二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.505 )
日時: 2025/12/21 21:40
名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)

500話・新たなるストーリーの始まり!衝撃の担任

岡田家リビング

香「ほ~ら、早く着替えなさい!」

鶴「おはよう!」

愛・泉「鶴お姉ちゃんおはよう!」

鶴「皆、高校の制服着てどうしたの?」

零「お姉ちゃん、今日は高等部の入学式だよ!」

鶴「零は知ってるわよ!まさか、お母さんと一緒に見に行けるとは思ってなかったけど・・・」

愛「私達も高校生だよ!」

鶴「えっ?」

泉「飛び級してるんだもん!」

鶴「あっ!そうだったわね、理さんが用意した超難しいテストを10分残しで解いた挙げ句、満点だったのよね?」

香「私もやったけど、めちゃくちゃヒーヒー言ったわ!」

零「あれは埋めるので精一杯だから!」

香「それにしても、やっと娘の晴れ姿を見れるのね!」

零「遅すぎるけどね」

香「零、生徒兼理事長でありがとう!でないとお母さん、あなたの入学式を見れなかったわ!お姉ちゃんに至っては卒業式だけだし、しかも大学・・・」

鶴「お母さんが遅すぎるのよ!いや、私を早く生みすぎなのよ!」

香「2人はもっと後でも良かったのに・・・」

愛「零姉と一緒に居たい!」

泉「お兄ちゃんと勉強したい!」

香「全く、誰に似たのかしら?」

理「あなたよ!」

香「えっ?お姉ちゃん?」

理「お母さんからの命令で、しばらく見張るように言われてね!
  それより、あなたも愛や泉くらいの時に、
  『お姉ちゃんと学校行きたい』って玄関でわがまま言ってたじゃない!」

香「覚えてないなあ・・・、それよりさっきの嘘でしょ?」

理「嘘じゃないわよ!」

香「他に目的あるんじゃないの?」

理「お母さんなりにあなたが子供達と仲良くやってるか気になってるのよ!」

香「それが建前で、本音は孫の姿を見たいだけでしょ!」

理「違うわ!親子の戯れを見たいからって・・・、あっ!」

香「お母さん・・・、プライバシーの侵害じゃん!」

零「お祖母ちゃん、ああ見えて親バカなんだね」

鶴「厳しいこと言ってたけど、娘と孫達のことは愛してるってことね」

楓「その孫達に私達は入ってるのかな?」

理「早く着替えなさい!入学式始まるわよ!」

香「皆!急いで!」

スリーシスターズ学園(高等部)入学式

体育館

香「中等部時代は教師として見てたけど、保護者として見るのは初めてね」

鶴「お母さん、運動会とかどうやって撮ってたの?」

香「えっ?普通にカメラ片手に撮ってたわよ!生徒観覧席で!」

鶴「隠れる気ある?」

香「親って素が出ると隠れてるのを忘れるの!でも、怪しまれないように生徒全員分撮ってたわ!中には証拠になるのもあったし!」

鶴「そこはなんか分かるわ・・・」

入学式が終わり

各教室に行く生徒達

1年Bクラス

ガラガラ

理「はい、改めてうちの高等部入学おめでとう!
  まず、あなた達を担任する先生が決まってなくてごめんなさい!
  代わりに理事長である私が今後の予定や伝達等をするわ!」

全員「ハ~イ!」

八期「なんで、担任の先生決まってないんですか?」

理「あなたは黙ってなさい!」

八期「えっ?」

理「誰のせいでこうなったと思ってるの?」

八期「さあ?」

理「あなたと揉めてきたから誰もやろうとしないのよ!」

零「逆にそれはそれで問題では?連れてこれなかった理事長が悪いのでは?理事長!しっかりして下さい!」

理「連れてこれたら連れてきてるわよ!」

秀喜「早くて、いつ頃決まりますか?」

理「明日の始業式までには来てもらうつもりよ!無理だった場合は私が代わりを勤めるつもりよ!」

明「あの、理事長先生や校長先生は仕事が忙しいから担任や教科担当は受け持たないのでは?」

理「例外があるわよ!ホームルームくらいできるわ!」

次の日

Bクラス教室

明「ねえねえ、ここのクラスの担任誰だろうね?」

零「伯母さん、始業式までには来てもらうとは言ってたけど、着任式の時にはそれらしき先生居なかったよね?」

杏「うん、私達の『Bクラス』すら出てこなかったよ」

男子A「おい、八期!お前、お姉さんが先生やるんだってな?」

八期「あれは、僕のお姉ちゃんじゃないよ!」

秀喜「俺も、ビックリしたぜ!まさか、希が先生やってるなんてなあ!」

八期「多分、うちのクラスの担任じゃないかな?」

女子3人「ええっ!!!!」

八期「実は、希お姉ちゃんに聞いたんだ」

男子A「お姉ちゃんって呼んでるじゃねえか!」

秀喜「親同士が仲良しの幼馴染みなんだよ!」

男子B「幼馴染みのお姉さんか!今度紹介してくれよ!」

八期「無理!」

明「それで、希がうちのクラスの担任やるって本当なの?」

八期「分からないけど、希お姉ちゃんから聞いたんだ」

零「何を?」

八期「去年の教育実習行く前に・・・」

回想

希「八君!」

八期「希お姉ちゃん!どうしたの?」

希「実はお姉ちゃん、教師を目指すことにしたの!」

八期「へー、そうなんだ!ってことは希お姉ちゃんは卒業かあ・・・」

希「チッチッチ!実はスクフェスのルールに、学校の関係者に成ったOB又はOGは同グループに入れるんだよ!」

八期「そうなの?」

希「ほら!ここの学年別混合部門の注釈にも書いてあるよ!」

八期「本当だ!」

希「でも、先生になるには、学校で3週間の実習をしないといけないんだよね」

八期「そう言えば、実習生来てたね」

希「本当は、八君のクラスで実習したかったけど、出来ないんだ」

八期「ああ、希お姉ちゃんが来たら楽しそうだったのに・・・」

希「『贔屓するからダメ』って理事長に言われて・・・、でも、実習を終えて、教員免許貰ったら、八君のクラスに入って良いって言われたの!」

八期「わあ、それは楽しみだな!絶対先生になって帰ってきてね」

希「勿論!頑張ってくるよ!」

八期「行ってらっしゃい!頑張れ希お姉ちゃん!」

回想終わり

零「それで教員免許取れたの?」

八期「取ったんだって!これで僕の担任になれるって真っ先に見せてくれた」

秀喜「それは可能性あるな」

明「でも、八期の幼馴染みなんだよね?」

杏「何かあったら、八期君の味方にしかならない気がする」

零「希さん、八君過保護だからな・・・」

明「ってそれよりも、スクフェスのライブ、
  OB・OGが学校関係者に成れば出場出来るんだ!」

八期「でも、前回と同じ名前のグループに限るって書いてあった。」

零「学年混合部門ってそんなことも出来るんだ」

コン、コン、コン、コン・・・

杏「誰か来たよ!皆席について!」

スットン!

