二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜
- 日時: 2011/09/09 18:50
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「ねぇ。もしかしてテストでも終わったのかい?皆すっきりした顔をしているから気になってね」
リーマスは言いました。
「はい。ちょうど終わったんです・・・ってルーピン先生!お久しぶりです!」
生徒は言いました。
「先生が来ているってことは・・・やっぱり!いちごも来ているんですね。嬉しいです」
生徒は言いました。
「しー。これはお忍びで来ているんだ。だけど今日の夕食の時には大騒ぎになるだろうね」
リーマスは言いました。
「そうだろうね。じゃあさ先生に会いたいんだけど闇の魔術に対する防衛術の先生呼んで」
いちごは言いました。
「分かった。ジェームズ先生!リリー先生!アーサー先生!お呼びですよ!」
生徒は言いました。
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 ( No.266 )
- 日時: 2011/12/14 17:48
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「どうなのですか?王女様はまだ幼いのです。せめて王女様が成人になられるまでは・・・」
執事は言いました。
「王女様には申し訳ないのですが・・・」
医師は言いました。
「それでは・・・」
執事は言いました。
「えぇ・・・もう手の施しようが無いのです。それでは失礼します」
医師は部屋から出て行きました。執事は慌てて宮殿の何処かに居るはずのいちごを探していました。
「なんか宮殿の中が騒がしくなっているね。お父様とお母様は忙しいから何か別の場所であったんだろうね。私たちは邪魔しないように部屋でゆっくりしよう」
いちごは言いました。
「そうだね。・・・だけどこの雰囲気は何かがあったのかもしれない。向こうから来るのは2人の側近である執事だね。もしかしたら聞けるかもしれない」
そこで聞いてみる事にしました。
「何かあったの?」
いちごは言いました。
「王女様・・・。急いで謁見の間へお行きください。国王陛下と王妃様は何者かに襲われ・・・」
執事は言いました。
「謁見の間なんだね。行こう」
リーマスに促されていちごは謁見の間に行きました。その途中には泣いている執事やメイドそして守れなかった事を悔やんでいる兵士たちが居ました。事情を知らないので2人はさらに進みます。執事やメイド、兵士たちは王女であるいちごが通るとさらに泣き喚いていました。そして2人は謁見の間に着きました。
「お父様!お母様!」
いちごは急いで駆け寄りました。
「その声はいちごか・・・。よく聞きなさい。この国は闇に乗っ取られるかもしれん。だから安全なところに逃げるんだ・・・。リーマスに任せたぞ・・・」
クリストファーは言いました。
「それと・・・欲しがっていたアクセサリーをあげるわ。貴女の宝物にしてね・・・。さぁ此処を離れて・・・」
いちごは目に涙を浮かべていました。そして両親の声が聞こえない程に小さくなると必死に立ち上がりました。
「い、いちご?」
リーマスは何をするのか分かりません。
「ドリームストーンよ、我に力を貸したまえ。ドリームスイートストロベリー家後継者の我に汝の力を。ドリームストーンに宿りし魔力をこの杖に移し我に力を!フォレスト・オブ・ザ・レインボー、私の両親を助けて!ウィッシュ・ライト」
いちごは王家の呪文を唱えました。しかし両親は目を開けません。普段なら上手く行くのですが今日だけは上手く行かないのです。いちごは何度も何度も挑戦しました。けれでも上手く行かないのです。必死に涙を堪えている姿を見ていて我慢出来なくなったリーマスはいちごを正面から抱き締めました。
「離して!離して!!お父様、お母様。目を覚まして」
いちごは言いました。
「もう無理なんだ」
リーマスは言いました。
「イヤ!お父様、お母様」
いちごは喚きました。
「いちご」
リーマスはいちごをきつく抱き締めるとクリストファーに頼まれたように自分の宮殿まで連れて行きました。その日は泣きつかれたのかいちごはスヤスヤ眠ってしまいました。しかし次の日・・・。
「(何処に居るんだろう?)」
リーマスはいちごを探していました。朝までは一緒に居たのに部屋から飛び出して行ったのです。しかし心の奥底ではリーマスも理解していました。まだ4歳のいちごには現実が理解出来ないのです。それを分かっていたので急いで湖のところに行きました。すると1人で泣くのを堪えながら俯いていました。
