二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.436 )
- 日時: 2024/10/10 21:58
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
434話・ドキドキの修学旅行!前日編!8の想い人は?
八姫「ねえ?芹!」
芹「何?」
八姫「あんた八期の事好きなんだよね?」
芹「その通りだけど、あなたもよね?」
八姫「べ、別にアイツが誰を好きなのかを探りに来たんじゃないんだから!」
芹「ハイハイ、説明ありがとう!1つ言えるのは私でないことだけよ!」
八姫「ホワイトデーであんな行動したらね・・・」クスクス
芹「下着取り返してもらって文句言ってたあんたには言われたくない!」
八姫「だって恥ずかしいじゃない!」
芹「何で零とかは平気なのかしら?」
八姫「一緒に過ごす時間が長いからかな?」
芹「あなたも1つ屋根の下よね?」
八姫「そうだけど、零と違って私の家族の生活スペースは裏にあるのよ!」
芹「どういう事?」
八姫「八期の家族の反対側が私達の生活スペース!そこは連絡廊下で繋がってるの!」
芹「そんな構造だったんだ・・・」
八姫「零達は八期達の家の地下に住んでるの!」
芹「ふーん、つまり会うことは少ないと?」
八姫「はい!やっぱり零なのかな?」
芹「私は希だと思うわ!幼馴染み程怖いものはないわ!」
八姫「しかも、今の年でも一緒にお風呂入ったり、一緒に寝たりしてるんでしょ?意味分かんない!」
葉月「ラブコメ的に言えば、そこは『羨ましい』だぞ!」
八姫「ええっ?あり得ない!」
芹「本当に何で一緒に寝れるのか不思議よ!」
葉月「この間旅館で八期と2人っきりで寝てたのはどこのどいつだ?」
芹「あれは部屋もなかったし・・・、仕方なく・・・」
八姫「ズルい!」
芹「だったら八姫も一緒に寝たら?家同じ何でしょ?」
八姫「嫌だ、絶対蹴り落とす!」
芹「野蛮じゃない!八期怒るわよ!」
葉月「どっちなんだよ?」
Bクラス
八期・ボー・・・
秀喜「誰を見てるんだ?」
八期「秀喜!?」
秀喜「今、あの完道と岡田と夢原の、3人の誰かを見てただろう?」
八期「・・・」
秀喜「図星かよ!お前は隠したいのか?教えたいのか?どっちなんだよ!」
八期「隠したい、けど隠せない!」
秀喜「それで、誰が好きなんだ?」
八期「教えない」
秀喜「まあ、多分目星は付いてるけどな!」
八期「・・・」
ガラガラ
香「ハ~イ!今日は修学旅行の班決めするわよ!」
全員「うわー!」
香「あんた達そこは喜びなさいよ!」
全員「だってー!」
明「ええっ?もう皆修学旅行行かない?」
男子A「行きたいけどさ・・・」
男子B「良い思い出合ったか?」
女子A「晩御飯か朝御飯が無くなるイメージしかない!」
男子C「なんか割高に成る!」
女子B「次の日にはホテル廃業!」
女子C「お風呂が混浴!意味分かんない!」
パンパン!
香「あんたらが余計なことさへしなければ、そんな変なことには成りません!キチンとしないとマジで強制送還処か強制転校よ!」
全員「はい!」
部室
希「へー、来週の火・水・木に中3の皆は修学旅行か!」
青奈「修学旅行、懐かしい思い出よね!」
愛海「行きはウキウキワクワクワイワイ!」
町子「夜は怖い話・・・」
金「や、恋ばなも定番だよね?」
グレーテル「男子が女子の部屋行ったり、逆に女子が男子の部屋行ったり!」
子「どこ行くんだっけ?」
芹「長崎よ!」
零「『戦争と平和』を学びに行くんです!」
町子「戦争は語り継がせて決して同じ過ちを繰り返さないよう願いを込めて!」
グレーテル「本当に!」
薺「お姉ちゃんウキウキしてるね!いつもは平静を保ってるのに?」
八姫「今回は八期と一緒の部屋ではないのよ!」
薺「ええっ!」
朝「逆に今までは一緒だったんですか?」
零「色々合ってね・・・、仕方無いから私と同じ部屋にしよってことに成って・・・」
芹「零と班組んでたから!毎回寝不足だったんだから!」
薺「でも、何で今回は?」
零「Dクラスの窪一輝君って子が居てね、八君の小4の時の友達で、彼と一緒ならって!」
薺「信頼出来る友人が出来たんですね!」
零「ただ、万が一の事も想定して八君の班は女子達が泊まる棟になるんだけどね!」
芹「何でなのよ!」
零「でも、先生の隣だよ!」
芹「誰先生よ?」
零「星田香先生と岡田栞先生だけど?」
葉月「まあ、先生の隣なら安心か!」
零「あっ!八君達の部屋の反対隣は私と明ちゃんと杏ちゃんの部屋です!」
芹「あなたはそれで良いの?」
零「良いよ!大丈夫!八君ならなにもしないから!」
芹「それはそれで・・・」
葉月「どっちなんだよ?」
八姫「そう言えば、前から聞きたかったんですが?」
希「何?もしかして八君の好みのタイプとか?私は八君の事なら何でも知ってるわよ!」
子「何でも知ってたら逆に怖いって!」
八姫「八期の好きな人って誰だろ?」
全員「・・・・・・・・・・・・・・」
希「ええっと・・・、それは私じゃないかしら?」
青奈「それはあんたの願望だろう!」
希「だって、私は小さい頃から結婚の約束してたんだよ!」
八姫「小さい頃って八期が赤ちゃんの時でしょ?」
子「絶対伝わってないと思うし、意味も分かってない!」
芹「子供の頃の約束はノーカウントでしょ?」
希「知らないの?約束はどんなに小さな約束でも破れば違法なんだよ!」
グレーテル「だったら証明してみろよ!口約束程役に立たない約束は意味ないぞ!」
カチッ!
