二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.415 )
- 日時: 2024/05/18 22:02
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
413話・朝の初センターライブ
香「はい!約2名入院したけど、他に体調不良者は居ない?」
全員「居ません!」
香「止めてよね!ライブ中またはライブ終わりに倒れるのとか・・・」
八期「倒れてみたいな・・・」
香「バカ!そんなこと合ったらライブ一生中止よ!」
八期「すみません・・・」
香「と言うわけで、優愛ちゃん!作曲お願いね!」
優愛「分かりました!」
芹「今回は沙也佳ちゃんも一緒に頼む!」
沙也佳「はい!腕が成りますね!」
八期「出来たら朝のとこ持っていてって!」
朝「えっ?」
八期「お前のセンター曲なんだからお前が決めなきゃ誰が決めるのさ!」
朝「皆さんは見ないんですか?」
八期「後で見るよ!お前が協議した後に要望する感じにな!」
朝「はあ・・・(私の意見優先・・・、愛好会だと美麗さんの意見が絶対って感じだったな・・・)」
フォーメーションチェック
亜利紗「ふへー、移動大変だよ!何でこんなに動くのさ!」
朝「同感!付いていけない!」
希「うちは楽しむこと優先で勝ちには行ってない!」
朝「そんなことで良いんですか?」
子「良いの!『負けて元々』って思ってやった方が負けても切り替えられる」
亜利紗「この移動は?」
八姫「全員がずっと同じ位置でダンスって筋力トレーニングでも準備体操でもないのよ!」
金「それに沢山居るチームだからこそ、皆あちこち動かさないと面白くないでしょ!」
芹「ってリーダーが言ってた!」
亜利紗「名誉会長絶対命令なのね!」
グレーテル「そうでもないよ!毎回やってて、俺達も楽しいって思ってるし、無謀な移動までは挑戦しないから!」
愛海「言わば出来る範囲のギリギリを攻めてる!ダンスや振り付けで勝負しないなら、私達が唯一他に無いものを出すにはメンバー間の移動が場を楽しますポイントなの!」
朝「つまり、移動で点を取りに行ってると言うことですか?」
愛海「そうなるわね!あわよくば、上を狙ってるわよ!まあ、それだけで勝てるとは誰も思ってない!けど、この移動こそが楽しいのよ!」
朝『愛好会寄りは多少は緩い、だけどここだと楽しみしかない!愛好会は結果を出さないと舞台にも上がれない!』
優愛「曲出来たわよ!」
沙也佳「歌詞もです!」
八期「じゃあ、まずは朝だけ!」
朝「私だけが聞くんですか?」
八期「お前のセンターなんだから!まずはお前からだ!僕らはお前が決めた曲を聞いてから多少の手直しをする!」
希「うちではそういう決まり!センターの人の意見が先に優先される!」
朝『愛好会だと、美麗さんの意見が絶対で異論出せないんだよな・・・、まああの人自体が凄いだけだと思うけど・・・、それにセンターは1番上手い人、大半美麗さんなんだけどね・・・』
数分後
朝「協議終わりましたよ!」
八期「よし、じゃあ歌って!」
朝「今からですか?」
八期「確認はセンターの人が先に1フレーズだけ歌って皆で意見を出し合う!それが決まり!そもそもお前のセンター曲なんだから!」
朝「はい・・・、『これは愛好会だと、モナさんが作ったのを美麗さんが確認した後に歌う本人に確認してもらう感じ!順番逆だ!』」
歌い終わる
優愛「どうですか?」
八期「う~ん、分からん!」
バタン!
朝「しっかりして下さいよ!」
希「メロディーは嫌いだけど、こうでないと歌詞に合わない、イメージ通りだけど自分としてはもっと楽しい方が良いが、盛り上げるとイメージを潰してしまいライブとして成立しないから何も言えないってことね!」
八期「うん!」
朝「何で分かったんですか?!」
希「八君の歌の『分からない』の答えは基本これだから!」
朝『ちゃんと歌う人と聞く人の両方考えてる!自分のやりたい感情を抑えて・・・、本当に絶対命令を悪用する人なら自分の好きなようにする筈なのに・・・』
芹「私は女子の気持ちに偏りすぎてないかな?って思った!」
ヘンゼル「俺も!」
秀喜「真の平等と言うなら男子の気持ちにも成って欲しい!」
朝「それは2番に!」
グレーテル「反感買うと思うぞ!半々で上手く分けた方が良いんじゃね?」
沙也佳「やってみるね!」
朝「私の意見は?」
八期「試してみることが大事!候補作るのは作詞者の自由!」
朝「はい・・・」
優愛「沙也佳、音変えた方が良いなら言って!高さや長さ調節するから!」
沙也佳「分かった!」
直した歌詞を歌う朝
全員「おおっ!」
希「違和感ないよね?」
子「男の子も女の子も共に平等って感じ!」
八期「お互いがお互いに対して文句言うのがまた良いね!」
葉月「ただ、そのパートを誰が歌うんだ?」
全員「あっ!」
愛海「八期君とせっちゃんでどう?そういう言い合い何回かしてるし!」
八期「ええ?」
芹「恥ずかしいわよ!」
希「そもそも台詞だと八君苦手じゃない?前振り入れないと無理だと思う!」
金「会話間にセンター担当の歌詞入れるとか?」
女性陣「それ良い!」
秀喜「まあ、目立つよな!センターが!」
希「そうなると並べ方は男子と女性分けた方が良いわね!」
結「男子の数少なすぎませんか?」
平江「渚さん入れても6人ですよ!」
子「ただ、今2人離脱して全体人数が20人ね!」
希「何人か男装する?」
八姫「お客さんから見て左が男子、右が女子でしょ!」
八期「男装しなくても前の3人が盛り上げ役とか?センターの朝は歌うけど後ろの2人は取り巻きとか!」
葉月「その方が良いな!」
愛海「でも、9:11だったとしても、男子は6人だから・・・」
グレーテル「俺が男装しても分からないって!」
芹「それもそうね!」
朝『あれ?皆がどんどん意見出してる!愛好会は美麗さんの指示に従うだけなのに・・・』
パート分け
八期「センターは最初の入りとサビのほとんどを担当してもらうから!」
朝「はい!」
八期「他にこのフレーズは私が!って場所あるか?」
朝「特にありませんね」
八期「気になったらいつでも言えよ!本番前に変えるって成ったら大変なんだから」
朝「はい!」
朝の部屋
朝「はあー、疲れたな!それよりも、アイドル研究部、『リーダー絶対命令』って言われてたから、どれだけ酷い部活かと思ってたけど、意外と普通だった!ただ、愛好会と違うのは勝負するのではなく、ライブそのものを楽しもうとしてたって事かな!」
ガチャン
昼「あっ!姉ちゃん帰って来てたんだ!」
朝「昼!女子の部屋に勝手に入るな!あとノックくらいしろ!」
昼「そう言えば噂によると姉ちゃん愛好会クビに成ったそうだな!」
朝「成ってない!」
昼「でも、周りの皆が姉ちゃんは愛好会を追い出されたって言ってたぜ!しかも違う部活動してたって聞いたし!」