「此処に居たんだね。昨日の事はもう忘れた方が良いと思うんだ。此処は安全だし僕も居るから」
リーマスは言いました。
「もう会えないなら・・・私なんて生まれなければ良かったのに。そうすればあんな事には・・・」
いちごは言いました。
「いちご。君の事を大切にしていた人が居なくなったからと言って気持ちまでもが離れるとは限らないんだよ。それに辛ければ泣くと良いんだよ」
それ以来いちごはリーマスを頼るようになったのでした。
〜過去終了〜
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 ( No.267 )
- 日時: 2011/12/14 17:54
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「何か頼っていると時々なんだけど泣きたくなるわ。何で何だろう?分かる?」
いちごは言いました。
「何でだろうね。でも泣きたいのなら我慢する必要は無いんだよ。まぁ無理させてたから」
リーマスは言いました。
「明日にはホグワーツに戻るんだけど授業には出ないように言われて暇なのよ」
いちごは言いました。
「もしかして魔法省から危険の通告を受け取ったのかな?でも暇なのはイヤだね」
リーマスは言いました。
「此処に居れば暇なんて無いのにさ。だけどホグワーツには仲間が居るんだもの」
いちごは言いました。
「それは知っているよ。でも我慢しない事だって大切だと僕は思うんだよね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 ( No.268 )
- 日時: 2011/12/16 16:31
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「ねぇ。どうしたら闇を倒せるのかな?こんな事件が起こったら何があるか・・・」
いちごは言いました。
「そうだね。でも今は出来る事に集中しないとさ。僕としては不安が抜けないよ」
リーマスは言いました。
「ごめんなさい、勝手に出て行って。ハリーには悪いけどしばらく此処に居ようかな」
いちごは言いました。
「そうしてくれると嬉しいよ。執務は無いからスイーツ作りでもやろうと思うんだ」
リーマスは言いました。
「だったら此処に居るわ。ホグワーツに戻っても規則ばかりで面白くないわ」
いちごは言いました。
「それじゃあ決定だね。明日は来ないように手紙を送っておこうね。今から始めるかい?」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 ( No.269 )
- 日時: 2011/12/16 16:49
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「スイーツ作り?それなら基礎からじゃないと忘れている可能性もあるかもね」
いちごは言いました。
「それは不正解だな。せっかく戻って来たんだからある事はしてもらわないとね」
リーマスは言いました。
「ある事?もし勉強とか言うのならちょっと無しにするわよ。ある事って何?」
いちごは言いました。
「部屋の掃除だよ。メイドたちが困っていたからね。僕の言う事を聞かないのかな?」
リーマスは言いました。
「え?・・・そういえば出て行った時に色々とほっといたような気がするな・・・」
いちごは言いました。
「だから綺麗にしてくれば僕だってスイーツを作るのに賛成しても良いけどな」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 ( No.270 )
- 日時: 2011/12/16 17:09
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
しばらくして・・・。
「やっと終わったわよ。これでスイーツを一緒に作ってくれるんだよね?」
いちごは言いました。
「良いよ。じゃあホットココアを飲んだら始めようか。魔法界でやるのは初めてだね」
リーマスは言いました。
「本当にね。何かハリーには悪いんだけどやっぱり此処に居るわ。もう戻らないから」
いちごは言いました。
「良いのかい?戻らないということはスクールライフを終わりにする事なんだよ」
リーマスは言いました。
「構わないわ。成人になっていないからダメかもしれないって思ったんだけど」
いちごは言いました。
「平気だよ。ただその分の勉強は様子を見て教えてあげるよ。今日からはスイーツかな」
リーマスは言いました。
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