ガラガラ

?「皆、おはよう!」

生徒達「おはようございます!」

?「私が今日からこのクラスの担任をすることに成りました・・・」

零「えっ?」

カッ!カッ!カッ!・・・←黒板に名前を書く

黒板・岡田栞

香「岡田栞です!」

八期「えっ?香先生?」

零「お母さん!?」

杏「ちょっと、零ちゃん・・・」

明「先生をお母さんって呼ぶのは小学生までだよ!」

零「違うもん!お母さんはお母さんだもん!」

香「零!先生と呼びなさい!」

零「お母さん!」

ぽふっ!←抱きつく

香「零、どうしたの?」

零「誰がなんと言おうと、あなたは私のお母さん!
  先生なんかじゃないもん!ああーん!あーん!」

香「零・・・」

愛「お母さん!」

香「愛まで・・・」

八期「先生?」

香「2人とも、仕方無いわね、良いわ!2人は私の事
 『お母さん』って呼んで良いわよ!」

全員「ええっ!!!!」

秀喜「俺らは呼んだらダメなんですか?」

香「誰も、あんた達の母親じゃないんだから!」

明「どういう事ですか?」

香「皆には言っておくわね!私の名前は岡田栞ですが、
  実は、皆さんを受け持つのは6年目に成ります!」

全員「えっ?」

香「この岡田栞と言う名前をローマ字にします!
  OKADA SHIORI
これをアナグラムすると・・・」

全員「HOSIDA KAORI!」

香「そう!私は岡田栞改め、星田香です!」

全員「ええっ!!!!星田先生?」

香「そして、私は岡田零と岡田愛の実の母親です!」

全員「ええっ!!!!」

八期「あれ?明ちゃんと杏ちゃんと秀喜は先週引っ越しの手伝いしたよね?」

明「先生が零達を預かると思ってたんだよ!」

杏「先生が里親に成って育てると思ってたの!」

秀喜「お前が『零ちゃんはこれから星田先生と暮らすんだ』って言うから」

八期「嘘は付いてない」

秀喜「先生が零の親とは言ってないじゃねえか!」

香「兎に角、私は岡田零と岡田愛の実の母親だから!皆、よろしくね!」

全員「はい!」

杏「でも、先生!うちは私立ですが、自分の子供を受け持つ事って出来るんですか?」

明「そうだよ!自分の子供を受け持つ事って『贔屓目に成るから』ダメな筈ですよね?」

香「そんなこと、私だって百も承知よ!」

全員「ええっ!!!!?」

次回・新章突入!星田先生が担任に成った理由が明かされる。

Re: ナンバーズ8 ( No.506 )
日時: 2026/01/06 22:14
名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)

501話・香(お母さん)先生誕生の理由

香「そんなこと、私だって百も承知よ!」

全員「ええっ!!!?」

杏「じゃあ、何で実の娘のクラスの担任を?」

秀喜「一応聞きますが、娘と居られないのが寂しいからとかじゃないですよね?」

香「当たり前よ!そんな理由だったらあたしクビよ!」

八期「じゃあ、なぜですか?」

香「全部あんたのせいよ!」

八期「僕?」

香「あんたの担任をやりたい先生が誰も居なかったのよ!」

八期「ええっ?」

杏「まあ・・・」

零「なんとなく・・・!」

明「想像出来るね・・・」

八期「でも、希お姉ちゃんが担任を務めるって聞いたような・・・」

ガラガラ

希「ごめん、私副担なんだ!立候補したんだけど・・・」

秀喜「だったらやらせれば・・・」

香「じゃあ、想像してみなさい!希が担任をやって、何か八期関連で事件が起きた時どうなる?」

八期以外「八期贔屓になりそう!」

希「ええっ?皆思う?」

杏「絶対、贔屓すると思う!」

零「『可愛い弟に何するの!』とか言ってさ!」

秀喜「絶対、こっち側の意見なんか聞かなさそう」

希「酷いなあ!同じ部活動の仲間だよね?」

明「あたしらは違いますが?」

香「本当は希で決まってたのよ!でも、八期の幼馴染みだったから、八期を贔屓するのでは?って話松本先生から指摘合って・・・」

希「信用無いなあ・・・」

香「元から理事長は信じてなかったわよ!」

希「そうだったんですか?」

香「でなきゃ、あなただけ、別の学校で教育実習させないわよ!」

希「なんで私だけ?」

零「それで、お母さんがまたうちのクラスの担任を?」

香「そうよ!元々は別の地区の学校へ転任して、皆と暮らすつもりだったのよ!
  でも、零が卒業式後に私を見付けたから、
  中等部でもいっか!って成ったんだけど・・・、
  入学式が終わった時にお姉ちゃんに呼ばれて、土下座されてまで『苦肉の策』とか言われて、受けるしかなかったのよ!あんたを守るために!」

八期「なんか、すみません・・・」

香「お陰で私、何日か家に帰れない日あるからね!」

八期「仕事が増えるからですか?」

香「娘の成績表だけは、学校に置いとかないといけないからよ!」

八期「えっ?」

香「零はともかく、愛は本来受け持ってはいけない子よ!自分の子の成績表を自分の家に持ち帰るなんて、しかもテスト期間に成ったら、尚更家に置いとけないじゃない!
  カンニングし放題よ!」

