二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 
日時: 2011/09/09 18:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ねぇ。もしかしてテストでも終わったのかい?皆すっきりした顔をしているから気になってね」
リーマスは言いました。
「はい。ちょうど終わったんです・・・ってルーピン先生!お久しぶりです!」
生徒は言いました。
「先生が来ているってことは・・・やっぱり!いちごも来ているんですね。嬉しいです」
生徒は言いました。
「しー。これはお忍びで来ているんだ。だけど今日の夕食の時には大騒ぎになるだろうね」
リーマスは言いました。
「そうだろうね。じゃあさ先生に会いたいんだけど闇の魔術に対する防衛術の先生呼んで」
いちごは言いました。
「分かった。ジェームズ先生!リリー先生!アーサー先生!お呼びですよ!」
生徒は言いました。

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.871 )
日時: 2012/03/26 14:16
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「今夜は寝られないからね。それで遅くに正門の方へ出ていた理由は何だい?」
リーマスは言いました。
「あのね今夜は星が凄く綺麗だから・・・。部屋からじゃなくて外で見たかったの」
いちごは言いました。
「珍しいね。いつもなら外に出ないのに今日は出たんだね。まぁ良いけどさ」
リーマスは言いました。
「こうやって外を眺めるのも最後なのかなって思ったら体が動いていたのよ」
いちごは言いました。
「なるほどね。明日も騎士団の会議があるんだ。その時に隠し事は話してもらうよ」
リーマスは言いました。
「ずっと言ってたじゃない。隠し事はしてないって。もしかして疑っているとか?」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.872 )
日時: 2012/03/26 14:20
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「この宮殿の庭には監視カメラがあるって事は知ってた?それがヒントなんだよ」
リーマスは言いました。
「ま、まさかハリーが外に出た事を此処から見ていたとか・・・そんな事なの?」
いちごは言いました。
「正解。ずっと見ていて怪しいなと思ったんだ。そしたら今夜に出て行くからね」
リーマスは言いました。
「そ、それじゃあ明日の騎士団の会議っていうのは・・・それについて話すの?」
いちごは言いました。
「話すんじゃなくて答えるまで終わらない尋問だよ。いくらでも聞くからね」
リーマスは言いました。
「まさか団員が揃っているような場所で今回の尋問が行われるとか無いよね?」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.873 )
日時: 2012/03/26 14:28
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「当然だよ。騎士団に所属している限りはとことん追及するから覚悟していてね」
リーマスは言いました。
「もう言い逃れは出来ないって事ね。だけど尋問でさすがに魔法は出て来ないでしょ」
いちごは言いました。
「禁じられた呪文の事かい?そんなのを僕の目の前で使える人は居ないと思うよ」
リーマスは言いました。
「そっか・・・。魔法省の大臣だもんね。じゃあ私は全てを白状しないとダメなの?」
いちごは言いました。
「当たり前だろう。僕たちに分かるように説明するんだよ。記録もしているから」
リーマスは言いました。
「・・・。明日は地獄って訳なのね。なんか明日の会議に参加したくないわね」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.874 )
日時: 2012/03/26 14:33
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

次の日。不死鳥の騎士団の会議と言う事で団員は次々と離れに案内されていきました。しかしいちごだけは3人に朝からずっと監視されているのです。
「どうしてこんなに監視されないといけないの?だって私逃げないのにさ・・・」
いちごは言いました。
「証人に逃げられたら尋問にはならないからね。ちゃんと答えてもらうからね」
リーマスは言いました。
「俺たちには話さなかったんだから全て白状してもらうぞ。事細かに話せよ」
シリウスは言いました。
「僕の息子が隠し事をしていたのはイヤだけど仲間が居るのなら事情を聞けるよ」
ジェームズは言いました。
「はぁ。お望み通り全て答えてあげるわよ。その代わりお願いだからハリーを責めないで」
いちごは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.875 )
日時: 2012/03/26 15:31
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

