二次創作小説(紙ほか)

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デュエル・マスターズ Mythology
日時: 2015/08/16 04:44
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)

 初めましての人は初めまして、モノクロという者です。ここでは二次板と雑談板が拠点です。

 本作では基本的に既存のカードを使用するつもりではありますが、オリジナルのカードも多数登場します。ご了承ください。

 投稿したオリキャラのデッキにキーカードや切り札を追加したり、既存の切り札級のカードや、追加した切り札に召喚時の台詞を追加しても構いません。追加したい時はその旨をお伝えください。

目次


一章『神話戦争』

一話『焦土神話』
>>1 >>2 >>6 >>9 >>12 >>13 >>14
二話『萌芽神話』
>>17 >>18 >>21 >>22
三話『賢愚神話』
>>25 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30 >>33


二章『慈愛なき崇拝』

一話『精力なき級友』
>>41 >>45 >>49 >>52 >>55 >>58 >>59 >>60 >>61
二話『加護なき信仰』
>>63 >>64 >>66 >>70 >>71
三話『慈悲なき女神』
>>72 >>73 >>74 >>75 >>76
四話『表裏ある未来』
>>77 >>78


三章『裏に生まれる世界』

一話『裏の素顔』
>>79 >>80 >>81 >>82 >>85 >>86 >>91 >>92 >>94
二話『裏へと踏み入る者』
>>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101


四章『summer vacation 〜夏休〜』

一話『summer wars 〜夏戦〜』
>>103 >>106 >>107 >>110 >>111
二話『summer festival 〜夏祭〜』
>>112 >>113 >>114 >>117
三話『summer ocean 〜夏海〜』
>>118 >>121 >>127 >>128 >>129 >>132 >>141 >>148


五章『雀宮高等学校文化祭店舗名簿』

一話『ガーリックトーストレストラン』
>>152 >>153 >>156 >>157 >>158 >>160 >>162 >>163 >>164 >>167
二話『ロイヤルミルクティーカフェテリア』
>>168 >>169 >>170 >>173
三話『ゾロアスター教目録』
>>174 >>175
四話『天の羽衣伝説調査』
>>185 >>186
五話『日蓮宗体験記録』
>>187 >>190
六話『天草四朗時貞絵巻』
>>191 >>192
七話『後夜祭・神々の生誕劇場』
>>193 >>202 >>206 >>207


六章『旧・太陽神話』

一話『序・太陽神話』
>>208 >>212 >>213
二話『破・太陽神話』
>>214 >>217 >>218 >>219 >>221 >>222 >>223 >>224 >>231 >>235 >>236 >>243 >>244
三話『急・太陽神話』
>>266 >>267 >>268 >>269 >>270 >>271 >>272 >>279 >>282 >>285 >>292


七章『続・太陽神話』

一話『再・太陽神話』
>>293 >>299 >>300 >>303 >>304 >>315 >>316 >>317 >>318 >>319 >>320 >>321 >>322 >>323 >>324 >>329 >>330 >>331 >>332 >>333 >>334 >>335 >>336 >>337 >>338 >>341 >>342 >>343 >>346 >>347 >>348 >>349 >>350 >>351 >>356 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>365
二話『終・太陽神話』
>>366 >>371 >>372 >>373 >>374 >>375 >>376 >>377 >>380 >>381 >>382 >>383 >>384 >>385 >>386 >>387
三話『新・太陽神話』
>>393 >>395 >>396 >>397 >>398 >>399 >>402 >>403 >>404


八章『十二神話・召還』

一話『焦土神話・帰還』
>>405 >>406 >>407 >>408 >>409
二話『海洋神話・還流』
>>410 >>411 >>412 >>413 >>415
三話『萌芽神話・還却』
>>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>423 >>424


九章『聖夜の賢愚クリスマス・ヘルメス

一話『祝祭の前夜ビフォア・イヴ
>>425
二話『双子の門番ツインズ・ゲートキーパー
>>426 >>429 >>430 >>431
三話『祝宴の闘争パーティー・バトル
>>432 >>433 >>434 >>435 >>436 >>437 >>438 >>439 >>440
四話『知将の逆襲ノウレッジ・リベンジ
>>441 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447


