二次創作小説(紙ほか)

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デュエル・マスターズ Mythology
日時: 2015/08/16 04:44
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: 0qnzCmXU)

 初めましての人は初めまして、モノクロという者です。ここでは二次板と雑談板が拠点です。

 本作では基本的に既存のカードを使用するつもりではありますが、オリジナルのカードも多数登場します。ご了承ください。

 投稿したオリキャラのデッキにキーカードや切り札を追加したり、既存の切り札級のカードや、追加した切り札に召喚時の台詞を追加しても構いません。追加したい時はその旨をお伝えください。

目次


一章『神話戦争』

一話『焦土神話』
>>1 >>2 >>6 >>9 >>12 >>13 >>14
二話『萌芽神話』
>>17 >>18 >>21 >>22
三話『賢愚神話』
>>25 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30 >>33


二章『慈愛なき崇拝』

一話『精力なき級友』
>>41 >>45 >>49 >>52 >>55 >>58 >>59 >>60 >>61
二話『加護なき信仰』
>>63 >>64 >>66 >>70 >>71
三話『慈悲なき女神』
>>72 >>73 >>74 >>75 >>76
四話『表裏ある未来』
>>77 >>78


三章『裏に生まれる世界』

一話『裏の素顔』
>>79 >>80 >>81 >>82 >>85 >>86 >>91 >>92 >>94
二話『裏へと踏み入る者』
>>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101


四章『summer vacation 〜夏休〜』

一話『summer wars 〜夏戦〜』
>>103 >>106 >>107 >>110 >>111
二話『summer festival 〜夏祭〜』
>>112 >>113 >>114 >>117
三話『summer ocean 〜夏海〜』
>>118 >>121 >>127 >>128 >>129 >>132 >>141 >>148


五章『雀宮高等学校文化祭店舗名簿』

一話『ガーリックトーストレストラン』
>>152 >>153 >>156 >>157 >>158 >>160 >>162 >>163 >>164 >>167
二話『ロイヤルミルクティーカフェテリア』
>>168 >>169 >>170 >>173
三話『ゾロアスター教目録』
>>174 >>175
四話『天の羽衣伝説調査』
>>185 >>186
五話『日蓮宗体験記録』
>>187 >>190
六話『天草四朗時貞絵巻』
>>191 >>192
七話『後夜祭・神々の生誕劇場』
>>193 >>202 >>206 >>207


六章『旧・太陽神話』

一話『序・太陽神話』
>>208 >>212 >>213
二話『破・太陽神話』
>>214 >>217 >>218 >>219 >>221 >>222 >>223 >>224 >>231 >>235 >>236 >>243 >>244
三話『急・太陽神話』
>>266 >>267 >>268 >>269 >>270 >>271 >>272 >>279 >>282 >>285 >>292


七章『続・太陽神話』

一話『再・太陽神話』
>>293 >>299 >>300 >>303 >>304 >>315 >>316 >>317 >>318 >>319 >>320 >>321 >>322 >>323 >>324 >>329 >>330 >>331 >>332 >>333 >>334 >>335 >>336 >>337 >>338 >>341 >>342 >>343 >>346 >>347 >>348 >>349 >>350 >>351 >>356 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>365
二話『終・太陽神話』
>>366 >>371 >>372 >>373 >>374 >>375 >>376 >>377 >>380 >>381 >>382 >>383 >>384 >>385 >>386 >>387
三話『新・太陽神話』
>>393 >>395 >>396 >>397 >>398 >>399 >>402 >>403 >>404


八章『十二神話・召還』

一話『焦土神話・帰還』
>>405 >>406 >>407 >>408 >>409
二話『海洋神話・還流』
>>410 >>411 >>412 >>413 >>415
三話『萌芽神話・還却』
>>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>423 >>424


九章『聖夜の賢愚クリスマス・ヘルメス

一話『祝祭の前夜ビフォア・イヴ
>>425
二話『双子の門番ツインズ・ゲートキーパー
>>426 >>429 >>430 >>431
三話『祝宴の闘争パーティー・バトル
>>432 >>433 >>434 >>435 >>436 >>437 >>438 >>439 >>440
四話『知将の逆襲ノウレッジ・リベンジ
>>441 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447


第十章『月の下の約束です』

一話『月影の同盟です』
>>468 >>469 >>470 >>471 >>472 >>473
二話『月夜野汐です』
>>486 >>487 >>489 >>490 >>491 >>492
三話『私の先輩です』
>>493 >>496 >>497 >>498 >>499 >>500 >>503 >>506 >>507 >>508


