二次創作小説(紙ほか)
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- デュエル・マスターズ Mythology
- 日時: 2015/08/16 04:44
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)
初めましての人は初めまして、モノクロという者です。ここでは二次板と雑談板が拠点です。
本作では基本的に既存のカードを使用するつもりではありますが、オリジナルのカードも多数登場します。ご了承ください。
投稿したオリキャラのデッキにキーカードや切り札を追加したり、既存の切り札級のカードや、追加した切り札に召喚時の台詞を追加しても構いません。追加したい時はその旨をお伝えください。
目次
一章『神話戦争』
一話『焦土神話』
>>1 >>2 >>6 >>9 >>12 >>13 >>14
二話『萌芽神話』
>>17 >>18 >>21 >>22
三話『賢愚神話』
>>25 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30 >>33
二章『慈愛なき崇拝』
一話『精力なき級友』
>>41 >>45 >>49 >>52 >>55 >>58 >>59 >>60 >>61
二話『加護なき信仰』
>>63 >>64 >>66 >>70 >>71
三話『慈悲なき女神』
>>72 >>73 >>74 >>75 >>76
四話『表裏ある未来』
>>77 >>78
三章『裏に生まれる世界』
一話『裏の素顔』
>>79 >>80 >>81 >>82 >>85 >>86 >>91 >>92 >>94
二話『裏へと踏み入る者』
>>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101
四章『summer vacation 〜夏休〜』
一話『summer wars 〜夏戦〜』
>>103 >>106 >>107 >>110 >>111
二話『summer festival 〜夏祭〜』
>>112 >>113 >>114 >>117
三話『summer ocean 〜夏海〜』
>>118 >>121 >>127 >>128 >>129 >>132 >>141 >>148
五章『雀宮高等学校文化祭店舗名簿』
一話『ガーリックトーストレストラン』
>>152 >>153 >>156 >>157 >>158 >>160 >>162 >>163 >>164 >>167
二話『ロイヤルミルクティーカフェテリア』
>>168 >>169 >>170 >>173
三話『ゾロアスター教目録』
>>174 >>175
四話『天の羽衣伝説調査』
>>185 >>186
五話『日蓮宗体験記録』
>>187 >>190
六話『天草四朗時貞絵巻』
>>191 >>192
七話『後夜祭・神々の生誕劇場』
>>193 >>202 >>206 >>207
六章『旧・太陽神話』
一話『序・太陽神話』
>>208 >>212 >>213
二話『破・太陽神話』
>>214 >>217 >>218 >>219 >>221 >>222 >>223 >>224 >>231 >>235 >>236 >>243 >>244
三話『急・太陽神話』
>>266 >>267 >>268 >>269 >>270 >>271 >>272 >>279 >>282 >>285 >>292
七章『続・太陽神話』
一話『再・太陽神話』
>>293 >>299 >>300 >>303 >>304 >>315 >>316 >>317 >>318 >>319 >>320 >>321 >>322 >>323 >>324 >>329 >>330 >>331 >>332 >>333 >>334 >>335 >>336 >>337 >>338 >>341 >>342 >>343 >>346 >>347 >>348 >>349 >>350 >>351 >>356 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>365
二話『終・太陽神話』
>>366 >>371 >>372 >>373 >>374 >>375 >>376 >>377 >>380 >>381 >>382 >>383 >>384 >>385 >>386 >>387