希(7歳)『大きくなったらお姉ちゃんと結婚しようね?』
八期(0歳)・コク
愛海「何でその映像を花見離さず持ってるのよ!」
希「はい!ちゃんとした証拠だよ!」
青奈「こんなの誘導尋問じゃない!こんな赤ん坊じゃ結婚の意味なんか知らないわよ!」
芹「もっと他に無いんですか?」
希「1歳の時は?」
八姫「ダメ!」
希「2歳の時は?」
零「それでいけるとでも?」
希「3歳!」
葉月「ダメ!」
希「4歳!」
金「ダメ!」
希「5歳!」
町子「一体この映像何歳まであるんですか?」
希「毎年2回は録ってるよ!」
愛海「一年ごとに?」
青奈「もはや執念!」
愛海「青奈にだけは言われたくないんじゃない?」
青奈「なんでよ?」
愛海「正直に言って、八期君は誰の事好きだと思う?自分を除いて!」
希「私を除いて?零ちゃん?」
八姫「私もそう思った!」
零「えっ?」
芹「私も!」
グレーテル「俺も!」
葉月「私も!」
零「そ、そうかな?」
愛海「零ちゃん自身は?」
零「う~ん、愛ちゃんかな?」
希「無いと思うよ!」
子「何でそう言いきれるの?」
希「八君は推しと好きな人は別で考えてるから!」
芹「そうなの?」
薺「そうなんですか?」
希「推しは『雲の上の存在』とか、『結婚する相手ではない』って感じだから多分違うと思うよ!」
零「そうなんだ・・・」
希「あの子は世話を焼いてくれる子を好きに成る傾向あるから私じゃなければ零ちゃんじゃないかな?」
愛海「世話焼きだと希もあり得るよね?」
町子「でも、年上を選ぶのかな?それに7歳差は少し離れてますよ!」
希「私楓花先生と一ちゃんのせいで悪い印象付いてるんだよね!」
八姫「どういう事?」
希「なんか『嫌々付き合ってる』とか、『そんな情けない男だと嫌われる』とか!」
芹「普通なような?」
希「嫌々じゃなくて本当に好きだからやってることだもん!何なら将来は私が養うもん!」
町子「それはそれでどうなんですか?」
葉月「まあ、誰にしろ告白してもアイツは超の付く恋愛不審!アイツの方から告白されない限り脈無しだな!」
子「でも、修学旅行に告白は1つのイベントよ!これを切っ掛けに付き合うカップルも居るんだから!」
葉月「アイツが告白してきたりするのかな?」
一方
秀喜「お前、こいつが1番好きなんだろ?」
八期・赤面
秀喜「分かりやすいな!告白したらどうなんだ?」
八期「怖い!」
秀喜「お前の性格からしたら『ダメで元々』か『当たって砕けろ』精神で何とか成るだろう?」
八期「それはそうだけど・・・、周りが・・・」
秀喜「うるさいとか?」
八期「ガード固いから呼べない」
秀喜「俺が手伝ってやるよ!」
八期「えっ?」
秀喜「俺が呼んでやるよ!」
八期「でも、周りが・・・」
秀喜「いや、思いも伝えず終わる方が後悔するだろうし、下手したらストーカーだよ!俺もサポートするから告白出来るならやってしまえ!」
八期「心の準備とかさせてね!」
秀喜「分かったよ!」
ところがこの告白が後の大事件となってしまうのだが、
果たして八期が好きな人は誰なのか?
次回・長崎修学旅行編!開幕するのか?
- Re: ナンバーズ8 ( No.437 )
- 日時: 2024/10/11 21:03
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
435話・ドキドキの修学旅行・・・①
同好会
夢「と言うわけで・・・」
杏「明日から修学旅行だから!」
愛「良いなあ!」
和「私達は来年行くじゃないですか!」
恵梨香「来年行けたら良いんですけどね!」
奈々「ホテルでなにも起こさないで下さいね!」
夢「そんなこと私達に言われても・・・」
杏「それに、一般の人まで騒動起こしてきたらもう対処出来ないよ!」
夢「何でアイツが被害者前提?」
杏「全部被害者ですが?」
愛好会部室
美麗「と言うわけで皆、お留守番頼むわよ!」
主「親ですか?!」
蓮「お土産楽しみにしてるわよ!」
赤音「ただ、平和に帰ってこれるのでしょうか?」
ミカ「うちの同級生もそれを心配してた!」
桃夏「そうね、楽しい思い出が悲しいトラウマに成るのだけは嫌よ!」
美麗「どういう事?」
蓮「明、あんたの所のクラスでしょ?」
明「前も言ったじゃん!八期は被害者なんだよ!」
蓮「それでもあの子のせいで、後輩たちの旅行先が変更になったり、旅館の予約が取りにくかったり、断られたり、挙げ句の果てにお風呂は毎回混浴になってるって言うし・・・」
明「全部八期関係無いし、混浴は水着着用絶対だし!」
美麗「そんなに大変なことに成ってるの?」
赤音「大変処か、晩御飯や朝御飯が台無しになるくらいに・・・」
赤音「しかも、彼が泊まったホテルや旅館は次の日から1ヶ月後以内に廃業するとか?」
蓮「事実よ!」
明「語弊あるって、ちゃんと対応したホテルは10年待ちの人気宿泊施設に成るから!」
蓮「そんなホテルあるの?」
明「零のお祖母ちゃんがやってる旅館!」
美麗「あそこが?」
明「今も、根強い人気で周辺に別館建てたりと拡大してるから」
美麗「フーン・・・」
ロッカールーム
女子A「美麗!」
美麗「あら、瑞と萌美じゃない!どうしたの?」
瑞「明日から修学旅行でしょ?」
萌美「でも、アイツのせいでまともな旅行を送れてないの!」
美麗「アイツって?」
萌美「八期よ!松本八期!」
瑞「食堂で暴れたら、高級なお肉の鍋をご馳走させてもらったり、夜中に騒いだ挙げ句、それを注意されたら逆ギレして朝御飯を台無しにするし、女湯を覗いたり、女湯に入ったくせに、何もなかった扱いにされる!」
萌美「他の男子は強制送還されたのに、1人だけ残ってたのよ!不公平って思わない?!」
美麗「確かに、信じられないわ!」
瑞「だから!なんとかアイツを修学旅行に連れていかないようにしてほしいの!」
萌美「アイツさへ置いていけば、きっと平和な修学旅行に成るわ!」
瑞「それにアイツのせいで、後輩たちの旅行先が変更になったり、旅館が潰れたりと散々なのよ!」
美麗「分かったわ!私に任せなさい!」
次の日の5時・松本家
八期「よし!」
台所
ムシャムシャ
楓花「早いわね!」
八期「新大阪駅に朝の8時集合だからこれくらい早く出ないと!」
楓花「これくらいとか言いつつ、始発じゃない!」
八期「早く行かないと!」
楓花「早すぎるわ!それより忘れ物無い?栞も持ってる?」
八期「荷物も栞も大丈夫!」
楓花「行ってらっしゃい!」
ガチャン
新大阪駅・7時
八期「ちょっと車庫から出てくる電車見て寄り道したけど・・・、1時間前に着いた!余裕、余裕!確かここに集合の筈だけど・・・」
集合場所
八期「まだ、誰も居ないな!」
30分後
八期「あれ?誰も来ないな?もうそろそろ誰かしら来ても良い頃なのに・・・」
更に30分後
八期「えっ?もう8時に成ったよ!出発だよ!先生1人来ないってあるの?集合場所間違えたかな?もしくは8時じゃなくて9時とか?」
1時間後
八期「おかしい、おかしいよ!何で誰も来ないの?集合場所も時間も間違ってないのにこんなことある?」
一方その頃
関西国際空港
香「ええっと、皆さん、突然の集合場所変更に戸惑ってる生徒達も居ると思いますが、これより飛行機で福岡まで行きそこからバスで長崎の方へ向かおうと思います!」
秀喜「おい、岡田!八期は?」
零「私も先に行ったと思って新大阪駅行ったよ!でも、どこ探しても居なくて、時間も無かったから誰かが伝えたと思ってこっちへ・・・」
杏「たしか、八期君って携帯電話持ってなかったよね?」
明「なんか嫌な予感しかしないよ!」
美麗『アイツは私のライブを『つまらない』と批判した、ざまあみなさい!昨日のうちにママに電話してプライベートジェットを頼んでおいて良かったわ!こんなの王コンツェルンにとっては朝飯前よ!新幹線のキャンセル料なんか八期(アイツ)の旅行代金よりも安いものよ!これで何も事件が起こらない快適な修学旅行を皆送れるわ!感謝しなさい!』
零「美麗さん!まだ来てない生徒が・・・」
美麗「そんなの遅れてくる方が悪いんでしょ?」
零「いや、突然の変更ですし・・・」
美麗「飛行機だって待ってくれないのよ!」
零「でも、その子は携帯電話を持てなくて・・・」
美麗「はあ?今どきそんな子なんか居るの?たとえ居たとしても、誰かに聞けば・・・」
零「それが出来ないんです!」
美麗「兎に角、時間だって決まってるんだから来れなかった生徒は容赦なく置いていくわよ!」
零「そんな・・・」
秀喜『八期以外は全員来てるけど・・・』
一方その頃
正午
八期「なんで来ないの?日付間違えた?そんな筈無い!時間も場所だって間違って無い!」
1時間後
八期「もう帰った方が良い?いや、お金の無駄だし、1日違いなら待とう!」
2時間後
八期「もう3時だよどうなってるんだ?」
楓花「八期!」
八期「お母さん!」
理「見付けたわ!」
八期「理事長?」
理「あなたはなぜここに居るの?」
八期「今日は2泊3日の修学旅行で朝の8時に新大阪駅集合ですよね?」
理「ごめんなさい」
八期「えっ?」
理「王美麗が勝手に新幹線ではなく飛行機で行くように変えて、皆空港へ行ったの!」
八期「はあ?そんなの聞いてないよ!」
理「聞いてないのも無理無いわ!何せ今日の朝6時にメールされたんだから!」
八期「朝の6時!?」
理「しかも皆の携帯電話にね!」
八期「僕、携帯持ってない!」
理「だから伝わらなかったの!」
八期「こんなの無いよ!」
理「ごめんなさい、兎に角まずは学校へ帰りましょう!」
学校(5時)
プルルルル、プルルルル!
