二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.275 )
日時: 2022/09/20 23:05
名前: いくちゃん (ID: L6Qpujhg)

273話・ハーレムヒロインズ改名
廊下
芹「他の仕事もやって、計算間に合うの?」

八期「期限と出来そうな物からやってるし、まだ期限あるから大丈夫!」

葉月「何で電卓使わないんだ?」

八期「電卓使うと、何の計算してるか分からなくなるから!それに押し間違いも怖いし!そもそも簡単な計算ばかりだし!」

芹「計算間違いで全てやり直しの方が怖いわよ!」

零「そう言えば今は体験入部の期間だね!」

芹「その期間までに部費の計算終わらせなさいよ!」

八期「言っても、まだ来週でしょ!」

芹「数えても10日もないのよ!あっという間よ!」

八期「出来なさそうなら頼むから!」

零「お願いね副会長さん!」

芹「分かりましたよ!ってか会計の薺に頼みなさいよ!」

部室
ガラガラ

明日香「あっ、生徒会組!」

優愛「遅いわよ!」

沙也佳「当たり前じゃない、生徒会なんだから!」

麻琴「それが生徒会長絶対命令じゃ無かったらもっと良かったんだけどね!」

芹「あれ?薺達は?今週から体験来てなかった?」

八姫「来てたわよ!」

葉月「じゃあ、何で居ないんだ?」

八姫「リーダー絶対命令って言ったら、『ただでさへ学校が生徒会長絶対命令なのに、何で部活まで自由が縛られてるんですか!』って皆出ていった!」

秀喜「そりゃそうだ!」

歩「逃げたくも成るよ!」

希「皆、分かってないわね!キチンと普通にやってれば、絶対命令も悪くないのに!」

町子「それは希先輩が八期君の性格を分かってるからだと思います!」

葉月「スクールアイドルって大学生も大丈夫なのか?」

希「ああ、私達の出る大会は学校所属なら何年生でも良いんだって!中学でも小学生でも大丈夫!部門は分かれてるけどね!」

愛海「私達は合同部門ね!この部門は小・中・高・大、中には先生(卒業生含む)が入ってるグループも存在するんだって!学校関係者になってない卒業生はダメだよ!」

八期「へー、そうなんだ!」

希「私は卒業しても先生になって帰ってくるわよ!」

香「凄い宣言するわね!」

希「早ければ、八君のクラスの担任とか!」

香「あっても副担任よ!早すぎるわ!」

八姫「それよりリーダーはどうなるの?生徒会長と被るから私が部長継続してるけど、チームリーダーは八期だよね?それってどうなるの?」

零「名誉会長制度を使うことにした!」

全員「名誉会長?」

零「うん、名誉会長は大半の部活は部長キャプテンを決める時、リーダー被りとか考えず、その場の雰囲気とか、1番ふさわしい人を選ぶよね?」

芹「そりゃ、各部によって事情はあるにしても、やっぱり頼れる人とか信頼厚い人を推すよね!」

零「でも、今回の家のように、リーダーはこの人って決めてたけど、生徒会長や学級委員や学年代表と被らないように避けるときに、やっぱりチームリーダーはこの人が良いって時あるよね?」

子「部によってはあるよね!」

零「そこで名誉会長制度!部長=キャプテンでなく、
名誉会長=キャプテンに出来る制度!まあ、申請はしてもしなくても良いけどね!」

全員・コケッ!

八姫「なんじゃい!」

零「ただのグループの気持ちの問題だから!でも、メンバーには意思表示はしておかないとややこしく成るからね!」

八姫「ハイハイ、じゃあ私が部長で、八期が名誉会長!名誉会長絶対命令で皆良いわね?」

全員「うん!OK!」

八姫「八期名誉会長もそれで良いわね?」

八期「OK!だけど、やるからにはあんまり肯定ばっかりは止めてね!こっちが困る!」

グレーテル「頼りない名誉会長だなぁ、もっとビシッと構えろよ!」

零「むしろ、こっちで良いから?」

芹「これで良いの?」

零「変な命令が出てくることは高確率で有り得ないから!」

葉月「成る程!」

香「1番はそれよね!」

八期「あっ、そうだ!前から思ってたんだけど・・・」

全員「何々?」

八期「グループ名変えない?長いし恥ずかしいし!」

芹「それは思った!」

子「マジで変えたい!」

町子「だけど、良い候補無いし・・・」

零「八君がリーダーになったし、変えるのもいいね!」

希「なんか、候補あるの?」

八期「正直、反対されるかもしれないけど、ナンバーズ8!」

全員「えっ?」

葉月「それ、お前が目立ちたいからじゃないのか?」

芹「そうよ!そうよ!」

八期「若干ある、けど違う!」

子「何が違うの?」

八期「スクールアイドルの大会、僕の姉弟達が出場して各々優勝して名を残してるじゃん?」

希「そう言えばそうだったね!」

八期「1&2、3&4、5&6、そしてまだなのが7と8!多分、七姉も何らかの形で出場して優勝するかもしれないから、7まで歴史に残るなら8も繋げたい!1&2、3&4、5&6、7の更に下だから!ナンバーズの8番目の人物のグループと言う意味でナンバーズ8!」