三話『新・太陽神話』
>>393 >>395 >>396 >>397 >>398 >>399 >>402 >>403 >>404
八章『十二神話・召還』
一話『焦土神話・帰還』
>>405 >>406 >>407 >>408 >>409
二話『海洋神話・還流』
>>410 >>411 >>412 >>413 >>415
三話『萌芽神話・還却』
>>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>423 >>424
九章『聖夜の賢愚』
一話『祝祭の前夜』
>>425
二話『双子の門番』
>>426 >>429 >>430 >>431
三話『祝宴の闘争』
>>432 >>433 >>434 >>435 >>436 >>437 >>438 >>439 >>440
四話『知将の逆襲』
>>441 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447
第十章『月の下の約束です』
一話『月影の同盟です』
>>468 >>469 >>470 >>471 >>472 >>473
二話『月夜野汐です』
>>486 >>487 >>489 >>490 >>491 >>492
三話『私の先輩です』
>>493 >>496 >>497 >>498 >>499 >>500 >>503 >>506 >>507 >>508
第十一章『新年』
一話『初詣』
>>512 >>513 >>514 >>515 >>516 >>519 >>520 >>521 >>522 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>530 >>531 >>532 >>533 >>534 >>535 >>536 >>537 >>538 >>539 >>540 >>541 >>542 >>543 >>544 >>545 >>546 >>547 >>548 >>549 >>550 >>553 >>554 >>557 >>558 >>559 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>566 >>567 >>568 >>571 >>572 >>573
十二章『空城夕陽の義理/光ヶ丘姫乃の本命』
一話『誕生日/バレンタインデー』
>>577 >>578 >>579 >>580 >>583 >>584
二話『軍人と探偵と科学者と/友人と双子と浮浪者と』
>>585 >>586 >>587 >>590 >>591 >>592 >>593 >>594 >>595 >>596 >>597 >>598 >>599 >>600 >>601 >>602 >>603 >>604 >>605 >>606
三話『告白——/——警告』
>>609 >>610
十三章『友愛「親友だから——」』
一話『恋愛「思いを惹きずって」』
>>616 >>617
二話『敬愛「意志を継ぎたい」』
>>618 >>619
三話『家族愛「ゆずれないものがある」』
>>620 >>621 >>622 >>627 >>628 >>629 >>630 >>631 >>632 >>633 >>634 >>635 >>636
四話『親愛「——あなたのことが大好きです」』
>>637
コラボ短編
【1——0・メモリー(タクさんコラボ)】
外伝『Junior to connect』
一話『Recollection』
>>474
二話『His outrage』
>>475 >>476 >>477 >>478 >>480
三話『My junior and his friend』
>>482
デッキ調査室
№1『空城夕陽1』 >>95
№2『春永このみ1』 >>102
№3『御舟汐1』 >>136 >>137
人物
>>34
組織
>>35
フレーバーテキスト
>>574
- Re: デュエル・マスターズ Mythology オリキャラ募集 ( No.45 )
- 日時: 2013/07/14 02:44
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: PNtUB9fS)
- プロフ: http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/1.html
