二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.143 )
- 日時: 2021/09/13 22:24
- 名前: いくちゃん (ID: f5yb.dIk)
141話・0の反省
八期「零ちゃん!」
零「ど、どうしたの?」
八期「一緒に帰ろうよ!」
零「あっ、私校長先生に用事頼まれてたから、そうだ!愛海ちゃんにメールしとくね!」
八期「う、うん・・・」
廊下
八姫「あれ?八期、1人!」
八期「うん」
八姫「零は?」
八期「零ちゃん、最近僕から離れてる感じ・・・」
八姫「えっ?どういうこと?」
校長室
零「はあー、やっちゃった・・・」
香「何をやったの?」
零「ほ、星田先生!」
星田「ため息付くと幸せが逃げるって言うわよ!」
一方
愛海「あっ、八期君!お姉さん達と一緒に帰ろうか!うち、八期君の家と方向同じでどちらまで一緒だからさあ!」
八期「うん、いいよ!」
希「八君!」
グレーテル「俺も待ってたぜ!」
町子「普通逆だと思うよ!」
子「まあまあ・・・」
青奈「ああ!みんなズルい!私も!」
八姫(本当に年上多い・・・)
芹(八姫膨れてる・・・)
茨(姫、もっとも積極的にならないと!)
希「そう言えば八君、マラソン大会で優勝したんだってね!」
町子「へー、知らなかった(結果は聞いてなかったからな)」
八期「学校主催だし、ペナルティ合ったからってこともあるけど・・・」
愛海「でも、お母さんから聞いたけど、大会新記録じゃない!本気でやれば長距離走の選手にだって・・・」
八期「ずっと走るのは嫌かな・・・」
芹「そう言えば、優勝賞品として校長先生から何か貰ったのよね?」
青奈「へー、なに貰ったの?」
八期「ええっと・・・」
グレーテル「もったいぶらないで早く言えよ!」
町子「そんな焦らせなくても・・・」
八期「き、き、き、・・・」
子「き?木?植木か木材でも貰ったの?」
八姫「ああ、私聞いたわ!キスよ!」
全員「キス?!」
希「き、き、き、キスって、あのキス?」
愛海「お母さんとお父さんが・・・」
八姫「そっちじゃなくて魚のキスだよ!」
子「なあんだ、そっちか、てっきり八期君が校長先生にキスされたかと思ったよ!」
グレーテル「校長に唇奪われるのとか失神ものだよ!」
希「校長先生とキスした訳じゃないのね?」
八期「・・・」
希「本当にしたの?!」
八期「ええっと・・・」
希「したのね!」
愛海「何で断定?」
希「八君は肯定するときは黙るもん!否定なら即言うもん!」
青奈「あんた、校長先生とキスしたの?」
八期「・・・」
希「ほら、否定しない!」
グレーテル「マジかよ・・・」
八姫「校長先生って、性別どっち?」
愛海「女の先生よ!」
芹「どちらにしてもセクハラでしょ!大問題じゃない!」
一方その頃
香「そこでするか!」
零「自分の気持ちが先走って・・・」
香「零、キスは女の子だけでなく、男の子にとっても大切な物なの!そんな気まずいファーストキスあの子が喜ぶと思う?」
零「やっぱり嫌な思いしてますか?」
香「いや、あなたみたいな可愛い女の子にキスされたから嫌な思いはしてない、けど、きっと戸惑ってるわ!もしかしたら自分のことが好きなのか?どうかってね!思春期の男子なら絶対思うことよ!しかもキスされれば尚更ね!」
零「わ、わ、わ、たし・・・は、・・・」
香「今回が八期だったから良かったかもしれない!もし他の誰かで、あなたのことを襲ってきたりしたらどうするつもりだった?」
零「分かりません」
香「あなたはきっと恥ずかしい思いをして、弱みを握られ、生きていくのが嫌になってたと思うわ!だからそういうことは慎みなさい!」
零「はい、わかりました」
香「それで何で八期にキスなんてしたの?まさか、あいつのことが好きだからとか?」
零「いいえ、八君の理想に近づきたかったからです!」
