二次創作小説(新・総合)

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

Re: ナンバーズ8 ( No.298 )
日時: 2022/11/23 21:27
名前: いくちゃん (ID: krVR01Sc)

296話・漫研の勘違い
漫画研究部

トントントン

部員A「はい?」

八期「生徒会長の松本八期」

部員A「少しお待ちください」

ガチャン

部長「はい、部長の花海はなみだけど?何の用?」

八期「ここは何部でどんな活動をしている?」

花海「ここは漫研、いわゆる漫画研究部ですが?」

八期「中を確認するぞ!」

花海「待ってください!」

八期「ほー!」

部員A「部長!何でもっと長い時間止められなかったんですか!」

花海「椎名さん、皆ごめん!」

八期「ほー!沢山の漫画があるな!しかも僕が知ってる物もある!」

椎名「勝手に取らないで下さい!これは私達が自分のお金で買ってます!」

花海「部員を紹介するわ!必要ですよね?」

八期「確かに」

花海「3年生の背景担当の桜小路さん!」

桜小路「どうも!」

花海「2年生でベタ担当の梅本さん」

梅本「梅本です」

花海「同じく2年生でトーン担当の桃井さん」

桃井「お初にお目にかかります」

花海「先程出たのが同じく2年生でキャラクター兼シナリオ担当の椎名さん!」

椎名・ペコリ

花海「後は、見習い1年生6人!左から坂井さん、坪田さん、小池さん、大岡さん、中井さん、魚成さんです」

1年生達「こんにちわ」

花海「そして、私が2年生で部長、原作担当の花海の合計10人行ってます!」

八期「見た感じは、テレビや漫画とかで見た、漫画家の仕事場って感じだね」

花海「会長も漫画読みますか?」

八期「読むね」

花海「そうですか?」

桜小路「ねえ、何で突然こっちに来たの?確か私達の部活はまだじゃ無かったっけ?」

八期「すみません、ちょっと頼みたいことがあったので、急遽こっちに・・・」

坂井「頼みたいことって何かな?」

坪田「膨れ上がった漫画を処分しろってことかな?」

小池「ええっ!ヤダよ!先輩達の漫画面白いのに!」

大岡「でも、この前生徒会長代理が来て・・・」

回想
薺「ここは何部で何をしてるのですか?」

花海「ここは漫画研究部で、漫画を描いています!」

薺「その漫画は?」

花海「これは自分達のお金で買った既存の漫画です!」

薺「成る程、ここで漫画を読んで寛いでいるんですね?」

椎名「違います、漫画を描いて出版してるんです!」

桃井「なんなら1冊読んでみますか?」

一通り読み

薺「正直何をしたいのかが全くもって分かりません!」

漫研「はあ?」

薺「こんな漫画だらけの部屋に居るくらいなら、学校の勉強に時間を使って欲しいところです!こんな場所は廃部です!」

花海「そんな!」

薺「明日までに荷物を纏めて出ていって下さい!さもないとこちらで処分しますよ!」

回想終わり
中井「その次の日に会長が謝って難を逃れたけど・・・」

魚成「漫研は多くの先生方からも反対受けてるんですよね?」

大岡「そうね、私なんか、親に反対されつつも黙って入ってるもの!」

小池「このままだと、ここ廃部になるのでは?」

坂井「ドッキリ企画部だって廃部になったし・・・、廃部以上だったけど・・・」

大岡「そう言えばドッジボール部なんて廃部危機だって誰か言ってた!会長補佐のサポートで難を逃れたけど・・・」

中井「じゃあ、ここも危ないかも!何とか漫画の良いところを会長に伝えていかないと!」

八期「へー、漫画ってこんな風に作られていくんだ!」

花海「そうよ!1ページ描くだけでこんなに掛かる上に、面白く描かないと誰も手にとってくれない!」

八期「この棚にある本は?」

魚成「あっ、それは先輩達が描いた本なんです!」

八期「えっ?これを君達が描いたの?」

花海「ええっ、理事長に頼んだら出版社紹介してくれて、そこに頼んでるです!」

八期「スゲーな!この年でもう出版とか・・・」

桃井「それが私達の夢ですから!」

椎名「あなたには分からないかもしれませんが!」

八期「どういう事?」

坂井「先輩、一度読んでみて下さい!」

八期「うん(えー!)」

一通り読み

中井「どうでしたか?」

八期「つまんない!」

花海「やはりあなたもそうですか・・・」

八期「いや、僕アクション系嫌いなんだよな!」

漫研「えっ?」

八期「僕、アクションよりラブコメが好きなんだよ!」

椎名「へー、男子だからてっきりアクションに興味持つかと?」

八期「マジで、冒険物とか、後男中心に出てくるのは見なかったわ!」

大岡「では、こちらのラブコメは?」

一通り読み

八期「これどんな感じなの?」

小池「恋の三角関係です!」

八期「僕、2人とかじゃなくて、最低5人は欲しいわ!出来れば9人!」

桜小路「それってハーレム系が良いって事?」

八期「そうだね、ハーレム形成ではなく、矢印がハーレムみたいな?」

小池「先輩達の漫画については?」

八期「一言で言うなら、僕が興味を注ぐ物は無い!」

後輩たち「そんな!」

八期「だが、売れてるなら皆が読んでるって事だろ?」

漫研「えっ?」

八期「1人の意見で売れるかどうかなんて分からないよ!ましてや僕だけの意見で!」

漫研(あれ?)