第十一章『新年』

一話『初詣』
>>512 >>513 >>514 >>515 >>516 >>519 >>520 >>521 >>522 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>530 >>531 >>532 >>533 >>534 >>535 >>536 >>537 >>538 >>539 >>540 >>541 >>542 >>543 >>544 >>545 >>546 >>547 >>548 >>549 >>550 >>553 >>554 >>557 >>558 >>559 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>566 >>567 >>568 >>571 >>572 >>573


十二章『空城夕陽の義理/光ヶ丘姫乃の本命』

一話『誕生日/バレンタインデー』
>>577 >>578 >>579 >>580 >>583 >>584
二話『軍人と探偵と科学者と/友人と双子と浮浪者と』
>>585 >>586 >>587 >>590 >>591 >>592 >>593 >>594 >>595 >>596 >>597 >>598 >>599 >>600 >>601 >>602 >>603 >>604 >>605 >>606
三話『告白——/——警告』
>>609 >>610


十三章『友愛「親友だから——」』

一話『恋愛「思いを惹きずって」』
>>616 >>617
二話『敬愛「意志を継ぎたい」』
>>618 >>619
三話『家族愛「ゆずれないものがある」』
>>620 >>621 >>622 >>627 >>628 >>629 >>630 >>631 >>632 >>633 >>634 >>635 >>636
四話『親愛「——あなたのことが大好きです」』
>>637



コラボ短編
【1——0・メモリー(タクさんコラボ)】
外伝『Junior to connect』

一話『Recollection』
>>474
二話『His outrage』
>>475 >>476 >>477 >>478 >>480
三話『My junior and his friend』
>>482



デッキ調査室
№1『空城夕陽1』  >>95
№2『春永このみ1』 >>102
№3『御舟汐1』 >>136 >>137

人物
>>34
組織
>>35
フレーバーテキスト
>>574

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.341 )
日時: 2014/01/18 15:38
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

 栗須とシーザーのデュエル。
 まだ互いにシールドは五枚あり、どちらも《氷牙フランツⅠ世》を召喚している。
「私のターンッ! 《フランツ》の能力でコストを1下げェ、呪文ッ! 《エマージェンシー・タイフーン》!」
 カードを二枚引き、手札を一枚捨てる呪文《エマージェンシー・タイフーン》。2マナで二枚もカードを引けるが、手札を一枚捨てるため、《エマージェンシー・タイフーン》そのものを手札から使用すれば、最終的な手札の総数は変わらない。
 しかし一枚とはいえ手札のカードを捨てられるため、手札交換も兼ねたコストの軽い墓地肥しとしては優秀である。
「さらにィ、《プライマル・スクリーム》ッ! 山札の上四枚を墓地へ送りィ、墓地の《フランツ》を回収ゥ!」
 そしてシーザーはターンを終える。
「ふむ。《フランツ》か……」
 さらにこのターン使用された呪文、シーザーのマナと墓地にも視線を向ける栗須。その後、無言でカードを引いた。
「早速来たか。こちらも《フランツ》でコストを下げ、呪文《ミステリー・キューブ》だ」
 栗須の山札がシャッフルされ、デッキトップのカードが捲られる。
「さあ、出でよ。《恵みの大地ババン・バン・バン》」
 《ミステリー・キューブ》から飛び出したのは《ババン・バン・バン》だった。この時点で栗須のマナは4マナ、つまり、
「マナを四枚追加する。ターン終了だ」
 一気に4マナも増やし、マナの数では先攻のシーザーの倍となってしまった。《ババン・バン・バン》は大量のマナを必要とする時だけでなく、このようにコストを踏み倒して早期に呼び出すことで、少ないマナを増やして一気に加速することもできるのだ。
「ヒャッハァー! いくらマナを増やそうともォ! 手札がなければなにもできまいィ! 呪文ッ! 《魔弾バレット・バイス》!」


魔弾バレット・バイス 闇文明 (4)
呪文:ナイト
KM—相手は自分自身の手札を1枚選び捨てる。
ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい)


 普通に撃てば《ゴースト・タッチ》などの軽量ハンデス呪文以下の性能しか出ない《バレット・バイス》だが、バトルゾーンにナイトがいる時には、その限りではない。相手が捨てるカードを選ぶとはいえ、手札を二枚捨てさせるという、かのプレミアム殿堂カード《スケルトン・バイス》並みの手札破壊を行える。
「さァ、手札を二枚捨てるのだァー!」
「……ふん」
 不愉快そうに鼻を鳴らし、栗須は手札を二枚墓地へと投げ捨てる。
「さらに《ストリーミング・シェイパー》を発動ゥ!」


