二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.310 )
日時: 2023/03/01 21:08
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

308話・ハチャメチャ夏休み旅行・・・④
八期「おおっ!広い!」

零「そりゃ、無理言って、このメンバーで寝られる部屋を頼んだもの!」

希「あれ?ここが私達の部屋よね?」

芹「えっ?嘘でしょ!」

と言うわけで
青奈「ヨッシャー!これで八期と相部屋だ!」

希「うんうん!私八君の隣ね!」

女性陣「ズルイ!」

秀喜「いや、言いのか?」

歩「秀喜君の周りはLGBT関連の子で固まってるね」

香「万が一の事もあるしな!」

秀喜「否定はしませんが、何で俺は疑われてアイツは良いんですか?」

理珠「過去3回の旅行で、彼女ら達を襲った記録はありません!」

※4回目は個人ベッド(2段)

香「むしろ、逆に襲われたりしてな!」

子「私達が疑われてる?!」

愛海「酷いですよ!」

香「世の中には逆セクハラってのもあるし、特にあんたらは成人してるんだから!何か遭ったらあんたらが責任取ることになるわよ!」

青奈「私はいくらでもwelcome!」

希「八君との子供なんて何人でも良いよ!」

香「警察に捕まっても、周りから変な目で見られても知らないからな!」

町子「そんなことあります?」

八期「うんうん!無いよね?」

全員「えっ?」

町子「だって、ただ寝るだけですよ!」

八期「そうそう!寝てるだけで赤ちゃんなんて出来るの?」

子「そういう事じゃなくて・・・」

町子「だって・・・」

八期「寝るって言ったら・・・」

八期・町子「布団被って目を瞑って夢の中!それ以外何がある(の)?」

愛海「この2人は・・・」

金「八期はともかく何で町子まで?」

青奈「町子、もっと危機感持ったらどうなのよ?」

八姫「あんたが言うか!」

香「ハイハイ、先生はちょっと見回り行ってくるからくれぐれも裁判所行くような事だけは止めてよ!」

全員「ハーイ!」

愛「先生!このお菓子は?」

香「あっ、ダメダメダメ、ダメ!」

愛「えっ?」

香「このお菓子は大人のお菓子なの!子供が食べたら毒よ!」

愛「えっ?そうなの?」

香「危なっかしいから、あなたも来なさい!」

愛「ええっ!?」

先生が出た後

八期「僕、ちょっとトイレ!」

零「先生が買ったお菓子何だろう?」

希「食べてみる?」

子「いや、開けちゃダメでしょ!」

希「いや、この旅館の売店で売ってたから!」

青奈「マジで?!」

希「ほら、欲しい人どうぞ!」

子「私は遠慮しとく!」

希「そんなこと言わずに!」

子「止めてよ!」

葉月「あっ、チョコレートだ!」

青奈「箱から1個取ったら次に回して!」

零「希お姉ちゃんありがとう!」

芹「美味しそうね!」

愛海「食べたら歯磨き忘れずにね!」

八姫「歩もいる?」

歩「ありがとう!秀喜君は?」

秀喜「遠慮しとくよ!」

八期がトイレから戻る

八期「スッキリした!」

秀喜「八期!大変だ!」

八期「どうしたの?」

秀喜「取り敢えず見た方が分かる!」

八期「えっ?」

八姫「あっ!八期!」

八期「あっ!八姫ちゃん何?」

八姫「あんたさあ、私の事好き?」

八期「その質問が嫌い!」

八姫「何よ!好きなら好きって言いなさいよ!」

八期「いや、恋愛かそうでないかで変わってくるから嫌なんだよ!」

八姫「うるさい!私はあんたが好きなのよ!」

八期「えっ?」

八姫「人として!」

八期「どっち?」

八姫「そんなことも分からんのか!」

秀喜「おい、どうなってんだ?」

八期「多分、酔って普段と逆の性格に成ったんじゃないかな?」

秀喜「なぜ、分かる?」

八期「ラブコメでこんな展開ある!」

秀喜「これをラブコメと理解できるお前がスゲーよ!」

八姫「もう、好きなら好きって言ってよ!私はあんたが好きなんだから!」

秀喜「八姫は今どうなったるんだ?」

八期「普段ツンツンしてるから、素直に成ってるの!」

秀喜「はあ?」

八期「それが正ヒロインあるある!」

秀喜「知らねーし!」

青奈「コラ!」

八姫「何するのよ!」

青奈「私の彼氏に何するのよ!」

八期「彼氏に成った覚えない!」

青奈「ほ~ら、私のおっぱいに顔を埋めるのよ!」

八期「嫌だ!」

青奈「何恥ずかしがってるのよ!男は皆おっぱい星人なんだから!こういうのは当たり前なのよ!」

八期「だから、僕は胸に興味ないし、大きい胸嫌いだし!」

秀喜「おい、また青奈泣くぞ!」

青奈「何よ!強がって!」

秀喜「えっ?」

八期「対抗ヒロインは酔うとコンプレックス振り切るからメンタルが強くなる!」

秀喜「厄介じゃねえ?」

グレーテル「止めんかい!」

秀喜「おおっ!グレーテルが救世主に!」

グレーテル「八期!遊んでよ!」

八期「何して遊ぶ?」

グレーテル「お馬さんごっこ!八期が馬な!」

秀喜「八期が潰れるわ!」

八期「他に無い?」

グレーテル「やだやだ!お馬さんごっこ!」

秀喜「駄々っ子になったぞ!どう言うことだ?」

八期「普段が大人っぽいから、子供っぽく成った!」

秀喜「大人っぽいって体型がか?」

八期「違う!グレーテル見た目に反して家事万能!」

秀喜「マジで?」

八期「将来良いお嫁さんに成る!流石謎ヒロイン!謎だ!」

秀喜「上手いこと言ったつもりか!」

子「八期君!」

八期「はい!」

子「好きだよ!」

八期「えっ?」

パタン!