全員「本当だ!」

香「テストなんて紙に書くんだから、1枚でも家で失くしたら愛のカンニングを疑わないといけないのよ!
  その結果、また作り直し!学校に置く方が安全よ!」

全員「確かに!」

香「だから、零、テスト期間や終業式前は帰ってくるの遅いと思っておいて!」

零「大丈夫!私もお姉ちゃんも家事は得意ですから!」

明「なんか、会話に違和感あるよね?」

杏「うん、この話し方は家族だね」

八期「ええっと、お母さん・・・」

香「誰がお母さんよ?私はまだあんたのお母さんじゃないわよ!」

零「お母さん、それどういう意味?」

香「私は、別にあんたが婿に来てくれたって文句言わないわよ!」

秀喜「おうおう、八期!お前、将来担任の先生に挨拶しに行くのか?」

八期「嫌だ!怖い!」

香「何よ!担任でしょ?」

八期「担任だから、余計に下手なこと言えないんですよ!」

明「想像したら、めちゃくちゃ面白そう!
  『お母さん、娘さんを僕に下さい』なのか?
  『先生!先生の娘さんを僕に下さい』なのか?」

理珠「先生、私が言う事ではありませんが、先生はそれで良いんですか?」

香「親として言うなら、勿論反対よ!こんな紐にしか成らないのに、大事な娘渡すわけないでしょ!」

八期「もう、無理って決まってるじゃん!」

杏「しかも、赤の他人じゃなくて、学生時代の担任だから、説得力あるよね」

秀喜「終わったな」

零「お母さん、お別れの時は『婿に来なさい』とか賛成してたのに!」

香「それは人として言うなら、私が娘の言うことに口を挟む立場に無いって事よ!」

杏「どういう事ですか?」

香「だって、私はこの子を捨てたダメ親よ!そんなダメ親が今更、娘の夢や結婚について、否定できる立場にある?無いわよ!どの面下げて言ってるって話よ!」

明「そうですね」

香「だったら、2世帯住宅してくれた方がマシよ!どうせ元教え子だし!何言えば良いのか分かるもの!」

秀喜「なんか、それ大人に成っても八期は教えられるって事じゃないのか?」

零「八君はそれで良い?」

八期「まあ、先生なら分かりやすく教えてくれるから良いかなあ?」

明「ダメだこりゃ、完全に紐になりそう」

香「もう1つは先生と結婚するって言う手もあるわよ?」

全員「えっ?」

杏「先生、何言ってるんですか?」

零「お母さん!仮にも教師と生徒だよ!」

明「そりゃ、卒業したら結婚する教師と元教え子の夫婦が居るってのは聞いたことありますが・・・」

香「私は八期に聞いてるの!どうかしら?」

八期「(香)先生はちょっと嫌ですね・・・」

香「何よ!私が初めて担任だった時は、嬉しそうにしてたって松本先生から聞いたわよ!」

零「あっ、八君、うちのお母さん好きだったんだ」

明「まあ、先生が美人ってのは否定しないよね」

杏「確かに綺麗だから、女子生徒から見ても憧れだよね」

香「まさか、年齢とか言うんじゃないでしょうね?」

秀喜「そもそも先生何歳なんだよ?」

香「言うわけないでしょ!」

八期「零ちゃんと19歳差だから、35歳ですね」

香「何計算してるのよ!」

明「流石に微妙じゃないかな?」

八期「年じゃないんだよな・・・」

香「何が嫌なのよ?」

八期「だって、先生結婚しましたよね?」

香「バツ1の未亡人ですが?」

八期「それに子供だって居るし!」

香「何よ?子持ちは嫌だって言うの?」

秀喜「それは嫌だな!同級生から『お父さん』って呼ばれるのはな!」

零「確かに!私も嫌だ!」

八期「子供の年齢じゃないんですよ!子供が居るだけで嫌なんですよ!」

香「なんでよ!まさか、自分の子供じゃないから?」

八期「それもそうなんですが・・・」

明「でも、赤ちゃんならともかく、それなりに言葉を喋る子に『新しいお父さん』だよは、気まずくなるのが当たり前じゃないかな?」

香「まあ、それは認めるわ!」

八期「いや、そうでなくて、自分の子供だけを作りたいと言うか、名前を付けたいと言うか・・・」

杏「ああ、連れ子には名前付いてるもんね」

希「もしかして、生まれてきた子供に、自分が名前を付けたいの?」

八期「うん!僕が考えた名前を付けたい!」

明「親としての夢はそれだよね」

杏「確かに、私も自分の子供に自分で名前付けたいなあ!」

香「そういう理由なら仕方無いわね!先生は諦めるとしますか!」

零「何、年甲斐もなく生徒狙ってるのよ!しかも、娘の好きな人!」

香「遺伝よ!遺伝!あんたが私に似て、無能だけどひた向きに頑張ってる男がタイプなんでしょ?」

明「変な似方!」

愛「ええっ?零姉もお母さんも八期お兄ちゃんの事好きなの?」

全員「えっ?」

愛「私だってお兄ちゃんのこと大好きなのに!」

零「愛、突然何を言うのよ?」

希「そう言えば、2人の従姉の愛海ちゃんも八君の事を好いてたよね?」

秀喜「八期、岡田家の連中にモテモテじゃねえか!おい!どうするんだ?」

八期「そんなこと言われても・・・」

秀喜「えっ?何?岡田家って、優秀な人間より、無能でダメダメな人間の事を好きに成るのか?どうなんだよ?」

零「私に振らないでよ!お母さん!」

香「私も知らないって!」

こうして、香はまた八期達のクラスを担任することに成った。

Re: ナンバーズ8 ( No.507 )
日時: 2026/01/07 21:30
名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)

502話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・①

香「と言う訳で、明日から生徒会長の立候補が始まるから、興味のある生徒は職員室か私のもとへ!」

全員「は~い!」

香「先に言っておくけど、人任せにすると、自分の思いどおりに行かないことにも成るから、だからと言って生徒会長が自由に出来るわけでもないけど、文句が言いたくなるくらいなら自分が立候補することね!
  ただ、自分がどのような学校にするかを考えておかないと勝てないけどね!」