自宅へと帰る途中、夕陽は一枚のカードを眺めながら歩いていた。
「《太陽神話 サンライズ・アポロン》……御舟はお前を使わない方が良いって言ってたけど、僕としては——お前の力に助けられた僕としては、もっとお前の力を引き出したいんだよな」
『炎上孤軍』とのデュエマでは、三つのうち二つまでしか能力を発揮していなかった《アポロン》。それだけでも十分強いのだが、どうせならもっと、最大限まで力を引き出したいと思うのがデュエリストの性だ……と、夕陽は思う。
「それに、お前の名前は僕と似てる。僕が夕陽で、お前は朝陽。そしてどっちも太陽だ。これって偶然なのかな」
偶然か必然かと言えば、当然ながら偶然だ。そもそも《アポロン》と出会ったのは家のポストである。情緒もへったくれもない。
だが、それでも、その偶然はただの偶然以上に意味があるように思える。
「……一応、《アポロン》を切り札にしたデッキは作っておこうかな。となると、泣く泣く《ライジング・NEX》を抜いて、別のデッキに——」
《アポロン》をデッキケースに仕舞い、デッキ構築についてぶつぶつと独り言を始めた夕陽の前に、一人の女が立ち塞がった。
まだ若く歳は大学生くらいで、半袖の無地のTシャツにジーンズと、良く言えばラフ、悪く言えば安っぽい恰好の女だった。
あまりに唐突で、しかもあからさまに夕陽の進行を妨げるようにしてその女が足を止めたため、夕陽も言葉と一緒に足を止めざるを得なかった。
突然の事態に困惑する夕陽。あまり広い道ではないのでこのように通せん坊をされると、脇を抜けていくということができないのだ。困惑というよりは困っている、率直に言うなら面倒、悪く言うなら鬱陶しい。
だがそんな感情も、女が発した次の一言で綺麗に吹っ飛ぶ。
「『昇天太陽』」
「……! その呼び方……!」
このみから聞いた。『神話カード』を持つ少女がこのみを襲った時に、その少女は『昇天太陽』なる人物を探していると言っていたらしい。
サンセットとは、意訳すれば夕陽という意味だ。そして昇る太陽は、英語ならサンライズとも言う。夕陽が持つ『神話カード』は《太陽神話 サンライズ・アポロン》。
これらの要素を組み合わせれば、その奇々怪々な呼称が空城夕陽という一人の少年を表すという事実に辿り着く。まだ確定こそできないが、十中八九間違いないだろう。それにまさか、少女のみならずこの女までもが人違いをしているということもないだろうし。
「『昇天夕陽』、《アポロン》のカードを渡して」
「直球だな……」
強い語調で、前置きもなく言い放つ。しかも女の手には、既にデッキケースが握られており、やる気満々だった
(さて、どうするか……御舟は抵抗しないで渡した方が良いって言ってたけど、個人的な話、こいつをむざむざ渡すのは嫌なんだよなぁ)
と思いつつ、夕陽もデッキケースを取り出して蓋を開き、一番上にある《アポロン》を見つめる。
そんな夕陽に痺れを切らしたのか、女はデッキケースから勢いよくデッキを取り出し、次の瞬間、場の空気が一変した。
「っ、これって……クリーチャーが実体化する時と同じ状態……」
「最初から分かってたけど仕方ない、無理やり奪い取る」
「……御舟の言った通りだ」
苦笑しつつ、溜息を吐く夕陽。
「話し合いもせずいきなり戦いを吹っかけて来る輩もいるもんだな……」
突如現れた女と夕陽のデュエル。ターンは進み、夕陽の番。
「僕のターン」
デッキからカードをドローし、それを見遣る。すると夕陽の顔からほんの少しだけ笑みがこぼれた。
引いたのは《太陽神話 サンライズ・アポロン》
(ここで《アポロン》を引けた……あと一体火文明のクリーチャーがいれば、進化できる)
ちらりと、夕陽は確認の意味も込めて場を見渡す。
シールドは互いに三枚で、夕陽の場には《コッコ・ギルピア》《ルピア・ラピア》《フレイムバーン・ドラゴン》がいる。対する女の場には《浮魂 ターメリック》《失楽のカルダモン》《舞踏のシンリ マクイル》の三体。
(光と闇のオラクルデッキ……キーカードが出る前に勝負を決めたいところかな)
胸中で呟きながら、夕陽は手札から二枚のカードを抜き取る。
「《翔天幻獣レイヴン》と《コッコ・ルピア》を召喚! さらに《ルピア・ラピア》でシールドをブレイク!」
「《ターメリック》でブロック!」
《ルピア・ラピア》の特攻は《ターメリック》に止められてしまう。しかも《ターメリック》はブロック中にパワーが上がるため、《ルピア・ラピア》が一方的に破壊された。しかし、