秀喜「何だったんだ?」

八期「助太刀ヒロインは自分の本心を伝えるんだよ!」

秀喜「お前今凄いこと言われたのに、何で冷静なんだよ!」

八期「そんなこと有り得ないと思ってるから!」

秀喜「相手の告白無駄にする気か!」

八期「だって、僕みたいなののどこが良いの?」

秀喜「う~ん・・・」

八期「ほら!」

希「八君!」

八期「希お姉ちゃん!」

希「もう、お姉ちゃんじゃ無いでしょ!」

八期「えっ?」

希「いつかは私のお婿さんに成るんだから!」

八期「何言ってるの?」

希「お姉ちゃん、ずっと八君が欲し・・・」

パタン!

八期「星?裏の言ってることはよく分からない!」

秀喜「(欲しいじゃねーのか?ってか)おーい!歩!恵!起きてくれ!」

八期「ダメだ!皆寝てる!」

愛海「八期君!」

八期「はい?」

愛海「あなた私の事好きよね?ねえ?」

八期「ええっと・・・」

愛海「あなた絶対命令使って生徒会長をしてる、つまり実質学校はあなたのものよね?」

八期「違いますよ!」

愛海「大丈夫、お母さんに言って次期理事長もしくは校長してあげても良いわよ!そして私はその妻!」

八期「飛躍しすぎですよ!そもそも僕先生とかやろうなんて思ってませんし!」

秀喜「岡田先輩は?」

八期「未来ヒロインって、普段押しが弱いから、酔って押しが強くなってる!」

葉月「変われ!」

八期「ああ!」

ドン!←壁ドン

葉月「おい、八期!」

八期「何?僕何かした?」

葉月「私の物になれ!」

八期「はい?」

葉月「私の彼氏に成れって事だよ!」

八期「ええっ!?そんなこと言われても!」

葉月「ぷフフフ、単純だなぁ!」

八期「えっ?」

葉月「顔赤くしやがって!チョロいなあお前!」

八期「あり得ないって思ってたし!」

葉月「強がるなよ!本当は恥ずかしいんだろ!ハッハッハ!」

八期「酷い!」

トウ!

葉月・ギャフ!←蹴られた

八期「あっ!ありがとう!」

金「別に、あんたのために助けたんじゃ無いんだから!ってか、男なのに貧弱過ぎでしょ!後泣き虫だし!もっとしっかりしなさいよ!」

八期「はっ、はい!冷たくなってる!」

秀喜「おい!草!何やってんだ?」

芹「何って、この部屋が暑いのよ!」

八期「芹さん!脱いじゃダメ!」

芹「何よ!暑いんだから脱いで良いでしょ!」

八期「僕ら男が居るのに!」

芹「関係無い!」

八期「あるよ!」

秀喜「どうなってんだ?」

八期「人気ヒロインは普段が消極的だから、大胆に成ってる!」

秀喜「怖!」

八期「いや、もっと怖いのが・・・」

零「あっ!八君!」

八期「ええっと、零ちゃん?」

零「八君の唇、柔らかそう!」

八期「えっ?」

零「ねえ?キスしよ!」

八期「いや、無理!」

秀喜「はあ?何で断る!」

八期「こんな形でキスしたって何の意味もないし!ましてや、一番怖いのはこの昇格ヒロイン!普段恋に素直じゃない妄想少女だから、酔ったら妄想を実行に移す!」

秀喜「何だって!」

八期「酔ったらキス魔!下手したらそれ以上に成るかもしれないんだ!」

零「さあ、私とキスして赤ちゃん作ろう!」

八期「零ちゃん、キスで子供は出来ないよ!」

零「分かってる!キスした後に愛し合えば良いんだよ!う~ん!」

八期(こんなのダメ!)

パタン!

チュッ!

零「フェ?」

香「これで済んだかしら零?」

パタン!

八期「先生!」

香「妙な胸騒ぎがして戻ってみれば!」

八期「あの・・・」

香「分かってる!たく、ウイスキーボンボン食べて!」

秀喜「いや、アルコールって言っても微量じゃ・・・」

香「取り敢えず、あんたらも今日は寝なさい!この子達の説教は明日よ!」

次の日
香「あれほど、ウイスキーボンボンを食べるな!って言ったのに・・・」

零「ええっと・・・」

希「罰ですよ!」

香「はい?」

希「だって、皆私がウイスキーボンボン食べるのを見て阻止できなかったから、罰を受けたんです!」

香「はあ?」

希「だって、ウイスキーボンボンは子供には毒でしょ!毒食べて苦しんで、罰ですよね?」

香「そんなトンチが利くか!バカ!」

希「はい!すみません!」

女性陣「ごめんなさい!」

八期「そんなトンチ話合ったけど・・・」

秀喜「今の時代、誤魔化しには使ったら駄目だな!」

Re: ナンバーズ8 ( No.311 )
日時: 2023/03/04 21:08
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

