっていて美味しいのね!」

零「八君の言う通りだったね!」

八期「ほら、言ったじゃん!鶴さん泣いて喜ぶって!」

零「違う!どんなに高級なケーキも、最愛の人が気持ちを込めて作ってくれたケーキに勝る物なんて無いってこと!」

Re: ナンバーズ8 ( No.110 )
日時: 2021/02/15 23:07
名前: いくちゃん (ID: CVGC9rYr)

108話・盗撮
この話は7月初旬頃の話

ある休み時間
プール沿いを歩く八期

男子A「おい、大丈夫か?」

八期「!」

男子B「ああ、これだよな!」

八期(あっ、プールの門が空いてる!)

男子A「よーし、ここに仕掛けるぞ!」

八期(仕掛ける?何を?)

男子B「誰も見てないよな?」

男子A「ああ、誰もいない!さっさと仕掛けろ!」

男子B「おー!まさかこんなところに仕掛けてるなんて思いもしねーぜ!」

物陰
八期(よし、行った!一体何を仕掛けてたんだ?)

男子2人が去った後調べる八期

八期「話の内容は分かっても、どこに何を仕掛けてるのかは聞いてないからな・・・、ん?なんかおかしいなぁ・・・」

プールの底にあり、普通には取れない

八期「もう、仕方ない!たしか午後にプールが合ったね!」

制服を脱ぐ八期

八期「下に水着着てて良かった!まあ、濡れたま戻るのは嫌だけど・・・」

バシャン!

八期「うーん、よく見えない!」

キーンコーンカーンコーン!

八期「(よし、これで・・・)やっと取れた!」

女子A「キャー!変態!」

八期「えっ?」

女子B「あんた、何やってんの?」

八期「えっ、カメラを取ってただけだけど・・・」

女子B「カメラを撮ってた?盗撮よ!」

八期「はあ?」

女子B「気持ち悪い!変態!こっち来んな!」

八期「今、なんて言った!」

女子A「先生!盗撮魔が・・・!」

八期「おい、お前なんだって!」

女子A「は、離して!変態!」

八期「うるせー!お前誰が盗撮魔だよ!」

バシャン!

女子A「あっ、ああ!助けて!」

女子B「なんてことしてくれるのよ!」

八期「こいつの自業自得だ!」

女子B「何ですって!」

女子C「どうしたの?」

女子B「みんな!この盗撮魔を捕まえて!」

女子D「盗撮魔め!私らが成敗して・・・」

バシャン!

バシャン!

女子達「キャー!」

教師「何をやってるの?」

女子B「先生!こいつ盗撮魔です!」

教師「コラ、君!こっち来なさい!」

八期「うるせー!」

教師「あっ、ああ!」

バシャン!

女子達「先生!」

理「何が合ったの?」

楓花「八期?」

香「妙な胸騒ぎがありましたが、まさか!」

バシャン!バシャン!

その後も何人もの女子達をプールに落とす八期

理・ピー!

香「全員、その場を動くな!」

女子A「アババ、アババ!」

楓花「私が助けます!」

バシャン!

楓花「大丈夫?」

女子A「先生・・・」

香「八期、何が合ったのか説明して?」

女子B「こいつが盗撮してたんです!だから捕まえようと・・・」

香「黙りなさい!あなたには聞いてないわ!」

八期「僕は・・・、ただ・・・、2人の男子が何か仕掛けてる話を聞いて調べてただけ、なのに、勝手に盗撮魔扱いされた!」

香「ことの状況は分かったわ!」

理「このカメラが盗撮に使われたカメラかしら?」

八期「恐らく、プールの底に合った」

理「なるほど!ありがとう!これは後で調べさせてもらうわ!」

女子B「待って下さい、理事長!こいつが盗撮魔の可能性だってあるんですよ!」

理「それだと、無い可能性もあるわよね?あなたはちゃんと見てたのかしら?」

女子B「いいえ」

理「じゃあ、決定的証拠も無しに人を疑って、拘束しようとしたあなた達にも非があるわ!」

女子B「そ、そんな・・・」

理「取り敢えず、プールは一旦使用中止とします!八期君は1回職員室に来なさい!」

職員室
楓花「まあ、あんたが盗撮という犯罪なんて絶対起こさないと思うけど、何でプールの中に入ったの?」

八期「何を入れたのか気になったから・・・」

楓花「今回がカメラだったから良かった・・・、実際はよくないけど、もしかしたら爆弾の可能性も合ったのよ!もし爆発物だった場合どうしてた?」

八期「先生に言いに言ってたかな?」

楓花「そうでしょう!そういうときは先生に言いに来なさい!自分で解決しようとするからこうなったの!確かにあんたはカメラを取ってきて、盗撮を防ごうとしたつもりかもしれないけど、周りから見たらカメラを仕掛けてる盗撮魔だって見られるの!」

八期「そんなことしてないもん!」

楓花「してないかもしれないけど、そう見えるの!また同じことが合ったら、自分で解決しようとせず、先生達に報告する事!分かった?」

八期「はい」

理「まあ、一応プールの入口前にカメラで撮ってたから、あなたでないことは立証されてるわ!声も録音されてるし・・・、(零の読みが凄いわ!この間プールの入口に声も録音できるカメラを仕掛けてくださいって要望合ったのよね・・・)」

その後カメラのお陰で犯人は捕まった!
しかしこの話はこれで終わらなかった。


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