第十章『月の下の約束です』

一話『月影の同盟です』
>>468 >>469 >>470 >>471 >>472 >>473
二話『月夜野汐です』
>>486 >>487 >>489 >>490 >>491 >>492
三話『私の先輩です』
>>493 >>496 >>497 >>498 >>499 >>500 >>503 >>506 >>507 >>508


第十一章『新年』

一話『初詣』
>>512 >>513 >>514 >>515 >>516 >>519 >>520 >>521 >>522 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>530 >>531 >>532 >>533 >>534 >>535 >>536 >>537 >>538 >>539 >>540 >>541 >>542 >>543 >>544 >>545 >>546 >>547 >>548 >>549 >>550 >>553 >>554 >>557 >>558 >>559 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>566 >>567 >>568 >>571 >>572 >>573


十二章『空城夕陽の義理/光ヶ丘姫乃の本命』

一話『誕生日/バレンタインデー』
>>577 >>578 >>579 >>580 >>583 >>584
二話『軍人と探偵と科学者と/友人と双子と浮浪者と』
>>585 >>586 >>587 >>590 >>591 >>592 >>593 >>594 >>595 >>596 >>597 >>598 >>599 >>600 >>601 >>602 >>603 >>604 >>605 >>606
三話『告白——/——警告』
>>609 >>610


十三章『友愛「親友だから——」』

一話『恋愛「思いを惹きずって」』
>>616 >>617
二話『敬愛「意志を継ぎたい」』
>>618 >>619
三話『家族愛「ゆずれないものがある」』
>>620 >>621 >>622 >>627 >>628 >>629 >>630 >>631 >>632 >>633 >>634 >>635 >>636
四話『親愛「——あなたのことが大好きです」』
>>637



コラボ短編
【1——0・メモリー(タクさんコラボ)】
外伝『Junior to connect』

一話『Recollection』
>>474
二話『His outrage』
>>475 >>476 >>477 >>478 >>480
三話『My junior and his friend』
>>482



デッキ調査室
№1『空城夕陽1』  >>95
№2『春永このみ1』 >>102
№3『御舟汐1』 >>136 >>137

人物
>>34
組織
>>35
フレーバーテキスト
>>574

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.135 )
日時: 2013/09/29 12:53
名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)

クロの再登場浜ですかね

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.136 )
日時: 2013/09/29 13:07
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

デッキ調査室メンバー
アルフ……デッキ調査室の室長。メンバーの出席率の悪さが悩みだよ。
ミーシャ……最近配属された新人研究員。早く他の研究員と会いたいです。
コルト……真面目だがたまにずれる研究員。これぞ真髄、であります。