309話・ハチャメチャ夏休み旅行・・・⑤
このお話は、Dクラス2班が誘拐事件の後から始まる。

零「はい!そうですか!」

朝子「何だって?」

零「Dクラスの2班全員無事です!」

全員「良かった!」

刹那「先生も?」

零「皆、無事よ!まあ、誘拐犯達が無事かどうか?」

Bクラス「ああ・・・(星田先生強いしな・・・)」

八期「まあまあ、天罰が下ったんだよ!」

秀喜「そうだ、そうだ!天罰だ!」

芹「悪いことすると、然るべき制裁が下るのよ!」

栞「皆、そろそろ集合時間だけど!」

八期「って、まだ1時間前ですよ!ここからバスなんて目と鼻の先じゃないですか!」

零「そうそう!大丈夫、大丈夫!」

愛「大変大変!」

八期「あっ、あいちゃんどうしたの?」

明「皆一緒に探してくれない?」

芹「何?なんか失くし物か落とし物でもした?」

杏「零ちゃんごめん!まなちゃんが迷子になった!」

全員「ええっ!」

八期「皆で探そう!上行ってくる!」

零「あっ、ちょっと!」

芹「あんたが行ったら、5分後にはあんたも探すことに成じゃない!」

希「集合時間までには降りてくるわよ!どっかの誰かさんと違って方向音痴じゃないから」

とある場所
蓮・ハクション

エル「蓮ちゃん風邪?」

蓮「誰か噂してるんじゃないかしら?ほら、噂されてるとくしゃみするって言うし!」

エル「それ、迷信だよ!テレビでやってた!」

一方
零「取り敢えず、3人以上のグループ作って、エリアごとに探しに行こう!」

芹「それが良いわね!」

愛海「私達も手伝うわよ!従妹だし!」

町子「人数は多い方が良いよね!」

希「じゃあ、私はまっちゃんと愛海と一緒に八君を追い掛ける!」

青奈「奈に勝手に決めてるんですか!私だって!」

零「混乱させないことも目的なので、青奈さんは下の方が良いでしょう!」

青奈「何よ!」

杏「本当にごめんね!」

希「謝るのはまなちゃん見付けてからだよ!さあ、皆行こう!」

全員「オー!」

一方その頃
八期「愛ちゃん!愛ちゃん!居ないなあ、どこだ?顔と服装は覚えてるんだけど・・・」

トントン

八期「ん?」

まな「八期お兄さん?」

八期「おお!まなちゃん!良かった!」

愛「実はね、一緒に居た班の人達が迷子になったの!」

八期「君が迷子ね!」

愛「愛は迷子じゃないもん!」

八期「取り敢えず、もうすぐ集合時間だから、一緒に山下りようか!」

愛「疲れた」

八期「ほら」←背中を出す

愛「ありがとう」

八期「よいショット!よっと!」

愛「わーい!」

八期「あんまり走れないな・・・」

愛「どうして?」

八期「だって、慌てて転けたら僕だけでなく、愛ちゃんも大怪我だからね!」

愛「どんな風に?」

八期「最悪、顔が失くなるかも!」

愛「嫌だ、嫌だ!」

八期「じゃあ、ゆっくり下りようね」

愛「うん!」

スタッフA「あの、すみません!」

八期「はい?」

スタッフA「失礼ですが、こちらのお子さんは?」

八期「ああ、友人の妹で、迷子だったのを見付けたんですよ!」

スタッフA「そのご友人は?」

八期「その友人と手分けして探していたので、ただ5時に駐車場で待ち合わせなので!」

スタッフA「左様ですか・・・」

パッ!

八期「えっ?」

愛「お兄さん!」

八期「あっ!誘拐だ!」

スタッフA「えっ?」

八期「すみません!借ります!」

女性客「何?」

八期「やあ!」←地面に合った鞄を投げる

ゴン!

男「うわ!」←頭に命中して倒れる

八期「愛ちゃん!」

愛「八期お兄さん!」

八期「これ、すみませんでした!」←カバンを返す(チャックが閉まってたので中身は出ず)

女性客「はぁ・・・」

八期「愛ちゃん逃げよう!」

愛「うん!」

男「コラ!待て誘拐犯!」

ざわざわざわざわ・・・

男1「誰かあいつを追い掛けろ!アイツが誘拐犯だ!」

スタッフ「君、待ちなさい!」

タッタッタッタッ←駆け足で階段を下りる八期

八期「愛ちゃんごめんね」←愛を抱き抱えて逃げる

愛「怖かったよ!」

八期「畜生、下り坂苦手なんだよ!」

スタッフB「そこの君!」

八期「何ですか?急いでるです!」

スタッフB「今すぐその子を離しなさい!」

八期「嫌です!」

スタッフB「ならば力付くで・・・」

八期「何するんだ!」

スタッフB「コラ!離せ!離すんだ!」

八期「お前になんか渡すものか!」

ゴン!