八期「どうしたの?」

花海「会長、あなたはここに何しに来たんですか?」

八期「えっ?ただの確認だけど!えっ?」

坂井「この漫画研究部に廃部を言い渡しに来たんじゃないんですか?」

八期「何言ってんだ?出版社から本が出されてる以上廃部にする意味あるか?そもそも、こんな漫画を描くセットがこんなに合って、どこが真面目に部活動してないだよ!むしろ、ここを廃部にする奴がバカだぜ!」

椎名「会長、あなた漫画についてどう思ってますか?」

八期「子供の時は面白いだったけど、今は違う!見方を変えれば面白いの意味が変わってくるな!奥が深い!」

花海「えっ?じゃあ本当に廃部を言いに来たのでは?」

八期「するかよ!そもそも漫画があるから授業で分からない事が逆に理解できるってこともあるし、無くては成らない存在だろ!」

漫研←救世主が来たみたいな顔をする

八期「どうしたの?」

椎名「こう言ってくれたのはあなたが初めてです!」

八期「えっ?」

花海「私達、親や先生達から『漫画なんて描いたってアホに成る』とか『何の役にも立たない』とか『そんな暇があるなら勉強しろ』とか言われてきたんです!」

桜小路「この前も会長代理が来て溜まり場とか言って廃部になりかけたのですが、会長の謝罪で難を逃れた」

梅本「だけど、いきなり来たので、まさか廃部を言い渡されるのかと怖くなって・・・」

八期「もし、漫画をバカにする人が居るならこう言え!『そんなに言うなら漫画をいや、ストーリーを考えてみろ!』ってな!」

漫研「えっ?」

八期「だって、漫画も人生も真っ直ぐ進んでも面白く無いだろ!どこかで寄り道してもゴールにさへたどり着けば達成感がある!何事も上手く行く筈がない!
そして、自分の思い通りに行くお話なんて毒にも薬にも成らない!失敗することで学ぶ物があるんだよ!それが漫画の基本でもあり伝えるものだろ?」

漫研「はい!その通りです!」

八期「ギリギリの結末、意外な展開、逆境を乗り越えて、誰が最初から天才な奴がいる?誰がそんな人が主役の話を見たい?」

漫研「そんなの面白くありません」

八期「それに何より個性いわゆる多様性と言うものを伝えるには持って来いだろ!」

花海「多様性ですか?」

八期「ほら、国や場所によって法律や生活習慣が違うように、皆考え方がバラバラ!アクション系やヒーロー物だって、正義だけに共感するものではない!悪役がなぜ悪に染まってしまったのか、そこをどう理解するか?それが理解できない、いや、そういう人の気持ちを上手く描けないと漫画なんて描けないよ!いわゆる価値観が自分の思うだけのことで進めたって、何の話にも成らない!だって、皆が皆同じ気持ちではないのだから!」

漫研「はい!その通りです!」

八期「まあ、恐怖心を与えた事は謝るよ!最初からこれ渡せば良かったね!」

花海「出入金表!」

八期「期限は今月末!」

花海「分かりました!ありがとうございます!後、疑ってすみません」

漫研「すみませんでした」

八期「まあ、親や先生ほど漫画をよく思わない多様性が分かってない人達が多いから、僕も家族になかなか理解して貰えなくて・・・」

桜小路「それよりも私達に頼みごととは?」

八期「あっ!忘れてた!ごめん、おーい!来てくれ!」

ガチャン

佐伯「失礼します」

漫研「えっ?」

八期「頼みがあるのは僕ではなくこの人さ!」

Re: ナンバーズ8 ( No.299 )
日時: 2022/11/26 16:35
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

297話・アニメ研究部への条件(後編)
佐伯「ええっと・・・」

花海「アニ研が私達に何の用でしょうか?」

八期「ダメ元で良いから頼むだけ頼め!出来るだけのフォローは入れる」小声

佐伯「俺達、アニ研をやってるですが、アニ研と名乗っておいてアニメ制作の事は正直からっきしです!なので、漫研の皆さんに助けて貰おうと・・・」

漫研「えっ?」

椎名「私達が何を助けるのですか?」

桜小路「そもそもアニメの制作に携われって言われても、自分達の漫画の締め切りだってあるし・・・」

八期「ごめん、フォロー入れるよ!このアニ研部長はアニ研を名乗っておきながら、アニメを制作したことがない!しかも、絵心もない!さらに部員達も未経験かつ絵心無しの無能ばかり!しかもストーリーすら作った事の無いただの言わばオタクの集まりなんだよ!」

