二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーズ8
- 日時: 2019/07/27 16:34
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!
僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!
- Re: ナンバーズ8 ( No.507 )
- 日時: 2026/01/07 21:30
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
502話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・①
香「と言う訳で、明日から生徒会長の立候補が始まるから、興味のある生徒は職員室か私のもとへ!」
全員「は~い!」
香「先に言っておくけど、人任せにすると、自分の思いどおりに行かないことにも成るから、だからと言って生徒会長が自由に出来るわけでもないけど、文句が言いたくなるくらいなら自分が立候補することね!
ただ、自分がどのような学校にするかを考えておかないと勝てないけどね!」
全員「は~い!」
香「でも、これだけは覚えておいて!『生徒会長に選ばれると言うことは、生徒を代表して教師から自分達の自由を上手く奪う責任があると言う事だから!』」
八期「どういう意味ですか?」
香「自分の発言に責任持てってことよ!たとえそれが可決されたとしても、その事柄で揉め事が起きた時に責任を取られるのは生徒会長なんだから!」
八期「そうですよね」
香「八期、あんたがもう一度伝説の生徒会長やっても良いのよ!」
八期「嫌ですよ!僕は絶対命令は二度と使わないと決めましたから!」
放課後
明「生徒会選挙の季節が来たね」
杏「うちは、最高学年が同学年以外のリーダーが出来ないから、よっぽどのことがない限り、後期で生徒会選挙やらないもんね!」
秀喜「それにしても八期、お前生徒会長やらないのか?」
八期「やらないよ!そう決めたし、結構時間取られるし!」
秀喜「まあ、自由な時間を取られるのが嫌だからやりたくないって人間が多いよな!」
理珠「そういう人程、班長で逃げますよ!」
八期「それに、今年は2年生の誰かがやるんじゃないの?」
理珠「生徒会長経験者又はリーダー点が生徒会長と同等の点数なら1年生でも立候補は出来ますよ!」
トントン!
佐伯「八期居るか?」
八期「あっ!佐伯じゃん!どうしたの?」
佐伯「お前に頼みたいことがあるんだ!」
秀喜「八期に頼み事なんて珍しいな!」
明「まさか、数合わせでキツイ仕事とかさせるんじゃ無いでしょうね?」
杏「もしくは万引きとか?」
佐伯「なんで、物騒なものしか出てこないんだよ!」
零「過去に合った出来事だけど?」
佐伯「それより八期一生のお願いだ!」
八期「何だ?」
佐伯「お前、もう一度生徒会長をやってくれ!」
全員「えっ?」
八期「なんで?」
佐伯「実は、高等部の前会長が三葉主なんだ」
八期「ああ、美麗の幼馴染みだよな?」
佐伯「その主のせいで、アニ研が無くなったんだ!」
八期「はあ?」
佐伯「アニ研だけじゃない!漫研も、その他吹奏楽を除く文化系の部活はこの高等部に一切無い!」
秀喜「なんだって!?」
佐伯「運動部に至っては、メジャーなスポーツ又は過去10年間で全国大会(出場数が50以上の大会)出場経験がある部活でないと許されてないんだ!」
明「つまり、八期に生徒会長に成って貰って・・・」
佐伯「中等部でやってた全ての部活動を復活させたいんだ!そうしないと、美麗に強制的にアイ活をやらされる!」
秀喜「どういう事だ?」
佐伯「実は、主が校則に『全校生徒は必ず部活動を行うこと!ただし、塾通いの生徒のみその限りではない』ってのを作ったんだ!」
杏「酷い!人の事情も考えずに!」
佐伯「ただ、その分部活動で使われる備品は無償提供されるんだ」
明「王コンツェルンが支給するからだね」
零「強制的にアイ活をやらされるってのは?」
佐伯「先輩曰く、アニ研を潰された直後に、夢を失って途方に暮れた直後に、王美麗って奴から
『部活動が無いならうちに来なさい』って、
しかも、否定すら出来ずにトントン拍子で勝手に入れられたんだって!」
明「美麗は人の話なんか聞かないからね!いつの間にか入れられてるんだよ!
しかも、先に親の方にお金渡して契約すると言う外堀から埋めてくるから、後戻り出来ないんだ!」
杏「明ちゃんも?」
明「あたしは本人と直接話して!それに最初から『お金は要らない』って言ったけど、しつこいんだよね!
今は、ちゃんと返してるから、いつでも抜けられる!」
佐伯「そうなんだよ!中にはアニ研の事を親にバラされた挙げ句、アニ研=オタクと捉えて、『オタクやるくらいなら、アイドルに成れ!それが無理なら勉強しろ』って言われたらしい!」
明「ああ、アイドルに向いてないと判断された生徒は、勉強しかさせられないんだよね。
美麗が連れてきた教えるのが上手い家庭教師とか、難関学校入学を何度も出してきた塾の先生を連れてきてるらしいから」
理珠「つまり、この高等部はメジャーなスポーツか、アイ活か、勉強しか出来ないと言うことですね?」
佐伯「しかも、1億円貰った上、学校の授業料だけでなく、塾やアイ活のレッスン料すら無料なんだよ」
秀喜「聞いてみれば至れり尽くせりって感じだが・・・」
明「やってみたら、自分のやりたいことをやらせてくれない苦行だよ!そんな横暴許せない!」
佐伯「だから、八期!この学校の自由を取り戻すためにもう一度生徒会長をやってくれよ!勿論絶対命令を使って!」
八期「無理!」
全員「えっ?」
八期「僕には生徒会長なんか出来ない!これはどうにも成らないから、声を掛けないで!」
零「そ、そんな・・・」
明「八期、皆困ってるんだよ!何とかしようと思わないの?」
八期「思うだけなら誰でも出来る!救える筈がないから断るしかないんだよ!」
秀喜「お前、自信無いのか?」
杏「大丈夫だよ!周りから反感勝ったのは最初だけで、任期が迫ってくる頃には皆『伝説の生徒会長』だって認めてくれたじゃん!」
八期「伝説の生徒会長?僕はそんな優秀な評価だと思ったことは1度も無いから!あんなもの『役立たずの生徒会長』だよ!」
希「それを言ってるのは八君だけだよ!」
零「そうだよ!誰にも真似出来ないことなんだよ!」
明「それよりこのままで良いの?」
八期「何が?」
明「このままだと、美麗が生徒会長に成っちゃうよ!研究部が無くなるよ!」
八期「大丈夫だよ!どうせ、理事長は零ちゃん」
佐伯「えっ?」
八期「・・・の伯母さん!理事長がバックになれば、うちの研究部の方が上!と言うことは研究部は無くならない」
明「それがそうも行かないんだ」
希「どういう事?」
明「美麗が生徒会長に成ったら、研究部はガチで乗っ取られる!」
八期「なんで?」
明「美麗が生徒会長に成ると、主が副会長又は学年代表で美麗のバックを務めるって言ってた!