ストリーミング・シェイパー 水文明 (3)
呪文
自分の山札のカードを、上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。


 捲れた四枚は《氷牙フランツⅠ世》《ガンヴィート・ブラスター》《憎悪と怒りの獄門》《執拗なる鎧亜の牢獄》。
「《フランツ》と《執拗なる鎧亜の牢獄》を手札に加え、残りを墓地へ! ターンエンド!」
 栗須のターン。栗須は前のターンに出した《ババン・バン・バン》の能力でマナが二倍になっているため、急いでマナチャージする必要はない。それよりも、今は使える手札を所持しておくことが重要だ。
「《セブ・コアクマン》を召喚。カードを三枚捲るぞ」
 捲れたのは《超次元シャイニー・ホール》《偽りの羅刹 ゼキア・エクス・マキナ》《ポジトロン・サイン》の三枚。
「光の《シャイニー・ホール》と《ポジトロン・サイン》を手札に加え、《ゼキア・エクス・マキナ》を墓地へ。そして呪文《ポジトロン・サイン》」
 今度は山札の上から四枚を見て、その中のS・トリガー呪文を唱える。
「呪文《ミラクルとミステリーの扉》」
 またも山札の上四枚のカードを公開する。捲られた四枚は《偽りの名 スネーク》《偽りの王 ナンバーナイン》《偽りの名 シャーロック》《裏切りのペッパーシウバ》。
「さあ、この中から一枚選べ」
 以前の光のデーモン・コマンドを中心としたデッキもそうだったが、今の栗須のデッキはかなり重量級クリーチャーが多い。平均コストなら流のデッキよりも重いかもしれない。
 その分、踏み倒し手段が豊富だ。というより、コストを踏み倒さないとまともにクリーチャーを展開できないだろう。
「そうだなァ、《ナンバーナイン》と《シャーロック》は私のデッキでは厳しい、《スネーク》でアドバンテージを得られるのも困る……ならここは《ペッパーシウバ》だァ!」


裏切りのペッパーシウバ 水/自然文明 (7)
クリーチャー:ジャイアント/サイバー・コマンド 8000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが破壊された時、進化ではないアンノウンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。


 シーザーが選んだのは《裏切りのペッパーシウバ》。捲られた四枚の中では唯一破壊された時にしか効果が発動しないため、妥当なチョイスだろう。
「だが、破壊すれば手札からアンノウンが飛び出すぞ? さっき捲ったカードから推理できるだろうが、僕デッキはアンノウンが多い。破壊すれば後続が飛び出し、放っておくにしても、このサイズは無視できないだろう?」
「ハーハッハッハァ! ならば破壊せずに除去すればいいだけのことォ! 《フランツ》を召喚し、コストを2下げ《執拗なる鎧亜の牢獄》!」


執拗なる鎧亜の牢獄 水/闇/火文明 (5)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。その捨てたカードが手札に戻されたクリーチャーと同じ名前のカードであれば、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。