「《ルピア・ラピア》の効果発動! こいつをマナに送って、マナから《ボルシャック・NEX》を回収し、ターンエンド」
《カルダモン》がいることを考えると、無闇に攻撃するのは得策ではない。これ以上は攻撃せず、夕陽はターンを終える。
そして女のターン。
「来た……! 《策士のイザナイ ゾロスター》を召喚! さらに《ソーラー・チャージャー》で《ゾロスター》と《ターメリック》を選択。二体はこのターンの終わりにアンタップされる」
普通に考えれば、召喚酔いで攻撃できない《ゾロスター》と、ブロッカー特有の攻撃不可能力を持つ《ターメリック》にアンタップ呪文をかけたところで無意味だ。しかし夕陽には、次の女の一手が読める。ご丁寧に、《ソーラー・チャージャー》のチャージャー効果で光の一マナが余っている。
「そして《転々サトリ ラシャ》を召喚して、無色以外のクリーチャーを全てタップ!」
場のクリーチャーが一斉にタップされ、生き残ったのは《マクイル》のみ。
「《マクイル》で《コッコ・ルピア》を攻撃!」
その《マクイル》は杖を振るい、そこから放たれる波動で《コッコ・ルピア》を破壊した。
「これでターンエンド。でもこの時、《ゾロスター》の効果が発動! 《ラシャ》を生贄に、デッキからコスト7以下の無色クリーチャーをバトルゾーンに呼び出す!」
《ゾロスター》は《ラシャ》を魔方陣の中に閉じ込め、存在を消滅させる。それは彼ら教団における、上位の者を呼び出す為の生贄だった。
「呼び出すのは——《告別のカノン 弥勒》!」
「げ……」
夕陽の顔が引きつる。
《告別のカノン 弥勒》は、登場と同時に相手の手札を見て、その中から一枚を選びデッキの底へと沈めるクリーチャー。
「効果で手札を見て……《アポロン》を山札の一番下に!」
「やっぱりか……!」
切り札を封じられてしまった夕陽。《ボルシャック・NEX》でシャッフルはできるが、《アポロン》が戻って来るのを悠長に待っていたらすぐにやられてしまう。もう諦めるしかないだろう。
これで女のターンは終わりだが、《ソーラー・チャージャー》の効果で《ゾロスター》と《ターメリック》がアンタップされる。防御に抜かりはないようだ。
「《弥勒》か……さて、どうしたものか」
とカードを引く夕陽からは、またも笑みがこぼれる。
「……だよね。《アポロン》がダメなら、君に頼るしかない」
笑みを消し、真剣な眼差しで女を見据える夕陽。
「まずは《クリティカル・EVOチャージャー》を発動。《ターメリック》を破壊してマナチャージ。そこから《レイヴン》進化《火之鳥ピルドル》!」
ブロッカーを破壊し、《レイヴン》を進化させる。しかしこれではまだ、攻撃手が足りない。
なので夕陽は残った五マナを惜しまず使い切る。そして現れるのは、
「《火之鳥ピルドル》——究極進化! 《神羅ライジング・NEX》!」
夕陽の元々の切り札《神羅ライジング・NEX》だ。
《ライジング・NEX》の効果で夕陽の《コッコ・ギルピア》と女の《マクイル》が破壊される。攻撃手は減ったが、そんなことは全く問題ではない。
「《ゾロスター》を守ろうとしたのが裏目に出たな。《ライジング・NEX》でT・ブレイク!」
女のシールドが、《ライジング・NEX》の炎で全て吹き飛ぶ。S・トリガーはなく、女を守るものは何一つなくなった。
「続けて《フレイムバーン・ドラゴン》で、ダイレクトアタックだ!」
- Re: デュエル・マスターズ Mythology オリキャラ募集 ( No.46 )
- 日時: 2013/10/13 19:27
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: dfg2.pM/)
オリキャラ募集で来てみたのですが、まさかの白黒さんでしたか。
僕もデュエマは昔よくやってました。サイキック・クリーチャー辺りでやめてしまいましたが。
最近は無色とかがいるんですね。よくわかりません。
とりあえず、オリキャラ投下します。
名前:潮原 零佑/しおはら れいすけ
年齢:17
性別:男
容姿:短い青髪を立たせており、瞳は黒い。体つきががっしりしており、オレンジの波が描かれた青い服を着ている。
性格:気性が荒く、喧嘩っ早いが、曲がったことは大嫌いの熱血漢。クラスの中では中心的であり、意外と面倒見が良く、実は頼れる兄貴肌。残念ながら頭はあまりよろしくない。
所属:雀宮高校、二年二組