ミーシャ
「こんにちわー」

アルフ
「ああ、ミーシャちゃん。毎回ちゃんと来てくれるのは君くらいなもんだよ」

ミーシャ
「突然どうしたんですか、室長さん……」

アルフ
「いや、ティノ君がまたぞろどこかの山に引きこもったみたいで、今日は来ないみたいなんだ。ユウナは一度連絡寄越したっきり、音信不通だし……」

ミーシャ
「はぁ。ということは、今日も私と室長さんだけですか?」

アルフ
「そういうことになるかな。」

???
「ちょっと待つでありますよ! 室長殿!」

アルフ
「この声は……まさか!」

ミーシャ
「…………」

???
「…………」

アルフ
「…………」

ミーシャ
「……いや、私に振られても、知りませんよ。私、まだ配属されて数えるくらいしかここに来てないんですよ」

アルフ
「そっか。まあじゃあ、自分で自己紹介して」

コルト
「なんだか妙な振りを受けてしまったでありますな……とりあえず、お初お目にかかります。自分はコルト、このデッキ調査室の中でも一番の新米、下っ端であります」

アルフ
「いや、そのポジションはもうミーシャちゃんのものだから。だから……そうだな、コルト君ももう先輩になるのか」

コルト
「なんと! 自分ももう室長殿より格が高く——」

アルフ
「いや僕のじゃなくてミーシャちゃんの先輩ってことだから。まったく、君はそういうところが厄介だ……」

ミーシャ
「あ、あのー……お二人とも、お仕事はいいんですか……?」

コルト
「おっと、そうでありました。実は自分、今日は良いネタを仕入れて来たのであります」

アルフ
「へぇ? 最近の調査室のメンバーは妙に気が利くなぁ」

ミーシャ
「またネタって言ってしまうのですか……」

コルト
「聞いて驚くでありますよ。今回紹介するのは——」

アルフ
「あ、ごめん。実はユウナから先に考察してほしいデッキがあるって連絡があったんだ。だから先にそっちを紹介させて」

コルト
「むむ、ユウナ殿がでありますか……ならば仕方ないでありますな」

ミーシャ
(ユウナさんって誰……?)



[破壊の悪魔 デーモン・コマンドで敵を殲滅]

ミーシャ
「それで、今回考察するデッキってなんですか?」

アルフ
「まー、ティノ君の言葉を借りるなら順番通りという感じかな。今回は空城くんや春永さんの後輩である、御舟汐さんのデッキを考察していこうか」

コルト
「闇文明がメインのデーモン・コマンドデッキでありますな。ユウナ殿らしい選択であります」

ミーシャ
「だからユウナさんって誰……闇でデーモン・コマンドって言ったら、やっぱり除去コントロールのデッキなんですか?」

アルフ
「まあ、そうだね。それでも御舟さんのデッキは、わりとビートダウン的な動きも見せるんだけど。まずは序盤、軽いブロッカーやクリーチャーのコストを軽減するクリーチャーを並べて乗り切るんだ」


ブラッディ・イヤリング 闇文明 (2)
クリーチャー:ブレインジャッカー 4000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーを破壊する。


電脳封魔マクスヴァル 水/闇文明 (3)
クリーチャー:リキッド・ピープル/グランド・デビル 2000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
自分の闇のクリーチャーを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。


コルト
「《ブラッディ・イヤリング》は多少パワーが高くても、序盤に出て来るクリーチャーならば大抵は破壊できるでありますな」

アルフ
「《マクスヴァル》も闇クリーチャーのコストを下げてくれるから、ここから闇のデーモン・コマンドにつなげていけるね」

ミーシャ
「二枚ドローできる《エナジー・ライト》や闇文明のカードを最大三枚手に入れられる《セブ・コアクマン》のような手札補充も大事ですよ」

アルフ
「そうだね。そして《マクスヴァル》から繋がる5コストのデーモン・コマンドが、これだ!」


古の羅漢バグレン 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 3000
バトルゾーンにある、タップされている相手のクリーチャーのパワーは−1000される。


炎獄の剛魔ビルギアス 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手クリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは−3000される。
O・ドライブ火×2
OD—このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。


剣舞の修羅ヴァシュナ 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000
W・ブレイカー
相手にシールドが1枚もなければ、このクリーチャーは攻撃することができない。


コルト
「《バグレン》や《ビルギアス》は序盤に出た軽量クリーチャーのパワーを下げて破壊したり、殴り返しを容易にするのでありますな」

アルフ
「《バシュナ》はパワーが高いから簡単に殴り返しができるし、打点も高いから普通にシールドブレイクしても強いよ。相手が速いデッキだったらコントロールからビートダウンに切り替えるのもいいね」

ミーシャ
「うーん……でも、デーモン・コマンドってもっと、手札とか相手クリーチャーを破壊するものじゃないんですか? なんか、パワーを下げたりただパワーが高いだけって、ちょっと地味な感じがします」

コルト
「ミーシャ殿、意外と手厳しいでありますな……」

アルフ
「まあでも、確かにこのコストのデーモン・コマンドは地味だけど、このデッキが真価を発揮するのは6マナ以降だから、安心して」


凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、種族をひとつ選び、相手の手札を見る。その中から、選んだ種族を持つカードを1枚選んでもよい。そうした場合、相手はそのカードを捨て、自分自身のシールドを1枚選んで墓地に置く。
W・ブレイカー


アルフ
「まずはコスト6の《ガル・ヴォルフ》から見てみようか」

ミーシャ
「えっと、種族をひとつ宣言して、その種族のクリーチャーがいれば手札とシールドを一枚ずつ墓地におけるんですか。これ、すごく強くないですか? 6マナ6000のW・ブレイカーってだけでもスペック高いのに、それに加えてピーピングとハンデス、シールド焼却までしちゃうなんて」