花海「それで、私達が何を教えれば?」

八期「強要するつもりはない!ただ君達は自分達の描いた漫画のキャラクターに魂が吹き込まれたらどう思う?」

桃井「それはアニメに成ったらと言う話ですか?」

八期「そうだ!」

花海「それは勿論、漫画が売れるのは漫画家にとっては第一段階に過ぎません!勿論、アニメ化は次なる目標です!」

桜小路「確かに、自分の漫画に魂が吹き込まれたらって夢だもんね!」

椎名「それを夢見て描いてますから!」

八期「それをこいつらに任せてたいんだが、生憎初心者も初心者!さっき言ったが、絵すら描けない!君達が時間の合間を縫って教えることは可能かい?」

花海「ですが、なぜ私達が?」

八期「アニメの元は漫画だろ!いくら少し変わっても、漫画を題材にしてアニメは作られる!それにどちらにしろ絵が描けないと、アニメなんて作れないのだから!」

花海「つまり、アニ研に私達の漫画の絵を学ばせるのですね?」

八期「ああ、君達がやるのは絵の書き方だけで良い!後のアニメ制作に関する作業は本人達にやらせる!なんせ、絵が描けなきゃ何も始まらないからな!」

佐伯「お願いします!俺達アニ研に絵の書き方を教えて下さい!」

坪井「部長、教えるの上手ですよね?」

花海「えっ?」

梅本「確かに、漫画絵とストーリーの組み立てがあんたの取り柄だもの!」

花海「でも、私が居なくなったら・・・」

大岡「ストーリーの組み立てなら、LINEとかで送れば私達が受け取ります!」

小池「私達1年生は元々絵は皆得意ですよ!私達が部長の穴埋めを・・・」

花海「でも、漫画家と言うものは書き方に癖があるの!その癖がずれると、違和感のある漫画になるわ!」

桜小路「だったら、キャラクターだけあんたが描けば良いじゃん!そうすれば残りは2割程度なんだし!」

梅本「私はアニ研に、私達の漫画をアニメにしてくれるのは賛成よ!小さい頃の夢がもう叶えられるなんて素敵じゃない!」

花海「それはそうだけど・・・」

椎名「中井さんも指導に入ればどうでしょうか?彼女も部長には及びませんが、上手いですよ!」

坂井「中井ちゃんはどう思う?」

中井「先輩の力になれるならいくらでもお手伝いします!」

花海「じゃあ、皆それで良い?」

漫研「勿論!」

花海「では、私達の解答はYES!あなた達に私達の漫画をアニメにしてくれることを条件にあなた達に絵の書き方だけを指導するわ!」

佐伯「ありがとうございます!」

八期「ただ、こう離れてるとやりにくくないかな?」

花海「それはそうですね」

佐伯「俺も出来れば隣同士でやりたいと思ってます!」

八期「じゃあ、隣確認して説得してみるよ!」

花海「会長自ら!」

佐伯「絶対命令で?」

八期「話し合いだよ!理由もなく絶対命令で引っ越せって何様だよ!その部にはその部の理由があるんだから、話を聞いた上で考えるんだよ!まあ、訳の分からない部活とか、一生徒として相応しくない部活とか、似たり寄ったりしてる部活の方が説得しやすいけどな!」

佐伯「それって?」

八期「その部活なら理由があるから即廃部!そう祈っといた方が良いぞ!」

左隣は正当な理由が合って廃部に出来なかった。

八期「ごめんね、急に引っ越し迫って!本当ごめん!よし、右隣だな!うん?『スクールアイドル部』?こんな部活あったっけ?まあ、どちらにしろここは廃部決定だ!」

※レインボーヒロインズ第7話に続く

そして移動後
佐伯「会長、ありがとう!」

八期「勘違いするな!まだお前らは入口に入ったに過ぎない!」

黒木「それもそうだな・・・」

八期「期限は3月末まで!そして条件はアニメ関連のコンテストや大会に最低6回はエントリーする事!これが最低条件だ!分かったな?」

アニ研「はい!」

八期「その6回の結果を見て、存続を判断する!分かったな?」

アニ研「はい!」

八期「じゃあ、何か合ったら、いくらでも言えよ!助けられる所は助けてやるから!」

アニ研「はい!」

数日後
黒木「あの、会長音響とかは?」

八期「演劇部か放送部か先生に聞け!」

次の日
岡島「会長!アニメは出来たんですが、肝心の声宛が・・・」

八期「自分達で募集しろ!後、漫研と協力しろよ!」

岡島「はい!」

そして
女子生徒「あの、会長!私達新しい部活を申請したいのですが?」

八期「部員は5人、顧問もいるな!そして何部だ?」

女子生徒「声優部です!私達は声宛の仕事をするために頑張りたいと思います!」

八期「よし来た!これを待ってた!勿論承認だ!」

ストン!

声優部「ありがとうございます!」

こうして八期は漫研とアニ研をウィンウィンの関係に置き、新たな部活声優部を承認した。
これが彼の人生を大きく変えることになる。

Re: ナンバーズ8 ( No.300 )
日時: 2022/12/07 22:19
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

298話・愛好会発足
トントントン!

ガラガラ

女子A「失礼します!」

八期「はい!」

女子A「2年Hクラスの上岡です!新部活申請をお願いしに来ました!」

薺「あの、これは会長に!」

上岡「無理です!会長には見せにくいので・・・」

薺「いや、私この仕事止められてて・・・、2度とするなって・・・」

上岡「お願いします!」

八期「なんだ?なんだ?新部活ならこっちに持ってこい!」

上岡「会長には見せたくありません!」

八期「なんだ?とんでもない間抜けな部活か?」

上岡「ち、違います!」←赤面

薺「許してあげて!本当に間抜けな部活合ったから!」

上岡「これは会長とか男子には見せられないんです!」

八期「どんな部活やるつもりだよ!」

芹「ごめん、会長の仕事は出来ること限られてて、計算系か部活申請とか整理くらいしか出来ないの!新部活申請はこっち持ってきて!」

上岡「何で生徒会長やってるんですか?」

薺「私もつくづく思ってるわ!」

八期「だから、元々押し付けだって!」

上岡「これは本当に会長に見られるのは恥ずかしいんです!何とかなりませんか?」

八期「見せられない部活作るなよ!」

芹「どちらにしても、一応把握しておかないと意味ないでしょ?ほら、その申請書会長に渡して!」

上岡「はい・・・」

八期「ええっと、何々?えっ?」

パタッ!

芹「どうしたの?」

八期「これ、本気で言ってるのか?」

芹「えっ?」

八期「取り敢えず見て!」

芹「ええっ」

零「ん?」

パタン!