主は研究部の『勝負を捨てる』やり方を気に入ってなかった!
だから、部活動を『勝負に貪欲なチーム』を育てる活動する場所を部
『レギュラークラスではないが、ひた向きに頑張る育成クラス』が活動する場所同好会
『自分の好きなこと、趣味でやる分』を愛好会認定する計画を練ってた!」
零「それって?」
明「美麗も主もアイドル研究部を乗っ取って、自分達の『アイドル育成愛好会』を部に昇格させて、『アイドル研究部』を愛好会に落とすつもりなんだ!そして部室もろとも奪うつもりだよ!」
秀喜「なんて血も涙もない奴らなんだ!」
零「八君!尚更八君が生徒会長に成るべきだよ!」
杏「そうだよ!八期君が生徒会長に成って、絶対命令を使えば、皆の自由を取り戻せるんだよ!」
八期「だったらさあ、この中の誰かがやったら?」
全員「えっ?」
八期「明ちゃんとかさあ!杏ちゃんでも良いよ!秀喜だって!零ちゃんは諸事情で無理かもしれないけど・・・」
杏「私にはちょっと・・・」
明「あたしも・・・、ほら部活の助っ人やってるし・・・、忙しいから生徒会長までやると体壊れる!」
秀喜「絶対命令が使えるのはお前だけなんだよ!」
八期「だったら、完璧超人の明ちゃんで良くない?絶対命令使わずとも『まあまあ』で喧嘩止められそうだし!」
明「全部は無理かな?」
八期「僕なんかとと比べ物に成らないくらい、コミュニケーション能力ヤバイ上、周りの意見だってちゃんと聞いてくれるし!めちゃくちゃ生徒会長向いてるじゃん!」
杏「確かに向いてそうかもしれないけど・・・」
零「私達は八君なら、美麗の暴走を止められそうと思って、信じてお願いしてるの!」
八期「そんなこと言われても出来ないものは出来ないんだよ!」
明「なんでそんなこと言うのさ!」
希「はあ~、さっきから聞いてみれば皆八君の気持ち分かってるの?」
零「えっ?」
杏「どういう事ですか?」
秀喜「絶対命令使えるのは八期だけしか・・・」
希「そうじゃなくて・・・」
明「嫌々生徒会長をやらせるのは間違ってるって事ですか?」
希「そうでもない!」
佐伯「ですが、谷川先生!八期に頼まないと俺ら生徒達の自由が・・・」
希「そんなこと八君だって分かってるわよ!分かってる上で断ってるのよ!」
全員「えっ?」
零「どういう事ですか?」
希「八君、生徒会長はやりたくないよね?」
八期「うん」
希「でも、生徒の皆は助けたいよね?」
八期「うん」
全員「えっ?」
杏「じゃあ、なんで断るの?」
希「あなたは、生徒会長をやりたくないんじゃなくて、
そもそも生徒会長に選ばれないって思ってるから断ってるんだよね?」
全員「えっ?」
八期「うん、そうだよ!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.508 )
- 日時: 2026/01/13 21:54
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
503話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・②
希「あなたは、生徒会長をやりたくないんじゃなくて、
そもそも生徒会長に選ばれないと思ってるから断ってるんだよね?」
全員「えっ?」
八期「うん、そうだよ」
明「そんなの、やってみないと分からないじゃん!」
八期「分かるよ!誰も、僕の名前だけ見て『アイツは無い』とか思ってリストから外すんだろ!
投票なんてただの人気投票じゃねえか!どうせ0票に決まってる!」
杏「ちゃんと公約を考えれば・・・」
八期「どんな?何を?ちゃんと約束出来るものでない限り僕は言わないから!」
秀喜「お前、0か100の話をしてるのか?」
八期「出来なきゃただの嘘つきだろ!」
零「宣言するんじゃなくて、『全力を尽くします』とか言えば良いのよ!」
八期「かといって、誰も僕の話なんか聞いてくれないんだよ!アイツらの中では僕は無い事に成ってるんだから!」
佐伯「俺達が絶対入れるから」
八期「だったとしても、勝てっこない!1人や2人入れたところで多勢に無勢じゃん!僕は100%勝てる見込みがない限り勝負なんかしない!
ましてや、人生を狂わせるかもしれない状況なら尚更だよ!」
明「じゃあ、このまま美麗に乗っ取られて良いの?」
八期「どっちにしろ結果が変わらないならやる意味もないよ!完璧超人の明ちゃんがやった方が学校を救えるよ!」
明「完璧超人・・・、完璧超人って何よ?」
八期「明ちゃんは何でも出来るし、何でも成れるし、コミュニケーションだって良い!人として出来上がって・・・」
明「八期が思ってる程、あたしは完璧なんかじゃない!」
バン!
