二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.28 )
日時: 2020/04/08 18:08
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

28話・芹の秘密
草家
芹「ただいま!って誰もいないか!お母さん達帰り遅いし、みんなまたどこかに遊びに行ってるな!」

芹の部屋
芹「まずは宿題を済ませて・・・」

数十分後

芹「終わった!さあいつものお楽しみタイムだ!」

少女漫画(ややR18より)

芹「友達からもらった本だけど、うん、私もこんな恋をしてみたいな・・・、って実際あったらあったで困るというか、なんというか・・・、やっぱり倫理感というものは持っておかないと・・・、でないと、私にも被害が及びかねないし・・・、まあそんなことないか!」

?「ただいま!」

芹「あっ、薺(なずな)が帰ってきた!早く隠さないと・・・、なんて言われるか・・・」

ガチャン

薺「あっ、お姉ちゃんただいま!」

芹「お帰りなさい」

薺「どうしたの?」

芹「な、何でもないよ!」

薺「ふーん」

ガチャン

芹「はあー、良かった・・・」

次の日
芹「さーて、今日の時間割りはっと・・・」

パラ!

芹「ん?何かしらって、ああ!」

八姫「芹ちゃんどうかした?」

芹「な、何でもないよ」

八姫「そう」

芹「どうしよう、あの漫画持ってきちゃったよ!(昨日薺に見付からないように鞄の中に隠してたの忘れてた!見つかったら即没収、いや、私のイメージが・・・!)」

朝のホームルーム
先生「ええ、今日は持ち物検査をします!」

生徒達「ええ!聞いてないよ!」

先生「当たり前でしょ!抜き打ちじゃないと意味ないんだから・・・」

芹(なんでこんなときに・・・)

先生「はい、前の席から順番に鞄から持ち物全部出して机に置いて!」

芹(幸い私後ろの席だから、うまく時間をかければ・・・)

先生「全く、漫画だの、お菓子だの、挙げ句の果てにはゲーム!というか誰よ訳の分からないものを持って来るのは?ストラップはともかく・・・」

芹(みんな、おかしな物持って来すぎ!って人のこと言えないけど・・・)

先生「枕なんて要らないでしょう!ブランケットなんて今夏よ!余計暑いわよ!」

芹(ああ、どうしよう・・・)

先生「あれ、草さん?あなたも机に鞄の中の物出しなさい、まあ真面目なあなたなら大丈夫だと信じてますが、念のため・・・」

芹(先生の顔怖い!)

生徒「先生、返してよ!」

先生「ダメです!今日は余計なものは全て没収!一週間以内に反省文を書いて提出するまで返しません!書いてこなかったら全部容赦なく捨てます!」

生徒達「えー!」

先生「さあ、草さん!あなたも早く出しなさい!」

芹(ええっと、・・・)

先生「出せないのなら、先生が代わりに見ますよ!」

芹(ああ・・・)

ジリジリジリジリ・・・!

先生「皆さん、非常ベルがなったので、まずは放送をが来るまで静かに待ちなさい!」

芹(今だ!)←みんなの目を盗んで窓から本を投げ捨てる

芹「(これでよし!あとは休憩時間か帰りに取りに行くだけね!)先生!どうぞ!」

先生「そういえばあなたの持ち物検査がまだだったわね・・・」

放送「ただいまの非常ベルは間違いです!何もないため、そのまま授業に移って下さい!」

その後持ち物検査はなにごともなく終わった

放課後
芹(早くあの本を取りに行かないと!確かここら辺だと思うんだけど・・・)

男子A「おい、見てみろよ!凄いのがあるぜ!」

男子B「おお、まさかこんなところに・・・」

男子C「俺にも見せてくれよ!」

芹「えっ?まさか男子達に私の本が見つかった?」

男子A「これはスゲーな!」

男子B「ああ、まさかこんなのがうちの学校の校舎裏で見つかるなんて!」

男子C「先生や女子達には内緒だぞ!あと他の奴らも!見つかったらなんて言われるか・・・」

男子B「それにたまり場にもなって目立つからな・・・」

芹「(えっ、ヤバい、もし私の持って来た本だったら、明日からなんて言われるか?もしかしたら弱味を握られて、あの本のように・・・!それだけは嫌!よし!)あんた達!何見てるの!?」