朝「合ってるけど、違う!確かにアイドル研究部で部活動してるけど、あくまで偵察してるの!」
昼「偵察?何で?」
朝「アイドル研究部がどういう部活動してるのか中身を知りたくてね!同じアイドル活動する部活だけど、どう違うのかをね!」
昼「ふーん!」
朝「聞いて驚きなさい!」
昼「何?」
朝「私、夏休み入る直後の週末に初ライブをするのよ!」
昼「えっ?マジで!愛好会の?」
朝「研究部の!」
昼「なんだ!」
朝「それでも、いきなりセンターよ!」
昼「センター?まさかいきなり選ばれて?」
朝「はない!研究部では、新人がいきなりセンターを張るライブをするのがルールなのよ!」
昼「なんだそれ?」
朝「ライブを楽しんで欲しいからって親心みたいなものよ!」
昼「ふーん」
朝「まあ、名誉会長曰く、本音は『センターで踊った』と言う記憶を自分と周りに残しておきたいからですって!」
昼「ふーん!センターってそんなに特別なものなの?」
朝「そりゃそうよ!愛好会ではそのセンターを巡って切磋琢磨してるんだから!」
昼「研究部では?」
朝「競い合いは基本無い!兎に角楽しむこと優先!」
昼「なんだ、誰でもセンター出来るんじゃねーか!」
朝「それでも研究部のセンターには意味があるのよ!」
昼「どんな?」
朝「それは、当日に感じなさい!」
ライブ当日
朝「小さいステージですね」
八期「贅沢言うな!誰も大きなステージにぽっと出の新人出すか!」
朝『ですよね!』
八期「今回のライブはお前の進退とセンターの記憶を残すためのライブだ!兎に角楽しめ!」
朝「はい!分かりました!」
ライブ後
朝「皆さん!今日は私のデビューライブに来てくれてありがとうございました!これからも応援宜しくお願いします!」
八期「と言うことは?」
朝「えっ?」
八期「研究部来るのかどうかだよ!ここで決めろ!」
朝「私は・・・」
ゴクリ
朝「研究部で頑張ります!研究部のライブ楽しいですよ!」
美麗『朝の初センターのライブがあるからって聞いて来てみれば・・・、何ですって!?』
- Re: ナンバーズ8 ( No.416 )
- 日時: 2024/05/19 10:29
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
414話・バスト交換
青奈「ハー、どうやったら胸を小さく出来るのかしら?」
愛海「そんなことで悩んでるの青奈くらいだよ!」
青奈「だって!私元デブよ!それで毛嫌いされて、誰にも助けられないなかで八期が最初に声掛けてくれて変わる決心した結果ナイスバディな体を手に入れたら引かれたのよ!意味分かんない!」
愛海「変わりすぎなのよ!ぶっちゃけ夏休み明け私もクラスの皆も引いてたから!」
青奈「そうなの?」
愛海「『あの娘誰?』状態だったからね!」
青奈「それでも、2時間目終わってから告白ラッシュだったんだから!『胸が大きいから嫌です』って、これじゃ骨折り損のくたびれ儲けじゃない!私は何のために変わったのよ!」
博士瞳が通る
青奈「あっ!博士!」
瞳「うん?」
青奈「ちょっとお願いがあるの!」
瞳「何でしょうか?」
青奈「私の胸を小さくして欲しいの!」
瞳「胸を小さくですか?変わった方ですね・・・、大半は『大きくして』と集まってきますが・・・」
愛海「居ることは居るんだ!」
瞳「それで何が理由ですか?肩が凝るからですか?」
青奈「私、この体で好きな人に告白したんだけど、引かれて振られたの!なんか貧乳好きらしくて!」
愛海「いや、そもそも胸に興味の無い子だし!」
瞳「そうですか・・・」
青奈「それでなんか胸を小さくする薬とか無い?」
愛海「そんなのあるわけ無いでしょ!性転換する訳じゃあるまいし・・・」
瞳「あるにはありますが・・・」
愛海「あるの!」
瞳「時間制限ありますよ!」
青奈「それでも良い!」
愛海「良いの?」
瞳「場合によってはもっと大きくなったり変わらない可能性もありますよ!」
青奈「大丈夫!」
愛海『どういう薬なんだろ?』
博士の研究室
瞳「これが私の開発試験方の薬!バスト交換薬です!」
2人「バスト交換薬?」
瞳「これを飲んで、最初に目があった同姓のバストと入れ替わると言う仕組みです!」
青奈「成る程!」
愛海「いや、合って良いの?ってか何でこんなもの作ったの?」
瞳「それは、お互いに大きい胸が良い!小さい胸が良いと互いに憧れる人が居て、じゃあ実際に入れ替えてみたらどうなるんだろう?ってことありますよね?」
愛海「『小さい胸が良い!』はごく少数だと思う」
瞳「じゃあ試しに1回だけ入れ替えて各々の長所と短所を見てみよう!って思いで作ってみたのがこの薬です!まだ試作品ですし、未来永劫入れ替える訳ではないので、効果は飲んでから24時間です!」
青奈「博士!ありがとうね!」
瞳「青奈さんは何カップですか?」
青奈「私は、Gカップよ!Gクラスだからね!」
瞳「でしたら、気を付けてください!自分より大きい人を見付けると、更に大きくなりますので!」
青奈「分かったわ!ターゲット見付けた後に飲めば良いのよ!」
愛海「『大丈夫かな?そもそもこう言うのって普通は小さい人が大きい人から奪う形で使わないかな?』あれ?そう言えば私には使わないの?」←Bカップ
青奈「あんたは小さいことに悩んでる?」
愛海「全然!」
青奈「だったら入れ替える必要無いじゃない!ここはそうだわ!胸が小さいことに1番悩んでる芹にしましょう!」
愛海「後で怒られても知らないよ!」
2人が歩いていると・・・
恵梨香「ぐぬぬぬぬ!」
和「どうしたんですか?恵梨香さん?」
恵梨香「何で同好会の上級生はあんなにスタイルが良いんでしょうね?私なんかチンチクリンだし!」
愛「気にしたら負けだよ!」
恵梨香「幼児体型のあい子にだけは言われたくない!」
愛「酷い!愛ちゃんボード『(=`ェ´=)』」
和「愛さんも気になりますか?」
愛「私の場合背も小さいから余計目立つ!と言うか、研究部の人達からも頭撫でられたり、ハグされたり、ほっぺた擦り擦りされたり、まるで人形のような扱い!」
恵梨香「自慢?」
愛「なわけ無い!それよりも・・・」
恵梨香「ジー!」
愛「ジー!」
和「何ですか?」
恵梨香「同級生なのにどうして差が付いたのか?」
愛「少しは分けて欲しい!」
和「どこ見て言ってるんですか!」
恵梨香「あれ?でものど子ってAクラスだよね?」
愛「この学校の都市伝説なら、女子の体型はクラスの文字と同じに成る筈!」
和「あっ!私転校生ですので、転校する前からCを超えてましたので!」
恵梨香「ズルい!」
愛「愛ちゃんボード『不公平』」
ドン!
青奈「あっ!」ゴクリ!
恵梨香「イタタタタ・・・」
愛「痛い!」
愛海「ごめん、大丈夫?」
青奈「怪我はない?」
パッ!
青奈・シュッ!
愛・ボイン!