理「はい!もしもし!」
美麗「もしもし!どうなってるの?」
理「あなた自身から掛けてくるなんて珍しいわね!」
美麗「戦争体験者のお話聞いて、予約した旅館へ行ったら門前払いされたのよ!『キャンセルされました』ってね!」
理「私がしたのよ!」
美麗「何を?」
理「あなたでしょ!新幹線の貸し切りをキャンセルしたの!先回りしてた星田先生から聞いてびっくりしたわよ!」
美麗「フッ、あんなのより飛行機の方が3倍早いんだから良いでしょ!」
理「それで勝手に集合場所を変えた挙げ句、約束を守っていた生徒を置いていくのはどういう事かしら?」
美麗「何が言いたいのよ?」
理「今、すぐに帰ってきなさい!」
美麗「そんなこと・・・」
理「飛行機の予約と新幹線のキャンセルができるあなたなら朝飯前なんじゃないの?」
美麗「断ると言ったら?」
理「修学旅行は中止!自分達で宿を探すのね!まあ、今から行っても100人越えの学生達を泊められる旅館なんて見付けるのに苦労するでしょうね?」
美麗「そんなの他の部屋の人間を追い出してでも!」
理「そんなことしたら、学校の評判が更に落ちる一方よ!」
美麗「戻ってどうする気?」
理「修学旅行をやり直すのよ!」
美麗「何それ?意味分からないわ!」
パッ!
香「最初からやり直すんですね?理事長?」
理「ええっ、でないと彼の腹の虫が収まらないわよ!今日は帰ったら、新大阪駅近くのホテルに全員泊まらせるから!」
香「分かりました!」
プチッ!
理「修学旅行を1からやり直すことにしたから!」
楓花「理事長、ありがとうございます!」
理「彼自身の過失の場合は無理だけど、過失でない限りは、こうしないと納得しないんでしょ?」
楓花「はい!」
理「多分、飛行機移動となると疲れが出るから新大阪駅近くのホテルに全員泊まらせるから!私の車で送ってあげる!」
八期「ありがとうございます!」
一方
美麗「もう!なんでこうなるのよ?意味分かんないわ!」
トントン!
美麗「何よ?」
明「美麗?」
零「ちょっと来てくれないかしら?」
秀喜「大丈夫、手は出さない!それだけは約束する!」
杏「正直に答えてね?」
香「逃がさないわよ!」
物陰
美麗「だから、私は八期(アイツ)のせいで困ってるって言うから・・・、じゃあ八期が居ない方が旅行が平和になると思って・・・」
明「言ったよね?八期はむしろ被害者なの!」
杏「八期君自身が騒動を起こした訳じゃない!」
秀喜「アイツはむしろ騒動に巻き込まれた被害者だ!」
零「それに濡れ衣を着せられて、反撃してるだけ!」
香「何も知らない部外者が首突っ込んでんじゃねーよ!」
美麗「ヒー!」
ドン!
零「それで誰?」
美麗「えっ?」
零「八君が邪魔とか言った輩は誰だって聞いてるのよ!」
美麗「わ、わ、分かった!教えるから!」
その後
萌美「えっ?」
瑞「何ですか?」
香「あなた達は今から、自分達の持ってるお金で家に帰ってもらうわ!」
萌美「えっ?なんで?」
瑞「意味が分かりませんよ!」
零「話は全部美麗から聞いたわ!」
萌美「美麗!」
瑞「なんで言ったのよ!」
香「あなた達は、お小遣いとして持ってきている7000円で帰りなさい!」
萌美「そんな!」
瑞「私達の何が悪いんですか?実際アイツのせいで旅行がおかしくなったのは事実でしょ!」
零「事実でも、人の思い出を踏みにじる行為はいじめよ!さあ、強制学校か?7000円で帰って別教室か?2つに1つよ!」
萌美「分かりましたよ!」
瑞「7000円で帰れば良いんでしょ!」
美麗「大変そうね・・・」
零「美麗!あなたもよ!」
美麗「わ、私も?!」
零「主犯なんだから当たり前でしょ!カードと携帯電話は先生に預けて、所持金7000円で帰りなさい!」
美麗「ああ、返して!それだと予約出来ないじゃない!」
秀喜「どうせ、使用人か誰か呼んで、プライベートジェットで帰るって魂胆だろ?もしくは、『お金は沢山出すから!』とか言って強制的に飛行機か新幹線か高速バスを予約するんだろう?」
美麗「そんなことするわけ無いじゃない」
明「嘘だね!よくやってるの見てる!」
美麗「そんなのどこに?」
パッ!