香「零?大丈夫!」

芹「ええっと・・・、これは・・・」

八期「却下だ!」

上岡「何でですか!」

香「えっ?フフフ!ハハハ!」←申請書を見る

パン!パン!パン!←自分の膝辺りを叩いて笑う香

八期「先生、笑いすぎ!」

上岡「何でそんなに笑うんですか!私達は真剣なんですよ!」

香「ごめん、ごめん!上岡さん達の考えた部活動じゃなくて、その名前と内容を見た八期が赤面して『却下だ』って叫んだ事に笑ってるのよ!ハハハ!」

八期「どういう意味ですか?!」

香「ってか、あんたも零も、ムッツリ?」

八期「どういう意味ですか?」

香「やっぱりあんたも男子ね!何想像した?」

八期「いや、だって絶対男子の溜り場になるでしょ!」

秀喜「おい、八期!お前絶対あの漫画読んだだろ?」

八期「・・・」

香「読んだのね」

芹「何?」

ゴニョゴニョ←秀喜が芹に伝える

芹「ええっ!!!!」

秀喜「ネットではアニメに成ってるって言われてる!」

上岡「それで何で『下着部』は却下されるのですか?」

八期「さっき言ったように、絶対男子の溜り場になるか覗かれるぞ!そんなんで出来るか?」

歩「八期の良いところって、悪いところの指摘がその人の為だよね?」

秀喜「確かに、普通の男子なら承認して、後で見回りついでに覗きに行くのにな!」

香「こう言うところも絶対命令を上手く使えるポイントね!」

上岡「カーテンとか被せます!」

八期「そういう問題じゃないんだよ!隠しカメラとか仕掛ける奴居たらどうする?」

上岡「お忍びでやれば・・・」

八期「いちいち、教室変えてたらややこしいだろ!この学校何人居ると思ってんだよ!」

上岡「減らした原因作った人に言われたくないんですけど!」

八期「誰が減らしただ!こっちは被害者だ!」

薺「会長、下着は必要不可欠だと思います!」

芹「そうよね、下着を作ってくれる人がいないと私達はスースーしながら町を歩くことになるし!」

八期「それはそうだけど・・・、僕みたいな男子には知られたくないとか言ってたし・・・」

芹「まあ、下着部なんて知られたら男子があの手この手で盗撮やら覗きを決行するものね!」

八期「そもそも下着ってそこまで気にする?」

全員「えっ?」

八期「まず、このブラって何?」←申請書を見て

芹「いい加減覚えなさいよ!ブラジャーの事よ!」

香「いや、分かってるのに分からない振りをやめなさい!」

八期「・・・」

歩「分からない振りだったんだ」

八期「で、そのブラって下着なの?」

芹「肌に直接当たる服を下着って言うの!」

八期「?」

秀喜「薄いシャツとか着ないか?それも下着だ!」

八期「ああ!それで必要なの?」

芹「女の子には必要なの!男のあんたには一生分からないかもしれないけど!」

八期「他にはパンツに柄を付ける?無地で良くない?」

香「あんたも色くらい気にするでしょ!それと同じよ!」

八期「あっ、確かに・・・、あとこのA、B、C、D、Eって何?」

薺「バストサイズも知らないんですか?」

八期「バストって?」

香「知ってるでしょ!知らない振りやめなさい!」

八期「A、B、C、D、Eは本気で分かりません!」

薺「バスト知ってて何でカップ知らないんですか?」

八期「だって、長さなんて分かんないもん!」

香「そっちね!」

八期「あと、下にバストアップ体操ってあるけど、やる意味ある?」

芹「あるわよ!何!この学校の都市伝説に勝てないと?」←半泣き

八期「何?その都市伝説って?」

歩「なんか、女子生徒は最初に入ったクラスの文字のカップになるらしいよ!I以上は中等部からだけどね!」

八期「そんな泣くこと?」

芹「女の子は誰だって大きくなりたいのよ!」

八期「大きくなるのは背か知識量の器だけでいいよ!胸を大きくして何になるんだ?」

芹「それは大人っいからよ!」

八期「ええっ!!!!大きくなったって、怪しくて怖い人だよ!」

芹「どういう意味よ!」

八期「詐欺しか殺し屋!」

葉月「お前の巨乳のイメージはいつまで物騒なんだ!」

八期「だって、そうやって騙されるバカな男が多いから!」

秀喜「まあ、テレビとかで良く見るが・・・」

八期「あと勝負下着とか、見せ下着とか意味分かんない!」

薺「どこがですか?」

八期「見せ下着とか絶対矛盾してるじゃん!見て欲しくないものをわざわざ見せるってどっちなんだよ!」

香「青奈のように、自分に自信のある肉食系女子もいるのよ!恋は戦争とも言うし、積極的に行くならちょっと下着をチラ見せとかして、相手の気を引いたりするのよ!」

八期「・・・、それはそれでどうなんだろ?」

香「されて嫌な男はまず居ないわよね?」←からかってる

八期「・・・」

秀喜「まあ、確かに・・・」

薺「そう言うのはともかく、100歩譲って、下着を作る人は必要ではありますよね会長!」

八期「それはそうなんだけど・・・」

香「葛藤してるわね!」

八期「だって、覗きで冤罪とか嫌なんですよ!」

香「取り敢えず、言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ!」

八期「下着を作る事に関しては当然将来の仕事としては必要だ!だが、学校でやると男子の溜り場になったり覗きや盗撮騒動などに成りかねない!だから・・・」

上岡「だから?」

八期「こう言うのは家でやってくれ!家で!」

上岡「えっ?」

八期「誰かの家とか?一人っ子か女家系の人の家とか!そこでやれば問題無いだろ!」

上岡「でも、家でやることを部活動と言えますか?」

八期「それはそうだけど、僕が一番恐れてるのは学校内で騒動が起こることだ!見られた側も嫌だが、何もしてない人がとばっちりを受ける可能性もある!そんなややこしいことに成るくらいなら、学校以外でやって欲しい!」

上岡「そんな・・・」

八期「下着部は部としては認められない!そして、学校内の活動も認められないから同好会としても申請出来ない!だから、申し訳ないけど、これは部活動としても同好会としても申請出来ません!」

上岡「分かりました・・・」

トントントン!

ガラガラ

女子B「あの・・・」

八期「何の用ですか?」

女子B「2年Cクラスの梅田です、ちょっとご相談が・・・」

八期「何かな?」

梅田「実は私水泳が苦手で、でも水泳選手みたいな泳ぎをしたい訳では無いんです!」

八期「成る程!僕もスイミングスクール行ってたから分かるよ!」

秀喜「水泳だけでなく、足が早くなりたいって思ってる奴も居るよな!」

芹「ねえ、目安箱にそんな要望沢山無かった?」

八期「そうだけど・・・、部活動したい訳ではなく、ただ泳げるようにとか足が早くなりたいとか・・・」

芹「それを生かそう!部費は出さず、最低限の事をするとか、趣味の場所を作るとか?」

八期「何て言うの?」

芹「それは・・・」

理事長室
理「そうなると、生徒達の安全も必要に成ってくるわ!」

八期「どうすれば良いですか?」

理「じゃあ、大切な3つの条件を満たしていれば認めましょう!」

次の日
八期「生徒会長の松本八期です!この度先週同好会を発足させましたが、更にその下、愛好会制度を発足させて貰います!」

全校生徒・ざわざわざわざわ・・・

八期「愛好会は同好会と違い、主に趣味を目的に活動して貰います!」

全員「ええっ!!!!」

八期「ですので、学校の為に活動する団体ではありません!あくまで自分の趣味を楽しむための集まりです!
よって、部費も部室も基本ありません!
あと、定員は同好会は3人以上ですが、愛好会は1人でも作れます!」