恵梨香「あっ!先輩方すみません!」
愛「あれ?なんか重い!」
和「どうかしました?頭でも打ちましたか?」
愛「違うの!胸の辺りが・・・」
恵梨香「あい子!それ!」
愛「えっ?わあ!大きくなった!」
青奈「よっしゃー!小さくなった!実験成功!」
和「はい?」
恵梨香「どう言うことですか?」
和「説明をお願いします!」
青奈「ええっと・・・」
カクカクシカジカ・・・
和「なんとそんな力が!」
恵梨香「何でエリリンと目を合わせなかったんですか!」
青奈「知らないわよ!」
愛「フッ!恵梨香ちゃん私より小ちゃいんだね!」
恵梨香「エリリンの方が大きいですよ!背が!」
愛「そんなんで比べられてもね!女は胸が合ってなんぼなの!」
和「愛さん、性格変わってません?」
愛「まさか、自分でもこんなに大きくなれるとは思わなかった!青奈さん!ありがとう!」
青奈「お礼は博士に言って!(時間制限があることは黙ってよう・・・)、よし!早速八期に見せに行くぞ!」
愛「私も同好会の皆に自慢したい!愛ちゃんボード『Let's Go!』」
部室
愛「皆さん、こんにちわ!見て!今日の私どう?」
杏「愛ちゃん?」
夢「それ!」
紫「何でそんなに・・・」
エル「おっぱいが大きくなったの?」
愛「それは、愛ちゃんボード『ひ・み・つ!』」
モナ「愛!それはどう言うことだ?」
奈々「いやいや、そんな短時間で胸がそんなに大きくなるわけ無いじゃないですか!」
モナ「きっとボールか何かを詰め物してるに決まってる!」
愛「だったら触って確かめても良いよ!」
モナ「えっ?」赤面
紫「12歳のモナちゃんには刺激が強すぎた!」
夢「代表して私が!」
ぷにぷに・・・
夢「本物だ!」
同好会「嘘!」
愛「これで私もナイスバディなお姉さん!これで幼児体型なんてバカにされない!」
杏『そんなに気にしてたんだ・・・』
一方の研究部
青奈「皆、おはよう!」
八期「昼だからこんにちわだろ!」
八姫「相変わらず声も態度もデカイ人!」
青奈「何ですって!」
芹「あれ?青奈さん!」
青奈「何?」
芹「なんか雰囲気変わった感じがありますが・・・」
青奈「どこが変わったと思う?」
葉月「あっ!胸が無い!」
青奈「あることはあるわよ!」
八姫「あの、無駄に大きいおっぱいが無い!あんたは胸と声と態度だけデカイ事がアイデンティティーだったのに!」
青奈「私自身はそんなことアイデンティティーにしてませんが!?」
町子「青奈!どうしたのよ!女の命とも言える胸を取ってきたの?落としてきたの?」
愛海「そう言う事じゃないから!」
子「あんなに頑張ってやっと手に入れたプロポーションを捨てちゃったの?」
青奈「それで好きな男に振られたんならあんなもの必要無いのよ!さあ、八期!これで私に惚れ直した?」
八期「えっ?大丈夫?何かあった?」
青奈「ちょっと、何で引いてるのよ!」
八期「病院行く?それとももう会えなくなる?」
青奈「何よ!人を勝手に殺さないで!」
希「多分、乳癌かなんかで胸を切除したと思ってるんだろうね!」
青奈「違うわよ!」
零「でも、普通の人ならそう考えるのが普通だよ!」
葉月「確かに!」
青奈「何なのよ!胸を大きくすれば、引かれて、胸を小さくしても引かれて!だったらどうすれば良いのよ!」
希「あんたは本当におバカさんね!」
青奈「どこがよ!」
希「一気にやっちゃうから引いちゃうのよ!前も言ったでしょ!『串カツのソース』と一緒だって!」
零「たしか、ソースの味を段々薄くしたり、濃くしたりして舌を鈍らせるんですよね?」
希「そう!段々段々と成長していった物に関しては違和感を感じないけど、一気に大きくしたり、小さくしたら八君だけでなく、皆引くわよ!ほら、八君おいで!」
ハグ!
青奈「何で私はダメで希は良いのよ!やっぱ幼馴染みの胸が安心するわけ」
希「私は一緒に過ごしてて、段々と段々と大きくなっていったから違和感を感じてない!」
葉月「ってか、そもそも希ってカップどれくらい?」
希「Dよ!」
子「それなりにあるんだな!」
愛海「そこそこ大きいけど、八期君が普通に懐いてるんだよな・・・」
バタン
愛「お義兄ちゃん!見て見て!私大きくなったよ!」
ボイン!
八期「えっ?」
零「愛ちゃん?」
芹「あなたなんでそんなに大きく?」
愛「青奈さんと入れ替えて貰ったの!」
子「だからか!」
愛「どう?私ナイスバディなお姉さんに成れた?」
八期←希の胸に顔を埋める
町子「これはどう言うこと?」
希「完全に引いて、怯えてるわね!」
愛「何で?何でなの?私大きくなったんだよ!それにそっちのお姉さんより柔らかいよ!」
希「愛ちゃん、そう言う理由じゃないの!八君はいつも見慣れた姿を好むから、いきなり体を変化させるのは混乱のもとよ!変えるなら髪型だけにしておきなさい!」
愛「嫌だ!嫌だ!私、ずっと小さくて、チンチクリンで、ずっと頭を撫でられてばかりの妹のような扱いが嫌だったんです!背でも胸でもどっちでも大きくなればお姉さんの扱いを・・・」
杏「愛ちゃん!それは間違ってる!」
愛「えっ?」
零「八君はむしろ面食いだから!胸の大きさで優劣なんかまず付けない!」
八姫「体型より性格面だから!そうでないと付き合おうなんて普通思わないわよ!」
愛『そんな、そんな筈無い・・・』←逃げた
杏「愛ちゃん!」
ベンチ
愛『私って、大きくなったらダメなのかな?小さいままの方が良いのかな?』
男子A「ねぇ、君!お茶行かない?」
愛「えっ?」
男子B「いやいや俺と楽しい事しようぜ!」
愛「いや、あの・・・」
男子C「こんな奴らほっといて俺とホテルに行こう!」
愛「えっ?えっ?」
男子A「ほら、早く!」
男子B「俺と一緒に・・・」
男子C「楽しいことしよう?」
八期「止めろ!」
愛「お義兄ちゃん!」
男子A「なんだ?」
男子B「コイツ、伝説の生徒会長じゃねーか!」
男子C「フッ!だが、今はもう絶対命令はない!」
八期「僕の可愛い義妹にそんな汚い手は触れさせない!」
男子A「なんだと!」
男子B「やっちまえ!」
男子C「このやろう!」
ゴン!ダン!ドン!