杏「明ちゃん!」
八期「えっ・・・、そんなこと無いのに・・・」
希「確かに『完璧超人』って褒め言葉に聞こえるけど、
それは逆に周りから大きな責任を背負われる事に成ってるんだよ!」
八期「えっ?」
希「明ちゃんの言う『完璧じゃない』は、彼女にとっては周りからの期待が高いと言うプレッシャーにも成ってたから出てきた言葉だよ」
秀喜「だけど、俺には別の理由がありそうに聞こえたな!」
杏「うん、明ちゃん何か隠してると思う」
零「それよりも八君、生徒会長は?」
八期「美麗を追い出せるならやりたいよ!でも、投票で決める勝負なんて宛になら無い!」
杏「そうだよね、いつも0票か自分票!真面目にやっても、ふざけた人に票が入ってたし!」
秀喜「確かに、お前の言う通り、俺達だけで票を集めても過半数なんて遠いもんな!」
八期「それに身内だけの投票ってズルしてるように思えて嫌だ!」
零「それは皆、結構やってるよ!まあ、それでも信頼があるかどうかにもよるけどね!」
秀喜「それでどうするんだ?当たって砕けろ精神は無理か?」
八期「結果が変わらないんならやる意味もないし、そもそも相手にされないことは目に見えてるから!」
理珠「つまり、告白と違って好奇心も無ければ、皆の気持ちを知りたいと言う感情もないと言うことですね」
八期「どうせ、聞いたって『向いてない』の一点張りだよ」
トントン
蜜柑「あの・・・」
杏「あなたは!」
八期「たしか、明ちゃんのファンクラブ代表の!」
秀喜「そもそも君は中等部だよね?」
零「中等部の校舎高等部の隣よ!それに中・高合同で部活動やってるし・・・」
秀喜「簡単に行き来出来るのか!」
理珠「それで、八期になんの用ですか?」
蜜柑「口で説明するよりも来て貰った方が早いと思うので付いてきて下さい!」
『愛LOVE愛好会』部室
零「これは・・・」
杏「酷い!」
秀喜「スプレーで『死ね』とか『消えろ』ってあるぞ!」
八期「これをやったのって?」
蜜柑「恵利香さんのファンクラブの一部の部員です!恵利香さんが明さんと蓮さんは裏切り者だとファンクラブの皆に愚痴ってたので・・・」
杏「じゃあ、蓮さんのところも?」
蜜柑「そうらしいですよ!中にはモデルで着る衣装を切った人が、高額な賠償金を請求されてたとか・・・」
零「明ちゃんが生徒会長を拒んでたのは・・・」
蜜柑「同好会を裏切った事をよく思わない人達に反感を買うからだと思います。実際、私も桃子や林檎と喧嘩してましたし・・・」
秀喜「確かに、このまま完道が演説しても、演説中に怪我を負わせられたり、最悪殺されるかもしれないなあ」
杏「明ちゃん『もう限界』って言ってたけど、これも理由だったんだ」
零「これも?」
杏「こっちの話!」
八期「ちなみに、この部室をめちゃくちゃにした犯人は?」
蜜柑「勿論、3回目以降カメラ仕掛けて特定した為、今頃あっちです!」
八期「そっか・・・」
蜜柑「お願いです!私も八期先輩の絶対命令をマジかで見てました!先輩ならきっと良い生徒会長に成れます!
明ちゃんの想いも背負って生徒会長やってくれませんか?」
八期「想いだけで生徒会長に成れたら断れないよ!」
蜜柑「えっ?」
八期「頼まれても出来ないものがある!頼まれて『分かった』と言って挑んで負けたら?」
蜜柑「そこは全力を尽くしたと言うことで・・・」
八期「いや、全力を尽くす前に省かれて終わるだろうから最初からやらないんだ!そんなことするなら、他に美麗とは逆の発想する人間に頼むよ!」
蜜柑「そんな・・・」
杏「ごめんね、彼、投票の時はいつも0票だったから投票者のことを信じられないの!」
完道家
明の部屋
ベットの上
明「はあ~・・・」
回想
八期「だったらさあ、この中の誰かがやれば?」
明『そうだよね、その通りだよ』
回想
八期「だったら、完璧超人の明ちゃんがやれば良くない?」
明『私が完璧超人かあ・・・、そんなこと思ったこともないよ!』
回想
八期「僕なんかと比べ物に成らないくらい、コミュニケーション能力ヤバイ上、周りの意見だってちゃんと聞いてくれるし!めちゃくちゃ生徒会長向いてるじゃん!」
明『確かに、他者から見たらあたしが生徒会長向いてるかもしれないけど・・・』
回想(同好会から愛好会へ行って2週間後)
明「何これ?」
蜜柑「入ったら、こうなってたんです」
会員A「誰がこんな酷いことを?」
会員B「この衣装あともう少しで完成だったのに!」
回想終わり
明『あの時は1回で終わると思ってた』
回想(それから一週間後)
蜜柑「また、こんなに荒らされて・・・」
会員D「誰よ!こんなことしたの?」
会員E「部長が所属する焼き菓子同好会のメンバーじゃないですか?」
会員F「絶対そうですよ!部長この前喧嘩してましたよね?」
蜜柑「確かに喧嘩してたけど、ここまでする子じゃないって!」
会員C「よし!片っ端から犯人見付けるぞ!」
明「待って!勝手に決め付けたらそれこそ人間関係が壊れるよ!どこかに、あたし達にしか分からない場所にカメラ仕掛けよう!」
回想終わり
明『そしたらエリンギのファンクラブの子だってことが後で分かったんだよね』
回想
職員室
女子生徒A「自分の都合で同好会を裏切るなんて最低な行いだったから壊してやったのよ!」
男子生徒A「そうだ!そうだ!エリリン泣いてたんだぞ!」
女子生徒B「あんたの何が完璧超人よ!何が楽しいの天才よ!この裏切り者!」
男子生徒B「エリリンを泣かした罪は重いんだ!お前なんか天井の下敷きに成れば良いんだ!」
回想終わり
明『こうして、私と蓮にアンチが増えた!でも、あたしは皆を怒らせるために同好会に行ったんじゃないんだよ!』
回想(愛好会に行く前)
明「あたし、愛好会に行こうと思ってるんだ」
八期「なんで?同好会だと練習出来ないから?」
明「それもあるけど、愛好会へ行って美麗を同好会の皆と仲良くさせたい!」
八期「出来るのかな?」
明「出来る!あたしはそうやって友達を沢山作ってきたから!」
理珠「ですが、全てが上手く行くわけではありませんよ!」
明「大丈夫、大丈夫!」
八期「行くなら、頼みがあるんだけど・・・」
明「何?」
八期「愛好会の中身調べて貰える?」
明「成る程偵察と言うわけね!使えるものがあるなら伝えるよ!」
八期「完道さん!」
明「何?」
八期「同好会を捨てないよね?」
明「当たり前だよ!あたしは同好会と愛好会の仲を取り持ちに行くから!」
八期「無理だと分かったら美麗のことは諦めてね」
明「分かった」
回想終わり
明『でも、それが出来なかった
アイアイは美麗にボードを壊され、家族を失い・・・、 その後蓮とユニット組んで・・・』
回想(Dark&Rightライブ後)
町子「明、その後の愛好会については?」
明「正直な気持ちは美麗が許せない!でも、あたしは仲良くしたいって決めたから・・・」
町子「明、無理な時は無理で諦めるのも1つよ!」
明「えっ?」
町子「八期君も言ってたでしょ!美麗と仲良くなる事が無理なら諦めるって!」
明「でも・・・」
町子「世の中には、どうしようもないバカも居るの!そう、自分の言ってることが正しいと思ってるプライドの高いバカがね!」
明「・・・」
町子「まあ、どうするかはあなたに任せるわ!出来るなら出来る!出来ないなら出来ないをハッキリさせときなさい!」
回想終わり
明「『だから、あたしは杏やアイアイとユニットをやることを選んだ!』
やっぱり、ライブは楽しくやらなきゃ!」
湊「どうしたの明ちゃん?」
明「ごめん、実は・・・」
閑話休題
湊「成る程、学校を乗っ取られないために友達に生徒会長を託そうと・・・」
明「本当はあたしがやれば良い話だけど、同好会を捨てた裏切り者って反感を受けてるから出るに出られない!