 手札に戻されるのは、当然ながら《ペッパーシウバ》。そして栗須の手札から《ペッパーシウバ》が落とされれば、シールドも一枚持っていかれる。
 墓地へと落ちたのは、《超次元シャイニー・ホール》だった。
「外れだ、残念だったな」
 とはいえ、超次元呪文は一枚で様々なサイキック・クリーチャーを呼び出せるため、状況に応じた柔軟な対応ができる。そのためのカードを失ったとなると、少ない損失だ。
「僕のターン。再び《ペッパーシウバ》を召喚し、ターンエンド」
 重いカードが多い栗須のデッキでは、マナが多少増えたとしても1ターンで大量にクリーチャーを展開することはできない。前のターンに戻された《ペッパーシウバ》を召喚するだけでターンを終える。
「そんなにゆっくりしていていいのですかな? 私のターン!」
 しかし、マナを増やさなければならないシーザーの手札は毎ターン減っていくため、手札の枚数ではシーザーの方が少なくなっている。しかし、
「呪文ッ! 《魔弾オープン・ブレイン》! 山札からカードを二枚ドロー!」
 さらにナイト・マジックで二枚ドローする。これでシーザーは一気に四枚も手札を増やしてしまった。しかも二体の《フランツ》の効果でまだ3マナしか使っていない。
「続けて呪文ッ! 《超次元ミカド・ホール》! 《フランツ》のパワーをマイナス2000!」
 パワーがゼロとなった《フランツ》は破壊され、そして、超次元の門が開かれる。
「開け、超次元の門! 《時空の賢者ランブル》をバトルゾーンへ!」
「《ランブル》か……厄介だな」
 とはいえ、シーザーは山札の下にカードを仕込むようなことはしていない。山勘で当てるしかない。次のターンに適当なカード名を言い、その次のターンでほぼ確実に覚醒させられるが、栗須もそこまで悠長に待つつもりはない。
「《超次元シャイニー・ホール》を発動。超次元ゾーンより《時空の不滅ギャラクシー》をバトルゾーンへ。さらに《ランブル》をタップし、《ペッパーシウバ》で《ランブル》を攻撃」
 《ランブル》はスレイヤーなので《ペッパーシウバ》もバトルの後に破壊されてしまうが、
「《ペッパーシウバ》が破壊されたことで、能力発動。手札からアンノウンを出すぞ。《神託の王 ゴスペル》をバトルゾーンへ」
 手札から飛び出したのは《神託の王 ゴスペル》。9コストの超大型クリーチャーが踏み倒された。
「《ゴスペル》の能力で、互いのデッキトップを捲る」
 捲られたのは栗須が《恵みの大地ババン・バン・バン》、シーザーが《蒼狼の始祖アマテラス》。
「どちらもクリーチャーか。ならば捲られた呪文でないカードは二枚、二枚ドローだ」
 カードを引く栗須。手札を二枚補充しつつ、《ゴスペル》を出せたのは大きいだろう。
 今まではS・トリガーやシーザーの手札が増えることを懸念し、シールドブレイクを躊躇っていた栗須だが、《ゴスペル》のアタックトリガーのことを考えれば、ここからは積極的に殴っていくべきだろう。
 無論、次の栗須のターンまでに、《ゴスペル》が生き残っていればの話、だが。

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.342 )
日時: 2014/01/18 16:05
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

 栗須とシーザーのデュエルは、ようやく大きな動きがみられそうという局面まで来た。
 互いにシールドは五枚。栗須の場には《ミステリー・キューブ》でコストを踏み倒して早期に呼び出された《恵みの大地ババン・バン・バン》と、《裏切りのペッパーシウバ》の能力で現れた《神託の王 ゴスペル》。そして《時空の不滅ギャラクシー》の三体。
 序盤から墓地を増やしているシーザーの場には二体の《氷牙フランツⅠ世》のみ。
 栗須は次のターンから《ゴスペル》のアタックトリガーも使いつつ攻めていくようだが、
「ハッハッハァーッ! 今頃攻める気でいてももう遅いぞォ!」
「……なに?」
 ターンが回って来るや否や、高笑いを始めたシーザー。高笑いはいつもだが、その台詞は聞き逃せない、
「私の準備は既に完了しているゥ! 貴様に攻める暇など与えはしないィィィッ!」
 そう言ってから、シーザーは手札を一枚抜き取る。
「呪文ッ! 《超次元リバイヴ・ホール》! 墓地から《魔光蟲ヴィルジニア卿》を回収しィ、開け、超次元の門! 《時空の賢者ランブル》を再びバトルゾーンへ!」
 超次元の門より現れたのは、先ほど破壊した《ランブル》。また厄介なクリーチャーが出て来たが、シーザーの目的は《ランブル》を出すことではない。
 本命は、回収したクリーチャーだ。
「G・ゼロで《ブラッディ・シャドウ》を召喚ッ! さらにィ《ヴィルジニア卿》も召喚ッ!」


魔光蟲ヴィルジニア卿 闇文明 (5)
クリーチャー:パラサイトワーム/ナイト 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。そのクリーチャーが進化クリーチャーで、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば、コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。


「《ヴィルジニア卿》……」
 序盤に墓地に落ちてからいつかは出て来ると思っていたクリーチャーだ。そして、墓地から呼び戻されるクリーチャーも、はっきりしている。
「墓地から《グレイテスト・シーザー》を回収ゥ! そして《ヴィルジニア卿》と《ブラッディ・シャドウ》から進化アァァァッ!」
 禁断の騎士と影の騎士は、墓地へと吸い込まれた。暗い光が発せられ、墓地より暗黒の皇帝が二体の騎士を取り込み、這い出てくる。

「暗黒の海原を統べる大皇帝、そして我が名を冠する絶対龍! 現れろ! 《暗黒皇 グレイテスト・シーザー》!」


暗黒皇(ダーク・カイザー)グレイテスト・シーザー 闇/火文明 (6)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V—自分のナイト・クリーチャーまたはドラゴンのいずれか2
体を重ねた上に置く。
このクリーチャーか攻撃する時、自分の墓地にある闇または火の呪文を、コストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
T・ブレイカー