美麗『どれだけでもお金出すからどうにかしなさい!』
理珠「これでもシラを切るつもりですか?」
美麗「なんでこんなのが・・・」
香「ちゃんと学校に帰ってこれたら全て返すわ!」
美麗「覚えてなさい!」
こうして修学旅行は1日ずれてやり直しとなった。
- Re: ナンバーズ8 ( No.438 )
- 日時: 2024/10/11 22:35
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
436話・ドキドキの修学旅行(明と8)・・・②
宿部屋
芹「ハー!疲れた!」
夢「なんで、戦争体験者の話を2度も聞かないといけないのさ?」
明「やり直しだからね!」
杏「でも、流石に違う人だったから別の視点が分かったな・・・」
零「それは得したんじゃない?」
夢「いや、私集中力無くて、長い話とか苦手!5分以上同じ体勢なんか出来ないよ!」
芹「むしろ病気じゃないかしら?」
葉月「それより、今回は八期とは別部屋だが、隣に居るんだよな?」
夢「何でなのさ?男子は男子だけの建物か、階毎に分けるでしょ?」
芹「一緒の部屋よりは大分マシですよ!近くに居るだけでどれだけ緊張したか?」
葉月「なにもされてないんだよな?」
芹「それはそれでなんか嫌なのよ!」
明「そんな騒がなくたって、隣のその隣は先生達なんだから!」
零「そう言えば、恵ちゃんとか渚ちゃん大丈夫かな?」
杏「ああ、あの2人はLGBT関係の子だもんね!」
明「あの2人は、他にもLGBT関係の生徒が数人居たから、その子達と班組んでるんだって!」
零「それは良かった!」
一方の隣の八期班
秀喜「はい、班長!今日の旅の感想は?」
八期「最初は複雑だったけど、途中からどうってこと無かった!」
歩「それは良かった!」
一輝「新幹線の中で、仲良く騒ぎたかったんだよね?」
八期「騒ぎたいと言うより、一緒に遊びたかったってところかな?」
秀喜「どっちにしろ変わんねーよ!それで、隣に夢原とかが居るわけだが・・・」
八期「何が言いたいの?」
秀喜「部屋覗きに行くか?」
八期「覗きは犯罪じゃん!」
歩「後が怖いよ!」
一輝「僕らがなんで女子棟に入れたと思ってるの?」
秀喜「お前ら乗り悪いな!別に覗きに行かなくても堂々とトランプとかUNOでも持っていて皆で遊べば良いじゃん!何なら王様ゲームでも良いぜ!」
八期「入れてくれるかな?」
一輝「今は、待機時間だからね!」
秀喜「夜で良いじゃないか!晩御飯と風呂の後に!」
一方
葉月「3人は八期と同じクラスで、八期をいじめから守ってるんだよな?」
芹「それに夢原さんは小1から同じクラスだそうで?」
杏「うん、小学校1年生からずっと同じクラスだよ!」
夢「そんな奇跡あるの?」
杏「だって、生徒が段々と減っちゃったから・・・」
全員「ああ・・・」
零「私は4年生の時に転校してきて・・・」
明「私は5年生の時からずっと同じクラス!でも、付き合いは3年の時から合ったよ!」
零「そうなの?」
明「あの時は、田中と同じクラスだったからさあ!覚えてるよ!教室の鍵が失くなったって騒いでた年でしょ?」
杏「3年生の時はそれが1番多かったよね!」
零「そうだったんだ!」
明「その時からいじめ酷くて、よくうちのクラスに逃げ込んでたもん!」
夢「だから知ってるんだ!」
明「そう言えば、夢っちって八期の事どう思ってる?」
夢「えっ?杏のストーカー!」
杏「えっ?」
夢「だって、杏に対しての態度がおかしいもん!それに杏と居る時間もなんか長いし・・・」
明「いや・・・」
零「私達も居ますが?」
夢「1年生の時から一緒なんでしょ?」
杏「うん、その時からいじめがあったよ!周りに味方は居なくて・・・」
夢「情けな!女子に助けてもらうなんて!」
杏「そんな酷いこと言わないで!誰も自分の事を守ってくれないんだよ!私はそんな子を見捨てられなかった!だから、助けたの!何?泣いてる子が居たら見捨てろって言うの?」
夢「杏もお人好しね!」
葉月「いや、あんたの隣に、猫のようなお人好しが居るけどな!」
芹「誰が、猫よ!」
葉月「高いところが嫌いなくせに、木に引っ掛かったボールや物を木登りして取ったはいいが、降りられなくなった奴のどこが猫じゃないんだよ!」
零「猫だ!」
明「夢っちって八期に対して結構辛辣だけど、何かされた?」
夢「お風呂で・・・」
杏「あれは夢ちゃんが悪いんじゃん!」
夢「だって、杏は私の幼馴染みなのに、アイツと喋ってたり、一緒に行動してたら・・・、腹立つじゃん!」
葉月「それただの嫉妬だろ?」
夢「だって、男は皆羊の皮を被った狼なんだよ!純粋な杏がアイツの毒牙にでも成ったらって思うと・・・」
零「なんで八君限定?」
夢「杏と話してる男子は八期しか居ないし!」
杏「いや、私も男子とそんなに話さないし!」
明「夢っちが思ってることは絶対無いと思うよ!」
零と杏以外「えっ?」
零「私もそう思う!」
芹「なんでそう言えるの?」
明「私さあ、一時期八期と付き合ってたんだよね!」
全員「ええっ!!!!」
明「あっ、付き合ってたって言っても、小5の時に孤立してた八期に話し掛けて友達に成ろうとして、アイツの遊びとか話し相手に成っただけだよ!」
杏「あっ、そう言う感じね!」
芹「びっくりしたじゃない!」
明「それで、なんとか心を開いてもらおうと禁断の言葉を言ったみたんだ!」
全員「禁断の言葉?」
明「今思えば、危ない言葉と思ったけど、八期は大丈夫だって、今では信じてる!」
杏「なんて言ったの?」
明「『八期がやりたいことなら何でもやるから』って言ったの!」
芹「めちゃくちゃ危ないじゃない!」
葉月「よく男子の前で言えたな!」
明「そしたら八期は何を頼んだと思う?」
夢「どうせ『服を脱いで』とか『胸触らせて』とか言ったんでしょ?」
杏「どっちも絶対あり得ない!」
夢「はあ?普通男子ってそんなもんでしょ?」
零「八君、胸嫌いだし、痴漢の気持ち分かんないし!」
葉月「それで何を頼まれたんだ?」
明「なんか、流行りのゲームとか、謎解きクイズとか、ちょっとした質問とか、アニメの話とか、八期自身が考えたゲームやストーリーについてなどを聞かされてたな!」
夢「えっ?じゃあ・・・」
明「下心は一切無い!私が思うに本人は、自分の楽しかった事とか、興味のある共通項の話に入りたいけど、邪魔者扱いや自分の知らないルールや聞いたことの無い物が出てきて、話せなくなってるんだと思うんだよね!」
零「コミュニケーションが下手なのは松本先生がよく言ってる!」
明「むしろこっちから、デリケートな単語を言ってからかうと耳塞ぐんだよね!」
零「聞きたくないそうです」
明「そしたら『女子でもそんな話するの?』っ聞かれてさ!」
葉月「まあ、する奴はするよな」
明「ただ、『胸を大きくしてどうなるの?』って言われた時は反応に困ったな・・・」
夢「女子のシンボルを否定!」
明「『客観的に見て魅力に感じない?』って言ったら?『感じない!むしろ気持ち悪い!あと実用的な理由で!』って言われた!」
芹「それが八期だもの!」
零「それより明ちゃん、めちゃくちゃ八君と仲良いね?」
明「どういう意味?」
零「身体的と言うか、ちょっとエッチな話って八君は自分から言うことはないの!周りから嫌われると思って!