グレーテル「完全に自分の事じゃないか!」

愛海「でもシンプルで、縁起良くない?」

平江「私は先輩の考えたグループ名良いと思いますよ!」

結「ただ合わせただけでしょ!」

金「でも、他に候補ってある?」

希「変な名前にするくらいならシンプルなナンバーズ8で良いよね?それに略して8集団なんつって!」

八姫「どうする絶対命令だけど・・・」

八期「多数決で!」

八姫「じゃあ、ナンバーズ8で賛成の人!」

八期


平江
愛海
町子
青奈
秀喜
ヘンゼル


香「今、メンバーは理珠を含めて19人だから賛成が過半数越えたので、このグループの名はハーレムヒロインズからナンバーズ8に変更です!」

賛成メンバー「やった!」

反対メンバー「ええっ!」

香「仕方ないじゃない、絶対命令じゃなくて多数決で決めたのよ!」

葉月「これは文句言えないな!」

歩「多数決だとね!」

希「あっ、話変わるけど良いかな?」

香「希どうしたの?」

希「グループなんだから、先輩・後輩と言うのを失くして、もっとフレンドリーな呼び方しよう!特に結ちゃんとよっちゃん!」

葉月「八期も敬称で呼んでるよな!?」

八期「ええっ、希お姉ちゃんってダメ?」

希「それはいいよ!これからもずっと!」

葉月「おい!なんか違うぞ!」

子「この話は一旦保留!」

予算会議前日
ガラガラ

理「八期、計算できた?」

零「どうしたんですか理さん?締め切りは明日では?」

理「銀行が何時に閉まるか分かってるの?明日の午前中に取りに行くの!」

八期「後もう少しです!」

理「もう少しって、どれくらい?」

八期「後は、表に数字を埋めるだけです!」

理「それだけなら十分よ!私が代わりにやるわ!」

八期「えっ?でも・・・」

理「表に埋めるだけでしょ!やること事態はほぼ終えたみたいなものよ!それに時間が無いし、ここまでありがとうね!ついでに確かめるから!」

八期「はい!」

理「フムフム、えっ?」

零「どうしました?」

理「何よこの金額!」

芹「まさか、変な計算でも?はっ?」

八期「ちゃんと言われた通り正確に計算しましたよ!」

零「見せてください!えっ?」

香「もう!なんて事してくれたのよ!時間無いって言うのに!」

芹「こんな料金の内訳表初めて見たわ!」

零「理事長、良いニュースと悪いニュースがあります!」

理「何よ!じゃあ、悪いニュースから!」

零「この計算は部費の計算としてはおかしいです!」

理「そうよ!だから困ってるのよ!」

零「ですが、この表計算してみると・・・」

理「えっ?」

零「まったく持って正しいんです!」

理「ええっ!!!!!!?????」

零「この表に間違いは一切ございません!強いて間違いを言うなら私が指示を間違えました!」

Re: ナンバーズ8 ( No.276 )
日時: 2022/10/04 20:42
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

274話・許されない予算会議・・・①
予算会議当日
ガラガラ

八期「失礼します!」

全員自分の席に着く

八期「起立!これより本年度予算会議を始めたいと思います!一同礼!着席!」

スットン!

八期「今から、本年度の部費を渡します!しかし、前年度と比較して極端に少なくなってる以外の意見はよっぽどの事の無い限り受け付けません!予算会議に関係の無い事柄も受け付けません!もし、そんな人が居た場合、部費を没収しますので、あらかじめお知りおき下さい!」

全員「はい!」

竹田「あの良いですか?」

八期「何?」

竹田「生徒会長からの謝罪は無いのですか?」

八期「はい?」

竹田「誰のせいでこの会議が遅くなったんですか?」

八期「僕以外の前役員だろ!」

竹田「ふざけるな!俺たち皆はあんたに散々に振り回されたんだ!それを何も思わず謝罪無しだって?」

他の部長「そうだ!そうだ!謝れ!」

八期「うるさい!誰が僕のせいだって?誰が振り回したって?振り回されてるのはこっちだよ!そもそも相坂が間違ったせいでこんなことになったんだ!文句は相坂に言え!」

竹田「なんだと!それが生徒会長なのか?」

八期「絶対命令、それ以上言うと美術部の部費を没収するぞ!」

竹田「ちっ!権力者が・・・」小声

八期「なんか言ったか?」

竹田「何にも」←知らんぷり

薺「それでは本年度の部費を配っていきたいと思います!内訳表と一緒にご覧ください!」

配り終わり

部長達「えっ?」

陸上部「おい!これ計算間違ってないか?」

八期「間違ってない!」

バスケ部「ちゃんと確かめたのか?」

八期「理事長に確かめてもらった!」

野球部「じゃあ何でこんな!」

ジャラジャラ!