スタッフB「嗚呼!」

八期「えっ?」

希「どうしたの?八君!」

八期「なんだか知らないんだけど、誘拐犯に愛ちゃんを拐われそうになったんだ!」

参拝客達「ウオオオオ!待て!誘拐犯!」

愛海「あれは?」

八期「あの人達が僕を追い掛けて愛ちゃんを取ろうとするんだ!」

希「だったら、やることは・・・」

町子「決まったわね!」

愛海「私達が足止めするから逃げて!」

八期「希お姉ちゃん、愛海ちゃん、まっちゃんありがとう!」

希「さあ、掛かってきなさい!」

町子「待って下さい!本当に八期君を狙ってるのか確かめておきたいです!」

愛海「確かに、間違いだったら困るもんね!」

男2「その子を離さんか!」

男3「お前、自分のやってることが分かってるのか?」

参拝客は希を素通りにして八期から愛を取ろうとする

愛「八期お兄さん怖いよ!」

八期「僕が守るから!たとえ僕がぼこぼこにされても愛ちゃんだけは守る!」←しゃがんで丸くなって愛を守る

参拝客「コラ!早く返せ!」

希「オラ!」←外側の人物を蹴る

ドーン!

参拝客達「うわ!」

希「私の可愛い弟に何してくれとんじゃ!」

愛海「大の大人がよってたかって子供をいじめるだなんて!」

町子「男の風上にも置けませんね!情けない!人間の屑ですよ!」

ボコ!

ゴン!

ダン!

希「さあ、今のうちに!」

八期「3人ともありがとう!」

青奈「何これ?」

金「どうなってんの?」

町子「あなた達も手伝って!この人達は愛ちゃんを狙ってるの!」

グレーテル「OK!可愛い義妹を狙うなど許せん!」

その後6人で全滅させたとは言うまでもない!

八期「早く逃げないと!」

芹「あっ、八期!」

葉月「その腕に抱えてるのは?」

八期「愛ちゃんだよ!」

芹「良かった!見付かったのね!」

明「ありがとうね!」

ダバー!

杏「何?この人だかり!?」

八期「皆、愛ちゃんを狙ってるんだ!」

杏「まさか、集団誘拐?」

八期「だから、困ってるんだよ!」

明「兎に角私らで足止めしとくから、先に駐車場に!」

八期「OK!」

芹「女だからと言って舐めないで!」

葉月「私だって武道を嗜んでるんだからな!」

麓の商店街
零「あっ、八君!こっちだよ!」

八期「零ちゃん!」

零「あっ、愛って、ええっ?」

参拝客達「返せ!」

鳥居の少し手前で力尽きる八期

参拝客「コラ!返せ!」←八期を蹴ったり殴ったり

零「止めて!止めて下さい!あっ!」←突き飛ばされる

杏「この子が何をしたって言うのですか!あっ!」←零に同じく

愛「怖いよ!助けて!お姉ちゃん!お母さん!」

ダン!

ゴン!

バン!

参拝客達「ううっ!」

ダン!

女1「だ、誰?」

香「よくも私の可愛い生徒達を!」

女2「何?何なのよ!」

香「どう落とし前付けてくれるんじゃい!」

参拝客達「ひー!」

香「零!行ける?」←木刀を持ち

零「分かった!やる!」←同じく木刀を持つ

その後全員香と零に木刀で成敗された

ウーウー!ウーウー!

警察A「警察だ!手を上げろ!」

警察B「暴行及び傷害の容疑で・・・」

愛「止めて!」

全員「えっ?」

愛「先生もお兄さんもお姉ちゃんも何も悪くない!」

全員「えっ?」

愛「悪いのは私を拐おうとした怖いおじさんとおばさん達だよ!」

女3「な、何ですって!」

愛「お兄さんは私をお姉ちゃんの元に返してくれようと、先生は私達を怖いおじさんとおばさんから守る為に・・・」

警察A「この子の保護者は?」

零「私です!実の姉妹ですから!」

警察B「この少年とは?」

零「クラスメートです!私達林間学校でここに訪れていたので!それで、妹が迷子になったので、皆で探してたんです!」

八期「そしたら、この人達が愛ちゃんを拐おうと・・・」

女1「違う!私達は誘拐なんて・・・」

女2「そうよ!そうよ!」

女3「むしろ、その子が誘拐を・・・」

香「ほー、うちの生徒を悪者扱いするのですか?どこに林間学校中にクラスメートの妹を誘拐する生徒が居ますかね?」

女1「そんなの探せば?」

香「だったら、こんなところに来ませんよ!」

全員「えっ?」

香「本当に誘拐するならば、保護者の元には返しませんよ!よーく、反省するのですね!」

参拝客達「そ、そんな!」

警察A「全員幼児誘拐未遂及び、暴行及び傷害の容疑で逮捕だ!」

結局、希達や明達が全滅させた人達も全員捕まり、
パトカーが100台以上も来る大騒動となったが、
この話はこれで終わらない。



Re: ナンバーズ8 ( No.312 )
日時: 2023/03/05 23:16
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

310話・ハチャメチャ夏休み旅行・・・⑥
午後7時(晩御飯)
八姫「今日の晩御飯はバイキングです!加減を考えて頂きましょう!」←実行委員

全員「ハーイ!」

八姫「手を合わせて下さい!」

パン!