全員「は~い!」

香「でも、これだけは覚えておいて!『生徒会長に選ばれると言うことは、生徒を代表して教師から自分達の自由を上手く奪う責任があると言う事だから!』」

八期「どういう意味ですか?」

香「自分の発言に責任持てってことよ!たとえそれが可決されたとしても、その事柄で揉め事が起きた時に責任を取られるのは生徒会長なんだから!」

八期「そうですよね」

香「八期、あんたがもう一度伝説の生徒会長やっても良いのよ!」

八期「嫌ですよ!僕は絶対命令は二度と使わないと決めましたから!」

放課後

明「生徒会選挙の季節が来たね」

杏「うちは、最高学年が同学年以外のリーダーが出来ないから、よっぽどのことがない限り、後期で生徒会選挙やらないもんね!」

秀喜「それにしても八期、お前生徒会長やらないのか?」

八期「やらないよ!そう決めたし、結構時間取られるし!」

秀喜「まあ、自由な時間を取られるのが嫌だからやりたくないって人間が多いよな!」

理珠「そういう人程、班長で逃げますよ!」

八期「それに、今年は2年生の誰かがやるんじゃないの?」

理珠「生徒会長経験者又はリーダー点が生徒会長と同等の点数なら1年生でも立候補は出来ますよ!」

トントン!

佐伯「八期居るか?」

八期「あっ!佐伯じゃん!どうしたの?」

佐伯「お前に頼みたいことがあるんだ!」

秀喜「八期に頼み事なんて珍しいな!」

明「まさか、数合わせでキツイ仕事とかさせるんじゃ無いでしょうね?」

杏「もしくは万引きとか?」

佐伯「なんで、物騒なものしか出てこないんだよ!」

零「過去に合った出来事だけど?」

佐伯「それより八期一生のお願いだ!」

八期「何だ?」

佐伯「お前、もう一度生徒会長をやってくれ!」

全員「えっ?」

八期「なんで?」

佐伯「実は、高等部の前会長が三葉主なんだ」

八期「ああ、美麗の幼馴染みだよな?」

佐伯「その主のせいで、アニ研が無くなったんだ!」

八期「はあ?」

佐伯「アニ研だけじゃない!漫研も、その他吹奏楽を除く文化系の部活はこの高等部に一切無い!」

秀喜「なんだって!?」

佐伯「運動部に至っては、メジャーなスポーツ又は過去10年間で全国大会(出場数が50以上の大会)出場経験がある部活でないと許されてないんだ!」

明「つまり、八期に生徒会長に成って貰って・・・」

佐伯「中等部でやってた全ての部活動を復活させたいんだ!そうしないと、美麗に強制的にアイ活をやらされる!」

秀喜「どういう事だ?」

佐伯「実は、主が校則に『全校生徒は必ず部活動を行うこと!ただし、塾通いの生徒のみその限りではない』ってのを作ったんだ!」

杏「酷い!人の事情も考えずに!」

佐伯「ただ、その分部活動で使われる備品は無償提供されるんだ」

明「王コンツェルンが支給するからだね」

零「強制的にアイ活をやらされるってのは?」

佐伯「先輩曰く、アニ研を潰された直後に、夢を失って途方に暮れた直後に、王美麗って奴から
   『部活動が無いならうちに来なさい』って、
   しかも、否定すら出来ずにトントン拍子で勝手に入れられたんだって!」

明「美麗は人の話なんか聞かないからね!いつの間にか入れられてるんだよ!
  しかも、先に親の方にお金渡して契約すると言う外堀から埋めてくるから、後戻り出来ないんだ!」

杏「明ちゃんも?」

明「あたしは本人と直接話して!それに最初から『お金は要らない』って言ったけど、しつこいんだよね!
  今は、ちゃんと返してるから、いつでも抜けられる!」

佐伯「そうなんだよ!中にはアニ研の事を親にバラされた挙げ句、アニ研=オタクと捉えて、『オタクやるくらいなら、アイドルに成れ!それが無理なら勉強しろ』って言われたらしい!」

明「ああ、アイドルに向いてないと判断された生徒は、勉強しかさせられないんだよね。
  美麗が連れてきた教えるのが上手い家庭教師とか、難関学校入学を何度も出してきた塾の先生を連れてきてるらしいから」

理珠「つまり、この高等部はメジャーなスポーツか、アイ活か、勉強しか出来ないと言うことですね?」

佐伯「しかも、1億円貰った上、学校の授業料だけでなく、塾やアイ活のレッスン料すら無料なんだよ」

秀喜「聞いてみれば至れり尽くせりって感じだが・・・」

明「やってみたら、自分のやりたいことをやらせてくれない苦行だよ!そんな横暴許せない!」

佐伯「だから、八期!この学校の自由を取り戻すためにもう一度生徒会長をやってくれよ!勿論絶対命令を使って!」

八期「無理!」

全員「えっ?」

八期「僕には生徒会長なんか出来ない!これはどうにも成らないから、声を掛けないで!」

零「そ、そんな・・・」

明「八期、皆困ってるんだよ!何とかしようと思わないの?」

八期「思うだけなら誰でも出来る!救える筈がないから断るしかないんだよ!」

秀喜「お前、自信無いのか?」

杏「大丈夫だよ!周りから反感勝ったのは最初だけで、任期が迫ってくる頃には皆『伝説の生徒会長』だって認めてくれたじゃん!」

八期「伝説の生徒会長?僕はそんな優秀な評価だと思ったことは1度も無いから!あんなもの『役立たずの生徒会長』だよ!」

希「それを言ってるのは八君だけだよ!」

零「そうだよ!誰にも真似出来ないことなんだよ!」

明「それよりこのままで良いの?」

八期「何が?」

明「このままだと、美麗が生徒会長に成っちゃうよ!研究部が無くなるよ!」

八期「大丈夫だよ!どうせ、理事長は零ちゃん」

佐伯「えっ?」

八期「・・・の伯母さん!理事長がバックになれば、うちの研究部の方が上!と言うことは研究部は無くならない」

明「それがそうも行かないんだ」

希「どういう事?」

明「美麗が生徒会長に成ったら、研究部はガチで乗っ取られる!」

八期「なんで?」

明「美麗が生徒会長に成ると、主が副会長又は学年代表で美麗のバックを務めるって言ってた!
  主は研究部の『勝負を捨てる』やり方を気に入ってなかった!
  だから、部活動を『勝負に貪欲なチーム』を育てる活動する場所を部
  『レギュラークラスではないが、ひた向きに頑張る育成クラス』が活動する場所同好会
  『自分の好きなこと、趣味でやる分』を愛好会認定する計画を練ってた!」