全員「おおっ!」

八期「なお、泳げるようになりたい、足が早くなりたいなど、部活動で活躍する事を想定していない生徒達の練習の場としても愛好会を作ることをお薦めします!
運動や楽器練習などで、趣味として又は最低限の事を出来るようになりたい方は、愛好会を作ると自分だけの練習に取り組めます!更に、校外の練習も認めるものとします!なお、これに付け加えましてチームスポーツの人数制限を変更させて貰います!
フィールド人数の2倍以上を部活動、
フィールド人数以上を同好会
フィールド人数未満を愛好会とします!」

生徒A「申請はするものですか?」

八期「はい、いくら校外中心になるとはいえ、生徒会への申請は怠らずに!愛好会は3つの条件を満たしていれば認めます!
1つ、練習場所などは所有者の許可を取る
2つ、安全管理が徹底出来ている
3つ、顧問は専門の知識のある人物によって行うものとする
しなかった愛好会は文化祭などは不参加、何か事故などが起きたとしても一切対応しません!
以上の事が守れる愛好会のみ申請を認めますので、愛好会を発足したい生徒は生徒会までお願いします!」

生徒B「活動内容としてはどうなるんですか?」

八期「学校の名を背負うことは無いので一般参加となります!」

こうして、部・同好会・愛好会が出来た!
しかし、これが物凄い波乱を起こすなど誰も思っていなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.301 )
日時: 2022/12/10 23:47
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

299話・生徒会vs風紀委員
薺「それで下着部ではなく下着愛好会に成ったのですか?」

八期「校外で活動するからな!誰かの家とか専門の知識を持つ人の家とか練習場所でやることに成ると愛好会だよ!」

芹「でも、外の事情を把握出来るかしら?」

八期「だから、申請しないといけないんだよ!申請しとかないとリストに載らないから、先生達がその責任者と意見交換出来ないだろ!」

歩「でも、影で虐待とか、スパルタな練習、性的暴行とか犯罪に巻き込まれたりとかは?」

八期「部屋を貸してくれる条件に、抜き打ちで隠しカメラを仕掛けると言う条件を付けてそれを飲んでくれないと愛好会の申請は通らないようにする!女の先生が付けるから更衣室の中とかトイレの中に付けることはまず無いよ!」

秀喜「逆にプライバシーの侵害じゃ?」

八期「生徒達には、プライベートゾーンは入るの禁止!って促して、その境界線の部屋の前にもカメラを付けてそこから足を踏み出して画面から消えたらアウト!何かしらの処分を受けて貰う!たとえ所有者の許可を取っても!」

薺「ダメなんですか?」

八期「カメラの死角で何やってるか分からなかったら意味ないだろ!まあ、所有者と一緒に行けばその所有者に問題があるな!」

零「一応、声も録音できるカメラだから、会話の内容次第ね!処分は部活動停止令ってとこかしら!盗みとか働いたら論外だけどね!」

八期「そうやって1ヶ月毎にやり取りをする!部室を提供してくれた所有者にはまあ謝礼とか渡せばいいよ!勿論、さっき言ったプライベートゾーンに連れ込んだ場合はその謝礼は無しになるけど!」

芹「そう、上手く行くかしら?」

八期「やってみないと分からないよ!それに希望を聞いた中で出た答えだよ!」

薺「誰かの家で活動する場合は?」

八期「自分達で撮るんだよ!撮らなかったら、何か揉めても責任取らない!」

芹「策無しってことね・・・」

八期「そうとしか言えないからさあ!」

留「まあ、撮らなかったら撮らなかったで、自業自得ですから!」

秀喜「本当にお前は羨ましいな!」

八期「何が?」

秀喜「絶対お前だけだぞ、絶対命令使ってリーダーやってるの!」

八期「そうかな?ここに絶対命令使って学校をメチャクチャにした人が居るけど・・・」

薺「いつまで引っ張るんですか!?」

秀喜「本当、絶対命令があればどんな嫌なものも消してしまえるから良いよな!例えば宿題とかテストとか!」

芹「うわあ、不真面目!」

秀喜「ちょっとからかっただけだよ!俺はコイツよりは頭良いから!」

歩「でも、全校生徒の7割くらいは思ったことがあるよね?」

葉月「主に勉強嫌いな奴が多いから当たり前なんだろうけど・・・」

八期「宿題やテストは失くす気は無いよ!」

秀喜「お前らしい、やっぱり真面目だな!」

八期「それに失くすと言って、理事長になんて主張すれば良いのさ?」

秀喜「えっ?」

八期「宿題とかテストを失くすと言っても、それの何がいけないとか邪魔とか、僕らの不利益なのか?その理由がないと消せないよ!僕は最もな理由がない限り消すつもりも無ければ、それが消える筈ないと思ってるから!」