男子A「うわあ、風紀委員だ!」

男子B「逃げろ!」

男子C「こんなもん捨てちまえ!」

パッ

芹「えっ?」

あったのは普通のエロ本

芹「きゃあああ!」←倒れて気絶

数時間後
芹「あれ、私今まで?」

?「お探しのものはこれですか?」←芹が投げた本を差し出す

芹「はい、良かった!って、ええ!」

?「大丈夫よ!誰にも言わないから!」

芹「あっ、葉月ちゃんか!良かった・・・」

葉月「普段厳格な風紀委員がこんなエッチな本を読んでるなんて知れたら大変だもんね!」

芹「やめてよ!周りに人がいたらどうするの!」

葉月「もうすぐ6時だけど!」

芹「えっ、嘘!」

葉月「しかし、うちのお姉ちゃんが持ってたこの本に興味を持つとは・・・」

芹「だって・・・」

葉月「何?痛め付けられたいの?それとも罵倒されたいの?もしかしてM?」

芹「それもやめて!私そういうのじゃないから!むしろ望んでない!そもそも何で私がこれを探しているって分かったの?」

葉月「私Eクラスだから、Aクラスの真下の教室!窓から何か落ちるのが見えたから休憩時間の間に拾っといたよ!」

芹「葉月ちゃん!ありがとう!」

しかし次の日

八姫「ねえ芹ちゃん?」

芹「何?」

八姫「昨日校舎裏で・・・」

芹「何もないよ!」

八姫「噂なんだけど、芹ちゃんが、えっ、エッチな本を読んでたって・・・」

芹「ち、違うわよ!私はそれを読んでた男子達を注意しただけよ!」

八姫「そうだよね!」

芹のファン「そうだよな!芹さんならそれしかない!」

芹(ふー、なんとかあの本じゃなくて良かった・・・)

尾びれはついてた

Re: ナンバーズ8 ( No.29 )
日時: 2020/04/09 14:31
名前: いくちゃん (ID: yVTfy7yq)

29話・痴漢の濡れ衣(前編)