零「それって?」

明「美麗も主もアイドル研究部を乗っ取って、自分達の『アイドル育成愛好会』を部に昇格させて、『アイドル研究部』を愛好会に落とすつもりなんだ!そして部室もろとも奪うつもりだよ!」

秀喜「なんて血も涙もない奴らなんだ!」

零「八君!尚更八君が生徒会長に成るべきだよ!」

杏「そうだよ!八期君が生徒会長に成って、絶対命令を使えば、皆の自由を取り戻せるんだよ!」

八期「だったらさあ、この中の誰かがやったら?」

全員「えっ?」

八期「明ちゃんとかさあ!杏ちゃんでも良いよ!秀喜だって!零ちゃんは諸事情で無理かもしれないけど・・・」

杏「私にはちょっと・・・」

明「あたしも・・・、ほら部活の助っ人やってるし・・・、忙しいから生徒会長までやると体壊れる!」

秀喜「絶対命令が使えるのはお前だけなんだよ!」

八期「だったら、完璧超人の明ちゃんで良くない?絶対命令使わずとも『まあまあ』で喧嘩止められそうだし!」

明「全部は無理かな?」

八期「僕なんかとと比べ物に成らないくらい、コミュニケーション能力ヤバイ上、周りの意見だってちゃんと聞いてくれるし!めちゃくちゃ生徒会長向いてるじゃん!」

杏「確かに向いてそうかもしれないけど・・・」

零「私達は八君なら、美麗の暴走を止められそうと思って、信じてお願いしてるの!」

八期「そんなこと言われても出来ないものは出来ないんだよ!」

明「なんでそんなこと言うのさ!」

希「はあ~、さっきから聞いてみれば皆八君の気持ち分かってるの?」

零「えっ?」

杏「どういう事ですか?」

秀喜「絶対命令使えるのは八期だけしか・・・」

希「そうじゃなくて・・・」

明「嫌々生徒会長をやらせるのは間違ってるって事ですか?」

希「そうでもない!」

佐伯「ですが、谷川先生!八期に頼まないと俺ら生徒達の自由が・・・」

希「そんなこと八君だって分かってるわよ!分かってる上で断ってるのよ!」

全員「えっ?」

零「どういう事ですか?」

希「八君、生徒会長はやりたくないよね?」

八期「うん」

希「でも、生徒の皆は助けたいよね?」

八期「うん」

全員「えっ?」

杏「じゃあ、なんで断るの?」

希「あなたは、生徒会長をやりたくないんじゃなくて、
  そもそも生徒会長に選ばれないって思ってるから断ってるんだよね?」

全員「えっ?」

八期「うん、そうだよ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.508 )
日時: 2026/01/13 21:54
名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)

503話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・②

希「あなたは、生徒会長をやりたくないんじゃなくて、
  そもそも生徒会長に選ばれないと思ってるから断ってるんだよね?」

全員「えっ?」

八期「うん、そうだよ」

明「そんなの、やってみないと分からないじゃん!」

八期「分かるよ!誰も、僕の名前だけ見て『アイツは無い』とか思ってリストから外すんだろ!
   投票なんてただの人気投票じゃねえか!どうせ0票に決まってる!」

杏「ちゃんと公約を考えれば・・・」

八期「どんな?何を?ちゃんと約束出来るものでない限り僕は言わないから!」

秀喜「お前、0か100の話をしてるのか?」

八期「出来なきゃただの嘘つきだろ!」

零「宣言するんじゃなくて、『全力を尽くします』とか言えば良いのよ!」

八期「かといって、誰も僕の話なんか聞いてくれないんだよ!アイツらの中では僕は無い事に成ってるんだから!」

佐伯「俺達が絶対入れるから」

八期「だったとしても、勝てっこない!1人や2人入れたところで多勢に無勢じゃん!僕は100%勝てる見込みがない限り勝負なんかしない!
   ましてや、人生を狂わせるかもしれない状況なら尚更だよ!」

明「じゃあ、このまま美麗に乗っ取られて良いの?」

八期「どっちにしろ結果が変わらないならやる意味もないよ!完璧超人の明ちゃんがやった方が学校を救えるよ!」

明「完璧超人・・・、完璧超人って何よ?」

八期「明ちゃんは何でも出来るし、何でも成れるし、コミュニケーションだって良い!人として出来上がって・・・」

明「八期が思ってる程、あたしは完璧なんかじゃない!」

バン!