備考:自分で『荒波の零佑』と名乗っていたところ、いつの間にかそれが通り名になってしまった。通り名が付くだけあって、デュエルの腕は相当なものである。見た目通り腕っぷしも強い。ただし頭はあまり(略
サンプルボイス:(そのキャラの口調が分かるように。三つ以上)
「『荒波の零佑』こと、潮原 零佑だ。よろしくな!」
「いいぜ、売られた喧嘩は買ってやらあ! かかって来いよ!」
「甘いぜ。ニンジャ・ストライク発動、《斬隠テンサイ・ジャニット》召喚だ!」
「デュエルに無駄な心配事はいらねえ。根性持ってぶつかり合えばいいんだよ!」
使用デッキ:(中心となるカード、サポートカード、デッキの方向性が分かるように。切り札込みで最低三枚。必ず入れたい文明はあれば書いておいてください。)
今までの水単をベースに、進化クリーチャーを減らし(マクスウェルZは残ってる)、トワイライトΣを始めとする優秀なサイバーを加えたデッキ。場合によっては低コストサイバー達で速攻にシフトすることも可能。
・《超電磁トワイライトΣ》切り札
・《マリン・フラワー》
・《コーライル》
・《クウリャン》
・《パラダイス・アロマ》
・《サイバーX・ザナドゥ》
・《サイバー・G・ホーガン》
・《サイバー・A・アイアンズ》
・《サイバー・W・スパイラル》
切り札召喚時
「さあ野郎ども、勇み立て! 超電磁の荒波に乗り、立ち塞がるもの全部ぶっ壊せ! 我が相棒・超電磁トワイライトΣ、進撃の火蓋を切り落とせ!」
軽量サイバーや進化サイバー達は神化編(DM-32〜35)にやたらいるのでよかったら見てみてください。
あれだったらボツ可です。
- Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.47 )
- 日時: 2013/10/12 09:13
- 名前: ツギハギさん (ID: j9SZVVec)
どうもー、ツギハギさんと申します
デュエマのオリキャラ募集・・・ということで、応募に参りました
ちなみにデュエマは現役でやっております
名前:武者小路 仄(ムシャノコウジ ホノ
年齢:16
性別:女
容姿:白髪ポニテに赤目 華奢でスリムな体つき 貧ny(ry) 服はころころ変わるが基本的に黒い
性格:なにかと上から目線 男勝りな部分が多いが頼まれると文句を吐きつつも断れない
所属:雀宮高校 1年4組
備考;デュエルの腕のほうはそれなり どこかのお嬢様らしいが不明
サンプルボイス:(そのキャラの口調が分かるように。三つ以上)
「騒がしい、一度黙りなさい」
「この私、武者小路 仄が相手をしてあげる」
「シールド・トリガー、反撃のサイレントスパーク。残念だったね」
「う、む…なんで私がそんなことを、全く。」
「さて、この私になにか用?」
使用デッキ;ネプチューンシュトロームを使用した水光エンジェル
・超神星ネプチューン・シュトローム 切り札
・変幻の精霊ナイツ・オブ・コバルト
・ヘヴンズゲート
・真実の名タイガーレジェンド
・反撃のサイレントスパーク
・ロードリエス
・白騎士の聖霊王ウルファス
・オレオレ・ライオネル
・聖霊王イカヅチ
もし切り札召喚時などの台詞があれば、ご自由にどうぞ。
「顕現せよ! 海王星の名の元に! 天使をも喰らう貪欲なる悪魔 超神星ネプチューン・シュトローム! 私に従え!」
「武装せよ! 私の前を遮る愚か者をすべて貫く、一条の矛よ! 変幻の精霊ナイツ・オブ・コバルト! 天より私に仕えろ!」
- Re: デュエル・マスターズ Mythology オリキャラ募集 ( No.48 )
- 日時: 2013/07/15 13:06
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: PNtUB9fS)
パーセンターさん
まさかここでパーセンターさんとお会いするとは思いませんでしたが、とりあえずはコメントありがとうございます。
しろく——もといモノクロもその辺りでやめてしまいましたね。
モノクロ自身も知っているというだけで、やっているわけではないんですよね……ただ、戦略を考える勉強にはなります。
オリキャラ投稿もありがとうございます。夕陽たちの先輩にあたるキャラですね。立ち位置もすぐに決まりそうです。
デッキは青単速攻ですか……そのタイプのデッキはちょっとトラウマですが、嫌いではないので楽しく動かしたいと思います。
ツギハギさん(さん?)