 《ヴィルジニア卿》の効果で蘇ったのは《暗黒皇 グレイテスト・シーザー》。かつて戦国の世で戦い抜いた猛者であり、最後の戦国武道会であまりにも強力な魔弾を放ち、世界を荒廃させた存在だ。
 その魔弾の破壊力は後の物語にも影響を及ぼしているのだが、今はそこは割愛する。
 ともかく《グレイテスト・シーザー》はナイトの頂点に君臨すると言っても過言ではないほど強力なクリーチャーだ。かの《邪眼皇ロマノフⅠ世》ですら、撃ち終えた呪文の弾丸は一発ずつしか撃てなかった。しかし《グレイテスト・シーザー》は、撃てる範囲を広げたうえで、弾丸の種類も《ロマノフ》より豊富である。
「《グレイテスト・シーザー》で攻撃ィ! その時、《グレイテスト・シーザー》の能力で墓地の呪文をコスト7以下になるように唱えるゥッ!」
 つまるところ《グレイテスト・シーザー》の恐ろしいのはそこだ。一度使用した呪文を再び撃てるだけでも十分だが、あらかじめ呪文を墓地に落としておけば、攻撃する時に撃てる呪文の選択肢が増える。
 シーザーが序盤に墓地を増やしていたのは、このためだったようだ。
「呪文発動ゥ! 《英知と追撃の宝剣》! 《ゴスペル》と《ババン・バン・バン》を選択するッ!」
「……《ゴスペル》を手札に戻し、《ババン・バン・バン》を破壊する」
 場のクリーチャーが二体除去され、マナも二枚、消し飛ばされる。殿堂カードなだけあり、たった一枚でカード四枚分のアドバンテージを得られる《英知と追撃の宝剣》は、やはり強力だ。
「そしてTブレイクゥッ!」
「っ……!」
 加えて言うのであれば、《グレイテスト・シーザー》自体の打点も高い。多少ブロッカーを並べたところで、そのブロッカーごと薙ぎ払われて三枚のシールドが持っていかれる。
「……S・トリガー発動、《ミステリー・キューブ》」
 割られた三枚のシールドから、《ミステリー・キューブ》をトリガーする栗須。山札がシャッフルされ、その一番上のカードが表向きになるが、
「《ポジトロン・サイン》か……!」
 捲られたのは《ポジトロン・サイン》、呪文だ。クリーチャーでないので、そのままマナへと落ちる。
 《英知と追撃の宝剣》でマナが削られているので無駄ではないが、少々残念ではある。
「ターンエンドだ。さァ、次のターンでとどめを刺そうぞ」
 追撃はせず、シーザーはこのターンを終える。
「流石に厳しいか……!」
 バトルゾーンをボロボロにされ、マナゾーンにも小さくないダメージを受けた。ここから立て直すのは厳しいだろう。
「僕のターン。《氷牙フランツⅠ世》と《真実の名 アカデミアン》を召喚だ」
 とりあえず栗須は手札のクリーチャーを展開する。ここで悩むのは《アカデミアン》で戻す対象だが、
「……《ランブル》をバウンス。超次元ゾーンに戻れ」
 戻したのは《ランブル》。シーザーの山札の下には《グレイテスト・シーザー》で唱えた呪文が眠っているはずであり、次のターンには確実に覚醒されてしまう。覚醒した《ランブル》は解除もあり除去しにくいため、覚醒されたくはない。
 《グレイテスト・シーザー》も手札に戻したところでまた召喚されてしまうだけなので、ここはまた戻ってくる可能性の低い、戻ってきてもすぐには攻撃に参加できない《ランブル》を除去しておく。
「ターン終了だ」
 マナもなくなり、これ以上のことができない栗須は、そのままターンを終えた。
(あとはS・トリガー頼みか……)
 ランダムな踏み倒しを多用するデッキではあるが、理詰めでデュエルを進める栗須にとって、S・トリガーに頼るのは些か癪だ。栗須でなくとも、“ゲーム”参加者の多くはそう思うだろう。
「ヒャァッハーッ! 万策尽きたようだな。ならばこのターンで終わりだァ!」
 このまま残りのアタッカーで攻撃すればシーザーの勝利だ。しかし、彼は追い打ちをかけて来る。
「《超次元ミカド・ホール》! 《フランツ》のパワーをマイナス2000!」
 パワーがゼロとなった《フランツ》が破壊され、超次元の門は開かれる。
「開け、超次元の門! 《時空の封殺ディアスΖ》をバトルゾーンへ!」