杏「明ちゃん!」

八期「えっ・・・、そんなこと無いのに・・・」

希「確かに『完璧超人』って褒め言葉に聞こえるけど、
  それは逆に周りから大きな責任を背負われる事に成ってるんだよ!」

八期「えっ?」

希「明ちゃんの言う『完璧じゃない』は、彼女にとっては周りからの期待が高いと言うプレッシャーにも成ってたから出てきた言葉だよ」

秀喜「だけど、俺には別の理由がありそうに聞こえたな!」

杏「うん、明ちゃん何か隠してると思う」

零「それよりも八君、生徒会長は?」

八期「美麗を追い出せるならやりたいよ!でも、投票で決める勝負なんて宛になら無い!」

杏「そうだよね、いつも0票か自分票!真面目にやっても、ふざけた人に票が入ってたし!」

秀喜「確かに、お前の言う通り、俺達だけで票を集めても過半数なんて遠いもんな!」

八期「それに身内だけの投票ってズルしてるように思えて嫌だ!」

零「それは皆、結構やってるよ!まあ、それでも信頼があるかどうかにもよるけどね!」

秀喜「それでどうするんだ?当たって砕けろ精神は無理か?」

八期「結果が変わらないんならやる意味もないし、そもそも相手にされないことは目に見えてるから!」

理珠「つまり、告白と違って好奇心も無ければ、皆の気持ちを知りたいと言う感情もないと言うことですね」

八期「どうせ、聞いたって『向いてない』の一点張りだよ」

トントン

蜜柑「あの・・・」

杏「あなたは!」

八期「たしか、明ちゃんのファンクラブ代表の!」

秀喜「そもそも君は中等部だよね?」

零「中等部の校舎高等部の隣よ!それに中・高合同で部活動やってるし・・・」

秀喜「簡単に行き来出来るのか!」

理珠「それで、八期になんの用ですか?」

蜜柑「口で説明するよりも来て貰った方が早いと思うので付いてきて下さい!」

『愛LOVE愛好会』部室

零「これは・・・」

杏「酷い!」

秀喜「スプレーで『死ね』とか『消えろ』ってあるぞ!」

八期「これをやったのって?」

蜜柑「恵利香さんのファンクラブの一部の部員です!恵利香さんが明さんと蓮さんは裏切り者だとファンクラブの皆に愚痴ってたので・・・」

杏「じゃあ、蓮さんのところも?」

蜜柑「そうらしいですよ!中にはモデルで着る衣装を切った人が、高額な賠償金を請求されてたとか・・・」

零「明ちゃんが生徒会長を拒んでたのは・・・」

蜜柑「同好会を裏切った事をよく思わない人達に反感を買うからだと思います。実際、私も桃子や林檎と喧嘩してましたし・・・」

秀喜「確かに、このまま完道が演説しても、演説中に怪我を負わせられたり、最悪殺されるかもしれないなあ」

杏「明ちゃん『もう限界』って言ってたけど、これも理由だったんだ」

零「これも?」

杏「こっちの話!」

八期「ちなみに、この部室をめちゃくちゃにした犯人は?」

蜜柑「勿論、3回目以降カメラ仕掛けて特定した為、今頃あっちです!」

八期「そっか・・・」

蜜柑「お願いです!私も八期先輩の絶対命令をマジかで見てました!先輩ならきっと良い生徒会長に成れます!
   明ちゃんの想いも背負って生徒会長やってくれませんか?」

八期「想いだけで生徒会長に成れたら断れないよ!」

蜜柑「えっ?」

八期「頼まれても出来ないものがある!頼まれて『分かった』と言って挑んで負けたら?」

蜜柑「そこは全力を尽くしたと言うことで・・・」

八期「いや、全力を尽くす前に省かれて終わるだろうから最初からやらないんだ!そんなことするなら、他に美麗とは逆の発想する人間に頼むよ!」

蜜柑「そんな・・・」

杏「ごめんね、彼、投票の時はいつも0票だったから投票者のことを信じられないの!」

完道家

明の部屋

ベットの上

明「はあ~・・・」

回想

八期「だったらさあ、この中の誰かがやれば?」

明『そうだよね、その通りだよ』

回想

八期「だったら、完璧超人の明ちゃんがやれば良くない?」

明『私が完璧超人かあ・・・、そんなこと思ったこともないよ!』

回想

八期「僕なんかと比べ物に成らないくらい、コミュニケーション能力ヤバイ上、周りの意見だってちゃんと聞いてくれるし!めちゃくちゃ生徒会長向いてるじゃん!」

明『確かに、他者から見たらあたしが生徒会長向いてるかもしれないけど・・・』

回想(同好会から愛好会へ行って2週間後)

明「何これ?」

蜜柑「入ったら、こうなってたんです」

会員A「誰がこんな酷いことを?」

会員B「この衣装あともう少しで完成だったのに!」

回想終わり

明『あの時は1回で終わると思ってた』

回想(それから一週間後)

蜜柑「また、こんなに荒らされて・・・」

会員D「誰よ!こんなことしたの?」

会員E「部長が所属する焼き菓子同好会のメンバーじゃないですか?」

会員F「絶対そうですよ!部長この前喧嘩してましたよね?」

蜜柑「確かに喧嘩してたけど、ここまでする子じゃないって!」

会員C「よし!片っ端から犯人見付けるぞ!」

明「待って!勝手に決め付けたらそれこそ人間関係が壊れるよ!どこかに、あたし達にしか分からない場所にカメラ仕掛けよう!」

回想終わり

明『そしたらエリンギのファンクラブの子だってことが後で分かったんだよね』

回想

職員室

女子生徒A「自分の都合で同好会を裏切るなんて最低な行いだったから壊してやったのよ!」

男子生徒A「そうだ!そうだ!エリリン泣いてたんだぞ!」

女子生徒B「あんたの何が完璧超人よ!何が楽しいの天才よ!この裏切り者!」

男子生徒B「エリリンを泣かした罪は重いんだ!お前なんか天井の下敷きに成れば良いんだ!」

回想終わり

明『こうして、私と蓮にアンチが増えた!でも、あたしは皆を怒らせるために同好会に行ったんじゃないんだよ!』

回想(愛好会に行く前)

明「あたし、愛好会に行こうと思ってるんだ」

八期「なんで?同好会だと練習出来ないから?」

明「それもあるけど、愛好会へ行って美麗を同好会の皆と仲良くさせたい!」

八期「出来るのかな?」

明「出来る!あたしはそうやって友達を沢山作ってきたから!」

理珠「ですが、全てが上手く行くわけではありませんよ!」

明「大丈夫、大丈夫!」

八期「行くなら、頼みがあるんだけど・・・」

明「何?」

八期「愛好会の中身調べて貰える?」

明「成る程偵察と言うわけね!使えるものがあるなら伝えるよ!」

八期「完道さん!」

明「何?」

八期「同好会を捨てないよね?」

明「当たり前だよ!あたしは同好会と愛好会の仲を取り持ちに行くから!」

八期「無理だと分かったら美麗のことは諦めてね」

明「分かった」

回想終わり

明『でも、それが出来なかった
  アイアイは美麗にボードを壊され、家族を失い・・・、  その後蓮とユニット組んで・・・』

回想(Dark&Rightライブ後)