周りが止めたとしても、当選は難しい」
湊「そうね、明ちゃんって昔から応援が得意だったよね?」
明「そうかな?」
湊「ええ!私の手術前も、誰かが告白する時も、誰かの為に応援してたじゃない」
明「誰かの為にか・・・(ちょっと強引だけど、やってみるか!いじめと言われるのも覚悟だ!)ありがとうお義姉ちゃん!あたし良いこと考えた!」
次の日
朝の会
香「生徒会長選挙の立候補の期限は今日までだから、やりたい人は忘れないうちに入れるんだぞ!」
全員「ハ~イ!」
次の日
職員室前の掲示板
秀喜「おーい、生徒会長の立候補は終わったぞ!」
八期「知ってるよ!でも、誰が立候補したのか気になるじゃん!」
零「そんなに気になるなら立候補すれば良いのに!」
八期「勝てない試合はしたくないの!」
杏「へー、明ちゃん立候補したんだ!」
明「まあね!」
杏「しかも、夢ちゃんも立候補したの?」
夢「自分がやらないと、2年前のにのまいだからね!八期だけでなく、美麗ちゃんにも生徒会長をさせないつもりだよ!」
八期「何言ってんだか、僕は立候補なんてしてないって、あれ?」
零「どうしたの?」
八期「なぜか、僕が立候補したことに成ってる!」
秀喜・零「本当だ!」
- Re: ナンバーズ8 ( No.509 )
- 日時: 2026/01/20 20:59
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
504話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・③
八期「なんで、僕が立候補したことに?」
明「ごめん、それあたし!」
八期「なんで?なんでそんなことを!?」
香「八期!」
八期「先生!何ですか?」
香「まず聞くわよ!あんたは生徒会長をやりたい?それともやりたくない?」
八期「そんなこと言われても、無理ですよ・・・」
香「自信有るか、無いかの話はしてないわ!あんた自身が生徒会長をやりたいかどうかを聞いてるのよ!」
八期「それは・・・、学校を守れるならやりたいですよ!選ばれる可能性はありませんが・・・」
香「やりたいのなら、立候補しても良いって事じゃない!」
八期「でも、僕が演説したって勝てっこありません!誰も聞いてもくれなければ、僕がそもそも居ないと言う扱いをしてくるんですから!」
明「八期」
八期「何?」
明「勝手に立候補させてごめん!でも、あたし、どうしても八期に生徒会長になって欲しいから!」
八期「なんで僕のことを?」
明「それは、八期ならこの学校を守れると信じてるからに決まってるよ!
でも、勝手に立候補させた罪としてあたしも生徒会長に立候補する!それで許して!」
八期「でも、負ける自信しかないよ!」
明「大丈夫!ポスターから演説まで、あたしが全力でサポートするから!2人で生徒会長に成るように頑張ろう!」
八期「生徒会長は1人だよ?」
明「そうじゃなくて、2人のどちらかが生徒会長に成れるように頑張ろうって話だよ!」
夢「明ちゃん、何言ってるの?なんでこんな無能で役立たずに生徒会長をやらせようとしてるのさ!」
杏「夢ちゃん、そんな言い方はないんじゃない?」
明「そうだよ!夢っち!これでも八期は・・・」
八期「止めて!『伝説の生徒会長』を使って当選するのは避けたい!」
明「なんで?めちゃくちゃ有利な話じゃん!」←後ろを向き夢には聞こえないように話す
八期「僕はそこまで良いものと思ってもないし、『役立たずの生徒会長』ってのは間違い無いから」
明「でも・・・」
八期「『伝説』と言う言葉に生徒達を惑わしたくない!正々堂々と戦うなら、ちゃんと公約を決めて勝負したい!」
明「分かった」
理「生徒会長立候補者の皆!集まって!」
5人「ハーイ!」
理「今年は5人立候補か、まあまあな数ね!
確認するから名前を呼ばれたら返事をして!
2年Aクラス王美麗さん!」
美麗「はい!」
理「2年Hクラス橘知与さん!」
知与「はい!」
理「1年Bクラス完道明さん!」
明「はい!」
理「同じく1年Bクラス松本八期君!」
八期「はい!」
理「1年Kクラス高橋夢さん!」
夢「はい!」
理「あなた達にはこれから一週間、生徒会長に成るための演説をして貰うわ!
そして、金曜日に最終演説を経て投票して貰い、全校生徒に決めて貰うわよ!分かったかしら?」
5人「はい!」
理「演説の仕方は基本自由だけど、くれぐれも学校の未来を本気で考える演説をするのよ!
秩序を乱す演説や実現不可な演説は止めてね!
その他気になる演説があった際は、先生方から注意が入ることもあるから!」
5人「はい!」
松本家
八期「ただいま!」
楓花「お帰り」
明「お邪魔します」
楓花「あら、明ちゃんじゃない!」
愛「生徒会長選挙に立候補した為、ポスター含め色々サポートするんだそうです」
楓花「明ちゃんが生徒会長やったら、あの学校も安泰ね!」
明「あっ、あたしは八期のサポートをしに来ただけですよ!」
楓花「えっ?」
リビング
明「こんなのどうかな?」
『絶対命令で守る!』
八期「事実だけど、嫌われそう」
明「それはそうなんだけどね・・・」
楓花「何をやってるの?」
杏「明ちゃん、八期君にどうしても生徒会長をやって貰いたくて、自分も出ることを条件に八期君の事を勝手に立候補させたんです!」
楓花「なんでわざわざ家の子を?」
杏「私も秀喜君も、八期君に生徒会長をやって欲しいと思ってますよ!学校を守るために!」
楓花「あの子も信頼を持たれるように成ったのね!」
次の日
明「おはようございます!」
八期「おはようございます!」
明「この度、生徒会長に立候補させて貰いました、
完道明です!」
八期「松本八期です!」
明「早速ですが、あたしは八期君の事を応援したいと思います!」
八期「えっ?」
全員「ええっ!!!!」
明「彼は、とても凄い子なんです!