でも、エッチな話を自分から話そうとする人は希お姉さん以外で居ることを今初めて知った!」
明「まあ、私は杏と違って多少の性知識はあるし、そこまで気にしないし・・・」
夢「杏ってまだ保健苦手だったの?」
杏「私が悪いんじゃなくて、教科書の内容が悪いんだよ!」
芹「終戦直後の教科書じゃあるまいし・・・」
夢「でも、あの時は小学生!中3となったら流石に・・・」
明「今でも、『何でも』を使ってきたけど、八期から『エロイ行為』についての頼まれ事は1度も来たこと無い!」
夢「ええっ!!!!あっ、もしかしたら明ちゃんが恋愛対象に入ってないとか?」
零「それもあり得ない!」
夢「なんで?」
零「八君は身近な人の裸程見ようとしないから!」
夢「でも、心のどこかでは・・・」
零「期待はしてるでしょうね!でも、あり得ない!」
夢「じゃあ、嫌いな人は見るの?」
零「見ないでしょ!でも、明ちゃんの事は好きなんじゃないかな?」
明「えっ?」
零「だって、八君、明ちゃんみたいな完璧超人が好きだって言ってたよ!」
明「多分、それは憧れじゃない?私は杏だと思ってるけど・・・」
杏「私?」
明「小1からの付き合いなんでしょう?八期は世話焼きタイプが好きだし・・・」
零「あと、孤立してて寂しそうな顔をしてる女の子にも興味あるって言ってたような?」
杏「2年生の時はそんな事合ったけど・・・」
全員「合ったんだ!」
杏「私は零ちゃんだと思う!いじめを助けてもらったりと恩があるし!」
零「それを言ったら、杏ちゃんや明ちゃんも同じじゃない?」
葉月「譲り合い発生してるな!」
芹「知らないわよ!どうせ私は候補に入ってないだろうし!」
八期班の部屋
秀喜「男子だけど、恋ばなしようか?」
八期「ええっ!!!!恥ずかしい!」
歩「うちはそんな話しないし!」
一輝「ぼくも話せるような相手が・・・」
秀喜「仕方無い、俺から話すとするか!」
八期「どうぞ!」
秀喜「俺さ、夢原に告白されたんだよね」
八期「えっ?」
歩「凄いじゃん!」
一輝「良かったね」
秀喜「いや、断ったよ!勿論俺から!」
八期「何で?」
秀喜「俺のタイプじゃなかったから!」
八期「そうなんだ・・・、秀喜の好きなタイプは?」
秀喜「見た目ギャルっぽいけど、中身は天才の完道みたいな奴かな!」
八期「えっ?」
歩「そう言えば、岡田さんが告白されてたところ見たよ!」
八期「えっ?零ちゃんが?」
果たして八期の本命は?
- Re: ナンバーズ8 ( No.439 )
- 日時: 2024/10/14 20:31
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
437話・ドキドキ修学旅行(絶対命令!セクハラ王様ゲーム・前半戦)・・・③
お風呂も夕食も終わり・・・
トントン
零「あっ、秀喜君!どうしたの?」
秀喜「入って大丈夫か?」
零「ちょっと、待っててね!」
数分後
零「どうぞ!上がって!」
男子達「お邪魔します!」
明「おっ、皆ここへ何しに?」
秀喜「なあ、王様ゲームしないか?」
明「いいね!やろう!やろう!」
杏「絶対企画してたでしょ?」
明「あっ、バレてた?」
杏「割り箸集めてたし!」
夢「でも、王様ゲーム楽しいじゃん!」
芹「ですが、過激な命令されたら・・・」
明「何恥ずかしがってるのさ?」
葉月「むしろそういう命令が無いと盛り上がらないだろう!」
秀喜「取り敢えず絶対命令でやるぞ!」
全員「ええっ!!!!」
明「あっ、この絶対命令は八期に対してだよ!」
全員「えっ?ええっ!!!!」
八期「僕が?」
秀喜「この王様ゲームの盛り上がりはお前に掛かってるからな!」
明「でも、あんまり過激な命令出すと後が怖いよ!」
八期「そんなの分かってるよ!」
夢「と言うか、八期の絶対命令ってどんな感じよ?」
明「場に相応しいかそうでないかを八期が選択して良いってこと!」
杏「どう言うこと?」
明「この命令嫌だな、って思った時に、八期に抗議すれば、八期判断で命令を緩めたり、根本から変えることが出来る!」
芹「それ完全に八期が制御することになるじゃない!」
夢「そんなのズルいよ!」
明「でも、芹は恋愛系避けそうだし、夢っちは杏と聞いたら命令変えそうだし・・・」
一輝「でも、伝説の生徒会長やってきた八期から信頼出来るんじゃない?」
歩「そうだよね、もしそんな恥ずかしい命令を認めたら、伝説の生徒会長なんか認められてないよ!」
杏「そうだよね!」
葉月「なんたって、芹と一緒に寝ても何も起きなかったしな!」
芹「ちょっと、葉月!」
八期以外「へー!」
芹「止めて!そんな顔で私を見ないで!」
明「まあ、八期を信じなよ!」
夢「ええっ・・・」
芹「なんでなのよ!」
八期「それで何回やる?」
秀喜「一応、人数分の10回でどうだ?」
全員「賛成!」
明「時間余ったら、何回か延長!」
1回戦
全員「王様だーれだ?」
明「あっ、あたしだ!」
夢「明ちゃんなら安心だね!」
明「じゃあ、4番と6番がキス!」
全員「ええっ!!!!」
夢「いきなり、ぶっ飛んでるって私6番!」
杏「4番は私だ!」
夢「よし!ちゃっちゃっとやろう!」
杏「えっ?そんなの嫌だよ!」
夢「でも、王様の命令は絶対でしょ?それに女の子同士なら・・・」
杏「それでも恥ずかしいよ!八期君!抗議!」
八期「誰と誰がキスはダメでしょ!」
夢「何でよ!」
八期「同性でも嫌なものは嫌なんだから!」
明「じゃあ、4番が6番にキスならどう?」
杏「えっ?」
八期「それはOK!」
杏「何が違うの?」
明「取り敢えず、4番がだから、夢っちはそこで構えてね!」
夢「座っとけば良いの?」
明「うんうん」
夢「さあ、杏!ドンと来い!」
チュッ!