町子「明、その後の愛好会については?」

明「正直な気持ちは美麗が許せない!でも、あたしは仲良くしたいって決めたから・・・」

町子「明、無理な時は無理で諦めるのも1つよ!」

明「えっ?」

町子「八期君も言ってたでしょ!美麗と仲良くなる事が無理なら諦めるって!」

明「でも・・・」

町子「世の中には、どうしようもないバカも居るの!そう、自分の言ってることが正しいと思ってるプライドの高いバカがね!」

明「・・・」

町子「まあ、どうするかはあなたに任せるわ!出来るなら出来る!出来ないなら出来ないをハッキリさせときなさい!」

回想終わり

明「『だから、あたしは杏やアイアイとユニットをやることを選んだ!』
  やっぱり、ライブは楽しくやらなきゃ!」

湊「どうしたの明ちゃん?」

明「ごめん、実は・・・」

閑話休題

湊「成る程、学校を乗っ取られないために友達に生徒会長を託そうと・・・」

明「本当はあたしがやれば良い話だけど、同好会を捨てた裏切り者って反感を受けてるから出るに出られない!
  周りが止めたとしても、当選は難しい」

湊「そうね、明ちゃんって昔から応援が得意だったよね?」

明「そうかな?」

湊「ええ!私の手術前も、誰かが告白する時も、誰かの為に応援してたじゃない」

明「誰かの為にか・・・(ちょっと強引だけど、やってみるか!いじめと言われるのも覚悟だ!)ありがとうお義姉ちゃん!あたし良いこと考えた!」

次の日

朝の会

香「生徒会長選挙の立候補の期限は今日までだから、やりたい人は忘れないうちに入れるんだぞ!」

全員「ハ~イ!」

次の日

職員室前の掲示板

秀喜「おーい、生徒会長の立候補は終わったぞ!」

八期「知ってるよ!でも、誰が立候補したのか気になるじゃん!」

零「そんなに気になるなら立候補すれば良いのに!」

八期「勝てない試合はしたくないの!」

杏「へー、明ちゃん立候補したんだ!」

明「まあね!」

杏「しかも、夢ちゃんも立候補したの?」

夢「自分がやらないと、2年前のにのまいだからね!八期だけでなく、美麗ちゃんにも生徒会長をさせないつもりだよ!」

八期「何言ってんだか、僕は立候補なんてしてないって、あれ?」

零「どうしたの?」

八期「なぜか、僕が立候補したことに成ってる!」

秀喜・零「本当だ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.509 )
日時: 2026/01/20 20:59
名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)

504話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・③

八期「なんで、僕が立候補したことに?」

明「ごめん、それあたし!」

八期「なんで?なんでそんなことを!?」

香「八期!」

八期「先生!何ですか?」

香「まず聞くわよ!あんたは生徒会長をやりたい?それともやりたくない?」

八期「そんなこと言われても、無理ですよ・・・」

香「自信有るか、無いかの話はしてないわ!あんた自身が生徒会長をやりたいかどうかを聞いてるのよ!」

八期「それは・・・、学校を守れるならやりたいですよ!選ばれる可能性はありませんが・・・」

香「やりたいのなら、立候補しても良いって事じゃない!」

八期「でも、僕が演説したって勝てっこありません!誰も聞いてもくれなければ、僕がそもそも居ないと言う扱いをしてくるんですから!」

明「八期」

八期「何?」

明「勝手に立候補させてごめん!でも、あたし、どうしても八期に生徒会長になって欲しいから!」

八期「なんで僕のことを?」

明「それは、八期ならこの学校を守れると信じてるからに決まってるよ!
  でも、勝手に立候補させた罪としてあたしも生徒会長に立候補する!それで許して!」

八期「でも、負ける自信しかないよ!」

明「大丈夫!ポスターから演説まで、あたしが全力でサポートするから!2人で生徒会長に成るように頑張ろう!」

八期「生徒会長は1人だよ?」

明「そうじゃなくて、2人のどちらかが生徒会長に成れるように頑張ろうって話だよ!」

夢「明ちゃん、何言ってるの?なんでこんな無能で役立たずに生徒会長をやらせようとしてるのさ!」

杏「夢ちゃん、そんな言い方はないんじゃない?」

明「そうだよ!夢っち!これでも八期は・・・」

八期「止めて!『伝説の生徒会長』を使って当選するのは避けたい!」

明「なんで?めちゃくちゃ有利な話じゃん!」←後ろを向き夢には聞こえないように話す

八期「僕はそこまで良いものと思ってもないし、『役立たずの生徒会長』ってのは間違い無いから」

明「でも・・・」

八期「『伝説』と言う言葉に生徒達を惑わしたくない!正々堂々と戦うなら、ちゃんと公約を決めて勝負したい!」

明「分かった」

理「生徒会長立候補者の皆!集まって!」

5人「ハーイ!」

理「今年は5人立候補か、まあまあな数ね!
  確認するから名前を呼ばれたら返事をして!
  2年Aクラス王美麗さん!」

美麗「はい!」

理「2年Hクラス橘知与さん!」

知与「はい!」

理「1年Bクラス完道明さん!」

明「はい!」

理「同じく1年Bクラス松本八期君!」

八期「はい!」

理「1年Kクラス高橋夢さん!」

夢「はい!」

理「あなた達にはこれから一週間、生徒会長に成るための演説をして貰うわ!
  そして、金曜日に最終演説を経て投票して貰い、全校生徒に決めて貰うわよ!分かったかしら?」

5人「はい!」

理「演説の仕方は基本自由だけど、くれぐれも学校の未来を本気で考える演説をするのよ!
  秩序を乱す演説や実現不可な演説は止めてね!
  その他気になる演説があった際は、先生方から注意が入ることもあるから!」