アイドル研究部で『絶対命令』を使うリーダーなのですが、仲間達の信頼がとても厚いんですよ!」
女子A「それって、周りがビビって何も言わないだけじゃ?」
女子B「絶対命令なんて何言われるか分からないし・・・」
明「彼は、決して自分の欲に溺れたことが無いんです!
あたしも一時期彼と付き合って、『何でもしてあげる』と何度も言いましたが、一度もエッチなお願いなんかされたことなどありません!
彼が絶対命令を持てばきっと上手く使って、皆さんの自由を守ってくれると思います!
ですので、皆さん、彼に清き一票をお願いします!」
生徒達・ざわざわざわざわ・・・
明「ほら、八期もなんか言って!」
八期「1年Bクラスの松本八期です!僕は、同じクラスの明ちゃんを応援します!」
明「はい?」
全員「ええっ!!!!」
杏「お互いを応援しちゃってる!」
八期「明ちゃんは勉強も運動も出来る文武両道で、
コミュニケーションも良く、
どんな人とでも仲良く成れます!
更には家事や料理、掃除も出来、
赤ちゃんや小さい子供のお世話も出来る!
彼女は非の打ち所の無い完璧超人です!」
明「ちょっと、言い過ぎだよ!」
八期「完璧超人の彼女なら、どんな不良が来ても更正させ、どんな孤立してるいじめられっ子も居なくなり、平和な学校に成ると僕は思っています!」
明「そこまで出来ない!ハードル上げないで!」
八期「明ちゃんはどんなに嫌なこと、辛いこと、面倒臭いなって思うことも全てを『楽しい』に変えてくれる、
言わば『楽しいの天才』です!
そんな完璧超人の彼女に清き一票をお願いします!」
零「他己紹介か!」
理事長室
理「お互いを応援する演説なんて初めて見るわ!」
香「私的にも、あの2人のどちらかにやって貰いたいんですけどね」
一方
美麗「ハーイ!王美麗よ!私が生徒会長に立候補した理由は、この学校で噂に成ってる、『伝説の生徒会長』になるためよ!」
美麗ファン「おおっ!成ってしまえ!」
美麗「聞くところによると、『絶対命令』が使えないと出来ないらしい上、先生からの推薦らしいのよ!
だから、1年生の間に私が『絶対命令』を使えると言う証明をして、来年伝説の生徒会長に成ってやるわ!」
美麗ファン「おおっ!」
美麗「その為の公約として、授業料や教科書代、更にはお昼代を全部無償提供にしてあげるわ!」
男子A「おおっ!」
女子A「何それ?!」
男子B「めちゃくちゃ良いじゃん!」
美麗「ただし、私が所属かつ運営する愛好会に入ったらの話よ!」
全員「ええっ!!!!」
美麗「私の愛好会が嫌と言うなら、今ある既存の部活動に入った生徒達も無償提供の対象にしてあげるわ!」
知与「お待ちなさい!」
美麗「あら、あんたは誰よ?」
知与「2年Hクラス橘知与です!私が生徒会長に成った暁には、部活動を全て廃止します!」
全員「ええっ!!!!」
知与「更には、風紀の徹底を掲げるため『レディーファースト』を取り入れます!」
男子達「はあ?」
知与「男子生徒は、無闇矢鱈に女子生徒に近づかない事!
そして、ジロジロ見ないこと!セクハラと思われる事案が発生した場合は、全て女子生徒の意見を優先させて貰います!」
女子生徒「おおっ!」
男子生徒「ふざけんな!そんなのあるか!」
知与「お黙りなさい!全ては、女子生徒にセクハラをするあなた方が悪いんです!
私が生徒会長に成ったら、男子の自由など無くして見せます!」
八期「何が、男子の自由を失くすだ!」
知与「あなたは?」
八期「あんたは見るハラもセクハラとか言いそうだな?」
知与「当たり前です!女子を性的な感じで見て!」
八期「そんなに言うなら、あんたが目隠しして生活してみろよ!」
知与「そんなこと出来るわけ無いでしょ!」
八期「じゃあ、『見るハラ』を撤回しろ!」
知与「何でですか!それに大体なんで私がやらないといけないんですか!」
八期「自分が出来ないことを人にやらせるな!人間目がある限り、何でも見るんだよ!『見るハラ』なんてただのいじめだ!」
男子C「良く言った!」
男子D「そうだ!そうだ!」
男子E「お前なんか引っ込んでろ!」
知与「うるさい、うるさい!
見られて困ってる女子の気持ちが分からないんですか?」
八期「だったら見られないような服装や身なりをしろよ!
目立つような格好してたら同性だって見るよ!
そんなことも分からんのか、バーカ!」
男子C「そうだ!このバカ!」
男子D「お前になんか投票するか!」
男子E「落選しろ!」
理「ちょっと、何騒いでるの?」
知与「この後輩が私の事を『バカ』だと・・・」
八期「この人が、女子を見付けたら目を瞑れって言うんですよ!
そんなこと出来るわけ無いじゃないですか!」
理「お互いを罵り会うの禁止!揉めるなら、お互い離れなさい!」
八期「頭おかしいのはあっちですよ!」
明「八期、分かったから落ち着いて!」
知与「分かりました、私が離れます!」
次回は夢の演説
- Re: ナンバーズ8 ( No.510 )
- 日時: 2026/01/20 22:09
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
505話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・④
夢「おはようございます!高橋夢です!
私が生徒会長に立候補した理由は、この学校の自由と秩序を守るためです!」
杏「夢ちゃん、頑張れ!」
夢「私が生徒会長に成った暁には、部活動の自由を推奨します!」
全員「?」
夢「皆さん!意味の無い部活動などありません!
『部活動撤廃』なんて言う人の言うことを聞くと、皆さんの自由がなくなりますよ!」
知与「ちょっと、あなたどういうつもり?」
八期「事実だろ!何が部活動撤廃だよ!あんたが何かやってから決めろよ!」
知与「何ですって!」
夢「あと、『絶対命令』使うと言う人にも近づかない方が良いですよ!」
八期「はあ?」
夢「絶対命令なんて、どんな命令使われるか分かりませんからね!各言う私も、その絶対命令でいじめの対象を取られました!