八期「先生!」
香「ちゃんとお兄ちゃん出来てるわね!」
八期「ありがとうございます!」
愛「お義兄ちゃん・・・」
香「取り敢えず、私はコイツらの手続きしてくるから!」
八期「宜しくお願いします!」
八期&愛の部屋
愛「お義兄ちゃん?」
八期「何?」
愛「私って大きくなったらダメ?」
八期「大きくなることに否定はしないよ!」
愛「じゃあ、何で引いたの?」
八期「そりゃ、いきなり大きくなったら誰だってビックリするよ!」
愛「本当に?」
八期「本音は、いつものありのままの姿の愛ちゃんの方が好きだから!いつも見慣れてる上、見ただけで愛ちゃんだって分かる!」
愛「私が小さくても?」
八期「むしろ大きい愛ちゃんよりは小さい方が良い!愛ちゃんはコンプレックス抱いてるかもしれないけど、小さいじゃなく、元の愛ちゃんが良い!」
愛「元の私?」
八期「うん!人間元の姿の方が良いに決まってる!」
愛「分かった!」
次の日
愛「青奈さん!元に戻してください!」
青奈「私に言われてもね・・・」
愛「私、もう巨乳に憧れるの辞めました!元に戻りたいんです!私のバスト返してください!」
青奈「実は昨日敢えて言わなかったんだけだど・・・」
愛「はい?」
青奈「昨日入れ替わった時間帯になると元に戻るから!」
愛「そうだったんですか?」
青奈「私も入れ替わって大事なことに気付いたよ!やっぱり、今の自分の体型が大切だなって!」
愛「私もです!女の価値は体型なんかで決まりません!」
希「本当にそうだよ!お二人さん!」
青奈「希!」
愛「希お姉さん!」
希「本来ここで使うのはあり得ないけど、本当に
『自分の体を大切にしないと!』だよ!」
青奈「ハハハ、それは普通将来の話なんですけどね・・・」
愛「?」
青奈「あんたにはまだ早い話だから!」
希「いわゆる『望まない妊娠』ってやつね!プロポーションやスタイルを気にするのは分かるけど、いきなり変えるのは逆効果なんだから!それに人によって価値観も違うんだから、もっとやるならまずはその人の好みを理解してからで無いと!」
愛「はい!」
青奈「肝に銘じるわ」
その後2人は元に戻った
その後の研究部
青奈「こんにちわ!」
芹「あっ!元に戻った!」
青奈「1日だけのお試し期間みたいなものだから!」
葉月「そうなのか!」
青奈「どう?八期?」
八期「うん、これが青奈の姿だって思う!」
青奈「ありがとう!」
一方の同好会
愛「こんにちわ」
杏「あっ!」
夢「元に戻ったんだ!」
愛「私、巨乳に成るのはこりごり!もう成りたくない!」
紫「軽く私とエルちゃんがディスられてるのは気のせいかな?」
恵梨香「ジャーン!あい子!エリリンもおっぱい大きくなりましたよ!」
和「えいっ!」
ポロポロ・・・←ボールが出てくる
奈々「何ボールで遊んでるのですか?!」
恵梨香「フェーン!私もおっぱい大きくなりたいよ!」
愛「恵梨香ちゃん!」
恵梨香「何?慰めてくれるの?」
愛「自分の体を大切にね!」
恵梨香「どういう意味なのさ!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.417 )
- 日時: 2024/05/20 21:37
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
415話・愛海に起こった危機
岡田家
理「はあー・・・」
愛海「どうしたのお母さん!」
理「経営って難しいなってね!」
愛海「そんなに赤字なの?」
理「八期の絶対命令時代に、出来るだけお金を掛けない試みをしてみたけど、やっぱり結局はその人のやる気次第なのよ!」
愛海「そっか!」
理「あの子は『学校は経営する場所ではなく、経営する人間を作る場所』言ってたけど、確かにそうよ!経営する人間作る場所が学校だけど、理想と現実は違うのよ!」
愛海「そうなんだ・・・」
理「それだけならまだマシよ!」
愛海「どういう事?」
理「いじめ矯正学校が出来てから、いや出来る前から生徒がどんどん減ったんだけど・・・」
愛海「いじめる方が悪いんじゃん!」
理「それはそうなんだけど、その噂が周りに広まって、入学希望者も年々減ってきたのよ!」
愛海「ええっ、それ本当の話だったの?」
理「でなきゃ、王コンツェルンに援助して貰ってないわよ!ただ、その条件として、『娘に手出しは禁止!何も言わないで自由にさせるように』って約束したのよね・・・」
愛海「なんでそんなこと・・・」
理「迂闊だったわ、契約書の最後に小さく書いてたのよ!」
愛海「だから、美麗を矯正学校に飛ばせないんだね?」
理「その通りよ!あなたが言うように、あの子がやった同好会に行った監視員は確実な妨害行為はいじめも同じ!だけど、援助されないと、この学校は来年には終わるかもしれないの!」
愛海「そんな!」
理「だからこそ、耐えていかないといけない!」
愛海「世の中不公平だね!うちの勇気だって矯正学校からまだ帰ってきてないのに!」
理「面会は言ってるんだけど、『俺達は悪くない』の一点張りで・・・」
愛海「どこかで聞いたことがあるような・・・」
理「そう言えば愛海あんた将来どうするつもり?」
愛海「えっ?そりゃこの学校をいつかは継ぐつもりよ!勿論教師にも成る!」
理「まあ、教師になって、授業しないと校長も理事長も有り得ないしね!」
愛海「従姉妹のあの2人はどうなの?」
理「表向きはあくまで私だから、大丈夫!」
愛海「お父さんったら漫画やアニメの影響受けすぎ!」
理「本当にそうね、まあそんなあの人を好きに成ったんだけどね!でも、子供の方が意外と気付けること多くない?同級生なんだから!」
愛海「まあ、あの2人の存在のお陰で学校って科目だけを勉強する訳ではないって感じるようになった!
特に人間関係!いくら頭が良くても1人だけで生きていくなんて無理だもんね!」
理「そうね、その他人付き合いとか、コミュニケーションとか、まあ矯正学校を作ってからは人の気持ちについても私自身も勉強に成るわ!」
愛海「私、この先教師となってこの学校の理事長に成る時は、『皆の夢』を守れる学校にしたい!」
理「伝説の生徒会長に似てるわね」
愛海「まあ、八期君が生徒会長に成った時1番改善したのが部活動だったから!しかも、部活動は『将来の土台』ってのも言ってたし、コミュニケーションや信頼関係を持つには勉強と共に大切なことだって教えて貰ったから!」
理「そうね、その結果、学業本文の進学校から、部活動と勉強の両立を掲げる、文武両道推奨学校に成ったのよね・・・」
愛海「まあ、うちの系列のいじめ矯正学校が出来てからは近隣や同じ市の学校でもいじめによる記録もつけられるように成ったよね?」
理「そうね、監視カメラは付くは!盗聴機も付くわ!しかも教師も対象に成るわ!」
愛海「教師にも嫌われてたんでしょあの子!可哀想に!」
理「まさかとは思わないけど、あの子の事好きだとか言わない?」
愛海「ブー!何言ってるのさ!お母さん!」
理「冗談だったんだけど・・・」
愛海「中学生だよ!5歳差だよ!」
理「大人に成ったらそんなの誤差よ!」
愛海「えっ?賛成なの?反対なの?どっち?」
理「あの子の生き方による!けれど、なんでアイドル研究部に入ったの?零がやってたとかじゃないわよね?」
愛海「友達がやってたから!」
理「友達って?」
愛海「青奈のこと!」
理「ああ、居たわね!でも、その友達が『辞める』って言ったらあなたは辞めるの?」
愛海「辞めないに決まってるじゃん!」
理「じゃあ、八期君が『辞める』って言ったら?」
愛海「そ、それは・・・『八期君が辞める・・・、有り得ないと思うけど万が一ってことも・・・、あれ?どうするんだろ?私!』」
理「やっぱり意識してるんじゃない!」
愛海「違う!」
愛海の部屋
愛海『八期君に私が恋?ないない!まだ中学生だよ!