零「流石!本当に絶対命令を制御してるわよね!」

八期「そうか、消そうと思えば消せるものがあるのか!」

薺「なんだか、悪役と言うか、悪巧みするキャラみたいに成ってますけど・・・」

八期「そうだ!あれを失くそう!」

薺「あれって何ですか?」

八期「あれを失くせば皆喜ぶし、嫌な思いをすることもない!」

薺「何を失くすんだろ?」

芹「ちなみに聞くけど、理事長に『これを失くす』って命令をするの?」

八期「いいや、頭ごなしに『失くせ!』なんて言わないよ!こうこうこう言う理由があるので要りません!って言って、失くす!」

芹「仮にあんたが失くそうとしてるものが復活することは?」

八期「まあ、一番嫌な所を改善すると言うのなら考えても良いよ!きっと無理だけど!」

次の日
掲示板

ざわざわざわざわ・・・

杏「朝から掲示板の方に人が沢山集まってるね!」

夢「何が合ったんだろ?」

明「杏、大変だよ!」

杏「どうしたの、明ちゃん?」

明「八期が持ち物検査を廃止するって!」

杏・夢「ええっ!!!!」

朝子「絶対命令って、案外役に立つのね!」

心乃枝「使い方次第で人の気持ちも変わるよな!」

春奈「イヤー、マジで持ち物検査困ってたんだよね!」

陽斗「絶対命令ばんざーい!」

全校生徒「持ち物検査が失くなった!ばんざーい!」

和「これは良いんですかね?」

恵梨香「良いじゃん、良いじゃん!持ち物検査なんてプライバシーの侵害だよ!失くなって正解だよ!生徒会長良い仕事する!」

風紀委員(こんなの認められません!抗議です!)

生徒会室
薺「会長!なんて事してくれたんですか!」

八期「何?皆、喜んでるんだから良いじゃん!」

薺「会長がやったことは宿題やテスト失くす事案と同じですよ!」

八期「はあ?全然違うし!」

薺「持ち物検査なんて廃止したら、学校に関係の無い物を持ってくる生徒達が増えますよ!」

八期「現行犯で捕まえれば良いだけだろ!誰も持ち物検査は廃止したが、余計なものを持ってくるな!なんて一言も言ってないぞ!」

薺「お姉ちゃんからもなんか言ってやってよ!」

芹「これは言えない!」

葉月「私も!」

零「少なくとも、歩君も持ち物検査嫌よね?」

歩「あの、トラウマだけは忘れられない!」

秀喜「何?なんか変なものでも取り上げられた?もしくは見せびらかされたりした?」

零「そんなことなら、持ち物検査廃止に賛同しないわよ!」

秀喜・留「?」

ガラガラ

風紀委員「会長!」

薺「風紀委員長の2年Eクラスの紅城あかぎ結菜ゆうなさん!と1年Hクラスの山口朝さん!」

八期「なんだ?ノックもせずに!それでも風紀委員か?」

結菜「なんだとは何ですか?」

八期「礼儀の無い奴の意見は聞きません!」

結菜「どういう事ですか?」

芹「先生に言われてるのよ!『ノックして入らない生徒の意見は聞かなくて良い』って!」

結菜「分かりましたよ!やり直しますよ!」

ドンドン!

結菜「失礼します」

八期「2回はトイレだろ?」

結菜「どっちでも良いじゃないですか?」

八期「それでも風紀委員か?」

結菜「分かりましたよ!やり直しますよ!」

ドンドンドン!

結菜「失礼します!」

八期「何、大きく叩いてんだ!ドアが壊れたらどうする?」

結菜(もう!)

トントントン

結菜「失礼します!」

八期「はい、何の用だ?」

朝「会長!持ち物検査を廃止するとはどういう事ですか?」

結菜「あんた風紀委員に喧嘩売ってる?持ち物検査を失くすとは私達への挑戦状って事ですよね?」

八期「なんだそれ?」

結菜「絶対命令だか、なんだか知りませんが、会長だけの意見だけで、持ち物検査を廃止にすることは止めて欲しいです!」

八期「お前ら、まるで僕が持ち物検査に引っ掛かるのが嫌だから、先生に怒られるのが嫌だからって理由で廃止したって言い草だな!」

結菜「持ち物検査を廃止すると言うことは、そういう事でしょ!誰だって怒られるのは嫌ですから!嫌なら余計なものを持って来なければ良いのです!」

八期「僕が理由もなく廃止なんかするかよ!理由があるから理事長も納得して廃止にしたんだよ!」

朝「では、会長はなぜ持ち物検査を廃止にしたんですか?」

八期「意味が無いからだよ!」

風紀委員「意味がない?」

朝「それはどういう事ですか?」

八期「あんなことやるのに何の意味があるんだよ!意味の無いことやって、誰が得するんだよ!だったら失くした方が良いんだよ!」

結菜「持ち物検査は生徒の風紀の乱れを正すためにあります!生徒が学校に関係の無い物を持ってきてないとか、非行に走ってないとか、それを調べるためにあるのです!それのどこが意味がないと?」

朝「まさか、プライバシーの侵害とか言うんじゃないでしょうね?」

八期「違うよ!じゃあ、仮にお前の鞄の中から煙草とかお酒が入ってたとしよう!」

結菜「そんなの入ってる訳ないじゃないですか!」

八期「例えばの話だよ!僕かよ!」

朝「どういう意味ですか?!」

零「自分も同じ間違いするからよ」

八期「で、仮にお前の鞄の中から煙草とかお酒が入ってたとする!それをお前のじゃないって証明してみろ!」

結菜「そんなの私が『自分のじゃない』って言えば・・・」

八期「そんなんで通じるかよ!そんなので、解決できたら警察も裁判所も無いよ!」

朝「じゃあ、どうすれば?」

八期「だから、廃止するんだよ!」

風紀委員「えっ?」

八期「中に入ってる物全てを自分の所有物とそうでないものを1つ1つ証明できる奴なんて居ねーよ!
それが100%出来るって言うならいくらでも持ち物検査をやって良いよ!確かに生徒の非行を止めたりとかは当たり前だしな!
でも、出来ないのなら持ち物検査なんて何の意味も持たない!」

結菜「どこがですか?」

朝「それに何で100%にこだわるんですか?」

八期「そのせいで、僕はあらぬ疑い受けたんだよ!」

風紀委員「えっ?」

零「2人共、この学校に生徒指導室ってあると思う?」

朝「そりゃ、勿論あるでしょ!学校なんですから!」

結菜「いや、たしか何人かの生徒にメチャクチャに壊されて解散したって言ってたような?」

零「その通りよ!そしてその生徒指導室を壊して、生徒指導を解散させたのが八君、せっちゃん、葉月ちゃん、歩君、金ちゃんそして私を含めたアイドル研究部のメンバー達よ!」