香「どういうこと?」
零「八君はハーレム系の漫画が大好きで、自分で調べたヒロインの特徴を私に教えてくれるんです」
香「それとどう関係が?」
零「八君の好きなタイプのヒロインが昇格ヒロインなんです!」
香「それで?」
零「昇格ヒロインの特徴は素直じゃない妄想少女で、好きな人キスがしたいと思っている人達ばかりで・・・」
香「そのキャラになりきろうとして?」
零「いえ、昇格ヒロインの話をしたら、私の方が自然と意識したと言うか、そもそも恋ってなんなのか?」
香「(ダメだこりゃ!元々こういう性格だ!)それでキスした理由は?」
零「単にキスに興味を持ったからです!でも、どうでもいい人とかお姉ちゃんとかは違うなって・・・」
香「全く、それでどうするの?」
零「彼の顔をまともに見れません!」
香「じゃあしばらく先生の所にいる?」
零「えっ?」
こうして零は担任の星田先生と1週間ホテルで過ごした。
そして
零「八君、ごめんね」
八期「何が?」
零「キスのこと!」
八期「ああ、びっくりしたけど、嫌な気持ちではないよ」
零「キスなんだけど深い意味は無いよ!ただ、ただのご褒美なの!マラソン大会優勝のね、じゃあごめんね!」
八期「うん」
香(この2人のことは見守って行くことにしましょう!)
- Re: ナンバーズ8 ( No.144 )
- 日時: 2021/09/15 08:51
- 名前: いくちゃん (ID: f5yb.dIk)
142話・合唱会の事件再び・・・①
合唱会の練習中
女子A「うーん」
女子B「どうかした?美久?」
香「美久ちゃんどうしたの?」
美久「先生、何度聞いても音が大幅にずれている子がいるんです」
香「本当に?男子の大半が女子パートに釣られてるとか?」
美久「至って大丈夫ですよ!分かれてます!」
男子A「俺誰かわかるぜ!」
美久「昇君わかるの?」
昇「八期だよ!」
八期「はあ?違うし!」
昇「お前さっき間違ってたじゃないか!聞こえてたぞ!」
八期「そりゃ、さっきは音の高さ間違えたよ!1ヶ所は!でも毎回間違ってはない!」
香「あんまり八期責めると飛ばされるよ!何人居なくなったことか・・・」
男子B「俺も八期だと思う!」
男子C「俺も!」
男子達「俺らも!」
八期「絶対違う!」
その後も何度もやるがやっぱりずれている人がいた。
職員室
香「松本先生!」
楓花「はい!」
香「八期って音痴?」
楓花「そうね、うちの兄弟は二以外は音痴だって言ってるわ!」
香「そうなんですか!」
教室
美久「八期君ちゃんと合わせて!」
八期「合わせてるわ!」
昇「なら、お前は音痴だな!」
八期「音痴じゃない!」
七美「いや、音痴じゃん!」←通りすがり
八期「音痴じゃない!七姉の耳がおかしいだけだよ!」
七美「兄弟7人中6人が音痴だって言ってるのよ!それのどこが音痴じゃないって言うのよ!」
八期「みんな耳か頭がおかしいんだ!」
七美「何ですって!じゃあ歌ってみなさいよ!」
八期「じゃあ少し騒いどいて!」
生徒達「騒ぐの?」
歌い終わると
生徒A「何この歌声!」
生徒B「悪寒が・・・」
生徒C「メガネが・・・」
生徒D「肌が・・・」
七美「もう、この音痴!やめなさいよ!」
八期「音痴じゃない!みんな耳がおかしいんだ!」
七美「何ですって!」
楓花「コラ!こんなところで兄弟ゲンカはやめなさい!」
自宅
零「八君、ここで歌ってみて!」
八期「うん!」
歌い終わると
一「やめて!」
三氏「無理だって!」
四美「最悪!」
五「何この音!」
六生「ジャイアンか!」
七美「ボエー!だよ!」
二「みんな、最低だな!」
一「何であんたは普通に聞いてられるのよ!」
一兄「正直耳塞ぎたい!」
二美「耳鳴りひどい!」
三「なんだ!この毒音は!」
四輝「もう歌わすな!」
五模「もう黙ってろ!」
六海「誰ジャイアンみたいな声?」