野球部「砂利銭ばっかなんだよ!」

水泳部「本当に計算したのか?」

八期「ちゃんと正確にやった!」

竹田「じゃあ、何でこうなるんだ!普通に計算して出てくるわけ無いだろ!」

零「生徒会長補佐の岡田零です!」

部長達「えっ?」

零「それについては私から、実は私が彼に計算させた時に・・・」

竹田「こんなのにやらせたんですか?普通会計の仕事でしょ!だから、間違えるんだよ!」

零「最後まで話を聞いてください!彼に正確に計算するように指示をしたので、このような結果に成りました!」

部長達「えっ?」

零「やり直しも考えましたが、期限もギリギリ、必死になってこれを計算してくれた彼の頑張りを無駄にしたくなくて、今回はこの金額で許して下さい!私の伝達ミスです!すみませんでした!」

バレー部「待って下さい!」

調理部「生徒会長補佐は会長に正確に計算するように指示をしたんですよね?それの何が間違いでこうなったんですか?」

野球部「そうだ!そうだ!普通に正確にやればこんな中途半端な金額に成るわけ無い!」

竹田「そうだ!普通は百の位か十の位で四捨五入して計算するのが当たり前だろ!」

部長達「そうだ!そうだ!」

八期「ハッハッハッハッハ!」

竹田「何がおかしい?」

八期「何がおかしいって?お前らの頭だろ!」

部長達「はあ?」

八期「お前ら、割り算する時全部四捨五入するの!?バカだね!小4か?それとも小3からやり直すか?この学校は割り算も真面に出来ねえ程バカなのか?!ああん?!」

竹田「割り算位出来るわ!」

八期「じゃあ、この計算合ってんじゃねーか!こんなこともわかんねー奴は黙ってろ!」

零「計算は、必ず一の位まで求めるのが普通です!つまり、普通にとか、正確にではなく、どこかの位で四捨五入をすると指示しなかったので、こんなことが起きました!すみませんでした!」

竹田「じゃあ、あんたは1円で評価するって言うのか?」

八期「たかが1円と思うな!1円あるかないかで、全然違うんだからな!1円をバカにするな!こんなこともわかんねーおバカさん!」

竹田「クー!💢😠💢」

八期「はい!前年度と比べて極端に少ないとか桁がおかしいのではないかと言う部はありますか?特に桁が多いとかは正直に言ってください!ルール通り、どの部活も希望額の7割から8割計算に納めておりますが印刷ミスとかもありますので・・・」

竹田「はい!」

八期「はい、美術部!」

竹田「部費が足りません!」

八期「えっ?前年度と比較しても誤差は1000円程度じゃないか!ましてや上がってるって言うのに!」

竹田「お忘れですか?うちは元々希望額通りの部費を貰える承認を貰っているんです!ですので、満額貰えるのが筋ではないでしょうか?」

八期「そんなの知らないな!」

竹田「知らない!知らないとは言わさないぞ!」

八期「だって、僕が承認したわけでも、やっといてと指示した訳でもないし、理事長からは最初から何も無かった状態、リセットした状態で計算するように言われたので、知りません!以上!」

竹田「ふざけるな!じゃあ俺達美術部はぬか喜びか!」

八期「よし、分かった!いくら足りない?」

竹田「39678円」

薺「会長、出すんですか?それは流石に・・・」

八期「そんなに満額欲しいって言うなら、自分で貰ってこい!」

全員「えっ?」

竹田「だ、誰に?」

八期「予算会議の事件の発端者である相坂冷子に頼んで差額分払って貰え!」

全員「ええっ!!!!!?????」

Re: ナンバーズ8 ( No.277 )
日時: 2022/10/05 16:55
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

275話・許されない予算会議・・・②
ピーンポーン!

冷子「はい、どちら様ですか?」

竹田「美術部の竹田です!」

冷子「今、開けます!」

しばらくして

ガチャン!