家の家族は通勤・通学は
三氏兄ちゃんと四美お姉ちゃん以外は電車通勤である。

ある日の電車の中
八期「えっ?」←腕を引っ張られる

女子高生「きゃあああ!痴漢です!」←八期の腕を握る

八期←必死で腕を払おうとする

学校の最寄り駅の駅長室
駅員「君!ダメじゃないか!人の体を触っちゃ!」

八期「知りません!僕はやってません!」

駅員「やってない人に限ってそう言うんだ!」

理「すみません、この子の学校の関係者なんですが・・・」

駅員「はい」

理「あの、どちらも家の学校の生徒のことなので、それにどちらも未成年ですし・・・、出来れば公にすることは・・・、あとは当事者同士で話し合いをさせますので・・・」

駅員「そういうことなら分かりました」

学校
女子高生「だから、あんたが私のお尻を触ったんでしょう!」

八期「知らない!僕はやってない!」

女子高生「嘘よ!私は確実に見たもの!あんたの手を!」

八期「知らない!僕はただ手を引っ張られただけだ!そしたら、なぜかこの人のお尻のところに手を当てられただけだ!」

女子高生「ってことは触ったんじゃない!今認めたわよね?!この変態!」

八期「違う!僕はやってない!手を引っ張られただけだ!」

先生「それを見たって人は?」

女子高生「知らないわよ!それに満員なんだから見てる人なんて一握りよ!」

楓花「家の子は恐らくやってないでしょう!」

女子高生「何?教師が味方になる気?」

理「松本先生!気持ちは分かりますが、一旦ここは抑えて・・・」

楓花「すみません・・・」

女子高生「とにかく触ったのはこいつなの!」

八期「僕は人に勝手に触らされたんだ!だから僕の意思じゃない!僕は何も悪くない!」

理「うーん、どちらも証明させるといってもねぇ・・・」

トントン

理「はい!」

ガチャ

男子A「失礼します!俺今日その電車に乗ってました!」

男子B「俺も!」

男子C「俺もです、そして見ました!こいつがその人のお尻を触るところを!」

理「その時、誰か手を引っ張ってた人はいた?」

男子A「いいえ!そいつの手だけてした!」

男子B・C「俺らは見えませんでした!」

女子高生「ほら!目撃者がいるわ!賠償請求よ!どう責任取るって言うのよ!」

八期「だから、僕はやってない!」

女子高生「目撃者がいるっていうのにまだ、シラを切る気?」

八期「こいつらが言ってることが嘘だったら?」

女子高生「なんですって!」

理「2人共落ち着いて!一旦この話は終了!後日改めて話します!」

しかし教室に帰っても今朝のことを散々ネタにされて僕は居心地が悪かった・・・
そしてその日僕は教室を抜け出し、どこか知らない部屋に入っていった!
まさか、そこで新たな出会いがあるとは思っても見なかった。


Re: ナンバーズ8 ( No.30 )
日時: 2020/04/12 12:38
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

30話・痴漢の濡れ衣(中編)
とある部屋
八期「あっ、これ人間の模型か・・・、凄いなあ、しかもこれ女の子だし・・・、動いて喋っらどんな感じなんだろう?」

?「そんなに私の発明品に興味ある?」

八期「あっ、あなたは?」

?「私の名は博士瞳!このクラブの部長よ!」

八期「なんという部活ですか?」

瞳「まあ、発明部とでも言っておきましょうか、そのロボットわね、あたしがで作ったアンドロイドなの!」

八期「凄いですね!」

瞳「今は充電中よ!今日は此と一緒に電車通学したの!」

八期「へえ・・・、どこから来てるんですか?」

瞳「中央線を使って来てるわ!」

八期「そうなんですか・・・、ええ!」

瞳「どうしたの?突然?」

八期「今日、何時台の何両目に乗ってました?」

瞳「確か、7時55分発で、先頭よ!私山の方から来てるし・・・」

八期「僕もです!もしかして今日の騒ぎとか聞いてたり・・・?」

瞳「ああ、痴漢騒動ね!知ってるわ!もしかしたら、この子が見てるかもしれないわ!ちょっと待っててね!」

八期「ありがとうございます!」

次の日
女子高生「何よ!何なの?」

男子A「何で俺たちまで?」

男子B「目撃者だからとか?」

理「その通りよ!」

瞳「実は私もその電車に乗ってたのよ!そしたらこの子が一部始終を見ていてね!」

女子高生「何これ?」

男子達「ロボット?」

瞳「彼女の目にはカメラが搭載されてるの!じゃあその映像を写し出すわよ!」

映像を見ていき・・・

瞳「これが君ね!」

八期「はい!」

瞳「で、これがあなたね!」

女子高生「ええ、そうよ!」

さらに映像を動かしていき・・・

瞳「ストップ!この手は誰のかしらね?」

理「ああ、確かに八期君の手を引っ張っているわ!」

瞳「あとね、この子のメモリーからこんな声が録音されてたわ!」

テープ
男子A「これで、あいつは学校に来なくなる!」

男子B「ああ、これで松本は少年院行きだな!」

男子C「俺らはただの目撃者だ!」

テープ終わり

男子A「そ、それは!」

瞳「心辺りがあるのかしら?まあ声紋検査すれば、あなた達ってことも分かるわよね!逸れにこの手と顔!あなたでしょ!犯人は?動かぬ証拠よ!」

男子A「は、はい!」

理「取り敢えず、あなた達3人は処分ね!」

八期「瞳さんありがとうございました!」

瞳「どういたしまして、お役に立てて光栄だわ!」

女子高生「お前らだったのか!」

男子達「ごめんなさい」

理「じゃあ、一件落着ということで・・・」

八期「まだです!」

全員「えっ!」

八期「あなたに謝罪とお詫びを申し立てます!」

女子高生「はあ?」

全員「ええ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.31 )
日時: 2020/04/09 21:02
名前: いくちゃん (ID: yVTfy7yq)