夢「何で、指なのさ!」
杏「だって、『口にしろ!』とは言われてないから!」
夢「そんなの無いよ!」
明「だから、八期はOKしたんだよね?」
八期「うん!誰と誰がだと口付け一直線だけど、誰が誰にだったら口だけとは限らないからね!僕でも手か指を選んでた!」
芹『ちゃんと相手の事も考えてるのね!』
2回戦
全員「王様だーれだ?」
秀喜「俺だ!」
明「田中どうぞ!」
秀喜「1番と8番が子作り!」
八期「出来るか!」
葉月『女子より早い突っ込み!』
秀喜「バカ、本当にするんじゃねーよ!そういう風に見せるんだよ!」
夢「いやいや・・・」
杏「恥ずかしいよ!」
芹「あんた自分の言ってること分かってる?」
歩「ちなみに1番と8番は?」
杏「私1番・・・」
夢「えっ?」
芹「8番は?」
歩「うちじゃないよ!」
一輝「僕でもない・・・」
明「八期?」
八期「・・・」←赤面
秀喜「見せてみろ!」
八期「嫌だよ!」
夢「断るつもり?」
杏「夢ちゃんは私にどうなって欲しいの?」
八期「そもそも子作り知らないからな!」
秀喜「知らない奴が、何で顔赤く成ってんだよ?」
零「絶対知ってるわ・・・」
八期「そんなもん見せて何に成るんだよ!やってる方も見てる方も不愉快じゃん!」
葉月「それはごもっともだな!」
明「田中、命令変えて!番号はそのままで良いから!」
秀喜「分かった!じゃあ、1番と8番が抱き付くでどうだ?」
八期「それくらいなら・・・」
夢「何でよ!」
杏「夢ちゃん?」
歩「時間は?」
秀喜「1分で良いだろ!」
夢「正確に計るわよ!」
明「夢っちだと早く誤魔化すから私がタイマーやる!」
八期「どこから?」
杏「1分間の間に?それとも抱き付いてから1分?」
明「抱き付いてからでしょ?」
秀喜「ほら、構えろ!」
八期「2人で行く?それともどちらかが向かった方が良い?」
明「向かった方が良いんじゃない?」
八期「どっち?」
杏「私はどっちでもいいよ!」
八期「じゃあ、失礼します!」
杏『男の子と抱き合うなんて初めて!』ドキン、ドキン
八期『あっ、抱き付くとこんなに胸の感触が分かるんだ!まあ、だからと言って、それがなんだ?って話なんだけど・・・』
零『って思ってる顔ね!』
1分後
ピピピ!ピピピ!
明「はい、終了!」
八期「あっ、失礼しました」
杏「気にしてないよ!」
夢「さっさと離れなさいよ!」
明「そんな急かさなくても・・・」
3回戦
全員「王様だーれだ?」
葉月「私だ!」
芹「葉月なら安心ね!」
葉月「5番は服を1枚脱ぐ!」
明以外の女性陣「ええっ!!!!」
芹「ちょっと、なんて命令を・・・」
葉月「これくらいはまだマシと言うか、定番の命令だぞ!」
夢「どこがですか?」
零「それより5番は?」
明「あっ、あたしだ!」
芹「八期?」
八期「これはセーフでしょ!」
明「じゃあ・・・」・スルッ!
杏「ちょっと、ちょっと!」
夢「男子も居るんだよ!」
芹「何でパジャマのスボンを脱ぐのさ!」
明「フフフ、八期って上より下の方が興奮するんだよね?私のパンツ見たい?」
八期「いや、普通そこはヘアゴムとかヘアピン、相場は靴下とか上着だろう!」
秀喜「成る程、靴下を脱ぐと思ってOKしたのか!」
八期「普通、服1枚脱ぐなら、真っ先に靴下じゃん!」
明「残念!実は私は靴下履いてないうえ、上着も着てないし、ヘアピンもヘアゴムもしていません!さあ、私のパンツ見る?」
八期「誰でも良いから、明ちゃんの前座って!」
明「もう、上の丈長いから見えにくいのに!」
一輝「100%見えない訳ではないんですよね?」←目を隠してた
夢「あれ?そう言えば明ちゃんやる前に靴下履いてたし、上着も持ってなかった?」
明「ハハハ、夢っち!やる前に脱いだんだよ!」
女性陣『確信犯!』
4回戦
全員「王様だーれだ?」
芹「私だ!」
夢「せっちゃんなら安心ね!」
明「でも、攻めた方が良いことあるかも?」
夢「煽らない、煽らない!」
葉月「でも、王様に対しての命令だってして良いんだから!王様にキスとか?」
明「胸をマッサージとか!」
秀喜「ケツをマッサージとか!」
芹「セクハラ発言禁止!」
零「そうだよ!」
一輝「あまりの酷さに、八期も引いてるよ!」
秀喜「なんで引くんだよ!男なら食い付けよ!」
杏「マッサージはないでしょ?」
歩「八期的には何がマシ?」
八期「膝枕とか・・・」
芹「ちょっと、私まだ命令してないわよ!」
葉月「良いじゃねーか!参考になったんだから!」
芹「そうだけど・・・『膝枕か、八期は膝枕をセクハラと言う認識がないのね・・・、まあランダムだけどこのメンバーなら誰でも良いわ』、じゃあ、6番が王様の膝枕で横に成りなさい!」
葉月『やっと、攻めたな!』
八期「6番誰?」
芹『なんで初っ端で違うことが分かるのよ!』
一輝「ええっと・・・、はい!」
八期「一輝か・・・、御愁傷様!」
夢『うわっ!失礼!』
芹「何言ってるのよ!学園のマドンナの膝枕舐めんな!」
八期「一輝、気を付けろよ!変なところに頭置いたらビンタ喰らうかもしれないから!」
芹「そんなこと、やるわけないでしょ!」
八期「木から降りれないのを助けてやったら、ビンタして怒ったくせに!」
芹「悪かったわよ!あといつまで根に持ってるの?!」
一輝「時間は、1分で良いですよね?」
芹「10秒じゃダメ?」
八期「短すぎるだろ!1分で十分だ!」
芹「王様私よね?ねえ?」
一輝「失礼します」←芹の右足に頭を乗せる
明「ここから計るよ!」
1分後
ピピピ!ピピピ!
一輝「失礼しました」
秀喜「お前ら律儀だな!」
一輝「だって、僕の頭を乗せるなんて嫌だったと思うし・・・」
芹「そ、そんなこと無いわよ!気にしてないわ!」
八期「本当か?」
芹「本当よ!」
5回戦
全員「王様だーれだ?」
歩「あっ、うちや!」
八期「さあ、何でも来い!」
秀喜「この場合、そういう奴が当たりやすい!」
八期「止めて!」
歩「4番が尻文字!全員が当てるまで終わらない!」
一輝「どう言うこと?」
歩「うちが指名した人にお題出すから、分かった人からうちに耳打ち!全員が正解するまでやって貰います!お題は3文字から5文字で設定するよ!」
秀喜「それで肝心の尻文字担当は?」
杏「わ、私!」
夢「杏、当たるの2回目だね!」
明「まあまあ、尻文字とは言え丸出しにするわけじゃないんだから!良いよね?」
八期「う、うん!大丈夫だと思うけど・・・」
歩「杏ちゃん!こっちね!」
杏「うん!」
歩「これだよ!」
杏「やるよ!」
1回目
→・↗
↙・↘
↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
→
→
↓・↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
全員・赤面
杏「どうかな?」
秀喜「ヤベ・・・」
明「同性だけど・・・」
葉月「興奮してきた・・・」
零「はい!」
ゴニョゴニョ
歩「正解!」
2回目
→・↗
↙・↘
↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
→
→
↓・↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
八期「えっ?尻文字ってこんな感じなの?」
一輝「正直文字どころじゃない!」
芹「多分・・・」
ゴニョゴニョ
歩「正解!」
3回目
1文字目
→・↗
↙・↘
↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
3文字目
→
→
↓・↙・↖・↗・↘・↙
↙・↗・↘・↗
杏「あの、早く答えて!私皆にお尻向けて恥ずかしいんだけど?」
八期「多分分かった!」
一輝「僕も!」
歩「八期も一輝も正解!