アルフ
「んー、まあ確かに強いんだけど、それでもそう上手く行かない時もあるというか、いまいち安定しないんだよね」

ミーシャ
「? どういうことですか?」

コルト
「つまり、《ガル・ヴォルフ》の効果が発動するためには一つの条件を満たさなければならないのであります。その条件というのが、相手の手札にあるクリーチャーの種族を当てなければならないということであります」

ミーシャ
「それって、そんなに難しいことなんですか?」

アルフ
「相手が種族デッキを使っていれば簡単に当たるけど、バラバラの種族を使ってたらなかなか当たらないんだよね、これが。しかも相手の手札にクリーチャーがいないと使えないから、呪文の多いデッキには効果が不発することも多いんだ」

コルト
「加えて、《ガル・ヴォルフ》が捨てられるのはクリーチャーだけであります。相手の手札を見れるのは利点でありますが、指定した種族のクリーチャーのみを墓地に送るので、普通の手札破壊よりも柔軟性に欠けるのであります」

ミーシャ
「なるほど……その分、効果が発動した時にシールドも墓地に置けて、強力なんですね」

アルフ
「そういうこと。さて、手札とシールドを破壊するのが《ガル・ヴォルフ》なら、相手クリーチャーを破壊するのが」

コルト
「《オルゼキア》でありますな」

アルフ
「……台詞取られた」


魔刻の斬将オルゼキア 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
W・ブレイカー


アルフ
「《オルゼキア》は自分のクリーチャーを一体犠牲にしなきゃいけないけど、その分効果も強力だよ。なんと相手クリーチャーを二体も破壊できるんだ」

ミーシャ
「二体もですか? 強いですね……」

コルト
「しかも破壊するクリーチャーを選ぶのは相手でありますから、たとえば選ばれない《我牙の精霊HEIKE・XX》なども破壊できるでありますぞ」

アルフ
「変わったところでは、選ばれたら《XX》を山札から持ってくる《爆竜トルネードシヴァXX》の効果を誘発させない、みたいなこともあるよ。さらに相手クリーチャーを破壊するだけにとどまらないのがこのデッキだ」

ミーシャ
「? どういうことですか?」

コルト
「あれでありますか、室長殿」

アルフ
「そう、あれだ」

コルト
「あれでありますか……で、室長殿、あれとは?」

アルフ
「分からず言ったのかよ! まあいいや、あれっていうのはこのクリーチャーだよ」


死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
相手のクリーチャーが破壊された時、自分の山札をシャッフルした後、上から1枚目を表向きにする。そのカードが進化ではないデーモン・コマンドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外の場合、自分の手札に加える。
W・ブレイカー


コルト
「ああ、《ガウル》でありましたか、成程であります」

ミーシャ
「えっと、このクリーチャーの能力は……相手クリーチャーが破壊されると、山札からデーモン・コマンドが出るか、手札補充が出来るんですね」

アルフ
「そう! 相手クリーチャーを破壊しながら、こっちはクリーチャーを展開する。しかも出したクリーチャーが《オルゼキア》とかだったらまた相手クリーチャーが破壊されて《ガウル》の効果が発動するんだ。上手く行けば連鎖的にクリーチャーが増えて、相手の場はボロボロになっているよ」

コルト
「相手にはなにも残らず、自分の場には悪魔の軍勢。それこそが闇のデーモン・コマンドの神髄でありますな」

アルフ
「そして極めつけはこのクリーチャーだ!」


悪魔神ドルバロム 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
進化—自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。
T・ブレイカー


ミーシャ
「えっ? 召喚時に、闇以外のクリーチャーと、マナも墓地に行っちゃうんですか? こんなクリーチャー出されたら、勝つ気なくなっちゃいますよ……」

コルト
「それが闇文明の神髄であります……」

アルフ
「相手が闇のデッキを使ってたら効果は薄いんだけどね。そうでなくとも10マナ溜めるのは、マナ加速できるカードのないこのデッキじゃちょっと厳しいしね。相手に鉄壁の布陣を敷かれて手出しができなくなって、デュエルが長引いた時とかに出すと効果的だよ」