七斗「トイレまで聞こえてきたぞ!」
八姫「えっ?めちゃくちゃいい声だったのに?」
兄妹組「何で?」
次の日
美久「八期、あなた歌わないで!」
八期「はあ?何で?」
美久「私達はね本気で賞を取りたいの!あなたみたいな人がいたらみんな迷惑なの!」
八期「な訳あるか!」
美久「だってあんた音痴じゃん!」
八期「音痴じゃない!」
美久「出るなら口パクで出て!」
八期「それこそやだよ!お前の方が耳おかしいんじゃねーのか!」
美久「みんな嫌がってるのよ!」
八期「じゃあ全員の耳がおかしいんだ!」
クラス全員「なんだと!」
職員室
香「まーた、こうなって・・・」
八期「僕は悪くない!」
楓花「あんたの歌声はみんな嫌がってるんだから・・・」
八期「僕は音なんか外してない!むしろうまい方だ!あいつらの耳がおかしいんだ!」
香「ちなみに聞くけど零はどう思った?」
零「私は昨日聞いてどこもおかしいとは思いませんでしたよ!至って普通でした」
香「松本先生から見て?」
楓花「私は音痴だと思います!」
八期「そんなに言うならカラオケで採点させて!それで証明する!」
楓花「分かったわ!星田先生、これ、カラオケ代です!明日は休みなので本人の気が済むまで歌わせて下さい!」
香「分かりました!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.145 )
- 日時: 2021/09/16 21:42
- 名前: いくちゃん (ID: f5yb.dIk)
143話・合唱会の事件再び・・・②
とあるカラオケ店
香「ここがカラオケね」
零「私も来るの初めて!」
八期「僕は久しぶり!そんなに来たことないから・・・」
愛海「そんなに来てないの?」
希「私達はよく休みとかに行くよね?」
子「ストレス発散に丁度良いし!」
青奈「好きな歌歌い放題だし!」
町子「うわー!凄い!」
グレーテル「中ってこんなんなってんだ・・・」
八姫「あの、何で希さんとか高校生メンバーが居るんですか!」
芹「そもそもただ、八期の音程調べるためだけにこんな人数いりませんよ!」
希「何よ!私達グループでしょ!八君が本当に音痴だったら今後の活動に影響出るじゃない!」
町子「それに私しか絶対音感持ってないし!」
零「まっちゃんはともかく、多すぎますよ!」
香「言っとくけど私が貰ったのはカラオケ代だけだから、料理とかは自分で払ってね!」
全員「はーい!」
香「あっ、零の分は私が奢るわ!何でも頼みなさい!」
零「いいんですか?」
香「ええ、遠慮せず何でも頼みなさい!」
全員「ブーブー!零ちゃんだけズルい!」
芹「そもそも目的は?」
八姫「早く歌いなさいよ!」
八期「採点設定出来たんだけど歌いたい曲がない!」
香「ジャンルは?」
八期「アニソン!」
アニソンのタイトルを聞き
香「無いなら仕方ないわよ!別の歌いたい曲にしなさい!」
八期「ちぇー、仕方ない、まずは・・・」
1曲目
希「いい感じだったね」
青奈「悪くはないわ!」
子「音もそんなに外してなかったし・・・」
芹「でも、結果を見ないと・・・」
86点(小数点以下省略)
八期「ええっと?」
香「私始めてだから基準がわからない!零歌ってみてよ!」
零「うん、わかった!」
零が歌い終わった後
希「先生、何泣いてるんですか?」
香「零のあまりの歌声に感動して涙が・・・」
愛海「大袈裟・・・」
青奈「涙腺弱すぎ!」
90点
香「おお!凄いじゃない!」
零「で、基準は?」
町子「はっきり言いますよ!カラオケの平均点は大体が80点台です!90点以上からそこそこ上手く、95点以上がプロの歌手並み、100点がプロ顔負けってところでしょうか・・・」
芹「つまり八期はそこそこ上手いってことですか?」
町子「まだ1曲だけなので回を追う毎に平均を見てみましょう!そして採点の一言も忘れずに!」
2曲目
88点
3曲目