ヒントは4文字だよ!」
4回目
1文字目
1画目・→・↗
2画目・↙・↘
3画目・↙・↖・↗・↘・↙
2文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
3文字目
1画目・→
2画目・→
3画目・↓・↙・↖・↗・↘・↙
4文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
杏「早く答えてよ!」
秀喜「わかんねえ!」
明「杏のお尻にしか目が行かない・・・」
夢「うわあ、ムラムラしてきた・・・」
杏「そこの3人!真面目にやってよ!」
葉月「はい!」
ゴニョゴニョ
歩「正解!
ヒントは食べ物だよ!」
5回目
1文字目
1画目・→・↗
2画目・↙・↘
3画目・↙・↖・↗・↘・↙
2文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
3文字目
1画目・→
2画目・→
3画目・↓・↙・↖・↗・↘・↙
4文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
秀喜「分かった!」
歩「正解!」
明「えっ?」
夢「杏のお尻が柔らかそうで・・・」
杏「もう怒るよ!」
歩「同じ文字が2つあるよ!」
6回目
1文字目
1画目・→・↗
2画目・↙・↘
3画目・↙・↖・↗・↘・↙
2文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
3文字目
1画目・→
2画目・→
3画目・↓・↙・↖・↗・↘・↙
4文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
明「分かった!!」
歩「正解!」
夢「近づいて良い?」
八期「そういう問題じゃねーよ!」
歩「杏ちゃんゆっくりやってあげて!」
杏「もう嫌だ!」
7回目
1文字目
1画目・→・↗
2画目・↙・↘
3画目・↙・↖・↗・↘・↙
2文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
3文字目
1画目・→
2画目・→
3画目・↓・↙・↖・↗・↘・↙
4文字目
1画目・↙・↗・↘・↗
夢「あっ、分かった!」
歩「そのまま答えて!」
夢「あんパン!」
歩「そっちじゃない!」
夢「えっ?あんまん?」
歩「正解!」
夢「やったー!良かった!」
零「イヤー、尻文字クイズって・・・」
芹「意外と恥ずかしいものね!」
明「服の上からなのに何でだろうね?」
秀喜「八期、恥ずかしくなって布団に顔埋めてるぞ!」
芹「それ私達の布団!」
零「私が使うから置いといて!」
芹「良いの?」
明「私も気にしない!」
夢「気にして!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.440 )
- 日時: 2024/10/19 06:56
- 名前: いくちゃん (ID: KwETyrai)
438話・ドキドキの修学旅行(絶対命令!セクハラ王様ゲーム・後編)・・・④
6回戦
全員「王様だーれだ?」
明「あっ、また私だ!」
夢「ええっ!!!!」
明「嫌そうだね!」
杏「むしろ私が言いたいよ!」
芹「本当にセクハラ系止めて下さいよ!」
明「それを決めるのは八期だから!」
葉月「そうなんだよな!」
秀喜「しかもどこまでOKで、どれがダメなのかも八期基準だからな!」
明「じゃあ、一気に行こう!1番と4番と5番と7番は、自分の今着てる下着の色を皆に発表!」
対象者「ええっ!!!!」
一輝「叫んだ人が対象者って分かったね」
秀喜「ちなみに、誰が何番?」
零「私、1番!」
夢「私が4番!」
芹「私が5番!」
杏「私が7番!」
歩「良く男子にいかなかったね!」
夢「八期、抗議!」
八期「ええっ?これくらい良いでしょ!」
夢「何でよ?」
八期「だって、『下着を見せろ』だったらアウトだけど、『下着の色』を言うだけだよ!色聞いたからって何なのさ?」
零「色だけならね!」
芹「色で済まないのよ!」
八期「何で?」
明「ハイハイ、王様の命令に従って!」
零「私は・・・、青!」
明「はい!次夢っち!」
夢「ええっ!!!!言わないとダメ?」
明「次進まないよ!」
夢「もう、く、く、黒だよ!」
杏「黒なんだ!」
夢「杏は一緒にお風呂入って一緒に着替えてたよね?」
葉月「次は芹!」
芹「ええっ!!!!何でなのよ!」
葉月「『下着を見せろ』じゃないんだから、色だけ言うなら簡単だろ?」
芹「コイツの倫理観はどうなってるのよ?」
零「多分、見ないのであればセーフってことなんじゃないかな?」
芹「嘘だとしても嫌よ!」
葉月「早く言えよ!」
芹「み、緑!」
葉月「嘘付け!お前着替える時赤だっただろう!」
芹「何で言うのさ!」
葉月「嘘ついても赤だろうと緑だろうと変わんねーよ!」
明「最後は杏だね!」
杏「ええっ、ピンクです!」
夢「白じゃなかった?」
杏「お風呂上がった時に変えたの!」
明「ちなみにだけど、男子達は自分の下着の色言える?」
八期「えっ?青だけど!」
秀喜「俺は黒だ!」
一輝「僕は白!」
歩「うちも白かな!」
葉月「これが男子と女子の違いだな!」
明「色言うことに抵抗は?」
男子達「無い!」
八期「脱いで見せろって言われたら抵抗あるけど!」
秀喜「まあ、同性の前ならともかく異性の目の前で脱ぐのはな・・・」
一輝「それが普通だよね?」
芹「いや、普通色でも恥ずかしいでしょ?!」
夢「明ちゃんは言えるの?」
明「あたしはオレンジ!」
夢「ちょっと!」
明「色くらい余裕だよ!何なら形も・・・」
杏「言わなくて良い!」
芹「葉月は?」
葉月「えっ?」
芹「全員発表したんだから、1人だけ言わないとか無しよ!」
葉月「おい!これも王様ゲームの意味無くなってるじゃないか!」
芹「八期、葉月も言う責任あるよね?」
八期「そりゃ、葉月以外全員言ったなら言うべきだよね?」
葉月「おい!コラ!ズルいぞ!」
明「ハズッキーも言っちゃいなよ!」
葉月「ああ、もう!黄緑だよ!」
杏「6回戦、あんまり意味なかったね?」
夢「そうだね」
7回戦
全員「王様だーれだ?」
一輝「あっ、僕だ!」
八期「これは楽しみだな!」
一輝「どんな命令にしようか迷うな・・・、変な命令して困らせるのもあれだし・・・」
明「運動系でも良いんじゃない?」
一輝「じゃあ、2番が3分間逆立ち!」
葉月「2番誰だ?」
明「あたしだ!壁付いても良い?」
一輝「それは勿論!」
夢「運動系って運動神経悪い人にやらせると面白いんだけどね・・・」
杏「明ちゃんだと、いまいち盛り上がらない!」
明「よっと、こんなの簡単、簡単!」
全員「あっ!」
明「どうしたの?」
一輝「明さん、パンツ丸見え!」
明「えっ?1回下ろして・・・」
八期「これはダメでしょ!」
明「何でよ?」
秀喜「まさか完道のパンツを見たいからか?」
八期「いや、やる前に気付けよって話!」
杏「ああ・・・」
零「納得!」
芹「しかも、自分から下脱いでたしね!」
杏「私としてはさっきのお返しと思えば・・・」
明「杏!さっきは悪かったから許して!」
八期「本当にオレンジの下着だった!」
明「まじまじと見ないで!」
零「さっき見るように促してたのはどこの誰だっけ?」
葉月「しかも上まで落ちてるからブラも見えるのよね!」
明「ううっ、それよりあと何分?」
一輝「あっ、忘れてた!」
ピッ!