冷子「竹田ね、どうしたの?私に何のよう?まさか慰めに来てくれた?」

竹田「いや、今日はお願いをしに来た!」

冷子「何?」

竹田「39678円払ってくれないか?」

冷子「はい?」

竹田「部費の予算会議覚えてるか?」

冷子「ああ、八期が部費を窓から投げて0に成ったんじゃなかったっけ?」

竹田「何とか、皆で抗議したら計算し直してくれて、払って貰った!」

冷子「でも、何で私に払えと?」

竹田「満額貰えると思ってた俺らだから、期待してたら結局、満額は愚か、謝罪一つ無くアイツの計算で出されたこんな中途半端な金額・・・」

冷子「何でこんな細かいの!」

竹田「正確に計算したらこうなるって、しかも割り算もまともに出来ないバカって言われた!」

冷子「で、この金額を私が払えと?」

竹田「ああ、生徒会長の絶対命令だ!頼む!払ってくれ!」

冷子「何で私なのよ!」

竹田「元々はお前の間違いだろ!」

冷子「それはそうだけど、生徒がお金を払うなんてそんな学校どこにあるのよ!」

竹田「約4万円だぞ!まだ安い方だろ!」

冷子「中学生だと千円でも高いのよ!」

竹田「なあ、頼むって!会長はお前にしか頼むなって言われてるんだ!それに、目線カメラまで付けて証拠も撮らせて来るんだ!」

冷子「払えるわけ無いでしょ!そんな大金!」

竹田「親にでも頼めよ!」

冷子「そんなの学校が終わるわよ!」

竹田「頼むって、俺らはぬか喜びか?」

冷子「もう、帰って!」

バタン!

竹田「無理に決まってるだろ・・・」

次の日
竹田「断られたよ!」

八期「ああん!お前諦めるのか?僕には物凄い剣幕で主張してきたくせに情けないな!意地でも貰ってこい!」

ピーンポーン

竹田「相坂!部費を払ってくれ!」

相坂「嫌よ!払えるもんですか!」

竹田「頼むって!払ってくれないと俺ら困るんだ!」

相坂「払えないって、言ってるの!」

竹田は毎日冷子から部費の調達を頼んだ

1週間後
ピンポーン!

冷子の母「どちら様ですか?」

竹田「ええっと、スリーシスターズ学園の生徒なんですけど、相坂冷子さんは?」

冷子の母「娘に何の用ですか?」

竹田「足りない部費を払って欲しいんですけど・・・」

冷子の母「まさか恐喝ですか?」

竹田「いえ、娘さんのせいで部費が足りなくて、それを払って貰おうと・・・」

冷子の母「意味が分かりませんわ!部費が足りないからって、あなたの学校は生徒から取るんですか?」

竹田「そう言われて・・・」

冷子の母「帰って!警察を呼ぶわよ!二度と来ないで!」

ガチャン!

竹田「ああ!」

美術室
副部長「部長どうでしたか?」

竹田「山下、出禁喰らった、もう俺あの近所歩けない!」

山下「そんなあ!ただでさへ足りないのに、もう無理矢理でも払って貰わないと!」

竹田「ただ注意があって、差額分以上は取るなって生徒会長から言われてるんだ!」

山下「取り敢えず、美術部のメンバーが日を変えて調達します!」

部員A「俺らで行くんですか?」

山下「仕方ね-だろ、山崎!部長が出禁喰らったんだから、こうなったら何が何でも俺らで代わり番子で行くんだ!斎藤、辻本、亀井、寺田、八尾、お前らも一緒に頼むぞ!」

5人「ええっ!」

山下「でないと、俺らの夢はどうなるんだ!」

月曜日
斎藤「おーい、そこに居るのは分かってんだぞ!早く払え!」

火曜日
辻本「おい、払えよ!お前が犯した失敗だろ!責任取れよ!おーい!」

水曜日
亀井「俺達はぬか喜びか!ああん!お前のせいで大変なことに成ったんだろ!早く出てきて払え!」

木曜日
寺田「責任取れや!お前が失敗したからこうなったんだろ!自業自得だ!ちゃんと払って謝れ!おーい!」

金曜日
八尾「お願い、払って!私達だってこんなことやりたくて来てるんじゃないの!お願い!あなたが払えば済むことなの!お願い!出てきて差額分だけ払って!」

冷子の母「何なんですかあなた達は!毎日毎日家の前で!近所迷惑です!帰って下さい!」

八尾「私達だって好きでこんなことやってるんじゃないんです!」

次の週の放課後
美術室
トントン

竹田「はい!」

理「失礼!」

美術部「理事長!」

理「あなた達に注意勧告よ!」

山下「はあ?」

理「あなた達、毎日のように相坂さんの家にお金を徴収してるそうね?」

山下「相坂が悪いんだよ!アイツがミスしたお陰で、部費の計算がややこしくなって・・・」←『生徒会長のせいにするな』と言われてる

理「あなた達の気持ちは理解した!だけど、毎日責められる彼女の身にも成ってみて!あの子のお母さんから苦情来てるの!」

山下「じゃあ俺達はぬか喜びなんですか!?」

理「部費が決まった計算から極端に少ない限り、増えないことは無いって、あなた達も知ってるでしょ!もう、二度と彼女に関わらないこと!分かった?約束して!」

美術部「はい・・・」←納得いってない

校門
冷子「・・・!」

Re: ナンバーズ8 ( No.278 )
日時: 2022/10/08 19:12
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

276話・許されない予算会議・・・③
生徒会室
バン!