いくつ敬称を付ければ良いのか迷ってしまいますが、とりあえずはコメントとオリキャラありがとうございます。
モノクロは引退しておりますが、最近は面白いカードが揃っているようです、実際にやらずとも楽しめます。
オリキャラの件ですが、申し訳ありません、異名に関してはこちらで一定のパターンに沿って付けているので、その設定だけは採用できなさそうです。“ゲーム”参加者としての異名でなければ問題はないのですが。
この場を借りて一度、募集要項の訂正を報告します。
投稿されたオリキャラの設定は全て生かされるとは限りません。こちらで採用しても問題ないと判断した設定のみを使用することになると思うので、ご了承ください。特に異名、通り名、二つ名に関してはこちらで独自の命名ルールがありますので。ただしそれらの異名はすべて“ゲーム”参加者としての異名になるので、単に巷で言われているだけ、または自称しているだけならなんら問題ないです。
それともう一つ、“ゲーム”参加者なら全員が付けられるというわけではないのですが、投稿されたオリキャラには“ゲーム”参加者としての異名を付けようと思っております。モノクロの考えたものなのでセンスが合わないというか、モノクロの感性は普通の人と若干ずれているので、付けたいか付けたくないかの意思を聞きたく存じます。応答がない場合は付けないと解釈しますので、悪しからず。
これらの内容は後で>>36に追加しておきます。
- Re: デュエル・マスターズ Mythology オリキャラ募集 ( No.49 )
- 日時: 2013/07/16 00:49
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: PNtUB9fS)
デュエル後、女は服の袖口や裾を焦がしながら逃げるように去っていった。
「……まさか、こんなに早く襲われるなんてね」
ふぅ、と一息吐きながらデッキを仕舞う夕陽。まだ昼前だというのに、とんだ迷惑だ。
「にしても、思ったより大したことなかったな。それなりの力はあるっぽかったけど、あの『炎上孤軍』と比べたら全然だ。感覚としては、まるで——」
——一般人と戦っているようだ。
と呟いてから、夕陽は再び歩を進める。
歩くうちに、自宅が近付いてくる。夏へと近付く季節の陽光が夕陽に降り注ぎ、額に汗を滲ませる。今すぐクーラーが欲しいとは言わないが、早く太陽光線の当たらないところに行きたいとは思う。
そんな時だった。空城家の近くにある小さな十字路の塀に人影が見えた。
今度はなんだと身構えそうになるが、すぐにその人影が不自然な形をしている——というか、直立していないことが分かる。
塀に背中を預け、足を投げ出して座り込んでおり、顔は俯いている。そして——
「!」
——横向きに、倒れ込んだ。
「大丈夫ですか!?」
夕陽は慌てて駆け出し、とりあえず楽な姿勢でその体を起こす。服装と体つきからして少女だ。華奢でかなり痩せており、非常に軽い。
(この暑さだし、熱中症か? 見たところかなり汗かいてるし、脈が遅い。意識もなさ気だ)
先日習ったばかりの保健体育の内容を思い出しながら、少女の症状を確認する。
なにはともあれ、ずっとここにいるわけにもいかない。幸いなことに家はすぐ近く。すぐに運んで適切な処置をすれば問題はないはずだ。と、夕陽が少女を抱え上げると、
「あれ? この子……」
少女の顔が露わになる。このみや汐に負けず劣らず、幼さを残した顔。肌は白く、見る者に可憐な印象を持たせる。
夕陽はその顔を知っていた。知っていた、と言うには少々曖昧な記憶ではあるが、見覚えがある、と言える程度には記憶にとどまっている。特別会話するようなこともなく、同じ空間にいた時に何気なく視線を動かせば、他の者と一緒に偶然視界に入る。そんな程度の認識しか持っていないが、それでも夕陽は彼女の存在を、そしてその名を知っている。
「光ヶ丘……!」
それは、雀宮高校一年四組に在籍している者。即ち少女は——夕陽やこのみのクラスメイト、光ヶ丘姫乃だった。
クラスメイトが家の近くで倒れていることに驚き戸惑いつつも、夕陽は姫乃を家へと運び込み、リビングのソファに寝かせて処置を施した。高校生が授業で聞いた知識だけで行う処置なのでお世辞にも手際が良いとは言えないが、それなりに適切ではあった。
横で夕陽が団扇を仰いでいると、ほどなくして姫乃は目を覚ました。
「……ん……あ、れ……ここは……?」
「あ、起きた?」
姫乃はゆっくりと体を起こし、寝ぼけたような眼を擦る。しばらくの間、状況を認識するために何も反応を示さなかったが、ややあって目を見開く。そして赤面する。
「え? えぇ!? な、なんで空城くんが……!? っていうか、ここどこ!? え? え!?」
ただ、認識できたのは自分の目の前に夕陽がいるということだけで、それ以外のことを認識できず、完全に混乱しているようだった。