明「ちょっと!1分オーバーじゃない?」
3分後
明「ああ、体だけでなく心も痛い!」
杏「お疲れ様!」
明「ズボン履いて良い?」
八期「どうぞ!」
明「良かった」
8回戦
全員「王様だーれだ?」
零「あっ、私だ!」
杏「零ちゃんはどんな命令するんだろう?」
零「『一か八か掛ける!』8番は王様にバックハグ3分!」
秀喜「これは男だとちょっと嬉しいだろうな?」
一輝「誰だろうね?」
歩「うちちゃうよ!女の子の中に居る?」
夢「違うね」
八期「僕だ!」
零『やったー!』
八期「じゃあ、後ろから失礼します!」
零「お願いします!」
ギュッ!
零『ああ、気持ちいい』
妄想タイム
零「あれ?」
赤ちゃん『アバババ・・・』
零「えっ?この赤ちゃんは?」
八期「どうしたの零ちゃん?」
零「八君、この子って?」
八期「何言ってるのさ!僕と零ちゃんの娘だよ!」
零「む、娘?か、可愛い!」
八期「僕が君を愛するように、零ちゃんはこの子に愛情を注いで行かないと!」
零「うん!勿論だよ!2人で頑張ろう!」
妄想終わり
零「2人で・・・、ちゃんと育てよう!」
明「なにを育てるの?」
零「えっ?キャー!」
杏「零ちゃん途中で寝てたよ!」
夢「3分のところが10分に成ってたよ!」
零「良かった!」
芹「良くないわよ!」
葉月「何でだ?」
芹「自由時間限られてるし・・・」
八期「そうだね」
9回戦
全員「王様だーれだ?」
杏「やったー!遂に私だ!」
夢「杏は指名されまくってたからね!」
杏「でも、どうしようかな?攻めた方が良いの?」
八期「そこは杏ちゃんの好きに!」
杏「じゃあ、5番が王様を3分間膝枕する!」
葉月「5番は誰だ?」
夢「私じゃない!」
秀喜「俺も違うな!」
明「あたしでもない!」
八期「えっ?」
一輝「八期?どうした!」
八期「良いのかな?」
夢「あんたが5番だったの!今すぐ撤回しなさい!不健全よ!」
明「いやいや、芹が一輝に膝枕してるのに、八期が杏にやらないのは不公平でしょ!」
零「それに、杏ちゃん自身から膝枕頼んでるし!」
八期「良いのかな?」
杏「私から行くね!」
明「頭付けた瞬間からね!」
杏「失礼します!」
ピッ!
八期「ほおほお・・・」
秀喜「なんだその声?」
八期「僕、膝枕はされる側より、やる側が好きかも!」
零「そうなの?」
八期「撫でて良い?」
杏「髪をめちゃくちゃにしないなら・・・」
八期・ナデナデ・・・
杏「あっ、眠くなりそう・・・」
夢「あの、早く終わってくれないかな?」
明「まだ、2分も経ってないよ!」
夢「嘘でしょ?こんな光景見るなんて地獄だよ!何で幼馴染みが男に膝枕してもらってる光景を見なきゃいけないの?」
秀喜「推しが結婚して嫉妬するファンか!」
3分後
ピピピ!ピピピ!
杏「ああ、気持ち良かった!」
八期「そう?」
杏「うん、寝心地良かったよ!」
八期「ありがとう」
杏「お礼はこっちの方だよ!またいつか機会があればお願いします」
八期「分かった!」
夢「何今の台詞?」
杏「夢ちゃんも体験したら?」
夢「い・や・だ!」
明「そんな嫌がらなくても・・・、八期機会が合ったらあたしも!」
八期「良いよ!」
10回戦
全員「王様だーれだ?」
八期「僕だ!」
秀喜「最後の最後に持って行く奴だな!」
夢「どんな変な命令するのか?」
明「八期はそんな命令しないよ!」
八期「決めた!2番と3番と8番!僕の長所を5つ言って!早い者勝ちで被り無し!」
明「2番は私だ!」
零「私3番!」
杏「8番は私だよ!」
葉月「これは面白そうな3人に当たったな!」
八期「見た目的なもの以外で、例えばこう言う時に助かるとか、役に立つと言うか・・・」
3人「う~ん・・・」
零「まずは絶対命令が使えるからこそ、後先と言うか皆の事を考えてる!いわゆる弱いものの味方だよね?」
明「そうそう!」
杏「それで言うと、絶対命令を使ってた時は、自分のためには使ってないところが良かったよね?」
明「そうそう!結構中立的だったと言うか、分からない時は先生や私達に相談する程慎重派だったよね?」
秀喜「全員1つで良いか?」
八期「うん!他には?」
零「嫌な目に合ってるからこそ、言い方の注意を促してたよね?」
芹「どう言うこと?」
零「ほら、潔癖症とか男性恐怖症を言い訳する人達に対して、『もっと柔らかい言い方をするように』って!」
杏「あと寛容的なところかな?赤ちゃんが泣いてても、気にしないどころか『可愛い泣き声』って文句言わないし!」
明「あと、お年寄りや妊婦さんに子育て中のお母さんなどに席を譲ったりする行為が優しいよね!」
2人「そうそう!」
杏「あと正義感が強くて・・・」
零「勝負となれば、自分の事でも素直に認めるよね?」
夢「それは違うんじゃ?」
芹「そうよね?」
秀喜「明らかだった時だよ!」
明「周りに流されずに正直に素直に話してくれるところかな!」
秀喜「これで全員あと2つか?」
八期「うん」
杏「真面目で素直!」
零「家事を率先してやってくれる」
明「相手の様子を伺うところ!例えば『楽しんでるのは自分だけかな』って気にしてるところは、相手を思っての行動だと思うし!」
零「あと紳士的!」
杏「下品な言葉や殺伐とした言葉は避ける傾向あるし!」
明「なんたって下心を感じない!」
2人「うん!」
明「そもそも、絶対命令を入れたのも八期が紳士的な人間ってアピールしたかったからなんだよ!」
八期「そうだったの?」
明「うん、田中と話し合って!」
杏「それは私も知らなかった!」
秀喜「だから、俺と完道はわざと卑猥な言葉を使ったんだよ」
八期「わざとだったんだ!」
秀喜「一部はガチもあるが、普段は女子の前で攻めた命令使わねえから!」
明「私も!」
芹「そうなの?」
明「夢っち!」
夢「何?」
明「今日王様ゲームやって分かったでしょ?八期は他の男と違って、自分の欲望の為に命令はしないんだよ!」
杏「そうだよ!さっきから文句ばっか言って・・・」
ガチャン!
香「コラ!そろそろ消灯時間だぞ!」
全員「は~い!」
八期「じゃあ、皆さよなら!」
明「またやろうね!」
八期「うん!」
こうして王様ゲームは幕を閉じた。
香「あっ、八期!」
八期「はい?」
香「ごめん、ちょっと来てくれないかしら?」
八期「えっ?僕何かしました?」
香「あなたじゃないんだけど···、零も一応来て!」
零「はい!」
※『少年教師有』·204話に続く
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