5人「はい!」

松本家

八期「ただいま!」

楓花「お帰り」

明「お邪魔します」

楓花「あら、明ちゃんじゃない!」

愛「生徒会長選挙に立候補した為、ポスター含め色々サポートするんだそうです」

楓花「明ちゃんが生徒会長やったら、あの学校も安泰ね!」

明「あっ、あたしは八期のサポートをしに来ただけですよ!」

楓花「えっ?」

リビング

明「こんなのどうかな?」

『絶対命令で守る!』

八期「事実だけど、嫌われそう」

明「それはそうなんだけどね・・・」

楓花「何をやってるの?」

杏「明ちゃん、八期君にどうしても生徒会長をやって貰いたくて、自分も出ることを条件に八期君の事を勝手に立候補させたんです!」

楓花「なんでわざわざ家の子を?」

杏「私も秀喜君も、八期君に生徒会長をやって欲しいと思ってますよ!学校を守るために!」

楓花「あの子も信頼を持たれるように成ったのね!」

次の日

明「おはようございます!」

八期「おはようございます!」

明「この度、生徒会長に立候補させて貰いました、
  完道明です!」

八期「松本八期です!」

明「早速ですが、あたしは八期君の事を応援したいと思います!」

八期「えっ?」

全員「ええっ!!!!」

明「彼は、とても凄い子なんです!
  アイドル研究部で『絶対命令』を使うリーダーなのですが、仲間達の信頼がとても厚いんですよ!」

女子A「それって、周りがビビって何も言わないだけじゃ?」

女子B「絶対命令なんて何言われるか分からないし・・・」

明「彼は、決して自分の欲に溺れたことが無いんです!
  あたしも一時期彼と付き合って、『何でもしてあげる』と何度も言いましたが、一度もエッチなお願いなんかされたことなどありません!
  彼が絶対命令を持てばきっと上手く使って、皆さんの自由を守ってくれると思います!
  ですので、皆さん、彼に清き一票をお願いします!」

生徒達・ざわざわざわざわ・・・

明「ほら、八期もなんか言って!」

八期「1年Bクラスの松本八期です!僕は、同じクラスの明ちゃんを応援します!」

明「はい?」

全員「ええっ!!!!」

杏「お互いを応援しちゃってる!」

八期「明ちゃんは勉強も運動も出来る文武両道で、
   コミュニケーションも良く、
   どんな人とでも仲良く成れます!
   更には家事や料理、掃除も出来、
   赤ちゃんや小さい子供のお世話も出来る!
   彼女は非の打ち所の無い完璧超人です!」

明「ちょっと、言い過ぎだよ!」

八期「完璧超人の彼女なら、どんな不良が来ても更正させ、どんな孤立してるいじめられっ子も居なくなり、平和な学校に成ると僕は思っています!」

明「そこまで出来ない!ハードル上げないで!」

八期「明ちゃんはどんなに嫌なこと、辛いこと、面倒臭いなって思うことも全てを『楽しい』に変えてくれる、
   言わば『楽しいの天才』です!
   そんな完璧超人の彼女に清き一票をお願いします!」

零「他己紹介か!」

理事長室

理「お互いを応援する演説なんて初めて見るわ!」

香「私的にも、あの2人のどちらかにやって貰いたいんですけどね」

一方

美麗「ハーイ!王美麗よ!私が生徒会長に立候補した理由は、この学校で噂に成ってる、『伝説の生徒会長』になるためよ!」

美麗ファン「おおっ!成ってしまえ!」

美麗「聞くところによると、『絶対命令』が使えないと出来ないらしい上、先生からの推薦らしいのよ!
   だから、1年生の間に私が『絶対命令』を使えると言う証明をして、来年伝説の生徒会長に成ってやるわ!」

美麗ファン「おおっ!」

美麗「その為の公約として、授業料や教科書代、更にはお昼代を全部無償提供にしてあげるわ!」

男子A「おおっ!」

女子A「何それ?!」

男子B「めちゃくちゃ良いじゃん!」

美麗「ただし、私が所属かつ運営する愛好会に入ったらの話よ!」

全員「ええっ!!!!」

美麗「私の愛好会が嫌と言うなら、今ある既存の部活動に入った生徒達も無償提供の対象にしてあげるわ!」

知与「お待ちなさい!」

美麗「あら、あんたは誰よ?」

知与「2年Hクラス橘知与です!私が生徒会長に成った暁には、部活動を全て廃止します!」

全員「ええっ!!!!」

知与「更には、風紀の徹底を掲げるため『レディーファースト』を取り入れます!」 

男子達「はあ?」

知与「男子生徒は、無闇矢鱈に女子生徒に近づかない事!
   そして、ジロジロ見ないこと!セクハラと思われる事案が発生した場合は、全て女子生徒の意見を優先させて貰います!」

女子生徒「おおっ!」

男子生徒「ふざけんな!そんなのあるか!」

知与「お黙りなさい!全ては、女子生徒にセクハラをするあなた方が悪いんです!
   私が生徒会長に成ったら、男子の自由など無くして見せます!」

八期「何が、男子の自由を失くすだ!」

知与「あなたは?」

八期「あんたは見るハラもセクハラとか言いそうだな?」

知与「当たり前です!女子を性的な感じで見て!」

八期「そんなに言うなら、あんたが目隠しして生活してみろよ!」

知与「そんなこと出来るわけ無いでしょ!」

八期「じゃあ、『見るハラ』を撤回しろ!」

知与「何でですか!それに大体なんで私がやらないといけないんですか!」

八期「自分が出来ないことを人にやらせるな!人間目がある限り、何でも見るんだよ!『見るハラ』なんてただのいじめだ!」

男子C「良く言った!」

男子D「そうだ!そうだ!」

男子E「お前なんか引っ込んでろ!」

知与「うるさい、うるさい!
   見られて困ってる女子の気持ちが分からないんですか?」

八期「だったら見られないような服装や身なりをしろよ!
   目立つような格好してたら同性だって見るよ!
   そんなことも分からんのか、バーカ!」

男子C「そうだ!このバカ!」

男子D「お前になんか投票するか!」

男子E「落選しろ!」

理「ちょっと、何騒いでるの?」

知与「この後輩が私の事を『バカ』だと・・・」

八期「この人が、女子を見付けたら目を瞑れって言うんですよ!
   そんなこと出来るわけ無いじゃないですか!」

理「お互いを罵り会うの禁止!揉めるなら、お互い離れなさい!」

八期「頭おかしいのはあっちですよ!」

明「八期、分かったから落ち着いて!」

知与「分かりました、私が離れます!」

次回は夢の演説


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