それ以外「ええっ!!!!」

薺「お姉ちゃん達が・・・」

留「生徒指導室を?」

秀喜「壊した?」

結菜「何でそんなことを!」

八期「いらなかったからだよ!喫煙とかやってないのに、勝手に鞄の中に煙草入れられた!それなのにアイツらは未成年喫煙疑って謹慎を言い渡した!
意味分からないから課題を捨てた!そしたらアイツは怒ってきた!そのせいで大事な部活動の大会も無しに成った!その後に真犯人が見つかったよ!何も調べずに犯人扱いする生徒指導なんて生徒指導なんかじゃない!
そんなの要らないだろ?だから壊した!」

結菜「黙って耐えれば良かったのでは?そうすれば大会出れましたよね?」

八期「やってもない罪を認めろって言うのか?ああん?お前らは無実の罪の人間を処罰するのか?ああん?」

結菜「そういう意味では・・・」

八期「どういう意味だよ!」

零『謝って!今のはあなたが悪い!』←カンペを出す

結菜「ごめんなさい、私が間違ってました」

朝「その後大会はどうなったんですか?」

八期「理事長の計らいで出場はしたけど、納得の行く結果には成らなかった!」

結菜「そりゃそうでしょう、喫煙の疑いがかかった学校なんですから!」

八期「そうだよ!だからだよ!なんか運営から審査員特別賞貰ったけど、そんなの、低い点数付けたら文句言われるからって言う措置って、後で感じたよ!審査員信じられなかったよ!生徒指導のあの適当な疑いが無かったら、変な結果に成らなかったんだ!だったらそんな生徒指導も持ち物検査も要らないだろ!
言ってみろよ!持ち物検査の何が意味があるんだ!」

風紀委員「・・・」

八期「無いだろ!自分の身に覚えの無い物非行的な物が合っただけで疑われて、酷い目に合って冤罪で怒られて、大切なものを失って、そこに何の意味がある!
言ってみろ!それでもやると言うのならお前らなんか矯正学校に飛ばすぞ!」

薺「ええっ!!!!」

芹「それはどういう罪?」

八期「冤罪で人を陥れる行為はいじめだ!だからそれを提案する、いや、それを勧める行為事態、人の事を考えられない、人の心なんか持たない最低な人間だ!」

朝「そんなの屁理屈ですよ!」

零「待って!八君にとっては最大のトラウマだから、怒りのピークが達してこんなことを言うの!」

秀喜「つまり、持ち物検査を完全否定してるのか?」

零「うん、それで冤罪受けたら仕方無いよ!」

薺「確かに、自分の所有物と証明するって難しいですよね?」

芹「それに名誉と他にも大切なものが失くなり人間不振までなったらこうなるのも無理無いわ!」

葉月「ただ、八期が言いたいのは、持ち物検査で中身を全部、自分の私物かそうでないものかを正しく正確に分けられる事が出来るか、って事なんだよね?
出来るのであれば持ち物検査認めるんだろ?なあ?」

八期「うん!100%!」

結菜「100%なんて無理ですよ!」

八期「だったら持ち物検査なんか2度とやるな!提案するな!」

朝「何で100%何ですか?無理があります!」

八期「はあ?お前ら疑われても良いのか?それで犯罪者扱いされて、いじめられて、世間から冷たい目で見られたいのか?そこまでそんなどん底に落ちたいのか?変わってるな!」

朝「分かりました!持ち物検査は今後一切しません!」

結菜「山口さん、それを認めたらどうやって非行を見付けるんですか!」

八期「現行犯に決まってんだろ!」

秀喜「その基準は?中に入ってるだけじゃ、持ち物検査のように確認出来ないよな?」

結菜「そうですよ!」

八期「酒なら、開けて口付けた瞬間!煙草なら火を付けた瞬間だよ!」

薺「それ、確実ではありますが、終わってます!阻止することが大事なんですけど・・・」

八期「現行犯ってそんなもんだろ?そんな奴いくらでも捕まってくれた方が良いよ!」

薺「それで良いんですか?」

八期「そんなことより冤罪を失くすことが先決だ!罪の無い人が疑われて処罰なんて溜まったもんじゃない!」

芹「そうだけど・・・」

朝「ドラッグは?」

八期「薬を飲むのなら、あらかじめ担任か職員室の先生に許可取ればば良いんだよ!関係の無い薬と許可を取ってない薬を持ってきたら処罰すれば良いだけさ!」

零「ドラッグはそれが良いわね!」

八期「分かったな!そんなに持ち物検査をやりたいのなら誰も疑われない状況を作ってから言え!そしたら考えてやる!」

風紀委員「はい・・・、失礼しました・・・」

風紀委員の2人は黙って帰るしか無かった。

Re: ナンバーズ8 ( No.302 )
日時: 2022/12/12 22:37
名前: いくちゃん (ID: q1JDM65v)