90点
4曲目
92点
5曲目
95点
その後も80点台連発、90点台もそこそこ出した八期だった。
町子「ビデオを撮る私から見ると違和感も何もありません!それに機械もセンターはおろかソロで歌っても大丈夫という評価もありますしね!」
香「ただ、1人なのに2人のデュエットの相性が良いという評価が私は気になった・・・」
芹「私は音痴って訳じゃないけど違和感が合ったわ!」
八姫「何に?」
芹「機械の言うように、1人じゃなく2人以上の声が聞こえた!」
愛海「それは私も感じた!」
町子「八君、何を意識して歌ってるの?」
八期「歌っている人に成りきってかな?」
グレーテル「確かに、さっき曲、音外すなと思ったら原曲予約してなかったから酷かったもんな!」
町子「つまり、歌っている人の真似をしてる?」
八期「うん!声もその人に近付けて・・・」
香「モノマネか!」
八期「だって音楽の先生いつも、『先生の真似をして』って」
香「誰が声真似をしろと言った!」
八期「えっ?違うんですか?」
香「あれは先生と同じ高さで歌ってってことで、声真似をしろとは言ってない!」
町子「でも上手いですよ!それに私達もそれなりの点数取ってますから、この機械が壊れてるわけでもないと思いますよ!」
芹「待って!別の部屋行ってみない?機械が壊れてるかお世辞か忖度モードの可能性だってあるし・・・」
零「せっちゃんも疑り深いなぁ・・・」
芹「念のためよ!もし、私と同じこと言う人が居たらどうするのよ!」
明くる月曜日
香「はーい、先週の週末先生は八期の声を聞いてきました!その結果を報告します!」
全員「ごくり」
香「八期は・・・、とても歌が上手かった!むしろ採点が80点台、90点以上も余裕で取れるし、機械からグループのセンターでなく、ソロを薦められるほど上手だった!」
全員「ええ!嘘だ!」
香「よって、八期は音痴でないことが証明されたので、文句は言わさず八期もちゃん合唱会に出します!これ以上文句を言うといじめただからね!わかった?」
全員「はーぃ・・・」
香「声が小さい、はっきり言いなさい!」
全員「はい!」
ちなみに結果は音楽の先生曰く金賞だった。
香「普通に上手いじゃん!どこが音痴?」
- Re: ナンバーズ8 ( No.146 )
- 日時: 2021/09/16 22:31
- 名前: いくちゃん (ID: f5yb.dIk)
144話・8にマスクを着けさせろ!
朝の会
香「えー、最近インフルエンザなどの細菌がうようよ飛んでて風邪を引く生徒が続出してるから、みんな気をつけてね!手洗いうがいもしっかりね!」
全員「はーい!」
香「ん?えっと、八期!ちょっと廊下へ!」
八期「はい?」
廊下
香「あんたさぁ、風邪引いてる?」
八期「いいえ!」
香「それならいいけど、念のためマスクしてなさい!」
八期「・・・」
休み時間
香「あれ、八期マスクは?」
八期「持ってません!」
香「給食セットのがあるでしょう!」
その後もマスクを着けない八期
職員室
香「ハアー・・・」
楓花「どうかされました?」
香「八期がマスク着けないのよ!」
楓花「あの子マスク嫌いですからね」
香「何で?蒸れるからとか?」
楓花「いいえ、自分が風邪引いてるのを信じたくないからです!」
放課後
零「ねえ、八君?」
八期「何?」
零「風邪引いてるでしょ!」
八期「引いてない!引いてない!」
零「じゃあ、体温計測る?」
八期「絶対ヤダ!」
グレーテル「どうせ、当てられるとき痛いとかだろう!」
八期「測ったときの体温を見て本当に熱が合ったらヤダ!知りたくない!だから体温計大嫌い!」
町子「そんな理由で体温計嫌いな人初めて聞いた・・・」
芹「ただの現実逃避じゃん!」
希「愛海ちゃん!今回ばかりは八君羽交い締めにして!」
子「無理矢理でも体温測らせましょう!」
八期「やめて!」
ピピピピ!ピピピピ!