八姫「頂きます!」

全員「頂きます!」

八期「わあ、どれにしようかな?食べたいものが一杯だ!」

零「加減して食べないと、大量に残すことに成るよ!」

理珠「八期はおかずにご飯を食べさせられますからね!」

歩「どういう意味?」

八期「おかずがご飯を進ませる!」

秀喜「その気持ち分かるな!どれもご飯に合いそうなおかずばかりだしな!」

栞「ねえ、皆!ごめんだけど、来てくれない?」

生徒会班「はい!」

ロビー
香「だから、うちの生徒は迷子になった生徒を見付けただけで、誘拐なんてしてません!あの人達がうちの生徒を誘拐しようとしたんです!」

警察A「そう仰りたい気持ちは分かります!ですが、容疑者達は皆口を揃えて誘拐犯を捕まえようとしたら、暴行を加えられたと・・・」

香「そんなもの正当防衛です!」

警察B「何人か骨折や捻挫をしてるものも居ますが、それでも正当防衛と言えますか?」

香「数の原理でこっちが弱いのは明白です!」

零「先生、どうしたんですか?」

警察B「今日捕まえた容疑者達が、『自分は誘拐した幼女を助けようとしただけ!』、『助けようとしたら若い女数人に暴行を加えられた』と言って無罪を主張してるんだよ!」

八期「そんなの嘘だ!僕はこの目で見たんだ!愛ちゃんを誘拐する男を!」

警察A「その男はこの写真の男かな?」

八期「はい!この人です!この人が誘拐犯なのに、僕を誘拐犯に仕立て上げた男です!許しません!」

警察A「だけど、この男は誘拐ではなく、誘拐を阻止しようとしたって言ってるんだ!」

八期「そんなのウソに決まってます!僕はあの時神社のスタッフに声掛けられてましたから!」

警察A「そのスタッフにも話を聞いたよ!周りが誘拐って言葉を唆してたから、もしかしたらって聞きに行ったって!」

八期「その途中にこの男が愛ちゃんを拐ったんです!なのに、他の人は僕に散々殴ったり蹴ったりして、何でなにもしてないのに!」

警察A「ただ、その男が言うには女の子と揉めてたって話が合ったけど・・・、女の子が『やだ!やだ!』って言ってたのをほとんどの人が見てたし」

八期「それはもうすぐ集合時間だけど、愛ちゃんが疲れたと言うのでおんぶしたんです!ただ、あまり急いで走って転んで彼女まで大怪我させるなんてしたくなかったので・・・」

警察B「ですが、容疑者達は『それを見て誘拐だと思って助けようとした!自分は悪くない』と主張して、むしろ『自分達は悪くないのに暴行された』と逆に訴えたいと言ってるのです!」

香「そんな!」

零「被害者はうちの妹なんですよ!妹があの人達に拐われそうになったと言ってますし、八期君だって、妹を守りながら私の元に連れてこようとした!それを邪魔したのは誰ですか?!」