冷子「松本!」

八期「あん?元生徒会の癖にノックも出来ないのか?」

冷子「分かったわよ、やり直すわ!」

トントン

冷子「失礼します!」

八期「ノック2回はトイレじゃなかったっけ?」

冷子「そんなことはどうでもいいの!」

八期「何だよ、それが礼儀って先生が言ってただろう!」

冷子「分かったわよ!やり直せば良いんでしょ!」

トントントン

冷子「失礼します!」

八期「はい!どうぞ!」

冷子「松本!」

八期「何のよう?」

冷子「何で私が美術部の部費を全額払わないといけないの?」

八期「そんなこと言った覚え無し!」

冷子「嘘付け!この2週間美術部が毎日毎日、土日までやってきて『部費払え!』って叫んでるのよ!しかもそう指示したのはあんたでしょ!」

八期「全額とは言ってない!僕は差額と言ったんだ!」

冷子「どっちでも良いわよ!何で私が払わないといけないのよ!」

八期「全文お前がやった失敗だろう!お前が全部責任取れよ!」

冷子「はあ?あれはあんたがちゃんと計算出来てなくて・・・」

八期「誰がお前に『やれ!』と指示した?お前が勝手にやったんだろ!しかも承認した額付けやがって!どこに僕の責任がある!」

冷子「生徒会長だからよ!」

八期「はあ?普段生徒会長扱いしてなかったのに、都合が悪い時だけ生徒会長扱いなんだな!お前最低だな!」

冷子「何ですって!生徒にお金を払わす方が最低よ!」

八期「お前がやった事なんだからお前がけじめ付けろよ!お前の失敗だろ!僕には一切関係無い!」

冷子「それがお金を払わすってどういう事なのよ!」

八期「自分で考えろ!僕には一切関わるな!帰れ!」

冷子「帰るものですか!払わす事を撤回させるまで居座り続けるから!」

八期「ここに暮らすのか?」

冷子「毎日でも来てやるわよ!」

薺「会長!さっきから聞いていれば、生徒にお金を払わすってどういう事ですか?」

八期「はあ?」

薺「何が合ったかは知りませんが、いくら失敗したからって、生徒にお金を払わす事は間違ってると思います!今すぐ撤回してください!」

八期「薺、お前それ、本気で言ってるのか?」

薺「当たり前じゃないですか!部費を生徒に払わす学校なんてどこ探しても・・・」

八期「お前、コイツが何したか分かって言ってるのか?」

薺「はい?」

八期「お前はコイツの事を庇うのか?」

薺「可哀想じゃないですか!足りない部費を生徒に払わすってあなたは鬼ですか?」

八期「黙れ!」

ガシャン!

薺「何を怒ってるんですか?」

八期「薺、コイツはお前に酷い事した相手なんだぞ!」

薺「えっ?」←壁に追い込まれる

八期「それを知ってて言ってるのか?」

薺「相坂さんですよね?知りませんよ!別に暴行を加えられたとか・・・」

八期「そうじゃねーよ!知らないなら教えてやるよ!相坂はな、お前の生徒会長の座を奪った相手なんだよ!」

薺「えっ?」

冷子「はあ?私がいつ彼女の生徒会長の座を奪ったのよ!奪ったのはあんたでしょ!」

八期「お前は黙れ!」

薺「そうですよ、奪ったのは会長じゃないですか!」

八期「黙れ!」

薺「ええっ?」

八期「僕はな、会長なんて本当はやりたくもなければ、やれるなんて思ってなかったんだ!」

薺「じゃあ私にくれば良かったじゃないですか!」

八期「黙れ!本当はな部費の計算を最後まで終えてたら、それで終わろうと思ってたよ!なんかやって終わろうと思ったよ!だけど、この相坂が僕の仕事取った挙げ句、失敗を人に押し付けた、そしたらアイツらがキレた!もうめちゃくちゃだよ!めちゃくちゃだったのは最初からだったけどな!」

薺「じゃあ、何も出来なかったんじゃないですか!」

八期「そんなもん端から自分で分かってたんだよ!でも、先生が『やったことが無いことを出来ないって決めつけずやってみなさい!もしかしたら出来るかもしれないじゃない』って励ましてくれた!出来るかもしれないって希望を持たせてくれた!だから、挑戦した!
だけど、相坂はいや、相坂含めた前役員は判子やコピーが出来ないからって役立たず扱いをした!」

冷子「事実でしょ!」

八期「判子はバカが多いんだよ!そしてコピーは邪魔されたんだよ!それを信じようともしなかったじゃねーか!」

冷子「あんた不器用で、両立出来ないから、早くやると出来るだし、丁寧にやらすと時間掛かるし・・・」

八期「そんな奴世の中探せば五万といるわ!分かったか?コイツらが邪魔しなければ、お前は生徒会長に成ってたんだ!僕は生徒会長なんてやらなかったんだよ!そんな生徒会長の座を奪ったコイツを庇うのか?」