この学校には理不尽にいじめと取られた生徒達が沢山居ます!」
杏「ちょっと、夢ちゃん!」
八期「あれは、お前らが僕に生徒会長押し付けた癖に散々文句言ってきたからだろ!」
夢「女湯を覗かれても捕まらない、酷い話ですよね?」
八期「あれは、勝手に暖簾を変えられたんだよ!ってか、見ないように下向いてたわ!」
夢「そんな人が生徒会長に成れば、皆さんの自由は無いに等しいですよ!」
美麗「『成る程、相手の悪いところを印象付けて評価を落とす作戦ね!ならば・・・』
そうですよ!皆さん!こんな何も出来ない無能が絶対命令を使えると思います?
絶対命令を使えるのは、
頭が良くて、運動神経も抜群、
スタイルも良ければ、努力を怠らない私、美麗なら使えるわよ!」
夢「皆!騙されないで!美麗ちゃんは基本皆の話なんか聞かないよ!」
美麗「はあ?ちょっと!夢!どういうつもり?」
夢「人の話を、自分の都合の良いように解釈するから、私達の意見なんかちっとも聞かない!
そんな人は生徒会長に向いてないよね?」
恵利香「先輩は何をやってるんですか?」←境界の門から話す
紫「相手を蹴落として、自分が生徒会長に成ろうとしてるね?」
エル「良いのかな?」
和「ダメですよ!逆に印象が悪くなります!」←恵利香と同じく
奈々「気持ちはわからなくもないんですが・・・」←和と同じく
美麗「生徒会長に成るのは私よ!私が生徒会長に成って、皆を輝かしい夢へ導いてあげるんだから!」
知与「いいえ、成るのはこの私です!私が生徒会長に成って、将来安泰への道へ導き、セクハラや痴漢などに困る女子生徒達を救ってみせます!」
八期「お前らみたいな、自己中とマニュアル人間にやらせて溜まるか!」
美麗「何ですって!」
八期「僕が生徒会長に成って、この学校を守る!絶対命令を使ってな!」
美麗「あんたみたいなのが絶対命令なんて無理よ!
絶対命令はあたしみたいな完璧超人が使わないと!」
八期「お前が完璧超人な訳無いだろ美麗!」
美麗「どこがよ!?」
八期「完璧超人ってのはな、明ちゃんみたいに初めてのことでも飲み込みの早い人間のことを言うんだよ!
お前みたいな独裁政治で、
人の話なんか一切聞かない奴はただの独裁者なんだよ!」
美麗「何ですって!?」
夢「あんたも独裁政治やってたじゃない!『ドッキリはいじめだ!』とか、人の仕事取ったりとか!」
八期「はあ?ちゃんとルールに乗っ取った列記とした意見ですが?!」
香・ピー!
理「コラー!お互いを罵り合うのは禁止と言った筈よ!」
香「高橋さん!演説中に他の候補者の悪口を言うのは見過ごせないわ!」
夢「いや、事実ですよね?」
香「事実だったとしても、言い方ってのがあるわ!後で職員室に来なさい!」
夢「そんな・・・」
理「あと、他の候補者もちゃんと職員室へ来るのよ!」
明「あたしもですか?」
理「勿論!」
八期「待って下さい!明ちゃんは全然関係ありませんよ!僕は喧嘩してましたが・・・」
理「あなたが心配しなくても、彼女には別件で伝えたいことがあるの!」
香「その時は、あんたも来なさいよ!」
八期「はい・・・」
放課後
職員室(前の廊下)
夢「はあ~・・・」
紫「お疲れ」
エル「どうだった?」
夢「理事長にめちゃくちゃ怒られた!」
杏「そりゃそうだよ!他の候補者の悪いところを指摘したんだから」
エル「何て言われた?」
夢「他の候補者の欠点を補いたい時は、
『私ならこうする』とか、
『確かにあの人の意見も良いですが、
こう言う犠牲が伴うかもしれません!』
って言いなさいって指導された」
紫「でも、喧嘩口調で言われるよりは、先生に指摘された言い方の方が悪い気はしないよね?」
夢「でも、学校を守るためには私が生徒会長をやらないと・・・」
杏「明ちゃんは?」
夢「なんか怪しいんだよね」
杏「どこが?」
夢「明ちゃん、もしかしたら美麗ちゃんを追い出そうとしてるんじゃないかな?」
杏「気のせいじゃない?」
紫「いや、そうでなくても、明ちゃん、美麗ちゃんが居なくなってもなんとも思わない、いや居なくなっても良いとすら思ってるって紫ちゃん感じるんだ!」
エル「私も!そんな感じが・・・」
杏「そうなのかな?」
職員室
香「まず、あんたは売られた喧嘩を買うタイプだから、何があっても無視しなさい!」
八期「出来ません!」
香「出来るようにしなさいよ」
八期「だって、根も葉もないことを言われたら言い返したく成るじゃないですか!」
香「そこを堪えるのが大人なの!」
八期「ただ、流されてるだけにしか聞こえない」
香「何か言った?」
明「まあまあ、それであたし達を呼び止めたのは?」
理「あなた達の演説を聞いて、珍しいと思ったわ!
だって、お互い相手を推すんだもの!」
明「八期なら生徒会長出来ると思ったので・・・」
八期「明ちゃんの方が生徒会長向いてると思ったので・・・」
理「あなた達がお互いの長所を称えることは分かった!でもね、最終演説だけは自分の意思を示して欲しいの!」
2人「えっ?」
理「勿論、終盤に『自分が無理ならこの人に・・・』と言う文言を入れて応援することは認めるけど、
あくまでも、自分がなぜ生徒会長に成りたいのか?
生徒会長に成ったらどんな学校にしたいかを演説して欲しいの!
決して相手のことを称えるのではなく・・・」
八期「はい・・・」
明「・・・」
理「2人で一緒に演説する内容を考えることは良いけど、
必ず、自分の本心、本音を書いて最終演説に望んで!