でも、なんかほっとけない子なんだよな・・・
何て言うか可哀想というか・・・、助けてあげたいと言うか・・・、零ちゃんからよくいじめられるとか、理不尽な酷い目に遭わされるって聞くし・・・
えっ?これって好きって感情なのかな?』
次の日
愛海『結局、朝まで考える羽目に・・・、ああ、寝不足・・・』
男子A「おい!伝説の生徒会長さんよ!」
物陰
愛海『あれは八期君?』
男子B「無視すんじゃねーよ!八期!」
八期「何?」
男子C「お前、絶対命令で色んな奴飛ばしてたよな!」
八期「そうだけど、何か?」
男子A「お前のせいで俺の親友が!」
男子B「お前のせいで俺の彼女が!」
男子C「お前のせいで俺の妹が!」
男子達「いじめ矯正学校に飛ばされて人生終わったんだよ!」
八期「人生終わったってどういう事?」
男子A「惚けるな!」
男子B「矯正学校に行くってことは通知表に『人をいじめました』って履歴が残るんだよ!」
男子C「それがどういう事か分かるか?将来に大きな影響を持たすんだ!」
八期「それが?」
男子A「お前の理不尽な主張のせいで、俺らの大切な人が前科付きの加害者と同じ扱いなんだぞ!」
八期「何が理不尽だ?」
男子A「なんで、『ドッキリ』がいじめなんだ!」
男子B「なんで潔癖症がいじめなんだよ!」
男子C「どうして男性恐怖症がいじめだ!意味わかんねー!」
男子達「どう考えても理不尽だろ!」
八期「やり方と言い方の問題だろう!」
男子達「なんだと!」
八期「ドッキリなんて、大半の物は客観的に見たらターゲットを理不尽にいじめてるようにしか見えねーよ!痛め付けたり、騙したり、危険な目に遭わせたり、有り得ないことさせたり!しかもその半分以上は罪の無い人だぞ!何が面白いんだ!そんなもんターゲットを理不尽に痛め付けたり騙したり、嫌がらせすることはいじめ!勿論それを見て笑っている奴もいじめの共犯だ!」
男子A「なんだと!」
八期「潔癖症と男性恐怖症は言い方の問題だろう!人をバイ菌扱いしたり、悪者や怪物扱いする言い方をするから!こっちは善意なんだよ!善意でやってる人に対して『ありがとう』1つ言わず、文句言う奴はサイコパスも同じだよ!」
男子B・C「なんだと!」
ダン!←倒される
八期「何するんだ!」
男子A「うるせー!」
男子B「お前のせいで、俺らは大切な人を失ったんだ!」
ダン!←蹴られる
男子C「菌で苦しんだ人と男に散々な目に遭わされた奴の気持ちも分かれ!」
八期「嫌だね!」
ゴン!
男子C「何!」
八期「人の善意を踏みにじる奴は同じ人間なんて思いたくない!そんな奴らは人の皮を被った悪魔だよ!」
男子B「なんだと!」
愛海「止めなさい!」
男子A「コイツは・・・」
男子B「理事長の娘だ!」
男子C「たしか、理事長は八期の言いなりだった筈!」
愛海「何よ!私にも手を出す気?」
男子A「お前だって家族であり、学校の生徒だろう?」
男子B「同じ学校で集団生活してるなら、説得できた筈だよな?なあ!」
愛海「説得の余地など無かったわ!」
男子達「はあ?!」
愛海「彼の提案に間違いは無かったから!『ドッキリ』はいじめ!『潔癖症』と『男性恐怖症』を理由に人の善意を踏みにじる行為は言い訳!全ていじめよ!」
男子A「何!」
愛海「そもそも、よってたかって集団で暴行加えることもいじめよ!もう警察は呼んでるわ!」
男子B「なんだと!」
男子C「このアマ!」
ゴン!
八期「愛海ちゃんに手を出すな!」
愛海「八期君!『よし!』」←八期を引っ張る
八期「えっ?」
愛海「逃げるが勝ちよ!」
八期「あっ!僕足遅い方なんだけど!」
愛海「だから引っ張ってるのよ!」
男子達「待て!」
愛海「しつこいわね・・・、あっ!」←階段を踏み外す
八期「わあ!」
男子A「何?」
男子B「あっ!」
コロコロ←10段程度転がる
通行人「キャー!」
男子C「俺らのせいじゃないからな!」
男子B「お前らの自業自得だ!」
男子A「俺らは悪くない!自分達を恨むんだな!」
ピーポーピーポー・・・
病院
八期「えっ?ここどこ?」
希「八君!」
愛「お義兄ちゃん!」
八期「うわあ!」←2人に抱き付かれる
零「良かった!先生目覚めましたよ!」
楓花「良かった!本当、あんた運が良いわね!」
八期「えっ?皆どうしたの?ここどこ?」
理「病院よ!前あなたが1度連れてこられた!」
八期「あっ!ありましたね・・・」
薺「先輩大丈夫ですか?」
杏「頭痛くない?」
明「ぶつけなかった?」
八期「多少痛むかな・・・」
理「愛海が必死であなたの頭を守ってたからね!愛海が手で抑えてなかったら打ち所によっては危なかったらしいわ!愛海に感謝ね!」
八期「はい!あっ!それで愛海ちゃんは?」
香「あの子の方が重症で、今緊急手術をしているわ!命に別状は無いけど・・・」
八期「何か失うとか?」
理「身体の一部を失うことはないから安心して!それに悪いのはあなたじゃない!」
八期「どうして?」
理「愛海が携帯であなたが男子3人、暴行を加えられる動画を取ってたのよ!顔もちゃんと写してね!」
香「すぐさま警察に連絡して捕まえて貰ったわ!今頃塀の中だろうけどね!」
楓花「それで何があったの?」
八期「逃げてる最中に階段を転げ落ちたかな・・・」
秀喜「大丈夫か?入れ替わったりしてないか?」
八期「だったら今誰と話してるのさ!」
楓花「あんたに愛海ちゃんの振りなんか絶対無理だから恐らく八期本人ね!」
八期「入れ替わってたらもっと驚いてるよ!」
希「良かった入れ替わってなくて!」
芹「入れ替わったらそれはそれで大問題ですからね!」
八期「そうだよな!生活スタイル変わるんだから!」
秀喜「何の?」
八期「互いの家!」
秀喜「もう良いわ!」
看護師「岡田様!岡田理様!」
理「はい!娘は?娘は大丈夫なんですか?」
看護師「落ち着いて、部屋に来てください!」
数分後
愛海を乗せたベットが来る
八期「隣同士なんだ!」
楓花「第一声はそれか!?」
青奈「愛海!大丈夫?」
愛海「あの・・・」
全員『えっ?まさか・・・』
愛海「ここはどこ?私は誰?」
全員『記憶喪失だ!』
- Re: ナンバーズ8 ( No.418 )
- 日時: 2024/05/21 22:18
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
愛海「あの・・・」
全員『えっ?まさか・・・』
愛海「ここはどこ?私は誰?」
全員『記憶喪失だ!』
416話・愛海!記憶喪失!
理「愛海!分かる?お母さんよ!」
愛海「お母さん?」
理「そう!」
愛海「あなたの名前はお母さん?」
バタン!