芹「そうですよ!私達は愛ちゃんが連れらされようとしたから助けた!」

葉月「八期がボコボコにやられそうになったから阻止した!どっちが犯罪者だ!」

希「そうよ!そうよ!私達の何が悪いの?」

グレーテル「よってたかって八期を殴ったり蹴ったりしてたのはそいつらだろ!早く牢屋ぶちこめよ!」

愛海「これが証拠映像です!いくらでも調べて下さい!彼が一方的にやられてる映像が載ってます!」

警察B「それを見てもね、容疑者達は幼女を助けようとしたって!」

グレーテル「どう見ても誘拐だろ!目節穴か?」

町子「ストップ!」

愛海「まっちゃん?」

町子「グレーテルちゃん、警察官にそんな激しい行動を取ると公務執行妨害を取られるわよ!感情的に成りすぎ!」

子「そうね、ちょっとあっちで落ち着こうか!」←グレーテルを連れて近くの椅子に座らせる

町子「すみません、今回の騒動は、その八期君から愛ちゃんを連れ去った人に原因がありますね!」

警察B「どういう事かな?」

町子「八期君と話してたスタッフさんの話によると八期君と話してる途中でその男の人が連れ去ったんですよね?」

警察A「それはあってるよ!その状況は防犯カメラに映ってたし、その男も言い逃れ出来てない」

町子「つまり、その人は行くタイミングを間違えましたね!」

全員「えっ?」

町子「彼は自分の正義感で行ったつもりのようですが、それが大きな間違い!それで私達含め多くの人が勘違いした!そんなところでしょ!」

警察B「話を聞く限りはそうなるね」

町子「星田先生の言葉を借りるなら、自分に置き換えて考えてみろ!ね!」

香「どういう事田畑さん?」

町子「私達は、今日ボコボコにした人達を悪い人と思っている!だけど、逆にその人達もそう思っている!でも、それは共に勘違いしているから!」

希「まっちゃん、結論として何が言いたいの?」

町子「今日ボコボコにして捕まった人達は許して上げよう!皆、私達の事情を知らずに助けようとしたんだから!」

八期「でも・・・」

町子「だから、自分に置き換えて考えてみろだよ!八期君が今日逆の立場に成ったらどう思う?今日誘拐しようとした人でなく、遠くで誘拐犯だ!って叫んでいた野を聞いて?」

八期「それは周りの話を聞いて・・・」

町子「そう言うことよ!その周りの情報が全て正しいとは限らない!これで分かるよね?」

八期「うん!」

町子「だけど、今日誘拐しようとした人は別ね!あんなの客観的に見ても誘拐未遂よ!もっと周りの状況を見なさいよ!執行猶予付きで良いから重い判決は妥当ね!」

香「だから、裁判官かって!」

警察B「分かった、容疑者達は誘拐しようとした男以外は全員釈放させておくよ!今頃、うちの警察署では近親者とマスコミがごった返してるところだしな!」

香「それでお願いします!」

零「遅くなったけど、晩御飯食べないとね!」

この話だけでかれこれ3時間も話し込んでいた
ところが
零「あれ?」

芹「えっ?部屋間違って無いよね?」

香「ここで合ってるわよ!」

葉月「藻抜けの殻じゃねーか!」

香「あの、晩御飯は?」

中居A「ああ、皆さんいい食べっぷりで、全部無くなりました!」

全員「はあ?」

零「あの、私達の分は?」

中居B「こちらの部屋の分はもうありませんよ!団体予約のため、あらかじめ計算した量しか用意もしてませんし、もう板前さんも帰っちゃいましたし・・・」

全員「はあ?」

芹「そんなの無いわよ!」

葉月「私達一口も、いや水1滴すら飲んでないのに・・・」

香「ハッ!あの、何でも良いので用意してくれませんか?」

中居C「無理ですよ!お店も閉まってますし、米一粒もありません!」

香「そんな!何でも良いんです!何か用意してください!」

ガシャーン!

中居達「キャアアア!」

やっぱり・・・

数分前
調理場
八期「すみません!ご飯が無いんですけど!」

中居D「はい?」

八期「だから、ご飯が料理が全く無いんですけど!」

中居D「ああ、全部無くなったわよ!さっき食べてたよね?」

八期「食べてません!」

中居D「いや、さっき・・・」

八期「食べてません!一口も!」

中居D「でも、ここには何も無いの!」

八期「はあ?この旅館は客にご飯1つ渡さない最低な場所なのか?」

中居D「いや、だからもう無いの!さっき食べたでしょ!」

八期「食べてないよ!何一つ食べてないよ!ん?これが良い!」

中居D「あっ、それは・・・、朝のおかずなの!」

八期「なんでもいいから食べたい!」

中居D「いや、でも・・・」

八期「ここは客に料理を食わさない店なのか!おい!」

中居D「だから、ここには何も・・・」

八期「あるじゃねーか!」

中居D「これは明日の朝御飯用の・・・」

八期「あるじゃねーか!作れよ!作れるだろう!」

中居D「ええっと・・・」

スタッフA「どうした?」

中居D「お客様が料理の催促を・・・」

スタッフB「君は確か林間学校の生徒さんだよね?さっき食べたんだからもうご飯は無いよ!」

八期「何でだよ!おかしいだろ!さっき出してたもの用意しろよ!出来る筈だろ!そこにあるじゃねーか!」

スタッフA「だから、これは朝御飯用だ!晩御飯はない!もうここには・・・」

八期「嘘付け!作れよ!作れるだろ!用意しろよ!」

スタッフB「もうご飯は終わった!ここには何も無い!」←八期の肩を掴んで

八期「ふざけるな!」

パチン!

スタッフB「ううっ!」

八期「この最低旅館!」←馬乗り

スタッフA「コラ!止めなさい!」

八期「うるせー!作れや!作れよ!そんなことも出来ないのか?ああん!?」

ピー!

香「はあ、はあ、こんな夜中に笛吹かせないで!」

八期「ご飯無しなんてやだ!僕が何をした!ああーん!ああーん!」

支配人「どうされましたか?」

中居D「支配人!」

スタッフA「この方達が、夜遅いのにも関わらず、今日のバイキングのメニューを作れと・・・」

芹「私達からもお願いします!」

零「今日のバイキング楽しみにしてました!」

葉月「誰でも良いので作って下さい!」

支配人「ですが、今日は板前は帰ってしまいましたし、材料だって明日の朝に使うものだってあるし・・・」

香「この子達は事情聴取に時間が掛かって、まだ何も食べていません!どうか、お願いします!」

支配人「分かりました、質は少し劣りますが構いませんか?」

香「多分、この子だと美味しければ何でも良いかと・・・」

芹「私、味にうるさいですよ!」

葉月「私も出来れば上品なのが食べたい!」

支配人「では、食事代の方を半額にしますので・・・」

中居D「支配人?」

支配人「今、私達がすることはお客様を喜ばせることだ!お客様が困っているのであれば最高のおもてなしで返すのが旅館の在り方だ!」

スタッフA「でも・・・」

支配人「今、ネットで『客にご飯を提供しない最低な旅館』ってツイートされてるんだ!」

従業員達「ええっ!」

支配人「だからこそ、今日のメニューに近付けて皆で作ろう!そうでもしないと・・・」

従業員達「分かりました」

香「本当に、すみません!」

30分後
香「はい!皆出来たって!」

零「良かった!」

愛「唐揚げだ!」

芹「卵焼き!」

葉月「お刺身に海苔も酢飯もあるから手巻き寿司出来る!」

杏「あっちにはラーメンとかうどんもあるよ!」

明「いや、食べたかったんだよ!ステーキ!」

香「ほら、八期!涙拭いて!」

八姫「まあ、そこそこ居るから良いでしょ!」

八期「うん!」

香(1人じゃなくて良かったわ!それこそ収集つかない)

杏「あっ、フライドチキンにフライドポテトだよ!」

愛「ケーキまだかな?」

零「アイスもあった筈なんだけど・・・」

香「材料無いからコンビニに買いに行ってるって!」

芹「何その間に合わせ!」

葉月「無いよりはマシだろ!」

その後このメンバー達は11時半まで楽しんだ。
ちなみに、『客に料理を出さない旅館』というツイートをしたのはあい含む後輩達!
それを見た希達が拡散させて、この旅館はスリーシスターズ学園の生徒が帰った後に廃館に成ったのはまた別の話!