時空の封殺ディアスΖ(ゼータ) 闇文明 (8)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 7000
E・ソウル
殲滅返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、自分または相手の墓地からカードを4枚選んでもよい。あるいは両方の墓地からカードを4枚ずつ選んでもよい。選んだカードを好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。こうして選んだカード4枚につきこのクリーチャーの返霊能力を使う)
返霊—相手は、バトルゾーンまたは手札から自身のカードを1枚選び、山札の一番下に置く。
W・ブレイカー
覚醒—自分のターンの終わりに、そのターン、相手のクリーチャーが3体以上バトルゾーンを離れていた場合、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。


 超次元の門から飛び出したのは《時空の封殺ディアスΖ》。《ランブル》でないところを見るからに、今度は栗須の手札を削りに来たようだ。
「まだまだァ! 呪文ッ! 《超次元バイス・ホール》! さァ、貴様の手札を見せるのだァー!」
 強制的に手札を公開させられる栗須だが、その中に呪文はない。
「だがァ、開け、超次元の門!」
 《グレイテスト・シーザー》の撃ち抜いた虚空が歪み、超次元の門を開く。
「現れよッ! 《時空の邪眼ロマノフΖ》!」

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.343 )
日時: 2014/01/18 21:34
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

時空の邪眼ロマノフΖ(ゼータ) 闇文明 (10)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 7000
自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
覚醒—自分のターンのはじめに、自分の墓地に呪文が10枚以上あれば、墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
W・ブレイカー


 超次元の門より現れた、Ζの力を取り込んだ《ロマノフ》、《時空の邪眼ロマノフΖ》。
 これでシーザーの場には《暗黒皇グレイテスト・シーザー》と二体の《氷牙フランツⅠ世》。そして超次元の門より呼び出された《時空の封殺ディアスΖ》と《時空の邪眼ロマノフΖ》。
 サイキック二体は召喚酔いで攻撃できないが、正直いなくても変わりはないだろう。なぜなら栗須のシールドは残り二枚。このターンに《グレイテスト・シーザー》ですべてのシールドを割られ、《フランツ》でとどめを刺されてしまう状態にあるのだ。
「さァ、まずは《グレイテスト・シーザー》で攻撃ィ! 効果発動ゥ!」
《グレイテスト・シーザー》の咆哮と共に、墓地から呪文の弾丸が装填され、射出される。
「呪文ッ! 超次元《バイス・ホール》!」
「《バイス・ホール》だと?」
 さきほど手打ちした《バイス・ホール》を再び唱えるシーザー。だが栗須の手札に呪文がないことはもう分かっているはずだ。
 無論、シーザーはなにも無意味に呪文を撃っているのではない。確かにハンデスの効果は無駄になるが、しかし超次元呪文にはメインとなるもう一つの効果が残っている。
「超次元ゾーンより、コスト合計6以下になるようサイキック・クリーチャーをバトルゾーンへ! 開け、超次元の門! 《時空の戦猫シンカイヤヌス》! 《時空の喧嘩屋キル》!」
「っ、《シンカイヤヌス》に《キル》だと……!」
 歯噛みする栗須。ここでこの二体の組み合わせはまずい。
「最初に出すのは勿論《シンカイヤヌス》! そして後から出て来た《キル》は火文明! ループよって《シンカイヤヌス》覚醒発動ゥ! 《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》!」
 火文明のクリーチャーが出たことで《シンカイヤヌス》は《ヤヌスグレンオー》へとループ覚醒。そして、
「《ヤヌスグレンオー》の能力により、《ディアスΖ》をスピードアタッカーにッ!」
 《ディアスΖ》がスピードアタッカーを得てしまう。《ヤヌスグレンオー》も覚醒することで召喚酔いが解け、これでこのターンに攻撃できるアタッカーが二体も増えてしまった。
 これでは、残り二枚のシールドからS・トリガーが出て、二体の《フランツ》を除去しても足りない。絶体絶命の中の絶体絶命。もはや生き残る芽は完全に摘み取られてしまった。
 ——かに見えるが、
(……いや、まだ諦めるのは早いな)
 栗須は湧き上がってくる諦念を振り払う。まだこの状況を打破する術は残っているのだ。
 その逆転の一手を探すべく、シールドを捲る栗須。その一枚目は、
「S・トリガーだ。呪文《ポジトロン・サイン》」
 目的のカードではなかったが、このカードならそれを引けるかもしれない。そう思いながら、栗須は山札の上から四枚を公開する。
 捲られたのは《偽りの名 スネーク》《偽りの王 ナンバーナイン》《セブ・コアクマン》《ミステリー・キューブ》の四枚。
「選ぶのは《ミステリー・キューブ》だ。山札をシャッフルし、トップデックを公開する」
 こうして捲られたのは《偽りの羅刹 ゼキア・エクス・マキナ》。
「くっ……《ゼキア・エクス・マキナ》をバトルゾーンへ」
 強力なクリーチャーは出て来たが、これではダメだ。シーザーの攻撃を止められない。
 続いて二枚目のシールドが粉砕される。それも、光の束となって収束する。
「っ、S・トリガーだ! 《アクア・スペルブルー》!」