青奈「何歳のボケよ!」
秀喜「確かに親って名前で呼ばずお父さんかお母さんだけど・・・」
八期「お祖父ちゃんお祖母ちゃんは?」
楓花「それは2人居るから、名前付けて呼ぶでしょう!」
葉月「余計なもの入れるな!ややこしくなる!」
理「私の名前は理!あなたの母親!理お母さんよ!」
青奈「ねえ?愛海!私分かる?青奈よ!親友の!」
八期「僕は分かる?」
零「私は?」
八姫「私は?」
愛「私は?」
ヘンゼル「俺は?」
歩「うちは!」
明「ちょっと!ちょっと!」
杏「そんなに大勢で聞いたら戻る記憶も戻らないよ!」
香「聖徳太子じゃないんだから!」
八期「そっか・・・」
愛「ごめんなさい・・・」
理「まず、自分の名前分かる?」
愛海「なまえ?」
理「あなたの名前はあ・ゆ・み!」
愛海「あ・ゆ・み?」
理「そう!あなたの名前は愛海なの!」
担当医「失礼します!」
理「先生!」
担当医「恐らく頭を打ったときの衝撃のショックで起きた記憶障害だと思います」
青奈「愛海の記憶は戻るんですか?」
担当医「完全に戻るかは分かりませんが、何かの拍子に思い出したりすることも無いこともないのですが・・・」
香「試しに8のメンバーの集合写真あるけど?」
渡してみた
愛海「あっ!これが私!愛海!」
全員「おおっ!」
愛海「青奈!」
青奈「そうよ!」
愛海「従姉妹の零ちゃん!」
零「うん!零だよ!」
愛海「八姫ちゃん」
八姫「うん!」
愛海「ちーちゃん!」
子「愛称だけど○!」
愛海「グレーテル」
グレーテル「おおっ!」
愛海「せっちゃん」
芹「うん!」
愛海「のぞみん!」
希「初めて呼ばれたんだけど・・・」
愛海「葉月ちゃん!」
葉月「うん!」
愛海「金ちゃん」
金「合ってる」
愛海「平江ちゃん」
平江「はい!」
愛海「結ちゃん」
結「そうです!」
愛海「秀喜君!」
秀喜「おおっ!」
愛海「ヘンゼル」
ヘンゼル「よっしゃ!」
愛海「渚ちゃん」
渚「はい!」
愛海「歩ちゃん」
歩「男の子なんですけどね・・・」
愛海「恵ちゃん」
恵「はい!」
愛海「理珠ちゃん!」
理珠「その通りです!」
愛海「ええっと・・・」
八期「えっ?」
愛海「なぜでしょう、この子だけ分からない!」
全員「ええっ!!!!」
八期「そんな!僕を忘れたの?」
愛海「ごめんなさい!」
理「多分、記憶を失う前に抱えてたのがあなただったから、印象深すぎて消えたんでしょう!記憶障害って1番思い入れのある人が消えやすいって言うし!」
愛「私は?」
愛海「愛ちゃん!」
杏「私は?」
愛海「杏ちゃんよね?」
杏「はい!」
明「あたし分かる?」
愛海「明ちゃんでしょ!」
明「ええっ?」
八期「僕は?」
愛海「ごめんなさい、分かりません!」
八期「そんな!」
愛海「すみません、思い出せなくて・・・」
楓花「愛海ちゃんのせいじゃないわ!」
香「悪いのは全部八期に暴行を加えた男子3人よ!」
零「愛海ちゃん!自分が誰でどんなことをしてたかは分かる?」
愛海「ええっと、私の名前は岡田愛海!理事長の娘で今は教師に成るために勉強中!後アイドルグループに所属してる!」
理「そこまでは分かってるのね!」
愛海「はい、でもメンバーは私とさっき言ったメンバーとあなたの顔は覚えてるんですけど、名前だけが・・・」
八期「そこまで出て!?」
楓花「その他変わったこと無い?何か違和感があるとか?」
愛海「そうですね、何となくなんですけど、あなたは私にとって特別な存在だったような感じがするんですよ!」
八期「特別な存在?」
愛海「1度どこかで会われたとかございませんか?」
八期「会うも何も!毎日のように散々合ってるじゃん!」
楓花「多分そう言うことじゃないわ!10年前とか、あんたが幼少期の頃に会ったとか?無い?」
八期「幼少期?」
楓花「ほんの少しでも良いから思い出してみて!」
八期「しいてあげるなら・・・」
楓花「何かあるの?」
八期「小さい頃女の子と一緒に遊んだくらいかな?」
全員「ええっ!!!!」
楓花「それはいつ?」
八期「3歳くらいの時!でも1人って訳じゃないよ!周りに何人か居て、一緒に遊んでたんだけど、1人だけ孤立した子が居たような・・・」
香「1人だけ孤立?」
八期「大きなお姉さん達も何人か居て、一緒に遊んでたんだけど、そもそもどこで遊んでたかも分からないんだよね・・・」
楓花「遊ぶと言ったら、スーパーやショッピングモールの遊び場だけど・・・、あんた幼い頃に入院してるから病院の遊技室の可能性もあるのよね!」
八期「短い時間じゃなかったと思うよ!それも1時間とか2時間以上の出来事!」
楓花「そうなのね!」
八期「そう言えば、その女の子と約束したことがあるんだよな・・・」
全員「約束!?」
楓花「覚えてるの?」
八期「この台詞はバッチリ覚えるてるよ!『結婚しよう!』ってね!」
全員「結婚!」
八姫『結婚?待ってなんか記憶が?』
子『嘘でしょ!でも八期君が3歳なら私が9歳くらいの時、何か心当たりが!』
グレーテル『コイツが3歳の時だから、私は・・・5歳の時か・・・、ん?遊び場か?行ったような?行かなかったような?』
芹『あれ?何か小さな頃の記憶が・・・』
零『あれ?どこかで聞いたと言うか見覚えのある記憶が・・・』
希『結婚なら何度も約束してるし、遊び場でも一杯遊んでるし!』
金『お母さん同士は付き合い合ったけど、そのときに一緒に遊んでたかな?でも、何か合った筈!』
葉月『なんで反応しちまった!絶対関係無い!関係無い!でも、なんか記憶にあるんだよ!男の子と約束したことが!』
平江『私と結は関係無いね!生まれてないもん!』
結『そんな漫画みたいなことが・・・』
明『あれ?なんか記憶に残ってるな!』
杏『何だろう?その話知ってるような?知らないような?』
愛『お母さんから1度だけ聞いたことあるな!同じくらいの男の子に世話を焼いて貰ったと言うか、一緒に遊んで貰ったと言うか・・・』
香「それより愛海ちゃんどうします?」
理「そりゃ家に帰して・・・」
香「理事長長期出張では?」
理「あっ!忘れてたわ!記憶喪失の愛海を置いておくのももしもの事があれば危なっかしいし!」
楓花「だったら、家で預かりますよ!」
理「そんな!うちの妹の子まで面倒見て貰ってるのに、うちの娘まで!そんなの悪いわ!」
楓花「愛海ちゃんもう成人してますし、むしろこう言う真面目な子が居た方が家も静かに成りますから!」
理「でも・・・」
楓花「大丈夫ですよ!うちに犯罪を犯すバカは居ませんから!それに愛海ちゃんは従姉妹と寝泊まりすれば良いですし!」
理「お願いしますね!」
楓花「はい!分かりました!」
松本家
八期「愛海ちゃん!僕は八期!ナンバーズ8と言うグループのリーダー!」
愛海「わ・か・つ・き?」
零「そうそう!愛称は八君!」
愛海「八期君!」
八期「そう!名前だけでも覚えておいて!」
愛海「分かりました!」
鶴「あら?愛海ちゃんじゃない!どうしたの?」
零「ちょっと事件に巻き込まれて、軽い記憶喪失!」
鶴「大変ね・・・、私はあなたの従姉の鶴よ!」
愛海「ええっと、鶴ちゃん!鶴ちゃんだよね?」
鶴「ええ、そうよ!」
零「お姉ちゃん、愛海ちゃん危なっかしいから一緒にお風呂入ってあげて!」
鶴「分かったわ!たしか愛海ちゃんの方が私より年下よね?」
零「お母さんがお姉ちゃん生んだ次の年に伯母さんが生んだ子だよ!」
鶴「13歳の母ってややこしい!ってことは理さん26の時に生んでるんだ!あっ!むしろ普通か!お母さんがおかしいんだ!」
カポーん
鶴「頭痛くない?」
愛海「大丈夫です」
鶴「従姉妹なんだからタメ口で良いわよ!」
愛海「ええっと、どんな感じに?」
鶴「もっとラフと言うか・・・、友達と会話する感じと言うか・・・」
一方その頃
愛「お義兄ちゃん、残念だったね!」