そして会場に団員を案内していた執事が執務室に戻って来たところで4人は会場へ向かいました。団員には事前に話をしてあるので事情は知っているのです。4人が中に入って会議は始まりました。
「今日集まってもらった理由は伝わっていると思う。仲間であるハリーが家出をしたんだ。そこで事情を知っているいちごを尋問しようと思って呼んだんだ」
リーマスは言いました。
「基本的には俺たちが質問するけれど終わったら好きなだけ質問しても良い事にする。ただし今は混乱するから止めてくれ」
シリウスは言いました。
「今回の席順は証人と向かい合うような形になっているんだ。どこでも見えると思う」
ジェームズは言いました。
「それじゃあ早速始めようか。まずは証人のいちごを目の前の椅子に座らせないといけないんだけど・・・。さっきまで廊下で嫌がっていたからね」
リーマスは言いました。
「ご主人様。お連れ致しました」
しばらくして衛兵が2人掛かりでいちごを連れて来ました。そして椅子に座らせると会議場から出て行きました。ついでに会議場の扉に鍵を掛けて・・・。
「始めようか。いちご、今から聞く事に関しては本当の事で答えて欲しい。最初に君たちが引き受けた任務というのは君たちしか知らないんだよね?」
リーマスは言いました。
「うん。お爺様から頼まれたのはハリーだけで・・・。でも1人だと無理だって事になって私たちに頼んで来たの。ロンとハーマイオニーは昔からこうなるって知っていたみたいで賛成したの」
いちごは言いました。
「それの内容については聞いているかい?」
リーマスは言いました。
「ううん。だけどお爺様はハリーに例のあの人を倒す方法を色々と教えていたみたいなの。きっとそれに関係している事には間違いないと思うんだけど・・・」
いちごは言いました。
「ずっと前に魔法界で恐れられている数について聞いていたね。それは何かヒントになっているのかい?」
リーマスは言いました。
「うん。例のあの人が何かをするのなら魔法界で恐れられている数を基本にするだろうと思って・・・」
いちごは言いました。
「此処にあるのは君のお気に入りの本だよね。今回は特別にメイドから貸してもらったんだ。この本の中で・・・あるページだけが無くなっているんだ。知っているよね」
リーマスは言いました。
「し、知らないわ。私はいっつも読んでいたんだからページが無くなれば探しているはずよ。だから知らないわ」
いちごは言いました。
「それに何回にも渡ってハリー、ロン、ハーマイオニーの3人と此処の自室で話し合っていたよね。それの会話を執事に記録してもらったんだけどさ・・・」
そこで流れたのは4人で話し合っていた日の事でした。実は知らないところで執事に録音をさせていたのです。
「これが証拠になっているんだ。もう言い逃れや嘘は出来ないよね。全てを話してくれるかい?」
リーマスは言いました。
「3人が出掛けたのは例のあの人が作り出した分霊箱を探し出して破壊する為なの。ハリーには小さい頃から決められていた事があったの。そしてそれを行動に移したのが今回の家出の理由よ」
いちごは言いました。
「僕は理由を聞いているんじゃなくてダンブルドアが遺した依頼について聞きたいんだ」
リーマスは言いました。
「・・・。分霊箱は7つあるとハリーから聞いたわ。その内の2つは既に破壊しているの。だから残りの5つを壊さないとハリーはあの人を倒せないのよ。お爺様からは分霊箱を探して破壊するように言われていたらしいわ。これが真実なのよ」
いちごは言いました。
「これで事実の確認は終わったね。もし聞きたい事があるのなら聞いても構わないよ。僕からの質問は終わりだ」
リーマスは言いました。
「どうしてハリーは僕たちに教えてくれなかったんだい?僕はハリーの親なんだ。親として心配するのは普通だから」
ジェームズは言いました。
「ハリーから本音を聞いたんだけど自分が危険に晒されるのは構わないけれど自分の大事な家族が傷つくのはイヤだ。だから父さんと母さんには悪いけど教えないって・・・」
いちごは言いました。
「そんな事を・・・。戻って来たら思いっ切り叱る。そうしないと我慢が出来ない」
ジェームズは言いました。
「そうだな。俺たちはハリーの保護者として守る義務がある。あの子に心配される事は無いだろう」
シリウスは言いました。
「何故3人はホグワーツを辞めてまで旅に出る必要があったの?いくら17歳とは言っても7年生が残っているのよ。親にしてみれば続けて行って欲しかったのに」
リリーは言いました。
「そうよね。その事については何か聞いていないの?」
モリーは言いました。
「本当ならハリーだけだからロンとハーマイオニーは別に一緒に行かなくても良かったんです。だけど2人はあえて危険な道を選んだ。それは友情を先にしたからなんです。ロンはパパとママに悪いけれど今の僕にとって必要なのは勉強じゃなくて絆や友情だって言っていました」
いちごは言いました。
「この間配っていたネックレスはあげたのかい?2人にも」
アーサーは言いました。
「はい。皆さんには悪いと思いました。だって冒険の手助けをしているようなものですから。だけど仲間の安全を第一に考えるのならと思ってネックレスを渡しました」
いちごは言いました。
「この前は真実を言えなかったみたいだけど今回もネックレスを作るのに沢山の魔力を使ったんだってね。それで殆ど無いくらいにまで使ってしまったそうじゃないか」
リーマスは言いました。
「えっとその話につきましてはノーコメントにさせて。ちょっと言えないところがあるの」
いちごは言いました。
「でも隠し事をするのは騎士団の規則に書いてあるけど違反なんだよ。しかも特定の人しか知らないのなら尚更だよ」
ジェームズは言いました。
「それに罰を与える事も出来ると書いてあるんだ。もしもさっきから話している事が嘘であったのなら・・・どうなるのかくらいは分かっているよな?」
シリウスは言いました。
「嘘なんて言って無いわ!確かにネックレスを作った時に前回よりも強い魔力を入れたのは認める。だけどそのせいで魔力が殆ど無いっていうのは間違っているわ」
いちごは言いました。
「ウソ発見器が反応している。今の言葉には嘘が交じっていると言う事になるね。今までは反応しなかったけど」
ビルは言いました。


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