きちんと彼女に状況を認識させるのも重要だが、それ以上に大切なことをしなければならないので、夕陽はテーブルの上に置かれた二つのペットボトルを掴む。
「事情というか、何があったかは後でちゃんと説明するから。とりあえずはこれ、飲みなよ」
「え……?」
「喉、渇いてるんじゃないの? 脱水症状っていうほど大袈裟じゃないとは思うけど、こういう時って純粋なミネラルウォーターか吸収しやすいスポーツドリンクか、どっちを飲ませればいいのか分かんないからさ。とりあえず好きな方を飲んで」
「えっと……」
とりあえずは落ち着いたようだが、姫乃はまだ状況を理解できていない様子だ。しかし自分の喉が渇いているということは理解したようで、おずおずとミネラルウォーターを受け取った。キンキンに冷えた冷水ではなく、姫乃の体調を考慮してのことだろう、少し温い水だ。
キャップを外し、姫乃は喉の渇きを潤す。半分くらいほど飲むと、一度ペットボトルを口から離し、再びキャップを付けてテーブルに置く。
「あ、ありがとう……えっと」
「ああ、説明ならちゃんとするよ。実はさ……」
夕陽は帰宅途中、家の近くに姫乃が倒れていたことを説明する。気を失う前後で人の記憶は飛ぶと言うが、姫乃は倒れた時のことをよく覚えていないようだった。
「……と、いうわけなんだ」
「そっか……ごめんね、迷惑かけちゃって」
心底申し訳なさそうに俯く姫乃。そんな顔をされたら、逆にこちらが申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「い、いや、確かに倒れたところを見た時は驚いたけど、まあ無事でなによりだよ。体は、もう大丈夫?」
その言い方はあらぬ誤解を受けそうだと、自分で言って思ったが、姫乃は特に気にすることなく、
「うん、だいじょうぶだよ。ありがとう」
やや子供っぽい笑みを浮かべ、感謝の言葉を口にする。
「とにかく、熱中症には気をつけた方が良いよ、この時期特に。こまめに水分補給するとか」
そんな定型文を言いながら、夕陽はふと思い出したように横に置いておいたものを掴む。
「そうだ、これ。光ヶ丘の持ち物。これで全部?」
それは二つの鞄だ。一つはポシェットのような小さいものだが、もう一つはそれなりの大きさがあり、容量は多そうだ。
「うん、ありがとう」
「誰かに盗られてなくて良かったね。どこか出かけてたの?」
「出かけてたっていうか、行く途中かな? お昼の食材を買いに行こうとして……あそこのスーパー、今日は値引きセールやってるらしいから」
「ああ、そう言えば妹がそんなこと言ってたような」
ちなみにその妹は、今日は友人と遊びに行っており、夕方まで帰ってこない。両親も今日は帰らないそうなので、夕飯の買い出しを頼まれていたのだが、完全に忘れていた。
「じ、じゃあ、わたしはもう行くね。空城くん、ありがとう」
「え? 行くって、まさか買い物に?」
夕陽が問うと、姫乃はコクリと頷く。
「まだおとなしくしてた方が良いと思うよ……ああ、そうか。確かに男一人しかいない家にいるのは不安だよね」
「そ、そんなんじゃないよっ!?」
思春期の女子高生にありそうな理由を提示したのだが、姫乃は慌ててそれを否定した。
「まあなんにしても、ゆっくり休むなら自分の家の方が休みやすいよね。送って行くよ」
「え……い、いや。そんな、いいよ。空城くんにも悪いし……それに——」
と言ったところで、姫乃の言葉はかき消される。
かき消した元凶は——姫乃の腹だった。
「…………」
「…………」
「……う、うぅ」
「泣かないで!?」
一瞬で赤面した姫乃は、恥ずかしさのあまりか、涙を浮かべている。この状況で泣かれると構図的に夕陽としても困る。
「ま、まあもう昼時だし、空腹でもおかしくはないよ。僕もお腹減ってきたところだし。えーっと、折角だしなにか食べていきなよ」
と言いながらリビングと繋がっているキッチンへと歩いていき、冷蔵庫を開けるが、
「うわ……なにもないし……」
冷蔵庫の中に、そのまま食べられるようなものはなに一つとしてなかった。あるのは液体のみ。
「作り置きもないとは……今日は外食しろとでも言いいたいのか」
他の棚なども漁ってみるが、カップ麺すら見つからない。
(流石に光ヶ丘と二人で店に入るのはなぁ……仕方ない)
夕陽は最終手段を取ることを決心した。幸いなことに食パンだけは置いてあったので、あとはこれに何かあれば、それなりのものはできるだろう。
問題はその“何か”が何もないのだが、しかし何もなければ作ればいい、というのが先人の知恵。そのまま食せるものはないが、そのままでなければ何もないわけではない。
ぐだぐだと述べたが、それは要するに、
「なにか作るか……」
ということだった。
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