八期「なんで僕だけ?!」
愛「逆に言うと1番思い入れのある人、大切な人として認識されてたとも言うと思う!」
八期「複雑!」
愛「お義兄ちゃんこれ何?」
八期「ああ、懐かしいな!おままごとセット!」
愛「よく遊んだの?」
八期「家族ごっこ好きだったな!率先して下を選んでた!」
愛「元々下なのに!」
八期「上に行きたくなかった!いわゆる責任感と言うものは僕には無かったからね!責任と言うものを取りたくなかったし、取り方が分からないから!」
愛「そうだったんだ!」
八期「時間あるし、少しだけ広げてみる?」
愛「良いですよ!」
八期「愛ちゃん何役?」
愛「ここはやっぱり奥さんで!」
八期「僕が旦那さんか!でも、こう言うセットって料理をやるのが楽しいんだよな!テレビとか見て、ハンバーグを空高く上げてひっくり返したり、野菜を空中で切ったり!」
愛「ただの演出ですけどね・・・」
八期「音立てすぎてお母さんに何回も怒られたな・・・、まあ広げるのは良いけど片付けるのがまた面倒で・・・」
愛「どういう所がですか?」
八期「大きいコンロから片付けないと上手く入らないんだよね!」
愛「そうですね・・・」
とんとん、ガチャン!
鶴「お風呂上がったから次どうぞ!」
八期・愛「は~い!」
八期「愛ちゃん先入る?」
愛「えっ?一緒に入らないの?」
八期・愛「えっ?」
愛海「あっ!おままごとセット!懐かしいな!」
八期「ちょっと2人で遊んでてね!」
愛海「そう言えば、思い出すな!あの時もおままごとセットを使って皆で遊んでたな・・・」
八期「ん?そう言えばそうだったような?」
愛「お義兄ちゃん?」
八期「コンロもフライパンも鍋も野菜も合ったし・・・」
愛海「皆で料理したんだよね!」
八期「沢山の人形を並べて、『皆で一緒に食べよう』って言ってたかな?」
愛「えっ?『それって!』」
愛海「ねえ!」
八期「何?」
愛海「あなた誰だっけ?」
八期「わかつきだけど?」
回想
楓花「八期!帰るわよ!」
愛海「思い出した!」
八期「えっ?何を!」
愛海「あなたは松本八期君!だよね?」
八期「そうだけど・・・」
愛海「そしてあなたは・・・」
八期「えっ?」
愛海「私の運命の人よ!」
八期「えっ?」
鶴「えっ?」
愛「えっ?」
3人「ええっ!!!!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.419 )
- 日時: 2024/05/22 22:31
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
417話・愛海の暴走
部室
愛海「フッ、フッフーン!」←頭を撫でている
八期『気持ちいい』
青奈「何あれ?」
希「愛海のちゃん!どうしたの?」
愛「何かは分かりませんが、どうやら過去に2人は1度会った事が合って、その時に『結婚』の約束をしたとか?」
子「記憶戻ったの?」
愛「いいえ、完全には・・・、思い出したのは幼い頃に会った男の子がお義兄ちゃんだったと言うことです!」
愛海「結婚まで後何年かな?」
葉月「民法状は後3年後だけどな」
希「そんなの反対よ!」
八姫「そうよ!そうよ!いきなり過ぎるわ!」
グレーテル「お前らが文句言うのかよ?」
青奈『遅れた・・・』
愛海「そう言えば、大きい感じがするのは気のせいかな?」
芹「大きくなってるのよ!」
愛海「成長するの早いね!」
子「そりゃ、11年も経ってたらね!」
愛海「そう言えば、ここではアイドル研究部だからアイドルを目指してるのよね?」
葉月「ここは覚えてないんだ・・・」
芹「自分のセンターも分からないそうよ!ただ・・・」
葉月「ただ?」
練習中
愛海「ほい、ほい、ほい、ほい!」
芹「聞いたら思い出すそうよ!」
葉月「身体が覚えてるのか!習慣、恐るべし!」
愛海「たしか、この部ってなんか特別なルールが合った筈だけど?なんだったっけ?」
八期「皆で考えて皆でやっていくとか?」
愛海「そうじゃなくて・・・」
八姫「センターを中心に曲を考えて行くとか?」
愛海「それも違うな・・・」
金「例えばこんな感じみたいにって話せませんか?」
愛海「ええっと、誰かの命令は絶対とか・・・」
全員『リーダー絶対命令だ!』
亜利紗「ああ、それは多分リーダー絶対命令のことですよ!」
朝「ちょっと亜利紗!」
亜利紗「何よ!良いじゃない!本人困ってそうだったし!」
愛海「リーダー絶対命令?リーダーって誰だったっけ?」
グレーテル「部長は八姫だけど・・・」
ヘンゼル「グループリーダーは八期だよな?」
秀喜「まあ、基本八期の命令に従う形に成ってるだろう!」
愛海「成る程、成る程!八期君の命令が絶対なんだね!」
八期「一応、そう言うルールには成ってるよ!」
愛海「じゃあ、八期君!」
八期「何?」
愛海「私を好きにして!」
八期「はい?」
女性陣『なっ!?』
愛海「絶対命令だから、私はあなたの命令でも要望でもいくらでも聞くよ!」
八期「何言ってるの?」
愛海「他の誰かの命令だったら嫌だけど、大好きな八期君ならどんな要望でも願いでも叶えてあげる!」
八期「どういう事?」
愛海「あなたの為なら、何でも買ってあげるし、服だって脱いであげるわ!」
八期「やめて!マジで!」
女性陣『本来は違うけど、こう言うところが良いとこなんだよな・・・』
愛海「何よ!照れちゃって!本来絶対命令ってそう言う欲望に使うために使ってるんでしょ!皆八期君の事が好きだから認められたんでしょ!」
八期「違うよ!」
女性陣『やめて!っていうかそんな使い方嫌だ!』
八期「僕が周りと意見交換出来るようにだよ!」
愛海「私の身体のどこが見たい?やっぱり男の子だからおっぱい?」
八期「見たくないよ!」
零「これもう記憶喪失通り越して人格変性起こしてるよ!」
青奈「同感!普段の愛海はこんなビッチな子じゃない!」
愛海「ああ、そう言えばあなたはお尻が好きだったね!」
八姫「見せるな!」
愛海「そう言えば今は夏だったよね?」
希「そう言えばそうね・・・」
亜利紗「そうですよ!私のセンターは衣装を水着にしませんか?何なら布面積減らして紐みたいな・・・」
八期「反対!見てられるか!」
葉月「本当は見たいんじゃないのか?」
芹「葉月!からかわない!」
愛海「いいえ、水着じゃなくフンドシなんてどうかしら?」
全員「ええっ!!!!ヤダ!」
ヘンゼル「それって女子もやるの?」
秀喜「いやいやそれはダメだって!理事長に叱られるどころじゃないぞ!」
芹「警察かPTAに通報よ!」
町子「そんな格好で皆出たら、次の日は即保護者会よ!」
愛海「でも、八期君好きだった筈よね?」
八期「・・・」←赤面
秀喜「マジか!」
零『そうなんだ!』
青奈「『フンドシってことは?』あんた本当は胸が好きなこと隠してたでしょ!隠れおっぱいマニアね!」
希「違う!フンドシに食い込むお尻が目当て!水着でもないパンツでもない!」
八期「希姉ちゃん!」←赤面
希「八君が望むならお姉ちゃん着替えてあげても良いよ!」
八期「着替えなくて良いよ!」
青奈「私も着替えるわ!」
八期「だから、良いって!」
結「『先輩が望むなら私は何でも着ます』と平江が!」
平江「言ってないよ!結!黙って!」
八期「マジで着替えなくて良いから!ああッ!ああッ!聞こえない!」←耳に手を当てて何回も叩く
芹「私達に恥ずかしい衣装着させないよね?」
八期「着させるかよ!そんなもん漫画の世界だけで十分だよ!」
葉月「それ逆に言うと、そう言うエロ漫画を読んだって事だからな!」
八期「ああッ!ああッ!聞こえない!」
町子「まあまあ、そこは男の子なんだから仕方無いってことで!」
ヘンゼル「そうだぞ!俺なんか『ピー』や『ピー』なジャンル見てるぞ!」
パシン!