300話・8メンバーのメンバーカラー
部室
八姫「は~い、今日もライブの会議ね、何か意見ある人?」

八期「はい!」

八姫「あんたから意見なんて珍しいわね!何?」

八期「グループでやってるけど個性出したいなあと思って・・・」

八姫「どういう意味?何がなんでもしたいの?」

八期「衣装をバラバラにするとか、イメージカラーを付けるとか?」

芹「衣装をバラバラ?あんたどういうつもり?」

青奈「まさか、舞台の上で脱がすの?」

芹「この、変態!」

町子「イメージカラーって言ってるんだから、各々の担当の色を目立たせる衣装を作ろうってことじゃないの?」

零「どっちが変態よ!」

希「成る程、私達各個人のイメージカラーか!作ってみようよ!」

子「イメージというかメンバーカラーだね!」

愛海「私は何が似合ってるかな?」

秀喜「俺は青が良いなあ!」

ヘンゼル「ああ、俺が狙ってたのに!」

歩「うちは赤かな?」

八期「絶対命令!レディファースト!」

男性陣「ええっ!!!!」

八期「だって、女子中心のグループなんだから、先に女性陣から決めて、僕らが合わせる!」

青奈「ありがとうね!」

零「私達から選んで良いの?」

八期「定番の色とかは女性陣の方が良いかなあって!」

理珠「ですが、色にも色々ありまして、微妙な色もありますよ!」

八期「誰が見てもハッキリした色ね!濃さは3段階くらいまで!」

全員「は~い!」

八期「後、僕の独断と偏見入れます!」

葉月「絶対命令で良いじゃん!」

希「基本が相手の判断のため・・・」

八姫「じゃあ、八期?私は何色が似合う?」

八期「八姫ちゃんは黄色だね!」

零「私も思う!」

全員「私も(俺も!)」

八姫「まあ、皆が言うなら・・・」

芹「私は赤がいいなあ!」

町子「あっ!私も赤がいい!」

希「他に赤がいい人?」

シーン!

零「八君的にはどっち?」

八期「僕的には赤は芹ちゃん!」

芹「よし!」

町子「私は?」

八期「赤は赤でも濃い赤の紅!」

町子「微妙過ぎない?」

八期「濃けば濃い程似合ってますよ!」

町子「分かった!」

八期「じゃあ、次は青がいい人!」

希「はい!」

零「はい!」

青奈「はい!」

愛海「はい!」

希「年功序列よ!最年長に譲りなさい!」

零「私が理事長なんですから、偉い人に譲るべきです!」

青奈「私、青奈、青って漢字入ってるんだから私が相応しいわよ!」

愛海「私理事長娘よ!」

全員「関係無い!」

子「もう、喧嘩は止めなよ!みっともない!」

八期「正直言うと、僕もやりたい!」

4人「じゃあ、どうぞ!どうぞ!」

芹「普通、逆じゃない?」

八期「自分で言った手前遠慮します!」

愛海「こうなったらじゃん拳よ!」

青奈「ええっ!!!!」

希「待って!八君に決めてもらうってのもあるわよ!絶対命令なんだし!」

零「一応聞きましょう!」

八期「僕的には青は零ちゃん!」

零「やったー!」

3人「そんな!」

希「お姉ちゃんは?」

八期「水色!」

希「分かった!お姉ちゃんは八君が選んでくれた色にするね!」

青奈「私は?」

八期「灰色!グレーかな?」

青奈以外「フフフ!」

八姫「普段、考え方がグレーだから!」

青奈「なんですって!」

愛海「私は?」

八期「茶色かな?」

愛海「ブラウンか、悪くはないね!」

八期「他の皆は?候補ある?」

結「私は杏!」

平江「私は檸檬色がいいです!」

グレーテル「黒ってダメかな?」

町子「良いんじゃない?黒だって色の仲間だし、真っ黒とかじゃなくて輝かしい黒だったら綺麗に見えるかも!」

葉月「私は緑よりは黄緑だわ!」

希「子はどうする?」

子「私!私は朱色!まっちゃんやせっちゃんに近いけど・・・」

八期「良いんじゃない?」

希「私も思う!金は?」

金「やっぱり金かな?かなだし・・・」

八期「ああ、僕ら男で金・銀・銅やりたかったのに!」

金「そんなに言うなら譲るわよ!」

八期「やったー!」

秀喜「俺達で、金・銀・銅か!」

ヘンゼル「男は輝く存在ってことか?」

八期「青がダメなら金が良いなあって!」 

全員「お前(あんた・君)が金かい!」

零「まあ、そこはリーダーだし!」

希「どっしり構えるなら金が似合ってるよ!」

平江「私も先輩は金額似合います!」

八姫「言っとくけど、部長私だから!」

町子「それでちーちゃんはどうする?」

子「うーん、山吹色かな?光り物は男子に任せるよ!」

歩「うちらはどうしよう?」

渚「何が似合ってる?」

八期「紫系かな?」

歩「紫系か・・・」

理珠「私は?」

八期「紫!」

歩・渚「そのまま?」

恵「私はどうかな?」

八期「将吾も紫系かな?」

恵「俺は逢坂恵だ!」

グレーテル「一人称戻ってるぞ!」

恵「私は逢坂恵なんだからね!」

ヘンゼル「LGBTメンバーは紫系かよ!」

秀喜「具体的には何色だ?」

八期「紺とか藍色とか、菫とか・・・」

歩「じゃあ、私が菫!」

恵「俺が藍!」

グレーテル「だから一人称戻ってるぞ!」

渚「私は残った紺でもいいよ!どれでも良かったし!」

秀喜「八期?俺とヘンゼル先輩だとどっちが銀だ?」

ヘンゼル「おお、言ってくれよ!」

八期「そりゃもちろん、秀喜が銀!」

秀喜「ヨッシャー!」

ヘンゼル「何でだよ!」

八期「銀ってナンバー2ってイメージだし、何より秀喜って相棒とか似合ってそうだなって!」

秀喜「うーん、まあ悪くない!良いだろう!」

ナンバーズ8のメンバーカラー
八期→金

八姫→黄色

子→朱色

グレーテル→黒

芹→赤

零→青

希→水色

青奈→灰色

愛海→茶

金→山吹色

葉月→黄緑

町子→紅

平江→檸檬

結→杏

歩→菫

渚→紺

恵(将吾)→藍色

理珠→紫

秀喜→銀

ヘンゼル→銅

こうして各メンバーカラーは決まった!
しかし

結「これ何色?」

恵「絶対赤と紅の見分け難しいだろ!」

愛海「これをこの色1色に?」

八期「出来ない?」

愛海「全身スーツじゃないんだから!」

八姫「あんたフォーメーションってどうやって決めてる?」

八期「自分の中の仲良さそうな人を離す感じ、言わば位置が鏡みたいな・・・」

葉月「この色だと見映え悪いだろ?」

八期「見映えより、相性の良さを推す!」

逆に揉めることが増えた。


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