Re: ナンバーズ8 ( No.313 )
日時: 2023/04/09 16:08
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

311話・ハチャメチャ夏休み旅行・・・⑦
3日目・自由行動
香「はい、今日は班の自由行動となってます!1日目・2日目に行った場所に行くも良し!行ったことの無い場所に行くもよし!だけど、5時までに帰ってくるのよ!」

生徒達「ハーイ!」

香「今から先生達が1日乗車券配るけど、その前に何か質問ある?旅行の事なら何でも聞きなさい!」

八期「はい!お昼は?」

香「自由よ!」

八期「外食して良いんですか?」

香「勿論!」

八期「本当に?」

香「良いに決まってるじゃない!疑い深いわね!」

八期「本当に入って・・・」

零「良いのよ!」

香「兎に角、警察呼ぶような犯罪等起こさないように!」

後ろを向いて

香「うちの生徒達にちょっかい出すな!」←メガホン持って

栞「香ちゃん!それだと、私達を助ける人居なくなるよ!」

香「昨日何があったと思ってるの?」

栞「気持ちは分かるけど・・・」

一旦解散
芹「さあ、どこ行く?」

葉月「やっぱり、定番の金閣寺とか銀閣寺だろ!」

零「八君の好きな鉄道博物館もあるよ!」

八期「それはそれで行きたい!」

希「私達も一緒に行くよ!」

八姫「学校の旅行なのに・・・」

青奈「別に良いじゃない!」

バス停
八期「多い!」

八姫「何でこんなに多いの?」

町子「朝方で通勤ラッシュだから多いのも当たり前よ」

2台見送り

子「3本目だけど、乗れるかな?」

愛海「私達だけでも15人前後居るもんね!」

青奈「そう言えば、どこ行くんだっけ?」

芹「銀閣寺から行こうって成ったけど・・・」

八姫「何で?」

希「八君が、銀か金なら、輝く金を後に見ようって!」

グレーテル「別にどっちでも良くない?」

零「楽しみは後に取っておきたいタイプなんだって!」

希「まあ、ぶっちゃけ銀閣寺ってお金なくて銀箔無いもんね!」

金「金・銀があるなら銅閣寺も欲しいよね!1階立ての!」

八姫「金閣寺が3階立てで、銀閣寺が2階立てだから?」

金「そう!」

プシュー!←3本目のバスが去る

芹「まあ、それよりも外出ると必ず八期迷子に成るからそこも気を付けないと!」

零「そうだよね!その気に成れば宿舎には帰れるんだけど・・・」

町子「集団行動的にはね・・・」

希「八君、今日はお姉ちゃんと手を繋いで行動するわよ!」

グレーテル「幼馴染みマウント!」

金「ズルイ!」

子「だったら、皆で周りを囲めば・・・」

葉月「私らはSPか!」

愛海「それもそうだけど、昨日みたいなことが起きないようにしないと!」

零「そうだね!」

葉月「警察100人以上じゃなくて、パトカー100台以上だったもんな!」

芹「それだけで十分 大事おおごとよ!」

希「まあ、私達も100人位ぼこぼこにしたからね・・・、まあ何か合っても私達が絶対私達が守るからね八君!あれ?」

愛海「どうしたの?」

希「八君が見当たらないんだけど!」

全員「ええっ!!!!」

八姫「ねえ、八期だけじゃなく、青奈も見当たらないんだけど!」

全員「アアッ!(やられた!)」

一方
八期「ぎゅうぎゅうだなぁ・・・」

青奈「今なら、あたしの胸揉み放題だぞ!胸が嫌なら尻でもwelcomeだぞ!」

八期「そんな犯罪しないし、まずそれしてどうなるの?意味分かんない!」

青奈「お前はそれでも男か?!」

八期「それよりも皆は?」

青奈「ギリギリ乗れたんだから良いじゃねーか!」

八期「それはそうだけど・・・」

青奈「なんだ?あたしと二人っきり嫌か?」

八期「うん!」

青奈「何でだよ!巨乳だぞ!巨乳!」

八期「だから何?」

青奈「こんな巨乳美女と二人っきりデートを楽しめるんだからそこを喜べよ!」

八期「希お姉ちゃんか零ちゃんが良かった!」

青奈「まあ、良い!私のデートと言うものを教えてやるよ!」

八期「?」

青奈「兎に角、あたしに付き合え!」

八期「ええっ!」

プシュー!