グレーテル「うちのバカ兄貴がすみません!」
子「愛海ちゃん!やめてあげて!八期君のライフはもうゼロよ!序でにせっちゃんは引いてるし、零ちゃんなんかビックリしてもう一言も喋って無いわよ!」
芹←引いてる
零←固まって声も出ない
その後ろで
香「ハッハッハ!ハッハッハ!ハッハッハ!」
町子「星田先生!なんでそんなところで笑ってるんですか?」
香「これが・・・、ヒッヒッヒ・・・、笑うな!って、フフフフフ・・・、言われて、ヒッヒッヒ、笑わないわけないじゃない!」
愛海「もしかして私の事嫌いに成った?」
八期「嫌だよ!」
愛海「だったらそんな私をお仕置きして!」←お尻を付き出す
八期「はい?」
全員「ええっ!!!!」
香「何する気?」
八期「何やってるの?」
愛海「お仕置きって相場はこうでしょ!」
八期「いや、しないからね!」
愛海「あっ!八期君的にはお尻出した方が良かった?」←ズボンと下着を脱ごうとする
八期「脱がなくて良いから!」
香「ハッハッハ!ハッハッハ!ハッハッハ!」
八期「先生も笑い転げてないで止めて下さいよ!」
愛海「さあ!注射でも鞭でもお灸でも良いからお願い!」
八期「しないから!」
葉月「お前はそう言うプレイが好きなのか?」
町子「それ逆に言うと、葉月ちゃんもそのプレイ知ってるってことで、エッチなことに興味あるって事よね?」
葉月「これはあくまで知識的話であって・・・」
青奈「注射ってことは子作り?」
希「それは嫌いな筈だよ!人前で脱ぐことはしない子だから!」
八期「希姉ちゃん本当に黙って!」
希「こっそり見てたのに?」
八期「ああッ!ああッ!聞こえない!」
秀喜『嫌だよな、自分の性癖を誰かに知られるの・・・、ましてやこんな大勢に!しかも先生まで居るし・・・』
香「ハッハッハ!お腹痛い!」
金「先生はいつまで笑い転げてるんですか?」
ガチャン!
理「もう何よ!うるさいわね!同好会から苦情来てるわよ!」
愛海「さあ、早く私のお尻に・・・」
理「うちの娘に何やらせてるの!」
数分後
理「はあ?人格崩壊!」
零「多分、記憶喪失の副作用的感じに性格も変わってしまった可能性もあるんです!」
理「その根拠は?」
零「伯母さんだって親なんだから分かるでしょ!普段の愛海ちゃんがあんな人前で服を脱ぐようなことすると思います?」
理「そうね、まずしないわね!ってか誰がおばさんよ!」
零「伯母さんじゃん!どっちにしても・・・」
理「それよりも星田先生!なぜあなたは注意はおろか止めにも入らず、笑い転げてたんですか!?」
香「すみません、普段が普段なので、八期の意外な一面に可愛すぎて・・・」
八期「可愛い?」
香「半分期待しながらも、赤面して否定する姿とか!ハッハッハ・・・」
理「笑い事じゃありません!」
香「はい!」
理「まだ、この子が真面目な性格をしていて、襲わない子だったから良かったものの!普通の男子だったら理性壊れて襲ってましたよ!そんなことに成ってたらどう責任を取るつもりだったんですか?」
香「八期だから、見てるだけだったんですよ!他の男子だったら真っ先に外出すか、気絶させます!」
子「あれ?ヘンゼルとか秀喜君いましたけど?」
香「ヘンゼルはグレーテルが止めてたし、田中も紳士だし、仮に襲おうとしても八期なら止めてた筈よね?」
八期「それは勿論!」
理「つまり、彼を信じてたと?」
香「はい!八期はいじめられッ子ですから、明らかに人を痛め付けたり、心を傷付ける行為を自らやる子ではないので!仮にやるなら理由がありますが、性的暴行だけは頭にありませんから!」
理「そうなの?」
零「無いでしょうね!」
希「多分、無いです!それにやり方も分からなければ、その発想すら思い浮かばないし、先に出るのは手でしょうね!」
香「多分だけど、真っ先に狙うのは胸か顔ね!」
青奈「その心は?」
香「殴りやすいから!」
全員「ああ・・・」
愛海「あれ?皆どうしたの?」
理「愛海!」
愛海「何?」
理「人前で服を勝手に脱がない!」
愛海「ええっ!でも好きな人なんだから良いじゃん!」
理「他にも人が居たでしょ!」
愛海「でも、お母さんも昔お父さんの前で服を脱いで・・・」
理「ああ!その先は言っちゃダメ!」
八期・町子『何やってたんだろ?』
その他『絶対その後勇気が出来たな!』
理「そもそもなんであんな行動をしたの?」
愛海「えっ?だって絶対命令だから・・・」
理「えっ?」
愛海「どんな命令だろうと聞かなきゃいけないかなって思って!」
理「八期?」
八期「何も言ってません!」
零「そうですよ!伯母さん!」
希「私達も見てた!」
愛海「だったら服を脱いで、機嫌を良くすれば良いのかなって?勿論恥ずかしいけど、大好きな八期君なら良いかな?って!」
理「そんな絶対命令使ってたら即退学にしてるわよ!あと、真っ先に服脱ぐ発想を止めなさい!」
愛海「は、はい!ご、ごめんなさい!」
愛海はこっぴどく叱られた。
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