2人にはそれを約束して欲しいの!」
明「はい!」
八期「分かりました。」
香「書き方くらいなら、先生が教えてあげても良いよ!」
八期「お願いします」
香「即答過ぎる!丸投げか!」
明「あたしも一緒に考えてあげるよ!」
理「今は、あなたのみ『絶対命令』が使えるけど・・・」
八期「それは皆に伝えるつもりです!僕は『絶対命令』を使わないと生徒会長なんて出来ませんから」
香「『絶対命令』と書くと不利に成る可能性あるわよ?」
八期「それでも後出しよりはマシだと思うんです!」
明「それもそうだね、ってかポスターにも書いてあるし!」
八期「『伝説の生徒会長』ってのは?」
明「勿論、書いてないよ!ってかポスター確認したよね?」
八期「一瞬だったからどうだったか忘れた」
明「とにかく、最終演説に掛けようか?」
八期「勝てないと思うけど、僕の気持ちはありのまま伝えるつもり!」
香「だから、初めから諦めるな!」
八期「負けたら、この学校の生徒達がバカだって事だよ!」
理「自分の発信能力不足を人のせいにするな!」
香「理事長、この子真面目にやっても0票なので、友達贔屓疑ってクラスメートが審査員だと信じられないんです!」
理「あっ、そう!」
一方その頃
愛好会部室
主「美麗、最終演説のスピーチは書けましたか?」
美麗「勿論!」
主「って長すぎます!もう少し纏めましょう!」
美麗「でも、あれもこれも必要な事柄で・・・」
主「そこまで必要じゃありません!纏めれば伝わりますから!」
美麗「愛好会の皆、絶対私に投票しなさいよ!」
一方その頃
同好会部室
夢「う~ん、どうしよう?」
奈々「公約とか無いんですか?」
夢「他の立候補者達の悪口しか出てこない!」
杏「じゃあ何で立候補したのさ?!」
夢「学校を守るためだよ!後悔しない為にも!でも、勢いで立候補しちゃったから・・・」
奈々「夢さんは『学校を守りたい』んですよね?」
夢「うん!」
奈々「守るために、どんな行動を起こしますか?」
夢「やっぱり、部活動を増やすことかな」
奈々「それをそのまま言えばどうですか?」
夢「でも、それじゃ何か足りない気がするんだよね?」
奈々「こう言うのは、案外シンプルな方が伝わり易いんですよ!」
夢「そういう物なの?」
奈々「はい!今この学校の部活は限られてますので!」
次回・いよいよ最終演説バトル!
- Re: ナンバーズ8 ( No.511 )
- 日時: 2026/01/21 22:14
- 名前: いくちゃん (ID: njcqYR8N)
506話・伝説の生徒会長を巡る争い・・・⑤
最終演説当日
香「それでは、これより最終演説を行いたいと思います。
まずは、2年Aクラスの王美麗さんから!」
美麗「はい!」
主『真面目にやって下さいよ!』
壇上
美麗「この度、次期生徒会長に立候補しました!
2年Aクラスの王美麗です!
私が立候補した理由はこの学校で噂に成っている伝説の生徒会長に成りたいと思って、
更には私の家はお金持ちの為、
全校生徒が喜べる学校、
そして、将来安泰に向けてのサポートを私がお手伝い出来たらと思い立候補しました!」
全員「おおっ!」
美麗「私が生徒会長に成った暁には、授業料や教育費、教科書代などを全校生徒無償提供したいと思っています!」
全員「おおっ!」
美麗「ただし、全員ではなく、今この高等部に今ある部活動に入った生徒のみが対象です!」
一部生徒「ええっ!」
美麗「なお、部活動に入らない生徒の皆さんは、
自習室で行われる『学力向上部』に必ず入って貰います!」
全員「ええっ!!!!」
美麗「自習室には私が連れてきた難関大学に何人も合格者を出した講師を連れておりますので、これで学力向上をはかりたいと思います。」
一部「おおっ!」
美麗「こちらの授業料も王コンツェルンが持ちますので、生徒の皆さんは無料です!」
一部『財布に優しい』
美麗「なお、部活動に付きましては、能力診断や優秀なコーチとの連携で、1ヶ月に1回テストをして合格すれば次のステップに進めるランクアップ制度を使います!
ランクアップによって、ご飯の内容が変わりますのでご注意下さい!」
一部「おおっ!」
美麗「ただし、学生の本文は勉強ですので、第1回のテストで1つでも赤点を取った生徒には、その単元のノルマを達成出来るまで、ひたすらその授業をやり直して貰います!」
全員「えっ?」
美麗「勿論、最初のテストで妻付けば、部活動は出来ないと思っておいて下さい!」
全員『何それ?地獄じゃん!』
美麗「それに伴い、『コミュニケーション支援学校』を、
『補習教室』として、赤点組はこちらに移動して貰います!
勿論、この校舎に戻ることはありませんので、予めご了承下さい!」
男子A「なんだよ!それ!」
男子B「やってられるか!」
美麗「ノルマは全教科60点以上です」
全員「ええっ!」
女子A「難しいよ!」
女子B「私なんかすぐ終わりだよ!」
美麗「これは皆さんが、これからの将来を輝かしくするための公約です!
私と一緒に輝かしい未来へと進みましょう!
以上で、私の演説を終わります」
パチパチ・・・
香「ありがとうございました、続きまして、
2年Hクラスの橘知与さんです!」
壇上
知与「この度、次期生徒会長に立候補しました!
2年Hクラスの橘知与です!
私が生徒会長に成った暁には、
『レディファースト』を取り入れようと思います!」
ざわざわざわざわ・・・
知与「なぜ、このようなことを思ったのかと言うと、近年街中で女性にセクハラをする男の人が増えてきて居ます!
更に、うちの学校にも一定数女子生徒に対して、性的な嫌がらせをして来る人が段々と多く感じるため、
女子生徒を守るため、
あと、最近は『セクハラ』や『痴漢』を訴えても取り合ってくれない先生も居て、本当に憤りを感じます!
か弱い女子生徒を守るためにも『レディファースト』は必要です!
私は性的な嫌がらせをする男子を懲らしめようと思っています!」
一部の女子生徒「おおっ!頑張れ!」
知与「他に、私が生徒会長に成った場合、部活動の廃止をしたいと思っています!」
全員「ええっ!!!!」
知与「部活動など、この世に要りません!
皆さんは勉強だけをしていれば良いのです!
更に、放課後は全員午後5時まで自習とし、
分からないことがあれば担任に聞く、勉強の時間とさせて貰います!」
女子C「何それ?」
男子C「そんなの無いぞ!」
知与「私が目指す学校は学力トップの生徒を多く排出し、難関大学合格者を多く出して、皆さんを将来有望株にすることです!
こうなれば、皆さんの未来は必ず明るい筈です!
厳しいかもしれませんが、人間意図的に厳しくしないと覚えられないものなのです!
だからこそ皆さん、苦しいものにこそ立ち向かいましょう!
以上で、私の演説を終わりたいと思います」
シーン!