薺「相坂さん達の判断は正しかったのでは無いでしょうか?」

八期「なんだって?」

薺「そんな要領の悪い人は生徒会長に向いてないのですから、そんなこと言われても当選だと思います!会長はそもそも会長という適正に向いてません!」

八期「うるさい!そんなの端から分かってるって言ってんだろ!僕は元々押し付けでやらされたんだ!だったらやり直しを求める権利あるだろう!」

薺「適正の無い人に適正が無いと言って何が悪いんですか?それよりも足りない部費を生徒に払わす行為事態おかしいことです!撤回してください!」

八期「お前、それでもコイツの味方をするのか?」

薺「勿論、当然です!」

八期「だったら時間を返せ!」

薺「えっ?」

八期「僕に文句を言ってたあの時間を返せ!」

薺「何を言ってるんですか!そもそも私の会長の座を奪ったのは会長で・・・」

八期「だから、コイツが邪魔しなければ、会長はお前のものだったんだ!相坂を庇うなら時間を返せ!」

薺「返せませんよ!」

八期「よし!分かった!」

薺「撤回してくれますか?」

八期「お前に命令する!」

薺「えっ?」

八期「相坂を殴れ!」

冷子「はあ?どういう事?」

八期「お前は黙れ!悪魔が!」

冷子「何ですって!」

八期「殴らないと言うなら、お前を相坂諸とも矯正学校に飛ばす!」

薺「ええっ!!」

冷子「なんて事言うのよ!」

八期「お前は黙れ!さあ、殴れよ!コイツはお前の生徒会長の座を奪ったんだぞ!」

薺「そんなこと出来るわけ・・・」

八期「相坂を殴れないなら、お前は人の心を持ってない悪魔だ!生きてる価値なんて無い!」

相坂(酷い!)

薺「そんな・・・」

八期「ほら、早く殴れよ!1発でも10発でも、思う存分殴れよ!」

薺「出来るわけ・・・」

八期「殴れないって?だったら時間を返せよ!時を戻せ!戻せるなら矯正学校の話だけは無しだ!」

薺「時を戻せるわけ無いじゃないですか!」

八期「だったらコイツを殴れ!お前の生徒会長の座を奪った憎き相手だぞ!恨みならら沢山あるだろう!さあ、早く殴れよ!」

薺(どうしよう?相坂さんもとい何も罪の無い人を殴れないし、かといって殴らないと私は矯正学校だし・・・)

八期「早くしろ!後相坂お前は絶対逃げるなよ!」

薺(どうすれば?どうすれば?)

八期『殴れ!殴れ!殴れ!』←薺に聞こえる幻聴

薺(私は何を目指して来たんだろ?何でこんなことになったの?ねえ誰か教えてよ!私は何でこんなことしなくちゃいけないの!ねえ、もう!)

パチン!←薺が冷子をビンタ

冷子(ああっ!)

薺「あなたのせいで私の生活はめちゃくちゃです!」←涙を浮かべながら

冷子(薺ちゃん?)

薺「全て自己解決でお願いします!うわーん!」←廊下を走る

冷子「あんた、本当最低ね!」

八期「最低なのはお前だろ!2度と顔を見せるな!」

冷子「言われなくたって!」

バシン!、パリん!←窓ガラスが割れる

冷子「うわーん!ああーん!ああー・・・」

流「冷子!どうしたの?」←別校舎でも本校舎には移動できる

冷子「私この学校やだ!転校したい!」

草家
薺「ただいま」

芹の母「お帰り、どうしたの?」

薺「何にも無い!」

芹の母「そう!」

薺の部屋
薺「うわーん!ああーん!ああー、ううっ、うわーん!ああーん!ああー!」

それから1週間後
生徒会室
バシン!
芹「八期!」

八期「何?」

芹「先週、薺に何させたの!」

八期「知らないね!」

零「どうしたの?」

芹「零からも言ってやってよ!八期が先週の月曜日、薺に生徒を殴らせたのよ!そのせいで部屋に引き込もって・・・」

零「それ本当なの?」

八期「知らない!アイツが勝手にやったことだ!」

芹「薺は理由も無しに人を傷付けたりしない!」

香「どうしたの?すぐそこまで聞こえてたわよ!」

芹「先生聞いてください!」

香「八期、今の話は本当?」←芹から事情を聞く

八期「薺が勝手に殴ったんですよ!」

香「うーん!」←ヨガっぽいポーズ

芹「先生?」

零「香先生の推理ポーズよ!」

香「よし、じゃあ質問を変えるわ!八期、あなたは薺ちゃんに殴らせるように言った?」

八期「・・・」

芹「これは正解ってこと?」

零「いや、まだ違うと思う」

香「じゃあ、薺ちゃんに殴らせる切っ掛けを作った?」

八期「はい、そうです」

Re: ナンバーズ8 ( No.279 )
日時: 2022/10/08 21:25
名前: いくちゃん (ID: qBWNiYNB)

277話・許されない予算会議・・・④
香「じゃあ、薺ちゃんに殴らせる切っ掛けを作った?」

八期「はい、そうです」

秀喜「認めた!」

葉月「どういうこと?」

バン!