コルト
「それでは、これが御舟汐殿の使っていたと思われるデッキレシピであります」



枚数:コスト:文明:名前


2枚:3マナ:水《エナジー・ライト》
2枚:4マナ:水《セブ・コアクマン》
3枚:6マナ:水《アクア・サーファー》
4枚:2マナ:闇《ブラッディ・イヤリング》
2枚:4マナ:闇《死神の邪険デスライオス》
2枚:5マナ:闇《剣舞の修羅バシュナ》
2枚:5マナ:闇《古の羅漢バグレン》
1枚:5マナ:闇《炎獄の剛魔ビルギアス》
1枚:5マナ:闇《ゾンビ・カーニバル》
1枚:5マナ:闇《インフェルノ・サイン》
4枚:6マナ:闇《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》
3枚:6マナ:闇《デーモン・ハンド》
2枚:6マナ:闇《地獄門デス・ゲート》
1枚:7マナ:闇《狼虎サンダー・ブレード》
2枚:7マナ:闇《魔刻の斬将オルゼキア》
2枚:7マナ:闇《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》
1枚:10マナ:闇《悪魔神ドルバロム》
4枚:3マナ:水×闇《電脳封魔マクスヴァル》



ミーシャ
「そしてこれが、このデッキのポイントです!」



POINT

1、守りながら準備
 《電脳封魔マクスヴァル》などでコストを軽減させつつブロッカーで守り、《エナジー・ライト》で手札を補充しろ!

2、相手クリーチャーを除去
 《古の羅漢バグレン》や《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》で相手を妨害! 《兼部の修羅バシュナ》でビートダウンに切り替えるのも手だ。

3、デーモン・コマンドで殲滅
 《魔刻の斬将オルゼキア》と《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》のコンボで相手クリーチャーを除去しつつデーモン・コマンドを展開! とどめに《悪魔神ドルバロム》で相手を絶望させろ!



アルフ
「コルト君はともかく、ミーシャちゃんも段々とこなれてきたなぁ……」

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.137 )
日時: 2013/09/29 13:09
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

[速さと墓地 チャージャーとサルベージ]

ミーシャ
「それで、このデッキはどう改造するんですか?」

アルフ
「うーん、そうだなぁ……このデッキの強みは相手によって終盤に一気に決める除去コントロールか、中盤からのデーモン・コマンドで殴りきる中速ビートダウンに切り替えられるのが強みだけど、その分闇らしさが損なわれてるから、そこを強化したらいいんじゃないかな?」

ミーシャ
「闇らしさが損なわれてる? どこがですか? 《ガル・ヴォルフ》とか《ドルバロム》とか、すごく闇っぽいクリーチャーいっぱいですよ?」

コルト
「いえ、ミーシャ殿。破壊するだけが闇ではないのであります。破壊した後にまで干渉するのが、闇の真髄であります」

アルフ
「また真髄か……でも、コルト君の言う通りだ」

ミーシャ
「うーん……破壊した後っていうのが、ちょっとよく分かんないです……」

コルト
「破壊した後というのは、簡単に言えば墓地のことでありますな。墓地のカードを回収するのも、闇文明でありますよ」


プライマル・スクリーム 闇文明 (4)
呪文
S・トリガー
自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。


コルト
「《プライマル・スクリーム》は、墓地にカードを溜められるだけでなく、墓地からクリーチャーを回収できる優秀な呪文であります」

アルフ
「墓地を増やすなら、いっそ《ドルバロム》とかの進化クリーチャーを主軸にして《暗黒導師ブラックルシファー》を入れるのもいいかもしれないね」


暗黒導師ブラックルシファー 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を自分の墓地に置く。
このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるデーモン・コマンド1体につき+1000される。
このクリーチャーが破壊される時、このクリーチャーを墓地に置くかわりに、進化デーモン・コマンドを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
W・ブレイカー


アルフ
「さらに、《ドルバロム》の召喚を目指すなら、チャージャー呪文でマナを伸ばすことも考えたいかな。このデッキなら、墓地を増やせる《ボーンおどり・チャージャー》や墓地からクリーチャーを回収できる《リバース・チャージャー》を入れたいね」