40.6℃
全員「めっちゃ高熱!」
愛海「私、先生呼んでくる!」
芹「バカじゃない!」
希「こんな高熱でよく来たわね?そしてよく耐えてたわね・・・」
八姫「あきれた・・・」
グレーテル「なんて執念」
町子「そんなに学校が好きなの?」
八期「風邪を引いてるなんて思いたくない!」
芹「だからそれただの現実逃避!」
がらがら
香「やっぱり風邪引いてたじゃない!」
青奈「早くマスク着けなさいよ!あたしらに移されたら困るもん!」
八期「マスクなんて嫌い!」
グレーテル「どうせ蒸れるとか息苦しいとかだろう?」
八期「周りから風邪引いてるなんて思われたくない!」
町子「本当にこんな子初めて!普通、仮病使って学校休む子の方が多いよね?」
希「仮病ならぬ、仮元気ね!」
楓花「たく、二か!」
一「本当、そっくり!理由も!」
二「お姉ちゃんも人のこと言えないぞ!」
それから
朝の会
香「出席を・・・、八期!病み上がりなんだからマスク着けなさい!」
八期「もう大丈夫ですよ!」
職員室
香「松本先生、どうやったら八期はマスクをつけるでしょうか?」
楓花「それは私が聞きたいです!」
愛海「例えば、全校生徒及び全職員つけるとか?」
理「前にやったけど、まばらだったわ!」
楓花「それに通学路で外す子多かったし・・・」
零「八君ってマスク嫌いなんですよね?」
楓花「えー、まあ理由は現実逃避だけどね・・・」
愛海「マスク嫌いの人をマスク好きにするのか・・・、嫌いな食べ物を克服させるレベルで難しい」
一「マスクの魅力を語るとか、危機感とか補修にするとか言っても意味無さそうですしね・・・」
鶴「なんとなく分かる」
零「ねえ、2人からは何かいい案無い?」
芹「そもそも何でここに呼ばれたのかが疑問!」
零「ごめん!」
八姫「でも1つ疑問があるんだけど・・・」
零「八ちゃん、何が疑問なの?」
八姫「マスク嫌いのはずなのに、八期って給食当番の時は普通にマスク着けてるわよね?」
芹「そう言えば・・・」
香「確かに・・・」
零「それだ!」
全員「えっ?」
零「理さん、今度の全校集会でマスク月間を取り入れてください!」
理「マスク月間?」
零「愛海ちゃんの全校生徒及び全職員、マスクをつけましょう!」
次の全校集会
理「理事長の理です!明日からマスク月間を乗り入れたいと思います!マスクは防寒具の1つ!言わば装備!例えるなら制服?一部です!
皆さんも給食当番の時、エプロン、帽子、そしてマスクを着けます!あれは言わば給食を準備するときの制服!なくてはならない物です!
では、マフラーや手袋は何故着けますか?
勿論寒さ対策!風邪を引かないようにですね!マスクも風邪を引かないようにするための防寒具の1つ!装備です!
この時期は体調崩しやすいです。体調を崩さないためにもマスク1つ着けて全員、そして全職員この冬を乗り越えましょう!」
全員「はーい!」
すると
理「おはようございます!おっ!八期君ちゃんとマスク着けてるわね!それで良いのよ!」
芹「何で着けるようになったの?」
零「それはマスクを着けなさいじゃなくて、マスクを着けないと大変なことになるよ!っていう言い方にしたの!」
八姫「どういうこと?」
零「マスクって風邪の予防以外に使われる時は?」
芹「確か大工さんとか・・・」
八姫「病院の先生は絶対だよね?」
グレーテル「ごみ処理の人も!」
零「そう、給食センター試験人もマスクしてるし、それは風邪予防以外にも、汚いものを食べ物に入れないという理由もあるよね?」
3人「うんうん」
零「つまり、マスクは装備・制服だよ!って言えば、仕方なくするってことなの!」
3人「へー・・・、そうなんだ」
その後この年以降
12月から2月までを全校生徒及び全職員のマスク必須が義務付けられた!