有「八期兄さん!」

香「有!」

有「氏家さんから聞きました!相坂さんにお金を要求するなんて!会計の生徒に相坂さんを殴らせるなんて!僕の生徒をいじめるな!」

心乃枝「有君、落ち着いて!」

部子「逆らうと先生クビですよ!」

有「その覚悟くらい出来てますよ!」

八期「ふっ、その度胸は大したものだ、だがな何も状況を知らないお前がでしゃばるな!」

有「相坂さんを返してください!」

八期「返せって?なぜ僕が相坂を取ったことになる?」

有「間違えた、相坂さんを許してください!」

八期「断る!」

有「相坂さんはただでさへ苦しんでるのに、たった1つの失敗でお金を払わすなんてそんなの無いよ!」

八期「たった1つ?その1つで信頼失って仕事取られて役立たず扱い受けて、勝手に辞めさせられたこっちの身にも成ってみろよ!全てがアイツのせいとは言わないが、それを決定付けたのは相坂なんだよ!相坂が邪魔さへしなければ、僕は生徒会長なんてやってないし、薺に素直に渡してたし、絶対命令なんて起こってないんだよ!」

香「有、あなたはもう黙って!落ち着いて!あんたの生徒を守りたい気持ちは分かる!だけど、今のアイツに何を言ってもあんたの言い分は絶対聞いてくれない!」

有「そんな!生徒にお金を払わすなんて、そんな酷いことありますか?それで相坂さん引きこもりに成ってるんですよ!」

八期「そんなの知るか!自業自得だ!そんだけの事で引きこもるなんてズル休みじゃねーか!」

芹「それは聞き捨てならない!引きこもりは精神的な事なのよ!」

流「そうよ!また、同じことされるとか、いじめられるとか、そんな気持ちで学校へ行くのよ!そんな嫌な精神状態で行けるわけ・・・」

八期「僕は何日も行ってたよ!毎日何が起こるか、怖い気持ちでいっぱいだった!登校1つでも怖かったよ!だけど、風邪で休む以外毎日行ってたんだよ!」

香「あんたはそうかも知れないけど・・・」

八期「それに誰も相坂に『金を払え』なんて一言も言ってない!」

全員「えっ?」

流「嘘よ!先週私は廊下であなたと冷子の会話を聞いてたわよ!」

八期「僕は相坂にけじめを付けろと言ったが、金を払えなんて一言も言ってない!」

しばらくの沈黙

零「そういうこと!」

全員「えっ?」

零「八君は冷子ちゃんにお金を払わすのではなくて、失敗した責任を果たして欲しいってこと?」

流「どういうこと?」

零「だから、冷子ちゃんにお金を払わすのではなくて、失敗した責任として美術部に『自分のミスでぬか喜びさせてすみませんでした!ですが、美術部だけに希望額を出す、贔屓する事は許されません!ですのであなた達の願いを聞くことは出来ません』などと部費を希望額通りに出来ないことを断りなさいって言ってたんでしょ!」

流「録音してたけど、どこに言ってるのよ!」

零「だから、比喩表現!けじめを付けるってそう言うことだから!」

香「そうなの?」

八期「はい!希望額払うなんて事は許されないことは理事長から聞いてるので、どう言われても断るまたは前役員達を使って美術部を納得させる行動を起こして欲しかった」

零「だけど、それを聞いてた薺ちゃんが冷子ちゃんを庇ってしまった」

芹「でも、庇うのが当たり前でしょ!」

流「それに冷子が生徒会長の座を奪った!っておかしいでわ!奪ったのはあんたでしょ!」

香「いや、おかしくないわ!」

有「香先生!それはあんまりです!贔屓してませんか?」

香「贔屓なんてしてないわ!生徒会選挙をめちゃくちゃにしてしまった時に聞いたあの一言を思えば、相坂ちゃん、いや、奪ったのは前役員いや、今年の新2年生と新3年生達のせいよ!半年前からこの学校はおかしかったのよ!」

零「そうよ!八君は元々押し付けで生徒会長をやらされてたのよ!それを前役員に邪魔された挙げ句勝手に辞めさせられた!それでやり直そうとしたら、一度は先生の手違いで最終手段を使ってまで生徒会長のやり直しを主張!そしてその手違いで当選!しかし反感買った挙げ句、薺ちゃんを中心にリコール活動してたじゃない!それをやっておいてまで、冷子ちゃんを庇うなんておかしいわ!」

有「どこがおかしいのさ!」

八期「おかしいだろ!冷子が決め手で生徒会長辞めさせられて、やり直したら薺が自分の生徒会長の座を奪われたって主張してきた!芹ちゃんの言うことを聞いて、薺の気持ちを察したよ!でも、その薺が自分が生徒会長に成れなかった切っ掛けを作った相坂を庇って、僕に文句を言う!だったらあの時間を返せ!文句言ってたあの時間を返せ!何の意味も持たないじゃないか!」