アクア・スペルブルー 水文明 (7)
クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 2000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札をシャッフルし、その後、上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが呪文であれば、コストを支払わずに唱えてもよい。呪文でなければ、自分の手札に加える。


「運がいいなァ……しかしィ! そんな運頼みで私に勝てると思うなァ!」
「……出て来るカード次第だな、それは」
 ともあれ、《アクア・スペルブルー》の能力で山札がシャッフルされる。そして捲られたトップデックのカードは、
「……呪文《ホーガン・ブラスター》」
 呪文なので《アクア・スペルブルー》の能力でコストを踏み倒して発動される。これも運任せではあるが、逆転のチャンスは潰えていない。
 再び山札がシャッフルされ、またしても山札の一番上が捲られた。
「《ポジトロン・サイン》!」
 捲られたのは《ポジトロン・サイン》。またまた山札の上から四枚が表向きとなる。
 表向きになったのは《ミステリー・キューブ》《裏切りのペッパーシウバ》《偽りの名 スネーク》《超次元シャイニー・ホール》の四枚。
「発動するのは《ミステリー・キューブ》だ!」
「続くなァ。果たしてその連鎖、いつまで持つかァ?」
 《アクア・スペルブルー》《ホーガン・ブラスター》《ポジトロン・サイン》と来て、四連鎖目の《ミステリー・キューブ》。しかしデッキに入っているコスト踏み倒し系のカードはこれでほとんど使い切ってしまった。実質、これが最後のチャンスだろう。
 無機質にかき混ぜられる山札。そのシャッフルが止まり、一番上のカードが公開される——

「——光臨せよ! 未知なる侵攻者よ! 我が命に従い、偽りの力を持って、真実を導きださん! 《偽りの名 シャーロック》!」

 秘匿の箱から飛び出したのは、光と闇の力を持ち、超次元の力を封殺する未知なる存在、《偽りの名 シャーロック》だ。
 これこそ、栗須が待ち望んでいたクリーチャーだ。かなり長い道のりだったが、しかし山札のカードを消費することでデッキが圧縮され、かえって出しやすくなったのかもしれない。
 なにはともあれ、栗須は《シャーロック》を呼び出すことに成功した。つまり、
「《シャーロック》の能力発動! バトルゾーンのサイキック・クリーチャーをすべて破壊する!」
 刹那、白と黒の暗雲が立ち込め、超次元への扉が開かれる。そしてバトルゾーンのありとあらゆるサイキック・クリーチャーは、その扉へと吸い込まれていってしまった。《ディアスΖ》も《ロマノフΖ》も、《ヤヌスグレンオー》も《キル》も、すべて消滅してしまった。
 つまり、シーザーの場のサイキックは、全滅したのだ。
「……ッ!」
 一気に形勢を逆転され、言葉に詰まるシーザー。とは言え、彼にはまだ《フランツ》が二体残っている。栗須のシールドはどうせゼロなのだから、残った《フランツ》でとどめを刺せるように見える。
 しかし現実は違った。その理由は、栗須の場のサイキック・クリーチャーにある。


時空の不滅ギャラクシー 光文明 (7)
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
覚醒—このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの大きいほうに裏返す。


撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー 光文明 (9)
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド 11500
バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得る。
W・ブレイカー