勿論装備として。
- Re: ナンバーズ8 ( No.147 )
- 日時: 2021/09/22 23:18
- 名前: いくちゃん (ID: SGjK60el)
145話・来年度に向けて
理「星田先生!ちょっと・・・」
香「はい!」
育野「何を話してるんだろうね?」
楓花「来年の事じゃない?」
愛美「でも、星田先生って凄い先生ですよ!」
栞「確かに、私達新人の先生の中ではずば抜けているというか・・・」
育野「でも、中堅の先生達も凄いって言ってましたよ!まさかあのコロコロ先生が変わっていたクラスを1年も担任出来るなんて!って・・・」
楓花「悪かったわね!コロコロ変えさせて・・・」
育野「あっ!ごめん!」
楓花「1年生の時に2回!2年生で3回、3年生で4回、4年生で5回!本当に何あの子は・・・」
育野「まあ、一応被害者だもんね!」
楓花「そりゃ、うちの子は理由もなしに手を出す子じゃないわ!それに香先生、他の先生と違って、毎日毎日、私のところまで来て八期のことで確認取ってたのよ!」
育野「そう言うところが他の先生と違うんじゃないかな?」
楓花「前聞いた話だと、生徒の言い分は50:50だって!」
育野「どう言うこと?」
楓花「生徒の言い分は基本信じるけど、嘘をついてる可能性も覚悟してるんですって!」
育野「へー!」
愛美「そう言えば先生、教師は第3の親って口癖のように言ってますよ!」
楓花「それはそうね!そう言う考えだからこそ教師を出来るんじゃないかしら?」
零「あの・・・」
楓花「あら、零ちゃん!何か用?」
零「私も星田先生について!私担当教科が算数なんですよ」
楓花「そうね」
零「それで星田先生から教え方を教えてもらってるんですが、それが少し変わっていると言いますか・・・」
愛美「どんな教え方?」
零「例えばですよ、先生方1+1は?」
楓花「そんなの2でしょ!」
零「じゃあなぜ2ですか?」
楓花「それは1に1を足せば2になるじゃない!」
零「それだと説明になって無いそうです!」
全員「ええ!」
零「もしこれが粘土や花束なら、2になるのか?って聞かれるとそうではない!それはいくら足しても1にしかならないって!」
育野「じゃあなんて説明すれば良いの?」
零「1の1つ先は2だから1+1は2!」
楓花「どう言うこと?」
零「双六です!振り出しを0として、今、1にいます!サイコロを振って1が出ました!ではどこに進む?勿論答えは2ですよね?1の1つ先は2なんですから!」
全員「ああ!」
育野「じゃあ引き算は?」
零「8-6分かります?」
育野「2でしょう!簡単よ!」
零「それでは証明を!」
育野「8の6つ前は2だから!」
零「だめです!双六で戻るのは指定された場所だけなので説明になってません!」
育野「ええ!」
零「引き算は俗に言ういくつといくつです!」
楓花「なるほど!」
零「だって、8の分け方は決まってますから!引き算は数の組み合わせの問題!
なので、説明するなら6に後いくつ足せば8に戻れるのか、答えは2ですよね!こういう説明です!」
全員「凄い!」
零「こうすることによって誰が何について分からないのかを分かることが出来ると仰っていました!」
楓花「私も先生を見習わないと!」
零「もう1つのアドバイスとして現実を見せる!っと言われました。現実を見せることこそ証明だから!後生徒の間違いを笑わないように!学校は間違って当然!むしろなぜ間違ったのかを考える場所だと」
育野「先生の鑑よ!」
香「何を話してるんですか?」
育野「星田先生!」
零「先生はとっても頼りになって子供想いの先生だって話してたんです!」
香「ありがとう!でも私だって失敗の1つや2つはあるわよ!」
楓花「そうなんですか?」
香「林間学校で船の班決めてなかったのがね・・・、それで私も一緒に風呂掃除よ!」
育野「むしろそれで良かったですね!他の先生追い出されて一年受け持つ方が難しいって思われたクラスなんですよあなたの・・・」
楓花「本当にうちの息子がお世話になって・・・」
香「いいえ、むしろ私の方が考えさせられました!」
楓花「それで理事長とどんな話を?」
香「来年のことです」
楓花「やっぱり!それで?」
愛美「まさかもう新しい学校に・・・」
香「いいえ、来年度も八期がいるクラスをよろしくと!担任出来るのは私しか居ないって!」
楓花「本当にすみません!」
香「いいえ、むしろ私はあいつの第3の親となれるように頑張ります!」
次回から進級!6年生の話!
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