芹「だからって私の妹に殴らせること無いじゃない!」

八期「僕には散々文句言ってた癖に、切っ掛けを作った相坂を庇うんだぞ!本当は生徒会長に成れなくてイラついたり、恨みが貯まって一発殴ったっておかしくない状況だろ!僕がアイツの立場なら相坂に一言文句を言ってた!詰め寄ってた!相坂は薺に殴られたって文句言えない奴だったんだよ!」

香「八期・・・」

八期「なのに、アイツは殴るどころか文句1つ言わずに相坂を庇った!だったらアイツは悪魔だ!生きてる価値なんて無い!僕に文句言うのは一行に構わんが、相坂に文句言わんのが気に食わん!生徒会長の座を奪った事実は同じだろ!何で僕だけなんだ!」

芹「薺は悪魔でも生きてる価値がない人じゃ・・・」

零「待って、怒りのピークに入って言葉遣いがキツくなってるだけだから!」

香「八期!」←抱き締める

八期「えっ?」

香「あんたはあの時本当は薺ちゃんに謝ってもらいたかったんでしょ!」

八期・うん

芹「どういう事ですか?」

香「八期は相坂さんを薺ちゃんに、殴らせるように言ったと言わず、殴らせる切っ掛けを作ったと言った!」

流「それは殴らせたで合ってるじゃないですか!」

香「違うわ!本人は殴ることは求めてなかった、むしろ薺ちゃんが相坂さんに文句を言わなかったから、その意思を見せろって意味で『殴れ』って最終手段を取ったの!だけど、八期の本当の目的は薺ちゃんが相坂さんに文句を言うか、薺ちゃんが自分に謝るか!これが目的よ!」

芹「そんなの絶対命令なんですから誰だって殴りますよ!」

香「そうよ!だから殴らせる切っ掛けを作ったなのよ!」

全員「えっ?」

香「八期自身も同じ境遇に立てばあの行動を取ってたと思ったから、薺ちゃんが殴ったと言わず、自分が殴らせる切っ掛けを作ったと言ったのよ!これは単に薺ちゃん自身が相坂さんを殴ったと言わず、自分が殴らせる切っ掛けを作ったから薺ちゃんが相坂さんを殴ったと言ったのよ!」

有「それの何が違うんですか?殴らせたのは事実じゃないですか!」

香「殴らせたのは事実、でも八期にとっては気持ちが違う!だって薺ちゃんにとっては殴ってでも文句を言えない相手だからこそってことよ!だって、薺ちゃんにとって相坂さんが生徒会長の座を奪った切っ掛けであることに変わりはないからね!自分に置き換えて考えてみなさい!八期が言いたいことが分かるはずよ!」

零「取り敢えず、まずは相坂ちゃんに事情を説明しないと、きっと勘違いしてるだろうし!」

相坂家
ピーンポーン!

冷子「もう、誰ですか?」

けい「私よ!」

剛「俺らもいるぜ!」

悠人「1人で抱え込むな」

眞子「今の学校になってしまったのは、あなただけのせいじゃない!」

久「私達にも責任がある!」

歌「私達も一緒に謝ってあげるから!」

次の日
恵「と言うわけですので、あなた達だけ希望額にすることは他の部活からも批判殺到で、全体的に上げることになります。そうなると、学校経営が成りたくなるので美術部だけを贔屓する事は出来ません!」

冷子「私の間違いで、あなた達にぬか喜びをさせてしまってすみませんでした!」

剛「そして、俺達のせいで今学校が絶対命令に成ったことも合わせて・・・」

前役員達「申し訳ございませんでした!」

竹田「頭を上げて下さい!」

冷子「えっ?」

竹田「希望額を貰えるなんて思ってませんよ!全部今の会長に振り回されただけですよね?僕らだって、あなたに迫ってすみませんでした!住みづらかったですよね?」

冷子「ええっ!」

竹田「僕が言うのもなんですが、矯正学校から一年でも早く抜けれるように応援してます」

冷子「ええっ!現生徒会長の気持ちを理解して、戻らないと、この先生きにくいもの!」

恵「私はいいわ、そもそも何もしてないと思ってる!」

眞子「私も!」

剛「でも、謹慎明けキツいぞ!」

歌「修学旅行も遠足も運動会も文化祭と言った行事ごと一切無いしね!」

久「何を受けるのか未知数だもんね!」

冷子「取り敢えず、来週の全校集会で全校生徒に謝ることに成ってるからね!」

恵「意味分かんないわ!」

眞子「何で私達が!」

剛「しないと退学だって言われたぞ!」

悠人「他の学校って言われてもすぐ見つかるもんじゃねーぞ!」

次の日
ガラッ!

山下「あっ、生徒会長どうかされました?」

八期「美術部に告ぐ!」

美術部「えっ?(何々?)」

八期「部費を返せ!」

美術部「ええっ!!!!!!!」


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