31話・痴漢の濡れ衣(後編)

八期「あなたに謝罪とお詫びを申し立てます!」

女子高生「はあ?」

全員「ええ!」

理「八期君!もう解決したじゃない!謝罪はこの3人から、そして3人は私が処分しとくから・・・」

八期「何言ってるんですか?この人も処分でしょ!」

全員「はあ?ええ!」

女子高生「あたしは被害者だぞ!」

八期「どっちが被害者だよ!こっちはあんたのせいで濡れ衣着せられてんだよ!それで教室も居心地悪いし!あんたにも責任あるだろう!あんたも処分受けろよ!」

理「それは無理よ!」

八期「何でですか?」

理「実質的な被害者はあの子で、彼女は痴漢にあって心苦しいのそれをケアしないと、それに間違いは誰にでもあるって言うでしょ!とにかく解散、解散!」

しかし

高等部
八期「おい!出てこい!責任とれや!せめてお詫び品か何か持ってこい!」

八期は休み時間のたびに文句を言いに行った

そして
先生「コラ、うるさいよ!」

八期「うるさいのはどっちだ!僕の気持ちかわかんないって言うのか?おい!出てこい!早くお詫び品持ってこい!」

楓花「あっ、いた!八期!話聞いてあげるから、職員室に来なさい!」

八期「やだ、やだ、おい!出てこい!早くしろ!」←母に抱えられ職員室へ

職員室
楓花「あなたの気持ちは分かるわ!でもあんなことしても意味ないの!」

八期「何で僕が悪者なのさ!おかしいよ!あいつが悪いんだよ!あとあいつらも!」

楓花「怒りはその嵌めた男子達にぶつけなさい!あの子には関わらない!」

八期「嫌だ!せめて謝れって話だよ!」

理「そうなると、向こうはあなたにも謝罪を求めて来るわよ!毎日、毎日、休み時間になったらうるさいって苦情来てるし・・・」

八期「そんなの知らない!あいつの自業自得だ!僕は100%悪くない!謝ることなんて1つもない!」

楓花「その気持ちだけは分かる、間違えられたなら、謝罪の1つはしてほしいものね、されてないんですよね?」

理「ええ、確かにそうね、そうだったわ!」

楓花「1回落ち着いて!今回が痴漢じゃなく、例えば盗みとかでいいわ!あなたの私物がなくなって、それが誰かの机の中にあったとします、あなたはどう思う?」

八期「本人か誰かが入れたか疑う」

楓花「じゃあ、本人が取ったと疑いました、それで犯人は別にいました、その人はどう思う?」

八期「まず、本人と発覚するまでは断定しない!」

楓花「今はそういう話はしてないの!本人が取ったと疑って他に犯人がいた、その人はどう思う?この質問に答えて!」

八期「自分を犯人にしやがって!って思う」

楓花「そうね、今のあなたのように、でも疑ったのが自分だとして誰かの机の中に自分の私物があった時は?」

八期「何であいつの机の上に?って思う」

楓花「他には?」

八期「あいつが取ったんじゃないかって思う」

楓花「そう!それよ!その気持ち!あんたも思ってしまうでしょ!確定してないことはみんなこの人じゃないか?って疑うのは当たり前なの!だから、1度や2度間違えられたって、文句は言っちゃダメ!みんなにあることだから・・・」

八期「・・・」

楓花「大丈夫!あの子にはちゃんと謝罪はさせるから!それで文句はなし!それ以上のことは言わない!あんたは間違えられたことを謝って欲しいんでしょ!」

八期「うん」

楓花「それでいいの!理さん、お願いします!」

放送をかけ・・・
楓花「あなたは痴漢を家の息子と間違えた!その謝罪はまだよね?」

女子高生「は、はい!でも・・・」

楓花「あなたは間違えたことを謝罪するだけ!それ以上のことはしなくていいわ!ただし、1番傷ついてるのはあなたではなく、犯人扱いされかけた家の息子だってことを忘れないで!だからこの子は何も悪くないから、何も言わない!」