 《シャーロック》の能力は、場に出た時にバトルゾーンのサイキック・クリーチャーをすべて破壊することだが、しかしこの一度の破壊さえ免れれば、サイキックでも場に残せるのだ。
 そして《時空の不滅ギャラクシー》は、場を離れる代わりに覚醒する。つまり、《シャーロック》の能力では破壊されず、そのまま覚醒してしまうのだ。
「覚醒した《キング・オブ・ギャラクシー》の能力で、僕のクリーチャーは《ギャラクシー》以外すべてブロッカーだ。貴様の《フランツ》二体では突破できまい」
 栗須の場にはブロッカーとなった《アカデミアン》《ゼキア・エクス・マキナ》《アクア・スペルブルー》そして《シャーロック》が睨みを利かせている。
「ぐ、ぐぅ……ッ!」
 流石のシーザーも呻くことしかできない。追い込んだと思ったら、逆転されてしまった。これ以上は攻撃もできないため、シーザーは抵抗することもできない。
「僕のターンだな。《ゼキア・エクス・マキナ》と《シャーロック》でシールドをブレイク!」
 一気に五枚のシールドを粉砕されるシーザー。《デーモン・ハンド》を二枚トリガーしたが、ギリギリ足りない。
 栗須の場の最後に残ったクリーチャーが、シーザーへと牙を剥ける。

「《アクア・スペルブルー》で、ダイレクトアタックだ!」

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.344 )
日時: 2014/01/19 00:25
名前: 大光 ◆HynV8xBjBc (ID: 1u4Yuzgf)

どうも、去年の5月に発売されたゲームのサントラの発売が決定され、歓喜している大光です。ただし、財布の中身がゼロになりそうです。

ニャル子...ニャルラトポテフの宣戦布告を皮切りに、ついに始まった【師団】との戦い。隊長達とのデュエルも終わった所もあり、今は中盤のあたりに差し掛かったぐらいですかね。
さて、ラトリ所長はこの戦争で誰かが死ぬと言っていましたが、現状、死亡フラグがビンビンに立っている人物が、個人的には一人しかいません。その通りになって欲しくはないですが...。
それと九頭龍が完璧に認める人物は、やっぱりそうそういないようですね...。

栗須対シーザーのデュエルですが、最後は踏み倒しの連続になっていましたね。《ホーガン・ブラスター》のほぼ調整版の《ミステリー・キューブ》ですが、出て来るクリーチャーによっては、あんまり変わらないですね。

モノクロさんが立てた雑談板のスレですが、自分も気が向いたら書き込みをしたいですが、小説へのコメントではなく、完全な雑談のため所なので、何を書けばいいか分かりません。

九頭龍のデッキにカードを追加しました。一応言いますと、一度使うと敵を一掃出来そうなドラゴンゾンビです。

最後に、スーパーデッキOMGが発売されましたが、ここで《超神類イズモ》を出す予定はありますか?

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.345 )
日時: 2014/01/19 00:32
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

 モノクロはせっかくの休みなので一気に更新しようと思ったら、明日の22時までウィキがメンテナンスという憂き目に遭い、執筆速度がガタ落ちしました。

 話数と章の括りで言えば、まだ序盤ですが……まあ中盤くらいですね、普通の感性なら。
 今のところ死にかけている人がいますが、誰が死ぬかは……というか、まだ死ぬと確定しているわけではないんですよね。あまり言うとネタバレになりかねないのでこれ以上は言わないでおきます。
 九頭龍は完全に認めるのではなく、他人の部分部分で認めるところがある、みたいなキャラだと認識しています。……違ったらすいません。
 ちなみに、クー子(と元ネタを同じくするキャラクター)も出て来る予定です。登場だけなら既にしていますが。

 最後は半ば字数稼ぎですね。正直、あそこまで連鎖させる必要はなかったのですが、なんとなくやってみたかったので連続で踏み倒させました。
 《ホーガン・ブラスター》は呪文を踏み倒せるのも強いですが、一番の理由は大型クリーチャーを踏み倒す点ですからね。《ミステリー・キューブ》は、タカラトミーは何も学んでいないと言われたり、場所によっては不評なようです。

 うーん、そうですねぇ……別に小説に関することでなくても、なんでも書き込んでくだされば結構なんですけど、そう言っても困るだけですよね……
 強いて言うのであれば、その時期に更新されている話ではなく、それぞれの回に焦点を当ててみた感想とか、あとはキャラクターや組織について思ったことでも書き込んでくださればいいんじゃないですかね?
 作者の立場としては、どのキャラクターが人気あるのかとか、結構気になっています。

 先ほど確認してきました。確かに、九頭龍のデッキなら結構な回数効果が発動できそうですね。なんだかんだで九頭龍のデッキは手頃な除去がなかったので、こういうカードの追加は嬉しいところです。

 されましたね。デッキレシピを見た時は、明らかに中級者以上に向けた構築済みデッキだと思いました。動かすのが難しい……とまでは言いませんが、かなりややこしそうです。
 《超神類 イズモ》をはじめとするゴッド・ノヴァOMGは、使用するキャラクターも含めて登場はほぼ確定しています。どこで出すかまでは決めていないのですが……


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