コルト
「手札を補充できる《ブレイン・チャージャー》もお勧めでありますぞ」


ボーンおどり・チャージャー 闇文明 (3)
呪文
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
チャージャー


リバース・チャージャー 闇文明 (4)
呪文
クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
チャージャー


ブレイン・チャージャー 水文明 (4)
呪文
カードを1枚引く。
チャージャー


ミーシャ
「墓地を増やしたり、マナを増やしたりするのは分かるんですけど、それでどうするんですか? 《ブラックルシファー》で回収したり、召喚する重量級クリーチャーは《ドルバロム》だけなんですか?」

アルフ
「そんなことはないよ。そうだなぁ、墓地にデーモン・コマンドが溜まるわけだし、破壊手段を考えなきゃいけないけど、《悪魔神デスモナーク》でデーモン・コマンドを一気に展開、っていうのが面白そうかな。後は墓地進化の《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》も相性がいいね」


悪魔神デスモナーク 闇文明 (6)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 8000
進化—自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーが破壊された時、進化ではないデーモン・コマンドをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー


暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 7000
墓地進化—闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の進化ではないクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー


ミーシャ
「なんか両極端ですね……派手なリアニメイトと、堅実に確定破壊するクリーチャーですか」

コルト
「とはいえそのチョイスは室長らしいであります。というわけで、改造のポイントをまとめてみたでありますよ」



改造POINT

1、墓地を肥やして回収
 《プライマル・スクリーム》や《暗黒導師ブラックルシファー》などで墓地を増やしつつ、クリーチャーを回収!

2、チャージャー呪文
 《ボーンおどり・チャージャー》《リバース・チャージャー》などのチャージャー呪文でマナを伸ばせ!

3、墓地利用の進化デーモン・コマンド
 《悪魔神デスモナーク》で墓地に落としたデーモン・コマンドを展開したり、墓地進化の《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》で相手クリーチャーを破壊して突破!



アルフ
「まあ分かっていたことだけど、墓地を中心にした改造をすると、さらに水文明のカードが少なくなるから、いっそ闇単色にするのもいいかもね。手札補充は墓地からカードを回収することで補えるし」

ミーシャ
「単色といえば、御舟さん、闇単色のデッキを使っていたっていう情報もありますけど、本当なんですかね?」

アルフ
「さぁ? まあ俺たちにはあんまり関係のないことだし、情報が入り次第そのデッキも考察していこうか」

コルト
「……あ。そういえば室長殿。ここに来る途中で、ユウナ殿と出会ったのでありますが」

アルフ
「えっ!? ユウナに会ったの? 凄いな……」

ミーシャ
(会うだけですごいって、ユウナさん、本当に何者なんですか……?)

コルト
「その時、言伝を頼まれたのであります。言伝というかなんというか、微妙なラインではありますが……来週は調査室に来るそうであります」

アルフ
「そうか、来週にはユウナ来るのか……一応、ティノ君に連絡入れておこう。来てくれるといいけど……」

ミーシャ
(ユウナさん、本当に何者ですか……?)

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.138 )
日時: 2013/09/29 13:10
名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)

モノクロさん
クロの再登場はまだですかね?

クロになんかオリカとか持たせるのですか?

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.139 )
日時: 2013/09/29 13:23
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

Dr.クロさん


 一応、次の章で雀宮高校に属するオリキャラはすべて出す予定なので、そこで登場させるつもりです。
 まあ、基本的にオリキャラの出番は出来る限り平等に作っているので、気長にお待ちください。

 この作品でのオリカは『神話カード』だけですが、十二枚しかない『神話カード』ですからね。一応、ガーディアンの『神話カード』はありますけど、既に《シャングリラ》という切り札がいるクロのデッキにこれ以上重量級クリーチャーを投入するとデッキが回らなくなっちゃうんですよね。それに、進化元が三体も必要な『神話カード』は《シャングリラ》と微妙に噛み合わせが悪いですし。
 なので、今のところオリキャラには『神話カード』はもたせない方針で進めることにしています。


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