女子高生「疑ってごめんなさい」

楓花「これで、いいわよね八期?」

八期「うん」

女子高生「で、でも・・・」

楓花「それ以上は言わないって言ったはずよ!確かに痴漢は被害にあった人は物凄くショックを受けるけど、犯人扱いされた人はその倍以上のショックを受けるの!だからこの子が怒る理由は私には痛いほど分かる、親として、教師として、そして人として!だからこの子は何も悪くない!それだけ分かってあげて!でないとこの子が報われない!」

女子高生「分かりました、すみません、失礼しました」

がらがら

楓花「これで一件落着ね!」

八期(じー!)

楓花「どうしたの?」

理「私に何か?」

八期←顔を膨らます

理「もしかして、この前の対応で怒ってる?」

八期「うん」

楓花「確かに、被害にあった女子高生から謝罪をさせなかったのは理事長の責任ですよね?」

理「わかったわよ!そうだ!お寿司おごってあげるわ!」

八期「やったー!」

理(安いなー・・・)

楓花「あっ、誤魔化すの大変なので家の子達全員お願い出来ますか?」

理「ええ!」

楓花「一応、理事長の失態でもありますし・・・」

理「わかったわよ!」

次回・みんなで回転寿司!

Re: ナンバーズ8 ( No.32 )
日時: 2020/09/12 15:54
名前: いくちゃん (ID: GqvoTCxQ)