八期「ここは?」

青奈「あんたが行くって言ったんだろう!銀閣寺だよ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.314 )
日時: 2023/04/10 21:36
名前: いくちゃん (ID: u4eDShr6)

312話・ハチャメチャ夏休み旅行・・・⑧
八期「入園料あるんだ!」

青奈「まあ、歴史的建造物だから、維持費とか掛かるんじゃないの?」

観音殿
青奈「おおっ!」

八期「光ってる訳ではないけど、銀色が見えるのは気のせいかな?」

青奈「そりゃ、銀閣寺なんだから、銀色が見えてもおかしくないって!しかし、金閣寺程華やかさはないけど落ち着いた感じが良いよね!」

八期「そうかな?分かんない!」

青奈「あんたは何しに来たのよ!」

八期「取り敢えず写真撮ろうよ!」

青奈「良いわよ!この日のためにジャーン!自撮り棒!これで銀閣寺をバックにツーショット撮るわよ!」

八期「うん、分かった!」

青奈「ほら、もっと寄りなさいよ!」

八期「そっち行くと銀閣寺が切れない?」

青奈「それもそうね、私が寄るわね!さあ!にっこり笑顔よ!」

カシャッ!

八期「良し!じゃあ次は金閣寺だ!」

青奈「待ちなさいよ!」

八期「何で?メインここなんだからもう終わりで良いじゃん!」

青奈「あんたは歴史的建造物の良さを分かってないわね!他にもあるのよ!」

八期「ええっ!そんなことより金閣寺で写真取って、お昼食べて鉄道博物館行きたい!」

青奈「あんたのメインはなんだよ!(まだまだあんたを独り占めしたいんだよ!)」

八期「鉄道博物館!」

青奈「文句言うくらいなら、銀閣寺の周辺の景色を見てから言え!行くわよ!」

八期「ええっ!?」←引っ張られる

東求堂
八期「何ここ?」

青奈「東求堂って言って、昔は書斎として使われていたけど、後に茶室として使われた建物!」

八期「ふーん・・・」

青奈「現代の茶室のモデルとも言われてるのよ!」

八期「ふーん」

青奈(関心薄!)

庭園
青奈「ここが庭園、足利義政が残した唯一の遺構とも呼ばれてるの!」

八期「ふーん」

青奈「波打つような白砂の『銀沙灘』と富士山の形をした『向月台』は、月に照らされたように見えるようにデザインされているのよ!」

八期「ふーん」

青奈「ロマンチックじゃない?」

八期「その富士山はどこ?」

青奈「あるじゃない、あそこに!」

八期「どこ?」

青奈「目の前に!見えない?」

八期「見えない!もしかして銀閣寺のこと?」

青奈「違うわよ!その隣に無い?」

八期「どこ?」

青奈「見えないの?」

八期「あっ!あった!ちっさ!」

青奈(雰囲気ぶち壊しよ!)

お茶の井
青奈「見てみてこの湧水!」

八期「あっ!なんか流れてる!」

青奈「ここの湧水は足利義政がお茶を入れるのに使ったって言われてるの!」

八期「ふーん」

青奈「しかもこの川は庭園内にある池と繋がっていてね、落ち着いた雰囲気でしょ!」

八期「そうかな?」

青奈「これが金閣寺に負けない銀閣寺の魅力よ!」

八期「ふーん」

青奈「あんた、興味無さすぎ!」

八期「うん、興味無い!」

青奈「キー!だったら最後に取って置きの場所に連れていってあげるわ!」

展望台
青奈「ほら、見てみなさいよ!」

八期「えっ?」

青奈「今日は天気も良いから、良い景色よ!」

八期「まあ、それなりには・・・」

青奈「やっぱりこんな良い景色に来たら写真撮らないと!ほら、景色をバックに撮るわよ!」

八期「う、うん」

青奈「はい、チーズ!」

パシャ!

青奈「良い画撮れてる!」

八期「それで取って置きの場所って?」

青奈「この展望台よ!銀閣寺と共に京都の町並みを一望出来る!こんな良いとこ取りな場所が他にある?」

八期「ええっ!(つまんない!)」

青奈「よ~し、さっきの写真も含めて他の人達に送ってやるわ!これで皆羨ましがるに決まってる!送信と!」

ピコン!

八姫「アイツら!何仲良く・・・」

芹「八姫、落ち着いて!落ち着いて!」

希「そんなに羨ましいなら、八君見つけて、そのまま連れ去れば良いじゃん!」

全員「ええっ!!!!(その手があった!)」

子「少なくともまだ、銀閣寺の周辺には居るのよね?」

グレーテル「絶対見付けてやる!」

零「そう簡単に見付かるかな?」

愛海「青奈だって、普通に渡したくないだろうし・・・」

一方
青奈「良し!今度はネットにあげよう!いや待って!いくら好きな人とはいえ、まだ他人、人の顔写真をネットにあげるのは肖像権ってのがあって無断ではあげたらダメな筈!八期は気にしないと思うけど、一応許可取らない、八期!この写真なんだけど・・・、って居ない!」

一方
八期「もう、あの人と付き合うのヤダ!早く皆と合流しないと・・・、いやここは敢えて金閣寺に行ってみようかな?金閣寺の方面へ行くバスは何処だ?」

案内所の人に聞くと、1回京都駅に戻ることにした八期

八期「結局、京都に戻るのか!この調子で行けるのかな?」←バスに乗る

?「あれ?もしかして!」←走ってバスに乗る


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