香「皆さん、嫌でも拍手はしましょう」
パチパチ・・・
香「続きまして、1年Kクラスの高橋夢さんお願いします!」
夢「はい!」
壇上
夢「この度、次期生徒会長に立候補しました!
1年Kクラスの高橋夢です!
私が生徒会長に立候補した理由は、この学校の平和と秩序を守るためです!
私が生徒会長に成った暁には、部活動の自由を提供します!」
全員「おおっ!」
夢「具体的にどうするかとかは決めていませんが、
この学校に通ってる皆さんがやりたい部活動を出来るだけ多く採用できたら良いなと思っています!
生徒会長をやるのは初めてなので、皆さんの意見をより多く聞くために、意見箱を設置して皆さんのご意見や要望をできるだけ多く聞き、
皆さんが『この学校に通ってて良かった』と思える、
そんな学校に出来たらなあと思っています!
なので、皆さん!私と一緒に楽しい学校を作りましょう!
以上で、私の演説を終わりたいと思います。」
パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・
香「ありがとうございました
続きまして、1年Bクラスの完道明さんお願いします!」
壇上
明「この度、次期生徒会長に立候補しました!
1年Bクラスの完道明です!
誠に勝手ながらなのですが・・・」
全員「ん?」
明「私は次期生徒会長を辞退させて貰います!」
全員「ええっ!!!!」
明「私が立候補した理由は、私が生徒会長に成って欲しい人に対して後押ししたかっただけなんです!
勿論、私が生徒会長をやったらなんてことも考えましたが、
私自身、自分の生徒会長像が全く思い浮かばなかったので、こんな中途半端な人間が生徒会長をやるなど、他の候補者や皆さんに失礼だと思い辞退することを決めました!」
杏『明ちゃん・・・』
明「応援してくれた方々には申し訳ございません!
応援ありがとうございました!」
パチパチパチパチ・・・
八期『えっ?どうしよう!』
ポンポン←明が戻ってきて八期の肩を叩く
明「ごめん、本当に何も思い浮かばなかった!
だから、あとは頼むよ!」
八期「出来るかな?」
明「ありのままの気持ちならきっと届く!」
香「それでは、最後は1年Bクラスの松本八期さん、お願いします!」
八期「はい!」
壇上
八期「この度、次期生徒会長に立候補し、いや、させられました松本八期です!」
全員「ハハハハ『させられた?』」
八期「そもそも私は、人の価値観で決める投票と言うものが嫌いです!なので、本当は立候補するつもりはありませんでした!」
ざわざわざわざわ・・・
八期「ですが、私自身が生徒会長をやらなければと言う思いだけは合ったので、勝手に立候補させられても悪い気はしていません!
私が生徒会長をやらなければいけないと思った理由は、この学校を守るためです!
私が生徒会長に成った暁には、まず、皆さん・・・」
全員「・・・」
八期「私に、絶対命令を使わせて下さい!」
候補者達「ええっ!!!!」
八期「私自身、学力は平均前後、体力もなく、コミュニケーションも下手となんの取り柄もないかつ手先だけでなく、人間関係ですら不器用な無能な人間です!」
美麗「自分で言ったわ!」
八期「そんな人間を皆さんは信じられないと思います!
ですので、私自身、絶対命令がないと何も命令出来ません!ですので、私が生徒会長に成った場合、絶対命令を使うことをお許し下さい!
ただ、その分皆さんの自由を守ることをお約束します!」
全員「?」
八期「この自由とは、あくまで法律に基づいて、一生徒として相応しい行動などを指します!
勿論、絶対命令で宿題やテストを失くす事もなければ、覗きOKなどと言った犯罪行為などを命令するつもりは毛頭ありません!私は皆さんから自由を貰う変わりに、皆さんに自由を与えます!
その為には、未熟な私には皆さんのご意見やご要望が必須です!
先程高橋さんが言ったように、目安箱で皆さんのご要望を可能な限り聞いていきたいと思います!」
全員・フムフム
八期「更に、私が生徒会長に成った暁には、部活動の自由と段階、外部活との連携をやっていきたいと思います!
これはどう言うことかと言いますと、
多種多様な部活動の設置、
同種の部活動の差別化、
外部活の場合地域の方々との連携、
これを通して部活動を活発化していきたいと思います!」
全員「おおっ!」
八期「皆さんは絶対命令と聞いて、恐怖を感じるかもしれませんが、使い方を間違えなければ、普通の生活と大差ありません!
私は絶対命令で、皆さんの自由を守り、
皆さんと楽しい学校を一緒に作れたら良いなと思っています!
以上で、私の演説を終わりたいと思います!
皆さん、長くなりましたが、ご清聴ありがとうございました!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・
香「ありがとうございました!
はい!それでは、皆さん、携帯電話の準備はよろしいですか?」
全員「ハ~イ!」
香「今、理事長によって送られたメールに、本年度の生徒会長に相応しいであろう生徒の名前を入力して返して下さい!なお、間違って2通以上送った場合は、先に送った名前が優先されます!
なお、投票する人の名前の前に、自分のクラスと名前も忘れずに入力して下さい!入力してない場合は無効票に成ります!」
数十分後
理「はい!投票も終わり、無事開票も終わりました!」
香「これより、旧生徒会長に寄る腕章の引き継ぎを行いたいと思います!」
全員『いよいよだ!』
美麗『こんなの私に決まってるわ』
知与『絶対私です』
夢『良い感じに持っていけたと思う』
八期『僕と夢以外が当選なら恨んでやる!』
明『大丈夫!きっと大丈夫』←辞退のため除外
香「まずは旧生徒会長、開票結果をご覧下さい!」
主「はい!」
開票結果
主「えっ?」
美麗『どう言うこと?』
夢『もしかして予想外の事が起きたのかな?』
香「大丈夫ですか?」
主「はい!大丈夫です(どうしよう・・・)」
香「それでは、旧生徒会長!腕章の引き継ぎをお願いします!」
壇上
主「やっとこの日が来たと思うと、ワクワクすら感じます!これからあなたにこの学校を託せる時が来たのだと思うと本当に光栄です」
夢『そんなに?』
香「ん?『何かおかしいわね』」←開票結果を見る
主「さあ、私と共に皆の夢を輝かせましょう!」
シュル!
全員『嗚呼!』
主「美麗!」
美麗←左手に腕章
主「約束通り、あなたにこの学校を託すわ!」
美麗・ドヤッ
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