32話・みんなで回転寿司
理「ハアー・・・」

一「なんかすみません!私達までご馳走させてもらって・・・」

理「一応、立て替えることで話はつけといたわ!私が実質払うのはあの子(八期)と鶴達くらいね・・・」

一兄「なあなあ、何でも食べていいんだよな?」

鶴「少しは遠慮しなさいよ!」

二「こんな大勢での外食は初めてじゃないかな?」

四美「パーティーとかは?」

二「それはまた別!」

有「ええっと・・・」

?「ああ、みんなはじめましてだね!私は岡田愛海(あゆみ)って言うの!中2よ!こっちが弟の岡田勇気(ゆうき)よ!」

勇気「はじめまして!岡田勇気、年は10!みんなよろしく!」

鶴「よろしく!」

一「よろしくね!私松本一!」

愛海「あなた達のことは母から聞いてるわ!」

二「えっ?母ってもしかして?」

愛海「ええ、あれが母よ!」

二「理事長代理の子供だったのか・・・、スゲーなあ!」

一「勇気君はうちの七美と同級生ね!」

取り敢えず全員席に座る

奥から(左にレーン)
鶴・有・理

  机

勇気・愛海

八期・四美・七美

   机

二・一・三氏

六生・五・グレーテル

  机

五模・六海・ヘンゼル

七斗・二美・三

   机

一兄・四輝・八姫

理「今日は遠慮せず食べていいわよ!」

全員「やったー!」

理「八期君」

一兄「八期だけかよ・・・」

一「元々八期へのお詫びなんだって!」

二「それで!」

理「別にみんなも遠慮しなくていいけど、帰った時は知らないよ?」

鶴「理さん、報告ですか?」

理「そりゃ、あんたらと八期君以外は立て替えなんだから!」

二美「お兄ちゃん、もう取ってる!」

三「容赦ないな!」

一兄「だってよ、食ったこともない物を食べるチャンスなんだぜ!お前らも早く食わないと、なくなるぞ!」

四輝「そうだ!そうだ!」

二美「いくら何でも遠慮なさすぎよ!」

二「俺らも食べていきましょか!」

一「そうね、二みんなの欲しい皿取っていってね!」

二「もちろん!」

一兄「うーん、うまい!この大トロ!」

二美「同感!」

三「普段、手に取れないものね!」

四輝「でも、一種類集中も意味ないから、他の物を取って行こうぜ!」

一兄「別に好きに取れよ!かといってその意見も一理あるな!」

二美「そうね、他のも美味しそうだし・・・」

鶴達一行
理「これが私の子供達!あんたらからしたらいとこね!」

愛海「愛海お姉ちゃんって呼んでもいいのよ!」

有「あいみねぇ〜・・・」

愛海「あ・ゆ・みよ!」

有「あ・い・み!」

理「有にはまだ早いか・・・」

鶴「よろしく愛海ちゃんと勇気君!」

二「しかし、散々だったな、八期!」

一「今日はそのお詫びで理さんが・・・」

三氏「そうなんだ!」

八期「本当に痴漢って何?」

一兄(人の身体を触ることだろ!)

四美「人の身体を触ることで・・・」

八期「そうじゃなくて、痴漢する奴の頭がわかんない!やってどうなるの!?」

一兄(そう来たか!どう説明すればいいんだ?)

二「なあ、これどう説明する」←小声 

一「一生知らない方がいいかも!」←小声

二「かといって、俺もわかんないし・・・」←小声

一「あんたも一生知らなくていいわ!」←小声

八期「あと下着泥もわかんない!」

理「はいはい、公共の場では静かにね!」

姉弟組「はーい」

理(なるほど、松本先生が八期君が痴漢していないって信じた理由が分かったわ!こんな考えの子が痴漢なんてするわけないわね!それよりも・・・)

一「二、それもう何皿目?」

二「えっ、ええっと1,2,・・・・,15皿目かな?」

理(みんなよく食べるわね、育ち盛りだものね!)

二「そういうお姉ちゃんも10皿以上いってるじゃん!」

理「見た感じ、姉弟組が多く、兄妹組が少ないわね、これは姉弟組の方が高くなるわね!それより・・・」

一兄「あっ、お前らワサビつけないんだ!」

八期「だって辛いんだもん!」

二「そうそう!」

一「私も苦手!」

一兄「お前ら子供だな、俺らはワサビあっても行けるぜ!」

二美「それにしても、二君と八期君、醤油つけないの?」

二「つけないね!」

八期「つけるものなの?」

二美「付けた方が美味しいんだよ」

二「いや、逆だろ!つけない方が断然美味しいよ!」

三氏「まあ、人それぞれだしなぁ・・・」

一「それもそうよね!」

ところが・・・
理「はい、請求書!」

楓花「本当にありがとうございました!」

真央「家の子達まですみません!」

楓花「しかし、あの子達容赦ないわね!」

真央「そうですね!高いものばっかり食べて・・・、みんなで95皿も食べて42150円って!」

楓花「うちは125皿食べて、35787円かー・・・、って言っても八期の分は引くから31843円ね!」

真央「えっ?」

楓花「どうしたの?」

真央「何で皿数多いのにそんなに安いの?」

理「あっ、個人集計させたら、1番安かったの八期君だったよ!1人4000円未満だったから、でもあの子18皿も食べてたのにな・・・、ちなみに1番皿が少なかったのは二美ちゃんで10皿だけど、5000円近く食べてた!八期君そんなに遠慮してたのかな?」

楓花「違います!あの子ツナとかコーンとかかわいいものしか食べないので、恐らくそれで安いのかと・・・!遠慮してたら半分の9皿で止めますから・・・」

真央「それでも十分食べてるよ!」

理「ちなみに1番多く食べてたのは二君だったけど、あの子で4500円余りだったからなあ・・・、ちなみに1番高く食べてたのは一君だよ!あの子だけ6000円以上も行ってたからね!」

真央「本当にすみません!」

楓花「そりゃ兄妹組は高いものしか食べてないもの!そりゃ高くなるわ!家の子達は好きなものしか選んでないから、たぶんそれで大きく差が出たんだと思うよ!」

その後兄妹組のお小遣いが3ヶ月少なくなったとは言うまでもない。


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